JP6529010B2 - 燃焼器アセンブリ - Google Patents

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Description

本主題事項は、一般にガスタービンエンジンに関し、又はより詳細には、ガスタービンエンジン用燃焼器アセンブリに関する。
ガスタービンエンジンは、一般に、互いに流体連通して配置されるファン及びコアを含む。加えて、ガスタービンエンジンのコアは一般に、連続的な流れの順番に、圧縮機セクション、燃焼セクション、タービンセクション及び排気セクションを含む。作動中、空気がファンから燃焼器セクションの入口まで供給され、そこで1以上の軸方向の圧縮機が、空気が燃焼セクションに達するまで、連続的に空気を圧縮する。燃料が圧縮空気と混合され、燃焼セクション内で燃焼されて、燃焼ガスを提供する。燃焼ガスは、燃焼セクションからタービンセクションまで送られる。タービンセクションを通る燃焼ガス流は、タービンセクションを駆動し、次いで排気セクションを通って、例えば大気中へ送られる。
燃焼セクション内では、典型的には、燃焼器が、ドームに取り付けられた燃料空気噴射アセンブリを含む。燃料空気噴射アセンブリは、例えば、燃料空気噴射アセンブリ及び/又はドームの様々な他の構成要素を保護するための熱シールドを含むことができる。したがって、熱シールドは、ガスタービンエンジンの作動中に相対的に高温にさらされる。そのようにさらされることによって、熱シールドの早期摩耗及び/又は故障を引き起こす可能性がある。したがって、熱シールドの早期摩耗及び/又は故障を低減することができる燃焼器が有益である。
米国特許第8141371号明細書
本発明の態様及び利点は、以下の記載の中で部分的に説明され、又はその説明から明らかになることが可能であり、又は本発明の実施を通して習得されることが可能である。
本開示の一例示的実施形態では、ガスタービンエンジン用の燃焼器アセンブリが提供される。燃焼器アセンブリが、開口及び冷却穴を画成し、少なくとも部分的に燃焼室を画成する燃焼器ドームを備える。燃焼器ドームが、第1の側と、第2の側とを備える。冷却穴が、第1の側から第2の側まで延在する。燃焼器アセンブリが、燃焼器ドームの開口内部に少なくとも部分的に配置され、熱シールドを備える燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリを更に備える。熱シールドが、熱デフレクタリップを備える。燃焼器ドーム内の冷却穴が、冷却空気流を熱デフレクタリップに向けるように配向される。
本開示の別の例示的実施形態では、ガスタービンエンジン用の燃焼器アセンブリが提供される。燃焼器アセンブリが、開口及び冷却穴を画成し、燃焼室を少なくとも部分的に画成する燃焼器ドームを備える。燃焼器ドームが、第1の側と、第2の側とを備える。冷却穴が、第1の側から第2の側まで延在する。燃焼器アセンブリが、燃焼器ドームの開口内部に少なくとも部分的に配置され、熱シールドを備える燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリを追加的に備える。熱シールドが周方向のチャンネルを画成し、燃焼器ドーム内の冷却穴が、冷却空気流を周方向のチャンネルの中に向けるように配向される。
本開示の一例示的態様では、ガスタービンエンジンの燃焼器を冷却するための方法が提供される。燃焼器は、燃焼器ドームを含む。方法が、燃焼器ドームの低温側から燃焼器ドームの高温側まで延在する冷却穴に冷却空気流を提供するステップを含む。燃焼器ドームは、開口を画成し、燃焼器は、少なくとも部分的に開口を通って延在する燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリを備える。方法は、冷却穴から燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリの熱シールドの熱デフレクタリップの低温側まで冷却空気流を向けるステップを更に含む。熱デフレクタリップは、燃焼器の燃焼室内部に配置される。
以下の説明及び添付の特許請求の範囲を参照すれば、本発明のこれら、及び他の特徴、態様及び利点が、より良く理解されるようになるであろう。本明細書に組み込まれ、本明細書の部分を構成する添付の図面は、本発明の実施形態を図示し、説明と共にこれらの実施形態の原理を説明する役目を果たす。
当業者を対象とする、最良の形態を含む、本発明の完全で有効な開示が、添付の図面を参照する本明細書の中で説明される。
本主題事項の様々な実施形態による、例示的なガスタービンエンジンの概略横断面図である。 本開示の例示的実施形態による燃焼器アセンブリの斜視図である。 図2の例示的燃焼器アセンブリの前方端部の拡大図である。 図2の例示的燃焼器アセンブリの断面の斜視図である。 図2の例示的燃焼器アセンブリの側部、横断面図である。 本開示の例示的実施形態による燃焼器ドームに取り付けられた本開示の例示的実施形態による燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリの拡大、斜視、横断面図である。 図2の例示的燃焼器アセンブリの例示的燃焼器ドームに取り付けられた例示的燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリの拡大、側面、横断面図である。 図2の例示的燃焼器アセンブリの例示的燃焼器ドームに取り付けられた例示的燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリの部分の拡大、斜視、横断面図である。 本開示の例示的実施形態によるガスタービンエンジンの燃焼器を冷却するための方法の流れ図である。
ここで本発明の本実施形態を詳細に参照するが、1以上の実施例が添付の図面の中に図示されている。詳細な説明は、図面の中の特徴を参照するために数字及び文字の符号を使用する。図面及び説明の中で、同じ又は類似の符号は、本発明の同じ又は類似の部品を参照するために使用された。本明細書で使用する場合、「第1の」、「第2の」及び「第3の」という用語は、1つの構成要素を別の構成要素から区別するために互換的に使用することができ、個々の構成要素の位置又は重要性を意味するように意図するものではない。加えて、「上流」及び「下流」という用語は、流体経路の中で流体流に関する相対的方向を参照する。例えば、「上流」は流体がそこから流れて来る方向を参照し、「下流」は流体が流れて行く方向を参照する。
次いで図面を参照すると、同じ符号は図面を通して同じ要素を示し、図1は、本開示の例示的な実施形態によるガスタービンエンジンの概略横断面図である。より詳細には、図1の実施形態について、ガスタービンエンジンは、高温バイパスターボファンジェットエンジン10であり、本明細書では「ターボファンエンジン10」として参照される。図1に示されるように、ターボファンエンジン10が、軸方向A(参照のために設けられる長手方向中心線12に平行に延在する)、径方向R、及び軸方向Aを中心として延在する周方向(図示せず)を画成する。一般に、ターボファン10は、ファンセクション14、及びファンセクション14から下流に配置されるコアタービンエンジン16を含む。
図示される例示的なコアタービンエンジン16は、一般に、環状入口20を画成する略管状外側ケーシング18を含む。外側ケーシング18が包み込み、コアタービンエンジン16が、連続的流れ関係の中で、ブースタ又は低圧(LP)圧縮機22、及び高圧(HP)圧縮機24を含む圧縮機セクション、燃焼セクション26、高圧(HP)タービン28及び低圧(LP)タービン30を含むタービンセクション、並びにジェット排気ノズルセクション32を含む。高圧(HP)シャフト又はスプール34が、HPタービン28をHP圧縮機24に駆動的に結合する。低圧(LP)シャフト又はスプール36が、LPタービン30をLP圧縮機22に駆動的に結合する。圧縮機セクション、燃焼セクション26、タービンセクション及びノズルセクション32が、一体にコア空気流路37を画成する。
図示される実施形態について、ファンセクション14が、離隔配置された様式でディスク42に結合される複数のファンブレード40を含む可変ピッチファン38を含む。図示されるように、ファンブレード40は、ディスク42から外側に、概ね径方向Rに沿って延在する。各ファンブレード40は、ファンブレード40のピッチを一致して統一的に変化させるように構成される適切なピッチ変化機構44に作動的に結合されているファンブレード40によって、ピッチ軸Pを中心としてディスク42に対して回転可能である。ファンブレード40、ディスク42及びピッチ変化機構44が、動力ギヤボックス46を横切ってLPシャフト36によって、長手方向軸12を中心として一体に回転可能である。動力ギヤボックス46は、より効率的な回転ファン速度まで、LPシャフト36に対してファン38の回転速度を調節するための複数のギヤを含む。
やはり図1の例示的実施形態を参照すると、ディスク42は、複数のファンブレード40を通る空気流を促進するように空気力学的に輪郭成形された回転可能な前ハブ48によって覆われている。加えて、例示的なファンセクション14は、ファン38及び/又はコアタービンエンジン16の少なくとも部分を周方向に取り囲む環状ファンケーシング又は外側ナセル50を含む。例示的なナセル50は、複数の周方向に離隔配置された出口案内羽根52によって、コアタービンエンジン16に対して支持される。更に、ナセル50の下流セクション54が、コアタービンエンジン16の外側部分上方に延在して、その間にバイパス空気流路56を画成する。
ターボファンエンジン10の作動中に、空気58の体積が、ナセル50及び/又はファンセクション14の付随する入口60を通ってターボファン10に入る。空気58の体積が、ファンブレード40を横切って通過するにつれて、矢印62によって示される空気58の第1の部分がバイパス空気流路56の中に向けられ、又は送られ、空気58の第2の部分が、矢印64によって示されるように、コア空気流路37の中に、又はより詳細にはLP圧縮機22の中に向けられ、又は送られる。空気の第1の部分62と空気の第2の部分64との間の比は、バイパス比として一般に公知である。次いで空気の第2の部分64の圧力は、高圧(HP)圧縮機24を通って燃焼セクション26の中に送られるにつれて上昇され、そこで燃料と混合され、燃焼されて、燃焼ガス66を提供する。
燃焼ガス66がHPタービン28を通って送られ、そこで燃焼ガス66から熱エネルギー及び/又は運動エネルギーの部分が、外側ケーシング18に結合されているHPタービン静翼68、及びHPシャフト又はスプール34に結合されているHPタービンロータブレード70の連続する段を経て抽出され、それによって、HPシャフト又はスプール34を回転させて、それによってHP圧縮機24の作動を支持する。次いで燃焼ガス66がLPタービン30を通って送られ、そこで燃焼ガス66から熱エネルギー及び/又は運動エネルギーの第2の部分が、外側ケーシング18に結合されているLPタービン静翼72、及びLPシャフト又はスプール36に結合されているLPタービンロータブレード74の連続する段を経て抽出され、それによって、LPシャフト又はスプール36を回転させて、それによってLP圧縮機22の作動、及び/又はファン38の回転を支持する。
その後、燃焼ガス66がコアタービンエンジン16のジェット排気ノズルセクション32を通って送られて、推進力を提供する。同時に、空気の第1の部分62がバイパス空気流路56を通って送られるにつれて、空気の第1の部分62の圧力が実質的に上昇され、その後、それが、ターボファン10のファンノズル排気セクション76から排気され、更に推進力を提供する。HPタービン28、LPタービン30及びジェット排気ノズルセクション32が、コアタービンエンジン16を通って燃焼ガス66を送るための高温ガス経路78を少なくとも部分的に画成する。
しかし、図1に示される例示的なターボファンエンジン10は、実施例としてのみ提供され、他の例示的実施形態では、ターボファンエンジン10が任意の他の適切な構成を含むことができるということを理解すべきである。やはり他の例示的実施形態の中で、本開示の態様が任意の他の適切なガスタービンエンジンの中に組み込まれ得るということも更に理解すべきである。例えば、他の例示的実施形態では、本開示の態様は、例えば、ターボプロップエンジン、ターボシャフトエンジン、ターボジェットエンジン又は動力生成ガスタービンエンジンの中に組み込まれ得る。
ここで図2から図4を参照すると、本開示の例示的実施形態によるガスタービンエンジン用の燃焼器アセンブリ100の複数の図面が提供される。例えば、図2から図4の燃焼器アセンブリ100は、図1の例示的ターボファンエンジン10の燃焼セクション26の中に配置されることが可能であり、ターボファンエンジン10は軸方向A、径方向R、及び周方向Cを画成する。より詳細には、図2が燃焼器アセンブリ100の斜視図を提供し、図3が図2の燃焼器アセンブリ100の前方端部の拡大図を提供し、図4が図2の例示的燃焼器アセンブリ100の断面の斜視、横断面図を提供する。
図示されるように、燃焼器アセンブリ100は、中心線101を画成し、一般に、燃焼器ドーム102及び燃焼室ライナを含む。ガスタービンエンジン内で組み立てられると、燃焼器アセンブリ100の中心線101が、ガスタービンエンジンの中心線(図1の中心線12参照)と位置合わせする。図示の実施形態について、燃焼室ライナが、燃焼室外側ライナ104、として構成され、燃焼器ドーム102及び燃焼室外側ライナ104が一体に形成される。加えて、燃焼器アセンブリ100が、燃焼室内側ライナ106(図4参照)を含む。燃焼器ドーム102、燃焼室外側ライナ104、及び燃焼室内側ライナ106が、それぞれ周方向Cに沿って延在する。より詳細には、燃焼器ドーム102、燃焼室外側ライナ104、及び燃焼室内側ライナ106が、それぞれ周方向Cに沿って連続的に延在して環状形状を画成し、そうでない場合に、複数の部品が結合される場所の継ぎ目又は接合箇所が全くない。燃焼器ドーム102、燃焼室外側ライナ104、及び燃焼室内側ライナ106が、燃焼室108を少なくとも部分的に画成する。燃焼室108もまた、周方向に沿って延在して環状形状を画成する。したがって、燃焼器アセンブリ100は、環状燃焼器とも呼ばれることができる。
やはり図2から図4を参照すると、図示される燃焼器ドーム102の実施形態について、燃焼室内側ライナ106及び燃焼室外側ライナ104が、それぞれセラミックマトリックス複合(「CMC」)材料から形成される。CMC材料は、高温能力を有する非金属材料である。燃焼器ドーム102及び燃焼室ライナ(例えば、外側ライナ104、及び内側ライナ106)用に利用される例示的CMC材料は、炭化ケイ素、ケイ素、ケイ土、アルミナマトリックス材料及びその組合せを含むことができる。セラミック繊維は、マトリックス内部に埋設されることが可能であり、例えば、サファイア及び炭化ケイ素などのモノフィラメント(例えば、TextronのSCS−6)を含む酸化安定補強繊維、並びに炭化ケイ素を含む粗糸及び紡績糸(例えば、Nippon CrbonのNICALON(登録商標)、Ube IndustryのTYRANNO(登録商標)、及びDow CorningのSYLRAMIC(登録商標))、アルミナシリケート(例えば、Nextelの440及び480)、及びチョップトホイスカ及び繊維(例えば、Nextelの440及びSAFFIL(登録商標))などであり、並びにセラミック粒子(例えば、Si Al Zr Yの酸化物及びその組合せ)及び無機質フィラー(例えば、パイロフィライト、ウォラストナイト、雲母、タルク、カイヤナイト及びモンモリロナイト)とされていてもよい。
しかし、他の実施形態では、燃焼室外側ライナ104、及び燃焼器ドーム102が、一体に形成されるのではなく、その代わりに、任意の他の適切な様式で接合され得るということを理解すべきである。加えて、他の実施形態では、燃焼器ドーム102、燃焼室内側ライナ106及び燃焼室外側ライナ104が、周方向Cに沿って連続的に延在せず、その代わりに、複数の別個の構成要素から形成され得る。更に、やはり他の実施形態では、1以上の燃焼器ドーム102、燃焼室内側ライナ106及び燃焼室外側ライナ104が、金属材料など、任意の他の適切な材料から形成されることが可能であり、環境バリヤコーティングなど、1以上のコーティングを含むことができる。
特に図4を参照すると、燃焼室外側ライナ104及び燃焼室内側ライナ106が、それぞれ概ね軸方向Aに沿って延在し、燃焼室外側ライナ104が前方端部110と後方端部112との間に延在し、及び燃焼室内側ライナ106が、前方端部114と後方端部116との間に同様に延在する。加えて、燃焼器ドーム102が、前方壁118及び移行部分を含む。特に、図示される燃焼器ドーム102が、外側移行部分120及び内側移行部分122を含む。外側移行部分120が、径方向Rに沿った前方壁118の外側縁部に沿って配置され、内側移行部分122が、径方向Rに沿った前方壁118の内側縁部に沿って配置される。内側移行部分122及び外側移行部分120はそれぞれ、燃焼器ドーム102の前方壁118と共に周方向へ延在する(図2参照)。
更に、外側移行部分120が、前方壁118から外側ライナ104に向かって延在し、内側移行部分122が、前方壁118から内側ライナ106に向かって延在する。前述のように、図示される実施形態について、外側ライナ104は、燃焼器ドーム102(前方壁118及び外側移行部分120を含む)と一体に成形され、したがって、外側移行部分120は、前方壁118から外側ライナ104まで継ぎ目なしに延在する。例えば、燃焼器ドーム102及び燃焼室外側ライナ104は、燃焼器ドーム102から燃焼室外側ライナ104まで延在する連続的な、継ぎ目のない面を一体に画成する。
対照的に、燃焼室内側ライナ106は、燃焼器ドーム102及び燃焼室外側ライナ104から分離して形成される。燃焼室内側ライナ106は、取付けアセンブリ124を使用して燃焼器ドーム102に取り付けられる。図示される実施形態について取付けアセンブリ124は、一般に、周方向Cに沿って実質的に連続して延在する支持部材126及び複数のブラケット128を含む。支持部材126は、前方端部132でフランジ130を含む。支持部材126のフランジ130、及び複数のブラケット128が、燃焼器ドーム102の結合フランジ134及び燃焼室内側ライナ106の結合フランジ136の対向する側部上に配置される。取付け部材138、又はより詳細には、ボルト及びナットが、支持部材126のフランジ130、及び複数のブラケット128を一体に押し付けて、燃焼器ドーム102及び燃焼室内側ライナ106を一体に取り付ける。加えて、支持部材126が後方端部140まで延在し、後方端部140は、ケーシング又は他の構造部材など、ガスタービンエンジンの構造的構成要素に取り付けるために取付けフランジ142を含む。したがって、燃焼室外側ライナ104、燃焼器ドーム102及び燃焼室内側ライナ106が、ガスタービンエンジン内部に燃焼器アセンブリ100の前方端部で(すなわち、内側ライナ106の前方端部114で)、取付けアセンブリ124の支持部材126によってそれぞれ支持され得る。
図5から図7を参照して以下により詳細に説明されるように、燃焼器ドーム102が、加えて開口144を画成し、燃焼器アセンブリ100は、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を含む。より詳細には、燃焼器ドーム102が複数の開口144を画成し、燃焼器アセンブリ100が複数の燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146のそれぞれを含み、各開口144が複数の燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の各1つを受けるように構成される。図示される実施形態について、各開口144が、周方向Cに沿って概ね均等に離隔配置される。特に図3を参照すると、燃焼器ドーム102によって画成される各開口144が、中心148を含み、燃焼器ドーム102が、周方向Cに沿って、1つの開口144の中心148から隣接する開口144の中心148まで測定される間隔Sを画成する。したがって、図示されるように、間隔Sが、1つの開口144の中心148と隣接する開口144の中心148との間の円弧の長さとして画成され得る。更に、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146が図2及び図3に概略的に図示されるが、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の中心線149(図5参照)は、開口144の中心148を通過することができ、中心線149が開口144を通って延在する。したがって、特定の実施形態では、間隔Sが、隣接する燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の中心線149の間(より詳細には、各開口144を通過する中心線149の部分の間)の周方向Cに沿った距離としても更に画成され得る。間隔Sが、複数の開口144のそれぞれについて一致していることが可能である。
一般に、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146は、燃料ノズル(図示せず)から可燃性燃料の流れ、及び燃焼器アセンブリ100が取り付けられるガスタービンエンジンの燃焼器セクションから圧縮空気を受けるように構成される(図1参照)。燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146は、燃料及び圧縮空気を混合し、そのような燃料空気混合物を燃焼室108に提供する。以下により詳細に更に考察されるように、各燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146は、アセンブリを燃焼器ドーム102に直接取り付けるための構成要素を含む。注目すべきことに、図示される実施形態について、1以上のアセンブリが、隣接する燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146から独立して燃焼器ドーム102に取り付けられるように、複数の燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146のそれぞれのそのような構成要素が構成される。より詳細には、図示される実施形態について、各燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146が、他の燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146のそれぞれから独立して燃焼器ドーム102に取り付けられる。したがって、燃焼器ドーム102を通ること以外に、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146のどの部品も、隣接する燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146に取り付けられることはない。そのような構成は、周方向Cに沿って概ね連続的に延在する例示的な燃焼器ドーム102の構成によって少なくとも部分的に可能になる。
やはり図2から図4で理解され得るように、燃焼器ドーム102は、第1の側又は低温側150、及び第2の側又は高温側152を一般に含み、高温側152が燃焼室108にさらされている。燃焼器ドーム102は、低温側150から高温側152まで延在する複数の冷却穴154を画成して、冷却空気がそこを通って流れることを可能にする。理解され得るように、複数の冷却穴154が、燃焼器ドーム102によって画成される各開口144の周りに延在する、又はむしろ、燃焼器ドーム102によって画成される各開口144の円周の周りに離隔配置される複数の冷却穴154を含む。そのような冷却穴154は、燃焼室108内部に配置される燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の特定の構成要素に冷却空気の流れを提供するように構成され得る。
次いで、図5から図7を参照すると、図2の例示的な燃焼器アセンブリ100の追加の図面が提供される。特に、図5が図2の例示的な燃焼器アセンブリ100の側面、横断面図を提供し、図6が、燃焼器ドーム102に取り付けられた燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の斜視、横断面図を提供し、図7は、燃焼器ドーム102に取り付けられた燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の側面、横断面図を提供する。
特に図5を参照すると、燃焼器ドーム102によって画成される複数の開口144の各1つを通って少なくとも部分的に延在する例示的な燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146が、より明確に図示されている。例示的な燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146が、中心線149を画成し、燃焼器ドーム102の低温側150に少なくとも部分的に隣接して配置される第1の部材、及び燃焼器ドーム102の高温側152に少なくとも部分的に隣接して配置される第2の部材を一般に含む。第1の部材及び第2の部材が、第1の部材を第2の部材に接合し、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を燃焼器ドーム102に取り付ける取付けインターフェース168を一体に画成する。更に、燃焼室108内部の相対的に高温の作動温度から取付けインターフェース168を保護するために、取付けインターフェース168が、燃焼室108から遮蔽されている(すなわち、直接的に露出されない)。図示される実施形態について、第1の部材は、シールプレート156であり、第2の部材は、熱シールド158である。燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146は、スワーラ160を更に含み、スワーラ160は、例えば溶接によって、シールプレート156に取り付けられる。熱シールド158、シールプレート156及びスワーラ160はそれぞれ、例えば合金材料など、金属材料から形成され得る。
熱シールド158は、外径DHSを画成し、又はより詳細には、熱シールド158が、概ね燃焼室108内部に配置され、外径DHSを画成する熱デフレクタリップ162を含む。熱デフレクタリップ162は、作動中に燃焼室108内部の相対的な高温から燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の少なくとも部分を保護し、又は遮蔽するように構成される。注目すべきことに、熱デフレクタリップ162は、一般に、燃焼器ドーム102の前方壁118に向かって後ろに面する低温側164と、下流に面する高温側166とを含む。熱シールド158、又はむしろ熱デフレクタリップ162は、環境バリヤコーティング又は他の適切な保護コーティングを高温側166上に含むことができる(図示せず)。
図示される実施形態について、熱シールド158は、燃焼器アセンブリ100の全体の寸法と比較すると相対的に小さい熱シールド158であり、より詳細には、燃焼室108及び燃焼器アセンブリ100の燃焼器ドーム102の前方壁118の寸法と比較すると相対的に小さい熱シールド158である。例えば、燃焼室108は、内側ライナ106と外側ライナ104との間に画成される環状部の高さHAを含む。特に、燃焼器ドーム102の前方壁118が、燃焼器アセンブリ100の中心線101と交差する方向DFWを画成し、図示される実施形態について、環状部の高さHAは、燃焼器ドーム102の前方壁118の方向DFWに平行な方向に画成される。加えて、前方壁118の方向DFWは、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の中心線149に直行する。燃焼室108の環状部の高さHA対熱シールド158の外径DHSの比(「HA:DHS」)が、少なくとも約1.3:1である。例えば、燃焼室108の環状部の高さHA対熱シールド158の外径DHSの比、HA:DHSが少なくとも約1.4:1、少なくとも約1.5:1、少なくとも約1.6:1又は約1.8:1までであることができる。本明細書で使用されると、「約」又は「おおよそ」などの近似の用語は、10%の誤差内であることに言及する。
更に、燃焼器ドーム102の例示的な前方壁118が、前方壁118方向DFWに沿った長さLFWを画成する。図示される実施形態について、前方壁118の長さLFWは、移行部分120と前方壁118との間の第1の屈曲部121、及び移行部分122と前方壁118との間の第1の屈曲部123から画成される。前方壁118の長さLFW対熱シールド158の外径DHSの比(「LFW:DHS」)が、少なくとも約1.1:1である。例えば、前方壁118の長さLFW対熱シールド158の外径DHSの比LFW:DHSが、少なくとも約1.15:1、少なくとも約1.2:1、又は1.1:1と1.5:1との間であることができる。
更に、図2に関連して上記に説明されるように、燃焼器アセンブリ100は、1つの開口144の中心148から、隣接する開口144の中心148まで、周方向Cに沿って測定される間隔Sを画成する(図2参照)。図示される実施形態について、間隔S対熱シールド158の外径DHSの比(「S:DHS」)は、少なくとも約1.3:1である。例えば、複数の開口144の間隔S対熱シールド158の外径DHSの比、S:DHSが少なくとも約1.4:1、少なくとも約1.5:1、少なくとも約1.7:1又は約1.9:1までであることができる。
したがって、そのような構成では、燃焼器ドーム102は、燃焼器アセンブリ100の作動中に燃焼室108内部の作動温度に相対的にさらされる可能性がある。しかし、熱シールド158の低減された設置面積によって、全体的な燃焼器アセンブリ100をより軽くすることが可能である。加えて、本開示の発明者は、燃焼器ドーム102がCMC材料から形成され得ると仮定すれば、燃焼器ドーム102がそのような上昇した温度に耐えるように、よく適合され得るということを発見した。
低減された設置面積を含むにもかかわらず、熱シールド158は、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の様々な他の金属製構成要素をやはり保護することができる。例えば、図5を参照すると、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146のシールプレート156及びスワーラ160は、最大外径DMAX(以下の図7も参照されたい)を画成する。シールプレート156及びスワーラ160の最大外径DMAXは、熱シールド158の外径DHS未満、又はDHSに等しい。例えば、特定の例示的実施形態では、熱シールド158の外径DHS対スワーラ160及びシールプレート156の最大外径DMAXの比(「DHS:DMAX」)は、約1:1と約1.1:1との間であることができる。
次いで、図6及び図7を参照すると、上記に考察されるように、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146は、第1の部材又はシールプレート156、及び第2の部材又は熱シールド158を含む。燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146は、追加的にスワーラ160を含み、スワーラ160は、本明細書で使用される場合、燃料及び空気の流れを受け、かつ混合し、並びにそのような混合物を燃焼室108へ提供するために設けられた様々な構成要素を一般的に言及する。
シールプレート156は、燃焼器ドーム102の低温側150に少なくとも部分的に隣接して配置され、熱シールド158は、燃焼器ドーム102の高温側152に少なくとも部分的に隣接して配置される。燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を燃焼器ドーム102に取り付けるために、シールプレート156及び熱シールド158は互いに接合される。特に、前述のように、シールプレート156及び熱シールド158は、取付けインターフェース168を共に画成する。特定の例示的実施形態では、シールプレート156は、熱シールド158と回転自在に係合され、それによって、取付けインターフェース168が、シールプレート156及び熱シールド158の補完的ねじ付き面から形成される回転自在の取付けインターフェースであることができる。
図示される実施形態について、詳細には、シールプレート156が、燃焼器ドーム102の低温側150に隣接して配置される第1のフランジ170を画成し、熱シールド158が、燃焼器ドーム102の高温側152に隣接して配置される第2のフランジ172を含む。組み立て中に、所与の燃焼器アセンブリ100のために、熱シールド158及びシールプレート156は、取付けインターフェース168で所望の締付け力まで(すなわち、取付けインターフェース168が回転自在の取付けインターフェース168である場合の特定のトルクまで)締められることが可能である。したがって、第1のフランジ170及び第2のフランジ172が、それらが燃焼器ドーム102に取り付けられるように組み立てられる場合、互いに向かって(燃焼器ドーム102に対して)押し付けられる。次いで、スワーラ160及び/又は燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の他の構成要素が、溶接又は任意の他の適切な方法によって、例えば、シールプレート156に取り付けられ得る。加えて、一旦組み立てられると、シールプレート156が、取付けインターフェース168で熱シールド158に溶接されることができて、シールプレート156が熱デフレクタに対して緩むことを防止する(すなわち、シールプレート156が熱シールド158に対して回転することを防止する)。しかし、スワーラ160及び/又は燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の他の構成要素が、機械的締め具又は他の機械的締付け手段など任意の他の適切な様式で、例えば、シールプレート156に取り付けられ得るということを理解すべきである。
更に、図8を簡潔に参照すると、シールプレート156及び燃焼器ドーム102の部分の拡大、斜視、横断面図が提供される。シールプレート156がスロット174を画成し、燃焼器ドーム102が追加的にスロット176を画成する。燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146は、シールプレート156内のスロット174を通って、燃焼器ドーム102のスロット176の中に延在するピン178を含む。ピン178は、円柱形の金属ピンであり、又は別法として、任意の他の形状を含むことができ、任意の他の適切な材料から構成されることができる。いずれにしても、ピン178は、シールプレート156が燃焼器ドーム102に対して回転することを防止する。シールプレート156の取付け前に、又はシールプレート156及び一旦、ピン178が定位置にありさえすれば、ピン178はシールプレート156に溶接され、又はそうでない場合は、付着される。
やはり図6及び図7の実施形態を参照すると、第1のフランジ170は、燃焼器ドーム102の低温側150に直接配置され、第2のフランジ172は、燃焼器ドーム102の高温側152に直接配置される。したがって、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を取り付けるために、例えば、シールプレート156と燃焼器ドーム102との間、又は熱シールド158と燃焼器ドーム102との間に中間の構成要素は全く必要ではない。注目すべきことに、燃焼器ドーム102は燃焼器ドーム102内に低温側150に、開口144の円周の周りに延在する上昇したボス180(図7)を含んで、燃焼器ドーム102内に画成される開口144の周りに、燃焼器ドーム102の取り付け部分のために所望の厚み及び追加の強度を提供する。加えて、燃焼器ドーム102は、熱シールド158のフランジ172を受けるために、高温側152に燃焼器ドーム102内の開口144の円周の周りに延在する凹部181を含む。しかし、特定の例示的実施形態では、燃焼器アセンブリ100が、第1のフランジ170及び第2のフランジ172と、燃焼器ドーム102との間に中間の構成要素を含むことができるということを理解すべきである。
更に図示される実施形態について、燃焼器ドーム102は、CMC材料から形成されるが、一方、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146は、合金材料など、金属材料から形成される。燃焼器ドーム102に対して所望の量を超える熱膨張を防止するために(すなわち、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を燃焼器ドーム102に取り付けるシールプレート156及び熱シールド158の部分の熱膨張)、シールプレート156及び熱シールド158によって画成される取付けインターフェース168が、少なくとも部分的に、燃焼器ドーム102の開口144の中に配置される。そのような構成によって、取付けインターフェース168が、熱シールド158及び/又は燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の他の構成要素によって保護され得る。例えば、熱シールド158は、燃焼器アセンブリ100の作動中に燃焼室108内の熱量から取付けインターフェース168を保護し、又は遮蔽するように構成され得る。したがって、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を燃焼器ドーム102に取り付ける構成要素は、燃焼器アセンブリ100の作動中に所望の量を超える熱膨張から保護されることが可能となり、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を燃焼器ドーム102に取り付けることによって、燃焼器アセンブリ100の作動中に依然として損傷を受けない状態にする。
更に、燃焼器アセンブリ100の作動中に、所望の作動温度範囲内に熱シールド158を保つために、取付けインターフェース168を保護することに加えて、燃焼器ドーム102は、燃焼器アセンブリ100の作動中に熱シールド158に冷却空気流を提供するように構成される。前述のように、燃焼器ドーム102は、燃焼器ドーム102を通って延在する冷却穴154を含む。特に、図示される実施形態について、冷却穴154は、熱シールド158の熱デフレクタリップ162に、又はむしろ、熱シールド158の熱デフレクタリップ162の低温側164に冷却空気流を向けるように配向される。例えば、図示される例示的な冷却穴154は、燃焼器ドーム102の低温側150から燃焼器ドーム102の高温側152まで、燃焼器ドーム102内の開口144に向かって傾斜している(すなわち、冷却穴154が燃焼器ドーム102の低温側150から燃焼器ドーム102の高温側152へ延在するにつれて、開口144に向かって傾斜する)。更に、冷却穴154は、燃焼器ドーム102の高温側152に出口182を含み、図示される実施形態について、熱シールド158の熱デフレクタリップ162は、燃焼器ドーム102の中の冷却穴154の出口182を覆う。例えば、熱デフレクタリップ162の少なくとも部分が、冷却穴154の出口182の少なくとも部分よりも、開口144の中心148に対して更に外へ延在する。例えば、図5に図示される横断面図では、熱デフレクタリップ162が、図示される冷却穴154の出口182の少なくとも部分よりも、開口144の中心148に対して、燃焼器ドーム102の前方壁118の方向DFWに平行な方向へ更に外へ延在する。そのような構成によって、冷却穴154を通る空気流の少なくとも大部分が、熱デフレクタリップ162の低温側164に流れるはずである。
特に図示される実施形態について、熱シールド158の熱デフレクタリップ162の低温側164が、チャンネル184を少なくとも部分的に画成する。特に、チャンネル184は、熱シールド158の第2のフランジ172及び燃焼器ドーム102の高温側152の部分と共に、熱デフレクタリップ162の低温側164によって画成される。図示される実施形態について、熱デフレクタリップ162は、燃焼器ドーム102内の開口144の円周に類似する形状である円方向へ延在する。したがって、チャンネル184は、周方向のチャンネルと呼ばれることができる。
燃焼器アセンブリ100の作動中に、冷却空気流が、燃焼器ドーム102内の冷却穴154を通って提供され、冷却穴154の配向に起因してチャンネル184が冷却空気流を受けるように、冷却空気流がチャンネル184の中に提供される。特定の実施形態では、冷却空気流が、燃焼器アセンブリ100が取り付けられるガスタービンエンジンの圧縮機セクションから生じることができる(図1参照)。冷却空気流は、熱デフレクタリップ162からある量の熱を除去することができて、熱シールド158を所望の作動温度範囲内に保つことができる。加えて、冷却空気流は、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を燃焼器ドーム102に取り付ける構成要素を所望の作動温度範囲内に保つことができる。図示されるように、例示的なチャンネル184は、U字形を画成する。したがって、チャンネル184は、冷却空気流を冷却穴154から燃焼器ドーム102の高温側152に沿って下流へ向け直して、その上、燃焼器ドーム102のために冷却流を開始する。しかし、他の実施形態では、チャンネル184は、所望されれば、そのような機能を提供するために適切な任意の他の形状を含むことができる。
上記の機能がチャンネル184によって達成されることを保証するために、チャンネル184は、最少の高さDCを画成することができる。特に、チャンネル184は、燃焼器ドーム102の前方壁118の方向DFWに垂直な方向に高さDCを画成することができる(図5参照)。チャンネル184の高さDCは、チャンネル184内の冷却空気の速度が閾値を超えるように保つように、チャンネル184を通る冷却空気の予測される量に依存する。例えば、特定の実施形態では、チャンネル184の高さDCは、少なくとも約0.010インチ、少なくとも約0.025インチなど、少なくとも約0.050インチなど、又は任意の他の適切な高さであることができる。
注目すべきことに、前述のように、燃焼器ドーム102は、燃焼器ドーム102内の開口144の円周に沿って離隔配置された複数の冷却穴154を更に含むことができる。特に、燃焼器ドーム102は、冷却空気流を熱デフレクタリップ162の低温側164に向けるように配向される複数の冷却穴154を更に含むことができる。そのような構成は、燃焼器アセンブリ100の作動中に、熱シールド158が所望の作動温度範囲内に保たれること、及び/又は燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を燃焼器ドーム102に取り付ける構成要素が所望の作動温度範囲内に留まることを更に保証することができる。
本開示の1以上の実施形態による燃焼器アセンブリは、一般に金属材料から形成される燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリを、一般にCMC材料から形成され得る燃焼器ドームに取り付けるための効率的手段を提供することができる。加えて、そのような構成によって、熱シールドが、燃焼器アセンブリの作動中に燃焼室内部の相対的な高温から所望の量の保護を提供するように寸法成形されることが可能になり、過度に大きくならず、及び/又は過剰な重量を燃焼器アセンブリに加えることがない。更に、本開示の1以上の特徴を含む燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリは、熱シールドが、燃焼室内部の相対的な高温から所望の量の保護を提供することを可能にし、一方で、燃焼室が所望の作動温度範囲内に保たれ、同時に、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146を燃焼器ドーム102に取り付ける構成要素を所望の作動温度範囲内に保つことができる。なおまた、燃焼器ドームを通る複数の冷却穴を含むことによって、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリがそこを通る冷却空気流のための場所を空ける必要がないので、より小型の燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリが可能になる。加えて、燃焼器ドームを通って冷却空気流を提供することによって、より良好な供給源圧力を可能にする(冷却空気を燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリを通って流すのとは対照的に)。
しかし、燃焼器アセンブリ100、並びに特に燃焼器ドーム102及び燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146が、実施例としてのみ提供され、他の実施形態は、任意の他の構成を含むことができるということ理解すべきである。例えば、他の例示的実施形態では、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146が、任意の他の適切な様式で、燃焼器ドーム102に取り付けられることができ、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ146の熱シールド158が、任意の他の適切な構成を含むことができ、同様に燃焼器ドーム102が、任意の他の適切な構成を含むことができる。
次いで、図9を参照すると、ガスタービンエンジンの燃焼器を冷却するための方法(200)の流れ図が提供される。例示的な方法(200)は、図1から図8の1以上に関連して上記に説明される例示的な1以上のガスタービンエンジンの内部で利用され得る。したがって、燃焼器は、燃焼器ドーム及び燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリを含むことができる。燃焼器ドームは、開口を画成することができ、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリは、開口を通って少なくとも部分的に延在することができる。
一般に図示される例示的な方法(200)が、(202)で、燃焼器ドームの低温側から燃焼器ドームの高温側まで延在する冷却穴を通って冷却空気流を提供するステップを含む。加えて、例示的な方法(200)が、(204)で、冷却穴から燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリの熱シールドの熱デフレクタリップの低温側まで冷却空気流を向けるステップを含む。熱デフレクタリップの低温側は、燃焼器の燃焼室内部に配置される。より詳細には、図示される実施形態について、冷却空気流を冷却穴から、熱デフレクタリップの低温側まで向けるステップ(204)が、(206)で、空気流を冷却穴から熱シールドの熱デフレクタリップによって少なくとも部分的に画成されるチャンネルまで向けるステップを含む。
図9を参照すると、例示的な方法(200)が、(208)で、チャンネルから、燃焼器ドームの高温側に沿って冷却空気流を向け直して、燃焼器ドームの高温側に沿って冷却フィルムを形成するステップを追加的に含む。更に、例示的な方法(200)が、(210)で、燃焼器ドームによって画成される1以上の追加的冷却穴を通って燃焼器ドームの高温側に沿って冷却フィルムに追加的冷却空気流を提供するステップを含む。
図9に関連して上記に説明される例示的な方法(200)の1以上の態様に従って作動される燃焼器が、燃焼器ドームの高温側に沿って冷却空気の冷却フィルムを開始し、保つことができて、燃焼器ドームを所望の温度範囲内に保つことに役立つ。
ここに記載する説明は、最良の形態を含む本発明を開示するための実施例を使用しており、更に当業者が、任意の装置又はシステムを製造し、使用し、かつ任意の組み込まれた方法を実施することを可能にする実施例を使用する。本発明の特許請求性のある範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者に思い当たる他の実施例を含むことができる。そのような他の実施例が特許請求の範囲の文言とは異ならない構造的要素を含む場合、又はそれらが特許請求の範囲の文言とは実質的に異ならない均等な構造的要素を含む場合、そのような他の実施例は特許請求の範囲内にあると意図するものである。
[実施態様1]
ガスタービンエンジン(10)用の燃焼器アセンブリ(100)であって、
開口(144)及び冷却穴(154)を画成し、燃焼室(108)を少なくとも部分的に画成する燃焼器ドーム(102)であって、燃焼器ドーム(102)が第1の側(150)及び第2の側(152)を備え、冷却穴(154)が第1の側(150)から第2の側(152)まで延在する、燃焼器ドーム(102)と、
燃焼器ドーム(102)の開口(144)内に少なくとも部分的に配置され、熱シールド(158)を備える燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)であって、熱シールド(158)が、熱デフレクタリップ(162)を備え、燃焼器ドーム(102)内の冷却穴(154)が、冷却空気流を熱デフレクタリップ(162)へ向けるように配向される、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)と
を備える、燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様2]
冷却穴(154)が、燃焼器ドーム(102)内の開口(144)に向かって、燃焼器ドーム(102)の第1の側(150)から燃焼器ドーム(102)の第2の側(152)まで傾斜する、実施態様1に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様3]
燃焼器ドーム(102)が、燃焼器ドーム(102)の第1の側(150)から燃焼器ドーム(102)の第2の側(152)まで延在し、冷却空気流を熱デフレクタリップ(162)へ向けるように配向される複数の冷却穴(154)を更に備える、実施態様1に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様4]
燃焼器ドーム(102)が、開口(144)の周りに延在する円周を画成し、複数の冷却穴(154)が、開口(144)の周りに延在する円周に沿って離隔配置される、実施態様3に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様5]
熱デフレクタリップ(162)が、高温側(166)と、低温側(164)とを備え、燃焼器ドーム(102)内の冷却穴(154)が、冷却空気流を熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)へ向けるように配向される、実施態様1に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様6]
熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)が、チャンネル(184)を少なくとも部分的に画成し、チャンネル(184)が、冷却穴(154)から冷却空気流を受けるように構成される、実施態様5に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様7]
熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)が、チャンネル(184)を少なくとも部分的に画成し、チャンネル(184)が、U字形を画成する、実施態様5に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様8]
熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)が、少なくとも部分的にチャンネル(184)を画成し、燃焼器ドーム(102)が前方壁(118)を備え、燃焼器ドーム(102)の前方壁(118)が方向を画成し、熱デフレクタリップ(162)によって少なくとも部分的に画成されるチャンネル(184)が燃焼器ドーム(102)の前方壁(118)の方向に垂直な方向へ高さを画成し、チャンネル(184)の高さが少なくとも約0.025インチである、実施態様5に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様9]
冷却穴(154)が、燃焼器ドーム(102)の高温側(152)に出口(182)を含み、熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)が、燃焼器ドーム(102)内の冷却穴(154)の出口(182)を覆う、実施態様1に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様10]
燃焼器ドーム(102)が、セラミックマトリックス複合材料から形成される、実施態様1に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様11]
ガスタービンエンジン(10)用の燃焼器アセンブリ(100)であって、
開口(144)及び冷却穴(154)を画成し、燃焼室(108)を少なくとも部分的に画成する燃焼器ドーム(102)であって、燃焼器ドーム(102)が第1の側(150)及び第2の側(152)を備え、冷却穴(154)が第1の側(150)から第2の側(152)まで延在する、燃焼器ドーム(102)と、
燃焼器ドーム(102)の開口(144)内に少なくとも部分的に配置され、熱シールド(158)を備える燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)であって、熱シールド(158)が、周方向のチャンネル(184)を画成し、燃焼器ドーム(102)内の冷却穴(154)が、冷却空気流を周方向のチャンネル(184)の中に向けるように配向される、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)と
を備える、燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様12]
冷却穴(154)が、燃焼器ドーム(102)内の開口(144)に向かって、燃焼器ドーム(102)の第1の側(150)から燃焼器ドーム(102)の第2の側(152)まで傾斜する、実施態様11に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様13]
熱シールド(158)が、熱デフレクタリップ(162)を備え、熱デフレクタリップ(162)が、高温側(166)及び低温側(164)を備え、熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)が周方向のチャンネル(184)を少なくとも部分的に画成する、実施態様11に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様14]
熱シールド(158)が、熱デフレクタリップ(162)を備え、冷却穴(154)が、燃焼器ドーム(102)の第2の側(152)に出口(182)を含み、熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)が、燃焼器ドーム(102)内の冷却穴(154)の出口(182)を覆う、実施態様11に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様15]
周方向のチャンネル(184)が、冷却穴(154)から燃焼器ドーム(102)の第2の側(152)に沿って冷却空気流を向け直す、実施態様11に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様16]
燃焼器ドーム(102)が、セラミックマトリックス複合材料から形成される、実施態様11に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
[実施態様17]
ガスタービンエンジン(10)の燃焼器(100)を冷却するための方法(200)であって、燃焼器(100)が燃焼器ドーム(102)を含み、方法(200)が、
燃焼器ドーム(102)の低温側(150)から燃焼器ドーム(102)の高温側(152)まで延在する冷却穴(154)に、冷却空気流を提供するステップ(202)であって、燃焼器ドーム(102)が開口(144)を画成し、燃焼器(100)が、少なくとも部分的に開口(144)を通って延在する燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)を備える、ステップ(202)と、
冷却空気流を冷却穴(154)から、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)の熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)まで向けるステップ(204)であって、熱デフレクタリップ(162)が、燃焼器(100)の燃焼室(108)内部に配置される、ステップ(204)と
を含む、方法。
[実施態様18]
冷却空気流を冷却穴(154)から、熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)まで向けるステップ(204)が、空気流を冷却穴(154)から熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)によって少なくとも部分的に画成されるチャンネル(184)まで向けるステップ(206)を含む、実施態様17に記載の方法。
[実施態様19]
チャンネル(184)から、燃焼器ドーム(102)の高温側(152)に沿って冷却空気流を向け直して、燃焼器ドーム(102)の高温側(152)に沿って冷却フィルムを形成するステップ(208)を更に含む、実施態様18に記載の方法。
[実施態様20]
燃焼器ドーム(102)によって画成される1以上の追加的冷却穴(154)を通って追加的量の冷却空気流を導いて、燃焼器ドーム(102)の高温側(152)に沿って冷却フィルムに追加的冷却流を提供するステップ(210)を更に含む、実施態様19に記載の方法。
10 高温バイパスターボファンエンジン、ターボファン
12 長手方向中心線、長手方向軸
14 ファンセクション
16 コアタービンエンジン
18 管状外側ケーシング
20 環状入口
22 低圧圧縮機
24 高圧圧縮機
26 燃焼セクション
28 高圧タービン
30 低圧タービン
32 ジェット排気ノズルセクション
34 高圧シャフト又はスプール
36 低圧シャフト又はスプール
37 コア空気流路
38 可変ピッチファン
40 ファンブレード
42 ディスク
44 ピッチ変化機構
46 動力ギヤボックス
48 前ハブ
50 外側ナセル
52 出口案内羽根
54 下流セクション
56 バイパス空気流路
58 空気
60 入口
62 矢印(空気の第1の部分)
64 矢印(空気の第2の部分)
66 燃焼ガス
68 高圧タービン静翼
70 高圧タービンロータブレード
72 低圧タービン静翼
74 低圧タービンロータブレード
76 ファンノズル排気セクション
78 高温ガス経路
100 燃焼器アセンブリ
101 中心線
102 燃焼器ドーム
104 燃焼室外側ライナ
106 燃焼室内側ライナ
108 燃焼室
110 前方端部
112 後方端部
114 前方端部
116 後方端部
118 前方壁
120 外側移行部分
121 第1の屈曲部
122 内側移行部分
123 第1の屈曲部
124 取付けアセンブリ
126 支持部材
128 ブラケット
130 フランジ
132 前方端部
134 結合フランジ
136 結合フランジ
138 取付け部材
140 後方端部
142 取付けフランジ
144 開口
146 燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ
148 中心
149 中心線
150 低温側
152 高温側
154 冷却穴
156 シールプレート
158 熱シールド
160 スワーラ
162 熱デフレクタリップ
164 低温側
166 高温側
168 取付けインターフェース
170 第1のフランジ
172 第2のフランジ
174 スロット
176 スロット
178 ピン
180 上昇したボス
181 凹部
182 出口
184 チャンネル
200 方法
202 燃焼器ドームの低温側から燃焼器ドームの高温側まで延在する冷却穴へ冷却空気流を提供するステップ
204 冷却穴から燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリの熱シールドの熱デフレクタリップの低温側まで冷却空気流を向けるステップ
206 空気流を冷却穴から熱シールドの熱デフレクタリップによって少なくとも部分的に画成されるチャンネルまで向けるステップ
208 チャンネルから、燃焼器ドームの高温側に沿って冷却空気流を向け直して、燃焼器ドームの高温側に沿って冷却フィルムを形成するステップ
210 燃焼器ドームによって画成される1以上の追加的冷却穴を通して冷却空気流の追加的量を向けて、燃焼器ドームの高温側に沿って冷却フィルムに追加的冷却空気流を提供するステップ
A 軸方向
C 周方向
P ピッチ軸
R 径方向
S 間隔
HS 外径
FW 方向
MAX 最大外径
A 環状部の高さ
FW 長さ

Claims (13)

  1. ガスタービンエンジン(10)用の燃焼器アセンブリ(100)であって、
    開口(144)及び冷却穴(154)を画成し、燃焼室(108)を少なくとも部分的に画成する燃焼器ドーム(102)であって、燃焼器ドーム(102)が低温側(150)及び高温側(152)を備え、冷却穴(154)が低温側(150)から高温側(152)まで延在する、燃焼器ドーム(102)と、
    燃焼器ドーム(102)の開口(144)内に少なくとも部分的に配置され、熱シールド(158)を備える燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)であって、熱シールド(158)が、熱デフレクタリップ(162)を備え、燃焼器ドーム(102)内の冷却穴(154)が、冷却空気流を熱デフレクタリップ(162)へ向けるように配向される、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)と
    前記燃焼器ドーム(102)の低温側(150)に隣接して配置され、前記燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)を前記燃焼器ドーム(102)に取り付けるために前記熱シールド(158)に接合される、シールプレート(156)と
    を備え
    前記シールプレート(156)は、円周方向に延びる第1のねじ付き面と、径方向に延びる第1のフランジ(170)と、を備え、
    前記熱シールド(158)は、円周方向に延びる第2のねじ付き面と、径方向に延びる第2のフランジ(172)と、を備え、
    前記第1及び第2のねじは相補的であり、該第1及び第2のねじが回転締結されて取付けインターフェース(168)を形成し、該第1及び第2のねじの回転締結により、前記第1及び第2のフランジが互いに向かって前記燃焼器ドーム(102)に対して押し付けられている、燃焼器アセンブリ(100)。
  2. 燃焼器ドーム(102)が、燃焼器ドーム(102)の低温側(150)から燃焼器ドーム(102)の高温側(152)まで延在し、冷却空気流を熱デフレクタリップ(162)へ向けるように配向される複数の冷却穴(154)を更に備える、請求項1に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  3. 燃焼器ドーム(102)が、開口(144)の周りに延在する円周を画成し、複数の冷却穴(154)が、開口(144)の周りに延在する円周に沿って離隔配置される、請求項2に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  4. 熱デフレクタリップ(162)が、高温側(166)と、低温側(164)とを備え、燃焼器ドーム(102)内の冷却穴(154)が、冷却空気流を熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)へ向けるように配向される、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  5. 熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)が、チャンネル(184)を少なくとも部分的に画成し、チャンネル(184)が、冷却穴(154)から冷却空気流を受けるように構成される、請求項4に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  6. 熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)が、少なくとも部分的にチャンネル(184)を画成し、燃焼器ドーム(102)が前方壁(118)を備え、燃焼器ドーム(102)の前方壁(118)が方向を画成し、熱デフレクタリップ(162)によって少なくとも部分的に画成されるチャンネル(184)が燃焼器ドーム(102)の前方壁(118)の方向に垂直な方向へ高さを画成し、チャンネル(184)の高さが少なくとも0.025インチである、請求項4又は請求項5に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  7. 冷却穴(154)が、燃焼器ドーム(102)の高温側(152)に出口(182)を含み、熱シールド(158)の熱デフレクタリップ(162)が、燃焼器ドーム(102
    )内の冷却穴(154)の出口(182)を覆う、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  8. ガスタービンエンジン(10)用の燃焼器アセンブリ(100)であって、
    開口(144)及び冷却穴(154)を画成し、燃焼室(108)を少なくとも部分的に画成する燃焼器ドーム(102)であって、燃焼器ドーム(102)が低温側(150)及び高温側(152)を備え、冷却穴(154)が低温側(150)から高温側(152)まで延在する、燃焼器ドーム(102)と、
    燃焼器ドーム(102)の開口(144)内に少なくとも部分的に配置され、熱シールド(158)を備える燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)であって、熱シールド(158)が、周方向のチャンネル(184)を画成し、燃焼器ドーム(102)内の冷却穴(154)が、冷却空気流を周方向のチャンネル(184)の中に向けるように配向される、燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)と
    前記燃焼器ドーム(102)の低温側(150)に隣接して配置され、前記燃料空気噴射器ハードウェアアセンブリ(146)を前記燃焼器ドーム(102)に取り付けるために前記熱シールド(158)に接合される、シールプレート(156)と
    を備え
    前記シールプレート(156)は、円周方向に延びる第1のねじ付き面と、径方向に延びる第1のフランジ(170)と、を備え、
    前記熱シールド(158)は、円周方向に延びる第2のねじ付き面と、径方向に延びる第2のフランジ(172)と、を備え、
    前記第1及び第2のねじは相補的であり、該第1及び第2のねじが回転締結されて取付けインターフェース(168)を形成し、該第1及び第2のねじの回転締結により、前記第1及び第2のフランジが互いに向かって前記燃焼器ドーム(102)に対して押し付けられている、燃焼器アセンブリ(100)。
  9. 熱シールド(158)が、熱デフレクタリップ(162)を備え、熱デフレクタリップ(162)が、高温側(166)及び低温側(164)を備え、熱デフレクタリップ(162)の低温側(164)が周方向のチャンネル(184)を少なくとも部分的に画成する、請求項8に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  10. 周方向のチャンネル(184)が、冷却穴(154)から燃焼器ドーム(102)の高温側(152)に沿って冷却空気流を向け直す、請求項8に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  11. 冷却穴(154)が、燃焼器ドーム(102)内の開口(144)に向かって、燃焼器ドーム(102)の低温側(150)から燃焼器ドーム(102)の高温側(152)まで傾斜する、請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のガスタービンエンジン(10)の燃焼器アセンブリ(100)を組み立てるための方法(200)であって、
    前記シールプレート(156)及び前記熱シールド(158)を特定のトルクまで締め付けて、前記第1及び第2のねじで前記取付けインターフェース(168)を形成すると共に互いに向かい合う前記第1及び第2のフランジで前記燃焼器ドーム(102)を押し付けることを含む、方法。
  13. 前記シールプレート(156)を前記取付けインターフェース(168)で前記熱シールド(158)に溶接して前記シールプレート(156)が前記熱シールド(158)に対して回転することを防止することを含む、請求項12に記載の方法。
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