JP6532659B2 - 空気電池 - Google Patents

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本発明は、空気や水等の自然燃料を利用して発電する空気電池に関する。
従来、空気や水等の自然燃料を利用して発電する空気電池は、公知である。例えば、特許文献1には、金属製の負極外筒体と、棒状の正極電極と、負極外筒体の内部に充填でされた活性炭とを備える空気電池が開示されている。
実用新案登録第3112869号公報
特許文献1に開示の空気電池は、水を負極外筒体の内部に注入すると、水が酸化触媒として作用して負極外筒体と正極電極との間にイオン化反応が生じ、両電極間に起電力が生じる。
かかる両電極間における電気化学反応が発生すると、負極外筒体の内部には、水素ガス等の発生ガスや水酸化マグネシウム等の生成物が溜まる。発生ガスが負極外筒体の内部に充満すると内圧が高くなって、負極外筒体の一部にひび割れが生じるおそれがあるので、負極外筒体には外部に発生ガスを排気するための排気口を設けることが必要になる。しかし、排気口を負極外筒体の一部に形成した場合には、そこから内部に注入された水(反応液)が漏れ出るおそれがある。また、生成物が負極外筒体の内部に溜まると、電気化学反応が悪くなり、所要の起電力を生じることができなくなるおそれがある。
本発明は、従来の空気電池の改良であって、内部に注入された反応液を漏出させることなく、電気化学反応によって生じた発生ガスを外部に排気することができる空気電池の提供に関する。
本発明は、縦断方向を有し、外枠体と、カソード体と、アノード体と、前記外枠体の内部においてカソード体と前記アノード体とが配置される収容スペースと、前記収容スペース内に反応液を注入することによって画定される注液域と、前記収容スペース内に発生したガスを外部に排出するための通気部とを含む空気電池に関する。
本発明に係る空気電池は、前記外枠体は、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられる蓋体とを含み、前記アノード体は、棒状であって、一方端が前記蓋体の中空円筒部に挿入されており、前記蓋体を前記本体に取り付けることによって前記アノード体が前記本体に挿入され、前記本体内において、前記アノード体と前記カソード体との間には、保水パネルが配置されており、前記収容スペースに反応液が注入され注液域が画定され、前記保水パネルが前記反応液を吸収保持することによって、前記収容スペース内の前記反応液の量が減少して、前記通気部が前記注液域内に位置することはなく、前記保水パネルが、前記アノード体と離間して配置されており、前記反応液を吸収保持して膨潤し、前記アノード体の外周の一部を被覆するように変形可能であることを特徴とする。
本発明の空気電池においては、アノード体とカソード体との間に反応液を吸収保持することが可能な保水パネルが配置されており、発生ガスを排出するための通気部が注液域内に位置しないので、通気部から反応液が外部に漏出するのを防止することができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係る空気電池の斜視図。 空気電池の分解斜視図。 図1に示したIII−III線に沿う模式的断面図。 外枠体の収容スペース内に反応液を注入した状態における、図1に示したIV−IV線に沿う模式的断面図。 保水パネルが反応液を吸収した状態における、図4と同様の図。 (a)保水パネルの斜視図。(b)使用後の保水パネルの斜視図。
下記の各実施の形態は、図1〜図6に示す空気電池10に関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。
図1及び2を参照すると、本実施形態に係る空気電池10は、略円筒状であって、縦断方向Yを有し、アノード体11とカソード体(空気極)12とを反応液13によって電気化学反応させて発電する発電システムと、内部に発生したガスを外部に放出するための排気システムとを備える。反応液13としては、例えば、水、食塩水、電解液、市販のミネラル水等を用いることができ、これらは、一定の電気伝導率を有しているので電気化学反応を促進するための反応液として利用することができる。空気電池10は、机やテーブル、電気機器のソケット等の配置面15に配置する他に、外面に手提げ紐を取り付けて、光源となる電球等を備えた携帯用のライトとしても利用することができる。また、空気電池10は、円筒状のほかに、断面三角形状、断面矩形状等の各種公知の形状を有するものであってもよい。
空気電池10は、その外形をなす略円筒状の外枠体14をさらに有する。外枠体14は、外周面16と、縦断方向Yにおいて互いに対向する第1端部17及び第2端部18とを有する。外周面16には、縦断方向Yへ延びる、内部が透視可能な窓28が配置される。窓28によって外枠体14内に注入された反応液13の量を確認することができ、例えば、窓28の外面に刻印等を施すことによって、第2端部18を下方にして空気電池を直立させた配置態様における、反応液13を内部に注入する際の水位の目安となる表示を配置してもよい。
空気電池10は、例えば、縦断方向Yの寸法L1が約150〜250mm、直径Rの寸法が約30〜60mm、であって、約1.0〜2.0Vの起電力を発生させることができる。空気電池10は、電気機器の電源として使用したり、その内部に電球を配置した小型のライトとして使用することができることのほかに、例えば、大型タンカーに備え付けられた電気機械装置の動力源や災害等の緊急時における電力源として使用できるものであって、かかる場合には、各寸法は数メートル以上の大きさを有し、それらを複合的に組み合わることによってより大きな電力を発生することもできる。
<発電システム>
外枠体14は、硬質のプラスチック材料から形成されており、棒状のアノード体11が挿抜可能に挿入される本体30と、本体30に着脱可能に取り付けられる第1蓋体(蓋体)31と第2蓋体32とを有する。本体30は、第1端部17側に位置する閉止端30aと、第2端部18側に位置する開口端30bとを有し、その内部には、アノード体11がカソード体12と対向して配置され、かつ、反応液13が注入される収容スペースSが位置する。第1蓋体31は、外周に雄ねじ部を有する中空円筒部34と円形状の平坦部35とを有する。第1蓋体31は、本体30の閉止端30aに位置する内周に雌ねじ部を有する突起部37に螺合される。第2蓋体32は、その内部に位置する雌ねじ部が本体30の開口端30bの外周に位置する雄ねじ部に螺合される。外枠体14の窓28と対向する部分には、後記の保水パネル48が配置される平坦状の配置部38が位置し、配置部38には、縦断方向Yへ延びる矩形状の開口40が形成されている。開口40には、それを被覆するように板状のカソード体12が嵌挿されており、カソード体12は、接着又は溶着等による各種公知の接合手段によって開口40を覆うように開口40の開口縁部に固定される。また、カソード体12の外面側には、ほぼ同形同大であって、その外面全体を被覆するように配置された保護カバー41が固定される。保護カバー41は、好ましくは透明又は半透明のプラスチック製であって、複数の通気孔42を有する。保護カバー41は、外部からの衝撃によってカソード体12が破損するのを防止するとともに、通気孔42から外部の空気をカソード体12に供給することができる。
アノード体11は、棒状であって、イオン化傾向の比較的に大きな電極活物質、例えば、金属マグネシウム、アルミニウム、亜鉛等を好適に用いることができる。アノード体11の一方端は、第1蓋体31の中空円筒部34に挿入されており、金属製の螺子44を介して固定される。本実施形態においては、アノード体11にリード線が取り付けられておらず、アノード体11に固定された金属製の螺子44が端子としての役割を果たす。図示していないが、LED電球等の光源やレンズ、反射板等を有するキャップを空気電池10の第1端部17側に取り付けて、アノード体11の端子(螺子44)とカソード体12の一方端に取り付けられたリード線46とを光源の駆動回路と電気的に接続することによって構成された懐中電灯として空気電池10を使用することもできる。なお、本実施形態においては、アノード体11は棒状であるが、カソード体12と同様に、薄板状であってもよい。
カソード体12は、薄板状であって、電気伝導率の良好な金属、例えば、金、銀、銅合金や活性炭、塩化銀、ステンレス等を用いることができる。本実施形態において、カソード体12は、単層から形成されているが、起電力及び集電性能を向上させるために、例えば、カーボン材等の導電性材料から形成された第1層(電極層)と、第1層の一方面に取り付けられた活性炭等の正極活物質から形成された第2層(活性層)と、第1層の他方面に取り付けられた、導電性金属から形成された板状の第3層(集電層)とから構成された複数層から形成することもできる。カソード体12を複層から形成する場合には、導電性を有する接着剤を介して各層を接合することが好ましい。
図2及び図6(a)を参照すると、本体30の内部には、薄板状の保水パネル48が配置される。保水パネル48は、ゴムやポリオレフィン系樹脂、セルロース系樹脂製の連続発泡体であって、本体30内の配置部38に配置される。具体的には、保水パネル48は、配置部38の開口端30b側の部分(外枠体14の内周面の一部)に位置する一対のガイド突起45を案内として、本体30内においてアノード体11とカソード体12との間に位置する。保水パネル48は、第1端部17側に位置する第1端48aと第2端部18側に位置する第2端48bと、縦断方向Yへ延びる両側縁48cとによって画定される矩形状であって、縦断方向Yの寸法L2がアノード体11のそれよりも大きく、幅寸法Wがアノード体11の直径よりも大きくなっている。具体的には、縦断方向Yの寸法L2が約90〜130mm、幅寸法Wが約15〜50mm、厚さ寸法が約2〜5mmである。保水パネル48は、保水力及び吸収後の膨張率等を考慮して、セルロース系樹脂製の連続気泡体(セルローススポンジ)から形成することが好ましい。保水パネル48をセルロース系樹脂製の連続気泡体である場合には、廃棄焼却時に有毒ガスが発生せず、焼却時に有毒ガスが発生するような合成樹脂製のスポンジ等を使用する場合に比して、環境性に優れる。また、空気電池10に使用される構成部材の材料はすべて、廃棄時に有毒ガスを発生したり、地中に有毒物質が流出するものではないので、一般的なリチウム電池やアルカリ電池等に比べて、エコフレンドリーな商品であるといえる。
かかる構成を有する空気電池10において、外枠体14の収容スペースSに反応液13が注入されることによって、反応液13が酸化を促進してアノード体11とカソード体12との間にイオン化反応が生じる。イオン化したアノード体11から発生した電子がカソード体12で保護カバー41の通気孔42から供給された酸素と反応液13中の水と反応して放電反応が生じる。それによってアノード体11とカソード体12との間に電位差が生じて所定の起電力が発生する。発電開始から一定時間経過した後、アノード体11及び反応液13中における電気化学反応に寄与する構成要素が消費されることによって電流値が低下したときには、第1蓋体31を本体30から取り外してアノード体11を交換するとともに、第2蓋体32を本体30から取り外して、内部の反応液を廃棄して新しい反応液を注入することによって、再びにピーク時の電流値を得ることができる。
<排気システム>
図2及び3を参照すると、本体30内には、配置部38と径方向において対向して位置して、縦断方向Yへ延びる支持プレート50を有する。支持プレート50は、プラスチック製であって、本体30の内壁から収容スペースS内に延びる薄板であって、その縦断方向Yにおける中央部には、通気部51が位置する。通気部は、本体30内に発生した発生ガスが流入する通気口52と、通気口52に流入した発生ガスを外部に排出するための排気管53とを有する。排気管53は、支持プレート50に沿って閉止端30a側へ延びて、本体30を貫通してその端部53aが外部に延出している。なお、通気部51は、外枠体14内に充満した発生ガスを外部に放出する一方、反応液13の漏出を防ぐための弁機能(例えば、開口端に、発泡ウレタン等の連続気泡体を配置する等)を有していてもよい。支持プレート50は、本体30と一体に成形してもよいし、通気部51が発生ガスを排気する機能を有する限りにおいて、支持プレート50を設けなくてもよい。
既述のとおり、発電システムによって発電する際に、本体30の収容スペースSには、水酸化マグネシウムと発生ガス(水素ガス)が生成される。空気電池10が発電を開始してから一定時間経過した場合には、発電時の電気化学反応によって発生した発生ガスによって外枠体14内の内圧が上昇して、その内部が比較的に高圧となる。外枠体14は、強度等を考慮すれば、金属や合金等の硬質かつ重量のある金属材料から形成することもできるが、コスト面や空気電池10が電源として用いられる電気機械器の種類等を考慮してプラスチック等の軽量の部材から形成することが好ましい。外枠体14をプラスチックから形成したときには、内部に充満した発生ガスの圧力によって外枠体14の一部にひび割れが生じて内部の反応液13が漏れ出るおそれがある。かかる事態を避けるために、空気電池10の内部と外部とに連通する排気口を設けることもできるが、内部に位置する開口端から反応液13が外部に漏れ出て、起電力の低下や漏電を生じるおそれがあった。
図4を参照すると、本体30内に所要量(約50〜100ml)の反応液13を注入したとき、注液域20の水面WLはアノード体11まで達しており、アノード体11の大部分と、カソード体12と、保水パネル48とが注液域20内に位置する。かかる状態において、通気部51は、水面WLよりも上方に位置しており、電気化学反応によって発生した発生ガスは、通気口52から排気管53を通って外部に排出される。
図5を参照すると、注液域20内に位置する保水パネル48は、液体を吸収することによって膨潤する。膨潤した保水パネル48は、アノード体12の外周の一部を被覆するように、凹曲状に変形して、吸水前(使用前)の状態における厚さ寸法D1の約4.0〜8.0倍の厚さ寸法を有する。保水パネル48が所要量の反応液13を吸収することによって、注液域20の水面WLは下がって、アノード体11全体が露出した状態となる。
このように、アノード体11が露出した状態であっても、保水パネル48に所要量の反応液13が吸収され、かつ、カソード体12が注液域20内に位置することによって、それらの間において電気化学反応が生じて、起電力が発生する。また保水パネル48に吸収されていない収容スペースS内に収容された反応液13の量が大幅に減少することによって、空気電池10の配置態様を変更したときに収容スペースS内を移動する反応液13が通気部51から外部に漏れ出るのを抑制することができる。また、保水パネル48が膨潤してアノード体11の外周を被覆することによって、第1蓋体31から収容スペースSに延びる棒状のアノード体11の位置が固定される。
図示していないが、第1端部17側又は第2端部18側を下方として、空気電池10を縦断方向Yが上下方向となるように配置した場合において、所要の反応液13を注入したときに、注液域20の水面WLは、空気電池10の上下方向における中央部よりも上方に位置し、中央部に位置する通気部51は注液域内に位置する。しかしながら、保水パネル48が反応液13を吸収保持することによって注液域20の水面WLが下がり、通気部51よりも下方に位置することになるので、通気部51から反応液13が外部に漏れ出るのを防止することができる。また、このように、注液域20の水面WLが、空気電池10の縦断方向Yの寸法L1の中央部よりも下方に位置する場合には、アノード体11とカソード体12とによる反応面積が減少して発生する起電力が低下するおそれがあるところ、反応液13を吸収保持した保水パネル48及び保水パネル48に吸収されなかった反応液13が、アノード体11とカソード体12との間においてそれらの全域と当接するので、かかる起電力の低下を抑制することができる。このように、保水パネル48を配置することによって、空気電池10の配置態様を変更して注液域20が収容スペースS内で移動しても、確実にアノード体11に反応液13を供給することができる。
図6(b)を参照すると、使用後の保水パネル48のアノード体11と当接する部分には、アノード体11から発生した水酸化マグネシウムからなる生成物60の一部がその表面に付着して変色している。このように、電気化学反応によって生じる生成物60の一部がアノード体11の外周面を覆う保水パネル48に付着することによって、収容スペースS内に生成物60が溜まってアノード体11とカソード体12とによる電気化学反応が阻害されるのを抑制することができる。
以上のように、保水パネル48は、反応液13を吸収保持して収容スペースS内における注液域20の量を減少させながらも確実にアノード体11に反応液13を供給することのできる機能と、本体30内に挿入されたアノード体11の位置決めとしての機能とを有するとともに、比較的に多量の生成物60が沈殿して電気化学反応が阻害されるのを防止する機能をも有するものである。
空気電池10の各構成部材としては、前記材料のほかに、この種の物品に用いられる材料を制限なく用いることができる。また、外枠体14、アノード体11,カソード体12等の各構成部材の形状、大きさは、用途、必要な起電力に応じて適宜変更することができる。
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に整理することができる。
縦断方向を有し、外枠体と、カソード体と、アノード体と、前記外枠体の内部において前記カソード体と前記アノード体とが配置される収容スペースと、前記収容スペース内に発生したガスを外部に排出するための通気部とを含む空気電池において、前記アノード体と前記カソード体との間には、保水パネルが配置されており、前記収容スペースに反応液が注入されて注液域が画定され、前記保水パネルが前記反応液を吸収保持することによって、前記通気部が前記注液域内に位置していないことを特徴とする。
上記段落に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。該実施の形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
(1)前記保水パネルが、セルロース系樹脂製の発泡体から形成される。
(2)前記保水パネルに前記アノード体の生成物が付着される。
(3)前記通気部は、前記収容スペース内に位置する支持プレートに固定されており、前記収容スペース内に位置する通気口と、前記通気口と連通して前記外枠体の外部に発生ガスを排出する排気管とを有する。
(4)前記外枠体の内周面には、前記保水パネルを位置決めするための一対のガイド突起が設けられている。
10 空気電池
11 アノード体
12 カソード体
14 外枠体
13 反応液
45 ガイド突起
48 保水パネル
50 支持プレート
51 通気部
52 通気口
53 排気管
S 収容スペース
Y 縦断方向

Claims (5)

  1. 縦断方向を有し、外枠体と、カソード体と、アノード体と、前記外枠体の内部において前記カソード体と前記アノード体とが配置される収容スペースと、前記収容スペース内に発生したガスを外部に排出するための通気部とを含む空気電池において、
    前記外枠体は、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられる蓋体とを含み、
    前記アノード体は、棒状であって、一方端が前記蓋体の中空円筒部に挿入されており、前記蓋体を前記本体に取り付けることによって前記アノード体が前記本体に挿入され、
    前記本体内において、前記アノード体と前記カソード体との間には、保水パネルが配置されており、
    前記収容スペースに反応液が注入され注液域が画定され、
    前記保水パネルが前記反応液を吸収保持することによって、前記収容スペース内の前記反応液の量が減少して、前記通気部が前記注液域内に位置することはなく、
    前記保水パネルが、前記アノード体と離間して配置されており、前記反応液を吸収保持して膨潤し、前記アノード体の外周の一部を被覆するように変形可能であることを特徴とする前記空気電池。
  2. 前記保水パネルが、セルロース系樹脂製の発泡体から形成される請求項1に記載の空気電池。
  3. 前記保水パネルに前記アノード体の生成物が付着される請求項1又は2に記載の空気電池。
  4. 前記通気部は、前記収容スペース内に位置する支持プレートに固定されており、前記収容スペース内に位置する通気口と、前記通気口と連通して前記外枠体の外部に発生ガスを排出する排気管とを有する請求項1〜3のいずれかに記載の空気電池。
  5. 前記外枠体の内周面には、前記保水パネルを位置決めするための一対のガイド突起が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の空気電池。
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