JP6545057B2 - バルーン折り畳み機 - Google Patents

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Description

本発明は、バルーンカテーテルのバルーンを折り畳むバルーン折り畳み機に関する。
カテーテルを用いた血管病変の治療は、外科的侵襲が少ないことから広く行われている。例えば、経皮的冠動脈形成術(Percutaneous Transluminal Coronary Angioplasty)において、冠動脈の病変部を押し広げて血流を改善するために、バルーンカテーテルが用いられる。バルーンカテーテルは、長尺な中空状のシャフトと、シャフトの先端側に設けられるバルーンと、シャフトの基端側に設けられるハブとを有するのが一般的である。バルーンカテーテルには、表面に薬剤をコーティングした薬剤溶出性バルーン(Drug Eluting Balloon)が設けられることもある。
バルーンカテーテルのバルーンは、血管内における通過性を良好にするため、収縮時においてできるだけ小径状であることが求められる。バルーンは、カテーテルの製造時に折り畳まれることで、小径状に形成される。バルーンの折り畳み(wrapping)は、バルーンを折って周方向に複数、例えば3枚あるいは4枚の羽根形状を形成するプリーティング(pleating)の工程と、形成された羽根形状を周方向一方に向かって畳むフォールディング(folding)の工程とによってなされる。
従来のバルーン折り畳み機として、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。バルーン折り畳み機は、プリーティングを行うためのプリーティング部と、フォールディングを行うためのフォールディング部とを有している。また、バルーン折り畳み機は、バルーンカテーテルのシャフトを支持し、バルーンを各ヘッドに対して挿入できるようにスライド可能な支持台を有している。
プリーティング部は、バルーンに対し羽根を形状付けするために周方向に複数のブレードを有する。複数のブレード間には、バルーンの挿入方向に沿う空間部が形成される。また、ブレードは、空間部の形状を変化させるように回動することができる。バルーンは、ブレード間の空間部に挿入され、回動するブレードによってバルーンが絞られることにより、羽根形状が形成される。
フォールディング部は、バルーンに形成された羽根形状を周方向に沿って寝かせるように畳むことができるように、回動自在な複数のブレードを有する。複数のブレードに囲まれた領域にバルーンを挿入し、ブレード間の領域を閉じるように回動させることで、バルーンに形成された羽根形状が、周方向に沿って畳まれる。
バルーンを折り畳む際には、バルーンカテーテルを支持台に載置し、支持台をプリーティング部に向かってスライドさせることで、バルーンをプリーティング部内に進入させ、プリーティングを行う。バルーンをプリーティング部から引き抜いたら、続いてバルーンをフォールディング部内に進入させ、フォールディングを行う。
特表2004−525704号公報
特に薬剤溶出性バルーンにおいては、プリーティング時に表面を保護する必要がある。このため、樹脂製のフィルムによりブレードの表面を覆い、その状態でプリーティングを行う。これにより、バルーンの表面はフィルムにのみ接触し、バルーン表面の薬剤が保護される。
フィルムは、プリーティングの度に新しい表面がバルーンに接触するように、フィルム供給部からフィルムがブレードに対し連続的に供給され、使い終わったフィルムの部分はフィルム巻取部に巻き取られるようになっている。
従来のバルーン折り畳み機では、例えば3枚のブレードを有するプリーティング部に対し、2つのフィルム供給部が設けられ、2枚のフィルムが供給される。一方のフィルムは、一方のフィルム供給部から供給され、1つのブレードの表面を覆い、フィルム巻取部に巻き取られる。他方のフィルムは、他方のフィルム供給部から供給され、2つのブレードの表面をそれぞれ覆い、フィルム巻取部に巻き取られる。
このように、複数枚のブレードに対して、それよりも少ない枚数のフィルムを供給するプリーティング部においては、少なくとも1枚のフィルムは、ブレードの間を跨がるように配置されることとなる。このため、フィルムに対する張力が強すぎると、ブレードを回動させてプリーティングを行う際、フィルムの張力に対する反発力により、バルーンの径方向位置がずれてしまう可能性がある。バルーンの径方向位置がずれると、形成される羽根形状が不均一となったり、あるいは羽根形状が所定数形成されない可能性がある。逆に、フィルムに対する張力が弱すぎると、フィルムにしわを生じ、その状態でバルーンの表面に接触することにより、バルーン表面の薬剤を剥離させてしまうなどの可能性がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ブレードに供給されるフィルムの張力の状態によらず、バルーンに対し均一な羽根形状を形成することのできるバルーン折り畳み機を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係るバルーン折り畳み機は、長尺なシャフトの先端部に設けられるバルーンを折り畳むバルーン折り畳み機であって、前記バルーンに羽根形状を形成するプリーティング部と、該プリーティング部に対し複数のフィルムを供給するフィルム供給部とを有し、前記プリーティング部は、前記バルーンに対し前記フィルムを介して当接する複数のブレードを有し、該ブレードは、それぞれが別々の前記フィルムに覆われている。
上記のように構成したバルーン折り畳み機は、複数のブレードがそれぞれ別々のフィルムに覆われているので、フィルムにかかっている張力がバルーンの径方向位置に影響しないようにすることができる。すなわち、プリーティング部内に挿入されたバルーンのフィルムによる位置ずれを防止することができる。
前記フィルム供給部が、前記ブレード毎にフィルム保持部とフィルム巻取部とを有するようにすれば、各ブレードに独立したフィルムをそれぞれ供給することができる。
前記ブレードは、先端部が他のブレードの先端部と互いに近づくように回動する回動中心部を有し、前記ブレードの先端部には、前記バルーンに対し前記フィルムを介して当接する形状形成部が形成され、前記フィルムは、前記バルーンに羽根形状を形成する際に、少なくとも前記形状形成部を覆うように配置されるようにすれば、ブレードのバルーンに対して当接する部分が、フィルムにより覆われるので、バルーンの表面を保護することができる。
前記フィルム供給部は、前記形状形成部が前記バルーンに対し前記フィルムを介して当接すると、前記フィルムの前記バルーンに対する接触位置が変化しないように前記フィルムの位置を移動させるようにすれば、プリーティングの過程において、バルーンとフィルムの相対位置が変化しないようにすることができ、バルーンの表面に対しフィルムが摺動しないようにすることで、バルーンの表面を保護することができる。
前記フィルム供給部は、前記ブレードによる前記バルーンに対する羽根形状の形成中に、前記バルーンの径方向位置を移動させるように前記フィルムの位置を移動させるようにすれば、プリーティング部内に挿入されたバルーンの径方向位置を補正し、均一な羽根形状を形成することができる。
前記フィルム供給部は、前記プリーティング部に挿入されるバルーン毎に、前記フィルムの異なる部分が前記バルーンに当接するように、前記フィルムを移動させるようにすれば、バルーンは常にフィルムの新しい部分に当接するので、確実にバルーンの表面を保護することができる。
ラピッドエクスチェンジ型のバルーンカテーテルの正面図である。 バルーン折り畳み機の斜視図である。 プリーティング部のブレードの配置及びフィルム供給部を表した正面図である。 バルーンをプリーティング部内に挿入した状態におけるバルーンカテーテル及びプリーティング部の断面図である。 プリーティング部のブレードの正面図である。 図5の状態からブレードを回動させ、形状形成部がバルーンを径方向に凹圧している状態のブレードの正面図である。 図6の状態からさらにブレードを回動させ、バルーンに羽根形状を形成した状態のブレードの正面図である。 フォールディング部のブレードの配置及びフィルム供給部を表した正面図である。 バルーンをフォールディング部に挿入した状態におけるバルーンカテーテル及びフォールディング部の断面図である。 フォールディング部のブレードの正面図である。 図10の状態からブレードを回動させバルーンの羽根形状を畳んだ状態のブレードの正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。また、本明細書では、バルーンカテーテル10の生体管腔に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」、操作する手元側を「基端」若しくは「基端側」と称することとする。
本実施形態のバルーン折り畳み機は、長尺なシャフト51の先端部にバルーン52を有するバルーンカテーテル50を製造する際に、バルーン52をシャフト51に対し巻き付けるように折り畳むことのできる装置である。
最初に、バルーンカテーテル50について説明する。バルーンカテーテル50は、図1に示すように、長尺で中空状のシャフト51と、シャフト51の先端側端部に設けられるバルーン52と、シャフト51の基端側端部に固着されるハブ56とを有している。バルーン52の長軸方向の長さは特に問わないが、約3mmより大きい。好ましくは、バルーンの長軸方向の長さは、約40〜200mm、さらに好ましくは約100〜200mmである。
このバルーンカテーテル50は、長尺なシャフト51を生体器官内に挿通させ、その先端側に設けられたバルーン52を病変部で拡張させることで、病変部を押し広げて治療を行うことができる。シャフト51には、先端側寄りにガイドワイヤ57が導入される開口部55を設けてある。すなわち、このバルーンカテーテル50は、いわゆるラピッドエクスチェンジ型(Rapid exchange type)のカテーテルである。
次に、バルーン折り畳み機について説明する。図2に示すように、バルーン折り畳み機は、台状に形成された基台1に、プリーティング部2とフォールディング部3及び支持台4とが配置されている。プリーティング部2は、バルーン52に羽根形状を形成することができる。フォールディング部3は、バルーン52に形成された羽根形状を周方向に寝かせて畳むことができる。支持台4は、バルーンカテーテル50を載置保持することができる。バルーン52に形成される羽根形状は、バルーン52の略長軸方向に延びる長さを有するバルーン薄膜素材の折り目によって形成され、バルーン52の長軸に対して垂直な断面で見たとき、折り目がバルーン52の長軸から周方向に突出するように形成される。羽根形状の長軸方向の長さは、バルーン52の長さを超えず、約3〜300mm、さらに好ましくは約40〜200mmである。羽根形状がシャフト51から周方向に突出する方向の長さは、1〜8mmである。羽根形状の数は特に限定されず、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚のいずれかから選択することができるが、本実施形態では3枚である。
基台1には、プリーティング部2に対してフィルムを供給するフィルム供給部5が、プリーティング部2に隣接して配置されている。また、フォールディング部3に隣接してフィルム供給部8が基台1に配置されており、フォールディング部3に対してフィルムを供給することができる。
プリーティング部2に隣接するフィルム供給部5は、それぞれフィルムを保持する第1フィルム保持部40と第2フィルム保持部41及び第3フィルム保持部42を有している。また、フィルム供給部5は、第1フィルム保持部40に対応した第1フィルム巻取部43と、第2フィルム保持部41に対応した第2フィルム巻取部44と、第3フィルム保持部42に対応した第3フィルム巻取部45とを有する。フォールディング部3に隣接するフィルム供給部8は、それぞれフィルムを保持する第1フィルム保持部60及び第2フィルム保持部61と、フィルム巻取部62とを有している。
プリーティング部2は、基台1に対して垂直な前面板10を有し、前面板10はバルーンカテーテル50の先端部を挿入可能な挿入孔10aを有している。また、フォールディング部3は、基台1に対して垂直な前面板20を有し、前面板20はバルーンカテーテル50の先端部を挿入可能な挿入孔20aを有している。フォールディング部3の前面板20は、プリーティング部2の前面板10が面する方向に対して所定角度異なる方向に向かって面している。
基台1には、異なる二方向に向かって支持台4を位置決め可能な位置決め部1aが設けられている。図2において支持台4は、プリーティング部2の前面板10に対向するように、位置決め部1aによって位置決めされている。位置決め部1aによれば、支持台4をフォールディング部3の前面板20に対向するように位置決めすることもできる。
支持台4は、基台1に載置される基部30と、基部30上を水平移動可能な保持台部31とを有している。基部30は、基台1の上面に載置され位置決め部1aによって位置決めされる底面部30aと、底面部30aの一側部から垂直上方に向かって伸びる側面部30bとを有している。底面部30aの上面には、保持台部31を案内するスライド案内部30cが形成されている。
保持台部31は、基部30の底面部30a及び側面部30bに当接する略直方体状に形成されており、下面は底面部30aのスライド案内部30cによってスライド自在に案内される。保持台部31の上面には、バルーンカテーテル50のシャフト51を載置可能な溝状の載置部31aを有している。また、保持台部31には、載置部31aの一部を上方から覆うように保持部31bが設けられる。保持部31bにより、載置部31aに載置されたバルーンカテーテル50のシャフト51を保持固定することができる。
支持台4がプリーティング部2の前面板10に対向している状態において、保持台部31の載置部31aの延長線上に、前面板10に形成される挿入孔10aの中心が位置する。このため、載置部31aにシャフト51が載置されたバルーンカテーテル50は、プリーティング部2に対し挿入孔10aの中心位置から内部に挿入される。支持台4がフォールディング部3の前面板20に対向している状態では、保持台部31の載置部31aの延長線上に、前面板20に形成される挿入孔20aの中心が位置する。すなわち、載置部31aにシャフト51が載置されたバルーンカテーテル50は、フォールディング部3に対し挿入孔20aの中心位置から内部に挿入される。
次に、プリーティング部2の構造について説明する。図3に示すように、プリーティング部2は、内部に3つのブレード12を有している。各ブレード12は、挿入されるバルーンカテーテル50の軸心方向に沿う各位置における断面形状が、同形状で形成される板状の部材である。ブレード12は、バルーン52が挿通される中心位置を基準として、それぞれが120°の角度をなすように配置されている。すなわち、各ブレード12は、周方向において等角度毎に配置されている。ブレード12は、外周端部付近に回動中心部12aを有し、この回動中心部12aを中心として回動することができる。また、ブレード12は、回動中心部12aより内周側に、軸方向に延びる移動ピン12dを有している。移動ピン12dは、プリーティング部2内で回転可能な回転部材14に形成される嵌合溝14aに嵌合している。回転部材14は、略水平方向に延びる梁部16に連結されている。回転部材14は、油圧シリンダーやモーター等の駆動源15から力を受けて傾く梁部16から回転力を受けて回転可能である。回転部材14が回転すると、嵌合溝14aに嵌合する移動ピン12dが周方向に移動し、これにより、各々のブレード12が回動中心部12aを中心として回動する。3つのブレード12が回動することにより、ブレード12に囲まれた中心部の空間領域を狭めることができる。
ブレード12は、回動中心部12aと反対側の内周端部に、略弧状の第1形状形成部12bと第2形状形成部12cとを有している。第1形状形成部12bは、ブレード12が回動するのに伴い、プリーティング部2内に挿通されるバルーン52の表面に当接して、バルーン52に羽根形状を形成することができる。第2形状形成部12cは、ブレード12が回動するのに伴い、バルーン52に形成される羽根部分に当接し、羽根形状を所定方向に湾曲させることができる。また、プリーティング部2は、ブレード12を加熱するためのヒーター(図示しない)を有している。ブレード12のバルーンカテーテル50の軸心方向に沿う長さは、バルーン52の長さよりも長い。また、ブレード12の第1形状形成部12b及び第2形状形成部12cの長さは、ブレード12の全長に渡っていてもよいし、渡っていなくてもよい。
ブレード12には、フィルム供給部5から樹脂製の第1フィルム46、第2フィルム47及び第3フィルム48が供給される。第1フィルム46、第2フィルム47及び第3フィルム48は、それぞれが別々のブレード12の表面を覆っている。すなわち、3つのブレード12は、それぞれが独立した第1フィルム46、第2フィルム47、第3フィルム48に表面が覆われている。
第1フィルム46は、第1フィルム保持部40に巻回されて保持され、図中左側のブレード12の第1形状形成部12b及び第2形状形成部12cを含む表面を覆って、第1フィルム巻取部43に巻き取られている。第2フィルム47は、第2フィルム保持部41に巻回されて保持され、図中上側のブレード12の第1形状形成部12b及び第2形状形成部12cを含む表面を覆って、第2フィルム巻取部44に巻き取られている。第3フィルム48は、第3フィルム保持部42に巻回されて保持され、図中右側のブレード12の第1形状形成部12b及び第2形状形成部12cを含む表面を覆って、第3フィルム巻取部45に巻き取られている。第1フィルム巻取部43と第2フィルム巻取部44及び第3フィルム巻取部45は、それぞれ図示しないモーターにより回転駆動される。各巻取部が、第1フィルム46、第2フィルム47、第3フィルム48をそれぞれ巻き取ることで、各フィルムをプリーティング部2内で移動させることができる。
第1フィルム46、第2フィルム47及び第3フィルム48は、バルーン52がプリーティング部2に挿入され、ブレード12が回動してバルーン52に羽根形状を形成する際に、バルーン52がブレード12の表面に直接接触しないように保護する機能を有する。バルーン52の羽根形状を形成した後、第1フィルム46は第1フィルム巻取部43に、第2フィルム47は第2フィルム巻取部44に、第3フィルム48は第3フィルム巻取部45に、それぞれ所定長さが巻き取られる。第1フィルム46、第2フィルム47及び第3フィルム48のバルーン52に一度接触した部分は、再度バルーン52に接触せず、バルーン52が挿入される度に新しい部分がプリーティング部2の中心位置に供給される。
次に、シャフト51の先端部及びバルーン52の構造について説明する。図4に示すように、シャフト51は、中空状の外管53と、中空状の内管54とを有している。内管54は、外管53の中空内部に納められており、シャフト51は、先端部において二重管構造となっている。内管54の中空内部は、ガイドワイヤ57を挿通させるガイドワイヤルーメン58を形成する。また、外管53の中空内部であって、内管54の外側には、バルーン52の拡張用流体を流通させる拡張ルーメン59が形成される。内管54は、開口部55において外部に開口している。
内管54は、外管53の先端よりもさらに先端側まで突出している。バルーン52は、基端側端部が外管53の先端部に固定され、先端側端部が内管54の先端部に固定されている。これにより、バルーン52の内部が拡張ルーメン59と連通している。拡張ルーメン59を介してバルーン52に拡張用流体を注入することで、バルーン52を拡張させることができる。拡張用流体は気体でも液体でもよく、例えばヘリウムガス、COガス、Oガス等の気体や、生理食塩水、造影剤等の液体を用いることができる。
外管53および内管54は、ある程度の可撓性を有する材料により形成されるのが好ましい。そのような材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が挙げられる。
図4に示すように、プリーティング部2内に挿入されるバルーンカテーテル50は、シャフト51が支持台4の載置部31aに載置され、保持部31bによって保持固定されている。この際、シャフト51は、開口部55が保持部31bよりも基端側に位置するように配置されている。バルーン52を含むシャフト51の支持台4よりも先端側は、下方から支持されていないが、開口部55よりも先端側には、ガイドワイヤルーメン58に挿通される芯金材6が設けられている。この芯金材6によって、シャフト51の自重による撓みが抑制される。芯金材6は金属材によって細長い針金状、または中空状に形成されている。芯金材6を形成する金属材は、特に限定されないが、例えば、ステンレス鋼、Ni−Ti合金、タングステン、超硬合金等である。また、芯金材6は、これらいずれかの金属材をアニーリングして形成し、形状記憶させるようにしてもよい。
プリーティング部2は、バルーン52が挿入される側に前面板10を、前面板10と反対側に後面板11を、それぞれ有している。後面板11には、固定挿入部11aが形成されており、保持部材7を挿入固定可能となっている。芯金材6の先端部は、保持部材7に固定されており、この保持部材7が後面板11の固定挿入部11aに固定されているので、芯金材6はプリーティング部2によって先端部が保持された状態となっている。
芯金材6は、バルーン52の先端よりも先端側から、シャフト51の開口部55よりも基端側まで伸びる長さを有している。開口部55は、支持台4の保持部31bよりも基端側に位置しているので、シャフト51が保持部31bによって保持されている位置において、芯金材6も保持部31bに保持されている。すなわち、芯金材6は、先端側が保持部材7により、基端側が支持台4の保持部31bにより、それぞれ保持されており、シャフト51の自重による撓みをより効果的に抑制することができる。
プリーティング部2におけるバルーン52のプリーティングについてさらに説明する。図5に示すように、バルーン52の挿入前の状態において、3つのブレード12の第1形状形成部12b及び第2形状形成部12cは、それぞれ離隔した状態となっている。ブレード12間の中心領域は、それぞれ略弧状の第1形状形成部12bに囲まれており、折り畳み前のバルーン52を挿入することができる。
バルーン52に羽根形状を形成する際には、まず、バルーンカテーテル50のシャフト51が、支持台4に対して取付けられる。バルーン52には、ハブ56及び内管54を通じて拡張用流体が注入され、バルーン52はある程度拡張した状態とされる。また、プリーティング部2のブレード12が加熱される。その上で、バルーン52がプリーティング部2内に挿入される。
図6に示すように、ブレード12が回動すると、各ブレード12の第1形状形成部12bが互いに近づき、ブレード12間の中心領域が狭まってくる。これに伴い、第1形状形成部12bは、バルーン52の表面を内周側に向かって押圧し、バルーン52の周方向において第1形状形成部12bが当接していない部分は、ブレード12の先端部と、当該ブレード12に隣接するブレード12の第2形状形成部12cとの間の隙間に押し出されていく。
このとき、ブレード12は回動中心部12aを中心として回動しているため、当接しているバルーン52の表面に対して、第1形状形成部12b及び第2形状形成部12cが周方向に滑るように移動する。具体的には、図6において、ブレード12は、時計回り方向に回動しており、バルーン52の表面に対する第1形状形成部12b及び第2形状形成部12cの当接位置は、周方向反時計回り方向に向かって移動する。これに対し、第1フィルム46、第2フィルム47及び第3フィルム48は、それぞれフィルム巻取部により、ブレード12が周方向に移動する分、巻き取られて移動する。各フィルムがこのように移動することで、ブレード12がバルーン52の表面に対して周方向に移動しても、フィルムのバルーン52の表面に対する相対位置は変化しないようにすることができる。なお、ブレード12が時計回りに回動するとき、さらにバルーン52の表面に対する形状形成部12bの当接位置は、周方向時計回り方向に向かって移動するように設定してもよいし、バルーン12の表面上で移動しないように設定することもできる。
図7に示すように、ブレード12を図6の状態よりさらに回動させ、バルーン52の内部を減圧することで、バルーン52は、第1形状形成部12bによって内管54に対し押し付けられ、ブレード12の先端部と当該ブレード12と隣接するブレード12の第2形状形成部12cとの間の隙間には、バルーン52が羽根状に突出する。ブレード12の先端部と第2形状形成部12cは、一方に湾曲した弧状の形状を有しているので、バルーン52に形成される羽根形状は、一方に湾曲した形状となる。ブレード12によりバルーン52は加熱されるので、形成された羽根形状はそのままの形を維持することができる。このようにして、バルーン52に周方向3枚の羽根形状が形成される。
プリーティングの過程において、各ブレード12のバルーン52と接触する表面は、第1フィルム46、第2フィルム47及び第3フィルム48によって覆われており、バルーン52はブレード12の表面に直接接触することはない。バルーン52に羽根形状を形成したら、ブレード12を元の位置に戻すように回動させ、バルーン52はプリーティング部2から引き抜かれる。なお、プリーティングの過程において、バルーン52を過拡張させた後に、少し収縮(deflate)させるステップ、または、バルーン52を過拡張とならない程度に拡張させた後に、少し収縮させるステップを有していてもよい。
第1フィルム46と第2フィルム47、第3フィルム48は、3つのブレード12のいずれか1つずつをそれぞれ覆っているので、各フィルムの移動方向に沿ってかかっている張力が、バルーン52の径方向位置に影響しないようにすることができる。すなわち、プリーティング部2内に挿入されたバルーン52の、フィルムによる位置ずれを防止することができる。
一方で、バルーン52がプリーティング部2に挿入された状態で、各フィルムを移動させることにより、バルーン52の表面に対するフィルムの相対位置が動かないようにすることができ、バルーン52の表面をフィルムが摺動しないようにすることができる。これにより、バルーン52の表面に設けられる薬剤等に影響を与えないようにすることができる。
また、バルーン52がプリーティング部2に挿入された状態で、フィルムのいずれか1つまたは複数を移動させることにより、バルーン52の径方向位置を補正することもできる。例えば、バルーン52が位置ずれした状態でプリーティング部2に挿入されていた場合に、ブレード12を回動させて各フィルムがバルーン52に対して当接した状態で、少なくともいずれか1つのフィルムを移動させることで、バルーン52はフィルムに引っ張られるように移動し、径方向位置を補正することができる。
プリーティング部2においてバルーン52に羽根形状を形成したら、バルーン52はプリーティング部2から引き抜かれる。その後、第1フィルム46、第2フィルム47及び第3フィルム48は、それぞれフィルム巻取部によって所定長さ巻き取られ、新たな部分がブレード12を覆う。これにより、バルーン52は常にフィルムの新しい部分に当接するので、確実にバルーン52の表面を保護することができる。
次に、フォールディング部3の構造について説明する。図8に示すように、フォールディング部3は、内部に10個のブレード22を有している。各ブレード22は、挿入されるバルーンカテーテル50の軸心方向に沿う各位置における断面形状が、同形状で形成される板状の部材である。ブレード22は、バルーンが挿通される中心位置を基準として、それぞれが36°の角度をなすように配置されている。すなわち、各ブレード22は、周方向において等角度毎に配置されている。ブレード22は回動中心部22aを有し、この回動中心部22aを中心として回動することができる。また、各ブレード22は、略外周端部付近に、軸心方向に延びる移動ピン22cを有している。移動ピン22cは、フォールディング部3内で回転可能な回転部材23に形成される嵌合溝23aに嵌合している。回転部材23は、略水平方向に延びる梁部25に連結されている。回転部材23は、油圧シリンダーやモーター等の駆動源24から力を受けて傾く梁部25から回転力を受けて回転可能である。回転部材23が回転すると、嵌合溝23aに嵌合する移動ピン22cが周方向に移動し、これにより、各々のブレード22が回動中心部22aを中心として回動する。10個のブレード22が回動することにより、ブレード22に囲まれた中心部の空間領域を狭めることができる。
ブレード22は、先端側が屈曲すると共に、先端部22bは尖った形状を有している。先端部22bは、ブレード22が回動するのに伴い、フォールディング部3内に挿通されるバルーン52の表面に当接して、バルーン52に形成された羽根形状を周方向に寝かせるように畳むことができる。また、フォールディング部3は、ブレード22を加熱するためのヒーター(図示しない)を有している。
ブレード22には、フィルム供給部8から第1フィルム63及び第2フィルム64が供給される。第1フィルム63と第2フィルム64は、ブレード22によって囲まれた中央の空間領域を挟むように対向配置される。これら第1フィルム63と第2フィルム64により、フォールディング部3に挿入されたバルーン52は、ブレード22の表面に直接接触しないようにすることができる。
バルーンカテーテル50は、前述のようにプリーティング部2に挿入された後にフォールディング部3内に挿入される。このため、図9に示すように、フォールディング部3に挿入されたバルーンカテーテル50において、シャフト51は支持台4の保持部31bに保持された状態となっている。芯金材6もプリーティング部2への挿入の場合と同様に、バルーンに挿通されている。また、芯金材6の先端部は、保持部材7に固定され、保持部材7は、フォールディング部3の後面板21が有する固定挿入部21aに固定される。
このように、フォールディング部3への挿入時においても、芯金材6がバルーン52に挿通されていることにより、シャフト51の自重による撓みが抑制され、バルーン52をフォールディング部3の中心位置に正確に位置決め挿入することができる。バルーン52をフォールディング部3に対し正確に位置決め挿入することで、バルーン52を畳む際におけるバックフォールドの発生を抑制することができる。
フォールディング部3におけるバルーン52のフォールディングについてさらに説明する。図10に示すように、バルーン52の挿入前の状態において、各ブレード22の先端部22bは、それぞれ周方向に離隔した状態となっている。ブレード22に囲まれた中心領域であって第1フィルム63と第2フィルム64の間には、羽根形状を形成されたバルーン52を挿入することができる。
図11に示すように、ブレード22が回動すると、各ブレード22の先端部22bが互いに近づき、ブレード22間の中心領域が狭まる。これに伴い、ブレード22間の中心領域に挿入されたバルーン52は、各ブレード22の先端部22bによって羽根形状が周方向に寝かされた状態となる。ブレード22は、バルーン52の挿入前に予め加熱されており、ブレード22によってバルーン52が加熱されるので、ブレード22により周方向に寝かされた羽根形状は、そのままの形を維持することができる。
このとき、各ブレード22のバルーン52と接触する表面は、第1フィルム63及び第2フィルム64によって覆われており、バルーン52はブレード22の表面に直接接触することはない。バルーン52の羽根形状を畳んだら、ブレード22を元の位置に戻すように回動させ、バルーン52はフォールディング部3から引き抜かれる。
ここまでは、ラピッドエクスチェンジ型のカテーテルのバルーン52をバルーン折り畳み機で折り畳む場合について説明したが、オーバーザワイヤ型(Over−the−wire type)のカテーテルについて、同じバルーン折り畳み機でバルーンを折り畳むこともできる。
以上のように、本実施形態に係るバルーン折り畳み機は、長尺なシャフト51の先端部に設けられるバルーン52を折り畳むバルーン折り畳み機であって、バルーン52に羽根形状を形成するプリーティング部2と、プリーティング部2に対し複数のフィルム46,47,48を供給するフィルム供給部5とを有し、プリーティング部2は、バルーン52に対しフィルム46,47,48を介して当接する複数のブレード12を有し、ブレード12は、それぞれが別々のフィルム46,47,48に覆われている。これにより、複数のブレード12がそれぞれ別々のフィルム46,47,48に覆われているので、フィルム46,47,48にかかっている張力がバルーン52の径方向位置に影響しないようにすることができる。すなわち、プリーティング部2内に挿入されたバルーン52のフィルム46,47,48による位置ずれを防止することができる。
また、フィルム供給部5が、ブレード12毎にフィルム保持部40,41,42とフィルム巻取部43,44,45とを有するようにすれば、各ブレード12に独立したフィルム46,47,48をそれぞれ供給することができる。
また、ブレード12は、先端部が他のブレード12の先端部と互いに近づくように回動する回動中心部12aを有し、ブレード12の先端部には、バルーン52に対しフィルム46,47,48を介して当接する形状形成部12bが形成され、フィルム46,47,48は、バルーン52に羽根形状を形成する際に、少なくとも形状形成部12bを覆うように配置されるようにすれば、ブレード12のバルーン52に対して当接する部分が、フィルム46,47,48により覆われるので、バルーン52の表面を保護することができる。
また、フィルム供給部5は、形状形成部12bがバルーン12に対しフィルム46,47,48を介して当接すると、フィルム46,47,48のバルーン52に対する接触位置が変化しないようにフィルム46,47,48の位置を移動させるようにすれば、プリーティングの過程において、バルーン52とフィルム46,47,48の相対位置が変化しないようにすることができ、バルーン52の表面に対しフィルム46,47,48が摺動しないようにすることで、バルーン52の表面を保護することができる。
また、フィルム供給部5は、ブレード12によるバルーン52に対する羽根形状の形成中に、バルーン52の径方向位置を移動させるようにフィルム46,47,48の位置を移動させるようにすれば、プリーティング部2内に挿入されたバルーン52の径方向位置を補正し、均一な羽根形状を形成することができる。
また、フィルム供給部5は、プリーティング部2に挿入されるバルーン52毎に、フィルム46,47,48の異なる部分がバルーン52に当接するように、フィルム46,47,48を移動させるようにすれば、バルーン52は常にフィルム46,47,48の新しい部分に当接するので、確実にバルーン52の表面を保護することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、プリーティング部2は3つのブレード12を有しているが、ブレード12は複数であればよく、2つあるいは4つ以上であってもよい。いずれにしても、各ブレード12には、それぞれ独立したフィルムが供給される。また、フォールディング部3についても、ブレード22の数は限定されない。
1 基台
2 プリーティング部
3 フォールディング部
4 支持台
5 フィルム供給部
8 フィルム供給部
12 ブレード
12a 回動中心部
12b 第1形状形成部
12c 第2形状形成部
22 ブレード
22a 回動中心部
22b 先端部
30 基部
31 保持台部
40 第1フィルム保持部
41 第2フィルム保持部
42 第3フィルム保持部
43 第1フィルム巻取部
44 第2フィルム巻取部
45 第3フィルム巻取部
46 第1フィルム
47 第2フィルム
48 第3フィルム
50 バルーンカテーテル
51 シャフト
52 バルーン
53 外管
54 内管
55 開口部
56 ハブ

Claims (6)

  1. 長尺なシャフトの先端部に設けられるバルーンを折り畳むバルーン折り畳み機であって、
    前記バルーンに羽根形状を形成するプリーティング部と、該プリーティング部に対し複数のフィルムを供給するフィルム供給部とを有し、
    前記プリーティング部は、前記バルーンに対し前記フィルムを介して当接する複数のブレードを有し、該ブレードは、それぞれが別々の前記フィルムに覆われているバルーン折り畳み機。
  2. 前記フィルム供給部は、前記ブレード毎にフィルム保持部とフィルム巻取部とを有する請求項1に記載のバルーン折り畳み機。
  3. 前記ブレードは、先端部が他のブレードの先端部と互いに近づくように回動する回動中心部を有し、前記ブレードの先端部には、前記バルーンに対し前記フィルムを介して当接する形状形成部が形成され、
    前記フィルムは、前記バルーンに羽根形状を形成する際に、少なくとも前記形状形成部を覆うように配置される請求項1または2に記載のバルーン折り畳み機。
  4. 前記フィルム供給部は、前記形状形成部が前記バルーンに対し前記フィルムを介して当接すると、前記フィルムの前記バルーンに対する接触位置が変化しないように前記フィルムの位置を移動させる請求項3に記載のバルーン折り畳み機。
  5. 前記フィルム供給部は、前記ブレードによる前記バルーンに対する羽根形状の形成中に、前記バルーンの径方向位置を移動させるように前記フィルムの位置を移動させる請求項1〜4のいずれか1項に記載のバルーン折り畳み機。
  6. 前記フィルム供給部は、前記プリーティング部に挿入されるバルーン毎に、前記フィルムの異なる部分が前記バルーンに当接するように、前記フィルムを移動させる請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルーン折り畳み機。
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