JP6531547B2 - 接合材及び接合体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、接合材及び接合体の製造方法に関する。
電子部品の組立てや実装等において、2つ以上の部品を接合させる場合、一般的に接合材が用いられる。このような接合材として、銀粉等の金属粒子を溶剤に分散させたペースト状の接合材が知られている。接合材を用いて部品を接合する際は、一方の部品の表面に接合材を塗布し、塗布面に他方の部品を接触させ、この状態で加熱することで接合することができる。
例えば、特許文献1には、シェア強度を確保しつつ、かつシェア強度のムラを低減させる、接合材として、平均一次粒径0.5〜3.0μmのサブミクロンサイズの金属粒子、平均一次粒径1〜200nmのナノサイズの金属粒子、及び分散媒を含む接合材が開示されている。
特開2011−80147号公報
しかしながら、特許文献1に開示された接合材では、十分なシェア強度を得るために、接合の際に200〜400℃の加熱温度で加熱する必要があるため、熱に弱い材料を接合することができないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、従来の加熱温度よりも低温の加熱処理であっても高いシェア強度を有する接合層を形成することが可能な接合材、及びこれを用いた接合体の製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。
[1] 一次粒子の粒度分布が、粒径20〜70nmの範囲内の第1ピークと、粒径200〜500nmの範囲内の第2ピークと、を有し、
大気中において150℃で30分保持した際の有機物の分解率が50質量%以上であり、
熱分解ガスクロマトグラフ質量分析計により、100℃で加熱した際に、ガス状の二酸化炭素、アセトンの蒸発物、及び水の蒸発物が検出される銀粉と、
20℃における蒸気圧が5〜866Paである溶剤と、を含む接合材。
[2] 前記溶剤が、アルコール系溶剤、グリコール系溶剤、アセテート系溶剤、炭化水素系溶剤、又はアミン系溶剤を含む、前項1に記載の接合材。
[3] 前記溶剤が、α−テルピネオール、エチレングリコール、酢酸ブチルトールカルビテート、ドデカン、又はヘキシルアミンを含む、前項1に記載の接合材。
[4] 第一の部材と第二の部材とが接合層を介して接合されている接合体の製造方法であって、前項1に記載の接合材を用いて前記接合層を形成する接合体の製造方法。
[5] 前記接合層が、金、銀、及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属と接触して界面を形成している、前項4に記載の接合体の製造方法。
[6] 前記接合層の厚さが1〜100μmである、前項4又は5に記載の接合体の製造方法。
本発明の接合材は、一次粒子の粒度分布が、粒径20〜70nmの範囲内の第1ピークと、粒径200〜500nmの範囲内の第2ピークとを有し、150℃で有機物が50質量%以上分解し、100℃で加熱した際に、ガス状の二酸化炭素、アセトンの蒸発物、及び水の蒸発物が発生する銀粉と、20℃における蒸気圧が5〜866Paである溶剤とを含むため、従来の加熱温度よりも低温の加熱処理であっても高いシェア強度を有する接合層を形成することができる。
また、本発明の接合体の製造方法は、上述した接合材を用いているため、20MPa以上のシェア強度の接合層を有する接合体を製造することができる。
本発明を適用した実施形態である接合材の製造方法を説明するための図である。 本発明を適用した実施形態である接合材の製造方法を説明するための図である。 本発明を適用した実施形態である接合体の模式断面図である。
以下、本発明を適用した一実施形態である接合材及び接合体の製造方法について詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
<接合材>
先ず、本発明を適用した一実施形態である接合材の構成について説明する。本実施形態の接合材は、銀粉と、溶剤と、を含み概略構成されている。ここで、銀粉は、純銀及び銀を主成分とする銀合金(銀の含有量が99質量%以上)で構成されたものとされている。
本実施形態の接合材は、加熱処理することにより接合層を形成し、隣接する2つ以上の被接合物を接合することができる。本実施形態の接合材は、従来の加熱温度よりも低温の加熱処理であっても被接合物を接合することができるため、熱に弱い材料等を接合することができる。
銀粉の形状としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、球状、棒状、鱗片状等が挙げられる。
粒径は、走査型電子顕微鏡で一次粒子を1000個以上観察し、画像処理ソフト「ImageJ(アメリカ国立衛生研究所開発)」を用い、SEM像を二値化処理し、粒子と粒子以外の境界を決定した後、各粒子に関し、ピクセル数から面積を算出し、これを真円換算することにより各粒子の一次粒径を求めた。粒径の個数が最も多い上位2つの値を算出し、このうち小さいものを第1ピークの粒径と定義し、大きいものを第2ピークの粒径と定義した。
銀粉は、所定の範囲の粒度分布を有する。銀粉の一次粒子の粒度分布としては、具体的には、例えば、粒径20〜70nm、好ましくは30〜50nmの範囲内に第1ピークを有し、粒径200〜500nm、好ましくは300〜400nmの範囲内に第2ピークを有する。
第1ピークが20nm以上であることにより、加熱処理の際に、接合を維持するのに十分な厚さの接合層を形成することができる。第1ピークが70nm以下であることにより、接合層内の銀の充填度を高くすることができる。
また、第2ピークが200nm以上であることにより、加熱処理の際に、接合を維持するのに十分な厚さの接合層を形成することができる。第2ピークが500nm以下であることにより、接合層内の銀の充填度を高くすることができる。
また、一次粒子の粒度分布が上記範囲に含まれることにより、被接合物の表面に接合材を塗布した後に、接合材内部の銀粉の充填度を高くすることができる。そのため、加熱処理した際に、接合層の内部で銀粉を均一かつ十分に焼結させることができる。その結果、接合層内の銀の充填度が高くなり、接合層のシェア強度が向上する。
なお、粒度分布の測定は、例えば、銀粉を市販の走査型電子顕微鏡(SEM、例えば、日立ハイテクノロジーズ社製「S−4300SE」等)により観察し、銀粒子1000個以上の粒径を測定することにより行うことができる。ここで、粒径の個数が最も多い上位2つの値を算出し、このうち小さいものを第1ピークの粒径と定義し、大きいものを第2ピークの粒径と定義した。
銀粉の表面は、主に炭素数4以下の有機分子等の有機物で被覆されている。銀粉を被覆する有機物としては、具体的には、例えば、150℃で50質量%以上分解するものが好ましく、150℃で75質量%以上分解するものがより好ましい。
銀粉を被覆する有機物が150℃で50質量%以上分解するものであることにより、銀粉が焼結しやすくなり、接合層のシェア強度が向上する。
なお、銀粉を被覆する有機物の分解率の測定は、例えば、銀粉を大気中において所定の温度で所定の時間保持した後に、加熱前に対する加熱後の質量減少量を測定することにより行うことができる。
銀粉は、加熱することによりガスが発生する。具体的には、例えば、粉末状態の銀粉を100℃で加熱した際に、ガス状の二酸化炭素、アセトンの蒸発物、及び水の蒸発物等が発生する。
上記ガスは、銀粉の表面に吸着した有機分子に由来するものであり、低分子量であるほど加熱により銀粉表面から分離、離脱しやすい。よって、上記ガスを発生する銀粉は、焼結しやすくなり、接合層のシェア強度が向上する。
なお、銀粉を加熱した際に発生するガスの特定は、例えば、市販の熱分解ガスクロマトグラフ質量分析計(熱分解GC/MS、銀粉を導入する部分に熱分解装置を設置したGC/MS、例えばフロンティアラボ社製「PY−3030」、日本電子社製「JMS−T100GCV」等)を用いてガスを分析することにより行うことができる。
溶剤は、所定の範囲の蒸気圧を有する。溶剤の蒸気圧としては、具体的には、例えば、20℃において5〜866Paであることが好ましい。
溶剤の蒸気圧が20℃において5Pa以上であることにより、加熱処理した際に、溶剤が接合層内部から抜けやすくなるため、銀粉が焼結しやすくなり、接合層のシェア強度が向上する。また、溶剤の蒸気圧が20℃において866Pa以下であることにより、塗布後の乾燥が抑えられるため、被接合物と均一かつ十分に接着し、接合層のシェア強度が向上する。
溶剤としては、具体的には、例えば、アルコール系溶剤、グリコール系溶剤、アセテート系溶剤、炭化水素系溶剤、アミン系溶剤等が挙げられる。
また、アルコール系溶剤としては、具体的には、例えば、α−テルピネオール、イソプロピルアルコール等が挙げられる。
また、グリコール系溶剤としては、具体的には、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
また、アセテート系溶剤としては、具体的には、例えば、酢酸ブチルトールカルビテート等が挙げられる。
また、炭化水素系溶剤としては、具体的には、例えば、デカン、ドデカン、テトラデカン等が挙げられる。
また、アミン系溶剤としては、具体的には、例えば、ヘキシルアミン、オクチルアミン、ドデシルアミン等が挙げられる。
溶剤は、上記溶剤を単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本実施形態の接合材は、上述した銀粉と、溶剤と、を混合して形成されるため、ペースト状である。そのため、被接合物の表面に塗布することができる。
接合材中に含まれる銀粉と溶剤との質量比としては、ペースト状を維持できる比率であれば、特に限定されない。具体的には、例えば、質量比(銀粉:溶剤)が80:20〜95:5となることが好ましい。
接合材中に含まれる銀粉の割合が下限値未満であると、強度の高い膜を得ることができず、上限値を超えると、膜割れが生じやすくなる。
本実施形態の接合材は、上述した銀粉及び溶剤を含むため、150〜200℃という低温の加熱処理であっても20MPa以上の高いシェア強度を有する接合層を形成することができる。そのため、熱に弱い材料であっても接合することができる。
ここで、従来の接合材では、200〜400℃の加熱処理により、20MPa程度のシェア強度を有する接合層を形成するのが一般的である。これに対し、本実施形態の接合材では、200℃の加熱処理を施した場合、50MPa以上の高いシェア強度を有する接合層を形成することができる。
次に、上述した接合材の製造方法について、図1,2を参照して説明する。
先ず、図1に示すように、銀塩水溶液1とカルボン酸塩水溶液2とを水3中に同時に滴下してカルボン酸銀スラリー4を調整する。
ここで、カルボン酸銀スラリー4を調製する際は、各液1〜4の温度を20〜90℃の範囲内の所定温度に保持することが好ましい。各液1〜4の温度を20℃以上の所定温度に保持することにより、カルボン酸銀が生成しやすくなり、銀粉の粒径を大きくすることができる。また、各液1〜4の温度を90℃以下の所定温度に保持することにより、銀粉が粗大粒子となるのを防止することができる。
また、水3中に銀塩水溶液1とカルボン酸塩水溶液2を同時に滴下している間、水3を撹拌していることが好ましい。
銀塩水溶液1中の銀塩としては、具体的には、例えば、硝酸銀、塩素酸銀、リン酸銀、及びこれらの塩類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の化合物が好ましい。
カルボン酸塩水溶液2中のカルボン酸としては、グリコール酸、クエン酸、リンゴ酸、マレイン酸、マロン酸、フマル酸、コハク酸、酒石酸、及びこれらの塩類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の化合物が好ましい。
水3としては、イオン交換水、蒸留水等が挙げられる。合成に悪影響を与えるおそれのあるイオンが含まれないことや、蒸留水と比べて製造コストが低いことからイオン交換水を用いることが特に好ましい。
次に、図2に示すように、カルボン酸銀スラリー4に還元剤水溶液5を滴下した後に所定の熱処理を行って銀粉スラリーを調製する。
ここで、所定の熱処理としては、具体的には、例えば、水中で、15℃/時間以下の昇温速度で20〜90℃の範囲内の所定温度(最高温度)まで昇温し、この最高温度に1〜5時間保持した後に、30分以下の時間をかけて30℃以下まで降温する熱処理であってもよい。
上記所定の熱処理において、昇温速度を15℃/時間以下とすることにより、銀粉が粗大粒子となるのを防止することができる。
また、上記所定の熱処理において、最高温度を20℃以上とすることにより、カルボン酸銀が還元されやすくなり、銀粉の粒径を大きくすることができる。また、最高温度を90℃以下とすることにより、銀粉が粗大粒子となるのを防止することができる。
また、上記所定の熱処理において、最高温度での保持時間を1時間以上とすることにより、カルボン酸銀が還元されやすくなり、銀粉の粒径を大きくすることができる。また、保持時間を5時間以下にすることにより、銀粉が粗大粒子となるのを防止することができる。
また、上記所定の熱処理において、30℃まで降温する時間を30分以下にすることにより、銀粉が粗大粒子となるのを防止することができる。
銀粉スラリーを調製する際は、各液4,5の温度を20〜90℃の範囲内の所定温度に保持することが好ましい。各液4,5の温度を20℃以上の所定温度に保持することにより、カルボン酸銀が還元されやすくなり、銀粉の粒径を大きくすることができる。また、各液4,5の温度を90℃以下の所定温度に保持することにより、銀粉が粗大粒子となるのを防止することができる。
還元剤水溶液5中の還元剤としては、ヒドラジン、アスコルピン酸、シュウ酸、ギ酸、及びこれらの塩類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の化合物が好ましい。
次に、銀粉スラリーを乾燥して銀粉を得る。ここで、銀粉スラリーを乾燥する前に、銀粉スラリーを遠心分離機で銀粉スラリー中の液層を除去し、銀粉スラリーを脱水及び脱塩することが好ましい。
銀粉スラリーの乾燥方法としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、凍結乾燥法、減圧乾燥法、加熱乾燥法等が挙げられる。凍結乾燥法は、銀粉スラリーを密閉容器に入れて凍結し、密閉容器内を真空ポンプで減圧して被乾燥物の沸点を下げ、低い温度で被乾燥物の水分を昇華させて乾燥させる方法である。減圧乾燥法は、減圧して被乾燥物を乾燥させる方法である。加熱乾燥法は、加熱して被乾燥物を乾燥させる方法である。
次に、生成した銀粉と溶剤とを混合することで接合材を製造する。接合材に含まれる銀粉と溶剤との質量比としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、質量比(銀粉:溶剤)が80:20〜95:5となることが好ましい。
<接合体>
次に、本発明を適用した一実施形態である接合体の製造方法について、図3を参照して説明する。図3に本実施形態の接合体11を示す。図3に示すように、本実施形態の接合体11は、基板12と、第1の金属層13と、接合層14と、第2の金属層15と、被接合物16と、を備えて概略構成されている。
本実施形態では、一例として、上述した接合材を用いて基板12(第一の部材)と被接合物16(第二の部材)とを接合した接合体11について説明するが、接合材を用いて接合するものとしては、特に限定されるものではない。
基板12としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、アルミ板、及びアルミ板が接合された絶縁基板等が挙げられる。
第1の金属層13は、基板12に隣接して積層されている。第1の金属層13を介して、基板12と接合層14とが接合されている。第1の金属層13の材料としては、具体的には、例えば、金、銀、銅等からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を用いることができる。
接合層14は、第1の金属層13と第2の金属層15の間に隣接して積層されている。接合層14は、第1の金属層13と接触して界面17を形成している。また、接合層14は、第2の金属層15と接触して界面18を形成している。接合層14は、上述した接合材を第1の金属層13上に塗布し、塗布した面と第2の金属層15が対向するように被接合物16を置き、加熱処理することで形成されるものである。
接合層14の厚さとしては、基板12と被接合物16とを接合することができる厚さであれば、特に限定されない。具体的には、例えば、1〜100μmであってもよい。
第2の金属層15は、接合層14であって第1の金属層13の反対側に隣接して積層されている。第2の金属層15を介して、接合層14と被接合物16とが接合されている。第2の金属層15の材料としては、第1の金属層13に用いられる材料と同様のものを用いることができる。
被接合物16は、第2の金属層15であって接合層14の反対側に隣接して積層されている。被接合物16としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、シリコン(Si)、シリコンカーバイド(SiC)等が挙げられる。また、本実施形態の接合体11は、上述した接合材を用いているため、被接合物16として熱に弱い材料も用いることができる。
本実施形態の接合体11は、接合層14により、基板12と被接合物16とが接合される。接合層14は上述した接合材を用いて形成しているため、接合層14のシェア強度が高い。本実施形態の接合体11のシェア強度としては、具体的には、例えば、20MPa以上が好ましく、30MPa以上がより好ましい。
なお、シェア強度の測定は、例えば、市販のボンディングテスタ(例えば、RHESCA社製等)を用いて行うことができる。
次に、上述した接合体11の製造方法について、図3を用いて説明する。
先ず、基板12の表面に、周知の方法により金属を積層することで、第1の金属層13を積層する。同様にして、被接合物16の表面に、第2の金属層15を積層する。
基板12及び被接合物16の表面に金属を積層する方法としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、めっき法、印刷法等が挙げられる。
次に、第1の金属層13の表面に、周知の方法により上述した接合材を塗布する。第1の金属層13の表面に接合材を塗布する方法としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、スピンコート法、メタルマスク法、スクリーン印刷法等が挙げられる。
次に、第1の金属層13の表面に塗布した接合材の上に、第2の金属層15側が対向するように被接合物16を置く。その後、加熱処理することで、接合材から接合層14が形成され、接合層14を介して第1の金属層13及び第2の金属層15が接合される。
加熱処理の際の加熱温度としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、150℃以上が好ましい。加熱温度が150℃以上であることにより、接合層14のシェア強度を高くすることができる。
加熱処理の際の加熱時間としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、30分以上が好ましい。加熱時間が30分以上であることにより、接合層14のシェア強度を高くすることができる。
以上の工程により、接合体11が製造される。
以上説明したように、本実施形態の接合材によれば、一次粒子の粒度分布が、粒径20〜70nmの範囲内の第1ピークと、粒径200〜500nmの範囲内の第2ピークとを有し、150℃で有機物が50質量%以上分解し、100℃で加熱した際に、ガス状の二酸化炭素、アセトンの蒸発物、及び水の蒸発物が発生する銀粉と、20℃における蒸気圧が5〜866Paである溶剤とを含む。そのため、従来の加熱温度よりも低温の加熱処理であっても高いシェア強度を有する接合層を形成することができる。
また、本実施形態の接合材によれば、200℃の加熱処理を施した場合、50MPa以上の高いシェア強度を有する接合層を形成することができる。
また、本実施形態の接合体11によれば、上述した接合材を用いて形成されるため、20MPa以上のシェア強度の接合層を有する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、上述した接合体11では、第1の金属層13及び第2の金属層15を備える例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1の金属層13又は第2の金属層15のどちらか一方又は両方がないものであってもよい。
以下、本発明の効果を実施例及び比較例を用いて詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
<銀粉の合成>
(分類I)
先ず、図1に示すように、50℃に保持した1200gのイオン交換水(水3)に、50℃に保持した900gの硝酸銀水溶液(銀塩水溶液1)と、50℃に保持した600gのクエン酸アンモニウム水溶液(カルボン酸塩水溶液2)とを、5分かけて同時に滴下し、クエン酸銀スラリー(カルボン酸銀スラリー4)を調製した。
なお、イオン交換水(水3)中に硝酸銀水溶液(銀塩水溶液1)とクエン酸アンモニウム水溶液(カルボン酸塩水溶液2)を同時に滴下している間、イオン交換水(水3)を撹拌し続けた。また、硝酸銀水溶液(銀塩水溶液1)中の硝酸銀の濃度は66質量%であり、クエン酸アンモニウム水溶液(カルボン酸塩水溶液2)中のクエン酸の濃度は56質量%であった。
次いで、図2に示すように、50℃に保持した上記クエン酸銀スラリー(カルボン酸銀スラリー4)に、50℃に保持した300gのギ酸アンモニウム水溶液(還元剤水溶液5)を30分かけて滴下して混合スラリーを得た。このギ酸アンモニウム水溶液(還元剤水溶液5)中のギ酸の濃度は58質量%であった。
次に、上記混合スラリーに所定の熱処理を行った。具体的には、上記混合スラリーを昇温速度10℃/時間で最高温度70℃まで昇温し、70℃(最高温度)に2時間保持した後に、60分間かけて30℃まで温度を下げた。これにより銀粉スラリーを得た。上記銀粉スラリーを遠心分離機に入れて1000rpmの回転速度で10分間回転させた。これにより銀粉スラリー中の液層が除去され、脱水及び脱塩された銀粉スラリーを得た。
この脱水及び脱塩された銀粉スラリーを凍結乾燥法により30時間乾燥することで、分類Iの銀粉を得た。
(分類II)
各液の温度を80℃保持しながら混合スラリーを調整したこと、及び熱処理の際の最高温度が80℃であること以外は、分類Iと同様にして分類IIの銀粉を得た。
(分類III)
各液の温度を30℃保持しながら混合スラリーを調整したこと、及び熱処理の際の昇温速度が0℃/時間、最高温度が30℃、保持時間が5時間であること以外は、分類Iと同様にして分類IIIの銀粉を得た。
(分類IV)
各液の温度を15℃に保持しながら混合スラリーを調整したこと、及び熱処理の際の昇温速度が0℃/時間、最高温度が15℃、保持時間が5時間であること以外は、分類Iと同様にして分類IVの銀粉を得た。
(分類V)
熱処理の際の保持時間が8時間であること以外は、分類Iと同様にして分類Vの銀粉を得た。
(分類VI)
分類VIの銀粉として、市販の銀粉(三井金属工業社製、「SPQ03S」)を用意した。
<銀粉の評価>
分類I〜VIの銀粉の、一次粒子の粒度分布、銀粉を被覆する有機物の所定温度での分解率(有機物の分解率)、粉末状態の銀粉を加熱した際に、銀粉を被覆する有機物が発生するガスの種類(加熱発生ガス種)を測定した。
銀粉の一次粒子の粒度分布の測定については、銀粉をSEM(日立ハイテクノロジーズ社製「S−4300SE」)で観察し、銀粒子1000個の粒径を測定することで行った。ここで、粒径の個数が最も多い上位2つの値を算出し、このうち小さいものを第1ピークの粒径と定義し、大きいものを第2ピークの粒径と定義した。
また、上記有機物の分解率は、銀粉を大気中において150℃で30分間保持した後に、加熱前に対する加熱後の質量減少量を測定することにより得た。
また、上記加熱発生ガス種は、熱分解GC/MS(フロンティアラボ社製「PY−3030」、日本電子社製「JMS−T100GCV」)を用いて発生したガスを分析することにより特定した。
各測定の結果を下記表1に示す。なお、表1には、硝酸銀水溶液及びクエン酸アンモニウム水溶液を同時に滴下する時間、クエン酸銀スラリーにギ酸アンモニウム水溶液を滴下して得られた銀粉スラリーの昇温速度及び最高温度、各液の保持温度、還元剤水溶液の種類も併せて記載した。また、表1の加熱発生ガス種のうちCOはガス状の二酸化炭素であり、アセトン、水、エタンジオール、酢酸、ピロールはこれらの蒸発物である。
Figure 0006531547
<接合材の調製>
(実施例1)
分類Iの銀粉とα−テルピネオール(20℃における蒸気圧:24Pa)とを、質量比が85:15となるように容器に入れ、混練機(THINKY社製、「あわとり練太郎」)で2000rpmの回転速度で5分間回転させる混練を3回行うことで接合材を得た。
(実施例2)
分類IIの銀粉を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(実施例3)
分類IIIの銀粉を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(実施例4)
溶剤としてヘキシルアミン(20℃における蒸気圧:866Pa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(実施例5)
溶剤として酢酸ブチルトールカルビテート(20℃における蒸気圧:5Pa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(実施例6)
溶剤としてエチレングリコール(20℃における蒸気圧:7Pa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(実施例7)
溶剤としてドデカン(20℃における蒸気圧:40Pa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(比較例1)
分類IVの銀粉を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(比較例2)
分類Vの銀粉を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(比較例3)
分類VIの銀粉を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(比較例4)
溶剤としてシクロヘキサン(20℃における蒸気圧:10400Pa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
(比較例5)
溶剤としてポリエチレングリコールジメチルエーテル(20℃における蒸気圧:<1Pa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして接合材を得た。
下記表2に、各実施例及び各比較例の接合材について、調製に用いた銀粉及び溶剤を示す。銀粉については、第1ピーク及び第2ピーク、有機物の分解率、加熱発生ガス種も併せて示す。また、溶剤については、20℃における蒸気圧も併せて示す。
Figure 0006531547
<接合体の作製>
(実施例8)
基板としてアルミ板を銀で被覆した板を用意し、銀上に実施例1の接合材を、メタルマスク(孔サイズ:縦3mm×横3mm×厚さ50μm)を用いて印刷し成形した。次に、接合材の上に、表面を銀で被覆したシリコンチップ(サイズ:縦2.5mm×横2.5mm×厚さ200μm)を乗せ、大気雰囲気中において150℃の温度で30分間保持することで焼成を行った。これにより基板とシリコンチップの間に接合層が形成され、接合体を得た。
(実施例9)
接合材として実施例2の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(実施例10)
接合材として実施例3の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(実施例11)
接合材として実施例4の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(実施例12)
接合材として実施例5の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(実施例13)
接合材として実施例6の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(実施例14)
接合材として実施例7の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(実施例15)
基板として金板を用いたこと、及びシリコンチップの表面に金を被覆したこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(実施例16)
基板として銅板を用いたこと、及びシリコンチップの表面に銅を被覆したこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(比較例6)
接合材として比較例1の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(比較例7)
接合材として比較例2の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(比較例8)
接合材として比較例3の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(比較例9)
接合材として比較例4の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(比較例10)
接合材として比較例5の接合材を用いたこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
(比較例11)
基板としてアルミ板を用いたこと、及びシリコンチップの表面にアルミを被覆したこと以外は実施例8と同様にして接合体を得た。
<接合層の評価>
実施例8〜16及び比較例6〜11の基板とシリコンチップの間に形成された接合層について、シェア強度をそれぞれ測定した。シェア強度は、基板とシリコンチップの間に形成された接合層を破断するのに要する力を、ボンディングテスタ(RHESCA社製)により測定し、この測定値を接合面積で除してシェア強度とした。
下記表3に、各実施例及び各比較例の接合体について、接合材、接合面(基板とシリコンチップの表面に被覆した金属種)、及びシェア強度について示す。
Figure 0006531547
表3から明らかなように、分類IVの銀粉を含む接合材を用いた比較例6の接合体では、接合層のシェア強度が低かった。これは、一次粒子の第1ピークの値が20nm未満で、第2ピークの値が200nm未満で、150℃で加熱した際の有機物の分解率が50%未満で、100℃で加熱した際にエタンジオールが検出される銀粉を用いたため、接合層中の銀の充填度が低いことに加え、銀粉の焼結性が低いためである。
また、分類Vの銀粉を含む接合材を用いた比較例7の接合体では、接合層のシェア強度が低かった。これは、一次粒子の第1ピークの値が70nmよりも大きくで、第2ピークの値が500nmよりも大きい銀粉を用いたため、接合層中の銀の充填度が低いためである。
また、分類VIの銀粉を含む接合材を用いた比較例8の接合体では、接合層のシェア強度が低かった。これは、一次粒子が二つのピークを持たず、150℃で加熱した際の有機物の分解率が50%未満で、100℃で加熱した際にピロールが検出される銀粉を用いたため、接合層の充填度が低いことに加え、銀粉の焼結性が低いためである。
また、20℃における蒸気圧が866Paを超える溶剤を含む接合材を用いた比較例9の接合体では、接合層のシェア強度が低かった。これは、基板に印刷後のペースト表面からの溶剤の揮発が早すぎることで、ペーストとシリコンチップとの間の接着が不均一になるためである。
また、20℃における蒸気圧が5Pa未満の溶剤を含む接合材を用いた比較例10では、接合層のシェア強度が低かった。これは、加熱時に溶剤が接合層内部から抜けにくく、接合層の焼結が進みづらいためである。
また、接合層がアルミと界面を形成した比較例11では、接合材中の銀粉とアルミが接合しないために、接合層のシェア強度が低かった。
これに対して、一次粒子の粒度分布が、粒径20〜70nmの範囲内の第1ピークと、粒径200〜500nmの範囲内の第2ピークとを有し、150℃で有機物が50質量%以上分解し、100℃で加熱した際にガス状の二酸化炭素、アセトンの蒸発物、及び水の蒸発物が発生するある銀粉と、20℃における蒸気圧が5〜866Paである溶剤を含む接合材を用いた実施例8〜実施例16では、150℃という低い加熱温度で20MPaを超える高いシェア強度の接合層を有する接合体を得ることができた。
本発明の接合材は、例えば、基板上に電子部品等を接合させる際の接合材として利用可能性がある。
1…銀塩水溶液
2…カルボン酸塩水溶液
3…水
4…カルボン酸銀スラリー
5…還元剤水溶液
11…接合体
12…基板
13…第1の金属層
14…接合層
15…第2の金属層
16…被接合物
17,18…界面

Claims (6)

  1. 一次粒子の粒度分布が、粒径20〜70nmの範囲内の第1ピークと、粒径200〜500nmの範囲内の第2ピークと、を有し、
    大気中において150℃で30分保持した際の有機物の分解率が50質量%以上であり、
    熱分解ガスクロマトグラフ質量分析計により、100℃で加熱した際に、ガス状の二酸化炭素、アセトンの蒸発物、及び水の蒸発物が検出される銀粉と、
    20℃における蒸気圧が5〜866Paである溶剤と、を含む接合材。
  2. 前記溶剤が、アルコール系溶剤、グリコール系溶剤、アセテート系溶剤、炭化水素系溶剤、又はアミン系溶剤を含む、請求項1に記載の接合材。
  3. 前記溶剤が、α−テルピネオール、エチレングリコール、酢酸ブチルトールカルビテート、ドデカン、又はヘキシルアミンを含む、請求項1に記載の接合材。
  4. 第一の部材と第二の部材とが接合層を介して接合されている接合体の製造方法であって、
    請求項1に記載の接合材を用いて前記接合層を形成する接合体の製造方法。
  5. 前記接合層が、金、銀、及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属と接触して界面を形成している、請求項4に記載の接合体の製造方法。
  6. 前記接合層の厚さが1〜100μmである、請求項4又は5に記載の接合体の製造方法。
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