JP6545797B2 - 形成方法 - Google Patents

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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Description

本発明は、硬化性粘性流体によって構造物を形成する形成方法に関する。
近年、硬化性粘性流体によって構造物を形成するための技術が開発されている。詳しくは、吐出装置によって硬化性粘性流体を薄膜状に吐出し、その硬化性粘性流体に光等を照射することで硬化させる。これにより、硬化性粘性流体の硬化層が形成される。そして、硬化性粘性流体の吐出と、光等の照射とが繰り返されることで、複数層の硬化層が積層され、構造物が形成される。この際、複数の硬化層により形成される構造物の高さ寸法を、任意の目標高さにすることが必要であり、下記特許文献には、粘性流体等の高さ寸法を測定するための技術が記載されている。
特開2015−7564号公報
上記特許文献に記載の技術によれば、粘性流体等の高さ寸法を測定することで、構造物の高さ寸法を目標高さとすることが可能となる。しかしながら、積層毎に高さ寸法を測定していては、スループットの低下等が生じる。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、高さ寸法を測定することなく、目標高さの構造物を形成することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の形成方法は、予め設定された範囲内の厚さとなるように、硬化性粘性流体を薄膜状に吐出装置によって吐出する吐出工程と、前記吐出工程において吐出された硬化性粘性流体を硬化させることで、硬化性粘性流体の硬化層を形成する硬化工程とを含み、前記吐出工程と前記硬化工程とを繰り返し実行することで、硬化性粘性流体の硬化層を積層させて、任意の目標高さ寸法の構造物を形成する形成方法において、前記形成方法が、さらに、前記吐出工程において吐出された硬化性粘性流体を、前記硬化工程において硬化させる前に、前記目標高さに当該目標高さの許容誤差を加えた高さにおいて平坦化させる平坦化工程を含むことを特徴とする。
本発明の形成方法では、目標高さに許容誤差を加えた高さにおいて、硬化性粘性流体が平坦化され、平坦化された硬化性粘性流体が、光の照射等により硬化される。これにより、高さ寸法の測定等を行うことなく、目標高さの構造物を形成することが可能となる。
構造物製造装置を示す図である。 造形ユニットの印刷部を示す概略図である。 造形ユニットの硬化部を示す概略図である。 制御装置を示すブロック図である。 構造物の形成工程を説明するための模式図である。 構造物の形成工程を説明するための模式図である。 構造物の形成工程を説明するための模式図である。 構造物の形成工程を説明するための模式図である。 積層数と積層厚さとの関係を示す図である。 平坦化装置とラインカメラとを示す概略図である。 硬化性粘性流体の転写パターンを示す図である。 硬化性粘性流体の吐出パターンを示す図である。 積層数と積層厚さとの関係を示す図である。
図1に構造物製造装置10を示す。構造物製造装置(以下、「製造装置」と略す場合がある)10は、搬送装置20と、造形ユニット22と、制御装置(図4参照)26とを備える。それら搬送装置20と造形ユニット22とは、製造装置10のベース28の上に配置されている。ベース28は、概して長方形状をなしており、以下の説明では、ベース28の長手方向をX軸方向、ベース28の短手方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向の両方に直交する方向をZ軸方向と称して説明する。
搬送装置20は、X軸スライド機構30と、Y軸スライド機構32とを備えている。そのX軸スライド機構30は、X軸スライドレール34とX軸スライダ36とを有している。X軸スライドレール34は、X軸方向に延びるように、ベース28の上に配設されている。X軸スライダ36は、X軸スライドレール34によって、X軸方向にスライド可能に保持されている。さらに、X軸スライド機構30は、電磁モータ(図4参照)38を有しており、電磁モータ38の駆動により、X軸スライダ36がX軸方向の任意の位置に移動する。また、Y軸スライド機構32は、Y軸スライドレール50とステージ52とを有している。Y軸スライドレール50は、Y軸方向に延びるように、ベース28の上に配設されており、X軸方向に移動可能とされている。そして、Y軸スライドレール50の一端部が、X軸スライダ36に連結されている。そのY軸スライドレール50には、ステージ52が、Y軸方向にスライド可能に保持されている。さらに、Y軸スライド機構32は、電磁モータ(図4参照)56を有しており、電磁モータ56の駆動により、ステージ52がY軸方向の任意の位置に移動する。これにより、ステージ52は、X軸スライド機構30及びY軸スライド機構32の駆動により、ベース28上の任意の位置に移動する。
ステージ52は、基台60と、保持装置62と、昇降装置64とを有している。基台60は、平板状に形成され、上面に基材が載置される。保持装置62は、基台60のX軸方向の両側部に設けられている。そして、基台60に載置された基材のX軸方向の両縁部が、保持装置62によって挟まれることで、基材が固定的に保持される。また、昇降装置64は、基台60の下方に配設されており、基台60を昇降させる。
造形ユニット22は、ステージ52の基台60に載置された基材(図2参照)70の上に構造物を造形するユニットであり、印刷部72と、硬化部74とを有している。印刷部72は、図2に示すように、インクジェットヘッド76を有しており、基台60に載置された基材70の上に、硬化性粘性流体77を薄膜状に吐出する。硬化性粘性流体77は、熱,光等により硬化する粘性流体であり、硬化性粘性流体として、金属インク,紫外線硬化樹脂等が挙げられる。金属インクは、金属の微粒子が溶剤中に分散されたものであり、熱により焼成し、硬化する。また、紫外線硬化樹脂は、紫外線の照射により硬化する。なお、インクジェットヘッド76は、硬化性粘性流体が金属インクである場合には、例えば、圧電素子を用いたピエゾ方式によって複数のノズルから導電性材料を吐出する。また、インクジェットヘッド76は、硬化性粘性流体が紫外線硬化樹脂である場合に、例えば、圧電素子を用いたピエゾ方式でもよく、樹脂を加熱して気泡を発生させノズルから吐出するサーマル方式でもよい。
硬化部74は、図3に示すように、平坦化装置78とラインカメラ80と照射装置82とを有している。平坦化装置78は、インクジェットヘッド76によって基材70の上に吐出された硬化性粘性流体77の上面を平坦化するものであり、硬化性粘性流体77の表面を均しながら余剰分の粘性流体を、ローラによって掻き取ることで、硬化性粘性流体77の厚みを均一化させる。また、ラインカメラ80は、平坦化装置78のローラの表面を撮像するものであり、粘性流体がローラによって平坦化された際にローラに転写した粘性流体の転写パターンを、ラインカメラ80の撮像データに基づいて、確認することが可能である。
また、照射装置82は、基材70の上に吐出された硬化性粘性流体77に光を照射するものであり、硬化性粘性流体77は、光の照射により硬化し、薄膜状の硬化層86となる。具体的には、硬化性粘性流体77が金属インクである場合には、照射装置82としてレーザ照射装置が採用される。これにより、金属インクにレーザ光が照射され、金属インクが焼成する。金属インクの焼成とは、エネルギーを付与することによって、溶媒の気化や金属微粒子保護膜の分解等が行われ、金属微粒子が接触または融着をすることで、導電率が高くなる現象である。このため、金属インクが焼成することで、金属製の硬化層86が形成される。また、硬化性粘性流体77が紫外線硬化樹脂である場合には、照射装置82として紫外線照射装置が採用される。これにより、紫外線硬化樹脂に紫外線が照射され、紫外線硬化樹脂が硬化し、樹脂製の硬化層86が形成される。
制御装置26は、図4に示すように、コントローラ102と、複数の駆動回路104と、画像処理装置106とを備えている。複数の駆動回路104は、上記電磁モータ38,56、保持装置62、昇降装置64、インクジェットヘッド76、平坦化装置78、照射装置82に接続されている。コントローラ102は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路104に接続されている。これにより、搬送装置20、造形ユニット22の作動が、コントローラ102によって制御される。また、コントローラ102は、画像処理装置106にも接続されている。画像処理装置106は、ラインカメラ80により撮像された撮像データを処理するための装置である。これにより、コントローラ102は、撮像データに基づいて、平坦化装置78のローラに転写した硬化性粘性流体77の転写パターンに関する情報を取得する。
<製造装置の作動>
製造装置10では、上述した構成によって、薄膜状の硬化性粘性流体77を硬化させることで硬化層86を形成し、その硬化層86を複数、積層させることで、任意の形状の構造物が形成される。具体的には、ステージ52の基台60に基材70がセットされ、そのステージ52が、造形ユニット22の下方に移動される。そして、印刷部72において、図2に示すように、インクジェットヘッド76が基材70の上に硬化性粘性流体77を薄膜状に吐出する。次に、硬化部74において、図5に示すように、平坦化装置78が、予め設定された高さ(以下、「平坦化高さ」と記載する場合がある)Hにおいて硬化性粘性流体77の平坦化作業を行う。なお、インクジェットヘッド76は、薄膜状の硬化性粘性流体77の厚さ(以下、「吐出厚さ」と記載する場合がある)がYとなるように、吐出しており、平坦化高さHは吐出厚さYより相当大きな値に設定されている。このため、平坦化装置78が平坦化高さHにおいて、平坦化作業を行っても、平坦化装置78は硬化性粘性流体77に接触せず、硬化性粘性流体77は平坦化されない。
続いて、図6に示すように、照射装置82が、吐出厚さYの薄膜状の硬化性粘性流体77に光を照射することで、硬化性粘性流体77が硬化し、硬化層86が形成される。ただし、硬化性粘性流体77は硬化する際に収縮するため、硬化層86の厚さは、硬化性粘性流体77の収縮率に応じて薄くなる。詳しくは、硬化性粘性流体77が紫外線硬化樹脂である場合には、収縮率が10±5%程度であり、硬化層86の厚さは、Y・(1−収縮率)=0.85〜0.95Yとなる。つまり、紫外線硬化樹脂による硬化層86の厚さは、紫外線硬化樹脂層の厚さの90±5%程度となる。また、硬化性粘性流体77が金属インクである場合には、収縮率が90±5%程度であり、硬化層86の厚さは、Y・(1−収縮率)=0.05〜0.15Yとなる。つまり、金属インクによる硬化層86の厚さは、紫外線硬化樹脂層の厚さの10±5%程度となる。
基材70の上に硬化層86が形成されると、印刷部72において、インクジェットヘッド76が、図7に示すように、硬化層86の上に硬化性粘性流体77を薄膜状に吐出する。なお、基材70の上に吐出される硬化性粘性流体77の膜厚、つまり、吐出厚さは、Yとされている。そして、平坦化装置78が、平坦化高さHにおいて硬化性粘性流体77の平坦化作業を行う。この際、硬化性粘性流体77の上端の高さは、硬化層86の厚さY・(1−収縮率)に吐出高さYを加算した値となるが、平坦化高さHは吐出厚さYより相当大きな値に設定されているため、平坦化装置78は硬化性粘性流体77に接触せず、硬化性粘性流体77は平坦化されない。
続いて、照射装置82が、硬化層86のうえに吐出された硬化性粘性流体77に光を照射することで、硬化性粘性流体77が硬化し、硬化層86が形成される。これにより、1層目の硬化層86の上に、2層目の硬化層86が積層される。なお、2層の硬化層86の高さは、2・Y・(1−収縮率)となる。そして、インクジェットヘッド76による硬化性粘性流体77の吐出と、照射装置82による光の照射とが繰り返されることで、複数層の硬化層86が積層される。
このように、複数の硬化層86が積層された後に、最上層の硬化層86の上に硬化性粘性流体77が吐出されると、図8に示すように、その硬化性粘性流体77の上端が、平坦化高さHを超える。このため、平坦化装置78が、平坦化高さHにおいて平坦化作業を行うと、硬化性粘性流体77の上端が、平坦化装置78によって除去され、平坦化される。ちなみに、硬化層86の上に吐出された硬化性粘性流体77は、N層目の硬化層86を形成するためのものであり、その硬化性粘性流体77を硬化させることで、N層の硬化層86が積層される。このため、硬化性粘性流体77の下には、(N−1)層の硬化層86が積層されている。このように、(N−1)層の硬化層86の上に吐出された硬化性粘性流体77が、平坦化装置78によって除去される厚さ(以下、「除去厚さ」と記載する場合がある)Zは、下記(1)式によって演算される。
(1) Z=XN−1+Y−H
ちなみに、XN−1は(N−1)層の硬化層86の厚さを示している。
そして、平坦化装置78によって上端が除去され、平坦化された硬化性粘性流体77が、光の照射により硬化することで、N層目の硬化層86が形成される。このN層目の硬化層86の厚さは、吐出厚さYから除去厚さZを減じた値に、(1−収縮率)を乗じた値となる。つまり、N層目の硬化層86の厚さは、(Y−Z)・(1−収縮率)によって表される。このため、N層の硬化層86の厚さXは、(N−1)層の硬化層86の厚さXN−1に、N層目の硬化層86の厚さ(Y−Z)・(1−収縮率)を加算した値となり、下記(2)式によって演算される。
(2) X=XN−1+(Y−Z)・(1−収縮率)
そして、上記2つの式を用いることで、目標とする高さの構造物を形成するために、必要な硬化層86の積層数を演算することが可能となる。具体的に、硬化性粘性流体77として、金属インクを採用し、目標高さ40μmの構造物を形成するために必要な硬化層86の積層数を演算する。ちなみに、インクジェットヘッド76による金属インクの吐出厚さYは、10±1μmであり、金属インクの収縮率は、90±5%である。また、構造物の高さの許容誤差は、1μmである。つまり、40±1μmの高さ寸法の金属製の構造物を形成する際に必要な硬化層86の積層数を演算する。
演算時に用いられる吐出厚さYとして、確実に目標高さの構造物を形成するために、最小の値、つまり、9μmが採用される。一方、金属インクの収縮率として、確実に目標高さの構造物を形成するために、最大の値、つまり、95%が採用される。また、平坦化装置78による平坦化作業を行う平坦化高さHを、目標高さ、つまり、40μmとした場合について説明する。このように、吐出厚さYを9μmと設定し、平坦化高さHを40μmと設定した場合に、まず、(1)式を利用して、平坦化装置78によって硬化性粘性流体77の上端が初めて除去される際の積層数Nが演算される。詳しくは、平坦化装置78によって硬化性粘性流体77が除去される際の除去厚さZは0より大きいため、(1)式にZ=0,Y=9,H=40を代入することで、下記式となる。
0<XN−1+9−40
これにより、XN−1>31となる。
また、硬化性粘性流体77は、N層目で初めて平坦化装置78によって除去されるため、(N−1)層目までの硬化層86は、平坦化装置78によって除去されていない状態の硬化性粘性流体77が硬化されている。このため、(N−1)層目までの1層あたりの硬化層86の厚さは、吐出厚さY(=9)に(1−収縮率)を乗じた値、つまり、9・(1−0.95)=0.45μmとなり、(N−1)層の硬化層86の厚さXN−1は、0.45・(N−1)となる。ここで、XN−1=0.45・(N−1)をXN−1>31に代入すると、下記式が導かれる。
0.45・(N−1)>31
このため、N>69.9となり、平坦化装置78によって硬化性粘性流体77の上端が初めて除去される際の積層数Nは70層目となる。つまり、69層目までの硬化層86の高さは、69・0.45(=31.05)μmとなり、その上に厚さ9μmの硬化性粘性流体77が吐出されることで、70層目の硬化性粘性流体77の上端の高さが、31.05+9(=40.05)μmとなり、硬化性粘性流体77の上端が、平坦化装置78によって初めて除去される。
次に、70層目の硬化性粘性流体77が除去される際の除去厚さZが、(1)式に基づいて演算される。この際、69層目までの硬化層86の高さが31.05μmであることから、XN−1=31.05となり、その値、および、Y=9,H=40を(1)式に代入することで、下記式となる。
Z=31.05+9−40(=0.05)
これにより、70層目の硬化性粘性流体77が除去される際の除去厚さZ(=0.05)が演算される。
続いて、70層の硬化層86が積層された際の高さが、(2)式に従って演算される。詳しくは、(2)式にXN−1=31.05,Y=9,Z=0.05を代入することで、下記式となる。
=31.05+(9−0.05)・(1−0.95)(=31.4975)
これにより、70層の硬化層86の積層圧さX(=31.4975)が演算される。
そして、71層目以降の硬化層86が積層された際の積層厚さXが、(1)式および、(2)式に従って、順次演算される。このように、N層の硬化層86の積層厚さXを演算すると、112層目の硬化層86の積層厚さXが、39.01μmとなる。これにより、40±1μmの高さ寸法の構造物を形成する際に必要な硬化層86の積層数N(=112)が演算される。なお、上記手順で演算される積層数Nと積層厚みXとの関係を、図9に実線および1点鎖線によって示しておく。
上述したように、(1)式および、(2)式を用いて積層厚みXを演算することで、目標高さ寸法の構造物を形成する際に必要な硬化層86の積層数Nを演算することが可能となり、適切な高さ寸法の構造物を形成することが可能となる。しかしながら、硬化層86の積層数が多くなると、スループットの低下,硬化性粘性流体77の使用量の増大等の問題が生じるため、可及的に硬化層86の積層数Nを少なくすることが望まれている。このため、製造装置10では、平坦化高さHを目標高さではなく、目標高さより許容誤差、高い位置としている。つまり、構造物の形成時において、平坦化装置78は、構造物の目標高さではなく、目標高さより許容誤差、高い位置において、平坦化作業を行っている。これにより、硬化層86の積層数Nを少なくすることが可能となる。
具体的には、上記手順に従って積層厚みXを演算する際に、吐出厚さYを9μmに設定し、収縮率を95%に設定する。また、平坦化高さHを、目標高さ40μmに許容誤差1μmを加えた値、つまり、41μmに設定する。そして、(1)式を利用して、平坦化装置78によって硬化性粘性流体77の上端が初めて除去される際の積層数Nが演算される。この演算手法は、上記説明と同様であるため、簡単に説明する。まず、(1)式にZ=0,Y=9,H=41を代入することで、下記式となる。
0<XN−1+9−41
これにより、XN−1>32となる。
次に、XN−1=9・(1−0.95)・(N−1)をXN−1>32に代入することで、下記式が導かれる。
0.45・(N−1)>32
このため、N>72.1となり、平坦化装置78によって硬化性粘性流体77の上端が初めて除去される際の積層数Nは73層目となる。つまり、72層目までの硬化層86の高さは、72・0.45(=32.4)μmとなり、その上に厚さ9μmの硬化性粘性流体77が吐出されることで、73層目の硬化性粘性流体77の上端の高さが、32.4+9(=41.4)μmとなり、硬化性粘性流体77の上端が、平坦化装置78によって初めて除去される。
次に、73層目の硬化性粘性流体77が除去される際の除去厚さZが、(1)式に基づいて演算される。この際、72層目までの硬化層86の高さが32.4μmであることから、XN−1=32.4となり、その値、および、Y=9,H=41を(1)式に代入することで、下記式となる。
Z=32.4+9−41(=0.4)
これにより、73層目の硬化性粘性流体77が除去される際の除去厚さZ(=0.4)が演算される。
続いて、73層の硬化層86が積層された際の高さが、(2)式に従って演算される。詳しくは、(2)式にXN−1=32.4,Y=9,Z=0.4を代入することで、下記式となる。
=32.4+(9−0.4)・(1−0.95)(=32.83)
これにより、73層の硬化層86の積層圧さX(=32.83)が演算される。
そして、74層目以降の硬化層86が積層された際の積層厚さXが、(1)式および、(2)式に従って、順次演算される。このように、N層の硬化層86の積層厚さXを演算すると、101層目の硬化層86の積層厚さXが、39.06μmとなる。これにより、40±1μmの高さ寸法の構造物を形成する際に必要な硬化層86の積層数N(=101)が演算される。なお、平坦化高さHを41μmに設定した場合の積層数Nと積層厚みXとの関係を、図9に実線および点線によって示しておく。
平坦化高さHを40μmに設定した場合(実線および1点鎖線)には、積層数Nが69層まで、硬化性粘性流体77は平坦化装置78によって除去されず、70層目以降に、硬化性粘性流体77が平坦化装置78によって除去される。このため、積層数Nが1〜69である場合に、積層厚みXは、積層数Nに比例して増加するが、積層数Nが70以上になると、積層厚みXの増加率は低下する。そして、積層数Nが112層となった際に、積層厚みXは、目標高さの許容誤差の範囲内となる。一方、平坦化高さHを41μmに設定した場合(実線および点線)には、積層数Nが72層まで、硬化性粘性流体77は平坦化装置78によって除去されず、73層目以降に、硬化性粘性流体77が平坦化装置78によって除去される。このため、積層数Nが1〜72である場合に、積層厚みXは、積層数Nに比例して増加するが、積層数Nが73以上になると、積層厚みXの増加率は低下する。そして、積層数Nが101層となった際に、積層厚みXは、目標高さの許容誤差の範囲内となる。このように、平坦化装置78による平坦化作業の作業高さ、つまり、平坦化高さHを、構造物の目標高さより許容誤差、高い位置に設定することで、構造物を形成する際に必要な硬化層86の積層数Nを少なくすることが可能となる。また、平坦化装置78による作業高さが、構造物の目標高さより許容誤差、高い位置に設定されているため、構造物が、目標高さの許容誤差を超えることはない。これにより、許容誤差範囲内の高さ寸法の構造物を、確実に形成することが可能となる。
さらに、製造装置10では、硬化層86の積層数を少なくするべく、平坦化装置78のローラへの硬化性粘性流体77の転写パターンをラインカメラ80により撮像し、その撮像データを利用して、構造物を形成する際に必要な硬化層86の積層数Nが演算されている。詳しくは、平坦化装置78が平坦化高さHにおいて平坦化作業を行う毎に、平坦化装置78のローラの表面が、ラインカメラ80によって撮像される。この際、平坦化装置78によって硬化性粘性流体77が除去される場合には、除去された硬化性粘性流体77がローラに転写するため、ラインカメラ80によって転写パターンが撮像される。そして、撮像データに基づく転写パターンと、インクジェットヘッド76による硬化性粘性流体77の吐出パターンとが一致するか否かが判定される。
具体的には、例えば、図10に示すように、基材70の上に、3個の概して矩形の硬化層86が形成される場合に、3個の硬化層86の各々の上に硬化性粘性流体77が吐出され、その硬化性粘性流体77の上端が平坦化高さH未満である場合には、平坦化装置78のローラに、硬化性粘性流体77は全く転写されない。このため、ラインカメラ80によって転写パターンは撮像されず、撮像データに基づく転写パターンと、硬化性粘性流体77の吐出パターンとは一致していないと判定される。
そして、各硬化層86が、順次、積層され、各硬化層86の上に硬化性粘性流体77が吐出された際に、3個の硬化層86のうちの2個の硬化層86の上に吐出された硬化性粘性流体77の上端が平坦化高さH以上となった場合に、2個の硬化層86の上に吐出された硬化性粘性流体77が、平坦化装置78によって平坦化され、平坦化装置78のローラに転写する。この際のラインカメラ80による撮像データに基づく画像は、図11に示すように、2個の硬化層86の上に吐出された硬化性粘性流体77がローラに転写した状態の画像となる。しかしながら、インクジェットヘッド76による硬化性粘性流体77の吐出パターンは、図12に示すパターンであるため、撮像データに基づく転写パターンと、硬化性粘性流体77の吐出パターンとは一致していないと判定される。
そして、各硬化層86が、さらに積層され、各硬化層86の上に硬化性粘性流体77が吐出された際に、3個の硬化層86の上に吐出された硬化性粘性流体77の全ての上端が、平坦化高さH以上となった場合に、3個の硬化層86の上に吐出された硬化性粘性流体77が、平坦化装置78によって平坦化され、平坦化装置78のローラに転写する。この際のラインカメラ80による撮像データに基づく画像は、図12に示すように、3個の硬化層86の上に吐出された硬化性粘性流体77がローラに転写した状態の画像となる。このため、撮像データに基づく転写パターンと、硬化性粘性流体77の吐出パターンとが一致していると判定される。
撮像データに基づく転写パターンと、硬化性粘性流体77の吐出パターンとが一致していると判定されると、その判定された際の積層数Nにおける積層厚みの最小値Xminが演算される。積層厚みの最小値Xminは、下記式によって示される。
min=(H−YMAX)+YMAX・(1−最大収縮率)
ここで、YMAXは、吐出厚さYの最大値、つまり、インクジェットヘッド76によって薄膜状に吐出される硬化性粘性流体77の厚さが、10±1μmである場合には、YMAX=11となる。また、硬化性粘性流体77が金属インクである場合に、最大収縮率は95%となる。このため、平坦化高さHが41μmである場合には、積層厚みの最小値Xminは、(41−11)+11・(1−0.95)=30.55μmとなる。
そして、積層厚みの最小値Xminが演算されると、転写パターンと吐出パターンとが一致していると判定された際の積層数N以降の硬化層86が積層された際の積層厚さXが、(1)式および、(2)式に従って、順次演算される。具体的に、転写パターンと吐出パターンとが一致していると判定された際の積層数Nが21層であった場合について説明する。この場合において、21層の硬化層86が積層された際の積層厚みの最小値Xminは30.55μmである。このため、22層目の硬化層86が積層された場合の除去厚さZは、XN−1=30.55,Y=9,H=41を(1)式に代入することで、下記式となる。
Z=30.55+9−41
これにより、22層目の硬化層86が積層された場合の除去厚さZは、−1.45μmと演算される。このように、除去厚さZが0未満となるのは、21層目の積層厚さが最も薄い厚さとして演算されており、吐出厚さYが最小値の9μmに設定され、収縮率が最大値の95%に設定されているためである。このため、演算された除去厚さZが0未満である場合には、除去厚さZは0とされる。
22層目の除去厚さZが演算されると、22層の硬化層86が積層された際の高さが、(2)式に従って演算される。詳しくは、(2)式にXN−1=30.55,Y=9,Z=0を代入することで、下記式となる。
=30.55+(9−0)・(1−0.95)(=31)
これにより、22層の硬化層86の積層圧さX(=31)が演算される。
そして、23層目以降の硬化層86が積層された際の積層厚さXが、(1)式および、(2)式に従って、順次演算される。このように、N層の硬化層86の積層厚さXを演算すると、54層目の硬化層86の積層厚さXが、39.05μmとなる。これにより、40±1μmの高さ寸法の構造物を形成する際に必要な硬化層86の積層数N(=54)が演算される。つまり、21層目の硬化性粘性流体77が積層された際に、その硬化性粘性流体77の平坦化装置78のローラへの転写パターンと、インクジェットヘッド76による吐出パターンとが一致しているため、21層目の硬化層86が積層された後に、33(=54−21)層の硬化層86を積層することで、40±1μmの高さ寸法の構造物が形成される。このように、製造装置10では、構造物の形成中に、転写パターンと吐出パターンとが一致した際の積層厚さの最小値Xminが演算されることで、転写パターンと吐出パターンとが一致した以降に、必要な硬化層86の積層数を演算することが可能となる。これにより、硬化層86の無駄な積層を防止することが可能となり、構造物を形成する際に必要な硬化層86の積層数Nを、更に少なくすることが可能となる。
つまり、ラインカメラ80による撮像データを用いることなく、平坦化高さHを41μmに設定し、積層厚みXを演算した場合に、積層厚みXは、図13の点線に示すように変化する。このため、ラインカメラ80による撮像データを用いることなく積層厚みXを演算した場合には、目標高さの許容誤差範囲内の構造物を形成するために必要な積層数(以下、「必要積層数」と記載する場合がある)は、上述したように、101層と演算される。そして、必要積層数が101層と演算され、ラインカメラ80による撮像データを用いない場合には、目標高さの許容誤差範囲内の構造物を形成するべく、101層の硬化層86が積層される。
しかしながら、必要積層数が101層と演算された場合であっても、構造物の形成中に、平坦化装置78のローラの表面をラインカメラ80により撮像し、ラインカメラ80による撮像データを利用することで、実際に積層されている硬化層86の積層厚みXが、図13の実線に示すように変化していることを認識できる。このため、転写パターンと吐出パターンとが一致したと判定された際に、実際に積層されている硬化層86の積層厚みX(図中の実線)が、(1)式および、(2)式のみによって演算された積層厚みX(図中の点線)より厚くなっていることを認識できる。これにより、必要積層数は、101層ではなく、54層であることが判明し、47層分の積層作業を削減することが可能となる。
なお、制御装置26のコントローラ102は、図4に示すように、吐出部110と、硬化部112と、平坦化部114と、撮像部116と、判定部118と、演算部120とを有している。吐出部110は、インクジェットヘッド76によって硬化性粘性流体77を薄膜状に吐出するための機能部である。硬化部112は、硬化性粘性流体77を照射装置82によって硬化させるための機能部である。平坦化部114は、目標高さより許容誤差、高い位置において平坦化装置78によって硬化性粘性流体77を平坦化させるための機能部である。撮像部116は、平坦化装置78のローラに転写した硬化性粘性流体77をラインカメラ80によって撮像するための機能部である。判定部118は、平坦化装置78のローラへの硬化性粘性流体77の転写パターンと、インクジェットヘッド76による硬化性粘性流体77の吐出パターンとが一致しているか否かを判定するための機能部である。演算部120は、転写パターンと吐出パターンとが一致した際の積層厚みの最小値Xminを演算し、その最小値Xminに基づいて必要積層数を演算するための機能部である。
ちなみに、上記実施例において、インクジェットヘッド76は、吐出装置の一例である。硬化性粘性流体77は、硬化性粘性流体の一例である。平坦化装置78は、ローラの一例である。吐出部110により実行される工程は、吐出工程の一例である。硬化部112により実行される工程は、硬化工程の一例である。平坦化部114により実行される工程は、平坦化工程の一例である。撮像部116により実行される工程は、撮像工程の一例である。判定部118により実行される工程は、判定工程の一例である。演算部120により実行される工程は、演算工程の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。例えば、上記実施例では、硬化性粘性流体77として、紫外線硬化樹脂および、金属インクが採用されているが、光、熱等により硬化する種々の粘性流体を採用することが可能である。
76:インクジェットヘッド(吐出装置) 77:硬化性粘性流体 78:平坦化装置(ローラ) 110:吐出部(吐出工程) 112:硬化部(硬化工程) 114:平坦化部(平坦化工程) 116:撮像部(撮像工程) 118:判定部(判定工程) 120:演算部(演算工程)

Claims (2)

  1. 予め設定された範囲内の厚さとなるように、硬化性粘性流体を薄膜状に吐出装置によって吐出する吐出工程と、
    前記吐出工程において吐出された硬化性粘性流体を硬化させることで、硬化性粘性流体の硬化層を形成する硬化工程と
    を含み、前記吐出工程と前記硬化工程とを繰り返し実行することで、硬化性粘性流体の硬化層を積層させて、任意の目標高さ寸法の構造物を形成する形成方法において、
    前記形成方法が、
    さらに、前記吐出工程において吐出された硬化性粘性流体を、前記硬化工程において硬化させる前に、前記目標高さに当該目標高さの許容誤差を加えた高さにおいて平坦化させる平坦化工程を含むことを特徴とする形成方法。
  2. 前記平坦化工程が、ローラによって硬化性粘性流体を平坦化させる工程であり、
    前記形成方法が、
    前記平坦化工程において硬化性粘性流体を前記ローラによって平坦化させた後に、そのローラに転写された硬化性粘性流体を撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程において撮像された前記ローラへの硬化性粘性流体の転写パターンと、前記吐出工程において吐出された硬化性粘性流体の吐出パターンとが一致しているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記転写パターンと前記吐出パターンとが一致していると判定された際に積層されている硬化性粘性流体の硬化層の積層厚みを、前記予め設定された範囲内の厚さと硬化性粘性流体が硬化する際の収縮率との少なくとも一方を利用して、演算し、演算された積層厚みに基づいて、前記許容誤差の範囲内の高さ寸法の構造物を形成するために必要な硬化性粘性流体の硬化層の積層数を演算する演算工程と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の形成方法。
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