JP6532035B2 - マグネトロン - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロ波を発生させるマグネトロンに関する。
従来、マイクロ波を発生させるマグネトロンは、電子レンジなどに代表されるマグネトロン利用機器で使用されており、その構成としては様々な構成のものが知られている。マイクロ波の発生に伴ってマグネトロンにて発生した熱を除去する方式として、空冷式と液冷式とが用いられている。液冷式のマグネトロンでは、冷却液の循環通路を備えた冷却ブロックが用いられる(例えば、特許文献1参照)。
ここで、特許文献1の液冷式のマグネトロンの構成について、マグネトロンの全体構成を示す図9と、冷却ブロックの構成を示す図10とを用いて説明する。
図9に示すように、マグネトロン100には、ヨーク106内の陽極筒体(図示せず)の外周面に沿って密着し、陽極筒体を冷却する液体を流す循環通路112をその内部に備える冷却ブロック110が設けられている。
図10に示すように、冷却ブロック110は、冷却機能を有する材料で大略直方体形状に形成されている。冷却ブロック110の直方体形状の一側面には循環通路112に連通される入口用管継手112A、出口用管継手112Bが接続されている。
冷却ブロック110は、陽極筒体の外周面を囲む環状の連続部分と、環状の連続部分の両端部が互いに対向する不連続部分とを有している。具体的には、環状の連続部分のそれぞれの端部にはフランジ114が形成されており、互いに対向するフランジ114間が環状の不連続部分となっている。それぞれのフランジ114には、貫通孔115が形成されており、対向する貫通孔115を連通するように締結部材116が締め付け(ねじ締め)られている。これにより、フランジ114間の距離が狭められて、冷却ブロック110の内周面が陽極筒体の外周面に密着するように締結されている。
特開2011−192459号公報
このような従来のマグネトロン100が備える冷却ブロック110は、大略直方体形状の部材を切削加工することにより、所望の形状を有する一体的な部材として形成される。
しかしながら、特許文献1の冷却ブロック110では、冷却ブロック110を締結するために環状の連続部分の両端部にフランジ114が形成されており、また、このフランジ114は管継手112A、112Bの接続面よりも大きく外側に向けて突出形成されている。そのため、大略直方体形状の部材を切削加工して、特許文献1のような形状の冷却ブロック110を形成すると、削り落とす材料が多くなり無駄が多いという課題がある。
また、冷却ブロック110に管継手112A、112Bを接続した状態では、フランジ114の貫通孔115への締結部材116の挿入が困難となる場合もあり、また、フランジ114に係合された状態の締結部材116へのアクセスが困難となる場合もある。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、冷却ブロックの製作における無駄を少なくすることができるとともに、管継手および締結部材へのアクセスを良好とすることができるマグネトロンを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によるマグネトロンは、陽極筒体と、環状の連続部分の両端部が互いに対向する環状形状を有する一体的な部材であって、陽極筒体を囲むように陽極筒体の外周面に締結されるとともに、内部に冷却液の循環通路を有して陽極筒体を冷却する冷却ブロックと、冷却ブロックの対向する両端部それぞれに係合され、締め付けにより両端部間の距離を狭めて冷却ブロックの内周面を陽極筒体の外周面に押圧させる締結部材と、冷却液の循環通路に連通されるように、冷却ブロックの外周面に設けられた一対の管継手と、を備え、冷却ブロックへの一対の管継手の間に締結部材が配置され、冷却ブロックにおける対向する両端部の間の不連続部分は、一対の管継手と循環通路の接続部分における冷却液の流路方向に対して冷却ブロックの環状方向に傾斜して延在し、不連続部分を通過する締結部材は、一対の管継手と循環通路の接続部分における冷却液の流路方向に垂直な面に対して傾斜する方向に延在するものである。
本発明によれば、冷却ブロックの製作における無駄を少なくすることができるとともに、管継手および締結部材へのアクセスを良好とすることができるマグネトロンを提供することができる。
本発明の実施の形態1に係るマグネトロンの全体構成図(斜視図) 実施の形態1のマグネトロンの下面図 実施の形態1のマグネトロンが備える冷却ブロックの斜視図 図3の冷却ブロックから管継手および締結部材が取り外された状態の斜視図 図3の冷却ブロックの平面断面図(管継手を省略) 実施の形態1の変形例にかかる冷却ブロックの全体構成図(斜視図) 実施の形態1の別の変形例にかかる冷却ブロックの全体構成図(斜視図) 実施の形態1のさらに別の変形例にかかる冷却ブロックの全体構成図(斜視図) 従来のマグネトロンの全体構成図 従来のマグネトロンが備える冷却ブロックの構成図
第1の発明に係るマグネトロンは、陽極筒体と、環状の連続部分の両端部が互いに対向する環状形状を有する一体的な部材であって、陽極筒体を囲むように陽極筒体の外周面に締結されるとともに、内部に冷却液の循環通路を有して陽極筒体を冷却する冷却ブロックと、冷却ブロックの対向する両端部それぞれに係合され、締め付けにより両端部間の距離を狭めて冷却ブロックの内周面を陽極筒体の外周面に押圧させる締結部材と、冷却液の循環通路に連通されるように、冷却ブロックの外周面に設けられた一対の管継手と、を備え、冷却ブロックへの一対の管継手の間に締結部材が配置され、冷却ブロックにおける対向する両端部の間の不連続部分は、一対の管継手と循環通路の接続部分における冷却液の流路方向に対して冷却ブロックの環状方向に傾斜して延在し、不連続部分を通過する締結部材は、一対の管継手と循環通路の接続部分における冷却液の流路方向に垂直な面に対して傾斜する方向に延在する。
このような構成によれば、冷却ブロックにおいて不連続部分と締結部材をそれぞれ傾斜させて配置することにより、管継手と締結部材にアクセスする際にそれぞれの部材の干渉を抑制することができ、管継手および締結部材へのアクセスを良好とすることができる。また、締結部材および管継手の一方にアクセスする際に他方の干渉を抑制できるため、冷却ブロックにおいて管継手の接続面の配置の自由度を高めることができる。よって、冷却ブロックの切削加工において削り落とす部分を少なくするような管継手および締結部材の配置構成を実現することができる。
第2の発明に係るマグネトロンは、特に、第1の発明において、冷却ブロックにおける一対の管継手の間に凹部が形成され、凹部内に締結部材の少なくとも一部が配置されている。このような構成によれば、締結部材を挿入するための凹部を形成することにより、管継手と締結部材にアクセスする際にそれぞれの部材の干渉をより抑制することができ、管継手および締結部材へのアクセスを良好とすることができる。
第3の発明に係るマグネトロンは、特に、第1又は第2の発明において、締結部材の一端が凹部内に配置される。このような配置により、冷却ブロックの外周面から突出しないように締結部材を配置することができるため、特に管継手にアクセスする際に締結部材による干渉をより抑制することができ、管継手および締結部材へのアクセスを良好とすることができる。
第4の発明に係るマグネトロンは、特に、第1から第3のいずれか1つの発明において、締結部材は、不連続部分に対して垂直な方向に延在する。このような構成によれば、冷却ブロックおよび陽極筒体をより均等に締め付けることができ、より安定した状態で締め付けることができる。
第5の発明に係るマグネトロンは、特に第1から第4のいずれか1つの発明において、冷却ブロックの不連続部分は、冷却ブロック内に配置された陽極筒体の径方向に沿って延在する。このような構成によれば、冷却ブロックおよび陽極筒体をより均等に締め付けることができ、より安定した状態で締め付けることができる。
第6の発明に係るマグネトロンは、特に、第1から第5のいずれかの発明において、冷却ブロックは、大略四角形状の外周を有し、大略四角形状の外周における一端に接続面が存在する。このような構成によれば、冷却ブロックの切削加工における無駄を少なくできるとともに、大略四角形状の外周における一端に管継手および締結部材を集中配置させた構成を採用しながら、管継手および締結部材へのアクセスを良好にできる。
第7の発明に係るマグネトロンは、特に、第1から第6のいずれかの発明において、一方の管継手が接続される冷却ブロックの接続面は、もう一方の管継手が接続される冷却ブロックの接続面と略同一平面上に存在する。このような構成によれば、冷却ブロックの製作を容易なものとすることができる。
第8の発明に係るマグネトロンは、特に、第1から第7のいずれかの発明において、締結部材は、冷却ブロックの環状方向を含む平面に平行な方向に延在する。このような構成によれば、締結部材を冷却ブロックの環状方向を含む平面に対して傾斜した方向に延在させる場合に比べて、冷却ブロックおよび陽極筒体をより安定した状態で締め付けることができる。
第9の発明に係るマグネトロンは、特に、第1から第7のいずれかの発明において、締結部材は、冷却ブロックの環状方向を含む平面に対して傾斜した方向に延在する。このような構成によれば、締結部材を冷却ブロックの環状方向を含む平面内に延在させる場合に比べて、冷却ブロックの接続面における凹部の面積を小さくすることができるため、接続面による冷却ブロックおよび陽極筒体の締付け強度を向上させることができる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るマグネトロン1の全体構成図であり、図2は、マグネトロン1の下面図である。図1および図2に示すように、マグネトロン1は、磁気継鉄2と、磁気継鉄2の上部に設けられた出力部3と、磁気継鉄2の下部に設けられたフィルタ4とを備える。磁気継鉄2内には、陽極筒体5と、陽極筒体5の上下両端に設けられた2つの円環状永久磁石6A、6Bと、陽極筒体5の周囲を囲むように配置された冷却ブロック10とが収容されている。フィルタ4は、チョークコイル(図示せず)と貫通コンデンサ7とを備えている。なお、図1において、上下方向(陽極筒体5の軸方向)をZ方向とし、Z方向に直交しかつ互いに直交する方向をX方向、Y方向としている。本明細書では、X方向を左右方向、Y方向を前後方向、Z方向を上下方向と称する場合があるが、これに限られない。また、本実施の形態1のマグネトロン1では、陽極筒体5の軸方向がZ方向(上下方向)に配置される場合を例とするが、陽極筒体5の軸方向が左右方向や前後方向に配置される場合であってもよい。
磁気継鉄2は、対向する一対の側面および上面が開口された本体8aと、本体8aの上面側の開口を閉じる蓋部8bとを有するケーシング8を備える。円環状永久磁石6A、6B、陽極筒体5、および冷却ブロック10が、磁気継鉄2のケーシング8内に収容されている。
陽極筒体5は、上下両端に配置された円環状永久磁石6A、6Bの外側から挟み込まれるようにして磁気継鉄2のケーシング8により固定されている。なお、図1の図示下側に配置された円環状永久磁石6Bは入力側の磁石であり、図示上側に配置された円環状磁石6Aは出力側の磁石である。陽極筒体5の内部には、アノードベイン(図示せず)が放射状に配置され、それぞれ隣り合ったアノードベインと陽極筒体5とで囲まれた空間で空洞共振器が形成されている。また、陽極筒体5の中心部には陰極構体(図示せず)が配置され、この陰極構体とアノードベインとで囲まれた空間が作用空間となっている。
本実施の形態1のマグネトロン1を使用する場合、マグネトロン1の内部を真空状態にした後、陰極構体に所望の電力を印可して熱電子を放出させ、アノードベインと陰極構体との間に直流の高電圧を印可する。作用空間では、円環状永久磁石6A、6Bによって陰極構体と陽極筒体5とが対向する方向に対して直交する方向に磁界が形成される。アノードベインと陰極構体との間に直流高電圧を印可することで、陰極構体から出た電子がアノードベインに向かって引き出される。作用空間中の電界および磁界により、電子は旋回運動をしながら周回運動してアノードベインに到達する。このときの電子運動によるエネルギが空洞共振器に与えられてマイクロ波が発振される。
次に、本実施の形態1のマグネトロン1が備える冷却ブロック10の構成について説明する。冷却ブロック10の斜視図を図3に示し、冷却液管を接続するための管継手および締結部材を取り外した状態の冷却ブロック10の斜視図を図4に示す。図3に示した冷却ブロック10内部の横断面図(XY平面)を図5に示す。
冷却ブロック10は、陽極筒体5と円環状永久磁石6A、6Bと直接的または間接的に接触して、それぞれの部材を冷却する機能を有している。具体的には、図3および図4に示すように、冷却ブロック10は、大略直方体状の外形形状を有しており、例えば、高い熱伝導率を有する金属材料(例えば、銅、アルミニウム)で一体的な部材として形成されている。また、冷却ブロック10の内部には、冷却液の循環通路9が形成されている。
冷却ブロック10は、陽極筒体5の外周面を囲む環状の連続部分を有し、この環状の連続部分の両端部が互いに近づいた状態にて対向した環状形状を有している。すなわち、冷却ブロック10は、図3の上面視(Z方向視)にて、一部分のみに環状の不連続部分S(本実施の形態では隙間S)を有している。また、冷却ブロック10の内周面11は、陽極筒体5の外周面に密着可能な円周面として形成されている。一方、冷却ブロック10の外周は、磁気継鉄2のケーシング8内に収まるように大略四角形状に形成されている。また、冷却ブロック10の上面における内周面11の近傍にて円環状永久磁石6Aと他の部材を介して間接的に接触し、冷却ブロック10の下面における内周面11の近傍にて円環状永久磁石6Bと他の部材を介して間接的に接触する。なお、以降の説明では、冷却ブロック10の環状の連続部分の両端部を「対向端部12a、12b」とする。
冷却ブロック10の大略四角形状の外周における対向端部12a、12bが配置されている側面13a、13b(以降、「接続面(アクセス側面)13a、13b」とする)には、冷却液の循環通路9に連通される供給用/排出用の一対の管継手14a、14bが接続されている。一対の管継手14a、14bの間に、対向端部12a、12bが位置されている。管継手14aは、対向端部12aを含む側面13aに接続されており、管継手14bは、対向端部12bを含む側面13bに接続されている。
管継手14a、14bは、管継手14a、14b自体を冷却ブロック10に固定するための固定用ボルト16a、16bと、冷却液の供給管/排出管を解除可能に連結させる連結用ナット17a、17bとをそれぞれ備える。連結用ナット17a、17bを回動させることで、供給管/排出管を連結したり解除したりすることができる。なお、冷却ブロック10内の冷却液の循環通路9は、一方の管継手14aの接続部分から陽極筒体5の外周を周回しながら他方の管継手14bの接続部分へ至るように形成されている。
接続面13a、13bには、対向端部12a、12bがそれぞれ配置されており、対向端部12a、12bの間には隙間Sが設けられている。この対向端部12a、12b間の隙間Sが、環状の不連続部分であり、冷却ブロック10の内周面11から冷却ブロック10の外周面に至るまで形成されている。本実施の形態1では、接続面13a、13bは、隙間Sをまたいで略同一平面上に存在している。すなわち、一方の管継手14aが接続される接続面13aは、もう一方の管継手14bが接続される接続面13bと略同一平面上に存在する。さらに、それぞれの対向端部12a、12bには、締結部材(例えば、締結ボルトおよびナット)15が係合されており、接続面13bの凹部13c内に締結部材15が配置されている。締結部材15を締め付ける(ねじ締め)ことにより、対向端部12a、12bの間の隙間S(距離)を狭めることが可能となっている。このように、対向端部12a、12bの間の隙間Sを狭めることにより、冷却ブロック10の内周面11を陽極筒体5の外周面に押圧させて密着させた状態とし、冷却ブロック10を陽極筒体5に締結させることができる。なお、本実施の形態1では、隙間Sは締め付け前の状態において、例えば3mm程度に設定されている。
図3−図5に示すように、締結部材15は、冷却ブロック10の環状方向(陽極筒体5を周回する方向)を含む平面(XY平面)に平行な方向に延在している。また、管継手14bが接続される接続面13bには、側方に開口された凹部13cが形成されている。凹部13cの内面には締結部材15が挿入されるとともに、挿入された締結部材15と係合する係合孔13d、13eが形成されている(図4参照)。それぞれの係合孔13d、13eに締結部材15が挿入されて係合した状態(図3参照)では、締結部材15が凹部13c内に収容された状態となる。
図5に示すように、陽極筒体5の中心Cを通り、接続面13a、13bに垂直なYZ平面を平面18とすると、一対の管継手14a、14bと循環通路9の接続部分(接続面13a、13b)における冷却液の流路方向であるY方向は、平面18内に存在する。ここでの冷却液の流路方向とは、本実施の形態では、冷却ブロック10に対する管継手14a、14bの接続方向、管継手14a、14bに対する配管(図示せず)の接続方向、管継手14a、14bの管軸方向、冷却ブロック10の前後方向に一致する。冷却ブロック10の隙間Sは、接続面13a、13bに垂直な平面18に対して傾斜した方向に延在している。具体的には、本実施の形態における隙間Sが延在する方向は、平面視にて平面18に対して30度傾斜させている。言い換えれば、隙間Sは、一対の管継手14a、14bと循環通路9の接続部分における冷却液の流路方向(Y方向)に対して、冷却ブロック10の環状方向に30度傾斜して延在している(すなわち、XY平面内において30度傾斜している)。ただし、隙間Sの傾斜角度はこれに限らない。本実施の形態ではさらに、隙間Sを陽極筒体5の中心Cを通る方向に延在させており、平面18と中心Cで交差させている。このような配置によれば、隙間Sは、冷却ブロック10の内周面11の接線方向に垂直な方向である法線方向(すなわち、冷却ブロック10の径方向)に沿って延在している。本実施の形態ではさらに、このような隙間Sに対して垂直な方向に延在するように、締結部材15を冷却ブロック10の凹部13c内に配置している。すなわち、隙間Sを通過する締結部材15は、一対の管継手14a、14bと循環通路9の接続部分における冷却液の流路方向に垂直な面(XZ平面)に対して傾斜する方向に延在しており、その傾斜角度は30度に設定されている。
図5に示すように、冷却ブロック10における締結部材15を配置するための空間(隙間Sと交差する空間)は、冷却液の循環通路9に干渉しないように循環通路9まで届かない位置にて終端している。また、当該空間内に配置される締結部材15は、接続面13a、13bが存在するXZ平面まではみ出さないように、その一端(ボルトの頭部)が凹部13c内に配置されている。
次に、冷却ブロック10および陽極筒体5を締結部材15により締め付ける際の作用について説明する。
締結部材15を冷却ブロック10の凹部13c内に配置して締め付けを行うと、隙間Sが縮まる。これにより、陽極筒体5が冷却ブロック10の内周面11によって締め付けられて、固定された状態となる。このような締め付けを行う際には、単に凹部13cに締結部材15を差し込んで回せばよいため、管継手14a、14bには干渉せずに作業を行うことができる。このような作業利便性は特に、接続面13a、13bに垂直な平面18に対して隙間Sを傾斜させるとともに、締結部材15を一対の管継手14a、14bと循環通路9の接続部分における冷却液の流路方向(Y方向)に垂直な面(XZ平面)に対して傾斜させて配置することにより、効果的に実現することができる。さらに、図9、10で示したように、冷却ブロックに対して両側から締結部材を締め付ける場合と比較して、締結部材を閉じるナット等の部品を省略することができるため、製造コストを低減できるというメリットがある。また、図9、10で示した構成と比較して、締め付け時における締め付け強度を保つ機能を有する接続面13a、13bの面積を確保することができるため、所定の締め付け強度を実現することができる。
本実施の形態1ではさらに、隙間Sは、冷却ブロック10内の陽極筒体5の径方向に沿って延在している。さらに、締結部材15は、隙間S(の延在平面)に対して垂直な方向に延在するように配置されている。このような配置によれば、締結部材15により冷却ブロック10および陽極筒体5をより均等に締め付けることができ、より安定した状態で固定することができる。同様に、締結部材15は、冷却ブロック10の環状方向(陽極筒体5を周回する方向)を含む平面(XY平面)に平行な方向に延在している。これにより、締結部材15をXY平面に対して傾斜させて延在させる場合に比べて、冷却ブロック10および陽極筒体5をより均等かつバランスよく、安定した状態で締め付けることができる。
本実施の形態1ではさらに、接続面13a、13bを、隙間Sをまたいで略同一平面内に存在させている。このように構成することにより、冷却ブロック10の製作を容易なものとすることができる。また、締結部材15を締めて隙間Sを近づけたときにも冷却ブロック10と陽極筒体5をバランス良く安定した状態で固定することができる。なお、本明細書における「略同一平面上」とは、接続面13a、13bが同一平面上にある場合だけでなく、締結部材15の締め付けによって、対向端部12a、12bの相対的な位置に位置ずれが生じた場合を含むものとする。
このような構成の本実施の形態1のマグネトロンでは、管継手14a、14bと締結部材15を接続面13a、13bに配置するとともに、隙間Sと締結部材15をそれぞれ傾斜させて配置している。これにより、締結部材15が一対の管継手14a、14bの間に配置された構成が採用されながら、締結部材15へのアクセスが管継手14a、14bの影響を受けにくくできる。同様に、管継手14a、14bへのアクセスが締結部材15の影響を受けにくくできる。そのため、一対の管継手14a、14bが冷却ブロック10に接続され、かつ冷却液管が連結された状態であっても、締結部材15へアクセスして、締結部材15の締め付け等の作業を行うことができる。また、締結部材15が冷却ブロック10に係合された状態において、管継手14a、14bにアクセスして、固定用ボルト16a、16bや連結用ナット17a、17bを回動操作することができる。よって、冷却ブロック10において管継手14a、14bおよび締結部材15へのアクセスを良好とすることができる。
このように締結部材15および管継手14a、14bの一方にアクセスする際に、他方が干渉することが防げるため、冷却ブロック10において管継手14a、14bを接続する側面(接続面)13a、13bの配置の自由度を高めることができる。
例えば、図9、10に示すような構成では、管継手の接続面を冷却ブロックの中央側に向けて後退させるなどの構成を採用している。しかしながら、本実施の形態1の構成では、管継手14a、14bと締結部材15との間における相互のアクセス干渉を考慮する必要がない。そのため、例えば、大略直方体形状の部材から切削加工を行って冷却ブロック10を形成する場合に、図9、10に示す従来の冷却ブロックに比して、削り落とす材料を少なくするような、管継手14a、14bおよび締結部材15の配置構成を実現できる。よって、冷却ブロック10の製作における材料の無駄を少なくするができるとともに、管継手14a、14bおよび締結部材15へのアクセスを良好とすることができる。また、切削加工する部分が少なく、それによって冷却ブロック10の体積を大きくすることができるため、冷却性能が向上する。
以上、上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。上述の実施の形態1では、締結部材15による締め付けを行った際に、不連続部分Sが完全には閉じずに隙間として残る場合について説明したが、このような場合に限らず、対向端部12a、12b同士が接触した状態となる場合であってもよい。
上述の実施の形態1では、締結部材15の一端が凹部13c内に配置され、接続面13a、13bが存在するXZ平面とは交差しない場合について説明したが、このような場合に限らず、締結部材15の少なくとも一部が凹部13c内に配置されていればよい。なお、本実施の形態1のように、締結部材15の一端を凹部13c内に配置した方が、特に冷却ブロック10の外周面から突出しないように締結部材15を配置することができる。これにより、特に管継手14a、14bにアクセスする際に締結部材15による干渉をより抑制することができ、管継手14a、14bおよび締結部材15へのアクセスを良好とすることができる。
上述の実施の形態1では、隙間Sが陽極筒体5の径方向に沿って延在する場合について説明したが、このような場合に限らず、陽極筒体5の径方向とは異なる方向に沿って延在してもよい。また本実施の形態1では、締結部材15は隙間Sに対して垂直な方向に延びる場合について説明したが、このような場合に限らず、隙間Sに対して垂直でない方向に延びてもよい。なお、本実施の形態1のように、隙間Sを陽極筒体5の径方向に沿って延在させ、締結部材15を隙間Sに対して垂直な方向に延在するように配置した方が、冷却ブロック10および陽極筒体5をより均等に締め付けることができる。
また、上述の実施の形態1では、冷却ブロック10における接続面13a、13bは、締結部材15による締結を行わない状態において、不連続部分Sをまたいで略同一平面上に存在するものとしたが、このような場合に限らない。例えば、図6、7に示すように、凹部13cを形成する接続面13bの形状を(XZ平面に対して)凹凸形状となるようにしてもよい。このように、本実施の形態1で示した冷却ブロック10によれば、接続面13a、13bの形状を適宜変更(特に接続面13a、13bの凹凸を調整)することができ、設計変更の自由度が高いといえる。
また、上述の実施の形態1では、締結部材15は、冷却ブロック10の環状方向を含む平面に平行な方向に延在するものとしたが、このような場合に限らない。例えば、図8に示すように、冷却ブロック10の環状方向を含む平面に対して傾斜した方向に延在させてもよい。このような場合、特に凹部13cが冷却ブロック10の上面に露出しているため、接続面13bにおける凹部13cが占める面積を、実施の形態1や図6、図7に示す形態と比較して小さくすることができる。これにより、締結部材15の締結時において接続面13a、13bによる締結強度を保つことができる。このように、本実施の形態1における冷却ブロック10によれば、締結部材15の延在方向を設定する際の自由度も高いといえる。
また、上述の実施の形態1では、冷却ブロック10が大略四角形状の外周面を有するような場合を例としたが、冷却ブロック10が多角形状や湾曲状の外周面を有するような場合であっても良い。
また、上述の実施の形態1では、管継手14a、14bが冷却ブロック10とは別体で形成されて冷却ブロック10に接続される(すなわち、冷却ブロック10への一対の管継手14a、14bの接続部分の間に締結部材15が配置される)場合について説明したが、このような場合に限らない。管継手14a、14bは、冷却ブロック10と一体的に形成されてもよい。
また、上述の実施の形態1では、管継手14a、14bの形状がY方向を長手方向とするストレートな形状である場合について説明したが、このような場合に限らず、各種形状(L字形状など)を有してもよい。このような各種形状においても、一対の管継手14a、14bと循環通路9の接続部分における冷却液の流路方向および管継手14a、14bの長手方向はY方向に一致する。
また、複数本の締結部材15が用いられるような場合であっても良い。
なお、上記様々な実施の形態のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
1 マグネトロン
2 磁気継鉄
3 出力部
4 フィルタ
5 陽極筒体
6A、6B 円環状永久磁石
7 貫通コンデンサ
8 ケーシング
9 冷却液の循環通路
10 冷却ブロック
11 内周面
12a、12b 対向端部
13a、13b 側面、接続面、アクセス側面
13c 凹部
13d、13e 係合孔
14a、14b 管継手
15 締結部材
16a、16b 固定用ボルト
17a、17b 連結用ナット
18 平面
S 不連続部分(隙間)

Claims (9)

  1. 陽極筒体と、
    平面視で環状の連続部分の両端部が互いに対向する環状形状を有する一体的な部材であって、陽極筒体を囲むように陽極筒体の外周面に締結されるとともに、内部に冷却液の循環通路を有して陽極筒体を冷却する冷却ブロックと、
    冷却ブロックの対向する両端部それぞれに係合され、締め付けにより両端部間の距離を狭めて冷却ブロックの内周面を陽極筒体の外周面に押圧させる締結部材と、
    冷却液の循環通路に連通されるように、冷却ブロックの外周面に設けられた一対の管継手と、を備え、
    冷却ブロックへの一対の管継手の間に締結部材が配置され、冷却ブロックにおける対向する両端部の間の不連続部分は、一対の管継手と循環通路の接続部分における冷却液の流路方向に対して平面視で傾斜するように延在し、不連続部分を通過する締結部材は、一対の管継手と循環通路の接続部分における冷却液の流路方向に垂直な面に対して傾斜する方向に延在する、マグネトロン。
  2. 冷却ブロックにおける一対の管継手の間に凹部が形成され、凹部内に締結部材の少なくとも一部が配置されている、請求項1に記載のマグネトロン。
  3. 締結部材の一端が凹部内に配置される、請求項1又は2に記載のマグネトロン。
  4. 締結部材は、不連続部分に対して垂直な方向に延在する、請求項1から3のいずれか1つに記載のマグネトロン。
  5. 冷却ブロックの不連続部分は、冷却ブロック内に配置された陽極筒体の径方向に沿って延在する、請求項1から4のいずれか1つに記載のマグネトロン。
  6. 冷却ブロックは、平面視で大略四角形状の外周を有し、大略四角形状の外周における一辺、管継手又は締結部材が接続される接続面が存在する、請求項1から5のいずれか1つに記載のマグネトロン。
  7. 一方の管継手が接続される冷却ブロックの接続面は、もう一方の管継手が接続される冷却ブロックの接続面と略同一平面上に存在する、請求項1から6のいずれか1つに記載のマグネトロン。
  8. 締結部材は、平面視で冷却ブロックが環状に延びる方向である環状方向を含む平面に平行な方向に延在する、請求項1から7のいずれか1つに記載のマグネトロン。
  9. 締結部材は、平面視で冷却ブロックが環状に延びる方向である環状方向を含む平面に対して傾斜した方向に延在する、請求項1から7のいずれか1つに記載のマグネトロン。
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