JP6543293B2 - 嵌合コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、嵌合コネクタに関する。
従来、雌コネクタと雄コネクタのような互いに嵌合される2つのコネクタを備え、その相互間を嵌合させることで双方の端子同士を電気的に接続させる嵌合コネクタが知られている。この嵌合コネクタは、主回路上に設けられ、それぞれのコネクタの嵌合状態が解除されているときに主回路を開いて遮断させる一方、それぞれのコネクタが完全嵌合状態のときに主回路を閉じて通電を可能にする。この嵌合コネクタにおいては、完全嵌合状態での主回路の通電経路において、それぞれのコネクタの端子が直列に配置されている。例えば、駆動源としての回転機を備えた車両(電気自動車やハイブリッド車等)においては、電源装置の電力を回転機に供給するための高電圧の主回路(電源回路)が設けられている。この種の車両で点検作業や救援作業を行う際には、作業者の安全を担保するべく、先ずは電源回路を遮断させる。このため、この車両には、電源回路を開閉させるための嵌合コネクタ(サービスプラグと称される電源回路開閉装置)が設けられている(特許文献1)。
特開2013−109944号公報
ところで、嵌合コネクタにおいては、通電に伴う発熱に耐え得るように、主回路を流れる電流の大きさに応じてそれぞれのコネクタの端子の許容電流が定められ、その許容電流に基づいた端子が設けられる。端子の許容電流は、主回路を流れる電流が大きくなるほど大きくなる。従来の嵌合コネクタにおいては、通電経路上の端子の配置が直列になっているので、例えば、主回路を流れる電流が大きくなるほど、それぞれの端子の通電経路に対する直交方向の断面積を拡張して、耐久性を担保することになる。従って、従来の嵌合コネクタは、耐久性を確保する上で、その手法に改善の余地がある。
そこで、本発明は、耐久性を容易に担保し得る嵌合コネクタを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、第1端子及び第2端子、並びに、前記第1端子及び前記第2端子を保持するハウジングを備えた第1コネクタと、第1から第4の相手方端子、前記第1相手方端子及び前記第2相手方端子に対して電気的に接続された第1導電部材、前記第3相手方端子及び前記第4相手方端子に対して電気的に接続された第2導電部材、並びに、少なくとも前記第1から第4の相手方端子を保持する相手方ハウジングを備え、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとの間の挿入に伴う相互間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに、前記第1端子に対して前記第1相手方端子及び前記第3相手方端子を電気的に接続させると共に、前記第2端子に対して前記第2相手方端子及び前記第4相手方端子を電気的に接続させる第2コネクタと、を備え、前記第1導電部材は、主回路の入力側導電部材に対して電気的に接続させる電流入力部を有し、前記第2導電部材は、前記主回路の出力側導電部材に対して電気的に接続させる電流出力部を有することを特徴としている。
ここで、前記第1端子は、前記第1相手方端子の第1電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる入力側電気接続部と、前記第3相手方端子の第1電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる出力側電気接続部と、を有し、前記第2端子は、前記第2相手方端子の第1電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる入力側電気接続部と、前記第4相手方端子の第1電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる出力側電気接続部と、を有し、前記第1導電部材は、前記第1相手方端子の第2電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる第1入力側電気接続部と、前記第2相手方端子の第2電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる第2入力側電気接続部と、を有し、前記第2導電部材は、前記第3相手方端子の第2電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる第1出力側電気接続部と、前記第4相手方端子の第2電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる第2出力側電気接続部と、を有することが望ましい。
また、前記電流入力部と前記電流出力部との間では、前記第1導電部材と前記第1相手方端子と前記第1端子と前記第3相手方端子と前記第2導電部材とを経て電流が流れる第1通電経路と、前記第1導電部材と前記第2相手方端子と前記第2端子と前記第4相手方端子と前記第2導電部材とを経て電流が流れる第2通電経路と、が並列に設けられており、前記第1及び第2の端子と前記第1から第4の相手方端子と前記第1及び第2の導電部材は、前記第1通電経路の抵抗値と前記第2通電経路の抵抗値とが同じ値になるように形成及び配置することが望ましい。
また、前記第1端子と前記第2端子を同一形状に成形し、かつ、前記第1から第4の相手方端子を各々同一形状に成形し、かつ、前記第1導電部材と前記第2導電部材を同一形状に成形した場合、前記第1及び第2の端子と前記第1から第4の相手方端子と前記第1及び第2の導電部材は、前記第1通電経路の経路長と前記第2通電経路の経路長とが同一になるように配置することが望ましい。
また、前記主回路は、駆動源としての回転機を備えた車両に設けられた回路であり、電源装置の電力を前記回転機に供給するための電源回路であることが望ましい。
本発明に係る嵌合コネクタは、完全嵌合状態のときの電流入力部と電流出力部との間において、第1導電部材と第1相手方端子と第1端子と第3相手方端子と第2導電部材とを経て電流が流れる通電経路(第1通電経路)と、第1導電部材と第2相手方端子と第2端子と第4相手方端子と第2導電部材とを経て電流が流れる通電経路(第2通電経路)と、が並列に設けられている。このため、この嵌合コネクタは、例えば、主回路を流れる電流の大きさに変化が無い場合、従来のような直列回路のものと比較して、第1通電経路と第2通電経路とに流れる電流が小さくなるので、第1通電経路を成す第1端子等の部品や第2通電経路を成す第2端子等の部品の耐久性を保ちつつ、その部品の許容電流を小さくすることができる。また、この嵌合コネクタは、主回路を流れる電流の大きさを2倍未満で大きくする場合であっても、直列回路を流れる電流よりも第1通電経路と第2通電経路とに流れる電流の方が小さいので、第1通電経路を成す部品と第2通電経路を成す部品の耐久性を保ちつつ、その部品の許容電流を小さくすることができる。また、この嵌合コネクタは、大きくなった電流が2倍以内ならば、直列回路を流れる電流よりも第1通電経路と第2通電経路とに流れる電流の方が小さいので、従来の直列回路を成す部品の一部又は全部を用いることで、耐久性を低下させることなく、第1通電経路と第2通電経路を形成することができる。また、この嵌合コネクタは、大きくなった電流が2倍を越えたとしても、直列回路を流れる電流よりも第1通電経路と第2通電経路とに流れる電流の方が小さいので、第1通電経路を成す部品と第2通電経路を成す部品の耐久性を保ちつつ、その部品の許容電流が大きくなるのを最小限に留めることができる。このように、この嵌合コネクタは、例えば、現状の適用車両に対して、主回路を流れる電流の大きさが変化したとしても、耐久性を容易に担保することができる。
図1は、実施形態の嵌合コネクタにおける第1及び第2のコネクタの嵌合解除状態を示す斜視図である。 図2は、実施形態の嵌合コネクタにおける第1及び第2のコネクタの嵌合解除状態を別角度から見た斜視図である。 図3は、実施形態の嵌合コネクタにおける第1及び第2のコネクタの完全嵌合状態を示す斜視図である。 図4は、実施形態の嵌合コネクタにおける第1及び第2のコネクタの完全嵌合状態を別角度から見た斜視図である。 図5は、嵌合コネクタが備える導電部材を示す斜視図であって、嵌合解除状態を表している。 図6は、嵌合コネクタが備える導電部材を示す斜視図であって、完全嵌合状態を表している。 図7は、嵌合コネクタが備える導電部材を示す平面図であって、完全嵌合状態を表している。 図8は、第1コネクタの分解斜視図である。 図9は、第1コネクタをコネクタ嵌合の際の開口側から見た平面図である。 図10は、第2コネクタの分解斜視図である。 図11は、第2コネクタを別角度から見た分解斜視図である。 図12は、第2コネクタをコネクタ嵌合の際の開口側から見た平面図である。 図13は、嵌合コネクタが備える導電部材の変形例を示す斜視図であって、完全嵌合状態を表している。 図14は、嵌合コネクタが備える導電部材の変形例を示す平面図であって、完全嵌合状態を表している。
以下に、本発明に係る嵌合コネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る嵌合コネクタの実施形態の1つを図1から図14に基づいて説明する。
図1から図4の符号1は、本実施形態の嵌合コネクタを示す。本実施形態では、主回路の通電経路上で回路開閉装置として利用される嵌合コネクタ1について例示する。嵌合コネクタ1は、完全嵌合状態(図3及び図4)と嵌合解除状態(図1及び図2)とを切り替えることによって、主回路を開閉させる。この嵌合コネクタ1は、その主回路を開閉させるための導電部材(後述する第1端子21等)を備えている(図5及び図6)。ここでは、駆動源としての回転機を備えた電気自動車等の車両(図示略)を例に挙げる。この例示の主回路とは、その車両に設けられた回路であり、駆動システムにおける電源装置の電力を回転機に供給するための電源回路である。この例示の嵌合コネクタ1とは、その高電圧の電源回路の給電経路上に配置される電源回路開閉装置(所謂サービスプラグ)のことを指す。
この嵌合コネクタ1は、主回路における給電時の電流入力側(つまり、電源装置側)の導電部材(以下、「入力側導電部材」という。)101と、主回路における給電時の電流出力側(つまり、回転機側)の導電部材(以下、「出力側導電部材」という。)102と、の間に配置する(図5)。その入力側導電部材101と出力側導電部材102とは、例えば、端子金具のことである。入力側導電部材101には、電源装置側の電線103が電気的に接続されている。また、出力側導電部材102には、回転機側の電線104が電気的に接続されている。
嵌合コネクタ1は、相互間で嵌合可能な第1コネクタ11と第2コネクタ12とを備え(図1から図4)、これらが嵌合解除状態のときに主回路を開いて遮断させる一方、これらが完全嵌合状態のときに主回路を閉じて通電を可能にする。
第1コネクタ11は、第1端子21と第2端子22とを備える(図5から図9)。更に、この第1コネクタ11は、第1端子21及び第2端子22を保持するハウジング30を備える(図8及び図9)。
一方、第2コネクタ12は、第1から第4の相手方端子41−44を備える(図5及び図10から図12)。更に、この第2コネクタ12は、第1相手方端子41及び第2相手方端子42に対して電気的に接続された第1導電部材51と、第3相手方端子43及び第4相手方端子44に対して電気的に接続された第2導電部材52と、を備える。また更に、この第2コネクタ12は、少なくとも第1から第4の相手方端子41−44を保持する相手方ハウジング60を備える(図10から図12)。この第2コネクタ12は、第1コネクタ11のハウジング30と相手方ハウジング60との間の挿入に伴う相互間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに、第1端子21に対して第1相手方端子41及び第3相手方端子43を電気的に接続させると共に、第2端子22に対して第2相手方端子42及び第4相手方端子44を電気的に接続させる(図6)。
本実施形態の嵌合コネクタ1には、第1コネクタ11と第2コネクタ12との間の嵌合作業と抜去作業の作業性を向上させるべく、所謂LIFコネクタとしての構成を持たせる。このため、第1コネクタ11と第2コネクタ12との間には、その嵌合作業と抜去作業を補助する所謂LIFレバーとしてのレバー部材70が設けられている(図1から図4、図8及び図9)。
以下に、これら第1コネクタ11と第2コネクタ12の具体例を示す。
第1端子21は、入力側導電部材101と出力側導電部材102との間で、入力側導電部材101に対して電気的に接続させるための電気接続部(以下、「入力側電気接続部」という。)21aと、出力側導電部材102に対して電気的に接続させるための電気接続部(以下、「出力側電気接続部」という。)21bと、を有する(図5)。更に、この第1端子21は、その入力側電気接続部21aと出力側電気接続部21bとを電気的に接続させる連結部21cを有する。
第2端子22は、入力側導電部材101と出力側導電部材102との間で、入力側導電部材101に対して電気的に接続させるための電気接続部(以下、「入力側電気接続部」という。)22aと、出力側導電部材102に対して電気的に接続させるための電気接続部(以下、「出力側電気接続部」という。)22bと、を有する(図5)。更に、この第2端子22は、その入力側電気接続部22aと出力側電気接続部22bとを電気的に接続させる連結部22cを有する。
第1端子21と第2端子22は、各々、金属等の導電性材料で成形された一部品から成るものであってもよく、金属等の導電性材料で成形された複数の部品の組立体であってもよい。例えば、前者の場合、第1端子21は、入力側電気接続部21aと出力側電気接続部21bと連結部21cとが一体となるように、金属板を母材にしてプレス成形する。また、第2端子22は、入力側電気接続部22aと出力側電気接続部22bと連結部22cとが一体となるように、金属板を母材にしてプレス成形する。一方、後者の場合、第1端子21は、入力側電気接続部21aと出力側電気接続部21bと連結部21cとを各々個別の部品として成形し、この3部品を組み立てて一体化させる。また、第2端子22は、入力側電気接続部22aと出力側電気接続部22bと連結部22cとを各々個別の部品として成形し、この3部品を組み立てて一体化させる。本実施形態では、入力側電気接続部21aと出力側電気接続部21bの端部同士を連結部21cで繋いだコの字状の前者のプレス成形品として、第1端子21を用意すると共に、入力側電気接続部22aと出力側電気接続部22bの端部同士を連結部22cで繋いだコの字状の前者のプレス成形品として、第2端子22を用意する。このように、この例示では、入力側電気接続部21a,22aと出力側電気接続部21b,22bとが各々雄端子(所謂雄タブ)として形成されている。但し、その入力側電気接続部21a,22aと出力側電気接続部21b,22bは、相手方が雄端子であるならば、雌端子として形成してもよい。
本実施形態の第1端子21と第2端子22は、各々同一形状に成形して、同じものを用いている。
第1相手方端子41は、第1端子21の入力側電気接続部21aに対して電気的に接続させるための第1電気接続部41aと、入力側導電部材101に対して電気的に接続させるための第2電気接続部41bと、を有する(図5から図7)。この例示の第1電気接続部41aは、第1端子21の入力側電気接続部21aに嵌合させることによって、この入力側電気接続部21aに対して物理的且つ電気的に接続させる。この例示では、この第1電気接続部41aを雌端子として形成している。但し、第1電気接続部41aは、入力側電気接続部21aが雌端子であるならば、雄端子として形成してもよい。また、第2電気接続部41bは、後述するように、第1導電部材51を介することによって、入力側導電部材101に対して電気的に接続させる。
第2相手方端子42は、第2端子22の入力側電気接続部22aに対して電気的に接続させるための第1電気接続部42aと、入力側導電部材101に対して電気的に接続させるための第2電気接続部42bと、を有する(図5から図7)。この例示の第1電気接続部42aは、第2端子22の入力側電気接続部22aに嵌合させることによって、この入力側電気接続部22aに対して物理的且つ電気的に接続させる。この例示では、この第1電気接続部42aを雌端子として形成している。但し、第1電気接続部42aは、入力側電気接続部22aが雌端子であるならば、雄端子として形成してもよい。また、第2電気接続部42bは、後述するように、第1導電部材51を介することによって、入力側導電部材101に対して電気的に接続させる。
第3相手方端子43は、第1端子21の出力側電気接続部21bに対して電気的に接続させるための第1電気接続部43aと、出力側導電部材102に対して電気的に接続させるための第2電気接続部43bと、を有する(図7)。この例示の第1電気接続部43aは、第1端子21の出力側電気接続部21bに嵌合させることによって、この出力側電気接続部21bに対して物理的且つ電気的に接続させる。この例示では、この第1電気接続部43aを雌端子として形成している。但し、第1電気接続部43aは、出力側電気接続部21bが雌端子であるならば、雄端子として形成してもよい。また、第2電気接続部43bは、後述するように、第2導電部材52を介することによって、出力側導電部材102に対して電気的に接続させる。
第4相手方端子44は、第2端子22の出力側電気接続部22bに対して電気的に接続させるための第1電気接続部44aと、出力側導電部材102に対して電気的に接続させるための第2電気接続部44bと、を有する(図5から図7)。この例示の第1電気接続部44aは、第2端子22の出力側電気接続部22bに嵌合させることによって、この出力側電気接続部22bに対して物理的且つ電気的に接続させる。この例示では、この第1電気接続部44aを雌端子として形成している。但し、第1電気接続部44aは、出力側電気接続部22bが雌端子であるならば、雄端子として形成してもよい。また、第2電気接続部44bは、後述するように、第2導電部材52を介することによって、出力側導電部材102に対して電気的に接続させる。
第1から第4の相手方端子41−44は、第1端子21や第2端子22のように、各々、金属等の導電性材料で成形された一部品から成るものであってもよく、金属等の導電性材料で成形された複数の部品の組立体であってもよい。例えば、前者の場合、第1から第4の相手方端子41−44は、第1電気接続部41a−44aと第2電気接続部41b−44bとが一体となるように、金属板を母材にしてプレス成形する。一方、後者の場合、第1から第4の相手方端子41−44は、第1電気接続部41a−44aと第2電気接続部41b−44bとを各々個別の部品として成形し、この2部品を組み立てて一体化させる。本実施形態では、第1電気接続部41a−44aと第2電気接続部41b−44bとをL字状に配置した前者のプレス成形品として第1から第4の相手方端子41−44を用意する。
本実施形態の第1から第4の相手方端子41−44は、各々同一形状に成形して、同じものを用いている。
第1導電部材51は、第1相手方端子41と第2相手方端子42と入力側導電部材101とに対して電気的に接続させるべく、金属等の導電性材料で成形する。この第1導電部材51は、第1相手方端子41の第2電気接続部41bに対して電気的に接続させるための第1入力側電気接続部51aと、第2相手方端子42の第2電気接続部42bに対して電気的に接続させるための第2入力側電気接続部51bと、を有する(図2及び図4から図7)。更に、この第1導電部材51は、入力側導電部材101に対して電気的に接続させるための電流入力部51cを有する。第1導電部材51は、第1入力側電気接続部51aと第2入力側電気接続部51bとが隣り合わせに配置され、かつ、その第1入力側電気接続部51aと第2入力側電気接続部51bの内の何れか一方と隣り合わせで電流入力部51cが配置されるように成形する。ここでは、金属板を母材にしたプレス成形品を用いる。この例示の第1導電部材51は、電流入力部51c、第1入力側電気接続部51a、第2入力側電気接続部51bの順に並べて配置する。ここでは、電流入力部51cと第1入力側電気接続部51aと第2入力側電気接続部51bとを一列に並べている。このため、この第1導電部材51においては、給電時に、電流入力部51c、第1入力側電気接続部51a、第2入力側電気接続部51bの順に電流が流れる。
この例示では、第2電気接続部41bと第1入力側電気接続部51aとを螺子止めして物理的且つ電気的に接続させると共に、第2電気接続部42bと第2入力側電気接続部51bとを螺子止めして物理的且つ電気的に接続させる。このために、第2電気接続部41bと第1入力側電気接続部51aと第2電気接続部42bと第2入力側電気接続部51bには、各々、ボルト等の雄螺子部材B1を挿通させるための貫通孔41b,51a,42b,51bが形成されている(図10及び図11)。ここでは、それぞれの雄螺子部材B1に対応させた雌螺子部材N1が相手方ハウジング60に1つずつ保持されており(図11)、雌螺子部材N1と雄螺子部材B1とを螺合させることによって、第2電気接続部41bと第1入力側電気接続部51aとを物理的且つ電気的に接続させると共に、第2電気接続部42bと第2入力側電気接続部51bとを物理的且つ電気的に接続させ、かつ、その第2電気接続部41bと第1入力側電気接続部51aと第2電気接続部42bと第2入力側電気接続部51bを相手方ハウジング60に固定させる。また、この例示では、入力側導電部材101と電流入力部51cについても、螺子止めして物理的且つ電気的に接続させる。例えば、ここでは、電流入力部51cにスタットボルト等の雄螺子部材B2を取り付け(図5及び図6)、その雄螺子部材B2を挿通させる所謂丸端子として入力側導電部材101を成形する。入力側導電部材101と電流入力部51cは、図示しない雌螺子部材を雄螺子部材B2に螺合させることで、物理的且つ電気的に接続させる。
ここで、この例示の第1導電部材51は、第1入力側電気接続部51aを第2入力側電気接続部51bとして利用し、かつ、第2入力側電気接続部51bを第1入力側電気接続部51aとして利用することができるように成形している。このため、この第1導電部材51においては、給電時に、電流入力部51c、第2入力側電気接続部51b、第1入力側電気接続部51aの順に電流を流すこともできる。
第2導電部材52は、第3相手方端子43と第4相手方端子44と出力側導電部材102とに対して電気的に接続させるべく、金属等の導電性材料で成形する。この第2導電部材52は、第3相手方端子43の第2電気接続部43bに対して電気的に接続させるための第1出力側電気接続部52aと、第4相手方端子44の第2電気接続部44bに対して電気的に接続させるための第2出力側電気接続部52bと、を有する(図2及び図4から図7)。更に、この第2導電部材52は、出力側導電部材102に対して電気的に接続させるための電流出力部52cを有する。第2導電部材52は、第1出力側電気接続部52aと第2出力側電気接続部52bとが隣り合わせに配置され、かつ、その第1出力側電気接続部52aと第2出力側電気接続部52bの内の何れか一方と隣り合わせで電流出力部52cが配置されるように成形する。ここでは、金属板を母材にしたプレス成形品を用いる。この例示の第2導電部材52は、第1出力側電気接続部52a、第2出力側電気接続部52b、電流出力部52cの順に並べて配置する。ここでは、第1出力側電気接続部52aと第2出力側電気接続部52bと電流出力部52cとを一列に並べている。このため、この第2導電部材52においては、給電時に、第1出力側電気接続部52aに流れてきた電流が、第2出力側電気接続部52bを介して電流出力部52cに流れていく。
この例示では、第2電気接続部43bと第1出力側電気接続部52aとを螺子止めして物理的且つ電気的に接続させると共に、第2電気接続部44bと第2出力側電気接続部52bとを螺子止めして物理的且つ電気的に接続させる。このために、第2電気接続部43bと第1出力側電気接続部52aと第2電気接続部44bと第2出力側電気接続部52bには、各々、雄螺子部材B1を挿通させるための貫通孔43b,52a,44b,52bが形成されている(図11)。ここでは、そのそれぞれの雄螺子部材B1に対応させた雌螺子部材N1についても相手方ハウジング60に保持されており、雌螺子部材N1と雄螺子部材B1とを螺合させることによって、第2電気接続部43bと第1出力側電気接続部52aとを物理的且つ電気的に接続させると共に、第2電気接続部44bと第2出力側電気接続部52bとを物理的且つ電気的に接続させ、かつ、その第2電気接続部43bと第1出力側電気接続部52aと第2電気接続部44bと第2出力側電気接続部52bを相手方ハウジング60に固定させる。また、この例示では、出力側導電部材102と電流出力部52cについても、螺子止めして物理的且つ電気的に接続させる。例えば、ここでは、電流出力部52cにスタットボルト等の雄螺子部材B2を取り付け(図5及び図6)、その雄螺子部材B2を挿通させる所謂丸端子として出力側導電部材102を成形する。出力側導電部材102と電流出力部52cは、図示しない雌螺子部材を雄螺子部材B2に螺合させることで、物理的且つ電気的に接続させる。
ここで、この例示の第2導電部材52は、第1出力側電気接続部52aを第2出力側電気接続部52bとして利用し、かつ、第2出力側電気接続部52bを第1出力側電気接続部52aとして利用することができるように成形している。このため、この第2導電部材52においては、給電時に、第2出力側電気接続部52bに流れてきた電流を、第1出力側電気接続部52aを介して電流出力部52cに流すこともできる。
本実施形態の第1導電部材51と第2導電部材52は、各々同一形状に成形して、同じものを用いている。
ハウジング30は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。このハウジング30は、第1端子21を収容及び保持する第1端子収容室31と、第2端子22を収容及び保持する第2端子収容室32と、を有する(図2及び図9)。ここで、このハウジング30においては、第1及び第2の端子21,22のそれぞれの入力側電気接続部21a,22aと出力側電気接続部21b,22bとが格子状に配置されるように、第1端子21と第2端子22とを並べた状態で収容する。第1端子収容室31と第2端子収容室32は、その第1端子21と第2端子22の配置が可能になるように、各々、ハウジング30の主体33の内方に形成する。
第1端子収容室31は、第1端子21を収容した状態で、この第1端子21の少なくとも入力側電気接続部21aと出力側電気接続部21bとを露出させる開口31aを有する(図2)。この例示では、その開口31aから第1相手方端子41の第1電気接続部41aと第3相手方端子43の第1電気接続部43aとが第1端子収容室31の室内に挿入され、その室内で入力側電気接続部21aと第1電気接続部41aとを嵌合させると共に、出力側電気接続部21bと第1電気接続部43aとを嵌合させる。
また、第2端子収容室32は、第2端子22を収容した状態で、この第2端子22の少なくとも入力側電気接続部22aと出力側電気接続部22bとを露出させる開口32aを有する(図2)。この例示では、その開口32aから第2相手方端子42の第1電気接続部42aと第4相手方端子44の第1電気接続部44aとが第2端子収容室32の室内に挿入され、その室内で入力側電気接続部22aと第1電気接続部42aとを嵌合させると共に、出力側電気接続部22bと第1電気接続部44aとを嵌合させる。
この例示のハウジング30においては、主体33が方体状に形成され、その内方に方体状の第1端子収容室31と第2端子収容室32とが形成されている。具体的には、一端が開口された角筒状の主体33に、その内方の空間を第1端子収容室31と第2端子収容室32とに分ける間仕切り壁34が設けられている(図2及び図9)。
相手方ハウジング60は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。この相手方ハウジング60は、第1相手方端子41を収容及び保持する第1端子収容室61と、第2相手方端子42を収容及び保持する第2端子収容室62と、第3相手方端子43を収容及び保持する第3端子収容室63と、第4相手方端子44を収容及び保持する第3端子収容室64と、を有する(図1、図10及び図12)。ここで、この相手方ハウジング60においては、第1から第4の相手方端子41−44のそれぞれの第1電気接続部41a−44aが格子状に配置されるように、第1から第4の相手方端子41−44を格子状に並べた状態で収容する。第1から第4の端子収容室61−64は、その第1から第4の相手方端子41−44の配置が可能になるように、各々、相手方ハウジング60の主体65の内方に形成する。
第1端子収容室61は、第1相手方端子41を収容した状態で、この第1相手方端子41の第1電気接続部41aを露出させる開口61aを有する(図1、図10及び図12)。この例示では、その開口61aから第1端子21の入力側電気接続部21aが第1端子収容室61の室内に挿入され、その室内で入力側電気接続部21aと第1電気接続部41aとを嵌合させる。
第2端子収容室62は、第2相手方端子42を収容した状態で、この第2相手方端子42の第1電気接続部42aを露出させる開口62aを有する(図12)。この例示では、その開口62aから第2端子22の入力側電気接続部22aが第2端子収容室62の室内に挿入され、その室内で入力側電気接続部22aと第1電気接続部42aとを嵌合させる。
第3端子収容室63は、第3相手方端子43を収容した状態で、この第3相手方端子43の第1電気接続部43aを露出させる開口63aを有する(図1、図10及び図12)。この例示では、その開口63aから第1端子21の出力側電気接続部21bが第3端子収容室63の室内に挿入され、その室内で出力側電気接続部21bと第1電気接続部43aとを嵌合させる。
第4端子収容室64は、第4相手方端子44を収容した状態で、この第4相手方端子44の第1電気接続部44aを露出させる開口64aを有する(図1、図10及び図12)。この例示では、その開口64aから第2端子22の出力側電気接続部22bが第4端子収容室64の室内に挿入され、その室内で出力側電気接続部22bと第1電気接続部44aとを嵌合させる。
この例示の相手方ハウジング60は、両端が開口された角筒状の主体65の内方の空間に、方体状の第1嵌合部66と第2嵌合部67とを配置している(図1、図10及び図12)。その主体65の内方の空間には、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合の進行と共に、ハウジング30の主体33が挿入される。
第1嵌合部66は、その内方に第1端子収容室61と第3端子収容室63とが並べて形成されており、それぞれの開口61a,63aを主体65の一方の開口に向けた状態で、この主体65の内方の空間に配置されている。この第1嵌合部66は、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合(つまり、主体65の内方の空間へのハウジング30の主体33の挿入)の進行と共に、ハウジング30の第1端子収容室31に挿入される。この嵌合コネクタ1においては、その第1端子収容室31への第1嵌合部66の挿入の進行と共に、入力側電気接続部21aと第1電気接続部41aとが嵌合され、かつ、出力側電気接続部21bと第1電気接続部43aとが嵌合される。
第2嵌合部67は、その内方に第2端子収容室62と第4端子収容室64とが並べて形成されており、それぞれの開口62a,64aを主体65の一方の開口に向けた状態で、この主体65の内方の空間に配置されている。この第2嵌合部67は、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合(つまり、主体65の内方の空間へのハウジング30の主体33の挿入)の進行と共に、ハウジング30の第2端子収容室32に挿入される。この嵌合コネクタ1においては、その第2端子収容室32への第2嵌合部67の挿入の進行と共に、入力側電気接続部22aと第1電気接続部42aとが嵌合され、かつ、出力側電気接続部22bと第1電気接続部44aとが嵌合される。
この相手方ハウジング60においては、第1から第4の端子収容室61−64が格子状に配置されるように、第1嵌合部66と第2嵌合部67とが主体65の内方の空間で並べて配置されている。
この相手方ハウジング60においては、格子状の配置の第1から第4の相手方端子41−44を中心にして電流入力部51cと電流出力部52cとが互いに逆側に配置されるように、第1導電部材51と第2導電部材52とが保持されている(図12)。
この相手方ハウジング60には、主体65の外周壁を囲うように、矩形環状の鍔部68が設けられている(図1から図4及び図10から図12)。相手方ハウジング60は、その鍔部68を介して螺子止め等で車両側に取り付けられる。また、この相手方ハウジング60には、インターロックスイッチSWが設けられている。そのインターロックスイッチSWは、第1コネクタ11と第2コネクタ12とが嵌合解除状態となったときに、システムメインリレー(図示略)を遮断する。システムメインリレーとは、駆動システムにおける電子制御装置(メインECU)の信号に基づいて、主回路(電源回路)を開閉させるものである。
レバー部材70は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。このレバー部材70は、第1コネクタ11と第2コネクタ12とを完全嵌合状態にしたり、第1コネクタ11と第2コネクタ12とを嵌合解除状態にしたりするために、ハウジング30と相手方ハウジング60との間に配置する。この例示のレバー部材70には、レバー操作部71(図1から図4、図8及び図9)に対しての作業者等の嵌合操作(以下、「第1レバー操作」という。)に連動して、ハウジング30の主体33を相手方ハウジング60の主体65の内方の空間に挿入させる。嵌合コネクタ1は、その第1レバー操作によって、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合状態が完全嵌合状態となり、主回路を閉じて通電可能な状態とする。また、この例示のレバー部材70には、レバー操作部71に対しての作業者等の抜去操作(以下、「第2レバー操作」という。)に連動して、ハウジング30の主体33を相手方ハウジング60の主体65の内方の空間から引き抜かせる。嵌合コネクタ1は、その第2レバー操作によって、第1コネクタ11と第2コネクタ12とが嵌合解除状態となり、主回路を開いて通電不能な状態とする。
この例示のレバー部材70は、ハウジング30の主体33に対して、回動自在に取り付ける。ここでは、主体33の互いに対向する2つの外周壁33a,33bにレバー部材70が取り付けられている(図1から図3、図8及び図9)。レバー部材70には、一方の外周壁33aに対向させて配置される第1保持部72と、他方の外周壁33bに対向させて配置される第2保持部73と、を設けている。このレバー部材70は、その第1保持部72と第2保持部73とで外周壁33a,33b側から挟み込むようにして、主体33に取り付ける。第1保持部72と第2保持部73は、レバー操作部71から各々延在させた板状部である。
主体33には、それぞれの外周壁33a,33bに、同軸上に配置された回動軸部35を設けている(図1から図4、図8及び図9)。それぞれの回動軸部35は、外周壁33a,33bから互いに逆向きで軸線方向に突出させている。第1保持部72と第2保持部73には、各々、回動軸部35を軸周りに回動自在に保持する軸受部74が形成されている。この例示の回動軸部35は、円柱を主とする形状のものである。一方、この例示の軸受部74は、その回動軸部35が挿通状態で回動自在に保持される貫通孔を主とする形状のものである。レバー部材70は、その回動軸部35と軸受部74とによって、ハウジング30の主体33に回動自在に保持される。
更に、このレバー部材70と相手方ハウジング60の主体65との間には、ハウジング30の主体33に対するレバー部材70の相対回転に連動して、その主体33と主体65の相対的な位置を変化させるガイド機構を設けている。そのガイド機構は、被ガイド部69と、主体33に対するレバー部材70の相対回転に連動して、その被ガイド部69を案内するガイド部75と、を備える(図1及び図3)。この例示の被ガイド部69は、主体65の互いに対向する2つの外周壁65a,65bに各々設けている(図12)。それぞれの被ガイド部69は、外周壁65a,65bから同軸上で互いに逆向きに突出させている。ガイド部75は、レバー部材70の第1保持部72と第2保持部73とに各々設けている(図8)。それぞれのガイド部75は、主体33に対するレバー部材70の相対回転に連動し、嵌合解除状態と完全嵌合状態との間で第1コネクタ11と第2コネクタ12との間の相対移動を可能にする形状とする。ここでは、弧状の貫通孔又は弧状の溝として形成している。それぞれのガイド部75は、互いに対向する弧状の壁(弧状壁)を有した同一形状のものであり、回動軸部35の軸線方向で互いの投影形状が重なり合うように配置する。このガイド機構においては、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合が始まったときに、それぞれの被ガイド部69がそれぞれのガイド部75に挿入され、その後のレバー部材70の相対回転によって、被ガイド部69がガイド部75に沿って案内される。
ガイド部75は、第1コネクタ11と第2コネクタ12とが完全嵌合状態のときに回動軸部35の軸心と被ガイド部69の軸心との間が最も近づいており、第2レバー操作と共に、その回動軸部35の軸心と被ガイド部69の軸心との間が離れていくように形状を定める。また、このガイド部75は、第1レバー操作と共に一方の弧状壁に沿って被ガイド部69を摺動させながら案内し、その案内の際に被ガイド部69と弧状壁との間に作用する力及び回動軸部35と軸受部74との間に作用する力で、ハウジング30の主体33と相手方ハウジング60の主体65との間に互いに近づいていく力を作用させるように、一方の弧状壁の形状を定める。また、このガイド部75は、第2レバー操作と共に他方の弧状壁に沿って被ガイド部69を摺動させながら案内し、その案内の際に被ガイド部69と弧状壁との間に作用する力及び回動軸部35と軸受部74との間に作用する力で、ハウジング30の主体33と相手方ハウジング60の主体65との間に互いに離れていく力を作用させるように、他方の弧状壁の形状を定める。
嵌合コネクタ1は、このようなレバー部材70を備えているので、第1コネクタ11と第2コネクタ12との嵌合に際しての嵌合操作力を軽減させることができ、かつ、第1コネクタ11と第2コネクタ12との抜去に際しての抜去操作力を軽減させることができる。
ここで、この嵌合コネクタ1においては、第1端子21と第2端子22に板状のものを用いている。このため、レバー部材70は、その回動軸(回動軸部35や軸受部74)の軸線方向を第1端子21の平面や第2端子22の平面に対して直交させることが望ましい。これにより、この嵌合コネクタ1においては、第1レバー操作や第2レバー操作を行っているときに、第1端子21や第2端子22が傾倒したとしても、その傾倒方向が第1端子21の平面や第2端子22の平面に沿う方向となる。このため、この嵌合コネクタ1においては、第1端子21や第2端子22が傾倒した際に、第1端子21と第1相手方端子41との間、第1端子21と第3相手方端子43との間、第2端子22と第2相手方端子42との間、第2端子22と第4相手方端子44との間で、接点が第1端子21の平面や第2端子22の平面に沿って移動するので、その接点での荷重の増加を抑えることができ、これらの間での噛み込み等を抑制できる。よって、この嵌合コネクタ1は、嵌合操作力や抜去操作力の増加を抑えたり、嵌合作業や抜去作業の作業性を向上させたりすることができる。
更に、レバー部材70の回動軸は、第1端子21の入力側電気接続部21aと出力側電気接続部21bとの間(第2端子22の入力側電気接続部22aと出力側電気接続部22bとの間)で、かつ、第1端子21の平面(第2端子22の平面)に対する直交平面の内、第1及び第3の相手方端子41,43(第2及び第4の相手方端子42,44)に対する第1端子21(第2端子22)の挿抜方向に沿う仮想平面上に配置することが望ましい。これにより、この嵌合コネクタ1においては、第1レバー操作や第2レバー操作を行っているときに、第1端子21や第2端子22が傾倒したとしても、第1端子21と第1相手方端子41との間、第1端子21と第3相手方端子43との間、第2端子22と第2相手方端子42との間、第2端子22と第4相手方端子44との間で、その傾倒に伴う相対的な移動量の差を縮めることができるので、これらの間での噛み込み等を更に抑制できる。よって、この嵌合コネクタ1は、嵌合操作力や抜去操作力の増加の抑制効果が高くなり、かつ、嵌合作業や抜去作業の作業性を更に向上させることができる。
以上示した本実施形態の嵌合コネクタ1は、通常時に、第1コネクタ11と第2コネクタ12との嵌合状態を完全嵌合状態にしておくことで、主回路を閉じて通電を可能にする。一方、この嵌合コネクタ1は、車両の点検作業時や救援作業時等の通常時以外のときに、第1コネクタ11と第2コネクタ12とを嵌合解除状態にすることで、主回路を開いて遮断させ、電流入力部51cと電流出力部52cとの間での通電を不能にする。
ここで、完全嵌合状態のときの電流入力部51cと電流出力部52cとの間(例えば、電流入力部51cの雄螺子部材B2と電流出力部52cの雄螺子部材B2との間)では、第1導電部材51と第1相手方端子41と第1端子21と第3相手方端子43と第2導電部材52とを経て電流が流れる第1通電経路Ep1と、第1導電部材51と第2相手方端子42と第2端子22と第4相手方端子44と第2導電部材52とを経て電流が流れる第2通電経路Ep2と、が並列に設けられている(図7)。この並列回路によって、本実施形態の嵌合コネクタ1においては、電流入力部51cに流れてきた電流を第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2とに分流させ、第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2のそれぞれの電流を電流出力部52cで合流させることができる。
本実施形態の嵌合コネクタ1は、そのような並列回路を持つものであるので、例えば、主回路を流れる電流の大きさが従来の直列回路のものと同じ場合、その直列回路と比較して、第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2とに流れる電流が小さくなる。このため、この場合の嵌合コネクタ1は、その直列回路を成す端子等の部品と比較して、第1通電経路Ep1を成す部品(第1導電部材51と第1相手方端子41と第1端子21と第3相手方端子43と第2導電部材52)、及び、第2通電経路Ep2を成す部品(第1導電部材51と第2相手方端子42と第2端子22と第4相手方端子44と第2導電部材52)の耐久性を保ちつつ、その部品の許容電流を小さくすることができる。そして、この場合の嵌合コネクタ1は、その第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2とに許容電流の小さい部品を用いることができるので、その部品の薄板化や小型化を図ることができる。例えば、この嵌合コネクタ1は、その薄板化や小型化によって、軽量化を図ることができるので、外部入力(例えば、車両走行時の路面入力や加減速に伴うもの)に対しての耐久性についても向上させることができる。また、この嵌合コネクタ1は、第1通電経路Ep1を成す部品や第2通電経路Ep2を成す部品として、小さな許容電流に対応させた既存の部品が存在しているのであれば、これを用いることで、開発工数を減らすことができ、原価の低減も図ることができる。
一方、従来の直列回路のものは、主回路を流れる電流の大きさを大きくする場合、その電流が直列回路を成す部品の許容電流を越えていたならば、その部品の板厚を厚くしたり体格を大きくしたりする必要がある。しかしながら、本実施形態の嵌合コネクタ1は、電流入力部51cと電流出力部52cとの間が第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2とによる並列回路になっているので、例えば、大きくなった電流が2倍よりも小さければ、直列回路を流れる電流よりも第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2とに流れる電流の方が小さいので、第1通電経路Ep1を成す部品と第2通電経路Ep2を成す部品の耐久性を保ちつつ、その部品の許容電流を小さくすることができる。よって、このときの嵌合コネクタ1は、その部品の薄板化や小型化によって軽量化が図れ、外部入力に対しての耐久性についても向上させることができる。
また、本実施形態の嵌合コネクタ1は、大きくなった電流が2倍以内ならば、直列回路を流れる電流よりも第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2とに流れる電流の方が小さいので、従来の直列回路を成す部品の一部又は全部を用いることで、耐久性を低下させることなく、第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2を形成することができる。
また、本実施形態の嵌合コネクタ1は、大きくなった電流が2倍を越えたとしても、直列回路を流れる電流よりも第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2とに流れる電流の方が小さいので、第1通電経路Ep1を成す部品と第2通電経路Ep2を成す部品の耐久性を保ちつつ、その部品の許容電流が大きくなるのを最小限に留めることができる。よって、このときの嵌合コネクタ1は、その部品の厚肉化や大型化を最小限に留めることができるので、外部入力に対しての耐久性についても向上させることができる。
このように、本実施形態の嵌合コネクタ1は、例えば、現状の適用車両に対して、主回路を流れる電流の大きさが変化したとしても、耐久性を容易に担保することができる。
ところで、この嵌合コネクタ1においては、並列回路上での電流の安定性や第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2とにおける各部品の耐久性の均一化を図るべく、第1通電経路Ep1の抵抗値と第2通電経路Ep2の抵抗値とを同じ値にして、電流入力部51cに流れてきた電流を第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2とに二分させることが望ましい。このために、この嵌合コネクタ1においては、第1通電経路Ep1の抵抗値と第2通電経路Ep2の抵抗値とが同じ値になるように、第1及び第2の端子21,22と第1から第4の相手方端子41−44と第1及び第2の導電部材51,52を形成及び配置する。
例えば、本実施形態では、第1端子21と第2端子22を同一形状に成形し、かつ、第1から第4の相手方端子41−44を各々同一形状に成形し、かつ、第1導電部材51と第2導電部材52を同一形状に成形している。従って、この嵌合コネクタ1においては、第1通電経路Ep1の経路長と第2通電経路Ep2の経路長とが同一になるように、第1及び第2の端子21,22と第1から第4の相手方端子41−44と第1及び第2の導電部材51,52を配置して、第1通電経路Ep1の抵抗値と第2通電経路Ep2の抵抗値とが同じ値になるようにしている。ここでは、先に示したように、第1導電部材51に対する第1及び第2の相手方端子41,42の配置場所と第2導電部材52に対する第3及び第4の相手方端子43,44の配置場所とを設定し、かつ、電流入力部51cと電流出力部52cとが互いに逆側に配置されるように第1導電部材51と第2導電部材52とを配置している。このため、本実施形態の嵌合コネクタ1は、第1通電経路Ep1の経路長と第2通電経路Ep2の経路長とが同じ長さになっている。
また、この嵌合コネクタ1は、図13及び図14に示すように、相手方ハウジング60において、格子状の配置の第1から第4の相手方端子41−44を中心にして電流入力部51cと電流出力部52cとが互いに同じ側に配置されるように、第1導電部材51と第2導電部材52とを保持させてもよい。この場合には、例えば、第1導電部材51に対する第1及び第2の相手方端子41,42の配置場所を先の例示と同じままにして、第2導電部材52における第3及び第4の相手方端子43,44の配置場所(つまり、第1出力側電気接続部52aと第2出力側電気接続部52bの位置)を各々入れ替えたり、第2導電部材52に対する第3及び第4の相手方端子43,44の配置場所を先の例示と同じままにして、第1導電部材51に対する第1及び第2の相手方端子41,42の配置場所(つまり、第1入力側電気接続部51aと第2入力側電気接続部51bの位置)を入れ替えたりすればよい。ここでは、前者を例示している。このような配置にしても、この嵌合コネクタ1は、先の例示と同様の効果を得ることができる。
ここで、この図13及び図14の嵌合コネクタ1においても、第1通電経路Ep1と第2通電経路Ep2は、それぞれの抵抗値が同じ値になるように設定することが望ましい。例えば、本図の例示では、第1通電経路Ep1の経路長に対して第2通電経路Ep2の経路長が長くなっており、第1通電経路Ep1の抵抗値が第2通電経路Ep2の抵抗値よりも小さくなっている。このため、この場合には、例えば、第1端子21の板厚を厚くして(第1及び第3の相手方端子41,43の形状も第1端子21に適応させる)通電方向に対する直交断面積を大きくすることで、第1通電経路Ep1の抵抗値を大きくしたり、第2端子22の板厚を薄くして(第2及び第4の相手方端子42,44の形状も第2端子22に適応させる)通電方向に対する直交断面積を小さくすることで、第2通電経路Ep2の抵抗値を小さくしたりすればよい。これにより、この図13及び図14の嵌合コネクタ1においても、並列回路上での電流の安定性を図ることができる。
1 嵌合コネクタ
11 第1コネクタ
12 第2コネクタ
21 第1端子
21a 入力側電気接続部
21b 出力側電気接続部
22 第2端子
22a 入力側電気接続部
22b 出力側電気接続部
30 ハウジング
41 第1相手方端子
41a,42a,43a,44a 第1電気接続部
41b,42b,43b,44b 第2電気接続部
42 第2相手方端子
43 第3相手方端子
44 第4相手方端子
51 第1導電部材
51a 第1入力側電気接続部
51b 第2入力側電気接続部
51c 電流入力部
52 第2導電部材
52a 第1出力側電気接続部
52b 第2出力側電気接続部
52c 電流出力部
60 相手方ハウジング
101 入力側導電部材
102 出力側導電部材
Ep1 第1通電経路
Ep2 第2通電経路

Claims (5)

  1. 第1端子及び第2端子、並びに、前記第1端子及び前記第2端子を保持するハウジングを備えた第1コネクタと、
    第1から第4の相手方端子、前記第1相手方端子及び前記第2相手方端子に対して電気的に接続された第1導電部材、前記第3相手方端子及び前記第4相手方端子に対して電気的に接続された第2導電部材、並びに、少なくとも前記第1から第4の相手方端子を保持する相手方ハウジングを備え、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとの間の挿入に伴う相互間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに、前記第1端子に対して前記第1相手方端子及び前記第3相手方端子を電気的に接続させると共に、前記第2端子に対して前記第2相手方端子及び前記第4相手方端子を電気的に接続させる第2コネクタと、
    を備え、
    前記第1導電部材は、主回路の入力側導電部材に対して電気的に接続させる電流入力部を有し、
    前記第2導電部材は、前記主回路の出力側導電部材に対して電気的に接続させる電流出力部を有することを特徴とした嵌合コネクタ。
  2. 前記第1端子は、前記第1相手方端子の第1電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる入力側電気接続部と、前記第3相手方端子の第1電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる出力側電気接続部と、を有し、
    前記第2端子は、前記第2相手方端子の第1電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる入力側電気接続部と、前記第4相手方端子の第1電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる出力側電気接続部と、を有し、
    前記第1導電部材は、前記第1相手方端子の第2電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる第1入力側電気接続部と、前記第2相手方端子の第2電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる第2入力側電気接続部と、を有し、
    前記第2導電部材は、前記第3相手方端子の第2電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる第1出力側電気接続部と、前記第4相手方端子の第2電気接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる第2出力側電気接続部と、を有することを特徴とした請求項1に記載の嵌合コネクタ。
  3. 前記電流入力部と前記電流出力部との間では、前記第1導電部材と前記第1相手方端子と前記第1端子と前記第3相手方端子と前記第2導電部材とを経て電流が流れる第1通電経路と、前記第1導電部材と前記第2相手方端子と前記第2端子と前記第4相手方端子と前記第2導電部材とを経て電流が流れる第2通電経路と、が並列に設けられており、
    前記第1及び第2の端子と前記第1から第4の相手方端子と前記第1及び第2の導電部材は、前記第1通電経路の抵抗値と前記第2通電経路の抵抗値とが同じ値になるように形成及び配置することを特徴とした請求項1又は2に記載の嵌合コネクタ。
  4. 前記第1端子と前記第2端子を同一形状に成形し、かつ、前記第1から第4の相手方端子を各々同一形状に成形し、かつ、前記第1導電部材と前記第2導電部材を同一形状に成形した場合、前記第1及び第2の端子と前記第1から第4の相手方端子と前記第1及び第2の導電部材は、前記第1通電経路の経路長と前記第2通電経路の経路長とが同一になるように配置することを特徴とした請求項3に記載の嵌合コネクタ。
  5. 前記主回路は、駆動源としての回転機を備えた車両に設けられた回路であり、電源装置の電力を前記回転機に供給するための電源回路であることを特徴とした請求項1,2,3又は4に記載の嵌合コネクタ。
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