JP6522939B2 - 減速装置および駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、減速装置および駆動装置に関する。
従来より、モータおよび減速機を有する駆動装置において、減速機の出力軸に対してロータリーエンコーダを設けることにより、回転位置等の検出が行われる。また、回転位置等の情報をフィードバックして、モータの回転制御を行う技術も利用されている。
特開平6−331385号公報に開示される回転位置検出器は、トラクション減速機の出力軸に固定されるスリット円板と、一対の回転検出素子と、信号処理手段と、を備える。信号処理手段では、2つの回転検出素子にそれぞれ対応するとともに位相が互いに異なるクロックパルスが発生する。また、各回転検出素子からの検出パルスのハイレベルの出力期間中に、一つのクロックパルスが入力された期間だけハイレベルとなる出力信号である同期微分パルスが発生する。そして、2つの回転検出素子にそれぞれ対応する同期微分パルスを合成した合成パルスが発生する。回転位置検出器では、スリット円板がトラクション減速機の出力軸に対して偏芯して取り付けられている場合でも、合成パルスの数が、スリット円板の回転角度に対して直線的に増加する。
特開平6−331385号公報
ところで、特開平6−331385号公報における上記合成パルスは等間隔に発生するものではなく、合成パルスの数とスリット円板の回転角度との関係を示す線は、幅が変動する階段状となる。したがって、短い周期では、出力軸の回転位置を精度よく検出することができず、上記合成パルスを利用してモータの回転制御を行う際には、ある程度長い制御周期を設定する必要がある。
本発明は、減速機を含む減速装置において、出力軸の回転位置を短い周期にて精度よく検出することを目的としている。
本発明の例示的な減速装置は、入力軸および出力軸を有する減速機と、前記出力軸に対して設けられるエンコーダと、前記エンコーダの出力に基づいて前記出力軸の回転位置を取得する演算部と、を備え、前記エンコーダが、前記入力軸の回転により前記出力軸と共に回転するエンコーダホイールと、前記エンコーダホイールの外縁部に対向しつつ周方向に配置され、それぞれがパルス列を出力するN個(ただし、Nは2以上の整数)のセンサと、を備え、前記演算部が、前記N個のセンサからそれぞれ入力されるN個のパルス列において互いに対応付けられたN個のパルスの集合をパルス群として、各パルス群に含まれるN個のパルスのうち最初のパルスの発生時刻から、前記N個のパルスの平均時刻である特定時刻までにカウントされる前記入力軸に対するエンコーダパルスの個数を、特定パルス数として取得する特定パルス数取得部と、前記各パルス群に対して遅れて発生する一の後続パルス群に含まれるN個のパルスのうち最初のパルスの発生時刻からカウントされる前記エンコーダパルスの個数が前記特定パルス数に到達する時刻を、前記後続パルス群の代表時刻として特定する代表時刻特定部と、を備える。
本発明によれば、出力軸の回転位置を短い周期にて精度よく検出することができる。
図1は、駆動装置の構成を示す図である。 図2は、トラクション減速機の断面図である。 図3は、トラクション減速機の断面図である。 図4は、エンコーダを示す図である。 図5は、駆動装置の動作時における制御部の処理の流れを示す図である。 図6は、駆動装置の動作時における各信号を示すタイミングチャートである。 図7は、各センサを用いて検出される速度とエンコーダホイールの回転角との関係を示す図である。 図8は、エンコーダの他の例を示す図である。 図9は、駆動装置の動作時における各信号を示すタイミングチャートである。
図1は、本発明の例示的な一の実施形態に係る駆動装置1の構成を示す図である。駆動装置1は、例えば、精密加工機または3D測定装置等において回転機構として利用される。駆動装置1は、トラクション減速機2と、モータ3と、制御部4と、を含む。
図2は、トラクション減速機2の断面図である。図2では、トラクション減速機2の中心軸J1に垂直な断面を示す。図3は、トラクション減速機2の断面図である。図3では、図2中の矢印A−Aの位置におけるトラクション減速機2の断面を示す。
トラクション減速機2は、入力軸21と、出力軸22と、複数の遊星ローラ23と、インターナルリング24と、を含む。入力軸21は、中心軸J1上に配置され、後述するモータ3の回転軸31に接続される。入力軸21は、回転軸31と一繋がりの部材である。入力軸21は、回転軸31自体であってもよい。複数の遊星ローラ23は、太陽ローラである入力軸21の周囲に配置される。入力軸21の外周面は、複数の遊星ローラ23の外周面と潤滑油の膜を介して接する。入力軸21は、複数の遊星ローラ23により挟まれる。図2では、3個の遊星ローラ23が設けられる。各遊星ローラ23は、遊星軸部231を中心として回転可能である。
インターナルリング24は、複数の遊星ローラ23の周囲を囲む。インターナルリング24の内周面は、複数の遊星ローラ23の外周面と潤滑油の膜を介して接する。出力軸22は、インターナルリング24の内側にて中心軸J1上に配置される。出力軸22は、軸受部により回転可能に支持される。複数の遊星ローラ23の遊星軸部231は、出力軸22の円板状の端部221に固定される。トラクション減速機2では、入力軸21が回転すると、入力軸21とインターナルリング24との間に挟まれたの複数の遊星ローラ23が摩擦伝動により回転し、出力軸22が入力軸21に対して所定の減速比にて回転する。
図1に示すように、トラクション減速機2は、エンコーダ25をさらに含む。エンコーダ25は、出力軸22に対して設けられる。エンコーダ25は、エンコーダホイール251と、複数のセンサ252と、を含む。エンコーダホイール251は、出力軸22に固定される。エンコーダ25は、出力軸22に垂直かつ出力軸22を中心とする円板部材である。エンコーダホイール251は、出力軸22と共に回転する。エンコーダホイール251は、別の部材を介して出力軸22に間接的に取り付けられてよい。
複数のセンサ252は、トラクション減速機2のケーシングに取り付けられ、エンコーダホイール251の外縁部に対向する。複数のセンサ252は、出力軸22を中心とする周方向に等間隔に配置される。図4のエンコーダ25では、2個のセンサ252が、周方向に180°の間隔で設けられる。エンコーダ25は、好ましくは、光学式エンコーダである。エンコーダホイール251は、多数の開口を含むコードホイールである。各センサ252は、投光器と受光器とを含む。エンコーダ25は、例えば、磁気式であってもよい。
実際には、出力軸22を厳密にエンコーダホイール251の中心に取り付けることは容易ではない。すなわち、図4中に二点鎖線にて示すように、エンコーダホイール251は、出力軸22に対して偏芯することがある。この場合、各センサ252の検出位置を通過するエンコーダホイール251の開口の速度が、エンコーダホイール251の回転位置に応じて変動する。エンコーダホイール251における回転位置は、出力軸22を中心とする角度位置である。回転位置は、例えば、回転開始時における位置を基準とする角度位置である。以下の説明では、エンコーダから出力される信号を「パルス列」と呼ぶ。特に、図4中の2個のセンサ252から出力される信号をそれぞれ「第1パルス列」および「第2パルス列」と呼ぶ。第1および第2パルス列において、エンコーダホイール251の開口の検出を示す部分を「出力側パルス」と呼ぶ。第1および第2パルス列は、時間軸方向に並ぶ複数の出力側パルスの配列である。
図1のモータ3は、静止部、回転部および軸受部を含むサーボモータである。モータ3は、モータエンコーダ32をさらに含む。モータエンコーダ32は、回転部の回転軸31に対して設けられる。モータエンコーダ32は、エンコーダホイール321と、1個のセンサ322と、を含む。エンコーダホイール321は、回転軸31に固定される。エンコーダホイール321は、回転軸31に垂直かつ回転軸31を中心とする円板部材である。エンコーダホイール321は、回転軸31と共に回転する。エンコーダホイール321は、別の部材を介して回転軸31に間接的に取り付けられてよい。センサ322は、モータ3のケーシングに取り付けられ、エンコーダホイール321の外縁部に対向する。モータエンコーダ32は、好ましくは、光学式エンコーダである。エンコーダホイール321は、多数の開口を含むコードホイールである。センサ322は、投光器と受光器とを含む。モータエンコーダ32は、例えば、磁気式であってもよい。
既述のように、トラクション減速機2の入力軸21は、回転軸31と一繋がりの部材、または、回転軸31自体である。モータエンコーダ32は、実質的に入力軸21の回転を検出する。以下の説明では、センサ322からのパルス列において、エンコーダホイール321の開口の検出を示す部分、すなわち、モータエンコーダ32のエンコーダパルスを「入力側パルス」と呼ぶ。入力側パルスは、入力軸21に対する検出パルスである。
制御部4は、演算部41と、位置制御部42と、速度制御部43と、モータ駆動回路44と、を含む。演算部41は、エンコーダ25の出力に基づいて出力軸22の回転位置を取得する。演算部41は、特定パルス数取得部411と、代表時刻特定部412と、を含む。演算部41には、エンコーダ25からの第1および第2パルス列と、モータエンコーダ32からのパルス列とが入力される。モータエンコーダ32からのパルス列は、位置制御部42および速度制御部43にも入力される。
特定パルス数取得部411、代表時刻特定部412および位置制御部42は、モータエンコーダ32からの入力側パルスをカウントするカウンタを含む。以下、特定パルス数取得部411のカウンタを「第1カウンタ」、代表時刻特定部412のカウンタを「第2カウンタ」、位置制御部42のカウンタを「第3カウンタ」と呼ぶ。位置制御部42には、演算部41から出力軸22の回転位置を示す信号が入力される。駆動装置1では、エンコーダ25を含むトラクション減速機2、および、演算部41により、減速装置10が構築される。
次に、駆動装置1の動作時における制御部4の処理について図5を参照しつつ説明する。制御部4では、駆動装置1の動作中、エンコーダホイール251の偏芯を考慮した回転制御が継続して行われる。以下の説明では、エンコーダホイール251が出力軸22に対して偏芯しているものとする。
図6は、駆動装置1の動作時における各信号を示すタイミングチャートである。図6の最上段は、第1パルス列を示す。上から二段目は、第2パルス列を示す。上から三段目は、特定パルス数取得部411の第1カウンタのカウント数を示す。上から四段目は、代表時刻特定部412の第2カウンタのカウント数を示す。最下段は、位置制御部42の第3カウンタのカウント数を示す。
駆動装置1では、モータ3による入力軸21の回転により、出力軸22が回転する。これにより、2個のセンサ252の一方から第1パルス列が出力され、他方から第2パルス列が出力される。特定パルス数取得部411では、第1パルス列において最初に検出される出力側パルスと、第2パルス列において最初に検出される出力側パルスとの集合が、互いに対応付けられる。同様に、同じ順番で検出される第1および第2パルス列の2個の出力側パルスの集合が、互いに対応付けられる。以下の説明では、複数のセンサ252から特定パルス数取得部411にそれぞれ入力される複数のパルス列において、互いに対応付けられた複数の出力側パルスの集合をパルス群と呼ぶ。図6の例では、2個の出力側パルスP11,P21がパルス群PG1に含まれる。2個の出力側パルスP12,P22がパルス群PG2に含まれ、2個の出力側パルスP13,P23がパルス群PG3に含まれる。図6では、入力軸21が一定速度で回転する際の第1および第2パルス列を示す。
最初のパルス群は、第1および第2パルス列のうち予め定められたパルス列において最初に検出される出力側パルスと、他方のパルス列において当該出力側パルスの次に検出される出力側パルスとの集合であってもよい。また、最初のパルス群は、予め定められたパルス列において最初に検出される出力側パルスと、他方のパルス列において当該出力側パルスから遅れて検出される2番目や3番目等の出力側パルスとの集合であってもよい。いずれの場合も、最初のパルス群の後に同じ順番で検出される第1および第2パルス列の2個の出力側パルスの集合が、パルス群として互いに対応付けられる。各パルス群に含まれる第1および第2パルス列の2個の出力側パルスの組合せは、任意に決定されてよい。
第1カウンタでは、一のパルス群PG1に含まれる2個の出力側パルスP11,P21のうち最初の出力側パルスP11の立ち上がり時刻、すなわち、出力側パルスP11の発生時刻から、入力側パルスのカウントが開始される。入力側パルスのカウントは、他方の出力側パルスP21の発生時刻まで継続される。よって、出力側パルスP11の発生時刻から出力側パルスP21の発生時刻までの期間D1において、入力側パルスがカウントされる。そして、期間D1における入力側パルスの個数の半分が特定パルス数として取得される(ステップS1)。例えば、期間D1における入力側パルスの個数が1000である場合、特定パルス数は500となる。
以上のように、パルス群PG1に含まれる出力側パルスP11,P21のうち最初の出力側パルスP11の発生時刻から、期間D1の中央に相当する特定時刻までにカウントされる入力側パルスの個数が、特定パルス数として取得される。特定時刻は、出力側パルスP11,P21の発生時刻の平均である。特定パルス数は、代表時刻特定部412に入力され、第2カウンタに記憶および設定される。図5では、ステップS1にて取得された特定パルス数に着目した処理の流れを示している。実際には、特定パルス数は繰り返し取得され、ステップS1〜S4の処理は、部分的に並行して実行される。
図7は、各センサ252の検出位置を通過するエンコーダホイール251の開口の速度と、エンコーダホイール251の回転角との関係を示す図である。図7では、2個のセンサ252の検出位置における開口の速度を示す線に符号L1,L2を付している。既述のように、2個のセンサ252は、周方向において180°離れて配置される。したがって、2個のセンサ252を用いて検出される開口の速度を示す線L1,L2では、180°の回転角に相当するずれが生じる。
ここで、仮にエンコーダホイール251が偏芯していない場合、第1パルス列および第2パルス列は一致する。以下、エンコーダホイール251が偏芯していない場合における出力側パルスを「理想パルス」と呼ぶ。理想パルスに基づいて得られる開口の速度は、図7中に線L3にて示すように、線L1,L2の中央にて一定となる。したがって、図6では、出力側パルスP11は、理想パルスよりもある時間だけ先行しており、出力側パルスP21は、理想パルスよりも同じ時間だけ遅延していると捉えることができる。すなわち、図6中の期間D1の中央に相当する時刻が、パルス群PG1に対する理想パルスの発生時刻であると捉えることができる。
パルス群PG1の次のパルス群PG2に含まれる2個の出力側パルスP12,P22のうち最初の出力側パルスP12が発生すると、第2カウンタでは、当該出力側パルスP12の発生時刻から、入力側パルスの特定パルス数からのカウントダウンが行われる。具体的には、出力側パルスP12の発生時刻を始点として、入力側パルスが入力される毎に、第2カウンタのカウント数が特定パルス数から1ずつ減少する。そして、第2カウンタのカウント数が0になると、代表時刻特定部412から位置制御部42に到達信号が出力される。すなわち、後述の代表時刻が特定される(ステップS2)。
パルス群PG2に対する理想パルスの発生時刻は、パルス群PG2に含まれる最初の出力側パルスP12の発生時刻から、次の出力側パルスP22の発生時刻までの期間D2の中央に相当する時刻である。しかしながら、パルス群PG2は、パルス群PG1に対して遅れて発生する1番目のパルス群であるため、両パルス群PG1,PG2に対する期間D1,D2の相違は極僅かである。よって、代表時刻特定部412から到達信号が出力される時刻は、パルス群PG2に対する理想パルスの発生時刻とほぼ等価である。以下の説明では、代表時刻特定部412から到達信号が出力される時刻を、「代表時刻」という。上記到達信号は、パルス群PG2の代表時刻T2への到達を示す。実際には、パルス群PG1の発生の際に、パルス群PG1の代表時刻T1への到達を示す到達信号が、代表時刻特定部412から出力されている。
第2カウンタでは、パルス群PG2に含まれる最初の出力側パルスP12の発生時刻から、入力側パルスをカウントアップしてもよい。この場合、入力側パルスの個数が特定パルス数に到達した時に、到達信号が出力される。このように、パルス群の代表時刻の特定は、当該パルス群に含まれる複数の出力側パルスのうち最初の出力側パルスの発生時刻からカウントされる入力側パルスの個数が特定パルス数に到達する時刻を検出するものであれば、様々な態様にて実現可能である。
位置制御部42の第3カウンタでは、直前の到達信号の入力、すなわち、パルス群PG1の代表時刻T1への到達を示す到達信号の入力から、上記代表時刻T2への到達を示す到達信号の入力までの期間E1において、入力側パルスがカウントされる。また、位置制御部42では、トラクション減速機2における所定の減速比に応じて、一の理想パルスの発生時刻から次の理想パルスの発生時刻までの期間における入力側パルスの目標数が予め決定されている。例えば、減速比を1/G、モータ3のエンコーダホイール321の開口数をn1、トラクション減速機2のエンコーダホイール251の開口数をn2として、上記期間における入力側パルスの目標数Ntは、数1により求められる。
(数1)
Nt=G・n1/n2
期間E1における入力側パルスの個数と入力側パルスの上記目標数との差は、出力軸22の回転位置の目標位置からのずれ量を示す。目標位置は、期間E1においてカウントされた個数の入力側パルスが入力された際に、出力軸22があるべき回転位置である。期間E1における入力側パルスの個数から上記目標数を引いて得た値が正である場合には、当該値に相当する角度だけ出力軸22の回転位置が目標位置よりも遅れていることを示す。例えば、トラクション減速機2においてローラ間の滑りが生じる場合には、当該値が正となる。当該値が負である場合には、当該値に相当する角度だけ出力軸22の回転位置が目標位置よりも進んでいることを示す。このようにして、期間E1にカウントされる入力側パルスの個数と、当該期間E1における入力側パルスの目標数との差に基づいて、出力軸22の回転位置の目標位置からのずれ量が検出される(ステップS3)。位置制御部42は、上記ずれ量を検出する位置ずれ量検出部となる。出力軸22の回転位置のずれ量は、速度制御部43に出力される。
速度制御部43は、当該ずれ量に基づいてモータ駆動回路44を介してモータ3の回転速度を修正する(ステップS4)。例えば、出力軸22の回転位置が目標位置よりも遅れている場合には、モータ3の回転速度を僅かに増大させる。出力軸22の回転位置が目標位置よりも進んでいる場合には、モータ3の回転速度を僅かに減少させる。このように、速度制御部43では、出力軸22の回転位置に基づくモータ3のフィードバック制御が行われる。速度制御部43によるモータ3の回転速度の制御は、様々な手法にて行われてよい。
実際には、上記ステップS2〜S4に並行して、第1カウンタでは、パルス群PG2に含まれる最初の出力側パルスP12の発生時刻から、次の出力側パルスP22の発生時刻までの期間D2において、入力側パルスがカウントされる。これにより、期間D2における入力側パルスの個数の半分が特定パルス数として取得され、第2カウンタに設定される(ステップS1)。例えば、期間D2における入力側パルスの個数が900である場合、特定パルス数は450となる。
第2カウンタでは、パルス群PG2の次のパルス群PG3に含まれる最初の出力側パルスP13の発生時刻を始点として、特定パルス数からの入力側パルスのカウントダウンが行われる。第2カウンタのカウント数が0になると、パルス群PG3の代表時刻T3への到達を示す到達信号が位置制御部42に出力される(ステップS2)。
第3カウンタでは、期間E1の終点、すなわち、代表時刻T2から入力側パルスのカウントが開始されており、代表時刻T3への到達を示す到達信号が入力されると、入力側パルスのカウントが停止される。すなわち、代表時刻T2から代表時刻T3までの期間E2にカウントされる入力側パルスの個数が取得される。なお、代表時刻T3は、期間E2の次の期間の始点でもある。
位置制御部42では、期間E2における入力側パルスの個数と、当該期間E2における入力側パルスの目標数との差に基づいて、出力軸22の回転位置の目標位置からのずれ量が検出される(ステップS3)。そして、速度制御部43により、当該ずれ量に基づいてモータ3の回転速度が必要に応じて修正される(ステップS4)。駆動装置1では、上記処理を繰り返すことにより、出力軸22の回転位置の補正が、出力側パルスの1周期毎に行われる。
以上に説明したように、駆動装置1の減速装置10では、トラクション減速機2に設けられるエンコーダ25が複数のセンサ252を含み、当該複数のセンサ252が複数のパルス列を出力する。特定パルス数取得部411は、複数のパルス列における各パルス群の最初の出力側パルスの発生時刻から、当該パルス群に含まれる複数の出力側パルスに基づく特定時刻までにカウントされる入力側パルスの個数を、特定パルス数として取得する。そして、代表時刻特定部412は、当該パルス群の後続のパルス群に含まれる複数の出力側パルスのうち最初の出力側パルスの発生時刻からカウントされる入力側パルスの個数が特定パルス数に到達する時刻を、当該後続のパルス群の代表時刻として特定する。これにより、エンコーダホイール251が出力軸22に対して偏芯している場合でも、偏芯の影響を除去しつつ、出力軸22の回転位置を短い周期にて精度よく検出することができる。その結果、出力軸22の回転位置および回転速度を短い周期にて精度よく補正することができる。
なお、出力軸22の回転位置の検出における一定の分解能を確保するには、エンコーダ25からの各パルス列において出力側パルスの1周期の間に発生する入力側パルスの個数は、500個以上であることが好ましく、1000個以上であることがより好ましい。
トラクション減速機2では、太陽ローラ、遊星ローラ23およびインターナルリング24の間で微小な滑りが生じることがある。このような滑りが生じると、出力軸22の回転位置の目標位置からのずれ量が比較的大きくなる。このような場合に、仮に、比較的長い制御周期の設定が必要なときには、出力軸22の回転位置や回転速度のずれが増大する虞がある。
これに対し、出力軸22の回転位置を短い周期にて精度よく検出する減速装置10では、出力軸22の回転位置のずれを直ぐに補正することができ、出力軸22の回転位置や回転速度のずれが増大することが防止される。また、トラクション減速機2を用いる減速装置10では、歯車減速機等に比べて振動や騒音を低減することができ、バックラッシュの発生も防止することができる。減速装置10では、出力軸の回転位置を短い周期にて精度よく検出することが可能となるため、加工および組立の許容誤差を比較的大きくすることが可能である。その結果、回転位置精度が高い減速装置10の製造コストを削減することができる。
各パルス群から取得される特定パルス数は、当該パルス群に対して任意の個数のパルス群だけ遅れて発生する後続パルス群の代表時刻の特定に利用されてよい。好ましくは、各パルス群の代表時刻と、当該パルス群から取得される特定パルス数が利用される後続パルス群の代表時刻との間の期間に、出力軸22が回転する角度は、5°以下である。第2カウンタでは、複数の特定パルス数をそれぞれ記憶する複数の記憶領域が、必要に応じて設けられる。より好ましくは、各パルス群から取得される特定パルス数は、当該パルス群に対して1または2個のパルス群だけ遅れて発生する後続パルス群の代表時刻の特定に利用される。すなわち、各パルス群に対応する後続パルス群は、当該パルス群に対して遅れて発生する1番目または2番目のパルス群である。これにより、出力軸22の回転位置をより精度よく検出することができる。
位置制御部42では、各パルス群の代表時刻から後続パルス群の代表時刻までの期間にカウントされる入力側パルスの個数と、当該期間における入力側パルスの目標数との差に基づいて、出力軸22の回転位置の目標位置からのずれ量が検出される。このように、位置制御部42が位置ずれ量検出部として上記処理を行うことにより、回転位置のずれを精度よく検出することが実現される。また、速度制御部43が、当該ずれ量に基づいてモータ3の回転速度を制御することにより、出力側パルスの1周期毎での回転制御を実現することができる。その結果、駆動装置1では、モータ3の回転を精度よく減速することができる。
図8は、エンコーダの他の例を示す図である。図8のエンコーダ25は、1個のエンコーダホイール251と、3個のセンサ252と、を含む。3個のセンサ252は、エンコーダホイール251の外縁部に対向しつつ、周方向に等間隔、すなわち120°の角度間隔にて配置される。以下、図8中の3個のセンサ252から出力される信号をそれぞれ「第1パルス列」、「第2パルス列」および「第3パルス列」と呼ぶ。
図9は、駆動装置1の動作時における各信号を示すタイミングチャートである。図9の最上段は、第1パルス列を示す。上から二段目は、第2パルス列を示す。上から三段目は、第3パルス列を示す。上から四段目は、第1カウンタのカウント数を示す。上から五段目は、第2カウンタのカウント数を示す。最下段は、第3カウンタのカウント数を示す。図8のエンコーダ25を用いる駆動装置1では、図6を参照して説明した処理例と同様に、第1ないし第3パルス列においてそれぞれ最初に検出される3個の出力側パルスの集合が、パルス群として互いに対応付けられる。同様に、同じ順番で検出される第1ないし第3パルス列の3個の出力側パルスの集合が、パルス群として互いに対応付けられる。
第1カウンタでは、一のパルス群PG1に含まれる3個の出力側パルスP11,P21,P31のうち最初の出力側パルスP11の発生時刻から、最後の出力側パルスP21の発生時刻までの期間D1において、入力側パルスがカウントされる。また、特定パルス数取得部411では、最初の出力側パルスP11と最後の出力側パルスP21との間に位置する出力側パルスP31の発生時刻における第1カウンタのカウント数が取得される。実質的に、パルス群PG1に含まれる複数の出力側パルスP11,P21,P31の発生時刻における複数のカウント数が取得される。
そして、当該複数のカウント数の平均値が、特定パルス数として取得される(図5:ステップS1)。例えば、複数の出力側パルスP11,P21,P31の発生時刻における複数のカウント数が、それぞれ0、1000、800である場合、特定パルス数は600となる。特定パルス数は、パルス群PG1に含まれる複数の出力側パルスP11,P21,P31のうち最初のパルスP11の発生時刻から、複数の出力側パルスP11,P21,P31の発生時刻の平均である特定時刻までにカウントされる入力側パルスの個数を示す。
特定パルス数は、代表時刻特定部412に入力され、第2カウンタに設定される。第2カウンタでは、パルス群PG1の次のパルス群PG2に含まれる複数の出力側パルスP12,P22,P32のうち最初の出力側パルスP12の発生時刻を始点として、特定パルス数からの入力側パルスのカウントダウンが行われる。第2カウンタのカウント数が0になると、パルス群PG2の代表時刻T2への到達を示す到達信号が位置制御部42に出力される(ステップS2)。
第3カウンタでは、パルス群PG1の代表時刻T1からパルス群PG2の代表時刻T2までの期間E1にカウントされる入力側パルスの個数が取得される。位置制御部42では、期間E1における入力側パルスの個数と、当該期間E1における入力側パルスの目標数との差に基づいて、出力軸22の回転位置の目標位置からのずれ量が検出される(ステップS3)。そして、速度制御部43により、当該ずれ量に基づいてモータ駆動回路44を介してモータ3の回転速度が修正される(ステップS4)。駆動装置1では、上記処理を繰り返すことにより、出力軸22の回転位置の補正が、出力側パルスの1周期毎に行われる。
以上のように、減速装置10では、3個のセンサ252を含むエンコーダ25を用いる場合でも、出力軸22の回転位置を短い周期にて精度よく検出することができる。
上記駆動装置1および減速装置10では、様々な変形が可能である。
エンコーダ25では、4個以上のセンサ252が用いられてもよい。3個以上のセンサ252を用いる減速装置10では、2個のセンサ252を用いる場合に比べて、回転位置の検出において、エンコーダ25の出力の高調波成分の影響も抑制することが可能となる。一方、エンコーダ25において2個のセンサ252のみを用いる場合には、減速装置10の製造コストの削減、および、特定パルス数の演算の簡略化を図ることができる。以上のように、エンコーダ25では、それぞれがパルス列を出力するN個(ただし、Nは2以上の整数)のセンサ252が設けられる。
減速装置10において求められる回転位置の検出精度によっては、N個のセンサ252は、周方向に厳密に等間隔に配置される必要はない。N個のセンサ252が、周方向にある程度分散して配置されることにより、減速装置10では、出力軸22の回転位置をある程度精度よく検出することが可能である。例えば、エンコーダ25において2個のセンサ252が設けられる場合には、当該2個のセンサ252は、周方向に150°以上離れることが好ましい。出力軸22の回転位置をより精度よく検出するという観点では、N個のセンサ252は、周方向に等間隔に配置されることが好ましい。
特定パルス数は、例えば、各パルス群に含まれるN個の出力側パルスにおいて、最初のパルスの発生時刻から、N個の出力側パルスの消滅時刻の平均である特定時刻までにカウントされる入力側パルスの個数であってもよい。ここで、出力側パルスの消滅時刻は、出力側パルスの立ち下がり時刻である。特定パルス数の取得に利用される特定時刻は、当該N個の出力側パルスに基づく時刻、すなわち、当該N個の出力側パルスにおいて互いに対応する時刻を用いて所定の演算により求められる時刻であればよい。以上のように、特定パルス数取得部411では、各パルス群に含まれるN個の出力側パルスのうち最初の出力側パルスの発生時刻から、当該N個の出力側パルスに基づく特定時刻までにカウントされる入力側パルスの個数が、特定パルス数として取得される。特定時刻の典型例は、上述のように、N個の出力側パルスの発生時刻の平均やN個の出力側パルスの消滅時刻の平均等、すなわち、N個の出力側パルスの平均時刻である。
駆動装置1および減速装置10では、トラクション減速機2に代えて、歯車減速機、または、ベルトもしくはチェーン等を含む減速機が用いられてよい。この場合も、減速機の出力軸に対して設けられるエンコーダホイールの偏芯の影響を除去しつつ、出力軸の回転位置を短い周期にて精度よく検出することが可能である。
駆動装置1において、制御部4の構成要素は互いに分離して配置されてよい。例えば、演算部41が、位置制御部42、速度制御部43およびモータ駆動回路44とは異なるケースに配置されてよい。もちろん、制御部4の全ての構成要素が1つのケースに設けられてもよい。
制御部4において所定の基準パルスを発生する場合、演算部41の特定パルス数取得部411および代表時刻特定部412では、入力側パルスに代えて、基準パルスがカウントされてもよい。この場合、モータ3の駆動制御が、基準パルスおよび入力側パルスに基づいて行われる限り、演算部41における基準パルスのカウントは、実質的に入力側パルスのカウントと等価であると捉えることができる。
エンコーダ25が、トラクション減速機2のケーシングの外部に設けられてよい。モータエンコーダ32も、モータ3のケーシングの外部に設けられてよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
本発明に係る減速装置は、精密加工機や3D測定装置等に用いられる駆動装置において利用可能である。本発明に係る減速装置は、また、他の用途に利用することもできる。
1 駆動装置
2 トラクション減速機
3 モータ
10 減速装置
21 入力軸
22 出力軸
25 エンコーダ
32 モータエンコーダ
41 演算部
42 位置制御部
43 速度制御部
251 エンコーダホイール
252 センサ
411 特定パルス数取得部
412 代表時刻特定部
P11〜P13,P21〜P23,P31,P32 出力側パルス
PG1〜PG3 パルス群
T1〜T3 代表時刻

Claims (8)

  1. 入力軸および出力軸を有する減速機と、
    前記出力軸に対して設けられるエンコーダと、
    前記エンコーダの出力に基づいて前記出力軸の回転位置を取得する演算部と、
    を備え、
    前記エンコーダが、
    前記入力軸の回転により前記出力軸と共に回転するエンコーダホイールと、
    前記エンコーダホイールの外縁部に対向しつつ周方向に配置され、それぞれがパルス列を出力するN個(ただし、Nは2以上の整数)のセンサと、
    を備え、
    前記演算部が、
    前記N個のセンサからそれぞれ入力されるN個のパルス列において互いに対応付けられたN個のパルスの集合をパルス群として、各パルス群に含まれるN個のパルスのうち最初のパルスの発生時刻から、前記N個のパルスの平均時刻である特定時刻までにカウントされる前記入力軸に対するエンコーダパルスの個数を、特定パルス数として取得する特定パルス数取得部と、
    前記各パルス群に対して遅れて発生する一の後続パルス群に含まれるN個のパルスのうち最初のパルスの発生時刻からカウントされる前記エンコーダパルスの個数が前記特定パルス数に到達する時刻を、前記後続パルス群の代表時刻として特定する代表時刻特定部と、
    を備える、減速装置。
  2. 前記N個のセンサが、周方向に等間隔に配置される、請求項1に記載の減速装置。
  3. 前記N個のセンサが、2個のセンサである、請求項1または2に記載の減速装置。
  4. 前記後続パルス群が、前記各パルス群に対して遅れて発生する1番目または2番目のパルス群である、請求項1ないしのいずれかに記載の減速装置。
  5. 前記減速機がトラクション減速機である、請求項1ないしのいずれかに記載の減速装置。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の減速装置と、
    前記減速装置における前記減速機の前記入力軸を回転するモータと、
    前記モータに設けられ、前記入力軸に対する前記エンコーダパルスを出力するモータエンコーダと、
    を備える、駆動装置。
  7. 前記各パルス群の代表時刻から前記後続パルス群の代表時刻までの期間にカウントされる前記エンコーダパルスの個数と、前記期間における前記エンコーダパルスの目標数との差に基づいて、前記出力軸の回転位置の目標位置からのずれ量を検出する位置ずれ量検出部をさらに備える、請求項に記載の駆動装置。
  8. 前記ずれ量に基づいて前記モータの回転速度を制御する速度制御部をさらに備える、請求項に記載の駆動装置。
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