JP6515846B2 - スイッチトリラクタンスモータの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチトリラクタンスモータの制御装置に関する。
特許文献1には、ステータの突極ごとに巻線が巻回されたスイッチトリラクタンスモータが開示されている。特許文献1に開示されたスイッチトリラクタンスモータは、一つの巻線(コイル)または複数の巻線を直列または並列に接続することにより構成される巻線組を、各相ごとに備えている。
特開2012−191813号公報
ここで、前記した特許文献1では、ロータが高速回転するときに並列接続し、ロータが低速回転するときに直列接続して出力特性を向上させることが検討されている。しかしながら、特許文献1では、スイッチトリラクタンスモータを駆動(力行制御)する場合において、巻線組に供給する電流の立ち上がり時のインダクタンスが高くなり、無駄な電流が発生するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電流の立ち上がり時における無駄な電流を減らすことができるスイッチトリラクタンスモータの制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置は、複数の巻線に励磁電流が流れることにより駆動するスイッチトリラクタンスモータの制御装置であって、前記スイッチトリラクタンスモータにおける前記複数の巻線の直列接続と並列接続とを切り替えるスイッチング機構と、前記スイッチトリラクタンスモータおよび前記スイッチング機構を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記スイッチトリラクタンスモータの力行制御時に前記複数の巻線に電流を供給する際に、前記スイッチング機構によって前記複数の巻線を並列接続に切り替えた後に前記電流の立ち上げを行い、前記電流が立ち上がった後に前記複数の巻線を直列接続に切り替えることを特徴とする。
これにより、スイッチトリラクタンスモータの制御装置は、電流の立ち上がり時に複数の巻線を並列接続することにより、巻線のインダクタンスを低下させることができる。従って、従来のように巻線のインダクタンスが高い場合と比較して、電流の立ち上がりのタイミングが遅れるため、電流の立ち上がり時における無駄な電流を減らすことができる。
本発明に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置によれば、電流の立ち上がり時における巻線のインダクタンスを低下させることができるため、電流の立ち上がり時における無駄な電流を減らすことができる。
図1は、本発明の実施形態に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置の構成を模式的に示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置の制御内容を示すタイムチャートである。
本発明に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施形態に係るスイッチトリラクタンスモータ(以下「SRモータ」という)の制御装置は、例えばハイブリッド車両や電気自動車等に搭載されるものであり、図1に示すように、駆動回路1と、インバータ2と、パワーケーブル3と、ECU4と、を備えている。
駆動回路1は、図1に示すように、SRモータ10と、スイッチング機構20と、を備えている。SRモータ10は、回転子に永久磁石を使用しない三相誘導電動機であり、複数の巻線に励磁電流が流れることにより駆動する。SRモータ10は、環状構造の内周部に複数の突極(ティース)が形成されたステータ(図示省略)と、環状構造の外周部に複数の突極(ティース)が形成されたロータ(図示省略)と、ステータの複数の突極にそれぞれ巻回された巻線11,12,13,14(図1参照)と、を備えている。なお、図1ではSRモータ10の構成のうち、一相分の巻線11,12,13,14のみを抜粋して示している。
巻線11および巻線12は、図1に示すように、直列接続されており、一つの巻線組15を構成している。また、巻線13および巻線14も、直列接続されており、一つの巻線組16を構成している。そして、巻線11,12からなる巻線組15と、巻線13,14からなる巻線組16との間にスイッチング機構20が配置されている。
スイッチング機構20は、複数の巻線11,12,13,14の直列接続と並列接続とを切り替えるものである。スイッチング機構20は、具体的には、後記するECU4の制御に従って、図1の符号A(実線)に示すように巻線組15と巻線組16とを直列接続した状態と、同図の符号B(破線)に示すように巻線組15と巻線組16とを並列接続した状態と、を切り替える。
インバータ2は、図示しない電源(バッテリ等)と接続されており、巻線11,12,13,14に対して、パワーケーブル3を介して、相ごとの電流を供給する。
ECU(制御手段)4は、駆動回路1およびインバータ2を制御する電子制御装置である。ECU4は、例えばインバータ2を制御することにより、SRモータ10に電流を供給するとともに、スイッチング機構20を制御することにより、巻線組15,16の接続状態を切り替える。
ここで、前記した特許文献1では、SRモータを駆動(力行制御)する場合において、巻線組に供給する電流の立ち上がり時に無駄な電流が発生するという問題があった。一方、本実施形態に係るECU4は、当該問題を解決するために、図2(a)〜図2(c)に示すような制御を行う。なお、同図において、破線は従来(例えば特許文献1)の制御を示し、実線は本発明の制御を示している。また、同図では、タイミングt2以降は、従来を示す破線と本発明を示す実線とが重複している。
本実施形態に係るECU4は、図2(b)に示すように、SRモータ10の力行制御時に複数の巻線11,12,13,14、すなわち巻線組15,16に電流を供給する。その際、ECU4は、例えばタイミングt1で、スイッチング機構20によって巻線組15,16を並列接続(図1の符号B参照)に切り替える。そして、ECU4は、巻線組15,16が並列接続されている状態で電流の立ち上げを行う。続いて、ECU4は、図2(b)に示すように、電流が立ち上がった後(例えばピーク値に達した後)のタイミングt2で、スイッチング機構20によって巻線組15,16を並列接続から直列接続(図1の符号A参照)に切り替える。
ここで、巻線のインダクタンスは、下記式(1)のように示される。なお、下記式(1)において、μは透磁率、Nは巻線のターン数(巻数)、Sは巻線の断面積、lは巻線の長さである。
Figure 0006515846
前記したように巻線組15,16を並列接続した場合、上記式(1)におけるターン数Nが、巻線組15,16を直列接続した場合のターン数よりも小さくなる。そのため、上記式(1)により、図2(a)の実線に示すように、巻線組15,16を直列接続する場合(同図の破線参照)と比較してインダクタンスが低下する。これにより、従来と同じトルク出力の場合(図2(c)参照)であっても、図2(b)に示すように、従来よりも電流の立ち上がりのタイミングを遅らせることができる。従って、従来と比較して、少ない電流でトルクを立ち上げることが可能となり、効率が向上する。
以上のような構成を備えるSRモータ10の制御装置は、電流の立ち上がり時に複数の巻線11,12,13,14を並列接続することにより、巻線11,12,13,14のインダクタンスを低下させることができる。従って、従来のように巻線11,12,13,14のインダクタンスが高い場合と比較して、電流の立ち上がりのタイミングが遅れるため、電流の立ち上がり時における無駄な電流を減らすことができる。
なお、図2では、一相分の巻線11,12,13,14に関する制御のみを説明したが、SRモータ10が備える三相の巻線について、図2に示した制御をそれぞれ同じタイミングで実施してもよい。また、三相の巻線について、図2に示した制御をそれぞれ異なるタイミングで実施してもよい。この場合、他の相の影響を受けずに各相のインダクタンスを変更することができるというメリットがある。
以上、本発明に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
1 駆動回路
2 インバータ
3 パワーケーブル
4 ECU(制御手段)
10 スイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)
11,12,13,14 巻線
15,16 巻線組
20 スイッチング機構

Claims (1)

  1. 複数の巻線に励磁電流が流れることにより駆動するスイッチトリラクタンスモータの制御装置であって、
    前記スイッチトリラクタンスモータにおける前記複数の巻線の直列接続と並列接続とを切り替えるスイッチング機構と、
    前記スイッチトリラクタンスモータおよび前記スイッチング機構を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記スイッチトリラクタンスモータの力行制御時に前記複数の巻線に電流を供給する際に、前記スイッチング機構によって前記複数の巻線を並列接続に切り替えた後に前記電流の立ち上げを行い、前記電流が立ち上がった後に、前記電流を0にすることなく、前記複数の巻線を直列接続に切り替えることを特徴とするスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
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