JP6518264B2 - 時計ケースにガラスを取り付けるための方法 - Google Patents

時計ケースにガラスを取り付けるための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6518264B2
JP6518264B2 JP2016562067A JP2016562067A JP6518264B2 JP 6518264 B2 JP6518264 B2 JP 6518264B2 JP 2016562067 A JP2016562067 A JP 2016562067A JP 2016562067 A JP2016562067 A JP 2016562067A JP 6518264 B2 JP6518264 B2 JP 6518264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
watch case
area
layer
intermediate layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016562067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017501425A (ja
Inventor
セバスチャン ブリュン
セバスチャン ブリュン
デレタング サンドリーヌ ゲラン
デレタング サンドリーヌ ゲラン
ヘルベルト ケプナー
ヘルベルト ケプナー
ソフィ ファリーヌ
ソフィ ファリーヌ
エリク ギヨー
エリク ギヨー
Original Assignee
カルティエ インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト
カルティエ インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カルティエ インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト, カルティエ インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト filed Critical カルティエ インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2017501425A publication Critical patent/JP2017501425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6518264B2 publication Critical patent/JP6518264B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B39/00Watch crystals; Fastening or sealing of crystals; Clock glasses
    • G04B39/02Sealing crystals or glasses
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04DAPPARATUS OR TOOLS SPECIALLY DESIGNED FOR MAKING OR MAINTAINING CLOCKS OR WATCHES
    • G04D3/00Watchmakers' or watch-repairers' machines or tools for working materials
    • G04D3/06Devices for shaping or setting watch glasses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

本発明は、時計ケースに、より正確には時計ケースのベゼルまたはベゼルを備えたミドルに、ジョイントまたは接着剤を用いることなく、シールされた堅固な取り付けを確保しながら、上および/または下ガラスを取り付けるための方法に関する。
本発明の目的は、請求項1に記述されている特徴によって特徴付けられる、時計ケースにガラスを取り付けるための方法である。
本発明の目的および試みは、はんだ付けを用いず、ろう接を用いず、また、有機化合物(接着剤)を用いずに、気密かつ液密のアセンブリを製造することである。いくつかの表面処理が必要であり、これらは、本発明による時計ケースにガラスを取り付けるための方法を実施するための連続工程を例として模式的に示す添付の図に示されている。
本方法は、時計ガラスを時計ケースのベゼルまたはベゼルを備えたミドルに陽極接合技術によって取り付けることを可能にし、時計ガラスは、表面の一部または全てに反射防止コーティングを備えまたは備えずに鉱物ガラス、サファイアまたは他の透明もしくは半透明なセラミック材料から典型的には作製され得る。ガラスが取り付けられている時計ケースの領域は、ステンレス鋼、白金もしくは金から典型的には作製されており、または、これらの材料に関連した異なる合金を含む。かかる材料は、ロジウム、または時計ケースもしくはジュエリーのアイテムを作製するのに用いられる任意の他の材料によって均等にコーティングされていてよい。
陽極接合の方法は、マイクロ技術、より詳細には、生物医学、航空宇宙および電子部門の一般的な分野において用いられ、接合部が、近い熱膨張係数を有するという点において陽極接合技術に適合する材料間で作製される。
これらの分野、特に、マイクロエレクトロニクスおよび関連分野において、陽極接合の使用は、とりわけ、特に金属、ガラスおよびシリコンウェハなどの薄くて平坦な層および膜に用いられる。
同様の応力限界の原理を適用して、小型もしくは軽量の、または外的な機械力に供されていない要素の陽極接合部が、ガラス板を金属またはシリコンダイヤルに取り付けるための文献JP08166469Aにおける時計学部門に記載されている。特許JP05080163Aはまた、陽極接合による、ダイヤルのガラス板に取り付けられたシリコンインデックスの取り付けも記載している。
これらの実施形態とは対照的に、本発明によって提案される接合は、中間層を介して形成され、その試みは、連結部を強化し、拡散の速度を増大させ、また、高い応力に供されかつ耐衝撃性でなければならない、より広範な材料およびより本質的な部分の接合を可能にすることである。
本発明の取り付け方法は、特に、スチール、金または白金の時計ケースにおける時計ガラスの間の、高い機械応力に供される機械構成要素に適用される。
本発明による、時計ケースに時計ガラスを取り付ける方法は、接触するガラスおよび/またはケースの領域において表面処理を用いてケースとガラスとの間の永久的かつシールされた陽極接合部を形成して、イオンおよび電子の移動を可能にすることからなる。
電極がガラスに接続され、対電極が時計ケースに接続され、次いで、部分間の密接な接触を改善するために、また、電界によって支援された運動エネルギーを帯電粒子に付与し該粒子が拡散して共有またはイオン、金属結合を作り出すことを可能にするために、1kVから15kVの間の電圧が印加される。
ガラスおよび/または時計ケースは、設置される前に、移動を容易にする半導体または絶縁要素、例えばガラスまたはシリコンとの接触領域に設けられる。
プロセスは低温で行われ、システム、時計ケース、ガラスまたは中間層の材料のいずれもが固相から排出されないことを確実にする。
ガラス上に適用される層の具体的な性質は、生じる化学的および構造的変化にあり、基板と接触する部分は、本質的に純金属製であり、成長するにつれ、表面において完全な酸化状態TiO2で終了するために酸化の程度が漸進的に変化する。
好ましくは、電極は、接触面の幾何学形状に適合される。電極の幾何学形状は三次元で考慮され、サファイアと接触する部分が、エッジも点も有さず、典型的には湾曲している。
イオン注入による表面機能化は、元素をマトリックスに導入することにより、また、結晶格子または化学量論を破壊することにより拡散効果を改善することを可能にする。
UV露光による表面機能化は、マトリックス内へのエネルギーの導入に起因して結晶格子または化学量論を破壊することにより拡散効果を改善することを可能にする。
基板の構造的変化を可能にする表面処理は、熱処理、活性化プラズマ、ストリッピングプラズマ(stripping plasma)または音響化学を典型的には含み、拡散効果を促進するのに用いられ得る。
記載されている接合は、陽極接合によって単に行われ、要素は、部分的にさえ溶融されない。このことは、得られる接合を、レーザはんだ付けまたは超音波はんだ付けによって得られる接合と大きく差別化する。
記載されている接合は、金属から金属接合部、金属から非金属接合部、および非金属から非金属接合部を製造することを可能にする。
中間の半導体要素は、別個のピースによって取り付けられても、物理または化学プロセス(PVD、PE−CVD、ゾルゲル、電気めっき)を用いて堆積されてもよい。
対象となる薄い中間層は、一定でない化学量論を有する。酸化、窒化または炭化の程度は、層の厚さによって変動する。
ベゼルの薄層は、自然または強制的な不動態化の層を含有することもできる。
マスキング層は、接触領域をマスキングするようにガラス上に堆積される。この層は、以下の元素:Ti、Fe、Al、Cr、V、Pt、Ta、W、Ga、Sn、Zn、AuおよびAg;の少なくとも1つの金属元素または合金から形成され得る。
用語「時計ケース」は、バックおよびミドルなどの外部部分の他の構成要素も含む。機構部分をシールにより封入することを可能にする全ての構成要素が、時計ケースであるとされる。
対象となるガラスは、以下の要素:酸化アルミニウム、例えばサファイア、スピネル、アルミニウム酸窒化物スピネルAlON、酸化イットリウム、YAG(イットリウムアルミニウムガーネット)およびNd:YAG、または酸化ケイ素、例えば鉱物ガラスまたはパイレックス(登録商標);の少なくとも1つから形成されている。
接合プロセスの間の、部分、時計ケースおよびガラスの温度は、380℃未満であり、好ましくは250℃未満である。該温度は、接合の間、例えば120℃〜250℃に変動し得る。
陽極接合部が広がる速度は、例えば、1mm2/分超である。
ベゼルの表面粗さは、化学電解研磨によって補完されるファインスタンピングまたは機械加工によって得られる。
添付の図は、本発明による陽極接合を例として模式的に示す。
図1は、部分、ケースおよびガラスの、ならびに中間層の図である。 図2は、方法の1つの特定の実施形態の工程を示す。
時計ケースに時計ガラスを取り付けるための方法は、好ましい実施形態において、以下の工程を含む(図の図2を参照されたい)。
1.ガラスを収容することが意図される時計ケースの部分、例えば、ベゼルを選択する;
2.ベゼルと接触する表面の粗さを、スタンピングおよび/または加工の工程によって得、次いで、表面を、機械および/または電気化学研磨によって仕上げる;
3.物理または化学的方法、主に、CVD、PVD、ゾルゲル、ALD、電気めっきを用いて、化学量論であるまたはそうでない1つまたは複数の中間層を、時計ケースのベゼルの陽極接合部を形成する表面の領域に発生させる。該中間層の組成は、ベゼルの素材に依存する。代替的には、または補完的な方法において、時計ケースと接触するガラスの領域において同様のプロセスを実施してもよい。
4.ガラスを250℃未満の温度でベゼルの上面に位置付ける。
5.ガラスを電極に接続し、ベゼルを対電極に接続し、次いで、電圧、好ましくはDC電圧を、部分を陽極接合する1kVから15kVの間の値に増加させる。より詳細には、電圧によって、ガラスと時計ケースとの間のイオンの移動を引き起こす電解を生じさせる。
時計ケースのベゼルに時計ガラスを取り付けるための方法の一変形例において、第2工程、すなわち、ベゼルの上面を研磨することを省略することができる。
当然ながら、ベゼルは、ベゼルを備えたミドル、またはガラスが取り付けられる時計ケースの任意の他の部分によって置き換えられてよい。
1つの代替例は、図1により、コーティングされたガラスとミドルとの間にガラス挿入材料を用いることからなる。
時計ケースにガラスを取り付けるための方法の1つの特定の実施形態において、中間層は、上記の物理または化学技術によってベゼルの上面上に堆積され、中間層のマトリックスの組成物は、イオンの移動を容易にする、Tixy、Sixy、Sixy、Alxyまたは軽金属原子/イオン、例えばLi、Na、K、Ca、Beを含有する酸化物もしくはハロゲンの混合物から典型的には形成される。
審美的理由で、薄い金属層の添加は、透明ガラスの下で見ることができるメタリック外観および光沢をより良好に保証するように、中間層の堆積の前に行うことができる。これにより、選択に応じて、中間層間の接着、同様に徐々に行われ得る材料間の推移を増加させることができる。
時計ケースにガラスを取り付けるための方法の1つの特定の実施形態において、陽極接合は、15kV未満の電圧で実施される。
該方法の1つの特定の実施形態において、陽極接合は、250℃未満の温度で実施される。
中間層の性質の決定は、第1中間層として用いられる堆積の特徴を最適化するために、接合される材料の仕様、典型的にはその物理化学組成、機械特性、表面状態を必要とする。これは、以下の因子によって制限される:原料への接着、イオンの拡散および移動を可能にする欠陥およびギャップのタイプ、中間層内に含有されるイオンの電気陰性度、イオンおよびギャップの濃度、これら同じギャップの配向。界面が有さなければならない特徴の全てを踏まえて、該層は、アルカリおよびアルカリ土類材料ならびにハロゲンを、これらの移動しやすさおよびこれらの原子のサイズによって含有することができる。
中間層は、接合部の質、その機械特性および密封性だけでなく、その審美的特性も定義する。該中間層の重要性を理解するために、また、本発明による接合を電界が用いられない従来のはんだ付けまたはろう接技術と差別化するために、陽極接合プロセスの間の具体的な原子移動が理解されるべきである。
均一な電界に供された帯電粒子はいずれも該電界に比例した速度で移動し、比例定数は粒子の電気移動度と呼ばれる。この移動は、正に帯電した粒子では陽極から陰極に行われ、負に帯電した粒子では反対方向に行われる。イオンの移動の影響下では、部分間に電位差が観察され、静電気力の影響下で誘発される部分間のめっきを引き起こす。このめっきが不十分であるとき、機械負荷を適用して部分間を強制的に接触させることができる。電界が拡散プロセスを増加させ、接合速度がほぼ数分だけ低減されて、収率の増加およびより良好な再現性を促進する。
熱力学的平衡の崩壊は、接合される部分内にある電荷担体の集団、および中間層に影響する。崩壊の原因は、
−ドーピングの不均一、不純物、構造欠陥および局所変形(主として、表面に近い)、接触および接点、
−電界力、
−温度勾配
であり得る。
電界および温度が遮断されるとき、電荷担体は、以下の典型的なメカニズム
−濃度勾配における担体の拡散、
−内部電界における担体の移動、
−固有のものであっても再結合中心およびトラップを含んでいてもよい担体の発生および再結合
によって、初期および境界条件によって定義される定常状態に相当する平衡の状態に向かう傾向にある。
電流、および適用された力の影響下での電荷担体の移動に関する特性は、輸送効果と呼ばれる。輸送効果の中でも、いずれにせよ、例えば、ギャップ、不純物、電荷担体(材料は、主要担体のデバイ長によって識別され、挙動は、特に連続方程式によって記載される)の移動度、ならびに拡散(フィックの法則に基づく)は、陽極接合にとって重要なメカニズムである。
電荷担体の移動度に最も影響するパラメータは、温度および不純物密度である。不純物およびギャップは、欠陥の中で識別され得る。これらは、とりわけ電荷担体の拡散を容易にしてその拡散に必要なエネルギーを定義する、同じギャップ、ショットキー欠陥またはフレンケル欠陥である。しかし、結晶を通してギャップを移動させることは、結晶の高密度なイオン格子を通してイオンを強制的に移動させることよりもはるかに少ない作業しか必要としない。イオン伝導は、ギャップの移動に依存する。電荷担体密度に寄与する不純物は、これらがさらなる電子を付与するとき「ドナー」と呼ばれ、さらなるホールを付与するとき「アクセプタ」と呼ばれる。陽極接合効果の速度は、特に、欠陥の量および温度に依存することに注意されるべきである。
中間層の選択は、電荷担体の「特性」に大きく依存する。該層の化学組成が当然ながら重要である、なぜなら、輸送効果が原子接合部の特徴に依存するからである。陽極接合プロセスの間に作り出される接合部は、主として、共有結合タイプである。これらの強い接合部は、電荷担体のそれぞれからの電子対を共有することによって作り出される。
そのため、陽極接合を可能にするメカニズムおよび接合される部分の性質は、中間層の構成を決定するとき考慮されるべきである。PVD堆積法が好ましいが、中間層(単層または多層)は、別の物理または化学堆積法によって堆積されてよい。
温度および印加電圧ならびに接触時間は、密に連結されており、相補的である、なぜなら、これらは、接合される部分間の化学反応に必要な静電気力を制御するからである。そのため、好ましくは、電圧が15kVを超えず、温度が250℃を超えない。
他のパラメータ、例えば、接合される部分の厚さならびに消耗領域の厚さが重要である。厚さの限界は、ベゼルおよびガラスの面内公差に依存し、10〜10000Åの間である。
接合される部分間の差が、静電気力の大きさに有意な影響を及ぼし、このことが、陽極接合によって形成される接合の質も表面状態に依存することを示唆していることに注意されるべきである。そのため、追加される接触面の機械仕上げのためのプロセスが用いられ、これは材料にも依るが電気化学研磨である。
堆積が行われる部分に関係なく、審美的観点からの複雑さは、層の固有の色および層の接合によって回避され、必要とあれば、ベゼルの素材を模倣する層堆積が機能層の堆積の前にガラスに堆積される。かかる堆積は選択的であり、接合領域を審美的機能によってマスキングする。
この選択性は、マスキング技術によって、典型的には、リソグラフィ、スタンピング、選択的ストリッピングによって、または接着を促進させることによって得られる。
光学的演出(表面形態の色)は、特に、厚さ、組成および前処理の点で、層を適合させることによって得られる。

Claims (14)

  1. 時計ケースにガラスを取り付けるための方法であって、
    イオンおよび/または電子の移動を可能にする少なくとも1つの薄い中間層が、時計ケースの対応する領域にかつ/または前記時計ケースの対応する領域上に接触することが意図されるガラスの表面の領域に、表面処理によって取り付けられ、
    時計ケースおよびガラスのこれらの領域が、一方が他方に対して適用され、
    時計ケース/ガラスアセンブリが、システムの材料がその固相から排出されないことを確実にするのに十分に低い加熱温度で加熱され;ガラスが電極に接続され、時計ケースが対電極に接続され、帯電粒子の拡散を加速させることにより金属、イオンまたは共有結合を作り出す電圧が、この電極とこの対電極との間に印加される、方法。
  2. 電圧が、1kVから15kVの間のDC電圧である、請求項1に記載の方法。
  3. 加熱温度が250℃を超えない、かつ/または前記温度が120℃から250℃の間で変動する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 方法に従って、時計ケースおよびガラスの領域を一方を他方に対して適用する前に、移動を容易にする半導体または絶縁要素、例えばガラス、シリコンの層が、前記ガラスの領域と前記時計ケースの領域との間に設けられる、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 半導体もしくは絶縁要素が、別個の部分によって生成され、または、物理もしくは化学的方法(PVD、PE−CVD、ゾルゲル、電気めっき)によって堆積される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの中間層が、ガラスに取り付けられかつ化学および構造変化を有する層を含み、ガラスと接触している部分が、本質的に純金属製であり、成長の間、表面において完全な酸化状態TiO2で終了するために酸化の程度が漸進的に変化する、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 各電極が、接触する面に適合される幾何学形状を有する、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. ガラスに接触する電極の幾何学形状が、点を有さず、湾曲している、請求項7に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの中間層の酸化、窒化または炭化の程度が、層の厚さによって変動する、請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つの中間層が、ケースに取り付けられておりかつ自然または強制的に生成した不動態化層を含有する薄層を含む、請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つの中間層が、ガラス上に、その接触領域をマスキングするように堆積されたマスキング層を含み、この層が、以下の元素:Ti、Fe、Al、Cr、V、Pt、Ta、W、Ga、Sn、Zn、AuおよびAgの少なくとも1つの金属元素および合金から形成されている、請求項1から10までのいずれか1項に記載の方法。
  12. ガラスが、以下の要素:酸化アルミニウム、例えばサファイア、スピネル、アルミニウム酸窒化物スピネルAlON、酸化イットリウム、YAG(イットリウムアルミニウムガーネット)およびNd:YAG、または酸化ケイ素、例えば鉱物ガラスまたはパイレックス(登録商標)の少なくとも1つから形成される、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方法。
  13. ケースの表面粗さが、化学電解研磨によって補完されるファインスタンピングまたは機械加工によって得られる、請求項1から12までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 請求項1から13までのいずれか1項に記載の方法によって得られる時計ケース。
JP2016562067A 2014-01-07 2015-01-06 時計ケースにガラスを取り付けるための方法 Active JP6518264B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH102014 2014-01-07
CH00010/14 2014-01-07
PCT/EP2015/050085 WO2015104252A2 (fr) 2014-01-07 2015-01-06 Procédé de fixation d'une glace sur une boîte de montre

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017501425A JP2017501425A (ja) 2017-01-12
JP6518264B2 true JP6518264B2 (ja) 2019-05-22

Family

ID=49958120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016562067A Active JP6518264B2 (ja) 2014-01-07 2015-01-06 時計ケースにガラスを取り付けるための方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3092531B1 (ja)
JP (1) JP6518264B2 (ja)
CN (1) CN105960611B (ja)
WO (1) WO2015104252A2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017006219A1 (fr) * 2015-07-06 2017-01-12 Cartier International Ag Procédé de fixation par assemblage anodique
CH711295B1 (fr) * 2015-07-06 2019-11-29 Cartier Int Ag Procédé de fixation par assemblage anodique.
CN109997085B (zh) * 2016-11-29 2021-12-24 京瓷株式会社 表壳体
CN107065496B (zh) * 2017-04-15 2019-09-17 伯恩光学(惠州)有限公司 手表镜片
CH714459A9 (fr) * 2017-12-19 2020-01-15 Guenat Sa Montres Valgine Glace de montre.
CH716104A1 (fr) * 2019-04-18 2020-10-30 Sy&Se Sa Procédé d'amélioration de l'adhérence d'une couche sur un substrat.
CN110204223A (zh) * 2019-04-25 2019-09-06 厦门祐尼三的新材料科技有限公司 一种夹层玻璃及其制备方法
CN114953643A (zh) * 2022-06-15 2022-08-30 Oppo广东移动通信有限公司 终端及其壳体组件以及壳体组件的键合方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH649435GA3 (ja) * 1981-05-22 1985-05-31
CH652270GA3 (ja) * 1983-05-19 1985-11-15
CH678680GA3 (en) * 1990-02-20 1991-10-31 Watch glass mounting - has a deposited metal layer between decorative layer and solder to prevent visible effects of soldering
JPH08166469A (ja) * 1994-12-15 1996-06-25 Citizen Watch Co Ltd 時計用文字板およびその製造方法
US6823693B1 (en) * 1998-03-06 2004-11-30 Micron Technology, Inc. Anodic bonding
JP5518833B2 (ja) * 2008-04-02 2014-06-11 アイトゲネッシェ マテリアルプリューフングス ウント フォルシュングスアンシュタルト エーエムペーアー 複合体および該複合体を製造する方法
JP5529463B2 (ja) * 2009-08-25 2014-06-25 セイコーインスツル株式会社 パッケージの製造方法および圧電振動子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3092531A2 (fr) 2016-11-16
WO2015104252A3 (fr) 2015-12-23
EP3092531B1 (fr) 2023-06-28
CN105960611A (zh) 2016-09-21
WO2015104252A2 (fr) 2015-07-16
JP2017501425A (ja) 2017-01-12
CN105960611B (zh) 2019-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6518264B2 (ja) 時計ケースにガラスを取り付けるための方法
US4179324A (en) Process for fabricating thin film and glass sheet laminate
US10788793B2 (en) Attachment method using anodic bonding
Pshchelko et al. Polarization of surface layers of ionic dielectrics at the interface between the electroadhesive contact and a dielectric
Lee et al. Fabrication of CIGS films by electrodeposition method for photovoltaic cells
US8852786B2 (en) Ceramic-metal sealing structure, and associated method
US9644269B2 (en) Diffusion resistant electrostatic clamp
WO2017006219A1 (fr) Procédé de fixation par assemblage anodique
US8492242B2 (en) Dry flux bonding device and method
JP2004285470A (ja) 貴合金はんだメッキ法
TWI692549B (zh) 經陽極處理之金屬基板的無鎳密封技術
US4441964A (en) Method of depositing a metal
US3537881A (en) Low temperature method for improving the bonding of vapor plated metals
US20220195590A1 (en) Promoting adhesion of thin films
CN108513683A (zh) 用于生产CdTe薄膜太阳能电池的方法
US3585071A (en) Method of manufacturing a semiconductor device including a semiconductor material of the aiibvi type,and semiconductor device manufactured by this method
TWI675481B (zh) 半導體基板之背面電極之電極構造及其製造方法以及供該電極構造之製造之濺鍍靶
Suda et al. Reductive deposition of thin Cu films using ballistic hot electrons as a printing beam
JP4957042B2 (ja) 太陽電池の製造方法
JP5358842B2 (ja) 金属箔を接合した陶磁器製品およびその製造法
US3202825A (en) Articles of hot pressed zinc sulphide having a durable metal film coated thereon
Gombár et al. Analysis of physical factors on chosen properties of anodic alumina oxide (aao) layers and environment
EP0997555B1 (fr) Procédé de réalisation d'un dépôt de céramique de faible épaisseur sur un substrat métallique
CN106129188B (zh) 薄膜太阳能电池及其制作方法
Kim et al. Enhanced Adhesion of Copper Thin Film on Aluminum Oxide by Ion-Beam Mixing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6518264

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250