JP6532837B2 - スティック付物品の包装装置 - Google Patents

スティック付物品の包装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6532837B2
JP6532837B2 JP2016068244A JP2016068244A JP6532837B2 JP 6532837 B2 JP6532837 B2 JP 6532837B2 JP 2016068244 A JP2016068244 A JP 2016068244A JP 2016068244 A JP2016068244 A JP 2016068244A JP 6532837 B2 JP6532837 B2 JP 6532837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
articles
article
frozen dessert
stick
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016068244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017178368A (ja
Inventor
齋藤 勲
勲 齋藤
真由美 二村
真由美 二村
Original Assignee
株式会社フジキカイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジキカイ filed Critical 株式会社フジキカイ
Priority to JP2016068244A priority Critical patent/JP6532837B2/ja
Publication of JP2017178368A publication Critical patent/JP2017178368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6532837B2 publication Critical patent/JP6532837B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Confectionery (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Description

本発明は、冷菓などのスティック付物品の包装装置に関する。
従来、冷菓製造機で製造されたスティック付アイスキャンディ等のスティック付物品を包装機で袋詰めする技術として様々な提案がなされている。例えば、特許文献1においては、冷菓製造機で製造されたスティック付冷菓を包装機へ供給するまでの搬送経路において物品本体が搬送部に接触しないように複数の物品本体から夫々突出したスティックを吊り下げ保持して、複数の包装部の夫々の上方位置に各物品を移送して各保持を解除することによって各包装部に各冷菓を供給し、各包装部にて各冷菓をピロー包装することが示されている。このような供給方式は、バケットコンベヤや反転シャッター等の各種搬送手段の搬送部などの周辺物体に冷菓本体が擦れたり冷気の影響を受けて固着したりすることを防ぐことができる点で有利である。また、冷菓に対する雑菌の付着可能性を低くして衛生面においても期待できる。
特許第5026493号公報
しかしながら、冷菓製造機からまとめて吊り下げ搬送されてきた夫々のスティック付冷菓を速やかに包装するために、冷菓の数に対応して製袋充填機には包装部を複数配設して対応しているが、それぞれの包装部には冷菓を1つづつしか落下供給することができないため、1分間当たりの包装処理数(包装能力)を高めることができない。
本発明は、複数のスティック付物品を速やかに供給して包装し得る装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のスティック付物品の包装装置は、次の手段をとる。
先ず、請求項1に係るスティック付物品の包装装置の発明は、フィルム供給源(52)から引き出した帯状のフィルム(F)をそのフィルム(F)の両端縁が上方又は側方で重合するように筒状に成形するフィルム成形手段(56)と、該フィルム成形手段(56)により成形中のフィルム(F´)の送り方向(FS)に沿って重合した重合部に縦シールを施す縦シール手段(58)と、前記送り方向(FS)に交差する幅方向に沿って前記フィルム(F)に横シールを施す横シール手段(60)とを有しており、列となる前後及び行となる左右に間隔を開けて吊り下げ姿勢で搬送されてくるスティック付物品(P)の搬送経路(12)の真下において、該搬送経路(12)の搬送方向(HS)に交差する左右方向に向けて成形中のフィルム(F)を搬送するよう並設された複数の横形製袋充填機(50)と、前記横形製袋充填機(50)の夫々に対応させて、前記搬送経路(12)における左右方向に沿って設けられた複数の受渡位置(AD)に吊下げ姿勢(PA)で到来して前記左右方向に並んでいる複数の物品(P)のスティック(S)を、それぞれの受渡位置(AD)では所定数ずつ開けた所定間隔毎であって受渡位置(AD)毎に異なる列の物品(PA)をそれぞれ挟持することによって、それら物品(P)をまとめて受取って吊り下げ姿勢(PA)で支持する受取手段(UT1)と、該受取手段(UT1)が支持している吊り下げ姿勢(PA)の物品(P)のスティック(S)をそれぞれ挟持することによって、それらの物品(P)をまとめて受取って吊り下げ姿勢(PA)で支持する第2受取手段(UT2)と、該第2受取手段(UT2)によって吊り下げ姿勢(PA)で並んで支持されている各物品(P)を、それら物品(P)の並び方向に、夫々の物品(P)のスティック(S)の長手方向を向けて物品(P)同士が重なることなく倒伏姿勢(PB)にして支持する姿勢変更手段(SC)と、前記受取手段(UT1)と第2受取手段(UT2)と姿勢変更手段(SC)のいずれかが、当該手段(UT1,UT2,SC)で支持している前記物品(P)の夫々をスティック(S)の長手方向に沿った軸周りに物品(P)の断面角形状に対応させて回転して、それぞれの物品(P)の向きを変更する向き変更手段(MC)と、該向き変更手段(MC)により前記軸周りに物品の断面角形状に対応させて回転すると共に前記姿勢変更手段(SC)により倒伏姿勢(PB)になった複数の物品(P)を、前記横形製袋充填機(50)における物品(P)を包装する際の供給間隔で前記フィルム(F)の成形を終える前の前記成形中のフィルム(F´)上にまとめて載置する移載手段(IM)を備えたスティック付物品の包装装置である。
上記請求項1に係る発明によれば、スティック付物品(P)の搬送経路(12)における受渡位置(AD)に到来して搬送経路(12)における左右方向に並んでいる複数の物品(P)は、受取手段(UT1)、第2受取手段(UT2)、姿勢変更手段(SC)、向き変更手段(MC)を経て、移載手段(IM)によって、搬送経路(12)の直下を該搬送経路(12)の搬送方向(HS)に交差して左右方向に配設された横形製袋充填機(50)における成形中のフィルム(F´)上に配置される。
第2受取手段(UT2)が受取手段(UT1)からまとめて受け取って吊り下げ姿勢(PA)で支持している各物品(P)を、姿勢変更手段(SC)が、それら物品(P)の並び方向に、夫々の物品(P)のスティック(S)の長手方向を向けて物品(P)同士が重なることなく倒伏姿勢(PB)にして支持する。このため、倒伏姿勢(PB)になった各物品は、スティック(S)の長手方向が、横形製袋充填機(50)における成形中のフィルム(F´)の送り方向(FS)に沿って姿勢変更手段(SC)によって支持されることになる。
そして、倒伏姿勢(PB)になった各物品は、移載手段(IM)によって横形製袋充填機(50)における物品(P)を包装する際の供給間隔で成形中のフィルム(F´)上にまとめて載置される。
これにより、前後左右に間隔を開けて吊り下げ姿勢で搬送されてきた複数の物品(P)を受渡位置(AD)で受取手段(UT1)がまとめて受け取る動作と、先行して受け取った複数の物品(P)を移載手段(IM)が成形中のフィルム(F´)上にまとめて載置する動作を並行して行うことが可能になることから、横形製袋充填機(50)に速やかに供給して包装することが可能になる。
また、複数の物品(P)を、受取手段(UT1)と第2受取手段(UT2)と姿勢変更手段(SC)のいずれかが支持している際に、複数の物品(P)の夫々を、向き変更手段(MC)が、スティック(S)の長手方向に沿った軸周りに物品(P)の断面角形状に対応させて物品(P)の夫々を回転して夫々の物品の向きを変更することにより、横形製袋充填機(50)における成形中のフィルム(F´)上に載置する際に、物品が角形状などであっても、安定した載置状態とすることができる。
次に、請求項1に従属する請求項2に係るスティック付物品の包装装置の発明は、前記受取手段(UT1)は、受渡位置(AD)に到来した各搬送列の先頭の物品(P)のスティック(S)を受渡位置(AD)より搬送経路における下流側から挟持するように構成したことを特徴とする。
上記の請求項2に係る発明によれば、単位時間当たりの処理量を増やすために、受渡位置(AD)に向けて物品(P)同士の前後間隔を詰めて搬送しても、受取手段(UT1)がスティック付物品(P)を受取る際に、各搬送列の先の物品(P)を搬送経路における下流側から挟持することから、受取手段(UT1)が他の物品によって移動を規制されることなく、可動可能な範囲を十分に確保することができる。
次に、請求項1又は請求項2に従属する請求項3に係るスティック付物品の包装装置の発明は、前記移載手段(IM)が前記供給間隔で物品(P)を成形中のフィルム(F´)上に載置し得るように、前記受取手段(UT1)が吊り下げ姿勢(PA)で支持してフィルム(F´)上に載置するまでの間に、複数の物品(P)の支持間隔を変更する間隔変更手段(KM)を備えることを特徴とする。
上記の請求項3に係る発明によれば、物品(P)のサイズが異なる等、包装する品種を変更する際に、横形製袋充填機(50)への物品供給間隔を制御プログラムの変更だけで容易に対応し得る。
次に、請求項1から請求項のいずれかの請求項に従属する請求項に係るスティック付物品の包装装置の発明は、前記移載手段(IM)は、物品(P)を移載する際にフィルム送りに同調して前記複数の物品(P)を前記成形中のフィルム(F´)と同方向に移動させながら、それらの物品(P)がフィルム(F´)上に載る時に、それらの物品(P)の移動速度をフィルム(F)の送り速度と同じにするように構成したことを特徴とする。
上記の請求項に係るスティック付物品の包装装置の発明によれば、移載手段(IM)はスティック付物品(P)を成形中のフィルム(F´)上に移載する際に、フィルム送りに同調して複数の物品(P)を同方向に移動させると共に、フィルム(F´)上に複数の物品(P)が載る時に、フィルム(F´)と物品(P)の速度を同じにすることにより、スティック付物品(P)のフィルム(F´)に対する各物品(P)の位置のずれを抑制することができる。
次に、請求項1から請求項のいずれかの請求項に従属する請求項に係るスティック付物品の包装装置の発明は、前記移載手段(IM)は、前記成形中のフィルム(F´)に載置されている最後尾の物品(Pe)から前記供給間隔分後方に、前記複数の物品(P)における先頭の物品(Ph)を載置するように構成されていることを特徴とする。
上記の請求項に係るスティック付物品の包装装置の発明によれば、移載手段(IM)により、成形中のフィルム(F´)送り方向(FS)に載置されている先行する複数の物品(P)とそれらの物品(P)の後に載置する複数の物品(P)との載置間隔が常に等間隔とされる。すなわち、継続して常に横形製袋充填機における供給間隔でスティック付物品(P)を載置することができる。
上記した本発明によれば、複数のスティック付物品を速やかに供給して包装し得る装置を提供することができる。
冷菓(物品)の搬送経路と横形製袋充填機の配置関係を示す平面図である。 受渡位置AD1付近を部分的に拡大した平面図であり、各第1受取装置20が搬送装置から冷菓を受け取って移動する動作を示した図である。 冷菓の搬送経路と横形製袋充填機の配置関係を搬送方向の前方から見た図である。 第1受取装置と第2受取装置による冷菓の受取動作を示す概略平面図であり、(a)は前方側の受渡経路の場合を示し、(b)は後方側の受渡経路の場合を示す。 第1受取装置等を略体的に示す斜視図である。 移載装置等の一部を略体的に示した正面図である。 冷菓の形態を示す斜視図である。
以下、本発明に係るスティック付物品の包装装置の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、本実施形態における前後方向とは、図1に示す搬送方向HSの流れ方向で示しており、前方は搬送進行方向の前方を指し、後方は搬送進行方向の後方を指している。また、左右方向は搬送方向HSに対して直交する水平方向を指し、上下方向は搬送方向HSに対して直交する鉛直方向を指している。
先ず、本実施形態のスティック付物品Pの形態について説明する。本実施形態で用いられるスティック付物品Pは、図7に示す冷菓(アイスキャンディ)Pである。冷菓Pは、アイス本体BとスティックSから成っている。アイス本体Bは長手方向に直交するする断面形状が長方四角形の直方体形状である。スティックSはアイス本体Bの長手方向の一端面から差し込んで、アイス本体Bと一体化されている。なお、図7に示した寸法関係は次の通りとなっている。L1>L2>L3,及び、L1>L4。L1はアイス本体Bの長手方向の長さ寸法、L2はアイス本体Bの幅寸法、L3はアイス本体Bの厚み寸法、L4はスティックSのアイス本体Bから突き出た長さ寸法である。
上記の冷菓Pは周知の冷菓製造機10で製造される。冷菓製造機10は図1に示す冷菓Pの搬送経路12の上流側位置に配置される。冷菓製造機10においては、冷菓原料が充填された多数の成形型(不図示)内で凍結途中の冷菓原料にスティックSを上方から差し込んで、凍結させて、図7に示す冷菓Pを成形する。
各成形型で凍結した冷菓Pは図3に示す搬送経路12に配設される搬送装置14のリムバー16に挟持されて搬送される。リムバー16への挟持は図3に示すように冷菓PのスティックSが挟持されて行われる。冷菓Pは各成形型からまとめて抜き取られて、各リムバー16に配設された挟持部材(チャック18、図2参照)によって横一列に一定の間隔を開けて整列した吊り下げ姿勢PA状態として保持される。その吊り下げ姿勢PAの状態(図3の状態)で間欠的に搬送される。なお、冷菓Pの吊り下げ姿勢PAの配列方向は、搬送方向HSの配列が薄くなるように、冷菓Pのアイス本体Bの幅方向のL2方向(図7参照)に横一列となるように配列されている。
搬送装置14は、搬送方向に所定の間隔を開けてリムバー16が配設されている。各リムバー16には、搬送方向HSと交差する左右方向にチャック18(図2参照)が所定の間隔ごとに配設されている。よって、それぞれのチャック18は、図1に示すように搬送列A1〜D6ごとに前後左右に間隔を開けて整列状態で搬送方向HSに移動する。これらチャック18で冷菓製造機10によって製造された冷菓Pの各スティックSを挟持し、冷菓製造機10から各冷菓Pを取り出し、各リムバー16には24本ずつ吊り下げ姿勢PAで配設される。
図3に示すように、搬送装置14による冷菓Pの搬送経路12の直下には、冷菓Pの包装を行う横形製袋充填機50が配設される。図1および図2に示すように、横形製袋充填機50はフィルムFに載った冷菓Pを送る方向FSが搬送経路12の搬送方向HSに対して直交するように配設される。横形製袋充填機50は搬送経路12の一箇所の受渡位置AD単位で2機が一対として配設されている。したがって、本実施形態では受渡位置ADは、リムバー16に挟持されて吊り下げ姿勢PAの状態で搬送方向HSと直交する左右方向に並んでいる複数の冷菓Pの搬送が間欠停止中の位置であり、搬送方向HSに所定の間隔を開けて、4箇所設けられている。よって、横形製袋充填機50は4×2で8機配設される。4箇所の受渡位置ADを個別に示すときは搬送方向上流側から順にAD1、AD2、AD3、AD4として示す。
横形製袋充填機50は、一対の2機ごとにフレームなどがユニット化されて構成されている。そして、それぞれ対をなす搬送方向HSにおける上流側の横形製袋充填機50aと下流側の横形製袋充填機50bの間に搬送装置14の受渡位置ADが設定される。
それぞれの横形製袋充填機50は、図1及び図3に示すように、フィルム供給源としての原反ロール52からフィルム繰出手段53a及び駆動ローラ53bによる回転駆動力により引き出した帯状のフィルムFをそのフィルムFの両端縁が上方で重合するように製袋器54とフィルムガイド46、駆動ローラ53bによって筒状に成形するフィルム成形手段56と、該フィルム成形手段56により成形中のフィルムF´(F)の送り方向FSに沿って重合したフィルムFの重合部に縦シールを施す縦シール手段58と、前記送り方向FSに交差する方向に横シールを施す横シール手段60を有しており、冷菓Pを予め設定された供給間隔でフィルム成形を終える前の成形中のフィルムF´(F)上に載置する。なお、成形中のフィルムF´は、冷菓Pと共に図示されていない搬送コンベヤ又は搬送ベッドによって下から支持されるようになっている。
次に、図1において、搬送経路12を24個が横一列状態で搬送されてくる冷菓Pの、各受渡位置ADにおける8機の横形製袋充填機50への受渡しは、6個ずつ繰り返し行われるようになっている。図1に示すように、最上流に配設される受渡位置AD1では、横一列で配設された冷菓Pのうち、搬送列A1,A2,A3,A4,A5,A6の冷菓Pを受取る。そして、次の上流位置に配設される受渡位置AD2では、搬送列B1,B2,B3,B4,B5,B6の冷菓Pを受取り、受渡位置AD3では、搬送列C1,C2,C3,C4,C5,C6の冷菓Pを受取り,最下流の受渡位置AD4では、搬送列D1,D2,D3,D4,D5,D6の冷菓Pを受取る。これによりリムバー16に横一列に吊り下げられている冷菓Pの24個を全て受取る。
図4は各受渡位置ADにおける冷菓Pを、搬送経路12の搬送装置14から横形製袋充填機50へ受け渡す基本動作を示す概略平面図である。図4に基づいて説明すると、各受渡位置ADにはそれぞれの横形製袋充填機50a,50bに対応して2つの受渡経路Rが設定されている。受渡経路Rとしては、搬送方向の前方側の横形製袋充填機50bへ受け渡す図4(a)に示す受渡経路R1と、搬送方向の後方側の横形製袋充填機50aへ受け渡す図4(b)に示す受渡経路R2がある。
今回、受渡位置ADに到来したリムバー16の冷菓Pを受渡経路R1を経て横形製袋充填機50bに運ぶと、次に同受渡位置ADに到来するリムバー16の冷菓Pを受渡経路R2を経て横形製袋充填機50aに運ぶ動作を繰り返し行い、横形製袋充填機50のフィルムF上に冷菓Pを供給するように構成されている。
各受渡経路Rには、それぞれの横形製袋充填機50a,50bに対応して第1受取装置20と、第2受取装置30を有した移載装置100がそれぞれ2機配設されている。
第1受取装置20は、図5に示すように、モータ23の回転によって鉛直方向に延びる軸周りに回転する6つの回転体22と、これらのモータ23を支持すると共に、回転体22を回転可能に支持する移動体24と、移動体24を上下方向に昇降可能に支持する支持体26を備えている。回転体22の上部には不図示のエアシリンダの作動切替えによって冷菓PのスティックSの挟持、又は開放の切替えが可能な挟持部28が設けられている。支持体26は、図示しないモータなどの駆動源からの駆動力を受けて、搬送方向HSに移動可能とされている。
挟持部28の作動切替えや、移動体24、支持体26の動きは、横形製袋充填機50における包装動作に関する制御を司る制御部(不図示)によって制御されるようになっている。
各回転体22は、各挟持部28が搬送列A1〜D6の間隔に対応した間隔で単一の移動体24に配設されており、モータ23の回転方向の正逆駆動切換えによって鉛直軸周りに正逆回転可能とされている。各回転体22には、6つの挟持部28の向きが全て同じになるように、回転量が与えられるものであり、モータ23の正逆駆動切換えによって、各挟持部28の向きが搬送方向上流側と横形製袋充填機50における物品供給方向下流側の何れか一方に向けられる。すなわち、挟持部28は本実施形態においては回転体22と共にモータ23により、90度回転する。
図6に示した移載装置100における第2受取装置30は、図6で見て下方位置に配設されている。図6では右側部の一部(2個)しか図示されていないが、前述の第1受取装置20の回転体22に対応して、所定間隔を置いて6個配置されている。第2受取装置30は受取連携具31を備える。各受取連携具31はL字状に形成されたシャフトであり、その先端に挟持部36が配設されており(図4参照)、支持ケース38に配設された回転モータ35により回転モータ35と同軸の回動軸34を中心に水平姿勢となる第1位置X1と、鉛直姿勢となる第2位置X2との間を回転するように配設されている。この回転角度は本実施形態では90度とされている。受取連携具31の先端には、不図示のエアシリンダの作動切替えによって冷菓PのスティックSの挟持又は開放の切替えが可能な挟持部36が設けられている。第1位置X1は第1受取装置20が下降し終えた高さ位置に対応した高さであり、冷菓Pを吊り下げ姿勢PAで支持する状態で、受取連携具31の冷菓Pの挟持部36が、前述の第1受取装置20の挟持部28と対峙して配設される位置である。第2位置X2は冷菓Pの長手方向を図6で見て左右方向に倒伏した倒伏姿勢PB状態として支持する位置状態である。この倒伏姿勢PB状態では冷菓Pが長手方向で重ならないように後述する間隔変更装置76により調整される。
支持ケース38は、図6で見て左右方向(搬送経路12の左右方向でもある)に横架して配設された軸部材62に対し、左右方向移動部材44、前後方向移動部材32を介して左右方向に移動可能に吊り下げ支持された状態として配設されている。
上下方向移動部材42は、枠体の縦フレーム40に上下方向に移動可能に配設されている。上下方向移動部材42の左端も右端と同様に構成されており、左右の縦フレーム40に沿って上下方向移動部材42は上下動する。この上下方向移動部材42の上下動により第2位置X2にある挟持部36によって支持されている冷菓Pが成形中のフィルムF´表面に接する(或いは接近する)高さ位置にする。この上下方向移動部材42の動作が、本発明で言う移載手段IMの一つとなっている。なお、上下方向移動部材42の上下動はエアシリンダ等の適宜駆動手段により行われる。
上下方向移動部材42の下方位置には、軸部材62が一体的に連結されて配設されている。軸部材62には左右方向移動部材44が左右方向に移動可能に配設されている。左右方向移動部材44は上方に配設される上部部材44Aと下方に配設される下部部材44Bから成っており、左端も右端と同様に構成されており、左右両端部で両部材44A,44Bは連結されて、軸部材62に貫通嵌合64して、両部材44A,44Bは左右方向に一体的に移動する。
左右方向移動部材44の上部部材44Aと上下方向移動部材42との間には、左右方向移動部材44を左右方向に移動するための駆動機構66が配設されている。駆動機構66は、上下方向移動部材42に配設された駆動モータ68、及び該駆動モータ68の回転軸上に設けられたピニオン70と、ピニオン70に噛合するように上部部材44Aに配設されたラック歯72からなる。これにより、駆動モータ68の回転を前述の制御部によって駆動に関する制御を行うことにより、冷菓PをフィルムF上に載置する際の速度を同期させること等が可能とされている。なお、本実施形態では、駆動機構66の駆動モータ68は正逆回転するモータであり、これにより左右方向移動部材44が左右の両方向に移動可能となっている。
左右方向移動部材44の下部部材44Bの左右両端部(図6では右端のみを示す)には、下方に膨出した膨出部44Baが設けられており、前述した前後方向移動部材32を前後方向に移動可能とする構成を備える。この膨出部44Baには、搬送経路12における前後方向に沿って断面T字形のレール溝74が延設されている。このレール溝74には、前後方向移動部材32の両端部の係合部位32Aが、前後方向にスライド移動し得るよう配設されている。なお、前後方向移動部材32の前後方向へのスライド移動は、図示しないモータ或いはエアシリンダから駆動源の駆動力によってなされるものであり、その駆動源の駆動に関する制御は前述の制御部によってなされる。
前後方向移動部材32には、冷菓Pを支持する第2受取装置30の左右方向の間隔を調整する間隔変更装置76が設置されている。間隔変更装置76は横架して配設される前後方向移動部材32の上方位置に設置されている。間隔変更装置76は同一長さの複数のリンクがX状に連続して交差し、夫々のリンクの先端部が回動可能に連結されたパンタグラフ式リンク機構78を備える。このパンタグラフ式リンク機構78は、一定間隔を置いたX状リンクの交点Kに設けられた不図示の軸部材が支持ケース38から上方に連結された連結棒部材39に固定されている。
各リンクの中央は、不図示の軸部材によって、リンク同士が回動し得るように固定されており、各軸部材の一部がカムフォロアとなって左右の前後方向移動部材32に架設されたカム溝としてのガイドレール88によって左右方向に案内移動可能とされている。支持ケース38の連結棒部材39は、パンタグラフ式リンク機構78の上方位置と下方位置で左右の前後方向移動部材32に架設された上部案内レール49Aと下部案内レール49Bによって左右方向に案内移動されるようになっている。但し、図6で見て一番右側の連結棒部材39は、上部案内レール49Aと下部案内レール49Bに固定されており、左右への移動はできない構成とされている。
間隔変更装置76には、パンタグラフ式リンク機構78のリンク幅を調整するための駆動機構が80が、図6で見て前後方向移動部材32の右端に設置されている。駆動機構80は、前後方向移動部材32に固定された駆動モータ82の駆動力をピニオン84と、ラック部86を介してラック部86の延長端部Eに固定された軸部材(不図示)に伝達するようになっている。
これにより駆動モータ82の回転によりラック部86の延長端部E点が左右に移動すると、前述した一番右側の連結棒部材39の交点Kが固定されていることから、X状リンクの間隔幅は広がったり狭くなったりする。このX状リンクの間隔幅の広狭は、連結状態にある全てのX状リンクで行われることから、各連結棒部材39の間隔幅が変更される。すなわち、第2受取装置30の左右方向の間隔幅を変更することができる。
上記の間隔変更装置76によれば、前述の制御部による駆動モータ82の駆動制御により第2支持装置30に支持した冷菓Pを横形製袋充填機50のフィルムF上に載置する際に、冷菓Pを重なり合うことなく、等間隔として載置することができる。したがって、この間隔変更装置76が本発明の間隔変更手段KMに対応する。
次に本実施形態の冷菓Pの包装装置の包装動作について図2〜図4を用いて説明する。なお、図2、図3は、受渡位置AD1おける第1受取装置20、第2受取装置30と冷菓Pの関係を示しているが、受渡位置AD2乃至AD4についても、搬送列の幅分だけ全体位置にずれが生じるが、把持の対象に定められた搬送列B(1〜6)乃至搬送列D(1〜6)の冷菓Pと第1受取装置20及び第2受取装置30との位置の関係は同じになる。
先ず、搬送装置14によって間欠搬送されて、受渡位置ADに到来し移動を停止している吊り下げ姿勢PAの冷菓Pを、受渡経路R1を経て横形製袋充填機50bに載置する際の動きは1)〜9)の順に行われる。
1)搬送列(A〜D)のうち把持するべき割り当てられた搬送列の先頭に冷菓Pが、受渡位置ADに到来するタイミングに合わせて、図5に示す第1受取装置20の支持体26を搬送方向上流に移動させながら移動体24を上昇させると共に回転体22を左回りに回転させて各挟持部28の先端を冷菓P側に向けて、挟持部28を受渡位置ADにある冷菓PのスティックSに対峙する高さ位置で、且つ、スティックSに届かない受渡位置ADの冷菓Pより下流側で受渡位置ADの冷菓Pと対峙させた状態で待機させる。この待機位置は、図2の平面視では、「R1、R2共通」と矢示した位置であり、図2、図4(a)においては、各回転体22がK0で示した位置になる。
2)次に、支持体26を搬送方向上流に移動させて各回転体22を図2、図4(a)にK1で示した位置に前進移動させて、受渡位置ADに到来したリムバー16に吊り下げられている冷菓PのスティックSを各挟持部28によって挟持してリムバー16から冷菓Pを受取る。
3)リムバー16から冷菓Pを受取ると、支持体26を搬送方向下流に移動させて各回転体22を位置K0まで後退移動させる。この状態では、各挟持部28によって挟持されている冷菓Pは吊り下げ姿勢PA状態であり、図2、図4(a)では、位置K0で冷菓Pを把持しているイメージを示している。
4)次に、支持体26を搬送方向下流に移動させながら移動体24を下降させると共に回転体22を右回りに回転させて各挟持部28の先端をフィルムF′の送り方向FSに沿う方向に向けた状態で停止する。この停止位置は、図2、図4(a)において各回転体22がK2で示した位置になり、図3においてはS1と示した高さ位置で第1受取装置20が各冷菓Pを吊り下げ姿勢PAの状態で支持することになる。
5)位置K2で受取装置20によって各冷菓Pが吊り下げ姿勢PAの状態で支持されるタイミングに合わせて、第2受取装置30の挟持部36の先端を、スティックSに届くことがない、冷菓Pより送り方向FSの下流側に移動させて、各冷菓PのスティックSに対峙させる。挟持部36の先端を各冷菓PのスティックSに対峙させるに際しては、図6に示した各受取連携具31の先端を第1位置X1へ回転移動させ、上下方向移動部材42を上昇移動させ、左右方向移動部材44を搬送方向HSに交差する左方向(フィルムF′の送り方向FSとは逆向き)に移動させ、前後方向移動部材32を搬送方向HS上流側に移動させ、各連結棒部材39の間隔を第1受取装置20の各挟持部28の間隔に縮めるように各作動制御がなされる。
6)次に、左右方向移動部材44の左方向への移動によって、第1受取装置20が支持している各スティックSに向けて挟持部36をフィルムF′の送り方向FSの上流側に移動させてそれらスティックSを挟持して受取った後、上記5)の対峙位置に復帰させる。この移動によって冷菓Pは図3においては、S1の位置からS2の位置(二点鎖線で示す)に移動して第2受取装置30の挟持部36によって吊り下げ姿勢PAで支持される。なお、図6にも一部同様のことが示されている。また図4(a)の平面視においても位置K2にて挟持部36が冷菓Pを把持していることが点線で示されている。
7)第1受取装置20は、上記6)にて各冷菓Pを挟持部36に受け渡すと、リムバー16によって吊り下げ姿勢PAで受渡位置ADに次々回、到来する冷菓Pを受取るために上記1)の動作に戻る。即ち、第1受取装置20は、第2受取装置30に冷菓Pを渡す毎に上記1)〜7)の動作を繰り返す。
8)第1受取装置20から冷菓Pを受取った第2受取装置30は、各冷菓Pを横形製袋充填機50bにおける冷菓P(物品)を包装する際の物品の供給間隔でフィルムF′上にまとめて載置する動作に移行する。
第2受取装置30が冷菓PをフィルムF′上にまとめて載置する際には、前後方向移動部材32を搬送方向HSにおける下流側に移動させながら、各連結棒部材39の間隔を横形製袋充填機50bにおける冷菓P(物品)の供給間隔に変更する(本例では間隔を拡げる)と共に、各受取連携具31の先端を第1位置X2へ回転移動させる作動制御がなされた後、上下方向移動部材42を下降移動させながら、左右方向移動部材44を搬送方向HSに交差する右方向(フィルムF′の送り方向FS)に移動させるといった移載装置100における各作動制御がなされる。
この結果、各受取連携具31の先端に設けた挟持部36及び挟持部36に支持されている冷菓Pは、図4(a)に示すようフィルムF′の上方に位置することになる。
また、横形製袋充填機50bはフィルムFを一定の速度で連続に移送しながら冷菓Pを連続して包装することから、第2受取装置30によって支持されている冷菓PをフィルムF′上にまとめて載置する際には、左右方向移動部材44を搬送方向HSに交差する右方向(フィルムF′の送り方向FS)にフィルム送りに同調して移動させながら、冷菓PがフィルムF′上に載る時(瞬間)に、物品の移動速度をフィルムFの送り速度と同じとするように、移載装置100における左右方向移動部材44の移動速度に関する作動制御なされると共に挟持部36による冷菓Pの挟持を開放に関する作動制御がなされる。

また、移載装置100におけるこれらの作動制御によって、図3においてS2の位置に示された冷菓Pは、冷菓Pの長手方向が送り方向FSに沿う方向に向いて倒伏した倒伏姿勢PB状態となって位置S3で支持された後、第2受取装置30によって支持されている複数の冷菓Pの先頭の冷菓Ph(図3では搬送列A1に対応する冷菓)が左右方向移動部材44と上下方向移動部材42による作動制御によって、既にフィルムF′上に載置されている最後尾の冷菓Peから供給間隔分後方に、載置される。
なお、フィルムF′上に載置された各冷菓Pは、アイス本体Bの幅が広い面がフィルムF′上に載ることから、安定した載置状態となっている。
9)第2受取装置30を含む移載装置100は、上記8)にて各冷菓PをフィルムF′に載置すると、第1受取装置20によって次に支持される次の冷菓Pを受取るために、上記5)の動作に戻る。即ち、移載装置100は、フィルムF′上に冷菓Pを載置する毎に上記1)〜9)の動作を繰り返す。
次に、受渡位置ADに到来し移動を停止している吊り下げ姿勢PAの冷菓Pを、受渡経路R2を経て横形製袋充填機50aのフィルムF′上に載置する際の動きはについて、図2、図4(b)から明らかなように、横形製袋充填機50bが受渡位置ADより搬送方向HSにおける上流側に配設されることに起因して、第1受取装置20の回転体22及び挟持部28がリムバー16から冷菓Pを受取った後、受渡位置ADより搬送方向HSにおける上流側に設定された位置K3まで移動して、受渡位置ADより搬送方向HSにおける上流側に配設された第2受渡装置30に冷菓Pを渡す点が受渡経路R1と相違するものであり、前述の6)において回転体22が位置K3に移動するために、降下してから、搬送方向HSにおける上流側に移動する距離と、前後方向移動部材32に対して挟持部36が搬送方向HSにおける上流側に配設されている点が相違するものの、基本的には、前述の1)〜9)の動作と同様にして、受渡位置ADに到来した冷菓PをフィルムF′上に載置する。
なお、搬送装置12は、受渡経路R1における第1受取装置20が前述の4)の動作を行う際に、搬送を開始して、次のリムバー16を受渡位置ADに搬送する。このタイミングに合わせて、受渡経路R2における第1受取装置20が、この次のリムバー16に吊り下げ支持されて到来する冷菓Pを挟持するために、前述の1)の動作を行うものである。
即ち、受渡経路R1と受渡経路R2における動作は、交互に受渡位置ADから冷菓Pを挟持してから、冷菓Pをまとめて倒伏姿勢PBすると共に、冷菓Pの長手方向を横形製袋充填機50a、50bの送り方向FSに一致させ、更に、冷菓Pの間隔を横形製袋充填機50a、50bにおける供給間隔にまとめて変更し、横形製袋充填機50a、50bにおけるフィルムF′上にまとめて載置する動作となるもので、横形製袋充填機50a、50bの夫々が連続包装することを可能にしている。
このようにして各受渡位置AD1乃至AD4において、搬送装置12によって搬送られてき受渡位置に対応した搬送列A1〜D6における先頭の冷菓Pを、受渡位置に対応配設された2機の横形製袋充填機50a、50bにおけるフィルムF′上に載置することから、図1に示すように、リムバー16が受渡位置AD1、AD2、AD3、AD4に移動するに連れて、リムバー16において冷菓Pを挟持している搬送列数が減少し、リムバー16が受渡位置AD4を通過する際には、リムバー16には冷菓Pが支持されていない状態になる。
上記本実施形態においては、本発明で言う受取手段UT1は、受渡位置ADに配設された第1受取装置20により、受渡位置ADに吊り下げ姿勢PAで到来して左右方向に並んでいる複数の冷菓PのスティックSをそれぞれ挟持することによって、それらの冷菓Pをまとめて受け取って吊り下げ姿勢PAで支持する手段を指している。また、本発明の第2受取手段UT2は、第2受取装置30により、第1受取装置20が支持している吊り下げ姿勢PAの冷菓PのスティックSをそれぞれ挟持することによって、それらの冷菓Pをまとめて受け取って吊り下げ姿勢PAで支持する手段を指している。また、本発明の姿勢変更手段は、第2受取装置30によって吊り下げ姿勢PAで並んで支持されている各冷菓Pを、それら冷菓Pの並び方向に、夫々の冷菓PのスティックSの長手方向を向けて同士が重なることなく倒伏姿勢PBにして支持する手段を指している。また、本発明の移載手段IMは、間隔変更装置76、前後方向移動部材32、左右方向移動部材44、上下方向移動部材42により、倒伏姿勢PBになった複数の冷菓Pを、横形製袋充填機50における冷菓Pを包装する際の供給間隔でフィルムFの成形を終える前の成形中のフィルムF´上にまとめて載置する手段を指している。また、本発明の向き変更手段MCは、第1受取装置20と第2受取装置30のいずれかが、当該装置で支持している冷菓Pの夫々をスティックSの長手方向に沿った軸周りに冷菓Pの断面角形状に対応させて回転して、それぞれの冷菓Pの向きを変更する手段を指している。
以上、本発明の特定の実施形態について説明したが、本発明はその他、各種の形態で実施可能なものである。以下にその例示を列挙する。
・搬送経路12を吊り下げ姿勢PAで搬送される冷菓PのスティックSを第1受取装置2 0が受け取る際に、その搬送方向に第1受取装置20が移動しながら受け取るようにし てもよい。この場合には受渡位置ADが所定範囲に設定されるものとなる。
・受渡位置ADにてリムバー16から第1受取装置20の各回転体22における各挟持部 28が吊り下げ姿勢PAで冷菓Pを受取った後、回転体22によって向きの変更がなさ れた吊り下げ姿勢PAの各冷菓Pを、倒伏姿勢PBに変更する姿勢変更手段を第1受渡 装置20に配設すると共に、その姿勢変更手段SCによって倒伏姿勢PBになった各冷 菓PのスティックSを移載手段IMがそれぞれ支持して冷菓Pの倒伏姿勢PBを維持し ながらフィルムFに載置するように構成してもよい。
・向き変更手段MCを移載装置100に配設してもよい。
・移載手段IMは、冷菓Pの支持を解除して冷菓PをフィルムFに載置する瞬間を含む一 定区間だけ、成形中のフィルム送り方向FS(冷菓Pの供給方向)に冷菓Pとフィルム Fとの速度差をなくして供給位置に対し冷菓Pの位置ずれを回避し得るものであれば、 上記一定区間以外の区間は加減速させながら冷菓Pを移送するようにしてもよい。
・各受渡位置ADに、横形製袋充填機50を2機ずつ配設したが、各受渡位置ADに1機 ずつ配設してもよい。
・横形製袋充填機50としては、縦シールをフィルム側端に施す横三方方式の横形製袋充 填機でも良く、原反ロールから製袋手段に向けて帯状フィルムを移送する際にフィルム 送り方向にカットして二分割した各帯状の分割フィルムを上下に対向離間させ、これら 対向離間した上下のフィルムの間に冷菓Pを側方から供給した後、上下フィルムの幅方 向における両端縁部を重合して、縦・横二カ所ずつシールする四方シール方式の横形製 袋充填機でもよい。
・各手段MC,SC,IMにおける駆動源については、モータやシリンダなど様々な中か ら必要に応じて採用してもよい。
・間隔変更装置76については、ボールねじ機構に構成するなど様々な構成で実現可能で ある。
12:搬送経路 50:横形製袋充填機 52:原反ロール(フィルム供給源)
56:フィルム成形手段 58:縦シール手段 60:横シール手段
AD:受渡位置 F:フィルム F´:成形中のフィルム
P:冷菓(物品) S:スティック
PA:吊り下げ姿勢 PB:倒伏姿勢
KM:間隔変更手段 IM:移載手段 MC:向き変更手段
SC:姿勢変更手段
FS:フィルムの送り方向 HS:搬送方向
UT1:受取手段 UT2:第2受取手段

Claims (5)

  1. フィルム供給源から引き出した帯状のフィルムをそのフィルムの両端縁が上方又は側方で重合するように筒状に成形するフィルム成形手段と、該フィルム成形手段により成形中のフィルムの送り方向に沿って重合した重合部に縦シールを施す縦シール手段と、前記送り方向に交差する幅方向に沿って前記フィルムに横シールを施す横シール手段とを有しており、列となる前後及び行となる左右に間隔を開けて吊り下げ姿勢で搬送されてくるスティック付物品の搬送経路の真下において、該搬送経路の搬送方向に交差する左右方向に向けて成形中のフィルムを搬送するよう並設された複数の横形製袋充填機と、
    前記複数の横形製袋充填機の夫々に対応させて前記搬送経路における左右方向に沿って設けられた複数の受渡位置に吊下げ姿勢で到来して前記左右方向に並んでいる複数の物品のスティックを、それぞれの受渡位置では所定数ずつ開けた所定間隔毎であって受渡位置毎に異なる列の物品をそれぞれ挟持することによって、それらの物品をまとめて受取って吊り下げ姿勢で支持する受取手段と、
    該受取手段が支持している吊り下げ姿勢の物品のスティックをそれぞれ挟持することによって、それらの物品をまとめて受取って吊り下げ姿勢で支持する第2受取手段と、
    該第2受取手段によって吊り下げ姿勢で並んで支持されている各物品を、それら物品の並び方向に、夫々の物品のスティックの長手方向を向けて物品同士が重なることなく倒伏姿勢にして支持する姿勢変更手段と、
    前記受取手段と前記第2受取手段と前記姿勢変更手段のいずれかが、当該手段で支持している前記物品の夫々をスティックの長手方向に沿った軸周りに物品の断面角形状に対応させて回転して、それぞれの物品の向きを変更する向き変更手段と、
    該向き変更手段により前記軸周りに物品の断面角形状に対応させて回転すると共に前記姿勢変更手段により倒伏姿勢になった複数の物品を、前記横形製袋充填機における物品を包装する際の供給間隔で前記フィルムの成形を終える前の前記成形中のフィルム上にまとめて載置する移載手段を備えたスティック付物品の包装装置。
  2. 前記受取手段は、前記受渡位置に到来した各搬送列の先頭の物品のスティックを前記受渡位置より前記搬送経路における下流側から挟持するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のスティック付物品の包装装置。
  3. 前記移載手段が前記供給間隔で物品を前記フィルム上に載置し得るように、前記受取手段が吊り下げ姿勢で支持して前記フィルム上に載置するまでの間に、前記複数の物品の支持間隔を変更する間隔変更手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスティック付物品の包装装置。
  4. 前記移載手段は、物品を移載する際にフィルム送りに同調して前記複数の物品を前記成形中のフィルムと同方向に移動させながら、それらの物品がフィルム上に載る時に、それらの物品の移動速度をフィルムの送り速度と同じとするように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかの請求項に記載のスティック付物品の包装装置。
  5. 前記移載手段は、前記成形中のフィルムに載置されている最後尾の物品から前記供給間隔分後方に、前記複数の物品における先頭の物品を載置するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載のスティック付物品の包装装置。
JP2016068244A 2016-03-30 2016-03-30 スティック付物品の包装装置 Active JP6532837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016068244A JP6532837B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 スティック付物品の包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016068244A JP6532837B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 スティック付物品の包装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017178368A JP2017178368A (ja) 2017-10-05
JP6532837B2 true JP6532837B2 (ja) 2019-06-19

Family

ID=60003656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016068244A Active JP6532837B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 スティック付物品の包装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6532837B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843059B2 (ja) * 1981-03-04 1983-09-24 寿男 増田 冷菓の連続製造包装方法
JPH03123806U (ja) * 1990-03-27 1991-12-16
US5174428A (en) * 1991-04-08 1992-12-29 Apv Crepaco Inc. Confection conveyor system with constant-velocity pick-up section and pausing drop section
JP5026493B2 (ja) * 2009-11-09 2012-09-12 株式会社フジキカイ 冷菓の供給方法および装置
JP6125469B2 (ja) * 2014-07-25 2017-05-10 株式会社フジキカイ 物品の包装方法及びその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017178368A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5996360B2 (ja) 袋詰め包装における袋口開口方法及び装置
AU2008305799B2 (en) Device and method for filling of a container
EP1775221B1 (en) Machine for the production of batches of groups of rolls of products
US20130152512A1 (en) Method and folding device for handling l-boards
JP4245331B2 (ja) 棒状物品包装システム
JP7059293B2 (ja) 可撓性のあるパウチタイプパッケージの充填のための充填機
JP6379012B2 (ja) 物品移送装置
JP6532837B2 (ja) スティック付物品の包装装置
CN109890707B (zh) 用于将产品包装在预制包装中的设备和方法
JP4200283B2 (ja) 食パン袋詰め機における物品移送装置
US20150274334A1 (en) Method for producing packaging units in a tubular bag-making machine
JP4704183B2 (ja) ストリップバッグ装置
JP5859482B2 (ja) 横形製袋充填機
US3530636A (en) Filling apparatus and method
JP6125469B2 (ja) 物品の包装方法及びその装置
JP6271469B2 (ja) スティック付物品の包装装置と包装方法
JPH10218109A (ja) 袋詰品の箱詰め方法
JP6512781B2 (ja) ピロー包装機
JP2020040725A (ja) 包装装置
JP2019172300A (ja) 包装機における物品供給装置
JPH068913A (ja) 袋包装品の半重ね方法
JP4287525B2 (ja) 被包装物搬送供給装置
JP6706565B2 (ja) 包装機および包装体の耳折り方法
JP2023086377A (ja) 横形製袋充填機におけるガゼット成形装置
EP1748007A1 (en) Lot-forming device of varying quantities of objects for a layer to be palletized

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6532837

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250