JP6522538B2 - カードリーダ装置、カードリーダ装置の制御方法、プログラム - Google Patents

カードリーダ装置、カードリーダ装置の制御方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6522538B2
JP6522538B2 JP2016047955A JP2016047955A JP6522538B2 JP 6522538 B2 JP6522538 B2 JP 6522538B2 JP 2016047955 A JP2016047955 A JP 2016047955A JP 2016047955 A JP2016047955 A JP 2016047955A JP 6522538 B2 JP6522538 B2 JP 6522538B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic card
pin
insertion slot
card
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016047955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017162332A (ja
Inventor
佳和 高坂
佳和 高坂
蝶名林 孝二
孝二 蝶名林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2016047955A priority Critical patent/JP6522538B2/ja
Publication of JP2017162332A publication Critical patent/JP2017162332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6522538B2 publication Critical patent/JP6522538B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

銀行の現金自動預け払い機(ATM)などに組み込まれるカードリーダ装置に関する。
ATMで取引を行う場合に、顧客がATMに備え付けられているカードリーダ装置に磁気カードを挿入することにより、カードリーダ装置内で、その磁気カードが搬送させられながら、固定磁気ヘッドにて磁気情報が読み取られる。この際に、カード挿入部近傍に磁気ヘッドが取り付けられて、不正に磁気データが読み取られる、いわゆるスキミング被害が起きている。この場合、手での挿入や磁気カードが搬送されることで、取り付けられた磁気ヘッドに磁気カード上の磁気ストライプが接触しながら通り抜けることにより、磁気データが読み取られてしまう。
このような被害を防止するために従来、磁気カードの挿入/引抜き時に、磁気カードを一時停止させ、または間欠搬送させ、または搬送速度を制御し、あるいは搬送方向を一時的に逆転させて、磁気カードから読み取られる磁気データの一部を乱すことによって、スキミング被害を防止する技術が知られている(例えば特許文献1〜4に記載の技術)。
特開2001−022894号公報 特開2004−171205号公報 特開2008−015666号公報 特開2010−049401号公報
しかしながら、従来技術では、磁気カードの引き抜き時に、磁気カードの前半部分(カード左側寄り)でのスキミングを防止できなかったり、スキミング防止のために特別な機構が必要となってコストアップを招いてしまったりするという課題があった。
そこで、本発明は、カードリーダ装置に備わっている既存の機構の簡単な改良で、スキミングを防止可能とすることを目的とする。
態様の一例では、磁気カードを搬送する搬送ローラの回転軸に接続されて回転軸及び搬送ローラと一体で回転するピンを、モータにより回転軸と同軸上で回転駆動される回転体に取り付けられた突起部の第1の端部で押しながら、磁気カードが挿入口側に排出されるように搬送ローラを回転させ、挿入口から出てきた磁気カードが引っ張られた場合にピンが突起部の第1の端部から離れて回転軸及び搬送ローラが自由回転することにより顧客が磁気カードを挿入口から取り出すことを容易にさせるピンクラッチと、モータによる回転体の回転を制御することにより、自由回転により磁気カードの挿入口側への引出しが開始された後磁気カードが一定割合だけ挿入口内に残っている時点で、ピンと突起部の第1の端部とは反対側の第2の端部とが接触する状態にして自由回転を阻止するピンクラッチ制御部と、を備える。
カードリーダ装置に備わっている既存の機構の簡単な改良で、スキミングを防止することが可能となる。
本発明によるカードリーダ装置の実施形態の構成例を示す図である。 ピンクラッチの構成例を示す図である。 カード排出前の状態を示す説明図である。 一般例におけるカード排出制御を示す説明図である。 本発明によるカードリーダ装置の第1の実施形態における磁気カード排出制御を示す説明図である。 本発明によるカードリーダ装置の第2の実施形態における磁気カード排出制御を示す説明図である。 本発明によるカードリーダ装置の第3の実施形態における磁気カード排出制御を示す説明図である。 磁気カードの位置と排出(引き抜き)速度の関係を、一般例と本発明によるカードリーダ装置の各実施形態とで比較したグラフの例を示す図である。 本発明によるカードリーダ装置の制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明によるカードリーダ装置の第1の実施形態において制御装置が実行する磁気カード排出処理の例を示すフローチャートである。 第2センサon待ち処理と第3センサoff待ち処理の例を示すフローチャートである。 本発明によるカードリーダ装置の第2の実施形態において制御装置が実行する磁気カード排出処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。以下に説明する第1から第3の実施形態は、引抜き時の負荷軽減のためにピンクラッチ機構を搭載し、磁気カードの引抜きがスムーズ行われるようになっている。このとき特に、磁気カードの引抜き途中で負荷がかかるように、第1および第2の実施形態ではピンクラッチ機構の動作が制御され、第3の実施形態ではピンクラッチ機構の突起部の部品形状が変更される。これにより、カードリーダ装置の外部にスキミングの磁気ヘッドを取り付けられたとしても、磁気データの前半部分(カード左側寄り)を不正に読み取られてしまうことを防止するものである。これらの実施形態では、磁気カードの引抜きがスムーズに行われるように通常設置されるピンクラッチ機構を改良するだけで、スキミングを防止することが可能となるものである。
図1は、本発明によるカードリーダ装置100の第1、第2、及び第3の実施形態の共通の構成例を示す図である。カードリーダ装置100は、挿入口101、カードリーダ筐体113、及び制御装置114からなる。挿入口101は、磁気カードを挿入する口であり、カードリーダ筐体113は挿入口101から挿入された磁気カードを吸入して磁気カード上の磁気ストライプの磁気情報や画像情報を読み取るためのハードウェア機構であり、制御装置114は、カードリーダ筐体113のハードウェア機構を制御するための例えばマイクロプロセッサである。
カードリーダ筐体113は、挿入口101から挿入された磁気カードを、筐体内で搬送する#1から#6の6組の搬送ローラ部102と、それらを回転駆動させるモータ103を備える。また、カードリーダ装置100は、6組の搬送ローラ部102によって形成される図1の一点鎖線で示される搬送経路上に、挿入口101に磁気カードが挿入されたことを検知するための挿入検知ヘッド104と、磁気カード上の磁気ストライプに接触して磁気情報を読み取るための磁気ヘッド105と、磁気カード上の画像情報を読み取るための例えばCCD(Charge Coupled Device)センサであるイメージセンサ106とが設置される。更に、カードリーダ装置100は、上記搬送経路上の各位置に、磁気カードの通過を検知するための第1センサ107、第2センサ108、第3センサ109、第4センサ110、及び第5センサ111が設置される。各センサ107〜111は例えば、発光ダイオードとフォトトランジスタの組によって構成され、発光ダイオードから発光されたレーザ光がフォトトランジスタで検知されれば、磁気カードは通過していないことが検出される(センサ出力がoff)。逆に、発光ダイオードから発光されたレーザ光がフォトトランジスタで検知されなければ、磁気カードが通過していることが検知される(センサ出力がon)。
図1のカードリーダ装置100では、カードリーダ筐体113内の最も挿入口101側に近い搬送ローラ部102(#1)に、ピンクラッチ112が接続されている。図2は、搬送ローラ部102(#1)に接続されるピンクラッチ112の構成例を示す図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は側面図である。回転軸202(#1)に接続される#1の搬送ローラ201と、回転軸202(#2)に接続される#2の搬送ローラ201は、搬送ローラ部102(#1)を構成する。#1と#2の搬送ローラ201が対向して配置され、磁気カード208は、挟み込まれるようにしてそれらの回転方向に搬送される。回転軸202(#2)は、#2の搬送ローラ201を自由回転させる。回転軸202(#1)は、ピンクラッチ112(図2(a)又は(b)の破線で囲まれた部分)に接続される。
ピンクラッチ112において、まず、回転軸202(#1)に、ピン203が圧入される。このピン203は、回転軸202(#1)と#1の搬送ローラ201と一体で回転する。回転軸202(#1)上のピン203の内側には、例えばベアリング204を介して、プーリー205(回転体)が、回転軸202(#1)からは独立して回転軸202(#1)と同軸上で自在に回転できるように配置される。プーリー205には、図1のモータ103からの動力が伝達されるベルト207が掛けられている。プーリー205のピン203側の側面には、突起部206が固定されている。
いま図1において、挿入口101から挿入された磁気カード208に対して磁気情報等の読取りが終了し、磁気カード208が挿入口101側へ排出されるときには、基本動作として以下の制御動作が実行される。図1の制御装置114からの指示により、モータ103がベルト207を介してプーリー205を、図2(a)のピン203側から見て時計周りに回転させる。この結果、突起部206の一方の端部(以下これを「第1の端部」と呼ぶ)がピン203に接触して、突起部206がピン203を押しながら回転軸202(#1)を回転させる。これにより、磁気カード208は、それが#1、#2の搬送ローラ201に挟まれた位置にある場合、図1の挿入口101に向かう矢印209で示される排出方向に搬送される。本実施形態によるカードリーダ装置100が例えばATMに設置されている場合、ATMの顧客が挿入口101から出てきた磁気カード208を引っ張ると、磁気カード208が引っ張られる力によって、#1、#2の搬送ローラ201が、ピン203側から見て時計周りに回転させられる。この結果、突起部206の第1の端部のピン203への接触が無くなり、回転軸202(#1)及び#1、#2の搬送ローラ201が自由回転することにより、顧客が磁気カード208を挿入口101から軽い力で取り出すことができるようになる。
以下に説明するカードリーダ装置100の第1及び第2の実施形態では、図1の制御装置114が、モータ103及びベルト207によるプーリー205の回転を制御することにより、自由回転により磁気カード208の挿入口101への引出しが開始された後、磁気カード208が一定割合だけカードリーダ筐体113内(挿入口内)に残っている時点で、ピン203と突起部206の第1の端部とは反対側の第2の端部とが接触する状態にして、回転軸202(#1)及び#1、#2の搬送ローラ201の自由回転を阻止する制御を実施する。また、以下に説明するカードリーダ装置100の第3の実施形態では、自由回転により磁気カード208の挿入口101への引出しが開始された後、磁気カード208が一定割合だけカードリーダ筐体113内に残っている時点で、ピン203と突起部206の第1の端部とは反対側の第2の端部とが接触する状態にして、回転軸202(#1)及び#1、#2の搬送ローラ201の自由回転が阻止される状態となるように、プーリー205上での円周方向の突起部206の形状が工夫される。
このようにして、カードリーダ装置100の第1〜第3の実施形態では、磁気カード208が挿入口101へ引出される途中で、自由回転が意図的に阻止されて磁気カード208が一定速度で引出されないようにすることにより、スキミングが防止される。
以下に順を追って各実施形態について説明する。図3は、カードリーダ筐体113内で磁気カード208に対する磁気情報の読取りが行われた直後の状態(カード排出前の状態)を示す説明図である。この状態では、磁気カード208は、#2、#3、及び#4の各搬送ローラ部102によって保持された状態であり、磁気ヘッド105と共に設置されている第3センサ109がon(磁気カード208を検出している状態)となっている。この状態から、制御装置114がモータ103を制御して、#1〜#6の各搬送ローラ部102の搬送ローラ(図2の201参照)を排出方向に駆動させることにより、磁気カード208の挿入口101側への排出が開始される。
図4は、カードリーダ装置100の第1〜第3の実施形態に対する比較として一般的に考えられる例におけるカード排出制御を示す説明図である。磁気カード208の左端側が#1の搬送ローラ部102(#1)のちょうど下あたりに来て第2センサ108がoff状態(磁気カード208が検出されない状態)になったとき、モータ103が停止されプーリー205及びプーリー205上の突起部206の第1の端部がピン203を押す動作が停止する。このように磁気カード208が一定割合だけカードリーダ筐体113内(挿入口101内)に残っている状態は、挿入口101からは磁気カード208がかなり出た状態である。この状態で顧客が磁気カード208を引き抜くと、ピン203及びそれと一体の回転軸202(#1)が矢印403の方向に自由回転可能となる。これにより、搬送ローラ部102(#1)は自由回転状態となって、ピン203が突起部206の第1の端部とは反対側の第2の端部に達する前に、顧客は容易に磁気カード208の引き抜きを完了することができる。ここでもし、悪意の第三者が、スキミング用磁気ヘッド402を備えたスキミング装置401を、図4に示されるように、挿入口101に設置する。この場合、その者は、最初はピンクラッチ112により一定速度で磁気ヘッド105が排出され、それに引き続く自由回転によりほぼ一定速度で磁気カード208を引き抜くことができてしまう。これにより、悪意の第三者は、スキミング用磁気ヘッド402を使って、磁気カード208上の磁気ストライプから磁気情報を盗むことができてしまうことになる。
図5は、図4のような制御方法によるスキミングを防止するための、カードリーダ装置の第1の実施形態における磁気カード排出制御を示す説明図である。第1の実施形態では、ピンクラッチ制御部として動作する図1の制御装置114は、磁気カード208が図4の一定割合よりも更に多い割合(図5の距離501に対応する割合)だけカードリーダ筐体113内に残っている時点、例えば磁気カード208の左端側が第2センサ108の下部に到達した付近の時点で、モータ103を制御して図2のベルト207によるプーリー205の回転駆動を停止させる。この状態で顧客が磁気カード208を引き抜くと、ピン203及びそれと一体の回転軸202(#1)が矢印502の方向に自由回転可能となる。これにより、搬送ローラ部102(#1)は自由回転状態となり、顧客は最初は容易に磁気カード208を引き抜くことができる。ここで、ピン203及びそれと一体の回転軸202(#1)が自由回転することにより、ピン203がやがて突起部206の第1の端部とは反対側の第2の端部に達する。この状態では、磁気カード208は、まだ挿入口101から出きってはおらず、搬送ローラ部102(#1)に挟まれている状態となっている。この状態において、ピン203が突起部206の第2の端部に接触すると、ピン203は突起部206及びプーリー205を介して停止しているベルト207の抵抗を受けることになり、ピン203、回転軸202(#1)、及び#1、#2の搬送ローラ201(図2参照)の自由回転が阻止される。この結果、挿入口101からの磁気カード208の引出し速度が遅くなって、引出し動作が重くなる。この状態において、悪意の第三者が、スキミング用磁気ヘッド402を備えたスキミング装置401を、図5に示されるように、挿入口101に設置したとする。この場合、磁気カード208は、最初はピンクラッチ112の回転駆動により一定速度で排出され、それに引き続く自由回転によりほぼ一定速度で磁気カード208を途中まで引き抜くことができるが、その後磁気カード208の引き抜きに負荷がかかり、引き抜き速度が遅くなる。これにより、スキミング用磁気ヘッド402による磁気カード208上の磁気ストライプからの磁気情報の読取りを乱すことができ、悪意の第三者によるスキミングを阻止することが可能となる。
図6は、本発明によるカードリーダ装置の第2の実施形態における磁気カード排出制御を示す説明図である。第2の実施形態では、ピンクラッチ制御部として動作する図1の制御装置114は、磁気カード208が図4の一定割合とほぼ同じ割合だけカードリーダ筐体113内に残っている時点、例えば磁気カード208の左端側が#1の搬送ローラ部102(#1)のちょうど下あたりに来て第2センサ108がoff状態(磁気カード208が検出されない状態)になった時点で、モータ103を制御して図2のベルト207を介してプーリー205を逆回転させる。この結果、プーリー205上の突起部は、図6の矢印601で示されるように、図6の206の位置から602の位置に逆回転移動する。この状態で顧客が磁気カード208を引き抜くと、ピン203及びそれと一体の回転軸202(#1)が矢印603の方向に自由回転可能となる。これにより、搬送ローラ部102(#1)は自由回転状態となるが、ピン203は即座に逆回転移動した突起部602の第2の端部に達する。これにより、磁気カード208がまだ搬送ローラ部102(#1)に挟まった状態のまま、ピン203が突起部206の第2の端部を介して停止しているベルトの抵抗を受ける状態になり、ピン203、回転軸202(#1)、及び#1、#2の搬送ローラ201(図2参照)の自由回転が阻止される。この結果、挿入口101からの磁気カード208の引出し速度が遅くなって、引出し動作が重くなる。この状態において、悪意の第三者が、スキミング用磁気ヘッド402を備えたスキミング装置401を、図5に示されるように、挿入口101に設置したとする。この場合、磁気カード208は、最初はピンクラッチ112の回転駆動により一定速度で排出されるが、その後磁気カード208の引き抜きに負荷がかかり、引き抜き速度が遅くなる。これにより、スキミング用磁気ヘッド402による磁気カード208上の磁気ストライプからの磁気情報の読取りを乱すことができ、悪意の第三者によるスキミングを阻止することが可能となる。
図7は、本発明によるカードリーダ装置の第3の実施形態における磁気カード排出制御を示す説明図である。第3の実施形態では、プーリー205に固定される突起部が、図5の第1の実施形態又は図6の第2の実施形態の場合に比較して、図7の701に示されるように、円周上の多い割合(例えば3分の1程度の割合)を占めるように構成される。この状態で、ピンクラッチ制御部として動作する図1の制御装置114は、磁気カード208が図4の一定割合とほぼ同じ割合だけカードリーダ筐体113内に残っている時点、例えば磁気カード208の左端側が#1の搬送ローラ部102(#1)のちょうど下あたりに来て第2センサ108がoff状態(磁気カード208が検出されない状態)になった時点で、モータ103を制御して図2のベルト207を介してプーリー205を停止させる。この状態で顧客が磁気カード208を引き抜くと、ピン203及びそれと一体の回転軸202(#1)が矢印702の方向に自由回転可能となる。これにより、搬送ローラ部102(#1)は自由回転状態となるが、ピン203は即座に大きな突起部701の第2の端部に達する。これにより、磁気カード208がまだ搬送ローラ部102(#1)に挟まった状態のまま、ピン203が突起部701の第2の端部を介して停止しているベルトの抵抗を受ける状態になり、ピン203、回転軸202(#1)、及び#1、#2の搬送ローラ201(図2参照)の自由回転が阻止される。この結果、挿入口101からの磁気カード208の引出し速度が遅くなって、引出し動作が重くなる。この状態において、悪意の第三者が、スキミング用磁気ヘッド402を備えたスキミング装置401を、図5に示されるように、挿入口101に設置したとする。この場合、磁気カード208は、最初はピンクラッチ112の回転駆動により一定速度で排出されるが、その後磁気カード208の引き抜きに負荷がかかり、引き抜き速度が遅くなる。これにより、スキミング用磁気ヘッド402による磁気カード208上の磁気ストライプからの磁気情報の読取りを乱すことができ、悪意の第三者によるスキミングを阻止することが可能となる。
図8は、磁気カードの位置と排出(引き抜き)速度の関係を、図4で説明した一般例((a))と図5、図6、及び図7で説明した本発明によるカードリーダ装置の各実施形態((b))とで比較したグラフの例を示す図である。スキミング対策を施していない一般例では、図8(a)に示されるように、磁気カード208の排出(引き抜き)速度をほぼ一定にできてしまいスキミングを容易に行うことができてしまう。これに対して、上述した各実施形態では、図8(b)に示されるように、磁気カード208の左端側の位置が搬送ローラ部102(#1)の下に到達した付近で、ピンクラッチ112の制御により、搬送ローラ部102(#1)の自由回転に負荷をかけることが可能となる。これにより、磁気カード208は、最初はピンクラッチ112の回転駆動により一定速度で排出されるが、その後磁気カード208の引き抜きに負荷がかかり、引き抜き速度が遅くなる。この結果、スキミング用磁気ヘッド402による磁気カード208上の磁気ストライプからの磁気情報の読取りを乱すことができ、悪意の第三者によるスキミングを阻止することが可能となる。このとき、図5の第1の実施形態又は図6の第2の実施形態では、図1の制御装置114でのピンクラッチ112の駆動制御を変更するだけでよく、図7の第3の実施形態では、ピンクラッチ112の突起部206の形状を円周方向に長くするだけでよいため、低コストでスキミング対策を施すことが可能となる。
図9は、図1の本発明によるカードリーダ装置100の制御装置114のハードウェア構成例を示す図である。制御装置114は、ピンクラッチ制御部として機能する磁気カード排出処理プログラムを実行するための構成として、CPU901と、メモリ902と、ROM903と、センサI/F(インタフェース)部904と、モータ駆動部905と、タイマ部906と、ネットワーク908aに接続されるネットワーク接続装置908が、システムバス909によって相互に接続された構成を有する。
CPU901は、図1のカードリーダ装置の全体の制御を行うものである。メモリ902は、磁気カード排出処理プログラムの実行の際に、ROM903に記憶されている磁気カード排出処理プログラムや、そのプログラムの実行に必要な情報を一時的に記憶するものであり、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。ROM903は、磁気カード排出処理プログラムやそのプログラムの実行に必要な情報を不揮発的に記憶するものである。
センサI/F部904は、図1の挿入検知ヘッド104、磁気ヘッド105、第1センサ107、第1センサ107、第2センサ108、第3センサ109、第4センサ110、及び第5センサ111の各センサ出力をCPU901に通知するものである。モータ駆動部905は、CPU901からの指令に従って図1のモータ103を駆動制御するものである。タイマ部906は、磁気カード排出処理プログラムの実行時に、後述する各種時間待ち又はタイムアウト監視を行うための計測用タイマである。
図9に示されるハードウェア構成例を有する制御装置114による磁気カード排出処理の詳細動作について、以下に説明する。なお、以下の各フローチャートの説明においては、随時図9のハードウェア構成を参照するものとする。
図10は、図5で説明した本発明によるカードリーダ装置100の第1の実施形態において図1の制御装置114が実行する磁気カード排出処理の例を示すフローチャートである。
磁気カード208の排出処理時には、CPU901は、図3に例示した状態から、まず、図1の#2、#3、及び#4の各搬送ローラ部102を駆動するモータ103を、磁気カード208を排出する方向で起動する(ステップS1001)。
次に、CPU901は、センサI/F部904を介して、図3又は図5の第2センサ108がon状態になるのを待つ(ステップS1002)。図11(a)は、図10のステップS1002の第2センサon待ち処理の例を示すフローチャートである。図11(a)において、CPU901はまず、センサI/F部904を介して第2センサ108がon状態になったか否か、即ち、磁気カード208を検出したか否かを判定する(ステップS1101)。
ステップS1101の判定がYESになったら、CPU901は、「搬送正常」の応答を返して、図11(a)のフローチャートで示される図10のステップS1002の第2センサon待ち処理を終了する(ステップS1102)。
ステップS1101の判定がNOならば、CPU901は、タイマ部906に問い合わせることにより、監視を開始した時点(ステップS1002の処理を開始した時点)に設定された監視タイムがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS1103)。
ステップS1103の判定がNOならば、CPU901は、ステップS1101の判定処理に戻る。
ステップS1103の判定がYESならば、CPU901は、「搬送エラー」の応答を返して、図11(a)のフローチャートで示される図10のステップS1002の第2センサon待ち処理を終了する(ステップS1104)。
以上のフローチャートで示される図10のステップS1002の処理の終了後、CPU901は、「搬送正常」の応答が返されたか否かを判定する(ステップS1003)。
ステップS1003の判定がYESならば、CPU901は、センサI/F部904を介して、図3又は図5の第3センサ109がoff状態になるのを待つ(ステップS1004)。図11(b)は、図10のステップS1004の第3センサoff待ち処理の例を示すフローチャートである。図11(b)において、CPU901はまず、センサI/F部904を介して第3センサ109がoff状態になったか否か、即ち、磁気カード208が検出されなくなったか否かを判定する(ステップS1111)。
ステップS1111の判定がYESになったら、CPU901は、「搬送正常」の応答を返して、図11(b)のフローチャートで示される図10のステップS1004の第3センサoff待ち処理を終了する(ステップS1112)。
ステップS1111の判定がNOならば、CPU901は、タイマ部906に問い合わせることにより、監視を開始した時点(ステップS1004の処理を開始した時点)に設定された監視タイムがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS1113)。
ステップS1113の判定がNOならば、CPU901は、ステップS1111の判定処理に戻る。
ステップS1113の判定がYESならば、CPU901は、「搬送エラー」の応答を返して、図11(b)のフローチャートで示される図10のステップS1004の第3センサoff待ち処理を終了する(ステップS1114)。
以上のフローチャートで示される図10のステップS1004の処理の終了後、CPU901は、「搬送正常」の応答が返されたか否かを判定する(ステップS1005)。
ステップS1005の判定がYESならば、CPU901は、タイマ部906を参照しながら、時間待ち処理を実行する(ステップS1006)。ここでの待ち時間をBms(ミリ秒)とすれば、この待ち時間は、磁気カード208の左端側が図3の第3センサ109から挿入口101側に搬送されて図5の第2センサ108の下付近に到達するまでの時間である。図4で説明した一般的な制御の場合の磁気カード208の左端側が搬送ローラ部102(#1)の下付近に来るまでの待ち時間(以下これを「Ams」とする)が例えばA=100msとすれば、第1の実施形態の場合の上記到達時間Bmsはそれよりも早い例えばB=50msである。
上記Bmsの時間待ち処理が完了後、CPU901は、モータ103を停止し(ステップS1007)、正常終了する(ステップS1008)。これにより、第1の実施形態に係る図5の制御が実現される。
前述したステップS1002の第2センサon待ち処理の終了後、又はステップS1004の第3センサoff待ち処理の終了後に、「搬送エラー」の応答が返されてステップS1003又はS1005の判定がNOとなった場合には、CPU901は、モータ103を停止させて(ステップS1009)、搬送エラーの状態で終了する(ステップS1010)。
図12は、図6で説明した本発明によるカードリーダ装置100の第2の実施形態において図1の制御装置114が実行する磁気カード排出処理の例を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、図10の場合と同じ番号を付した処理ステップは、図10の場合と同じ処理である。
まず、CPU901は、図10のステップS1001からS1005までと同じ処理を実行することにより、図3又は図6の第2センサ108のonと図3の第3センサ109のoffを検知する。
ステップS1005の判定がYESとなった場合、CPU901は、タイマ部906を参照しながら、時間待ち処理を実行する(ステップS1301)。ここでの待ち時間をAmsとすれば、この待ち時間は、図4で説明した一般的な制御の場合と同様に図6に示したように、磁気カード208の左端側が搬送ローラ部102(#1)の下付近に来るまでの待ち時間の例えばA=100msである。
上記Amsの時間待ち処理が完了後、CPU901は、モータ103を一旦停止させた後(ステップS1007)、図1の搬送ローラ部102(#1)を駆動するモータ103を、磁気カード208を吸入する方向で逆回転起動する(ステップS1302)。
その後、CPU901は、タイマ部906を参照しながら、時間待ち処理を実行する(ステップS1303)。ここでの待ち時間をCmsとすれば、この待ち時間は、磁気カード208を引き抜いている途中でプーリー205の逆回転による負荷をかけることができる期間に対応する時間(図6の矢印601+矢印603に対応する時間)であり、例えばC=50msである。
上記Cmsの時間待ち処理が完了後、CPU901は、モータ103を停止し(ステップS1304)、正常終了する(ステップS1008)。これにより、第2の実施形態に係る図6の制御が実現される。
前述したステップS1002の第2センサon待ち処理の終了後、又はステップS1004の第3センサoff待ち処理の終了後に、「搬送エラー」の応答が返されてステップS1003又はS1005の判定がNOとなった場合には、CPU901は、モータ103を停止させて(ステップS1009)、搬送エラーの状態で終了する(ステップS1010)。
以上説明した第1の実施形態及び第2の実施形態により、排出時に磁気カード208を逆方向に搬送させて速度変化させる従来方式に比べ、磁気情報の前半部分(磁気カード208の左側寄り)を乱すことが可能になる。また、ピンクラッチ112を制御することで乱す磁気情報の位置を変えることも可能になる。
図7で説明した第3の実施形態については、制御装置114による制御は従来と同じでよく、図10のステップS1006での待ち時間をAmsとすればよい。顧客が磁気カード208の排出途中ですぐに磁気カード208を抜き取った場合、磁気カード208を逆方向へ搬送させて速度変化させる方式では効果が得られない可能性があるが、第3の実施形態のように突起部206の部品形状を変更することで、顧客操作に関係なく磁気情報を乱すことが可能となる。
101 挿入口
102 搬送ローラ
103 モータ
104 挿入検知ヘッド
105 磁気ヘッド
106 イメージセンサ
107 第1センサ
108 第2センサ
109 第3センサ
110 第4センサ
111 第5センサ
112 ピンクラッチ
113 カードリーダ筐体
114 制御装置

Claims (6)

  1. 磁気カードを搬送する搬送ローラの回転軸に接続されて前記回転軸及び前記搬送ローラと一体で回転するピンを、モータにより前記回転軸と同軸上で回転駆動される回転体に取り付けられた突起部の第1の端部で押しながら、前記磁気カードが挿入口側に排出されるように前記搬送ローラを回転させ、前記挿入口から出てきた前記磁気カードが引っ張られた場合に前記ピンが前記突起部の前記第1の端部から離れて前記回転軸及び前記搬送ローラが自由回転することにより顧客が前記磁気カードを前記挿入口から取り出すことを容易にさせるピンクラッチと、
    前記モータによる前記回転体の回転を制御することにより、前記自由回転により前記磁気カードの前記挿入口側への引出しが開始された後前記磁気カードが一定割合だけ前記挿入口内に残っている時点で、前記ピンと前記突起部の前記第1の端部とは反対側の第2の端部とが接触する状態にして前記自由回転を阻止するピンクラッチ制御部と、
    を備えるカードリーダ装置。
  2. 前記ピンクラッチ制御部は、前記磁気カードが前記一定割合よりも更に多い割合だけ前記挿入口内に残っている時点で、前記モータを制御して前記回転体の回転駆動を停止させ、その後の前記自由回転により前記磁気カードの前記挿入口側への引出しが開始された後前記磁気カードが前記一定割合だけ前記挿入口内に残っている時点で、前記ピンが前記突起部の前記第2の端部を押す状態にして前記自由回転を阻止する、請求項1に記載のカードリーダ装置。
  3. 前記ピンクラッチ制御部は、前記自由回転により前記磁気カードの前記挿入口側への引出しが開始された後前記磁気カードが前記一定割合又は前記一定割合の近傍の割合だけ前記挿入口内に残っている時点で、前記モータを制御して前記磁気カードが挿入口内に吸入される方向に前記回転体を回転駆動させることにより、前記自由回転により前記磁気カードの前記挿入口側への引出しが開始された後前記磁気カードが一定割合又は前記一定割合の近傍の割合だけ前記挿入口内に残っている時点から即座に、前記ピンが前記突起部の前記第2の端部を押す状態にして前記自由回転を阻止する、請求項1に記載のカードリーダ装置。
  4. 磁気カードを搬送する搬送ローラの回転軸に接続されて前記回転軸及び前記搬送ローラと一体で回転するピンを、モータにより前記回転軸と同軸上で回転駆動される回転体に取り付けられた突起部の第1の端部で押しながら、前記磁気カードが挿入口側に排出されるように前記搬送ローラを回転させ、前記挿入口から出てきた前記磁気カードが引っ張られた場合に前記ピンが前記突起部の前記第1の端部から離れて前記回転軸及び前記搬送ローラが自由回転することにより顧客が前記磁気カードを前記挿入口から取り出すことを容易にさせるピンクラッチを備え、前記突起部は、
    前記自由回転により前記磁気カードの前記挿入口側への引出しが開始された後前記磁気カードが一定割合だけ前記挿入口内に残っている時点で、前記ピンが前記突起部の前記第1の端部とは反対側の第2の端部を押す状態にして前記自由回転を阻止するように、前記回転体上で円周方向に所定の長さを有する、
    カードリーダ装置。
  5. 磁気カードを搬送する搬送ローラの回転軸に接続されて前記回転軸及び前記搬送ローラと一体で回転するピンを、モータにより前記回転軸と同軸上で回転駆動される回転体に取り付けられた突起部で押しながら、前記磁気カードが挿入口側に排出されるように前記搬送ローラを回転させ、前記挿入口から出てきた前記磁気カードが引っ張られた場合に前記ピンが前記突起部から離れて前記回転軸及び前記搬送ローラが自由回転することにより顧客が前記磁気カードを前記挿入口から取り出すことを容易にさせるピンクラッチを備えたカードリーダ装置において、
    前記モータによるピンクラッチを構成する前記回転体の回転を制御することにより、前記自由回転により前記磁気カードの前記挿入口側への引出しが開始された後前記磁気カードが一定割合だけ前記挿入口内に残っている時点で、前記ピンと前記突起部とが接触する状態にして前記自由回転を阻止する、
    カードリーダ装置の制御方法。
  6. 磁気カードを搬送する搬送ローラの回転軸に接続されて前記回転軸及び前記搬送ローラと一体で回転するピンを、モータにより前記回転軸と同軸上で回転駆動される回転体に取り付けられた突起部で押しながら、前記磁気カードが挿入口側に排出されるように前記搬送ローラを回転させ、前記挿入口から出てきた前記磁気カードが引っ張られた場合に前記ピンが前記突起部から離れて前記回転軸及び前記搬送ローラが自由回転することにより顧客が前記磁気カードを前記挿入口から取り出すことを容易にさせるピンクラッチを備えたカードリーダ装置を制御するコンピュータに、
    前記モータによるピンクラッチを構成する前記回転体の回転を制御することにより、前記自由回転により前記磁気カードの前記挿入口側への引出しが開始された後前記磁気カードが一定割合だけ前記挿入口内に残っている時点で、前記ピンと前記突起部とが接触する状態にして前記自由回転を阻止するステップを実行させるためのプログラム。
JP2016047955A 2016-03-11 2016-03-11 カードリーダ装置、カードリーダ装置の制御方法、プログラム Expired - Fee Related JP6522538B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016047955A JP6522538B2 (ja) 2016-03-11 2016-03-11 カードリーダ装置、カードリーダ装置の制御方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016047955A JP6522538B2 (ja) 2016-03-11 2016-03-11 カードリーダ装置、カードリーダ装置の制御方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017162332A JP2017162332A (ja) 2017-09-14
JP6522538B2 true JP6522538B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=59853227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016047955A Expired - Fee Related JP6522538B2 (ja) 2016-03-11 2016-03-11 カードリーダ装置、カードリーダ装置の制御方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6522538B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114863615B (zh) * 2022-03-30 2024-03-29 深圳市创自技术有限公司 读卡设备的控制方法、装置及计算机可读存储介质

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004315142A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Hitachi Ltd レシートプリンタ
JP5057090B2 (ja) * 2008-08-20 2012-10-24 エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 カードリーダライタ
JP5247662B2 (ja) * 2009-11-17 2013-07-24 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類排出装置
JP6000698B2 (ja) * 2012-07-05 2016-10-05 日本電産サンキョー株式会社 カードリーダの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017162332A (ja) 2017-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4680048B2 (ja) カード処理装置
EP1422654B1 (en) Card processor
JP6522538B2 (ja) カードリーダ装置、カードリーダ装置の制御方法、プログラム
US6179110B1 (en) Bank note discriminating apparatus and bank note drawing means detecting method
JP5341650B2 (ja) 媒体処理装置および媒体処理方法
JP5759552B2 (ja) 磁気記録媒体読取装置
JP6000698B2 (ja) カードリーダの制御方法
JP6689776B2 (ja) カード処理装置、自動取引装置、およびカード挿入口ユニット
JP5176137B2 (ja) 紙幣処理装置、紙幣取扱装置、及び蓋部材の開放検知方法
JP5057090B2 (ja) カードリーダライタ
JP6449604B2 (ja) カードリーダ
JP2022103544A (ja) カードリーダおよび取引装置
WO2016009697A1 (ja) 自動取引装置
WO2016021514A1 (ja) プリンタ装置及びプリンタ装置の記録紙のニアエンド状態検出方法
JP4861460B2 (ja) カードリーダのカード引抜き防止方法およびこれを利用したカードリーダ
JP2003223665A (ja) 紙幣識別装置
JP3398953B2 (ja) 非接触型カード処理装置
JP6225738B2 (ja) 自動取引装置
JP4363147B2 (ja) 紙幣識別装置
JP7336247B2 (ja) 現金取扱装置及び現金取扱方法
JP2845989B2 (ja) カードリーダライタ装置
CN101197170B (zh) 存储介质容纳装置
JP2003339951A (ja) 遊技機
JP2022103545A (ja) カードリーダおよび取引装置
JP4095633B2 (ja) 紙幣処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6522538

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees