JP6529522B2 - 応力制御ブラシ - Google Patents

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Description

本開示は、ブラシ、より具体的には、応力制御ブラシに関する。
良好な歯磨きの習慣は、人々が口内衛生を維持することを助け、歯が虫歯になることを回避することを助ける。口内衛生を保つために、人々は、虫歯になることを防止することを望んで毎日自分の歯を強い力で磨く。しかしながら、あるレポートによれば、研究者は、歯を余りにも激しく磨くと、歯と歯茎の表面が傷つけられ、虫歯や歯周病のリスクを増すことになると指摘している。
国際特許出願第01/21035号は、過剰な歯磨き力を自動的に解除することができる歯ブラシを開示している。上記ブラシのヘッドは、ハンドルに対して軸支され、且つ平らな弾性プレートの二つの互いに反対側の端は、夫々、ブラシヘッドとハンドルを接続し、それによって、ブラシヘッドとハンドルとの間の角度は、固定値である。磨き力が所定の力の値を越えると、弾性プレートが曲げられ且つ変形され、それによって、ブラシヘッドとハンドルとの間の角度は大きく変化する。その力が平らな弾性プレートを有する歯ブラシに連続的に印加されると、ブラシヘッドとハンドルとの間の角度はより大きく変化し、それによって、歯ブラシが通常の歯ブラシ機能を維持できず、従って、過剰な磨き力によって引き起こされる歯と歯茎に対する傷つけを回避できる。
米国特許第6,327,734号は、歯に印加された力が臨界値を越えたことをユーザに気付かせる歯ブラシのための感知システム及び信号送出システムを開示している。その歯ブラシは、ブラシヘッド部材と潰れることができ且つ回復できるドーム部材を含む。ブラシヘッド部材は、ブラシヘッド部材の背面から離れるように延在し且つドーム部材の表面に接触状態にある衝撃要素を含む。ブラシヘッド部材がユーザの歯に応力を印加すると、ブラシヘッド部材は、衝撃部材によって、歯ブラシに向かって移動され且つその応力をドーム部材へ転送する。過剰な力がユーザによって歯に抗して歯ブラシヘッドに印加されると、ドーム部材は潰されて、それによって、ブラシヘッドが歯ブラシに向かって移動されてユーザに気付かせる。過剰な力がなくされると、ドーム部材は、元の形状に回復し、元の位置に戻るようにブラシヘッド部材を押圧する。
台湾実用新案登録第M492666号は応力制御ブラシを開示しており、この応力制御ブラシは、磨き力が予め定められた力の値を越えていることをユーザに気付かせるために弾性プレートからのフィードバックを使用する。応力制御ブラシでは、弾性プレートは、ブラシヘッドとハンドルを接続する。磨き力が予め定められた力の値を越えると、弾性プレートは潰れた湾曲状態にあり、且つブラシヘッドとハンドルとの間の角度が大きく変化し、それによって、応力制御ブラシが通常の歯ブラシ機能を維持できず、従って、過剰な磨き力によって引き起こされる歯と歯茎に対する傷つけを回避できる。ブラシヘッドは制限部を有し、且つハンドルは制限部を有する。弾性プレートが潰れた湾曲状態にある時に、ブラシヘッドとハンドルの制限部同士が弾性プレートの屈曲を制限するように互いに当接する。
上記の歯ブラシは、歯磨き中に歯に印加される応力が歯と歯茎を傷つけるか否かをユーザに知らせることができるが、ユーザが上記の歯ブラシを使用する場合に、幾つかの課題が存在する。国際特許出願第01/21035号で開示された歯ブラシは、応力が予め決定された値を超過すると、ブラシヘッドとハンドルとの間の角度が大きく変化し且つ一時的に使用不能になり、場合によっては、使用不能になるように塑性変形を生じる、更に、歯ブラシの変形を生じるあらかじめ定められた力と、ユーザが歯を磨いている時に歯ブラシの変形を生じる実際の引き金作用は、いつも異なっているという課題を有する。ユーザが、歯同士間の残留物のような特に歯の汚れた部分を清掃することを望む場合、この歯ブラシは、より強い力ではユーザのブラシに対する要求を満足できない可能性がある。
米国特許第6,327,734号に開示された歯ブラシは、複雑な構造及び力伝達と組立のメカニズムを有する。歯ブラシが使用されている時に、複雑な構造とブラシの変形の引き金作用を引き起こす僅かな隙間はいつも異なっている可能性があり、且つ残留物と汚れは、清掃されにくく且つ乾燥状態を保ちにくいブラシヘッドの内側に容易に保たれる。環境が過剰に湿っぽく且つ残留物と汚れがブラシヘッドに保たれ、それによって、このブラシが容易に不衛生になる時に、バクテリアが顕著に成長し、その結果、感染症の可能性を増すことになる。
台湾実用特許第M492666号に開示された応力制御ブラシは、応力制御ブラシが使用されている時に僅かな湾曲状態と潰れた湾曲状態を有する弾性プレートを有する。僅かな湾曲状態の弾性プレートの弾性係数と潰れた湾曲状態の弾性プレートの弾性係数との間の差は小さく、且つ幾人かのユーザは、応力制御ブラシを使用している時に弾性プレートによって発生される力のフィードバックを感じることができない可能性がある。
本開示は、従来の歯ブラシによって生じ、臨界力よりも大きな力によって引き起こされる幾つかの課題を解決するための応力制御ブラシを提供する。これらの課題は、例えば、あらかじめ定められた臨界力からの実際の臨界力の逸脱が大き過ぎることであり、機能しなくなることさえある。
上記目的を達成するために、本開示の実施形態は、ハンドル、ブラシヘッド、及びフィードバックコンポーネントを含む応力制御ブラシを提供する。ブラシヘッドは、ハンドルに軸支され、且つブラシヘッドは、ある角度範囲でハンドルに対して旋回可能である。フィードバックコンポーネントは、ハンドルとブラシヘッドとの間に設けられる。フィードバックコンポーネントは、弾性的であり、且つ突出される状態と機能停止の沈下状態を有する。フィードバックコンポーネントは、ブラシヘッドがハンドルに対して旋回された時に、ブラシヘッドによって押圧されて、機能停止の沈下状態になり、且つフィードバックコンポーネントによってフィードバックが提供される。
本開示の技術的な効果は、本開示のブラシで歯を磨いている時に、歯と歯茎を傷つける力をユーザが印加すると、その力は、ブラシが大きく変形されてフィードバックをユーザに提供してユーザに歯と歯茎を傷つける力で歯を磨いていることを気付かせるように、フィードバックコンポーネントが機能停止の沈下状態にさせられ且つ大きく変形される。
以下では、本開示に対する制限ではない図面と特定の実施形態で本開示の詳細な記載がなされる。
本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシの概略図である。 本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシの分解図である。 本開示の第1の実施形態における第1のタイプのフィードバックコンポーネントの概略図である。 本開示の第1の実施形態における第1のタイプのフィードバックコンポーネントの側面図である。 本開示の第1の実施形態における第1のタイプのフィードバックコンポーネントの力‐変位曲線の概略図である。 本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシの断面図である。 本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシの断面図である。 本開示の第1の実施形態における第2のタイプのフィードバックコンポーネントの概略図である。 本開示の第1の実施形態における第2のタイプのフィードバックコンポーネントの側面図である。 本開示の第1の実施形態における第2のタイプのフィードバックコンポーネントの力‐変位曲線の概略図である。 本開示の第2の実施形態における応力制御ブラシの概略図である。 本開示の第2の実施形態における応力制御ブラシの分解図である。 本開示の第2の実施形態における応力制御ブラシの断面図である。 本開示の第3の実施形態における応力制御ブラシの断面図である。 本開示の第4の実施形態から第6の実施形態における応力制御ブラシの概略図である。 本開示の第4の実施形態から第6の実施形態における応力制御ブラシの概略図である。 本開示の第4の実施形態から第6の実施形態における応力制御ブラシの概略図である。
以下では、本開示の構造と作動原理について具体的記述が図面と共に示される。
図1乃至図3Cを参照。図1は、本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシの概略図である。図2は、本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシの分解図である。図3Aは、本開示の第1の実施形態における第1のタイプのフィードバックコンポーネントの概略図である。図3Bは、本開示の第1の実施形態における第1のタイプのフィードバックコンポーネントの側面図である。図3Cは、本開示の第1の実施形態における第1のタイプのフィードバックコンポーネントの力‐変位曲線の概略図である。
本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシ100は、ブラシヘッド110、フィードバックコンポーネント120、ハンドル130、及び旋回コンポーネント140を含む。ブラシヘッド110は、毛座111、複数の毛束112、第1の制限部113、第1の押圧部114、及び二つの第1の旋回部115を含む。毛座111は、互いに反対側の前面1111と背面1112と、前面1111と背面1112との間に位置する二つの側面1113を有する。複数の毛束112は、前面1111に設けられる。毛座111の背面1111は、ユーザが舌を清掃するための舌清掃部(図面に示されず)を更に有していてもよい。
第1の制限部113は、背面1112に位置され且つ毛座111から離れる方向に向かって延在する。第1の押圧部114は、例えば、ピラーであり、且つ第1の押圧部114は毛座111の前面に位置され、且つ毛座111から離れる方向に向かって延在する。
本開示の第1の実施形態では、第1の制限部113の延在方向と第1の押圧部114の延在方向は互いに対して平行であるが、本開示はそれに制限されない。本開示の他の実施形態では、第1の制限部の延在方向と第1の押圧部の延在方向は、ゼロではない角度を形成する。二つの第1の旋回部115は、夫々、二つの側面1113に位置され、二つの第1の旋回部115同士間に距離がある。第1の制限部113、第1の押圧部114、及び二つの第1の旋回部115は、共に収容空間116を形成する。
本開示の第1の実施形態では、毛座111、毛束112、第1の制限部113、第1の押圧部114、及び第1の旋回部115はポリマーでできており、且つ毛座111、第1の制限部113、第1の押圧部114、及び二つの第1の旋回部115は一体的に形成されるが、本開示はそれに制限されない。本開示の他の実施形態では、毛座、第1の制限部、第1の押圧部、及び二つの第1の旋回部は、組立てによって形成されてもよく又は一体物であってもよい。
図3A乃至図3Cを参照すると、フィードバックコンポーネント120は、例えば、突起121、側部122、及び三つの支持部123を含む弾性プレートである。突起121は、第1の突起部1211と第2の突起部1212を含む。第2の突起部1212は、第1の突起部1211の表面から突出し、第1の突起部1211と第2の突起部1212は、同じ突出方向を有する。側部122は、第1の突起部1211の縁を囲み、それによって、フィードバックコンポーネント120がディスク構造を有し、従って、フィードバックコンポーネント120は剛性体構造と類似する高い弾性係数を有し、それによって、第1の突起部1211が沈下変形を発生すると、突然の撓み移動のような重要なフィードバックを提供できる。三つの支持部123は側部122に位置され、且つ三つの支持部123は、第1の突起部1211と第2の突起部1212の突出方向とは反対の突出方向を有する。本開示の第1の実施形態では、側部122は第1の突起部1211を囲むが、本開示はこれに限定されない。本開示の他の実施形態では、第1の突起部の縁の一部は、側部に囲まれなくてもよい。本開示の第1の実施形態では、支持部123の数は三つであるが、本開示はこれに限定されない。本開示の他の実施形態では、支持部の数は、三つ未満でもよいし三つを越えてもよい。
第1の突起部1211は弾性的であり、且つ突出状態と沈下状態を有し、それによって、フィードバックコンポーネント120が突出状態と機能停止の沈下状態を有する。フィードバックコンポーネント120が突出状態にある時に、支持部123が位置される平面Aに向かって第2の突起部1212が移動する垂直距離は、Dである。第1の突起部1211(第2の突起部1212に近い側)に印加される力が臨界弾性力よりも小さく、且つ第1の突起部1211の変形が依然として弾性制限内にある場合、第1の突起部1211は突出状態から沈下状態に弾性的に変形され、それによって、移動距離Dが増加される。第1の突起部1211に印加される力が除去されると、第1の突起部1211の弾性力は、第1の突起部1211を沈下状態から突出状態に戻すように第1の突起部1211を転換する。その結果、臨界弾性力よりも大きな力が第2の突起部1212に印加されると、第1の突起部1211から突出する第2の突起部1212は、第1の突起部1211を突出状態から沈下状態に転換し、それによって、突出状態のフィードバックコンポーネント120が機能停止の沈下状態に転換され、且つ移動距離Dが大きく増加される。
ハンドル130は、グリップ131、第2の制限部132、第3の制限部133、第2の押圧部134、及び第2の旋回部135を含む。グリップ131は、互いに対して反対側の前面1311と背面1312、及び互いに対して反対側で且つ前面1311と背面1312との間に位置されるグリップ131の二つの側面1313を有する。第2の制限部132は、グリップ131の背面1312に位置される。第3の制限部133は、グリップ131の前面1311に位置される。第2の旋回部135は、グリップ131と第2の押圧部134を接続する。本開示の第1の実施形態では、第2の押圧部134はピラーであるが、本開示はこれに限定されない。グリップ131の前面1311に近接する第2の押圧部134は、凹部1341を有する。凹部1341は、底面13411を有する。本開示の第1の実施形態では、グリップ131、第2の制限部132、第3の制限部133、第2の押圧部134、及び第2の旋回部135はポリマーでできており、且つグリップ131、第2の制限部132、第3の制限部133、第2の押圧部134、及び第2の旋回部135は一体的に形成されるが、本開示はこれに限定されない。本開示の他の実施形態では、グリップ、第2の制限部、第3の制限部、第2の押圧部、及び第2の旋回部は、組立てによって形成されてもよく又は一体物であってもよい。
ハンドル130の第2の押圧部134と第2の旋回部135は、ブラシヘッド110の収容空間116内に位置される。グリップ131の前面1311と前面1111は、同じ方向を向く。ハンドル130の第2の旋回部135は、旋回コンポーネント140を介してブラシヘッド110の二つの第1の旋回部115に対して軸支され、それによって、ブラシヘッド110がハンドル130に対して旋回されることができる。その結果、収容空間116内に位置する第2の押圧部134は、相対的に、第1の押圧部114に近づく又はそれから離れることができる。フィードバックコンポーネント120は、凹部1341内に位置される。フィードバックコンポーネント120の支持部123は凹部1341の底面13411と接触しており、それによって、第1の突起部1211が底面13411からの距離を保つ。フィードバックコンポーネント120の第1の突起部1211と第2の突起部1212は、底面13411から離れる方向に突出し、第2の突起部1212は、収容空間116に面する第1の押圧部114の側部と接触している。
ブラシヘッド110がハンドル130に対して旋回し、それによって、第1の押圧部114と第2の押圧部134との間の距離が変化すると、第1の押圧部114は、第2の突起部1212を押圧し且つ第1の突起部1211に沈下変形を更に発生させる。臨界力を超える力が第1の突起部1211に印加されると、第1の突起部1211は沈下変形を発生し、それによって、フィードバックコンポーネント120が機能停止の沈下状態になる。第1の突起部1211から突出する第2の突起部1212の設計によって、第1の押圧部114は、力を第2の突起部に連続的に印加し、そのことは、押圧されている第1の突起部1211の位置が一定であり、それによって、いつもフィードバックコンポーネント120の第1の突起部1211の沈下変形を引き起こす臨界弾性力が一定値に近く、従って、応力制御ブラシ100の応力制御効果が向上する。
第1の制限部113は、毛座111からハンドル130の第2の制限部132に向かって延在している。第1の押圧部114は、毛座111からハンドル130の第3の制限部133に向かって延在している。本開示の第1の実施形態では、第1の制限部113と第1の押圧部114はピラーであり、夫々、ブラシヘッド110から第2の制限部132と第3の制限部133に向かって延在している。第2の制限部132と第3の制限部133はハンドル130の表面であるが、本開示はそれに限定されない。本開示の他の実施形態では、第2の制限部と第3の制限部は、ハンドルの表面から突出する停止ブロックである。
図4Aと図4Bを参照。図4Aと図4Bは、本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシの断面図である。図4Aに示されるように、応力制御ブラシ100が非使用状態にある時に、ブラシヘッド110は外力を受けず、フィードバックコンポーネント120は突出状態にある。突起121の第1の突起部1211は突出状態にあり、それによって、第2の突起部1212が第1の押圧部114と接触状態にある。この時、第1の制限部113は第2の制限部132からの距離を保ち、且つ第1の押圧部114と第3の制限部133は互いに対して押圧される。図4Bに示されるように、ユーザが歯を磨いている時に、歯は、毛座111上の複数の毛束の中心位置に対して反力(第1の力F1)を印加し、それによって、第1の力F1が支点として旋回コンポーネント140を利用してハンドル130に対する印加力トルクを発生することが想定される。フィードバックコンポーネント120の第1の突起部1211の弾性力は、第2の突起部1212を介して第1の押圧部114に印加され、それによって、弾性力が支点として旋回コンポーネント140を用いてハンドル130に対する抵抗トルクを発生する。ユーザが歯を磨くために臨界力以下の磨き力を使用する時に、歯と歯茎は、過剰な磨き力によって傷つけられない。臨界力に等しい磨き力が使用される時、磨き力と等価のトルクを達成するフィードバックコンポーネント120の弾性力は、臨界弾性力である。
第1の力F1が臨界力以下である時に、フィードバックコンポーネント120に印加される力は、臨界弾性力以下である。フィードバックコンポーネント120が剛性体と同様の高い弾性係数を有するので、第1の突起部1211は、臨界弾性力以下の力を支える時に無視できる変形を発生する。この時、フィードバックコンポーネント120は、僅かに沈下状態になり、ブラシヘッド110はハンドル130に対して僅かに旋回し、且つ支持部123が位置される平面A(底面13411)に向かう第2の突起部1212の移動距離Dは、僅かに増加されるに過ぎない。フィードバックコンポーネント120の第1の突起部1211の弾性力によって発生される抵抗トルクは、第1の力F1によって発生される印加力トルクに等しい。
第1の力F1が臨界力よりも大きい時に、フィードバックコンポーネント120に印加される力は臨界弾性力よりも大きく、それによって、フィードバックコンポーネント120の第1の突起部1211の構造が潰れて大きな沈下弾性変形を発生する。この時に、フィードバックコンポーネント120は機能停止の沈下状態にあり、且つブラシヘッド110はハンドル130に対して大きく旋回され、支持部123が位置される平面A(底面13411)に向かう第2の突起部1212の移動距離Dは、大きく増加する。フィードバックコンポーネント120の第1の突起部1211の弾性力によって発生される抵抗トルクは、第1の力F1によって発生される印加力トルクよりも小さい。応力制御ブラシ100の大きな曲がりと変形によって、歯と歯茎を傷つける磨き力で歯を磨くことを停止することをユーザに気付かせるように、ユーザにフィードバックを発生させる。応力制御ブラシ100によって提供されるユーザへのフィードバックは、力のフィードバック、音のフィードバック、変形のフィードバック、又はそれらの組合せである。例えば、フィードバックコンポーネント120の第1の突起部1211の変形中に、力のフィードバックの突然の変化によって、ユーザは突然の撓み変形を感じさせられ、第1の突起部1211の変形は、気付かせるものとしてノイズ、第1の突起部1211の変形中等に曲げられた応力制御ブラシ100を連続的に使用することの不便さを発生する。
ユーザが舌を清浄にする為に応力制御ブラシ100の舌清浄部(図面には示さず)を使用する時、ブラシヘッド110は、第1の力F1とは反対の方向で第2の力を支え、且つフィードバックコンポーネント120は突出状態にあり、突起121の第1の突起部1211は突出状態にあり、それによって、第2の突起部1212が第1の押圧部114と接触状態にある。この時、第1の制限部113は第2の制限部132からの距離を保ち、且つ第1の押圧部114と第3の制限部133は互いに対して押圧される。
ハンドル130に対するブラシヘッド110の大きな旋回で、ブラシヘッド110の延長線とハンドル130の延長線の間の角度はαに達し、第2の制限部132に向かう延長方向を有する第1の制限部113は、ハンドル130に対してブラシヘッド110の旋回を停止するように、第2の制限部132を押圧し、且つ支持部123が位置される平面A(底面13411)に向かう第2の突起部1212の移動距離Dは、回復不能な塑性変形を発生する過剰な沈下変形からフィードバックコンポーネント120の第1の突起部1211を防止するように、これ以上増加されることができない。
加えて、第1の制限部113と第2の制限部132が互いに対して押圧される時に、ユーザは、応力制御ブラシ100が過剰に変形され且つ使用不能になる状態を生じることなく歯同士間の残留物のような特に歯の汚れた部分を清掃するために、ブラシヘッド110でより大きな力を印加できる。
加えて、フィードバックコンポーネント120の臨界弾性力は、面積、厚み、突起の湾曲、及び材料の差によって調節されることができる。本開示の第1の実施形態では、フィードバックコンポーネント120は鉄製であり、且つ突起121は円形状を有するが、本開示はこれに限定されない。本開示の他の実施形態では、突起は、楕円形、ボール形、又は矩形であってもよく、且つフィードバックコンポーネントは、高い弾性係数を有するポリマーと金属よりなる群から選択された材料で作られることができる。
本開示の第1の実施形態では、フィードバックコンポーネント120は第1のタイプのフィードバックコンポーネントであるが、本開示はこれに限定されない。本開示の他の実施形態では、フィードバックコンポーネントは、第2のタイプのフィードバックコンポーネント120´であることができる。図5A乃至図5Cを参照。図5Aは、本開示の第1の実施形態における第2のタイプのフィードバックコンポーネントの概略図である。図5Bは、本開示の第1の実施形態における第2のタイプのフィードバックコンポーネントの側面図である。図5Cは、本開示の第1の実施形態における第2のタイプのフィードバックコンポーネントの力‐変位曲線の概略図である。第2のタイプのフィードバックコンポーネント120´は、第1のタイプのフィードバックコンポーネント120に類似しており、第1のタイプのフィードバックコンポーネント120と第2のタイプのフィードバックコンポーネント120´との違いは、第2のタイプのフィードバックコンポーネント120´が三つの支持部124´を更に含むことである。三つの支持部124´の各々は、互いに対して反対側の第1の端1241´と第2の端1242´を有する。支持部124´の第1の端1241´の各々は、側部122´に接続される。支持部124´の第2の端1242´の各々は、第1の突起部1211´、第2の突起部1212´、及び側部122´から離れる方向に向かって延在される。第2の端1242´の延在方向は、第1の突起部1211´と第2の突起部1212´の突出方向の反対側である。支持部124´の各々は、弾性的であり、それによって、支持部124´の第2の端1242´が側部122´に近づく又はそれから離れるように移動されることができる。本開示の幾つかの実施形態では、支持部124´の数は、3つであるが、本開示は、これに限定されない。本開示の他の実施形態では、支持部の数は、一つ、二つ、又は三つを越えてもよい。本開示の幾つかの実施形態では、第2の端1242´の延在方向は、第1の突起部1211´と第2の突起部1212´の突出方向に対して反対側であるが、本開示は、これに限定されない。本開示の他の実施形態では、第2の端1242´の延在方向と、第1の突起部1211´と第2の突起部1212´の突出方向との間は鈍角である。
第1の突起部1211´の構造の影響によって、第1の突起部1211´の弾性係数は、支持部124´の各々の弾性係数及び全ての支持部124´の合計弾性係数よりも大きい。その結果、支持部124´の各々に印加されて弾性変形を発生する力は、第1の突起部1211´に印加されて弾性変形を発生する力よりも小さい。応力制御ブラシ100が使用されている時に、第2のタイプのフィードバックコンポーネント120´の第2の突起部1212´はその力で押圧され、変形を支持部124´の各々から開始し、支持部124´が位置される平面Bに向かう第2の突起部1212´の移動距離Dが増加する。支持部123´が平面Bに達すると、次は、第1の突起部1211´が変形を開始し、それによって、移動距離Dが連続的に増加する。
応力制御ブラシがブラシヘッド110とハンドル130によって組み立てられると、ブラシヘッド110の第1の押圧部114とハンドル130の凹部1341の底面13411との間の距離は、許容範囲を有する。ブラシヘッド110の第1の押圧部114とハンドル130の凹部1341の底面13411との間の距離の許容範囲の合計が、第2の突起部1212と支持部123が位置される平面Aとの間の垂直距離よりも大きい時に、第1のタイプのフィードバックコンポーネント120は、凹部1341内に移動して異音を発生できる。
対照的に、第2のタイプのフィードバックコンポーネント120´において、支持部124´は弾性的であり、側部122´に向かって又はそれから離れるように移動され、それによって、支持部124´が第1の押圧部114と凹部1341の底面13411との間の距離の許容範囲を満たすことができ、従って、第2のタイプのフィードバックコンポーネント120´の第2の突起部1212´と支持部124´は、夫々、凹部1341の底面13411と第1の押圧部114との接触状態を保つ。その結果、第2のタイプのフィードバックコンポーネント120´は凹部1341内に移動できず、異音が防止される。
加えて、本開示の第1の実施形態では、フィードバックコンポーネント120は第2の押圧部134の凹部1341内に位置されるが、本開示はこれに限定されない。本開示の一実施形態では、フィードバックコンポーネントは、互いに向かい合う第1の押圧部の表面と第2の押圧部の表面との間でクランプされる。
図6乃至図8を参照。図6は、本開示の第2の実施形態における応力制御ブラシの概略図である。図7は、本開示の第2の実施形態における応力制御ブラシの分解図である。図8は、本開示の第2の実施形態における応力制御ブラシの断面図である。本開示の第2の実施形態における応力制御ブラシは、本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシに類似しており、且つ第2の実施形態における応力制御ブラシと第1の実施形態における応力制御ブラシとの違いはここで説明され、且つそれらの同じ構造はここでは繰り返さない。
本開示の第2の実施形態における応力制御ブラシ200は、ブラシヘッド210、フィードバックコンポーネント220、ハンドル230及び旋回コンポーネント240を含む。ブラシヘッド210は、毛座211、複数の毛束212、二つの第1の制限部213、第1の押圧部214、及び二つの第1の旋回部215を含む。毛座211は、互いに対して反対側の前面2111と背面2112とし、互いに対して反対側にあり且つ前面2111と背面2112との間に位置される二つの側面2113を有する。複数の毛束212は、前面2111に位置される。二つの第1の制限部213は、夫々、二つの側面2113に近接する背面2112の二つの端に位置され、且つ二つの第1の制限部213は互いの間の距離を維持する。第1の押圧部214は、前面2111に位置される。背面2112と同じ方向に向く第1の押圧部214の側部は、凹部2141を有する。凹部2141は、底面21411を有する。二つの第1の旋回部215は二つの側面2113に夫々位置され、且つ二つの第1の旋回部215は互いとの距離を維持している。二つの第1の制限部213、第1の押圧部214、及び二つの第1の旋回部215は、共に収容空間216を形成する。本開示の第2の実施形態では、毛座211、毛束212、第1の制限部213、第1の押圧部214、及び第1の旋回部215はポリマーでできており、且つ毛座211、二つの第1の制限部213、第1の押圧部214、及び二つの第1の旋回部215は、一体的に形成されるが、本開示はこれに制限されない。本開示の他の実施形態では、毛座、二つの第1の制限部、第1の押圧部、及び二つの第1の旋回部は、組立てによって形成されてもよく又は一体物であってもよい。
ハンドル230は、グリップ231、二つの第2の制限部232、第3の制限部233、第2の押圧部234、及び第2の旋回部235を含む。グリップ231は、互いに対して反対側の前面2311と背面2312と、互いに対して反対側にあり且つ前面2311と背面2312との間に位置される二つの側面2313とを有する。二つの第2の制限部232は、グリップ231の二つの側面2313に近接するグリップ231の背面2312の二つの端に夫々位置される。第3の制限部233は、グリップ231の前面2311に位置される。第2の旋回部235は、グリップ231と第2の押圧部234を接続する。第2の押圧部234は、グリップ231から離れる方向に向かって延在する。本開示の第2の実施形態では、グリップ231、第2の制限部232、第3の制限部233、第2の押圧部234、及び第2の旋回部235はポリマーでできており、且つグリップ231、第2の制限部232、第3の制限部233、第2の押圧部234、及び第2の旋回部235は一体的に形成されるが、本開示はこれに限定されない。本開示の幾つかの実施形態では、グリップ、第2の制限部、第3の制限部、第2の押圧部、及び第2の旋回部は、組立てによって形成されてもよく又は一体物であってもよい。
フィードバックコンポーネント220は、第1の押圧部214の凹部2141内に位置される。フィードバックコンポーネント220の側部222に位置される支持部223は、凹部2141の底面21411と接触している。フィードバックコンポーネント220の第1の突起部2211と第2の突起部2212は、底面21411から離れる方向に向かって突出し、第1の押圧部214に向く第2の押圧部234の側部と接触している。
本開示の第2の実施形態では、二つの第1の制限部213と第1の押圧部214は、ブラシヘッド210から第2の制限部232と第3の制限部233に向かって夫々延在する二つのピラーである。二つの第2の制限部232と第3の制限部233はハンドル230の表面であるが、本開示はこれに限定されない。本開示の他の実施形態では、第2の制限部と第3の制限部は、ハンドルの表面から突出する停止ブロックである。
図9を参照。図9は、本開示の第3の実施形態における応力制御ブラシの断面図である。本開示の第3の実施形態における応力制御ブラシは、本開示の第1の実施形態における応力制御ブラシに類似するが、第3の実施形態における応力制御ブラシと第1の実施形態における応力制御ブラシの違いは、ブラシヘッドの押圧部と制限部の位置及びハンドルの押圧部と制限部が夫々交換可能である位置であり、それらの同じ構造はここでは繰り返さない。
本開示の第3の実施形態における応力制御ブラシ300は、ブラシヘッド310と、フィードバックコンポーネント320、ハンドル330、及び旋回コンポーネント340を含む。ブラシヘッド310は、毛座311、複数の毛束312、第1の制限部313、第2の制限部314、第1の押圧部315、及び第1の旋回部316を含む。ハンドル330は、グリップ331、第3の制限部332、第2の押圧部333、及び二つの第2の旋回部334を含む。第3の制限部332、第2の押圧部333、及び二つの第2の旋回部334は、共に収容空間335を形成する。
ブラシヘッド310の第1の押圧部315と第1の旋回部316は、ハンドル330の収容空間335内に位置される。ブラシヘッド310の第1の旋回部316は、旋回コンポーネント340を介してハンドル330の二つの第2の旋回部334同士間で軸支され、それによって、ブラシヘッド310がハンドル330に対して旋回可能である。その結果、収容空間335内に位置される第1の押圧部315は、第1の押圧部315と第2の押圧部333との間に位置されるフィードバックコンポーネント320に力を印加するように第2の押圧部333に近づく又はそれから離れるように移動できる。ブラシヘッド310が第1の臨界力よりも大きな第1の力F1を支える時に、フィードバックコンポーネント320は、臨界弾性力よりも大きな力を支え、且つ機能停止の沈下状態になり、第1の制限部313と第3の制限部332は、ブラシヘッド310がハンドル330に対して旋回された時に、互いに対して押圧できる。
本開示の第3の実施形態では、第3の制限部332と第2の押圧部333は、ハンドル330から第1の制限部313と第2の制限部314に向かって夫々延在するピラーである。第1の制限部313と第2の制限部314はブラシヘッド310の表面であるが、本開示はこれに限定されない。本開示の他の実施形態では、第1の制限部と第2の制限部は、ハンドルの表面から突出する停止ブロックである。
図10A乃至図10C及び表1を参照。図10A乃至図10Cは、本開示の第4の実施形態から第6の実施形態における応力制御ブラシの概略図である。表1は、本開示の幾つかの実施形態における応力制御ブラシの毛束の数、ブラシヘッドの長さ、フィードバックコンポーネントの臨界弾性力、及び他のパラメータに関するデータである。表1に示す実験データは、二本の歯が24束の毛束と接触している状態が想定され、且つ歯に印加される全圧力が150gであり、固定サイズを有するフィードバックコンポーネントを曲げたときの計算結果である。第4の実施形態から第6の実施形態における応力制御ブラシは、第1の実施形態における応力制御ブラシに類似するので、第4の実施形態から第6の実施形態における応力制御ブラシと第1の実施形態における応力制御ブラシとの違いをここで説明するが、その同じ構造はここでは繰り返さない。
本開示の第4の実施形態から第6の実施形態における応力制御ブラシ400、応力制御ブラシ500、及び応力制御ブラシ600において、毛束の数は、夫々、ブラシヘッド410の毛座411、ブラシヘッド510の毛座511、及びブラシヘッド610の毛座611上に毛束を設けるための中心領域に12束、20束、及び24束であるが、本開示は、これに限定されない。本開示の他の実施形態では、中心領域の毛束の数は、12束、20束、及び24束以外の任意の数でよい。単一の毛束によって歯に印加される力は一定である。歯磨き中に歯に接触している毛束の数は増加するので、ブラシヘッド410、ブラシヘッド510、及びブラシヘッド610に印加される反力は増加する。一般的に、二つの歯は、同時に毛束と接触している。永久歯、乳歯、及び大人と子供の口腔のサイズは異なっているので、各ユーザの口腔及び歯のサイズに従って適切な応力制御ブラシを選択できるようにするために、フィードバックコンポーネントのサイズと材料は、異なる臨界弾性力を得て、且つユーザが自分の歯を適切な応力制御ブラシで磨く時に異なるユーザの歯と歯茎に過剰な歯磨き力が生じないようにするように、異なるサイズを有するブラシヘッド上の毛束の数に従って調節されるように設計される。
第4の実施形態から第6の実施形態の応力制御ブラシ400、応力制御ブラシ500、及び応力制御ブラシ600では、ブラシヘッド410、ブラシヘッド510、及びブラシヘッド610の毛束領域の中心から旋回コンポーネント440、旋回コンポーネント540、及び旋回コンポーネント640までの距離は、夫々、L1、L1、及びL2である。本開示の第4の実施形態から第6の実施形態において、L1は0.06メートル、L2は0.065メートルであるが、本開示はこれに限定されない。本開示の他の実施形態では、毛束領域の中心から旋回コンポーネントまでの間の長さは0.06メートルよりも短くてよく、また0.065メートルよりも長くてもよい。フィードバックコンポーネントのサイズと材料は、異なる臨界弾性力を得て且つユーザが自分の歯を異なるブラシヘッド長を有する応力制御ブラシで磨く時に、異なるユーザの歯と歯茎に過剰な歯磨き力が生じないようにするように、異なるブラシヘッド長に従って調節されるように設計される。例えば、ユーザが二つの歯と接触している毛束の数が24束であり且つ毛束領域の中心から旋回コンポーネントまでの長さが0.056メートルである応力制御ブラシを使用する時に、1.21875kgである臨界弾性力を有する応力制御ブラシにおけるフィードバックコンポーネントは、歯と歯茎が歯磨き中に過剰な力を支えることを回避するように選択される。
Figure 0006529522
本開示の応力制御ブラシによれば、ユーザが適切な力で歯を磨くときに、フィードバックコンポーネントのディスク構造は、フィードバックコンポーネントの弾性係数を、剛性体と類似にし、且つフィードバックコンポーネントの変形をかなり小さくする。ユーザが歯を磨くために歯と歯茎に傷をつける可能性がある力を使用すると、フォードバックコンポーネントは潰され、突起部が弾性的に沈下された変形を発生し、それによって、応力制御ブラシが曲がりとして大きな変形も発生させる。応力制御ブラシの大きな変形によって、歯と歯茎を傷つける磨き力でユーザが歯を磨いていることを気付かせ、且つそれを停止するようにユーザに対してフィードバックされる。例えば、現在の磨き力が歯と歯茎を傷つける可能性があることをユーザに知らせることができる応力制御ブラシをユーザが使用している時に、ユーザは、突然の撓み変形を感じるか、又は雑音を聞く。
加えて、本開示の応力制御ブラシにおけるフィードバックコンポーネントは突起構造を有し、それによって、フィードバックコンポーネントの弾性係数は、従来の湾曲したフィードバックコンポーネントの弾性係数よりも非常に高い。その結果、ユーザが臨界力よりも小さい磨き力で歯を磨く時に、本開示の応力制御ブラシの変形は、湾曲したフィードバックコンポーネントを有するブラシの変形よりもかなり小さい。ユーザが臨界力よりも大きな磨き力で歯を磨くと、本開示の応力制御ブラシによって発生されるフィードバックとしての突然の撓み変形の感じが湾曲するフィードバックコンポーネントを有するブラシによって発生される不快感よりもかなり高くなり、それによって、本開示の応力制御ブラシのフィードバック効果が大きく向上する。
加えて、本開示における応力制御ブラシのブラシヘッドが、第1の臨界力よりも大きな磨き力を支える時に、ブラシヘッドは、ハンドルに対して旋回され、それによって、第1の制限部と第2の制限部は、互いに押圧されて、ブラシヘッドがハンドルに対して旋回すること、及び回復不能な塑性変形を発生し且つブラシの応力制御機能を壊すフィードバックコンポーネントの突起の過剰な沈下変形を停止する。
加えて、本開示の応力制御ブラシが使用されている時に、力がブラシヘッドと接触しているフィードバックコンポーネントの突起にブラシヘッドを介して直接伝達される機構は、多くの移動可能コンポーネントを通過することによる伝達中に力の損失を回避でき、それによって、いつも変形を引き起こす力の値は、応力制御の取り組みを向上するために一定であることができる。
加えて、本開示の応力制御ブラシにおいて、第1の制限部と第2の制限部が互いに対して押圧される時に、ユーザは、応力制御ブラシが過剰に変形され且つ使用不能になる状況を生じることなく、歯同士間の残留物のような特に歯の汚れた部分を清掃するためにブラシヘッドにより大きな力を印加できる。
加えて、本開示では、第1の制限部はブラシヘッドの外側に位置し、且つ第2の制限部はハンドルの外側に位置し、且つ旋回構造は歯磨き中に口腔の外側に位置し、従って、口腔内の残留物と汚れは旋回構造の中に入ることが難しく、且つ汚れが留まり易いギャップが僅かな量であり、且つブラシが清掃され且つ乾燥状態を保ち易く、且つ湿った環境でバクテリアを繁殖させ且つ感染症の可能性が増すことに関する衛生上の問題を発生させる残留物と汚れを回避する。

Claims (10)

  1. 応力制御ブラシであって、
    ハンドルと、
    前記ハンドルに軸支され、且つ前記ハンドルに対してある角度範囲で旋回可能であるブラシヘッドと、
    前記ハンドルと前記ブラシヘッドとの間に設けられ、弾性的であり、且つ突出状態と機能停止の沈下状態を有するフィードバックコンポーネントを備え、
    前記フィードバックコンポーネントは、前記ブラシヘッドによって押圧され、前記ブラシヘッドが前記ハンドルに対して旋回される時に前記機能停止の沈下状態になり、且つ前記フィードバックコンポーネントによってフィードバックが提供され、前記フィードバックコンポーネントは、ディスク構造を有し、
    前記ブラシヘッドは、毛座と、前記毛座に接続された第1の押圧部と、を備え、
    前記ハンドルは、グリップと、前記ハンドルから突出する第2の押圧部と、を備え、
    前記第1の押圧部又は前記第2の押圧部は凹部を有し、前記フィードバックコンポーネントは前記凹部に位置する、応力制御ブラシ。
  2. 前記ブラシヘッドは、少なくとも一つの第1の制限部を更に備え、
    前記少なくとも一つの第1の制限部は、前記毛座に接続され、
    前記ハンドルは、少なくとも一つの第2の制限部を更に備え、
    前記少なくとも一つの第2の制限部は、前記グリップに接続され、
    前記フィードバックコンポーネントが前記機能停止の沈下状態にある時に、前記少なくとも一つの第1の制限部及び前記少なくとも一つの第2の制限部は、前記ブラシヘッドの前記角度範囲を制限するために、互いに対して当接される請求項1に記載の応力制御ブラシ。
  3. 記第1の押圧部及び前記少なくとも一つの第1の制限部は、前記毛座の側部から突出し、
    前記第1の押圧部及び前記少なくとも一つの第1の制限部は、共に収容空間を形成し
    記収容空間内に位置される前記第2の押圧部を更に備える請求項2に記載の応力制御ブラシ。
  4. 前記第2の押圧部は、前記第1の押圧部と前記少なくとも一つの制限部との間に位置され、且つ前記フィードバックコンポーネントは、前記第1の押圧部と前記第2の押圧部との間にクランプされ、
    前記ブラシヘッドが前記ハンドルに対して旋回される時に、前記第1の押圧部及び前記第2の押圧部は、前記フィードバックコンポーネントを押圧する請求項3に記載の応力制御ブラシ。
  5. 前記少なくとも一つの第1の制限部の数は二つであり、前記二つの第1の制限部は前記第1の押圧部の側部に位置され、前記第2の押圧部は前記二つの第1の制限部同士間に位置され、且つ前記フィードバックコンポーネントは前記第1の押圧部と前記第2の押圧部との間にクランプされる請求項3に記載の応力制御ブラシ。
  6. 前記ブラシヘッドは、複数の毛束を更に備え、
    前記毛座は、互いに対して反対側である前面と背面を有し、
    前記複数の毛束は、前記前面上に位置され、且つ前記フィードバックコンポーネントは、臨界力よりも大きな第1の力が前記前面に向かう方向に沿って前記ブラシヘッドに印加される時に、前記機能停止の沈下状態になる請求項3に記載の応力制御ブラシ。
  7. 前記ハンドルは、前記グリップに接続された第3の制限部を更に備え、
    第2の力が前記背面に向かう方向に沿って前記ブラシヘッドに印加される時に、前記第1の押圧部及び前記第3の制限部は、前記ブラシヘッドの前記角度範囲を制限するために、互いに対して当接される請求項に記載の応力制御ブラシ。
  8. 前記フィードバックコンポーネントは突起を更に備え、
    前記突起は第1の突起部及び第2の突起部を備え、且つ前記第2の突起部は前記第1の突起部から突出する請求項1に記載の応力制御ブラシ。
  9. 前記フィードバックコンポーネントは、突起及び前記突起に接続された少なくとも一つの支持部を更に備え、
    前記少なくとも一つの支持部は、前記突起から離れるように延在し、且つ前記少なくとも一つの支持部の延在方向は前記突起の突出方向とは反対側である請求項1に記載の応力制御ブラシ。
  10. 前記フィードバックは、力のフィードバック、音のフィードバック、変形のフィードバック又はそれらの組み合わせである請求項1に記載の応力制御ブラシ。
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