JP6542635B2 - 遊技機用システム - Google Patents

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本発明は、遊技機用システムに関する。
従来、下記の特許文献1に記載されているように、遊技場には様々な種類の遊技機が設置されている。遊技場に設置される遊技機は、機種(遊技機の種類)によって大当たり抽選の当選確率が違っている等、仕様が様々である。遊技場に来場した遊技者は、好みの仕様の遊技機を選択して遊技を行っている。
特開2015−65971号公報
しかしながら、新しい種類の遊技機が設置された場合等、遊技者が遊技機の仕様を理解できないことがある。遊技場側は、仕様を記載したパンフレットを遊技機周辺に設置したり遊技機にて仕様を表示する等により仕様を確認し易くしているが、パンフレットや遊技機にて表示した内容は、遊技機の前で遊技者が立ち止まって確認する必要がある等、多くの遊技者が同時に確認することができない。このように従来、遊技機の仕様を遊技者が確認し易い状況を実現できていないという問題がある。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、遊技機の仕様を遊技者が容易に確認できるようにすることを目的とする。
本発明に係る遊技機は、少なくとも遊技者が遊技を行っていない非稼動状態において、遊技機の仕様に関する仕様情報を遊技者が所持する携帯端末で表示可能な特別信号を無線で出力する特別信号出力手段を備えている。
本発明に係る携帯端末は、特別信号を入力する特別信号入力手段と、特別信号を入力した場合に仕様情報を表示する仕様情報表示手段と、を備えている。
本発明の遊技機用システムによれば、遊技機の仕様を遊技者が所持する携帯端末で表示できるため、遊技機の前でなくとも仕様の確認が可能となり、遊技者による遊技機の仕様の確認が容易になっている。また、本発明に係る遊技機は、少なくとも非稼動状態下で仕様情報を出力するため、仕様を確認した遊技者が遊技を開始することが期待でき、遊技機の稼動率を高くする効果を見込むことが可能になっている。
このように本発明遊技機用システムによれば、遊技機の仕様を遊技者が容易に確認できる。
実施例1における、遊技機用システムの構成を示すシステム図。 実施例1における、遊技機を示す正面図。 実施例1における、遊技機の電気的構成を示すブロック図。 実施例1における、携帯端末を示す正面図。 実施例1における、携帯端末の電気的構成を示すブロック図。 実施例1における、携帯端末が表示するデモ画面の遷移の説明図。 実施例1における、複数種類の遊技機のデモ画面の切替表示の説明図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、遊技機の仕様を特定可能な情報を音響透かし情報として出力可能な遊技機1、及びこの遊技機1を含む遊技機用システム1Sに関する例である。この内容について、図1〜図7を用いて説明する。
図1に例示の遊技場では、パチンコ遊技機やスロットマシン(図示略)など多数の遊技機1を管理する管理装置41を中心として場内システム4が構築されている。遊技場では、2台の遊技機1毎に1台ずつ設置された中継装置42が、管理装置41を含む通信ネットワーク40に接続されている。
管理装置41は、遊技場内の管理スペース等に設置されており、遊技機1などの遊技機、貸出装置43、遊技情報表示装置45など、遊技場内に設置される各機器の稼動状況を管理している。管理装置41は、各遊技機が出力する遊技信号を中継装置42経由で受信し、遊技信号の種類毎に入力回数をカウント等することで遊技機毎の打込玉数や払出玉数などの遊技データの集計が可能である。
中継装置42には、遊技機1等の遊技機のほか、遊技機毎の遊技情報表示装置45及び遊技媒体を貸し出す貸出装置43が通信可能に接続されている。中継装置42は、遊技機1側と管理装置41との間のデータ通信を実現するほか、遊技情報表示装置45と遊技機1との間のデータ通信を中継する。遊技機2台毎に1台の割合で設置される中継装置42は、各遊技機1、貸出装置43、遊技情報表示装置45からの各種の稼動情報を収集して管理装置41へ送信するほか、管理装置41との間で各種情報の送受信を実行する。
本例の遊技機用システム1Sは、パチンコ遊技機等の遊技機1、及び遊技者が携帯する携帯端末3を含めて構成されたシステムである。以下、遊技機1及び携帯端末3の構成を順番に説明し、続けて遊技機用システム1Sの動作を説明する。
(遊技機)
図1及び図2に例示する遊技機1は、パチンコ玉を遊技媒体として遊技されるパチンコ遊技機である。この遊技機1は、始動入賞部をなす特図始動口12への入賞により抽選条件が成立したときに大当たり抽選(特別図柄の当否判定、特図判定)を実行し、大当たり当選のときに大当たり図柄が表示されて大当たり状態が発生する、いわゆるセブン機である。
遊技機1の前面では、略円形状の遊技領域130が遊技者に正対するように設けられ、その下側に、玉の受け皿である上皿135や下皿137のほか操作ハンドル15等が配置されている。遊技領域130の上部両側には、装飾ランプ部136や、遊技の進行に伴って効果音を出力する効果音出力手段としての機能を備えるスピーカー131が配置されている。遊技領域130の下部向かって右側には、携帯端末3の認証エリア170が配置されている。
遊技媒体である玉が流下する遊技領域130は、各種の表示演出を実行する液晶表示部19を中心として形成されている。液晶表示部19の下側には、始動入賞口である特図始動口12や、大当たり状態のときに開口する大入賞口16が配置されている。遊技者側から見て液晶表示部19の左側領域には、通過ゲート式の普図始動口14が配置されている。
液晶表示部19は、特図始動口12への玉の入賞という所定の条件が成立した場合に、図柄変動を実行する図柄変動手段としての機能を備える表示部である。図柄変動手段としての液晶表示部19は、大当たり抽選結果を報知する際、図柄変動を実行し、停止図柄の組み合わせにより大当たり抽選結果を報知する。
普図始動口14は、通過玉を検出するためのゲートである。玉を通過させるのみの通過ゲート式の普図始動口14には、賞球の払い出しが設定されていない。普図始動口14の通過玉が検出されると、普通図柄の当否判定(以下、普図判定という。)用の抽選用乱数が抽出され、普図判定が実行される。なお、普図当選は、図示しない普図表示部の点灯により報知される。
大入賞口16は、大当たり状態のときに開放される、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞装置である。
特図始動口12は、大当たり抽選(特図判定)の契機となる入賞口である。特図始動口12に玉が入賞すると上記の所定の条件が成立し、大当たり抽選結果を報知するための図柄変動が実行される。特図始動口12には、一対の可動羽根121を含む電動チューリップ(電動役物)が設けられている。なお、この電動チューリップは普図当選を契機として開放し、特図始動口12への入賞が格段に容易になる。
次に、遊技機1の電気的な構成について、図3を参照して説明する。遊技機1は、主制御部20を中心として構成されている。主制御部20に対しては、玉を払い出す払出機構部231を制御する払出制御部23、玉の発射装置242を制御する発射制御部241、表示あるいは効果音による遊技演出を制御する演出制御部25、上記の認証エリア170を形成する端末認証部17、始動入賞を検出する特図入賞センサ211、普図始動口14の通過玉を検出する普図入賞センサ212、アタッカー16への入賞玉を検出する大入賞センサ213、特図始動口12の可動羽根121を駆動する電チューソレノイド221、アタッカー16を開放させる大入賞口ソレノイド224、電力供給のための電源回路部228等が電気的に接続されている。
演出制御部25には、スピーカー131を駆動するアンプ251や装飾ランプ部136が電気的に接続されているほか、液晶表示部19を制御する表示制御部26が通信可能に接続されている。
端末認証部17は、上記の認証エリア170に近接された携帯端末3を認証するための構成である。端末認証部17は、携帯端末3から個体識別番号である端末IDを読み出して認証する。
図3に示す主制御部20は、CPU201、記憶素子であるROM202・RAM203、入出力インタフェースをなすI/O部204、所定範囲の乱数を発生する乱数発生部206、抽選用乱数を抽出する乱数抽出部205等を備えている。
ROM202は、CPU201に実行させる各種の処理プログラムを記憶しているほか、図示しない大当たり抽選用の抽選テーブル及び普図判定用の抽選テーブルや、演出抽選用の抽選テーブル等を記憶している。
大当たり抽選用の抽選テーブルは、大当たりの当選乱数が設定された抽選テーブルである。大当たり抽選(特図判定)用の抽選用乱数をこの抽選テーブルと照合することにより、大当たり抽選が実行される。
演出抽選用の抽選テーブルは、大当たり抽選の抽選結果を報知するための報知演出のパターンを決定するための抽選テーブルである。演出抽選用の抽選テーブルでは、報知演出のパターン毎に選択乱数が設定されている。演出抽選は、大当たり抽選用の抽選用乱数を利用して実行され、この抽選用乱数に一致した選択乱数に対応する報知演出のパターンが選択的に決定される。
報知演出のパターンとしては、大きく区分して、特別演出が実行される高期待度パターンと、通常演出が実行される通常演出の通常パターンと、がある。さらに、通常パターンの中には、リーチ演出が発生するリーチパターンと、リーチ演出が発生しないパターンと、がある。高期待度パターンは、通常パターンとほぼ同様のリーチ演出の途中で特別演出が出現するパターンである。特別演出は、例えば、発生頻度が低いレアな演出が表示されるスペシャルリーチや、停止アクションに入ったときに図柄が揃った状態で回転する全回転リーチ等の出現頻度が低いレア演出となっている。
演出抽選用のテーブルにおける報知演出の各パターン(通常パターン、高期待度パターン)の振分傾向は、大当たりの当選乱数であるかハズレ乱数であるかで相違している。大当たりの当選乱数のうち高期待度パターンに対応する割合は、ハズレ乱数のうち高期待度パターンに対応する割合よりも格段に高くなっている。したがって、大当たり当選が発生した場合には、高い確率で高期待度パターンが選択され、ハズレの場合には、高期待度パターンが選択される確率が低くなる。
遊技機1は、以下の各手段としての機能を備えている。
(1)図柄変動手段:特図始動口12に玉が入賞したときに、図柄変動を実行する手段であり、液晶表示部19により実現される。
(2)抽選手段:特図始動口12への玉の入賞という抽選条件が成立したときに大当たり抽選を実行する手段であり、主制御部20により実現される。
(3)演出抽選手段:大当たり抽選の当否を報知する際の演出のパターンを決定するための演出抽選を実行する手段であり、主制御部20により実現される。演出抽選では、特別演出が実行される高期待度パターンか、通常演出の通常パターンか、が決定される。
(4)演出実行手段:大当たり抽選の当否を遊技者に報知するための報知演出を実行する手段であり、液晶表示部19、スピーカー131、装飾ランプ部136等を利用して実現される。演出実行手段は、演出抽選手段により決定されたパターンで報知演出を実行する。
(5)特別信号出力手段:少なくとも遊技者が遊技を行っていない非稼動状態において、遊技機の仕様に関する仕様情報を遊技者が所持する携帯端末3で表示可能な特別信号を、携帯端末3に対して無線で出力する手段。この特別信号出力手段は、図柄変動に関する情報、又は図柄変動の結果が特別結果の一例である大当たり当選になる期待度に関する情報を、携帯端末3が仕様情報として表示可能なように特別信号を出力する。特に、本例の特別信号出力手段は、スピーカー131により実現されている。特別信号出力手段としてのスピーカー131は、エンコード処理により音響透かし情報に変換された特別信号を効果音に重畳することで、特別信号を効果音に合わせた音データ(音情報)として外部出力する。
(6)特典付与手段:液晶表示部19による図柄変動の結果である停止図柄の組み合わせが、予め定められた特別結果の一例である大当たり図柄に対応していた場合に、大当たり状態を発生することで遊技者に特典を付与する手段であり、主制御部20により実現される。
遊技機1は、上記特別信号を音データとして無線で外部出力するほか、図示しない外部出力端子を介して有線で、払出信号(セーフ信号)や打込信号(アウト信号)やスタート信号や大当たり信号などの各種の遊技信号を外部出力する。本例では、上記特別信号として、遊技機の仕様を表示するデモ画面の情報リソースのインターネット上の所在を表すURL情報を外部出力する。このURL情報によれば、遊技機の仕様を表示するデモ画面(仕様情報)をインターネット上で取得可能となる。
(携帯端末)
携帯端末3は、図4のごとく、遊技者が携帯可能な電子端末であり、本例ではスマートフォンと呼ばれる多機能型携帯電話を例示している。携帯端末3は、スマートフォンのほか、遊技場が遊技者に貸し出す専用の携帯端末であっても良いし、携帯可能なタブレット型コンピュータなどの端末であっても良いし、腕時計型やメガネ型やゴーグル型等のウェアラブル・コンピュータなどの端末であっても良いし、マイク機能を備えたゲーム端末であっても良い。携帯端末3は、遊技場のサービスを利用するためのアプリケーションプログラムを実行可能であって、マイク機能等を備えた端末装置であれば良い。
図4の携帯端末3は、厚さ1cm程度の平板状の外形状をなし、液晶表示部351の表示画面350が正面に配置された電子端末である。図4に例示するように縦長の姿勢で使用されることが一般的な携帯端末3では、表示画面350の上側にスピーカー331が配置され、下側にマイク332等が配置されている。液晶表示部351の表示画面350は、タッチセンサシート353(図5)が積層されてタッチ操作やフリック操作が可能なタッチパネルとなっている。
携帯端末3には、図5のごとく、電気回路が形成された制御基板30が収容されている。制御基板30に対しては、CCD素子やレンズ等が実装されたカメラ基板340、スピーカー331を駆動するアンプ基板333のほか、タッチセンサシート353、液晶表示部351、マイク332等が電気的に接続されている。制御基板30には、さらに、携帯端末3の個体識別番号である端末IDが記録されたSIMカード335Cを差し込むカードスロット335が実装されている。
制御基板30は、CPU31、記憶素子であるROM32・RAM33、及び入出力インタフェースをなすI/O部34等を備えている。I/O部34には、近距離無線通信のための図示しないNFC(Near Field Communication)チップが含まれている。このNFCチップは、遊技機1の端末認証部17との間で無線通信を実行するICチップである。
ROM32は、CPU31に実行させる各種の処理プログラムを記憶している。
RAM33は、CPU31のワークエリアや一時書き込みにも利用される読み書き可能な記憶素子である。
遊技機用システム1Sに対応するアプリケーションプログラムをインストールした携帯端末3は、以下の各手段としての機能を備えている。
(1)特別信号入力手段:遊技機(特別信号出力手段)が出力した特別信号を入力する手段であり、マイク332により実現される。特別信号入力手段としてのマイク332は、上記の音響透かし情報に変換されて効果音に重畳された特別信号を入力する。マイク332が入力した特別信号である音響透かし情報は、CPU31によるデコード処理により前記URL情報に再変換可能である。
(2)仕様情報表示手段:特別信号入力手段としてのマイク332が前記特別信号を入力した場合に、遊技者に対して遊技機の仕様情報を表示する手段であり、液晶表示部351により実現される。
(3)操作手段:遊技者が表示内容を切り替えるために操作する手段であり、タッチパネル機能を備える表示画面350により実現される。表示画面350に対するタッチ操作やフリック操作により、表示内容の切替が実行される。
以上のような構成の遊技機用システム1Sについて説明する。
遊技機1は、稼動状態では、特図始動口12への玉の入賞に応じて、大当たり抽選用の抽選用乱数を抽出して大当たり抽選及び演出抽選を行うと共に、図柄変動が実行されるゲームをスタートさせる。遊技機1は、演出抽選により決定したパターンによる後述の報知演出により、大当たり抽選の当否を報知する。そして、大当たり当選のとき、アタッカー16が開放するラウンド遊技を例えば10回繰り返す大当たり状態を発生させる。
遊技機1は、液晶表示部19による図柄変動により大当たり抽選の当否を報知する報知演出等の遊技演出を実行する。報知演出では、液晶表示部19が演出用の図柄の変動表示を開始し、所定の図柄変動時間の経過後に停止表示した図柄の組合せに応じて大当たり抽選の当否を報知する。大当たりに当選した場合には、ゾロ目の3桁の数字(1〜9のいずれか)を液晶表示部19に停止表示させて大当たり当選を報知する。
遊技機1は、大当たり抽選の当否に関する報知演出を実行する際、上記の演出抽選により選択的に決定したパターンに沿って報知演出を実行する。演出抽選により上記の通常パターンが選択された場合には、スペシャルリーチや全回転リーチ等の特別演出が実行されない通常の報知演出を実行する。上記の通り、この通常パターンには、リーチ演出を経由しないハズレ演出、リーチ演出を経由したハズレ演出、大当たり演出が含まれている。
一方、演出抽選で上記の高期待度パターンが選択された場合には、通常パターンとほぼ同様のリーチ演出の実行途中で、大当たり当選の期待度の高いスペシャルリーチや全回転リーチなどの特別演出が出現する。
遊技機1は、遊技者による遊技が行われていない非稼動状態では、遊技機1の仕様情報を表示するデモ画面を取得可能なインターネット上のウェブサイトの所在(アドレス)を表すURL情報(特別信号)を、音響透かし技術を利用して音データとしてスピーカー131から出力する。具体的には、遊技機1は、非稼動状態において所定周期毎(1分おき)に効果音を出力し、この効果音に音響透かし情報を重畳することで、上記のURL情報を音データとして出力する。なお、本例では、玉の発射動作が行われておらず、図柄変動も行われていない状態を、遊技者が遊技を行っていない非稼動状態としている。
URL情報で特定されるウェブサイトは、そのURL情報の出力元の遊技機の種類(機種)の専用のサイトである。このウェブサイトでは、遊技機1が実行する図柄変動に関する情報としてリーチの種類を表示するデモ画面や、リーチが行われた場合に当選となる期待度等の情報を表示するデモ画面等を取得できる。このように遊技機1が出力する特別信号は、機種専用のURL情報を表すものであり、遊技機の種類を特定可能な信号となっている。
遊技機用システム1Sが提供するサービスは、予め音データを解析可能なアプリケーションプログラムをインストールした携帯端末3を用いて利用できる。携帯端末3は、そのアプリを起動した状態で遊技機1から音データを入力したとき、入力した音データに含まれるURL情報に対応するウェブサイトから、遊技機1のデモ画面等の仕様情報を自動的にダウンロードする。
遊技機用システム1Sのサービスを利用するためには、遊技機1の近くで、携帯端末3のアプリケーションプログラムを起動しておく必要がある。非稼動状態の遊技機1が出力する効果音をマイク332で取得すると、携帯端末3は、まず、機種情報取得中画面(図6a)を表示する。携帯端末3は、効果音に音響透かし情報として重畳されたURL情報を利用して仕様情報をダウンロードし、出力元の遊技機の種類を特定できたとき、遊技機の機種情報を表示する機種情報画面(図6b)を切替表示する。
機種情報画面(図6b)は、通常状態下の大当たり当選の確率である初当たりの確率や、連荘突入確率や、連荘後の継続確率や、大当たり状態での出玉等、遊技機のスペックを表示するデモ画面である。この機種情報画面をフリック操作すれば、機種ガイドブック画面(図6c)に切替表示できる。機種ガイドブック画面は、機種タイトルと共にキャラクタが表示されたイメージ画像を表示する映画ポスターのようなデモ画面である。この機種ガイドブック画面によれば、遊技機の遊技性等を遊技者が直感的に把握できる。この機種ガイドブック画面は、後述する演出別期待度画面等で提示する遊技機のオフィシャルガイドブック情報の表紙とも言える入り口のデモ画面となっている。
図6cの機種ガイドブック画面をフリック操作すれば、リーチの種類と当選期待度を表示するデモ画面である演出別期待度画面(図6d)に切替表示できる。この演出別期待度画面によれば、上記の特別演出であるスペシャルリーチや全回転リーチなど遊技機1で発生するリーチの種類などの情報を、図柄変動に関する情報として遊技者に提示できる。さらに、図柄変動の結果が特別結果(大当たり当選)になる期待度に関する情報として、各リーチが発生したときの大当たり当選の期待度の情報を提供できる。図6dでは、全回転リーチのときの大当たり当選の期待度が5つ星で非常に高いことを例示している。
なお、デモ画面は、例示のほかにも準備されており、図6dに例示の演出別期待度画面をフリック操作すれば、他の種類のリーチを提示すると共にそのリーチの当選期待度を表示する演出別期待度画面など他のデモ画面に切替表示できる。また、逆方向へのスライド操作によるフリック操作等を行えば、元のデモ画面に戻すことも可能である。
このように、アプリケーションプログラムを起動した携帯端末3では、表示画面350に表示されるデモ画面に対するフリック操作等の切替操作を行うことで、当選確率の情報やリーチの情報等を切替表示できる。なお、デモ画面等の仕様情報をダウンロードする際、当選確率の情報やリーチの情報等の全てが自動的にダウンロードされる。そのため、デモ画面等の仕様情報を一度、ダウンロードしていれば、当選確率の情報やリーチの情報に表示内容を切り替える度にウェブサイトに再接続する必要はない。
遊技場内では、音データを出力する遊技機1として、例えば機種A及び機種Bなど複数種類の遊技機が設置されており、各種類の遊技機1がそれぞれ複数台設置されている。携帯端末3は、機種Aの遊技機が出力した音データを入力して対応するデモ画面を表示している最中に、機種Aの遊技機が出力した音データを再び入力した場合、それまでのデモ画面等の表示をそのまま維持する。一方、機種Aの遊技機に対応したデモ画面を表示してから上記のフリック操作等の切替操作が行われることなく所定時間が経過している状況において、機種Bの遊技機が出力した音データを入力した場合には、デモ画面等の表示内容を機種Bに対応したデモ画面に切り替える。つまり、機種Aの遊技機に対応したデモ画面に切り替えるための操作や、そのデモ画面に対するフリック操作等の操作が行われてから所定時間以内であれば、機種Bの遊技機が出力した音データを入力した場合であっても、それまでの機種Aの遊技機のデモ画面の表示をそのまま維持する。
さらに、機種Aの遊技機に対応したデモ画面の表示の後、切替操作が行われてから所定時間が経過する前に機種Bの遊技機が出力した音データを入力した場合、表示内容を維持したまま、機種Bのデモ画面等の仕様情報を自動的にダウンロードする。このように機種Aのデモ画面等の表示状態のまま、機種Bのデモ画面等の情報を予めダウンロードしておけば、その後、デモ画面に表示する機種の切替操作を遊技者が行ったとき、機種Bのウェブサイトにアクセスすることなく、機種Aのデモ画面から機種Bのデモ画面に表示内容を切り替えできる。
複数種類の遊技機の仕様情報をダウンロードした携帯端末3では、所定のタップ操作で表示される図示しないメニュー表示において、いずれの機種の情報を表示させるかを選択できる。図示しないメニュー表示では、例えば、ダウンロード済みの3機種の機種情報画面(図7a)のうちのいずれかを選択的に表示できる。いずれかの機種に対応する機種情報画面を切替表示させた後、フリック操作を行えば、その機種に対応する機種ガイドブック画面(図7b)等に切替表示できる。
以上のように構成される本例の遊技機1は、少なくとも遊技者が遊技を行っていない非稼動状態において、遊技機の仕様に関する仕様情報を遊技者が所持する携帯端末3で表示可能な特別信号を、携帯端末3に対して無線で出力する特別信号出力手段を備えている。この遊技機を含む遊技機用システム1Sによれば、遊技機1の仕様を遊技者が所持する携帯端末3で表示できるため、遊技機1の前でなくとも仕様を確認でき、遊技者による遊技機の仕様の確認が容易になっている。また、非稼動中に仕様情報を出力するため、仕様を確認した遊技者が遊技を開始することが期待でき、遊技機の稼動率を高くする効果を見込むことが可能になる。
遊技機1が備えるスピーカー131は、図柄変動に関する情報、又は図柄変動の結果が大当たり当選(特別結果)になる期待度に関する情報を、携帯端末3が仕様情報として表示できるように特別信号を出力する。図柄変動に関する情報や、図柄変動の結果が大当たり当選になる期待度に関する情報は、遊技を行う上で非常に重要な情報である。これらの情報を遊技者の携帯端末3に表示させれば、遊技経験がなく仕様がわからないといった理由で新しい機種での遊技を敬遠しがちな遊技者の興味を喚起でき、遊技を動機付けできる。
特に、本例の遊技機1は、遊技の進行に伴って効果音を出力するスピーカー131を備え、特別信号出力手段としての機能を有するこのスピーカー131は、特別信号を音響透かし情報に変換して効果音に重畳した音データとして出力する。遊技機1側からの特別信号の提供を遊技者が認知できなくなるため、遊技者にとっては、遊技機の前の通路を移動すれば知らないうちに遊技機の仕様情報を携帯端末3に取得できるという便利な使い勝手が実現される。
携帯端末3は、一の種類の遊技機が出力した特別信号をマイク332が入力し、特別信号に基づいて仕様情報の一例であるデモ画面等を表示している状況において、当該一の種類の遊技機が出力した特別信号をマイク332が再び入力した場合、それまでのデモ画面等の仕様情報の表示を維持する。一方、一の種類の遊技機に対応したデモ画面等を表示してからタッチパネル機能を備える表示画面350に対するフリック操作等の操作が行われることなく所定時間が経過している状況において、他の種類の遊技機が出力した特別信号をマイク332が入力した場合、他の種類の遊技機に対応したデモ画面等の仕様情報に表示内容を切り替える。また、一の種類の遊技機に対応したデモ画面等に切り替えるための操作や、そのデモ画面に対するフリック操作等の操作が行われてから所定時間以内であれば、他の種類の遊技機が出力した特別信号をマイク332が入力した場合であっても、それまでの一の種類の遊技機のデモ画面の表示をそのまま維持するように構成されている。
遊技場には複数種類の遊技機が設置されているため、デモ画面等の仕様情報を表示している状態で他の種類の遊技機から特別信号を入力する状況が発生することがある。上記の構成では、表示画面350に対するフリック操作等の操作が行われていなければ、仕様情報を見終わっているものとして新たな遊技機の仕様情報の表示を開始できる。これにより、遊技者に効率良く仕様情報を提供することが可能になっている。
遊技機1は、上記の特別信号の一例であるURL情報を音響透かし情報に変換して効果音に重畳して埋め込むことによりスピーカー131から音響的に出力する。このように音響透かし情報を効果音に埋め込んで音響的に出力する場合であれば、ほぼ全ての遊技機が備えるスピーカー131等の既存構成を活用して音響透かし情報を外部出力できる。音響透かし情報を出力するために新たなハード構成を追加的に設ける必要がないので、コスト上昇を抑制しながら本願発明の作用効果を実現できる。
また、スマートフォン(多機能型携帯電話)やゲーム端末等の携帯端末の多くは、マイク等の音入力手段を備えると共に、取り込んだ効果音に重畳された音響透かし情報から上記の特別信号を特定するためのデコード処理等の信号処理を実行可能な計算機能を備えている。このような携帯端末であれば、新たなハード構成を追加等することなく、対応するアプリケーションプログラム等をインストールするだけで、遊技機の効果音を取り込み、重畳された音響透かし情報を元にして特別信号を特定できる。
携帯端末3がメールソフトやインターネット閲覧ソフト等のアプリケーションプログラムの実行中であっても、上記のURL情報を表す特別信号を入力したときには自動的にデモ画面等の仕様情報のダウンロードを実行するように構成すると良い。このようにダウンロードを自動的に実行すれば、その後、特別信号が表すURL情報に対応するウェブサイトにアクセスすることなく、遊技機の仕様を表示するデモ画面等を切替表示できるようになる。
以上のように、本例の遊技機1及び遊技機用システム1Sを導入した遊技場では、遊技場内に設置された遊技機の仕様を遊技者が確認し易くなっている。遊技機1及び遊技機用システム1Sによれば、遊技機の仕様や遊技性の魅力をより多くの遊技者に伝えることができる。遊技機用システム1Sが導入された遊技場に来場した遊技者は、遊技機周辺を通り過ぎるだけで遊技機のスペックやオフィシャルガイドブック情報のデモ画面等の仕様情報を気軽に入手でき、遊技性がわからない遊技機が設置されていたときでもオフィシャルガイドブック情報等を通じてその遊技性を簡単に知ることができる。
特に、遊技機用システム1Sを構成する遊技機1は、URL情報を表す特別信号を音響透かし情報に変換し、効果音に埋め込んで出力可能である。この遊技機1によれば、外部出力端子を増設することなく特別信号を外部に出力できる。また、音響透かし情報への変換や効果音への重畳等の処理についてはCPU201を含む主制御部20で処理可能であり、音響透かしを重畳した効果音はスピーカー131で出力可能である。音響透かし情報の出力は、遊技機1が備える既存のハード構成により実現できる可能性が十分にあり、特別なハード構成を追加する必要性が少なくなっている。
遊技機用システム1Sが導入された遊技場では、携帯端末3を利用して遊技機1の仕様情報を瞬時に受け取ることができ、気軽に遊技機1のスペックや遊技に役立つガイド情報を取得できる。遊技経験がなく初めての遊技機であっても、遊技の方法等を直ちに知ることができる。このように遊技機用システム1Sによれば、遊技の仕様や遊技性を、より多くの遊技ファンに伝えることが可能である。
本例の構成に代えて、あるいは加えて以下のような構成を採用することも良い。また、以下の各構成を適宜組み合わせて採用することも良い。
遊技機が非稼動状態のとき、デモ画面を表示可能なURL情報を音データで出力する構成としたが、遊技機の稼動中にも出力するようにしても良い。
URL情報を音データとして出力する構成としたが、画像データや遊技機のスペック等の仕様情報そのものを音データとして出力するようにしても良い。
遊技機の仕様情報を表示可能な情報を、音データで出力する構成としたが、音データ以外のデータで出力するようにしても良い。例えば、ブルートゥースやRFIDやインターネット等の通信方法により、遊技機が携帯端末に対して通知することも可能である。
リーチの種類を表示する際に当選期待度を表示する構成としたが、当選期待度は表示しない構成としても良い。
効果音に重畳してURL情報を表す特別信号を出力する構成としたが、効果音と同時に出力する必要はなくURL情報のみを出力するようにしても良い。この場合、URL情報の音データは可聴域ではない音域で出力すると良い。
携帯端末として、スマートフォン等の多機能型携帯電話を例示したが、遊技者が所持している端末であれば良く、モバイル端末やノートパソコンやタブレット端末や携帯型ゲーム端末やPDA端末等を携帯端末3として採用することも可能である。携帯端末3は、遊技者の個人所有のものであっても良いが、遊技場が貸し出す専用端末であっても良い。
遊技機としてパチンコ遊技機を例示したが、その他の遊技機に適用しても良い。例えば、玉が封入してあり、得点を消費して玉を発射する封入式パチンコ遊技機や、メダルを消費して抽選を行うことでゲームが進行するスロットマシンや、得点を消費して抽選を行うことでゲームが進行するクレジット式スロットマシン等が考えられる。スロットマシンの場合、図柄変動の契機となる所定の条件として、ゲームに必要な規定枚数のメダルあるいは得点が賭けられた状態でスタートレバーが操作されたこと等を設定すると良い。
玉を発射しておらず、図柄変動を実行していない状態を非稼動状態としたが、いずれか一方のみが成立していれば非稼動状態と判定しても良い。また、他の条件が成立した場合に非稼動状態と判定するようにして良く、例えば、遊技機の前に遊技者がいることや着席していることを特定するセンサ(人感センサや着座センサ)を設け、そのセンサが遊技者を特定していない場合に非稼動状態と判定する構成を採用しても良い。
本例では、URL情報を表す特別信号の一例である音響透かし情報を効果音に重畳して音響的に出力している。電子透かし技術を利用した音響透かし情報は、可聴音域の周波数帯を利用して出力しても良く、可聴音域外の周波数帯を利用して出力しても良い。特に、可聴音域の周波数帯を利用して音響透かし情報を出力する場合であれば、遊技機や携帯端末が備えるスピーカーやマイクなどの既存の構成をそのまま活用でき、コストアップを抑制できる。
音響透かし情報に代えて、特定の音色の音や特定の音が繰返し出音されるパターンなど、予め設定された特定の音パターンを特別信号として取り扱うことも良い。特定の音パターンを特別信号として取り扱う場合であれば、エンコード処理等が必要な音響透かし情報を特別信号とする場合と比べて、計算処理の負荷を少なくできる。このように特定の音パターンを特別信号として出力するに当たっては、遊技者が聴き取れる可聴音域の周波数帯を利用して出力しても良い。この場合には、特定の音パターンが効果音の一部又は全部を構成すると良い。また、可聴音域外の高周波数帯等を利用して特定の音パターンを出力することも良い。可聴音域外の周波数帯を利用すれば、音響透かし情報を音響的に出力する場合と同様、特別信号である特定の音パターンを遊技者が聴き取り難くできる。
本例は、遊技機1が特別信号を出力する構成の例であるが、遊技情報表示装置45が特別信号を出力する構成を採用することもできる。
音響透かし情報を特別信号として音響的に出力するのに代えて、例えば、特別信号を表す電子透かし情報に変換し、装飾ランプ部136の点滅パターンや液晶表示部19の表示データに対して、特別信号の一例をなすこの電子透かし情報を重畳することも良い。装飾ランプ部136の点滅パターンは携帯端末の照度センサ等を利用して取得でき、液晶表示部19の表示データは携帯端末のカメラ等を利用して取得できる可能性がある。このように、音響透かし技術をはじめとした様々な電子透かし技術を利用して、特別信号を出力できる。
大当たり確率等に加えて演出キャラクタ等の異なる複数種類の仕様(スペック)が用意されており、例えば切替ボタンを押す毎に、演出動画等を含む各種の遊技データが読み出されて仕様が順次、切り替わるデモ用の遊技機であっても良い。このようなデモ用の遊技機については、設定中の仕様に対応するURL情報(特別信号)を無線出力するように構成しても良いし、設定中の仕様であるか否かに関わらず、切替可能な仕様に対応する全てのURL情報を無線出力しても良い。全てのURL情報を出力する場合には、携帯端末3側で各仕様の仕様情報を一括してダウンロードする一方、設定中の仕様に対応する仕様情報が表示画面350に表示され、非設定中の仕様の仕様情報については表示画面350のタップ操作等に応じて切替表示されるようにしても良い。
以上のごとく本発明の実施例を詳細に説明したが、これらの実施例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、実施例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して実施例を多様に変形、変更あるいは適宜組み合わせた技術を包含している。
1 遊技機(図柄変動手段、抽選手段、演出抽選手段、演出実行手段、特典付与手段、特別信号出力手段、効果音出力手段)
1S 遊技機用システム
131 スピーカー
3 携帯端末(特別信号入力手段、仕様情報表示手段、操作手段)
332 マイク
350 表示画面
41 管理装置
42 中継装置
43 貸出装置
45 遊技情報表示装置

Claims (3)

  1. 所定の条件が成立した場合に、図柄変動を実行する図柄変動手段と、
    前記図柄変動の結果が予め定められた特別結果に対応していた場合に、遊技者に特典を付与する特典付与手段と、
    少なくとも遊技者が遊技を行っていない非稼動状態において、遊技機の種類を特定可能であり当該遊技機の仕様に関する仕様情報を遊技者が所持する携帯端末で表示可能な特別信号を、当該携帯端末に対して無線で出力する特別信号出力手段と、を備えた複数種類の遊技機に対応した遊技機用システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記特別信号出力手段が出力した前記特別信号を入力する特別信号入力手段と、
    前記特別信号入力手段が前記特別信号を入力した場合に、遊技者に対して前記仕様情報を表示する仕様情報表示手段と、
    遊技者が表示内容を切り替えるために操作する操作手段と、を備え、
    前記仕様情報表示手段は、一の種類の遊技機が出力した前記特別信号を前記特別信号入力手段が入力し、当該特別信号に基づいて前記仕様情報を表示している状況において、当該一の種類の遊技機が出力した前記特別信号を前記特別信号入力手段が再び入力した場合、それまでの前記仕様情報の表示を維持する一方、前記一の種類の遊技機に対応した前記仕様情報を表示してから前記操作手段が遊技者に操作されることなく所定時間が経過している状況において、他の種類の遊技機が出力した前記特別信号を前記特別信号入力手段が入力した場合、他の種類の遊技機に対応した前記仕様情報に表示内容を切り替えるが、前記所定時間が経過していない状況において他の種類の遊技機が出力した前記特別信号を前記特別信号入力手段が入力した場合には、当該仕様情報の表示内容を切り替えることなくそのまま維持することを特徴とする遊技機用システム。
  2. 前記特別信号出力手段は、前記図柄変動に関する情報、又は前記図柄変動の結果が前記特別結果になる期待度に関する情報を、前記携帯端末が前記仕様情報として表示可能に前記特別信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の遊技機用システム
  3. 前記遊技機は、遊技の進行に伴って効果音を出力する効果音出力手段を備え、
    前記特別信号出力手段は、前記特別信号を前記効果音に合わせた音情報として出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機用システム
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