JP6518929B2 - グラビア印刷方法とグラビア印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アルミ蒸着フィルムに部分的にアルミ蒸着層のない透明な絵柄のあるグラビア印刷を行う方法とその方法を実施するためのグラビア印刷装置に関する。
アルミ蒸着フィルムは、銀色の光沢を有するとともに、遮光性に優れていることから、各種商品の包装材として使用されているが、そのアルミ蒸着部分を部分的に透明にして内容物が見えるようにしたフィルムもある。そうしたフィルムは、化粧品等の包装に多用されているが、そうしたアルミ蒸着フィルムは、例えば、非特許文献に記載のシーライト加工と呼ばれる方法や、パスター加工と呼ばれる方法で製造されている。
シーライト加工と呼ばれる方法は、水溶性インキでフィルムに絵柄を印刷した後、該フィルムの全面にアルミ蒸着を施し、その後に、水溶性インキを洗浄除去して、インキに付着したアルミ蒸着層を部分的に除去するものである。パスター加工と呼ばれる方法は、アルミ蒸着フィルムに絵柄を印刷した後、該フィルムをアルカリ性の浴槽を通すことでアルミ蒸着を溶解し、その後洗浄することによって、インキが印刷されないアルミ蒸着層を部分的に除去するものである。
尾池工業株式会社ホームページ製品案内 パターニング加工、シーライト加工 株式会社麗光ホームページ製品案内 エッチング技術、パスター加工
ところが、シーライト加工では、先に水溶性インキでフィルムに絵柄を印刷した後、該フィルムにアルミ蒸着を施し、その後に該フィルムから水溶性インキを洗浄することで、水溶性インキの上に載ったアルミ蒸着層を除去するから、フィルムロールの各種装置への付け替えが繰り返し発生して、生産性が悪いという問題がある。また、パスター加工においても、アルミ蒸着フィルムに絵柄を印刷した後、該フィルムの印刷されない部分のアルミ蒸着をアルカリ性の浴槽を通すことで溶解し、その後水槽で洗浄することによって、アルミ蒸着層を部分的に除去するから、フィルムロールの各種装置への付け替えが繰り返し発生して、生産性が悪いという問題がある。
本発明は、この問題を解決するもので、搬送中のアルミ蒸着フィルムにグラビア印刷を施して最終のフィルムに仕上げる過程で、アルミ蒸着層を部分的に透明にした絵柄を有するフィルムを製造することのできる新たなグラビア印刷方法と、その方法を実施するグラビア印刷装置を提供することを課題とする。
本発明のグラビア印刷方法は、アルミ蒸着フィルムのアルミ蒸着層と反応して、アルミ蒸着層を消失させる水溶性インキを使用して搬送中の前記アルミ蒸着フィルムの前記アルミ蒸着層にグラビア印刷を行い、前記水溶性インキと前記アルミ蒸着層とが反応を終えた後、前記アルミ蒸着フィルムから前記水溶性インキを洗浄除去して前記アルミ蒸着フィルムに部分的にアルミ蒸着層のない絵柄を形成するグラビア印刷方法であって、前記水溶性インキの印刷されたアルミ蒸着フィルムが次の印刷ユニットに搬送されるまでの印刷ユニット間において、1槽以上の水槽からなる主洗浄装置を設け、前記水槽には前記水溶性インキの洗浄水が満たされ、ロールの一部が前記洗浄水に浸漬されており、前記ロールに前記アルミ蒸着フィルムの非印刷面を沿わせた後、前記洗浄水中に前記アルミ蒸着フィルムが搬送され、前記水溶性インキを前記水槽の前記洗浄水で洗浄除去し、次いで前記アルミ蒸着フィルムが前記ロールを離れる直前にプラスチックスキージーでもって前記洗浄水を除去し、然る後、後段の印刷ユニットに前記アルミ蒸着フィルムを搬送し、ニップ圧胴に沿う直前に水管より洗浄水を前記アルミ蒸着フィルムに塗布して前記主洗浄装置において完全に除去できなかった洗浄水を希釈し、前記ニップ圧胴に沿った直後に該ニップ圧胴と該ニップ圧胴に圧接するロールで洗浄水を除去排水し、次いで該印刷ユニットに設けられた洗浄水を満たしたインキパンに浸漬したグラビア版とニップ圧胴の間に前記アルミ蒸着フィルムを搬送し、更に洗浄と洗浄水除去を行うことにより、前記水溶性インキを前記アルミ蒸着フィルムから洗浄除去することを特徴とする。
ここで使用する水溶性インキは、水溶性樹脂、アルカリ性物質、水、低分子アルコール、界面活性剤を主成分とするインキである。このインキで透明にしたい部分の絵柄をグラビア印刷することにより、水溶性インキのアルカリ性物質とアルミ蒸着層とを反応させてアルミ蒸着層を消失させ、その後、該フィルムを洗浄して水溶性インキを除去すれば、アルミ蒸着層を部分的に消失させた絵柄のアルミ蒸着フィルムを得ることができる。
こうした工程を経て、種々の絵柄が施されたアルミ蒸着フィルムからアルミ蒸着層を部分的に消失させることにより、部分的に透明な絵柄のアルミ蒸着フィルムを形成することができるから、その生産能力は、従来方法に比べて極めて高いものとなる。
また、この方法では、搬送中のアルミ蒸着フィルムに対して行われ、しかも、水溶性インキを印刷する印刷ユニットとその後段の印刷ユニットとの間で、印刷された水溶性インキをアルミ蒸着フィルムから洗浄除去するから、従来のシーライト加工法やパスター加工法と比べても、極めて効率的に生産することができる。
また、印刷された水溶性インキの洗浄除去においては、1槽以上の上下に配置される高さの異なる水槽を設け、前記水槽にはアルミ蒸着フィルムのアルミ蒸着面に印刷された前記水溶性インキの洗浄水が満たされ、ロールが前記洗浄水に浸漬されており、前記ロールに前記アルミ蒸着フィルムの非印刷面を沿わせた後、前記水槽に前記アルミ蒸着フィルムが搬送され、前記水溶性インキを前記水槽の前記洗浄水で洗浄除去し、さらに、アルミ蒸着フィルムが前段の水槽から後段の水槽に搬送される間に、アルミ蒸着フィルムに付着する前段水槽の洗浄水を前記ロールから前記アルミ蒸着フィルムが離れるまでにプラスチックスキージーを前記ロールに当てがい前記アルミ蒸着フィルムから洗浄水を除去する。これにより、印刷された水溶性インキは、前記アルミ蒸着フィルムが1水槽以上の水槽により洗浄することで、順次洗浄除去されていく。その際、初段の水槽は、水溶性インキに含まれるアルカリ性物質の溶解によってアルカリ濃度が高くなるが、アルミ蒸着フィルムが次の水槽中に移る際には、事前に、該フィルムに付着する洗浄水は、前記プラスチックスキージーにより除去されるから、後段の水槽に搬送されるに連れて洗浄水のアルカリ濃度が順次低くなって水溶性インキの洗浄除去が促進される。印刷ユニット間に設ける水槽は、1槽以上であればよく、水槽を多く設ければ、洗浄能力が向上し、印刷速度を速くすることができる。
本発明に係るグラビア印刷装置は、アルミ蒸着フィルムにグラビア印刷を施す印刷ユニットが複数段設けられたグラビア印刷装置であって、その中の一つの印刷ユニットが、前記アルミ蒸着フィルムのアルミ蒸着層と反応して、該アルミ蒸着層を消失させる水溶性インキでグラビア印刷する印刷ユニットとされ、その印刷ユニットと、それに続く後段の印刷ユニットとの間に、前記水溶性インキの印刷されたアルミ蒸着フィルムから該水溶性インキを洗浄除去する主洗浄装置が設けられ、該主洗浄装置が、1槽以上の水槽であって、該水槽には洗浄水が該水槽内での移動を制限する邪魔板、前記ロールに沿うアルミ蒸着フィルムに当て前記水溶性インキの洗浄除去効果を高めるブラシ、及び前記ロールに当て洗浄水を前記アルミ蒸着フィルムから除去するプラスチックスキージー、前記水槽の洗浄水を排水する排水口、及び前記アルミ蒸着フィルムを前記水槽中に搬送搬出するためのガイドローラー或いは溝を有するガイドローラーと、を備えていることを特徴とする。
ここで使用する水溶性インキは、前述と同様、水溶性樹脂、アルカリ性物質、水、低分子アルコール、界面活性剤を主成分とするインキである。このインキを使用してアルミ蒸 着フィルムに所定の絵柄のグラビア印刷を施す。その際の印刷ユニットは、複数ある印刷ユニットの中の一つが使用される。
また、水槽は、1槽又は複数槽の水槽とし、複数槽の水槽の場合は上下に配置され高さの異なる水槽として設けるのが好ましい。前記水槽には前記水溶性インキの洗浄水が満たされ、ロールが前記洗浄水に浸漬されており、前記ロールに前記アルミ蒸着フィルムの非印刷面を沿わせた後、前記水槽に前記アルミ蒸着フィルムが搬送され、印刷された水溶性インキを洗浄除去し、複数槽を設ければ、アルム蒸着フィルムが繰り返し浸漬、水洗されならが搬送されることにより、印刷された水溶性インキの洗浄除去が促進される。
前記複数槽の場合は、下段に第1水槽(最初の洗浄のための水槽)を設け、上段に第2水槽を設ければ、上段の水槽から下段の水槽に洗浄水が流れ込むようにすることで、洗浄水の使用量を少なくすることができる。前述のように、各水槽のアルカリ濃度は、上段より下段の方がより高くなる。そこで、主洗浄装置では、上段の水槽に洗浄水を供給し、そこから、あふれ出た洗浄水を下段の水槽に送り込んで下段の水槽より排水を行えば、洗浄効果を高めることができる。
この洗浄において、さらに洗浄効果を高めるためには、次のような点を注意する。第1に、水溶性インキの膨潤、溶解を速くすることである。第2に、第1水槽の洗浄水を第2水槽に持ち込まないようにすることである。第3に、の非アルミ蒸着面に洗浄水が付着しないようにすることである。洗浄水の供給量が多ければ、洗浄効果は、より高くなるが、同じ量の水で洗浄効果をより高めるには、以上の第1から第3の項目を考えることが大切である。
また、印刷された水溶性インキに未反応のアルカリ性物質が残る場合は、洗浄水に酸性物質、例えば塩酸やクエン酸水溶液を添加すればよい。特に、最初にフィルムが搬送される第1水槽で、印刷された水溶性インキの大半(95%以上)が除去されるため、主に最初の水槽に添加すればよい。これにより、洗浄効果をより高めることができる。酸性物質の添加においては、低濃度の酸性物質を添加することもできるが、排水量を少なくするためには、高濃度の酸性物質を第1水槽に水溶性インキの印刷面積及び印刷速度を勘案し滴定により添加してもよい。
以上の点を考慮して、アルミ蒸着フィルムを下段の水槽から上段の水槽に搬送する場合は、アルミ蒸着フィルムは、水槽に浸漬するロールから離れるまでに、プラスチックスキージーで洗浄水を掻き落とし、上段の水槽に下段の洗浄水の混入を少なくする。 これにり、アルカリ濃度の高い下段水槽の洗浄水がアルカリ濃度の低い上段水槽に入り込まないから、各水槽での水溶性インキの洗浄除去を安定的に持続させることができる。
次に、印刷ユニット間に設ける水槽には、洗浄水として40℃から70℃の温水を使用すれば、水溶性インキの膨潤、溶解は、飛躍的に促進される。従って、印刷ユニット間に設ける水槽には、前記温水を供給するのが好ましく、また1水槽以上の水槽を設ける場合は、上段に温水を供給しオーバーフローする温水を下段の水槽に送ればよい。水槽内での水溶性インキの洗浄効果を高めるため、水槽内に邪魔板を設けることで、水溶性インキの高度差を作り、より高濃度な洗浄水を排水できるようにし、水槽内にロールに当て水溶性インキの洗浄除去効果を高めるブラシを設け、アルミ蒸着フィルムからの水溶性インキの洗浄除去効果を高めるようにしてもよく、更に水槽を搬送され浸漬するロールからアルミ蒸着フィルムが離れる前に洗浄水を除去し付着を少なくするためにプラスチックスキージーを当てるとよい。水槽からの排水は水槽の底部からの排水でなく、洗浄水の水位を保つようにオーバーフロー水を排水できるように洗浄水の水溶性インキに濃度が高い部分に排水口を設けるのが良い。更に水槽に付属する、又は一体に連結して設けられている、アルミ蒸着フィルムを前記水槽中に搬送、搬出するためのガイドローラーにおいては、水槽から搬送されるアルミ蒸着フィルムの水溶性インキの印刷面は完全に洗浄水が除去できていないため、溝を有するガイドローラーを使用することで洗浄水がガイドローラーとアルミ蒸着フィルムとの間に溜まらないようにすることもできる。
印刷ユニット間に設ける1槽以上の水槽は、前後の印刷ユニット間の床面に設置してもよく、また水槽に付属又は一体に連結する複数のガイドローラーと共に支持フレームに取り付け、該支持フレームを、前段と後段の各印刷ユニットの印刷フレームに取り付けてもよい。
印刷ユニット間に主洗浄装置を設置する場合について説明する。水槽と水槽に浸漬するロール、邪魔板、ブラシ、スキージー、及びフィルムを搬送するガイドローラーなどの部材を一体にして主洗浄装置とすることでハンドリングは良くなる。また、水槽を複数使用する場合は、複数の水槽を一体にしてもよく、また1つの水槽を含む部材を主洗浄装置一部としても良い。これらからなる、主洗浄装置は、床に置くようにする、又は支持フレームを介して前後の印刷ユニット間に取り付ける、ことは任意に選択すればよい。この際、印刷ユニットのガイドローラーと並行を保つように取り付け、また、水管等も支持フレームに取り付け、水供給のためにホースなどを繋ぐことができるようにしておくとよい。
特に、セクショナルドライブのグラビア印刷機においては、マンサイド・ギヤーサイドに設置される設備はなく、前後の印刷ユニット間で通り抜けが自由であるから、その印刷ユニット間に主洗浄装置を配置することは容易であり、ガイドローラー等を支持する支持フレームをマンサイド・ギヤーサイド側より数人で持ち上げ、前後の印刷ユニット間のフレームにセットすればよい。
印刷ユニット間に設けられる前記主洗浄装置の後段の印刷ユニットで使用するグラビア印刷装置は、搬送される前記アルミ蒸着フィルムが、ニップ圧胴に沿う直前に水管より洗浄水を前記アルミ蒸着フィルムに塗布して前記主洗浄装置において完全に除去できなかった洗浄水を希釈し、前記ニップ圧胴に沿った直後に該ニップ圧胴と該ニップ圧胴に圧接するロールで洗浄水を除去排水し、次いで該印刷ユニットに設けられた洗浄水を満たしたインキパンに浸漬したグラビア版と前記ニップ圧胴の間に前記アルミ蒸着フィルムを搬送し、更に前記グラビア版により持ち上げられた洗浄水で洗浄し該洗浄水を除去することにより、前記水溶性インキを前記アルミ蒸着フィルムから洗浄除去することを特徴とする。
アルミ蒸着フィルムが最終段の水槽を出た後は、後段の印刷ユニットに搬送され、先ず、ニップ圧胴に沿う直前に主洗浄装置で除去しきれなかった洗浄水に新たな洗浄水を供給希釈しニップ圧胴に圧接するロールを設け洗浄水を除去し、この様にして除去された洗浄水は、印刷ユニットに設けられているインキパンに入れるのではなく直接排水すればよい。次いでインキパンに貯えられた洗浄水をグラビア版で持ち上げ、ニップ圧胴とグラビア版との圧接でアルミ蒸着フィルミの表面を洗浄、除去された後、乾燥装置に送られて排紙部に搬送される。後段の印刷ユニットを水槽での洗浄水の除去装置、インキパンに貯えた洗浄水をグラビア版とニップ圧胴を用いることで補助的な洗浄装置、水除去装置として使用することができる。これにより、ニップ圧胴とグラビア版との圧接により、洗浄水はより除去され続く乾燥工程をより短時間で終わらせることができる。
例えば、後段の印刷ユニットのグラビア版を、水を蓄えたインキパンに一部浸漬させて、グラビア版の回転によって洗浄水を汲み上げ、それをニップ圧胴とグラビア版との圧接部に供給して、その間に挟まれて搬送されるフィルムに洗浄水を供給するようにする。あるいはニップ圧胴とグラビア版との圧接部に直接水を供給することで、フィルムの印刷面を洗浄してもよい。こうすれば、フィルムの搬送速度が速くても他の印刷ユニットのフィルム搬送速度を落とさずに、一連の印刷工程の中でグラビア印刷を完成させることができる。
以下、本発明のグラビア印刷方法、ならびに、その方法を実施するための装置の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
例えば、10色のグラビア印刷を行うことができる装置構成の場合、給紙部よりフィルムが供給され排紙部で印刷が施されたフィルムが巻き取られるまでに、10台の印刷ユニットが配置される。また、給紙部及び排紙部と印刷ユニット間には、テンションコントローラーが設けられ、それでフィルムのテンションがコントロールされる。本発明のグラビア印刷方法及び印刷装置について図1で概略説明する。太矢印方向に連続的に搬送されるアルミ蒸着フィルム(2)に対し、図示しない前段の印刷ユニットで色インキによる印刷(色インキの印刷に第8印刷ユニットを使用。)が行われてアルミ蒸着フィルム(2)のアルミ蒸着面に絵柄印刷が施され、次の第9印刷ユニット(9U)で、アルミ蒸着フィルム(2)の所望の透明な絵柄とする部分にアルミ蒸着層を消失する水溶性インキは、インキパン(9)に入れ、この水溶性インキにグラビア版(7)が漬けられドクターブレード(8)を用いて余分な水溶性インキをグラビア版(7)から掻き落とした後、グラビア版(7)とニップ圧胴(6)でアルミ蒸着フィルム(2)を挟みながらアルミ蒸着フィルム(2)に転写して印刷を行なう。続いて乾燥装置(3)に印刷されたアルミ蒸着フィルム(2)を搬送し、そこで加熱・乾燥して、アルカリ性物質を含む水溶性インキとアルミ蒸着層を反応させてアルミ蒸着層を消失させる。アルミ蒸着層が部分的に透明になったアルミ蒸着フィルム(2)は、クーリングロール(5)に搬送された後、通常なら第10印刷ユニット(10U)に搬送されるが、本発明においては、第9印刷ユニット(9U)と第10印刷ユニット(10U)間に設けた主洗浄装置(1)に搬送し、そこで不要となった水溶性インキを洗浄、除去する。このような搬送経路の制御は、印刷ユニットに設けられたガイドローラー(4)及び水槽に付随して設けるガイドローラー(10)で行われる。(以後、図において、フィルムの搬送方向は太矢印で、ガイドローラー(4)、水槽に付随して設けるガイドローラー(10)、版胴(7)等の回転方向は太丸矢印で示す。)
図1に示す、主洗浄装置(1)では、搬送されてきたアルミ蒸着フィルム(2)が第1水槽(11)に搬送され、水槽に浸されたロール(13)に沿った後、洗浄水の中に搬送され、水溶性インキの洗浄除去効果を高めるブラシ(14)に接触し、洗浄水の水面から出た直後にロール(13)に当てられたプラスチックスキージー(15)で洗浄水を除去することで、第1水槽での洗浄は終了する。尚、水槽には、洗浄水が該水槽内での移動を制限する邪魔板(16)を設けることで水溶性インキの濃度の濃い洗浄水を選択的に排水することができる。水槽に設ける洗浄水を一定水位に保つためにオーバーフローした洗浄水を排水口(17)から排水できるようにすればよい。
第2水槽を設ける場合、水槽は第1水槽と構造は同じである。第2水槽に搬送するためのガイドローラー(10)には溝を有するガイドローラー(10)を使用するとよい。アルミ蒸着フィルム(2)には若干の洗浄水が付着しており、溝のないガイドローラー(10)であれば、アルミ蒸着フィルム(2)に残った洗浄水がガイドローラー(10)との間に溜まりガイドローラー(10)の横方向に広がり水滴となって落下するだけでなくアルミ蒸着フィルム(2)の裏面を汚染するためである。
洗浄水の流れは、第2水槽(12)に40℃から70℃の温水を供給し、オーバーフローした洗浄水を第1水槽(11)に送り、第1水槽(11)でオーバーフローする洗浄水は排水口(17)から排水すればよい。
水溶性インキに含まれるアルカリ性物質の反応残分により、第1水槽(11)の洗浄水はアルカリ性となり、そこに印刷面が順次浸漬されれば、アルカリ性は高くなる。したがって、第1水槽(11)には、直接酸性物資を供給する必要があるが、水溶性インキの印刷面積によりこのアルカリ性の強さは異なって来るため、酸性物質を適切に添加すればよい。また、第1水槽(11)で溢れた洗浄水は排水される。
酸性物質の添加量の調整は水溶性インキの使用量をもとに行えば、印刷中に主洗浄装置(1)を常に監視する必要はない。また、この酸性物質が水溶液(塩酸、クエン酸水溶液等)であれば、第1水槽(11)へ酸性物質を滴下する装置を設ければよい。ただ、第2水槽(12)への水供給量を多くし、第1水槽(11)からの排水量を多くすれば、水槽への酸性物質の添加をしなくてもよい。
また、水溶性インキで印刷する面積が少ない絵柄においては、第1水槽(11)を使用せず、第2水槽(12)だけで水溶性インキの洗浄を行うことができ、この場合は、主洗浄装置を1つの水槽として良い。 図2は、主洗浄装置として、第1水槽だけを使用した時の図であり、図1を1水槽にしただけであり、図の説明を省略する。
主洗浄装置(1)から搬送されたアルミ蒸着フィルム(2)は、第10印刷ユニット(10U)のガイドローラー(4)へ搬送されニップ圧胴(6)に沿う前に、洗浄水を給水管(18)で微量(5g/平方m程度)供給し主洗浄装置(1)で除去できなかった洗浄水を希釈し、次いでニップ圧胴(6)の接圧した水切りロール(19)で洗浄水を除去する。この除去された洗浄水は水切りロール(19)に、排水溝を設けたスキージー(20)を当て排水すればよい。
次に、印刷ユニットに設けられた洗浄水を満たしたインキパン(9)に浸漬したセルを設けないグラビア版(21)とニップ圧胴(6)の間に前記アルミ蒸着フィルム(2)を搬送し、更にセルを設けないグラビア版(21)により持ち上げられた洗浄水で洗浄し除去を行うことにより、前記水溶性インキを前記アルミ蒸着フィルム(2)から水溶性インキの除去を行う。続く乾燥装置(3)の搬送し水溶性インキの洗浄は終了する。
図3は、主洗浄装置(1)の水槽を拡大した図である。アルミ蒸着フィルム(2)は第9印刷ユニット(9U)から搬送され、第1水槽(11)に設けられたロール(13)に沿った後、貯められた洗浄水に水溶性インキが印刷された面が洗浄水の中に入って水溶性インキが溶解し表面が極細の長繊維で被覆されたブラシ(14)に接触し水溶性インキはアルミ蒸着フィルム(2)から完全に溶け出し、次いでロール(13)の下部及び側面部に設けられた邪魔板(16)の間を搬送され、洗浄水面から出たアルミ蒸着フィルム(2)はロール(13)から離れるまでに、プラスチックスキージー(15)でほとんどの洗浄水が掻き落とされ、次の第2水槽又は後段の第10印刷ユニットに搬送される。図3に、ロール(13)に付着した洗浄水を飛ばすブロアー(22)を設けているが、プラスチックスキージー(15)で掻き落とされなかったロール(13)上の洗浄水がアルミ蒸着フィルム(2)の非印刷面に付着しないように、ロール(13)の端部に吹き飛ばすためのものである。
図4は、第10印刷ユニット(10U)を拡大した図である。アルミ蒸着フィルム(2)は、主洗浄装置(1)から第10印刷ユニット(10U)のガイドローラー(4)に搬送されニップ圧胴(6)に送られるが、ニップ圧胴に沿う前に洗浄水を給水管(18)で微量(5g/平方m程度)供給し主洗浄装置(1)で除去できなかった洗浄水を希釈し、次いでニップ圧胴(6)の圧接した水切りロール(19)で洗浄水を除去する。この除去した洗浄水は水切りロール(19)に、排水溝を設けたスキージー(20)を当て排水すればよい。ここで、図1には設けなかった、アルミ蒸着フィルム(2)の非印刷面への給水管(23)を設けているが、主洗浄装置(1)でアルミ蒸着フィルム(2)の非印刷面へフィルムの弛み等により洗浄水が裏回りした場合は、ニップ圧胴に沿う前に洗浄水を給水管(18)で微量(2g/平方m程度)供給し、ニップ圧胴(6)の接圧した水切りロール(19)でアルミ蒸着フィルム(2)とニップ圧胴(6)との間に溜まる洗浄水は、アルミ蒸着フィルム(2)の両側から逃げることでアルミ蒸着フィルム(2)の非印刷面の洗浄ができる。
本発明によれば、アルミ蒸着層と反応してそれを消失させる水溶性インキでアルミ蒸着フィルムにグラビア印刷を施してから、反応を終えた前記水溶性インキを洗浄除去するので、グラビア印刷が行われる工程の中で、アルミ蒸着層が部分的に消失した絵柄のアルミ蒸着フィルムを製造することができる。したがって、従来の方法と比べても、極めて生産性の高いグラビア印刷方法並びにグラビア印刷装置とすることができる。
また、このグラビア方法並びにグラビア印刷装置によれば、水溶性インキで印刷する印刷ユニットと後段の印刷ユニットとの間に水溶性インキを除去する水槽を主とする洗浄装置により、印刷された水溶性インキの洗浄除去を行うことができ、わずかな設備投資だけで、アルミ蒸着フィルムに部分的にアルミ蒸着層のない透明な絵柄のあるグラビア印刷されたアルミ蒸着フィルムを簡単に製造することができる。
主洗浄装置及び前後の印刷ユニットの構成概念図 主洗浄装置及び前後の印刷ユニットの別な構成概念図 主洗浄装置の拡大構成概念図 主洗浄装置の後段印刷ユニットの拡大構成概念図
10色のグラビア印刷機で、アルミ蒸着ポリエステルフィルム16μのアルミ蒸着面に塩酢ビ系インキを使用し、任意の絵柄の7色の色インキ及び1色のメジュームを用いグラビア印刷を行った。次いで9ユニットを使用し塩酢ビ系インキで印刷されない部分にアルミ蒸着消失インキ(株式会社昭和インク工業所製、アルミ蒸着層を消失することができる機能を持つ水溶性インキ、仮称K−16)を用い所望の絵柄でグラビア印刷を行い、次の印刷ユニットとの間に設けた主洗浄装置(1)に搬送しアルミ蒸着層と反応を完了した水溶性インキの洗浄、除去を行った。
水性インキの除去は、図1の主洗浄装置(1)で行った。第1水槽(10)にアルミ蒸着フィルム(2)が搬送され、45℃の洗浄水中でブラシを用い水溶性インキをアルミ蒸着フィルム(2)から完全に洗浄し、アルミ蒸着フィルム(2)がロールから離れる前にスキージーで洗浄水を掻き落とし、次いで、アルミ蒸着フィルム(2)は、第1水槽(11)から第2水槽(12)へ搬送し、第1水槽(11)と同様に洗浄を行った。第2水槽(12)には、毎分2kgの温水(60℃)供給しオーバーフローした洗浄水は第1水槽(11)に洗浄水として給水を行った。主洗浄装置(1)を出た後、アルミ蒸着フィルム(2)は、図1に示す、後段の印刷ユニットにアルミ蒸着フィルム(2)を搬送し更に洗浄を行った。10ユニットに搬送されたアルミ蒸着フィルム(2)は、水管より3g/平方mの洗浄水塗布と行い二ップ圧胴(6)に接圧した水切りロール(19)で洗浄水を除去し、この除去した洗浄水は水切りロール(19)に、排水溝を設けたスキージー(20)を当て排水した。
ニップ圧胴(6)に沿う前に、ニップ圧胴(6)に送られるが、ニップ圧胴に沿う前に洗浄水を給水管(18)で微量(5g/平方m程度)供給し主洗浄装置(1)で除去できなかった洗浄水を希釈し、次いでニップ圧胴(6)の接圧した水切りロール(19)で洗浄水を除去する。この除去した洗浄水は水切りロール(19)に、排水溝を設けたスキージー(20)を当て排水すればよい。ここで、図1には設けなかった、アルミ蒸着フィルムの非印刷面への給水管(23)を設けているが、主洗浄装置(1)でアルミ蒸着フィルムの非印刷面へフィルムの弛み等により洗浄水が裏回りした場合は、ニップ圧胴に沿う前に洗浄水を給水管(18)で微量(2g/平方m程度)供給し、ニップ圧胴(6)の接圧した水切りロール(19)でフィルムとニップ圧胴との間に溜まる洗浄水は、フィルムの両側から逃げることでフィルムの非印刷面の洗浄ができる。
次いでインキパン(9)に貯えられた洗浄水をグラビア版(21)で持ち上げ、ニップ圧胴(6)とグラビア版(21)との圧接でアルミ蒸着フィルミ(2)の表面を洗浄、除去された後、乾燥装置(3)に送られて排紙部に搬送される。後段の印刷ユニットを水槽での洗浄水の除去装置、インキパンに貯えた洗浄水をグラビア版(21)とニップ圧胴(6)を用いることで補助的な洗浄装置、水除去装置として使用することができる。これにより、ニップ圧胴(6)とグラビア版(21)との圧接により洗浄水は殆ど付着しない状態で乾燥工程をより短時間で終わらせることができた。8000mの印刷において、インキパン(9)に貯めた洗浄水の補給、排水を何も行わなかったが、アルカリ性はPH8にもなっていなかった。
この洗浄において、約120L/1時間(8000mの印刷に相当する。)の60℃の温水を第2水槽(12)に供給し、第1水槽(11)から排水した。このようにして所望の透明部があり印刷絵柄を持つアルミ蒸着ポリエステルフィルムを製造することができた。
包装材としての性能比較として、アルミ蒸着消失インキの印刷を行わないアルミ蒸着ポリエステルフィルム16μのグラビア印刷物を作成し、本実施例のアルミ蒸着消失インキの印刷を行なった、透明部を持つアルミ蒸着ポリエステルフィルム16μとを使用し、同じ構成の包装材(OPP20μ/接着剤/インキ/(蒸着面)アルミ蒸着ポリエステルフィルム16μ(フィルム面)/接着剤/CPP30μ)を製造したが透明部の有無に係らず接着強度など、包装材の性能として差のないものであった。
9U 第9印刷ユニット
10U 第10印刷ユニット
F 印刷ユニットのフレーム(破線)
1 主洗浄装置
2 アルミ蒸着フィルム
3 乾燥装置
4 ガイドローラー
5 クーリングロール
6 ニップ圧胴
7 グラビア版
8 ドクターブレード
9 インキパン
10 水槽に付随して設けられたガイドローラー
11 第1水槽
12 第2水槽
13 ロール
14 ブラシ
15 プラスチックスキージー
16 邪魔板
17 排水口
18 給水管
19 水切りロール
20 排水溝を設けたスキージー
21 セルを設けないグラビア版
22 ロールの付着水を飛ばすブロアー
23 アルミ蒸着フィルムの非印刷面への給水管

Claims (3)

  1. アルミ蒸着フィルムのアルミ蒸着層と反応して、アルミ蒸着層を消失させる水溶性インキを使用して搬送中の前記アルミ蒸着フィルムの前記アルミ蒸着層にグラビア印刷を行い、前記水溶性インキと前記アルミ蒸着層とが反応を終えた後、前記アルミ蒸着フィルムから前記水溶性インキを洗浄除去して前記アルミ蒸着フィルムに部分的にアルミ蒸着層のない絵柄を形成するグラビア印刷方法であって、前記水溶性インキの印刷されたアルミ蒸着フィルムが次の印刷ユニットに搬送されるまでの印刷ユニット間において、1槽以上の水槽からなる主洗浄装置を設け、前記水槽には前記水溶性インキの洗浄水が満たされ、ロールの一部が前記洗浄水に浸漬されており、前記ロールに前記アルミ蒸着フィルムの非印刷面を沿わせた後、前記洗浄水中に前記アルミ蒸着フィルムが搬送され、前記水溶性インキを前記水槽の前記洗浄水で洗浄除去し、次いで前記アルミ蒸着フィルムが前記ロールを離れる直前にプラスチックスキージーでもって前記洗浄水を除去し、然る後、後段の印刷ユニットに前記アルミ蒸着フィルムを搬送し、ニップ圧胴に沿う直前に水管より洗浄水を前記アルミ蒸着フィルムに塗布して前記主洗浄装置において完全に除去できなかった洗浄水を希釈し、前記ニップ圧胴に沿った直後に該ニップ圧胴と該ニップ圧胴に圧接するロールで洗浄水を除去排水し、次いで該印刷ユニットに設けられた洗浄水を満たしたインキパンに浸漬したグラビア版とニップ圧胴の間に前記アルミ蒸着フィルムを搬送し、更に洗浄と洗浄水除去を行うことにより、前記水溶性インキを前記アルミ蒸着フィルムから洗浄除去することを特徴とするグラビア印刷方法。
  2. 前記水溶性インキが、水溶性樹脂、アルカリ性物質、水、低分子アルコール、界面活性剤を主成分とするインキであることを特徴とする請求項1に記載のグラビア印刷方法。
  3. アルミ蒸着フィルムにグラビア印刷を施す印刷ユニットが複数段設けられたグラビア印刷装置であって、その中の一つの印刷ユニットが、前記アルミ蒸着フィルムのアルミ蒸着層と反応して、該アルミ蒸着層を消失させる水溶性インキでグラビア印刷する印刷ユニットとされ、該印刷ユニットと、それに続く後段の印刷ユニットとの間に、前記水溶性インキの印刷されたアルミ蒸着フィルムから該水溶性インキを洗浄除去する主洗浄装置が設けられ、該主洗浄装置が、1槽以上の水槽であって、該水槽には洗浄水が該水槽内での移動を制限する邪魔板、ロールに当て前記水溶性インキの洗浄除去効果を高めるブラシ、及びロールに当て洗浄水を前記アルミ蒸着フィルムから除去するプラスチックスキージー、前記水槽の洗浄水を排水する排水口、及び前記アルミ蒸着フィルムを前記水槽中に搬送搬出するためのガイドローラー或いは溝を有するガイドローラーを備えており、前記主洗浄装置の後段の印刷ユニットにおいては、搬送される前記アルミ蒸着フィルムが、ニップ圧胴に沿う直前に水管より洗浄水を前記アルミ蒸着フィルムに塗布して前記主洗浄装置において完全に除去できなかった洗浄水を希釈し、前記ニップ圧胴に沿った直後に該ニップ圧胴と該ニップ圧胴に圧接するロールで洗浄水を除去排水し、次いで該印刷ユニットに設けられた洗浄水を満たしたインキパンに浸漬したグラビア版と前記ニップ圧胴の間に前記アルミ蒸着フィルムを搬送し、更に前記グラビア版により持ち上げられた洗浄水で洗浄し、該洗浄水を除去することにより、前記水溶性インキを前記アルミ蒸着フィルムから洗浄除去することを特徴とするグラビア印刷装置。

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