JP6539063B2 - 位相シンチレーションの存在下において既存モニタの完全性を保護するための衛星測定値選別 - Google Patents

位相シンチレーションの存在下において既存モニタの完全性を保護するための衛星測定値選別 Download PDF

Info

Publication number
JP6539063B2
JP6539063B2 JP2015033991A JP2015033991A JP6539063B2 JP 6539063 B2 JP6539063 B2 JP 6539063B2 JP 2015033991 A JP2015033991 A JP 2015033991A JP 2015033991 A JP2015033991 A JP 2015033991A JP 6539063 B2 JP6539063 B2 JP 6539063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
satellite
phase
reference receiver
phase scintillation
time period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015033991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015180868A (ja
Inventor
ジョセフ・イー・シェイトリン
マッツ・アンダース・ブレンナー
キム・エイ・クラス
ブルース・ジー・ジョンソン
ランディ・ジェイ・ロイター
ジョン・エム・ハワード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell International Inc
Original Assignee
Honeywell International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honeywell International Inc filed Critical Honeywell International Inc
Publication of JP2015180868A publication Critical patent/JP2015180868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6539063B2 publication Critical patent/JP6539063B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/01Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
    • G01S19/13Receivers
    • G01S19/20Integrity monitoring, fault detection or fault isolation of space segment
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/01Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
    • G01S19/03Cooperating elements; Interaction or communication between different cooperating elements or between cooperating elements and receivers
    • G01S19/07Cooperating elements; Interaction or communication between different cooperating elements or between cooperating elements and receivers providing data for correcting measured positioning data, e.g. DGPS [differential GPS] or ionosphere corrections
    • G01S19/071DGPS corrections
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/01Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
    • G01S19/03Cooperating elements; Interaction or communication between different cooperating elements or between cooperating elements and receivers
    • G01S19/08Cooperating elements; Interaction or communication between different cooperating elements or between cooperating elements and receivers providing integrity information, e.g. health of satellites or quality of ephemeris data
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/01Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
    • G01S19/13Receivers
    • G01S19/14Receivers specially adapted for specific applications
    • G01S19/15Aircraft landing systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Description

[0001] 全地球ナビゲーション衛星システム(GNSS)用の地上型補強システム(GBAS)は、1つ以上のパラメータをブロードキャストし、GNSS受信機が、受信した衛星信号における種々の誤差を訂正するために、これらのパラメータを受信することができる。受信した衛星信号(全地球測位システム(GPS)信号)において電離層シンチレーション攪乱が誤差の原因となるとき、シンチレーションの脅威が発生する。電離層(イオン)シンチレーションは、GPS信号の振幅および/または位相の変動であり、信号が電離層における電離圏全電子数(TEC)に局在する異常を通過するときに発生する。電離層(イオン)位相シンチレーションは、電離層を通過する信号におけるGPS信号振幅の急激な変動の原因となる。位相におけるこれらの擾乱は、地上局によってサービスされる空港において着陸しつつある飛行機について許容度外(out of tolerance)高精度接近情報を検出する、衛星システムの地上型補強システム(GBAS)の能力に影響を及ぼす虞がある。
[0002] シンチレーションの発生は希ではないので、電離層シンチレーションは、地上局のサブシステムにおける衛星障害モニタの一部に対して「幻惑する」(blinding)運行シナリオまたは偽りの運行シナリオを生成することによって、衛星システムを脅威に晒す。加えて、電離層シンチレーションは、完全性モニタの基礎となる検査統計およびその関連する限界シグマ(bounding sigma)(σ)が、予期されるものとは著しく異なり、このためにその要求性能を満たすことができなくなる原因にもなり得る。
[0003] 本願は、位相シンチレーションのリアル・タイム選別プロセスを実施する方法に関する。この方法は、位相シンチレーション・モニタにおいてサンプル時間期間中において位相シンチレーション・イベントを検出するステップと、位相シンチレーション・モニタにける位相シンチレーション・イベントの検出に基づいて、関連する衛星測定を今後の使用(further use)から除外するステップと、位相シンチレーション・モニタにおける位相シンチレーション・イベントの終了を検出するステップと、位相シンチレーション・モニタによって判定された位相シンチレーション・イベントの終了後に収集された関連衛星測定データを再度受け入れるステップとを含む。
[0004] 図面は実施形態例を図示するに過ぎず、したがって範囲を限定すると解釈されないことを理解した上で、添付図面の使用により、更に具体性および詳細を加えて、実施形態例について説明する。
図1は、衛星システムに通信可能に結合された航空機、および本願にしたがって位相シンチレーションに対するリアル・タイム選別を行う地上型補強システムを示す。 図2は、本願にしたがって位相シンチレーション監視識別子(discriminator)を計算する方法の流れ図を示す。 図3は、本願にしたがって、位相シンチレーション監視識別子測定に関連する衛星測定データを除外すべきか否か判定するために使用される差分補正プロセッサ(DCP)の処理図を示す。 図4は、本願にしたがって、一旦位相シンチレーション監視識別子(P2)測定値が除外レベルに達したなら、今後の使用から除外する方法の流れ図を示す。 図5は、本発明にしたがって、一旦位相シンチレーション監視識別子(P2)測定値がその再受け入れ判断基準を満たしたなら、衛星測定データの使用を再度受け入れる方法の流れ図を示す。
[0010] 共通の慣例にしたがって、説明する種々の特徴は同一の拡縮率で描かれるのではなく、実施形態例に関連する具体的な特徴を強調するように描かれるものとする。
[0011] 電離層位相シンチレーションは、GPS衛星信号受信に影響を及ぼす可能性がある環境条件である。先に引用した問題に取り組むため、そして衛星システム・モニタを保護するために、本明細書において説明する選別プロセスおよびシステムは、潜在的にモニタの動作を変転させる可能性がある衛星測定データを排除する。本明細書において説明する選別プロセスは、シンチレーション・イベントの間に得られた衛星測定データを除外し、シンチレーション・イベントが終了したと判定された後に得られた衛星測定データを再度受け入れる。具体的には、本明細書では、位相シンチレーション・モニタについて記載し、更に位相シンチレーション・イベントによって影響を受けた衛星測定データを排除するための衛星測定データ除外および再受け入れプロセスについて記載する。この除外および再受け入れプロセスは、結果的に得られるGPS信号がシステムの完全性を保護し続けること、即ち、既存のモニタがそれらの完全性要件を満たすことに変わりはないことを確保する。この選別プロセスは、GBASの一部として使用される。GBASは、正確な着陸サービスを航空共同体(aviation community)に提供するために使用される。選別プロセスは、好ましくない衛星測定データを検出し、モニタにおけるその使用を禁止しつつ有効なデータが通過することを可能にする。有効な衛星測定データは、この選別プロセスを通過することを許され、システムの完全性を確保するために、残りの機能/モニタが適正に動作することを可能にする。
[0012] 本明細書において説明する位相シンチレーション・モニタは、位相シンチレーションについての衛星測定データを選別し(screen)、その使用がシステムの完全性を保護する能力を低下させる場合、その測定データを除去するように設計される。位相シンチレーションは、GBASにおいて使用される衛星測定毎に監視される。選別は、衛星測定におけるキャリア位相推定値の分散(variance)に基づく。
[0013] 図1は、衛星システム20に通信可能に結合された航空機40を示す。衛星システム20は、複数の衛星20(1〜N)と、通信可能に結合されたGBAS10とを含む。GBAS10は、本願にしたがって、位相シンチレーションに基づくリアル・タイム選別を行う。航空機40は、ここでは「空中運航体40」(airborne vehicle)とも呼ばれる。GBAS10は、受信した衛星信号を利用して、ある種の用途における位置精度を補強する。例えば、地上型補強システムは、高精度航空機接近用途(precision aircraft approach application)における位置精度を高めることができる。地上型補強システム10は、飛行場における滑走路46と関連がある地上局11の一部である。地球の水平線を全体的に45で表す。電離層15は、衛星20(1〜N)と地球45との間にある大気の1つの層である。図1に示すように、全体的に16−1および16−2によって表される電離圏全電子数(TEC)における局在異常が、電離層15の部分にある。TEC16(1〜2)における局在異常は、全てのシンチレーション・イベントを示すが、ここでは「位相シンチレーション・イベント16(1〜2)」のみをそのように呼ぶことにする。位相シンチレーション・イベント16(1〜2)は、電離層15の信号摂動の様相(signal-perturbing feature)であり、信号位相に影響を及ぼし、時間的に変化し、異なる時点において電離層15の異なる部分で発見される。
[0014] 地上型補強システム10は、少なくとも1つのモニタ70、複数の基準受信機(RR)60(1〜4)、および位相シンチレーション・モニタ13を含む。位相シンチレーション・モニタ13は、プロセッサ50、記憶媒体80、ソフトウェア85、および任意のメモリ55を含む。プロセッサ50は、複数の基準受信機(RR)60(1〜4)を通じて複数の衛星20(1〜N)からの入力を受信するように、通信可能に結合される。当業者には周知であろうが、完全性モニタ70およびGBAS10もプロセッサとインターフェースし、ソフトウェアおよびメモリを有する。図面を簡素化するために、これらは図1には示されない。
[0015] 第1基準受信機60−1は、第2基準受信機60−2から距離L1−2のところにある。第2基準受信機60−2は、第3基準受信機60−3から距離L2−3のところにある。第3基準受信機60−3は、第4基準受信機60−4から距離L3−4のところにある。第4基準受信機60−4は、第1基準受信機60−1から距離L4−1のところにある。基準受信機60(1〜4)間の距離をここでは基準線と呼ぶ。
[0016] また、少なくとも1つのモニタ70は、ここでは「完全性モニタ70」とも呼ぶ。前述のように、位相シンチレーションは、ある完全性モニタ70の検査統計を低下させる可能性がある。本願は、これらのモニタ70の位相シンチレーション脅威の影響の軽減を中心に据える。
[0017] シンチレーション脅威を軽減するには、衛星測定値から望ましくないレベルの位相シンチレーションを選別する(screen)ことによって、完全性モニタ70の変転を防止するリアル・タイム位相シンチレーション選別プロセスを実施する。位相シンチレーション監視識別子をここではP2と呼ぶ。また、リアル・タイム選別プロセスは、位相シンチレーション・イベントがいつ終了したかについても判定し、以前に排除された測定ソースから収集された衛星測定データを再度受け入れる。再受け入れが行われるのは、位相シンチレーション監視識別子が、以下で説明するように、再受け入れ判断基準を満たすときである。
[0018] 位相シンチレーション監視識別子P2を作成するために使用されるプロセスは、基準受信機(RR)と蓄積デルタ距離測定値が入手可能な被追跡衛星との全ての対について計算および評価される。蓄積デルタ距離という用語は、基準受信機/衛星対から受信された測定データを指し、最初に衛星信号を追跡して以来受信されてきたキャリア位相サイクルの蓄積から成る。キャリア位相サイクルはメートル単位に換算される。衛星から信号を受信するあらゆる基準受信機は、基準受信機/衛星対RR/SVであると定義する。「宇宙船」(SV)および衛星という用語は、本明細書では相互交換可能に使用されるものとする。現在のサンプル時間期間における基準受信機/衛星対RR/SVをSV とも呼ぶ。例えば、図1に示すように、衛星信号は、ワイヤレス通信リンク22−1を通じて、第2基準受信機60−2において第1衛星20−1から受信されるので、第2基準受信機60−2および第1衛星20−1は基準受信機/衛星対RR/SVとなる。勿論、第1基準受信機60−1が第1衛星20−1の受信エリア内にある場合、同じ衛星信号が第1基準受信機60−1においても、ワイヤレス通信リンクを通じて、受信されるので、第1基準受信機60−1および第1衛星20−1は基準受信機/衛星対RR/SVを形成する。衛星の受信エリアとは、衛星から信号を受信することができる(露出される)地球のエリアである。受信エリアは、衛星が地球の軌道を進むにつれて、そして地球が自転するにつれて変化する。ある高度よりも下においてこれらの衛星信号の受け入れを制限するために、受信マスクを適用することもできる。ブロードキャスト信号はワイヤレス通信リンク22−5を通じて航空機40に送られ、位相シンチレーション監視識別子13に基づいて除外されない衛星からのデータだけを含む。
[0019] 図2は、本願にしたがって位相シンチレーション監視識別子(P2)を計算する方法200の流れ図を示す。方法200は、位相シンチレーション・モニタ13(図1)においてソフトウェア85を実行するプロセッサ50によって、各サンプル時間期間において、基準受信機/衛星対RR/SVの各々について実施される。位相シンチレーション監視識別子(P2)は、ここでは、「位相シンチレーション監視識別子(P2)測定値」、および「キャリア位相推定値のばらつき」、RRおよびSVに対するサンプル時刻kにおけるP2 (k)、ならびに「キャリアの位相のばらつき」とも呼ぶことにする。「キャリア・レート」(carrier rate)という用語は、蓄積デルタ距離の変化率であり、ここでは、「デルタ蓄積デルタ距離」(delta accumulated delta range)、または「デルタ・キャリア・レート」、または「Δキャリア」として相互交換可能に使用することにする。位相シンチレーション監視識別子(P2) (k)は、蓄積デルタ距離(ADR)データが入手可能な基準受信機/衛星対RR/SV毎に計算および評価される。
[0020] ブロック202において、基準受信機クロック訂正キャリア・レートを、蓄積デルタ距離データが入手可能なそれぞれの基準受信機/衛星対について計算する。プロセッサ50(図1)は、基準受信機/衛星対についての蓄積デルタ距離データが入手可能か否か判定する。一般に、以下で示すように、SVならびにRRのSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを時間期間kにおいて計算する。SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レート(SV motion and SV clock corrected carrier rate)(cr_corrected (k))を受信エリア内にある基準受信機/衛星対RR/SV毎に計算する。
[0021] 以下のように、SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レート値を計算する。
Figure 0006539063
ここで、
cr_corrected (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対するSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートである。
acc (k)は、時刻kにおけるRR/SV上の蓄積デルタ距離である。
acc (k−1)は、時刻k−1におけるRR/SV上の蓄積デルタ距離である。
range (k)は、時刻kにおけるSVからRRまでの距離である。
range (k−1)は、時刻k−1におけるSVからRRまでの距離である。
svclk (k)は、時刻kにおいてRRが見るエフェメリス・クロック値である。
svclk (k−1)は、時刻k−1においてRRが見るエフェメリス・クロック値である。
tropo (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対する対流圏遅延推定値である。
tropo (k−1)は、時刻k−1におけるRR/SVに対する対流圏遅延推定値である。
[0022] このように、時刻kにおけるSVおよRRのSV運動およびSVクロック訂正キャリア測定値を計算する。
[0023] このキャリア・レートから、このRR上における全ての他のSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートの平均を減算して、基準受信機クロック訂正キャリア・レート(rrCR) (k)を求めることによって、SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを基準受信機クロックに対して補償する。k番目のサンプル時間期間における各基準受信機/衛星対RR/SVに対する基準受信機クロック訂正キャリア・レートを、次のように計算する。
Figure 0006539063
ここで、
rrCR (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対する基準受信機クロック訂正キャリア・レートである。
cr_corrected (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対するSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートである。
svは、時刻kにおいてcr_corrected 値を有するRRにおける衛星の数である。
[0024] k番目のサンプル時間期間における各基準受信機/衛星対RR/SVに対する基準受信機クロック訂正キャリア・レートの移動平均は、次のように計算する。この実施形態の一実施態様では、各サンプル時間期間の長さを1/2秒として、40サンプルにわたって移動平均を計算するが、他のサンプル数および長さも可能である。
Figure 0006539063
ここで、
AVG_CR (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対する基準受信機クロック訂正キャリア・レートの移動平均である。
rrCR (k−n)は、時刻k−nにおけるRR/SVに対する基準受信機クロック訂正キャリア・レートである。
[0025] 時刻kにおける基準受信機トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レート(rrCRdetrend (k)は、基準受信機クロック訂正キャリア・レートrrCR (k)、および平均基準受信機クロック訂正キャリア・レート(AVG_CR) (k)の差である。基準受信機トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レート(rrCRdetrend (k)は、以下のように、k番目のサンプル時間期間における基準受信機/衛星対RR/SV毎に計算する。
Figure 0006539063
ここで、
(rrCRdetrend (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対する基準受信機トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートである。
rrCR (k−n)は、時刻k−nにおけるRR/SVに対する基準受信機クロック訂正キャリア・レートである。
AVG_CR (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対する基準受信機クロック訂正キャリア・レートの移動平均である。
[0026] このように、基準受信機トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レート(rrCRdetrend (k)は、時刻kにおいて有効な基準受信機/衛星対RR/SV毎に計算する。
[0027] ブロック204において、台形積分を使用してキャリア位相推定値(P2in (k)を計算する。ブロック202において計算した基準受信機クロック訂正キャリア・レートを、基準受信機/衛星対RR/SVの各々について積分する。このように、現在のサンプル時間期間kにおける基準受信機i上における衛星測定値jのキャリア位相推定値が、(P2in (k)で表され、現在のサンプル時間期間における基準受信機/衛星対RR/SVの各々について計算する。「キャリア位相推定値」および「キャリア位相」は、本明細書では相互交換可能に使用されるものとし、双方共(P2in として表される。キャリア位相推定値(P2in (k)は、基準受信機/衛星対RR/SV毎に、基準受信機クロック訂正キャリア・レートを積分することによって生成される。
[0028] キャリア位相推定値(P2in (k)は、以下のように数値積分(台形積分を使用する)によって生成する。
Figure 0006539063
ここで、
(P2in (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対するキャリア位相推定値である。
(rrCRdetrend (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対する基準受信機トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートである。
Δtは、時間期間の長さ(この実施形態では、1/2秒)である。
CNVは、1/2秒毎のメートルを1秒毎のメートルに変換する(Δtが0.5秒のとき2.0)。
[0029] ブロック206において、キャリア位相推定値の平均(P2avg (k)を、以下のように、基準受信機/衛星対RR/SV毎に計算する。
Figure 0006539063
ここで、
(P2avg (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対する平均キャリア位相推定値である。
(P2in (k−n)は、時刻k−nにおけるRR/SVに対するキャリア位相推定値である。
は、平均キャリア位相推定値におけるサンプル数である(この実施形態では30であるが、他の値も可能である)。
[0030] ブロック208において、現在のサンプル時間期間において、基準受信機/衛星対RR/SV毎に、キャリア位相推定値のばらつきを計算する。「キャリア位相推定値のばらつき」および「位相シンチレーション監視識別子測定値」という用語は、本明細書では相互交換可能に使用されるものとし、双方ともk番目のサンプルに対して、(P2) (kとして表される。
[0031] 現在のサンプル時間期間におけるRR上におけるSVに対するキャリア位相推定値の各衛星のばらつきは、以下のように計算する。
Figure 0006539063
ここで、
(P2) (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対するキャリア位相推定値のばらつきである。
(P2avg (k)は、時刻kにおけるRR/SVに対する平均キャリア位相推定値である。
(P2in (k−n)は、時刻k−nにおけるRR/SVに対するキャリア位相推定値である。
は、平均キャリア位相推定値におけるサンプル数である(この実施形態では30であるが、他の値も可能である)。
[0032] 図3は、本願にしたがって、関連する位相シンチレーション監視識別子測定値を除外すべきか否か判定するために使用される差分訂正プロセッサ(DCP)の処理図150を示す。サンプル毎に、基準受信機60(1〜4)(図1)は、生の蓄積デルタ距離キャリアに基づく測定値および測定時刻をプロセッサ50(図1)に衛星(宇宙船(SV))20(1〜N)から供給する。また、プロセッサ50は、入力として、P2除外閾値、P2再受け入れ閾値、保持時間、およびキュー・サイズも受信する。この実施形態の一実施態様では、この入力データは、プロセッサ50に入力される前に、メモリ55に格納される。P2除外閾値をここでは「測定除外閾値」、「除外閾値」、および「SV測定除外閾値」とも呼ぶ。これらは全て、「P2_THRESHOLD」として表される。P2再受け入れ閾値をここでは「測定値再受け入れ閾値」、「再受け入れ閾値」、および「SV測定値再受け入れ閾値」とも呼ぶ。これらは全て、P2_READMIT THRESHOLDとして表される。
[0033] 各サンプル時間期間の間、プロセッサ50(図1)は以上の入力を受信し、位相シンチレーション監視ソフトウェア160を実行して、関連する衛星測定データを除外すべきか否か判定する。関連する衛星測定データに対する位相シンチレーション監視識別子測定値を除外すべきである基準受信機/衛星対RR/SVを、ここでは、除外基準受信機/衛星対RR/SV(またはRR/SVj_excluded)と呼ぶ。図3に示すように、位相監視ソフトウェア160は、除外される衛星測定値のリストを出力する。これらの衛星測定値は、入手可能な測定値を判定するために使用される。入手可能な測定値は、現行の1組の測定値から、位相シンチレーション監視ソフトウェア160から出力される除外測定値のリストを差し引いたものとなる。
[0034] 位相シンチレーション監視ソフトウェア160の実行のフローを、図4および図5の方法400および500として示す。図4は、本願にしたがって、位相シンチレーション監視識別子(P2)測定値と関連する衛星測定データを除外する方法400の流れ図を示す。「位相シンチレーション監視識別子(P2)測定値」および「キャリア位相推定値のばらつき」、P2 (k)測定値は、ここでは相互交換可能に使用されるものとする。方法400は、サンプル時間期間k毎に実行される。この実施形態の一実施態様では、サンプル時間期間は1/2秒の長さを有するが、サンプル時間期間には他の長さも可能である。
[0035] ブロック402において、本プロセスが開始する。ブロック404において、現在のサンプル時間期間における基準受信機/衛星対RR/SV(即ち、SV )が、現在除外されているか否か判定する。SV が現在除外されている場合、現在のサンプル時間期間kでは基準受信機iにおいて衛星測定値jの衛星測定データSV (k)が現在除外されていることになる。
[0036] SV (k)が現在除外されている場合、以前のサンプル時間期間(例えば、(k−1)番目のサンプル時間期間から(k−n)番目のサンプル期間までの間(ここで「n」は正の整数である)においてSV が除外されたことになり、フローはブロック406に進み、再受け入れチェックを実行する。この場合、フローは、ブロック406から図5における方法500のブロック502に進む。図5については以下で説明する。
[0037] SV (k)が現在除外されていない場合、フローはブロック404からブロック408に進む。ブロック408において、位相シンチレーション監視識別子測定値P2 (k)がその除外判断基準を満たしているか否か判定する。このプロセスは、基準受信機/衛星対RR/SVの各々に対して繰り返される。
[0038] この実施形態の一実施態様では、除外判断基準を満たすのは、P2 (k)が除外閾値(例えば、P2閾値)よりも大きい場合である。この実施形態の他の実施態様では、除外判断基準を満たすのは、P2 (k)がP2閾値以上である場合である。P2閾値(除外閾値)はメモリ55(図1)および/またはプロセッサ50(図1)に格納されている。いずれの場合でも、それぞれの基準受信機/衛星対RR/SVに対する位相シンチレーション監視識別子測定値P2 (k)は、各々、除外閾値と比較される。他の除外判断基準も可能である。
[0039] P2 が基準受信機/衛星対RR/SVの1つ(以上)についてその除外判断基準を満たしている場合、この1つ(以上)の基準受信機/衛星対RR/SVは、除外される基準受信機/衛星対RRi/SVj_excludedとなる。この実施形態の一実施態様では、基準受信機/衛星対RR/SVの2つ以上が、P2閾値以上のP2 (k)を有する。この場合、これらの基準受信機/衛星対RR/SVは、除外される基準受信機/衛星対RRi/SVj_excludedであると定義され、この除外される基準受信機/衛星対RRi/SVj_excludedにおける衛星から送られるデータは、下流側のモニタ70において使用されず、ワイヤレス通信リンク22−5(図1)を通じて送られるブロードキャストの一部にはならない。次いで、フローは1つ以上の除外される基準受信機/衛星対RRi/SVj_excludedのためにブロック410に進む。ブロック410において、この1つ(以上)の基準受信機/衛星対RR/SVが、除外される基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedとして定義される。このように、除外される基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedについての位相シンチレーション監視識別子測定値が除外閾値(即ち、P2_THRESHOLD)以上であると判定されたとき(除外閾値との比較のときに)、基準受信機/衛星対における衛星からの、除外される基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedについてのデータは、もはや下流側のモニタ70において使用されず、ワイヤレス通信リンク22−5(図1)を通じて送られるブロードキャストの一部とはならない。次いで、フローはブロック412に進み、フローは現在のサンプル時間期間に対するプロセスを終了する。
[0040] P2 がその除外判断基準を満たしていない場合、フローはブロック408からブロック412に進み、この1つ(以上)の非除外基準受信機/衛星対RR/SVに対するフローは、現在のサンプル時間期間に対するプロセスを終了する。この実施形態の一実施態様では、P2 (k)が基準受信機/衛星対RR/SVの1つ(以上)に対してP2除外閾値未満である場合、基準受信機/衛星対RR/SVのこの1つ(以上)は除外されず、衛星測定データは、下流側のモニタ70において使用され続け、ワイヤレス通信リンク22−5(図1)を通じて送られるブロードキャストの一部のままになっている。
[0041] 図5は、本願にしたがって位相シンチレーション監視識別子(P2)測定値に関連する衛星測定データを再度受け入れる方法500の流れ図を示す。衛星測定データが再度受け入れられるのは、位相シンチレーション・イベントが終了したと判定されたときである。方法500は、位相シンチレーション・モニタ13(図1)においてソフトウェア85を実行するプロセッサ50によって、基準受信機/衛星対RR/SVの各々に対して実施される。
[0042] ブロック502において、本プロセスが開始する。ブロック504において、SV (k)が現在除外されているか否か判定する。SV (k)が現在除外されていない場合(例えば、基準受信機/衛星対RR/SVに対するSV がk番目のサンプル時間期間において除外されていない場合)、フローはブロック506に進み、除外チェックを実行する。現在のサンプル時間期間は、k番目のサンプル時間期間である。この場合、フローは、以上で説明した処理のために、ブロック506から図4における方法400のブロック402に進む。
[0043] SV (k)が現在除外されている場合、フローはブロック508に進む。ブロック508において、除外基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedに対する現在のサンプル時間期間におけるP2 (k)が、再受け入れ判断基準を満たすか否か判定する。
[0044] この実施形態の一実施態様では、再受け入れ判断基準が満たされるのは、現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子P2 (k)がP2再受け入れ閾値未満である場合である。P2再受け入れ閾値は、予め選択され、メモリ55(図1)またはプロセッサ50(図1)に格納される。プロセッサ50は、除外基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedに対する位相シンチレーション監視識別子P2 (k)をP2再受け入れ閾値と比較する。他の再受け入れ判断基準も可能である。
[0045] この実施形態の他の実施態様では、再受け入れ判断基準が満たされるのは、P2 (k)が、現在のサンプル時間期間の前で基準受信機/衛星対RR/SVが除外された後に発生した、予め選択された数M(Mは正の整数)個のサンプルにわたって、現在のサンプル時間期間におけるP2再受け入れ閾値未満である場合である。この実施形態では、プロセッサ50は、除外基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedに対する位相シンチレーション監視識別子P2 (k)をP2再受け入れ閾値と比較し、基準受信機/衛星対RR/SVが除外されて以降にこの閾値よりも小さいサンプルの数を計数し、基準受信機/衛星対RR/SVが除外されて以降に計数した閾値未満のサンプル数を、格納されている予め選択された数Mと比較する。予め選択された数Mは、メモリ55(図1)またはプロセッサ50(図1)に格納されている。
[0046] この実施形態の更に他の実施態様では、再受け入れ判断基準が満たされるのは、現在のサンプル時間期間におけるP2 (k)が、現在のサンプル時間期間の直前に連続的に発生した、予め選択された数M個の連続サンプルについて、P2再受け入れ閾値未満である場合である。この実施形態の更に他の実施態様では、再受け入れ判断基準が満たされるのは、予め選択された数M個のサンプルが、これらの連続サンプルに対するP2 (k)の値には関係なく、計数されたときである。これらの任意の再受け入れ判断基準は、位相シンチレーション・イベントが終了したことの指示として使用される。位相シンチレーション・イベントが終了したことを示す他の再受け入れ判断基準も可能である。
[0047] P2 (k)が除外基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedに対する再受け入れ判断基準を満たす場合、フローはブロック510に進む。ブロック510において、除外基準受信機/衛星対の衛星測定値はもはや除外されない。フローはブロック510からブロック512に進み、フローは現在のサンプル時間期間に対するプロセス(ブロック512)を終了する。
[0048] ブロック508において、P2 (k)が、除外基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedに対して再受け入れ判断基準を満たしていないと判定した場合、除外基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedの衛星測定値は相変わらず除外される(除外されたままである)。フローはブロック512に進む。このように、シンチレーション・イベントの間に基準受信機/衛星対RR/SVから得られた衛星測定データは、ナビゲーション・システムにおける使用から除外され、この除外基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedからの測定データは、シンチレーション・イベントがこの除外基準受信機/衛星対RR/SVj_excludedに対して終了した後に、再度受け入れられる。
[0049] この実施形態の一実施態様では、キャリア位相推定値を使用して、位相シンチレーションの存在/不在が、4機の基準受信機から判定される。この実施形態の他の実施態様では、位相シンチレーションを検出するために使用されるキャリア位相推定値は、10個の連続サンプルに対する0.05(単位なし)のP2除外閾値および0.013メートルの再受け入れ閾値に基づく。
[0050] 本明細書において説明した方法および技法は、ディジタル電子回路において、あるいは少なくとも1つのプロセッサ(例えば、プログラマブル・プロセッサ、特殊目的プロセッサ、コンピュータのような汎用プロセッサ、または図1のプロセッサ50)、ファームウェア、ソフトウェア、あるいはこれらの任意の組み合わせによって実現することができる。これらの技法を具体化する装置は、しかるべき入力および出力デバイス、プロセッサ、ならびにプロセッサによる実行のためのプログラム命令を実体的に(tangibly)具体化する記憶媒体を含めばよい。これらの技法を具体化するプロセスは、入力データに対して動作してしかるべき出力を生成することによって所望の機能を実行するために命令のプログラムを実行する少なくとも1つのプロセッサによって実行すればよい。有利なのは、これらの技法が、プログラマブル・システム上で実行可能な1つ以上のプログラムにおいて実現できることである。プログラマブル・システムは、データ記憶システムからデータおよび命令を受け、データおよび命令をデータ記憶システムに送信するように結合された少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの入力デバイス、ならびに少なくとも1つの出力デバイスを含む。一般に、プロセッサは、読み取り専用メモリおよび/またはランダム・アクセス・メモリから命令およびデータを受ける。
[0051] コンピュータ・プログラムおよびデータを実体的に具体化するのに適した記憶デバイスには、一例としてEPROM、EEPROM、およびフラッシュ・メモリ・デバイスのような半導体メモリ・デバイスを含むあらゆる形態の不揮発性メモリ、内部ハード・ディスクおよびリムーバブル・ディスクのような磁気ディスク、およびDVDディスクが含まれる。以上の内いずれもが、特別に設計された特定用途集積回路(ASIC)によって補足されても、またはこれらに組み込まれてもよい。
実施形態例
[0052] 例1は、位相シンチレーションに対してリアル・タイム選別プロセスを実施する方法を含む。この方法は、位相シンチレーション・モニタにおいてサンプル時間期間中に位相シンチレーション・イベントを検出するステップと、位相シンチレーション・モニタにおける位相シンチレーション・イベントの検出に基づいて、関連する衛星測定データを今後の使用から除外するステップと、位相シンチレーション・モニタにおいて位相シンチレーション・イベントの終了を検出するステップと、位相シンチレーション・モニタによって判定される位相シンチレーション・イベントの終了後に収集された関連衛星測定データを再度受け入れるステップとを含む。
[0053] 例2は、例1の方法を含み、更に、蓄積デルタ距離データが入手可能な基準受信機/衛星対に対して衛星(SV)運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを計算するステップと、他の全てのSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートの平均をSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートから減算することによって、SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを基準受信機クロックに対して補償するステップと、サンプル時間期間における基準受信機/衛星対に対する基準受信機トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを計算するステップとを含む。
[0054] 例3は、例2の方法を含み、更に、数値積分を使用してキャリア位相推定値を計算するステップと、基準受信機/衛星対に対してキャリア位相推定値のサンプル平均を計算するステップと、現在のサンプル時間期間における基準受信機/衛星対に対するキャリア位相推定値のばらつきを計算するステップとを含む。
[0055] 例4は、例1〜3のいずれかの方法を含み、位相シンチレーション・モニタにおいてサンプル時間期間中に位相シンチレーション・イベントを検出するステップが、少なくとも1つの基準受信機/衛星対に対する現サンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が除外判断基準を満たすと判定するステップを含む。
[0056] 例5は、例4の方法を含み、少なくとも1つの基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、除外判断基準を満たすことを判定するステップが、少なくとも1つの基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、除外閾値よりも大きい、または除外閾値に等しい、の内一方であることを判定するステップを含む。
[0057] 例6は、例1〜例5のいずれかの方法を含み、位相シンチレーション・イベントの終了を検出するステップが、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間にける位相シンチレーション監視識別子が、再受け入れ判断基準を満たすことを判定するステップを含む。
[0058] 例7は、例6の方法を含み、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、再受け入れ判断基準を満たすことを判定するステップが、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、再受け入れ閾値未満であることを判定するステップを含む。
[0059] 例8は、例6および例7のいずれかの方法を含み、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間にける位相シンチレーション監視識別子が、再受け入れ判断基準を満たすことを判定するステップが、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、予め選択された数のサンプルにわたって再受け入れ閾値未満であることを判定するステップを含む。
[0060] 例9は、例6〜例8のいずれかの方法を含み、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間にける位相シンチレーション監視識別子が、再受け入れ判断基準を満たすことを判定するステップが、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、予め選択された数の連続サンプルにわたって再受け入れ閾値未満であることを判定するステップを含む。
[0061] 例10は、位相シンチレーションに対してリアル・タイム選別を行う位相シンチレーション・モニタを含む。この位相シンチレーション・モニタは、複数の基準受信機から入力を受信するように通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサによる実行のためにプログラム命令を有形に具体化する記憶媒体とを含み、このプログラム命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、サンプル時間期間中に位相シンチレーション・イベントを検出し、位相シンチレーション・イベントの検出に基づいて、関連する衛星測定データを今後の使用から除外し、位相シンチレーション・イベントの終了を検出し、位相シンチレーション・イベントの終了後に収集された関連衛星測定データを再度受け入れるように動作可能である。
[0062] 例11は、例10の位相シンチレーション・モニタを含み、サンプル測定の間位相シンチレーション・イベントを検出するプログラム命令が、更に、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、少なくとも1つの基準受信機/衛星対に対して現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、除外判断基準を満たすと判定するように動作可能である。
[0063] 例12は、例11の位相シンチレーション・モニタを含み、少なくとも1つの基準受信機/衛星対に対して現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、除外判断基準を満たすと判定するように動作可能なプログラム命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、少なくとも1つの基準受信機/衛星対に対して現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、除外閾値よりも大きい、または除外閾値に等しい、の内一方であると判定するように動作可能なプログラム命令を含む。
[0064] 例13は、例10〜例12のいずれかの位相シンチレーション・モニタを含み、位相シンチレーション・イベントの終了を検出するように 動作可能なプログラム命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、再受け入れ判断基準を満たすと判定するように動作可能なプログラム命令を含む。
[0065] 例14は、例13の位相シンチレーション・モニタを含み、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、再受け入れ判断基準を満たすと判定するように動作可能なプログラム命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、再受け入れ閾値未満であると判定するように動作可能なプログラム命令を含む。
[0066] 例15は、例13および例14のいずれかの位相シンチレーション・モニタを含み、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、再受け入れ判断基準を満たすと判定するように動作可能なプログラム命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、除外基準受信機/衛星対に対する現在のサンプル時間期間における位相シンチレーション監視識別子が、予め選択された数のサンプルにわたって、再受け入れ閾値未満であると判定するように動作可能なプログラム命令を含む。
[0067] 例16は、例10〜例15のいずれかの位相シンチレーション・モニタを含み、前述のプログラム命令が、更に、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、位相シンチレーション・モニタに、少なくとも1つの基準受信機/衛星対に対して現在のサンプル時間における位相シンチレーション監視識別子を計算させるように動作可能である。
[0068] 例17は、例16の位相シンチレーション・モニタを含み、少なくとも1つの基準受信機/衛星対に対して現在のサンプル時間における位相シンチレーション監視識別子を計算するプログラム命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、蓄積デルタ距離データが入手可能な基準受信機/衛星対に対して衛星(SV)運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを計算し、他の全てのSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートの平均をSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートから減算することによって、SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを基準受信機クロックに対して補償し、サンプル時間期間における基準受信機/衛星対に対する基準受信機トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを計算するように動作可能なプログラム命令を含む。
[0069] 例18は、例17の位相シンチレーション・モニタを含み、少なくとも1つの基準受信機/衛星対に対して現在のサンプル時間における位相シンチレーション監視識別子を計算するプログラム命令が、更に、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、数値積分を使用してキャリア位相推定値を計算し、基準受信機/衛星対に対してキャリア位相推定値のサンプル平均を計算し、現在のサンプル時間期間における基準受信機/衛星対に対するキャリア位相推定値のばらつきを計算するように動作可能なプログラム命令を含み、計算されたキャリア位相推定値のばらつきが、位相シンチレーション監視識別子となる。
[0070] 例19は、位相シンチレーション監視識別子を計算する方法を含む。この方法は、蓄積デルタ距離データが入手可能な基準受信機/衛星対に対して衛星(SV)運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを計算するステップと、他の全てのSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートの平均をSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートから減算することによって、SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを基準受信機クロックに対して補償するステップとを含む。
[0071] 例20は、例19の方法を含み、更に、サンプル時間期間における基準受信機/衛星対に対する基準受信機トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを計算するステップと、数値積分を使用してキャリア位相推定値を計算するステップと、基準受信機/衛星対に対してキャリア位相推定値のサンプル平均を計算し、現在のサンプル時間期間における基準受信機/衛星対に対するキャリア位相推定値のばらつきを計算するステップとを含み、計算されたキャリア位相推定値のばらつきが、位相シンチレーション監視識別子となる。
[0072] 以上、本明細書では具体的な実施形態について例示し説明したが、同じ目的を達成するために計算される任意の構成を、以上で示した具体的な実施形態と置換してもよいことは、当業者には認められよう。本願は、本発明のあらゆる改変および変形をも権利範囲に含むことを意図している。したがって、本発明は特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されることを明白に意図している。

Claims (2)

  1. 位相シンチレーションにリアル・タイム選別を実施する方法であって、
    衛星測定データに基づいて、位相シンチレーション・モニタ(13)においてサンプル時間期間中に位相シンチレーション・イベント(16−1)を検出するステップと、
    前記位相シンチレーション・モニタ(13)における前記位相シンチレーション・イベント(16−1)の検出に基づいて、関連する衛星測定データを今後の使用から除外するステップと、
    前記位相シンチレーション・モニタ(13)において前記位相シンチレーション・イベントの終了を検出するステップと、
    前記位相シンチレーション・モニタ(13)によって判定された前記位相シンチレーション・イベント(16−1)の終了後に収集された関連衛星測定データを再度受け入れるステップと、
    蓄積デルタ距離データが入手可能である基準受信機/衛星対(RR /SV )に対して、衛星(SV)運動およびSVクロック訂正キャリア・レート(cr_corrected (k))を計算するステップと、
    前記SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートから、他の全てのSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レート(cr_corrected (k))の平均を減算することによって、基準受信機クロックに対するSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートを補償するステップと、
    前記補償されたSV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートに基づいて、k番目のサンプル時間期間における前記基準受信機/衛星対RR /SV に対する基準受信機トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レート(rrCR detrend (k)を計算するステップと、
    トレンド除去SV運動およびSVクロック訂正キャリア・レートの数値積分を使用して、キャリア位相推定値(P2 in (k)を計算するステップと、
    現在(k番目)のサンプル時間期間における前記基準受信機/衛星対(RR /SV )に対する前記キャリア位相推定値P2 ij (k)のばらつきを計算するステップと、
    を含む、方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記位相シンチレーション・モニタ(13)において前記サンプル時間期間中に前記位相シンチレーション・イベント(16−1)を検出するステップが、
    少なくとも1つの基準受信機/衛星対(RR/SV)に対する現在の(k番目)サンプル時間期間における位相シンチレーション・モニタ(13)の識別子が、除外判断基準を満たすと判定するステップを含み、
    前記位相シンチレーション・イベント(16−1)の終了を検出するステップが、
    除外基準受信機/衛星対(RR/SVj_excluded)に対する現在の(k番目)サンプル時間期間における位相シンチレーション・モニタ(13)の識別子が、再受け入れ判断基準を満たすと判定するステップを含む、方法。
JP2015033991A 2014-02-28 2015-02-24 位相シンチレーションの存在下において既存モニタの完全性を保護するための衛星測定値選別 Active JP6539063B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/193,773 2014-02-28
US14/193,773 US9964645B2 (en) 2014-02-28 2014-02-28 Satellite measurement screening to protect the integrity of existing monitors in the presence of phase scintillation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015180868A JP2015180868A (ja) 2015-10-15
JP6539063B2 true JP6539063B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=52468951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015033991A Active JP6539063B2 (ja) 2014-02-28 2015-02-24 位相シンチレーションの存在下において既存モニタの完全性を保護するための衛星測定値選別

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9964645B2 (ja)
EP (1) EP2913692B1 (ja)
JP (1) JP6539063B2 (ja)
RU (1) RU2015106319A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10551505B2 (en) * 2014-09-05 2020-02-04 Fugro Intersite B.V. Ionospheric scintillation prediction
EP3662594A4 (en) * 2017-08-01 2021-04-28 ViaSat, Inc. SCINTILLATION ATTENUATION IN GEOGRAPHICALLY DISTRIBUTED SATELLITE ACCESS NODES
US20220365224A1 (en) * 2021-05-17 2022-11-17 Reliable Robotics Corporation Radar altimeter augmented receiver autonomous integrity monitoring in aircraft

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6243409B1 (en) * 1997-07-15 2001-06-05 Novatel, Inc. Global navigation satellite system receiver with blanked-PRN code correlation
US6448925B1 (en) * 1999-02-04 2002-09-10 Conexant Systems, Inc. Jamming detection and blanking for GPS receivers
US6693979B1 (en) * 2000-01-13 2004-02-17 The Aerospace Corporation Adaptive smoothing system for fading communication channels
US7009557B2 (en) * 2001-07-11 2006-03-07 Lockheed Martin Corporation Interference rejection GPS antenna system
US6888498B2 (en) * 2002-09-24 2005-05-03 Honeywell International, Inc. Method and system for compensating satellite signals
US8253624B2 (en) * 2003-06-02 2012-08-28 Motorola Mobility Llc Detection and reduction of periodic jamming signals in GPS receivers and methods therefor
US6934632B2 (en) * 2003-10-08 2005-08-23 Navcom Technology, Inc. Method for using three GPS frequencies to resolve carrier-phase integer ambiguities
US8013789B2 (en) * 2004-10-06 2011-09-06 Ohio University Systems and methods for acquisition and tracking of low CNR GPS signals
US8077085B2 (en) * 2007-06-20 2011-12-13 Mediatek Inc. Methods for processing correction messages, correcting position measurements of GNSS receiver, and related apparatuses
DE102007050034A1 (de) * 2007-10-17 2009-04-23 Astrium Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Integritätsüberwachung von Satellitennavigationssignalen
EP2279426B1 (en) 2008-04-11 2012-05-23 Technische Universität München Method for vector phase tracking a plurality of global positioning satellite carrier signals
DE102008025064A1 (de) * 2008-05-26 2009-12-03 Astrium Gmbh Verfahren zum Verbessern der Kontinuität bei einem Zweifrequenz-Satellitennavigationssystem
US8134497B2 (en) * 2008-09-30 2012-03-13 Trimble Navigation Limited Method and system for location-dependent time-specific correction data
US9372266B2 (en) * 2009-09-10 2016-06-21 Nextnav, Llc Cell organization and transmission schemes in a wide area positioning system (WAPS)
CN101806911A (zh) 2010-01-14 2010-08-18 国家卫星气象中心 一种电离层闪烁监测方法及电离层闪烁监测仪
US8094064B2 (en) 2010-03-04 2012-01-10 Honeywell International Inc. Ground-based system and method to monitor for excessive delay gradients
JP5408109B2 (ja) * 2010-11-15 2014-02-05 日本電気株式会社 閾値決定装置、閾値決定方法およびプログラム
DE102011015871B4 (de) * 2011-04-01 2012-12-20 Astrium Gmbh Erfüllen erhöhter Integritätsanforderungen mit einem Erweiterungssystem eines Satellitennavigationssystems
KR101300080B1 (ko) * 2012-01-26 2013-08-30 삼성전자주식회사 위성 수신 장치에서 위성 상태를 확인하기 위한 장치 및 방법
US9405015B2 (en) * 2012-12-18 2016-08-02 Subcarrier Systems Corporation Method and apparatus for modeling of GNSS pseudorange measurements for interpolation, extrapolation, reduction of measurement errors, and data compression
US9759816B2 (en) * 2013-01-11 2017-09-12 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Multi-constellation GNSS integrity check for detection of time signal manipulation
US9250327B2 (en) * 2013-03-05 2016-02-02 Subcarrier Systems Corporation Method and apparatus for reducing satellite position message payload by adaptive data compression techniques
US9488729B2 (en) * 2013-08-07 2016-11-08 Topcon Positioning Systems, Inc. Detection of scintillations in signals of global navigation satellite systems caused by ionospheric irregularities

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015180868A (ja) 2015-10-15
RU2015106319A3 (ja) 2018-08-31
EP2913692B1 (en) 2020-06-17
US20150247930A1 (en) 2015-09-03
US9964645B2 (en) 2018-05-08
EP2913692A1 (en) 2015-09-02
RU2015106319A (ru) 2016-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11409002B2 (en) Method for operating a plurality of GNSS receivers for detecting satellite signal deformation
JP5572877B2 (ja) 異常な擬似距離測定値から無線ナビゲーション受信機ユーザを保護するための方法
EP3086138B1 (en) Using code minus carrier measurements to mitigate spatial decorrelation errors caused by ionosphere delays
CN109709579B (zh) 一种基于用户测距误差实时估计的gnss卫星星历故障检测方法
US10215862B2 (en) Systems and methods for a code carrier divergence high-pass filter monitor
KR101811760B1 (ko) Gbas 지상시스템 기반의 쿨백-라이블러 발산을 이용한 전리층 이상 감시장치 및 방법
JP6714339B2 (ja) 衛星シグマを平均し、除外した衛星測定値を差分補正および完全性監視に再入するためのシステムおよび方法
JP6585903B2 (ja) 振幅シンチレーションの存在下において既存モニタの完全性を保護するための衛星測定値選別
CN110596732B (zh) 基于lms自适应滤波的gbas电离层异常检测方法
US20190361129A1 (en) Multi Frequency Monitor for Detecting Ionospheric and Tropospheric Disturbances
JP6539063B2 (ja) 位相シンチレーションの存在下において既存モニタの完全性を保護するための衛星測定値選別
KR101503001B1 (ko) 지상설비 안테나와 기저선 길이 예측값을 이용한 위성항법시스템의 고장 판단 시스템 및 그 방법
KR101446427B1 (ko) 고장 검출 임계값 갱신 장치 및 방법
KR101104452B1 (ko) 위성항법 기반 기준국 지향 시공간 차분을 이용한 전리층 폭풍 감지 시스템 및 방법
Blanch et al. Near term improvements to WAAS availability
US10514463B2 (en) Ground-based system and method to monitor for excessive delay gradients using long reference receiver separation distances

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6539063

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250