JP6539851B2 - 編成樹脂の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、農業資材、建築資材、土木資材、生活用品、車載資材、クッション材、又は断熱材に利用できる編成樹脂の製造装置に関する。
編成樹脂の製造装置としては、例えば特許文献1に示す装置が提案されている。
特許文献1には、孔から溶融した線状の集合体を下方に押し出して降下させる口金と、口金の下方において集合体に向かって下方に傾斜する傾斜面を有し、隙間をあけて対向する一対のシュートと、傾斜面に30℃から90℃の範囲で加温された水を供給する第1水供給部と、シュートの下方に配置され、集合体に接して水中で搬送する一対の引取機とを備える立体網状構造体製造装置が記載されている。
特開2015−143406号公報
特許文献1で提案されている装置では、シュートに加温された水を供給するために別途加温手段を設ける必要がある。また、水槽に配置した引取機におけるアーニング(アニール)処理を考慮したものではない。
そこで本発明は、別途冷却水を加温する加温手段を設けることなく、また、引取機で下方に引き取る間に結晶速度を調整するアーニング処理を行うことができる編成樹脂の製造装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の編成樹脂の製造装置は、溶融樹脂を底面の多数の孔から糸状に流れ落とす樹脂プールと、冷却水を貯留する冷却水槽と、前記樹脂プールから流れ落ちる糸状溶融樹脂が前記冷却水で冷却されて成る編成樹脂を下方に引き取る引取機とを備えた編成樹脂の製造装置であって、前記冷却水槽内は、前記引取機が配置され直上の前記樹脂プールから流れ落ちる前記糸状溶融樹脂の熱によって前記冷却水の水温が上昇する第1領域と、前記引取機を通過した前記編成樹脂を引上げる引上部材が配置された第2領域とに仕切部材によって区画され、前記仕切部材は、前記冷却水の水面から所定深さまで配置されていることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の編成樹脂の製造装置において、前記引取機は、一方のローラーと他方のローラーとからなる一対のローラーを有し、一方の前記ローラーと他方の前記ローラーとは、前記編成樹脂の通路となる所定の間隔をあけて対向して配置され、前記編成樹脂の表面は、前記通路を通過する際に一対の前記ローラーと接触することを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載の編成樹脂の製造装置において、前記引取機は、それぞれ鉛直方向に複数のローラーが配列された、一方のローラー列と他方のローラー列とからなる一対のローラー列を有し、一方の前記ローラー列と他方の前記ローラー列とは、前記編成樹脂の通路となる所定の間隔をあけて対向して配置され、前記編成樹脂の表面は、前記通路を通過する際に一対の前記ローラー列と接触することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の編成樹脂の製造装置において、前記樹脂プールと前記引取機との間に設けられ前記樹脂プールから流れ落ちる前記糸状溶融樹脂を受けて前記冷却水に導くガイダーと、前記第1領域の前記冷却水を回収して移送する冷却水回収手段とを備え、前記ガイダーは、前記糸状溶融樹脂に向かって下方に傾斜しており、前記冷却水回収手段は、前記冷却水を回収する冷却水回収口と、回収した前記冷却水を吐出する冷却水吐出口とを有し、回収した前記冷却水は、前記冷却水吐出口から前記ガイダーの上面に吐出されることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項3に記載の編成樹脂の製造装置において、前記第1領域の前記冷却水を回収して移送する冷却水回収手段を備え、前記冷却水回収手段は、前記冷却水を回収する冷却水回収口と、回収した前記冷却水を吐出する冷却水吐出口とを有し、前記引取機は、一方の前記ローラー列及び他方の前記ローラー列の最上部の前記ローラーが、前記冷却水槽の水面よりも上方かつ前記樹脂プールから流れ落ちる前記糸状溶融樹脂を受けて前記冷却水に導くように配置され、回収した前記冷却水は、前記冷却水吐出口から最上部の前記ローラーに吐出されることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項4又は請求項5に記載の編成樹脂の製造装置において、前記冷却水回収手段として水中ポンプを設け、前記第1領域の前記冷却水の水温を測定する水温測定部を備え、前記水中ポンプを前記第1領域内に上下動可能に配置したことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の編成樹脂の製造装置において、前記第1領域の前記冷却水を排出する冷却水排出手段を設けたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項7に記載の編成樹脂の製造装置において、前記冷却水排出手段として、一方の端部に前記冷却水を吸い込む高温水吸込口を有し、他方の端部に前記冷却水を前記第1領域の外に排出する高温水排出口を有した水管を設け、前記水管は、前記一方の端部と前記他方の端部との中間部、又は前記他方の端部を中心として回動自在に構成され、前記高温水吸込口は、回動により前記冷却水の外と内に変位可能であることを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の編成樹脂の製造装置において、前記仕切部材を断熱材で構成したことを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の編成樹脂の製造装置において、前記第2領域の下部に前記冷却水の注水口を設け、前記第2領域の上部に前記冷却水の排水口を設けたことを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の編成樹脂の製造装置において、前記引取機の下端と前記仕切部材の下端の位置を、前記冷却水の水深の40%から60%の範囲で略同一としたことを特徴とする。
本発明によれば、別途冷却水を加温する加温手段を設けることなく、また、引取機で下方に引き取る間に結晶速度を調整するアーニング処理を行うことができる編成樹脂の製造装置を提供できる。
本発明の一実施例による編成樹脂の製造装置の構成図 同編成樹脂の製造装置の冷却水槽の上面図 本発明の他の実施例による編成樹脂の製造装置の構成図
本発明の第1の実施の形態による編成樹脂の製造装置は、冷却水槽内は、引取機が配置され直上の樹脂プールから流れ落ちる糸状溶融樹脂の熱によって冷却水の水温が上昇する第1領域と、引取機を通過した編成樹脂を引上げる引上部材が配置された第2領域とに仕切部材によって区画され、仕切部材は、所定深さまで配置されているものである。本実施の形態によれば、仕切部材が存在する部分において、第1領域の冷却水と第2領域の冷却水との往来が遮断され、第1領域の冷却水が滞留するので、樹脂プールから流れ落ちてくる糸状溶融樹脂の熱によって上昇した第1領域の特に上部側の冷却水の水温は低下し難い。また、第1領域の下部側の冷却水は第2領域の冷却水と混じりやすいので水温上昇が抑えられる。したがって、第1領域は、水面から5cm程度の表層は比較的高温となり、水深が深くなるにつれて徐々に水温が低下し、仕切部材の下端近傍では第2領域の水温とほぼ等しくなる。このように、別途冷却水を加温する加温手段を設けることなく、水深が深くなるにつれて徐々に水温が低下する温度層を安定して生じさせることができるので、編成樹脂に対して、第1領域に配置した引取機で下方に引き取る間に結晶速度を調整するアーニング処理を行うことができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による編成樹脂の製造装置において、引取機は、一方のローラーと他方のローラーとからなる一対のローラーを有し、一方のローラーと他方のローラーとは、編成樹脂の通路となる所定の間隔をあけて対向して配置され、編成樹脂の表面は、通路を通過する際に一対のローラーと接触するものである。本実施の形態によれば、引取機として、鉛直方向に配置した複数のプーリーにベルト等を円環状に掛けて回転させる無端ベルト方式等を用いる場合は、円環状のベルト等が回転することによって第1領域の上部側と下部側の冷却水がかき混ぜられて両者の温度差が小さくなりやすいが、引取機をそのようなベルト等を用いない方式とすることで、第1領域の上部側と下部側の冷却水の撹拌が少なくなり、両者の温度差が小さくなることを防止できる。
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態による編成樹脂の製造装置において、引取機は、それぞれ鉛直方向に複数のローラーが配列された、一方のローラー列と他方のローラー列とからなる一対のローラー列を有し、一方のローラー列と他方のローラー列とは、編成樹脂の通路となる所定の間隔をあけて対向して配置され、編成樹脂の表面は、通路を通過する際に一対のローラー列と接触するものである。本実施の形態によれば、引取機として、鉛直方向に配置した複数のプーリーにベルト等を円環状に掛けて回転させる無端ベルト方式等を用いる場合は、円環状のベルト等が回転することによって第1領域の上部側と下部側の冷却水がかき混ぜられて両者の温度差が小さくなりやすいが、引取機をそのようなベルト等を用いない方式とすることで、第1領域の上部側と下部側の冷却水の撹拌が少なくなり、両者の温度差が小さくなることを防止できる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3のいずれかの実施の形態による編成樹脂の製造装置において、樹脂プールと引取機との間に設けられ樹脂プールから流れ落ちる糸状溶融樹脂を受けて冷却水に導くガイダーと、第1領域の冷却水を回収して移送する冷却水回収手段とを備え、ガイダーは、糸状溶融樹脂に向かって下方に傾斜しており、冷却水回収手段は、冷却水を回収する冷却水回収口と、回収した冷却水を吐出する冷却水吐出口とを有し、回収した冷却水は、冷却水吐出口からガイダーの上面に吐出されるものである。本実施の形態によれば、回収した比較的高温の冷却水をガイダーに供給することで、ガイダーへの糸状溶融樹脂の付着を防止できる。また、冷却水又は冷却水槽を加温する設備を別途設けることなく、ガイダーにおいてアーニング処理を行うことができる。
本発明の第5の実施の形態は、第3の実施の形態による編成樹脂の製造装置において、第1領域の冷却水を回収して移送する冷却水回収手段を備え、冷却水回収手段は、冷却水を回収する冷却水回収口と、回収した冷却水を吐出する冷却水吐出口とを有し、引取機は、一方のローラー列及び他方のローラー列の最上部のローラーが、冷却水槽の水面よりも上方かつ樹脂プールから流れ落ちる糸状溶融樹脂を受けて冷却水に導くように配置され、回収した冷却水は、冷却水吐出口から最上部のローラーに吐出されるものである。本実施の形態によれば、回収した比較的高温の冷却水を最上部のローラーに供給することで、最上部のローラーへの糸状溶融樹脂の付着を防止できる。また、冷却水又は冷却水槽を加温する設備を別途設けることなく、最上部のローラーにおいてアーニング処理を行うことができる。
本発明の第6の実施の形態は、第4又は第5の実施の形態による編成樹脂の製造装置において、冷却水回収手段として水中ポンプを設け、第1領域の冷却水の水温を測定する水温測定部を備え、水中ポンプを第1領域内に上下動可能に配置したものである。本実施の形態によれば、水温測定部で測定した水温に基づき、冷却水回収手段を上下動させて回収する冷却水の水深を変更することによって、冷却水吐出口から供給する冷却水の水温、延いては第1領域の水温を調節できる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態による編成樹脂の製造装置において、第1領域の冷却水を排出する冷却水排出手段を設けたものである。本実施の形態によれば、水温測定部での測定結果により冷却水が高温になり過ぎたと判断した場合には、冷却水排出手段から第1領域の冷却水を排出して水温を下げることができる。
本発明の第8の実施の形態は、第7の実施の形態による編成樹脂の製造装置において、冷却水排出手段として、一方の端部に冷却水を吸い込む高温水吸込口を有し、他方の端部に冷却水を第1領域の外に排出する高温水排出口を有した水管を設け、水管は、一方の端部と他方の端部との中間部、又は他方の端部を中心として回動自在に構成され、高温水吸込口は、回動により冷却水の外と内に変位可能としたものである。本実施の形態によれば、必要に応じて水管を回動させて高温水吸込口を冷却水中に位置させることによって、第1領域の冷却水を排出して水温を下げることができる。
本発明の第9の実施の形態は、第1から第8のいずれかの実施の形態による編成樹脂の製造装置において、仕切部材を断熱材で構成したものである。本実施の形態によれば、第1領域の上昇した冷却水の水温低下を更に防止できる。また稼働開始時には、樹脂プールから流れ落ちる糸状溶融樹脂の熱による第1領域の冷却水の水温上昇を速めることができる。
本発明の第10の実施の形態は、第1から第9のいずれかの実施の形態による編成樹脂の製造装置において、第2領域の下部に冷却水の注水口を設け、第2領域の上部に冷却水の排水口を設けたものである。本実施の形態によれば、冷却水の注水及び排水によって第1領域にある冷却水の水温が変化することを極力防止できる。
本発明の第11の実施の形態は、第1から第10のいずれかの実施の形態による編成樹脂の製造装置において、引取機の下端と仕切部材の下端の位置を、冷却水の水深の40%から60%の範囲で略同一としたものである。本実施の形態によれば、引取機と仕切部材の下端を揃えて冷却水槽の底面から十分に離すことで、編成樹脂の搬送を阻害することなく、第1領域及び第2領域を形成することができる。
以下本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例による編成樹脂の製造装置の構成図、図2は同編成樹脂の製造装置の冷却水槽の上面図である。
本実施例による編成樹脂の製造装置は、溶融樹脂を押し出す押出機20と、押出機20から押し出された溶融樹脂を受けて底面31の多数の孔から溶融樹脂を糸状に流れ落とす樹脂プール30と、冷却水を貯留する冷却水槽40と、樹脂プール30から流れ落ちる糸状溶融樹脂(以下、糸状溶融樹脂)11が冷却水で冷却されて成る編成樹脂12を下方に引き取る引取機50とを備えている。
糸状溶融樹脂11は、樹脂プール30の底面31の孔から流れ落ちるときに形成される。
冷却水槽40内には引取機50が配置されている。糸状溶融樹脂11が冷却水で冷却されて成る編成樹脂12は、引取機50で冷却水槽40の底板40e側に引き取られ、引取機50を通過した後、冷却水槽40内に配置された引上部材である複数の搬送用ローラー42によって、冷却水中で冷却されながら斜め上方へ引き上げられて冷却水槽40外へと搬送される。
押出機20は、熱可塑性樹脂を所定温度で溶融混練して溶融樹脂とし、所定の押し出し速度で溶融樹脂を樹脂プール30に押し出す。ここで熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂などを、単独で又は複数混合したものが用いられる。なお、原料とする熱可塑性樹脂は、使用済みで回収された包装容器や農業用ビニルを再利用できる。
冷却水槽40は、上面が開放された直方体であり、第1側壁40a、第2側壁40b、第3側壁40c、第4側壁40d、及び底板40eを備える。本実施例において内側の寸法は、奥行きD(第2側壁40bと第3側壁40cとの間隔)=2.1m、幅W(第1側壁40aと第4側壁40dとの間隔)=6mとしている(図2参照)。
冷却水槽40は、冷却水の注水口130と冷却水の排水口140を有する。注水口130は下部側に設けられ、排水口140は上部側に設けられている。編成樹脂12を製造する際は、冷却水(常温の井戸水又は水道水等)が冷却水槽40に注水口130から連続して注水され、所定水位以上に達した冷却水が排水口140から連続して排水される。注水口130から注水される冷却水の水温は、季節によって変動するが概ね16℃〜23℃である。
冷却水槽40は、仕切部材60によって水平方向に区画された第1領域Aと第2領域Bとを有する。第1領域Aは第2領域Bよりも狭い。
第1領域Aと第2領域Bとを仕切る仕切部材60は、厚さが5cm程度の矩形の板材である。仕切部材60の幅Wは冷却水槽40の奥行きDとほぼ等しく(図2参照)、仕切部材60の両側面と第2側壁40b及び第3側壁40cとは隙間なく接している。仕切部材60の上端60bは、水面41と等しいか又はやや上方に位置し、仕切部材60の下端60aは、水深の約40%から60%の範囲に位置する。本実施例では、水深350cmに対して、仕切部材60の下端60aの位置を水深約180cmとしている。また、引取機50の下端50aと仕切部材60の下端60aの位置は略同一としている。このように引取機50と仕切部材60の下端50a、60aを揃えて冷却水槽40の底板40eから十分に離すことで、編成樹脂12の搬送を阻害することなく、第1領域A及び第2領域Bを形成することができる。
第1領域Aは、冷却水槽40の第1側壁40aの略上半分と、第1側壁40aに隣り合う第2側壁40b及び第3側壁40cの一部と、仕切部材60とによって囲まれた領域である。第1領域Aには引取機50が配置され、第1領域Aの直上には樹脂プール30が位置する。
第2領域Bは、冷却水槽40の第1の側面40aに対向する第4の側面40dの略上半分と、第2の側面40b及び第3の側面40cの一部と、仕切部材60とによって囲まれた領域である。第2領域Bには、引上部材である複数の搬送用ローラー42が配置される。引取機50を通過した編成樹脂12は、搬送用ローラー42によって冷却水中で冷却されながら斜め上方に引上げられ冷却水槽40外へ搬送される。
このように、冷却水槽40の内部は、水面から所定深さまでは仕切部材60によって第1領域Aと第2領域Bとに区切られている。
樹脂プール30から流れ落ちる糸状溶融樹脂11を受ける部分の冷却水は、糸状溶融樹脂11の熱によって水温が上昇する。
従来の冷却水槽は、第1領域Aと第2領域Bとに区画されていないため、糸状溶融樹脂11の熱によって水温が上昇した部分の冷却水は、すぐに四方八方に拡散してその他の部分の冷却水と混じり合う。したがって、冷却水の上部側と下部側に大きな水温差は生じない。
一方、本実施例による編成樹脂の製造装置は、仕切部材60が存在する部分において、第1領域Aの冷却水と第2領域Bの冷却水との往来が遮断され、第1領域Aの冷却水が滞留するので、樹脂プール30から流れ落ちてくる糸状溶融樹脂11の熱によって上昇した第1領域Aの冷却水の水温は低下し難い。また、第1領域Aの下部側の冷却水は第2領域Bの常温の冷却水と混じりやすいので水温上昇が抑えられる。したがって、第1領域Aは、水面から5cm程度の表層は比較的高温となり、水深が深くなるにつれて徐々に水温が低下し、仕切部材60の下端60aが位置する水深180cmでは第2領域Bの水温(約20〜23℃)とほぼ等しくなる。このように、別途冷却水を加温する加温手段を設けることなく、水深が深くなるにつれて徐々に水温が低下する温度層を安定して生じさせることができるので、編成樹脂12に対して、第1領域Aに配置した引取機50で下方に引き取る間に結晶速度を調整するアーニング処理を行うことができる。
なお、仕切部材60(板材)に発泡スチロール等の断熱材を用いた場合には、第1領域Aの冷却水の水温を更に低下し難くできるとともに、稼働開始時には、樹脂プール30から流れ落ちてくる糸状溶融樹脂11の熱による第1領域Aの冷却水の水温上昇を速めることができる。
また、第1領域Aは、稼働開始時に早期に冷却水の水温を上昇させるという観点と、上昇させた冷却水の水温低下を防止するという観点から、引取機50等に干渉しない範囲で可能な限り狭くすることが好ましい。
また、本実施例において冷却水の注水口130と冷却水の排水口140は第2領域B側に設けられている。注水口130及び排水口140を第2領域B側に設けることで、冷却水の注水及び排水によって第1領域Aにある冷却水の水温が変化することを極力防止できる。
本実施例による編成樹脂の製造装置は、糸状溶融樹脂11が樹脂プール30から冷却水槽40に向かって降下するときの温度が約180℃〜220℃、注水口130から注水する水の水温が約16℃〜23℃の場合、第1領域Aの表面水温は約60℃になる。そして水深が深くになるにつれて水温は低下するので、表層(水面から水深約5cm)で約52℃、水深20cmで約47℃、水深40cmで約46℃、水深60cmで約42℃、水深100cmで約31℃、水深180cmで約25℃となる。
引取機50は、鉛直方向に二つのローラー51a、51bが配列された一方のローラー列51と、鉛直方向に二つのローラー52a、52bが配列された他方のローラー列52とからなる一対のローラー列を有する。ローラー51a、51b、52a及び52bは、冷却水槽40の奥行きD方向が長手方向となるように配置される。一方のローラー列51と他方のローラー列52とは、編成樹脂12の通路80となる所定の間隔をあけて対向して配置される。なお、一方のローラー列51及び他方のローラー列52には、鉛直方向に三つ以上のローラーを配列してもよい。また、一方に配置された一つのローラーと他方に配置された一つのローラーとからなる、一対のローラーとしてもよい。
編成樹脂12の表面は、通路80を通過する際にローラー51a、ローラー51b、ローラー52a及びローラー52bと接触する。すなわち、引取機50は鉛直方向に配置した複数のプーリーにベルト等を円環状に掛けて回転させる無端ベルト方式やキャタピラ方式ではなく、ローラー51a、ローラー51b、ローラー52a及びローラー52bで編成樹脂12を挟持して下方へ引き込む。なお、ローラー51a、ローラー51b、ローラー52a及びローラー52bの表面には、細溝を設けるなどの滑り止め用の加工が施される。
引取機50に、無端ベルト方式やキャタピラ方式等を用いる場合は、円環状のベルト等が回転することによって第1領域Aの上部側と下部側の冷却水がかき混ぜられて両者の温度差が小さくなりやすい。一方、本実施例による編成樹脂の製造装置は、引取機50をベルト等を用いないローラー方式としているため、第1領域Aの上部側と下部側の冷却水の撹拌が少なくなり、両者の温度差が小さくなることを防止できる。
樹脂プール30と引取機50との間には、ガイダー90が設けられている。ガイダー90は、冷却水槽40の奥行きD方向を長手方向とし、一方のローラー列51の上方に設けられた第1ガイダー91と、他方のローラー列52の上方に設けられた第2ガイダー92とからなる。第1ガイダー91と第2ガイダー92とは、所定の間隔をおいて対向して配置され、それぞれ糸状溶融樹脂11に向かって下方に傾斜している。ガイダー90は、糸状溶融樹脂11を受けて冷却水に導く。第1ガイダー91と第2ガイダー92との間隔は、樹脂プール30から流れ落ちる糸状溶融樹脂11の幅よりも狭い。
押出機20から樹脂プール30に押し出された溶融樹脂は、樹脂プール30の底面31の孔から糸状溶融樹脂11となって流れ落ちる。このとき、一部の糸状溶融樹脂11は、ガイダー90に到達した後に冷却水槽40に導かれ、残りの糸状溶融樹脂11は、ガイダー90に到達することなく冷却水槽40に導かれる。ガイダー90に到達した後に冷却水槽40に導かれる糸状溶融樹脂11は、ガイダー90に到達することなく冷却水槽40に導かれる糸状溶融樹脂11に比べて密度が高くなるため、外周部のうちの二面が内周部に対して密である編成樹脂12を形成することができる。
また、第1ガイダー91及び第2ガイダー92は、高位置側にそれぞれ散水ノズル93を備える。散水ノズル93は第1ガイダー91又は第2ガイダー92の長手方向に沿って設けられた中空の直管であり、表面には内部の空洞と連通した複数の小孔を有する。
第1領域Aの上部側で他方のローラー列52と仕切部材60との間には、冷却水回収手段として水中ポンプ100が上下動可能に配置されている。水中ポンプ100は、第1領域Aの水深約30cmの位置に配置され、近傍の冷却水を吸い込む冷却水回収口101、及び回収した冷却水を吐出する冷却水吐出口102を備える。
冷却水吐出口102は、配管103の一方の端部103aに接続されている。配管103は途中で二股に分岐し、他方の端部103bは第1ガイダー91と第2ガイダー92の散水ノズル93の内部の空洞にそれぞれ接続されている。したがって、回収された冷却水は、配管103を通って散水ノズル93の複数の小孔から第1ガイダー91の上面及び第2ガイダー92の上面に供給される。
このように回収した比較的高温の冷却水をガイダー90に供給することで、ガイダー90への糸状溶融樹脂11の付着を防止できる。また、冷却水又は冷却水槽40を加温する設備を別途設けることなく、ガイダー90においてアーニング処理を行うことができる。
第1領域Aには、表層の冷却水の水温と、水中ポンプ100の近傍の冷却水の水温を測定する温度計等の水温測定部110が設けられている。作業者は、水温測定部110で測定した水温に基づいて、水中ポンプ100を上下動させて、ガイダー90に供給する冷却水の水温を調整することができる。すなわち、ガイダー90又は第1領域Aの温度を下げたい場合には、低下目標とする水温に合わせて水中ポンプ100の位置を深くしてより低い水温の冷却水を汲み上げてガイダー90へ供給する。また、ガイダー90又は第1領域Aの温度を上げたい場合には、上昇目標とする水温に合わせて水中ポンプ100の位置を浅くしてより高い水温の冷却水を汲み上げてガイダー90へ供給する。
また、第1領域Aの上部側で一方のローラー列51と第1側壁40aとの間には、第1領域Aの上部側の冷却水を排出する冷却水排出手段120が設けられている。水温測定部110による測定結果により冷却水が高温になり過ぎたと判断した場合には、冷却水排出手段から第1領域Aの上部の冷却水を排出することで第1領域Aの水温を下げることができる。したがって、水中ポンプ100の上下動と組み合わせることによって、又は単独で第1領域Aの冷却水の水温調整を行うことができる。
冷却水排出手段120は、一方の端部に冷却水を吸い込む高温水吸込口121を有し、他方の端部に冷却水を冷却水槽40外へ排出する高温水排出口122を有した水管である。高温水排出口122は冷却水槽40の水面以下に配置される。
水管(冷却水排出手段)120は、一方の端部と他方の端部との中間部を中心として、又は他方の端部を中心として上部側が回動可能に構成される。冷却水を排出する必要がないときには、高温水吸込口121を第1領域Aの水面以上に位置させておき、冷却水を排出する必要があるときには、水管120を回動させて高温水吸込口121を第1領域Aに水没させて冷却水を吸い込ませる。
このように、必要に応じて水管120を回動させて高温水吸込口121を冷却水中に位置させることによって、第1領域Aの上部の冷却水を排出して水温を下げることができる。
図3は本発明の他の実施例による編成樹脂の製造装置を示す構成図である。なお、上記実施例と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
本実施例による編成樹脂の製造装置は、ガイダー90と散水ノズル93を有しない点、引取機50の一方のローラー列51と他方のローラー列52の最上部のローラー51a、52aが、冷却水40の水面41よりも上方に配置されている点、一方のローラー列51には鉛直方向に三つのローラー51a、51b、51cが配列され、他方のローラー列52には鉛直方向に三つのローラー52a、52b、52cが配列されている点、及び水中ポンプ100が回収した冷却水は最上部のローラー51a、52aに供給される点が上記実施例と異なる。
ローラー51a、51b、51c、52a、52b及び52cは、冷却水槽40の奥行きD方向(図2参照)が長手方向となるように配置される。一方のローラー列51と他方のローラー列52とは、編成樹脂12の通路80となる所定の間隔をあけて対向して配置される。
冷却水吐出口102は、配管103の一方の端部103aに接続されている。配管103は途中で二股に分岐し、他方の端部103bは最上部のローラー51a、52aの上方にそれぞれ配置される。したがって、回収された冷却水は、配管103を通って最上部のローラー51a、52aの表面に供給される。
このように回収した比較的高温の冷却水を最上部のローラー51a、52aに供給することで、最上部のローラー51a、52aへの糸状溶融樹脂11の付着を防止できる。また、冷却水又は冷却水槽40を加温する設備を別途設けることなく、最上部のローラー51a、52aにおいてアーニング処理を行うことができる。
本発明の編成樹脂の製造装置によれば、別途冷却水を加温する加温手段を設けることなく、また、引取機で下方に引き取る間に結晶速度を調整するアーニング処理を行うことができる編成樹脂の製造装置を提供できる。
11 糸状溶融樹脂
12 編成樹脂
20 押出機
30 樹脂プール
40 冷却水槽
41 水面
42 引上部材(搬送用ローラー)
50 引取機
50a 下端
51 一方のローラー列
51a、51b、51c ローラー
52 他方のローラー列
52a、52b、52c ローラー
60 仕切部材
60a 下端
80 通路
90 ガイダー
100 冷却水回収手段(水中ポンプ)
101 冷却水回収口
102 冷却水吐出口
110 水温測定部
120 冷却水排出手段(水管)
121 高温水吸込口
122 高温水排出口
130 注水口
140 排水口
A 第1領域
B 第2領域

Claims (11)

  1. 溶融樹脂を底面の多数の孔から糸状に流れ落とす樹脂プールと、冷却水を貯留する冷却水槽と、前記樹脂プールから流れ落ちる糸状溶融樹脂が前記冷却水で冷却されて成る編成樹脂を下方に引き取る引取機とを備えた編成樹脂の製造装置であって、
    前記冷却水槽内は、前記引取機が配置され直上の前記樹脂プールから流れ落ちる前記糸状溶融樹脂の熱によって前記冷却水の水温が上昇する第1領域と、前記引取機を通過した前記編成樹脂を引上げる引上部材が配置された第2領域とに仕切部材によって区画され、
    前記仕切部材は、前記冷却水の水面から所定深さまで配置されていることを特徴とする編成樹脂の製造装置。
  2. 前記引取機は、一方のローラーと他方のローラーとからなる一対のローラーを有し、
    一方の前記ローラーと他方の前記ローラーとは、前記編成樹脂の通路となる所定の間隔をあけて対向して配置され、
    前記編成樹脂の表面は、前記通路を通過する際に一対の前記ローラーと接触することを特徴とする請求項1に記載の編成樹脂の製造装置。
  3. 前記引取機は、それぞれ鉛直方向に複数のローラーが配列された、一方のローラー列と他方のローラー列とからなる一対のローラー列を有し、
    一方の前記ローラー列と他方の前記ローラー列とは、前記編成樹脂の通路となる所定の間隔をあけて対向して配置され、
    前記編成樹脂の表面は、前記通路を通過する際に一対の前記ローラー列と接触することを特徴とする請求項1に記載の編成樹脂の製造装置。
  4. 前記樹脂プールと前記引取機との間に設けられ前記樹脂プールから流れ落ちる前記糸状溶融樹脂を受けて前記冷却水に導くガイダーと、
    前記第1領域の前記冷却水を回収して移送する冷却水回収手段とを備え、
    前記ガイダーは、前記糸状溶融樹脂に向かって下方に傾斜しており、
    前記冷却水回収手段は、前記冷却水を回収する冷却水回収口と、回収した前記冷却水を吐出する冷却水吐出口とを有し、
    回収した前記冷却水は、前記冷却水吐出口から前記ガイダーの上面に吐出されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の編成樹脂の製造装置。
  5. 前記第1領域の前記冷却水を回収して移送する冷却水回収手段を備え、
    前記冷却水回収手段は、前記冷却水を回収する冷却水回収口と、回収した前記冷却水を吐出する冷却水吐出口とを有し、
    前記引取機は、一方の前記ローラー列及び他方の前記ローラー列の最上部の前記ローラーが、前記冷却水槽の水面よりも上方かつ前記樹脂プールから流れ落ちる前記糸状溶融樹脂を受けて前記冷却水に導くように配置され、
    回収した前記冷却水は、前記冷却水吐出口から最上部の前記ローラーに吐出されることを特徴とする請求項3に記載の編成樹脂の製造装置。
  6. 前記冷却水回収手段として水中ポンプを設け、
    前記第1領域の前記冷却水の水温を測定する水温測定部を備え、
    前記水中ポンプを前記第1領域内に上下動可能に配置したことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の編成樹脂の製造装置。
  7. 前記第1領域の前記冷却水を排出する冷却水排出手段を設けたことを特徴とする請求項6に記載の編成樹脂の製造装置。
  8. 前記冷却水排出手段として、一方の端部に前記冷却水を吸い込む高温水吸込口を有し、他方の端部に前記冷却水を前記第1領域の外に排出する高温水排出口を有した水管を設け、
    前記水管は、前記一方の端部と前記他方の端部との中間部、又は前記他方の端部を中心として回動自在に構成され、
    前記高温水吸込口は、回動により前記冷却水の外と内に変位可能であることを特徴とする請求項7に記載の編成樹脂の製造装置。
  9. 前記仕切部材を断熱材で構成したことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の編成樹脂の製造装置。
  10. 前記第2領域の下部に前記冷却水の注水口を設け、
    前記第2領域の上部に前記冷却水の排水口を設けたことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の編成樹脂の製造装置。
  11. 前記引取機の下端と前記仕切部材の下端の位置を、前記冷却水の水深の40%から60%の範囲で略同一としたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の編成樹脂の製造装置。
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