JP6516955B2 - 発光素子用の基板及びこれを用いた照明装置 - Google Patents

発光素子用の基板及びこれを用いた照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、LED等の発光素子を備えた発光素子用の基板及びこれを組み込んだ外観検査等に使用する照明装置に関するものである。
従来、この種の照明装置として例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
この照明装置は、断面半円形状の光照射面に対してLEDの光を照射し、光照射面からの反射光により検査対象物を照明するもので、照明装置の内側にはLEDが多数搭載された発光素子用の基板が設置されている。
特開2011−69651公報
ところで、LEDを平面的に設置するのであれば、特許文献1に示すように、予め平面状の基板にLEDを設置し、この基板を照明装置に搭載すれば足りる。しかしながら、LEDの基板の設置面が屈曲していたり、或いは、湾曲などしているときは、照明装置の製造工程において、その曲面に対応するよう基板を屈曲又は湾曲した形状に成形する工程が付加され、イニシャルコストが高くなる問題点を有していたし、また、平面上の基板を多数用いて屈曲や湾曲形状に対応する多角面を形成する場合にあっても同じくコストが高くなっていた。更に、LEDを基板に設置する際、基板が屈曲形状或いは湾曲形状となっているため、LEDの設置作業が面倒なものとなっていた。更にまた、LEDが発光する際に熱を発生するが、基板に対する耐熱性及び放熱性の点でも問題を有していた。
本発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、LEDを屈曲或いは湾曲した取付面に設置する場合でも、予め屈曲或いは湾曲した形状に成形する必要がない発光素子用の基板を提供するとともに、この基板を用いることにより、LEDを適正角度或いは適正方向で簡単に設置することができ照明装置を提供でき、更に、耐熱性及び放熱性に優れた発光素子用の基板を提供することにより、品質の優れた長寿命の照明装置を提供することにある。
本発明は前記課題を解決するため、発光素子を搭載し放熱性に優れ且つ可撓性を有する金属製板から構成してなり、少なくとも一つの発光素子を有する発光領域を複数有し、かつ、隣接する前記発光領域の境界には、該境界に沿って延在した厚さの薄い屈曲用溝を有し、各発光領域の境界は屈曲可能となっている発光素子用の基板を備えたもので、前記発光素子用の基板を、該屈曲用溝に対応するよう延びる境界溝を有するとともに照射角度又は照射方向の異なる複数の取付面に対して該各発光領域のネジ孔を介してネジ止め設置してなり、該各発光領域のうち一つの発光領域のネジ孔は円形状に形成し、他の発光領域のネジ孔は長孔状に形成したことを特徴とする照明装置である。
本発明によれば、基板が可撓性を有するため、発光素子を基板に設置する際は基板は平板状でよく、発光素子を簡単に設置することができる。そして、発光素子を設置した基板を取り付ける際は、基板が照射角度に対応するよう曲がるため、発光素子が適正角度で設置される。また、基板が放熱性に優れた金属製板となっているため、発光素子等で発生した熱が効率よく放出されるし、更に金属製であるが故に耐熱性にも優れている。
また、照明装置において、照射角度又は照射方向の異なる取付面に基板を設置する場合であっても、角度や方向に対応するよう基板が屈曲又は湾曲するため、発光素子を照射角度や照射方向に対応するよう簡単に設置することができる。
本発明によれば、基板が可撓性を有するため、基板への発光素子の設置が簡単であり、また、発光素子を曲面或いは多角面に対して適正角度で設置することができる。また、放熱性に優れた金属性板から構成されているため、基板から効率よく放熱できるし、更には、耐熱性にも優れたものとなっている。
本発明に係る照明装置の全体斜視図 本発明に係る装置本体に対する上板及び照明カバーの組み付け斜視図 本発明に係る装置本体に対する発光素子用基板の組み付け斜視図 本発明に係る取付面の中心軸に対する対向角度を示す平面図 本発明に係る発光部の平面図 本発明に係る発光部の側面図 本発明に係る他の発光部の平面図 本発明に係る他の発光部が設置された照明装置の断面図 本発明に係る発光部の変形例を示す平面図 本発明に係る発光部の他の変形例を示す平面図
図1乃至図6は本発明の係る照明装置の一実施形態を示すもので、照明装置1は、図2に示すように、照明装置1の筐体を構成する装置本体2と、装置本体2の内部に設置された発光部3とを有している。
装置本体2は、図1及び図2に示すように、内部に空間を有する照明装置1の筐体であり、全体として略弓状に形成している。また、装置本体2は弓状の底壁2aを有し、底壁2aの後端側には略円弧状の背壁2bを所定距離で立設している。また、底壁2aの左右両側には背壁2bを同じ高さで内側斜め前方に向かって延在した側壁2cを有している。
底壁2aの中央後端側の背壁2bには前方に向かって突出した突出部21を有している。突出部21には前後に貫通する取付穴21aを有し、この取付穴21aを介して図示しない撮影機器が取り付けられる。また、突出部21の上面には左右に延びる配線溝21bが形成され、装置本体2内に挿入された配線コード4この溝21bを通じて左右に配線可能になっている。
背壁2bの内面には発光部3の取付面22a,22b,22cを有している。取付面22a,22b,22cは突出部21を間にして左右に一対有し、各取付面22a,22b,22cが図3に示すように背壁2bに沿って左右全体(図3では右側の取付面22a,22b,22c左側と同一であるため省略している)に形成されている。
ここで、各取付面22a,22b,22cと装置本体2の中心線(図4のY−Yで示す一点鎖線)との対向角度(後述のLED32の照射角度)を図4を参照して説明するならば、背壁2bの中央寄りの取付面22aにおいては中心軸から取付面22aに垂線をおろしたときに成す角度をαとし、取付面22aに隣接する取付面22bにおいて中心線から取付面22bに垂線をおろしたときに成す角度をβとし、取付面22bに隣接し背壁2bの左右両端に位置する取付面22cにおいて中心線から取付面22cに垂線をおろしたときに成す角度がγとするとき、α<β<γという関係になっている。これにより、各取付面22a,22b,取付面22cに設置された発光部4の照射光が集光するようになっている。また、各取付面22a,22b,22cにはそれぞれ2個のネジ孔22dが形成されており、後述するネジ38が螺合するようになっている。更に、各取付面22a,22b,22cの境界部分には上下に延びる境界溝23が形成されている。
装置本体2は、図1及び図2に示すように、底壁2a、背壁2b及び両側壁2cの上面を閉塞する上板2dを有している。背壁2b及び両側壁2cの上面には複数のネジ孔24を形成する一方、上板2dにも各ネジ孔24に上下に対向するようネジ孔25を形成している。ここで、各ネジ孔24,25を介してネジ26にて上板2dを背壁2b及び両側壁2cに螺着している。また、上板2dには配線コード4が挿入される挿入孔27を形成し、配線コード4をブッシュ28を介して装置本体2内に挿入している。更に、底壁2aの前端で各側壁2cの間には図1及び図2に示すように半透明の照明カバー29が嵌め込まれている。なお、照明カバー29の中央に形成された穴は撮影用の撮影窓29aである。
以上のように構成された装置本体2に対して本発明は次の構成を備えた発光部3を設置している。
発光部3は、図5及び図6に示すように、長方形状の発光素子用の基板31と、基板31に設置された7個のLED32と、配線コード4に接続する4個のコネクタ33と、2個の抵抗34とからなる。基板31の材料は可撓性を有しかつ熱伝導性(放熱性)に優れた材料、例えばアルミニウム材料で形成されている。なお、基板31の材質は可撓性及び放熱性に優れたものであれば、材料において限定されるものではなく、何れの金属であってもよい。基板31の構造は積層構造となっており、表面には図5に示すように各種電子部品32,33,34が設置される一方、内部にはこれらの部品32,33,34を結線するプリント配線が埋設されている。
基板31は、図5及び図6に示すように、左右に3つの発光領域31a,31b,31cに区分してなる。発光領域31aは装置本体2の取付面22aに対応し、発光領域31bは取付面22bに対応し、発光領域31cは取付面22cに対応する大きさとなっている。各発光領域31a,31b,31cのうち中央の発光領域31bには左右方向に等間隔に3個のLED32が並設され、LED32の下側には左右方向に2個の抵抗34が並設され、更らに、左右方向中央のLED32の上下には円形状のネジ孔35aが形成されている。右側の発光領域31aには左右方向に等間隔に2個のLED32が並設され、LED32のうち左側のLED32の上下にはコネクタ33が設置される一方、右側のLED32寄りの上下には長孔状のネジ孔35bが形成されている。続いて、左側の発光領域31cには、中央の発光領域31bを間にして右側の発光領域31aと対称位置に、LED32及びコネクタ33が設置され、また、長孔状のネジ孔35bが形成されている。なお、各ネジ孔35a,35bはそれぞれ取付面22a,22b,22cのネジ孔22dに対応するよう形成されている。
このように構成された発光部3において、隣接する発光領域31a,31b,31cの境界には切欠部36及び屈曲用溝37が形成されている。即ち、切欠部36は、図5に示すように、発光領域31aと発光領域31bとの境界に形成され、また、発光領域31bと発光領域31cとの境界に形成されている。また、切欠部36はこれらの境界の上下に半円形状に切り欠かれ、基板31の境界部分の上下寸法が短くなった分、境界部分の屈曲が容易になっている。一方、屈曲用溝37は各種電子部品32,33,34の設置面とは逆の面(裏面)に上下の切欠部36に達する長さで境界部分に2本形成されている。基板31の境界部分の厚みが各屈曲用溝37により薄くなった分、境界部分の屈曲が容易になっている。なお、各切欠部36及び屈曲用溝37は取付面22a,22b,22cの境界溝23と対応するようになっている。
本実施形態に係る照明装置1を組み立てるときは、まず、配線コード4を上板2dの挿入孔27を通し、配線コード4の先端を発光領域31aのコネクタ33に接続する。次いで、図3に示すように、発光部4の各発光領域31a,31b,31cを装置本体2の取付面22a,22b,22cに対向させる。そして、ネジ38を基板31の各ネジ孔35a,35bに通し、更に、取付面22a,22b,22cのネジ孔22dに螺合する。これにより、図2に示すように、基板31の各発光領域31a,31b,31cが装置本体2の各取付面22a,22b,22cに取り付けられる。
ここで、基板31は可撓性を有する材料で形成されているため、基板31の設置前は図3に示すように平面状になっているが、基板13の設置後は図2に示すように各取付面22a,22b,22cの角度α,β,γに対応するよう屈曲する。特に、基板31において各発光領域31a,31b,31cの境界部分に切欠部36及び屈曲用溝37を形成しているため、各発光領域31a,31b,31cが各取付面22a,22b,22cに隙間なく的確に取り付けられる。これにより、LED32の照射角度にズレが発生することなく、LED32が適正角度で設置される。
発光部3を装置本体2に取り付けたときは、上板2dで装置本体2の上面を閉塞し、更に、ネジ26を各ネジ孔25に通し各ネジ孔24に螺合する。これにより、上板2dが装置本体2に固定される。この上板2dを装置本体2に固定した後、照明カバー29を装置本体2の前面開口に嵌め込み、これにより、図1に示すように、照明装置1の組み付けが終了する。
以上のように、本実施形態に係る照明装置1において、基板31が可撓性を有するため、LED32を基板31に設置する際は基板31が平板状となっており、予めLED32を基板31に簡単に設置することができる。そして、LED32を設置した基板31を装置本体2に取り付ける際は、基板31が取付面22a,22b,22cの照射角度に対応するよう曲がるため、LED322が適正角度で設置される。
また、基板31において各発光領域31a,31b,31cの境界部分に切欠部36及び屈曲用溝37を形成しているため、基板31の屈曲性が更に向上し、LED32の照射角度が更に的確なものとなる。
更に、各発光領域31a,31b,31cのうち両端側の発光領域31a,31cに形成されているネジ孔35bが長孔形状となっているため、基板31を装置本体2に取り付ける際に、基板31と装置本体2の取付面22a,22b,22cとの間に多少の誤差があったとしても、ネジ孔35bの長孔形状により吸収され、取付不能となることがない。
更にまた、基板31の材質は可撓性を有しかつ熱伝導性(放熱性)に優れた材質、例えばアルミニウム材料(金属材料)で形成されているため、放熱性に優れ、また、耐久性にも優れたものとなっている。これにより、この基板31を用いた照明装置1の寿命が長くなり、また、LED32の発生熱よる照度の低下という問題点も解消され、照明装置1の品質、即ち照明性能の点でも極めて優れたものとなる。
なお、前記実施形態では、各取付面22a,22b,22cが異なる角度α,β,γとなっている例で説明したが、各取付面22a,22b,22cが湾曲形状(円弧形状)となっている場合であっても的確に設置することができる。このような場合は、基板31を均一に曲げる必要があるため、基板31の一部の曲げ応力を変化させる切欠部36及び屈曲用溝37は不要となる。
また、前記実施形態では、基板31を背壁2bにネジ38にて固定しているが、基板31の固定手段はネジ固定に限るものではない。例えば、基板31を上板2dと底壁2aとの間に挟持して固定する挟持固定構造、基板31を背壁2bの内面にバネで押圧するバネ固定構造、基板31を熱伝導性の良好な接着剤で背壁2bに接着する接着剤固定構造、基板31を熱伝導性に優れた接着テープにより背壁2bに接着する接着テープ固定構造など、各種の固定構造を採用することができる。
更にまた、前記実施形態では、基板31の屈曲箇所の外側突出を吸収するために境界溝23を設けたが、基板31が薄肉で基板31の外側突出による支障が生じない程度のものとなっている場合は、この境界溝23が不要であることは言うまでもない。
更にまた、前記実施形態では、半透明の照明カバー29を有する照明装置1について説明したが、照明装置の種類によっては、拡散効果を発揮する部材(例えば拡散レンズ)、集光用のレンズ(例えばフレネルレンズ、ロッドレンズなど)を用いる場合がある。また、前記実施形態では、基板31にLED32を単に設置している例を説明したが、LED32のそれぞれに光屈曲用のレンズを取り付けるタイプの照明装置であってもよい。
図7及び図8は本発明に係る照明装置の他の実施形態を示すものである。図1乃至図6に示す照明装置1は発光部3のLED32を内側に向かって設置し、LED32の光が底壁2aと平行に照射されるようになっている。これに対して、図7及び図8に示す照明装置100はLED112の光を斜めに照射される点で異なる構造となっている。
即ち、照明装置100は発光部110を有している。この発光部110は、図7に示すように、発光素子用の基板111と基板111に設置されるLED112とからなる。基板111の材料は各照明装置1と同様であり、可撓性でかつ熱伝導性(放熱性)に優れた材料、例えばアルミニウム材料で形成されている。また、基板111は中央を貫通した正8角形の中央片111aと中央片111aの各側辺から放射状に8方向に展開した連結片111bとからなり、各連結片111bには12個のLED112を設置している。
また、照明装置100は発光部110を設置する支持台121,122を有する。一方の支持台121は、図8(a)に示すように、支持台121の上面に外側から内側に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面121aを有する。他方の支持台122は、図8(b)に示すように、支持台122の下面に外側から内側に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面122aを有する。
ここで、発光部110を一方の支持台121に設置するときは、図8(a)に示すように、中央片111aと各連結片111bとの間の境界部分(破線で示した)が図7に向かって手前側に向かって折れ曲がるように変形し、各連結片111bが傾斜面121aに沿って配置される。これにより、各LED112の照射角度が内側に向いており、各LED112の照射光が内側中心方向に向かって投光される。他方、発光部110を他方の支持台122に設置するときは、図8(b)に示すように、中央片111aと各連結片111bとの間の境界部分が図7に向かって奥行き側に向かって折れ曲がるように変形し、各連結片111bが傾斜面122aに沿って配置される。これにより、各LED112の照射角度が外側に向き、各LED112の照射光が外側に向かって投光される。
本実施形態によれば、支持台121の傾斜面121a及び支持台122の傾斜面122aに対応するよう基板111が容易に変形するため、LED112を適正な照射角度で簡単に設置できる。
また、基板111を熱伝導性の高い金属で形成しているため、発光部110の他の放熱部材を設ける必要がなく、部品点数の低減並びにコストの削減にも貢献するし、照明装置100の放熱効率の上昇により、照明装置100の長寿命化は勿論、照明能力が高くなるという利点を有する。
なお、前記実施形態と同様に、基板111の各支持台121,122への固定構造については、接着剤固定、接着テープ固定、挟持固定、バネ固定など何れの固定構造を採用するようにしても良し、また、LED112の光の出射側に半透明の照明カバー、拡散レンズ、集光用のレンズなどを設けるようにしても良い。
図9及び図10は発光部の変形例を示すものである。
図9に示す発光部200は、発光素子用の基板210と基板210に設置されるLED220とからなる。基板210の材料は各照明装置1,100と同様であり、可撓性でかつ熱伝導性(放熱性)に優れた材料、例えばアルミニウム材料で形成されている。また、基板210は正五角形の中央片211と中央片211から放射状に5方向に展開した連結片212とからなり、中央片211には五個のLED220を設置し、各連結片212には3個のLED220を設置している。
ここで、前記実施形態と同様に中央片211と各連結片212との間の境界部分(破線で示した)を境に各連結片212を図9に向かって手前側に折り曲げるよう形成し、基板210を例えば図8(a)に示すような支持台に設置する。この場合は、LED220が内側に向かって傾斜し、LED220の光が内側中心方向に照射される。逆に、境界部分を境に各連結片212を図9に向かって奥行き側に折り曲げるよう形成し、基板210を例えば図8(b)に示すような支持台に設置する。この場合は、LED220が外側に向かって傾斜し、LED220の光が外方向に向かって照射される。
図10に示す発光部300は、発光素子用の基板310と基板310に設置されるLED320とからなるもので、基板310の材料は前記基板31,111,210と同様の材料を用いている。この基板310は6個の正方形片311を正六面体を構成するよう連結する一方、各正方形片311にはLED320を1個から6個まで順次配置している。ここで、各正方形片310の境界部分(破線で示した)を適宜屈曲することにより、サイコロ形状の発光部300が構成され、発光部300から6方向にLED光を照射することができる。
以上のように、発光素子用の基板31,111,210,310の形状、構造などから明らかなように、本発明の基板は照明の用途や照明の対象などに基づきLEDの照射角度や照射方向を任意に変更できるため、各種の照明装置に対応可能な基板となっている。
1…照明装置、2…装置本体、3,110,200,300…発光部、22a,22b,22c…取付面,31,111,210,310…基板、32,112,203,320…LED,31a,31b,31c…発光領域。

Claims (2)

  1. 発光素子を搭載し放熱性に優れ且つ可撓性を有する金属製板から構成してなり、少なくとも一つの発光素子を有する発光領域を複数有し、かつ、隣接する前記発光領域の境界には、該境界に沿って延在した厚さの薄い屈曲用溝を有し、各発光領域の境界は屈曲可能となっている発光素子用の基板を備えたもので、
    前記発光素子用の基板を、該屈曲用溝に対応するよう延びる境界溝を有するとともに照射角度又は照射方向の異なる複数の取付面に対して該各発光領域のネジ孔を介してネジ止め設置してなり、該各発光領域のうち一つの発光領域のネジ孔は円形状に形成し、他の発光領域のネジ孔は長孔状に形成した
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 隣接する前記発光領域の境界には、該境界の一部を切り欠いた切欠部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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