JP6533796B2 - 広周波数帯域にわたってほぼ一定な位相シフトを有する無線周波数信号経路 - Google Patents

広周波数帯域にわたってほぼ一定な位相シフトを有する無線周波数信号経路 Download PDF

Info

Publication number
JP6533796B2
JP6533796B2 JP2016559394A JP2016559394A JP6533796B2 JP 6533796 B2 JP6533796 B2 JP 6533796B2 JP 2016559394 A JP2016559394 A JP 2016559394A JP 2016559394 A JP2016559394 A JP 2016559394A JP 6533796 B2 JP6533796 B2 JP 6533796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive layer
transmission line
pattern
signal terminal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016559394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017510204A (ja
Inventor
フィン、ミン—チョウ
フィン、ミン―チョウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Litepoint Corp
Original Assignee
Litepoint Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Litepoint Corp filed Critical Litepoint Corp
Publication of JP2017510204A publication Critical patent/JP2017510204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6533796B2 publication Critical patent/JP6533796B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/18Phase-shifters
    • H01P1/184Strip line phase-shifters
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/10Auxiliary devices for switching or interrupting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/02Coupling devices of the waveguide type with invariable factor of coupling
    • H01P5/022Transitions between lines of the same kind and shape, but with different dimensions
    • H01P5/028Transitions between lines of the same kind and shape, but with different dimensions between strip lines
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P9/00Delay lines of the waveguide type

Landscapes

  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguides (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Description

本発明は、位相シフト回路構成に関し、特に、広周波数帯域にわたってほぼ一定な位相シフトを提供する受動位相シフト回路構成に関する。
今日の電子装置の多くは、接続目的と通信目的の両方のために無線信号技術を使用する。無線装置は電磁エネルギーを送受信するので、そして2つ以上の無線装置はそれらの信号周波数およびパワースペクトル密度により互いの動作と干渉する可能性を有するので、これらの装置およびそれらの無線信号技術は様々な無線信号技術標準規格に従わねばならない。
このような無線装置を設計する際、技術者は、「このような装置が装置に含まれる無線信号技術規定標準規格のそれぞれを満足するまたは超える」ことを保証するために特別の注意を払う。さらに、これらの装置が後で量産される際、これらの装置は、含まれる無線信号技術標準規格に従うことを保証することを含み、製造欠陥が不適切な動作を引き起こさないということを保証するために試験される。
一般的に高周波数(RF)装置およびシステム、特に無線RF装置およびシステムを試験する際、特定の信号経路を介し送信または受信される信号の位相をシフトする必要がしばしばある。例えば、遮蔽筐体内または別の形態の制御された信号経路環境内などで1つ以上の無線信号経路を使用することにより装置を試験する際、マルチパス信号干渉効果を緩和するように信号源と各アンテナ素子間の1つ以上の信号経路内の信号位相のシフトを可能にするために1つ以上のアンテナ素子(例えばアンテナアレイ)が移相素子と共に利用され得る(このような試験筐体および無線信号試験技術は米国特許出願第13/839,162号明細書と同第13/839,583号明細書に開示されており、参照としてその内容を本明細書に援用する)。
位相シフトの可変量を生じ得る多種多様なRF信号経路構造が存在する。例えば、異なる長さの2つの伝送線路を単に有することで、このような線路により搬送される信号に互いに異なる位相シフトを経験させ、これにより一方の信号の他方の信号に対する位相シフトを引き起こす。しかし、選択された長さの伝送線路を単に使用することでは、信号周波数の線形関数として変化する位相シフトを導入することになる。したがって、所望量の位相シフトは非常に狭い帯域幅だけにわたって実現され得る。
受動伝送線路上で利用可能な帯域幅を増加するために開発された1つの技術は、所望の位相シフトが与えられ得る広帯域幅を提供するために伝送線路と連結部とを使用するSchiffman移相器設計として知られている。しかし、この広帯域幅の実現には、実装を困難にし得る伝送線路素子間の緊密な信号結合を必要とする。
小型超広帯域移相器(compact ultra wideband phase shifter)としばしば呼ばれる開発された別の技術は広位相シフト帯域幅(例えば3〜11GHz)を実現し得る。しかし、位相差は30度以下に制限される。
したがって、広周波数帯域にわたって著しい位相シフトの選択可能量(例えば90度以上)を提供する技術を有することが望ましい。
本発明による、高周波(RF)信号の位相をシフトするための回路構成が提供される。基板の一方の側の電磁気伝送線路パターンの互いに異なりかつ電気的に結合された部分は、RF信号周波数と電磁気伝送線路パターンのそれぞれの寸法とにより決定される位相シフトであって、広帯域幅にわたってほぼ一定である位相シフトを有するRF信号を搬送するために、対向する基板側の別の電磁気伝送線路パターンと相互作用する。異なるパターン寸法を有しRF信号スイッチ間に結合するこのような、対向する電磁気伝送線路パターンの複数実装により、複数の位相シフトが選択的に提供され得る。
本発明の一実施形態によると、高周波(RF)信号の位相をシフトするための回路構成は、電気的絶縁体で形成された基板であって、互いに対向する第1および第2の側を有する基板と、第1の側に配置された第1の導電性層であって、第1と第2の信号端子間に電気的に結合された互いに異なり電気的に結合された第1および第2のパターン部を有する第1の電磁気伝送線路パターンを含む第1の導電性層と、第2の側に配置された第2の導電性層であって、第2のパターン部分と電磁気連通するための第2の電磁気伝送線路パターンを含む第2の導電性層とを含む。
例示的実施形態によると、第1のパターン部分はマイクロストリップ構造を含み、第2のパターン部分および第2の電磁気伝送線路パターンは併せてパッチ−スロット構造を構成する。
図1は、異なる長さの2つの受動伝送線路と、周波数の関数としてそれぞれにより与えられる位相差とを描写する。 図2は従来のマイクロストリップ伝送線路構造の斜視図である。 図3は、マイクロストリップ−スロットライン遷移技術を使用する従来の小型超広帯域移相器の伝送線路構造を描写する。 図4は図3の移相器の周波数の関数としての位相シフトを描写する。 図5は、本発明の例示的実施形態による2つの受動伝送線路構造を使用する周波数の関数としての位相シフト差を描写する。 図6は、本発明の例示的実施形態による伝送線路位相シフト回路構成を描写する。 図7は図6の位相シフト回路構成の信号位相対周波数を描写する。 図8は、選択可能位相シフトを提供する位相シフト構造として実現される例示的実施形態による複数伝送線路位相位相シフト回路を描写する。
以下の詳細説明は、添付図面を参照した本発明の例示的実施形態である。このような説明は、本発明の範囲に対する制限ではなく例示的となるように意図されている。このような実施形態は、当業者に本発明を実施できるようにするのに十分に詳細に説明され、本発明の思想または範囲から逸脱することなくいくつかの変形と共に他の実施形態が実施され得るということが理解されよう。
本開示全体にわたって、別途明示しない限り、説明される個別回路要素は単数または複数であり得るということが理解される。例えば、用語「回路」、「回路構成」は、単一部品、または能動および/または受動のいずれかであり、説明される機能を提供するために接続され、またはそうでなければ連結される(例えば、1つ以上の集積回路チップとして)複数の部品のうちのいずれかを含み得る。加えて、用語「信号」は1つ以上の電流、1つ以上の電圧またはデータ信号を指し得る。添付図面内では、同様なまたは関連要素は同様なまたは関連する英数字表記を有することになる。さらに、本発明は個別電子回路構成(好適には1つ以上の集積回路チップの形式の電子回路構成)を使用する実施形態の文脈で論述されたが、このような回路構成の任意の部品の機能は代替的に、処理される信号周波数またはデータ速度に依存して、1つ以上の適切にプログラムされたプロセッサを使用することにより実現され得る。さらに、添付図面が様々な実施形態の機能ブロックの線図を示す限りでは、機能ブロックはハードウェア回路間の分割を必ずしも示さない。
携帯電話、スマートフォン、タブレットなどの無線装置は、IEEE802.11a/b/g/n/ac、3GPP LTEおよびブルートゥース(登録商標)などの標準規格ベースの技術を活用する。これらの技術の基礎をなす標準規格は、信頼できる無線接続性および/または通信を提供するように設計される。標準規格は、物理的および上位仕様がエネルギー効率良く概して設計されることと、同じまたは他の技術を使用することにより、隣接する装置間または無線スペクトルを共有する装置間の干渉を最小化することとを規定する。
これらの標準規格により規定された試験は、このような装置が標準規定仕様に従うように設計されるということと、製造された装置がこれらの規定仕様に依然として従うということとを保証することを意味する。ほとんどの装置は、少なくとも1つ以上の受信機および送信機を含む送受信器である。したがって、試験は、受信機と送信機の両方が標準規定仕様に準拠するかどうかを確認するように意図されている。DUTの受信機または受信機群の試験(RX試験)は通常、試験システム(テスタ)が試験パケットを受信機へ送信することと、DUT受信機がこれら試験パケットにどのように応答するかを判断する何らかの方法とに関わる。DUTの送信機は、同送信機にパケットを試験システムへ送信させることにより試験され、次に試験システムは同DUTにより送信された信号の物理的特性を評価する。
一般的に、無線装置の試験は、導電性信号コネクタを使用することによりそれぞれの試験サブシステムまたはシステムへ無線装置を接続することに先立つ。しかし、いくつかの例では(例えば、上記特許出願において論述したように)、無線装置と試験装置とのインターフェースは信号が電磁気的に搬送される無線信号経路を含む。比較的小さな電磁的遮蔽筐体に閉じ込められ、試験信号インターフェースは、上記筐体内にアレイアンテナ素子を含む。アレイアンテナ素子を介し無線信号は受信または送信され、個々のアンテナ信号は同相に調整される。アンテナ素子のアレイを使用するこのような試験環境は、信号源と送信機アンテナアレイ素子間または受信機アンテナアレイ素子と信号受信サブシステム間のそれぞれの信号経路において信号位相をシフトするための機構を必要とする。同装置の動作要件を所与として、これらの移相器は最小挿入損でもって広周波数範囲にわたって動作しなければならない。さらに、これらの移相器は、反射減衰量を最小化するように接続された信号経路の電圧定在波比(VSWR)と一致することができなければならない。
図1に示されているように、上記のように、互いに異なる信号位相を有する2つのRF信号を搬送するための従来技術は2つの伝送線路10a、10bを使用し、後者の信号経路10bはより長い。その結果、第2の経路10bを通過する信号の位相は、より短い信号経路10aを通過する信号の位相と比較して遅延されることになる。したがって、所望の信号周波数13において、信号経路10a、10bの長さの差は、2つの信号間の所望位相シフトが実現されるように設定され得る。しかし、位相対周波数グラフに描写するように、所望周波数13未満の周波数では位相シフトは低下し、所望周波数13より高い周波数では位相シフトは増加する。したがって位相シフトが特定の所望シフトにほぼ等しいままである帯域幅は狭い。
図2に示されているように、このような移相器に使用される一般的伝送線路構造はマイクロストリップとして知られる。周知の技術によると、マイクロストリップ伝送線路構造は、導体(例えば金属)でめっきされた上面14aと下面14b(接地面を提供する)を有する誘電体14を有するプリント回路基板と、幅12と長さ18を有する信号導体10とを含む。幅12は、基板14の厚さ16とその誘電率とに従って所望の線路インピーダンスにより決定され、長さ18は搬送信号に与えられる所望位相シフトにより決定される。
図3に示されているように、上記のように、小型超広帯域移相器は伝送線路パッチ−スロット構造を使用して実現された。ここでは2つのこのような構造20a、20bが描写され、互いに並んで配置され、入出力伝送線路パターンは基板(例えばプリント回路基板)の上部(A側)に配置され、結合伝送線路構造は下部(B側)に配置される。長さ寸法25aおよび幅寸法23aを有する入力導電性パッチ22aと出力導電性パッチ24aが片側に配置され、入力信号ポート32aはマイクロストリップ33aを介し入力導電性パッチ22aへ結合され、出力導電性パッチはマイクロストリップ35aを介し出力信号ポート34aへ結合される。ほぼ互いに反対の位置において他方側に配置されるのは、幅寸法27aおよび長さ寸法29aを有する2つの矩形導電性パッチ26a、28aにより形成された電気的絶縁伝送線路構造であって所定長31aを有するマイクロストリップ30aを介し結合された電気的絶縁伝送線路構造である。入力信号32aは、入力マイクロストリップライン33aとパッチ22aにより導かれ、対向パッチ26aへ結合され、ここで、マイクロストリップ30aを介し他の対向パッチ28aへ搬送され、結合して出力パッチ24aまで戻され、ここで、出力マイクロストリップ35aを介し出力ポート34aへ導かれる。
同様に、隣接回路構造20bを参照すると、入力ポート32bに入り出力ポート34bから出る信号は同様に位相シフトを経験することになる。様々な回路構造寸法23a、25a、27a、29a、31aが同じであれば、位相シフトは同じになる。しかし、第2の構造20bの寸法が第1の構造20aのものと異なれば、出力ポート34a、34bから出る2つの信号間には位相差が存在することになる。
図4に示されているように、第2の構造20bの寸法が第1の構造20aと異なる場合、当該周波数域にわたってほぼ一定のままである位相差が存在する。しかし、上記のように、この位相差は約30度に制限される。
図5に示されているように、本発明の例示的実施形態によると、このような伝送パッチ/スロット構造と伝送線路は、1つ以上の集中型(lumped)回路リアクタンス(例えば、個別の容量および/またはインダクタ)を使用することにより伝送線路の傾斜(すなわち位相対周波数)を変えるために併せて使用され得る。したがって、伝送線路位相勾配は、伝送パッチ/スロット構造の対応傾斜の事実上線形な部分にほぼ平行に作られ得る。したがって、2つの信号間の位相差は当該周波数域にわたってほぼ一定の値で維持され得る。このような例示的実施形態によると、この位相差は30度より著しく大きい(例えば定格90度である)可能性があり、当該周波数域にわたる位相分散は+/−20度である。したがって、大きい位相シフトを実現するためのカスケード接続には少ない移相器が必要である。
図6に示されているように、例示的実施形態によると、伝送パッチ/スロット構造20の形式の伝送線路パターンは、上部導体と下部導体間にはさまれた誘電体を有するプリント回路基板などの共有基板上のマイクロストリップの形式の伝送線路構造40と併せて使用される(上述のように)。第2の構造40の入力ポート42に入る信号は伝送線路40により出力ポート44へ搬送される。別の信号は、第1の構造20の入力ポート32に入り、そして、第1のパターン20の出力信号が第2のパターン40の出力ポート44における信号と比較して90+/−20度の位相シフトを有するような位相シフトでもって出力ポート34へ搬送される。この位相シフトは、1dB以下の挿入損と+10dB以上の反射減衰量とでもって800MHz〜8GHzの周波数範囲全体にわたってこの分散内に維持される。
第1の回路構造20と第2の回路構造40間の位相シフトの差は当該技術分野において周知の技術を使用することにより補償され得る、周知の技術としては、T型ネットワーク(第2のタイプの直列リアクタンスにより分離された第1のタイプの2つのシャント回路リアクタンス)またはπ型ネットワーク(第2のタイプの2つの直列リアクタンス間に接続された第1のタイプのシャントリアクタンス)などのネットワーク41の形式の集中型容量および/またはインダクタンスなどの集中型回路素子を含む技術が挙げられる。
図7に示されているように、例示的実施形態によると、図6に描写されたものに従う回路構造は、第2の伝送線路構造40(マイクロストリップ)が伝送パッチ/スロット構造20のものとほぼ平行な傾斜(位相対周波数)を有し得るように実現され得るもので、2つの構造間の位相分散は+/−20度以下であり、これは多くの用途で許容可能な位相分散である。
図8に示されているように、例示的実施形態によると、複数の可能位相シフトを有する回路構造50を形成するために伝送線路パターン20、40(図6)の複数のインスタンスが使用され得る(より多いまたは少ない位相シフトは伝送線路パターン20、40の様々な組み合わせを使用することにより含まれ得るということは容易に理解されるが、この例では4つの可能な位相シフトが設けられる)。例えば、この構造50は、4つの信号経路の中から信号配策回路60a、60b(例えば単極4投スイッチ形式)を切り替えることにより180、90、0および270度(左から右へ)の定格位相シフトを提供する。
本発明の構造および動作方法における様々な他の変形および代替形態が本発明の範囲と思想から逸脱することなく当業者にとって明白となる。本発明は特定の好ましい実施形態に関連して説明されたが、本発明はこのような特定の実施形態へ不当に限定されるべきでないということを理解すべきである。以下の特許請求の範囲は本発明の範囲を規定し、これらの特許請求の範囲に入る構造および方法とそれらの均等物はこれによりカバーされるように意図されている。

Claims (7)

  1. 高周波(RF)信号の位相をシフトするための回路構成を含む装置であって、
    電気的絶縁体で形成された基板であって、互いに対向する第1の側および第2の側を有する基板と、
    前記第1の側に配置された第1の導電性層であって、第1の信号端子と第2の信号端子との間に電気的に結合された、互いに異なり電気的に結合された第1のパターン部分および第2のパターン部分を有する第1の電磁気伝送線路パターンを含む第1の導電性層と、
    前記第2の側に配置された第2の導電性層であって、前記第2のパターン部分と電磁気連通するための第2の電磁気伝送線路パターンを含む第2の導電性層と
    を含み、
    前記第2の電磁気伝送線路パターンは前記第2の側の任意の他の導電体から電気的に絶縁される、装置。
  2. 高周波(RF)信号の位相をシフトするための回路構成を含む装置であって、
    電気的絶縁体で形成された基板であって、互いに対向する第1の側および第2の側を有する基板と、
    前記第1の側に配置された第1の導電性層であって、第1の信号端子と第2の信号端子との間に電気的に結合された、互いに異なり電気的に結合された第1のパターン部分および第2のパターン部分を有する第1の電磁気伝送線路パターンを含む第1の導電性層と、
    前記第2の側に配置された第2の導電性層であって、前記第2のパターン部分と電磁気連通するための第2の電磁気伝送線路パターンを含む第2の導電性層と
    を含み、
    前記第2のパターン部分と前記第2の電磁気伝送線路パターンは併せてパッチ−スロット構造を構成する、装置。
  3. 高周波(RF)信号の位相をシフトするための回路構成を含む装置であって、
    電気的絶縁体で形成された基板であって、互いに対向する第1の側および第2の側を有する基板と、
    前記第1の側に配置された第1の導電性層であって、第1の信号端子と第2の信号端子との間に電気的に結合された、互いに異なり電気的に結合された第1のパターン部分および第2のパターン部分を有する第1の電磁気伝送線路パターンを含む第1の導電性層と、
    前記第2の側に配置された第2の導電性層であって、前記第2のパターン部分と電磁気連通するための第2の電磁気伝送線路パターンを含む第2の導電性層と、
    前記第1の信号端子および第3の信号端子へ結合された第1のRF信号スイッチ回路構成と
    前記第2の信号端子および第4の信号端子へ結合された第2のRF信号スイッチ回路構成と
    を含み、
    前記第1の導電性層はさらに、第3の信号端子と第4の信号端子との間に電気的に結合された互いに異なり、電気的に結合された第3のパターン部分および第4のパターン部分を有する第3の電磁気伝送線路パターンを含み、
    前記第4のパターン部分の少なくとも一部は前記第2のパターン部分の少なくとも一部と同様であり、
    前記第2の導電性層はさらに、前記第4のパターン部分と電磁気連通するための第4の電磁気伝送線路パターンを含み、
    前記第4の電磁気伝送線路パターンの少なくとも一部は前記第2の電磁気伝送線路パターンの少なくとも一部と同様である、装置。
  4. 高周波(RF)信号の位相をシフトするための回路構成を含む装置であって、
    電気的絶縁体で形成された基板であって、互いに対向する第1の側および第2の側を有する基板と、
    前記第1の側に配置された第1の導電性層であって、第1の信号端子と第2の信号端子との間に電気的に結合された、互いに異なり電気的に結合された第1のパターン部分および第2のパターン部分を有する第1の電磁気伝送線路パターンを含む第1の導電性層と、
    前記第2の側に配置された第2の導電性層であって、前記第2のパターン部分と電磁気連通するための第2の電磁気伝送線路パターンを含む第2の導電性層と
    を含み、
    前記第1の導電性層はさらに、第3の信号端子と第4の信号端子との間に電気的に結合された互いに異なり、電気的に結合された第3のパターン部分および第4のパターン部分を有する第3の電磁気伝送線路パターンを含み、
    前記第4のパターン部分の少なくとも一部は前記第2のパターン部分の少なくとも一部と同様であり、
    前記第2の導電性層はさらに、前記第4のパターン部分と電磁気連通するための第4の電磁気伝送線路パターンを含み、
    前記第4の電磁気伝送線路パターンの少なくとも一部は前記第2の電磁気伝送線路パターンの少なくとも一部と同様であり、
    前記第1の電磁気伝送線路パターンおよび第3の電磁気伝送線路パターンを介し搬送されるRF信号は互いに異なるRF信号位相シフトを経験する、装置。
  5. 高周波(RF)信号の位相をシフトするための回路構成を含む装置であって、
    電気的絶縁体で形成された基板であって、互いに対向する第1の側および第2の側を有する基板と、
    前記第1の側に配置された第1の導電性層であって、第1の信号端子と第2の信号端子との間に電気的に結合された、互いに異なり電気的に結合された第1のパターン部分および第2のパターン部分を有する第1の電磁気伝送線路パターンを含む第1の導電性層と、
    前記第2の側に配置された第2の導電性層であって、前記第2のパターン部分と電磁気連通するための第2の電磁気伝送線路パターンを含む第2の導電性層と、
    別の電気的絶縁体で形成される別の基板であって、互いに対向する第3の側と第4の側を有する別の基板と、
    前記第3の側に配置された第3の導電性層であって、第3の信号端子と第4の信号端子との間に電気的に結合された、互いに異なり電気的に結合された第3のパターン部分および第4のパターン部分を有する第3の電磁気伝送線路パターンを含む第3の導電性層と、
    前記第4の側に配置された第4の導電性層であって、前記第4のパターン部分と電磁気連通するための第4の電磁気伝送線路パターンを含む第4の導電性層と、
    前記第1の信号端子と第3の信号端子へ結合された第1のRF信号スイッチ回路構成と
    前記第2の信号端子と第4の信号端子へ結合された第2のRF信号スイッチ回路構成と
    を含む、装置。
  6. 前記第2のパターン部分と前記第2の電磁気伝送線路パターンはほぼ互いに反対方向の位置に配置される、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記第1のパターン部分はマイクロストリップ構造を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
JP2016559394A 2014-04-02 2015-03-06 広周波数帯域にわたってほぼ一定な位相シフトを有する無線周波数信号経路 Active JP6533796B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/243,166 US9306257B2 (en) 2014-04-02 2014-04-02 RF phase shift apparatus having an electrically coupled path separated from an electromagnetically coupled path to provide a substantially constant phase difference therebetween
US14/243,166 2014-04-02
PCT/US2015/019103 WO2015153054A1 (en) 2014-04-02 2015-03-06 Radio frequency signal path with substantially constant phase shift over wide frequency band

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017510204A JP2017510204A (ja) 2017-04-06
JP6533796B2 true JP6533796B2 (ja) 2019-06-19

Family

ID=54210537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016559394A Active JP6533796B2 (ja) 2014-04-02 2015-03-06 広周波数帯域にわたってほぼ一定な位相シフトを有する無線周波数信号経路

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9306257B2 (ja)
JP (1) JP6533796B2 (ja)
KR (1) KR102342664B1 (ja)
CN (1) CN106104910B (ja)
TW (1) TWI658704B (ja)
WO (1) WO2015153054A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112563689A (zh) * 2019-09-10 2021-03-26 康普技术有限责任公司 移相器

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3568098A (en) * 1969-06-23 1971-03-02 Anaren Microwave Inc Microwave stripline devices
US5959509A (en) 1994-04-28 1999-09-28 Alliedsignal Inc. Printed 180 degree differential phase shifter including a non-uniform non-regular line
US6091311A (en) * 1997-08-21 2000-07-18 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Selectable path stripline/slotline digital phase shifter
JP2002151905A (ja) * 2000-11-14 2002-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可変遅延回路、該可変遅延回路を用いた増幅器および通信装置
JP2003008310A (ja) 2001-06-27 2003-01-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 高周波伝送線路の結合構造とそれを用いた可変移相器
GB0305619D0 (en) * 2003-03-12 2003-04-16 Qinetiq Ltd Phase shifter device
JP5081237B2 (ja) 2006-07-06 2012-11-28 ジ・オハイオ・ステイト・ユニバーシティ・リサーチ・ファウンデイション 伝送線路における異方性媒質のエミュレーション
KR101151984B1 (ko) * 2009-11-24 2012-06-01 주식회사 에이스테크놀로지 슬로우 웨이브 구조를 이용하는 엔포트 피딩 시스템 및 이에 포함된 피딩 소자
US20110183624A1 (en) 2010-01-28 2011-07-28 Thiagarajar College Of Engineering Devices and Methods for Phase Shifting a Radio Frequency (RF) Signal for a Base Station Antenna
JP2012039297A (ja) 2010-08-05 2012-02-23 Hitachi Cable Ltd 移相器
US8890750B2 (en) * 2011-09-09 2014-11-18 Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co., Ltd. Symmetrical partially coupled microstrip slot feed patch antenna element
US8847702B2 (en) 2011-09-26 2014-09-30 Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co., Ltd. Stub array microstrip line phase shifter

Also Published As

Publication number Publication date
CN106104910B (zh) 2020-10-30
US20150288042A1 (en) 2015-10-08
KR102342664B1 (ko) 2021-12-23
US9306257B2 (en) 2016-04-05
CN106104910A (zh) 2016-11-09
WO2015153054A1 (en) 2015-10-08
KR20160140663A (ko) 2016-12-07
TWI658704B (zh) 2019-05-01
TW201540000A (zh) 2015-10-16
JP2017510204A (ja) 2017-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bialkowski et al. Design of a compact UWB out-of-phase power divider
Abbosh Compact tunable reflection phase shifters using short section of coupled lines
KR20160105870A (ko) 쿼시-야기-타입 안테나
Lin et al. Miniature Butler matrix design using glass-based thin-film integrated passive device technology for 2.5-GHz applications
WO2010036955A1 (en) Slot antennas, including meander slot antennas, and use of same in current fed and phased array configurations
EP1505683B1 (en) High frequency switch module and multi-layer substrate for high frequency switch module
US10284165B2 (en) Variable phase shifter, variable phase shift circuit, RF front-end circuit, and communication apparatus
CN104579221A (zh) 高频电路模块
US20140022027A1 (en) Planar balun transformer device
Asif et al. Low-profile independently-and concurrently-tunable quad-band antenna for single chain sub-6GHz 5G new radio applications
Srivastava et al. A compact 4× 4 ultrawideband (UWB) band notched MIMO antenna
JP6533796B2 (ja) 広周波数帯域にわたってほぼ一定な位相シフトを有する無線周波数信号経路
US11405012B2 (en) Balun and method for manufacturing the same
Kim et al. Dual‐band LTCC chip antenna design using stacked meander patch for mobile handsets
Qian A compact LTCC decoupling-network based on coupled-resonator for antenna interference suppression of adjacent frequency bands
Al Abbas et al. Millimeter wave tunable power divider using modified Wilkinson design
Naghar et al. Design study of a miniaturized multi-layered antenna-in-package for 2.4 GHz wireless communication
Nachouane et al. Wideband 3× 4 Butler matrix using Wilkinson divider for MIMO applications
Binti Muklas et al. A design of compact ultra wideband coupler for butler matrix
Rahman et al. Study of user effects on two-port MIMO antennas at 2.4 GHz and 5.8 GHz for Wi-Fi and WLAN applications
Seddiki et al. A compact power divider multilyer for UWB applications
KR20210055487A (ko) 기판 집적 도파관을 이용한 밸런
Zhang et al. Continuously frequency reconfigurable power divider with large tuning bandwidth
Azhari et al. Transmit/receive 3–20 GHz 1.2 mW packaged double-pole-16-throw switching matrix for radar-based target detection
Tseng et al. Miniature 2.4-GHz switched beamformer module using the integrated passive device technology

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180227

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180531

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6533796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250