JP6520280B2 - 環境情報取得システム、管理サーバ及び環境情報取得方法 - Google Patents

環境情報取得システム、管理サーバ及び環境情報取得方法 Download PDF

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Description

本発明は、環境情報取得システム、測定装置、管理サーバ及び環境情報取得方法に関する。
例えば、徘徊する高齢者や、犯罪から保護したい子供等の被保護者を監視するために、識別情報を発信するビーコン機器を被保護者に持参させ、被保護者の位置情報を特定する技術が知られている。このような技術においては、ビーコン機器から識別情報を受信した通信端末が、当該識別情報に位置情報を付与してサーバに送信する。これにより、サーバから通知を受けた保護者は、被保護者の位置情報を把握する。
特開2002−271835号公報 特開平10−271555号公報 特開平6−204939号公報
しかしながら、上記技術では、位置情報しか送信されないため、被保護者周辺の環境の状況までは把握できない。
例えば、被保護者の位置情報ではなく、遠隔地にいる被保護者がどのような環境で活動しているかを、保護者が監視したい場合がある。例えば、熱中症のおそれがある場合や、諸外国の工業地帯などで、大気汚染が深刻な問題となっている場合などである。
なお、被保護者に、温度計や浮遊粒子計測機器などの計測機器を持参させる方法も考えられるが、計測機器導入のコストやバッテリーの稼働時間等の問題があり、把握したい情報全てを継続的に計測することは難しい。
一つの側面では、被保護者周辺の環境情報を提供することができる環境情報取得システム、測定装置、管理サーバ及び環境情報取得方法を提供することを目的とする。
一つの案では、本願の開示する環境情報取得システムは、測定装置と、管理サーバとを含む。測定装置は、第1の端末から、第1の端末を識別する識別情報を受信した場合に、管理サーバに識別情報を送信する送信部と、識別情報を受信した管理サーバから、環境情報の測定要求を受信した場合に、環境情報を測定して管理サーバに送信する測定部とを有する。管理サーバは、識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶する対象記憶部と、測定装置から識別情報を受信した場合に、識別情報と対応付けられる種別の環境情報の測定要求を測定装置に送信する要求部と、測定装置から受信した測定結果を第2の端末に提供する提供部とを有する。
一実施形態によれば、被保護者周辺の環境情報を提供することができる。
図1は、実施例に係る環境情報取得システムの一例を示す説明図である。 図2は、実施例に係る測定装置の一例を示す機能ブロック図である。 図3は、実施例に係る測定要求のデータ構造の一例を示す説明図である。 図4は、実施例に係る測定結果のデータ構造の一例を示す説明図である。 図5は、実施例に係る管理サーバの一例を示す機能ブロック図である。 図6は、実施例に係る被保護者DBの一例を示す図である。 図7は、実施例に係る測定装置DBの一例を示す図である。 図8は、実施例に係る保護者DBの一例を示す図である。 図9は、実施例に係る結果通知のデータ構造の一例を示す説明図である。 図10は、実施例に係る環境情報取得に関するシーケンス図である。 図11は、実施例に係る測定装置の処理フローの一例を示す図である。 図12は、実施例に係る管理サーバの処理フローの一例を示す図である。 図13は、実施例に係る第二の測定要求のデータ構造の一例を示す説明図である。 図14は、実施例に係る第二の測定結果のデータ構造の一例を示す説明図である。 図15は、実施例に係る第二の結果通知のデータ構造の一例を示す説明図である。 図16は、実施例に係る測定装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図17は、実施例に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願の開示する環境情報取得システム、測定装置、管理サーバ及び環境情報取得方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[全体構成]
図1は、実施例に係る環境情報取得システムの一例を示す説明図である。図1において、環境情報取得システムは、ビーコン機器10と、測定装置20と、管理サーバ30と、保護者端末40とを有する。なお、ここでは説明を簡略化するために、ビーコン機器10と、測定装置20と、管理サーバ30と、保護者端末40とが、それぞれ1台ずつである場合を例にして説明する。
ビーコン機器10は、ビーコン信号を発信する端末の一例である。測定装置20は、環境情報を測定する端末の一例である。管理サーバ30は、測定結果を管理するサーバの一例である。保護者端末40は、測定結果を取得する端末の一例である。
本実施例におけるビーコン機器10は、子供や高齢者などの被保護者が所持し、定期的に、又は任意のタイミングで、無線信号を発信する機器の一例である。本実施例においては、無線信号の一例として、例えば被保護者IDなど、被保護者を一意に識別する情報を含むビーコン信号を用いる。
ビーコン機器10は、例えばBluetooth(登録商標) LEのように、数メートル〜10メートル程度の範囲内で通信可能な機器である。ビーコン機器10は、携帯電話やスマートフォンなどの移動体端末と兼用のものでもよく、ビーコン信号を発信する機能のみを有する専用端末でもよい。
図1の例においては、ビーコン機器10は、被保護者とともに、破線矢印のように移動する。通信エリア10aは、被保護者が破線矢印に沿って移動した後のビーコン機器10が発信するビーコン信号の通信範囲を示す。
このような状態において、本実施例における測定装置20は、第1の端末10から、第1の端末10を識別する識別情報を受信した場合に、管理サーバ30に、識別情報を送信する通信部と、識別情報を受信した管理サーバ30から、環境情報の測定要求を受信した場合に、測定要求によって指定される環境情報を測定して管理サーバ30に送信する測定部とを有する。
また、本実施例における管理サーバ30は、第1の端末10を識別する識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶する記憶部と、測定装置20から識別情報を受信した場合に、識別情報と対応付けられる種別の環境情報の測定要求を測定装置20に送信する要求部と、測定装置20から受信した測定結果を第2の端末に提供する提供部とを有する。
つまり、被保護者のビーコン機器10からビーコン信号を受信した測定装置20が、管理サーバ30から指示された被保護者周辺の環境データを測定して管理サーバ30に送信する。環境データを受信した管理サーバ30が保護者端末40に当該環境データを提供することで、保護者に被保護者の環境情報を提供できる。
本実施例における保護者端末40は、管理サーバ30から任意の方法及びタイミングで測定結果の提供を受ける端末の一例である。保護者端末40は、携帯型の端末及び据置型の端末のいずれでもよく、管理サーバ30とはネットワークを経由して接続される。
[測定装置の構成]
次に、実施例における各動作主体の機能について説明する。図2は、実施例に係る測定装置の一例を示す機能ブロック図である。図2において、測定装置20は、信号受信部201と、通信部202と、制御部203と、記憶部204と、操作部211と、表示部212とを有する。
信号受信部201は、ビーコン機器10が発信するビーコン信号を受信し、ビーコン信号に含まれる被保護者IDを制御部203に出力する処理部である。通信部202は、ネットワークを経由して、例えば管理サーバ30と通信する処理部である。ネットワークとの通信は、例えばLTE(Long Term Evolution)等の移動体通信方式により実現されるが、一般電話回線等の有線接続により実現される場合もある。通信部202は、送信部の一例である。
記憶部204は、測定装置20を一意に識別する測定装置ID等の情報を記憶する。操作部211は、測定装置20の操作者から各種操作を受け付ける処理部である。操作部211は、例えば、入力デバイスとして、キーボードやボタン等によって実現される。操作部211は、操作者によって入力された操作を操作情報として制御部203に出力する。なお、操作部211は、入力デバイスとして、タッチパネル等によって実現されるようにしてもよく、表示部212の表示デバイスと、操作部211の入力デバイスとは、一体化されるようにしてもよい。
表示部212は、各種情報を表示する処理部である。表示部212は、例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部212は、例えば結果取得部221が取得した測定値等の各種画面を表示する。
次に、制御部203の各機能ブロックについて説明する。図2に示すように、制御部203は、結果取得部221と、情報生成部222と、状況取得部223とを有する。
結果取得部221は、情報生成部222から指示を受けて、測定装置20が有する各種センサから測定値を取得し、情報生成部222に出力する処理部である。例えば、結果取得部221は、情報生成部222から「気温」の測定値を取得するよう指示を受けると、測定装置20が有する温度計に測定を指示して測定値を取得し、情報生成部222に出力する。なお、本実施例においては、位置情報も環境情報の一つに含まれ、結果取得部221は、測定値として位置情報を取得する。
情報生成部222は、通信部202を通じて、管理サーバ30にメッセージを送信する処理部である。具体的には、情報生成部222は、信号受信部201から被保護者IDの入力を受け付けると、記憶部204から測定装置IDを読み出し、管理サーバ30に送信するメッセージを生成する。例えば、情報生成部222は、ビーコン機器10から受信された被保護者ID「000000」と、記憶部204から読み出した測定装置ID「200000」とを含むメッセージを生成し、管理サーバ30に送信する。
また、情報生成部222は、通信部202を通じて管理サーバ30から測定要求を受信すると、測定要求に応じた測定値の取得を結果取得部221に指示する。図3は、実施例に係る測定要求のデータ構造の一例を示す説明図である。図3において、被保護者ID及び測定装置IDは、情報生成部222が管理サーバ30に送信したメッセージに含まれるものと同一のものである。要求項目及び測定条件は、後述する管理サーバ30における処理において特定された項目及び条件を含む。図3の例においては、要求項目が「PM2.5」と「気温」と「湿度」とを含み、さらに、「気温」及び「湿度」について、それぞれ測定条件を含む。
測定条件は、測定装置20が環境情報を測定するための条件である。管理サーバ30から受信した測定要求が測定条件を含んでいる場合、情報生成部222は、状況取得部223に、測定条件に関する情報の取得を指示し、取得した情報が測定条件を満たす場合に限り、測定値の取得を結果取得部221に指示する。状況取得部223の処理については後述する。一方、測定要求が測定条件を含んでいない場合、情報生成部222は、状況取得部223に情報の取得を指示することなく、測定値の取得を結果取得部221に指示する。
図3に示すように、測定装置20は、「現在時刻が11:00〜16:00の間」に限り「気温」を測定し、「測定装置20の電池残量が50%以上」である場合に限り「湿度」を測定する。なお、測定条件を含まない場合は、「測定条件」の欄は「N/A」とする。
図3の例においては、情報生成部222は、状況取得部223に対し、気温の測定条件について、現在時刻の取得を指示し、湿度の測定条件について、電池残量の取得を指示する。例えば、状況取得部223から取得した電池残量が「40%」であった場合、湿度の測定条件を満たさないため、情報生成部222は湿度の測定を結果取得部221に指示しない。
さらに、情報生成部222は、結果取得部221から測定値の入力を受け付けると、当該測定値を含む測定結果を、通信部202を通じて管理サーバ30に送信する。図4は、実施例に係る測定結果のデータ構造の一例を示す説明図である。図4に示すように、測定結果は、被保護者IDと、測定装置IDと、測定値を取得した測定日時と、各要求項目の測定値とを含む。図4において、被保護者ID及び測定装置IDは、図3に示す測定要求に含まれるものと同一のものである。「要求項目3」の欄の「条件不適合」は、上で説明したように、測定装置20において、湿度の測定条件が満たされなかったことを示す。なお、要求項目によって測定日時が異なる場合、要求項目ごとに測定日時を送信してもよい。結果取得部221、情報生成部222及び通信部202は、測定部の一例である。
状況取得部223は、情報生成部222から指示を受けて、現在時刻や電池残量などの測定条件に関する情報を取得し、情報生成部222に出力する処理部である。例えば、状況取得部223は、情報生成部222から測定条件に関する情報を取得するよう指示を受けると、測定装置20が有する時計や電池残量計を参照して、現在時刻や電池残量などの測定条件に関する情報を取得し、情報生成部222に出力する。
[管理サーバの構成]
図5は、実施例に係る管理サーバの一例を示す機能ブロック図である。図5において、管理サーバ30は、通信部301と、制御部302と、記憶部303と、操作部304と、表示部305とを有する。
通信部301は、ネットワークを経由して、測定装置20及び保護者端末40との間で通信を行う処理部である。 操作部304は、管理者等から各種操作を受け付ける処理部である。操作部304は、例えば、入力デバイスとして、キーボードやマウス等によって実現される。操作部304は、管理者によって入力された操作を操作情報として制御部302に出力する。なお、操作部304は、入力デバイスとして、タッチパネル等によって実現されるようにしてもよく、表示部305の表示デバイスと、操作部304の入力デバイスとは、一体化されるようにしてもよい。
表示部305は、各種情報を表示する処理部である。表示部305は、例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部305は、例えば測定装置DB等の各種画面を表示する。
次に、記憶部303が記憶するDBについて説明する。記憶部303は、被保護者DB321と、測定装置DB322と、保護者DB323とを有する。なお、各DBの内容は、後述する情報更新部315の処理により適宜更新される。
被保護者DB321は、保護者が監視対象とする被保護者の情報を記憶する。図6は、実施例に係る被保護者DBの一例を示す図である。被保護者DB321は、「被保護者ID」、「被保護者名」、「属性」、「保護者ID」、「要求項目1」、「要求項目2」、「要求項目3」、「通知リクエスト」、「付与するポイント」を対応付けて記憶する。図6において、一つの行が、一人の被保護者に対応する。被保護者DB321は、対象記憶部の一例である。
「被保護者名」及び「属性」は、それぞれ被保護者IDにより特定される被保護者の名前及び属性を示す情報である。「保護者ID」は、当該被保護者を監視する保護者を一意に識別する情報である。なお、被保護者ID「000001」と「000004」のように、一人の保護者が複数の被保護者の監視を求めるような構成であってもよい。
「要求項目1、要求項目2、要求項目3」は、被保護者について、どの測定値の取得が要求されているかを示す情報である。例えば、被保護者IDが「000000」の被保護者については、「PM2.5」と「気温」と「湿度」の3種類の測定値の取得が求められている。
「通知リクエスト」は、当該被保護者について環境情報の測定値を取得し、保護者に通知するか否かを示す情報である。例えば、通知リクエストが「有り」となっている場合は、測定値を取得して、保護者が指定する方法にて保護者に通知するが、「無し」の場合は測定装置20に測定要求を送信せず、測定値の取得を行わない。
なお、被保護者DB321が、「通知リクエスト」の欄を含まない構成であってもよい。この場合、測定装置20から被保護者IDを受信した管理サーバは、測定装置20に対して常に測定要求を送信する。
「付与するポイント」は、当該被保護者に関する環境情報の測定値を取得した際に、測定装置20に対して付与されるポイントを示す。当該ポイントは、例えば、付与されたポイントに応じて測定装置20の利用料が割引されたり、金銭を付与されたりするなど、測定装置20の所有者にインセンティブを与えるために用いられる。ポイントを付与する処理については後述する。
次に、測定装置DB322について説明する。測定装置DB322は、環境情報を測定する測定装置の情報を記憶する。図7は、実施例に係る測定装置DBの一例を示す図である。測定装置DB322は、「測定装置ID」、「上限測定回数」、「期間内の測定回数」、「ポイント」と、複数の環境情報とを対応付けて記憶する。なお、図7において、一つの行が、一つの測定装置に対応する。測定装置DB322は、装置記憶部の一例である。
図7の例においては、測定装置DB322は、環境情報として、「PM2.5」、「気温」、「湿度」、「気圧」、「現在位置・設置場所」を記憶する。なお、本実施例においては、位置情報も環境情報の一つに含まれ、測定結果を要求するか否かを特定できるものとする。また、図7に示す環境情報は一例に過ぎず、例えば花粉濃度など、測定装置20において測定可能なその他の環境情報を含む構成であってもよい。
図7において、「上限測定回数」は、当該測定装置において、所定の期間内に測定可能な回数の上限である。例えば、測定装置IDが「200003」である測定装置については、一日あたりの測定回数は「2回」となる。
図7において、「期間内の測定回数」の欄は、所定の期間内に、当該測定装置が測定値を管理サーバに何回送信したかを記憶する。「期間内の測定回数」の欄は、初期値として「0」を記憶しており、後述する処理によりインクリメントされる。なお、「期間内の測定回数」の数値は、例えば毎日0時などの所定のタイミングに「0」にリセットされる。例えば、測定装置IDが「200003」である測定装置については、「2回」測定済みであることが登録されている。
図7において、「ポイント」の欄は、当該測定装置に付与されたポイントの累計を記憶する。図7における「ポイント」の欄は、後述するポイント演算部313の処理により更新される。
図7において、各環境情報の欄の「OK」は常時その環境情報の測定値の提供を許可することを示し、「NG」はその環境情報のセンサを装備しているが、測定値の提供を許可していないことを示す。また、「−」は測定装置が当該環境情報のセンサを装備していないことを示す。
なお、「OK(条件付き)」は測定装置20の電池残量や時刻といった、測定装置20の状況に応じてその提供を許可または不可とする設定である。例えば、測定装置IDが「200000」の測定装置20は、「現在時刻が11:00〜16:00の間」に限り「気温」の測定値を提供し、「測定装置20の電池残量が50%以上」である場合に限り「湿度」の測定値を提供する。
なお、例えば測定装置20が据置型の端末である場合は、「現在位置・設置場所」の欄に、位置測定が可能であるか否か、又は位置情報を提供可能か否かに代えて、当該装置が据え置かれている場所の住所や建物名などを記憶してもよい。装置が据え置かれている場所の住所や建物名などを記憶する例を、図7の測定装置ID「200002」の「現在位置・設置場所」の欄に示す。
次に、保護者DB323について説明する。保護者DB323は、被保護者を監視する保護者の情報を記憶する。図8は、実施例に係る保護者DBの一例を示す図である。保護者DB323は、「保護者ID」、「保護者名」、「通知タイミング」、「希望連絡方法」と、複数の連絡先とを対応付けて記憶する。図8の例では、連絡先として、メールアドレスと、電話番号と、Push通信用端末IDとを記憶する。なお、図8において、一つの行が、一人の保護者に対応する。
保護者DB323において、「保護者名」は、保護者IDにより特定される保護者の名前を示す情報である。「通知タイミング」及び「希望連絡方法」は、当該保護者が測定結果の提供を希望するタイミング及び方法を示す情報である。
保護者DB323の「通知タイミング」の欄において、「随時」は、測定装置20から測定結果を取得後直ちに、「指定時刻」は毎日保護者により指定された時刻に、「定期」は一定時間ごとに、それぞれ保護者に対して測定結果を提供することを示す。
次に、制御部302の各機能ブロックについて説明する。制御部302は、要求生成部311と、通知生成部312と、ポイント演算部313と、結果演算部314と、情報更新部315とを有する。
要求生成部311は、測定要求を生成し、通信部301を通じて測定装置20に送信する処理部である。測定要求の一例は、図3に示したとおりである。要求生成部311は、被保護者DB321と測定装置DB322とを参照し、測定装置20から受信した被保護者ID及び測定装置IDに対応付けられた環境情報を抽出する。通信部301及び要求生成部311は、要求部の一例である。
例えば、測定装置20から受信された被保護者IDが「000000」である場合、要求生成部311は、図6に例示する被保護者DB321の被保護者IDが「000000」の行を参照し、要求項目「PM2.5」と「気温」と「湿度」とを抽出する。
次に、要求生成部311は、図7に例示する測定装置DB322を参照し、測定装置IDに対応付けられた環境情報を抽出する。例えば、要求生成部311は、測定装置20から受信された測定装置ID「200000」に対応する要求項目「PM2.5」と「気温」と「湿度」と、要求項目に対応付けられる測定条件とを抽出する。なお、当該測定装置IDには、「現在位置・設置場所」等のその他の要求項目も測定装置ID「200000」に対応するが、本実施例においては、測定装置20から受信した被保護者IDに対応する要求項目のみを抽出する。
なお、対象となる環境情報が存在しない場合や、被保護者DB321の「通知リクエスト」の欄が「無し」である場合に、要求生成部311が、測定装置20に対して、「該当情報なし」を通知する構成であってもよい。また、図7の例における測定装置IDが「200002」である測定装置のように、期間内の測定回数が上限測定回数に到達した場合、要求生成部311が、測定装置20に対して、「測定回数超過」を通知する構成であってもよい。
通知生成部312は、保護者に提供する結果通知を生成し、通信部301を通じて保護者端末40に提供する処理部である。通信部301及び通知生成部312は、提供部の一例である。
例えば、測定装置20から、図4に示すような測定結果を受信した場合、通知生成部312は、被保護者DB321を参照して、被保護者IDに対応付けられた被保護者名、属性、保護者ID、及び要求項目を読み出す。本実施例においては、被保護者ID「000000」に対応する被保護者名「John」、保護者ID「100000」、要求項目1「PM2.5」、要求項目2「気温」及び要求項目3「湿度」を読み出す。また、通知生成部312は、保護者DB323を参照して、保護者ID「100000」に対応する保護者名「Aiden」を読み出す。
次に、通知生成部312は、被保護者DB321及び保護者DB323から読み出した情報を用いて、結果通知を生成する。図9は、実施例に係る結果通知のデータ構造の一例を示す説明図である。図9に示すように、結果通知は、保護者名、被保護者名、被保護者の属性、測定装置ID、測定日時と、当該保護者が要求する環境情報の測定値を含む。なお、測定値が「N/A」となっているのは、当該環境情報について、測定値を取得できなかったことを示す。
次に、通知生成部312は、保護者DB323の「通知タイミング」の欄に記憶されたタイミングに、「希望連絡方法」の欄に記憶された方法により、通信部301を通じて保護者に通知する。本実施例において、図8に示す保護者DB323の保護者ID「100000」の列に示されるように、通知生成部312は、メールアドレス「aaa@aaa.aa」に、測定結果を取得後直ちに、結果通知を送信する。
ポイント演算部313は、測定結果を取得した際に、被保護者DB321を参照して測定装置に付与するポイントを演算し、測定装置DB322に記録する処理部である。結果演算部314は、例えば複数の測定結果の平均値を算出したり、測定結果をグラフ化したりする加工処理を行う処理部である。各処理の詳細については後述する。
情報更新部315は、測定装置20、保護者端末40、又は管理サーバの操作部304から受けた指示に基づいて、被保護者DB321、測定装置DB322、及び保護者DB323が記憶する情報を更新する処理部である。情報更新部315は、新たな被保護者、測定装置及び保護者の情報を追加するほか、例えば、測定装置20の利用者から、測定値の提供を許可するか否かの設定変更の指示を受けて、測定装置DB322を更新する。具体的には、情報更新部315は、測定装置DB322の各「要求項目」の欄を「OK」若しくは「NG」に更新し、又は「要求項目」の欄の「測定条件」を設定若しくは削除する。
[システムの動作]
次に、本実施例に係る環境情報取得システムにより、ビーコン機器10からビーコン信号を受信した測定装置20と、測定装置20から測定結果を取得し、保護者端末40に提供する管理サーバ30とを連携する処理動作について説明する。図10は、実施例に係る環境情報取得に関するシーケンス図である。ビーコン機器10は、所有者とともに移動しながら、定期的に、又は任意のタイミングで、被保護者IDを含むビーコン信号を送信する。ビーコン機器10が移動した結果、通信範囲10aの範囲内に入った測定装置20は、ビーコン機器10からビーコン信号を受信する(ステップS101)。
測定装置20は、被保護者IDと、測定装置IDとを含むメッセージを、管理サーバ30に送信する(ステップS102)。測定装置20からメッセージを受信した管理サーバ30は、環境情報の測定要求を、測定装置20に送信する(ステップS103)。測定装置20は、環境情報を測定し、測定結果を管理サーバ30に送信する(ステップS104)。測定結果を受信した管理サーバ30は、保護者DB323に規定する通知タイミング及び希望連絡方法により、結果通知を保護者端末40に提供する(ステップS105)。
[測定装置の処理]
次に、本実施例に係る環境情報取得システムにおける各動作主体の処理の流れについて説明する。図11は、実施例に係る測定装置の処理フローの一例を示す図である。
信号受信部201は、ビーコン機器10からビーコン信号を受信し、情報生成部222に出力する(ステップS401)。情報生成部222は、記憶部204から測定装置20の測定装置IDを読み出し、受信されたビーコン信号に含まれる被保護者IDと当該測定装置IDとを、通信部202を通じて管理サーバ30に送信する(ステップS402)。
情報生成部222は、通信部202を通じて管理サーバ30から測定要求を受信した場合(ステップS403:Yes)、受信した測定要求が、測定条件に合致しているかを判断する(ステップS404)。
例えば、図3に示すような測定要求を受信した場合について説明する。情報生成部222は、要求項目2の「気温」を測定する条件として、現在時刻が「11:00〜16:00」の間であると指定されているため、状況取得部223に現在時刻の取得を指示する。状況取得部223は、例えば時計から現在時刻を取得し、情報生成部222に提供する。
例えば、状況取得部223から取得した現在時刻が「2015/8/16 13:00:12」である場合、要求項目2において設定されている測定条件を満たす(ステップS404:Yes)。この場合、情報生成部222は結果取得部221に「気温」の測定値の取得を指示する(ステップS405)。結果取得部221は、例えば温度計が測定した気温を取得し、情報生成部222に出力する。なお、図3に示す要求項目1の「PM2.5」のように、測定条件が規定されていない場合も同様とする。
一方、情報生成部222は、図3に示すように、要求項目3の「湿度」を測定する条件として、電池残量が「50%以上」であると指定されているため、状況取得部223に電池残量の取得を指示する。状況取得部223は、例えば測定装置20の電池残量計から電池残量を取得し、情報生成部222に提供する。
例えば状況取得部223から取得した電池残量が「40%」である場合、要求項目3において設定されている測定条件を満たさないため、情報生成部222は結果取得部221に「湿度」の測定値の取得を指示しない(ステップS404:No)。なお、図3に示す一例のように、測定要求が複数の要求項目を含んでいる場合、情報生成部222は、全ての要求項目について、S404の処理を繰り返す。
次に、情報生成部222は、取得した測定結果を、管理サーバ30に送信する(ステップS406)。送信する測定結果の一例は、図4に示したとおりである。本実施例においては、測定要求の要求項目のうち一部または全部について測定値を取得しなかった場合においても、測定値を取得していない旨の応答を管理サーバ30に送信する。
なお、管理サーバ30から測定要求を受信しない場合(ステップS403:No)、例えば管理サーバ30から「該当情報なし」の通知を受信した場合は、管理サーバ30に測定結果を送信せず、処理を終了する。
[管理サーバの処理]
次に、本実施例に係る管理サーバの処理の流れについて説明する。図12は、実施例に係る管理サーバの処理フローの一例を示す図である。管理サーバ30の要求生成部311は、測定装置20から、被保護者IDと測定装置IDとを含むメッセージを、通信部301を通じて受信する(ステップS601)。
要求生成部311は、被保護者DB321を参照し、受信された被保護者IDに対応する要求項目を取得する(ステップS602)。なお、受信された被保護者IDが被保護者DB321に登録されていない場合(ステップS603:No)、要求生成部311は通信部301を通じて、測定装置20に「該当データなし」を通知し、処理を終了する(ステップS621)。被保護者IDに対応する要求項目が被保護者DB321に登録されていない場合も同様とする。
本実施例において、要求生成部311は、受信された被保護者ID「000000」に対応する要求項目「PM2.5」と「気温」と「湿度」とを取得する(ステップS603:Yes)。
次に、要求生成部311は、測定装置DB322を参照し、取得した要求項目のうち、受信した測定装置IDに対応付けられる要求項目を検索する(ステップS604)。なお、受信した測定装置IDが測定装置DB321に登録されていない場合(ステップS605:No)、要求生成部311は通信部301を通じて、測定装置20に「該当データなし」を通知し、処理を終了する(ステップS621)。測定装置IDに対応する要求項目が測定装置DB321に登録されていない場合も同様とする。
本実施例において、要求生成部311は、取得した要求項目のうち、受信した測定装置ID「200000」に対応する要求項目「PM2.5」と「気温」と「湿度」とを取得する(ステップS605:Yes)。また、要求項目「気温」及び「湿度」に対応付けられる測定条件も併せて取得する。
次に、要求生成部311は、測定装置DB322を参照し、測定装置20における測定回数が上限に達していないかを判定する(ステップS606)。測定装置20における測定回数が上限に達していると判定した場合(ステップS606:No)、要求生成部311は通信部301を通じて、測定装置20に「測定回数超過」を通知し、処理を終了する(ステップS622)。図7に示す測定装置DB322において、例えば測定装置IDが「200003」の測定装置20については、上限測定回数が「2回/1日」であり、期間内の測定回数が「2回」であるため、要求生成部311は、測定装置20に「測定回数超過」を通知する。
測定装置20における測定回数が上限に達していないと判定した場合(ステップS606:Yes)、要求生成部311は、例えば図3に示すような測定要求を生成して、通信部301を通じて測定装置20に送信する(ステップS607)。
次に、通信部301は、測定装置20から応答の受信を待つ。測定装置20から測定結果を受信しない場合(ステップS611:No)、処理を終了する。なお、測定装置20から受信した応答が測定結果を含まない場合、例えば全ての要求項目について測定条件を満たさなかった場合なども、同様に処理を終了するような構成であってもよい。
通信部301が測定装置20から測定結果を受信すると(ステップS611:Yes)、通知生成部312は、測定装置DB322の「期間内の測定回数」を1インクリメントする(ステップS612)。なお、一部の要求項目について測定結果が得られなかった場合は「期間内の測定回数」をインクリメントしないような構成であってもよい。
次に、通知生成部312は、当該測定結果を受信した日時から所定の期間内に、当該被保護者について他の測定結果を受信したかを判断する。他の測定結果を受信していた場合(ステップS613:Yes)、結果演算部314は、当該複数の測定結果を読み出して平均値を算出し、または時系列的な変化をグラフ化するなどの演算を行う(ステップS614)。結果演算部314による処理については後述する。
他の測定結果を受信していない場合(ステップS613:No)、通知生成部312は、被保護者DB321と保護者DB323とを参照し、測定結果の通知先である保護者と、希望連絡方法、通知タイミングとを取得する(ステップS615)。次に、通知生成部312は、通信部301を通じて、保護者DB323から取得した通知タイミング及び方法にて、保護者端末40に結果通知を提供する(ステップS616)。
次に、ポイント演算部313は、被保護者DB321を参照して測定装置20に付与するポイントを算出し、測定装置DB322に記録する(ステップS617)。本実施例においては、図6に示すように、被保護者DB321は、被保護者ID「000000」について測定結果を取得した場合に付与するポイントは「30」であると記録する。このため、ポイント演算部313は、図7に示す測定装置DB322の測定装置ID「200000」の行において、「ポイント」の欄に「30」を加算する。
なお、被保護者に対応付けられた要求項目が複数あり、そのうち一部の要求項目についてだけ測定装置20から測定値を取得できた場合、「付与するポイント」の一部を減算して付与するような構成であってもよい。また、「付与するポイント」を被保護者DB321において予め定めるのではなく、測定値を取得する都度、ランダムに算出するような構成であってもよい。
次に、結果演算部314による処理について説明する。例えば、測定装置ID「200000」にビーコン信号を送信したビーコン機器10の通信範囲内に測定装置ID「200002」の測定装置も入った場合、管理サーバ30は当該測定装置からもメッセージを受信し、測定要求を送信する。図13は、実施例に係る第二の測定要求のデータ構造の一例を示す説明図である。図7に示すように、測定装置ID「200002」の測定装置は、「PM2.5」のセンサを装備しておらず、また「湿度」の測定値の提供を許可していないため、図13に示す第二の測定要求において、「要求項目1」と「要求項目3」の欄が「N/A」となっている。なお、要求生成部311が、測定装置20に対して測定を要求しない要求項目を除外し、要求項目を1つだけ含む測定要求を送信するような構成であってもよい。
測定要求を受信した測定装置は、管理サーバ30に測定結果を送信する。図14は、実施例に係る第二の測定結果のデータ構造の一例を示す説明図である。図14に示す第二の測定結果は、「測定装置ID」の欄が「200002」となっている。また、「要求項目1」及び「要求項目3」の欄が「N/A」となっているのは、「PM2.5」及び「湿度」の測定値を取得していないことを示す。
管理サーバ30の結果演算部314は、通信部301を通じて第二の測定結果を受信すると、図4に示す測定結果と、図14に示す第二の測定結果とを用いて演算処理を行い、処理結果を通知生成部312に出力する。本実施例においては、結果演算部314は、測定装置ID「200000」の測定装置から受信した気温「30.8℃」と、測定装置ID「200002」の測定装置から受信した気温「26.6℃」との平均値「28.7℃」を算出する。
図15は、実施例に係る第二の結果通知のデータ構造の一例を示す説明図である。図15において、第二の結果通知の「保護者名」、「被保護者名」及び「被保護者の属性」の欄は、図9に示す結果通知と同様であるが、「測定装置ID」の欄は、「200000」と「200002」の2つの測定装置IDを含む。「測定日時」の欄には、最初の測定装置が測定した日時から、最後の測定装置が測定した日時までが含まれる。また、「気温」の欄には、結果演算部314が算出した平均値を含む。括弧内の件数は、環境情報の測定値を受信した件数を示す。「湿度」の欄の「N/A」は、湿度の測定値を1件も取得していないことを示す。なお、測定装置20から取得した位置情報を地図上に表示したり、時系列的な変化をグラフ化したりして保護者端末40に提供するような構成であってもよい。
以上の実施例によれば、被保護者のビーコン機器10からビーコン信号を受信した測定装置20、管理サーバ30から指示された被保護者周辺の環境データを測定して管理サーバ30に送信し、管理サーバ30が保護者端末40に測定値を提供する。これにより、保護者は被保護者に多種多様なセンサを搭載した大規模な装置を持たせることなく、被保護者の環境情報を取得できる。なお、ビーコン信号を発信する機能のみを有する専用端末は、小型で長時間駆動可能なものが多いため、測定装置や汎用端末を被保護者に持たせる場合と比べて被保護者の負担を軽減できる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した各実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。例えば、図11又は図12に示す各処理は、上記の順番に限定されるものではなく、処理内容を矛盾させない範囲において、同時に実施してもよく、順序を入れ替えて実施してもよい。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、要求生成部311と通知生成部312を統合したり、管理サーバ30に搭載されるソフトウェアを複数のコンピュータシステムに分散したりすることもできる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[測定回数の上限]
上述した実施例では、測定装置DB322が、測定装置20が測定できる回数の上限を記憶するが、被保護者DB321が、被保護者IDと「上限回数」を対応付けて記憶し、被保護者について上限回数を設定するような構成であってもよい。また、測定装置20が測定できる回数の上限を設定しないような構成であってもよい。
[不要な通信の削減]
測定装置20が、既に管理サーバ30から「測定回数超過」の通知を受けた場合など、管理サーバ30から測定要求を受信しないことが明らかである場合は、管理サーバ30に被保護者IDと測定装置IDとを送信しないような構成であってもよい。
[測定条件の判定方法]
上述した実施例では、要求項目の測定条件を管理サーバ30が測定装置20に送信し、測定装置20が測定条件を満たすか否かを判定しているが、測定条件の判定方法はこれに限らない。例えば、測定条件が現在時刻のように管理サーバ30側で確認できるものである場合、管理サーバ30側で測定条件を満たすかを判断し、満たさない場合は測定要求を送信しないような構成であってもよい。また、測定装置20が管理サーバ30にメッセージを送信する際に、電池残量など測定装置20に固有の状況を合わせて送信し、メッセージを受信した管理サーバ30が、測定装置DB322が記憶する測定条件を満たすか否かを判断するような構成であってもよい。
[送受信する情報の一部省略]
例えば、測定装置20から管理サーバ30に送信されるメッセージが、測定装置IDを含まないような構成であってもよく、測定要求が測定条件を含まないような構成であってもよい。
[測定装置のハードウェア構成]
次に、図16及び図17を参照して、測定装置及び管理サーバのハードウェア構成について説明する。図16は、実施例に係る測定装置のハードウェア構成の一例を示す図である。実施例に係る測定装置2000は、図16に示すように、RF回路2001、アンテナ2002、通信インターフェース2003、プロセッサ2004、記憶装置2005、入力装置2006、出力装置2007、温度計2011、湿度計2012、GPS2013、電池残量計2021及び時計2022を有する。RF回路2001、通信インターフェース2003、プロセッサ2004、記憶装置2005、入力装置2006、出力装置2007、温度計2011、湿度計2012、GPS2013、電池残量計2021及び時計2022は、バス2008で相互に接続される。また、アンテナ2002は、RF回路2001と接続されている。
RF回路2001は、アンテナ2002を介してビーコン機器10と通信を行う。例えば、RF回路2001、プロセッサ2004及び記憶装置2005により、図2に示した信号受信部201の機能が実現される。
通信インターフェース2003は、LANケーブルなどのケーブルを介し、又は無線接続を介して、ネットワークを経由して管理サーバと通信を行う。例えば、通信インターフェース2003、プロセッサ2004及び記憶装置2005により、図2に示した通信部202の機能が実現される。
また、プロセッサ2004及び記憶装置2005は、例えば、図2に示した、結果取得部221、情報生成部222及び状況取得部223などの機能を実現する。
例えば、プロセッサ2004は、記憶装置2005に記憶されている各種プログラムを読み出して、記憶装置2005上に各種機能を実現するプロセスを生成する。そして、プロセッサ2004は、各部と共に、記憶装置2005上に生成されたプロセスを実行することで、各種処理を行う。
入力装置2006は、タッチパネルやキーボードなどであり、出力装置2007は、ディスプレイなどであり、通信インターフェース2003は、NICなどのインターフェースである。記憶装置2005の例として、HDD(Hard Disk Drive)のほか、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CD−ROM等の他のコンピュータ読み取り可能な記録装置としてもよい。
温度計2011は、気温を測定するセンサであり、測定した気温をプロセッサ2004に出力する。湿度計2012は、湿度を測定するセンサであり、測定した湿度をプロセッサ2004に出力する。GPS(Global Positioning System)は、位置情報を取得するセンサであり、取得した位置情報をプロセッサ2004に出力する。電池残量計2021及び時計2022は、それぞれ測定装置2000の電池残量及び現在時刻を取得し、プロセッサ2004に出力する。このほか、測定装置が、例えば大気中の微小粒子状物質(PM2.5)の濃度や花粉濃度などのほかの環境情報を測定できる機器を有する場合もある。
[管理サーバのハードウェア構成]
図17は、実施例に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。図17に示すように、コンピュータ3000は、通信インターフェース3001、プロセッサ3002、記憶装置3003、入力装置3004及び出力装置3005を有する。また、図17に示した各部は、バス3006で相互に接続される。
入力装置3004は、マウスやキーボードであり、出力装置3005は、ディスプレイなどであり、通信インターフェース3001は、NICなどのインターフェースである。通信インターフェース3001は、ネットワークを経由して、測定装置及び保護者端末と通信を行う。記憶装置3003は、図6、図7及び図8に示す各DBの情報を記憶する。記憶装置3003の例として、HDDのほか、ROM、RAM、CD−ROM等の他のコンピュータ読み取り可能な記録装置としてもよい。
また、プロセッサ3002及び記憶装置3003は、例えば、図5に示した、要求生成部311、通知生成部312、ポイント演算部313、結果演算部314及び情報更新部315などの機能を実現する。
例えば、プロセッサ3002は、記憶装置3003に記憶されている各種プログラムを読み出して、記憶装置3003上に各種機能を実現するプロセスを生成する。そして、プロセッサ3002は、各部と共に、記憶装置3003上に生成されたプロセスを実行することで、各種処理を行う。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)環境情報を測定する測定装置と、前記測定装置から測定値を受信する管理サーバとを有する環境情報取得システムにおいて、
前記測定装置は、
第1の端末から、前記第1の端末を識別する識別情報を受信した場合に、前記管理サーバに前記識別情報を送信する送信部と、
前記識別情報を受信した前記管理サーバから、環境情報の測定要求を受信した場合に、前記環境情報を測定して前記管理サーバに送信する測定部とを有し、
前記管理サーバは、
前記識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶する対象記憶部と、
前記測定装置から前記識別情報を受信した場合に、前記識別情報と対応付けられる前記種別の環境情報の測定要求を前記測定装置に送信する要求部と、
前記測定装置から受信した測定結果を第2の端末に提供する提供部と
を有することを特徴とする環境情報取得システム。
(付記2)前記管理サーバが、
前記測定装置を識別する装置情報と、前記測定装置が測定する少なくとも1つの環境情報とを対応付けて記憶する装置記憶部をさらに有し、
前記測定装置の送信部は、前記識別情報とともに前記装置情報を送信し、
前記管理サーバの前記要求部は、前記識別情報に対応付けられる前記環境情報のうち、前記装置情報に対応付けられる環境情報の測定要求を前記測定装置に送信する
ことを特徴とする付記1に記載の環境情報取得システム。
(付記3)前記管理サーバの前記提供部は、前記測定装置から測定結果を受信した受信回数を計数し、
前記管理サーバの前記送信部は、前記受信回数が所定値以下である場合に、前記測定要求を前記測定装置に送信する
ことを特徴とする付記2に記載の環境情報取得システム。
(付記4)前記管理サーバの前記要求部は、前記環境情報を測定する際の測定条件を前記測定要求にさらに含めて送信し、
前記測定装置の前記測定部は、前記測定条件を満たす場合に、前記環境情報を測定して前記管理サーバに送信し、前記測定条件を満たさない場合に、前記環境情報が測定できないことを示す測定不可メッセージを前記管理サーバに送信することを特徴とする付記1に記載の環境情報取得システム。
(付記5)前記管理サーバが、
前記測定装置から前記測定結果を受信した場合に、前記測定装置に付与するポイントを演算し、前記装置記憶部に記憶するポイント演算部をさらに有することを特徴とする付記2に記載の環境情報取得システム。
(付記6)前記管理サーバの前記提供部が、前記識別情報と対応付けられるいずれかの環境情報の測定結果を複数の前記測定装置から受信した場合に、当該複数の測定装置から受信した測定結果の平均値を算出し、当該平均値を第2の端末に提供することを特徴とする付記1に記載の環境情報取得システム。
(付記7)第1の端末から、前記第1の端末を識別する識別情報を受信した場合に、管理サーバに前記識別情報を送信する送信部と、
前記識別情報を受信した前記管理サーバから、環境情報の測定要求を受信した場合に、前記環境情報を測定して前記管理サーバに送信する測定部と
を有することを特徴とする測定装置。
(付記8)第1の端末を識別する識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶する対象記憶部と、
測定装置から前記識別情報を受信した場合に、前記識別情報と対応付けられる前記種別の環境情報の測定要求を前記測定装置に送信する要求部と、
前記測定装置から受信した測定結果を第2の端末に提供する提供部と
を有することを特徴とする管理サーバ。
(付記9)第1の端末から、前記第1の端末を識別する識別情報を受信した場合に、管理サーバに前記識別情報を送信し、
前記識別情報を受信した前記管理サーバから、環境情報の測定要求を受信した場合に、前記環境情報を測定して前記管理サーバに送信する
処理を含むことを特徴とする方法。
(付記10)第1の端末の識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶し、
測定装置から前記識別情報を受信した場合に、前記識別情報と対応付けられる前記種別の環境情報の測定要求を前記測定装置に送信し、
前記測定装置から受信した測定結果を第2の端末に提供する
処理を含むことを特徴とする方法。
(付記11)第1の端末から、前記第1の端末を識別する識別情報を受信した場合に、管理サーバに前記識別情報を送信し、
前記識別情報を受信した前記管理サーバから、環境情報の測定要求を受信した場合に、前記環境情報を測定して前記管理サーバに送信する
処理を測定装置に実行させることを特徴とするプログラム。
(付記12)第1の端末の識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶し、
測定装置から前記識別情報を受信した場合に、前記識別情報と対応付けられる前記種別の環境情報の測定要求を前記測定装置に送信し、
前記測定装置から受信した測定結果を第2の端末に提供する
処理を管理サーバに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記13)環境情報を測定する測定装置と、前記測定装置から測定値を受信する管理サーバとが実行する環境情報取得方法において
前記測定装置が、
第1の端末から、前記第1の端末を識別する識別情報を受信した場合に、前記管理サーバに前記識別情報を送信し、
前記識別情報を受信した前記管理サーバから、環境情報の測定要求を受信した場合に、前記環境情報を測定して前記管理サーバに送信する処理を含み、
前記管理サーバが、
前記識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶し、
前記測定装置から前記識別情報を受信した場合に、前記識別情報と対応付けられる前記種別の環境情報の測定要求を前記測定装置に送信し、
前記測定装置から受信した測定結果を第2の端末に提供する処理を含む
ことを特徴とする環境情報取得方法。
10 ビーコン機器
20 測定装置
30 管理サーバ
40 保護者端末

Claims (6)

  1. 環境情報を測定する測定装置と、前記測定装置から測定値を受信する管理サーバとを有する環境情報取得システムにおいて、
    前記測定装置は、
    第1の端末から、前記第1の端末を識別する識別情報を受信した場合に、前記管理サーバに前記識別情報を送信する送信部と、
    前記識別情報を受信した前記管理サーバから、環境情報の測定要求を受信した場合に、前記環境情報を測定して前記管理サーバに送信する測定部とを有し、
    前記管理サーバは、
    前記識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶する対象記憶部と、
    前記測定装置から前記識別情報を受信した場合に、前記識別情報と対応付けられる前記種別の環境情報の測定要求を前記測定装置に送信する要求部と、
    前記測定装置から受信した測定結果を第2の端末に提供する提供部と
    を有することを特徴とする環境情報取得システム。
  2. 前記管理サーバが、
    前記測定装置を識別する装置情報と、前記測定装置が測定する少なくとも1つの環境情報とを対応付けて記憶する装置記憶部をさらに有し、
    前記測定装置の送信部は、前記識別情報とともに前記装置情報を送信し、
    前記管理サーバの前記要求部は、前記識別情報に対応付けられる前記環境情報のうち、前記装置情報に対応付けられる環境情報の測定要求を前記測定装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の環境情報取得システム。
  3. 前記管理サーバの前記提供部は、前記測定装置から測定結果を受信した受信回数を計数し、
    前記管理サーバの前記送信部は、前記受信回数が所定値以下である場合に、前記測定要求を前記測定装置に送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の環境情報取得システム。
  4. 前記管理サーバの前記要求部は、前記環境情報を測定する際の測定条件を前記測定要求にさらに含めて送信し、
    前記測定装置の前記測定部は、前記測定条件を満たす場合に、前記環境情報を測定して前記管理サーバに送信し、前記測定条件を満たさない場合に、前記環境情報が測定できないことを示す測定不可メッセージを前記管理サーバに送信することを特徴とする請求項1に記載の環境情報取得システム。
  5. 第1の端末を識別する識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶する対象記憶部と、
    測定装置から前記識別情報を受信した場合に、前記識別情報と対応付けられる前記種別の環境情報の測定要求を前記測定装置に送信する要求部と、
    前記測定装置から受信した測定結果を第2の端末に提供する提供部と
    を有することを特徴とする管理サーバ。
  6. 環境情報を測定する測定装置と、前記測定装置から測定値を受信する管理サーバとが実行する環境情報取得方法において
    前記測定装置が、
    第1の端末から、前記第1の端末を識別する識別情報を受信した場合に、前記管理サーバに前記識別情報を送信し、
    前記識別情報を受信した前記管理サーバから、環境情報の測定要求を受信した場合に、前記環境情報を測定して前記管理サーバに送信する処理を含み、
    前記管理サーバが、
    前記識別情報と、測定対象である環境情報の種別とを対応付けて記憶し、
    前記測定装置から前記識別情報を受信した場合に、前記識別情報と対応付けられる前記種別の環境情報の測定要求を前記測定装置に送信し、
    前記測定装置から受信した測定結果を第2の端末に提供する処理を含む
    ことを特徴とする環境情報取得方法。
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