JP6527095B2 - ブレーキトルク増減機能を有するモータ及び機構部 - Google Patents

ブレーキトルク増減機能を有するモータ及び機構部 Download PDF

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    • H02P29/0022Controlling a brake between the prime mover and the load

Description

本発明は、モータ及び機構部に関し、特に、ブレーキトルクを増減させる機能を有するモータ及び機構部に関する。
一般的に、非常停止時や停電時にモータの出力軸をロックするために、無励磁で動作する保持ブレーキがモータに組み込まれる(例えば、特許文献1)。その保持ブレーキには一定で大きなブレーキトルクが求められる。これにより、ブレーキに通電されない状態であっても、出力軸をロックするのに必要な保持トルクを与えることができる。例えば、ロボットの関節部の駆動用に上記モータが使用されるが、保持ブレーキにより、非常停止時や停電時においても、ロボットの自重を支えることができ、ロボットの姿勢を維持することができる。
図1にモータ内部に保持ブレーキが配置される従来のモータの構成図を示す。モータ1000は、出力軸1001と、保持ブレーキ(以下、単に「ブレーキ」ともいう。)1002を備えている。ブレーキ1002には、モータ1000の外部に設けられた制御部1004からブレーキ動作信号のみが入力される。このとき、ブレーキトルクは一定値である。
また、図2にモータ外部(減速機内部や、アームと減速機との間等)に保持ブレーキが配置される従来のロボットの機構部の構成図を示す。機構部2000は、出力軸1001Aと、ブレーキ1002Aと、減速機1006と、を備えている。モータ1000Aは、第1アーム1007に設けられている。機構部2000は、第1アーム1007と第2アーム1008との間に設けられている。ブレーキ1002Aには、機構部2000の外部に設けられた制御部1004Aからブレーキ動作信号のみが入力される。このとき、ブレーキトルクは一定値である。
従来技術では、保持ブレーキのブレーキトルクは一定で大きい値であるため、ブレーキが作動している状態では、モータの出力軸に外部トルクを加えても簡単に回転させることはできない。当然、ロボットの場合も、モータの保持ブレーキが作動している状態では、人がロボットのアームを押しても、簡単に動かすことはできない(ロボットの姿勢を変えることができない)。そのため、ロボットが動作中に停止し、モータを駆動できない状況では、ロボット停止時の姿勢からロボットを動かすことができないなどの問題が生じる。
従来は、非常停止時や停電時などのモータが停止している状態ではブレーキを使用することで、モータの出力軸が回転しないようロックしている。このとき、モータの出力軸をロックするのに必要なトルクを「出力軸の保持トルクTh」とすると、ブレーキが作動した状態では、以下の関係式が成り立つ。
ブレーキトルク(一定値)Tb ≫ 出力軸の保持トルクTh
ブレーキトルクTbは十分に大きく、ブレーキが作動している状態では人が出力軸を回すことはできない。一般的に、ロボットの関節部には、駆動用に同構造のモータが使用されることが多く、モータが停止し、ブレーキが作動している状態では、人がロボットのアームを押しても、アームを動かすことは容易ではない。
特開2005−54843号公報
本発明は、非常停止時や停電時などでモータを駆動できない状態であっても、ロボットを任意の姿勢に動かすことが可能なモータ及び機構部を提供することを目的とする。
本発明の一実施例に係るモータは、出力軸と、出力軸を保持するブレーキと、出力軸に外部から与えられる外部トルクを検出するセンサと、ブレーキが作動している時に、センサが検出した外部トルクの増減に応じて、ブレーキのトルクを減増する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明の一実施例に係る機構部は、駆動用モータを具備する機構部であって、機構部の出力軸と、出力軸を保持するブレーキと、出力軸に外部から与えられる外部トルクを検出するセンサと、ブレーキが作動している時に、センサが検出した外部トルクの増減に応じて、ブレーキのトルクを減増する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明の一実施例に係るモータ及び機構部によれば、非常停止時や停電時などでモータを駆動できない状態であっても、ロボットを任意の姿勢に動かすことができる。
モータ内部に保持ブレーキが配置される従来のモータの構成図である。 モータ外部に保持ブレーキが配置される従来のロボットの機構部の構成図である。 本発明の実施例1に係るモータの構成図である。 モータトルク、負荷トルク、ブレーキトルク、及び外部トルクのそれぞれの時間的変化を示すグラフである。 本発明の実施例2に係るモータの構成図である。 本発明の実施例3に係るロボットのアーム部の構成図である。 本発明の実施例4に係る機構部の構成図である。 本発明の実施例4の変形例に係る機構部の構成図である。 本発明の実施例5に係る機構部の構成図である。 本発明の実施例5の変形例に係る機構部の構成図である。 本発明の実施例6に係るロボットのアーム部の構成図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るモータ及び機構部について説明する。
[実施例1]
まず、本発明の実施例1に係るモータについて説明する。図3に本発明の実施例1に係るモータの構成図を示す。本発明の実施例1に係るモータ101は、出力軸1と、ブレーキ2と、センサ3と、制御部4と、を有する。
ブレーキ2は、出力軸1を保持する。ブレーキ2には、パウダーブレーキ、電磁ブレーキ、磁気ヒステリシスブレーキ等を用いることができる。電磁ブレーキは、電流値でギャップを制御するものである。ただし、このような例には限られず、他のブレーキを用いることもできる。
センサ3は、出力軸1に外部から与えられる外部トルクを検出する。センサ3が検出した外部トルクのデータは制御部4に出力される。センサ3には、加速度センサ、ひずみセンサ等を用いることができる。ただし、このような例には限られず、他のセンサを用いることもできる。
制御部4は、ブレーキ2が作動している時に、センサ3が検出した外部トルクの増減に応じて、ブレーキ2のトルクを減増する。ブレーキ2のトルクを減増するために、制御部4は、ブレーキ2に対してブレーキトルク制御信号を出力する。
図3に示した実施例1に係るモータにおいては、ブレーキ2、センサ3、及び制御部4をモータ101の内部に設けた例を示したが、これらの一部または全部をモータ101の外部に設けてもよい。さらに、モータ101は、出力軸1を後付けするようにしてもよい。
次に、本発明の実施例1に係るモータにおける制御部4によるブレーキ2のトルクの制御方法について説明する。
モータ101が停止し、かつブレーキ2が作動している状態では、モータの出力軸1にかかるトルクであるモータトルクToは、機械条件によって決まる負荷トルクTfと、外部トルクTmによって、下記の式(1)のように示せる。
To=Tf+Tm (1)
ここで、モータの出力軸1を保持するためのブレーキ2のトルクであるブレーキトルクをTbとすると、モータの出力軸1を回転させるには、下記の式(2)を満たす必要がある。
To>Tb (2)
一方で、モータの出力軸1をロックさせるには、下記の式(3)を満たす必要がある。
To≦Tb (3)
一般的には、ブレーキ2が作動している状態では、確実にモータの出力軸1をロックするために、以下の関係がある。
Tb≫Tf
Tb−Tf≫0 (4)
式(1)、(2)、及び(4)より
To=Tf+Tm>Tb
Tm>Tb−Tf(≫0) (5)
即ち、ブレーキ2が作動している状態で、モータの出力軸1を回転させるためには、非常に大きな外部トルクTmが必要となる。
本発明では、ブレーキ2が作動している状態であっても、外部トルクTmによってモータの出力軸1を回転可能とする方法を提案する。
まず、外部トルクTm以下のトルクで、モータの出力軸1を回転させる条件は、以下のように表せる。
To−Tb≦Tm (6)
式(1)及び(6)より、
To−Tb=Tf+Tm−Tb≦Tm
Tf≦Tb (7)
式(2)及び(7)より、外部トルクTmでモータの出力軸を回転させるには以下の条件が必要となる。
Tf≦Tb<To (8)
または、
Tf≦Tb<Tf+Tm (9)
つまり、「負荷トルクTfの増減」や「外部トルクTmの減増」に応じて、「ブレーキトルクTbを増減」する。この点について、各トルクの時間的変化を示すグラフを用いて具体的に説明する。
図4に、モータトルクTo、負荷トルクTf、ブレーキトルクTb、及び外部トルクTmのそれぞれの時間的変化を示す。図4において、時間0からt1まではモータは通常の動作を行っているとする。この期間においては、モータトルクTo及び負荷トルクTfがある大きさのトルク値を有し、ブレーキトルクTbはゼロである。
時間t1においてモータの非常停止が行われたものとする。そうすると非常停止が行われたt1後においては、モータトルクToはゼロになる。一方で、非常停止後はブレーキトルクTbは所定の大きさのトルク値を有する。
さらに、時間t2において外部トルクTmが与えられると、図4に示すように、制御部4は、負荷トルクTfと外部トルクTmに追従してブレーキトルクTbを制御する。このようにして、制御部4は、ブレーキ2が作動している時(時間t2以降)に、センサ3が検出した外部トルクTmの増減に応じて、ブレーキ2のブレーキトルクTbを減増する。
以上の動作を実現するために、本発明の実施例に係るモータは以下の点を特徴とする。
(i)ブレーキ2のブレーキトルクTbを可変させる。
(ii)モータの出力軸1のモータトルクToを測定するセンサ3を設ける。
(iii)負荷トルクTfは、外部トルクTm(外力)の無い状態のモータトルク(出力軸のトルク)Toを測定することによって検出するか、あるいは制御部4においてトルク指令等から算出する(ロボットの場合は、ワーク重量やロボットの姿勢から算出する)。
(iv)停電時においても(i)〜(iii)を実現するために、蓄電可能な電力供給部(後述)を設けることが好ましい。
本発明の実施例1に係るモータによれば、非常停止時や停電時などでモータを駆動できない状態であっても、ロボットを任意の姿勢に動かすことができる。
[実施例2]
次に、本発明の実施例2に係るモータについて説明する。図5に、本発明の実施例2に係るモータの構成図を示す。本発明の実施例2に係るモータ102が、実施例1に係るモータ101(図3)と異なっている点は、ブレーキ2、センサ3、及び制御部4に電力を供給する、蓄電可能な電力供給部5をさらに有する点である。実施例2に係るモータのその他の構成は、実施例1に係るモータにおける構成と同様であるので、詳細な説明は省略する。
電力供給部5の例として、蓄電池や、電解コンデンサ等を用いることができる。ただし、このような例には限られず、他の電力供給部を用いることもできる。
図5に示した実施例2に係るモータにおいては、ブレーキ2、センサ3、制御部4、及び電力供給部5をモータ102の内部に設けた例を示したが、これらの一部または全部をモータ102の外部に設けてもよい。さらに、モータ102は、出力軸1を後付けするようにしてもよい。
本発明の実施例2に係るモータによれば、電力供給部を設けているので、停電時においてもブレーキ、センサ、及び制御部の各部に電力を供給することができる。
[実施例3]
次に、本発明の実施例3に係るロボットについて説明する。図6に、本発明の実施例3に係るロボットのアーム部の構成図を示す。本発明の実施例3に係るロボット301は、実施例1または2に係るモータを有している点を特徴としている。
ロボット301として、多関節ロボットを用いた場合を例にとって説明する。図6に示したロボット301のアーム部の構成図においては、実施例1に係るモータ101を複数(101−1、101−2)設けた例を示している。第1モータ101−1は第1アーム7に設けられ、第2モータ101−2は第2アーム8に設けられている。第1アーム7と第2アーム8との間には第1機構部200−1が設けられ、第2アーム8と第3アーム9との間には第2機構部200−2が設けられている。
図6に示したロボット301にはモータが2つ設けられた例を示したが、このような例には限られず、モータは1つでもよいし、3つ以上であってもよい。さらに、図6に示したロボット301には実施例1に係るモータ101が複数(101−1,101−2)設けられた例を示したが、実施例2に係るモータ102を1つまたは複数設けるようにしてもよい。
実施例3に係るロボット301においては、センサとして圧力センサや、圧電センサ等を用いることができる。ただし、このような例には限られず、他のセンサを用いることもできる。
本発明の実施例3に係るロボットによれば、非常停止時や停電時などでモータを駆動できない状態であっても、ロボットを任意の姿勢に動かすことができる。
[実施例4]
次に、本発明の実施例4に係る機構部について説明する。図7に本発明の実施例4に係る機構部の構成図を示す。本発明の実施例4に係る機構部201は、駆動用モータ100を具備する機構部であって、出力軸1Aと、ブレーキ2Aと、センサ3Aと、制御部4Aと、を有する。機構部201は、第1アーム7と第2アーム8との間に減速機6を介して設けられている。
ブレーキ2Aは、出力軸1Aを保持する。ブレーキ2Aには、パウダーブレーキ、電磁ブレーキ、磁気ヒステリシスブレーキ等を用いることができる。電磁ブレーキは、電流値でギャップを制御するものである。ただし、このような例には限られず、他のブレーキを用いることもできる。
ブレーキ2Aは、[1]減速機6の内部、[2]アーム7または8と減速機6との間、[3]モータ100と減速機6との間のいずれに設けてもよい。図7に示した例では、ブレーキ2は第2アーム8と減速機6との間に設けた例(上記[2]のケース)を示したが、このような例には限られず、上記[1]または[3]の位置に設けるようにしてもよい。
センサ3Aは、出力軸1Aに外部から与えられる外部トルクを検出する。センサ3Aが検出した外部トルクのデータは制御部4Aに出力される。センサ3Aには、加速度センサ、ひずみセンサ等を用いることができる。ただし、このような例には限られず、他のセンサを用いることもできる。図7に示した例では、センサ3Aを機構部201に設けた例を示したが、このような例には限られず、制御部4Aに設けるようにしてもよい。
制御部4Aは、ブレーキ2Aが作動している時に、センサ3Aが検出した外部トルクの増減に応じて、ブレーキ2Aのトルクを減増する。ブレーキ2Aのトルクを減増するために、制御部4Aは、ブレーキ2Aに対してブレーキトルク制御信号を出力する。
図7に示した実施例4に係る機構部においては、制御部4Aを減速機6に内蔵するようにしてもよいし、第1アーム7または第2アーム8に内蔵するようにしてもよい。
次に、本発明の実施例4の変形例に係る機構部について説明する。図8に、本発明の実施例4の変形例に係る機構部の構成図を示す。実施例4の変形例に係る機構部201Aが、実施例4に係る機構部201と異なっている点は、センサを機構部に設ける代わりに、センサをアームに設けている点である。図8に示した例では、センサ2A(図7)の代わりに第1センサ3Bを第1アーム7に設け、第2センサ3Cを第2アーム8に設ける例を示している。第1センサ3B及び第2センサ3Cが検出した外部トルクのデータは制御部4Aに出力される。
本発明の実施例4に係る機構部によれば、非常停止時や停電時などでモータを駆動できない状態であっても、ロボットを任意の姿勢に動かすことができる。
[実施例5]
次に、本発明の実施例5に係る機構部について説明する。図9に、本発明の実施例5に係る機構部の構成図を示す。本発明の実施例5に係る機構部202が実施例4に係る機構部201(図7)と異なっている点は、ブレーキ2A、センサ3A、及び制御部4Aに電力を供給する、蓄電可能な電力供給部5Aをさらに有する点である。実施例5に係る機構部のその他の構成は、実施例4に係る機構部における構成と同様であるので、詳細な説明は省略する。
電力供給部5Aの例として、蓄電池や、電解コンデンサ等を用いることができる。ただし、このような例には限られず、他の電力供給部を用いることもできる。
図9に示した実施例5に係る機構部202においては、電力供給部5Aを制御部4Aの内部に設けた例を示したが、電力供給部5Aを減速機6に内蔵させてもよいし、第1アーム7または第2アーム8に内蔵させてもよい。
次に、本発明の実施例5の変形例に係る機構部について説明する。図10に、本発明の実施例5の変形例に係る機構部の構成図を示す。実施例5の変形例に係る機構部202Aが、実施例5に係る機構部202と異なっている点は、センサを機構部に設ける代わりに、アームに設けている点である。図10に示した例では、センサ2A(図9)の代わりに第1センサ3Bを第1アーム7に設け、第2センサ3Cを第2アーム8に設ける例を示している。電力供給部5Aから第1センサ3B及び第2センサ3Cに電力が供給される。第1センサ3B及び第2センサ3Cが検出した外部トルクのデータは制御部4Aに出力される。
本発明の実施例5に係る機構部によれば、電力供給部を設けているので、停電時においてもブレーキ、センサ、及び制御部の各部に電力供給することができる。
[実施例6]
次に、本発明の実施例6に係るロボットについて説明する。図11に、本発明の実施例6に係るロボットのアーム部の構成図を示す。本発明の実施例6に係るロボット302は、実施例4または5に係る機構部を有している点を特徴としている。
ロボット302として、多関節ロボットを用いた場合を例にとって説明する。図11に示したロボット302のアーム部の構成図においては、実施例4に係る機構部201を複数(201−1、201−2)設けた例を示している。第3機構部201−1は第1アーム7と第2アーム8との間に設けられ、第4機構部201−2は第2アーム8と第3アーム9との間に設けられている。第1アーム7には第3モータ100−1が設けられ、第2アーム8には第4モータ100−2が設けられている。
図11に示したロボット302にはモータが2つ設けられた例を示したが、このような例には限られず、モータは1つでもよいし、3つ以上であってもよい。さらに、図11に示したロボット302には実施例4に係る機構部201が複数(201−1,201−2)設けられた例を示したが、実施例5に係る機構部202を1つまたは複数設けるようにしてもよい。
実施例6に係るロボット302においては、センサとして圧力センサや、圧電センサ等を用いることができる。ただし、このような例には限られず、他のセンサを用いることもできる。
本発明の実施例6に係るロボットによれば、非常停止時や停電時などでモータを駆動できない状態であっても、ロボットを任意の姿勢に動かすことができる。
1、1A 出力軸
2、2A ブレーキ
3、3A センサ
4、4A 制御部
5、5A 電力供給部
6 減速機
7 第1アーム
8 第2アーム
9 第3アーム
100、101、102 モータ
201、201A、202、202A 機構部
301、302 ロボット

Claims (6)

  1. モータの出力軸と、
    前記出力軸を保持するブレーキと、
    前記出力軸に前記モータの外部から与えられる外部トルクを検出するセンサと、
    モータを駆動できない状態で前記ブレーキが作動している時に、負荷トルクTfの増減及び前記センサが検出した外部トルクTmの増減に応じて、前記ブレーキのトルクTbを式:
    Tf≦Tb<Tf+Tm
    に従って減増する制御部と、
    を有し、
    前記負荷トルクTfは、前記外部トルクTmの無い状態の出力軸のトルクを測定することによって検出される、
    ことを特徴とするモータ。
  2. 前記ブレーキ、前記センサ、及び前記制御部に電力を供給する、蓄電可能な電力供給部をさらに有する、請求項1に記載のモータ。
  3. 請求項1または2に記載のモータを有するロボット。
  4. 駆動用モータを具備する機構部であって、
    前記機構部の出力軸と、
    前記出力軸を保持するブレーキと、
    前記出力軸に前記機構部の外部から与えられる外部トルクを検出するセンサと、
    前記駆動用モータを駆動できない状態で前記ブレーキが作動している時に、負荷トルクTfの増減及び前記センサが検出した外部トルクTmの増減に応じて、前記ブレーキのトルクTbを式:
    Tf≦Tb<Tf+Tm
    に従って減増する制御部と、
    を有し、
    前記負荷トルクTfは、前記外部トルクTmの無い状態の出力軸のトルクを測定することによって検出される、
    ことを特徴とする機構部。
  5. 前記ブレーキ、前記センサ、及び前記制御部に電力を供給する、蓄電可能な電力供給部をさらに有する、請求項4に記載の機構部。
  6. 請求項4または5に記載の機構部を有するロボット。
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