JP6535934B2 - 発進制御機 - Google Patents

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Description

本発明は、車両有料施設の料金所等に設置され、車両の通行を許可又は阻止する発進制御機に関する。
高速道路等の有料道路における入口料金所、出口料金所等では、走行中の車両と自動的に無線通信を確立し、電子決済により課金処理を行う電子式料金収受システム(ETC(登録商標):Electronic Toll Collection System、「自動料金収受システム」とも言う)が利用されている。
このETCにおいては、料金所ゲートへの車両の進入を車両検知器が検知すると、車線サーバが路側アンテナに対して通信指令を発し、これに基づいて路側アンテナが車両に搭載された車載器との通信を開始する。次いで、車線サーバは路側アンテナにより車載器から得られた情報に基づいて、正常車両か異常車両かの別を判断する。そして、正常車両と判断した際には車両通行遮断機の阻止棒を開状態とし、異常車両と判断した際には阻止棒を閉状態に維持することで、車両の通行を許可するか、又は阻止するようになっている。
ところで、ETCでは、例えばETCカードの未挿入等の要因によって、料金所ゲートへ進入した車両が異常車両であると判断された場合に、阻止棒への開指令が入力されないため阻止棒が開状態とならない。阻止棒が開状態にならずに車両が阻止棒に接触、衝突した場合に、車両や発進制御機が損傷することを防止するため、例えば特許文献1に開示されているように阻止棒(開閉バー)が水平方向に回動することで、阻止棒が車両から離れるように退避するリリース機構が発進制御機に採用されている。阻止棒が開状態にならずに、阻止棒の手前で車両が停止した場合は、収受員等の作業者が開指令を手動入力し、発進制御機を開状態にすることで車両の退出を行う。
特開2013−49985号公報
ここで、阻止棒が開状態にならずに、阻止棒の直前で車両が停止した場合には、特に大型車両では車両の一部が阻止棒の上下動を阻害してしまい開状態として車両を退出させることが困難になる場合があり、阻止棒を車両から離れるように退避させて車両を通過させる必要がある。しかしながら、特許文献1に開示されたようなリリース機構では、収受員等の作業者が阻止棒の位置まで移動して手動でリリース操作を行い、車両を通過させる必要があった。このため、車両がリリースされるまでに時間を要してしまう。また、作業者の安全をより確実なものとするためには、作業者が車道に出て阻止棒を車両から離れるように退避させる作業を行うことを回避することが望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、安全に、車両のリリースを行うことができる発進制御機を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明の第一の態様に係る発進制御機(1)は、阻止棒(2)と、前記阻止棒(2)を保持可能な保持部(3)と、前記保持部(3)に前記阻止棒(2)が保持された状態で、前記阻止棒(2)が車道(R)を閉じる閉位置(P1)から前記車道(R)を開放する開位置(P2)まで動作するように、前記保持部(3)を回転可能に支持する開閉機構(4)と、前記保持部(3)が前記閉位置(P1)にある状態で、前記阻止棒(2)が前記保持部(3)に保持されて前記車道(R)を閉じる使用位置(P1a)から、車両の進行方向(D)奥側(D2)に向けて延びるように配されるリリース位置(P1b)まで、前記保持部(3)に対して前記阻止棒(2)をリリース軸(33)回りに回転可能に支持するリリース回転機構(5)と、前記阻止棒(2)を、前記使用位置(P1a)から前記リリース位置(P1b)へとリリース軸(33)回りに回転させるように前記阻止棒(2)を押すリリース動作機構(6)と、前記リリース動作機構(6)の動作を制御する制御部(61)と、を備えている。
このような発進制御機によれば、制御部によってリリース動作機構を動作させることで、阻止棒を車両の進行方向奥側に車両から逃げるようにしてリリース位置まで自動で回転させることができる。従って、阻止棒の閉位置で車両が停止して車両が阻止棒の開閉を妨げる状態となった場合でも、作業者が車道に出て手動で阻止棒から車両をリリースする必要がなくなる。
また、本発明の第二の態様に係る発進制御機(1)では、上記第一の態様における前記阻止棒(2)は、前記保持部(3)が前記閉位置(P1)にある状態で前記リリース軸(33)から前記車道(R)へと延びる本体部(11)と、前記保持部(3)が前記閉位置(P1)にある状態で前記リリース軸(33)から前記車道(R)とは反対側に延びる基部(12)とを有し、前記リリース動作機構(6)は、前記阻止棒(2)が前記使用位置(P1a)にあるときに前記基部(12)に押し付けられるとともに、前記阻止棒(2)が前記使用位置(P1a)から前記リリース位置(P1b)に向けて回転する際に前記基部(12)が移動する方向に、進出可能に設けられた進退部材(51)と、前記進退部材(51)の位置を検出する検出センサ(52)と、前記制御部(61)によって制御され、前記進退部材(51)を前記阻止棒(2)の前記基部(12)が移動する方向に進出させるとともに、前記検出センサ(52)の検出結果に基づいて退避させるように動作する駆動部(53)と、を有していてもよい。
このように、進退部材が阻止棒の基部を押すことによって阻止棒をリリース位置に移動させることができるため、簡易な構造で、容易に車両を阻止棒から自動でリリースすることができる。
また、本発明の第三の態様に係る発進制御機(1)では、上記第二の態様における前記駆動部(53)は、前記阻止棒(2)の前記基部(12)が移動する方向に前記進退部材(51)を押し付けるとともに、前記基部が移動する方向と反対方向に退避可能な直動軸(57)と、前記直動軸(57)を進退駆動させるモータ本体(58)と、を備える直動型ステッピングモータであってもよい。
このように駆動部が直動型ステッピングモータであることで、容易に進退部材を阻止棒の基部が移動する方向に進退させることができる。
また、本発明の第四の態様に係る発進制御機では、上記第一の態様において、前記開閉機構は、前記保持部を回転可能に支持する開閉用シャフトを有し、前記阻止棒は、前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道へと延びる本体部と、前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道とは反対側に延びる基部とを有し、前記リリース動作機構は、前記阻止棒が前記使用位置にあるときに前記基部に押し付けられるとともに、前記阻止棒が前記使用位置から前記リリース位置に向けて回転する際に前記基部が移動する方向に、進出可能に設けられた進退部材を有し、前記進退部材は、前記開閉用シャフトを貫通していてもよい。
また、本発明の第五の態様に係る発進制御機では、上記第一の態様において、前記阻止棒は、前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道へと延びる本体部と、前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道とは反対側に延びる基部とを有し、前記リリース動作機構は、前記阻止棒が前記使用位置にあるときに前記基部に押し付けられるとともに、前記阻止棒が前記使用位置から前記リリース位置に向けて回転する際に前記基部が移動する方向に、進出可能に設けられた進退部材を有し、前記基部は、前記使用位置において前記基部が前記保持部に対して相対移動しないように前記保持部に固定され、前記進退部材は、前記基部が前記使用位置において前記保持部に固定される位置と、前記リリース軸との間で前記基部に向けて進出してもよい。
また、本発明の第の態様に係る発進制御機(1)では、上記第二から第五のいずれかの態様における前記リリース動作機構(6)は、前記基部(12)が移動する方向に、前記進退部材(51)に対して弾性力を与える弾性部材(54)をさらに有していてもよい。
このように弾性部材を設けることで、仮に、阻止棒の閉位置で車両が阻止棒に接触して車両により阻止棒が進行方向の奥側に押され、それにより阻止棒が保持部から外れた場合には、弾性部材の弾性力によって進退部材が進出する。その結果、検出センサによって進退部材の進出を検知することができる。
上記の発進制御機によれば、リリース動作機構を用いて、安全に、車両のリリースを行うことができる。
本発明の実施形態に係る発進制御機を示す概略斜視図であって、阻止棒が閉位置にある状態を示す。 本発明の実施形態に係る発進制御機を示す上面図であって、阻止棒が使用位置に有る状態を示す。 本発明の実施形態に係る発進制御機を示す上面図であって、阻止棒がリリース位置に有る状態を示す。 本発明の実施形態に係る発進制御機を示す側面図であって、図2のA−A断面を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る発進制御機1について説明する。
(全体構成)
図1に示すように、発進制御機1は、例えば有料道路や駐車場等の料金所に設けられ、車両の通行を許可、又は阻止する装置である。
図2及び図3に示すように、この発進制御機1は、車道R上に配置される阻止棒2と、阻止棒2を保持する保持部3と、阻止棒2及び保持部3を動作させる開閉機構4と、阻止棒2を保持部3に対して動作可能に支持するリリース回転機構5と、阻止棒2を保持部3に対して動作させるリリース動作機構6とを備えている。
(阻止棒の構成)
阻止棒2は棒状をなし、車道Rを閉じる閉位置P1と車道Rを開放する開位置P2との間で動作可能に車道Rに配置される。
具体的には、図1に示すように、閉位置P1では、阻止棒2は、車両の進行方向Dの手前側D1から奥側D2への通行を遮断するように、車道R上で略水平に延びるように配置される。
一方で、開位置P2では、阻止棒2は、車両の進行方向Dへの通行を許可するように、閉位置P1から図1に示す矢印の方向に向かって回転して、上方へ延びるように配置される。なお、開位置P2での阻止棒2の状態についての詳細を図示しないが、開位置P2では阻止棒2が鉛直方向に延びて直立した状態となっている。
そして阻止棒2は、閉位置P1で車道Rへと延びる本体部11と、本体部11と一体に設けられて車道Rとは反対側に延びる基部12とを有している。本体部11は、基部12に比べて外形寸法が大きくなっている。
(保持部の構成)
保持部3は、図4に示すように、断面C字状をなすとともに、進行方向Dの奥側D2、及び、上下方向から阻止棒2の基部12を囲むようにして基部12を収容することで阻止棒2を保持可能な長尺状の部材である。即ち、保持部3は、進行方向Dの奥側D2に設けられた底面板15と、この底面板15と一体に設けられて上方に配置された上面板16、及び、この底面板15と一体に設けられて下方に配置された下面板17とを有している。
保持部3には、上面板16を貫通して下方に突出するように突起部材19が設けられている。また、もう一つの突起部材19が、下面板17を貫通して上方に突出するように設けられている。これら一対の突起部材19は、例えばボールプランジャー等であって、阻止棒2の基部12の上面及び下面に形成された凹部12aに、突起部材19の先端が入り込むことで、阻止棒2が保持部3に対して相対移動しないように、阻止棒2を固定する。この突起部材19は、保持部3が閉位置P1にある状態で、保持部3における車道Rから離れた側の端部となる基端部寄りの位置に設けられている。
ここで、阻止棒2が保持部3に保持されている状態とは、突起部材19の先端が凹部12aに入り込んで、阻止棒2が保持部3に固定されている状態を示す。
また、保持部3が閉位置P1にある状態を基準にして、保持部3の基端部には、ウェイト20が取付けられている。
(開閉機構の構成)
開閉機構4は、阻止棒2が閉位置P1から開位置P2まで回転可能となるように、保持部3を支持している。
具体的には開閉機構4は、保持部3が閉位置P1にある状態を基準にして、保持部3に突起部材19が設けられた位置よりも車道Rに近い側で、保持部3の底面板15に取り付けられた開閉用シャフト21と、開閉用シャフト21を回転可能に支持する筐体22とを有している。
開閉用シャフト21は、進行方向Dに延びる回転軸線O1を中心とした棒状をなし、この回転軸線O1回りに回転する。また、開閉用シャフト21は、保持部3の底面板15の上部が下部よりも鉛直方向に対して進行方向Dの奥側D2に位置するように傾いた状態で底面板15に取り付けられて固定されている。これにより、開閉用シャフト21が回転すると、保持部3が開閉用シャフト21の回転軸線O1に対して傾斜して延びる回転軸線O2回りに、換言すると、水平面に対して傾斜して進行方向Dに沿って延びる回転軸線O2回りに回転する。即ち、開閉用シャフト21には、回転軸線O1回りの回転力を回転軸線O2回りの回転力に変換可能なジョイント部21aが設けられている。
筐体22には、開閉用シャフト21を外周側から筐体22に対して相対回転可能に支持する軸受23と、開閉用シャフト21に固定された歯車等の伝達機構(不図示)を介して開閉用シャフト21を回転させるモータ等の回転動力源(不図示)とが主に収容されている。
(リリース回転機構の構成)
リリース回転機構5は、図2に示すように、保持部3が閉位置P1にある状態を基準にして、保持部3における車道R側の端部である先端部寄りの位置に設けられて、阻止棒2を保持部3に対して回転可能に支持する回転支持部31と、回転支持部31に設けられたロックレバー部35とを有している。
回転支持部31は、保持部3の底面板15に設けられた支持部本体32と、支持部本体32を上下に貫通するように設けられたリリース軸33と、リリース軸33に取り付けられた連結部材34とを有している。
支持部本体32は、保持部3の先端部寄りの位置で底面板15に固定されて、進行方向Dの奥側D2に向かって底面板15からとび出すように設けられている。
リリース軸33は、保持部3の回転中心である回転軸線O2に直交する方向に平行に延びる回転軸線O3を中心とした棒状をなしている。
連結部材34は、阻止棒2の基部12における先端部寄りの位置(阻止棒2が閉位置P1にある状態を基準にして車道R側の端部寄りの位置)で、基部12の進行方向Dの奥側D2を向く面に固定されているとともに、リリース軸33に取り付けられ、リリース軸33の回転軸線O3を中心として支持部本体32に対して相対回転可能になっている。
図2及び図3に示すように、連結部材34が支持部本体32に対して回転することによって、阻止棒2が保持部3に対して相対回転し、阻止棒2が、閉位置P1において車道Rを閉じる使用位置P1aから、車両の進行方向Dの奥側D2となるリリース位置P1bまで、90度回転するようになっている。
ロックレバー部35は、リリース軸33の回転軸線O3を中心として回転するレバー41と、阻止棒2がリリース位置P1bに有る状態でレバー41を保持部3に固定する固定部材42とを有している。
レバー41は、阻止棒2に沿って延びる把持部45と、把持部45の根元となる保持部3に近接する側に把持部45と一体に形成されたフック部46とを有している。
把持部45は、作業者が把持して回転力を付与することでロックレバー部35全体を回転可能としている。また把持部45には、阻止棒2の本体部11に沿って、本体部11に対向する面に板バネ47が設けられている。
フック部46は、阻止棒2がリリース位置P1bに有る状態で、保持部3に沿って車道Rとは反対側に延びているとともに、固定部材42に引っ掛かるように先端が屈曲している。また阻止棒2がリリース位置P1bに有る状態で、上述した板バネ47によって、フック部46は保持部3に向かって弾性力が付与される。
固定部材42は、支持部本体32を上下に貫通するように、保持部3が閉位置P1に有る状態を基準にしてリリース軸33よりも車道Rから離れる側に設けられて、リリース軸33と平行に延びる棒状をなす部材である。
図3に示すように、阻止棒2がリリース位置P1bに有る状態で、固定部材42にはロックレバー部35におけるフック部46が進行方向Dの奥側D2から嵌り込み、ロックレバー部35が保持部3に固定される。
一方で、作業者が把持部45を把持して回転力をロックレバー部35に付与することで、レバー41が阻止棒2の本体部11を押し、阻止棒2が使用位置P1aに復帰するようになっている。
なお、阻止棒2をリリース位置P1bに固定するために、上述したロックレバー部35を用いた機構以外の他の機構を採用してもよい。
また、作業者がロックレバー部35を操作して、阻止棒2を使用位置P1aに復帰させる場合に限定されず、自動で復帰させる機構を採用してもよい。このような自動リリース復帰機構は、例えば、事務所からの指令によって駆動するモータによってロックレバー部35を回転させる機構等が例示される。
(リリース動作機構の構成)
リリース動作機構6は、阻止棒2に対して進退移動する棒状部材(進退部材)51と、棒状部材51の位置を検出する検出センサ52と、棒状部材51を進退移動させる駆動部53とを有している。
棒状部材51は、開閉用シャフト21を貫通して、開閉用シャフト21と同軸上に設けられるとともに、開閉用シャフト21に対して回転軸線O1の方向に相対移動可能となっている。また、棒状部材51は保持部3の底面板15も貫通しており、阻止棒2が使用位置P1aに有る状態、即ち、阻止棒2が保持部3に保持されている状態で、阻止棒2の基部12に向かって進出し、棒状部材51の先端部が阻止棒2に進行方向Dの奥側D2から接触するようになっている。
本実施形態では、阻止棒2に対して進退移動する進退部材として棒状部材51を用いた例を説明するが、棒状部材51に代えて他の部材を用いてもよい。即ち、進退部材は棒状をなすものに限定されず、例えばブロック状をなす部材や、中空状のパイプ等であってもよい。
この棒状部材51には、棒状部材51の基端部寄りの位置で、開閉用シャフト21との間にコイルバネ等の弾性部材54が介在されている。この弾性部材54は、棒状部材51に対して阻止棒2の基部12が移動する方向、即ち、進行方向Dの手前側D1に向かう弾性力を与えている。これにより、棒状部材51に回転軸線O1方向の外力が作用しない状態では、棒状部材51の先端部が保持部3の底面板15から手前側D1に飛び出した状態となる。
より具体的には、棒状部材51は、基端部で、先端部に比べて外径寸法が小さくなっていることで、棒状部材51には、段差面51aが形成されている。段差面51aの法線方向は、回転軸線O1の方向に沿っている。また開閉用シャフト21には、開閉用シャフト21における棒状部材51の基端部側の端面から、回転軸線O1の方向に窪む回転軸線O1を中心とした柱状の空間Sが形成されている。空間Sの開口Saには、棒状部材51を回転軸線O1の方向に貫通させるとともに開口Saを塞ぐようにして回転軸線O1を中心とした環状をなす蓋部材59が開閉用シャフト21に固定されて設けられている。
本実施形態では、コイルバネである弾性部材54が棒状部材51の外周面を覆うようにして空間S内に挿入され、かつ、段差面51aと蓋部材59とによって回転軸線O1の方向の両側から挟まれて設けられている。弾性部材54は、阻止棒2が使用位置P1aに有る状態で、自然長から縮んだ圧縮状態で設けられている。
検出センサ52は、筐体22の内部に配置された距離センサである。この検出センサ52は、棒状部材51に取り付けられた検知用ドグ55と、棒状部材51の回転軸線O1の方向への進退に伴う検知用ドグ55の移動を検知する検知部56とを有している。
検知用ドグ55は、棒状部材51の基端部に設けられた回転軸線O1を中心とした板状(具体的には円盤状)をなし、棒状部材51とともに回転軸線O1の方向に進退移動する。
検知部56は、筐体22の内部で検知用ドグ55に対向するように筐体22に固定されており、検知用ドグ55が所定の距離だけ検知部56から遠ざかった際に、検出信号を後述する制御部61へ送り、検出信号は、この制御部61から収受員等の作業者が待機する事務所に送信される。検知部56として用いられる距離センサの具体例としては、磁気式近接センサ、誘導型近接センサ、静電容量型近接センサ等が挙げられる。
駆動部53は、棒状部材51及び開閉用シャフト21よりも進行方向Dの奥側D2で筐体22内に設けられている。
この駆動部53は、阻止棒2の基部12が移動する方向、即ち、回転軸線O1の方向に棒状部材51を押し付ける直動軸57と、直動軸57を進退駆動させるモータ本体58とを備える直動型ステッピングモータである。
ここで、本実施形態の発進制御機1は、リリース動作機構6の動作を制御する制御部61をさらに備えている。この制御部61は筐体22内に設けられて、駆動部53に接続されているとともに、事務所からの操作信号に基づいて駆動部53を動作するようになっている。
そして駆動部53では、事務所からの操作信号を制御部61が受信した際に、制御部61によって直動軸57を動作させるようになっている。そして、直動軸57が棒状部材51の基端部を押すことで、棒状部材51を回転軸線O1の方向に阻止棒2の基部12に向かって進出させ、棒状部材51によって基部12を押し付ける。また、事務所からの操作信号を制御部61が受信した際に、制御部61がモータ本体58を通じて直動軸57を棒状部材51の基端部から退避させる。
(阻止棒のリリース動作)
ここで、使用位置P1aとリリース位置P1bとの間での阻止棒2の回転動作について説明する。
まず、車両が進行方向Dに発進制御機1に進入し、例えばETCカードの未挿入等によって異常車両と判断される。この時点で阻止棒2は、例えば車両に引っ掛かって停止しているか、又は、阻止棒2の上下の開閉動作を阻害する位置に停止している。
次に、作業者が、事務所から制御部61に対して操作信号を送信することで、駆動部53の直動軸57を棒状部材51に向かって進出させる。そして、直動軸57が棒状部材51を基部12に押し付けることで、保持部3の突起部材19と阻止棒2の凹部12aとの固定が解除される。これにより、リリース軸33の回転軸線O3を中心として、保持部3に対して阻止棒2を、使用位置P1aからリリース位置P1bへと90度回転させる。リリース位置P1bでは、ロックレバー部35のフック部46が固定部材42に固定され、ロックレバー部35が保持部3に固定される。
棒状部材51には、弾性部材54によって弾性力が与えられているため、駆動部53の直動軸57を棒状部材51に向かって進出させて直動軸57が棒状部材51を押した際、棒状部材51が進行方向Dの手前側D1に向かって開閉用シャフト21及び保持部3に対して自動的に相対移動する。
ここで、阻止棒2がリリース位置P1bに向かって回転する際、保持部3には、基端部に設けられたウェイト20の重力によって、基端部が下方に向かうようにモーメントが作用し、保持部3は、回転軸線O2を中心として回転する。この際、阻止棒2には保持部3とは反対方向へのモーメント、即ち、基部12が上方へ向かうように阻止棒2にモーメントが作用する。保持部3は開閉用シャフト21に対して傾斜して設けられていることで、(例えば車両が阻止棒2を押すことによって)このような上方へ向かうモーメントが阻止棒2に作用すると、保持部3に対して阻止棒2が遠ざかる方向に力が作用し、自動的に使用位置P1aからリリース位置P1bまで、阻止棒2が回転する。
そして阻止棒2がリリース位置P1bに到達した時点で、進行方向Dの奥側D2に向かって車両を進行させて発進制御機1を通過させる。
阻止棒2がリリース位置P1bに到達した時点では棒状部材51が進出していることで、使用位置P1aに阻止棒2が有る状態と比べて検知用ドグ55の位置が所定の距離だけ検知部56から遠ざかっている。よって検出信号が事務所へ送信される(リリース検知)。この検出信号を確認して、即ち検出結果に基づいて、事務所からの作業者による操作により、操作信号を制御部61に送信することで、駆動部53の直動軸57が、棒状部材51から離れるように退避する。
その後、ロックレバー部35を作業者が操作することにより、阻止棒2が使用位置P1aに復帰して保持部3の突起部材19を阻止棒2の凹部12aに入り込ませるとともに、阻止棒2の基部12によって棒状部材51を進行方向Dの奥側D2に向かって押して、発進制御機1を通常の運用に戻す。なお、上述したように、自動リリース復帰機構を用いて阻止棒2を使用位置P1aに復帰させてもよい。
ここで、作業者の操作によって駆動部53の直動軸57の退避を行う場合に限らず、検知基準(検知用ドグ55)が検知部56から所定距離だけ離れていたら、自動的に直動軸57の退避を行ってもよい。
また、検知基準(検知用ドグ55)が検知部56から所定距離だけ離れている時間を制御部61で監視し、所定の時間経過した時点で、自動的に直動軸57の退避を行ってもよい。
さらに、棒状部材51の先端部が基部12に非接触となっている状態を検知するセンサを別途設け、棒状部材51と基部12との非接触を検知した時点で、自動的に直動軸57の退避を行ってもよい。
(発進制御機の作用、効果)
以上説明した本実施形態の発進制御機1によると、制御部61によってリリース動作機構6を動作させることで、阻止棒2を車両の進行方向Dの奥側D2に、車両から逃げるようにしてリリース位置P1bまで自動で回転させることができる。
従って、阻止棒2の閉位置P1で車両が停止して、車両が阻止棒2の開閉動作を妨げる状態となった場合であっても、作業者が車道Rに出て手動で阻止棒2から車両をリリースする必要がなくなる。この結果、安全かつ容易に、車両のリリースを行うことができる。
また、阻止棒2の閉位置で車両が阻止棒2に接触して、阻止棒2が進行方向の奥側に押され、それにより阻止棒2が保持部3から外れた場合には、弾性部材54の弾性力によって棒状部材51が進出する。その結果、検出センサ52によって棒状部材51の進出を検知することができる。
さらに本実施形態では、棒状部材51が阻止棒2の基部12を押すことによって阻止棒2を使用位置P1aからリリース位置P1bに移動させるようになっている。このため、さらに簡易な構造で車両を阻止棒2から自動でリリースすることができる。
また、検出センサ52を用いて棒状部材51の位置を検出することで、棒状部材51が進行方向Dの奥側D2に向かって、保持部3に対して退避可能となるように駆動部53の直動軸57が動作する。この際、棒状部材51に設けられた弾性部材54の弾性力によって、阻止棒2を保持部3による保持力から解放し、使用位置P1aから動かすために必要となる押し出し力(駆動部53の直動軸57からシャフト51へ加えられる力)を抑えつつ、棒状部材51を阻止棒2の基部12に押し付けて、容易に阻止棒2をリリース位置P1bに移動させることができる(阻止棒2が使用位置P1aから移動するには、弾性力と押し出し力とを合わせた力の大きさが、保持部3による保持力を上回ればよい)。従って、駆動部53で必要な動力を抑えることができ、例えば、駆動部53の小型化につながる。なお、この押し出し力の大きさは、弾性部材による力によらず、単独で阻止棒2を使用位置P1aから動かせるだけの大きさであってもよい。
さらに、仮に、阻止棒2の閉位置P1で車両が阻止棒に接触し、車両が阻止棒2を進行方向Dの奥側D2に押した場合、(駆動軸53の力によらず)弾性部材54の弾性力によって、自動的に阻止棒2をリリース位置P1bに向けて動作させることができる。即ち、駆動部53を用いることなく、阻止棒2を回転動作させることができ、車両のリリースが可能となる。
また、本実施形態では、駆動部53が直動型ステッピングモータであるため、棒状部材51の押し付けを非常に簡易な構成で行うことができるとともに、棒状部材51の退避も容易であるため、阻止棒2の使用位置P1aへの復帰も容易である。
さらに、阻止棒2をリリース位置P1bへ回転させる際に、棒状部材51が阻止棒2の基部12を押す構成になっているため、車道Rから離れた位置にリリース動作機構6を設置することができる。このため、リリース動作機構6が車両の通行の妨げになることを回避することができる。また、このように棒状部材51が阻止棒2の基部12を押すことで、棒状部材51が阻止棒2の本体部11を押す場合に比べて、阻止棒2に対してより大きな回転モーメントを付与することができ、容易に阻止棒2を使用位置P1aからリリース位置P1bへ回転させることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、多少の設計変更も可能である。
例えば、本実施形態では、棒状部材51が開閉用シャフト21を貫通するように設けられているが、この棒状部材51は開閉用シャフト21とは異なる位置、例えば開閉用シャフト21と同じ高さで、開閉用シャフト21を貫通しない位置に設けられていてもよい。
さらに、駆動部53は直動型ステッピングモータである場合に限られず、例えば回転型のモータに歯車等の伝達機構を設けて、棒状部材51を進退させるようにしてもよい。
さらに棒状部材51には、必ずしも弾性部材54を設けなくともよい。
なお、特開2012−214991号公報には、遮断棹を退避位置へ移動させる発明が記載されているが、本発明とはその構造が異なる。
1…発進制御機
2…阻止棒
3…保持部
4…開閉機構
5…リリース回転機構
6…リリース動作機構
11…本体部
12…基部
12a…凹部
15…底面板
16…上面板
17…下面板
19…突起部材
20…ウェイト
21…開閉用シャフト
21a…ジョイント部
22…筐体
23…軸受
31…回転支持部
32…支持部本体
33…リリース軸
34…連結部材
35…ロックレバー部
41…レバー
42…固定部材
45…把持部
46…フック部
47…板バネ
51…棒状部材(進退部材)
51a…段差面
52…検出センサ
53…駆動部
54…弾性部材
55…検知用ドグ
56…検知部
57…直動軸
58…モータ本体
59…蓋部材
61…制御部
O1…回転軸線
O2…回転軸線
O3…回転軸線
P1…閉位置
P1a…使用位置
P1b…リリース位置
P2…開位置
D…進行方向
R…車道
S…空間
Sa…開口

Claims (6)

  1. 阻止棒と、
    前記阻止棒を保持可能な保持部と、
    前記保持部に前記阻止棒が保持された状態で、前記阻止棒が車道を閉じる閉位置から前記車道を開放する開位置まで動作するように、前記保持部を回転可能に支持する開閉機構と、
    前記保持部が前記閉位置にある状態で、前記阻止棒が前記保持部に保持されて前記車道を閉じる使用位置から、車両の進行方向奥側に向けて延びるように配されるリリース位置まで、前記保持部に対して前記阻止棒をリリース軸回りに回転可能に支持するリリース回転機構と、
    前記阻止棒を、前記使用位置から前記リリース位置へとリリース軸回りに回転させるように前記阻止棒を押すリリース動作機構と、
    前記リリース動作機構の動作を制御する制御部と、
    を備える発進制御機。
  2. 前記阻止棒は、
    前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道へと延びる本体部と、
    前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道とは反対側に延びる基部とを有し、
    前記リリース動作機構は、
    前記阻止棒が前記使用位置にあるときに前記基部に押し付けられるとともに、前記阻止棒が前記使用位置から前記リリース位置に向けて回転する際に前記基部が移動する方向に、進出可能に設けられた進退部材と、
    前記進退部材の位置を検出する検出センサと、
    前記制御部によって制御され、前記進退部材を前記阻止棒の前記基部が移動する方向に進出させるとともに、前記検出センサの検出結果に基づいて退避させるように動作する駆動部と、
    を有する請求項1に記載の発進制御機。
  3. 前記駆動部は、
    前記阻止棒の前記基部が移動する方向に前記進退部材を押し付けるとともに、前記基部が移動する方向と反対方向に退避可能な直動軸と、
    前記直動軸を進退駆動させるモータ本体と、
    を備える直動型ステッピングモータである請求項2に記載の発進制御機。
  4. 前記開閉機構は、前記保持部を回転可能に支持する開閉用シャフトを有し、
    前記阻止棒は、
    前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道へと延びる本体部と、
    前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道とは反対側に延びる基部とを有し、
    前記リリース動作機構は、
    前記阻止棒が前記使用位置にあるときに前記基部に押し付けられるとともに、前記阻止棒が前記使用位置から前記リリース位置に向けて回転する際に前記基部が移動する方向に、進出可能に設けられた進退部材を有し、
    前記進退部材は、前記開閉用シャフトを貫通している請求項1に記載の発進制御機。
  5. 前記阻止棒は、
    前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道へと延びる本体部と、
    前記保持部が前記閉位置にある状態で前記リリース軸から前記車道とは反対側に延びる基部とを有し、
    前記リリース動作機構は、
    前記阻止棒が前記使用位置にあるときに前記基部に押し付けられるとともに、前記阻止棒が前記使用位置から前記リリース位置に向けて回転する際に前記基部が移動する方向に、進出可能に設けられた進退部材を有し、
    前記基部は、前記使用位置において前記基部が前記保持部に対して相対移動しないように前記保持部に固定され、
    前記進退部材は、前記基部が前記使用位置において前記保持部に固定される位置と、前記リリース軸との間で前記基部に向けて進出する請求項1に記載の発進制御機。
  6. 前記リリース動作機構は、前記基部が移動する方向に、前記進退部材に対して弾性力を与える弾性部材をさらに有する請求項2から5のいずれか一項に記載の発進制御機。
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