JP6544666B2 - 通信方法、ネットワークデバイス、ユーザ機器、および通信システム - Google Patents

通信方法、ネットワークデバイス、ユーザ機器、および通信システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、通信分野に関し、より詳細には、通信方法、ネットワークデバイス、ユーザ機器、および通信システムに関する。
キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation, CA)技術は、主に、高速データ送信をサポートするように、多数の成分キャリア(Component Carrier, CC)を、より高い帯域幅を有する1つのキャリアへアグリゲートするものである。現在のロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)キャリアアグリゲーションでは、最大8つのキャリアが、アグリゲートされ得る。より高いデータ送信速度をさらに取得するために、UEが、異なる基地局(たとえば、マクロ基地局およびミクロ基地局)において成分キャリアをアグリゲートすることを可能にするために、デュアル接続(Dual Connectivity, DC)技術が導入され得る。DC技術の主なアイデアは、非理想的なバックホールリンク(backhaul)によって接続された異なる基地局においてキャリアをアグリゲートすることである。デュアル接続では、2つのセルグループ(Cell group)または成分キャリアグループ(CC group)が、1つのユーザ機器(User Equipment, UE)のために設定される。一方のグループは、マスタセルグループ(Master Cell group, MCG)であり、他方のグループは、2次セルグループ(Secondary Cell Group, SCG)である。具体的な概念が、以下のように説明される。
マスタセルグループは、マスタ基地局(Maser eNB, MeNB)に関連付けられたセルグループであり、1次セル(Primary Cell, PCell)およびゼロまたは少なくとも1つの2次セル(Secondary Cell, SCell)を含む。
2次セルグループは、2次基地局(Secondary eNB, SeNB)に関連付けられたセルグループであり、1次2次セル(Primary Secondary Cell, PSCell)およびゼロまたは少なくとも1つの2次セルを含む。
1次セルは、UEへの無線リソース制御(Radio Resource Control, RRC)接続を確立するセルである。1次セルは、セキュリティ関連パラメータを提供することを担当し、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel, PUCCH)リソースは、1次セルのために設定される。
1次2次セルは、2次セルグループに含まれ、PUCCHリソースが設定される2次セルである。
PUCCHは、主に、ハイブリッド自動反復要求-アクノレッジメント情報(Hybrid Automatic Repeat Request Acknowledgement, HARQ-ACK)、チャネル状態情報(Channel State Information, CSI)、スケジューリング要求(Scheduling Request, SR)等を送信するために使用される。
前述したPCellおよびPSCellを除いて、MCGおよびSCGに含まれる他のセル(すなわち、SCell)のためにPUCCHリソースは設定されない。
図1は、典型的なDCシナリオの例を図示する。UEは、MeNBとSeNBとの両方への接続を確立し、MeNBは、X2インターフェースを使用することによってSeNBと通信する。MCGは、MeNBに関連付けられたセル、すなわち、PCell、SCell 1、およびSCell 2を含む。SCGは、SeNBに関連付けられたセル、すなわち、PSCellおよびSCell 3を含む。MCGとSCGは各々、異なる中間キー(Secondary key)およびレイヤ2機能エンティティに対応し、PUCCHリソースは各々、PCellおよびPSCellのために設定される。それに加えて、UEが、MeNBまたはSeNBへのデータ送信を実行した場合、UEは、MeNBまたはSeNBへのベアラを確立し、ベアラに対応するセルグループのセキュリティ設定パラメータ(たとえば、中間キー)を使用することによって、ベアラを介して送信されるデータを暗号化し得る。あるいは、UEは、MeNBとSeNBへの分離(split)ベアラを確立し得る。この事例では、データパケットの一部分が、MCGを使用することによって送信され、他の部分が、SCGを使用することによって送信され、MCGによって送信されるデータと、SCGによって送信されるデータとの両方が、MCGに対応するセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号化される。
データ送信速度をさらに向上するために、より多くの成分キャリアのキャリアアグリゲーションを実施するために、たとえば、32の成分キャリアのキャリアアグリゲーションのように、大規模キャリアアグリゲーション技術が導入される。しかしながら、既存のDC技術に従って、大量の成分キャリアが導入されるのであれば、独立したPUCCH、レイヤ2機能エンティティ、および中間キーが、各SCGのために設定される必要があり、UEが維持する必要があるパラメータの数が、突然増加する。その結果、UEの機能の複雑さが増加される。
本発明の実施形態は、UEの複雑さを低減するように、通信方法、ネットワークデバイス、ユーザ機器、および通信システムを提供する。
第1の態様に従って、本発明の実施形態は、ネットワークデバイスによって、第1の2次セルグループをユーザ機器へ割り当てることを決定するステップと、ネットワークデバイスによって、第1の設定インジケーション情報をユーザ機器へ送信するステップとを含む通信方法を提供し、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される。
第1の可能な実施では、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
前述した可能な実施に関連して、第2の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器の第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第3の可能な実施では、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報はさらに、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおいて、第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを確立するステップを示すために使用され、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップは、第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
前述した可能な実施に関連して、第5の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示す、ためにさらに使用される。
前述した可能な実施に関連して、第6の可能な実施では、ネットワークデバイスは、マスタ基地局であり、ユーザ機器は、マスタ基地局および第1の2次基地局を含む、少なくとも2つのサービス提供基地局を有し、第1の2次セルグループは、第1の2次基地局に関連付けられ、ネットワークデバイスによって、第1の設定インジケーション情報をユーザ機器へ送信するステップの前に、この方法はさらに、マスタ基地局によって、第2の設定インジケーション情報を第1の2次基地局へ送信するステップであって、第2の設定インジケーション情報は、マスタ基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され、設定パラメータは、第1の2次セルグループにおけるセルの物理アップリンク制御チャネル、または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信に対応するレイヤ2機能エンティティのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって送信された設定応答メッセージを、マスタ基地局によって受信するステップとを含み、ネットワークデバイスによって、第1の設定インジケーション情報をユーザ機器へ送信するステップは、設定応答メッセージに従って、第1の設定インジケーション情報を、マスタ基地局によってユーザ機器へ送信するステップを含む。
前述した可能な実施に関連して、第7の可能な実施では、設定応答メッセージは、第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを伝送し、設定応答メッセージに従って、ネットワークデバイスによって、第1の設定インジケーション情報をユーザ機器へ送信するステップは、設定応答メッセージに従って、マスタ基地局によって、以下の設定、すなわち、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルのアップリンク制御情報を送信するステップ、または、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを決定するステップを含む。
前述した可能な実施に関連して、第8の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
第2の態様に従って、ネットワークデバイスによって、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するステップであって、第1のセルグループは、2次セルグループである、ステップと、ネットワークデバイスによって、第1の設定インジケーション情報をユーザ機器へ送信するステップであって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、ステップとを含む別の通信方法が提供される。
第1の可能な実施では、ユーザ機器の第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
前述した可能な実施に関連して、第2の可能な実施では、ユーザ機器の第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。
前述した可能な実施に関連して、第3の可能な実施では、セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
前述した可能な実施に関連して、第5の可能な実施では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されること、または、ユーザ機器の第1のセルグループにおける1次2次セル、および、ユーザ機器の第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
前述した可能な実施に関連して、第6の可能な実施では、ネットワークデバイスは、第1のセルグループと第2のセルグループとの両方に関連付けられた第1の2次基地局であり、ユーザ機器は、マスタ基地局および第1の2次基地局を含む、少なくとも2つのサービス提供基地局を有し、ネットワークデバイスによって、第1の設定インジケーション情報を、ユーザ機器へ送信するステップの前に、この方法は、マスタ基地局によって送信された第2の設定インジケーション情報を、ネットワークデバイスによって受信するステップをさらに含み、第2の設定インジケーション情報は、第1のセルグループをユーザ機器へ割り当てるように第1の2次基地局に対して指示するために使用され、ネットワークデバイスによって、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するステップは、第2の設定インジケーション情報に従って、ネットワークデバイスによって、第1のセルグループをユーザ機器へ割り当てることを決定するステップを含む。
第3の態様に従って、ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報をユーザ機器によって受信するステップであって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、ステップと、第1の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器の第1の2次セルグループを、ユーザ機器によって設定するステップと、を含む別の通信方法が提供される。
第1の可能な実施では、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
前述した可能な実施に関連して、第2の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器の第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第3の可能な実施では、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを、第2の2次セルグループにおいて確立するステップを示すためにさらに使用され、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおいて確立されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップは、第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示す、ためにさらに使用される。
前述した可能な実施に関連して、第5の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
第4の態様に従って、ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報をユーザ機器によって受信するステップであって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、ステップと、第1の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器によって、第1のセルグループを設定するステップとを含む、別の通信方法が提供される。
第1の可能な実施では、ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
前述した可能な実施に関連して、第2の可能な実施では、ユーザ機器の第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。
前述した可能な実施に関連して、第3の可能な実施では、セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
前述した可能な実施に関連して、第5の可能な実施では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されること、または、ユーザ機器の第1のセルグループにおける1次2次セル、および、ユーザ機器の第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
前述した可能な実施に関連して、第6の可能な実施では、この方法はさらに、ネットワークデバイスによって送信された第2の設定インジケーション情報をユーザ機器によって受信するステップであって、第2の設定インジケーション情報は、ネットワークデバイスによって、ユーザ機器の第2のセルグループへ割り当てられたランダムアクセスリソースを示すために使用される、ステップと、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を取得するために、第2の設定インジケーション情報に従って、第2のセルグループにおけるランダムアクセス処理を、ユーザ機器によって実行するステップと、第2のセルグループのタイミングアドバンス値に従って、第1のセルグループにおけるユーザ機器のサービス提供基地局と、ユーザ機器によって通信するステップとを含む。
第5の態様に従って、第1の2次セルグループをユーザ機器へ割り当てることを決定するように構成された決定ユニットと、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信ユニットであって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、送信ユニットと、を含むネットワークデバイスが提供される。
第1の可能な実施では、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
前述した可能な実施に関連して、第2の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器の第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第3の可能な実施では、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおいて確立するステップを示すためにさらに使用され、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップは、第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
前述した可能な実施に関連して、第5の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示す、ためにさらに使用される。
前述した可能な実施に関連して、第6の可能な実施では、ネットワークデバイスは、マスタ基地局であり、ユーザ機器は、マスタ基地局および第1の2次基地局を含む、少なくとも2つのサービス提供基地局を有し、第1の2次セルグループは、第1の2次基地局に関連付けられ、送信ユニットは、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信する前に、第1の2次基地局へ第2の設定インジケーション情報を送信するようにさらに構成され、第2の設定インジケーション情報は、マスタ基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され、設定パラメータは、第1の2次セルグループにおけるセルの物理アップリンク制御チャネル、または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信に対応するレイヤ2機能エンティティのうちの少なくとも1つを含み、マスタ基地局は、送信ユニットによって送信された第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって送信された設定応答メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニットをさらに含み、送信ユニットは、第2の受信ユニットによって受信された設定応答メッセージに従って、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように特に構成される。
前述した可能な実施に関連して、第7の可能な実施では、設定応答メッセージは、第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され、送信ユニットは、第2の受信ユニットによって受信された設定応答メッセージに従って、以下の設定、すなわち、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルのアップリンク制御情報を送信するステップ、または、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを決定するように構成された決定サブユニットを含む。
前述した可能な実施に関連して、第8の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
第6の態様に従って、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するように構成された決定ユニットであって、第1のセルグループは、2次セルグループである、決定ユニットと、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信ユニットであって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、送信ユニットとを含む、別のネットワークデバイスが提供される。
第1の可能な実施では、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
前述した可能な実施に関連して、第2の可能な実施では、ユーザ機器の第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。
前述した可能な実施に関連して、第3の可能な実施では、セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
前述した可能な実施に関連して、第5の可能な実施では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されること、または、ユーザ機器の第1のセルグループにおける1次2次セル、および、ユーザ機器の第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
前述した可能な実施に関連して、第6の可能な実施では、ネットワークデバイスは、第1のセルグループと第2のセルグループとの両方に関連付けられた第1の2次基地局であり、ユーザ機器は、マスタ基地局および第1の2次基地局を含む、少なくとも2つのサービス提供基地局を有し、第1の2次基地局は、送信ユニットが、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信する前に、マスタ基地局によって送信された第2の設定インジケーション情報を受信するように構成された第2の受信ユニットをさらに含み、第2の設定インジケーション情報は、第1のセルグループをユーザ機器へ割り当てるように第1の2次基地局に対して指示するために使用され、決定ユニットは、第1のセルグループをユーザ機器へ割り当てることを、第2の受信ユニットによって受信された第2の設定インジケーション情報に従って決定するように特に構成される。
第7の態様に従って、ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信ユニットと、受信ユニットによって受信された第1の設定インジケーション情報に従って、第1の2次セルグループを設定するように構成された設定ユニットとを含む、ユーザ機器が提供される。
第1の可能な実施では、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
前述した可能な実施に関連して、第2の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器の第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第3の可能な実施では、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを、第2の2次セルグループにおいて確立するステップを示すためにさらに使用され、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおいて確立されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップは、第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
前述した可能な実施に関連して、第5の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示す、ためにさらに使用される。
前述した可能な実施に関連して、第6の可能な実施では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
第8の態様に従って、ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信ユニットと、受信ユニットによって受信された第1の設定インジケーション情報に従って、第1のセルグループを設定するように構成された設定ユニットとを含む、別のユーザ機器が提供される。
第1の可能な実施では、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
前述した可能な実施に関連して、第2の可能な実施では、ユーザ機器の第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。
前述した可能な実施に関連して、第3の可能な実施では、セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含む。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
前述した可能な実施に関連して、第5の可能な実施では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されること、または、ユーザ機器の第1のセルグループにおける1次2次セル、および、ユーザ機器の第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
前述した可能な実施に関連して、第6の可能な実施では、受信ユニットは、ネットワークデバイスによって送信された第2の設定インジケーション情報を受信するようにさらに構成され、第2の設定インジケーション情報は、ネットワークデバイスによって、ユーザ機器の第2のセルグループへ割り当てられたランダムアクセスリソースを示すために使用され、ユーザ機器は、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を取得するために、受信ユニットによって受信された第2の設定インジケーション情報に従って、第2のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行するように構成されたランダムアクセスユニットと、ランダムアクセスユニットによって取得された第2のセルグループのタイミングアドバンス値に従って、第1のセルグループにおけるユーザ機器のサービス提供基地局と通信するように構成された通信ユニットとをさらに含む。
第9の態様に従って、ユーザ機器と、ユーザ機器の少なくとも1つのサービス提供基地局とを含み、多数のセルグループが、ユーザ機器のために設定され、ユーザ機器の少なくとも1つのサービス提供基地局における第1のサービス提供基地局が、多数のセルグループの少なくとも2つのセルグループに関連付けられる、通信システムが提供される。
第1の可能な実施では、多数のセルグループは、第1の2次セルグループおよび第2のセルグループを含み、第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループであり、第1の2次セルグループおよび第2のセルグループは、以下の設定、すなわち、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2のセルグループに属する、ステップ、第2のセルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、または、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを満足する。
前述した可能な実施に関連して、第2の可能な実施では、第1の2次セルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
前述した可能な実施に関連して、第3の可能な実施では、ユーザ機器の少なくとも1つのサービス提供基地局は特に、ユーザ機器の1つのサービス提供基地局であり、ユーザ機器の多数のセルグループは、ユーザ機器の1つのサービス提供基地局にすべて関連付けられる。
前述した可能な実施に関連して、第4の可能な実施では、ユーザ機器の少なくとも1つのサービス提供基地局は、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を含み、マスタ基地局は、多数のセルグループのマスタセルグループに関連付けられ、少なくとも1つの2次基地局の各々は、多数のセルグループの1つまたは複数の2次セルグループに関連付けられる。
前述した可能な実施に関連して、第5の可能な実施では、マスタ基地局は、多数のセルグループの1つまたは複数の2次セルグループにさらに関連付けられる。
第10の態様に従って、第1の2次セルグループをユーザ機器へ割り当てることを決定するように構成されたプロセッサと、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信機であって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、送信機とを含む、別のネットワークデバイスが提供される。
第11の態様に従って、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するように構成されたプロセッサであって、第1のセルグループは、2次セルグループである、プロセッサと、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信機であって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、送信機とを含む、別のネットワークデバイスが提供される。
第12の態様に従って、ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信機であって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信機と、受信機によって受信された第1の設定インジケーション情報に従って、第1の2次セルグループを設定するように構成されたプロセッサとを含む、別のユーザ機器が提供される。
第13の態様に従って、ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信機であって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信機と、受信機によって受信された第1の設定インジケーション情報に従って、第1のセルグループを設定するように構成されたプロセッサとを含む、別のユーザ機器が提供される。
前述した技術的解決策に基づいて、本発明の実施形態によって提供される通信方法では、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下は、本発明の実施形態または先行技術を説明するために必要とされる添付図面を簡潔に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、単に、本発明のいくつかの実施形態を図示しており、当業者であれば、創造的な努力なく、これら添付図面から他の図面をさらに導出し得る。
先行技術におけるデュアル接続シナリオの概要図である。 本発明の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の実施形態に従うアプリケーションシナリオの例の概要図である。 本発明の実施形態に従うアプリケーションシナリオの別の例の概要図である。 本発明の実施形態に従うアプリケーションシナリオの別の例の概要図である。 本発明の別の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の別の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の別の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の別の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の別の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の別の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の別の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の別の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の別の実施形態に従う通信方法の概要フローチャートである。 本発明の実施形態に従うネットワークデバイスの概要ブロック図である。 本発明の別の実施形態に従うネットワークデバイスの概要ブロック図である。 本発明の実施形態に従うユーザ機器の概要ブロック図である。 本発明の別の実施形態に従うユーザ機器の概要ブロック図である。 本発明の別の実施形態に従うネットワークデバイスの概要ブロック図である。 本発明の別の実施形態に従うネットワークデバイスの概要ブロック図である。 本発明の別の実施形態に従うユーザ機器の概要ブロック図である。 本発明の別の実施形態に従うユーザ機器の概要ブロック図である。
以下は、本発明の実施形態における添付図面が参照された本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ完全に説明する。明らかに、説明された実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく単なる一部である。創造的な努力なく本発明の実施形態に基づいて当業者によって取得される他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内にあるものとする。
本発明の実施形態の技術的解決策は、グローバル移動体通信(Global System for Mobile communication, GSM(登録商標))システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service, GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex, FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex, TDD)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(Universal Mobile Telecommunication System, UMTS)、およびワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access, WiMAX)通信システムのような様々な通信システムへ適用され得ることが理解されるべきである。
本発明の実施形態では、ユーザ機器(User Equipment, UE)は、端末(Terminal)、移動局(Mobile Station, MS)、移動端末(Mobile Terminal)等として称され得ることも理解されるべきである。ユーザ機器は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワークと通信し得る。たとえば、ユーザ機器は、モバイル電話(セルラー電話とも称される)、または、モバイル端末を備えたコンピュータであり得る。たとえば、ユーザ機器は、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵、または車載モバイル装置でもあり得、無線アクセスネットワークと音声および/またはデータを交換する。
本発明の実施形態では、基地局は、GSMもしくはCDMAにおけるベーストランシーバ局(Base Transceiver Station, BTS)であり得るか、または、WCDMAにおけるノードB(NodeB)であり得るか、または、LTEにおけるエボルブドノードB(evolved Node B、eNBもしくはe-NodeB)であり得、それは、本発明において限定されないことも理解されるべきである。
UEが唯一のサービス提供基地局を有していると仮定し、本発明の実施形態におけるベアラは、以下のタイプを有し得ることも理解されるべきである。
ベアラタイプ1:MCGおよびSCGに配置された無線プロトコルスタック(またはL2エンティティまたはL2プロトコルスタック)を有し、MCGとSCGとの両方のリソースを使用するベアラ。MCGおよびSCGは、サービス提供基地局に両方とも関連付けられる。
ベアラタイプ2:第1のSCGおよび第2のSCGに配置された無線プロトコルスタック(またはL2エンティティまたはL2プロトコルスタック)を有し、第1のSCGと第2のSCGとの両方のリソースを使用するベアラ。第1のSCGおよび第2のSCGは、サービス提供基地局に両方とも関連付けられる。
UEが、多数のサービス提供基地局を有していると仮定し、本発明の実施形態におけるベアラは、以下のタイプをさらに有し得る。
ベアラタイプ3(分離ベアラ):MeNB(またはMCG)およびSeNB(またはSCG)に配置された無線プロトコルスタック(またはL2エンティティまたはL2プロトコルスタック)を有し、SeNBのリソース(またはSCGのリソース)のみを使用するベアラ。
ベアラタイプ4:MeNBおよびSeNBに配置された無線プロトコルスタック(またはL2エンティティまたはL2プロトコルスタック)を有し、MeNBとSeNBとの両方のリソースを使用するベアラ。
ベアラタイプ5:第1のSeNB(または第1のSCG)および第2のSeNB(または第2のSCG)に配置された無線プロトコルスタック(またはL2エンティティまたはL2プロトコルスタック)を有し、第2のSeNB(または第2のSCG)のリソースのみを使用するベアラ。
ベアラタイプ6(分離ベアラ):第1のSeNB(または第1のSCG)および第2のSeNB(または第2のSCG)に配置された無線プロトコルスタック(またはL2エンティティまたはL2プロトコルスタック)を有し、第1のSeNBと第2のSeNBとの両方のリソースを使用するベアラ。
図2は、本発明の実施形態に従う通信方法100の概要フローチャートである。方法100は、基地局、基地局コントローラ、またはネットワーク側サーバのようなネットワーク側デバイスによって実行され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。図2に図示されるように、方法100は、以下のステップを含む。
S110。ユーザ機器へ第1の2次セルグループを割り当てることを決定する。
S120。ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信する。第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
ネットワークデバイスは、ユーザ機器へ第1の2次セルグループを割り当てる前に、ユーザ機器へ第2の2次セルグループを割り当て得、第2の2次セルグループは、ユーザ機器のために設定され得るか、または、設定されないこともあり得る。あるいは、ユーザ機器へ第1の2次セルグループを割り当てた場合、ネットワークデバイスは、ユーザ機器へ第2の2次セルグループを割り当て得る。この事例では、第1の設定インジケーション情報は、ネットワークデバイスによって決定された第2の2次セルグループの設定パラメータを示すためにさらに使用され得る。第2の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信は、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され得、独立した物理アップリンク制御チャネルリソースが、第2の2次セルグループのために設定され得る。これは本発明のこの実施形態において限定されない。
オプションで、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップは、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおける1次2次セルに関連するアップリンク制御チャネル情報を送信するステップと、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおける2次セルに関連するアップリンク制御チャネル情報を送信するステップとを含む。
第1の設定インジケーション情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネル上で、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップを示すために使用され得る。この事例では、独立した物理アップリンク制御チャネルリソースは、第1の2次セルグループのために設定されない。すなわち、独立した物理アップリンク制御チャネルリソースは、第1の2次セルグループにおける1次2次セルのために設定されず、第2の2次セルグループの物理アップリンク制御チャネルリソースは、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループによって共有される。それに加えて、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信は、第1の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティによって処理され得、ユーザ機器は、第1の2次セルグループにおいて、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信に対応するレイヤ2機能エンティティを確立する必要がある。
あるいは、第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループに配置されるレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために使用され得る。この事例では、独立した物理アップリンク制御チャネルリソースが、第1の2次セルグループのために設定される。たとえば、物理アップリンク制御チャネルリソースは、第1の2次セルグループにおける1次2次セルのために設定される。第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1の2次セルグループのために設定された物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され得る。それに加えて、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信は、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティによって処理され得る。第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティは、データ送信のために、ユーザ機器によって確立されていてもよく、または新たに確立され得る。ユーザ機器は、第1の2次セルグループにおいて、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信に対応するレイヤ2機能エンティティを確立する必要はない。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
あるいは、第1の設定インジケーション情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップを示し、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示す、ために使用され得る。この事例では、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、第2の2次セルグループの物理アップリンク制御チャネルリソースを共有し、ユーザ機器は、第1の2次セルグループにおいて、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信に対応するレイヤ2機能エンティティを確立する必要はない。
第1のセルは、第2の2次セルグループにおける1次2次セル、または、第2の2次セルグループにおける2次セルであり得、物理アップリンク制御チャネルが、第1のセルのために設定される。オプションで、第1のセルは、第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
オプションで、アップリンク制御情報は、以下の情報、すなわち、ACK、NACK、またはチャネル状態情報のうちの少なくとも1つを含む。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
オプションで、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
本発明のこの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、明示的にまたは暗黙的に、第1の2次セルグループの前述した設定を示す。オプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループの前述した設定を暗黙的に示すために、以下の情報、すなわち、第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含み得る。たとえば、前述した情報は、設定メッセージの特定のフィールドにおいて伝送され得る。相応して、設定メッセージを受信した場合、ユーザ機器は、特定のフィールドにおいて伝送された前述した情報に従って、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信し得るか、および/または、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
本発明のこの実施形態では、ユーザ機器は、1つまたは複数のサービス提供基地局を有し得、マスタセルグループおよび多数の2次セルグループが、ユーザ機器のために設定される。オプションの実施形態では、ネットワークデバイスは、ユーザ機器のサービス提供基地局をも決定し得る。これには、第1の2次セルグループが関連付けられる。ユーザ機器が、多数のサービス提供基地局を有しているのであれば、第1の2次セルグループは、多数のサービス提供基地局のマスタ基地局に関連付けられ得るか、または、多数のサービス提供基地局の2次基地局に関連付けられ得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。相応して、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループに関連付けられた基地局を示すためにさらに使用され得る。
オプションの実施形態では、ユーザ機器のために設定されたすべてのセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
この事例では、ユーザ機器のために設定されたゼロまたは少なくとも1つのセルグループと、ネットワークデバイスによってユーザ機器へ新たに割り当てられた少なくとも1つのセルグループとが、同じサービス提供基地局に関連付けられ得る。サービス提供基地局は、ユーザ機器のユニークなサービス提供基地局であり得るか、または、ユーザ機器の多数のサービス提供基地局におけるマスタ基地局であり得る。本発明のこの実施形態は、それに限定されない。たとえば、図3に図示されるように、ユーザ機器のマスタセルグループ、第1の2次セルグループ、および第2の2次セルグループは、ユーザ機器のユニークなサービス提供基地局にすべて関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器は、多数のサービス提供基地局を有し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、異なる基地局に関連付けられる。
図4および図5に図示されるように、ユーザ機器の多数のサービス提供基地局は、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を含み得る。ユーザ機器とマスタ基地局との間にRRC接続が存在する。ユーザ機器と、少なくとも1つの2次基地局の各々との間に、共通の無線接続が存在する。それに加えて、マスタ基地局と少なくとも1つの2次基地局との間に非理想的なバックホール(non-ideal backhaul)リンクが存在し得、マスタ基地局は、X2インターフェースを使用することによって、少なくとも1つの2次基地局と通信する。この事例では、ユーザ機器のマスタ基地局は、マスタセルグループと、ユーザ機器のゼロまたは少なくとも1つの2次セルグループと関連付けられ得る。少なくとも1つの2次基地局の各々は、ゼロまたは少なくとも1つの2次セルグループに関連付けられ得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
ユーザ機器の多数のサービス提供基地局が、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を含んでいるのであれば、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、同じ基地局または異なる基地局に関連付けられ得る。特に、第1の2次セルグループは、マスタ基地局に関連付けられ得、第2の2次セルグループは、マスタ基地局または2次基地局に関連付けられる。あるいは、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、少なくとも1つの2次基地局の同じ2次基地局に両方とも関連付けられ得る。あるいは、第1の2次セルグループは、少なくとも1つの2次基地局の第1の2次基地局に関連付けられ得、第2の2次セルグループは、マスタ基地局、または、少なくとも1つの2次基地局に含まれ、第1の2次基地局と異なる、第2の2次基地局に関連付けられる。本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
別のオプションの実施形態では、第1の2次セルグループに関連付けられたサービス提供基地局が、多数のセルを制御するのであれば、ネットワークデバイスは、第1の2次セルグループに含まれる少なくとも1つのセルをも決定し得る。第1の2次セルグループは、関連付けられたサービス提供基地局によって制御されるいくつか、または、すべてのセルを含み得る。それに加えて、第1の2次セルグループが、多数のセルを含んでいるのであれば、ネットワークデバイスは、多数のセルのうちのどれが、第1の2次セルグループにおける1次2次セルとしてサービス提供するのかをも判定し得る。相応して、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループに含まれた少なくとも1つのセルを示すためにさらに使用され得るか、または、第1の2次セルグループに含まれた少なくとも1つのセルの1次2次セルを示すためにさらに使用され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
オプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループが、独立した物理アップリンク制御チャネルリソースを有しているか否かを示すために使用され得る。第1の2次セルグループが、独立した物理アップリンク制御チャネルリソースを有していないのであれば、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループに対して、第2の2次セルグループのために設定された物理アップリンク制御チャネルを共有するよう指示するために使用される。すなわち、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信される。この事例では、第1の2次セルグループに含まれるセルのいずれも、独立した物理アップリンク制御チャネルリソースを有していない。第1の2次セルグループにおける1次2次セルも、独立した物理アップリンク制御チャネルリソースを有してはいないが、第1の2次セルグループにおける1次2次セルは、第1の2次セルグループにおけるダウンリンクタイミング基準セルとしてサービス提供し得る。これは、本発明のこの実施形態において、限定されない。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループにおいて、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するように構成されたレイヤ2機能エンティティを確立するか否かを示すために使用され得る。第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するように構成されたレイヤ2機能エンティティが、第1の2次セルグループにおいて確立される必要がないのであれば、第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示し得る。レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御(Media Access Control, MAC)エンティティ、無線リンク制御(Radio Link Control, RLC)エンティティ、または、パケットデータ収束プロトコル(Packet Data Convergence Protocol, PDCP)エンティティのうちの少なくとも1つを含み得る。ユーザ機器が、第1の2次セルグループを最初に設定した場合、MACエンティティが確立され得、第1の2次セルグループのベアラが生成された場合、RLCエンティティおよびPDCPエンティティが確立され得る。
オプションで、第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを暗黙的に示すために、第2の2次セルグループの識別情報、および/または、第2の2次セルグループにおける1次2次セルの識別情報を含み得る。第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するように構成されたMACエンティティ、RLCエンティティ、およびPDCPエンティティが、第1の2次セルグループにおいて確立される必要があるか否かをともに示し得る。あるいは、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するように構成された前述したエンティティの各々が、第1の2次セルグループにおいて確立される必要があるか否かを個別に示し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
オプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループに配置されたRLCエンティティおよびPDCPエンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために使用され得る一方、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するように構成されたMACエンティティは、第1の2次セルグループに配置され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループのベアラに対応するPDCPエンティティまたはRLCエンティティのうちの少なくとも1つを、第2の2次セルグループにおいて確立するステップを示すためにさらに使用される。
ユーザ機器の第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップは、
第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するPDCPエンティティまたはRLCエンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
特に、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループのベアラに対応するPDCPエンティティを、第2の2次セルグループにおいて確立するステップと、第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するPDCPエンティティを使用することによって、ベアラにおけるデータ送信を処理するステップと、を示すために使用され得る。あるいは、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループのベアラに対応するPDCPエンティティとRLCエンティティとを、第2の2次セルグループにおいて確立するステップと、第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するPDCPエンティティとRLCエンティティとを使用することによって、ベアラにおけるデータ送信を処理するステップと、を示すために使用され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
本発明のこの実施形態では、第1の2次セルグループのベアラは、第1の2次セルグループのリソースを使用するベアラであり得る。オプションで、第1の2次セルグループのベアラは、第1の2次セルグループのリソースのみを使用し得る。この事例では、第1の2次セルグループのベアラのレイヤ2機能エンティティが、第1の2次セルグループまたは第2の2次セルグループに配置され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
オプションで、第2の2次セルグループが設定されたのであれば、第1の2次セルグループのベアラは、第2の2次セルにおいて確立され得る。第1の2次セルグループが設定された後、ベアラの送信は、第2の2次セルと第1の2次セルグループとの両方において実行され得る。あるいは、第1の2次セルグループが設定された後、第1の2次セルグループのベアラが確立され得る。本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
あるいは、第1の2次セルグループのベアラは、第1の2次セルグループおよび別のセルグループ(これは、マスタセルグループまたは2次セルグループであり得る)のリソースを使用し得る。別のセルグループおよび第1の2次セルグループは、同じ基地局に関連付けられ得る。この事例では、第1の2次セルグループのベアラのレイヤ2機能エンティティは、第1の2次セルグループおよび別のセルグループに配置され得るか、または、第2の2次セルグループおよび別のセルグループに配置され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
あるいは、第1の2次セルグループのベアラは、第1の2次セルグループおよび別のセルグループ(これは、マスタセルグループまたは2次セルグループであり得る)のリソースを使用し得る。別の2次セルグループおよび第1の2次セルグループは、異なる基地局に関連付けられ得る。この事例では、第1の2次セルグループのベアラは、分離ベアラであり、分離ベアラのレイヤ2機能エンティティは、第1の2次セルグループおよび別のセルグループに配置され得るか、または、第2の2次セルグループおよび別のセルグループに配置され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示す、ためにさらに使用される。
分離ベアラでは、データパケットの一部分が、第1の2次セルグループを使用することによって送信され、他の部分が、第2の2次セルグループを使用することによって送信される。すなわち、分離ベアラは、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループのリソースを使用する。この事例では、分離ベアラのレイヤ2機能エンティティは、第1の2次セルグループにのみ配置され得、第2の2次セルグループにのみ配置され得、または、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループに配置され得る。本発明のこの実施形態は、それに限定されない。さらに、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおける、分離動作を実行する、セルグループを示し得る。すなわち、データパケットは、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループを使用することによって各々送信される2つの部分へ分離される。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
あるいは、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループに対して、分離ベアラを確立し、分離ベアラの分離動作を実行するレイヤ2機能エンティティに対応する2次セルグループを示すように、または、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの、分離ベアラのレイヤ2機能エンティティ(もしくは無線リンクプロトコルエンティティ)が配置された2次セルグループを示すように、指示するためにさらに使用される。特に、分離ベアラが、PDCPレイヤにおいて分離されるのであれば、第1の設定インジケーション情報は、ベアラが分離されるPDCPレイヤに対応するSCG、すなわち、第1のSCGおよび第2のSCGの、分離動作が実行されるPDCPレイヤに対応するSCGを示し得るか、または、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの、分離ベアラのPDCPエンティティが配置される2次セルグループを示し得る。分離ベアラのPDCPエンティティが、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループのうちの少なくとも1つの2次セルグループに配置され得る。あるいは、分離ベアラが、RLCレイヤにおいて分離されるのであれば、SCG設定情報は、ベアラが分離されるRLCレイヤに対応するSCG、すなわち、第1のSCGおよび第2のSCGの、分離動作が実行されるRLCレイヤに対応するSCGを示し得るか、または、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの、分離ベアラのRLCエンティティが配置される2次セルグループを示し得る。分離ベアラのRLCエンティティは、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループのうちの少なくとも1つの2次セルグループに配置され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
第1の設定インジケーション情報を受信した後、ユーザ機器は、第1の2次セルグループと第2の2次セルグループとの間の対応を確立し、第1の設定インジケーション情報に従って第1の2次セルグループを設定し、第1の2次セルグループの設定を完了した後、設定完了メッセージをネットワークデバイスへ送信し得る。
別のオプションの実施形態では、方法100は、
第1の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器によって送信された設定完了メッセージを受信するステップをさらに含む。
別のオプションの実施形態では、ネットワークデバイスが、ユーザ機器のマスタ基地局であり、第1の2次セルグループが、ユーザ機器の第1の2次基地局に関連付けられているのであれば、S120の前に、方法100は、
第1の2次基地局へ第2の設定インジケーション情報を送信するステップであって、第2の設定インジケーション情報は、ネットワークデバイスによって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され、設定パラメータは、第1の2次セルグループの物理アップリンク制御チャネル、または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信に対応するレイヤ2機能エンティティのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって送信された設定応答メッセージを受信するステップとをさらに含む。
相応して、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するステップであるS120は、
設定応答メッセージに従って、ユーザ機器へ、第1の設定インジケーション情報を送信するステップを含む。
本発明のこの実施形態では、第1の2次セルグループの設定パラメータは、マスタ基地局によって独立して決定され得、マスタ基地局は、第1の2次基地局に、第1の2次セルグループの設定パラメータを通知する。この事例では、第2の設定インジケーション情報は、第1の2次基地局に、ネットワークデバイスによって決定された設定パラメータを通知するために使用され得る。第2の設定インジケーション情報を受信した後、第1の2次基地局は、第1の2次基地局が、第2の設定インジケーション情報を受信したことを判定するために、第2の設定インジケーション情報に示された第1の2次基地局の設定パラメータを決定し、設定応答メッセージをマスタ基地局へ送信し得る。
あるいは、第1の2次セルグループの設定パラメータは、ネゴシエーションによって、マスタ基地局および第1の2次基地局によって決定され得る。この事例では、第2の設定インジケーション情報は、第1の2次基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され得る。第2の設定インジケーション情報を受信した後、第1の2次基地局は、マスタ基地局によって決定された設定パラメータに合意し得るか、または、マスタ基地局によって決定された設定パラメータを修正し、第1の2次基地局によって決定された設定パラメータを、設定応答メッセージへ加え、マスタ基地局へ設定応答メッセージを送信し得る。第1の2次基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータでは、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することにより送信され、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理される。マスタ基地局は、第1の2次基地局によって決定され、設定応答メッセージにおいて伝送された、第1の2次セルグループの設定パラメータを取得し、設定応答メッセージに従って、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信されること、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティによって処理されることを判定し、設定応答メッセージに従って決定された第1の2次セルの設定パラメータをユーザ機器へ送信し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
別のオプションの実施形態では、設定応答メッセージは、第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを伝送し、設定応答メッセージは、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルのアップリンク制御情報を送信するステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示す。第1の2次基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータは、マスタ基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータと異なり得る。相応して、設定応答メッセージに従って、ユーザ機器へ、第1の設定インジケーション情報を送信するステップは、
第2の設定インジケーション情報に従って、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルのアップリンク制御情報を送信するステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップのうちの少なくとも1つのタイプを決定するステップを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、セキュリティ設定パラメータ、および/または、タイミングアドバンス値を共有し得る。この事例では、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられ得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。オプションで、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、同じセキュリティ設定パラメータを使用し得る。セキュリティ設定パラメータは、ネットワーク側によって、第1の2次セルグループへ割り当てられ得、この事例では、ネットワーク側は、独立したセキュリティ設定パラメータを、第2の2次セルグループへ割り当てない。あるいは、セキュリティ設定パラメータは、ネットワーク側によって、第2の2次セルグループへ割り当てられ得、この事例では、ネットワーク側は、独立したセキュリティ設定パラメータを、第1の2次セルグループへ割り当てない。あるいは、セキュリティ設定パラメータは、ネットワーク側によって、ユーザ機器の別のセルグループへ割り当てられ得、ネットワーク側は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループへ、独立したセキュリティ設定パラメータを割り当てず、別のセルグループ、第1の2次セルグループ、および第2の2次セルグループは、同じサービス提供基地局に関連付けられ得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
オプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するように、第1の2次セルグループへ指示するために使用される。
セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー(Secondary Cell Group intermediate keyもしくはSecondary eNB intermediate key, S-KeNB)、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含み得る。2次セルグループ中間キーは、マスタ基地局中間キー(KeNB)および2次セルカウンタに従って決定され得る。この事例では、第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループの識別情報を含み得るか、または、以下の情報、すなわち、第2の2次セルグループの2次セルグループ中間キー、第2の2次セルグループの2次セルグループ中間キーのインデクス値、第2の2次セルグループの2次セルグループ中間キーのシリアル番号、もしくは、第2の2次セルグループのSCGカウンタ(counter)のうちの少なくとも1つを含み得る。それに加えて、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループに対して、同じ暗号化アルゴリズムを使用するようにさらに指示し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
オプションで、PDCPエンティティは、2次セルグループ中間キーを管理する機能を有しているので、第1の設定インジケーション情報は、第2のセルグループに配置されたPDCPエンティティを使用することによって第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すことによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、暗号鍵は、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって生成されることを暗黙的に示し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
第1の設定インジケーション情報を受信した後、ユーザ機器は、第1の設定インジケーション情報に従って、第1の2次セルグループによって使用される2次セルグループ中間キーを決定し、2次セルグループ中間キーおよび暗号化アルゴリズムに従って暗号鍵を取得し、送信されるべきデータを暗号化するために暗号鍵を使用し得る。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、同じタイミングアドバンス値を使用するように、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループへ指示するためにさらに使用され得る。すなわち、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行される。この事例では、ユーザ機器は、第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、第1の2次セルグループにおいてアップリンクタイミング調節を実行し得る。第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値に関する情報を含み得るか、または、第1の2次セルグループが属するタイミングアドバンスグループ(Timing Advance Group, TAG)に関する情報を含み得る。第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、同じTAGに属し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループが、同じタイミングアドバンス値を使用することを暗黙的に示す。この事例では、ネットワークデバイスは、第2の2次セルグループおよび第1の2次セルグループのうちの1つの2次セルグループのみのためにランダムアクセスリソースを設定し得、たとえば、第2の2次セルグループのみのためにランダムアクセスリソースを設定し得る。ユーザ機器は、ネットワークデバイスによって設定されたランダムアクセスリソースを使用することによって、第2の2次セルグループにおけるランダムアクセス手順を実行し得、第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を取得し得る。第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、同じTA値を有するので、ユーザ機器は、第1の2次セルグループにおけるランダムアクセス手順を実行することなく、第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理においてアップリンクタイミング調節をダイレクトに実行する。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
あるいは、ネットワーク側は、第1の2次セルグループと第2の2次セルグループとの両方のためにランダムアクセスリソースを設定し得る。この事例では、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループが、同じTAGに属していることを判定した場合、ユーザ機器は、TAGに対応するTA値を取得するために、両セルグループにおいてではなく、第1の2次セルグループまたは第2の2次セルグループにおいてのみランダムアクセス手順を実行し得、したがって、システムリソースを低減し、UE電力消費量を低減する。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
図6は、本発明の実施形態によって提供される別の通信方法200を図示する。方法200は、基地局、基地局コントローラ、またはネットワーク側サーバのようなネットワーク側デバイスによって実行され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。図6に図示されるように、方法200は、以下のステップを含む。
S210。ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定する。第1のセルグループは、2次セルグループである。
S220。ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信する。第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成され、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
ネットワークデバイスは、ユーザ機器へ第1の2次セルグループを割り当てる前に、ユーザ機器へ第2の2次セルグループを割り当て得る。あるいは、ネットワークデバイスは、ユーザ機器へ第1の2次セルグループを割り当てる場合、ユーザ機器へ第2の2次セルグループを割り当て得る。この事例では、第1の設定インジケーション情報は、ネットワークデバイスによって決定された第2の2次セルグループの設定パラメータを示すためにさらに使用され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
第1の設定インジケーション情報は、暗号鍵を生成するために、第1のセルグループが、第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することを示すために使用され得る。この事例では、ユーザ機器は、第1のセルグループおよび第2のセルグループに各々対応するタイミングアドバンス値を取得するために、第1のセルグループおよび第2のセルグループにおいてランダムアクセス手順を各々実行し得る。
あるいは、第1の設定インジケーション情報は、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、アップリンクタイミング調節が、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって実行されることを示すために使用され得る。この事例では、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、第2のセルグループにおいてランダムアクセス手順を実行することによって、ユーザ機器によって取得されたタイミングアドバンス値を共有する。すなわち、ユーザ機器は、第1のセルグループにおいてランダムアクセス手順を実行する必要はない。それに加えて、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、暗号鍵を生成するために、異なるセキュリティ設定パラメータを使用し得る。
あるいは、第1の設定インジケーション情報は、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成され、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行されることを示すために使用され得る。この事例では、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ネットワーク側によって第2のセルグループへ割り当てられたセキュリティ設定パラメータを共有し、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、第2のセルグループにおいてランダムアクセス手順を実行することによって、ユーザ機器によって取得されたタイミングアドバンス値を共有する。すなわち、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス手順を実行する必要はない。
オプションで、セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含み得る。オプションで、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループが暗号鍵を生成する場合に使用される暗号化アルゴリズムを示すためにさらに使用され得る。たとえば、第1の設定インジケーション情報は、第2のセルグループの暗号化アルゴリズムを使用することによって、第1のセルグループが暗号鍵を生成することを示すためにさらに使用され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
第1のセルグループは2次セルグループであり、また第2のセルグループは、マスタセルグループ、または、第1のセルグループとは異なる2次セルグループであり得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
オプションで、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
ユーザ機器は、1つまたは複数のサービス提供基地局を有し得る。ユーザ機器が、唯一のサービス提供基地局しか有していないのであれば、ユーザ機器のすべてのセルグループが、ユーザ機器のサービス提供基地局に関連付けられる。ユーザ機器が、多数のサービス提供基地局を有し、多数のサービス提供基地局が、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を含むのであれば、第1のセルグループと第2のセルグループとの両方が、ユーザ機器のマスタ基地局に関連付けられ得るか、または、ユーザ機器の1つの2次基地局に関連付けられ得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。
オプションの実施形態では、ユーザ機器の多数のサービス提供基地局は、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を含む。第2のセルグループは、2次セルグループであり、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じ2次基地局に両方とも関連付けられる。
この事例では、ネットワークデバイスは、第1のセルグループおよび第2のセルグループに関連付けられた2次基地局であり得るか、または、ユーザ機器のマスタ基地局であり得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。
第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループに関連付けられた基地局、第1の2次セルグループに含まれた少なくとも1つのセル、または、第1の2次セルグループに含まれた少なくとも1つのセルの1次2次セルを示すためにさらに使用され得る。本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
第1の設定インジケーション情報は、前述した設定を明示的にまたは暗黙的に示し得る。たとえば、第1の設定インジケーション情報は、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成されること、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行されることを暗黙的に示すために、第2の2次セルグループの識別情報および/または、第2の2次セルグループにおける1次2次セルの識別情報を含み得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
別の例の場合、PDCPエンティティは、セキュリティ設定パラメータを管理することを担当するので、第1の設定インジケーション情報は、第2のセルグループに配置されたPDCPエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおいてデータ送信が実行されることを示すことによって、第1のセルグループが、第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することを暗黙的に示し得る。
別の例の場合、第1のセルグループおよび第2のセルグループが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すこと、または、第1のセルグループにおける1次2次セル、および、第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すことによって、第1の設定インジケーション情報は、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行されることを暗黙的に示し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
アップリンクタイミング調節が、第2のセルグループのTA値を使用することによって、第1のセルグループにおけるデータ送信処理において実行されるのであれば、ネットワークデバイスは、第1のセルグループへランダムアクセスリソースを割り当てないことがあり得るが、第2のセルグループのみへランダムアクセスリソースを割り当てる。相応して、ユーザ機器は、第2のセルグループのTA値を取得するために、ランダムアクセスリソースを使用することによって、第2のセルグループにおいてランダムアクセス手順を実行し、第1のセルグループにおけるランダムアクセス手順を実行することなく、TA値を使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理においてアップリンクタイミング調節を実行し得、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1のセルグループがランダムアクセスリソースを有していないことを示すためにさらに使用される。ランダムアクセスリソースは、第2のセルグループのために設定され、第2のセルグループのタイミングアドバンス値は、ランダムアクセスリソースを使用することによって、第2のセルグループにおけるランダムアクセス手順を実行することによって、ユーザ機器によって取得される。
第1の設定インジケーション情報の受信後、ユーザ機器は、第1の設定インジケーション情報に従って、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵が生成されること、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、アップリンクタイミング調節が、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって実行されることを判定し、第1のセルグループと第2のセルグループとの間の対応を確立し、第1の設定インジケーション情報に従って第1のセルグループを設定し得る。別のオプションの実施形態では、方法200は、
第1の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器によって送信された設定完了メッセージを受信するステップをさらに含む。
別の実施形態では、ネットワークデバイスが、第1のセルグループと第2のセルグループとの両方に関連付けられた第1の2次基地局であり、ユーザ機器が、マスタ基地局および第1の2次基地局を含む少なくとも2つのサービス提供基地局を有しているのであれば、S210の前に、方法200は、
マスタ基地局によって送信された第2の設定インジケーション情報を受信するステップをさらに含み、第2の設定インジケーション情報は、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てるように第1の2次基地局へ指示するために使用される。
相応して、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するS210は、
第2の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するステップを含む。
ユーザ機器のマスタ基地局は、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てるように第1の2次基地局に対して指示し得る。相応して、第1の2次基地局は、マスタ基地局の指示に従って、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当て、第1のセルグループの設定パラメータを決定し得る。あるいは、第1の2次基地局は、ユーザ機器のための第1の2次基地局に関連付けられた第1のセルグループを設定することを事前に決定し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、送信するステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用され得る。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成されるか、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
図2乃至図6に関連して、本発明の実施形態によって提供される通信方法が、ネットワークデバイスの観点から詳細に上述された。図7および図8に関連して、本発明の実施形態によって提供される通信方法は、ユーザ機器の観点から詳細に後述される。
図7は、本発明の実施形態によって提供される通信方法300を図示する。この方法は、ユーザ機器によって実行され得る。図7に図示されるように、方法300は、以下のステップを含む。
S310。ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信する。第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される。
S320。第1の設定インジケーション情報に従って、第1の2次セルグループを設定する。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループが、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられ得るか、または、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループが、ユーザ機器の異なるサービス提供基地局に関連付けられ得る。たとえば、第1の2次セルグループが、ユーザ機器の2次基地局に関連付けられ、第2の2次セルグループが、マスタ基地局、または、ユーザ機器の別の2次基地局に関連付けられる。これは、本発明の実施形態において限定されない。
第1の設定インジケーション情報は、設定メッセージにおいて伝送され得、設定メッセージは、ネットワークデバイスによって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを伝送し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
オプションの実施形態では、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
オプションで、アップリンク制御情報は、以下の情報、すなわち、アクノレッジメント情報ACK、否定的アクノレッジメント情報NACK、またはチャネル状態情報のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、物理アップリンク制御チャネルが、第2の2次セルグループにおける1次2次セルのために設定される。この事例では、第2の2次セルグループにおける1次2次セルのために設定された物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルに関連するアップリンク制御チャネルを送信するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用される。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1のセルが、第2の2次セルグループにおける1次2次セルではないのであれば、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、第2の2次セルグループの識別情報、第1のセルの識別情報、または第2の2次セルグループにおける1次2次セルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
この事例では、第1の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器によって、第1の2次セルグループを設定するステップは、
ユーザ機器の第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つに従って、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを判定するステップを含む。
特に、設定メッセージにおける特定のフィールドが、前述した設定のうちの少なくとも1つのタイプを示すために、第2の2次セルグループの識別情報を伝送し得る。あるいは、設定メッセージにおける特定のフィールドが、前述した設定のうちの少なくとも1つのタイプを示すために、第2の2次セルグループにおける1次2次セルの識別情報を伝送し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
別のオプションの実施形態では、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。
たとえば、第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループに配置されたRLCエンティティおよびPDCPエンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示し得る一方、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するように構成されたMACエンティティが、第1の2次セルグループに配置され得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを、第2の2次セルグループにおいて確立するステップを示すためにさらに使用される。
相応して、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおいて確立されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップは、
第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示すためにさらに使用される。
別の実施形態では、方法300は、ネットワークデバイスへ設定完了メッセージを送信するステップをさらに含む。
別の実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
図8は、本発明の別の実施形態によって提供される通信方法400を図示する。方法400は、ユーザ機器によって実行され得る。図8に図示されるように、方法400は、以下のステップを含む。
S410。ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信する。第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される。
S420。第1の設定インジケーション情報に従って第1のセルグループを設定する。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成されるか、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
オプションの実施形態では、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
別の実施形態では、第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。
特に、第2のセルグループが、マスタセルグループであれば、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器のマスタ基地局に両方とも関連付けられ得る。第2のセルグループが、2次セルグループであれば、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、マスタ基地局、または、ユーザ機器の同じ2次基地局に両方とも関連付けられ得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。
別の実施形態では、ユーザ機器のサービス提供基地局は、マスタ基地局と、少なくとも1つの2次基地局とを含む。この事例では、第2のセルグループは2次セルグループであり、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の2次基地局に両方とも関連付けられる。
別の実施形態では、セキュリティ設定パラメータは、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
この事例では、第1の設定インジケーション情報に従って第1のセルグループを設定するS420は、
第1の設定インジケーション情報、すなわち、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって処理されること(中において示される)に従って、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成されることを判定するステップを含む。
別のオプションの実施形態では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されること、または、
ユーザ機器の第1のセルグループにおける1次2次セル、および、ユーザ機器の第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
この事例では、第1の設定インジケーション情報に従って第1のセルグループを設定するS420は、
第1の設定インジケーション情報、すなわち、第1のセルグループおよび第2のセルグループが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属するか、または、第1のセルグループにおける1次2次セル、および、第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが同じTAGに属することに従って、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行されることを判定するステップを含む。
別の実施形態では、方法400は、
ネットワークデバイスによって送信された第2の設定インジケーション情報を受信するステップであって、第2の設定インジケーション情報は、ネットワークデバイスによって第2のセルグループへ割り当てられたランダムアクセスリソースを示すために使用される、ステップと、
第2のセルグループのタイミングアドバンス値を取得するために、第2の設定インジケーション情報に従って、第2のセルグループにおいてランダムアクセス処理を実行するステップと、
第2のセルグループのタイミングアドバンス値に従って、第1のセルグループにおけるユーザ機器のサービス提供基地局と通信するステップとをさらに含む。
別の実施形態では、方法400は、ネットワークデバイスへ設定完了メッセージを送信するステップをさらに含む。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵が生成される、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
本発明のこの実施形態によって提供される通信方法は、特定の例を参照して以下にさらに詳細に説明される。
図9は、本発明の別の実施形態によって提供される通信方法500を図示する。説明の便宜のため、この実施形態では、ユーザ機器が、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を有し、ネットワークデバイスが、ユーザ機器のマスタ基地局MeNBであることが仮定される。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
S510。MeNBは、第1のSCGが、UEのために追加されるべきであると判定し、第1のSCGの設定情報を決定する。設定情報は、第1のPSCellの設定情報と、第2のPSCellの設定情報とを含む。第1のPSCellは、新たに設定された第1のSCGのPSCellであり、PUCCHリソースは、第1のPSCellのために設定されない。第2のPSCellは、設定された第2のSCGのPSCellであるか、または、第1のSCGが設定された場合に設定される、別の新たに追加された第2のSCGのPSCellであり、PUCCHリソースは、第2のPSCellのために設定される。
S520。MeNBは、UEへSCG設定メッセージを送信し、UEのために新たに追加されるSCGを設定する。SCG設定メッセージは、MeNBによって判定された新たに追加されたSCGの設定情報を含む。
特に、MeNBは、第1のPScellおよび第2のPScellが、第2のPSCellのPUCCHリソースを共有することを示すインジケーション情報を、SCG設定メッセージへ追加し得る。インジケーション情報は、明示的なインジケーションまたは暗黙的なインジケーションであり得る。たとえば、第1のSCGが設定された場合、第1のPScellの識別情報および第2のPSCellの識別情報は、暗黙的なインジケーションのために両方とも含まれる。あるいは、MeNBは、第1のSCGおよび第2のSCGが第2のSCGのPUCCHリソースを共有することを示すインジケーション情報を、SCG設定メッセージへ追加し得る。インジケーション情報は、明示的なインジケーションまたは暗黙的なインジケーションであり得る。たとえば、第1のSCGの識別情報および第2のSCGの識別情報は、暗黙的なインジケーションのために両方とも含まれる。あるいは、MeNBは、別の方式で、UEに対して、第1のPSCellおよび第2のPSCellのPUCCHリソースを共有するか、または、第1のSCGおよび第2のSCGのPUCCHリソースを共有するように指示し得る。本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
S530。MeNBによって送信されたSCG設定メッセージを受信した後、UEは、新たに追加されたSCGのための第1のPSCellを設定するか、または、SCG設定メッセージに含まれるSCG設定情報に従って、第2のPSCellをさらに設定する。第1のPSCellは、新たに設定された第1のSCGに属し、PUCCHリソースは設定されない。第2のPSCellは、設定されたSCG、または、新たなSCGが設定された場合に設定される別の新たなSCGに属し、PUCCHリソースは、第2のPSCellのために設定される。
特に、UEは、SCG設定メッセージに含まれるインジケーション情報に従って、HARQ-ACK、CSI、または、第1のSCGに関連するSRといった情報が、第2のPSCellまたは第2のSCGにおいて送信される必要があることを判定する。
言い換えれば、UEは、第1のSCGまたは第1のPSCellと、第2のPSCellとの間の関連付け関係を確立し得る。関連付け関係は、第1のSCGのPUCCHリソースが、第2のPSCellにおいて設定されること、または、HARQ-ACK、CSI、もしくは、第1のSCGに関連するSRのような情報に対するフィードバックが、第2のPSCellのPUCCHにおいて送信される必要があることを示す。
この事例では、第1のPSCellは、新たに設定された第1のSCGにおけるすべてのサービス提供セルのダウンリンクタイミング基準セルである。第2のPSCellは、第2のSCGにおけるすべてのサービス提供セルのダウンリンクタイミング基準セルである。
S540。設定が完了した後、UEは、MeNBへSCG設定完了メッセージを送信する。
このように、UEが、HARQ-ACK、CSI、または、第1のSCGに関連するSRのような情報のうちの1つまたは複数を送信する必要がある場合、UEは、第2のPSCellのPUCCHリソースを使用することによって、前述した情報を送信することを決定する。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、PUCCHリソースは、第1のSCGにおける第1のPSCellにおいて設定されず、第1のPSCellおよび第2のPSCellは、第2のPSCellにおいて設定されたPUCCHを共有し、過度のキャリアにおいてUEによって実行された同時PUCCH送信によって、UEの電力が制限されることを回避する。
図10は、本発明の別の実施形態によって提供される通信方法600を図示する。S610は、S510に類似しており、第1のSCGがSeNBに関連付けられていることにおいてS510と異なる。
MeNBは、UEのために追加される必要のある第1のSCGがSeNBに属していると判定した場合、第1のSCGにおける第1のPSCellにおけるPUCCHリソースを設定するか否かを判定するために、先ず、SeNBとネゴシエートし得る。
S620。UEのために追加される必要のある第1のSCGがSeNBに属していることを判定した場合、MeNBは、SeNBへ、SCG確立要求メッセージ(または、SeNB設定要求メッセージまたはSCG追加要求メッセージ)を送信し、SCG追加要求メッセージは、SCGにおけるPUCCHリソースを設定するか否か、または、第1のPSCellにおけるPUCCHリソースを設定するか否かを示すインジケーション情報を伝送する。PUCCHリソースが、第1のSCGにおいても第1のPSCellにおいても設定されないのであれば、SCG追加要求メッセージは、第2のPSCellに関する情報を示し、PUCCHリソースは、第2のPSCellのために設定される。第2のPSCellは、設定された第2のSCGのPSCell、または、第1のSCGが設定された場合に設定された別の新たな第2のSCGのPSCellである。
S630。SCG確立要求メッセージを受信した後、SeNBは、MeNBの指示に従って、第1のSCGもしくは第1のPSCellにおけるPUCCHリソースを設定するか否かを判定するか、または、HARQ-ACK、CSI、もしくは、第1のSCGに関連するSRのような情報が、第2のPSCellにおいて送信される必要があることを判定する。
S640。SeNBは、MeNBへSCG確立応答メッセージを送信する。
S650乃至S670は、方法500におけるS520乃至S540に類似している。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、各SCGのためのPUCCHリソースを設定する先行技術の解決策と比較して、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、PUCCHリソースは、第1のSCGにおける第1のPSCellにおいて設定されず、第1のPSCellおよび第2のPSCellは、第2のPSCellにおいて設定されたPUCCHを共有し、過度なキャリアにおいてUEによって実行された同時のPUCCH送信によって、UE側における電力が制限されることを回避する。
図11は、本発明の別の実施形態によって提供される通信方法700を図示する。
S710。MeNBは、UEのために新たな第1のSCGが設定される必要があることと、新たな第1のベアラが第1のSCGにおいて確立される必要があることとを判定する。
S720。MeNBは、UEへSCG設定メッセージを送信し、SCG設定メッセージは、確立される必要のあるベアラに関する情報を含み、SCG設定メッセージは、第1のSCGのための新たなレイヤ2(L2)エンティティを確立するか否かを示すインジケーション情報を含む。インジケーション情報は、明示的なインジケーション情報、または、暗黙的なインジケーション情報であり得る。L2エンティティは、PDCPエンティティ、RLCエンティティ、およびMACエンティティを含み得る。
新たなL2エンティティが、第1のSCGのために確立される必要があるのであれば、PDCPエンティティ、RLCエンティティ、またはMACエンティティのうちの1つまたは複数を確立すべきであるか否かがさらに示され得る。好適には、MeNBは、第1のSCGのための新たなMACエンティティを確立するようにUEへ指示し得る。RLCエンティティおよびPDCPエンティティは、第2のSCGと共有され得る。
第1のSCGのために確立される必要がない新たなL2エンティティがないのであれば、L2エンティティを第1のSCGと共有し得る第2のSCGに関する情報がさらに示され得る。第2のSCGは、UEによって確立されたSCG、または、SCG設定メッセージにおいて指示されたようにUEによって新たに確立された第2のSCGであり得る。
特に、SCG設定メッセージが、UEに対して、分離ベアラ(split bearer)を確立するように指示した場合、SCG設定情報は、分離ベアラのPDCPエンティティまたはRLCエンティティによって確立されるべきSCGの識別子をさらに示すべきである。分離ベアラは、ベアラのデータパケットが、第1のSCGおよび第2のSCGにおいて分離され送信されることを示す。すなわち、データパケットの一部が、第1のSCGを使用することによって送信され、データパケットの一部が、第2のSCGを使用することによって送信される。分離ベアラが、PDCPレイヤにおいて分離されるのであれば、SCG設定情報が、ベアラが分離されるPDCPレイヤに対応するSCG、すなわち、第1のSCGまたは第2のSCGの識別子を示し得る。あるいは、分離ベアラが、RLCレイヤにおいて分離されるのであれば、SCG設定情報は、ベアラが分離されるRLCレイヤに対応するSCG、すなわち、第1のSCGまたは第2のSCGの識別子を示し得る。しかしながら、本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
S730。UEは、SCG設定メッセージにおける情報に従って、第1のSCGのL2エンティティが確立される必要があるか否かを判定する。さらに、第1のSCGのL2エンティティが確立される必要があるのであれば、PDCPエンティティ、RLCエンティティ、およびMACエンティティのどのL2エンティティが確立される必要があるのかが判定され得る。あるいは、L2エンティティが確立される必要がない場合、L2エンティティを第1のSCGと共有し得る第2のSCGに関する情報が判定される。第2のSCGは、UEによって確立されたSCG、または、SCG設定メッセージにおいて指示されたようにUEによって新たに確立される第2のSCGである。
たとえば、SCG設定メッセージを受信した後、UEは、SCG設定メッセージにおけるインジケーションに従って、新たなMACエンティティが、第1のSCGのために確立される必要があることを判定し、第1のSCGが、PDCPエンティティおよびRLCエンティティを、第2のSCGと共有し得ることをさらに判定する。
S740。SCG設定メッセージに従って第1のSCGを確立し、第1のSCGのためのL2エンティティを設定した後、UEは、SCG設定完了メッセージをMeNBへ送信する。
図12は、本発明の別の実施形態によって提供される通信方法800を図示する。S810は、S710に類似しており、新たに追加された第1のSCGがSeNBに関連付けられていることにおいてS710と異なる。この事例では、第1のSCGのために新たなL2エンティティを確立するべきか否か、または、どのL2エンティティが確立されるべきであるかを判定するために、MeNBは先ずSeNBとネゴシエートし得る。
S820。UEのために追加される必要のある第1のSCGがSeNBに属することを判定した場合、MeNBは、SCG確立要求メッセージ(または、SeNB設定要求メッセージまたはSeNB追加要求メッセージ;メッセージの特定の名前は、本発明において限定されない)をSeNBへ送信する。SCG確立要求メッセージは、SCGのために新たなL2エンティティを確立するか否かを示すインジケーション情報を伝送する。このインジケーション情報が、L2エンティティが第1のSCGのために確立されていないことを示すのであれば、L2エンティティを第1のSCGと共有し得る第2のSCGに関する情報が示される。第2のSCGは、UEによって確立されたSCGであるか、または、SCG設定メッセージにおいて指示されるように、UEによって新たに確立された第2のSCGである。あるいは、L2エンティティが、第1のSCGのために確立される必要があるのであれば、MACエンティティ、RLCエンティティ、またはPDCPエンティティのうちの1つまたは複数が確立される必要があることがさらに示され得る。MACエンティティ、RLCエンティティ、またはPDCPエンティティのうちの1つまたは複数が確立される必要がないのであれば、対応するエンティティを共有し得る第2のSCGに関する情報が、示される必要がある。
S830。SCG確立要求メッセージを受信した後、SeNBは、MeNBの指示に従って、第1のSCGのためのL2エンティティを確立するか否かを判定する。インジケーション情報が、第1のSCGのために新たなL2エンティティを確立する必要はないことを示すのであれば、第1のSCGとL2エンティティを共有すべき第2のSCGが、インジケーション情報に従って決定される。インジケーション情報が、MACエンティティ、RLCエンティティ、およびPDCPエンティティのいくつかまたはすべてのL2エンティティが、第1のSCGのために確立される必要があることを示すのであれば、対応するエンティティが、第1のSCGのために確立される。
S840。SeNBは、SCG追加要求アクノレッジメントメッセージをMeNBへ送信する。
S850乃至S870は、S720乃至S740に類似している。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、各SCGのために独立したL2エンティティを確立する先行技術の技術的解決策と比較して、本発明のこの実施形態において提供される通信方法において、第1のSCGおよび第2のSCGは、第2のSCGにおいて確立された1つまたは複数のL2エンティティを共有し、UE側において確立された過度のL2エンティティによってUEの複雑さが増加されることを回避する。
図13は、本発明の別の実施形態によって提供される通信方法900を図示する。第1のSCGおよび第2のSCGは、MeNBに両方とも関連付けられていると本明細書において仮定されている。第1のSCGおよび第2のSCGがSeNBに両方とも関連付けられているのであれば、図13におけるMeNBは、SeNBと交代され得る。本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
S910。MeNBは、新たなSCG、または、本明細書において第1のSCGと称されるSCGが、UEのために設定される必要があることを判定する。
S920。MeNBがUEへSCG設定メッセージを送信する。SCG設定メッセージは、第1のSCGにおいて新たなセキュリティ鍵を確立するか否かを示すインジケーション情報を示す。インジケーション情報は、明示的なインジケーション情報、または、暗黙的なインジケーション情報であり得る。たとえば、UEが第1のSCGに新たなセキュリティ鍵を生成する必要があるか否かが、第1のSCGに関連するセキュリティ設定パラメータ(SCGカウンタ(counter)および/またはSCG暗号化アルゴリズム)が含まれているか否かによって、暗黙的に示される。
新たなセキュリティ鍵が、第1のSCGにおいて生成される必要がないのであれば、SCG設定メッセージは、セキュリティ鍵のインデクス値、および、セキュリティ鍵のシリアル番号のように、第1のSCGにおいて使用されるべきセキュリティ鍵に関する情報をさらに示すべきである。セキュリティ鍵に関する情報は、SCGカウンタ値、暗号化アルゴリズム、または中間鍵S-KeNBのうちの1つまたは複数であり得る。
あるいは、SCG設定メッセージは、第1のSCGおよび第2のSCGに対して、セキュリティ鍵を共有するように指示し得る。第2のSCGは、UEによって確立されたSCG、または、SCG設定メッセージにおいて指示されたようにUEによって新たに確立された第2のSCGである。共有されたセキュリティ鍵に関する情報は、SCGカウンタ値、暗号化アルゴリズム、または、第2のSCGの中間鍵S-KeNBのうちの1つまたは複数であり得る。
あるいは、SCG設定メッセージは、第1のSCGが、PDCPエンティティを、確立されたベアラのための第2のSCGと共有すべきであることを示し得る。PDCPエンティティは、セキュリティ鍵管理機能を有する。したがって、UEが、第1のSCGにおいてデータ送信を実行する場合に、UEは、第2のSCGのセキュリティ鍵と同じセキュリティ鍵を使用するように暗黙的に指示され得る。
S930。SCG設定メッセージを受信した後、UEは、SCG設定メッセージにおけるインジケーション情報に従って、第1のSCGにおける新たなセキュリティ鍵を生成するか否かを判定する。あるいは、新たなセキュリティ鍵が第1のSCGのために生成される必要がないのであれば、利用可能なセキュリティ鍵が決定される。たとえば、利用可能なセキュリティ鍵は、SCG設定メッセージにおけるセキュリティ鍵のインデクスに従って決定される。続いて、データを暗号化した場合、UEは、示されたセキュリティ鍵を使用することによって暗号鍵を生成し、暗号化される必要のあるデータを暗号化し、その後、データを送信し得る。
あるいは、SCG設定メッセージに従って、セキュリティ鍵が、第2のSCGと共有され得ることが判定される。続いて、第1のSCGにおいてデータ送信を実行した場合、UEは、第2のSCGのセキュリティ鍵と同じセキュリティ鍵を使用することによって暗号鍵(encryption key, Kenc)を生成し、暗号化される必要のあるデータを暗号化し、その後、データを送信する。
あるいは、情報に従って、SCG設定メッセージにおいて、PDCPエンティティが第2のSCGと共有されることが示され、UEは、第1のSCGがセキュリティ鍵を第2のSCGと共有し得ると判定する。したがって、第1のSCGにおいてデータ送信を実行した場合、UEは、第2のSCGのセキュリティ鍵と同じセキュリティ鍵を使用することによって暗号鍵Kencを生成し、暗号化される必要のあるデータを暗号化し、その後、データを送信する。
S940。SCG設定メッセージに従って、第1のSCGにおける設定を完了した後、UEは、SCG設定完了メッセージをMeNBへ送信する。
したがって、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、第1のSCGおよび第2のSCGが鍵を共有し、UE側において管理されている過度のセキュリティ鍵により、UEの複雑さを増加させることを回避する。
図14は、本発明の別の実施形態によって提供される通信方法1000を図示する。第1のSCGおよび第2のSCGがMeNBに両方とも関連付けられていると本明細書において仮定される。第1のSCGおよび第2のSCGがSeNBに両方とも関連付けられているのであれば、図14におけるMeNBは、SeNBと交代され得る。本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
S1001。MeNBは、1つまたは複数のSCGが、UEのために設定される必要があることを判定し、1つまたは複数のSCGが、同じTAGに属し得るか否かを判定する。TAGは、1つのTA値を共有し得る1つまたは複数のサービス提供セルを含む。すなわち、1つのTAGにおけるすべてのセルが、同じTA値を使用し得る。
S1002。MeNBは、UEへSCG設定メッセージを送信する。SCG設定メッセージは、SCGにおけるサービス提供セルのTAG情報、すなわち、SCGにおけるサービス提供セルが属するTAGに関する情報を含む。多数のSCGがともに設定された場合、SCG設定情報は、各SCGのPSCellに関する情報を含み得る。ともに設定された多数のSCGにおけるPSCellが同じTAGに属するのであれば、MeNBは、PSCellのうちの1つのためだけにランダムアクセスリソースを設定し得る。
S1003。SCG設定メッセージを受信した後、UEは、SCGにおけるPSCellが属するTAGに関する情報を判定する。PSCellのTAGが、既存のTAGであれば、UEは、PSCellにおけるランダムアクセスを実行するステップをスキップするが、TAGに対応するTA値を使用することによってアップリンク送信をダイレクトに実行する。そうではない場合、UEは、新たなTA値を取得するために、SCGにおけるPSCellにおけるランダムアクセスを実行する。
多数のSCGが、SCG設定メッセージへともに追加された場合、UEは、多数のSCGにおけるPSCellが同じTAGに属するか否かを判定する。多数のSCGにおけるPSCellが同じTAGに属するのであれば、UEは、SCGにおけるPSCellが属するTAGのTA値を取得するためにランダムアクセスを実行するために、1つのSCGにおけるPSCellを選択する。そうではない場合、多数のSCGにおけるPSCellのうちの少なくとも2つのSCGにおけるPSCellが、同じTAGに属さないのであれば、UEは、異なるPSCellにおいてランダムアクセスを連続的に実行する。特に、UEがランダムアクセスを優先的に実行することを選択する方式であって、ここでは、PSCellは、PSCellの識別子に基づいた順に選択を行い、その後、対応するTAGのTA値を取得するために、多数のPSCellにおいてランダムアクセスを連続的に実行し得る。あるいは、UEは、対応するTAGのTA値を取得するために、SCGの設定に従って、ランダムアクセスを実行するためにランダムアクセスリソースが設定されたPSCellを選択し得る。
したがって、DCにおける各PSCellにおけるランダムアクセスを実行する技術的解決策と比較して、本発明のこの実施形態における通信方法に従って、UEは、不必要なランダムアクセスを実行することを阻止され得る。多数のSCGが設定されると、UEは、過度のランダムアクセスを実行することをも阻止され得、UEによって多数のPScellにおいて実行されるランダムアクセスによって、UEの電力が制限されることをさらに回避する。
図9および図14における例は、本発明の実施形態の範囲を限定するのではなく、当業者が、本発明のこの実施形態をよりよく理解することを助けるために使用されていることが注目されるべきである。明らかに、当業者は、図9および図14において提供される例に従って、様々な等価な修正または変更を行い得、そのような修正または変更はまた、本発明の実施形態の範囲内にある。
前述した処理のシーケンス番号は、実行シーケンスを意味しないことが理解されるべきである。処理の実行シーケンスは、処理の機能および内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実施処理におけるいかなる限定としても解釈されるべきではない。
用語「第2の2次セルグループのPUCCH」は、「第2の2次セルグループによって使用されるPUCCH」を意味し得、上記説明されたように、ネットワーク側によって第2の2次セルグループへ割り当てられたPUCCHを含み得るか、または、別のセルグループによって、第2の2次セルグループと共有されたPUCCHを含み得ることも理解されるべきである。たとえば、ネットワーク側は、同じPUCCHを、第2の2次セルグループおよび別のセルグループへ割り当てる。これは、本発明の実施形態において限定されない。
用語「第2の2次セルグループのレイヤ2機能エンティティ」は、「第2の2次セルグループにおいて確立されたレイヤ2機能エンティティ」を意味し得、第2の2次セルグループにおいてユーザ機器によって確立され、上記で説明された第2の2次セルグループに対応するレイヤ2機能エンティティを含み得ることも理解されるべきである。これは、本発明の実施形態において限定されない。
用語「第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータ」は、「第2のセルグループによって使用されるセキュリティ設定パラメータ」を意味し得、上記説明されたように、ネットワーク側によって、ユーザ機器のために第2のセルグループへ特に割り当てられたセキュリティ設定パラメータを含み得るか、または、別のセルグループによって、第2のセルグループと共有されるセキュリティ設定パラメータを含み得ることも理解されるべきである。たとえば、ネットワーク側は、同じセキュリティ設定パラメータを、別のセルグループおよび第2のセルグループへ割り当てるか、または、ネットワーク側は、セキュリティ設定パラメータを、別のセルグループへ割り当てる。これは本発明の実施形態において限定されない。
用語「第2のセルグループのタイミングアドバンス値」は、「第2のセルグループによって使用されるタイミングアドバンス値」を意味し得、第2のセルグループにおいてランダムアクセス手順を実行することによって、ユーザ機器によって取得されたタイミングアドバンス値を含み得るか、または、別のセルグループにおけるユーザ機器によって取得されたタイミングアドバンス値を含み得、第2のセルグループは、タイミングアドバンス値を、別のセルグループと共有することもまた理解されるべきである。これは本発明の実施形態において限定されない。
図2乃至図14に関連して、本発明の実施形態によって提供された通信方法は、上記で詳細に説明されている。図15乃至図22に関連して、本発明の実施形態に従うネットワークデバイス、ユーザ機器、および通信システムが、以下に説明される。
図15は、本発明の実施形態によって提供されるネットワークデバイス1100を図示する。ネットワークデバイスは、基地局、基地局コントローラ、または別のネットワーク側デバイスであり得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。図15に図示されるように、ネットワークデバイス1100は、
第1の2次セルグループをユーザ機器へ割り当てることを決定するように構成された決定ユニット1110と、
ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信ユニット1120とを含み、第1の設定インジケーション情報は、決定ユニット1110によって決定された割り当てられた第1の2次セルグループの以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
オプションで、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
アップリンク制御情報は、以下の情報、すなわち、アクノレッジメント情報ACK、否定的アクノレッジメント情報NACK、または、チャネル状態情報のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器の第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、または、パケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおいて、第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを確立するステップを示すためにさらに使用される。
相応して、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップは、
第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示すためにさらに使用される。
別のオプションの実施形態では、ネットワークデバイスは、マスタ基地局であり、ユーザ機器は、マスタ基地局および第1の2次基地局を含む、少なくとも2つのサービス提供基地局を有し、第1の2次セルグループは、第1の2次基地局に関連付けられる。この事例では、送信ユニットは、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信する前に、第1の2次基地局へ第2の設定インジケーション情報を送信するようにさらに構成され、第2の設定インジケーション情報は、マスタ基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され、設定パラメータは、第1の2次セルグループにおけるセルの物理アップリンク制御チャネル、または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信に対応するレイヤ2機能エンティティのうちの少なくとも1つを含む。
相応して、マスタ基地局は、
送信ユニットによって送信された第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって送信された設定応答メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニットと、
第2の受信ユニットによって受信された設定応答メッセージに従ってユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように特に構成された送信ユニットとをさらに含む。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器のために設定されたすべてのセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器は、多数のサービス提供基地局を有し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、異なる基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、設定応答メッセージは、第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用される。
相応して、送信ユニットは、
第2の受信ユニットによって受信された設定応答メッセージに従って、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルのアップリンク制御情報を送信するステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを判定するように構成された判定サブユニットを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
本発明のこの実施形態に従うネットワークデバイス1100は、本発明の実施形態に従う通信方法におけるネットワークデバイスに対応し得、ネットワークデバイス1100におけるモジュールの前述したおよび他の動作および/または機能は、図2および図9乃至図14における方法の対応する手順を各々実施する。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
図16は、本発明の別の実施形態によって提供されるネットワークデバイス1200を図示する。ネットワークデバイス1200は、基地局、基地局コントローラ、または別のネットワーク側デバイスであり得る。図16に図示されるように、ネットワークデバイス1200は、
ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するように構成された決定ユニット1210であって、第1のセルグループは2次セルグループである、決定ユニット1210と、
ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信ユニット1220であって、第1の設定インジケーション情報は、決定ユニット1210によって決定された割り当てられた第1のセルグループの以下の設定、すなわち、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、送信ユニット1220とを含む。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成され、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
オプションで、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
オプションで、第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。
オプションの実施形態では、ユーザ機器のサービス提供基地局は、マスタ基地局、および、少なくとも1つの2次基地局を含む。第2のセルグループは2次セルグループであり、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じ2次基地局に両方とも関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
別のオプションの実施形態では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されること、または、
ユーザ機器の第1のセルグループにおける1次2次セル、および、ユーザ機器の第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1のセルグループが、ランダムアクセスリソースを有さないことを示すためにさらに使用される。ランダムアクセスリソースは、第2のセルグループのために設定され、第2のセルグループのタイミングアドバンス値は、ランダムアクセスリソースを使用することによって第2のセルグループにおけるランダムアクセス手順を実行することによってユーザ機器によって取得される。
別のオプションの実施形態では、ネットワークデバイス1200は、
第1の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器によって送信された設定完了メッセージを受信するように構成された第1の受信ユニットをさらに含む。
別のオプションの実施形態では、ネットワークデバイスは、第1のセルグループと第2のセルグループとの両方に関連付けられた第1の2次基地局であり、ユーザ機器は、マスタ基地局および第1の2次基地局を含む、少なくとも2つのサービス提供基地局を有する。
相応して、第1の2次基地局は、
送信ユニットが、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信する前に、マスタ基地局によって送信された第2の設定インジケーション情報を受信するように構成された第2の受信ユニットをさらに含み、第2の設定インジケーション情報は、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てるように第1の2次基地局に対して指示するために使用され、
決定ユニットは、第2の受信ユニットによって受信された第2の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するように特に構成される。
本発明のこの実施形態に従うネットワークデバイス1200は、本発明の実施形態に従う通信方法におけるネットワークデバイスに対応し得、ネットワークデバイス1200におけるモジュールの前述したおよび他の動作および/または機能は、図6および図9乃至図14における方法の対応する手順を各々実施する。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成され、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
図17は、本発明の実施形態によって提供されるユーザ機器1300を図示する。ユーザ機器1300は、
ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信ユニット1310であって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信ユニット1310と、
受信ユニット1310によって受信された第1の設定インジケーション情報に従って、第1の2次セルグループを設定するように構成された設定ユニット1320とを含む。
したがって、本発明のこの実施形態におけるユーザ機器に従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
オプションで、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
アップリンク制御情報は、以下の情報、すなわち、アクノレッジメント情報ACK、否定的アクノレッジメント情報NACK、またはチャネル状態情報のうちの少なくとも1つを含む。
オプションで、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器の第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、物理アップリンク制御チャネルは、第2の2次セルグループにおける1次2次セルのために設定される。第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループにおける1次2次セルのために設定された物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおいてデータ送信を実行することを示すために使用される。
別のオプションの実施形態では、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループにおいて、第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティの少なくとも1つを確立するステップを示すためにさらに使用される。
ユーザ機器の第2の2次セルグループにおいて確立されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおいてデータ送信を処理するステップは、
第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示すためにさらに使用される。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器1300は、ネットワークデバイスへ設定完了メッセージを送信するように構成された送信ユニットをさらに含む。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器のために設定されたすべてのセルグループは、ユーザ機器の同じ基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器は、多数のサービス提供基地局を有し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、異なる基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
本発明のこの実施形態に従うユーザ機器1300は、本発明の実施形態に従う通信方法におけるネットワークデバイスに対応し得、ユーザ機器1300におけるモジュールの前述したおよび他の動作および/または機能は、図7および図9乃至図14における方法の対応する手順を各々実施する。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるユーザ機器に従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
図18は、本発明の別の実施形態によって提供されるユーザ機器1400を図示する。ユーザ機器1400は、
ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信ユニット1410であって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信ユニット1410と、
受信ユニット1410によって受信された第1の設定インジケーション情報に従って第1のセルグループを設定するように構成された設定ユニット1420とを含む。
したがって、本発明のこの実施形態におけるユーザ機器に従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成され、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
オプションで、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器のサービス提供基地局は、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を含む。第2のセルグループは2次セルグループであり、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の2次基地局に両方とも関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
この事例では、設定ユニット1420は、第1の設定インジケーション情報において示される、第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が処理されることに従って、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成することを決定するように特に構成される。
別のオプションの実施形態では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されること、または、
ユーザ機器の第1のセルグループにおける1次2次セル、および、ユーザ機器の第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
この事例では、設定ユニット1420は、第1の設定インジケーション情報において示される、第1のセルグループおよび第2のセルグループが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属するか、または、第1のセルグループにおける1次2次セルと、第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが同じTAGに属することに従って、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行することを決定するように特に構成される。
別のオプションの実施形態では、受信ユニット1410は、ネットワークデバイスによって送信された第2の設定インジケーション情報を受信するようにさらに構成され、第2の設定インジケーション情報は、ネットワークデバイスによって第2のセルグループへ割り当てられたランダムアクセスリソースを示すために使用される。
相応して、ユーザ機器1400は、
第2のセルグループのタイミングアドバンス値を取得するために、受信ユニット1410によって受信された第2の設定インジケーション情報に従って、第2のセルグループにおいてランダムアクセス処理を実行するように構成されたランダムアクセスユニットと、
ランダムアクセスユニットによって取得された第2のセルグループのタイミングアドバンス値に従って第1のセルグループにおけるユーザ機器のサービス提供基地局と通信するように構成された通信ユニットとをさらに含む。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器1400は、
ネットワークデバイスへ設定完了メッセージを送信するように構成された送信ユニットをさらに含む。
本発明のこの実施形態に従うユーザ機器1400は、本発明の実施形態に従う通信方法におけるユーザ機器に対応し得、ユーザ機器1400におけるモジュールの前述したおよび他の動作および/または機能は、図8乃至図14における方法の対応する手順を各々実施する。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるユーザ機器に従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成され、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
図19は、本発明の実施形態によって提供されるネットワークデバイス1500を図示する。ネットワークデバイスは、基地局、基地局コントローラ、または別のネットワーク側デバイスであり得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。図19に図示されるように、ネットワークデバイス1500は、
第1の2次セルグループをユーザ機器へ割り当てることを決定するように構成されたプロセッサ1510と、
ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信機1520であって、第1の設定インジケーション情報は、プロセッサ1510によって決定された割り当てられた第1の2次セルグループの以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、送信機1520とを含む。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ1510は、中央処理ユニット(Central Processing Unit, CPU)であり得るか、または、プロセッサ1510は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、もしくはディスクリートハードウェア構成要素であり得ることが理解されるべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得、または、このプロセッサは、任意の従来型プロセッサ等であり得る。
ネットワークデバイスはメモリをさらに含み得る。メモリは、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ1510へ、指示およびデータを提供し得る。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。たとえば、メモリは、デバイスタイプ情報をさらに記憶し得る。
ネットワークデバイスは、バスシステムをさらに含み得る。データバスを含んでいることに加えて、バスシステムは、電源バス、制御バス、状態信号バス等をさらに含み得る。しかしながら、明瞭な説明のために、すべてのバスは、図面においてバスシステムとして印されている。
実施処理では、前述した方法のステップは、プロセッサ1510におけるハードウェアの集積論理回路、または、ソフトウェアの形態の指示を使用することによって達成され得る。本発明の実施形態において開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによってダイレクトに実行および完了され得るか、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実行および完了され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラマブル読取専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタのような当該技術分野において成熟した記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体は、メモリ内に配置され、プロセッサ1510は、メモリ内の情報を読み取り、プロセッサ1510のハードウェアと協力して前述した方法におけるステップを完了する。繰り返しを避けるために、本明細書では、詳細は再度説明されない。
オプションで、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
アップリンク制御情報は、以下の情報、すなわち、アクノレッジメント情報ACK、否定的アクノレッジメント情報NACK、またはチャネル状態情報のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器の第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおいて、第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを確立するステップを示すためにさらに使用される。
相応して、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップは、
第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示すためにさらに使用される。
別のオプションの実施態様では、ネットワークデバイスは、マスタ基地局であり、ユーザ機器は、マスタ基地局および第1の2次基地局を含む、少なくとも2つのサービス提供基地局を有し、第1の2次セルグループは、第1の2次基地局に関連付けられる。この事例では、送信機は、ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信する前に、第1の2次基地局へ第2の設定インジケーション情報を送信するようにさらに構成され、第2の設定インジケーション情報は、マスタ基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され、設定パラメータは、第1の2次セルグループにおけるセルの物理アップリンク制御チャネル、または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信に対応するレイヤ2機能エンティティのうちの少なくとも1つを含む。
相応して、マスタ基地局は、
送信機によって送信された第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって送信された設定応答メッセージを受信するように構成された第2の受信機をさらに含み、
送信機は、第2の受信機によって受信された設定応答メッセージに従ってユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように特に構成される。
別のオプションの実施態様では、ユーザ機器のために設定されたすべてのセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器は、多数のサービス提供基地局を有し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、異なる基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、設定応答メッセージは、第2の設定インジケーション情報に従って、第1の2次基地局によって決定された第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用される。
相応して、プロセッサはさらに、受信機によって受信された設定応答メッセージに従って、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルのアップリンク制御情報を送信するステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップのうちの少なくとも1つのタイプを決定するように構成される。
別のオプションの実施態様では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
本発明のこの実施形態に従うネットワークデバイス1500は、本発明の実施形態に従う通信方法におけるネットワークデバイスに対応し得、ネットワークデバイス1500におけるモジュールの前述したおよび他の動作および/または機能は、図2および図9乃至図14における方法の対応する手順を各々実施する。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
図20は、本発明の別の実施形態によって提供されるネットワークデバイス1600を図示する。ネットワークデバイス1600は、基地局、基地局コントローラ、または別のネットワーク側デバイスであり得る。図20に図示されるように、ネットワークデバイス1600は、
ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するように構成されたプロセッサ1610であって、第1のセルグループは、2次セルグループである、プロセッサ1610と、
ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信機1620であって、第1の設定インジケーション情報は、割り当てられた第1のセルグループの以下の設定、すなわち、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップのうちの少なくとも1つのタイプを決定するようにプロセッサ1610に対して指示するために使用される、送信機1620とを含む。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵が生成され、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1610は、中央処理ユニット(CPU)であり得るか、または、プロセッサ1610は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、もしくはディスクリートハードウェア構成要素であり得ることが理解されるべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得、または、このプロセッサは、任意の従来型プロセッサ等であり得る。
ネットワークデバイスはメモリをさらに含み得る。メモリは、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ1610へ、指示およびデータを提供し得る。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。たとえば、メモリは、デバイスタイプ情報をさらに記憶し得る。
ネットワークデバイスは、バスシステムをさらに含み得る。データバスを含んでいることに加えて、バスシステムは、電源バス、制御バス、状態信号バス等をさらに含み得る。しかしながら、明瞭な説明のために、すべてのバスは、図面においてバスシステムとして印されている。
実施処理では、前述した方法のステップは、プロセッサ1610におけるハードウェアの集積論理回路、または、ソフトウェアの形態の指示を使用することによって達成され得る。本発明の実施形態において開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによってダイレクトに実行および完了され得るか、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実行および完了され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラマブル読取専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタのような当該技術分野において成熟した記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体は、メモリ内に配置され、プロセッサ1610は、メモリ内の情報を読み取り、プロセッサ1610のハードウェアと協力して前述した方法におけるステップを完了する。繰り返しを避けるために、本明細書では、詳細は再度説明されない。
オプションで、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
オプションで、第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。
オプションの実施態様では、ユーザ機器のサービス提供基地局は、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を含む。第2のセルグループは、2次セルグループであり、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じ2次基地局に両方とも関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施態様では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
別のオプションの実施形態では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されること、または、
ユーザ機器の第1のセルグループにおける1次2次セル、および、ユーザ機器の第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1のセルグループがランダムアクセスリソースを有していないことを示すためにさらに使用される。ランダムアクセスリソースは、第2のセルグループのために設定され、第2のセルグループのタイミングアドバンス値は、ランダムアクセスリソースを使用することによって、第2のセルグループにおいてランダムアクセス手順を実行することによってユーザ機器によって取得される。
別のオプションの実施形態では、ネットワークデバイス1600は、
第1の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器によって送信された設定完了メッセージを受信するように構成された受信機をさらに含む。
別のオプションの実施形態では、ネットワークデバイスは、第1のセルグループと第2のセルグループとの両方に関連付けられた第1の2次基地局であり、ユーザ機器は、マスタ基地局および第1の2次基地局を含む、少なくとも2つのサービス提供基地局を有する。この事例では、第1の2次基地局は、
送信機がユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信する前に、マスタ基地局によって送信された第2の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信機をさらに含み、第2の設定インジケーション情報は、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てるように第1の2次基地局に対して指示するために使用され、
相応して、プロセッサは、受信機によって受信された第2の設定インジケーション情報に従って、ユーザ機器へ第1のセルグループを割り当てることを決定するように特に構成される。
本発明のこの実施形態に従うネットワークデバイス1600は、本発明の実施形態に従う通信方法におけるネットワークデバイスに対応し得、ネットワークデバイス1600におけるモジュールの前述したおよび他の動作および/または機能は、図6および図9乃至図14における方法の対応する手順を各々実施する。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成され、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
図21は、本発明の実施形態によって提供されるユーザ機器1700を図示する。ユーザ機器1700は、
ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信機1710であって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信機1710と、
受信機1710によって受信された第1の設定インジケーション情報に従って、第1の2次セルグループを設定するように構成されたプロセッサ1720とを含む。
したがって、本発明のこの実施形態におけるユーザ機器に従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ1720は、中央処理ユニット(CPU)であり得るか、または、プロセッサ1720は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、もしくはディスクリートハードウェア構成要素であり得ることが理解されるべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得、または、このプロセッサは、任意の従来型プロセッサ等であり得る。
ネットワークデバイスは、メモリをさらに含み得る。メモリは、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ1720へ指示およびデータを提供し得る。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。たとえば、メモリは、デバイスタイプ情報をさらに記憶し得る。
ネットワークデバイスは、バスシステムをさらに含み得る。データバスを含んでいることに加えて、バスシステムは、電力バス、制御バス、状態信号バス等をさらに含み得る。しかしながら、明瞭な説明のために、すべてのバスは、図面においてバスシステムとして印されている。
実施処理では、前述した方法のステップは、プロセッサ1720におけるハードウェアの集積論理回路を、または、ソフトウェアの形態における指示を使用することによって達成され得る。本発明の実施形態において開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによってダイレクトに実行され完了され得るか、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実行され完了され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラマブル読取専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタのような、当該技術分野において成熟した記憶媒体に配置され得る。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサ1720は、メモリにおける情報を読み取り、プロセッサ1720のハードウェアと協力して、前述した方法におけるステップを完了する。繰り返しを避けるために、本明細書では、詳細は再度説明されない。
オプションで、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおける1次2次セルである。
アップリンク制御情報は、以下の情報、すなわち、アクノレッジメント情報ACK、否定的アクノレッジメント情報NACK、またはチャネル状態情報のうちの少なくとも1つを含む。
オプションで、第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器の第2の2次セルグループの識別情報、または、第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、物理アップリンク制御チャネルは、第2の2次セルグループにおける1次2次セルのために設定される。第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループにおける1次2次セルのために設定された物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおいてデータ送信を実行するステップを示すために使用される。
別のオプションの実施形態では、レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第2の2次セルグループにおいて、第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティ、のうちの少なくとも1つを確立するステップを示すためにさらに使用される。
相応して、ユーザ機器の第2の2次セルグループにおいて確立されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップは、
第2の2次セルグループにおいて確立され、ベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、第1の2次セルグループのベアラにおけるデータ送信を処理するステップを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示すためにさらに使用される。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器1700は、ネットワークデバイスへ設定完了メッセージを送信するように構成された送信機をさらに含む。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器のために設定されたすべてのセルグループは、ユーザ機器の同じ基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器は、多数のサービス提供基地局を有し、第1の2次セルグループおよび第2の2次セルグループは、異なる基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される。
本発明のこの実施形態に従うユーザ機器1700は、本発明の実施形態に従う通信方法におけるネットワークデバイスに対応し得、ユーザ機器1700におけるモジュールの前述したおよび他の動作および/または機能は、図7および図9乃至図14における方法の対応する手順を各々実施する。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるユーザ機器に従って、設定によって、ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報が、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、第1のセルは、ユーザ機器の第2の2次セルグループに属し、および/または、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が、第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって処理され、これによって、ユーザ機器によって維持されるパラメータの数が低減され得、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減させるようになる。
それに加えて、設定によって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報は、第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって送信され、大量の物理アップリンクチャネルにおいて送信が同時に実行される場合における、ユーザ機器における過度の高電力要件を回避し、システムの実現可能性をさらに高める。
図22は、本発明の別の実施形態によって提供されるユーザ機器1800を図示する。ユーザ機器1800は、
ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信機1810であって、第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信機1810と、
受信機1810によって受信された第1の設定インジケーション情報に従って第1のセルグループを設定するように構成されたプロセッサ1820とを含む。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成され、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1820は、中央処理ユニット(CPU)であり得るか、または、プロセッサ1820は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、もしくはディスクリートハードウェア構成要素であり得ることが理解されるべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得、または、このプロセッサは、任意の従来型プロセッサ等であり得る。
ネットワークデバイスはメモリをさらに含み得る。メモリは、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ1820へ、指示およびデータを提供し得る。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。たとえば、メモリは、デバイスタイプ情報をさらに記憶し得る。
ネットワークデバイスは、バスシステムをさらに含み得る。データバスを含んでいることに加えて、バスシステムは、電源バス、制御バス、状態信号バス等をさらに含み得る。しかしながら、明瞭な説明のために、すべてのバスは、図面においてバスシステムとして印されている。
実施処理では、前述した方法のステップは、プロセッサ1820におけるハードウェアの集積論理回路、または、ソフトウェアの形態の指示を使用することによって達成され得る。本発明の実施形態において開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによってダイレクトに実行および完了され得るか、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実行および完了され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラマブル読取専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタのような当該技術分野において成熟した記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体は、メモリに配置され、プロセッサ1820は、メモリにおける情報を読み取り、プロセッサ1820のハードウェアと協力して前述した方法におけるステップを完了する。繰り返しを避けるために、本明細書では、詳細は再度説明されない。
オプションで、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。
別のオプションの実施形態において、ユーザ機器のサービス提供基地局は、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を含む。第2のセルグループは、2次セルグループであり、第1のセルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の2次基地局に両方とも関連付けられる。
別のオプションの実施態様では、セキュリティ設定パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、2次セルグループカウンタ、2次セルグループ中間キー、2次セルグループ中間キーのインデクス値、または、2次セルグループ中間キーのシリアル番号のうちの少なくとも1つを含む。
別のオプションの実施形態では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
この事例では、プロセッサ1820は、第1の設定インジケーション情報において示される、第2のセルグループに配置されたパケットデータ収束プロトコルエンティティを使用することによって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信が処理されることに従って、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成することを決定するように特に構成される。
別のオプションの実施形態では、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることは、
ユーザ機器の第1のセルグループと、ユーザ機器の第2のセルグループとが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されること、または、
ユーザ機器の第1のセルグループにおける1次2次セル、および、ユーザ機器の第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することを示すために、第1の設定インジケーション情報が使用されることを含む。
この事例では、プロセッサ1820は、第1の設定インジケーション情報において示される、第1のセルグループおよび第2のセルグループが、同じタイミングアドバンスグループTAGに属するか、または、第1のセルグループにおける1次2次セル、および、第2のセルグループにおける1次2次セルもしくは1次セルが、同じTAGに属することに従って、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行することを決定するように特に構成される。
別のオプションの実施形態では、受信機1810は、ネットワークデバイスによって送信された第2の設定インジケーション情報を受信するようにさらに構成され、第2の設定インジケーション情報は、ネットワークデバイスによって第2のセルグループへ割り当てられたランダムアクセスリソースを示すために使用される。
相応して、プロセッサは、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を取得するために、受信機1810によって受信された第2の設定インジケーション情報に従って、第2のセルグループにおいてランダムアクセス処理を実行するようにさらに構成される。
この事例では、ユーザ機器は、ランダムアクセスユニットによって取得された第2のセルグループのタイミングアドバンス値に従って、第1のセルグループにおけるユーザ機器のサービス提供基地局と通信するように構成されるトランシーバをさらに含む。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器1800は、
ネットワークデバイスへ設定完了メッセージを送信するように構成された送信機をさらに含む。
本発明のこの実施形態に従うユーザ機器1800は、本発明の実施形態に従う通信方法におけるユーザ機器に対応し得、ユーザ機器1800におけるモジュールの前述したおよび他の動作および/または機能は、図8乃至図14における方法の対応する手順を各々実施する。簡潔のために、詳細は本明細書において再度説明されない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスに従って、設定によって、ユーザ機器の第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって暗号鍵が生成され、および/または、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、大量のセキュリティ設定パラメータまたはタイミングアドバンス値を維持する必要はなくなり、したがって、ユーザ機器の複雑さを低減し、システムの実現可能性を高める。
それに加えて、設定によって、第1のセルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節が実行され、これによって、ユーザ機器は、第1のセルグループにおけるランダムアクセス処理を実行することなく、ネットワーク側とダイレクトに通信できるようになり、したがって、システムリソースを低減し、ユーザ機器の電力消費量を低減する。
本発明の実施形態は、通信システムをさらに提供する。通信システムは、ユーザ機器と、ユーザ機器の少なくとも1つのサービス提供基地局とを含み、多数のセルグループが、ユーザ機器のために設定され、ユーザ機器の少なくとも1つのサービス提供基地局における第1のサービス提供基地局が、多数のセルグループのうちの少なくとも2つのセルグループに関連付けられる。
オプションで、多数のセルグループは、第1の2次セルグループおよび第2のセルグループを含む。第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループであり、第1の2次セルグループおよび第2のセルグループは、以下の設定、すなわち、
第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、第1のセルは、ユーザ機器の第2のセルグループに属する、ステップ、
第2のセルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、
ユーザ機器の第2のセルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、または、
ユーザ機器の第2のセルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ、のうちの少なくとも1つのタイプを満足する。
少なくとも1つのサービス提供基地局の数は1であり得る。この事例では、UEは、1つの基地局のみへの接続を確立し得る。基地局は、UEのために、1つのMCGと、オプションで、1つまたは複数のSCGを設定し得る。
少なくとも1つのサービス提供基地局の数は複数でもあり得る。たとえば、少なくとも1つのサービス提供基地局は、1つのMeNBおよび1つのSeNBを含む。この事例では、MeNBは、X2インターフェースを使用することによってSeNBへ接続され、UEは、MeNBおよびSeNBへの接続を確立し得、その後、MeNBおよびSeNBを使用することによって、UEのための1つのMCGおよび1つまたは複数のSCGを設定し得る。別の例については、少なくとも1つのサービス提供基地局が、1つのMeNBおよび多数のSeNBを含み得る。MeNBは、X2インターフェースを使用することによってSeNBへ接続され、SeNBは、X2インターフェースを使用することによって互いに接続される。この事例では、UEは、MeNBへの接続と、多数のSeNBへの接続とを確立し得、その後、MeNBおよび多数のSeNBを使用することによって、UEのための1つのMCGおよび1つまたは複数のSCGを設定し得る。
第2のセルグループは、マスタセルグループまたは2次セルグループである。オプションの実施態様では、少なくとも2つの2次セルグループは、第2のセルグループを含む。
別のオプションの実施形態では、第1の2次セルグループおよび第2のセルグループは、ユーザ機器の同じサービス提供基地局に関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器の少なくとも1つのサービス提供基地局の数は、1であり、ユーザ機器の多数のセルグループは、ユーザ機器のサービス提供基地局にすべて関連付けられる。
別のオプションの実施形態では、ユーザ機器の少なくとも1つのサービス提供基地局は、マスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を含む。マスタ基地局は、マスタセルグループに関連付けられ、少なくとも1つの2次基地局の各々は、少なくとも2つの2次セルグループにおける1つまたは複数の2次セルグループに関連付けられる。
たとえば、N個のセルグループが、ユーザ機器のために設定され得る。N個のセルグループは、マスタセルグループと、(N-1)個の2次セルグループを含む。Nは、2よりも大きな整数である。ユーザ機器が、1つのサービス提供基地局しか有していないのであれば、N個のセルグループは、ユーザ機器のサービス提供基地局にすべて関連付けられ得る。ユーザ機器が、1つのマスタ基地局および少なくとも1つの2次基地局を有しているのであれば、マスタ基地局は、マスタセルグループと、N個のセルグループにおけるゼロまたは少なくとも1つの2次セルグループとに関連付けられ得る。各2次基地局は、(N-1)個の2次セルグループにおけるゼロまたは少なくとも1つの2次セルグループに関連付けられ得る。本発明のこの実施形態は、それに限定されない。
特に、少なくとも1つのサービス提供基地局は、図15に図示されるネットワークデバイス1100を含み得、ユーザ機器は、図17に図示されるユーザ機器1300であり得る。あるいは、少なくとも1つのサービス提供基地局は、図16に図示されるネットワークデバイス1200を含み得、ユーザ機器は、図18に図示されるユーザ機器1400であり得る。
別のオプションの実施形態では、少なくとも1つのサービス提供基地局は、図19に図示されるネットワークデバイス1500を含み得、ユーザ機器は、図21に図示されるユーザ機器1700であり得る。あるいは、少なくとも1つのサービス提供基地局は、図20に図示されるネットワークデバイス1600を含み得、ユーザ機器は、図22に図示されるユーザ機器1800であり得る。
本発明のこの実施形態における用語「および/または」は、関連付けられた対象物を説明するための関連関係のみを説明し、3つの関係が存在し得ることを表していることが理解されるべきである。たとえば、Aおよび/またはBは、以下の3つの事例、すなわち、Aのみが存在する、AとBとの両方が存在する、およびBのみが存在する、を表し得る。それに加えて、本明細書におけるキャラクタ「/」は、関連付けられた対象物間の「または」関係を一般に示す。
当業者であれば、本明細書において開示されている実施形態において説明されている例と組み合わせて、方法ステップおよびユニットは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組合せによって実施され得ることを認識し得る。ハードウェアとソフトウェアとの間の相互置換性を明確に説明するために、前述したものは、機能に従う各実施形態の一般に説明されたステップおよび構成を有する。機能がハードウェアによって実行されるかまたはソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決策の特定の適用例および設計制約条件に依存する。当業者は、各特定の適用例について説明された機能を実施するために、異なる方法を使用し得るが、この実施は、本発明の範囲を超えると考えられるべきではない。
便利で簡潔な説明の目的のために、前述したシステム、装置、およびユニットの詳細な作業処理のために、前述した方法実施形態における対応する処理に対する参照がなされ得、本明細書では詳細は再度説明されないことが当業者によって明確に理解され得る。
本願において提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方式で実施され得ることが理解されるべきである。たとえば、説明された装置実施形態は、単なる典型例である。たとえば、ユニット分割は、単なる論理的な機能分割であり、実際の実施では他の分割であり得る。たとえば、多数のユニットもしくは構成要素は、結合され得るかもしくは別のシステムへ統合され得、または、いくつかの機能が無視されるかもしくは実行されないこともあり得る。それに加えて、表示または議論された相互のカップリング、または、ダイレクトなカップリング、または、通信接続は、いくつかのインターフェース、間接的なカップリング、または、装置もしくはユニットの間の通信接続、または、電気的接続、機械的接続、もしくは他の形態での接続によって実施され得る。
個別のパーツとして説明されているユニットは、物理的に個別であることも、ないこともあり得、ユニットとして表示されるパーツは、物理的なユニットであることも、ないこともあり得、1つの場所に配置され得るか、または、多数のネットワークユニット上に分散され得る。ユニットのパーツまたはすべては、本発明の実施形態の解決策の目的を達成するために、実際のニーズに従って選択され得る。
それに加えて、本発明の実施形態における機能的ユニットは、1つの処理ユニットへ統合され得るか、または、ユニットの各々は、物理的に単独で存在し得るか、または、複数のユニットが、1つのユニットへ統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実施され得るか、または、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され得る。
統合されたユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用される場合、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、実質的な本発明の技術的解決策、または従来技術に対して寄与する部分、または技術的解決策のすべてもしくは一部は、ソフトウェア製品の形態において実施され得る。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであり得る)コンピュータデバイスに対して、本発明の実施形態において説明された方法のステップのすべてまたは一部を実行するように指示するためのいくつかの指示を含む。前述した記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、磁気ディスク、または光ディスクのようなプログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
前述した説明は、単に、本発明の特定の実施形態であるが、本発明の保護範囲を限定することは意図されていない。本発明において開示された技術的範囲内において、当業者によって容易に想到されるいかなる修正または置換も、本発明の保護範囲内にあるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
1100 ネットワークデバイス
1110 決定ユニット
1120 送信ユニット
1200 ネットワークデバイス
1210 決定ユニット
1220 送信ユニット
1300 ユーザ機器
1310 受信ユニット
1320 設定ユニット
1400 ユーザ機器
1410 受信ユニット
1420 設定ユニット
1500 ネットワークデバイス
1510 プロセッサ
1520 送信機
1600 ネットワークデバイス
1610 プロセッサ
1620 送信機
1700 ユーザ機器
1710 受信機
1720 プロセッサ
1800 ユーザ機器
1810 受信機
1820 プロセッサ

Claims (36)

  1. ネットワークデバイスによって、第1の2次セルグループをユーザ機器へ割り当てることを決定するステップと、
    前記ネットワークデバイスによって、第1の設定インジケーション情報を前記ユーザ機器へ送信するステップであって、前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、前記第1のセルは、前記ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
    前記第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、ステップと
    を備える通信方法。
  2. 前記第1のセルは、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループにおける1次2次セルである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループの識別情報、または、前記第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の設定インジケーション情報は、前記第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループにおいて確立するステップを示すためにさらに使用され、
    前記第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理する前記ステップは、
    前記第2の2次セルグループにおいて確立され、前記ベアラに対応する前記パケットデータ収束プロトコルエンティティまたは前記無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、前記第1の2次セルグループの前記ベアラにおけるデータ送信を処理するステップ
    を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1の設定インジケーション情報は、前記第1の2次セルグループおよび前記第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、前記第1の2次セルグループおよび前記第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示す、ためにさらに使用される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ネットワークデバイスはマスタ基地局であり、前記ユーザ機器は、前記マスタ基地局および第1の2次基地局を備える少なくとも2つのサービス提供基地局を有し、前記第1の2次セルグループは、前記第1の2次基地局に関連付けられ、
    前記ネットワークデバイスによって、第1の設定インジケーション情報を前記ユーザ機器へ送信する前記ステップの前に、前記方法は、
    前記マスタ基地局によって、第2の設定インジケーション情報を前記第1の2次基地局へ送信するステップであって、前記第2の設定インジケーション情報は、前記マスタ基地局によって決定された前記第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され、前記設定パラメータは、前記第1の2次セルグループにおける前記セルの物理アップリンク制御チャネル、または、前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおける前記データ送信に対応するレイヤ2機能エンティティのうちの少なくとも1つを備える、ステップと、
    前記第2の設定インジケーション情報に従って、前記第1の2次基地局によって送信された設定応答メッセージを、前記マスタ基地局によって受信するステップと
    をさらに備え、
    前記ネットワークデバイスによって、第1の設定インジケーション情報を前記ユーザ機器へ送信するステップは、
    前記設定応答メッセージに従って、前記第1の設定インジケーション情報を、前記マスタ基地局によって前記ユーザ機器へ送信するステップ
    を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記設定応答メッセージは、前記第2の設定インジケーション情報に従って、前記第1の2次基地局によって決定された前記第1の2次セルグループの設定パラメータを伝送し、
    前記設定応答メッセージに従って、前記ネットワークデバイスによって、前記第1の設定インジケーション情報を前記ユーザ機器へ送信する前記ステップは、
    前記設定応答メッセージに従って、前記マスタ基地局によって、以下の設定、すなわち、
    前記第1のセルの前記物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおける前記セルの前記アップリンク制御情報を送信するステップ、または、
    前記第2の2次セルグループに配置された前記レイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおける前記データ送信を処理するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを決定するステップを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
    前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報をユーザ機器によって受信するステップであって、前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、前記ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、前記第1のセルは、前記ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
    前記第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、ステップと、
    前記第1の設定インジケーション情報に従って、前記ユーザ機器の前記第1の2次セルグループを、前記ユーザ機器によって設定するステップと
    を備える通信方法。
  11. 前記第1のセルは、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループにおける1次2次セルである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループの識別情報、または、前記第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを備える、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを備える、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第1の設定インジケーション情報は、前記第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを、前記第2の2次セルグループにおいて確立するステップを示すためにさらに使用され、
    前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループにおいて確立されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理する前記ステップは、
    前記第2の2次セルグループにおいて確立され、前記ベアラに対応する前記パケットデータ収束プロトコルエンティティまたは前記無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、前記第1の2次セルグループの前記ベアラにおけるデータ送信を処理するステップ
    を備える、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第1の設定インジケーション情報は、前記第1の2次セルグループおよび前記第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、前記第1の2次セルグループおよび前記第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示す、ためにさらに使用される、請求項10から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
    前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される、請求項10から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 第1の2次セルグループをユーザ機器へ割り当てることを決定するように構成された決定ユニットと、
    前記ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信ユニットであって、前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、前記第1のセルは、前記ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
    前記第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、送信ユニットと
    を備えるネットワークデバイス。
  18. 前記第1のセルは、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループにおける1次2次セルである、請求項17に記載のネットワークデバイス。
  19. 前記第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループの識別情報、または、前記第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを備える、請求項17または18に記載のネットワークデバイス。
  20. 前記レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを備える、請求項17から19のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  21. 前記第1の設定インジケーション情報は、前記第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループにおいて確立するステップを示すためにさらに使用され、
    前記第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理する前記ステップは、
    前記第2の2次セルグループにおいて確立され、前記ベアラに対応する前記パケットデータ収束プロトコルエンティティまたは前記無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、前記第1の2次セルグループの前記ベアラにおけるデータ送信を処理するステップ
    を備える、請求項17から20のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  22. 前記第1の設定インジケーション情報は、前記第1の2次セルグループおよび前記第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、前記第1の2次セルグループおよび前記第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示す、ためにさらに使用される、請求項17から21のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  23. マスタ基地局であり、前記ユーザ機器は、前記マスタ基地局および第1の2次基地局を備える少なくとも2つのサービス提供基地局を有し、前記第1の2次セルグループは、前記第1の2次基地局に関連付けられ、
    前記送信ユニットは、前記ユーザ機器へ前記第1の設定インジケーション情報を送信する前に、前記第1の2次基地局へ第2の設定インジケーション情報を送信するようにさらに構成され、前記第2の設定インジケーション情報は、前記マスタ基地局によって決定された前記第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され、前記設定パラメータは、前記第1の2次セルグループにおける前記セルの物理アップリンク制御チャネル、または、前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおける前記データ送信に対応するレイヤ2機能エンティティのうちの少なくとも1つを備え、
    前記マスタ基地局は、
    前記送信ユニットによって送信された前記第2の設定インジケーション情報に従って、前記第1の2次基地局によって送信された設定応答メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニットをさらに備え、
    前記送信ユニットは、前記第2の受信ユニットによって受信された前記設定応答メッセージに従って、前記ユーザ機器へ前記第1の設定インジケーション情報を送信するように特に構成された、請求項17から22のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  24. 前記設定応答メッセージは、前記第2の設定インジケーション情報に従って、前記第1の2次基地局によって決定された前記第1の2次セルグループの設定パラメータを示すために使用され、
    前記送信ユニットは、
    前記第2の受信ユニットによって受信された前記設定応答メッセージに従って、以下の設定、すなわち、
    前記第1のセルの前記物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおける前記セルの前記アップリンク制御情報を送信するステップ、または、
    前記第2の2次セルグループに配置された前記レイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおける前記データ送信を処理するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを決定するように構成された決定サブユニットを備える、請求項23に記載のネットワークデバイス。
  25. 前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
    前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される、請求項17から24のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  26. ユーザ機器であって、
    ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、前記ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、前記第1のセルは、前記ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
    前記第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信ユニットと、
    前記受信ユニットによって受信された前記第1の設定インジケーション情報に従って、前記第1の2次セルグループを設定するように構成された設定ユニットと
    を備えるユーザ機器。
  27. 前記第1のセルは、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループにおける1次2次セルである、請求項26に記載のユーザ機器。
  28. 前記第1の設定インジケーション情報は、以下の情報、すなわち、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループの識別情報、または、前記第1のセルの識別情報のうちの少なくとも1つを備える、請求項26または27に記載のユーザ機器。
  29. 前記レイヤ2機能エンティティは、媒体アクセス制御エンティティ、無線リンク制御エンティティ、またはパケットデータ収束プロトコルエンティティのうちの少なくとも1つを備える、請求項26から28のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  30. 前記第1の設定インジケーション情報は、前記第1の2次セルグループのベアラに対応するパケットデータ収束プロトコルエンティティまたは無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを、前記第2の2次セルグループにおいて確立するステップを示すためにさらに使用され、
    前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループにおいて確立されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理する前記ステップは、
    前記第2の2次セルグループにおいて確立され、前記ベアラに対応する前記パケットデータ収束プロトコルエンティティまたは前記無線リンク制御エンティティのうちの少なくとも1つを使用することによって、前記第1の2次セルグループの前記ベアラにおけるデータ送信を処理するステップ
    を備える、請求項26から29のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  31. 前記第1の設定インジケーション情報は、前記第1の2次セルグループおよび前記第2の2次セルグループの分離ベアラを確立するステップを示し、前記第1の2次セルグループおよび前記第2の2次セルグループにおいて、分離動作を実行するために使用される2次セルグループを示す、ためにさらに使用される、請求項26から30のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  32. 前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループのセキュリティ設定パラメータを使用することによって、暗号鍵を生成するステップ、または、
    前記第1の2次セルグループにおける前記少なくとも1つのセルにおけるデータ送信処理において、前記ユーザ機器の前記第2の2次セルグループのタイミングアドバンス値を使用することによって、アップリンクタイミング調節を実行するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すためにさらに使用される、請求項26から31のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  33. 第1の2次セルグループをユーザ機器へ割り当てることを決定するように構成されたプロセッサと、
    前記ユーザ機器へ第1の設定インジケーション情報を送信するように構成された送信機であって、前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、前記第1のセルは、前記ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
    前記第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、送信機と
    を備えるネットワークデバイス。
  34. ユーザ機器であって、
    ネットワークデバイスによって送信された第1の設定インジケーション情報を受信するように構成された受信機であって、前記第1の設定インジケーション情報は、以下の設定、すなわち、
    第1のセルの物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、前記ユーザ機器の第1の2次セルグループにおけるセルに関連するアップリンク制御情報を送信するステップであって、前記第1のセルは、前記ユーザ機器の第2の2次セルグループに属する、ステップ、または、
    前記第2の2次セルグループに配置されたレイヤ2機能エンティティを使用することによって、前記ユーザ機器の第1の2次セルグループにおける少なくとも1つのセルにおけるデータ送信を処理するステップ
    のうちの少なくとも1つのタイプを示すために使用される、受信機と、
    前記受信機によって受信された前記第1の設定インジケーション情報に従って、前記第1の2次セルグループを設定するように構成されたプロセッサと
    を備えるユーザ機器。
  35. 請求項1から9のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム
  36. 請求項10から16のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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