JP6531160B1 - 動的位相誤差訂正用の、変圧器帰還直交電圧で制御された発振器(qvco)及びこれを用いた通信機器 - Google Patents

動的位相誤差訂正用の、変圧器帰還直交電圧で制御された発振器(qvco)及びこれを用いた通信機器 Download PDF

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【課題】変圧器帰還直交電圧で制御された発振器(QVCO)を提供する。【解決手段】本開示の実施形態は、第1VCO、第2VCO、及び第1及び第2VCOとの間で複数の結合コンデンサを有し、直交位相出力局部発振(LO)信号の位相誤差を第1及び第2VCOにより補正するデジタル制御信号に従って結合コンデンサのキャパシタンスが変化する、動的位相の誤り訂正回路、とを含む、変圧器帰還直交電圧で制御された発振器(QVCO)を提供する。【選択図】図2

Description

本開示は通信機器で使用する局部発振器に関し、また特に、変圧器帰還QVCOの回路網を連結させることにより動的位相誤差を訂正するための、変圧器帰還直交電圧で制御された発振器(QVCO)、及び変圧器帰還QVCOを用いた通信機器に関する。
通信技術の開発が進歩することにより、家庭で使用される通信デバイスは徐々にスマートフォン及びパッド型コンピュータなどの移動通信デバイスに取って代わられてきており、またスマート機器はその内部に設置された通信機器を含むことができる。移動通信デバイス及びスマート機器はデータ伝送目的で無線通信を実行し、またこのようにモノのインターネット(Internet of Things,IoT)の時代が、人々の生活に到来している。
無線通信は、空中で無線信号を送受信するよう送受信機により実施される。送受信機は通常、搬送周波数を切換えるための周波数合成器を有する。高精度な通信への要求に関しては、無線信号を無線受信機へと精密に送信させることができる故に、安定した精密な局所発振(LO)信号が否応なしに必要とされている。したがって、位相ノイズが低い電圧制御発振器(VCO)は、送受信機において重要な電気部品である。
現在、第5世代(5G)移動通信基準が開発されており、また前世代の移動通信と比較して、5G移動通信はより大きい回路網容量、より速いデータ伝送速度、より強い通信能力及びより低い無線伝送遅延を提供する。更に、5Gの移動通信基準は、38.6GHzから40GHzの無線周波数(RF)を指定している。
図1を参照すると、図1は5Gの移動通信で使用される従来の送受信機のブロック図である。従来の送受信機1は変調器11、副高調波ミクサ12、17、電力増幅器(PA)13、送信/受信−切替開閉器(TR−SW)14、アンテナ15、低ノイズ増幅器(LNA)16、復調器18及び位相ロックループ(PLL)19を具備する。副高調波ミクサ12は、変調器11、PLL19及びPA13に接続している。TR−SW14は、PA13、LNA16及びアンテナ15に接続している。副高調波ミクサ17は、復調器18、PLL19及びLNA16に接続している。
変調器11は第1データ信号Dinを受信して変調させ、約3.5GHzの第1中間周波数(IF)信号を発生させる。PLL19は、副高調波ミクサ12及び17へLO信号を提供する。副高調波ミクサ12は、第1IF信号及びLO信号を混合して、PA13へと第1RF信号を発生させる。アンテナ15が第1増幅RF信号を空中へと放射するように、PA13は第1RF信号を受信して増幅し、またTR−SW14はPA13へと切換えられる。
LNA16が第1RF信号を増幅できるように、アンテナ15は第1RF信号を空中から受信し、またTR−SW14はLNA16へと切換えられる。副高調波ミクサ17は、第2増幅RF信号及びLO信号を混合して、約3.5GHzの第2IF信号を発生させる。復調器18は第2IF信号を受信して復調し、第2のデータ信号Doutを発生させる。
5G移動通信の基準では、RFは38.6GHzから40GHzと指定されており、またRFはRF=2LO+IFとして表すことができる。したがって、LOは17.55GHzから18.25GHzの範囲内で指定されなければならない。5G移動通信の基準を満たすように、プロセス変動又はその他の影響因子を防止するために、LOの範囲は17.5GHzから18.6GHzまで拡張することができる。
PPLがLO信号を発生させるために使用されることに加えて、従来のQVCOを使用して直交位相のLO信号を発生させることもできるが、連結した回路網を有する従来のQVCOはその出力端末に接続しており、これにより出力負荷が増大し、かつ最大運用周波数が減少する。なお、電流受動連結回路網は、超広帯域の運用帯域故に異なる周波数で位相偏移を生じさせる。
本開示の目的は、変圧器帰還QVCOの連結回路網用である動的位相の誤差訂正回路を有する、変圧器帰還QVCOを提供することである。
本開示の別の一目的は、変圧器帰還QVCOの出力負荷を減少させて、同時に変圧器帰還QVCOの最大運用周波数を増大させるように、約18GHzの直交位相LO信号を発生させる、変圧器帰還QVCOを提供することである。変圧器帰還QVCOは5G移動通信の周波数合成器の必要条件を満たし、また更に携帯デバイス内に設置される。
少なくとも上記の目的を達成するために、本開示は、第1VCO、第2VCO、及び第1及び第2VCOとの間で複数の結合コンデンサを有し、直交位相出力の局部発振(LO)信号における位相の誤差を第1及び第2VCOにより補正するデジタル制御信号に従って結合コンデンサのキャパシタンスが変化する、動的位相の誤り訂正回路、とを含む、変圧器帰還直交電圧で制御された発振器(QVCO)を提供する。
少なくとも上記の目的を達成するために、本開示は、上記の変圧器帰還QVCO、及び変圧器帰還QVCOに接続したフロントエンド回路、とを具備する、通信機器を提供する。
本開示の実施形態では、変圧器帰還直交電圧で制御された発振器が第1半回路及び第2半回路により形成され、第1及び第2半回路のそれぞれが、第1結合コンデンサ、第2結合コンデンサ、誘導インダクタ、NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタ、及びその第1端末が誘導インダクタの第1端末、PMOSトランジスタのドレイン及びNMOSトランジスタのゲートに接続されており、かつその第2端末が誘導インダクタの第2端末、NMOSトランジスタのドレイン及びPMOSトランジスタのゲートに接続されている周波数可変回路、とを具備し、第1及び第2半回路の誘導インダクタが変圧器を形成し、第1半回路のPMOSトランジスタ本体が第1半回路の第1結合コンデンサを介して第2半回路のPMOSトランジスタ源に接続しており、第1半回路のNMOSトランジスタ本体が第1半回路の第2結合コンデンサを介して第2半回路のNMOSトランジスタ源に接続しており、第2半回路のPMOSトランジスタ本体が第2半回路の第1結合コンデンサを介して第1半回路のNMOSトランジスタ源に接続しており、第2半回路のNMOSトランジスタ本体が第2半回路の第2結合コンデンサを介して第1半回路のPMOSトランジスタ源に接続しており、PMOSトランジスタのドレイン及びNMOSトランジスタが直交位相の局所発振(LO)信号を出力するよう使用され、かつ周波数可変回路に適用される周波数可変電圧により周波数−電圧曲線に基づいてLO周波数が決定され、第1及び第2半回路の第1及び第2結合コンデンサが、動的位相の誤り訂正回路を形成するような動的位相の誤り訂正回路の可変結合コンデンサであり、第1半回路のNMOSトランジスタ、PMOSトランジスタ及び誘導インダクタが第1VCOを形成し、かつ第2半回路のPMOSトランジスタ及び誘導インダクタが第2VCOを形成する。
本開示の実施形態では、第1半回路及び第2半回路のそれぞれが、その第1端末が周波数可変回路の第1端末に接続されており、またその第2端末が周波数可変回路の第2端末に接続されており、コンデンサを切り換えるよう所与されるコードが周波数−電圧曲線を変化させるよう使用されるコンデンサ切換装置を具備する。
本開示の実施形態では、第1半回路及び第2半回路のそれぞれが、PMOSトランジスタ源が第1インダクタを介してシステム電圧に接続されている第1インダクタ、及びNMOSトランジスタ源が第2インダクタを介して接地に接続されている第2インダクタ、とを更に具備する。
本開示の実施形態では、周波数同調が、第1及び第2の可変容量コンデンサ、第1及び第2の抵抗器、及び第1及び第2のコンデンサを具備し、周波数可変電圧が第1及び第2可変容量コンデンサの第1端末に適用され、第1可変容量コンデンサの第2端末が第1抵抗器及び第1コンデンサの第2端末に接続されており、第2可変容量コンデンサの第2端末が第2抵抗器及び第2コンデンサの第2端末に接続されており、バイアス電圧が第1及び第2抵抗器の第1端末に適用され、また第1及び第2抵抗器の第1端末がそれぞれPMOS及びNMOSトランジスタのドレインに接続されている。
本開示の実施形態では、周波数可変電圧が増大する場合に、第1可変容量コンデンサのキャパシタンスが増大し、かつ第2可変容量コンデンサのキャパシタンスが減少する。
本開示の実施形態では、切替開閉器装置は、切換開閉器のそれぞれが2つのコンデンサの間で接続されており、切替開閉器と対応するコンデンサとの各セットがもう一方のセットに平行に接続されており、コードが切替開閉器の少なくとも1つを作動させる又は作動を停止させるために使用される、切替開閉器及びコンデンサを具備する。
本開示の実施形態では、LO周波数は17.2GHzから18.6GHzである。
本開示の実施形態では、1MHzの周波数偏移にて、位相ノイズは約約−110dBc/Hzである。
本開示の実施形態では、通信機器は、フロントエンド回路に接続しているアンテナであって、フロントエンド回路が送受信機回路、受信機回路又は送信機回路であるアンテナを、更に具備する。
要約すると、従来のQVCOと比較して、変圧器帰還QVCOは、変圧器帰還QVCOの連結回路網故に、直交位相LO信号の位相誤差を訂正することができる。なお、変圧器帰還QVCOは、より低い出力負荷、より高い運用周波数、及びより低い位相ノイズを有することができ、更にコンデンサ切換装置を使用する一方でより広範な運用帯域を有することができる。
5Gの移動通信で使用される従来の送受信機のブロック図である。 本開示の実施形態に従った、変圧器帰還QVCOのブロック図である。 本開示の実施形態に従った、変圧器帰還QVCOの回路図である。 本開示の一実施形態に従った結合コンデンサの異なる比率での、変圧器帰還QVCOと関連した直交位相LO信号を示す曲線図である。 本開示の一実施形態に従った結合コンデンサの異なる比率での、変圧器帰還QVCOと関連した直交位相LO信号を示す曲線図である。 本開示の一実施形態に従った結合コンデンサの異なる比率での、変圧器帰還QVCOと関連した直交位相LO信号を示す曲線図である。 本開示の一実施形態に従った結合コンデンサの異なる比率での、変圧器帰還QVCOと関連した直交位相LO信号を示す曲線図である。 本開示の一実施形態に従った結合コンデンサの異なる比率での、変圧器帰還QVCOと関連した直交位相LO信号を示す曲線図である。 最小の運用周波数にて作動させた変圧器帰還QVCOと関連した、位相ノイズ及び偏移周波数(又は相対周波数)との関係を示す曲線図である。 最大の運用周波数にて作動させた変圧器帰還QVCOと関連した、位相ノイズ及び偏移周波数(又は相対周波数)との関係を示す曲線図である。 コンデンサ切換装置を有しない変圧器帰還QVCOと関連した、運用周波数及び周波数可変電圧との関係を示す曲線図である。 異なるコードが所与されるコンデンサ切換装置を有する変圧器帰還QVCOと関連した、運用周波数及び周波数可変電圧との関係を示す曲線図である。 本開示の実施形態に従った、通信機器のブロック図である。
本開示の発明を実施するための最良の形態について、審査官の理解がより容易であるよう、本開示の目的、特性及び効果、添付図面を伴う実施形態を提供する。
本開示の実施形態は、第1半回路及び第2半回路を具備する変圧器帰還QVCOを提供する。第1及び第2半回路のそれぞれは、変圧器帰還構造を形成する変圧器の誘導インダクタを有する。第1及び第2半回路のそれぞれにおける周波数可変回路は、変圧器帰還QVCOの出力端末上の代わりに、変圧器帰還QVCOの回路内部に形成される。
なお、第1半回路のPMOSトランジスタ本体は第1半回路の第1連結コンデンサを介して第2半回路のPMOSトランジスタ源に接続されており、また第1半回路のNMOSトランジスタ本体は第1半回路の第2結合コンデンサを介して第2半回路のNMOSトランジスタ源に接続されている。第2半回路のPMOSトランジスタ本体は第2半回路の第1連結コンデンサを介して第1回路のNMOSトランジスタ源に接続されており、また第2半回路のNMOSトランジスタ本体は第2半回路の第2結合コンデンサを介して第1半回路のPMOSトランジスタ源に接続されている。
本体−源コンデンサ連結様式により、変圧器帰還QVCOは直交位相LO信号を発生させることができる。周波数可変回路は実際、連結回路網の回路構成部品である。周波数可変回路は、変圧器帰還QVCOの出力端末上の代わりに変圧器帰還QVCOの回路内部に形成される故に、変圧器帰還QVCOの最大運用周波数が増大し、かつ変圧器帰還QVCOの出力負荷が減少する。
第1半回路の誘導インダクタ、PMOS及びNMOSトランジスタは実際にVCOを形成し、第2半回路の誘導インダクタ、PMOS及びNMOSトランジスタは実際に別のVCOを形成し、また第1及び第2半回路の第1及び第2連結トランジスタが、変圧器帰還QVCOの連結回路網用の動的位相の誤差訂正回路を形成することに留意されたい。
更に、周波数−電圧曲線に基づいた、周波数可変回路に適用される周波数可変電圧に従って、周波数可変回路を使用してLO周波数を測定する。第1半回路及び第2半回路のそれぞれは、変圧器帰還QVCOの回路内に形成された連結回路網の回路構成部品であるコンデンサ切換装置を、更に具備することができる。コンデンサ切換装置に所与されるコードに従い周波数−電圧曲線を移動させることによる、超広帯域の運用帯域故に、電流受動連結回路網は異なる周波数で位相偏移を生じさせる。
変圧器帰還QVCOの詳細を、以下の通り図示する。図2を参照すると、図2は本開示の実施形態に従った、変圧器帰還QVCOのブロック図である。変圧器帰還QVCO7は2つのVCO71、72及び動的位相の誤差訂正回路73を有し、当該動的位相の誤差訂正回路73は、当該2つのVCO71、72との間で接続した結合コンデンサを具備し、またデジタル制御信号DCTRLにより結合コンデンサのキャパシタンスを制御することができる。
2つのVCO71、72による異なる2つの信号出力を使用し、変圧器帰還QVCOの連結回路網を介して直交位相LO信号を発生させることができる。しかし、プロセス許容範囲故に、2つのVCO71、72は、直交位相の偏移が存在して定常状態の位相誤差を形成するような不整合を有し得る。
高い精密性が要求される一方で、定常状態の位相誤差を訂正しなければならない。結合コンデンサのキャパシタンスが変化する間、直交位相LO信号の位相誤差は増大又は減少し、これにより直交位相LO信号の位相誤差を訂正する。
次に、図3を参照すると、図3は本開示の実施形態に従った、変圧器帰還QVCOの回路図である。変圧器帰還QVCO2は第1半回路21及び第2半回路22により形成され、第2半回路22は第1半回路21に接続しており、また第1半回路21の回路構成部品は第2半回路22のものと同一である。
第1及び第2半回路21、22のそれぞれは、PMOSトランジスタM1、NMOSトランジスタM2、インダクタL1、L2、誘導インダクタLIND、コンデンサ切換装置SC、周波数可変回路FT、及び結合コンデンサC1、C2を具備する。第1及び第2半回路21、22のそれぞれでは、PMOS及びNMOSトランジスタ源M1、M2はそれぞれインダクタL1及びL2を介してシステム電圧VDD及び接地GNDに接続しており、PMOS及びNMOSトランジスタ本体M1、M2はそれぞれ連結コンデンサC1、C2の第1端末に接続しており、PMOSトランジスタM1のドレインはNMOSトランジスタM2のゲート及び誘導インダクタLINDの第1端末、コンデンサ切換装置SC及び周波数可変回路FTに接続しており、またNMOSトランジスタM2のドレインはPMOSトランジスタM1のゲート及び誘導インダクタLINDの第2端末、コンデンサ切換装置SC及び周波数可変回路FTに接続している。第1半回路21及び第2半回路22の誘導インダクタLINDは、上記の接続様式により互いに結合(即ち、誘導インダクタLINDは変圧器を形成する)しており、変圧器帰還構造が形成される。
変圧器帰還構造は出力振幅を増大させて位相ノイズを減少させ、また上記の接続様式は位相ノイズを減少させて、PMOS及びNMOSトランジスタ源M1、M2の二次高調波信号を除去するための電流再使用構造を、更に形成する。
第2半回路22のPMOS及びNMOSトランジスタ源M1、M2はそれぞれ、第1半回路の連結トランジスタC1及びC2の第2端末に接続しており、また第1半回路21のPMOS及びNMOSトランジスタ源M1、M2はそれぞれ、第1半回路の連結トランジスタC1及びC2の第2端末に接続しており、これにより、本体−源のコンデンサ連結様式は、変圧器帰還QVCOが直交位相LO信号I+、I−、Q+、Q−を発生させるようにすることができる。
上記の連結様式により、コンデンサ切換装置SC及び周波数可変回路FTは、変圧器帰還QVCO2の出力端末上の代わりに変圧器帰還QVCO2の回路内部に連結回路網を形成し、これにより、変圧器帰還QVCO2の出力負荷が減少し、また変圧器帰還QVCO2の最大運用周波数が増大することに留意されたい。
周波数可変回路FTを使用して、例えば、5Gの移動通信に関して17.7GHzから18.6GHzの運用帯域内で実質的に対数直線である、周波数−電圧曲線に基づいた周波数可変電圧Vtuneに従い、直交位相LO信号I+、I−、Q+、Q−のLO周波数を決定する。これは、周波数可変電圧Vtuneが増大する場合に、LO周波数が増大するということである。
コンデンサ切換装置SCを使用して、コンデンサ切換装置SCに所与されるコード(即ち、切換開閉器S1、S2、S3の制御信号)に従い、周波数−電圧曲線を移動させる。コンデンサ切換装置SCは、周波数−電圧曲線の範囲の対数直線を増大させることができ、かつ広帯域の運用帯域故に、異なる周波数にて位相偏移を訂正することができる。
周波数可変回路FTのそれぞれの詳細を以下の通り図示し、また周波数可変回路FTの次の実装は、本開示を制限するものではない。周波数可変回路FTは、コンデンサC3、C4、抵抗器R1、R2、第1可変容量コンデンサCVAR+及び第2可変容量コンデンサCVAR−を具備する。周波数可変電圧Vtuneを第1及び第2可変容量コンデンサCVAR+及びCVAR−の第1端末に適用し、またバイアス電圧Vbiasを抵抗器R1、R2の第1端末に適用する。抵抗器R1の第2端末は第1可変容量コンデンサCVAR+の第2端末及びコンデンサC3に接続されており、また抵抗器R2の第2端末は第2可変容量コンデンサCVAR−の第2端末及びコンデンサC4に接続している。コンデンサC3、C4の第1端末は周波数可変回路FTの第1及び第2端末にそれぞれ接続している(即ち、PMOS及びNMOSトランジスタM1、M2のドレイン端末)。
第1可変容量コンデンサCVAR+及び第2可変容量コンデンサCVAR−は、周波数可変電圧Vtuneに従ってそれらのキャパシタンスを変化させることができ、これにより、周波数可変電圧Vtuneに従ったLO周波数を変化させることができる。第2可変容量コンデンサCVAR−が、周波数可変電圧Vtuneが増大する場合にそのキャパシタンスを減少させる一方、第1可変容量コンデンサCVAR+は、周波数可変電圧Vtuneが増大する場合にそのキャパシタンスを増大させることに留意されたい。しかし、第1可変容量コンデンサCVAR+及び第2可変容量コンデンサCVAR−の設計は、本開示を制限するものではない。
コンデンサ切換装置SCのそれぞれの詳細を以下の通り図示し、またコンデンサ切換装置SCの次の実装は、本開示を制限するものではない。コンデンサ切換装置SCは、複数のコンデンサC4からC6及び複数の切換開閉器S1からS3を具備することができる。切換開閉器S1は2つのコンデンサC4の2つの第1端末との間で接続され、切換開閉器S2は2つのコンデンサC5の2つの第1端末との間で接続され、また切換開閉器S3は2つのコンデンサC6の2つの端末との間で接続される。上部コンデンサC4からC6の第2端末はコンデンサ切換装置SCの第1端末(即ち、PMOSトランジスタM1のドレイン端末)に接続しており、また下部コンデンサC4からC6の第2端末はコンデンサ切換装置SCの第2端末(即ち、NMOSトランジスタM2のドレイン端末)に接続されている。
制御信号により形成されるコードは、切換開閉器S1からS3の少なくとも1つを作動させる又は止めるよう使用され、これにより、コンデンサ切換装置SCの等価キャパシタンスを変化させることができる。コンデンサ切換装置SCの等価キャパシタンスを変化させることができる故に、変圧器帰還QVCO2の周波数−電圧曲線を移動させることができ、かつ同様な意味合いで、複数の周波数−電圧曲線が提供される。広い対数直線範囲を必要とはせず、コンデンサ切換装置SCを変圧器帰還QVCO2から取り外すことができることに留意されたい。
第1半回路21の誘導インダクタLIND並びにPMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM2は、VCO(図2のVCO71など)を形成することに留意されたい。 第1半回路21の誘導インダクタLIND並びにPMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM2は、VCO(図2のVCO72など)を形成し、第2半回路22の誘導インダクタLIND並びにPMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM2は、別のVCO(図2のCO72など)を形成し、また第1回路21及び第2回路22の連結コンデンサC1及びC2は、動的位相の誤差訂正回路(図2の、動的位相の誤差訂正回路73など)を形成することに留意されたい。2つのVCOによる2つの異なる信号出力を使用し、連結回路網を介して直交位相LO信号I+、I−、Q+、Q−を発生させることができる。しかし、プロセス許容範囲故に、2つのVCOは、直交位相の偏移が存在して定常状態の位相誤差を形成するような不整合を有し得る。
高い精密性が要求される一方で、定常状態の位相誤差を訂正しなければならない。第1回路21及び第2回路22の連結コンデンサC1及びC2は、変圧器帰還QVCOの連結回路網用の、動的位相の誤差訂正回路を形成する可変結合コンデンサである。連結コンデンサC1及びC2の比が変化する間、直交位相LO信号I+、Q+(又はI−、Q−)の位相誤差は増大又は減少する。
図4A〜図4Eを参照すると、図4A〜図4Eは、本開示の一実施形態に従った第1及び第2結合コンデンサの異なる比率での、変圧器帰還QVCOと関連した直交位相LO信号を示す曲線図である。例えば、図4Aでは結合コンデンサC1及びC2の比は18.69GHzでの運用で約1(即ち、157fF/157fF)、及び位相誤差は約0.168であり、図4Bでは結合コンデンサC1及びC2の比は18.69GHzでの運用で約2(即ち、314fF/157fF)、及び位相誤差は約1.514であり、図4Cでは結合コンデンサC1及びC2の比は18.69GHzでの運用で約1/2(即ち、157fF/314fF)、及び位相誤差は約−1.85であり、図4Dでは結合コンデンサC1及びC2の比は18.69GHzでの運用で約4(即ち、628fF/314fF)、及び位相誤差は約4.206あり、図4Eでは結合コンデンサC1及びC2の比は18.69GHzでの運用で約1/4(即ち、157fF/628fF)、及び位相誤差は約−3.196である。したがって、結合コンデンサC1及びC2の比の調整は、2つのVCOの不整合による定常状態の位相誤差を訂正することができる。
図5A及び図5Bを参照すると、図5Aは最小の運用周波数にて作動させた変圧器帰還QVCOと関連した、位相ノイズ及び偏移周波数(又は相対周波数)との関係を示す曲線図であり、また図5Bは最大の運用周波数にて作動させた変圧器帰還QVCOと関連した、位相ノイズ及び偏移周波数(又は相対周波数)との関係を示す曲線図である。
図5Aでは、変圧器帰還QVCOが最小の運用周波数で作動する場合、位相ノイズは1MHzの周波数偏移で−111.75dBc/Hz(即ち、約−110dBc/Hz)であり、図5Bでは、変圧器帰還QVCOが最小の運用周波数で作動する場合、位相ノイズは1MHzの周波数偏移で−111.055dBc/Hz(即ち、約−110dBc/Hz)である。
これは、従来のQVCOと比較して、図3の圧器帰還QVCO2の位相ノイズが減少しているということである。
次に、図6A及び図6Bを参照すると、図6Aはコンデンサ切換装置を有しない変圧器帰還QVCOと関連した、運用周波数及び周波数可変電圧との関係を示す曲線図であり、図6Bは異なるコードが所与されるコンデンサ切換装置を有する変圧器帰還QVCOと関連した、運用周波数及び周波数可変電圧との関係を示す曲線図である。
図6Aでは、コンデンサ切換装置が変圧器帰還QVCOに使用されない場合、周波数−電圧曲線を移動させることができず、また対数直線範囲は広くない。図6Bでは、3ビット(即ち、切換開閉器S1からS3用の制御信号)のコードは000から111であることができ、またこのように、コード(即ち、同様な意味合いで、8種の周波数−電圧曲線を選択することができる)に従って周波数−電圧曲線を移動させることができ、かつ対数直線範囲が増大(即ち、図6Aと比較して約4倍)する。
最後に、図7を参照すると、図7は本開示の実施形態に従った、通信機器のブロック図である。通信機器5は5G移動通信にて使用可能であり、また本開示は通信機器5の用途を制限するものではない。通信機器5は、変圧器帰還QVCO51、フロントエンド回路52及びアンテナ53を具備し、フロントエンド回路52は変圧器帰還QVCO51及びアンテナ53に接続している。
変圧器帰還QVCO51は、図2又は図3の変圧器帰還QVCO7又は2であることができ、また本開示はこれらに限定されるものではない。変圧器帰還QVCO51は、直交位相LO信号I+、I−、Q+、Q−をフロントエンド回路52に提供する。本実施形態のフロントエンド回路52は、データ信号DinのRF信号を空中へ発生させ、かつデータ信号DoutのRF信号をアンテナ53を介して空中から受信するための、送受信機回路である。しかし、本開示はフロントエンド回路52の種類を制限するものではなく、またその他の実施形態では、フロントエンド回路52は受信機回路又は送信機回路であり得る。
談合では、本開示の実施形態は変圧器帰還QVCO及びこれを用いた通信機器を提供し、本変圧器帰還QVCOは、直交位相LO信号を発生させるために本体−源コンデンサ連結様式を使用する。連結コンデンサは、変圧器帰還QVCOの連結回路網故に、直交位相LO信号の位相誤差を訂正するための、動的位相の誤差訂正回路を形成することができる。
なお、変圧器帰還QVCOは、変圧器帰還QVCOの出力端末上に代わって変圧器帰還QVCOの回路内部に設置された連結回路網を有し、これにより出力負荷が減少し、運用周波数が増大し、かつ位相ノイズが減少する。加えて、変圧器帰還QVCOはコンデンサ切換装置を更に有することができ、これにより、変圧器帰還QVCOの周波数−電圧曲線を移動させて対数直線範囲を増大させ、かつ異なる周波数で位相偏移を訂正することができる。
本開示は、ある種の実施形態を用いて記載されており、請求項に記述されている本開示の精神と範囲から逸脱することなしに、当業者によって多数の変更及び変形形態をそれに対して行うことができる。

Claims (8)

  1. 変圧器へ帰還された直交電圧で制御された発振器(QVCO)であって、
    第1VCO、
    第2VCO、及び
    第1及び第2VCOとの間で複数の結合コンデンサを有し、直交位相出力の局部発振(LO)信号における位相の誤りを第1及び第2VCOにより補正するデジタル制御信号に従って、結合コンデンサのキャパシタンスが変化する、動的位相の誤り訂正回路、とを具備する、変圧器帰還直交電圧で制御され、
    前記QVCOが第1半回路及び第2半回路により形成され、前記第1及び第2半回路のそれぞれが、
    第1結合コンデンサ、
    第2結合コンデンサ、
    誘導インダクタ、
    NMOSトランジスタ、
    PMOSトランジスタ、及び
    その第1端末が前記誘導インダクタの第1端末、前記PMOSトランジスタのドレイン及び前記NMOSトランジスタのゲートに接続されており、かつその第2端末が前記誘導インダクタの第2端末、前記NMOSトランジスタのドレイン及び前記PMOSトランジスタのゲートに接続されている周波数可変回路、とを具備し、
    前記第1及び第2半回路の前記誘導インダクタが変圧器を形成し、前記第1半回路の前記PMOSトランジスタのボディが前記第1半回路の前記第1結合コンデンサを介して前記第2半回路の前記PMOSトランジスタのソースに接続しており、前記第1半回路の前記NMOSトランジスタのボディが前記第1半回路の前記第2結合コンデンサを介して前記第2半回路の前記NMOSトランジスタのソースに接続しており、前記第2半回路の前記PMOSトランジスタのボディが前記第2半回路の前記第1結合コンデンサを介して前記第1半回路の前記NMOSトランジスタのソースに接続しており、前記第2半回路の前記NMOSトランジスタのボディが前記第2半回路の前記第2結合コンデンサを介して前記第1半回路の前記PMOSトランジスタのソースに接続しており、前記PMOSトランジスタのレイン及び前記NMOSトランジスタのドレインが直交位相のLO信号を出力するよう使用され、かつ前記周波数可変回路に適用される周波数可変電圧により周波数−電圧曲線に基づいてLO周波数が決定され、
    前記第1及び第2半回路の前記第1及び第2結合コンデンサが、前記動的位相の誤り訂正回路を形成するような前記動的位相の誤り訂正回路の可変結合コンデンサであり、前記第1半回路の前記NMOSトランジスタ、前記PMOSトランジスタ及び前記誘導インダクタが第1VCOを形成し、かつ前記第2半回路の前記NMOSトランジスタ、前記PMOSトランジスタ及び前記誘導インダクタが前記第2VCOを形成する、QVCO。
  2. 前記第1半回路及び前記第2半回路のそれぞれが、
    その第1端末が前記周波数可変回路の前記第1端末に接続されており、またその第2端末が前記周波数可変回路の前記第2端末に接続されており、コンデンサを切り換えるよう所与されるコードが周波数−電圧曲線を変化させるよう使用されるコンデンサ切換装置を具備する、請求項1に記載のQVCO。
  3. 前記第1半回路及び前記第2半回路のそれぞれが、
    前記PMOSトランジスタのソースが第1インダクタを介してシステム電圧に接続されている第1インダクタ、及び
    前記NMOSトランジスタのソースが第2インダクタを介して接地に接続されている第2インダクタ、とを更に具備する、請求項1に記載のQVCO。
  4. 前記周波数可変回路が、
    第1及び第2の可変容量コンデンサ、
    第1及び第2の抵抗器、及び
    第1及び第2のコンデンサを具備し、
    前記周波数可変電圧が前記第1及び第2可変容量コンデンサの第1端末に適用され、前記第1可変容量コンデンサの第2端末が前記第1抵抗器及び前記第1コンデンサの第2端末に接続されており、前記第2可変容量コンデンサの第2端末が前記第2抵抗器及び前記第2コンデンサの第2端末に接続されており、バイアス電圧が前記第1及び第2抵抗器の第1端末に適用され、また前記第1及び第2のコンデンサの各第1端末がそれぞれ前記PMOSトランジスタのドレイン及びNMOSトランジスタのドレインに接続されている、請求項1に記載のQVCO。
  5. 前記周波数可変電圧が増大する場合に、前記第1可変容量コンデンサのキャパシタンスが増大し、かつ前記第2可変容量コンデンサのキャパシタンスが減少する、請求項4に記載のQVCO。
  6. 前記コンデンサ切換装置が、
    切替開閉器のそれぞれが2つのコンデンサの間で接続されており、前記切替開閉器と対応するコンデンサとの各セットがもう一方のセットに平行に接続されており、前記コードが前記切替開閉器の少なくとも1つを作動させる又は作動を停止させるために使用される、切替開閉器及びコンデンサを具備する、請求項2に記載のQVCO。
  7. 変圧器へ帰還された直交電圧で制御された発振器(QVCO)、
    前記QVCOに接続したフロントエンド回路、とを具備する通信機器であって、
    前記QVCOが
    第1VCO、
    第2VCO、及び
    第1及び第2VCOとの間で複数の結合コンデンサを有し、直交位相出力の局部発振(LO)信号における位相の誤差を第1及び第2VCOにより補正するデジタル制御信号に従って、結合コンデンサのキャパシタンスが変化する、動的位相の誤り訂正回路、とを具備し、
    前記QVCOが第1半回路及び第2半回路により形成され、前記第1及び第2半回路のそれぞれが、
    第1結合コンデンサ、
    第2結合コンデンサ、
    誘導インダクタ、
    NMOSトランジスタ、
    PMOSトランジスタ、及び
    その第1端末が前記誘導インダクタの第1端末、前記PMOSトランジスタのドレイン及び前記NMOSトランジスタのゲートに接続されており、かつその第2端末が前記誘導インダクタの第2端末、前記NMOSトランジスタのドレイン及び前記PMOSトランジスタのゲートに接続されている周波数可変回路、とを具備し、
    前記第1及び第2半回路の前記誘導インダクタが変圧器を形成し、前記第1半回路の前記PMOSトランジスタのボディが前記第1半回路の前記第1結合コンデンサを介して前記第2半回路の前記PMOSトランジスタのソースに接続しており、前記第1半回路の前記NMOSトランジスタのボディが前記第1半回路の前記第2結合コンデンサを介して前記第2半回路の前記NMOSトランジスタのソースに接続しており、前記第2半回路の前記PMOSトランジスタのボディが前記第2半回路の前記第1結合コンデンサを介して前記第1半回路の前記NMOSトランジスタのソースに接続しており、前記第2半回路の前記NMOSトランジスタのボディが前記第2半回路の前記第2結合コンデンサを介して前記第1半回路の前記PMOSトランジスタのソースに接続しており、前記PMOSトランジスタのレイン及び前記NMOSトランジスタのドレインが直交位相のLO信号を出力するよう使用され、かつ前記周波数可変回路に適用される周波数可変電圧により周波数−電圧曲線に基づいてLO周波数が決定され、
    前記第1及び第2半回路の前記第1及び第2結合コンデンサが、前記動的位相の誤り訂正回路を形成するような前記動的位相の誤り訂正回路の可変結合コンデンサであり、前記第1半回路の前記NMOSトランジスタ、前記PMOSトランジスタ及び前記誘導インダクタが第1VCOを形成し、かつ前記第2半回路の前記NMOSトランジスタ、前記PMOSトランジスタ及び前記誘導インダクタが前記第2VCOを形成する、通信機器。
  8. 前記第1半回路及び前記第2半回路のそれぞれが、
    その第1端末が前記周波数可変回路の前記第1端末に接続されており、またその第2端末が前記周波数可変回路の前記第2端末に接続されており、コンデンサを切り換えるよう所与されるコードが周波数−電圧曲線を変化させるよう使用されるコンデンサ切換装置を具備する、請求項7に記載の通信機器。
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