JP6534158B2 - 幼児用ベッド - Google Patents

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Description

本発明は、幼児用ベッド、殊に、弾力性並びに通気性に優れているとともに俯せ寝の場合に呼吸困難や窒息しない幼児用ベッドに関するものである。
近頃、幼児の就寝姿勢として仰向け姿勢による後頭部の変形を防止することから欧米で一般に行われている俯せ寝の姿勢で就寝させることが好まれている。
しかしながら、俯せ寝の場合には呼吸する鼻や口が寝具に塞がれて呼吸困難や窒息してしまうという心配があり、幼児は就寝前にミルク等の流動物を引用することからこれらの引用物を吐瀉した場合などはこれらの吐瀉物による呼吸困難な場合が生じるという心配がある。
特に、新生児は俯せ状態になると自身で首を持ち上げたり俯せから仰向きに寝返りを打つことができず、仰向けに寝かした場合であっても就寝時に俯せになることが考えられる。
そこで、例えば特開2003−61791号公報、実開平5−65324号公報などに俯せ寝の場合にも呼吸困難や窒息しないマットレスが提示されている。
ところが、前記公報に提示されている俯せ寝において呼吸を確保できる寝具は図4および図5に示すように、マットの上面から下面に連通した通気口を形成したものであり、俯せの就寝時に前記通気口に鼻や口が合致するとは限らず、確実に呼吸を確保することができない。
特開2003−61791号公報 実開平5−65324号公報
本発明は前記従来の幼児用ベッドが有する問題点を解決するためになされたものであり、仰向けの姿勢においても弾力性、通気性に優れて幼児が安眠できることはもちろんのこと、俯せ寝の姿勢で就寝しても或いは仰向け寝で寝た後に俯せになって首を上げたり寝返りを打てない場合にも呼吸困難になったり、窒息する心配がない幼児用ベッドを提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するためになされた本発明は、側板により囲まれた中空のベッド枠に剛性を有する材質により形成された通気性構造体が下方に空間を形成して所定の高さ位置に支持されているとともに前記通気性構造体の上面に通気性を有する弾性体が敷設されており、更に前記弾性体の上面にメッシュにより形成された通気性シーツが敷設されていることを特徴とする。
特に、本発明において、前記弾性体が弾性を有する樹脂製の線条体を絡み合わせて形成した三次元エアクッションであると好ましく、前記弾性体が比較的厚みがある場合にはベッド枠の前記弾性体を囲む側板に通気窓が形成されているとよい。
また、本発明において、前記通気性構造体が、側板により囲まれた中空のベッド枠に剛性を有する材質により所定の厚みと高さを有する板材によ形成され上下方向にわたって通気性を確保した中空のハニカム構造体であると好ましく、前記前記ベッド枠の前記弾性体を囲む側板に通気窓が形成されているとともに前記ベッド枠における通気性構造体の下方に形成された空間が大気に通じているとよい。
更に、本発明において、前記ベッド枠における通気性構造体の下方に形成され空間が遮蔽材により囲われているとともに前記空間を覆う遮蔽材の一部に形成した送風窓に送風機が配置されている場合には強制的に就寝面に空気を送ることも可能である。
本発明によれば、仰向けの姿勢においても弾力性、通気性に優れて幼児が安眠できることはもちろんのこと、俯せ寝の姿勢で就寝しても或いは仰向け寝で寝た後に俯せになって首を上げたり寝返りを打てない場合にも呼吸困難になったり、窒息する心配がない。
本発明の好ましい実施の形態を示す分解斜視図。 図1に示した実施の形態の縦断面図。 本発明の異なる実施の形態を示す縦断面図。 従来例を示す概略図。 異なる従来例を示す概略図。
次に、本発明を図面に示す好ましい実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は本発明である幼児用ベッドの好ましい実施の形態を示すものであり、本実施の形態は、主として側板により囲まれた中空のベッド枠1と、前記ベッド枠1の下方に空間11を形成して所定の高さ位置に支持される剛性を有する材質により形成された通気性構造体2と、前記通気性を有する弾性体3の上に敷設されるメッシュにより形成された通気性シーツ4とから構成される。
更に説明すると、前記ベッド枠1は従来周知の幼児用ベッドと同様のものであり、例えば木材などにより形成されたそれぞれ高さが200mm、厚みが30mm程度で、横幅が900mm程度の一対の側板12,13と同高さで横幅が1200mm程度の一対の側板14,15を組み合わせて平面が長方形の枠16に形成されるとともにその四隅において下方に配置された脚17により内部下方に大気に通じる空間11が形成されており、更に、前記枠16の内側下方の四隅における所定の高さ位置に例えば平面が三角形の支持板18がそれぞれ固着されている。尚、前記枠16の上方に立設されているのは就寝時の脱落を防止する柵19である。
また、前記通気性構造体2が、例えば軽金属や硬質の合成樹脂材により形成された所定の厚みと高さを有する板材により平面が円形または多角形に形成された複数のコアを前後左右に並設した例えば図示したようなハニカム構造体のような上下方向に通気性を有する立体構造体により前記ベッド枠1の前記空間11の平面に内接する平面形状に形成され、前記空間11を形成する四隅の所定の高さ位置に固着されている三角形の支持板18に載置されることで空間11の所定高さ位置に水平状態で支持される。
尚、本実施の形態における通気性構造体2は、後述のきわめて軽量な弾性体3並びに通気性シーツ4を支持するととともに使用者も体重の軽い幼児であり材質によっては1mm程度の板厚のものを使用することができるのでほぼ全面にわたって通気性を確保することができる。
更に、本実施の形態における前記通気性構造体2の上に載置される通気性を有する弾性体3は、例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系、ポリエステル系ポリマー、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン系ポリマーなどの弾性を有する合成樹脂材により形成される樹脂製の湾曲させた線条体をループ状や不規則に絡まり合い絡み合わせて形成した三次元エアクッションであり、例えば特開昭48−24075号公報、特開2007−010675号公報、特開2011−245287号公報などに提示されているような従来周知の構造を有する三次元エアクッションであり、適宜の弾性ときわめて高い空隙率を有するものであり、更に線条体として中空線条を用いることにより軽量化をはかることができる。
但し、本実施の形態では前記従来の公報に提示されている使用目的であるクッション性を求める訳でなく、通気性構造体2の上面における突条による身体への押圧を緩和するための弾性と通気性を求めるものであり、前記公報に提示されているエアクッションのように気密材により被包して内部を大気よりも低い圧力や高い圧力にする必要はなく、また、使用する幼児は大人と異なり体重も軽いので厚みも例えば数十mm程度でも使用可能であり100%に近い通気性を発揮させることができる。
更にまた、前記弾性体3の上に敷設されるメッシュにより形成された通気性シーツ4は、例えば外径が2mm程度の綿や麻などの天然繊維を15メッシュ程度の網目に形成した前記通気性構造体2と同形に形成される。
以上のような構成を有する本実施の形態は、従来の幼児用ベッドと同様に室内に置くだけで使用することが可能であり、使用方法も幼児(乳幼児)を仰向けまたは俯せた状態でそのまま寝かせればよく、俯せの場合であっても鼻や口が通気性シーツ4に接したとしても、それぞれ通気性を有する通気性シーツ4、通気性を有する弾性体3、通気性構造体2を介してベッド枠1の下方に形成される大気に通じている空間11へと通気が行われるので呼吸困難や窒息する心配がない。
殊に、本実施の形態では通気性構造体2を通気性を有する立体構造体により形成したことと通気性を有する弾性体3や使用する幼児の体重も軽量であることから、通気性構造体2を薄板により形成することで通気率を向上させることが可能であり、更に、弾性体3としてきわめて高い通気性を有するとともに軽量の立体構造体による三次元エアクッションを用いたことにより確実に通気を確保することができる。
また、前記通気性を有する弾性体3が厚く形成されている場合にはベッド枠1の前記弾性体3を囲む側板12,13,14,15に通気窓20が形成されていると更に通気性が向上する。
図3は本発明の異なる実施の形態を示すものであり、全体の構成は前記図1および図2に示した実施の形態とほぼ同様であるが、ベッド枠1における通気性構造体2の下方に形成された空間11が遮蔽材5により囲われているとともに前記空間11を覆う遮蔽材5の一部に形成した送風窓51に送風機6が配置されている点が異なる。
本実施の形態では、外部からの大気を強制的に就寝面(通気性シーツ4)に送ることも可能であり、通気性を向上させるとともに確実に呼吸困難な状態や窒息を防止することができる。
1 ベッド枠、2 通気性構造体、3 弾性体、4 通気性シーツ、5 遮蔽材、6 送風機、11 空間、12,13,14,15 側板、16 枠、17 脚、18 支持板、19 柵、20 通気窓、51 送風窓

Claims (3)

  1. 側板により囲まれた中空のベッド枠に剛性を有する材質により形成された通気性構造体が下方に空間を形成して所定の高さ位置に支持されているとともに前記通気性構造体の上面に弾性を有する樹脂製の線条体を絡み合わせて形成した三次元エアクッションからなる通気性を有する弾性体が敷設されており、更に前記弾性体の上面にメッシュにより形成された通気性シーツが敷設されているとともに、前記通気性構造体は所定の厚みと高さを有する板材により形成された中空のハニカム構造からなり、全面にわたって通気性を確保しかつその上に配置される前記弾性体、通気性シーツおよび幼児を前記中空ベッド枠に支持可能である立体構造体であり、且つ前記ベッド枠の前記弾性体を囲む側板に通気窓が形成されているとともに前記ベッド枠における通気性構造体の下方に形成された空間が大気に通じていることを特徴とする幼児用ベッド。
  2. 前記通気性構造体が、厚さ1mmの軽金属や硬質の合成樹脂材により形成された板材により形成され、前記ベッド枠内接するように形成され、前記空間を形成する四隅の所定の高さ位置に固着されている支持板に載置されることで空間の高さ位置に水平状態で支持されることを特徴とする請求項1記載の幼児用ベッド。
  3. 前記ベッド枠における通気性構造体の下方に形成された空間が遮蔽材により囲われているとともに前記空間を覆う遮蔽材の一部に形成した送風窓に送風機が配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の幼児用ベッド。
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