JP6542508B2 - 連続的に湾曲した桁および製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、一般に構造桁に関し、より詳細には、飛行体の複合エアフォイルにおける連続的に湾曲した構造桁、およびこれを製造する方法に関する。
複合構造体は、高い強度重量比、耐食性、および他の好適な特性により、航空機、宇宙船、回転翼機、船舶、自動車および他の車両ならびに構造体の製造を含む多種多様な用途において使用されている。航空機の建設では、複合構造体は、主翼、尾翼部、胴体、およびその他の構成要素を形成するために使用量が増えている。
航空機主翼などの知られている複合エアフォイルは、内部フレームに機械的に取り付けられたまたは結合された上側および下側の外側複合主翼外板パネル、すなわち「外板」を利用し得る。内部フレームは通常、桁、小骨、および縦通材などの強化構造体を含んで、主翼外板の強度および安定性を改良することができる。主翼外板は、桁に取り付けることができ、桁は、主翼に対して構造的完全性をもたらす。加えて、多くの航空機主翼は、主翼の内側に、前桁と後桁の間に格納され得る燃料タンクを有することができる。
知られている構造桁は、その長さに沿って、「屈曲」または曲がり部とも称される角度が急激に変化する1つまたは複数の別個のまたは特異的な区域を有することがある。そのような知られている桁は、「屈曲した桁」と称することができ、そのような別個の屈曲を用いて機尾方向に曲線をなすことができる。屈曲した桁を製造することは、複数の部品および複数のスプライスを一緒に組み立て、接合することを必要とし得る。そのような複数の部分および複数のスプライスの使用および組み立ては、屈曲した桁を製造するのに必要とされる時間、複雑性、部品数、および手作業を増大させることがあり、これは次いで、全体の製造コストも増大させ得る。
さらに、知られている屈曲した桁用のそのような複数の部品および複数のスプライスの組み立ては、そのような複数の部品および複数のスプライスを一緒に接合またはそれらを接合するのを助けるために、追加の機械的締結具、クランプ、または固定具を使用することを必要とし得る。しかし、そのような追加の機械的締結具、クランプ、または固定具の設置、使用、および/または取り外しは、屈曲した桁を製造するのに必要とされる時間、複雑性、部品数、および手作業を増大させることがあり、これは次いで、全体の製造コストを増大させ得る。さらに、組み立て後に取り外されなくてよい追加の機械的締結具、クランプ、または固定具の設置および使用は、航空機に対して重量を付加し、その結果、次いで、所与の飛行プロファイルに対する燃料要求が増大され得る。この燃料要求の増大の結果、次いで、燃料コストが増大され得る。最後に、数多くの締結具を使用した結果、それらが金属で作製され、外側複合主翼外板パネルを貫通して露出される場合、主翼に落雷する危険が増大され得る。
加えて、知られている屈曲した桁内の1つまたは複数の別個の屈曲の角度の急激な変化の結果、大きなキック負荷が生じることがあり、これは、これらの屈曲した区域において小骨および主翼外板によって分散され消散されなければならない。本明細書では、用語「キック負荷」は、負荷通路内の急激な変化の結果構造体に誘発される負荷を意味する。キック負荷は、主翼の座屈を結果として生じさせ得る主翼外板に対する負荷の増大を引き起こし得る。知られている屈曲した桁では、キック負荷は、主翼外板および/または小骨に強度機能を加えて主翼の座屈を回避することによって対処され得る。そのように付加される強度機能は、部品のゲージの増大、より強度のある材料系への材料の改変、および/または部品を取り付ける締結具のサイズの増大を含み得る。しかし、そのように付加された強度機能の結果、重量およびコストが増大され得る。
したがって、当技術分野では、知られている屈曲した桁、組立体、および方法に勝る利点をもたらす改良された構造桁および製造方法が必要とされている。
改良された構造桁および製造方法のこうした必要性が、満たされる。以下の詳細な説明において論じるように、改良された構造桁および製造方法の実施形態は、知られている屈曲した桁、組立体および方法に勝る顕著な利点をもたらすことができる。
本開示の1つの実施形態では、エアフォイルが提供される。エアフォイルは、エアフォイル中に配設された1つまたは複数の燃料格納領域を備える。エアフォイルは、さらに、エアフォイルの付け根端部からエアフォイルの先端部に向かって延びる1つまたは複数の連続的に湾曲した桁を備える。少なくとも1つの連続的に湾曲した桁は、一体形状を備え、連続的に湾曲した桁に沿って1つまたは複数の連続曲線を備え、少なくとも1つの連続的に湾曲した桁は、1つまたは複数の燃料格納領域の少なくとも1つの構造壁を形成する部分を有する、または1つまたは複数の燃料格納領域の内部に存在する。
本開示の別の実施形態では、航空機が提供される。航空機は、胴体を備える。航空機は、さらに、胴体に取り付けられ胴体から延びる2つまたはそれ以上のエアフォイルを備える。各々のエアフォイルは、エアフォイル内に配設された1つまたは複数の燃料格納領域を備える。各々のエアフォイルは、さらに、エアフォイルの付け根端部からエアフォイルの先端部に向かって延びる1つまたは複数の連続的に湾曲した桁を備える。少なくとも1つの連続的に湾曲した桁は、一体形状を備え、連続的に湾曲した桁に沿って1つまたは複数の連続曲線を備え、1つまたは複数の燃料格納領域の少なくとも1つの構造壁を形成する部分を有し、または1つまたは複数の燃料格納領域の内部に存在することを含む。各々のエアフォイルは、さらに、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁に対してほぼ垂直にかつ桁間に取り付けられた複数の小骨を備える。各々のエアフォイルは、さらに、1つまたは複数の燃料格納領域、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁、および複数の小骨を覆う上側および下側の補強パネルを備える。
本開示の別の実施形態では、航空機を製造する方法が提供される。方法は、1つまたは複数の複合の連続的に湾曲した桁を形成し硬化させるステップであって、少なくとも1つの連続的に湾曲した桁が、一体形状を有し、連続的に湾曲した桁に沿って1つまたは複数の連続曲線を有する、ステップを含む。方法は、さらに、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁の各々の第1の端部を航空機の胴体部に取り付け、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁の各々を胴体部から延ばすステップを含む。方法は、さらに、燃料格納領域の構造壁を形成するように1つまたは複数の連続的に湾曲した桁の1つまたは複数の部分を配置することを含む。方法は、さらに、複数の小骨を1つまたは複数の連続的に湾曲した桁に対してほぼ垂直にかつ桁間に取り付けることを含む。方法は、さらに、航空機のエアフォイルを形成するために、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁、複数の小骨、および燃料格納領域の各々を上側と下側の補強パネル間に挟むことを含む。
これまで論じた特徴、機能、および利点は、本開示のさまざまな実施形態において独立的に達成することができ、または、さらに他の実施形態において組み合わされてよく、そのさらなる詳細は、以下の説明および図面を参照することによって判明し得る。
さらに、本開示は、以下の条項による実施形態を含む。
条項1.胴体と、胴体に取り付けられ、胴体から延びる2つまたはそれ以上のエアフォイルを備える航空機であって、各々のエアフォイルが、エアフォイル内に配設された1つまたは複数の燃料格納領域と、エアフォイルの付け根端部からエアフォイルの先端部に向かって延びる1つまたは複数の連続的に湾曲した桁であって、少なくとも1つの連続的に湾曲した桁が、一体形状と、連続的に湾曲した桁に沿った1つまたは複数の連続曲線とを備え、1つまたは複数の燃料格納領域の少なくとも1つの構造壁を形成する部分を有する、または1つまたは複数の燃料格納領域の内部に存在する、連続的に湾曲した桁と、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁に対してほぼ垂直にかつ桁間に取り付けられた複数の小骨と、1つまたは複数の燃料格納領域、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁、および複数の小骨を覆う上側および下側の補強パネルとを備える、航空機。
条項2.1つまたは複数の連続的に湾曲した桁が、長手方向のx軸方向、横方向のy軸方向、および鉛直のz軸方向の1つまたは複数を含む軸方向に延びる、条項1の航空機。
条項3.1つまたは複数の連続的に湾曲した桁の各々が、一体複合構造体を備え、2つまたはそれ以上のエアフォイルが、複合航空機主翼および複合航空機水平安定板の2つまたはそれ以上を備える、条項1の航空機。
条項4.1つまたは複数の連続的に湾曲した桁が、別個の屈曲を有さず、その結果、別個の屈曲において負荷を集中させる既存の屈曲した桁の負荷分散と比較して、複数の小骨ならびに上側および下側の補強パネルにわたる負荷分散が生じる、条項1の航空機。
本開示は、必ずしも原寸通りに描かれていない、好ましい例示的な実施形態を示す添付の図を併用して、以下の詳細な説明を参照することによってより良好に理解することができる。
本開示の連続的に湾曲した桁の1つまたは複数の実施形態を組み込む1つまたは複数のエアフォイルを有する飛行体の上部平面図である。 航空機の製造および保守方法の流れ図である。 航空機のブロック図である。 屈曲した桁を有する、知られているエアフォイルの上部断面図である。 図4Aの屈曲した桁の軸方向の図である。 連続的に湾曲した桁を示す本開示のエアフォイルの実施形態の上部断面図である。 図5Aの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁の軸方向の図である。 連続的に湾曲した桁を示す本開示のエアフォイルの別の実施形態の上部断面図である。 図6Aの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁の軸方向の図である。 連続的に湾曲した桁を示す本開示のエアフォイルの実施形態の右側斜視図である。 図7Aの線7B−7Bに沿って切り取られた拡大断面図である。 図7Bの円7Cの拡大図である。 本開示の方法の例示的な実施形態の流れ図である。
次に、開示する実施形態が、これ以後添付の図を参照してより十分に説明され、図では、開示する実施形態のすべてではないが一部が示されている。実際、いくつかの異なる実施形態が提供され得るが、本明細書において記載する実施形態に限定されるものと解釈されてはならない。そうではなく、これらの実施形態は、本開示が完全になり、本開示の範囲を当業者に十分伝えるように提供される。
次に図を参照すれば、図1は、2つまたはそれ以上のエアフォイル14を有する、航空機11の形態などの飛行体10の上部平面図である。各々のエアフォイル14は、本開示の連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数の実施形態を組み込むことができる。図1に示すように、航空機11の形態などの飛行体10は、胴体部12aを有する胴体12を備え、さらに、たとえば航空機主翼18の形態のエアフォイル14aなど、およびたとえば尾翼16の水平安定板16aの形態のエアフォイル14bなどの、2つまたはそれ以上のエアフォイル14を備える。航空機主翼18および水平安定板16aに加えて、エアフォイル14は、垂直安定板、水平尾翼、先尾翼、または別の適切なエアフォイル構造体を備えることができる。
図1にさらに示すように、航空機主翼18aの形態などの各々のエアフォイル14aは、前縁20a、後縁20b、先端部22、付け根端部23、エアフレーム24、連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数の実施形態、および1つまたは複数の燃料格納領域28を備える。連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数の実施形態(図1を参照されたい)は、連続的に湾曲した前桁26a(図1を参照されたい)、連続的に湾曲した後桁26b(図1を参照されたい)、または連続的に湾曲した中間桁26c(図1を参照されたい)を備えることができる。1つまたは複数の燃料格納領域28は、燃料タンク28a(図1を参照されたい)または燃料セル28b(図1を参照されたい)を備えることができる。図1にさらに示すように、尾翼16は、水平安定板16aおよび垂直安定板16bを備える。図1に示すように、各々の水平安定板16aは、連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数の実施形態および1つまたは複数の燃料格納領域28を備えることができる。
図1に示す航空機10は、全体的には、連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数の実施形態を備えた1つまたは複数のエアフォイル14を有する民間航空機を表しているが、開示する実施形態の教示は、他の旅客航空機、貨物航空機、軍事用航空機、回転翼機および航空機もしくは飛行体の他のタイプ、ならびに航空宇宙機、衛星、宇宙打上げ機、ロケット、および他の航空宇宙機、ならびにボートおよび他のウォータークラフト、風車などの構造体、または本明細書で開示する連続的に湾曲した桁26の実施形態を使用することができる他の適切な構造体に適用されてよい。
図2は、航空機の製造および保守方法30の流れ図である。図3は、航空機50のブロック図である。図2〜3を参照すれば、本開示の実施形態は、図2に示す航空機の製造および保守方法30ならびに図3に示す航空機50の文脈で説明され得る。製造前段階中、例示的な航空機の製造および保守方法30は、航空機50の仕様決定および設計32ならびに材料調達34を含むことができる。製造中、構成要素および副組立体の製造36および航空機50のシステム統合38が行われる。その後、航空機50は、認証および引き渡し40を経て運用状態42に置くことができる。顧客による運用42中、航空機50は、(改変、再構成、改修、および他の適切な保守も含み得る)日常保全および保守44に対してスケジュールが組まれ得る。
航空機の製造および保守方法30のプロセスの各々は、システム統合者、第3者、および/またはオペレータ(たとえば顧客)によって実施または実行され得る。この説明の目的では、システム統合者は、限定されないが、任意の数の航空機製造者および主要システム下請負契約者を含むことができ、第3者は、限定されないが、任意の数の販売者、下請負契約者、および供給者を含むことができ、オペレータは、航空会社、リース会社、軍事組織、保守会社、および他の適切なオペレータを含むことができる。
図3に示すように、例示的な航空機の製造および保守方法30によって生産された航空機50は、エアフレーム52を複数のシステム54および内部56と共に含むことができる。上位レベルのシステム54の例は、推進システム58の1つまたは複数、電気システム60、油圧システム62、および環境システム64を含むことができる。任意の数の他のシステムが含まれてよい。航空宇宙の例が示されているが、本発明の原理は、自動車産業などの他の産業に適用されてよい。
本明細書で具現化される方法およびシステムは、航空機の製造および保守方法30の段階の任意の1つまたは複数の間に採用され得る。たとえば、構成要素および副組立体の製造36に対応する構成要素または副組立体は、航空機50が運用状態にある間生産された構成要素または副組立体と類似のやり方で製作または製造されてよい。また、1つまたは複数の装置実施形態、方法実施形態、またはその組み合わせは、構成要素および副組立体の製造36およびシステム統合38の間、たとえば航空機50の組み立てを実質的に早めるまたは航空機50のコストを減少させることによって利用されてよい。同様に、装置実施形態、方法実施形態またはその組み合わせの1つまたは複数は、航空機50が運用状態にある間、たとえば限定されないが、保全および保守44に利用されてよい。
図4Aは、屈曲した桁66を有する、知られているエアフォイル14cの形態などのエアフォイル14の上部断面図である。図4Aに示すように、知られているエアフォイル14cは、胴体12から主翼先端22に向かって延びる屈曲した桁66を有し、燃料タンク28aの形態の燃料格納領域28を有し、屈曲した桁66に対して垂直にかつ桁間に取り付けられた複数の小骨90を有する航空機主翼18bの形態になることができる。図4Aは、別個の屈曲68aおよび屈曲した桁通路70aを有する屈曲した前桁66aを示している。図4Aは、さらに、別個の屈曲68b、68cおよび屈曲した桁通路70bを有する屈曲した後桁66bを示している。本明細書では、用語「別個の屈曲」は、桁平面に沿って角度および方向が急激に変化する、屈曲した桁66(図4Aを参照されたい)の長さに沿った特異的な区域を意味する。図4Bは、図4Aの屈曲した桁66aの屈曲した桁通路70aならびに屈曲した桁66bの屈曲した桁通路70bに関連する、三次元座標系のx、y、およびzの組に対する軸方向80の図である。軸方向80は、長手方向のx軸方向80a、横方向のy軸方向80b、および鉛直のz軸方向80cを含む。z軸方向は、航空機主翼18bを貫通するものであり、z軸自体ではなくz軸の点のみが図4Bに示されている。
図5Aは、連続的に湾曲した桁26を示す本開示のエアフォイル14a(図1も参照されたい)の形態などのエアフォイル14の実施形態の上部断面図である。図5Aにさらに示すように、エアフォイル14aは、好ましくは、航空機主翼18aの形態などの航空機主翼18を備える。エアフォイル14(図1、5A、6A、7Aを参照されたい)は、エアフォイル14内に配設された1つまたは複数の燃料格納領域28(図1、5A、6A、7Aを参照されたい)を備える。1つまたは複数の燃料格納領域28は、好ましくは、燃料タンク28a(図1、5Aを参照されたい)、燃料セル(図1を参照されたい)または別の適切な燃料格納領域28もしくは構造体を備える。図5Aに示すように、燃料タンク28aなどの燃料格納領域28は、好ましくは、燃料格納領域28の周囲を形成する燃料格納境界29a、29b、29c、29dを有する。図5Aに示す燃料格納領域28は、4辺の略矩形形状を有するが、燃料格納領域は、他の適切な形状で形成されてもよい。
図5Aに示すように、エアフォイル14aの形態などのエアフォイル14は、さらに、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図1を参照されたい)を備える。図5Aに示すように、各々の連続的に湾曲した桁26は、第1の端部72aと、第2の端部72bと、その間の細長い本体部分74とを有する。図5Aに示すように、好ましくは、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26の各々は、連続的に湾曲した前桁26a、連続的に湾曲した後桁26bまたは連続的に湾曲した中間桁26cの1つを備える。連続的に湾曲した前桁26aは、好ましくは、エアフォイル14a(図1を参照されたい)の前縁20a(図1を参照されたい)に沿って長さ方向に配置される。連続的に湾曲した後桁26bは、好ましくは、エアフォイル14a(図1を参照されたい)の後縁20b(図1を参照されたい)に沿って長さ方向に配置される。連続的に湾曲した中間桁26cは、好ましくは、連続的に湾曲した前桁26aと連続的に湾曲した後桁26bとの間に長さ方向に配置される。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、好ましくは、エアフォイル14に強度を与え、軸方向力および曲げモーメントを担持することができる。
図5Aにさらに示すように、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26の各々の第1の端部72aは、好ましくは、航空機11(図1を参照されたい)などの飛行体10(図1を参照されたい)の胴体部12aに取り付けるように構成される。連続的に湾曲した桁26(図1、5Aを参照されたい)は、航空機11(図1を参照されたい)などの飛行体10(図1を参照されたい)の胴体12(図1を参照されたい)の胴体部12a(図1を参照されたい)に取り付けられてよく、ならびに/または接合システム(図示せず)によって、航空機11の他方の側に配置された、航空機主翼18などの対応するエアフォイル14に取り付けられてよい。そのような接合システムは、航空機11(図1を参照されたい)の胴体12(図1を参照されたい)の中心線17(図1を参照されたい)にほぼ沿って通ることができる。他の実施形態では、連続的に湾曲した桁26は、航空機11などの飛行体10の他の適切な構造体に取り付けられ得る。
連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)は、好ましくは、胴体12(図5Aを参照されたい)から長さ方向77(図1、5Aを参照されたい)に、エアフォイル14aの付け根端部23(図1を参照されたい)からエアフォイル14aの先端部22(図1を参照されたい)に向かって、または航空機11(図1を参照されたい)などの飛行体10(図1を参照されたい)の機内側から機外側などに延びる。図5Aに示すように、連続的に湾曲した桁26の各々の第2の端部72bは、先端部22に向かっておよび/または先端部22の近位に延びる。図5Aに示す実施形態では、連続的に湾曲した前桁26aおよび連続的に湾曲した後桁26bは、燃料格納領域28の内部部分86(図6Aも参照されたい)の近くで終端する第2の端部72bを有することができる連続的に湾曲した中間桁26cよりも先端部22の近くにある。しかし、連続的に湾曲した中間桁26cの第2の端部72bは、燃料格納領域28内でより長いまたはより短い長さで終端することができる。
好ましくは、図5Aに示すように、連続的に湾曲した前桁26aおよび連続的に湾曲した後桁26bは、燃料格納領域28を格納するエアフォイル14の湿潤部102(図7Aも参照されたい)および燃料格納領域28を格納しないエアフォイル14(図7Aを参照されたい)の乾燥部104(図7Aも参照されたい)の両方を通って長さ方向77に延びる。本明細書では、「湿潤部」は、燃料が格納される燃料障壁区域を意味し、「乾燥部」は、燃料が格納されない区域を意味する。
図5Aに示すように、少なくとも1つの連続的に湾曲した桁26は、さらに、一体形状88および連続的に湾曲した桁26に沿った1つまたは複数の連続曲線76を備える。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、少なくとも1つの軸方向80(図5Bを参照されたい)に延びることができる。好ましくは、連続曲線76の軸方向80は、長手方向のx軸方向80a(図5Bを参照されたい)、横方向のy軸方向80b(図5Bを参照されたい)、および鉛直のz軸方向80c(図5Bを参照されたい)の1つまたは複数を備える。図5Aにさらに示すように、連続的に湾曲した前桁26aは、連続曲線76および湾曲した桁通路78aを有し、連続的に湾曲した後桁26bは、連続曲線76および湾曲した桁通路78bを有し、連続的に湾曲した中間桁26cは、連続曲線76および湾曲した桁通路78cを有する。
図5Aは、3つの連続的に湾曲した桁26を備えたエアフォイル14aの1つの実施形態である。図5Aに示すように、連続的に湾曲した前桁26aの湾曲した桁通路78aは、屈曲した前桁66a(図4Aを参照されたい)の屈曲した桁通路70a(点線で示す)と比較され、連続的に湾曲した後桁26bの湾曲した桁通路78bは、屈曲した後桁66b(図4Aを参照されたい)の屈曲した桁通路70b(点線で示す)と比較される。図5Aに示すように、湾曲した桁通路78a、78bは、屈曲した桁通路70a、70bが形成するものより幅広い曲線を燃料格納境界29b、29dに沿って形成し、エアフォイル14aのこの実施形態では、燃料タンク28aの形態などの燃料格納領域28の体積は、図4Aに示す屈曲した桁66の知られているエアフォイル14cの燃料格納領域(図4Aを参照されたい)と比較して増大することができる。
1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、好ましくは、複合の連続的に湾曲した桁27(図5A、6Aを参照されたい)を備える。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26の各々は、好ましくは、一体複合構造体27a(図7Aを参照されたい)を備える。
さまざまな有利な実施形態は、いくつかの考慮事項を認識し、考慮に入れる。たとえば、さまざまな有利な実施形態は、航空機主翼18(図1を参照されたい)の形態などのエアフォイル14(図1を参照されたい)が、1つの連続的に湾曲した桁26(図1を参照されたい)を単独で備えることができ、または連続曲線76(図5Aを参照されたい)を有さない他の桁と組み合わせることができ、複数の連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)を格納することができ、または1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26を有する桁主翼箱106(図7Aを参照されたい)を格納することができることを認識し、考慮に入れる。これらの実施形態のすべては、好ましくは、複合材料から少なくとも部分的に構成される。
1つの実施形態では、連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)の1つまたは複数は、1つまたは複数の燃料格納領域28(図5A、6A、7Aを参照されたい)の少なくとも1つの構造壁84a、84b(図6A、7Aを参照されたい)を形成する部分82a、82b(図5A、6Aを参照されたい)を備える。たとえば、図5Aに示すように、連続的に湾曲した前桁26aの部分82a(図6Aも参照されたい)は、好ましくは、燃料格納境界29d(図6A、7Aも参照されたい)に沿って燃料格納領域28(図6A、7Aを参照されたい)の構造壁84a(図6A、7Aを参照されたい)を形成する。さらに、図5Aに示すように、連続的に湾曲した後桁26bの部分82b(図6Aも参照されたい)は、好ましくは、燃料格納境界29b(図6A、7Aも参照されたい)に沿って燃料格納領域28(図6A、7Aを参照されたい)の構造壁84b(図6A、7Aを参照されたい)を形成する。好ましくは、部分82a、82bは、連続的に湾曲した前桁26a(図5Aを参照されたい)および連続的に湾曲した後桁26b(図5Aを参照されたい)の内部部分85(図7Aを参照されたい)である。
別の実施形態では、連続的に湾曲した桁26(図5A、6Aを参照されたい)の1つまたは複数は、1つまたは複数の燃料格納領域28(図5A、6Aを参照されたい)の内部に配置され得る。図5Aに示すように、連続的に湾曲した中間桁26cは、燃料タンク28aなどの燃料格納領域28の内部部分86の近くに配置される。
エアフォイル14(図5A、6A、7Aを参照されたい)は、さらに、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26に対してほぼ垂直にかつ桁間に取り付けられた複数の小骨90(図5A、6A、7Aを参照されたい)を備える。複数の小骨90は、好ましくは連続的に湾曲した桁26と交差する。複数の小骨90は、複合材料、金属材料、または別の適切な材料から形成され得る。複数の小骨90は、好ましくは、連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)を安定化させ、これに支持を与え、エアフォイル14(図5Aを参照されたい)内で1つまたは複数の燃料格納領域28(図5Aを参照されたい)を分離する。
エアフォイル14(図7Aを参照されたい)は、さらに、上側補強パネル92a(図7Aを参照されたい)および下側補強パネル92b(図7Aを参照されたい)を備える。上側および下側の補強パネル92a、92bは、1つまたは複数の燃料格納領域28、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26、および複数の小骨90を覆い、または上側と下側の補強パネル92a、92b間に挟む。上側および下側の補強パネル92a、92bは、好ましくは複合材料から形成されるが、別の適切な材料から形成されてもよい。複数の小骨90は、連続的に湾曲した桁26ならびに上側および下側の補強パネル92a、92bの中で負荷を伝達することができる。
好ましくは、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図5A、6Aを参照されたい)は、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)または曲がり部を有さず、連続的に湾曲される。本明細書では、「連続的に湾曲した桁」は、1つまたは複数の連続的に湾曲した部分によって連結された1つまたは複数の実質的に真っすぐな部分、すなわち連続曲線を有する桁を含み、連続的で不変の一定の半径を備えた1つの連続曲線を有する桁も含む。本明細書では、「連続的に湾曲した」および「連続曲線」は、屈曲、不連続部、中断部、または角度を有さない曲線、および/またはすべての曲線または湾曲した部分が、曲線または湾曲した部分に接するほぼ真っすぐな部分に連結される場合を意味する。この連続的に湾曲した形状の結果、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)に負荷を集中させる既存のまたは知られている屈曲した桁66(図4Aを参照されたい)の負荷分散と比較して、複数の小骨90、ならびに上側および下側の補強パネル92a、92bにわたる改良された負荷分散が生じ得る。さらに、一定の曲線をなす上側および下側補強パネル92a、92bは、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)によって機尾方向に曲線をなす代わりに、連続的な大きい半径、すなわち4000インチ(101.6m)から5000インチ(127m)のサイズを有する半径桁セグメントによって機尾方向に曲線がなされ得る一体の連続的に湾曲した桁26と同様に、重量をより軽くすることができる。
図5Bは、図5Aの連続的に湾曲した前桁26a、連続的に湾曲した後桁26b、および連続的に湾曲した中間桁26それぞれの湾曲した桁通路78a、78b、78cの連続曲線76に関連する、三次元座標系のx、y、およびz軸の組に対する軸方向80の図である。軸方向80は、長手方向のx軸方向80a、横方向のy軸方向80b、および鉛直のz軸方向80cを含む。鉛直のz軸方向80cは、航空機主翼18aを貫通するものであり、z軸自体ではなく鉛直のz軸方向80cの点のみが図5Bに示されている。長手方向のx軸方向80a(すなわちロール軸)は、本質的には、飛行の通常方向において、尾翼16(図1を参照されたい)からノーズ13(図1を参照されたい)まで飛行体10(図1を参照されたい)の胴体12(図1を参照されたい)を通って延びる軸である。横方向のy軸方向80b(すなわち横断軸またはピッチ軸)は、本質的には、飛行体10(図1を参照されたい)の航空機主翼18(図1を参照されたい)に対して平行な軸である。鉛直のz軸方向80c(すなわちヨー軸)は、本質的には、長手方向のx軸方向80aおよび横方向のy軸方向80bに対して垂直に延びる軸である。
図6Aは、図4Aの屈曲した桁66での燃料格納領域28と比較して低減した体積を有する燃料タンク28aなどの燃料格納領域28を形成する連続的に湾曲した桁26を示す本開示の、エアフォイル14dの形態などのエアフォイル14の別の実施形態の上部断面図である。エアフォイル14dは、好ましくは、たとえば航空機主翼18cなどの航空機主翼18の形態である。図6Aに示すように、航空機主翼18cの形態などのエアフォイル14dは、エアフォイル14d内に形成された、燃料タンク28aなどの1つまたは複数の燃料格納領域28を備え、ここでは燃料格納領域28は、燃料格納境界29a、29b、29c、29dを有する。
図6Aにさらに示すように、航空機主翼18cの形態などのエアフォイル14dは、さらに、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26を備え、連続的に湾曲した桁26の各々は、第1の端部72aおよび第2の端部72bを有し、連続的に湾曲した前桁26a、連続的に湾曲した後桁26b、または連続的に湾曲した中間桁26cの1つを備える。図6Aにさらに示すように、連続的に湾曲した桁26は、胴体12の胴体部12aに取り付けられ、胴体12から長さ方向77に先端部22に向かって延びることができる。図6Aに示す実施形態では、連続的に湾曲した前桁26aおよび連続的に湾曲した後桁26bは、燃料格納領域28の内部部分86の近くで終端する第2の端部72bを有することができる連続的に湾曲した中間桁26cよりも先端部22の近くにある。好ましくは、連続的に湾曲した前桁26aおよび連続的に湾曲した後桁26bは、燃料格納領域28を格納するエアフォイル14の湿潤部102(図7Aを参照されたい)および燃料格納領域28を格納しないエアフォイル14(図7Aを参照されたい)の乾燥部104(図7Aを参照されたい)の両方を通って長さ方向77に延びる。
あるいは、連続的に湾曲した桁26は、接合システム(図示せず)によって、航空機11の他方の側に配置された、航空機主翼18などの対応するエアフォイル14に取り付けられてよい。そのような接合システムは、航空機11(図1を参照されたい)の胴体12(図1を参照されたい)の中心線17(図1を参照されたい)にほぼ沿って通ることができる。他の実施形態では、連続的に湾曲した桁26は、航空機11などの飛行体10の他の適切な構造体に取り付けられ得る。
図6Aに示すように、少なくとも1つの連続的に湾曲した桁26は、さらに、一体形状88(図7Aを参照されたい)および連続的に湾曲した桁26に沿った1つまたは複数の連続曲線76を備える。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、少なくとも1つの軸方向80(図6Bを参照されたい)に延びることができる。好ましくは、連続曲線76の軸方向80は、長手方向のx軸方向80a(図6Bを参照されたい)、横方向のy軸方向80b(図6Bを参照されたい)、および鉛直のz軸方向80c(図6Bを参照されたい)の1つまたは複数を備える。図6Aにさらに示すように、連続的に湾曲した前桁26aは、連続曲線76および湾曲した桁通路78aを有し、連続的に湾曲した後桁26bは、連続曲線76および湾曲した桁通路78bを有し、連続的に湾曲した中間桁26cは、連続曲線76および湾曲した桁通路78cを有する。
図6Aは、3つの連続的に湾曲した桁26を有する、航空機主翼18cの形態などのエアフォイル14dの別の実施形態である。図6Aに示すように、連続的に湾曲した前桁26aの湾曲した桁通路78aは、屈曲した前桁66a(図4Aを参照されたい)の屈曲した桁通路70a(点線で示す)と比較され、連続的に湾曲した後桁26bの湾曲した桁通路78bは、屈曲した前桁66b(図4Aを参照されたい)の屈曲した桁通路70b(点線で示す)と比較される。図6Aに示すように、湾曲した桁通路78a、78bは、屈曲した桁通路70a、70bが形成するものよりも狭い曲線を燃料格納境界29b、29dに沿って形成し、エアフォイル14dのこの実施形態では、燃料タンク28aの形態などの燃料格納領域28の体積は、知られているエアフォイル14c(図4Aを参照されたい)の燃料格納領域28(図4Aを参照されたい)と比較して低減することができる。
1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、好ましくは、複合の連続的に湾曲した桁27(図6Aを参照されたい)を備える。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26の各々は、好ましくは、一体複合構造体27a(図7Aを参照されたい)を備える。
1つの実施形態では、図6Aに示すように、連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数は、1つまたは複数の燃料格納領域28の少なくとも1つの構造壁84a、84bを形成する部分82a、82bを備える。たとえば、図6Aに示すように、連続的に湾曲した前桁26aの部分82aは、好ましくは、燃料格納境界29dに沿って燃料格納領域28の構造壁84aを形成する。さらに、図6Aに示すように、連続的に湾曲した後桁26bの部分82bは、好ましくは、燃料格納境界29bに沿って燃料格納領域28の構造壁84bを形成する。好ましくは、部分82a、82bは、連続的に湾曲した前桁26a(図7Aも参照されたい)および連続的に湾曲した後桁26b(図7Aも参照されたい)の内部部分85(図7Aを参照されたい)である。
別の実施形態では、連続的に湾曲した桁26(図5A、6Aを参照されたい)の1つまたは複数は、1つまたは複数の燃料格納領域28(図5A、6Aを参照されたい)の内部に配置され得る。図5Aに示すように、連続的に湾曲した中間桁26cは、燃料タンク28aなどの燃料格納領域28の内部部分86の近くに配置される。
図6Aに示すように、エアフォイル14は、さらに、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26に対してほぼ垂直にかつ桁間に取り付けられた、上記で詳細を論じた複数の小骨90を備える。エアフォイル14(図6Aを参照されたい)は、さらに、上記で詳細を論じた上側補強パネル92a(図7Aを参照されたい)および下側補強パネル92b(図7Aを参照されたい)を備える。好ましくは、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図6Aを参照されたい)は、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)または曲がり部を有さず、連続的に湾曲される。この結果、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)に負荷を集中させる既存のまたは知られている屈曲した桁66(図4Aを参照されたい)の負荷分散と比較して、複数の小骨90ならびに上側および下側の補強パネル92a、92bにわたる改良された負荷分散が生じ得る。
図6Bは、図6Aの連続的に湾曲した前桁26a、連続的に湾曲した後桁26b、および連続的に湾曲した中間桁26cそれぞれの湾曲した桁通路78a、78b、78cの連続曲線76に関連する、三次元座標系のx、y、およびz軸の組に対する軸方向80の図である。軸方向80は、長手方向のx軸方向80a、横方向のy軸方向80b、および鉛直のz軸方向80cを含む。鉛直のz軸方向80cは、航空機主翼18aを貫通するものであり、z軸自体ではなく鉛直のz軸方向80cの点のみが図6Bに示されている。
図7Aは、燃料タンク28aなどの燃料格納領域28を備えた桁主翼箱106を形成する連続的に湾曲した桁26を示す本開示の、航空機主翼18の形態などのエアフォイル14の実施形態の右側斜視図である。図7Aは、エアフォイル14の翼断面15、ならびにエアフォイル14の前縁20a、後縁20b、および先端部22を示している。図7Aに示すように、航空機主翼18の形態などのエアフォイル14は、エアフォイル14内に配設された、燃料タンク28aなどの1つまたは複数の燃料格納領域28を備え、このとき燃料格納領域28は、燃料格納境界29a、29b、29c、29dを有する。
図7Aにさらに示すように、エアフォイル14は、第1の端部72aおよび第2の端部72bを各々が有する、連続的に湾曲した前桁26aおよび連続的に湾曲した後桁26bの形態の2つの連続的に湾曲した桁26を備える。図7Aにさらに示すように、好ましくは、連続的に湾曲した前桁26aおよび連続的に湾曲した後桁26bは、燃料格納領域28を格納するエアフォイル14の湿潤部102および燃料格納領域28を格納しないエアフォイル14の乾燥部104の両方を通って長さ方向77(図1を参照されたい)に延びる。あるいは、連続的に湾曲した桁26は、接合システム(図示せず)によって、航空機11の他方の側に配置された、航空機主翼18などの対応するエアフォイル14に取り付けられてよい。そのような接合システムは、航空機11(図1を参照されたい)の胴体12(図1を参照されたい)の中心線17(図1を参照されたい)にほぼ沿って通ることができる。他の実施形態では、連続的に湾曲した桁26は、航空機11などの飛行体10の他の適切な構造体に取り付けられ得る。
図7Aに示すように、少なくとも1つの連続的に湾曲した桁26は、一体形状88を備える。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、好ましくは、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)を備える。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26の各々は、好ましくは、一体複合構造体27a(図7Aを参照されたい)を備える。少なくとも1つの連続的に湾曲した桁26は、さらに、連続的に湾曲した桁26に沿って1つまたは複数の連続曲線76(図5A、6Aを参照されたい)を備える。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、少なくとも1つの軸方向80(図5B、6Bを参照されたい)に延びることができる。好ましくは、連続曲線76の軸方向80は、長手方向のx軸方向80a(図5B、6Bを参照されたい)、横方向のy軸方向80b(図5B、6Bを参照されたい)、および鉛直のz軸方向80c(図5B、6Bを参照されたい)の1つまたは複数を備える。
連続的に湾曲した桁26(図7Aを参照されたい)は各々、1つまたは複数の燃料格納領域28の少なくとも1つの構造壁84a、84b(図7Aを参照されたい)を形成する部分82a(図7Aを参照されたい)、82b(図6Aを参照されたい)を備える。たとえば、図7Aに示すように、連続的に湾曲した前桁26aの部分82aは、好ましくは、燃料格納境界29dに沿って燃料格納領域28の構造壁84aを形成する。好ましくは、部分82aは、連続的に湾曲した前桁26a(図7Aも参照されたい)の内部部分85(図7Aを参照されたい)である。さらに、連続的に湾曲した後桁26b(図7Aを参照されたい)の部分82b(図6Aを参照されたい)は、好ましくは、燃料格納境界29b(図7Aを参照されたい)に沿って燃料格納領域28(図7Aを参照されたい)の構造壁84b(図7Aを参照されたい)を形成する。好ましくは、部分82b(図6Aを参照されたい)は、連続的に湾曲した後桁26b(図7Aを参照されたい)の内部部分85(図示せず)である。
図7Aに示すように、桁主翼箱106を有する、航空機主翼18の形態などのエアフォイル14は、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26に対してほぼ垂直にかつ桁間に取り付けられた複数の小骨90を備える。図7Aに示すように、エアフォイル14は、さらに、桁主翼箱106を挟む上側補強パネル92aおよび下側補強パネル92bを備える。上側および下側の補強パネル92a、92bは、1つまたは複数の燃料格納領域28、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26、および複数の小骨90を覆う。好ましくは、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図7Aを参照されたい)は、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)または曲がり部を有さず、連続的に湾曲される。この結果、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)に負荷を集中させる既存のまたは知られている屈曲した桁66(図4Aを参照されたい)の負荷分散と比較して、複数の小骨90ならびに上側および下側の補強パネル92a、92bにわたる改良された負荷分散が生じ得る。
図7Bは、図7Aの線7B−7Bに沿って切り取られた拡大断面図である。図7Bに示すように、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、C字形状の断面96を有するCチャネル桁94を備えることができる。図7Bに示すように、Cチャネル桁94は、上側ウエブ取り付け部100aと下側ウエブ取り付け部100bの間に配設されたウエブ部分98を備える。上側ウエブ取り付け部100aは、上側補強パネル92a(図7Aを参照されたい)に取り付けるまたは接合するように構成され、下側ウエブ取り付け部100bは、下側補強パネル92b(図7Aを参照されたい)に取り付けるまたは接合するように構成される。C字形状の断面96は、連続的に湾曲した後桁26b(図7Bを参照されたい)の形態などの連続的に湾曲した桁26(図7B)の長さに沿って可変になることができる。
図7Cは、図7Bの円7Cの拡大図である。図7Cは、下側ウエブ取り付け部100bになるウエブ部分98を部分的に示している。図7Cは、Cチャネル桁94(図7Bを参照されたい)が、断面全体を通して一体形状88を有することを示している。
本開示の別の実施形態では、航空機11(図1を参照されたい)が提供される。航空機11(図1を参照されたい)は、胴体12(図1を参照されたい)を備える。図1に示すように、航空機11は、さらに、胴体12に取り付けられ、胴体12から長さ方向77(図1を参照されたい)に延びる、エアフォイル14aおよび/またはエアフォイル14bの形態などの2つまたはそれ以上のエアフォイル14を備える。図1に示すように、各々のエアフォイル14は、エアフォイル14内に配設された1つまたは複数の燃料格納領域28を備える。図1にさらに示すように、各々のエアフォイル14は、さらに、エアフォイル14の付け根端部23からエアフォイル14の先端部22に向かって長さ方向77に延びる1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26を備える。少なくとも1つの連続的に湾曲した桁26(図1、7Aを参照されたい)は、一体形状88(図7Aを参照されたい)および連続的に湾曲した桁26に沿った1つまたは複数の連続曲線76(図5Aを参照されたい)を備える。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、少なくとも1つの軸方向80(図5Bを参照されたい)に延びることができる。軸方向80は、長手方向のx軸方向80a(図5Bを参照されたい)、横方向のy軸方向80b(図5Bを参照されたい)、および鉛直のz軸方向80c(図5Bを参照されたい)の1つまたは複数を備える。
各々の連続的に湾曲した桁26(図6Aを参照されたい)は、さらに、1つまたは複数の燃料格納領域28(図6Aを参照されたい)の少なくとも1つの構造壁84a、84b(図6Aを参照されたい)を形成する部分82a、82b(図6Aを参照されたい)を有すること、または1つまたは複数の燃料格納領域28(図6Aを参照されたい)の内部に存在することを含む。各々のエアフォイル14(図5A、6A、7Aを参照されたい)は、さらに、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図5A、6A、7Aを参照されたい)に対してほぼ垂直に、かつ桁間に取り付けられた複数の小骨90(図5A、6A、7Aを参照されたい)を備える。各々のエアフォイル14は、さらに、1つまたは複数の燃料格納領域28(図7Aを参照されたい)、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図7Aを参照されたい)、および複数の小骨90(図7Aを参照されたい)を覆う上側および下側の補強パネル92a、92b(図7Aを参照されたい)を備える。
1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図7Aを参照されたい)は、一体複合構造体27a(図7Aを参照されたい)を備え、エアフォイル14(図1を参照されたい)は、航空機主翼18、好ましくは複合の航空機主翼、および水平安定板16a(図1を参照されたい)、好ましくは複合の航空機水平安定板の2つまたはそれ以上を備える。1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26は、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)を有さず、その結果、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)に負荷を集中させる、知られている屈曲した桁(図4Aを参照されたい)の負荷分散と比較して、複数の小骨90(図7Aを参照されたい)ならびに上側および下側の補強パネル92a、92b(図7Aを参照されたい)にわたる改良された負荷分散が生じる。
本開示の別の実施形態では、航空機11(図1を参照されたい)を製造する方法200(図8を参照されたい)が提供される。図8は、本開示の方法200の例示的な実施形態の流れ図である。図8に示すように、方法200は、好ましくは複合の連続的に湾曲した桁27(図5A、6Aを参照されたい)の形態の、1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図5A、6A、7Aを参照されたい)を形成し硬化させるステップ202を含む。複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの少なくとも1つの連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)は、一体形状88(図7Aを参照されたい)を有し、連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)に沿って1つまたは複数の連続曲線を有する。複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁は、少なくとも1つの軸方向80(図5Bを参照されたい)に延びることができる。形成するステップ202は、好ましくは、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの、複合の連続的に湾曲した桁27に沿って1つまたは複数の連続曲線76(図5Aを参照されたい)を備えた連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)の1つまたは複数を、形成し硬化させることを含む。複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)は、長手方向のx軸方向80a(図5Bを参照されたい)、横方向のy軸方向80b(図5Bを参照されたい)、および鉛直のz軸方向80c(図5Bを参照されたい)の1つまたは複数に延びることができる。形成するステップ202は、好ましくは、知られている屈曲した桁66(図4Aを参照されたい)で見られるような別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)を有さない、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)を、形成し硬化させることを含む。
図8に示すように、方法200は、さらに、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)の各々の第1の端部72b(図5Aを参照されたい)を、航空機11(図1を参照されたい)の胴体部12a(図1、5Aを参照されたい)に取り付け、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26の各々を、胴体部12a(図1、5Aを参照されたい)から好ましくは長さ方向77(図1を参照されたい)に延ばすステップ204を含む。
図8に示すように、方法200は、さらに、燃料格納領域28(図6A、7Aを参照されたい)の構造壁84a、84b(図6A、7Aを参照されたい)を形成するように、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26、たとえば連続的に湾曲した前桁26a(図5Aを参照されたい)および連続的に湾曲した後桁26b(図5Aを参照されたい)の1つまたは複数の、内部部分85などの部分82a、82b(図5A、6Aを参照されたい)を配置するステップ206をさらに含む。好ましくは、部分82a、82bは、連続的に湾曲した前桁26a(図5Aを参照されたい)および連続的に湾曲した後桁26b(図5Aを参照されたい)の内部部分85(図7Aを参照されたい)である。配置するステップ206は、さらに、燃料タンク28a(図1を参照されたい)または燃料セル28b(図1を参照されたい)の構造壁84a、84b(図6A、7Aを参照されたい)を形成するように、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26の部分82a、82b(図5A、6Aを参照されたい)を配置することを含む。
図8に示すように、方法200は、さらに、複数の小骨90(図5A、6A、7Aを参照されたい)を、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図5A、6A、7Aを参照されたい)に対してほぼ垂直にかつ桁間に取り付けるステップ208を含む。図8に示すように、方法200は、さらに、航空機11(図1を参照されたい)のエアフォイル14(図7Aを参照されたい)を形成するために、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図7Aを参照されたい)、複数の小骨90(図7Aを参照されたい)、および燃料格納領域28(図7Aを参照されたい)の各々を、上側補強パネル92a(図7Aを参照されたい)と下側補強パネル92b(図7Aを参照されたい)間に挟むステップ210を含む。
図8に示すように、方法200は、さらに、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26、たとえば連続的に湾曲した中間桁26c(図5A、6Aを参照されたい)を、燃料格納領域28(図5A、6Aを参照されたい)の内部に配置する任意選択のステップ212を含むことができる。方法200は、さらに、エアフォイル14(図7Aを参照されたい)の湿潤部102(図7Aを参照されたい)を形成し、エアフォイル14(図7Aを参照されたい)の乾燥部104(図7Aを参照されたい)を形成することを含むことができ、この場合複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの1つまたは複数の連続的に湾曲した桁26(図7Aを参照されたい)は、エアフォイル14の湿潤部102およびエアフォイル14の乾燥部104の両方を通って延びる。
当業者によって理解されるように、複合の連続的に湾曲した桁27(図5Aを参照されたい)の形態などの新規の連続的に湾曲した桁26(図5Aを参照されたい)の1つまたは複数を、航空機主翼18(図1を参照されたい)などのエアフォイル14(図1を参照されたい)内に、さらには航空機11(図1を参照されたい)などの飛行体10(図1を参照されたい)内に組み込んだ結果、いくつかの大きな利益が生じる。連続的に湾曲した桁26、連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数を格納するエアフォイル14、および連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数を格納する2つまたはそれ以上のエアフォイル14を備えた航空機11(図1を参照されたい)を製造する方法200(図8を参照されたい)の開示する実施形態は、屈曲した桁66(図4Aを参照されたい)などの別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)の必要性を解消する設計をもたらし、それによって、連続的に湾曲した桁26、ならびに連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数を格納する航空機11およびエアフォイル14を製造するのに必要とされる時間、複雑性、部品数、および手作業を減少させることができ、さらには、屈曲した桁66(図4Aを参照されたい)およびそのような屈曲した桁66を格納する構造体を製造するための製造コストと比較して、全体の製造コストを減少させることができる。
さらには、連続的に湾曲した桁26、連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数を格納するエアフォイル14、および連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数を格納する2つまたはそれ以上のエアフォイル14を備えた航空機11(図1を参照されたい)を製造する方法200(図8を参照されたい)の開示する実施形態は、一体形状88(図7Aを参照されたい)を有し、一体構造体として製造され得る連続的に湾曲した桁26を提供し、したがって、任意の複数の部品を一緒に接合するためにまたは接合するのを助けるために追加の機械的締結具、クランプ、または固定具を使用することを解消し、または最小限に抑え、それによってそのような追加の締結具、クランプ、または固定具の使用に伴って必要とされる時間、複雑性、部品数、手作業を減少させることができ、さらには、全体の製造コストを減少させることができる。さらに、組み立て後に取り外されなくてよいものを含むそのような追加の機械的締結具、クランプ、または固定具の設置および使用を解消するまたは最小限に抑えることにより、主翼の重量、さらには航空機の全体重量を低減させることができ、その結果、次いで、所与の飛行プロファイルに対する燃料要求が低減され得る。この燃料要求の低減の結果、次いで、燃料コストが低減され得る。加えて、上側および下側補強パネル92a、92b(図7Aを参照されたい)を貫通して露出され得る、金属締結具などの追加の機械的締結具の設置および使用を解消するまたは最小限に抑えることにより、航空機11(図1を参照されたい)の主翼に落雷する危険が低減され得る。したがって、一体形状88(図7Aを参照されたい)を備えた単体設計の結果、これが効率的に製造される場合、主翼重量が少なくなり、コスト節減が増大され得る。
さらに、連続的に湾曲した桁26、連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数を格納するエアフォイル14、および連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数を格納する2つまたはそれ以上のエアフォイル14を備えた航空機11(図1を参照されたい)を製造する方法200(図8を参照されたい)の開示する実施形態は、連続曲線設計をもたらし、ここでは、連続的に湾曲した桁26の一部分は、燃料格納領域28(図5Aを参照されたい)の一部分または壁を形成し、燃料格納領域28の体積が増大され得、その結果、航空機11の燃料能力が増大され、製造コストが低減され得る。さらに、一定の曲線をなす上側および下側補強パネル92a、92bは、別個の屈曲68a、68b、68c(図4Aを参照されたい)によって機尾方向に曲線をなす代わりに、連続的な大きい半径、すなわち4000インチ(101.6m)から5000インチ(127m)のサイズを有する半径桁セグメントによって機尾方向に曲線がなされ得る一体の連続的に湾曲した桁26と同様に、重量をより軽くすることができる。
加えて、連続的に湾曲した桁26、連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数を格納するエアフォイル14、および連続的に湾曲した桁26の1つまたは複数を格納する2つまたはそれ以上のエアフォイル14を備えた航空機11(図1を参照されたい)を製造する方法200(図8を参照されたい)の開示する実施形態は、別個の屈曲68a、68b、68cを有さない連続的に湾曲した桁26であって、キック負荷を複数の小骨90(図5Aを参照されたい)に、それ以上に上側および下側の補強パネル92a、92b(図7Aを参照されたい)により均一に分配することによってキック負荷を減少させることができる連続的に湾曲した桁26を提供する。この結果、より軽量のかつより安価な航空機主翼18(図1)が生じ得る。
本開示の多くの改変形態および他の実施形態が、前述の説明および関連付けられた図に提示された教示の利益を有する、本開示が関係する当業者に想定されるであろう。本明細書において説明した実施形態は、例示的であることが意味され、限定的または包括的であることは意図されない。特有の用語が本明細書において使用されてきたが、これらは、限定する目的ではなく汎用的および説明的意味としてのみ使用される。
10 飛行体
11 航空機
12 胴体
12a 胴体部
14、14a、14b、14d エアフォイル
16 尾翼
16a 水平安定板
16b 垂直安定板
18 航空機主翼
18a、18b、18c 航空機主翼
20a 前縁
20b 後縁
22 先端部
23 付け根端部
24 エアフレーム
26 連続的に湾曲した桁
26a 連続的に湾曲した前桁
26b 連続的に湾曲した後桁
26c 連続的に湾曲した中間桁
27 複合の連続的に湾曲した桁
27a 一体複合構造体
28 燃料格納領域
28a 燃料タンク
28b 燃料セル
29a、29b、29c、29d 燃料格納境界
30 航空機の製造および保守方法
32 航空機50の仕様決定および設計
34 材料調達
36 構成要素および副組立体の製造
38 航空機50の統合
40 認証および引き渡し
42 運用
44 日常保全および保守
50 航空機
52 エアフレーム
54 複数のシステム
56 内部
58 推進システム
60 電気システム
62 油圧システム
64 環境システム
66 屈曲した桁
66a 屈曲した前桁
66b 屈曲した後桁
68a、68b、68c 屈曲
70a、70b 屈曲した桁通路
72a 第1の端部
72b 第2の端部
74 細長い本体部分
76 連続曲線
77 長さ方向
78a、78b、78c 湾曲した桁通路
80 軸方向
80a 長手方向のx軸方向
80b 横方向のy軸方向
80c 鉛直のz軸方向
82a、82b 構造壁を形成する部分
84a、84b 構造壁
85 内部部分
86 燃料格納領域の内部部分
88 一体形状
90 複数の小骨
92a 上側補強パネル
92b 下側補強パネル
94 C字形状桁
96 C字形状断面
98 ウエブ部分
100a 上側ウエブ取り付け部
100b 下側ウエブ取り付け部
200 方法
202、204、206、208、210、212 ステップ
102 湿潤部
104 乾燥部
106 桁主翼箱

Claims (10)

  1. エアフォイル(14)であって、
    前記エアフォイル(14)内に配設された1つまたは複数の燃料格納領域(28)と、
    前記エアフォイル(14)の付け根端部(23)から前記エアフォイル(14)の先端部(22)に向かって延びる1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)とを備え、
    前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)が、
    連続的に湾曲した前桁(26a)と、
    連続的に湾曲した後桁(26b)と、
    連続的に湾曲した中間桁(26c)とを備え、
    各連続的に湾曲した桁が、
    第1の端部(72a)、第2の端部(72b)、及びそれらの間の細長い本体部(74)と、
    一体形状と、
    前記連続的に湾曲した桁に沿った1つまたは複数の連続曲線とを備え、
    前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)は、
    記1つまたは複数の燃料格納領域の少なくとも1つの構造壁を形成する部分を有する、または前記1つまたは複数の燃料格納領域の内部に存在し
    記連続的に湾曲した中間桁の第2の端部は、前記連続的に湾曲した前桁(26a)と前記連続的に湾曲した後桁(26b)とが前記連続的に湾曲した中間桁(26c)よりも前記先端部(22)に近接して延在するように前記燃料格納領域(28)の内部部分(86)の近くで終端する、エアフォイル(14)。
  2. 前記1つまたは複数の燃料格納領域が、燃料タンク(28a)または燃料セル(28b)を備える、請求項1に記載のエアフォイル(14)。
  3. 前記連続的に湾曲した前桁(26a)および前記連続的に湾曲した後桁(26b)が、前記エアフォイルの湿潤部(102)および前記エアフォイルの乾燥部(104)の両方を通って長さ方向に延びる、請求項1または2に記載のエアフォイル(14)。
  4. 前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)の各々が、一体複合構造体を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のエアフォイル(14)。
  5. 前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁の各々が、飛行体の胴体部に取り付けるように構成された第1の端部(72a)を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のエアフォイル(14)。
  6. 前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)に対してほぼ垂直にかつ前記桁間に取り付けられた複数の小骨(90)をさらに備え、前記1つまたは複数の燃料格納領域(28)、前記連続的に湾曲した桁(26)、および前記複数の小骨(90)を覆う上側(92a)および下側(92b)の補強パネルをさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載のエアフォイル(14)。
  7. 前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)が、別個の屈曲を有さず、その結果、別個の屈曲において負荷を集中させる既存の屈曲した桁の負荷分散と比較して、前記複数の小骨(90)にわたるならびに前記上側(92a)および下側(92b)の補強パネルにわたる負荷分散が生じる、請求項6に記載のエアフォイル。
  8. 航空機(11)を製造する方法であって、
    1つまたは複数の複合の連続的に湾曲した桁(26)を形成し硬化させるステップであって、前記桁(26)は、
    連続的に湾曲した前桁(26a)と連続的に湾曲した後桁(26b)とを備え、少なくとも1つの連続的に湾曲した桁の各々が、第1の端部(72a)、第2の端部(72b)、及びそれらの間の細長い本体部(74)を有し、前記1つまたは複数の複合の連続的に湾曲した桁はさらに、
    一体形状と、前記連続的に湾曲した桁に沿った1つまたは複数の連続曲線とを有する、ステップと、
    前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)の各々の前記第1の端部(72a)を航空機(11)の胴体部(12a)に取り付け、前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁の各々を前記胴体部(12a)から延ばすステップと、
    燃料格納領域(28)の構造壁を形成するように前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)の1つまたは複数の内部部分を配置するステップと、
    複数の小骨(90)を前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)に対してほぼ垂直にかつ前記桁間に取り付けるステップと、
    前記航空機のエアフォイル(14)を形成するために、前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)、前記複数の小骨(90)、および前記燃料格納領域(28)の各々を上側と下側の補強パネル間に挟むステップとを含み、
    前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)がさらに、
    連続的に湾曲した中間桁(26c)を備え、前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)を延ばすことは、前記連続的に湾曲した中間桁(26c)の第2の端部が、前記連続的に湾曲した前桁(26a)と前記連続的に湾曲した後桁(26b)とが前記連続的に湾曲した中間桁(26c)よりも先端部(22)により近接して延在するように前記燃料格納領域(28)の内側部分(86)の近くで終端するように前記連続的に湾曲した桁(26)を延ばすことを含む方法。
  9. 前記形成し硬化させるステップが、別個の屈曲を有さない1つまたは複数の複合の連続的に湾曲した桁を形成し硬化させることを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記エアフォイル(14)の湿潤部(102)を形成し、前記エアフォイル(14)の乾燥部(104)を形成することをさらに含み、前記1つまたは複数の連続的に湾曲した桁(26)が、前記エアフォイル(14)の前記湿潤部(102)および前記エアフォイル(14)の前記乾燥部(104)の両方を通って延びる、請求項8または9に記載の方法。
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