JP6515675B2 - 濾過容器、濾過装置、及び濾過方法 - Google Patents
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Description
生物由来物質を含む液体を導入する導入口、前記液体を排出する排出口、及び前記液体を流す逃し孔を有する容器部と、
前記容器部の前記導入口と前記排出口との間の経路に設けられ、前記液体から前記生物由来物質を分離する複数の貫通孔を有する金属製薄膜と、
を備え、
前記逃し孔は、前記容器部の側面に設けられ、前記液体に前記導入口から前記排出口の方向への力が加わったときに、前記液体にかかる圧力抵抗の増大に応じて、前記液体を前記容器部の外側へ排出する。
生物由来物質を含む液体から前記生物由来物質を分離する濾過容器と、
前記濾過容器内に導入された前記液体を加圧する加圧部と、
を備え、
前記濾過容器は、
前記液体を導入する導入口、前記液体を排出する排出口、及び前記液体を流す逃し孔を有する容器部と、
前記容器部の前記導入口と前記排出口との間の経路に設けられ、前記液体から前記生物由来物質を分離する複数の貫通孔を有する金属製薄膜と、
を備え、
前記逃し孔は、前記容器部の側面に設けられ、前記加圧部により前記液体が加圧されたときに、前記液体にかかる圧力抵抗の増大に応じて、前記液体を前記容器部の外側へ排出する。
生物由来物質を含む液体を導入する導入口、前記液体を排出する排出口、及び前記液体を流す逃し孔を有する容器部と、前記容器部の前記導入口と前記排出口との間の経路に設けられ、前記液体から前記生物由来物質を分離する複数の貫通孔を有する金属製薄膜とを備える濾過容器を準備する工程、
前記導入口から前記容器部内に前記液体を導入する工程、
前記容器部内に導入された前記液体に前記導入口から前記排出口の方向への力を加える工程、および
前記金属製薄膜によって前記液体から前記生物由来物質を分離する工程、
を含み、
前記分離する工程は、前記液体にかかる圧力抵抗の増大に応じて、前記逃し孔から前記容器部の外側へ前記液体を排出する工程を含む。
生物由来物質を含む液体を導入する導入口、前記液体を排出する排出口、及び前記液体を流す逃し孔を有する容器部と、
前記容器部の前記導入口と前記排出口との間の経路に設けられ、前記液体から前記生物由来物質を分離する複数の貫通孔を有する金属製薄膜と、
を備え、
前記逃し孔は、前記容器部の側面に設けられ、前記液体に前記導入口から前記排出口の方向への力が加わったときに、前記液体にかかる圧力抵抗の増大に応じて、前記液体を前記容器部の外側へ排出してもよい。
生物由来物質を含む液体から前記生物由来物質を分離する濾過容器と、
前記濾過容器内に導入された前記液体を加圧する加圧部と、
を備え、
前記濾過容器は、
前記液体を導入する導入口、前記液体を排出する排出口、及び前記液体を流す逃し孔を有する容器部と、
前記容器部の前記導入口と前記排出口との間の経路に設けられ、前記液体から前記生物由来物質を分離する複数の貫通孔を有する金属製薄膜と、
を備え、
前記逃し孔は、前記容器部の側面に設けられ、前記加圧部により前記液体が加圧されたときに、前記液体にかかる圧力抵抗の増大に応じて、前記液体を前記容器部の外側へ排出してもよい。
生物由来物質を含む液体を導入する導入口、前記液体を排出する排出口、及び前記液体を流す逃し孔を有する容器部と、前記容器部の前記導入口と前記排出口との間の経路に設けられ、前記液体から前記生物由来物質を分離する複数の貫通孔を有する金属製薄膜とを備える濾過容器を準備する工程、
前記導入口から前記容器部内に前記液体を導入する工程、
前記容器部内に導入された前記液体に前記導入口から前記排出口の方向への力を加える工程、および
前記金属製薄膜によって前記液体から前記生物由来物質を分離する工程、
を含み、
前記分離する工程は、前記液体にかかる圧力抵抗に応じて、前記逃し孔から前記容器部の外側へ前記液体を排出する工程を含んでもよい。
[濾過容器]
図1は、本発明に係る実施の形態1の濾過容器100の概略図を示す。図2は、図1の濾過容器100のA−A線断面図を示す。図1及び図2に示すように、濾過容器100は、生物由来物質を含む液体を導入する筒状の容器部10と、容器部10に導入された液体から生物由来物質を分離する金属製薄膜20とを備える。
図3は、容器部10の概略図を示す。図3に示すように、容器部10は、筒状体の形状を有しており、一端に液体を導入する導入口12と他端に液体を排出する排出口13を備える。容器部10の側面には、容器部10の内部と外部を連通する複数の逃がし孔11が形成されている。
図4は、金属製薄膜20の概略図を示す。図4に示すように、金属製薄膜20は、複数の貫通孔を有する金属製の膜部21と、膜部21を保持する枠部22とを備える。金属製薄膜20は、容器部10の排出口13に設けられている。
容器部10の側面に設けられた逃がし孔11と金属製薄膜20の膜部21の貫通孔23との関係について説明する。
実施の形態1に係る濾過装置について、図7を用いて説明する。
図7は、実施の形態1に係る濾過装置200の概略図である。図7に示すように、濾過装置200は、濾過容器100と、濾過容器100に導入した液体を加圧する加圧部30とを備える。濾過装置200は、加圧部30によって容器部10の内部の液体を加圧している。
実施の形態1に係る濾過方法について、図8及び図9A〜図9Dを用いて説明する。
図8は、実施の形態1に係る濾過方法のフローチャートを示す。図9A〜図9Dは、図8の濾過方法の各工程を説明する概略図を示す。
実施の形態1に係る濾過容器100によれば、以下の効果を奏することができる。
11 逃がし孔
12 導入口
13 排出口
20 金属製薄膜
21 膜部
22 枠部
30 加圧部
31 プランジャー
32 ガスケット
40 液体
41 生物由来物質
100 濾過容器
200 濾過装置
Claims (8)
- 生物由来物質を含む液体を導入する導入口、前記液体を排出する排出口、及び前記液体を流す複数の逃し孔を有する容器部と、
前記容器部の前記導入口と前記排出口との間の経路に設けられ、前記液体から前記生物由来物質を分離する複数の貫通孔を有する金属製薄膜と、
を備え、
前記複数の逃し孔のそれぞれの大きさは、前記金属製薄膜の個々の貫通孔より大きく、
前記複数の逃し孔の総開口面積は、前記複数の貫通孔の総開口面積より小さく、
前記複数の逃し孔は、前記容器部の側面に設けられ、且つ前記金属製薄膜よりも前記導入口側に設けられており、前記液体に前記導入口から前記排出口の方向への力が加わったときに、前記液体にかかる圧力抵抗の増大に応じて前記液体を前記容器部の外側へ排出する、濾過容器。 - 前記導入口から前記排出口の方向への力は、前記液体を加圧する力を含む、請求項1に記載の濾過容器。
- 生物由来物質を含む液体から、前記生物由来物質を分離する濾過容器と、
前記濾過容器内に導入された前記液体を加圧する加圧部と、
を備え、
前記濾過容器は、
前記液体を導入する導入口、前記液体を排出する排出口、及び前記液体を流す複数の逃し孔を有する容器部と、
前記容器部の前記導入口と前記排出口との間の経路に設けられ、前記液体から前記生物由来物質を分離する複数の貫通孔を有する金属製薄膜と、
を備え、
前記複数の逃し孔のそれぞれの大きさは、前記金属製薄膜の個々の貫通孔より大きく、
前記複数の逃し孔の総開口面積は、前記複数の貫通孔の総開口面積より小さく、
前記複数の逃し孔は、前記容器部の側面に設けられ、且つ前記金属製薄膜よりも前記導入口側に設けられており、前記加圧部により前記液体が加圧されたときに、前記液体にかかる圧力抵抗の増大に応じて、前記液体を前記容器部の外側へ排出する、濾過装置。 - 生物由来物質を含む液体を導入する導入口、前記液体を排出する排出口、及び前記液体を流す複数の逃し孔を有する容器部と、前記容器部の前記導入口と前記排出口との間の経路に設けられ、前記液体から前記生物由来物質を分離する複数の貫通孔を有する金属製薄膜とを備え、前記複数の逃し孔のそれぞれの大きさは、前記金属製薄膜の個々の貫通孔より大きく、前記複数の逃し孔の総開口面積は、前記複数の貫通孔の総開口面積より小さく、前記複数の逃し孔は、前記容器部の側面に設けられ、且つ前記金属製薄膜よりも前記導入口側に設けられている濾過容器を準備する工程、
前記導入口から前記容器部内に前記液体を導入する工程、
前記容器部内に導入された前記液体に前記導入口から前記排出口の方向への力を加える工程、および
前記金属製薄膜によって前記液体から前記生物由来物質を分離する工程、
を含み、
前記分離する工程は、前記液体にかかる圧力抵抗の増大に応じて、前記複数の逃し孔から前記容器部の外側へ前記液体を排出する工程を含む、濾過方法。 - 前記分離する工程は、前記液体にかかる圧力抵抗が、前記複数の逃し孔で生じる圧力抵抗よりも大きくなったときに前記複数の逃し孔から前記液体を排出する、請求項4に記載の濾過方法。
- 前記導入口から前記排出口の方向への力は、前記液体を加圧する力を含む、請求項4または5に記載の濾過方法。
- 前記分離する工程は、前記圧力抵抗の増大に応じて、前記液体を加圧する力を増大させる、請求項6に記載の濾過方法。
- 前記分離する工程は、前記容器部内の前記液体の液面が前記複数の逃し孔の位置に達するまで前記液体を加圧する、請求項6または7に記載の濾過方法。
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JP2015103038A JP6515675B2 (ja) | 2015-05-20 | 2015-05-20 | 濾過容器、濾過装置、及び濾過方法 |
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JP2015103038A JP6515675B2 (ja) | 2015-05-20 | 2015-05-20 | 濾過容器、濾過装置、及び濾過方法 |
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