JP6529166B2 - ロータのリーマ穴補修方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータのリーマ穴補修方法に関する。
タービンを有する発電所設備は、締結具(リーマボルトおよびナット)およびリーマ穴によって高精度に位置決めされた状態で、各回転機器の回転部同士を連結するロータを備える。
このような設備では、各種機器が定期的に検査されており、この検査において、ロータのリーマ穴にクラックなどの損傷が見つけられると、この損傷箇所を機械加工で除去する補修が行われる。補修済みリーマ穴の穴径が検査対象設備での設計時の許容誤差範囲内であれば、補修済みリーマ穴を備えるロータは、検査対象設備で再び利用される。また、補修済みリーマ穴の穴径が検査対象設備とは異なる別の設備での設計時の許容誤差範囲内であれば、補修済みリーマ穴を備えるロータは、別の設備で利用される。
特開平7−77004号公報 特開2000−283171号公報
しかしながら、補修済みリーマ穴の穴径が設計時の許容誤差範囲を越えてオーバーサイズとなる(大きくなる)と、ロータと締結する機器のリーマ穴も当該補修済みリーマ穴の穴径と同じ大きさに加工し、さらに補修済みリーマ穴の穴径に適合するリーマボルトを用いる必要があることから、作業が煩雑化しコスト増を招いてしまうという課題があった。そのため、補修済みリーマ穴の穴径が設計時の許容誤差範囲を越えてオーバーサイズとなった場合であっても、設計時の許容誤差範囲内など、所望の大きさに比較的容易に復元できることが望まれていた。
このようなことから、本発明は、前述した課題を解決するために為されたものであって、穴径を所望の大きさに比較的容易に復元することができるロータのリーマ穴補修方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決する第1の発明に係るロータのリーマ穴補修方法は、
ロータが有するリーマ穴を補修するロータのリーマ穴補修方法であって、
前記リーマ穴の損傷箇所を除去する損傷箇所除去工程と、
前記損傷箇所を除去したリーマ穴にブッシュを装着するブッシュ装着工程と、
前記ブッシュを装着したリーマ穴を有する前記ロータに所望の穴径の穴が前記ロータの前記リーマ穴に対応する位置に設けられた治具をボルトで固定する治具固定工程と、
前記治具の前記穴の穴径と同じ外径を有する回転工具により、前記治具の前記穴を介して前記ブッシュの穴を仕上げ加工する仕上げ加工工程と、
前記治具を前記ロータから取り外して分解する分解工程とを備え
前記ロータおよび前記治具は、同心をなし径断面で円形をなす凹部をそれぞれ有し、
前記治具固定工程において、前記ロータに前記治具を前記ボルトで固定する前に、前記ロータの前記凹部に嵌まり込む円形断面をなす第一凸部と前記治具の前記凹部に嵌まり込む円形断面をなす第二凸部とが同心をなしそれぞれ側部に設けられたスペーサを用い、前記ロータの凹部に前記スペーサの前記第一凸部を嵌め込むと共に、前記スペーサの前記第二凸部に前記治具の前記凹部を嵌め込む
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第2の発明に係るロータのリーマ穴補修方法は、前述した第1の発明に係るロータのリーマ穴補修方法であって、
前記ブッシュは円筒形状である
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第3の発明に係るロータのリーマ穴補修方法は、前述した第1または第2の発明に係るロータのリーマ穴補修方法であって、
前記リーマ穴への前記ブッシュの装着は、冷やし嵌めである
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第4の発明に係るロータのリーマ穴補修方法は、前述した第1から第3の何れか一つの発明に係るロータのリーマ穴補修方法であって、
前記治具の前記穴は、リーマボルトの軸部に沿う形状である
ことを特徴とする。
本発明によれば、穴径を所望の大きさに比較的容易に復元することができる。
本発明の主な実施形態に係るロータのリーマ穴補修方法の作業手順を示すフローチャートである。 損傷箇所除去工程を説明するための図である。 ブッシュ装着工程を説明するための図である。 治具固定工程を説明するための図である。 仕上げ加工工程を説明するための図である。 分解工程を説明するための図である。 ロータのフランジ部の正面図であって、図3(a)に仕上げ加工前の状態を示し、図3(b)に仕上げ加工後の状態を示す。 補修済みリーマ穴を有するロータの使用状態の一例を示す説明図である。 ロータのリーマ穴補修方法で用いられる治具の一例の正面図である。 ロータのリーマ穴補修方法で用いられるスペーサの一例の正面図である。 補修前のリーマ穴を有するロータの使用状態の一例を示す説明図である。
本発明に係るロータのリーマ穴補修方法の主な実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、図面に基づいて説明する以下の実施形態のみに限定されるものではない。
[主な実施形態]
本発明の主な実施形態に係るロータのリーマ穴補修方法を図1〜図7に基づいて説明する。
本実施形態では、図7に示すように、間にスペーサ20を介した状態でリーマボルト71およびナット72の締結具70により互いに連結した蒸気タービン用のロータ10,60のうち、一方のロータ10のリーマ穴12Aに対し補修を施す場合を例にとって説明する。なお、補修時は、ロータ10,60とスペーサ20と締結具70とを分解する。
図7において、ロータ10は、円形断面のフランジ部11を備える。フランジ部11は、8個のリーマ穴12Aと、凹部14とを備える。
8個のリーマ穴12Aは、フランジ部11の肉厚方向に貫通し且つ中心Oから一定距離で周方向に等間隔に隣接して設けられている。凹部14は、フランジ部11の径断面で円形をなし、フランジ部11の接合面13側にこの面13と同心に設けられている。
スペーサ20は、ロータ10のフランジ部11と同径の略円盤形をなし、8個の穴21と凸部24,25とを備える。
8個の穴21は、それぞれロータ10の8個のリーマ穴12Aに対応した位置にスペーサ20の肉厚方向に貫通して設けられている。
凸部24,25は、円径断面をなし、スペーサ20の両面22,23側にそれぞれこれらの面22,23と同心に設けられ、ロータ10,60の凹部14,64と嵌合い可能な直径とされている。なお、スペーサ20の凸部24,25の直径はロータ10,60の凹部14,64の直径より大きく、上記嵌合いは締結具70で締結しないとできないようになっている。具体的には、スペーサ20の凸部24,25の直径は、ロータ10,60の凹部14,64の直径に対して0〜0.03mm大きいことが好ましい。これにより、ロータ回転時の位置ずれを防止できるようになっている。
なお、ロータ60は、ロータ10と同様な構成である。すなわち、ロータ60は、円形断面のフランジ部61を備える。フランジ部61は、8個のリーマ穴62と、凹部64とを備える。8個のリーマ穴62は、フランジ部61の肉厚方向に貫通し且つ中心Oから一定距離で周方向に等間隔に隣接して設けられている。凹部64は、フランジ部61の径断面で円形をなし、フランジ部61の接合面63側にこの面63と同心に設けられている。
本実施形態に係るロータのリーマ穴補修方法では、治具30(図2C、図2Dおよび図5参照)とブッシュ40(図2B〜図2D参照)を別途使用する。
治具30は、図2C、図2Dおよび図5に示すように、ロータ10のフランジ部11およびスペーサ20と同径の略円盤形をなし、8個の穴31と凹部34とを備える。
8個の穴31は、それぞれロータ10の8個のリーマ穴12Aに対応した位置に治具30を肉厚方向に貫通して設けられている。
凹部34は、治具30の径断面で円形をなし、治具30の片面32側(図2Cおよび図2Dの治具30の左側)にこの面32と同心に設けられ、スペーサ20の凸部24または凸部25と嵌合い可能な直径とされている。なお、治具30の凹部34の直径はスペーサ20の凸部24,25の直径より大きく形成されている。具体的には、治具30の凹部34の直径は、スペーサ20の凸部24,25の直径に対して0.04mm〜0.06mm大きいことが好ましい。これにより、嵌合せ時にスペーサ20および治具30の表面に傷がつくことを防止できるようになっている。
また、治具30の各穴31は高精度にあけられている。すなわち、各穴31は、中心Oからの半径方向の距離および互いに隣接する周方向の距離が精度良い一定値となるように正確にあけられている。各穴31の内径についても精度良い一定値となるように正確にあけられている。すなわち、各穴31は、リーマボルト71の軸部71aに沿う形状をなし、リーマ穴として機能している。
ブッシュ40は、軸方向に延在し両端部で開口する穴42を有する。ブッシュ40を損傷箇所除去済みリーマ穴12に装着する方法として(後述するブッシュ装着工程S12にて)、例えば、冷やし嵌めを行うことが可能である。なお、ブッシュ40は、常温にて、外径が損傷箇所除去済みリーマ穴12の穴径よりも大きく、内径(穴径)が所望の大きさよりも小さい形状をなしている。ブッシュ40は、円筒形状であることが好ましい。ブッシュ40は、耐熱性を有し、常温より低くしたときに常温のときと比べて収縮し、常温に戻したときに低温のときと比べて膨張して元の大きさに戻ることが可能な材料であることが好ましい。ブッシュ40として、ロータ10およびスペーサ20と同じものであり、例えば、鉄を含んだ金属体で作製されたものを用いることが好ましい。
本実施形態に係るロータのリーマ穴補修方法では、図1に示すように、先ず、検査によってクラックなどの損傷を内面などに見つけ補修を行う必要があると判断したリーマ穴に対し、損傷箇所を除去しつつ、リーマボルトの保持力が所定の大きさとなるように、既設穴径に対しφ0.5mm〜φ1.0mmオーバーサイズのための機械加工を実施する(損傷箇所除去工程S11)。これにより、図2Aに示すように、損傷箇所を除去したリーマ穴(損傷箇所除去済みリーマ穴)12の穴径は、損傷箇所を除去する前のリーマ穴12Aの穴径よりも大きくなる。
続いて、図1および図2Bに示すように、損傷箇所除去済みリーマ穴12にブッシュ40を装着する(ブッシュ装着工程S12)。これにより、損傷箇所除去済みリーマ穴12の内周面とブッシュの外周面41とが密着することになる。
続いて、図1および図2Cに示すように、ブッシュ40を装着したリーマ穴12を有するロータ10と、スペーサ20と、治具30とをボルト51およびナット52の締結具50で仮固定する(治具固定工程S13)。仮固定は、例えば、3〜4箇所の穴を用いて行うことが好ましい。ボルト51は、締結具70のリーマボルト71の軸径よりも細径をなしている。なお、ロータ10、スペーサ20および治具30の外周部には、位置決めするためのマーカが付与されている。ロータ10の凹部14と、スペーサ20の両面22,23に設けられる凸部24,25と、治具30の両面32,33に設けられる凹部34および凸部35は、ロータ10の凹部14にスペーサ20の凸部24を嵌め込むと共に、スペーサ20の凸部25に治具30の凹部34を嵌め込むことにより、ロータ10とスペーサ20と治具30とが同じ中心Oで芯合わせする形状をなしている。すなわち、治具固定工程S13において、ロータ10に治具30を固定する前に、スペーサ20を用い、ロータ10の凹部14にスペーサ20の凸部24を嵌め込むと共に、スペーサ20の凸部25に治具30の凹部34を嵌め込むことで、ロータ10とスペーサ20と治具30とは、高精度に位置決めされることになる。
続いて、図1および図2Dに示すように、治具30の穴31の穴径と同じ外径を有する回転工具100の刃101により、治具30の穴31およびスペーサ20の穴21を介してロータ10のブッシュ40の穴42を仕上げ加工する(仕上げ加工工程S14)。これにより、ブッシュ40の穴42は回転工具100の刃101により拡径されて、治具30の穴31およびスペーサ20の穴21と同じ穴径および同じ芯を有する穴(本穴)42Aとなる。すなわち、ロータ10のリーマ穴12に装着されたブッシュ40の穴42Aは、リーマボルトを締結することで高精度に位置決め可能なリーマ穴として機能することになる。
続いて、リーマ穴12に装着したブッシュ40の穴42全てを仕上げ加工したか判定し(仕上げ加工終了判定工程S15)、ブッシュ40の穴42全てを仕上げ加工していない場合には、仕上げ加工対象を変更し(仕上げ加工対象変更工程S16)、仕上げ加工工程S14にて、リーマ穴12に装着したブッシュ40の穴42を仕上げ加工することになる。これにより、図3(a)に示すように、フランジ部11に設けられた複数(図示例では8つ)のリーマ穴12のそれぞれにブッシュ40を装着した場合であっても、全てのブッシュ40の穴42を仕上げ加工して、図3(b)に示すように、治具30の穴31およびスペーサ20の穴21と同じ穴径および同じ芯を有する穴(本穴)42Aとすることができる。なお、ボルト51を挿入した穴を仕上げ加工する必要がある場合には、仕上げ加工対象変更工程S16にて、ボルトの締結箇所を変更すると共に、仕上げ加工対象を変更し、仕上げ加工工程S14にて、ブッシュ40の穴42の仕上げ加工が行われることになる。他方、リーマ穴12に装着したブッシュ40の穴42全てを仕上げ加工した場合には、分解工程S17に進み、この分解工程S17にて、図2Eに示すように、ロータ10とスペーサ20と治具30とに分解することになる。
上述した手順でリーマ穴の補修が終了したロータ10は、例えば、図4に示すように、当該ロータ10の凹部14にスペーサ20の凸部24が嵌め込まれ、スペーサ20の凸部25に上述した他方のロータ60の凹部64が嵌め込まれ、ロータ60のリーマ穴62およびスペーサ20の穴21およびロータ10のブッシュ40の穴42Aに締結具70のリーマボルト71の軸部71aが挿入され、リーマボルト71の先端側に締結具70のナット72が締結されて、スペーサ20およびロータ60と高精度に位置決めされた状態で締結される。
したがって、本実施形態によれば、リーマ穴12Aの損傷箇所を除去し、損傷箇所を除去したリーマ穴12にブッシュ40を装着し、治具30をボルト51およびナット52で固定し、リーマ穴12に装着したブッシュ40の穴42を仕上げ加工し、治具30を取り外して分解することにより、損傷箇所のあったリーマ穴12の穴径を所望の大きさに比較的容易に復元することができる。これにより、補修済みリーマ穴を有するロータを検査対象設備や別の設備で有効に利用することができる。
ブッシュ40が円筒形状であることで、損傷箇所を除去したリーマ穴12にブッシュ40をより確実に装着することができる。ブッシュ40の穴(荒穴)42を比較的容易に仕上げ加工して穴(本穴)42Aとすることができる。
治具30の穴31は、リーマボルト71の軸部71aに沿う形状であり、ロータ10のリーマ穴12に対応する位置に設けられることで、当該リーマ穴12に装着されたブッシュ40の穴(荒穴)42をより正確に仕上げ加工して穴(本穴)42Aとすることできる。ブッシュ40の穴42Aをロータ10のリーマ穴としてより正確に復元することができる。
[他の実施形態]
なお、上記では、ブッシュ40を装着した損傷箇所除去済みリーマ穴12を有するロータ10とスペーサ20と治具30とをボルト51およびナット52で締結した状態で仕上げ加工するロータのリーマ穴補修方法を用いて説明したが、ブッシュを装着した損傷箇所除去済みリーマ穴を有するロータと治具とをボルトおよびナットで締結した状態で仕上げ加工するロータのリーマ穴補修方法とすることも可能である。このようなロータのリーマ穴補修方法であっても、上述したロータのリーマ穴補修方法と同様な作用効果を奏する。
上記では、他方のロータ60と接続するロータ10のリーマ穴12Aを補修する場合について説明したが、軸方向で複数の分割ロータをリーマボルトで結合してなる組立ロータのリーマ穴を補修するロータのリーマ穴補修方法とすることも可能である。このようなロータのリーマ穴補修方法であっても、上述のロータのリーマ穴補修方法と同様な作用効果を奏する。
また、上述したロータのリーマ穴補修方法をスペーサの穴の補修に適用することも可能である。
上記では、他方のロータ60のリーマ穴62と同じ穴径および同じ芯を有するように一方のロータ10のリーマ穴12Aを補修するロータのリーマ穴補修方法について説明したが、他方のロータのリーマ穴よりも大きいまたは小さく、他方のロータのリーマ穴と同じ芯を有するように一方のロータのリーマ穴を補修するロータのリーマ穴補修方法とすることも可能である。
10 ロータ
11 フランジ部
12 損傷箇所を除去したリーマ穴(損傷箇所除去済みリーマ穴)
12A 損傷箇所を除去する前のリーマ穴
14 凹部
20 スペーサ
21 穴(本穴)
24 凸部(第一凸部)
25 凸部(第二凸部)
30 治具
31 穴(本穴)
34 凹部
35 凸部
40 ブッシュ
41 外周面
42 穴(荒穴)
42A 穴(本穴)
50 締結具
60 ロータ
61 フランジ部
62 リーマ穴
63 接合面
64 凹部
70 締結具
71 リーマボルト
100 回転工具
101 刃
S11 損傷箇所除去工程
S12 ブッシュ装着工程
S13 治具固定工程
S14 仕上げ加工工程
S15 仕上げ加工終了判定工程
S16 仕上げ加工対象変更工程
S17 分解工程

Claims (4)

  1. ロータが有するリーマ穴を補修するロータのリーマ穴補修方法であって、
    前記リーマ穴の損傷箇所を除去する損傷箇所除去工程と、
    前記損傷箇所を除去したリーマ穴にブッシュを装着するブッシュ装着工程と、
    前記ブッシュを装着したリーマ穴を有する前記ロータに所望の穴径の穴が前記ロータの前記リーマ穴に対応する位置に設けられた治具をボルトで固定する治具固定工程と、
    前記治具の前記穴の穴径と同じ外径を有する回転工具により、前記治具の前記穴を介して前記ブッシュの穴を仕上げ加工する仕上げ加工工程と、
    前記治具を前記ロータから取り外して分解する分解工程とを備え
    前記ロータおよび前記治具は、同心をなし径断面で円形をなす凹部をそれぞれ有し、
    前記治具固定工程において、前記ロータに前記治具を前記ボルトで固定する前に、前記ロータの前記凹部に嵌まり込む円形断面をなす第一凸部と前記治具の前記凹部に嵌まり込む円形断面をなす第二凸部とが同心をなしそれぞれ側部に設けられたスペーサを用い、前記ロータの凹部に前記スペーサの前記第一凸部を嵌め込むと共に、前記スペーサの前記第二凸部に前記治具の前記凹部を嵌め込む
    ことを特徴とするロータのリーマ穴補修方法。
  2. 請求項1に記載されたロータのリーマ穴補修方法であって、
    前記ブッシュは円筒形状である
    ことを特徴とするロータのリーマ穴補修方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載されたロータのリーマ穴補修方法であって、
    前記リーマ穴への前記ブッシュの装着は、冷やし嵌めである
    ことを特徴とするロータのリーマ穴補修方法。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載されたロータのリーマ穴補修方法であって、
    前記治具の前記穴は、リーマボルトの軸部に沿う形状である
    ことを特徴とするロータのリーマ穴補修方法。
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