JP6531430B2 - 端末装置及び通信システム - Google Patents

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本明細書で開示される技術は、端末装置から通信装置に処理実行情報を供給するための技術に関する。
特許文献1には、ファイヤウォールが設定されたイントラネットに接続されているMFP(Multi-Function Peripheralの略)と、インターネットに接続されている中継サーバと、インターネットに接続されているクライアントPC(Personal Computerの略)と、を備える通信システムが開示されている。クライアントPCは、証明書を用いた認証を中継サーバと実行し、認証が成功した場合に、中継サーバを介してジョブの実行要求をMFPに供給する。
特開2006−85670号公報
本明細書では、端末装置及び通信装置の状況に応じて、端末装置から通信装置に処理実行要求を適切に供給するための技術を提供する。
本明細書では、以下の端末装置を開示する。端末装置は、通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、処理実行指示が取得される場合に、端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に通信装置が存在しているのか否かを判断する判断部と、ローカルエリアネットワーク内に通信装置が存在していると判断される場合に、第1のURLを送信先として、ローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、第1の処理実行情報を通信装置に供給する第1の供給部であって、第1の処理実行情報は、通信装置に特定処理を実行させるための情報である、第1の供給部と、ローカルエリアネットワーク内に通信装置が存在していないと判断される場合に、第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、サーバを介して、第2の処理実行情報を通信装置に供給する第2の供給部であって、サーバは、インターネットを介して、通信装置と通信可能に接続されており、第2の処理実行情報は、通信装置に特定処理を実行させるための情報であり、第2のURLは、サーバが通信装置に第2の処理実行情報を供給する際にサーバによって利用される、第2の供給部と、を備える。
上記の構成によると、端末装置は、端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に通信装置が存在していると判断される場合に、インターネットを介さずに、第1の処理実行情報を通信装置に供給する。インターネットを介さずに第1の処理実行情報が通信装置に供給されるので、インターネットを介して第1の処理実行情報が供給される場合と比べて、第1の処理実行情報が通信装置に迅速に供給される。一方、端末装置は、端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に通信装置が存在していないと判断される場合に、インターネット上のサーバを介して、第2の処理実行情報を通信装置に供給する。インターネット上のサーバが利用されるので、第2の処理実行情報が通信装置に適切に供給される。従って、上記の構成によると、端末装置及び通信装置の状況に応じて、端末装置から通信装置に処理実行情報を適切に供給することができる。
本明細書では、以下の端末装置も開示する。端末装置は、通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、処理実行指示が取得される場合に、第1のURLを送信先として、端末装置が所属しているローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、第1の処理実行情報を通信装置に供給することを試行する試行部であって、第1の処理実行情報は、通信装置に特定処理を実行させるための情報である、試行部と、第1の処理実行情報を通信装置に供給することが失敗する場合に、第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、サーバを介して、第2の処理実行情報を通信装置に供給する供給部であって、サーバは、インターネットを介して、通信装置と通信可能に接続されており、第2の処理実行情報は、通信装置に特定処理を実行させるための情報であり、第2のURLは、サーバが通信装置に第2の処理実行情報を供給する際にサーバによって利用される、供給部と、を備える。
上記の構成によると、端末装置は、端末装置が所属しているローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、第1の処理実行情報を通信装置に供給することを試行する。上記の試行が成功する場合、即ち、インターネットを介さずに第1の処理実行情報が供給される場合には、インターネットを介して第1の処理実行情報が供給される場合と比べて、第1の処理実行情報が通信装置に迅速に供給される。一方、端末装置は、第1の処理実行情報を通信装置に供給することが失敗する場合に、インターネット上のサーバを介して、第2の処理実行情報を通信装置に供給する。インターネット上のサーバが利用されるので、第2の処理実行情報が通信装置に適切に供給される。従って、上記の構成によると、端末装置及び通信装置の状況に応じて、端末装置から通信装置に処理実行情報を適切に供給することができる。
本明細書では、以下の通信システムも開示する。通信システムは、上記の端末装置と、サーバと、を備える。サーバは、端末装置から、インターネットを介して、第2の処理実行情報を取得するサーバ側取得部と、第2の処理実行情報が取得される場合に、第2のURLを利用して、インターネットを介して、第2の処理実行情報を通信装置に供給するサーバ側供給部と、を備える。上記の通信システムによると、端末装置及び通信装置の状況に応じて、端末装置から通信装置に処理実行情報を適切に供給することができる。
なお、上記の端末装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記のサーバを実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 MFPとサーバとの間にXMPP接続を確立するための各処理のシーケンス図を示す。 第1実施例において、MFPにGET処理を実行させるための各処理のシーケンス図を示す。 MFPにGET処理を実行させる場合のHTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの内容を示す。 第2実施例において、MFPにGET処理を実行させるための各処理のシーケンス図を示す。 MFPにSET処理を実行させる場合のHTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの内容を示す。 MFPにSCAN処理を実行させる場合のHTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの内容を示す。 MFPにPRINT処理を実行させる場合のHTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの内容を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示すように、通信システム2は、PC(Personal Computerの略)10と、MFP(Multi-Function Peripheralの略)80,90と、サーバ50と、を備える。図1では、PC10と、MFP80,90とは、同一のローカルエリアネットワーク(以下ではLAN(Local Area Networkの略)と呼ぶ)4Aに所属している。PC10は、LAN4Aに所属している間は、インターネット6を介さずに、MFP80,90と通信可能である。サーバ50は、PC10が所属しているLAN4A内に存在せず、インターネット6上に設置されている。PC10は、LAN4A及びインターネット6を介して、サーバ50と通信可能である。
本実施例では、普段はLAN4A内に所属しているPC10が、外出先でLAN4Aとは異なるLAN4Bに属する状況が想定されている(図1の矢印参照)。LAN4Bもインターネット6に接続されている。PC10は、LAN4Bに所属している間は、LAN4B及びインターネット6を介して、サーバ50と通信可能である。また、PC10は、LAN4Bに所属している間は、インターネット6上のサーバ50を介して、LAN4A内のMFP80,90と通信可能である。LAN4Bに所属するPC10が、インターネット6上のサーバ50を介して、LAN4A内のMFP80,90と通信することができる仕組みについては後で詳しく説明する。
本実施例では、LAN4A,4Bには、図示しないルータが設置されている。ルータは、LAN4A,4B内に存在するデバイス(例えばPC10)とLAN4A,4B内に存在しないデバイス(例えばサーバ50)との間の通信を中継する。
(PC10の構成)
PC10は、LAN4A内に設置される可搬型の端末装置である。例えば、PC10は、ノートPC、タブレット端末等である。PC10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース16と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と呼ぶ。
操作部12は、キーボード及びマウスを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をPC10に与えることができる。表示部14は、様々な情報を表示するためにディスプレイである。ネットワークI/F16は、PC10をLAN4A,4Bに接続するためのI/Fである。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、RAM、ROM等によって構成される。
メモリ34は、プログラム36を格納する。また、メモリ34は、LAN4A内でMFP80,90を識別するためのデバイス情報(即ち「DI80」,「DI90」)を格納する。本実施例では、「DI80」,「DI90」は、それぞれ、LAN4A内におけるMFP80,90のホスト名(いわゆるローカルホスト名)である。「DI80」,「DI90」は、PC10がLAN4Aに所属している間に、PC10のユーザによって予めメモリ34内に格納される。
(MFP80,90の構成)
MFP80,90は、いずれもLAN4A内に存在するPC10の周辺機器であり、印刷、スキャン等の各種機能を実行可能な機器である。MFP80,90は、それぞれ、LAN4内でMFP80,90を識別するためのデバイス情報(即ち「DI80」,「DI90」)を有している。
(サーバ50の構成)
サーバ50は、MFP80,90のベンダによって設置されるサーバである。サーバ50は、LAN4Aの外に存在するPC10(例えば、LAN4Bに属するPC10)が、インターネット6上に存在するサーバ50を介して、LAN4A内に存在するMFP80,90に特定処理(例えばGET処理)を実行させるサービスを提供するためのサーバである。GET処理とは、MFP80,90に、所望の情報(例えばMFP80,90のステータス等を示す情報)を供給させる処理である。サーバ50は、ネットワークI/F56と、制御部60と、を備える。
ネットワークI/F56は、サーバ50をインターネット6に接続するためのインターフェースである。
制御部60は、CPU62と、メモリ64と、を備える。CPU62は、メモリ64に格納されているプログラム66に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ64は、RAM、ROM等によって構成される。
メモリ64は、プログラム66を格納する。また、メモリ64は、MFP80,90のデバイス情報(即ち「DI80」,「DI90」)を格納する。「DI80」,「DI90」は、後述の図2に示すXMPP接続を確立するための各処理が実行されることによって、メモリ64内に格納される。
(通信システム2の動作の概要)
本実施例では、LAN4A,LAN4Bのどちらかに属するPC10が、LAN4A内のMFP80にGET処理を実行させることが想定されている(後述の図3参照)。PC10がLAN4A内に存在する場合には(図3のS44でYES)、PC10は、インターネット6を介さずに、LAN4Aを介して、MFP80との間で通信を実行することによって、MFP80にGET処理を実行させる(S50、S52)。一方、PC10がLAN4Bに存在する場合には(S44でNO)、PC10は、インターネット6上のサーバ50を介して、MFP80との間で通信を実行することによって、MFP80にGET処理を実行させる(S60〜S68)。即ち、本実施例では、PC10は、PC10及びMFP80の状況に応じて、MFP80との間で適切に通信を実行し得る。
(XMPP接続を確立するための各処理;図2)
次いで、図2を参照して、MFP80とサーバ50との間にXMPP(Extensible Messaging and Presence Protocolの略)接続を確立するための各処理の内容を説明する。上記の通り、本実施例では、PC10がLAN4Bに存在する場合には(後述の図3のS44でNO)、PC10は、インターネット6上のサーバ50を介して、MFP80との間で通信を実行する(S60〜S68)。しかしながら、LAN4Aは、通常、インターネット6からの不正なアクセスを制限するためのファイヤウォール、あるいは、ルータ(図示しない)等を備える。このために、MFP80がインターネット6を介してサーバ50からリクエスト情報を取得するためには、サーバ50とMFP80との間にいわゆる常時接続と呼ばれるXMPP接続を予め確立しておく必要がある。これにより、MFP80は、自らが能動的に通信しなくても、XMPP接続を利用して、インターネット6を介して、サーバ50からリクエスト情報を取得することができる。なお、リクエスト情報の内容については後で詳しく説明する。
図2に示す各処理は、PC10がLAN4A内に存在する間に行われる。S10では、LAN4A内に存在するPC10のCPU32は、ユーザからの指示に応じて、ユーザによって決定されるユーザアカウントACを含むアカウント登録要求を、LAN4A及びインターネット6を介して、サーバ50に供給する。アカウント登録要求は、ユーザIDとパスワードとを含むユーザアカウントACの登録をサーバ50に要求するためのコマンドである。
S12では、サーバ50のCPU62は、PC10から取得されたユーザアカウントACを登録する(即ち、メモリ64に格納する)。続くS14では、CPU62は、PINコードPNCを発行する。PINコードPNCは、サーバ50とMFP80との間のXMPP接続を確立するために、PC10によって用いられる情報である。具体的には、S14では、CPU62は、PINコードPNCを生成し、生成されたPINコードPNCを、ユーザアカウントACと対応付けてメモリ64に格納する。次いで、S16では、CPU62は、生成されたPINコードPNCを含むアカウント登録通知を、インターネット6及びLAN4Aを介して、PC10に供給する。アカウント登録通知は、S10のアカウント登録要求に応じたユーザアカウントACの登録が完了したことを示す通知である。
S18では、PC10のCPU32は、サーバ50から取得されたPINコードPNCを表示部14に表示させる。これにより、PC10のユーザは、アカウント登録通知に含まれるPINコードPNCを知ることができる。ユーザは、操作部12を操作して、PINコードPNCを入力して、サーバ50とMFP80との間にXMPP接続を確立するためのサーバ接続指示を入力することができる。この場合、続くS20において、CPU32は、ユーザによって入力されたPINコードPNCを含むサーバ接続要求を、LAN4Aを介して、MFP80に供給する。
MFP80は、PC10からサーバ接続要求を取得すると、S22において、PC10から取得されたPINコードPNCと、MFP80のデバイス情報(即ち「DI80」)と、を含むXMPP接続要求を、LAN4A及びインターネット6を介してサーバ50に供給する。
サーバ50のCPU62は、MFP80からXMPP接続要求を取得すると、取得されたXMPP接続要求に含まれるPINコードPNCを用いて認証を実行する。CPU62は、PINコードPNCがメモリ64内に格納されている場合には、PINコードPNCの認証が成功したと判断し、PINコードPNCがメモリ64内に格納されていない場合には、PINコードPNCの認証が失敗したと判断する。図2の例では、S24において、CPU62は、PINコードPNCの認証が成功したと判断して、XMPP接続の確立を許可することを決定する。この際、CPU62は、サーバ50とMFP80との間に確立されるXMPP接続を識別するための接続ID(IDentification informationの略)を生成する。さらに、CPU62は、PINコードPNCをメモリ64から削除するとともに、XMPP接続要求内のデバイス情報(即ち「DI80」)と、生成された接続IDとを、ユーザアカウントACに対応付けて、メモリ64に格納する。
この結果、S26において、サーバ50とMFP80との間にXMPP接続が確立される。即ち、サーバ50のCPU62は、MFP80とのXMPP接続を確立する。従って、この後、MFP80は、インターネット6を介してサーバ50からリクエスト情報(後述)を取得することができる(後述の図3のS64、S66)。
なお、上記の図2の例では、MFP80とサーバ50との間にXMPP接続を確立する場合の各処理について説明したが、MFP90とサーバ50との間にXMPP接続を確立する場合も同様の処理が実行される。
(MFP80にGET処理を実行させるための各処理;図3)
続いて、図3を参照して、LAN4A内に存在するMFP80にGET処理を実行させるための各処理の内容を説明する。図3の例では、PC10が、LAN4AとLAN4Bのどちらかに所属している状況が想定されている。
PC10のユーザは、操作部12を操作して、メモリ34に格納されているデバイス情報(即ち「DI80」,「DI90」)を含むリスト100を表示部14に表示させる。次いで、S40では、ユーザは、リスト100内から、MFP80を示すデバイス情報(即ち「DI80」)を選択するとともに、当該MFP80にGET処理を実行させる旨の処理実行指示を入力する。この例では、ユーザは、MFP80に、MFP80のステータス情報をPC10に供給するGET処理を実行させる旨の処理実行指示を入力する。
S40で「DI80」が選択されるとともに、処理実行指示が入力されることに応じて、S42では、PC10のCPU32は、選択されたデバイス情報(即ち「DI80」)を含む応答要求を、PC10が現在所属しているLAN(即ち、LAN4A又はLAN4B)内にブロードキャスト送信する。応答要求は、「DI80」によって示されるデバイス(即ちMFP80)に応答を供給することを要求するコマンドである。
次いで、S44において、CPU32は、MFP80が、PC10と同じLAN内に存在するか否かを判断する。
PC10がLAN4Aに所属している場合、同じLAN4A内に存在するMFP80,90は、S42でブロードキャスト送信された応答要求を取得する。MFP80は、「DI80」によって示されるデバイスであるため、LAN4Aを介して、応答要求に対する応答をPC10に供給する。一方、MFP90は、「DI80」によって示されるデバイスではないため、応答要求を取得するが、応答要求に対する応答PC10に供給しない。
PC10のCPU32は、MFP80から応答を取得すると、S44でYESと判断し、S50に進む。
一方、PC10がLAN4Bに所属している場合、LAN4A内に存在しているMFP80,90は、S42でブロードキャスト送信された応答要求を取得することはできない。そのため、MFP80は、応答要求に対する応答をPC10に供給することはできない。
PC10のCPU32は、MFP80から応答を取得することなく所定のタイムアウト期間が経過する場合、S44でNOと判断し、S60に進む。
(PC10とMFP80が同じLAN内に存在する場合の各処理;S50、S52)
S50では、CPU32は、LAN4Aを介して、HTTP(Hyper Text Transfer Protocolの略)リクエストをMFP80に供給する。具体的には、まず、CPU32は、HTTPリクエストを生成する。
ここで、図3及び図4を参照して、この例におけるHTTPリクエストの内容について説明する。HTTPリクエストは、メソッド、URL(Uniform Resource Locatorの略)、ヘッダ、ボディの各部分を含む。メソッドは、HTTPリクエストの供給先に対するコマンドを含む部分である。この例では、メソッドは、データの供給を要求するためのコマンドである「GET」を含む。URLは、ホスト名と、パスとを含む。S50のHTTPリクエストでは、ホスト名は、LAN4A内でMFP80を識別するためのデバイス情報(即ち「DI80」)である。パスは、HTTPリクエストの供給先を示す部分である。この例では、パスは、ステータス情報を示す「/status」である(図4参照)。パスは、HTTPリクエストの供給先を示す部分である。この例では、パスは、ステータス情報を示す「/status」である(図4参照)。即ち、S50で生成されるURLは、LAN4A内のMFP80にHTTPリクエストを供給するためのURL(いわゆるローカルURL)であると言い換えることができる。以下では、S50で生成されるURL(即ち「DI80」を含むURL)のことを「第1のURL」と呼ぶ場合がある。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む部分である。また、S50で生成されるHTTPリクエストのヘッダは、上述のホスト名を含む。ボディは、処理に関係する情報を含む部分である。ただし、図4に示すように、S50のHTTPリクエストは、情報の供給のみを要求するためのリクエストであるため、ヘッダには上記のホスト名が含まれるのみで、他の情報は含まれない。また、ボディには何も情報が含まれない。以下では、HTTPリクエストに含まれるメソッドと、パスと、ヘッダと、ボディと、のことをまとめて「リクエスト情報」と呼ぶ場合がある。また、HTTPリクエストに含まれる各情報は、HTML形式を有する。
CPU32は、HTTPリクエストを生成すると、HTTPリクエストに含まれるURL(即ち、第1のURL)を送信先として、生成されたHTTPリクエストをLAN4Aに送信する。これにより、CPU32は、インターネット6を介さずに、LAN4A内に存在するMFP80にHTTPリクエストを供給することができる(S50)。
MFP80は、PC10からHTTPリクエストを取得すると、S52において、LAN4Aを介して、HTTPリクエストに対する応答であるHTTPレスポンスをPC10に供給する。HTTPレスポンスは、GET処理に関係する関係情報(即ち、PC10が要求する情報)を含む。具体的には、S52では、MFP80は、PC10からHTTPリクエストを取得すると、HTTPリクエストに含まれるリクエスト情報に対応する関係情報(即ち、MFP80のステータス情報)を含むHTTPレスポンスを生成する。
ここで、図4を参照し、この例におけるHTTPレスポンスの内容について説明する。HTTPレスポンスは、ステータスコード、ヘッダ、ボディの各部分を含む。ステータスコードは、処理結果を示す情報を含む部分である。この例では、ステータスコードは、処理が成功したことを示す「200OK」を含む。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む部分である。ボディは、関係情報(即ち、リクエスト情報に対応する情報)を含む部分である。図4に示すように、S52のHTTPレスポンスでは、ボディは、MFP80のステータスを示すステータス情報(図4の例では「No Paper」)を含む。即ち、「関係情報」は、HTTPレスポンスのボディに含まれる情報と言い換えることができる。また、ヘッダは、ボディに含まれるステータス情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む。また、HTTPレスポンスに含まれる各情報は、HTML形式を有する。
MFP80は、上記の関係情報を含むHTTPレスポンスを生成すると、LAN4Aを介して、PC10にHTTPレスポンスを供給する(図3のS52)。
PC10のCPU32は、MFP80から、HTTPレスポンスを取得する。CPU32は、HTTPレスポンスのボディを参照することにより、MFP80のステータスを示すステータス情報(即ち「No Paper」)を取得することができる。
(PC10とMFP80が同じLAN内に存在しない場合の各処理;S60〜S68)
S60では、CPU32は、インターネット6上のサーバ50にHTTPリクエストを供給する。具体的には、まず、CPU32は、HTTPリクエストを生成する。
S60で生成されるHTTPリクエストの内容も、基本的には、S50で生成されるHTTPリクエストの内容と同じである(図4参照)。ただし、URLに含まれるホスト名、及び、ヘッダに含まれるホスト名が、「DI80.bol.com」である点が、S50で生成されるHTTPリクエストとは異なる。即ち、S60で生成されるHTTPリクエストは、S50で生成されるHTTPリクエストと同様のリクエスト情報(即ち、メソッド、パス、ヘッダ、ボディ)を含む。S60で生成されるHTTPリクエストのURLに含まれるホスト名は、LAN4A内でMFP80を識別するためのデバイス情報(即ち「DI80」)の後ろに、サーバ50を識別するための所定のサーバ文字列である「bol.com」を付加した情報である。サーバ文字列「bol.com」は、メモリ34に予め格納されている。即ち、S50で生成されるURLは、インターネット6上のサーバ50にHTTPリクエストを供給するためのURL(いわゆるインターネット上のURL)であると言い換えることができる。以下では、S60で生成される「DI80.bol.com」を含むURLのことを「第2のURL」と呼ぶ場合がある。
CPU32は、HTTPリクエストを生成すると、HTTPリクエストに含まれるURL(即ち、第2のURL)を送信先として、生成されたHTTPリクエストをサーバ50に送信する。これにより、CPU32は、HTTPリクエストを、インターネット6を介して、サーバ50に供給することができる(S60)。
サーバ50のCPU62は、PC10からHTTPリクエストを取得すると、S62において、HTTPリクエストに含まれるURL(即ち、第2のURL)を参照し、デバイス情報(即ち「DI80」)を特定する。具体的には、S62では、CPU62は、HTTPリクエストに含まれるURL(即ち、第2のURL)のホスト名「DI80.bol.com」から、サーバ文字列「bol.com」を取り除くことによって、MFP80のデバイス情報(即ち「DI80」)を特定する。
次いで、S63では、CPU62は、メモリ64を参照し、S62で特定された「DI80」に対応付けられているXMPP接続の接続ID(図2参照)を特定する。次いで、S64において、CPU62は、XMPPリクエストをPC10に供給する。具体的には、S64では、CPU62は、PC10から取得されたHTTPリクエストに含まれるリクエスト情報(即ち、メソッド、パス、ヘッダ、ボディ)を含むXMPPリクエストを生成する。次いで、CPU62は、生成されたXMPPリクエストを、S63で特定された接続IDが示すXMPP接続(即ち、サーバ50とMFP80との間に確立されたXMPP接続)を用いて、MFP80に供給する。
MFP80は、サーバ50からXMPPリクエストを取得すると、S66において、XMPPレスポンスをサーバ50に供給する。具体的には、S66では、MFP80は、XMPPリクエストに含まれるリクエスト情報に対応する情報(即ち、関係情報)を含むXMPPレスポンスを生成する。この例では、S66のXMPPレスポンスに含まれる関係情報は、MFP80のステータス情報「No Paper」を含む。次いで、MFP80は、生成されたXMPPレスポンスを、サーバ50との間に確立されたXMPP接続を用いて、サーバ50に供給する。
上記の通り、サーバ50のCPU62は、PC10からHTTPリクエストを取得すると、HTTPリクエストに含まれるURL(即ち、第2のURL)のホスト名「DI80.bol.com」から、サーバ文字列「bol.com」を取り除くことによって、MFP80のデバイス情報(即ち「DI80」)を特定する(S62)。次いで、CPU62は、メモリ64を参照し、S62で特定された「DI80」に対応付けられているXMPP接続の接続ID(図2参照)を特定する(S63)。次いで、CPU62は、PC10から取得されたHTTPリクエストに含まれるリクエスト情報(即ち、メソッド、パス、ヘッダ、ボディ)を含むXMPPリクエストを生成する。次いで、CPU62は、生成されたXMPPリクエストを、特定された接続IDが示すXMPP接続(即ち、サーバ50とMFP80との間に確立されたXMPP接続)を用いて、MFP80に供給する(S64)。当該XMPPリクエストに含まれるリクエスト情報は、MFP80がLAN4aを介してPC10からHTTPリクエストを取得する場合(S50)に当該HTTPリクエストに含まれるリクエスト情報と同様である。従って、CPU62は、HTTPリクエストに含まれる第2のURLを利用して、MFP80にリクエスト情報を適切に供給することができる。また、CPU62は、MFP80から関係情報を適切に取得することができる。
サーバ50のCPU62は、MFP80からXMPPレスポンスを取得すると、S68において、HTTPレスポンスをPC10に供給する。具体的には、S68では、CPU62は、MFP80から取得したXMPPレスポンスに含まれる関係情報を含むHTTPレスポンス(図4参照)を生成する。S68で生成されるHTTPレスポンスは、S52で生成されるHTTPレスポンスと同じである。次いで、CPU62は、生成されたHTTPレスポンスを、インターネット6を介して、PC10に供給する。
PC10のCPU32は、サーバ50から、HTTPレスポンスを取得する。CPU32は、HTTPレスポンスのボディを参照することにより、MFP80のステータスを示すステータス情報(即ち「No Paper」)を取得することができる。
なお、上記の図3の例では、MFP80にGET処理を実行させる場合の各処理について説明したが、MFP90にGET処理を実行させる場合も同様の処理が実行される。
(本実施例の作用効果)
上記の通り、本実施例では、PC10は、PC10が所属しているLAN内に通信装置が存在していると判断される場合(図3のS44でYES)には、インターネット6を介さずに、リクエスト情報をMFP80に供給する(S50)。インターネット6を介さずにリクエスト情報がMFP80に供給されるので、インターネット6を介してリクエスト情報が供給される場合と比べて、リクエスト情報がMFP80に迅速に供給される。一方、PC10は、PC10が所属しているLAN内にMFP80が存在していないと判断される場合(S44でNO)には、インターネット6上のサーバ50を介して、リクエスト情報をMFP80に供給する(S60〜S64)。インターネット6上のサーバ50が利用されるので、リクエスト情報がMFP80に適切に供給される。従って、本実施例によると、PC10及びMFP80の状況に応じて、PC10からMFP80にリクエスト情報を適切に供給することができる。
また、本実施例では、PC10は、PC10が所属しているLAN内にMFP80が存在していないと判断される場合(S44でNO)に、LAN4A内でMFP80を識別するためのデバイス情報「DI80」の後ろに、サーバ50を識別するための所定のサーバ文字列である「bol.com」を付加したホスト名「DI80.bol.com」を含む第2のURLを送信先として、HTTPリクエストをサーバ50に送信する(S60)。即ち、PC10は、インターネット6を介してMFP80と通信する場合のMFP80のホスト名を、デバイス情報「DI80」とは別にメモリ34に格納していなくても、メモリ34に格納されているデバイス情報「DI80」を用いて、第2のURLを生成することができる。
また、本実施例では、サーバ50のCPU62は、PC10からHTTPリクエストを取得すると、HTTPリクエストに含まれるURL(即ち、第2のURL)のホスト名「DI80.bol.com」から、サーバ文字列「bol.com」を取り除くことによって、MFP80のデバイス情報(即ち「DI80」)を特定する(S62)。次いで、CPU62は、メモリ64を参照し、S62で特定された「DI80」に対応付けられているXMPP接続の接続ID(図2参照)を特定する(S63)。次いで、CPU62は、PC10から取得されたHTTPリクエストに含まれるリクエスト情報(即ち、メソッド、パス、ヘッダ、ボディ)を含むXMPPリクエストを生成する。次いで、CPU62は、生成されたXMPPリクエストを、特定された接続IDが示すXMPP接続(即ち、サーバ50とMFP80との間に確立されたXMPP接続)を用いて、MFP80に供給する(S64)。当該XMPPリクエストに含まれるリクエスト情報は、MFP80がLAN4aを介してPC10からHTTPリクエストを取得する場合(S50)に当該HTTPリクエストに含まれるリクエスト情報と同様である。従って、CPU62は、HTTPリクエストに含まれる第2のURLを利用して、MFP80にリクエスト情報を適切に供給することができる。また、CPU62は、MFP80から関係情報を適切に取得することができる。
(対応関係)
PC10、MFP80が、それぞれ、「端末装置」、「通信装置」の一例である。GET処理が、「特定処理」の一例である。図3のS50でMFP80に供給されるHTTPリクエストに含まれるリクエスト情報、S60でサーバ50に供給されるHTTPリクエストに含まれるリクエスト情報が、それぞれ、「第1の処理実行情報」、「第2の処理実行情報」の一例である。デバイス情報である「DI80」、サーバ文字列である「bol.com」が、それぞれ、「装置文字列」、「サーバ文字列」の一例である。S42でブロードキャスト送信される応答要求が「所定要求」の一例である。S52で取得されるHTTPレスポンス、S68で取得されるHTTPレスポンスが、それぞれ、「第1の応答」、「第2の応答」の一例である。サーバ50とMFP80との間に確立されるXMPP接続が、「インターネットを介した接続」の一例である。
S40で、ユーザが入力する処理実行指示を取得することが、「指示取得部」が実行する処理の一例である。S44の処理が、「判断部」が実行する処理の一例である。S50の処理が、「第1の供給部」が実行する処理の一例である。S60の処理が、「第2の供給部」が実行する処理の一例である。S42の処理が、「送信部」が実行する処理の一例である。S50で第1のURLを生成する処理、及び、S60で第2のURLを生成する処理が、「生成部」が実行する処理の一例である。S52の処理が、「第1の応答取得部」が実行する処理の一例である。S68の処理が、「第2の応答取得部」が実行する処理の一例である。
S60でPC10からHTTPリクエストを取得することが、「サーバ側取得部」が実行する処理の一例である。S68でPC10にHTTPレスポンスを供給することが、「サーバ側供給部」が実行する処理の一例である。図2のS26の処理が、「確立部」が実行する処理の一例である。
(第2実施例)
第1実施例とは異なる点を説明する。本実施例では、MFP80にGET処理を実行させるための各処理の一部が、第1実施例とは異なる。以下、図5を参照して説明する。
(MFP80にGET処理を実行させるための各処理;図5)
S140の処理は、図3のS40と同様である。即ち、S140では、デバイス情報「DI80」が選択されるとともに、MFP80のステータス情報をPC10に供給するGET処理を実行させる旨の処理実行指示が入力される。
本実施例では、続くS150において、PC10のCPU32は、PC10が現在所属しているLAN(即ち、LAN4AとLAN4Bのどちらか)にHTTPリクエストを送信することによって、インターネット6を介さずに、HTTPリクエストをMFP80に供給することを試行する。S150においてCPU32がHTTPリクエストを生成する手法、及び、HTTPリクエストの内容(図4参照)は、図3のS50と同様である。従って、S150で生成されるHTTPリクエストにも、上記の第1のURLが含まれる。S150では、CPU32は、第1のURLを送信先として、生成されたHTTPリクエストを、PC10が現在所属しているLANに送信(即ち、ユニキャスト送信)する。
(PC10とMFP80が同じLAN内に存在する場合の各処理;S152)
PC10がLAN4Aに所属している場合、LAN4A内に存在するMFP80は、S150で送信されたHTTPリクエストを取得する。この場合、S152において、MFP80は、LAN4Aを介して、HTTPリクエストに対する応答であるHTTPレスポンスをPC10に供給する。S152においてHTTPレスポンスを生成する手法、HTTPレスポンスの内容(図4参照)、及び、生成されたHTTPレスポンスをPC10に供給する手法は、図3のS50と同様である。
PC10のCPU32は、MFP80から、HTTPレスポンスを取得する。CPU32は、HTTPレスポンスのボディを参照することにより、MFP80のステータスを示すステータス情報(即ち「No Paper」)を取得することができる。
(PC10とMFP80が同じLAN内に存在しない場合の各処理;S160〜S168)
一方、PC10がLAN4Bに所属している場合、LAN4Bとは異なるLAN4A内に存在しているMFP80は、S150で送信されたHTTPリクエストを取得することはできない。そのため、MFP80は、HTTPリクエストに対する応答であるHTTPレスポンスをPC10に供給することはできない。
PC10のCPU32は、MFP80からHTTPレスポンスを取得することなく所定のタイムアウト期間が経過する場合、S160に進む。S160では、CPU32は、インターネット6上のサーバ50にHTTPリクエストを供給する。S160の処理は、図3のS60と同様である。
その後実行されるS162、S163、S164、S166、S168の各処理も、図3のS62、S63、S64、S66、S68の各処理と同様であるため、詳しい説明を省略する。
PC10のCPU32は、サーバ50から、HTTPレスポンスを取得することにより、MFP80のステータスを示すステータス情報(即ち「No Paper」)を取得することができる。
(本実施例の作用効果)
上記の通り、本実施例では、PC10は、第1のURLを送信先として、PC10が所属しているLANにHTTPリクエストを送信することによって、インターネット6を介さずに、リクエスト情報をMFP80に供給することを試行する(S150)。上記の試行が成功する場合、即ち、インターネット6を介さずにリクエスト情報が供給される場合には、インターネット6を介してリクエスト情報が供給される場合と比べて、リクエスト情報がMFP80に迅速に供給される。一方、PC10は、HTTPリクエストをMFP80に供給することが失敗する場合に、インターネット6上のサーバ50を介して、リクエスト情報をMFP80に供給する(S160〜S164)。インターネット6上のサーバ50が利用されるので、リクエスト情報がMFP80に適切に供給される。従って、本実施例による場合も、PC10及びMFP80の状況に応じて、PC10からMFP80にリクエスト情報を適切に供給することができる。
(対応関係)
S150の処理が、「試行部」が実行する処理の一例である。S160の処理が、「供給部」が実行する処理の一例である。
(MFP80にその他の処理を実行させる場合;図6〜図8)
上記の各実施例では、図3及び図5を参照して、MFP80にGET処理を実行させる場合の各処理について説明した。MFP80にその他の処理(即ち、SET処理、SCAN処理、PRINT処理)を実行させる場合の各処理も、基本的には上記の図3及び図5の場合と同様である。ただし、図3のS50、S60(又は図5のS150、S160)におけるHTTPリクエストの内容、及び、S52、S68(又はS152、S168)におけるHTTPレスポンスの内容が、GET処理の場合(図4)とは異なる。以下、図6〜図8を参照して、MFP80に、SET処理、SCAN処理、PRINT処理、の各処理を実行させる場合におけるHTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの内容について説明する。
なお、SET処理とは、所望の情報(例えば、時刻情報)をMFP80に設定させるための処理である。SCAN処理とは、MFP80に原稿をスキャンさせ、スキャン画像データを生成させるための処理である。PRINT処理とは、MFP80に印刷を実行させるための処理である。
(SET処理;図6)
図6を参照して、MFP80にSET処理を実行させる場合におけるHTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの内容について説明する。図6の例では、図3のS40(又は図5のS140)において、MFP80に、PC10が計時する現在時刻を設定させるSET処理を実行させるための処理実行要求が入力された状況を想定している。
図6に示すように、HTTPリクエスト(図3のS50、S60(又は図5のS150、S160))のメソッドは、データを送信するためのコマンドである「POST」を含む。URLのパスは、時刻を表す「/time」である。URLに含まれるホスト名については、上記各実施例で説明した通りである。即ち、URLが第1のURLである場合(図3のS50、図5のS150)におけるホスト名は「DI80」であり、URLが第2のURLである場合(図3のS60、図5のS160)におけるホスト名は「DI80.bol.com」である。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む。ヘッダは、さらに、URLに含まれるホスト名と同じホスト名を含む。ボディは、PC10が計時する現在時刻を示す時刻情報「2015−03−03−T11:22:33」を含む。
MFP80は、このHTTPリクエストをPC10から取得すると、ボディに含まれる時刻情報が示す時刻「2015−03−03−T11:22:33」をMFP80の現在時刻として設定する。MFP80は、HTTPリクエスト中のリクエスト情報(即ちメソッド、パス、ヘッダ、ボディ)を含むXMPPリクエストをサーバ50から取得する場合も同様の処理を行う。
上記のHTTPリクエストに対するHTTPレスポンス(図3のS52、S68(又は図5のS152、S168))のステータスコードは、処理が成功したことを示す「200OK」を含む。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む。ボディは、処理結果を示す「OK」(即ち、現在時刻の設定が成功したことを示す情報)を含む。
(SCAN処理;図7)
図7を参照して、MFP80にSCAN処理を実行させる場合におけるHTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの内容について説明する。図7の例では、図3のS40(又は図5のS140)において、SCAN処理をMFP80に実行させるための処理実行要求が入力された状況を想定している。MFP80にSCAN処理を実行させる場合には、HTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの通信が2回実行される点がGET処理(図4)及びSET処理(図6)の場合とは異なる。
1回目のHTTPリクエストのメソッドは、「GET」を含む。URLのパスは、MFP80がスキャンを実行する際の能力を示す情報(いわゆるcapability情報)を表す「/scan/capability」である。ヘッダには、URLに含まれるホスト名と同じホスト名のみが含まれる。また、ボディには情報が含まれない。
1回目のHTTPレスポンスに対する1回目のHTTPレスポンスのステータスコードは、「200OK」を含む。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む。ボディは、MFP80がスキャンを実行する場合の能力を示すcapability情報を含む。具体的には、ボディは、スキャン解像度「100dpi,200dpi」、スキャンサイズ「A4,B5」、スキャンデータのファイル形式「pdf、jpeg」を含む。
PC10のCPU32は、上記の1回目のHTTPレスポンスを取得すると、表示部14に所定のスキャン設定選択画面を表示させる。ユーザは、スキャン設定選択画面において、所望のスキャン設定(即ち、スキャン解像度、スキャンサイズ、スキャンデータのファイル形式)を選択し、スキャン実行指示を入力する。スキャン設定が選択され、スキャン実行指示が入力されると、CPU32は、図7に示す2回目のHTTPリクエストを生成する。
2回目のHTTPリクエストのメソッドは、「POST」を含む。URLのパスは、MFP80にスキャンを実行させることを要求する「/scan」である。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む。さらに、ヘッダは、URLに含まれるホスト名と同じホスト名を含む。ボディは、ユーザが選択したスキャン設定を示す情報を含む。具体的には、ボディは、スキャン解像度「100dpi」、スキャンサイズ「A4」、スキャンデータのファイル形式「pdf」を含む。
MFP80は、2回目のHTTPリクエストをPC10から取得すると、ボディに含まれる情報が示すスキャン設定に従って原稿のスキャンを実行し、スキャン画像データを生成する。MFP80は、2回目のHTTPリクエスト中のリクエスト情報(即ちメソッド、パス、ヘッダ、ボディ)を含むXMPPリクエストをサーバ50から取得する場合も同様の処理を行う。
2回目のHTTPレスポンスに対する2回目のHTTPレスポンスのステータスコードは、「200OK」を含む。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む。ボディは、生成済みのスキャン画像データを含む。
PC10のCPU32は、2回目のHTTPレスポンスを取得することにより、スキャン画像データを取得することができる。
(PRINT処理;図8)
図8を参照して、MFP80にPRINT処理を実行させる場合におけるHTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの内容について説明する。図8の例では、図3のS40(又は図5のS140)において、PRINT処理をMFP80に実行させるための処理実行要求が入力された状況を想定している。この例では、処理実行要求が入力される際に、印刷対象の印刷対象データが併せて選択される。MFP80にPRINT処理を実行させる場合にも、HTTPリクエスト及びHTTPレスポンスの通信が2回実行される。
1回目のHTTPリクエストのメソッドは、「GET」を含む。URLのパスは、MFP80が印刷を実行する際の能力を示すcapability情報を表す「/print/capability」である。ヘッダには、URLに含まれるホスト名と同じホスト名のみが含まれる。また、ボディには情報が含まれない。
1回目のHTTPレスポンスに対する1回目のHTTPレスポンスのステータスコードは、「200OK」を含む。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む。ボディは、MFP80が印刷を実行する場合の能力を示すcapability情報を含む。具体的には、ボディは、白黒/カラー設定「白黒,カラー」、印刷サイズ「A4,B5」、印刷品質「nomal,high」を含む。
PC10のCPU32は、上記の1回目のHTTPレスポンスを取得すると、表示部14に所定の印刷設定選択画面を表示させる。ユーザは、印刷設定選択画面において、所望の印刷設定(即ち、白黒/カラー設定、印刷サイズ、印刷品質)を選択し、印刷実行指示を入力する。印刷設定が選択され、印刷実行指示が入力されると、CPU32は、図8に示す2回目のHTTPリクエストを生成する。
2回目のHTTPリクエストのメソッドは、「POST」を含む。URLのパスは、MFP80に印刷を実行させることを要求する「/print」である。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む。さらに、ヘッダは、URLに含まれるホスト名と同じホスト名を含む。ボディは、ユーザが選択した印刷設定を示す情報を含む。具体的には、ボディは、白黒/カラー設定「白黒」、印刷サイズ「A4」、印刷品質「nomal」を含む。さらに、ボディは、処理実行要求が入力される際に併せて選択された印刷対象データを含む。
MFP80は、2回目のHTTPリクエストをPC10から取得すると、ボディに含まれる情報が示す印刷設定に従って、印刷対象データによって表される画像を印刷する。MFP80は、2回目のHTTPリクエスト中のリクエスト情報(即ちメソッド、パス、ヘッダ、ボディ)を含むXMPPリクエストをサーバ50から取得する場合も同様の処理を行う。
2回目のHTTPレスポンスに対する2回目のHTTPレスポンスのステータスコードは、「200OK」を含む。ヘッダは、ボディに含まれる情報の情報形式及び情報サイズを示す情報を含む。ボディは、処理結果を示す情報「OK」(即ち、印刷が成功したことを示す情報)を含む。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の各実施例では、PC10のCPU32は、PC10が所属しているLAN内にMFP80が存在していないと判断される場合に、LAN4A内でMFP80を識別するためのデバイス情報「DI80」の後ろに、サーバ50を識別するための所定のサーバ文字列である「bol.com」を付加したホスト名「DI80.bol.com」を含む第2のURLを送信先として、HTTPリクエストをサーバ50に供給する(図3のS60、図5のS160)。これに代えて、以下に説明する方式を採用してもよい。
MFP80は、LAN4A内でMFP80を識別するための第1のデバイス情報(図1の「DI80」)と、インターネット6を介してMFP80と通信する場合にMFP80を識別するための第2のデバイス情報と、を予め有している。第2のデバイス情報は、第1のデバイス情報(即ち「DI80」)と異なっていれば任意の情報であってもよく、「DI80.bol.com」である必要はない。
PC10のメモリ34は、上記の第1のデバイス情報(即ち「DI80」)と、上記の第2のデバイス情報と、を対応付けて予め格納する。
サーバ50のメモリ64も、上記の第1のデバイス情報(即ち「DI80」)と、上記の第2のデバイス情報と、を対応付けて格納する。第1のデバイス情報及び第2のデバイス情報は、XMPP接続を確立するための各処理(図2参照)が実行される過程で、MFP80から取得され、メモリ64内に格納される(図2のS22参照)。サーバ50のCPU62は、MFP80との間でXMPP接続が確立される際に(図2のS26参照)、XMPP接続を識別するための接続IDと、第1のデバイス情報と、第2のデバイス情報と、を対応付けてメモリ64に格納する。
PC10のCPU32は、PC10が所属しているLAN内にMFP80が存在していないと判断される場合に、第2のデバイス情報をホスト名として含む第2のURLを送信先として、HTTPリクエストをサーバ50に供給する。
サーバ50のCPU62は、PC10からHTTPリクエストを取得すると、HTTPリクエストに含まれる第2のURLを参照し、ホスト名である第2のデバイス情報を特定する。そして、CPU62は、第2のデバイス情報に対応付けられているXMPP接続の接続IDを特定し、特定された接続IDが示すXMPP接続(即ち、サーバ50とMFP80との間に確立されたXMPP接続)を用いて、XMPPリクエストをMFP80に供給する。
一般的に言うと、端末装置は、ローカルエリアネットワーク内に通信装置が存在していないと判断される場合に、第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、サーバを介して、第2の処理実行情報を通信装置に供給すればよい。また、サーバは、第2の処理実行情報が取得される場合に、第2のURLを利用して、インターネットを介して、第2の処理実行情報を通信装置に供給すればよい。
(変形例2)第1実施例の図3のS42では、PC10のCPU32は、MFP80がPC10と同じLAN内に存在するか否かを判断するために、デバイス情報「DI80」を含む応答要求を、PC10が現在所属しているLAN内にブロードキャスト送信する。これに代えて、CPU32は、MFP80がPC10と同じLAN内に存在するか否かを判断するために、デバイス情報「DI80」を含む応答要求を、デバイス情報「DI80」をホスト名として含むURLを送信先として、PC10が現在所属しているLANにユニキャスト送信することにより、MFP80に応答要求を供給することを試行してもよい。一般的に言うと、端末装置は、処理実行指示が取得される場合に、ローカルエリアネットワーク内で通信装置を識別するための装置文字列を含む所定要求をローカルエリアネットワークに送信すればよい。
上記の各実施例では、図2、図3、図5の各処理がソフトウェア(即ちプログラム)によって実現されるが、図2、図3、図5の各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下は、出願時の特許請求の範囲に対応する記載である。
[項目1]
端末装置であって、
通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、
前記処理実行指示が取得される場合に、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在しているのか否かを判断する判断部と、
前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断される場合に、第1のURLを送信先として、前記ローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給する第1の供給部であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第1の供給部と、
前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断される場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する第2の供給部であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記第2の供給部と、
を備える端末装置。
[項目2]
前記端末装置は、さらに、
前記処理実行指示が取得される場合に、前記ローカルエリアネットワーク内で前記通信装置を識別するための装置文字列を含む所定要求を前記ローカルエリアネットワークに送信する送信部を備え、
前記判断部は、
前記通信装置から前記所定要求に対する応答が受信される場合に、前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断し、
前記通信装置から前記所定要求に対する前記応答が受信されない場合に、前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断する、項目1に記載の端末装置。
[項目3]
端末装置であって、
通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、
前記処理実行指示が取得される場合に、第1のURLを送信先として、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することを試行する試行部であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記試行部と、
前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することが失敗する場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する供給部であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記供給部と、
を備える端末装置。
[項目4]
前記第1のURLは、前記ローカルエリアネットワーク内で前記通信装置を識別するための装置文字列を含み、
前記第2のURLは、前記装置文字列と、前記サーバを識別するためのサーバ文字列と、を含む、項目1から3のいずれか一項に記載の端末装置。
[項目5]
前記端末装置は、さらに、
前記装置文字列の後ろに前記サーバ文字列を付加して、前記第2のURLを生成する生成部を備える、項目4に記載の端末装置。
[項目6]
前記端末装置は、さらに、
前記第1の処理実行情報が前記通信装置に供給される場合に、前記通信装置から、前記インターネットを介さずに、前記ローカルエリアネットワークを介して、前記特定処理に関係する関係情報を含む第1の応答を取得する第1の応答取得部と、
前記第2の処理実行情報が前記通信装置に供給される場合に、前記通信装置から、前記インターネット上の前記サーバを介して、前記関係情報を含む第2の応答を取得する第2の応答取得部と、
を備える項目1から5のいずれか一項に記載の端末装置。
[項目7]
前記関係情報は、HTML形式を有する、項目6に記載の端末装置。
[項目8]
端末装置とサーバとを備える通信システムであって、
前記端末装置は、
通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、
前記処理実行指示が取得される場合に、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在しているのか否かを判断する判断部と、
前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断される場合に、第1のURLを送信先として、前記ローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給する第1の供給部であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第1の供給部と、
前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断される場合に、前記第1のURLとは異なる前記第2のURLを送信先として、前記インターネット上の前記サーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する第2の供給部であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第2の供給部と、を備え、
前記サーバは、
前記端末装置から、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を取得するサーバ側取得部と、
前記第2の処理実行情報が取得される場合に、前記第2のURLを利用して、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給するサーバ側供給部と、を備える、
通信システム。
[項目9]
端末装置とサーバとを備える通信システムであって、
前記端末装置は、
通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、
前記処理実行指示が取得される場合に、第1のURLを送信先として、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することを試行する試行部であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記試行部と、
前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することが失敗する場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上の前記サーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する供給部であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記供給部と、を備え、
前記サーバは、
前記端末装置から、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を取得するサーバ側取得部と、
前記第2の処理実行情報が取得される場合に、前記第2のURLを利用して、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給するサーバ側供給部と、を備える、
通信システム。
[項目10]
前記サーバは、さらに、
前記第2の処理実行情報が取得される前に、前記インターネットを介した接続を前記通信装置と確立する確立部を備え、
前記サーバ側供給部は、前記接続を利用して、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する、項目8又は9に記載の通信システム。
[項目11]
端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得処理と、
前記処理実行指示が取得される場合に、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在しているのか否かを判断する判断処理と、
前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断される場合に、第1のURLを送信先として、前記ローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給する第1の供給処理であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第1の供給処理と、
前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断される場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する第2の供給処理であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記第2の供給処理と、
を実行させる、コンピュータプログラム。
[項目12]
端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得処理と、
前記処理実行指示が取得される場合に、第1のURLを送信先として、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することを試行する試行処理であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記試行処理と、
前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することが失敗する場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する供給処理であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記供給処理と、
を実行させる、コンピュータプログラム。
2:通信システム、4A,4B:LAN、6:インターネット、10:PC、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、50:サーバ、60:制御部、62:CPU、64:メモリ、80,90:MFP

Claims (15)

  1. 端末装置であって、
    通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、
    前記処理実行指示が取得される場合に、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在しているのか否かを判断する判断部と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断される場合に、第1のURLを送信先として、前記ローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給する第1の供給部であって、前記第1のURLは、前記ローカルエリアネットワーク内で前記通信装置を識別するための情報を含み、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第1の供給部と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断される場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する第2の供給部であって、前記第2のURLは、前記インターネットを介して前記通信装置と通信を実行する場合において前記通信装置を識別するための情報を含み、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記第2の供給部と、
    を備える端末装置。
  2. 前記第1の供給部は、前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断される場合に、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給せずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給し、
    前記第2の供給部は、前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断される場合に、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給せずに、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する、請求項1に記載の端末装置。
  3. 端末装置であって、
    通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、
    前記処理実行指示が取得される場合に、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在しているのか否かを判断する判断部と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断される場合に、第1のURLを送信先として、前記ローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給する第1の供給部であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第1の供給部と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断される場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する第2の供給部であって、前記サーバは、前記第2の処理実行情報が取得される前に、前記インターネットを介した接続を前記通信装置と確立することによって、前記インターネットを介して前記通信装置と通信可能であり、前記サーバは、前記接続を利用して、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給し、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記第2の供給部と、
    を備える端末装置。
  4. 前記端末装置は、さらに、
    前記処理実行指示が取得される場合に、前記ローカルエリアネットワーク内で前記通信装置を識別するための装置文字列を含む所定要求を前記ローカルエリアネットワークに送信する送信部を備え、
    前記判断部は、
    前記通信装置から前記所定要求に対する応答が受信される場合に、前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断し、
    前記通信装置から前記所定要求に対する前記応答が受信されない場合に、前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断する、請求項1から3のいずれか一項に記載の端末装置。
  5. 端末装置であって、
    通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、
    前記処理実行指示が取得される場合に、第1のURLを送信先として、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することを試行する試行部であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記試行部と、
    前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することが失敗する場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する供給部であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記供給部と、
    を備える端末装置。
  6. 前記第1のURLは、前記ローカルエリアネットワーク内で前記通信装置を識別するための装置文字列を含み、
    前記第2のURLは、前記装置文字列と、前記サーバを識別するためのサーバ文字列と、を含む、請求項1からのいずれか一項に記載の端末装置。
  7. 前記端末装置は、さらに、
    前記装置文字列の後ろに前記サーバ文字列を付加して、前記第2のURLを生成する生成部を備える、請求項に記載の端末装置。
  8. 前記端末装置は、さらに、
    前記第1の処理実行情報が前記通信装置に供給される場合に、前記通信装置から、前記インターネットを介さずに、前記ローカルエリアネットワークを介して、前記特定処理に関係する関係情報を含む第1の応答を取得する第1の応答取得部と、
    前記第2の処理実行情報が前記通信装置に供給される場合に、前記通信装置から、前記インターネット上の前記サーバを介して、前記関係情報を含む第2の応答を取得する第2の応答取得部と、
    を備える請求項1からのいずれか一項に記載の端末装置。
  9. 前記関係情報は、HTML形式を有する、請求項に記載の端末装置。
  10. 端末装置とサーバとを備える通信システムであって、
    前記端末装置は、
    通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、
    前記処理実行指示が取得される場合に、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在しているのか否かを判断する判断部と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断される場合に、第1のURLを送信先として、前記ローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給する第1の供給部であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第1の供給部と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断される場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上の前記サーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する第2の供給部であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第2の供給部と、を備え、
    前記サーバは、
    前記第2の処理実行情報が取得される前に、前記インターネットを介した接続を前記通信装置と確立する確立部と、
    前記端末装置から、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を取得するサーバ側取得部と、
    前記第2の処理実行情報が取得される場合に、前記接続を利用して、前記第2のURLを利用して、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給するサーバ側供給部と、を備える、
    通信システム。
  11. 端末装置とサーバとを備える通信システムであって、
    前記端末装置は、
    通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得部と、
    前記処理実行指示が取得される場合に、第1のURLを送信先として、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することを試行する試行部であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記試行部と、
    前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することが失敗する場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上の前記サーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する供給部であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記供給部と、を備え、
    前記サーバは、
    前記端末装置から、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を取得するサーバ側取得部と、
    前記第2の処理実行情報が取得される場合に、前記第2のURLを利用して、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給するサーバ側供給部と、を備える、
    通信システム。
  12. 前記サーバは、さらに、
    前記第2の処理実行情報が取得される前に、前記インターネットを介した接続を前記通信装置と確立する確立部を備え、
    前記サーバ側供給部は、前記接続を利用して、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する、請求項11に記載の通信システム。
  13. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得処理と、
    前記処理実行指示が取得される場合に、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在しているのか否かを判断する判断処理と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断される場合に、第1のURLを送信先として、前記ローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給する第1の供給処理であって、前記第1のURLは、前記ローカルエリアネットワーク内で前記通信装置を識別するための情報を含み、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第1の供給処理と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断される場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する第2の供給処理であって、前記第2のURLは、前記インターネットを介して前記通信装置と通信を実行する場合において前記通信装置を識別するための情報を含み、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記第2の供給処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  14. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得処理と、
    前記処理実行指示が取得される場合に、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在しているのか否かを判断する判断処理と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していると判断される場合に、第1のURLを送信先として、前記ローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給する第1の供給処理であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記第1の供給処理と、
    前記ローカルエリアネットワーク内に前記通信装置が存在していないと判断される場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する第2の供給処理であって、前記サーバは、前記第2の処理実行情報が取得される前に、前記インターネットを介した接続を前記通信装置と確立することによって、前記インターネットを介して前記通信装置と通信可能であり、前記サーバは、前記接続を利用して、前記インターネットを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給し、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記第2の供給処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  15. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    通信装置に特定処理を実行させるための処理実行指示を取得する指示取得処理と、
    前記処理実行指示が取得される場合に、第1のURLを送信先として、前記端末装置が所属しているローカルエリアネットワークに第1の処理実行情報を送信することによって、インターネットを介さずに、前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することを試行する試行処理であって、前記第1の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報である、前記試行処理と、
    前記第1の処理実行情報を前記通信装置に供給することが失敗する場合に、前記第1のURLとは異なる第2のURLを送信先として、前記インターネット上のサーバに第2の処理実行情報を送信することによって、前記サーバを介して、前記第2の処理実行情報を前記通信装置に供給する供給処理であって、前記サーバは、前記インターネットを介して、前記通信装置と通信可能に接続されており、前記第2の処理実行情報は、前記通信装置に前記特定処理を実行させるための情報であり、前記第2のURLは、前記サーバが前記通信装置に前記第2の処理実行情報を供給する際に前記サーバによって利用される、前記供給処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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