JP6519292B2 - メモリ制御装置、半導体記憶装置およびメモリ制御方法 - Google Patents

メモリ制御装置、半導体記憶装置およびメモリ制御方法 Download PDF

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Description

本明細書で言及する実施例は、メモリ制御装置、半導体記憶装置およびメモリ制御方法に関する。
従来、例えば、NANDフラッシュメモリなどでは、書き込みや消去によってメモリセル(セル)が磨耗して、残り寿命(書き換え可能回数)が減ってゆくことが知られている。また、一部のセルに書き込みや消去が集中すると、磨耗の少ないセルを残したままメモリ全体が寿命を迎えることになる。
このような事態を低減するために、例えば、ブロックごとに書き込みや消去をカウントし、回数の少ないブロックを優先的に使うように、アドレス変換を変更してセルの摩耗を平準化するウェアレベリングが行われている。
ところで、従来、ウェアレベリングを行ってメモリ全体の寿命を延ばすようにしたメモリ制御装置、半導体記憶装置およびメモリ制御方法としては、様々な提案がなされている。
特開2011−175377号公報 特開2014−016766号公報 特開2015−038698号公報
上述したように、例えば、書き込みや消去によってセルが磨耗するNANDフラッシュメモリなどでは、セルの摩耗を平準化するウェアレベリングが行われている。
また、近年、次世代不揮発性メモリとして、例えば、NANDフラッシュメモリよりもアクセス時間の短い相変化メモリ(PCM:Phase-Change Memory)や抵抗変化型メモリ(ReRAM:Resistive Random Access Memory)等が提案され、実用化されつつある。
これらPCMおよびReRAM等においても、例えば、書き込みによりセルが磨耗するため、ウェアレベリングを行うのが好ましい。しかしながら、NANDフラッシュメモリ用のウェアレベリング方式をPCMやReRAM等に適用すると、アクセス時間の短いPCMやReRAMでは、ウェアレベリングに要する処理時間が無視し得ないものとなる。
なお、例えば、アドレスを区別せずに書き込み回数をカウントし、そのカウント値が一定数を超えたらアドレス変換を変更し、それに合わせてメモリの内容をコピーする方式も提案されている。
しかしながら、これでは、例えば、セルに対する書き込み回数に偏りがない場合でも、アドレス変換の変更に伴うデータのコピーが定期的発生するため、摩耗の平準化が不十分なだけでなく、データのコピーによる書き込み回数の増加を招くことになる。
一実施形態によれば、メモリのウェアレベリング制御を行うメモリ制御装置であって、前記メモリをアクセスする論理アドレスを、物理アドレスに変換するアドレス変換器と、カウンタ群と、アドレス変換変更判定部と、を有するメモリ制御装置が提供される。
前記カウンタ群は、前記物理アドレスの複数のビットに対応した複数のカウンタを含み、それぞれの前記カウンタは、対応する前記ビットが第1の値ならばカウントダウンし、第2の値ならばカウントアップする。前記アドレス変換変更判定部は、前記カウンタ群の出力に基づいて、前記アドレス変換器における前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更するか否かを判定する。
開示のメモリ制御装置、半導体記憶装置およびメモリ制御方法は、単純な構成により、メモリのウェアレベリングを高速に行うことができるという効果を奏する。
図1は、本実施例のメモリ制御装置の一例を示すブロック図である。 図2は、図1に示すメモリ制御装置におけるカウンタ群の一例を示すブロック図である。 図3は、図1に示すメモリ制御装置におけるアドレス変換変更判定部の一例を示すブロック図である。 図4は、図1に示すメモリ制御装置におけるアドレス変換器の一例を示すブロック図である。 図5は、図4に示すアドレス変換器の一実施例を示すブロック図である。 図6は、本実施例のメモリ制御装置におけるメモリへの書き込み処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図7は、図6に示すフローチャートにおける反転マスクの更新処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図8は、本実施例の半導体記憶装置の一例を示すブロック図である。
以下、メモリ制御装置、半導体記憶装置およびメモリ制御方法の実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図1は、本実施例のメモリ制御装置の一例を示すブロック図である。なお、図1では、CPU(Central Processing Unit)3がメモリ2にアクセスする場合を示すが、CPU3は、DMA(Direct Memory Access)等の他のデバイスであってもよい。
図1に示されるように、本実施例のメモリ制御装置1は、例えば、PCMやReRAM等の不揮発性メモリのウェアレベリング制御を行うものであり、アドレス変換変更判定部12,アドレス変換器13,カウンタ群11およびスワッパ14を含む。ここで、本実施例のメモリ制御装置1は、メモリ(不揮発性メモリ)2とは独立して設けられていて、メモリ2のウェアレベリング制御を行う。
なお、本実施例の適用は、上述した高速アクセス可能なPCMやReRAM等の不揮発性メモリに限定されるものではなく、例えば、NANDフラッシュメモリを始めとして、書き込み等の処理によりセルが磨耗するメモリに対して幅広く適用することができる。
図1に示されるように、例えば、CPU3がメモリ2をアクセス(例えば、書き込み)する場合、CPU3は、メモリ2(メモリ制御装置1)に対して、論理アドレスLADおよび書き込みデータWDを出力する。
論理アドレスLADは、メモリ制御装置1のアドレス変換器(例えば、XOR(エクスクルーシブオア)回路)13に入力され、物理アドレスPADに変換されて、メモリ2に出力される。なお、CPU3がメモリ2からデータを読み出す場合には、メモリ2からCPU3に読み出しデータRDが出力される。
すなわち、アドレス変換器13は、CPU3からの論理アドレスLADを受け取り、アドレス変換情報(アドレス変換マスク)との排他的論理和(XOR)を演算して、物理アドレスPADを生成し、メモリ2に供給する。
アドレス変換器13には、アドレス変換変更判定部12からのアドレス変換変更信号MSが入力され、例えば、アドレス変換変更判定部12がアドレス変換の変更を決定(判定)した場合には、アドレス変換マスクの変更を行うようになっている。
なお、書き込みの場合には、物理アドレスPADのメモリ2への供給に同期して、CPU3から書き込みデータWDがメモリ2に出力される。また、読み出しの場合には、物理アドレスPADのメモリ2への供給に同期して、メモリ2から読み出しデータRDがCPU3に出力される。
ここで、CPU3は、例えば、データ書き込みの場合には、書き込み信号(ライトイネーブル)WEを、また、データ読み出しの場合には、読み出し信号(リードイネーブル(RE))を、他の所定の制御信号と共に出力する。
カウンタ群11は、アドレス変換器13からの物理アドレスPADの複数のビット(アドレスビット)ADB1〜ADBNを受け取ってアップダウンカウントする。アドレス変換変更判定部12は、カウンタ群11の出力に基づいて、アドレス変換を変更するか否かを判定して、アドレス変換器13を制御する。なお、カウンタ群11,アドレス変換変更判定部12およびアドレス変換器13等の構成および動作は、図面を参照して、以下に詳述する。
図2は、図1に示すメモリ制御装置におけるカウンタ群の一例を示すブロック図である。図2に示されるように、カウンタ群11は、例えば、アドレス変換器13により変換された物理アドレスPADのビット数Nに対応して設けられたN個のカウンタ(アップダウンカウンタ)111〜11Nを含む。
すなわち、カウンタ111は、物理アドレスPADにおける最上位ビットADB1を受け取り、例えば、そのADB1が『0』ならばカウントアップ(インクリメント)し、『1』ならばカウントダウン(デクリメント)してカウント値Co1を算出する。
また、カウンタ112は、物理アドレスPADにおける最上位から2ビット目ADB2を受け取り、例えば、そのADB2が『0』ならばカウントアップし、『1』ならばカウントダウンしてカウント値Co2を算出する。
そして、カウンタ11Nは、物理アドレスPADにおける最下位ビットADBNを受け取り、例えば、そのADBNが『0』ならばカウントアップし、『1』ならばカウントダウンしてカウント値CoNを算出する。
各カウンタ111,112,…,11Nの出力(カウント値)Co1,Co2,…,CoNは、アドレス変換変更判定部12に入力され、アドレス変換変更判定部12によるアドレス変換の変更を行うか否かの判定に利用される。
具体的に、例えば、論理アドレス(物理アドレス)が32ビットの場合、カウンタ群11に設けるカウンタの数は32個となる。なお、各カウンタ111〜11Nのカウント値Co1〜CoNの絶対値が、所定の閾値(Cth)を超えた場合には、後述するように、アドレス変換変更判定部12がアドレス変換変更判定信号MS(MS1〜MSN)を出力するが、このとき、その対応するカウンタもリセットされる。
ここで、各カウンタ111〜11Nにおいて行われるカウントアップおよびカウントダウンの処理は、例えば、ビットデータが『0』ならばカウントダウンし、『1』ならばカウントアップするように、逆にしてもよい。
図3は、図1に示すメモリ制御装置におけるアドレス変換変更判定部の一例を示すブロック図である。図3に示されるように、アドレス変換変更判定部12は、カウンタ群11のN個のカウンタ111,112,…,11Nのカウント値Co1,Co2,…,CoNを受け取って、論理アドレスLADと物理アドレスPADの対応関係を変更するか否かを判定する。
ここで、カウント値Co1,Co2,…,CoNは、それぞれ符号付きの整数とされていて、例えば、1つ以上(少なくとも1つ)のカウント値の絶対値が閾値を超えたときに、論理アドレスLADと物理アドレスPADの対応関係を変更すると判定する。
すなわち、アドレス変換変更判定部12は、カウント値Co1,Co2,…,CoNのうち、例えば、カウント値Co1の絶対値|Co1|が、所定の閾値Cthを超えたら(|Co1|>Cth)、アドレス変換変更信号MS(MS1)をアドレス変換器13に出力する。なお、前述したように、カウント値の絶対値|Co1|が、所定の閾値Cthを超えたカウンタ111はリセットされ、再び同様の処理が開始される。
具体的に、各カウンタ111〜11Nは、例えば、最小値が−100で、最大値が+100のカウンタ(アップダウンカウンタ)とされ、アドレス変換変更判定部12は、カウント値Co1〜CoNが−50または+50に達したらアドレス変換変更信号MSを出力する。なお、これらの設定は、単なる例であり、様々な変更が可能なのはいうまでもない。
図4は、図1に示すメモリ制御装置におけるアドレス変換器の一例を示すブロック図である。図4に示されるように、アドレス変換器13は、例えば、Nビットの論理アドレスLADを入力アドレスビットBi1〜BiNとして受け取ってアドレス変換を行い、物理アドレスPADとして出力アドレスビットBo1〜BoN(ADB1〜ADBN)を出力する。
ここで、アドレス変換器13による入力アドレスビットBi1〜BiNと出力アドレスビットBo1〜BoNの変換は、例えば、アドレス変換マスクに基づいて行われる。
そして、アドレス変換器13は、アドレス変換変更判定部12からのアドレス変換変更信号MSを受け取ると、それまでのアドレス変換マスクを更新(変更)し、入力アドレスビットBi1〜BiNと出力アドレスビットBo1〜BoNの対応関係を変更する。すなわち、アドレス変換器13は、アドレス変換変更信号MSにより、論理アドレスLADと物理アドレスPADの対応関係を変更する。
図5は、図4に示すアドレス変換器の一実施例を示すブロック図であり、アドレス変換器13は、アドレス変換マスク(アドレス変換情報)130、および、N個のXORゲート(排他的論理和演算器)131〜13Nを含む。
図5に示されるように、アドレス変換マスク130には、アドレス変換変更判定部12から、物理アドレスPADの各ビットADB1〜ADBN(カウンタ群11の各カウンタ111〜11N)に対応したアドレス変換変更信号MS1〜MSNが入力されている。そして、アドレス変換マスク130は、アドレス変換変更信号MS1〜MSNが入力されたビットに対応するビットを反転し、XORゲート131〜13Nによる変換を行う。
具体的に、アドレス変換器13が、例えば、32ビットの論理アドレスLADの入力アドレスビットBi1〜Bi32を、32ビットの物理アドレスPADの出力アドレスビットBo1〜Bo32に変換する場合を考える。
ここで、例えば、最上位ビットADB1をカウントするカウンタ111のカウント値Co1の絶対値|Co1|が閾値Cthを超えると、アドレス変換変更判定部12からは、ADB1に対応したアドレス変換変更信号MS1が、アドレス変換マスク130に対して出力される。
このとき、アドレス変換マスク130では、例えば、アドレス変換変更判定部12から送られてきたMS1に対応するビット(最上位ビットのデータ)を反転し、論理アドレスLADの最上位ビットBi1が入力されたXORゲート131に対して出力する。
なお、アドレス変換マスク130のビットを反転するとき、アドレス変換変更判定部12からの信号(スワップ命令)SIがスワッパ14に出力され、反転前の物理アドレスと反転後の物理アドレスのデータのスワップが行われる。
これにより、カウンタ111のカウント値Co1の絶対値|Co1|が閾値Cthを超えたビット(最上位ビット)に対する、論理アドレスLADと物理アドレスPADの対応関係が変更され、書き込み等で使用されるセルが集中するのを避けることができる。
このように、本実施例によれば、論理アドレスLADと物理アドレスPADの対応関係の変更は、PADのアドレスビットADB1〜ADBNをカウンタ111〜11Nでカウントして行われるため、単純な構成により、メモリのウェアレベリングを高速に行うことが可能となる。
図6は、本実施例のメモリ制御装置におけるメモリへの書き込み処理の一例を説明するためのフローチャートであり、図7は、図6に示すフローチャートにおける反転マスクの更新処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図6に示されるように、メモリへの書き込み処理が開始すると、ステップST1において、例えば、CPU3から論理アドレスLADを受け取り、ステップST2に進んで、物理アドレスPADへの変換を行う。
次に、ステップST3において、カウンタ値の更新、すなわち、図2を参照して説明した各カウンタ111〜11Nによる物理アドレスPADのアドレスビットADB1〜ADBNのアップダウンカウントを行い、ステップST4に進む。
ステップST4では、偏りの判定、すなわち、図3を参照して説明したアドレス変換変更判定部12によるアドレス変換の変更の判定を行う。ステップST4において、偏りあり、すなわち、少なくとも1つのカウント値(Co1)の絶対値が閾値(Cth)を超えたと判定すると、ステップST5に進んで、反転マスクの更新処理を行う。
また、ステップST4において、偏りなし、すなわち、全てのカウンタ111〜11Nのカウント値Co1〜CoNの絶対値が閾値(Cth)を超えていないと判定すると、ステップST5を経由せずに、そのままステップST6に進む。
図7に示されるように、反転マスクの更新処理(ST5)が開始すると、ステップST51において、新しい反転マスク(W)の生成を行い、ステップST52に進む。ここで、ステップST51における新しい反転マスクの生成処理は、例えば、図5を参照して説明したアドレス変換マスク130の変更に相当する。
ステップST52において、スワップ処理(スワッパ14によるスワップ処理)を行った後、ステップST53に進んで、反転マスクレジスタの更新処理を行う。すなわち、それまで使用していた反転マスク(V)を新しい反転マスク(W)に置き換えて処理を終了する(ステップST6に進む)。
そして、ステップST6において、物理アドレスPAD(ADB1〜ADBN,Bo1〜BoN)をメモリ2に出力し、さらに、ステップST7に進んで、書き込みデータWDをメモリ2に出力する。さらに、ステップST8に進んで、書き込み信号(ライトイネーブル)WEをメモリ2に出力し、メモリ2に対するデータ書き込みを実行して、メモリへの書き込み処理を終了する。
なお、上述した図6および図7のフローチャートは、単なるメモリへの書き込み処理および反転マスクの更新処理の一例を示すだけのものであり、様々な変形および変更が可能なのはいうまでもない。
図8は、本実施例の半導体記憶装置の一例を示すブロック図である。図8と、前述した図1の比較から明らかなように、本実施例の半導体記憶装置10は、図1に示すメモリ制御装置1とメモリ2を一体化して半導体記憶装置としたものである。
なお、カウンタ群11,アドレス変換変更判定部12,アドレス変換器13およびスワッパ14等は、図1〜図7を参照して説明したのと同様のものであり、その説明は省略する。
すなわち、図1に示す本実施例のメモリ制御装置1は、そのまま集積回路(LSI)として提供してもよいが、例えば、PCM(相変化メモリ)やReRAM(抵抗変化型メモリ)、或いは、フラッシュメモリ等と一体化し、半導体記憶装置として提供することもできる。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではない。また、明細書のそのような記載は、発明の利点および欠点を示すものでもない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
メモリのウェアレベリング制御を行うメモリ制御装置であって、
前記メモリをアクセスする論理アドレスを、物理アドレスに変換するアドレス変換器と、
前記物理アドレスの複数のビットをそれぞれアップダウンカウントするカウンタ群と、
前記カウンタ群の出力に基づいて、アドレス変換を変更するか否かを判定するアドレス変換変更判定部と、を有する、
ことを特徴とするメモリ制御装置。
(付記2)
さらに、
前記アドレス変換変更判定部からの出力に基づいて、前記メモリの内容をスワップするスワッパを有する、
ことを特徴とする付記1に記載のメモリ制御装置。
(付記3)
前記カウンタ群は、
前記物理アドレスの複数のビットに対応した複数のカウンタを含み、
それぞれの前記カウンタは、対応する前記ビットが第1の値ならばカウントダウンし、第2の値ならばカウントアップする、
ことを特徴とする付記1または付記2に記載のメモリ制御装置。
(付記4)
前記アドレス変換変更判定部は、
前記複数のカウンタによる複数のカウント値に基づいて、前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更するか否かを判定する、
ことを特徴とする付記3に記載のメモリ制御装置。
(付記5)
前記複数のカウント値は、
それぞれ符号付きの整数とされ、
前記アドレス変換変更判定部は、
前記複数のカウント値のうち少なくとも1つのカウント値の絶対値が閾値を超えたとき、前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更する、
ことを特徴とする付記4に記載のメモリ制御装置。
(付記6)
前記アドレス変換器は、
前記論理アドレスとアドレス変換マスクの排他的論理和演算の結果を前記物理アドレスとし、
前記アドレス変換マスクを変更することにより、前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更する、
ことを特徴とする付記1乃至付記5のいずれか1項に記載のメモリ制御装置。
(付記7)
前記アドレス変換器は、
前記複数のカウント値のうち少なくとも1つのカウント値の絶対値が閾値を超えて前記アドレス変換変更判定部がアドレス変換を変更すると判定したとき、前記閾値を超えた少なくとも1つのカウント値を出力するカウンタに対応した前記アドレス変換マスクのビットを反転して、前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更する、
ことを特徴とする付記6に記載のメモリ制御装置。
(付記8)
前記アドレス変換マスクのビットを反転するとき、反転前の物理アドレスと反転後の物理アドレスのデータをスワップする、
ことを特徴とする付記7に記載のメモリ制御装置。
(付記9)
付記1乃至付記8のいずれか1項に記載のメモリ制御装置と、
前記メモリ制御装置により、ウェアレベリング制御が行われる前記メモリと、を有する、
ことを特徴とする半導体記憶装置。
(付記10)
メモリをアクセスする論理アドレスを物理アドレスに変換し、
前記物理アドレスの複数のビットをそれぞれアップダウンカウントして複数のカウント値を算出し、
算出された前記複数のカウント値に基づいて、アドレス変換を変更するか否かを判定する、
ことを特徴とするメモリ制御方法。
(付記11)
アドレス変換を変更すると判定したとき、前記メモリの内容をスワップする、
ことを特徴とする付記10に記載のメモリ制御方法。
(付記12)
前記複数のカウント値を算出するのは、
前記物理アドレスの複数のビットに対して、それぞれの前記ビットが第1の値ならばカウントダウンし、第2の値ならばカウントアップして算出する、
ことを特徴とする付記10または付記11に記載のメモリ制御方法。
(付記13)
前記複数のカウント値は、
それぞれ符号付きの整数とされ、
前記アドレス変換を変更するか否かを判定するのは、
前記複数のカウント値のうち少なくとも1つのカウント値の絶対値が閾値を超えたとき、前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更する、
ことを特徴とする付記12に記載のメモリ制御方法。
(付記14)
前記論理アドレスを前記物理アドレスに変換するのは、
前記論理アドレスとアドレス変換マスクの排他的論理和演算の結果を前記物理アドレスとし、
前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更するのは、
前記アドレス変換マスクを変更することにより行う、
ことを特徴とする付記10乃至付記13のいずれか1項に記載のメモリ制御方法。
(付記15)
前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更するのは、
前記複数のカウント値のうち少なくとも1つのカウント値の絶対値が閾値を超えてアドレス変換を変更すると判定したとき、前記閾値を超えた少なくとも1つのカウント値を出力するカウンタに対応した前記アドレス変換マスクのビットを反転して行う、
ことを特徴とする付記14に記載のメモリ制御方法。
1 メモリ制御装置
2 メモリ(不揮発性メモリ)
3 CPU
10 半導体記憶装置
11 カウンタ群
12 アドレス変換変更判定部
13 アドレス変換器
14 スワッパ
111〜11N カウンタ
130 アドレス変換マスク
131〜13N XORゲート

Claims (8)

  1. メモリのウェアレベリング制御を行うメモリ制御装置であって、
    前記メモリをアクセスする論理アドレスを、物理アドレスに変換するアドレス変換器と、
    前記物理アドレスの複数のビットに対応した複数のカウンタを含み、それぞれの前記カウンタは、対応する前記ビットが第1の値ならばカウントダウンし、第2の値ならばカウントアップする、カウンタ群と、
    前記カウンタ群の出力に基づいて、前記アドレス変換器における前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更するか否かを判定するアドレス変換変更判定部と、を有する、
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  2. さらに、
    前記アドレス変換変更判定部からの出力に基づいて、前記メモリの内容をスワップするスワッパを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ制御装置。
  3. 前記アドレス変換変更判定部は、
    前記複数のカウンタによる複数のカウント値に基づいて、前記アドレス変換器における前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更するか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメモリ制御装置。
  4. 前記複数のカウント値は、
    それぞれ符号付きの整数とされ、
    前記アドレス変換変更判定部は、
    前記複数のカウント値のうち少なくとも1つのカウント値の絶対値が閾値を超えたとき、前記アドレス変換器における前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更する、
    ことを特徴とする請求項に記載のメモリ制御装置。
  5. 前記アドレス変換器は、
    前記論理アドレスとアドレス変換マスクの排他的論理和演算の結果を前記物理アドレスとし、
    前記アドレス変換マスクを変更することにより、前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更する、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のメモリ制御装置。
  6. 前記アドレス変換器は、
    前記複数のカウント値のうち少なくとも1つのカウント値の絶対値が閾値を超えて前記アドレス変換変更判定部がアドレス変換を変更すると判定したとき、前記閾値を超えた少なくとも1つのカウント値を出力するカウンタに対応した前記アドレス変換マスクのビットを反転して、前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更する、
    ことを特徴とする請求項に記載のメモリ制御装置。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のメモリ制御装置と、
    前記メモリ制御装置により、ウェアレベリング制御が行われる前記メモリと、を有する、
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  8. メモリのウェアレベリング制御を行うメモリ制御装置が、
    前記メモリをアクセスする論理アドレスを物理アドレスに変換し、
    前記物理アドレスの複数のビットに対応した複数のカウンタが、それぞれ、対応する前記ビットが第1の値ならばカウントダウンし、第2の値ならばカウントアップして、複数のカウント値を算出し、
    算出された前記複数のカウント値に基づいて、アドレス変換における前記論理アドレスと前記物理アドレスの対応関係を変更するか否かを判定する、処理を行う
    ことを特徴とするメモリ制御方法。
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