JP6520636B2 - 物理量センササブアセンブリおよび物理量測定装置 - Google Patents

物理量センササブアセンブリおよび物理量測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、物理量センササブアセンブリおよび物理量測定装置に関する。
従来、空気等の被測定気体に関する物理量を測定する物理量測定装置が知られている。物理量測定装置は、物理量センシング素子を保持する物理量センササブアセンブリを有している。物理量センササブアセンブリの構造としては、例えば、物理量センシング素子を樹脂モールドしたプレ成形部品における配線端子と、プレ成形部品を載せる基板の配線とをはんだにより電気的に接続し、このプレ成形部品が実装された基板を、筐体に保持させる構造などが公知である。物理量測定装置では、必要な検出信号を発生させるため、物理量センシング素子を被測定気体に曝さなければならない場合がある。
なお、先行する特許文献1には、内燃機関の吸気管内を流れる吸入空気の流量と湿度とを測定する空気物理量測定装置が開示されている。同文献には、湿度センサ用電子回路基板と湿度センサ用コネクタ端子とを金属ワイヤで電気的に接続した後、コーティング部材を用いて湿度センサ用電子回路基板の表面を保護する点などが記載されている。
特許第5675717号公報
しかしながら、上述した物理量センササブアセンブリでは、被測定気体中に含まれていたセンサの汚れの原因となる微小な不純物や水滴等が、プレ成形部品の配線端子と基板との電気接続部位に付着しやすい。電気接続部位に不純物や水滴等が付着すると、リーク電流の増加等による測定精度の悪化や端子間のショート等の不具合を招くおそれがある。そこで、電気接続部位を保護するため、電気接続部位の周辺に形成された隙間にエポキシ樹脂等の樹脂を充填して封止する、いわゆる、樹脂ポッティングを行う必要が生じる。
ところが、樹脂ポッティングは、流し込んだ樹脂を硬化させる工程が必要となる。そのため、物理量センササブアセンブリの製作工程が複雑になる。また、上述した構造の物理量センササブアセンブリは、これを保持する筐体も別途必要になることから、部品点数も多くなる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、耐環境性を向上させることができ、製作工程を簡素化することができ、部品点数を削減可能な物理量センササブアセンブリ、これを用いた物理量測定装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、被測定気体の流量以外の物理量を検出する物理量センシング素子(111)と、該物理量センシング素子に電気的に接続された配線端子(112)と、上記被測定気体が導入される凹部(113a)を備え、該凹部に上記物理量センシング素子のセンシング面(111a)を露出させた状態で、上記物理量センシング素子と上記配線端子とを一体的にモールドする内側樹脂部(113)と、を有するプレ成形部品(11)と、
該プレ成形部品の上記配線端子に電気的に接続された配線部材(12)と、
上記凹部に連通する開口穴部(131)を備え、上記プレ成形部品と、上記配線部材と、上記プレ成形部品と上記配線部材との電気接続部位(121)とを一体的にモールドする外側樹脂部(13)と、
を有しており、
上記開口穴部における下部開口面積は、上記凹部における上部開口面積よりも大きい
物理量センササブアセンブリ(1)にある。
本発明の他の態様は、上記被測定気体の流量を測定する流量測定部(21)と、上記被測定気体の流量以外の物理量を測定する物理量測定部(22)とを有しており、該物理量測定部は、上記物理量センササブアセンブリを含む、物理量測定装置(2)にある。
上記物理量センササブアセンブリによれば、プレ成形部品と配線部材との電気接続部位が、外側樹脂部により保護される。そのため、上記物理量センササブアセンブリは、被測定気体中に含まれていた不純物や水滴等が上記電気接続部位に付着するのを回避することが可能となり、耐環境性を向上させることができる。
また、上記物理量センササブアセンブリは、樹脂ポッティングを行う必要がない。そのため、上記物理量センササブアセンブリは、製作工程を簡素化することができる。
また、上記物理量センササブアセンブリでは、外側樹脂部が、電気接続部位の保護のみならず、プレ成形部品が実装された配線部材を保持する筐体としての機能を兼ねることができる。そのため、上記物理量センササブアセンブリは、筐体が不要になる分、部品点数を削減することができる。それ故、上記物理量センササブアセンブリは、筐体の作製、筐体への組み付け等が不要となるため、この点でも、製作工程を簡素化することができる。したがって、上記物理量センササブアセンブリは、コスト低減に有利である。
上記物理量測定装置によれば、上記物理量センサアセンブリによって耐環境性を向上させることができるため、被測定気体の流量と、被測定気体の流量以外の物理量とを精度良く測定することができる。また、上記物理量測定装置は、製作工程の簡素化、部品点数の削減を図ることができる。
なお、特許請求の範囲および課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1の物理量センササブアセンブリの正面を模式的に示した説明図である。 図1におけるII−II線断面を模式的に示した説明図である。 図2の一部を拡大して示した説明図である。 図2に相当する、実施形態2の物理量センササブアセンブリを模式的に示した説明図である。 図2に相当する、実施形態3の物理量センササブアセンブリを模式的に示した説明図である。 図1に相当する、実施形態4の物理量センササブアセンブリを模式的に示した説明図である。 実施形態1の物理量センササブアセンブリを有する実施形態5の物理量測定装置が気体流路に取り付けられた状態を、取り付け位置を基準として被測定気体の流れ方向上流側から見た模式的な説明図である。 実施形態5の物理量測定装置の内部を模式的に示した説明図である。
(実施形態1)
実施形態1の物理量センササブアセンブリについて、図1〜図3を用いて説明する。図1〜図3に例示されるように、本実施形態の物理量センササブアセンブリ1は、プレ成形部品11と、配線部材12と、外側樹脂部13と、を有している。
プレ成形部品11は、物理量センシング素子111と、配線端子112と、内側樹脂部113と、を有している。
プレ成形部品11において、物理量センシング素子111は、被測定気体の流量以外の物理量を検出する。被測定気体は、具体的には、例えば、内燃機関の吸気流路内を流れる吸入空気とすることができる。この場合には、吸入空気に含まれる不純物や水滴等に対する耐性に優れた物理量センササブアセンブリ1を構成することができる。被測定気体の流量以外の物理量としては、湿度、温度、および、圧力からなる群より選択される少なくとも1種とすることができる。この場合には、被測定気体の流量を測定する流量測定部を有する物理量測定装置に、さらに、物理量センササブアセンブリを含む物理量測定部を設けることにより、被測定気体の流量以外にも、被測定気体の湿度、温度、圧力、または、これらの組み合わせを測定することが可能となる。詳細については、実施形態5にて説明する。被測定気体の流量以外の物理量としては、より具体的には、湿度、湿度と温度、圧力、圧力と温度などを例示することができる。
本実施形態では、物理量センシング素子111は、チップ形状を呈しており、被測定気体の湿度を検出する。物理量センシング素子111は、具体的には、半導体の基板上に容量素子等が設けられたものであり(詳細不図示)、周知の電気容量式検出法を採用するセンサチップである。
プレ成形部品11において、配線端子112は、物理量センシング素子111に電気的に接続されている。本実施形態では、具体的には、物理量センシング素子111の表面の内、容量素子等を有するセンシング面111aの配線(不図示)と配線端子112とが、ボンディングワイヤ112aにより結線されている。
プレ成形部品11において、内側樹脂部113は、被測定気体が導入される凹部113aを備えている。凹部113aは、具体的には、例えば、センシング面111aに平行な横断面における開口面積が、物理量センシング素子111側に向かって漸次小さくなるように構成することができる。本実施形態では、凹部113aは、具体的には、円錐台状に形成されており、凹部113aの底部にセンシング面111aの一部が露出するように配置されている。他にも、凹部113aは、四角錐台状等の多角錐台状、円柱状、多角柱状などの形状に形成されていてもよい。
内側樹脂部113は、凹部113aに物理量センシング素子111のセンシング面111aを露出させた状態で、物理量センシング素子111と配線端子112とを一体的にモールドしてこれらを固定し、保護している。配線端子112は、配線部材12と電気的に接続できるようにプレ成形部品11における配線部材12側の表面に露出している。なお、物理量センシング素子111と配線端子112とを結線するボンディングワイヤ112aは、内側樹脂部113内に埋設されることによって保護されている。
配線部材12は、プレ成形部品11の配線端子112に電気的に接続されている。本実施形態では、具体的には、配線部材12と配線端子112とがはんだ120により電気的に接続されることにより、電気接続部位121が構成されている。配線部材12は、具体的には、プリント基板である。プリント基板は、リジッド基板であってもよいし、フレキシブル基板であってもよいし、リジッド基板とフレキシブル基板との組み合わせなどであってもよい。本実施形態では、配線部材12は、より具体的には、リジッド基板である。リジッド基板は、フレキシブル基板に比べ、硬質である。そのため、この構成によれば、外側樹脂部13による樹脂モールド効果と相まって、物理量センササブアセンブリ1の強度向上に有利である。なお、配線部材12には、ターミナル122が電気的に接続されている。
外側樹脂部13は、凹部113aに連通する開口穴部131を備えている。これにより、開口穴部131を通じて凹部113aに被測定気体が到達することができる。開口穴部131は、凹部113aと連通させやすくなる観点から、凹部113aに接して配置されているとよい。開口穴部131は、具体的には、例えば、センシング面111aに平行な横断面における開口面積が、物理量センシング素子111側に向かって漸次小さくなるように構成することができる。また、センシング面111a側を下側、被測定気体の導入側を上側とした場合、開口穴部131における下部開口面積は、凹部113aにおける上部開口面積よりも大きい構成とされている。この構成によれば、外側樹脂部13のモールド時に、プレ成形部品11の凹部113aをモールド型で閉塞することができ、凹部113aが外側樹脂部13によって閉塞されることなく凹部113aを維持したまま容易にモールド成形することが可能になる。
本実施形態では、開口穴部131は、具体的には、円錐台状に形成されている。この構成によれば、開口穴部131に角部がなくなるため、使用時に応力集中が生じ難くなり、物理量センササブアセンブリ1の強度を確保しやすくなる。また、テーパー状の斜面により、被測定気体が凹部113aに案内されやすい。
外側樹脂部13は、プレ成形部品11と、配線部材12と、プレ成形部品11と配線部材12との電気接続部位121と、を一体的にモールドしてこれらを固定し、保護している。本実施形態では、配線部材12の表面のうち、プレ成形部品11の搭載側の面と、先端面と、基端面と、側端面が外側樹脂部13により覆われている。但し、図1に示される物理量センササブアセンブリ1の下方が先端側、上方が基端側である。つまり、配線部材12の表面のうち、プレ成形部品11の搭載側と反対側の面は、外側樹脂部13によって覆われておらず、外部に露出されている。なお、配線部材12は、外側樹脂部13内に埋設されていてもよい。配線部材12に接続されたターミナル121の一部は、配線部材12とともに外側樹脂部13によりモールドされている。
物理量センササブアセンブリ1は、例えば、予めモールド成形されたプレ成形部品11を配線部材12に実装し、次いで、これをさらにモールド成形して外側樹脂部13を形成することなどによって製造することができる。
物理量センササブアセンブリ1によれば、プレ成形部品11と配線部材12との電気接続部位121が、外側樹脂部13により保護される。そのため、物理量センササブアセンブリ1は、被測定気体中に含まれていた不純物や水滴等が電気接続部位121に付着するのを回避することが可能となり、耐環境性を向上させることができる。
また、物理量センササブアセンブリ1は、樹脂ポッティングを行う必要がない。そのため、物理量センササブアセンブリ1は、製作工程を簡素化することができる。
また、物理量センササブアセンブリ1では、外側樹脂部13が、電気接続部位121の保護のみならず、プレ成形部品11が実装された配線部材12を保持する筐体としての機能を兼ねることができる。そのため、物理量センササブアセンブリ1は、筐体が不要になる分、部品点数を削減することができる。それ故、物理量センササブアセンブリ1は、筐体の作製、筐体への組み付け等が不要となるため、この点でも、製作工程を簡素化することができる。したがって、物理量センササブアセンブリ1は、コスト低減に有利である。
(実施形態2)
実施形態2の物理量センササブアセンブリについて、図4を用いて説明する。なお、実施形態2以降において用いられる符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
図4に例示されるように、本実施形態の物理量センササブアセンブリ1は、配線部材12が、具体的には、リードフレームである。配線部材12の一部は、外側樹脂部13の基端面より突出しており、その他の部分は、外側樹脂部13内に埋設されている。その他の構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態の物理量センササブアセンブリ1によっても、実施形態1と同様に、配線部材12を固定し、保護できるので、耐環境性を向上させることができる。また、製作工程を簡素化することができ、部品点数を削減することもできる。
(実施形態3)
実施形態3の物理量センササブアセンブリについて、図5を用いて説明する。
図5に例示されるように、本実施形態の物理量センササブアセンブリ1は、配線部材12が、具体的には、プリント基板であり、より具体的には、フレキシブル基板である。本実施形態では、配線部材12の先端部側に外側樹脂部13が形成されている。配線部材12の先端部側において、配線部材12の表面のうち、プレ成形部品11の搭載側の面と、先端面と、側端面が外側樹脂部13により覆われている。つまり、配線部材12の先端部側において、配線部材12の表面のうち、プレ成形部品11の搭載側と反対側の面は、外側樹脂部13により覆われておらず、外部に露出されている。その他の構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態の物理量センササブアセンブリ1によっても、実施形態1と同様に、耐環境性を向上させることができ、製作工程を簡素化することができ、部品点数を削減することができる。
(実施形態4)
実施形態4の物理量センササブアセンブリについて、図6を用いて説明する。
図6に例示されるように、本実施形態の物理量センササブアセンブリ1は、開口穴部131が、具体的には、多角錐台状に形成されている。その他の構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態の物理量センササブアセンブリ1によれば、実施形態1に比べ、開口穴部131の開口量を多くしやすい。そのため、この場合には、プレ成形部品11の凹部113aに被測定気体を導きやすくなる。その他の作用効果は、実施形態1と同様である。
(実施形態5)
実施形態5の物理量測定装置について、図7、図8を用いて説明する。図7、図8に例示されるように、本実施形態の物理量測定装置2は、被測定気体の流量を測定する流量測定部21と、被測定気体の流量以外の物理量を測定する物理量測定部22とを有している。物理量測定部22は、物理量センササブアセンブリを含んでいる。本実施形態では、実施例1の物理量センササブアセンブリ1が用いられている。
本実施形態では、物理量測定装置2は、具体的には、被測定気体が流れる気体流路3に装着されて、流量測定部21により被測定気体の流量を、物理量測定部22により被測定気体の湿度を、それぞれ測定するものである。ここでは、気体流路3は、内燃機関(不図示)の吸気流路であり、被測定気体は、吸入空気である。また、物理量測定装置2は、測定により得られたデータを電子制御ユニット(ECU、不図示)に出力する。電子制御ユニットは、物理量測定装置2から得られた被測定気体としての吸入空気の流量および湿度のデータに基づき、燃料の噴射制御や添加制御等を行う。
本実施形態において、流量測定部21は、具体的には、筐体部211と、流量センサ212と、コネクタ213とを有している。
筐体部211は、具体的には、バイパス形成部211aと、嵌合部211bと、取り付け部211cとを有している。
筐体部において、バイパス形成路211aは、管状の気体流路3内に突出する部位である。バイパス形成路211aは、その内部に、気体流路3を迂回するバイパス路211dと、バイパス路211dをさらに迂回するサブバイパス路211eとを有している。バイパス形成部211aは、気体流路3内における被測定気体の流れに対して垂直となるように気体流路3内に突出した状態で配置される。なお、筐体部211は、例えば、面対称性を有する2つの樹脂製パーツが接合されることにより構成することができる。
筐体部211において、嵌合部211bは、気体流路3の流路壁に形成された挿入口31に嵌合される部位である。本実施形態では、嵌合部211bは、円筒状に形成され、その外周面には、Oリング4が嵌まる環状の溝211fが形成されている。
筐体部211において、取り付け部211cは、気体流路3の流路壁に螺子等の締結部材により締結される部位である。
流量センサ212は、被測定気体の流量を検出する流量センシング素子212aを有している。流量センシング素子212aは、チップ形状を呈している。流量センシング素子212aは、具体的には、半導体の基板上に発熱抵抗素子、感温抵抗素子等が設けられたものであり、(詳細不図示)、周知の熱式検出法を採用するセンサチップである。流路センサ212は、バイパス形成部211aに保持されており、気体流路3内における被測定気体の流れに対して垂直となるように気体流路3内に突き出ている。流量センシング素子212aは、サブバイパス路211eに配置されている。
コネクタ213は、被測定気体の流量、被測定気体の流量以外の物理量(湿度等)に応じた信号を外部(電子制御ユニット等)に出力したり、流量センサ212、物理量センササブアセンブリ1に電力を供給したりするための部位である。コネクタ213は、筐体部211と一体に形成されている。なお、流量センサ212、物理量センササブアセンブリ1は、いずれもコネクタ213に設けられたコネクタ端子213aに電気的に接続されている。
物理量測定部22における物理量センササブアセンブリ1は、具体的には、物理量測定装置2が気体流路3に装着された際に、被測定気体が流れる気体流路3内に突出するように設けられている。そのため、物理量測定装置2が気体流路3に装着されると、物理量センササブアセンブリ1は、気体流路3内に突出した状態で配置される。物理量センササブアセンブリ1は、具体的には、例えば、気体流路3内における被測定気体の流れに対して垂直、かつ、筐体部211と離間した状態で気体流路3内に突出するように配置することができる。
本実施形態の物理量測定装置2によれば、本実施形態の物理量センサアセンブリ1によって耐環境性を向上させることができるため、被測定気体の流量と、被測定気体の流量以外の物理量とを精度良く測定することができる。また、本実施形態の物理量測定装置2は、製作工程の簡素化、部品点数の削減を図ることができる。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
上述した各実施形態では、内燃機関の吸気流路内を流れる吸入空気に関する物理量を測定する例を示した。これ以外にも、上述した物理量センササブアセンブリ1および物理量測定装置2は、例えば、内燃機関の排ガス流路内を流れる排ガスに関する物理量の測定等に用いることもできる。
また、物理量センササブアセンブリ1は、例えば、プレ成形部品11の凹部113aを覆うフィルタ(不図示)を有することができる。この場合には、フィルタを通過して凹部113aに被測定気体が導入される。そのため、被測定気体中に含まれていた不純物や水滴等がフィルタで除去されるため、これらが物理量センシング素子111のセンシング面111aに付着するのを抑制することができる。それ故、この構成によれば、高い精度で物理量を検出しやすい物理量センサアセンブリ1、物理量測定装置2が得られる。なお、フィルタは、例えば、センシング面111aと離間した状態で凹部113aを覆うように設けることできる。また、フィルタの外周縁は、例えば、外側樹脂部13に埋設された状態とすることができる。フィルタの材質としては、例えば、セラミックス、樹脂、金属などが挙げられる。
また、物理量センササブアセンブリ1における開口穴部131は、円錐台状、多角錐台状のみならず、円柱状、多角柱状に形成されていてもよい。
また、実施形態5の物理量測定装置2では、実施形態1の物理量センササブアセンブリ1を用いた例を示した。実施形態5の物理量測定装置2は、実施形態1の物理量センササブアセンブリ1に代えて、実施形態2〜4の物理量センササブアセンブリ1を有することもできる。
1 物理量センササブアセンブリ
11 プレ成形部品
111 物理量センシング素子
111a センシング面
112 配線端子
113 内側樹脂部
113a 凹部
12 配線部材
121 電気接続部位
13 外側樹脂部
131 開口穴部
2 物理量測定装置
21 流量測定部
22 物理量測定部
3 気体流路

Claims (6)

  1. 被測定気体の流量以外の物理量を検出する物理量センシング素子(111)と、該物理量センシング素子に電気的に接続された配線端子(112)と、上記被測定気体が導入される凹部(113a)を備え、該凹部に上記物理量センシング素子のセンシング面(111a)を露出させた状態で、上記物理量センシング素子と上記配線端子とを一体的にモールドする内側樹脂部(113)と、を有するプレ成形部品(11)と、
    該プレ成形部品の上記配線端子に電気的に接続された配線部材(12)と、
    上記凹部に連通する開口穴部(131)を備え、上記プレ成形部品と、上記配線部材と、上記プレ成形部品と上記配線部材との電気接続部位(121)とを一体的にモールドする外側樹脂部(13)と、
    を有しており、
    上記開口穴部における下部開口面積は、上記凹部における上部開口面積よりも大きい
    物理量センササブアセンブリ(1)。
  2. 上記開口穴部は、円錐台状、または、多角錐台状に形成されている、請求項1に記載の物理量センササブアセンブリ。
  3. 上記物理量は、湿度、温度、および、圧力からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1または2に記載の物理量センササブアセンブリ。
  4. 上記配線部材は、プリント基板、リードフレーム、および、バスバーからなる群より選択される1種である、請求項1〜のいずれか1項に記載の物理量センササブアセンブリ。
  5. 上記被測定気体の流量を測定する流量測定部(21)と、上記被測定気体の流量以外の物理量を測定する物理量測定部(22)とを有しており、該物理量測定部は、請求項1〜のいずれか1項に記載の物理量センササブアセンブリを含む、物理量測定装置(2)。
  6. 上記物理量センササブアセンブリは、上記被測定気体が流れる気体流路(3)内に突出するように設けられている、請求項に記載の物理量測定装置。
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