JP6530247B2 - カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ - Google Patents

カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP6530247B2
JP6530247B2 JP2015117984A JP2015117984A JP6530247B2 JP 6530247 B2 JP6530247 B2 JP 6530247B2 JP 2015117984 A JP2015117984 A JP 2015117984A JP 2015117984 A JP2015117984 A JP 2015117984A JP 6530247 B2 JP6530247 B2 JP 6530247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
distance
cutting head
processed
belt conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015117984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017001299A (ja
Inventor
祐司 坂田
祐司 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP2015117984A priority Critical patent/JP6530247B2/ja
Publication of JP2017001299A publication Critical patent/JP2017001299A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6530247B2 publication Critical patent/JP6530247B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

本発明は、カッティングヘッド付きインクジェットプリンタに関し、さらに詳細には、被処理物に対して所望の画像の印刷および所望の形状のカッティングを行うことが可能なカッティングヘッド付きインクジェットプリンタに関する。
なお、本明細書においては、「被処理物」には、普通紙などの紙類よりなる各種の記録紙は勿論のこと、PCV、ポリエステルなどの樹脂やアルミ、鉄、木材などのようなその他の各種の材料よりなる厚さの薄いものや厚さの厚いものなどが含まれる。
従来より、インクジェットプリンタなどの各種プリンタに、印刷機能に加えてカッティングの機能を搭載したインクジェットプリンタが知られている。
カッティング機能を搭載したインクジェットプリンタとしては、例えば、特許第4874531号公報に開示されているカッティングヘッド付きインクジェットプリンタがある。
このカッティングヘッド付きインクジェットプリンタは、被処理物を搬送するベルトコンベアを有し、ベルトコンベア上で被処理物の印刷および切断が行われる。
上記したような従来のベルトコンベアを備えたカッティングヘッド付きインクジェットプリンタにおいては、ベルトコンベアがゴムなどの材質により形成され、昇降可能に構成されている。
そして、ベルトコンベア上に被処理物を載置し、被処理物の上方側に配置されるインクジェットヘッドにより印刷が行われ、また、被処理物の上方側に配置されるカッティングヘッドにより切断が行われるものである。
ここで、切断を行う場合、カッティングヘッドに設けられたカッターによって被処理物の切断が行われるが、切断の際にカッターの刃先がベルトコンベアの材質を傷つけることにより、ベルトコンベアの面が均一でなくなるため、精度よく被処理物を切断することができないという問題点があった。
また、被処理物の切断は、所定の面積で分割されたブロックごとに被処理物を切断するものであるが、各ブロックの切断が連続して行われると、被処理物とカッティングヘッドとの間の距離についてずれが生じるおそれがあり、精度よく被処理物を切断することができないという問題点があった。
特許第4874531号公報
本発明は、従来の技術の有する上記したような種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、精度よく被処理物を切断することが可能なカッティングヘッド付きインクジェットプリンタを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明によるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタは、所定の強度を有する毛を所定の密度を有するように植毛された植毛部材を備えたベルトコンベアの当該植毛部材上に被処理物を載置するようにしたものである。
また、本発明によるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタは、被処理物の切断の際にブロックごとに被処理物とカッティングヘッドとの距離について調整を行うようにしたものである。
即ち、本発明は、第1の方向に沿って移動可能であり、被処理物上にインクを吐出して印刷を行うインクジェットヘッドと、上記第1の方向に移動可能であり、かつ、上記インクジェットヘッドに隣接して配置され、上記被処理物の切断を行うカッティングヘッドと、上記被処理物を載置して上記第1の方向と直交する方向である第2の方向に搬送可能かつ昇降自在な無端状のベルトコンベアと、上記ベルトコンベアの上記被処理物を搬送する面の下方側に配設され、上記被処理物を上記被処理物の下方側から吸引する吸引手段とを有するカッティングヘッド付きインクジェットプリンタにおいて、上記ベルトコンベアは、通気性を備え、かつ、少なくとも上記被処理物を載置する部分を金属材料より形成された無端状のベルトと、通気性を備える材料により構成された基部と、上記基部に通気性を備えるように所定の強度を有する毛を所定の密度で植毛された植毛部とを有し、上記基部が上記ベルトの表面に固着された植毛部材とを有すようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記カッティングヘッドにより被処理物の切断を行う前に、上記被処理物の表面と上記カッティングヘッドとの距離を測定し、上記距離が切断可能な距離であるか否かを判断し、上記距離が切断可能な距離の場合には上記被処理物の切断を行い、また、上記距離が切断可能な距離でない場合には、上記距離が切断可能な距離となるように上記ベルトコンベアを昇降させて上記被処理物の表面と上記カッティングヘッドとの距離を調節してから上記被処理物の切断を行うようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記ベルトは、全周をスチールより形成され、上記植毛部材は、上記ベルトの外周面上の全周に配設されるようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、精度よく被処理物を切断することができるという優れた効果を奏する。
図1は、本発明によるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタの実施の形態の一例を示した概略構成説明図である。 図2は、図1に示すII−II線によるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタの断面形状を示した概略構成断面説明図である。 図3は、本発明によるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタの要部を拡大した概略構成説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタの実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明によるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタの概略構成説明図を示している。
なお、「発明を実施するための形態」の項においては、「カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ」を、単に「インクジェットプリンタ」と適宜に称することとする。
図1に示すカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ10は、所謂、フラットベッドタイプのインクジェットプリンタであり、インクジェットヘッドとともにカッティングヘッドを搭載してカッティング機能を備えている。
インクジェットプリンタ10は、下部ベース12と、下部ベース12に支持され第1の方向(主走査方向)に延長して配設された固定系の上フレーム14と、上フレーム14の左右両端で上フレーム14を支持する側方部材16Lおよび側方部材16Rと、上フレーム14の前方側における壁面14aに主走査方向に延長して配設された直動レール18と、直動レール18に摺動自在に配設されるカッティング機能を有するカッティングヘッド20と、カッティングヘッド20と隣接して直動レール18上に摺動自在に配設される印刷機能を有するインクジェットヘッド22と、カッティングヘッド20およびインクジェットヘッド22の下方側の領域に配置されて印刷対象物ならびに切断対象物となる被処理物24を載置して主走査方向と直交する第2の方向(副走査方向)に搬送する無端状のベルトコンベア26と、ベルトコンベア26を昇降可能に支持するベルトコンベア支持フレーム28と、下部ベース12とベルトコンベア支持フレーム28との間に配設されてベルトコンベア支持フレーム28を昇降可能に支持する4本のガイド棒30と、ベルトコンベア26が巻回されてベルトコンベア26上に載置される被処理物24の搬送を可能にする駆動プーリ32aおよび従動プーリ32bと、ベルトコンベア26内に配設されて被処理物24の下方側から被処理物24を吸引するために設けられる吸気箱36と、吸気箱36より吸気ダクト38を介して吸気を行う排気ブロワ40と、インクジェットプリンタ10の全体の動作を制御する制御装置42とにより構成される。
なお、ベルトコンベア26を支持する駆動プーリ32aは、図示しない駆動源により駆動される。
また、ベルトコンベア支持フレーム28は、一対の側面部28aおよび側面部28bと、底面部28cとにより構成され、側面部28aおよび側面部28bは、副走査方向に沿ってベルトコンベア26の両側にそれぞれ配置される。
そして、駆動プーリ32aおよび従動プーリ32bは、それぞれの端部をベルトコンベア支持フレーム28の側面部28aおよび側面部28bの内面側にそれぞれの端部を回転自在に配置される。
直動レール18に配設されるカッティングヘッド20とインクジェットヘッド22は互いに隣接して配設され、それぞれが有するマグネット20aとマグネット22aとにより着脱可能に構成されている。
これにより、カッティングヘッド20とインクジェットヘッド22とは動作をともにすることが可能であり、また、インクジェットヘッド22による印刷終了後は、カッティングヘッド20とインクジェットヘッド22との連結を解除し、インクジェットヘッド22のみを図示しない待機位置に移動させて、カッティングヘッド20のみを摺動させて被処理物24の切断作業を行うことが可能である。
また、インクジェットヘッド22は、インクジェットヘッド22の副走査方向における前方側の面に、被処理物24とインクジェットヘッド22との距離を検出するインクジェットヘッドセンサー22cを有する。
カッティングヘッド20の前方側の面には、被処理物24の切断を行うカッター20bおよびカッティングヘッド20と被処理物24との間の距離を検出するカッティングヘッドセンサー20cが配置される。
なお、カッティングヘッド20は、タンジェンシャルカットヘッドであり、カッター20bはNTカッター(登録商標)刃を用いる。
カッター20bは、上下動可能であり、こうした上下動の動作は、カッティングヘッド20に搭載される図示しないソレノイドにより行われる。
ベルトコンベア26は、カッター20bにより切断されるおそれがないスチールなどの金属材料よりなる無端状のベルト26aと、ベルト26aの外周面を覆うように配設された植毛部材34とを有する。なお、植毛部材34は、ベルト26aの表面に固着されている。
ベルト26aは、回転軸方向が主走査方向に平行に配設された駆動プーリ32aおよび従動プーリ32bに巻き回されている。
また、ベルト26aは、駆動プーリ32aと従動プーリ32bとの間に配置された吸気箱36を介して吸引される空気が通気可能であるように、その外周面と内周面とを貫通して穿設された複数の孔26aaを備えている。孔26aaは、ベルト26aの全面にわたり所定の間隔で穿設されている。
なお、本実施の形態においては、ベルト26aの全周を金属材料より構成したが、これに限られず、被処理物24を載置する部分のみを金属材料により構成するようにしてもよい。即ち、被処理物24の切断の際に傷つくおそれがある領域のみを金属材料により構成するようにしてもよい。
植毛部材34は、通気性を有する素材により形成されてベルト26a全周を巻回するよう構成された基部34aと、基部34aに所定の強度を有する毛を所定の密度で植えられて通気性を有するように構成された植毛部34bとを有し、植毛部材34の表面に被処理物24を載置可能とされている。
なお、植毛部材34の基部34aは、ベルト26aと同様に吸気箱36に吸引される空気を通気可能である。
即ち、被処理物24は植毛部材34上において高さ方向における下方側へ吸引され、吸引によって植毛部材34上に安定して配置されることとなり、ベルトコンベア26の動作に合わせて副走査方向に沿って搬送しながら印刷および切断の処理が行われる。
ここで、基部34aを形成する材料としては、布などの織物のほかに不織布や化学繊維などの樹脂などが挙げられる。
また、植毛部34bを形成する材料としては、化学繊維などの樹脂や動物の毛などが挙げられる。
具体的には、例えば、面ファスナーのような構造体を植毛部材34として用いることが可能である。
吸気箱36は、箱状体であり、その上面には、複数の通気孔36aを有し、内部空間36bにある連結孔36cに連結される吸気ダクト38を介して、排気ブロワ40により内部空間36bの空気の吸引が行われる。
また、ベルトコンベア支持フレーム28を昇降可能にする昇降機構44は、ベルトコンベア支持フレーム28の底面部28cの下方側の下部ベース12上に配設され、底面部28cの中央領域に穿設された孔28dにその一部を挿通して配設される。
ベルトコンベア支持フレーム28の昇降の際は、4本のガイド棒30がガイドとなり、4本のガイド棒30に沿って昇降する。
なお、カッティングヘッド20、インクジェットヘッド22ならびに昇降機構44などのような、ベルトコンベア26ならびにカッティングヘッドセンサー20c以外の構成および動作に関する詳細な説明は、特許第4874531号公報などに記載された従来より公知の技術を適用できるため、その詳細な説明は省略する。
以上の構成において、インクジェットプリンタ10によって被処理物24に対して印刷および切断が行われるが、まず、インクジェットプリンタ10を用いて被処理物24に対して印刷処理を行う場合について説明する。
印刷処理の際は、1パス毎にインクジェットヘッドセンサー22cによってインクジェットヘッド22と被処理物24との間の高さを測定し、高さを調節する場合には、ベルトコンベア26を昇降させる。
より詳細には、被処理物24をベルトコンベア26上に載置し、ベルトコンベア26を搬送して被処理物24を原点位置に合わせる。
次に、インクジェットヘッドセンサー22cによりベルトコンベア26上の被処理物24の高さを測定し、測定された被処理物24の高さと基準値との比較を行う。
ここで、基準値とは、被処理物24の表面位置とインクジェットヘッド22との間の距離について予め設定された値であり、被処理物24とインクジェットヘッド22との距離が基準値の範囲内であれば、被処理物24とインクジェットヘッド22との距離が印刷可能な距離であると判断され、また、被処理物24とインクジェットヘッド22との距離が基準値の範囲外であれば、被処理物24とインクジェットヘッド22との距離が印刷可能な距離ではないと判断される。
基準値の範囲内であった場合には、そのまま最初の1パス分の印刷を行い、基準値の範囲外であった場合には、昇降機構44によってベルトコンベア26の高さを調節して、被処理物24とインクジェットヘッド22との距離が基準値の範囲内となるようにしたのちに最初の1パス分の印刷を行う。
最初の1パス分の印刷が終了後は、上記と同様にしてすべてのパス分の印刷処理を繰り返し行い、印刷を終了する。
次に、インクジェットプリンタ10を用いて被処理物24に対して切断処理を行う場合について説明する。
切断処理の際は、所定の1ブロック毎にカッティングヘッドセンサー20cによってカッティングヘッド20と被処理物24との間の高さを測定し、高さを調節する場合には、ベルトコンベア26を昇降させる。
即ち、被処理物24の切断作業はブロックごとに行われるものであり、被処理物24を所定の面積ごとの複数の領域に分割し、分割した各領域を1ブロックとする。
そして、被処理物24の切断処理に際しては、1ブロックの範囲内に存在する切断箇所についてカッター20bによる切断が行われる。
即ち、一つのブロック内に存在するすべての切断箇所について切断処理を行い、当該一つのブロックについて切断処理が終了したら、次のブロックに移動し、当該ブロック内のすべての切断箇所について切断処理を行い、被処理物24が有するすべてのブロックについて切断処理を行うものである。
より詳細には、被処理物24をベルトコンベア26上に載置し、ベルトコンベア26を搬送して被処理物24を原点位置に合わせる。
次に、カッティングヘッドセンサー20cによりベルトコンベア26上の被処理物24の高さを測定し、測定された被処理物24の高さと基準値との比較を行う。
ここで、基準値とは、被処理物24の表面位置とカッティングヘッド20との間の距離について予め設定された値であり、被処理物24とカッティングヘッド20との距離が基準値の範囲内であれば、被処理物24とカッティングヘッド20との距離が切断に適した距離であると判断され、また、被処理物24とカッティングヘッド20との距離が基準値の範囲外であれば、被処理物24とカッティングヘッド20との距離が切断に適した距離はないと判断される。
基準値の範囲内であった場合には、そのまま最初のブロック分の切断を行い、基準値の範囲外であった場合には、昇降機構44によってベルトコンベア26の高さを調節して、被処理物24とカッティングヘッド20との距離が基準値の範囲内となるようにしたのちに最初の1ブロック分の切断を行う。
1ブロックごとに基準値を確認するため、直前の切断処理の際に生じた被処理物24のずれを次の切断処理の際に持ち越すおそれがない。
ここで、カッター20bにより被処理物24が切断される際には、カッター20bは被処理物24を貫通し、その先端は、ベルト26aの外周面を巻回する植毛部材34の植毛部34bに到達する。
植毛部34bは、植毛が密集し、かつ、植毛は所定の強度を有しているため、カッター20bが植毛部材34に到達した場合、カッター20bの先端が触れる部分の植毛はカッター20bをよけることとなる。
即ち、カッター20bの先端は、植毛部34bの植毛と植毛との間に入り込むこととなり、植毛部34bおよびベルト26aを傷つけることなく切断処理が行われる(図3を参照する。)。
最初の1ブロック分の切断が終了後は、上記と同様にしてすべてのブロック分の切断処理を繰り返し行い、切断処理を終了する。
以上において説明したように、本発明によるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ10は、ベルトコンベア26が、ベルト26aの外周面上に、所定の密度で、かつ、所定の強度を有する植毛を有して構成される植毛部材34を配置するようにした。
また、本発明によるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ10は、被処理物24の切断処理の際に、切断処理を行うごとに被処理物24とカッティングヘッド20との距離を測定し、ベルトコンベア26の高さ位置の調節を行うようにした。
これにより、精度よく被処理物24の切断を行うことが可能となる。
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(3)に示すように変形することができる。
(1)上記した実施の形態においては、植毛部材34をベルト26aの外周面上の全周を覆うように配置するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、被処理物24が載置される部分などのベルト26a上の一部分のみに配置するようにしてもよい。
(2)上記した実施の形態においては、切断処理の際にカッティングセンサー20cによりカッティングヘッド20と被処理物24との距離を測定し、ベルトコンベア26の高さを調節して切断処理に基準値にするようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、カッター20bの高さを調節して切断処理に適した距離にするようにしてもよい。
(3)上記した実施の形態ならびに上記した(1)および(2)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、被処理物を所望の形状に切断する際に利用できる。
10 インクジェットプリンタ、12 下部ベース、14 上フレーム、16R、16L 側方部材、18 直動レール、20 カッティングヘッド、20b カッター、22 インクジェットヘッド、24 被処理物、26 ベルトコンベア、28 ベルトコンベア支持フレーム、30a、30b、30c、30d ガイド棒、32a 駆動プーリ、32b 従動プーリ、34 植毛部材、36 吸気箱、38 吸気ダクト、40 排気ブロワ、42 制御装置、44 昇降機構

Claims (1)

  1. 第1の方向に沿って移動可能であり、被処理物上にインクを吐出して印刷を行うインクジェットヘッドと、
    前記第1の方向に移動可能であり、かつ、前記インクジェットヘッドに隣接して配置され、前記被処理物の切断を行うカッティングヘッドと、
    前記カッティングヘッドに配置され、前記カッティングヘッドと前記被処理物との間の距離を検出するカッティングヘッドセンサーと、
    前記被処理物を載置して前記第1の方向と直交する方向である第2の方向に搬送可能かつ昇降自在な無端状のベルトコンベアと、
    前記ベルトコンベアの前記被処理物を搬送する面の下方側に配設され、前記被処理物を前記被処理物の下方側から吸引する吸引手段と
    を有するカッティングヘッド付きインクジェットプリンタであって、
    前記ベルトコンベアは、
    通気性を備え、かつ、全周をスチールにより形成された無端状のベルトと、
    通気性を備える材料により構成された基部と、前記基部に通気性を備えるように所定の強度を有する毛を所定の密度で植毛された植毛部とを有し、前記基部が前記ベルトの外周面上の全周に配設された植毛部材と
    を有し、
    前記カッティングヘッドにより前記被処理物の切断を行う際は、前記被処理物を所定の面積毎の複数のブロックに分割し、前記分割した全てのブロックについて1ブロック毎に、前記カッティングヘッドセンサーによって前記被処理物の表面と前記カッティングヘッドとの距離を測定して、前記距離が切断可能な距離であるか否かを判断し、前記距離が切断可能な距離の場合には前記1ブロックの範囲内に存在する切断箇所について前記被処理物の切断を行い、前記距離が切断可能な距離でない場合には、前記距離が切断可能な距離となるように前記ベルトコンベアを昇降させて前記被処理物の表面と前記カッティングヘッドとの距離を調節してから、前記1ブロックの範囲内に存在する切断箇所について前記被処理物を切断する処理を行う
    ことを特徴とするカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ。
JP2015117984A 2015-06-11 2015-06-11 カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ Active JP6530247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015117984A JP6530247B2 (ja) 2015-06-11 2015-06-11 カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015117984A JP6530247B2 (ja) 2015-06-11 2015-06-11 カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017001299A JP2017001299A (ja) 2017-01-05
JP6530247B2 true JP6530247B2 (ja) 2019-06-12

Family

ID=57753277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015117984A Active JP6530247B2 (ja) 2015-06-11 2015-06-11 カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6530247B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2175237B (en) * 1985-05-22 1988-07-27 Gerber Scient Inc Apparatus and method for supporting and working on sheet material
JP2004136562A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Alps Electric Co Ltd 熱転写式プリンタ
JP4874531B2 (ja) * 2004-07-07 2012-02-15 ローランドディー.ジー.株式会社 カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017001299A (ja) 2017-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2546060B1 (en) Inkjet recording apparatus
JP2009056377A (ja) 印刷装置
JP2017109839A (ja) シート材供給装置
US20150258818A1 (en) Recording apparatus
FI95684C (fi) Menetelmä ja laite materiaalirainan, erityisesti paperirainan alkupään johtamiseksi alhaalta rullauskoneen telalle
KR20150103625A (ko) 슬리터 라인의 루프량 흡수장치
JP5843061B2 (ja) インクジェット捺染装置
JP6530247B2 (ja) カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ
JP2016113272A (ja) ワーク供給装置
JP5061323B2 (ja) シート材の裁断方法及び裁断装置
JP4245027B2 (ja) 昇降装置
KR20170040444A (ko) 소재 로딩장치
JP5243367B2 (ja) スクリーン印刷機におけるバキュームベルト搬送方法とその搬送装置
JP2017193136A (ja) インクジェット印刷装置および位置調整方法
KR20140144236A (ko) 반송 장치
JP2005014343A (ja) インクジェットプリンタ
EP3362388B1 (en) Arrangement and method for handling paper elements
KR20110131011A (ko) 스크린 프린터의 클리닝 장치 및 이를 구비하는 스크린 프린터
JP2019198967A (ja) 画像形成装置
CN204324482U (zh) 向裁断机的开匹搬入装置
JP2019072789A (ja) 延反機
KR101761559B1 (ko) 트윈 테이블을 구비한 스크린 인쇄장치
JP4757777B2 (ja) 裁断機
JP4874531B2 (ja) カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ
JP2012111616A (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6530247

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250