JP2015177548A - ユーザ機器及び基地局に適用しうる接続変更方法 - Google Patents

ユーザ機器及び基地局に適用しうる接続変更方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デュアルコネクティビティのシナリオでの接続変更方法を提供する。
【解決手段】UE103により、第1の基地局と通信する第1のMCGベアラを設定し、第2の基地局と通信する第1のMCGベアラを設定する。第1のMCGベアラの第1のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第1のTX_HFN及び第1のPDCP SNを用いることにより、第1のPDCP SDUを暗号化し第1の暗号化PDCP SDUを発生させ送信し、第2の暗号化PDCP SDUを発生させ送信する。SCGベアラを第2のMCG又はスプリットベアラとなるように再設定する第3のベアラコンフィギュレーションを受信し、SCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに再設定した後に、SCGベアラの第3のPDCP SDUを暗号化することにより第3の暗号化PDCP SDUを発生させ送信する。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数の基地局に接続されたユーザ機器(UE:User Equipment)に適用しうるとともに、複数の基地局に接続されたUEにサービスを提供する基地局に適用する接続変更(修正)方法に関するものである。
[関連出願の相互参照]
この出願は、2014年3月14日に出願された出願番号61/952,894と、2014年3月17日に出願された出願番号61/954,578と、2014年5月9日に出願された出願番号61/990,724との米国特許仮出願の優先権を主張するものであり、これらの米国特許仮出願の各々の開示内容は、参考のために導入されるものであり、明細書の一部を構成するものである。
サードジェネレーションパートナーシッププロジェクト(3GPP:登録商標)リリース8標準規格及び3GPPリリース9標準規格の双方又は何れか一方をサポートするロングタームエボリューション(LTE)システムは、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の承継である3GPPにより開発されたものであり、UMTSの性能を更に強化してユーザの高まる要求を満足させるものである。このようなLTEシステムは、新たな無線インタフェース及び新たな無線ネットワークアーキテクチャを有し、このアーキテクチュアにより、データレートを高め、レイテンシ(待ち時間)を少なくし、データパケットを最適なものとし、システムの容量を向上させ、システムのカバレッジ(通話エリア)を広めるようにしている。LETシステムにおいては、エボルブドユニバーサル地上無線ネットワーク(E‐UTRAN)として既知の無線アクセスネットワーク(RAN)に、少なくとも1つのマルチプルユーザ機器(UE)と通信する少なくとも1つのエボルブドノードB(eNB)を設けることができる。eNBは移動管理エンティティ(MME)を介してコアネットワークとも通信し、このコアネットワークの非アクセス層(NAS)内の種々のゲートウェイ及びサーバのような種々のネットワークエンティティに達するようにしうる。
LTE‐Advanced(LTE‐A)システムは、その名称が意味するように、LTEシステムを更に高度化したものである。LTE‐A通信システムは、その前世代のシステムに比べて、出力状態間の切換えを高速にし、eNBのカバレッジのエッジにおける性能を良好にし、且つキャリアアグリゲーション(CA)、コーオーディネイトマルチポイント(セル間協調:CoMP)送受信、UL複数入力・複数出力(MIMO)、等のような技術を発展させる。LTE‐AシステムにおいてUE及びeNBが互いに通信するようにするためには、これらUE及びeNBは3GPPリリース10標準規格又はそれ以降のバージョンのようなLTE‐Aシステムに対し開発された標準規格を満足する必要がある。
マイクロセル基地局、ピコセル基地局、フェムトセル基地局、等のような低出力基地局により制御されるスモールセルは、移動体電子装置の高まる要求に起因してネットワークトラフィックを増大させるのを満足させるように展開しうる。スモールセルは、インドア及びアウトドアの双方のシナリオに対するホットスポットとして展開させることができる。低出力の基地局は一般に、マクロノードB、マクロeNB又はその他の変形基地局のようなマクロセル基地局の動作出力よりも低い動作出力を有する基地局として規定されている。従って、UEは、デュアルコネクティビティ(双対接続性)を適用することにより、マイクロセル基地局及びスモールセル基地局と同時に通信しうる。この場合、UEは、マイクロセル基地局及び低出力基地局の双方を介してユーザデータ及び制御情報を送信又は受信することができる。デュアルコネクティビティは、マクロ基地局とのデュアル同時送信の結果として増大するデータ処理能力の利益をUEに対して与えることができる。
代表的に、マクロセル基地局はマスタeNB(MeNB)であり、スモールセル基地局はセカンダリeNB(SeNB)であるが、何れかの基地局はマスタeNB(MeNB)又はセカンダリeNB(SeNB)として2つの異なる役割を奏するようにしうる。図1は、UEが2つの基地局にデュアル接続されているワイヤレス通信システムに適用しうるデュアルコネクティビティシナリオを示す。ワイヤレス通信システムは、LTE又はLTE‐A通信システムとすることができるとともに、少なくともMeNB101、SeNB102、UE103を有するが、これらに限定されるものではない。MeNB101はマクロセル基地局とすることができるとともに第1のカバレッジエリア105を提供し、SeNB102はスモールセル基地局とすることができるとともに第1のカバレッジエリア105よりも小さい第2のカバレッジエリア104を提供する。第2のカバレッジエリア104は、第1のカバレッジエリア105と完全に重複するか、又は部分的に第1のカバレッジエリア105の外部に位置するようにしうる。図1のワイヤレス通信システムの場合、UB103はMeNB101及びSeNB102の双方と同時に通信しうる。このことは、ある時点では、UB103は、MeNB101のセル及びSeNB102のセルの双方に対するアップリンク送信を実行することができるとともに、MeNB101のセル及びSeNB102のセルの双方に対するダウンリンク受信を実行することができる。
MeNB101及びSeNB102は、互いに異なるキャリア周波数の下で動作しうることに注意されたい。例えば、LTE‐A通信システムとしたワイヤレス通信システム100がキャリアアグリゲーションスキームを用いているものと仮定すると、MeNB101は第1のコンポーネントキャリア(CC1)の下で動作でき、SeNB102は第2のコンポーネントキャリア(CC2)の下で動作でき、CC1の周波数スペクトルはCC2の周波数スペクトルと重複しない。
図2Aは、図1の代表的なワイヤレス通信システムにより実行される一般的なRANプロトコルアーキテクチュアを示す。特定の無線ベアラが用いる無線プロトコルアーキテクチュアは、無線ベアラが如何に設定されているかに依存する。無線ベアラは、コントロールプレーンデータ送信及び受信の双方又は何れか一方のためのシグナリング無線ベアラ(SRB)に対するユーザプレーンデータ送信及び受信の双方又は何れか一方のためのデータ無線ベアラ(DRB)とすることができる。コントロールプレーンに対するDRBには、DRBアイデンティティと、ESPベアラアイデンティティと、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)のコンフィギュレーション(configuration:設定)(例えば、ヘッダ圧縮コンフィギュレーション)と、ロジカルチャネルアイデンティティと、ロジカルチャネルコンフィギュレーション(例えば、プライオリティ及び論理チャネルグループ)とが設けられている。SRB形態には、SRBアイデンティティと、無線リンクコントロール(RLC)コンフィギュレーションと、論理チャネルコンフィギュレーションとが含まれている。
図2Bに示すように、デュアルコネクティビティでは、少なくとも3種類のデュアルコネクティビティ無線ベアラ、すなわち、マスタセルグループ(MCG)211と、セカンダリセルグループ(SCG)212と、スプリットベアラ213とを存在させることができる。MCG211は、MeNB(例えば、101)内にのみ位置する無線プロトコルを採用してMeNBリソースのみを用いるようにする。SCG212は、SeNB(例えば、102)内にのみ位置する無線プロトコルを採用してSeNBリソースを用いるようにする。スプリットベアラ213は、MeNB(例えば、101)内とSeNB(例えば、102)内との双方に位置する無線プロトコルを採用してMeNBリソース及びSeNBリソースの双方を用いるようにする。一般には、DRBをMCGベアラとするか、又はSCGベアラとするか、又はスプリットベアラとすることができる。又一般には、SRBをMCGベアラとするか、又はSCGベアラとするか、又はスプリットベアラとすることができる。
RB(すなわちDRB又はSRB)は、1つのPDCPエンティティに関連している。このPDCPエンティティは、RB特性(すなわち、一方向性又は双方向性)及びRLCモード(例えば、応答モード又は非応答モード)に応じて、1つのRLCエンティティ又は2つの(各方向に対し1つの)RLCエンティティに関連している。スプリットベアラの場合、PDCPエンティティは、2つのAM RLCエンティティに関連している。暗号化/暗号解読及び完全性保証/検査の場合、PDCPサービスデータユニット(SDU)に関連するカウント(COUNT)値は、UE側と、このUEにサービスを提供する基地局とにより保守される。このカウント値は、ハイパーフレームナンバ(HFN)と、PDCPシーケンスナンバ(連続番号)とより成っている。状態変数Next PDCP TX SNは、PDCPエントリにより送信すべき次のPDCP SDUのPDCPシーケンスナンバを表している。状態変数TX_HFNは、送信すべきPDCP PDUを暗号化又は完全性保証するために用いるカウント値を発生させるためのHFN値を表している。状態変数Next PDCP RX SNは、受信するPDCPエンティティによる次に期待されるPDCPシーケンスナンバを表している。状態変数RX_HFNは、受信したPDCP PDUに対し用いられたカウント値を発生させるためのHFN値を表している。上述したような状態変数を有するPDCP PDUの送信及び受信を含む機構は、3GPP TS 36.323の仕様書で見ることができる。仕様書は参考のために導入したものである。
デュアルコネクティビティでは、DRBはMCGベアラ、SCGベアラ又はスプリットベアラとして開始することができるが、このDRBは1つのデュアルコネクティビティ無線ベアラから他のデュアルコネクティビティ無線ベアラに再設定することができる。換言すれば、MeNBによりDRBを設定した後に、このMeNBはこのDRBを第1のデュアルコネクティビティ無線ベアラから第2のデュアルコネクティビティ無線ベアラに再設定することができる。以下に種々の可能性を説明する。
第1の可能性には、第1のSGCベアラを第2のSGCベアラに変えることが含まれる。このことは、DRBが、第1のSeNBに基づく第1のSCGベアラとして設定されたが、SeNBが変化された為に第2のSeNBに基づく第2のSCGベアラとなるように再設定されることに応答して生じる。
第2の可能性には、SCGベアラをMCGベアラに変えることが含まれる。このことは、DRBが、SeNBに基づくSCGベアラとして設定されたが、SeNBが除外されるような状況の為にMeNBに基づくMCGベアラとなるように再設定されることに応答して生じる。
第3の可能性には、SCGベアラをスプリットベアラに変えることが含まれる。このことは、DRBが、SeNBに基づくSCGベアラとして設定されたが、SeNBへのトラフィックのオフロードのような状況の為にMeNBに基づくスプリットベアラとなるように再設定されることに応答して生じる。
第4の可能性には、SCGベアラをSCGベアラに変えることが含まれる。このことは、DRBが、MeNBに基づくMCGベアラとして設定されたが、SeNBへのトラフィックのオフロードのような状況の為にSeNBに基づくSCGベアラとなるように再設定されることに応答して生じる。
第5の可能性には、スプリットベアラをSCGベアラに変えることが含まれる。このことは、DRBが、スプリットベアラとして設定されたが、SeNBへのトラフィックのオフロードのような状況の為にSCGベアラとなるように再設定されることに応答して生じる。
第6の可能性には、スプリットベアラをMCGベアラに変えることが含まれる。このことは、DRBが、スプリットベアラとして設定されたが、SeNBの除外のような状況の為にMCGベアラとなるように再設定されることに応答して生じる。
第7の可能性には、第1のスプリットベアラを第2のスプリットベアラに変えることが含まれる。このことは、DRBが、第1のスプリットベアラとして設定されたが、SeNBの変化の為にMCGベアラとなるように再設定されることに応答して生じる。
第8の可能性には、MCGベアラをスプリットベアラに変えることが含まれる。このことは、MeNBに基づくMCGベアラとして設定されたが、SeNBへのトラフィックのオフロードのような状況の為にスプリットベアラとなるように再設定されることに応答して生じる。
1つのデュアルコネクティビティ無線ベアラから他のデュアルコネクティビティ無線ベアラに変更されるDRBを含む機構は、仕様書3GPP TS 36.331 v12.1.0及び3GPP R2-141857のような参考資料から分かる。これらの仕様書は参考のために導入したものである。
図3は、セカンダリセルグループ(SCG)/SeNBの変更手順を示しているシグナリング線図である。SCG変更手順は、SeNBにより開始され、同じSeNB内でのSCGのコンフィギュレーション変化を実行するのに用いられる。ステップS301においては、SeNB(例えば、SeNB102)が、X2インタフェースアプリケーションプロトコル(AP)を介してSCG変更要求メッセージ(Mod Req)を送信し、このSCG変更要求メッセージ内の無線リソースコントロール(RRC)コンテナ(container)によりSCGの新たな無線リソースコンフィギュレーションを提供することにより、SCG変更を要求するようにする。ステップS302においては、MeNB(例えば、MeNB101)により受信され、且つ容認されたSCG変更要求メッセージに応答して、このMeNBがこのSCG変更要求メッセージに応じたSCGの新たな無線リソースコンフィギュレーションを含むRRC接続リコンフィギュレーション(Connection Reconfiguration)メッセージ(RRCReconfig)をUE(例えば、UE103)に送信することができる。ステップS303においては、UEがSCGの新たな無線リソースコンフィギュレーションを適用し、その後に、RRC接続リコンフィギュレーション完了(Complete)メッセージ(RRC Reconfig Complete)を返答としてMeNBに戻すように送信する。SCGの新たな無線リソースコンフィギュレーションを実行するのにUEとSeNBとの間の同期を必要としないものとすると、UEは、新たなコンフィギュレーションを適用した後にUL送信を実行しうる。SCGの新たな無線リソースコンフィギュレーションがUEとSeNBとの間の同期を必要とする場合には、ステップS305において、UEがランダムアクセス(RA)処理を開始しうる。ステップS304では、MeNBは、RRC接続リコンフィギュレーション完了メッセージをX2‐APを介して送信することにより、SeNBにSCG変更応答(Mod Res)を行うことができる。
UEが、ステップS302で戻されるRRC接続リコンフィギュレーションメッセージに含まれるようなSCGの無線リソースコンフィギュレーション(の一部)に適合できない状況の下では、UEはリコンフィギュレーション失敗手順を実行しうる。RRC接続リコンフィギュレーション完了メッセージを送信するとともにSCGに向かうRA手順を実行するUEの順序は規定されていない。RRC接続リコンフィギュレーション手順を成功裏に完了させるためには、SCGに向かうRA手順の成功は必要としない。SCGにおけるプライマリSCell(PSCell)は、SCG変更手順で変えることができる。SeNBは、例えば、古い特定のSCellか、又は新たな特定のSCellが同じTAGに属しているかに応じて、RA手順が必要か否かを決定しうる。SeNBはPSCell以外のSCG SCellの解除(リリース)をトリガでき、MeNBは拒むことができない。
図4は、SCG付加/MeNBトリガ変更の手順を示すシグナリング線図である。SCG付加の手順は、代表的にMeNBにより開始されてSCGの第1のセルを付加する。MeNBは、同じ又は類似の手順を用いてSCGセル及びSCGベアラの付加又は解除を開始しうる。SCGの全体の解除以外のあらゆるSCGの変更に対しては、SeNBがUEに向かうシグナリングを発生させる。MeNBは特定のSCellをSeNBに付加することを要求でき、SeNBは拒むことができる。上述した変更手順を用いることにより、MeNBは、PSCell以外のSCG Cellの解除をトリガでき、この場合にはSeNBは拒むことができない。
ステップS401では、MeNBがX2‐APを介して、MCGコンフィギュレーション及びUE能力(の一部)を含むSCGの付加/変更要求メッセージ(Add/Mod)を送信し、UEの能力の調整がSeNBによるリコンフィギュレーションに対する基礎として用いられるようにする。SCGの付加及びSCG SCellの付加要求の場合、MeNBが最も後の測定結果(SeNBセルの場合FFS)を生じうる。SeNBは、このような要求を拒むことができる。ステップS402では、SeNBがMeNB要求を受入れるものとした場合に、SeNBが仕様書R2‐141857の10.1.2X.1に明記されているようなSCG変更手順(Modification Procedure)を開始し、このSCG変更手順の前又は後としうる後続応答を生じる。1つのSeNBの設定されたSCGをUEにおける他のSeNBに変えるのにSCG変化(change)手順を用いることができ、この手順をSCG変更手順により実現しうる。SCG変更手順中に送信されたRRC接続リコンフィギュレーションメッセージには、ソースであるSCGを解除するための情報が含まれている。
上述したデュアルコネクティビティシナリオでは、殆どの場合UEがMeNB及びSeNBの双方に接続される。しかし、UEが移動していると、UEに対するワイヤレスサービスを提供するE‐UTRANによりUEに対しMeNB及びSeNBの双方又は何れか一方を変える場合がある。このシナリオは、UEがある基地局から他の基地局に引き継がれる代表的なハンドオーバーシナリオとは異なっていることに注意すべきである。デュアルコネクティビティシナリオの場合、UEはMeNB及びSeNBの双方に同時に接続され、代表的に一度にはMeNB及びSeNBの一方が変化しうる。しかし、UEに対しMeNB及びSeNBの双方又は何れか一方を変化させるような期間中は、データ送信及びデータ受信が中断するか又は失敗するおそれがある。この中断又は失敗は、如何なる時にも損失のない動作を実行するネットワークに対して場合に応じ種々の問題を課するおそれがある。一例として、暗号化及び暗号解読処理が図2Cに示すようなTX_HFNの使用を伴う場合がある。しかし、例えば、UEに対しSeNBが他のeNBに変化することにより、送信がTX_HFN=2で失敗する場合には、SeNBが他のeNBに変化した後に如何なる送信がTX_HFN値を用いる必要があるかが不明確となる。
従って、MeNB及びSeNBの双方又は何れか一方が変化した後にデータ送信及びデータ受信を如何に再開又は回復させるかは、現在のワイヤレス技術を前進させる際の設計留意点の1つとなる。
本発明は、複数の基地局に接続されたユーザ機器(UE)に適用しうるとともに、複数の基地局に接続されたUEにサービスを提供する基地局に適用しうる接続変更方法を提供するものである。
代表的な例の1つにおいては、本発明により、第1の基地局及び第2の基地局にデュアル接続しうるユーザ機器(UE)に適用しうる接続変更方法を提供する。この方法は、第1の基地局と通信する第1のマスタセルグループ(MCG)ベアラを設定する第1のベアラコンフィギュレーションをこの第1の基地局から受信するステップと;この第1のベアラコンフィギュレーションに応じて第1の無線ベアラを第1のMCGベアラとして設定するステップと;第2の基地局と通信する第2のセルグループ(SCG)ベアラを設定する第2のベアラコンフィギュレーションを第1の基地局から受信するステップと;第2のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラをSCGベアラとして設定するステップと;第1の暗号化パケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)を、第1の無線ベアラの第1のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第1の送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及び第1のPDCNシーケンスナンバ(SN)を用いることによりこの第1のPDCP SDUを暗号化することにより発生させるステップと;第1の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップと;第2の無線ベアラの第2のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第2のPDCP SNを用いることによりこの第2のPDCP SDUを暗号化することにより、第2の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと;第2の暗号化PDCP SDUを第2の基地局に送信するステップと;SCGベアラを第2のMCG又はスプリットベアラの何れかとなるように再設定する第3のベアラコンフィギュレーションを有する無線リソースコントロール(RRC)メッセージを第1の基地局から受信するステップと;第3のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの何れかとして再設定するステップと;第2の無線ベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに再設定した後に、第2の無線ベアラの第3のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いることによりこの第3のPDCP SDUを暗号化することにより第3の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと;第3の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップとを具えるが、これらのステップに限定されるものではない。
代表的な例のうちの1つにおいて、本発明は、第1の基地局及び第2の基地局にデュアル接続しうるユーザ機器(UE)に適用しうる接続変更方法に向けるようにするものである。この接続変更方法は、第1の基地局と通信する第1のマスタセルグループ(MCG)ベアラを設定する第1のベアラコンフィギュレーションをこの第1の基地局から受信するステップと;この第1のベアラコンフィギュレーションに応じて第1の無線ベアラを第1のMCGベアラとして設定するステップと;第1の基地局と通信する第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを設定する第2のベアラコンフィギュレーションを第1の基地局から受信するステップと;第2のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとして設定するステップと;第2の基地局と通信する第1のセカンダリセルグループ(SCG)を設定する第3のベアラコンフィギュレーションを第1の基地局から受信するステップと;第3のベアラコンフィギュレーションに応じて第3の無線ベアラを第1のSCGベアラとして設定するステップと;第1の暗号化パケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)を、第1の無線ベアラの第1のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第1の送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及び第1のPDCPシーケンスナンバ(SN)を用いることによりこの第1のPDCP SDUを暗号化することにより、発生させるステップと;第1の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップと;第2の無線ベアラの第2のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第2のPDCP SNを用いることによりこの第2のPDCP SDUを暗号化することにより第2の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと;第2の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップと;第3の無線ベアラの第3のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第3のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いることによりこの第3のPDCP SDUを暗号化することにより、第3の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと;第3の暗号化PDCP SDUを第2の基地局に送信するステップと;第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを第2のSCGベアラとなるように再設定する第4のベアラコンフィギュレーションを有する無線リソースコントロール(RRC)メッセージを受信するステップと;第4のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラを第2のSCGベアラとして再設定するステップと;第2の無線ベアラを第2のSCGベアラに再設定した後に、第2の無線ベアラの第4のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第4のPDCP SNを用いることによりこの第4のPDCP SDUを暗号化することにより第4の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと;第4の暗号化PDCP SDUを第2の基地局に送信するステップとを具えるが、これらのステップに限定されるものではない。
代表的な例のうちの1つでは、本発明は、第1の基地局及び第2の基地局にデュアル接続しうるユーザ機器(UE)に作用する第1の基地局に適用しうる接続変更方法に向けたものである。この方法は、UEに対する第1のSCGベアラを確立する第1のSCGコンフィギュレーションを第2の基地局から受信するステップと;第1のSCGコンフィギュレーションを有する第1の無線リソースコントロール(RRC)メッセージをUEに送信するステップと;UEに対する第2のSCGベアラを確立するための第1のSCGコンフィギュレーションを有する第1のSCG付加要求を第3の基地局に送信するステップと;第1のSCG付加要求を送信するのに応答して第1のSCGコンフィギュレーションに基づく第2のSCGコンフィギュレーションを有する第1のSCG付加応答を第3の基地局から受信するステップと;第1のSCGベアラを解除するSCG解除要求を第2の基地局に送信するステップと;第2のSCGベアラを確立する第2のSCGコンフィギュレーションを有する第2のRRCメッセージをUEに送信するステップとを具える。
代表的な例のうちの1つでは、本発明は、基地局に適用しうる接続変更方法に向けたものである。この方法は、通信用の第1のマスタセルグループ(MSG)ベアラを設定する第1の無線リソースコントロール(RRC)メッセージをUEに送信するステップと;第1のセキュリティキーで暗号化された第1のパケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)をUEに送信するステップと;第1のSCGベアラを設定する第1のセカンダリセルグループ(SCG)コンフィギュレーションと第2のSCGベアラを設定する第2のSCGコンフィギュレーションとを他の基地局から受信するステップと;第1のSCGコンフィギュレーションと第2のSCGコンフィギュレーションとを受信するのに応答して第1のSCGベアラと第2のSCGベアラとを設定する少なくとも1つの第2のRRCメッセージを送信するステップと;第1のSCGベアラを解除するメッセージを他の基地局に送信するステップと;第1のSCGベアラの送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及びNext_PDCP_TX_SNを他の基地局から受信するステップと;第1のSCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとなるように再設定する第3のRRCメッセージをUEに送信するステップと;第1のセキュリティキー、TX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを用いることにより暗号化された第2のPDCP SDUを、MCGベアラ又はスプリットベアラを介して送信するステップとを具えるが、これらのステップに限定されるものではない。
代表的な例のうちの1つにおいては、本発明は、基地局に適用しうる接続変更方法に向けたものである。この方法は、UEに対する第1のSCGベアラを設定する第1のセカンダリセルグループ(SCG)コンフィギュレーションを他の基地局に送信するステップと;UEの第2のMCGベアラ又はスプリットベアラと交換する第2のSCGベアラを確立することを要求するメッセージを他の基地局から受信するステップと;第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及びNext_PDCP_TX_SNを他の基地局から受信するステップと;第2のセキュリティキー、TX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを用いてPDCP SDUを暗号化することにより暗号化されたPDCP SDUを発生させるステップと;暗号化されたPDCP SDUを、第2のSCGベアラを介してUEに送信するステップとを具えるが、これらのステップに限定されるものではない。
本発明の上述した特徴及び利点を理解しやすくするために、添付図面による代表的な実施例を以下に詳細に説明する。前述した一般的な説明及び以下の詳細な説明は例示的なものであり、特許請求の範囲に記載した開示の更なる説明を提供するものであることを理解すべきである。
しかし、上述した本発明の概要には、本発明の全ての態様及び例を含めておらず、従って、本発明が上述したものに限定されるものではないことを理解すべきである。又、本発明には、当業者にとって自明の改善及び改良が含まれるものである。
以下に本発明を添付図面につき説明するも、これらの添付図面は本発明の理解を助けるためのものであり、本明細書の一部に含まれるものである。これらの添付図面は本発明の実施例を示すものであり、本発明の説明と合わせて本発明の原理を開示するものである。
図1は、UEを2つの基地局にデュアル接続するワイヤレス通信システムに適用しうるデュアルコネクティビティシナリオを示す線図である。 図2Aは、図1の代表的なワイヤレス通信システムにより実行される一般的なRANプロトコルアーキテクチュアを示すブロック線図である。 図2Bは、3種類の無線ベアラと、デュアルコネクティビティにおける無線ベアラの種類のリコンフィギュレーションとを示す線図である。 図2Cは、送信が失敗又は中断した場合に生じるおそれのある問題の例として暗号化処理を示す線図である。 図3は、セカンダリセルグループ(SCG)変更処理を示すシグナリング線図である。 図4は、SCG付加/MeNBトリガ変更の手順を示すシグナリング線図である。 図5は、UEのハードウェア構成素子を、本発明の代表的な実施例のうちの1つの実施例による機能ブロックの形態で示す線図である。 図6は、基地局のハードウェア構成素子を、本発明の代表的な実施例のうちの1つの実施例による機能ブロックの形態で示す線図である。 図7は、本発明の第1の代表的な実施例を示す線図である。 図8は、本発明の第2の代表的な実施例を示す線図である。 図9Aは、本発明の第3の代表的な実施例によりSeNBの変化の結果としてSCGベアラを変えるシナリオを示す線図である。 図9Bは、本発明の第3の代表的な実施例を示す線図である。 図10は、本発明の第4の代表的な実施例を示す線図である。 図11は、本発明の第5の代表的な実施例を示す線図である。 図12は、本発明の第6の代表的な実施例を示す線図である。 図13は、複数の基地局に接続されたユーザ機器(UE)の観点による接続変更方法を示す説明図である。 図14は、複数の基地局に接続されたユーザ機器(UE)の観点による接続変更方法を示す説明図である。 図15は、複数の基地局に接続されたユーザ機器(UE)へサービスを提供する基地局の観点による接続変更方法を示す説明図である。 図16は、複数の基地局に接続されたユーザ機器(UE)へサービスを提供する基地局の観点による接続変更方法を示す説明図である。 図17は、複数の基地局に接続されたユーザ機器(UE)へサービスを提供する基地局(例えば、SeNB)の観点による接続変更方法を示す説明図である。
以下に、幾つかの例を添付図面に示す本発明の代表的な実施例を詳細に説明する。図面及び説明において同じ又は同様な部品を参照するのに可能な限り同じ参照符号を用いる。
図5は、本発明の代表的な実施例の1つによるUEのハードウェア構成素子を機能ブロック線図で示している。代表的なUEは、処理回路501と、アナログ‐デジタル(A/D)/デジタル‐アナログ(D/A)変換回路(コンバータ)502と、送信機503と、受信機504と、1つ以上のアンテナ505と、前記処理回路501に結合された非一時的記憶媒体又はメモリユニット(図示せず)とを有するが、これらに限定されるものではない。UEは、マッチング回路網及びフィルタを介して受信機504に結合される1つ以上のアンテナ505を通して無線周波数(RF)データを受信する。受信機504は、A/D・D/Aコンバータ502に結合され、RFデータを直接的に又は間接的にベースバンドデータにダウンコンバートする。ベースバンドデータは、A/Dコンバータ502によりデジタルデータに変換され、このデジタルデータが処理回路501に送信される。UEは、ベースバンドデータに変換するためにデジタルデータをD/Aコンバータ502に送信することによってもデータを送信する。ベースバンドデータは送信器503によりRFデータにアップコンバートされ、この送信機により1つ以上のアンテナ505を介してRFデータを送信する。
処理回路501は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ及び特定用途向け集積回路(ASIC)のような1つ以上の処理手段を有している。処理回路501内にはマルチプルコネクティビティ(複数対接続性)コンフィギュレーションモジュール506が含まれており、このモジュールは、第1、第2、…、第6の代表的な実施例を含む本発明の接続変更方法の実行に対し直接関与するようにするか又は間接的に支援するようにする。記憶媒体は、本発明の接続変更方法の動作に関連するプログラミングコード、バッファリングデータ及びパーマネントデータを記憶することができる。
本発明で用いる用語“ユーザ機器”(UE)は、例えば、移動局、アドバンスト(進歩した)移動局(AMS)、サーバ、クライアント、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ネットワークコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、タブレットパーソナルコンピュータ(PC)、スキャナ、電話装置、ポケットベル、カメラ、テレビジョン、携帯用ビデオゲーム装置、音楽装置、無線センサ、等を含むが、これらに限定されることのない種々の実施例を表すものである。ある適用分野では、UEをバス、電車、飛行機、ボート、自動車、等のような移動環境内で動作する固定コンピュータ装置とすることができる。
図6は、本発明の代表的な実施例の1つによる基地局のハードウェア構成素子を機能ブロック線図で示している。基地局には処理回路601と、A/D・D/Aコンバータ回路602と、送信機603と、受信機604と、1つ以上のアンテナ605と、非一時的記憶媒体(図示せず)とを有するが、これらに限定されるものではない。処理回路601内にはマルチプルコネクティビティコンフィギュレーションのモジュール606が含まれており、このモジュールは、第1、第2、…、第6の代表的な実施例を含む本発明の接続変更方法の実行に対し直接関与するようにするか又は間接的に支援するようにする。これらの構成素子に対する説明は図5におけるUEに対する説明に類似するものであり、従って、その繰返しを省略する。
本発明における用語“基地局”は“eNB”と同義とすることができ、これらの用語は、マスタ基地局、セカンダリ基地局、スレーブ基地局、マクロセル基地局、ミクロセル基地局、ピコセル基地局、フェムトセル基地局、等のような種々の変形をカバーすることができる。又、当業者にとって明らかなように、アドバンスト基地局(ABS)、ベーストランシーバシステム(BTS)、アクセスポイント(AP)、ホームベースステーション、リレーステーション、スキャッタ、リピータ、中間ノード、中継局及び衛生通信基地局の何れか又はこれらの任意の組合せのような同様なネットワークアクセス効果を達成するのに他の種類の基地局を適用するようにしうる。
前述した問題を解決するために、本発明によれば、データ送信及び受信における変化を処理し、UEに作用していた無線ベアラの種類の変化に対処するようにして、前述した問題を解決するようにした。異なるシナリオを適切にカバーするために、本発明の種々の態様を解明する6つの代表な実施例を提供する。
図7は、本発明の第1の代表的な実施例を示す。この第1の代表的な実施例は、SCGベアラからMCGベアラ又はスプリットベアラへの変化に対するUE側の応答に向けられたものである。図7のシナリオは、図1により表すこともできる。ステップS701では、MeNBが、UE及びMeNB間で互いに通信するのに用いられる第1のMCGベアラを確立する第1のコンフィギュレーションを有する第1のRRCメッセージをUEに送信する。ステップS702では、SeNBが、SeNB及びUE間で互いに通信するのに用いられる第1のSCGベアラを設定する第2のコンフィギュレーションを有するコンフィギュレーションメッセージ(Config)をinter-eNBインタフェースを介してMeNBに送信する。inter-eNBインタフェースは、例えば、LTE通信システムにより一般に用いられるX2インタフェースとすることができる。ステップS703では、MeNBが、第1のSCGベアラを設定する第2のコンフィギュレーションを有する第2のRRCメッセージをUEに送信する。
MeNB及びSeNBに対してデュアル通信を行うために、第1のSCGベアラ及び第1のMCGベアラがUEにより確立された後に、ステップS704において、UEが第1のセキュリティキー(w/key1)を用いて第1の複数のパケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)を暗号化して、第1の暗号化PDCP SDUを発生させ、続いて、この第1の暗号化PDCP SDUを、第1のMCGベアラを介してMeNBに送信するようにする。PDCP SDUの暗号化は、第1のPDCP SDUに関連する第1の送信機ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及びPDCPシーケンスナンバ(SN)を用いることにより達成される。UEは、暗号化前に、第1のNext_PDCP_TX_SNに応じて第1のPDCP SNを設定する。UEは、第1のMCGベアラの第1の複数のPDCP SDUを暗号化し、第1の複数の暗号化PDCP SDUを発生させ、続いて、第1の複数のPDCP SDUの各々に関連している第1のセキュリティキー、第1のTX_HFN及びPDCP SNを用いることにより、この第1の複数の暗号化PDCP SDUをMeNBに送信するようにしうる。UEは、第1の複数のPDCP SDUの各々を暗号化する前に、第1のNext_PDCP_TX_SNに応じて、第1の複数のPDCP SDUの各々に関連するPDCP SNを設定する。ステップS705においては、UEが、第2のセキュリティキー(w/key2)を用い、且つ第2のPDCP SDUに関連する第2のTX_HFN及び第2のPDCP SNを用いることにより、第2のPDCP SDUを暗号化して、第2の暗号化PDCP SDUを発生させ、続いて、この第2の暗号化PDCP SDUを、第1のMCGベアラを介してSeNBに送信する。SEは、第2のNext_PDCP_TX_SNに応じて、第2のPDCP SNを設定する。第2のセキュリティキーはSeNB及びUEにより用いてこれらが互いに通信するようにする。UEは、第1のSCGベアラの第2の複数のPDCP SDUを暗号化して第2の複数の暗号化PDCP SDUを発生させ、これに続いて、第1の複数のPDCP SDUの各々に関連する第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及びPDCP SNを用いることにより、この第2の複数の暗号化PDCP SDUをSeNBに送信するようにしうる。UEは、第2のNext_PDCP_TX_SNに応じて、第2の複数のPDCP SDUの各々に関連するPDCP SNを設定する。
ステップS706〜S709は、第1のSCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラへ変化させることを含む。ステップS706においては、MeNBによりUEに対し第1のSCGベアラを、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとなるように再設定する決定を行い、MeNBがメッセージをSeNBに送信して第1のSCGベアラを解除しうるようにすることができる。ステップS707においては、MeNBが、第1のSCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとなるように再設定する必要な情報を含む第3のRRCメッセージをUEに送信する。このステップS707は、第3のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第3のPDCP SN により暗号化された第3のPDCP SDUを、ステップS708に示すようにUEからSeNBに送信するのを不成功にするおそれがある。その理由は、第1のSCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとなるように再設定する際に、暗号化された第3のPDCP SDUが成功裏に送信される前に、第1のSCGベアラの何れのPDCP SDUをもSeNBに送信されるのをUEが停止させるためである。従って、ステップS709において、第1のSCGベアラを第3のRRCメッセージに応じて第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとなるように再設定した後に、UEが第4のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第4のPDCP SNを用いることにより第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの第4のPDCP SDUを暗号化し、その後にこの暗号化された第4のPDCP SDUをMeNBに送信するようにする。UEは、第2のNext_PDCP_TX_SNに応じて第4のPDCP SNを設定する。換言すれば、UEが第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに対し第2のTX_HFNと第1のSCGベアラの第2のNext_PDCP_TX_SNとを使用し続ける。従って、MeNBはそのRX_HFNと、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラのNext_PDCP_TX_SNとを、第1のSCGベアラのRX_HFN及びNext_RX_PDCP_SNにそれぞれ設定する。MeNBは、暗号化された第4のPDCP SDUを受信するために、SeNBから、第1のSCGベアラのRX_HFN及びNext_RX_PDCP_SNを受信することができる。或いはまた、UEは、ステップS707に応答して第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに対しUEにより初期値(例えば、0)に設定された第3のTX_HFN及び第3のNext_TX_PDCP_SNを用いる。この場合ステップS709において、UEが第1のセキュリティキーと、第3のTX_HFNと、第4のPDCP SNとを用いることにより第4のPDCP SDUを暗号化し、その後にこの暗号化された第4のPDCP SDUをMeNBに送信するようにする。UEは、暗号化前に、第3のNext_PDCP_TX_SNに応じて第4のPDCP SNを設定する。従って、MeNBは、RX_HFNと、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラのNext_RX_PDCP_SNとを初期値(例えば、0)に設定する。第1のSCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに変えるのに、SeNBの解除を含めても含めなくてもよい。
ステップS708の前に又はその後に、UEが、第3のPDCP SDUに関連するとともにSeNBと通信するのに用いられた第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いて暗号化することによりこの第3のPDCP SDUを再送信し、第5の暗号化PDCP SDUを発生させることを試みることができる。このようにすることにより、第1の代表的な実施例が、SCGベアラの変化に対処するシグナリング機構と、データが失われないようにする再送信機構とを提供する。或いはまた、UEは、第1のセキュリティキーと、第3のTX_HFNと、第5のPDCP SNとを用いて暗号化することにより、第3のPDCP SDUを再送信する試みを行うようにすることができる。UEは、暗号化の前に、第3のNext_PDCP_TX_SNに応じて、第5のPDCP SNを設定する。UEが第3のPDCP SDUの再送信をサポートしていないか、或いは、第3のPDCP SDUが実時間データである為に、MeNBがこの第3のPDCP SDUを受信するのが遅れるおそれがある為、UEが第3のPDCP SDUを再送信することを試みることはできない場合があることに注意すべきである。
上述したベアラコンフィギュレーションにより使用される可能なパラメータはTS36.300の仕様書に開示されている。この仕様書は参考のために導入したものである。
図8は、本発明の第2の代表的な実施例を示す。この第2の代表的な実施例は、MCGベアラ又はスプリットベアラからSCGベアラへの変化に対するUE側の応答に向けられたものである。図8のシナリオも、図1により表すことができる。ステップS801では、UEが第1のMCGベアラを確立するのに必要な情報を含む第1のRRCメッセージをMeNBにより送信しうる。ステップS802では、UEが第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを確立するのに必要な情報を含む第2のRRCメッセージをSeNBが送信しうる。ステップS803では、SeNB及びUE間で通信するための第1のSCGコンフィギュレーションを含む第1のコンフィギュレーションメッセージをSeNBにより送信しうる。ステップS804では、第1のコンフィギュレーションメッセージを受信するのに応答して、UEが第1のSCGベアラを確立するのに必要な情報を含む第3のRRCメッセージをMeNBにより送信しうる。
第1のMCGベアラと、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラと、第1のSCGベアラとが確立された後に、ステップS805において、UEが第1のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第1のTX_HFN及び第1のPDCP SNを用いることにより、第1のPDCP SDUを暗号化して、暗号化された第1の第1のPDCP SDUを発生させ、その後この暗号化された第1の第1のPDCP SDUが第1のMCGベアラを介してMeNBに送信されるようにしうる。第1のセキュリティキーはUEとMeNBとの間の通信のために用いられる。UEは、第1のNext_PDCP_TX_SNに応じて第1のPDCP SNを設定する。ステップS806では、UEが第2のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第2のPDCP SNを用いることにより第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの第2のPDCP SDUを暗号化し、その後にこの暗号化された第2のPDCP SDUをMeNBに送信するようにしうる。UEは、暗号化の前に、第2のNext_PDCP_TX_SNに応じて第2のPDCP SNを設定する。ステップS807においては、UEが第3のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第3のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いることにより第3のPDCP SDUを暗号化して、暗号化された第3のPDCP SDUを発生させ、続いてこの第3のPDCP SDUを、第1のMCGベアラを介してSeNBに送信するようにしうる。UEは、暗号化の前に、第3のNext_PDCP_TX_SNに応じて第3のPDCP SNを設定する。
ステップS808〜S811は、第2のSCGベアラへの第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの変化を含む。ステップS808においては、MeNBが、UEに対し第2のSCGベアラの追加を要求するメッセージを送信することにより第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを第2のSCGベアラとなるように再設定する決定を行なうようにしうる。ステップS809においては、MeNBにより、UEが第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを第2のSCGベアラとなるように再設定する必要な情報を含む第4のRRCメッセージをUEに送信する。ステップS810では、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラのリコンフィギュレーション中、UEが、第4のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第4のPDCP SNを用いることにより第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの第4のPDCP SDUを暗号化することができるが、暗号化された第4のPDCP SDUはMeNBに首尾良く送信されない。ステップS811においては、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラが第2のSCGベアラに再設定された後に、UEが第5のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第5のPDCP SNを用いることにより第5のPDCP SDUを暗号化して、暗号化された第5のPDCP SDUを発生させるようにすることができる。UEは、暗号化の前に、第2のNext_PDCP_TX_SNに応じて第5のPDCP SNを設定する。換言すれば、UEが第2のSCGベアラに対し第2のTX_HFNと、第2のSCGベアラ又はスプリットベアラの第2のNext_PDCP_TX_SNとを使用し続ける。この場合、暗号化された第5のPDCP SDUを、SCGベアラを介してSeNBに送信する。従って、SeNBはそのRX_HFNと、第2のSCGベアラのNext_RX_PDCP_SNとを、第2のSCGベアラ又はスプリットベアラのRX_HFN及びNext_RX_PDCP_SNにそれぞれ設定する。SeNBは、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラのRX_HFN及びNext_RX_PDCP_SNをMeNBから受信することができる。或いはまた、UEは、第2のSCGベアラに対し初期値(例えば、0)に設定される第4のTX_HFN及び第4のNext_RX_PDCP_SNを使用する。ステップS811においては、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラが第2のSCGベアラに再設定された後に、UEが、第5のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第4のTX_HFN及び第5のPDCP SNを用いることにより、第5のPDCP SDUを暗号化して、暗号化された第5のPDCP SDUを送信するようにしうる。UEは、暗号化の前に、第4のNext_PDCP_TX_SNに応じて第5のPDCP SNを設定する。従って、SeNBは第2のSCGベアラのRX_HFN及びNext_RX_PDCP_SNを初期値(例えば、0)に設定する。
ステップS811の前に又はその後に、UEが、第4のPDCP SDUに関連しMeNBと通信するのに用いられた第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第4のPDCP SNを用いて暗号化し、暗号化された第4のPDCP SDUを発生させることにより、以前に送信が不成功となった第4のPDCP SDUを再送信することを試みることができる。このようにすることにより、上述した第2の代表的な実施例が、SCGベアラへのMCG/スプリッタベアラの変化に対処するシグナリング機構と、データが失われないようにする再送信機構とを提供するものである。或いはまた、UEは、第2のセキュリティキーと、第4のTX_HFNと、第6のPDCP SNとを用いて暗号化することにより、第4のPDCP SDUを再送信する試みを行うようにしうる。UEは、暗号化前に、第4のNext_PDCP_TX_SNに応じて第6のPDCP SNを設定する。UEが第4のPDCP SDUの再送信をサポートしていないか、又は第4のPDCP SDUが実時間データである理由でMeNBがこの第4のPDCP SDUを受信するのが遅れるおそれがある為に、UEは第3のPDCP SDUを再送信することを試みることはできない場合があることに注意すべきである。
図9Aは、SeNBの変化の結果としてSCGベアラを変える、本発明の第3の代表的な実施例によるシナリオを示している。この図9Aの代表的な通信システムは、少なくとも、MeNB951と、S‐SeNB952と、T‐SeNB953と、UE954とを有しており(これらに限定されるものではない)、UE954はMeNB951と、S‐SeNB952及びT‐SeNB953の1つとに同時に接続することを試みるものである。この第3の代表的な実施例が有するUE954は、MeNB951へのその接続を保った状態でS‐SeNB952からT‐SeNB953へのその接続を変えるものである。
図9Bは、本発明の第3の代表的な実施例のシグナリング線図を示しており、この第3の代表的な実施例は、サービングSeNBの変化に応答して第1のSCGベアラから第2のSCGベアラへの変化に向けられたものである。ステップS901では、MeNBが、UEに対し第1のSCGを確立するためのSeNBを加えることを要求する第1のSCG付加要求メッセージ(Add Req)をS‐SeNBに送信しうる。この第1のSCG付加要求メッセージは、S‐SeNBのセルの無線リソースをUEと通信するように割当てることをS‐SeNBに要求する。ステップS902では、第1のSCG付加要求メッセージを受信するのに応答し、S‐SeNBがUEに対し第1のSCGベアラを設定するための第1のSCGコンフィギュレーションを発生する。続いて、S‐SeNBが、第1のSCGを設定するための第1のSCGコンフィギュレーションを含む第1のSCG付加応答メッセージ(Add Res)をMeNBに送信する。ステップS903では、MeNBが第1のSCG付加応答メッセージを受信するのに応答して第1のSCGコンフィギュレーションを含む第1のRRCメッセージをUEに送信し、UEが第1のSCGベアラを確立するようにする。
SCGベアラが確立された後に、S‐SeNBからT‐SeNBへのSCGの変化、すなわちSeNBの変化をステップS904〜S907が有する。ステップS904では、MeNBが、SeNBの変化を実行することを決定し、これに続いてUEに対するサービングSeNBとしてT‐SeNBを追加する要求を行う第2のSCG付加要求メッセージをT‐SeNBに送信することによりSeNBの変化を開始する。T‐SeNBが第2のSCGベアラを確立するためのSCGコンフィギュレーションを提供するためには、MeNBは、S‐SeNBから第1のSCGコンフィギュレーションを受信した際に第1のSCGコンフィギュレーションを記憶する必要がある。ステップS904では、MeNBが、第1のSCGコンフィギュレーションを含む第2のSCG付加要求メッセージをT‐SeNBに送信する。ステップS905では、T‐SeNBが、第2のSCG付加要求メッセージの受信に応答して、第1のSCGコンフィギュレーションに基づく第2のSCGコンフィギュレーションを有する第2のSCG付加応答メッセージをMeNBに送信する。続いてMeNBが、ステップS906において、S‐SeNBを有効に解除する第1のSCG解除要求メッセージ(Rel Req)をS‐SeNBに送信する。ステップS907において、MeNBが、第2のSCG付加応答メッセージの受信に応答して、SCGベアラを確立するための第2のSCGコンフィギュレーションを含む第2のRRCメッセージをUEに送信する。
第2のSCGコンフィギュレーションは、この第2のSCGコンフィギュレーションが第1のSCGコンフィギュレーションとは異なる情報のみを有するようにすることにより第1のSCGコンフィギュレーションに基づいて発生させることができることに留意されたい。例えば、第1のSCGコンフィギュレーションが、{コンフィギュレーション1、コンフィギュレーション2及びコンフィギュレーション3}を有する場合、第2のSCGコンフィギュレーションは{コンフィギュレーション2′}を有する。その理由は、T‐SeNBが、S‐SeNBと同じコンフィギュレーション1及びコンフィギュレーション3を適用することを試みることができるが、コンフィギュレーション2をコンフィギュレーション2′に変える為である。例えば、コンフィギュレーション1をDRB識別子とし、コンフィギュレーション3をEPSベアラ識別子とすることができる。コンフィギュレーション2は、媒体アクセス制御(MAC)に関連するコンフィギュレーションとすることができる。上述したコンフィギュレーションの説明や、第1のSCGコンフィギュレーション及び第2のSCGコンフィギュレーションの可能なパラメータは、仕様書TS36.300及びTS36.331に開示されている。これらの仕様書は参考のために導入したものである。
図10は、SeNBの変化の結果としてSCGベアラを変えるシナリオの拡張であり、本発明の第3の実施例に類似する第4の代表的な実施例を示す。ステップS1001では、S‐SeNBが第1のSCGコンフィギュレーションメッセージ(Config)をMeNBに送信する。ステップS1002では、MeNBが、第1のSCGコンフィギュレーションを有する第1のRRCメッセージをUEに送信する。UEは、第1のSCGコンフィギュレーションにより第1のSCGベアラを確立する。ステップS1003〜S11011には、S‐SeNBからT‐SeNBnへのSCGの変化、すなわちSeNBの変化が含まれる。
ステップS1003では、MeNBによりSeNBの変化を決定することができ、従って、T‐SeNBをUEに対するサービングSeNBとして追加することを要求するSCG付加要求メッセージをT‐SeNBに送信することができる。ステップS1004では、T‐SeNBが、このSCG付加要求メッセージの受信に応答して、T‐SeNB及びUE間に第2のSCGベアラを確立するための第2のSCGコンフィギュレーションを含むSCG付加応答メッセージを送信する。MeNBは、ステップS1004の事象に応答して、UEに対しS‐SeNBの解除を要求するSCG解除要求を、ステップS1005としてS‐SeNBに送信する。ステップS1006では、S‐SeNBが第1のPDCP SDUを暗号化して第1の暗号化PDCP SDUとし、第1のSCGベアラのこの第1の暗号化PDCP SDUをUEに送信するが、ステップS1005においてSCGベアラの解除が戻されることにより、第1のPDCP SDUをUEが受信しないようにする。ステップS1007では、S‐SeNBが第1のPDCP SDUをMeNBに送信する。ステップS1008では、MeNBが、S1007における事象に応答して、第1のPDCP SDUをT‐SeNBに送信し、又ステップS1009においてMeNBが第2のSCGコンフィギュレーションを含む第2のRRCメッセージを送信し、第1のSCGベアラをT‐SeNB及びUE間の通信用の第2のSCGベアラとなるように再設定するようにする。ステップS1010においては、T‐SeNBが第1のPDCP SDUを暗号化して第2の暗号化PDCP SDUとし、この第2の暗号化PDCP SDUをUEに送信し、UEが首尾良く送信されない第1のPDCP SDUをT‐SeNBによりUEに再送信するようにする。S‐SeNB及びT‐SeNBは、第1のPDCP SDUを暗号化するのに、互いに異なるセキュリティキーを用いていることに留意されたい。ステップS1011では、T‐SeNBが第2のSCGベアラの第2のPDCP SDUを暗号化して第3の暗号化PDCP SDUとし、この第3の暗号化PDCP SDUをUEに送信するようにする。S‐SeNBは種々の理由でMeNBにおいて第1のPDCP SDUを再送信するためにステップS1007を実行できない場合があることに留意されたい。例えば、UEがT‐SeNBから第1のPDCP SDUを受信するのが遅れるおそれがある。その理由は、第1のPDCP SDUが実時間データであるか、又はS‐SeNBがMeNBへの第1のPDCP SDUの転送をサポートしていない為である。
更に、T‐SeNBがUEに対し第2のSCGベアラを確立した後に、T‐SeNBが第2のSCGベアラのPDCP SDUを暗号化し、セキュリティキーと、TX_HFNと、Next_PDCP_TX_SNとを用いて送信される暗号化されたPDCP SDUを形成する。T‐SeNBは、第2のSCGベアラを用いる前にこれらのTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを第1のSCGベアラのTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNにそれぞれ設定することにより前者のTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを初期化しうる。従って、S‐SeNBは、ステップS1005における決定に応答して、第1のSCGベアラのPDCPエンティティに関連する第1のSCGベアラのTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを表す情報をMeNBに送信しうる。MeNBはこの情報をT‐SeNBに転送する。この場合、UEがステップS1009の後に、T‐SeNBから受信した暗号化PDCP SDUを暗号解読するために第1のSCGベアラのRX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNを使用し続ける。或いはまた、T‐SeNBがステップS1003に応答してTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを第2のSCGベアラに対する初期値(例えば、0)に設定しうる。この場合、UEもステップS1009に応答してRX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNを第2のSCGベアラに対する初期値(例えば、0)に初期化する。
第1のPDCP SDUが第1の群のPDCP SDUであるものとした場合、これらの第1の群のPDCP SDUに関連しているPDCP SNを、それぞれ個別のPDCP SNとすることができ、或いはこれらの第1の群のPDCP SDUの開始のPDCP SNから取出すことができる。換言すれば、開始のPDCP SNは、首尾良く送信されなかったPDCP SDUの最低のPDCP SNとすることができる。第1の群のPDCP SDUに関連するPDCP SNはビットマップ又はその他の形式のものから取出すこともできる。一般的な第3の代表的な実施例及び第4の代表的な実施例によれば、T‐SeNBが複数のPDCP SDUをUEに送信又は再送信して、SCGの変化の結果としてのPDCP SDUの損失を回避するようにしうる。
第4の代表的な実施例には更に、第1のSCGベアラに関連するが、SCG解除要求メッセージに応答してMeNBにより受信されないPDCP SDUに関連しているMeNB RX_HFN及びPDCP SNにS‐SeNBを送信することを含めることができる。MeNBはRX_HFN及びPDCP SNを受信するのに応答してこれらをT‐SeNBに送信することができる。T‐SeNBは、PDCP SDUがこの又はこれらのPDCP SDUのPDCP SNに応じて受信されなかったことを表す情報を必要に応じUEに送信することができる。UEはその後、PDCP SDUを送信又は再送信し、T‐SeNBにより知られたセキュリティキーを用いてPDCP SDUを暗号化して暗号化されたPDCP SDUにし、この暗号化されたPDCP SDUをS‐SeNBに送信又は再送信することによるSCGの変化の結果としてPDCP SDUの損失を回避するようにしうる。T‐SeNBにより知られたセキュリティキーは、UE及びS‐SeNB間の通信に用いられた他のセキュリティキーと異ならせる。
図11は、MCGベアラを複数の現存する無線ベアラの中のMCGベアラ又はスプリットベアラに変えることを含むシナリオに向けた第5の代表的な実施例を示す。この第5の代表的な実施例のシナリオは図1により表すことができる。ステップS1101では、MeNBが、第1のMCGベアラを確立するために第1のMCGコンフィギュレーションを有する第1のRRCメッセージをUEに送信する。MeNBとUEとの間の通信のためにデータを暗号化及び暗号解読するのに第1のセキュリティキーを用いる。ステップS1102では、MeNBが第1のSCGコンフィギュレーション及び第2のSCGコンフィギュレーションを有するコンフィギュレーションメッセージをSeNBから受信する。第1のSCGコンフィギュレーション及び第2のSCGコンフィギュレーションは、UE及びSeNB間で第1のSCGベアラ及び第2のSCGベアラをそれぞれ確立するためのものである。UE及びSeNB間での通信に対しデータを暗号化及び暗号解読するには、第2のセキュリティキーを用いる。ステップS1103では、MeNBが、SeNBからコンフィギュレーションメッセージを受信するのに応答して、第1のSCGコンフィギュレーション及び第2のSCGコンフィギュレーションを含む第2のRRCメッセージをUEに送信する。第1のSCGベアラ、第2のSCGベアラ及び第1のMCGベアラが確立されているものとすると、ステップS1104〜1108にはSCGベアラへの変化が含まれる。
ステップS1104においては、MeNBが第1のSCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとなるように設定することを決定し、SCG変更要求メッセージ(Mod Req)をSeNBに送信し、これにより第1のSCGベアラを解除するようにする。ステップS1105では、SeNBが第2のキーにより第1のPDCP SDUを暗号化して第1の暗号化PDCP SDUとし、この第1の暗号化PDCP SDUを、第1のSCGベアラを介してUEに送信する。しかし、ステップS1104における決定が戻されると、第1の暗号化PDCP SDUがUEにより成功裏に受信されなくなるようにする。ステップS1106では、MeNBが、ステップS1104に応答して、第1のSCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとするように再設定する必要情報を含む第3のRRCメッセージをUEに送信しうる。ステップS1107では、SeNBが第1のPDCP SDUをMeNBに送信する。ステップS1108では、MeNBが、第1のPDCP SDUの受信に応答して、第1のセキュリティキーを用いることにより、第1のPDCP SDUを暗号化して第2の暗号化PDCP SDUとし、この第2の暗号化PDCP SDUをUEに送信する。第1のセキュリティキーは、MeNBとUEとの間の通信に対して用いられる。ステップS1109においては、MeNBが第1のセキュリティキーにより、第1のMCGベアラの第3のPDCP SDUを暗号化して第3の暗号化PDCP SDUにするとともに第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの第4のPDCP SDUを暗号化して第4の暗号化PDCP SDUにし、且つ第3及び第4のPDCP SDUをそれぞれ第1のMCGベアラ及び第2のMCGベアラを介してUEに送信する。SeNBは、種々の理由で、MeNBにおける第1のPDCP SDUの再送信に対しては、ステップS1107を実行しない場合がある。例えば、第1のPDCP SDUが実時間データであるか、或いは、S‐SeNBがMeNBへの第1のPDCP SDUの転送をサポートしていない為に、UEが第1のPDCP SDUをMeNBから受信するのが遅れる場合がある。
更に、MeNBがUEに対し第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを設定した後に、MeNBはPDCP SDUを、第1のセキュリティキーと、TX_HFNと、Next_PDCP_TX_SNとを用いて第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを介して送信される暗号化されたPDCP SDUに暗号化する。MeNBは、暗号化の前に、これらのTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを第1のSCGベアラのTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNに設定することにより、前者のTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを初期化しうる。従って、SeNBはステップS1104における決定に応答して、第1のSCGベアラのTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを表す情報をMeNBに送信しうる。MeNBはこの情報によりTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを設定する。この場合、UEは、ステップS1106の後に第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを介して受信した暗号化PDCP SDUを暗号解読するために、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラのRX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNをそれぞれ第1のSCGベアラのRX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNに設定する。或いはまた、MeNBはステップS1106に応答してTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに対する初期値(例えば、0)に初期化しうる。この場合、UEもステップS1106に応答してRX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに対する初期値(例えば、0)に初期化する。
第1のPDCP SDUが第1の群のPDCP SDUであるものとし、この第1の群のPDCP SDUのうちの幾つかがステップS1105で首尾良く戻されない場合、第1の群のPDCP SDUに関連するPDCP SNをそれぞれ個別のPDCP SNとすることができ、又はこれらのPDCP SNのうちの開始のPDCP SNから取出すことができる。換言すれば、開始のPDCP SNは、首尾良く送信されなかったPDCP SDUの最低のPDCP SNとすることができる。第1の群のPDCP SDUに関連するPDCP SNは、ビットマップ又はその他の形式のものから取出すこともできる。或いはまた、初期値(例えば、0)に初期化されたNext_PDCP_TX_SNに応じて第1の群のPDCP SDUに関連するPDCP SNを設定しうる。この場合、SeNBがPDCP SNの情報を生じる必要はない。MeNBは、第1の群のPDCP SDUをUEに送信又は再送信して、MCGベアラ又はスプリットベアラへのSCGベアラの変化の結果としてのPDCP SDUの損失を回避するようにしうる。
第5の代表的な実施例には更に、第1のSCGベアラに関連するもステップS1104のSCG変更要求メッセージに応答してSeNBにより受信されないPDCP SDUに関連しているMeNB RX_HFN及びPDCP SNにS‐SeNBを送信することを含めることができる。MeNBは、PDCP SDUがこのPDCP SDUのPDCP SNに応じて受信されなかったことを表す情報をUEに送信しうる。これに続いて、UEによりPDCP SDUを送信又は再送信して、第1のセキュリティキーを用いてPDCP SDUを暗号化PDCP SDUに暗号化することによるベアラの種類を変化させる結果としてのPDCP SDUの損失を回避するようにしうる。
図12は、MCGベアラ又はスプリットベアラを複数の現存する無線ベアラの中のMCGベアラに変えることを含むシナリオに向けた第6の代表的な実施例を示す。この第6の代表的な実施例のシナリオは図1により表すことができる。ステップS1201では、MeNBが、第1のMCGベアラと、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとを確立するための必要な情報をそれぞれ有する第1のRRCメッセージ又は第1の2つのRRCメッセージを送信する。UEとMeNBとの間の通信のためにデータを暗号化及び暗号解読するのに第1のセキュリティキーをUE及びSeNBによりそれぞれ用いる。ステップS1202では、SeNBが第1のSCGコンフィギュレーションを有するコンフィギュレーションメッセージを送信する。UE及びSeNB間での通信に対しデータを暗号化及び暗号解読するには、第2のセキュリティキーをUE及びSeNBによりそれぞれ用いる。ステップS1203では、MeNBが、コンフィギュレーションメッセージを受信するのに応答して、第1のSCGベアラを確立するのに必要な情報を有する第2のRRCメッセージをUEに送信する。第1のSCGベアラ、第1のMCGベアラ及びスプリットベアラが確立された後、ステップS1204〜1208には、MCGベアラ又はスプリットベアラをSCGベアラに変化させることを含める。
ステップS1204Aでは、MeNBにより第2のSCGベアラ又はスプリットベアラを、第2のSCGベアラとなるように再設定する決定を行い、MeNBが第2のSCGベアラを確立するSCG変更要求メッセージをSeNBに送信する。ステップS1204Bでは、MeNBがSeNBからSCG変更応答メッセージ(Mod Res)を受信することによりステップS1204のアクノリッジメント(承認)を受信する。ステップS1205では、MeNBが、第1のセキュリティキーを用いることにより暗号化された第1のMCGベアラ又はスプリットベアラの第1のPDCP SDUをUEに送信するが、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを第2のSCGベアラとなるように再設定するステップS1204Aにおける決定が戻されると、第1のPDCP SDUがUEにより成功裏に受信されなくなるようにする。ステップS1206においてMeNBは、ステップS1205に応答して、第1のPDCP SDUをSeNBに送信する。ステップS1207では、MeNBが、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを第2のSCGベアラとなるように再設定する必要な情報を含む第3のRRCメッセージをUEに送信する。ステップS1208では、SeNBが第2のセキュリティキーを用いて第1のPDCP SDUを暗号化して、第2の暗号化PDCP SDUを発生させ、これに続いて、この第2の暗号化PDCP SDUを、第2のSCGベアラを介してUEに送信する。ステップS1209では、SeNBが第2のセキュリティキーを用いて第1のSCGベアラの第3のPDCP SDUを暗号化し、続いてこの第3の暗号化PDCP SDUをUEに送信し、且つ第2のセキュリティキーを用いて第2のSCGベアラの第4のPDCP SDUを暗号化し、続いてこの第4の暗号化PDCP SDUをUEに送信するようにしうる。ステップS1210では、MeNBが第1のセキュリティキーを用いて第1のSCGベアラの第4のPDCP SDUを暗号化し、続いてこの第4のPDCP SDUをUEに送信するようにしうる。MeNBは、種々の理由でSeNBにおいて第1のPDCP SDUを再送信するためにステップS1206を実行できない場合があることに留意されたい。例えば、UEがSeNBから第1のPDCP SDUを受信するのが遅れるおそれがある。その理由は、第1のPDCP SDUが実時間データであるか、或いはMeNBによりSeNBへの第1のPDCP SDUの転送をサポートしていない為である。
更に、SeNBがUEに対する第2のSCGベアラを確立した後に、SeNBが、第2のSCGベアラを介して送信されたPDCP SDUを、第2のセキュリティキーと、TX_HFNと、Next_PDCP_TX_SNとを用いて暗号化する。SeNBは、暗号化の前に、これらのTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを第2のSCGベアラ或いはスプリットベアラのTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNにそれぞれ設定することにより、前者のTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを初期化しうる。従って、MeNBは、ステップS1204A或いは他のメッセージの何れかにおける第2のSCGベアラ或いはスプリットベアラのTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNをSeNBに指示しうる。SeNBは、第2のSCGベアラに対する情報に応じてTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを設定する。この場合、UEは、ステップS1207の後に第2のSCGベアラを介して受信された暗号化PDCP SDUを暗号解読するために、第2のSCGベアラのRX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNをそれぞれ第2のMCGベアラ又はスプリットベアラのRX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNに設定する。或いはまた、SeNBはステップS1207に応答してTX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを第2のSCGベアラに対する初期値(例えば、0)に初期化しうる。この場合、UEもステップS1207に応答してRX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNを第2のSCGベアラに対する初期値(例えば、0)に初期化する。
第1のPDCP SDUが第1の群のPDCP SDUであるものとし、この第1の群のPDCP SDUのうちの幾つかがステップS1205で首尾良く戻されない場合、第1の群のPDCP SDUに関連するPDCP SNをそれぞれ個別のPDCP SNとすることができ、或いはこれらのPDCP SNのうちの開始のPDCP SNから取出すことができる。換言すれば、開始のPDCP SNは、首尾良く送信されなかったPDCP SDUの最低のPDCP SNとしうる。第1の群のPDCP SDUに関連しているPDCP SNは、MeNBから受信したビットマップ或いはその他の形式のものから取出すこともできる。一般的な第6の代表的な実施例によれば、SeNBが複数のPDCP SDUをUEに送信又は再送信して、SCGベアラに対するMCGベアラ又はスプリットベアラの変化の結果としてのPDCP SDUの損失を回避するようにしうる。或いはまた、初期値(例えば、0)に初期化されたNext_PDCP_TX_SNに応じて第1の群のPDCP SDUに関連するPDCP SNを設定しうる。この場合、MeNBがPDCP SNの情報を生じる必要はない。
第6の代表的な実施例には更に、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに関連するが、ステップS1204AのSCG変更要求メッセージに応答してMeNBにより受信されなかったPDCP SDUに関連するSeNB RX_HFN及びPDCP SNに送信されるMeNBを含めることができる。SeNBによれば、PDCP SDUのPDCP SNに応じて受信されなかったことを表す情報を必要に応じUEに送信することができる。UEはその後、PDCP SDUを送信又は再送信し、第2のセキュリティキーを用いてPDCP SDUを暗号化して暗号化されたPDCP SDUにすることによるベアラの種類の変化の結果としてPDCP SDUの損失を回避するようにしうる。
図13は、第1及び第2の基地局にデュアル接続しうるユーザ機器(UE)の観点による接続変更方法を示す説明図である。この接続変更方法は、前述した第1の実施例に応じたものであり、第1の基地局と通信する第1のマスタセルグループ(MCG)ベアラを設定する第1のベアラコンフィギュレーションをこの第1の基地局から受信するステップS1301と;この第1のベアラコンフィギュレーションに応じて第1の無線ベアラを第1のMCGベアラとして設定するステップS1302と;第2の基地局と通信する第2のセルグループ(SCG)ベアラを設定する第2のベアラコンフィギュレーションを第1の基地局から受信するステップS1303と;第2のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラをSCGベアラとして設定するステップS1304と;第1の暗号化パケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)を、第1の無線ベアラの第1のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第1の送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及び第1のPDCNシーケンスナンバ(SN)を用いることによりこの第1のPDCP SDUを暗号化することにより発生させるステップS1305と;第1の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップS1306と;第2の無線ベアラの第2のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第2のPDCP SNを用いることによりこの第2のPDCP SDUを暗号化することにより、第2の暗号化PDCP SDUを発生させるステップS1307と;第2の暗号化PDCP SDUを第2の基地局に送信するステップS1308と;SCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの何れかとなるように再設定する第3のベアラコンフィギュレーションを有する無線リソースコントロール(RRC)メッセージを第1の基地局から受信するステップS1309と;第3のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラを、1第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの何れかとして再設定するステップS1310と;第2の無線ベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに再設定した後に、第2の無線ベアラの第3のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いることによりこの第3のPDCP SDUを暗号化することにより、第3の暗号化PDCP SDUを発生させるステップS1311と;第3の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップS1312とを具える。
更に、第3のPDCP SDUは、第2の無線ベアラを第2のSCGベアラとなるように再設定する前に第2の基地局に送信するのが不成功となるのに応答して又はそれのみに応答して、第2の基地局に送信すべき第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いて暗号化する。又、SCGベアラに関連するNext_PDCP_TX_SNに応じて第3のPDCP SNを設定する。
図14は、第1及び第2の基地局にデュアル接続しうるユーザ機器(UE)の観点による接続変更方法を示している説明図である。この接続変更方法は、前述した第2の実施例に応じたものであって、第1の基地局と通信する第1のマスタセルグループ(MCG)ベアラを設定する第1のベアラコンフィギュレーションを、この第1の基地局から受信するステップS1401と;この第1のベアラコンフィギュレーションに応じて、第1の無線ベアラを第1のMCGベアラとして設定するステップS1402と;第1の基地局と通信する第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを設定する第2のベアラコンフィギュレーションを第1の基地局から受信するステップS1403と;第2のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとして設定するステップS1404と;第2の基地局と通信する第1のセカンダリセルグループ(SCG)を設定する第3のベアラコンフィギュレーションを第1の基地局から受信するステップS1405と;第3のベアラコンフィギュレーションに応じて第3の無線ベアラを第1のSCGベアラとして設定するステップS1406と;第1の暗号化パケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)を、第1の無線ベアラの第1のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第1の送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及び第1のPDCPシーケンスナンバ(SN)を用いることによりこの第1のPDCP SDUを暗号化することにより発生させるステップS1407と;第1の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップS1408と;第2の無線ベアラの第2のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第2のPDCP SNを用いることによりこの第2のPDCP SDUを暗号化することにより第2の暗号化PDCP SDUを発生させるステップS1409と;第2の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップS1410と;第3の無線ベアラの第3のPDCP SDUに関連している第2のセキュリティキー、第3のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いることによりこの第3のPDCP SDUを暗号化することにより、第3の暗号化PDCP SDUを発生させるステップS1411と;第3の暗号化PDCP SDUを第2の基地局に送信するステップS1412と;第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを第2のSCGベアラとなるように再設定する第4のベアラコンフィギュレーションを有する無線リソースコントロール(RRC)メッセージを受信するステップS1413と;第4のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラを第2のSCGベアラとして再設定するステップS1414と;第2の無線ベアラを第2のSCGベアラに再設定した後に、第2の無線ベアラの第4のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第4のPDCP SNを用いることによりこの第4のPDCP SDUを暗号化することにより第4の暗号化PDCP SDUを発生させるステップS1415と;第4の暗号化PDCP SDUを第2の基地局に送信するステップS1416とを具える。
更に、第4のPDCP SDUは、第2の無線ベアラを第2のSCGベアラとして再設定する前に第1の基地局に送信するのが不成功となるのに応答して又はそれのみに応答して、第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第4のPDCP SNを用いて暗号化する。又、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに関連するNext_PDCP_TX_SNに応じて第4のPDCP SNを設定する。
図15は、第1の基地局及び第2の基地局にデュアル接続しうるユーザ機器(UE)に作用する第1の基地局の観点による接続変更方法を示す説明図である。この方法は、前述した第3及び第4の実施例に応じたものであり、UEに対する第1のSCGコンフィギュレーションを第2の基地局から受信するステップS1501と;第1のSCGベアラを確立するための第1のSCGコンフィギュレーションを有する第1の無線リソースコントロール(RRC)メッセージをUEに送信するステップS1502と;UEに対する第2のSCGベアラを確立するための第1のSCGコンフィギュレーションを有する第1のSCG付加要求を第3の基地局に送信するステップS1503と;第1のSCG付加要求を送信するのに応答して第1のSCGコンフィギュレーションに基づく第2のSCGコンフィギュレーションを有する第1のSCG付加応答を第3の基地局から受信するステップS1504と;第1のSCGベアラを解除するSCG解除要求を第2の基地局に送信するステップS1505と;第2のSCGベアラを確立する第2のSCGコンフィギュレーションを有する第2のRRCメッセージをUEに送信するステップS1506とを具える。
更に、第1のSCGコンフィギュレーションを受信するステップには、UEに対する第1のSCGベアラを確立するために第2のSCG付加要求を第2の基地局に送信することと、第1のSCGコンフィギュレーションを有する第2のSCG付加応答を第2の基地局から受信することとを含める。第2のSCGコンフィギュレーションには、第1のSCGコンフィギュレーションとは異なる情報を含めることができる。又、第1のSCGベアラを解除するSCG解除要求を送信した後、以前にPDCP SDUの送信が不成功となったことに応答して又はそれのみに応答して、第1の基地局が更に第2の基地局から、第1のSCGベアラのPDCP SDUと、TX_HFNと、PDCP SNとを受信するようにすることができる。TX_HFNと、PDCP SNとはPDCP SDUに関連しており、第1の基地局は、第2の基地局から第1のSCGベアラのPDCP SDUと、TX_HFNと、PDCP SNとを受信するのに応答して、第1のSCGベアラのPDCP SDUと、TX_HFNと、PDCP SNとを第3の基地局に送信するようにもできる。
更に、第1の基地局は、SCG解除要求を送信するのに応答して又はそれのみに応答して第2の基地局により受信されない他のPDCP SDUに関連する受信器ハイパーフレームナンバ(RX_HFN)及びPDCP SNを第2の基地局から受信することができ、且つ他のPDCP SDUに関連するRX_HFN及びPDCP SNを第3の基地局にも送信する。
図16は、複数の基地局に接続されたユーザ機器(UE)に作用するこれらの複数の基地局のうちの1つの基地局の観点による接続変更方法を示す説明図である。この方法は、前述した第5の代表的な実施例に応じたものであり、通信用の第1のマスタセルグループ(MCG)ベアラを設定する第1の無線リソースコントロール(RRC)メッセージをUEに送信するステップS1601と;第1のセキュリティキーで暗号化された第1のパケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)をUEに送信するステップS1602と;第1のSCGベアラを設定する第1のセカンダリセルグループ(SCG)コンフィギュレーションと第2のSCGベアラを設定する第2のSCGコンフィギュレーションとを他の基地局から受信するステップS1603と;第1のSCGコンフィギュレーションと第2のSCGコンフィギュレーションとを受信するのに応答して第1のSCGベアラと第2のSCGベアラとを設定する少なくとも1つの第2のRRCメッセージを送信するステップS1604と;第1のSCGベアラを解除するメッセージを他の基地局に送信するステップS1605と;第1のSCGベアラの送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及びNext_PDCP_TX_SNを他の基地局から受信するステップS1606と;第1のSCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとなるように再設定する第3のRRCメッセージをUEに送信するステップS1607と;第1のセキュリティキー、TX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを用いることにより暗号化された第2のPDCP SDUを、MCGベアラ又はスプリットベアラを介してUEに送信するステップS1608とを具える。
更に、基地局が、第1のSCGベアラに関連するとともに他の基地局により受信されない第3のPDCP SDUに関連する受信器ハイパーフレームナンバ(RX_HFN)及びPDCPシーケンスナンバ(SN)をメッセージの送信に応答して他の基地極から受信するようにもできる。
図17は、複数の基地局に接続されたユーザ機器(UE)に作用するこれらの複数の基地局のうちの1つの基地局(例えば、SeNB)の観点による接続変更方法を示す説明図である。この方法は、前述した第6の代表的な実施例に応じたものであり、UEに対する第1のSCGベアラを設定する第1のセカンダリセルグループ(SCG)コンフィギュレーションを他の基地局に送信するステップS1701と;UEの第2のMCGベアラ又はスプリットベアラと交換する第2のSCGベアラを確立することを要求するメッセージを他の基地局から受信するステップS1702と;第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及びNext_PDCP_TX_SNを他の基地局から受信するステップS1703と;第2のセキュリティキー、TX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを用いてPDCP SDUを暗号化することにより暗号化されたPDCP SDUを発生させるステップS1704と;暗号化されたPDCP SDUを、第2のSCGベアラを介してUEに送信するステップS1705とを具える。
更に、基地局が、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに関連するが、メッセージを受信するのに応答して他の基地局により受信されないPDCP SDUに関連する受信器ハイパーフレームナンバ(RX_HFN)及びPDCPシーケンスナンバ(SN)を受信するようにもできる。
上述した説明を考慮するに、本発明はワイヤレス通信システムに用いるのに適しており、無線ベアラを再設定する機構、正しいセキュリティキーを用いてPDCP SDUを暗号化/暗号解読する機構及びSCG変化の結果としてのPDCP SDUの損失を回避するようにする機構とを提供するものである。
本発明の上述した実施例の詳細な説明に用いられた要素、作用又は指令は、それ自体を明確に説明しない限り本発明にとって極めて重要であるものとして又は必要不可欠なものとして考慮すべきものではない。又、当業者にとって明らかなように、本発明の精神を逸脱することなしに種々の設計上の必要性に適合するように本発明の代表的な実施例の各々におけるステップの順序を変えることができる。
当業者にとって明らかなように、本発明の範囲又は精神を逸脱することなしに、本発明の実施例の構造に種々の変形及び変更を行いうるものである。上述した点で、本発明の特許請求の範囲及びこれらの等価範囲内に入る限り、本発明はその変形及び変更を対象とするものである。
更に、本発明の特許請求の範囲は、限定されるものとして記載されていない限り、記載順序又は記載要素に限定されるものではない。

Claims (15)

  1. 第1の基地局及び第2の基地局にデュアル接続しうるユーザ機器(UE)に適用しうる接続変更方法であって、この接続変更方法が、
    第1の基地局と通信する第1のマスタセルグループ(MCG)ベアラを設定する第1のベアラコンフィギュレーションをこの第1の基地局から受信するステップと、
    この第1のベアラコンフィギュレーションに応じて第1の無線ベアラを第1のMCGベアラとして設定するステップと、
    第2の基地局と通信する第2のセルグループ(SCG)ベアラを設定する第2のベアラコンフィギュレーションを第1の基地局から受信するステップと、
    第2のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラをSCGベアラとして設定するステップと、
    第1の暗号化パケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)を、第1の無線ベアラの第1のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第1の送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及び第1のPDCNシーケンスナンバ(SN)を用いることによりこの第1のPDCP SDUを暗号化することにより発生させるステップと、
    第1の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップと、
    第2の無線ベアラの第2のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第2のPDCP SNを用いることにより第2のPDCP SDUを暗号化することにより、第2の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと、
    第2の暗号化PDCP SDUを第2の基地局に送信するステップと、
    SCGベアラを第2のMCG又はスプリットベアラの何れかとなるように再設定する第3のベアラコンフィギュレーションを有する無線リソースコントロール(RRC)メッセージを第1の基地局から受信するステップと、
    第3のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの何れかとして再設定するステップと、
    第2の無線ベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに再設定した後に、第2の無線ベアラの第3のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いることにより第3のPDCP SDUを暗号化することにより第3の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと、
    第3の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップと
    を具える接続変更方法。
  2. 請求項1に記載の接続変更方法において、第3のPDCP SDUが第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いて暗号化されると、第2の基地局には不成功に送信されるようになっている接続変更方法。
  3. 請求項1に記載の接続変更方法において、この接続変更方法が更に、SCGベアラと関連するNext_PDCP_TX_SNに応じて第3のPDCP SNを設定するステップを具えている接続変更方法。
  4. 第1の基地局及び第2の基地局にデュアル接続しうるユーザ機器(UE)に適用しうる接続変更方法であって、この接続変更方法が、
    第1の基地局と通信する第1のマスタセルグループ(MCG)ベアラを設定する第1のベアラコンフィギュレーションをこの第1の基地局から受信するステップと、
    この第1のベアラコンフィギュレーションに応じて第1の無線ベアラを第1のMCGベアラとして設定するステップと、
    第1の基地局と通信する第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを設定する第2のベアラコンフィギュレーションを第1の基地局から受信するステップと、
    第2のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとして設定するステップと、
    第2の基地局と通信する第1のセカンダリセルグループ(SCG)を設定する第3のベアラコンフィギュレーションを第1の基地局から受信するステップと、
    第3のベアラコンフィギュレーションに応じて第3の無線ベアラを第1のSCGベアラとして設定するステップと、
    第1の暗号化パケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)を、第1の無線ベアラの第1のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第1の送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及び第1のPDCPシーケンスナンバ(SN)を用いることによりこの第1のPDCP SDUを暗号化することにより発生させるステップと、
    第1の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップと、
    第2の無線ベアラの第2のPDCP SDUに関連する第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第2のPDCP SNを用いることにより第2のPDCP SDUを暗号化することにより第2の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと、
    第2の暗号化PDCP SDUを第1の基地局に送信するステップと、
    第3の無線ベアラの第3のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第3のTX_HFN及び第3のPDCP SNを用いることにより第3のPDCP SDUを暗号化することにより、第3の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと、
    第3の暗号化PDCP SDUを第2の基地局に送信するステップと、
    第2のMCGベアラ又はスプリットベアラを第2のSCGベアラとなるように再設定する第4のベアラコンフィギュレーションを有する無線リソースコントロール(RRC)メッセージを受信するステップと、
    第4のベアラコンフィギュレーションに応じて第2の無線ベアラを第2のSCGベアラとして再設定するステップと、
    第2の無線ベアラを第2のSCGベアラに再設定した後に、第2の無線ベアラの第4のPDCP SDUに関連する第2のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第4のPDCP SNを用いることにより第4のPDCP SDUを暗号化することにより第4の暗号化PDCP SDUを発生させるステップと、
    第4の暗号化PDCP SDUを第2の基地局に送信するステップと
    を具える接続変更方法。
  5. 請求項4に記載の接続変更方法において、第4のPDCP SDUが第1のセキュリティキー、第2のTX_HFN及び第4のPDCP SNを用いて暗号化されると、第2の無線ベアラが第2のSCGベアラに再設定される前には第2の基地局には不成功に送信されるようになっている接続変更方法。
  6. 請求項4に記載の接続変更方法において、この接続変更方法が更に、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラと関連するNext_PDCP_TX_SNに応じて第4のPDCP SNを設定するステップを具えている接続変更方法。
  7. 第1の基地局及び第2の基地局にデュアル接続しうるユーザ機器(UE)に作用する第1の基地局に適用しうる接続変更方法であって、この接続変更方法が、
    UEに対する第1のSCGベアラを確立する第1のSCGコンフィギュレーションを第2の基地局から受信するステップと、
    第1のSCGコンフィギュレーションを有する第1の無線リソースコントロール(RRC)メッセージをUEに送信するステップと、
    UEに対する第2のSCGベアラを確立するための第1のSCGコンフィギュレーションを有する第1のSCG付加要求を第3の基地局に送信するステップと、
    第1のSCG付加要求を送信するのに応答して第1のSCGコンフィギュレーションに基づく第2のSCGコンフィギュレーションを有する第1のSCG付加応答を第3の基地局から受信するステップと、
    第1のSCGベアラを解除するSCG解除要求を第2の基地局に送信するステップと、
    第2のSCGベアラを確立する第2のSCGコンフィギュレーションを有する第2のRRCメッセージをUEに送信するステップと
    を具える接続変更方法。
  8. 請求項7に記載の接続変更方法において、第1のSCGコンフィギュレーションを受信するステップが、
    UEに対する第1のSCGベアラを確立するために第2のSCG付加要求を第2の基地局に送信することと、
    第1のSCGコンフィギュレーションを有する第2のSCG付加応答を第2の基地局から受信することと
    を含んでいる接続変更方法。
  9. 請求項7に記載の接続変更方法において、第2のSCGコンフィギュレーションが第1のSCGコンフィギュレーションとは相違する情報を含むようにする接続変更方法。
  10. 請求項9に記載の接続変更方法において、第1のSCGベアラを解除するSCG解除要求を送信した後に、この接続変更方法が更に、
    第1のSCGベアラのパケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)の送信が成功せず、送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及びPDCPシーケンスナンバ(SN)がPDCP SDUに関連する場合に、PDCP SDUと、TX_HFNと、PDCP SNとを第2の基地局から受信するステップと、
    PDCP SDUと、TX_HFNと、PDCP SNとを第2の基地局から受信するのに応答して、PDCP SDUと、TX_HFNと、PDCP SNとを第3の基地局に送信するステップと
    を具える接続変更方法。
  11. 請求項10に記載の接続変更方法において、この接続変更方法が更に、
    SCG解除要求を送信するのに応答して受信されなかった他のPDCP SDUに関連する受信器ハイパーフレームナンバ(RX_HFN)及びPDCP SNを第2の基地局から受信するステップと、
    他のPDCP SDUに関連するRX_HFN及びPDCP SNを第3の基地局に送信するステップと
    を具えている接続変更方法。
  12. 基地局に適用しうる接続変更方法において、この接続変更方法が、
    通信用の第1のマスタセルグループ(MSG)ベアラを設定する第1の無線リソースコントロール(RRC)メッセージをUEに送信するステップと、
    第1のセキュリティキーで暗号化された第1のパケットデータコンバーゼンスプロトコル(PDCP)サービスデータユニット(SDU)をUEに送信するステップと、
    第1のSCGベアラを設定する第1のセカンダリセルグループ(SCG)コンフィギュレーションと第2のSCGベアラを設定する第2のSCGコンフィギュレーションとを他の基地局から受信するステップと、
    第1のSCGコンフィギュレーションと第2のSCGコンフィギュレーションとを受信するのに応答して第1のSCGベアラと第2のSCGベアラとを設定する少なくとも1つの第2のRRCメッセージを送信するステップと、
    第1のSCGベアラを解除するメッセージを他の基地局に送信するステップと、
    第1のSCGベアラの送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及びNext_PDCP_TX_SNを他の基地局から受信するステップと、
    第1のSCGベアラを第2のMCGベアラ又はスプリットベアラとなるように再設定する第3のRRCメッセージをUEに送信するステップと、
    第1のセキュリティキー、TX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを用いることにより暗号化された第2のPDCP SDUを、MCGベアラ又はスプリットベアラを介してUEに送信するステップと
    を具える接続変更方法。
  13. 請求項12に記載の接続変更方法において、この接続変更方法が更に、
    第1のSCGベアラに関連するとともに受信されない第3のPDCP SDUに関連する受信器ハイパーフレームナンバ(RX_HFN)及びPDCPシーケンスナンバ(SN)をメッセージの送信に応答して他の基地極から受信するステップ
    を具えている接続変更方法。
  14. 基地局に適用しうる接続変更方法において、この接続変更方法が、
    UEに対する第1のSCGベアラを設定する第1のセカンダリセルグループ(SCG)コンフィギュレーションを他の基地局に送信するステップと、
    UEの第2のMCGベアラ又はスプリットベアラと交換する第2のSCGベアラを確立することを要求するメッセージを他の基地局から受信するステップと、
    第2のMCGベアラ又はスプリットベアラの送信器ハイパーフレームナンバ(TX_HFN)及びNext_PDCP_TX_SNを他の基地局から受信するステップと、
    第2のセキュリティキー、TX_HFN及びNext_PDCP_TX_SNを用いてPDCP SDUを暗号化することにより暗号化されたPDCP SDUを発生させるステップと、
    暗号化されたPDCP SDUを、第2のSCGベアラを介してUEに送信するステップと
    を具える接続変更方法。
  15. 請求項14に記載の接続変更方法において、この接続変更方法が更に、
    基地局が、第2のMCGベアラ又はスプリットベアラに関連するが、メッセージを受信するのに応答して受信されないPDCP SDUに関連する受信器ハイパーフレームナンバ(RX_HFN)及びPDCPシーケンスナンバ(SN)を受信するステップ
    を具える接続変更方法。
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