JP6531732B2 - 車両盗難防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、イモビライザ機能を用いた車両盗難防止装置に関する。
不正なエンジン始動操作による車両の盗難を防止するためのシステムとして、イモビライザ機能を用いた車両盗難防止装置が知られている。例えば、特許文献1を参照。
このような車両用盗難防止装置では、エンジン始動が指示されると、所定のイモビライザ装置(例えば、イモビライザ制御ECU(Electronic Control Unit)、エンジン制御ECU)間で認証IDの照合が行われ、認証IDの照合がとれた場合にだけエンジンの始動が許可される。
特開2008−149744号公報
上述した車両盗難防止装置では、認証IDが知られなければ車両の盗難を防止できる。しかしながら、認証IDを知らなくてもイモビライザ装置が交換された場合には、不正にエンジンの始動が許可されるという問題がある。特に、従来のイモビライザ装置は、メンテナンス性を考慮して取り外しが容易な場所に取付けられる場合が多く、不正な交換がされ易い。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、イモビライザ装置の交換による不正なエンジンの始動のおそれを抑制することができる車両盗難防止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明の一態様は、エンジンに取り付けられたセンサが出力する信号を取得してエンジンの始動を制御するエンジン制御部と、エンジン制御部の認証を実行し、認証結果に基づいてエンジン制御部によるエンジンの駆動を制御するイモビライザ制御部と、を備えた車両に搭載される車両盗難防止装置であって、センサと一体的に設けられ、イモビライザ制御部の認証を実行し、認証結果に基づいてセンサによる信号の出力を制御するセンサ認証部を備え、センサ認証部は、イモビライザ制御部の認証が成功した場合、センサに信号の出力を許可し、イモビライザ制御部の認証が失敗した場合、センサに信号の出力を禁止する、車両盗難防止装置である。
上記態様では、センサ認証部によるイモビライザ制御部の認証が成功しない場合には、センサから測定値が出力されないため、エンジンを始動させることができない。このため、イモビライザ制御の交換による不正なエンジンの始動のおそれを抑制することができる。また、センサ認証部と一体的であるセンサは、エンジンに取付けられているため交換に時間がかかる。このため、センサの交換による不正なエンジンの始動のおそれを抑制することができる。
以上述べたように、本発明の車両盗難防止装置によれば、イモビライザ装置の交換による不正なエンジンの始動のおそれを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る車両盗難防止装置の構成例を示す図 第1認証動作の手順を示すフローチャート 第2認証動作の手順を示すフローチャート
[概要]
本発明の実施形態に係る車両盗難防止装置は、エンジン制御ECUの認証をイモビライザ制御ECUで行う。また、イモビライザ制御ECUの認証をエンジンに取付けられたセンサと一体的に設けたセンサ認証部で行う。センサ認証部での認証が成功しないと、エンジン始動に必要なセンサの信号がエンジン制御ECUへ出力されない。このため、イモビライザ制御ECUを交換することによる不正なエンジン始動のおそれを抑制することができる。
[実施形態]
<車両盗難防止装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る車両盗難防止装置100の構成例を示す図である。車両盗難防止装置100は、イモビライザ制御ECU10と、センサ認証部30と、エンジン制御ECU40とを含む。センサ認証部30は、エンジン20に取付けられかつエンジン20の状態を信号として出力可能な、センサ31と一体的に組み込まれている。
イモビライザ制御ECU10は、センサ認証部30及びエンジン制御ECU40とCAN(Car Area Network)等の車内通信線を介して接続される。また、イモビライザ制御ECU10は、電子キー50と無線通信を介して接続される。センサ31は、エンジン制御ECU40とCAN等の車内通信線を介して接続される。
(イモビライザ制御ECU)
イモビライザ制御ECU10は、電子キー50及びエンジン制御ECU40の認証を行う。認証には、イモビライザ制御ECU10、電子キー50及びエンジン制御ECU40のそれぞれが保持する照合用の認証IDが用いられる。具体的には、イモビライザ制御ECU10は、電子キー50から認証IDaを取得し、取得した認証IDaと、自身が保持する認証IDa’とを照合することにより、電子キー50の認証を行う。また、イモビライザ制御ECU10は、エンジン制御ECU40から認証IDcを取得し、取得した認証IDcと、自身が保持する認証IDc’とを照合することにより、エンジン制御ECU40の認証を行う。また、イモビライザ制御ECU10は、エンジン制御ECU40の認証が失敗した場合には、認証失敗の結果をエンジン制御ECU40に出力する。
(センサ認証部)
センサ認証部30は、イモビライザ制御ECU10の認証を行う。そして、センサ認証部30は、イモビライザ制御ECU10の認証結果に基づいて、センサ31からエンジン制御ECU40への所定の信号の出力を制御する。具体的には、センサ認証部30は、イモビライザ制御ECU10の認証が成功した場合、センサ31に信号の出力を許可し、イモビライザ制御ECU10の認証が失敗した場合、センサ31に信号の出力を禁止する。
認証には、センサ認証部30及びイモビライザ制御ECU10のそれぞれが保持する照合用の認証IDが用いられる。具体的には、センサ認証部30は、自身が保持する認証IDbと、イモビライザ制御ECU10から取得した認証IDb’とを照合することにより、イモビライザ制御ECU10の認証を行う。
センサ認証部30は、センサ31と一体的に設けられる。センサ認証部30とセンサ31とは分離が困難となるように一体化されていることが好ましい。一体化の方法は、特に限定されないが、例えば、センサ認証部30とセンサ31とを同一のケースに収納したり、両者をモールド樹脂等により一体的成形したり、両者を1つの基板上に設ける方法等を採用し得る。
センサ認証部30を組み込むセンサ31は、特に限定されないが、交換が困難なセンサが望ましい。例えば、バキュームセンサ、カムシャフトポジションセンサ、クランクポジションセンサ、空燃比センサ(A/Fセンサ)、水温センサ(ウォータテンパラチャセンサ)、ノックコントロールセンサ等を用いることができる。
(エンジン制御ECU)
エンジン制御ECU40は、センサ31が出力する信号を取得してエンジン20の始動を制御する。具体的には、エンジン制御ECU40は、センサ31から信号が取得できている場合にエンジン20を始動させることができ、センサ31から信号が取得できない場合には、エンジン20を始動させることができない。
(電子キー)
電子キー50は、車両に設けられた図示しない照合ECU等からの出力に基づくトリガ信号を受信すると、認証IDaを無線により出力する。
なお、上述したイモビライザ制御ECU10及びエンジン制御ECU40等は、典型的には中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、メモリ、および入出力インタフェースを含んで構成することも可能である。これらのECUでは、メモリに格納されたプログラムをCPUが読み出して解釈実行することによって、所定の機能を実現することができる。
<車両盗難防止装置の動作>
車両盗難防止装置100の動作は、ユーザーのエンジン始動操作前に行われる第1認証動作と、ユーザーのエンジン始動操作後に行われる第2認証動作とを含む。
(第1認証動作)
次に、第1認証動作を説明する。図2は、第1認証動作の手順を示すフローチャートである。第1認証動作は、例えば、ユーザーが電子キー50を携帯して車両に乗り込んだ際に、電子キー50から出力された認証IDaをイモビライザ制御ECU10が取得することにより開始される。以下に、各ステップを説明する。
S100:イモビライザ制御ECU10が、受信した認証IDaと、イモビライザ制御ECU10が保持する認証IDa’との照合を行う(S100)。
S101:イモビライザ制御ECU10は、認証IDaと認証IDa’とが一致した場合は、電子キー50の認証が成功したと判断してステップS102に進む(Yes)。また、認証IDaと認証IDa’とが一致しなかった場合は、電子キー50の認証が失敗したと判断して第1認証動作を終了する(No)。なお、ステップS101、S102では、イモビライザ制御ECU10は、認証IDaの照合を1回のみ行って認証の成否を判断しているが、認証が失敗した場合に複数回(例えば、3回)の照合のリトライを行うことにより最終的な判断をしてもよい。
S102:イモビライザ制御ECU10が、センサ認証部30に認証IDb’を出力する。
S103:センサ認証部30が、イモビライザ制御ECU10から出力された認証IDb’と、センサ認証部30が保持する認証IDbとを照合する(S103)。
S104:センサ認証部30は、認証IDbと認証IDb’とが一致した場合は、イモビライザ制御ECU10の認証が成功したと判断してステップS105に進む(Yes)。また、センサ認証部30は、認証IDbと認証IDb’とが一致しなかった場合は、イモビライザ制御ECU10の認証が失敗したと判断してステップS107に進む(No)。なお、センサ認証部30は、認証が失敗した場合に複数回(例えば、3回)の認証のリトライを行うことにより最終的な判断をしてもよい。
S105:センサ認証部30は、センサ31を、エンジン制御ECU40へ信号を出力できる状態(出力許可状態)にして、第1認証動作を終了する。
S106:センサ認証部30は、センサ31を、エンジン制御ECU40へ信号を出力できない状態(出力禁止状態)にして、第1認証制御を終了する。
ステップS105、S106における、センサ31の出力許可/禁止状態の実施形態は、特に限定されない。例えば、センサ31に出力をカット可能なスイッチを設け、センサ認証部30の認証結果に基づきセンサ認証部30によりスイッチを開閉することで出力許可/禁止状態とすることができる。また、認証結果に基づきセンサ認証部30内にセンサ31の出力許可/禁止状態を記録して、センサ31が出力を行う際にはセンサ認証部30の記録に基づくようにしてもよい。
(第2認証動作)
次に、第2認証動作を説明する。図3は、第2認証動作の手順を示すフローチャートである。第2認証動作は、ユーザーのエンジン始動操作に基づき、エンジン制御ECU40がエンジン始動の指令を受けることにより開始される。エンジン始動操作は、例えば、ユーザーがブレーキを踏みながら図示しないイグニッションボタンを押す操作等である。以下に各ステップを説明する。
S200:エンジン制御ECU40が、センサ31から信号が出力されているか否かを判定する。エンジン制御ECU40は、信号が出力されている場合(Yes)はステップS201に進む。また、エンジン制御ECU40は、信号が出力されていない場合(No)は第2認証動作を終了する。
S201:エンジン制御ECU40は、エンジン20を始動する。
第1認証動作により、センサ31は、信号の出力を許可された状態または禁止された状態のいずれかとなっている。したがって、センサ認証部30がイモビライザ制御ECU10を認証できた場合にはセンサ31から信号が出力されるため、エンジン制御ECU40はエンジン20を始動することができる(S200のYes)。また、センサ認証部30がイモビライザ制御ECU10を認証できなかった場合にはセンサ31から信号が出力されないため、エンジン制御ECU40はエンジン20を始動することができない(S200のNo)。このため、イモビライザ制御ECU10が交換されることによる不正なエンジン始動のおそれを抑制することができる。
S202:エンジン制御ECU40は、イモビライザ制御ECU10に認証IDcを出力する。
S203:イモビライザ制御ECU10は、認証IDcをイモビライザ制御ECU10が保持する認証IDc’と照合する。
S204:イモビライザ制御ECU10は、認証IDcと認証IDc’とが一致した場合は、エンジン制御ECU40の認証が成功したと判断して第2認証動作を終了する(Yes)。この結果、エンジン20の運転は継続する。また、イモビライザ制御ECU10は、認証IDcと認証IDc’とが一致しなかった場合は、エンジン制御ECU40の認証が失敗したと判断してS205に進む(No)。
S205:イモビライザ制御ECU10は、認証が失敗した旨の認証結果をエンジン制御ECU40に出力する。認証失敗の信号を受信したエンジン制御ECU40は、例えば、エンジン20における点火プラグの点火、燃料噴射を中止することで、エンジン20の運転を停止して、第2認証動作を終了する。なお、この時、認証ができなかったことをユーザーに知らせるために、図示しない警報装置等を用いて警告を発してもよい。
<本実施形態における作用・効果>
以上、説明したように車両盗難防止装置100は、エンジン制御ECU40の認証をイモビライザ制御ECU10で行う。また、イモビライザ制御ECU10の認証をエンジン20に取付けられたセンサ31と一体的に設けたセンサ認証部30で行う。このため、イモビライザ制御ECU10を交換することによる不正なエンジン始動のおそれを抑制することができる。
また、センサ認証部30で認証が行われることが知られても、エンジン20に取付けられたセンサ31は取り外しが容易ではなく、通常、交換には一定の時間を要する。このため、センサ31の交換による不正なエンジン始動のおそれを抑制することができる。
本発明は車両盗難防止装置に有用である。
10 イモビライザ制御ECU
20 エンジン
30 センサ認証部
31 センサ
40 エンジン制御ECU
50 電子キー
100 車両盗難防止装置

Claims (1)

  1. エンジンに取り付けられたセンサが出力する信号を取得してエンジンの始動を制御するエンジン制御部と、
    前記エンジン制御部の認証を実行し、認証結果に基づいて前記エンジン制御部による前記エンジンの駆動を制御するイモビライザ制御部と、を備えた車両に搭載される車両盗難防止装置であって、
    前記センサと一体的に設けられ、前記イモビライザ制御部の認証を実行し、認証結果に基づいて前記センサによる信号の出力を制御するセンサ認証部を備え、
    前記センサ認証部は、
    前記イモビライザ制御部の認証が成功した場合、前記センサに信号の出力を許可し、
    前記イモビライザ制御部の認証が失敗した場合、前記センサに信号の出力を禁止する、
    車両盗難防止装置。
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