JP6514782B2 - ワイヤ締め装置 - Google Patents

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/16Fastenings secured by wire, bolts, or the like
    • A43C11/165Fastenings secured by wire, bolts, or the like characterised by a spool, reel or pulley for winding up cables, laces or straps by rotation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C7/00Holding-devices for laces

Description

本発明はワイヤ締め装置に関し、さらに詳しくは組立性および耐久性を向上するワイヤ締め装置に関する。
一般に運動靴などの履き物は、ジグザグ形式の靴紐を引いて締めることにより、ユーザーの足に密着するように着用することができる。この際、靴紐を締めると快適な歩行が可能で、靴紐を緩くした状態では十分な休憩が可能である。
しかし、靴紐を解いて締めることが容易ではなく、運動中に靴紐が解けるようになると、記録の低下、安全事故の発生などの結果をもたらすため、靴紐が解かれることは絶対に防止されなければならない。すなわち、最も好ましくは、靴紐を簡単に締めることが可能で、締められている状態を安定的に持続するとともに、必要な時に簡単に靴紐を緩く解くことが可能でなければならない。そこで、互いに相反する靴紐の締めと解きを円滑化するための装置が多数開発されている。
図1は従来の靴紐締め装置が装着された履き物の斜視図であり、図2は従来の靴紐締め装置の分解斜視図である。
図1および図2に示すように、従来の靴紐締め装置10は、履き物のベロTに備えられ、カバー部51の回転時に中間部材53と巻取部材55が結合されてともに回転する。この際、上記巻取部材55に靴紐Lが巻き取られ、上記中間部材の形合拘束部53zがハウジング57の一方向のラチェットギア57cに拘束され、逆方向を防止することができる。
以後、上記カバー部51を上側に引くと、回転軸61の係止突部62が弾性手段59を弾発的に加圧して広げながら上側に移動し、中間部材53が上昇される。これにより、上記中間部材53と巻取部材55との間の結合状態が解除され、上記巻取部材55の自由回転によって靴紐Lを引いて解くことができる。
このために、「U」字形で形成された薄い金属材の弾性手段59が別に製造され、上記弾性手段59が複雑な組み立て過程を経て、上記靴紐締め装置10に組み立てられるという問題点があった。
また、従来の靴紐締め機10は、靴紐が解かれるように上記カバー部51を上側に引く時、上記弾性手段59が元の位置から離脱して故障が発生するという問題点があった。これを解決するために、上記弾性手段59が結合されるハウジング57の下部構造を複雑に変形する場合には、構造の複雑性および部品数の増加により、製品の生産性が低下するという問題点があった。
さらに、上記カバー部51と回転軸61がボルト部材によって相互締結されるため、ボルト部材が完全に締結されていない場合に誤動作が発生した。この際、上記カバー部51が強制的に操作されると、樹脂射出物である回転軸61が金属材質のボルト部材によって簡単に破損されるという問題点があった。
上記した問題点を解決するために、本発明は、組立性および耐久性を向上するワイヤ締め装置を提供することを解決課題とする。
上記した課題を解決するために、本発明は、上面部に収容溝が形成された底部、上記収容溝に回転可能に挿入され、回転時にワイヤが選択的に巻き取られるリール部、下端部が上記収容溝に固定される固定隔壁部と、上記リール部をカバーするように上記固定隔壁部の内周に沿って半径方向内側に延長され、中央部に中空型支持管部が形成された延長部と、上記延長部の上部に配置され、端部にラチェット結合部が形成された弾性翼部とを含むハウジング部、内周に上記ラチェット結合部に一方向の回転が拘束されるラチェット型ギアが突設され、外力によって昇降される昇降ギア部、および上記昇降ギア部の上部に結合されて一体として昇降および回転され、下面部に上記支持管部に沿って案内されて下降時に上記リール部の上面部に結合される昇降突起部が突設されたカバー部を含むワイヤ締め装置を提供する。
また、本発明は、内周に円周方向に沿って一方向ラチェットギアが形成されたハウジング部、上記ハウジング部の内側に回転可能に挿入され、ワイヤが選択的に巻き取られるリール部、上記ラチェットギアに形合されて一方向の回転が拘束され、中央部に沿って上下方向に貫通された昇降支持ホールが形成され、下降時に上記リール部の上部に結合されて一体として回転するように外力によって昇降される回転拘束部、および上記ハウジング部の下部に結合される軸胴体部と、上記軸胴体部の上端から複数のスリットによって分割されるように上向き延長され、上記昇降支持ホールを貫通するように配置される弾性片と、上記弾性片の弾発締めおよび復元で上記昇降支持ホールが弾発支持されるように、上記弾性片の外面に上記昇降支持ホールの内径を超過するように突出形成された加圧勾配突起部とを含む昇降サポート軸部を含むワイヤ締め装置を提供する。
上記した解決手段により、本発明のワイヤ締め装置は次のような効果を提供する。
第一に、上記弾性片に突設されたスライド突起部が仮固定突部に弾発的に係止され、ワイヤの締めおよび解きのための昇降ギア部の下降および上昇状態が安定的に維持できるため、製品の安全性および使用の便宜性を向上することができる。
第二に、上記昇降ギア部に弾性片およびスライド突起部が一体として備えられ、弾性部材のような別の追加部品がなくても昇降ギア部の上昇および下降状態が維持できるため、構成部品数が減少され、製品の生産性および組立性を改善することができる。
第三に、上記底部、ハウジング部、昇降ギア部、カバー部などの一切の構成部品が、隣接する2つの部品を上下方向に加圧する単純なフック結合過程の繰り返しを通じて組み立てられるため、製品の生産性を向上することができる。さらに、構成部品間の組み立てのための別の金属材固定手段が不必要になるため、外力による操作時に金属材固定手段によって発生され得る樹脂材部品の破損が根本的に予防されるため、製品の耐久性を向上することができる。
第四に、上記昇降ギア部の外面がカバー部によって支持されるため、第1フック突起を介したハウジング部および昇降ギア部のフック結合が安定的に維持されるが、第1フック突起間の空間を利用してカバー部がフック結合されるため、より一層コンパクトな製品の設計が可能である。
第五に、上記昇降サポート軸部に回転拘束部の昇降状態維持のための弾性片および加圧勾配突起が一体として射出成形されるため、構成部品数の減少により、製品の生産性および組立性を改善することができる。
第六に、上記昇降サポート軸部は、分割された円筒形の下端部に備えられたフック突起を介して別の金属材固定手段なしにハウジング部にフック結合できるため、昇降操作時に金属材固定手段の加圧による樹脂射出物の破損を防止することができる。
第七に、上記係止突起および上記フック翼部を介してカバー部およびハウジング部がワンタッチ式フック結合で簡単に結合され、上記カバー部が正確な範囲で昇降されるため、過度な昇降による部品の分離および破損を防止することができる。
従来の靴紐締め装置が装着された履き物の斜視図である。 従来の靴紐締め装置の分解斜視図である。 本発明の一実施例に係るワイヤ締め装置の分解斜視図である。 本発明の一実施例に係るワイヤ締め装置の分解斜視図である。 本発明の一実施例に係るワイヤ締め装置の断面図である。 本発明の一実施例に係るワイヤ締め装置の断面図である。 本発明の一実施例に係るワイヤ締め装置におけるハウジング部の変形例を示す平面図である。 本発明の他の実施例に係るワイヤ締め装置の分解斜視図である。 本発明の他の実施例に係るワイヤ締め装置の分解側面図である。 本発明の他の実施例に係るワイヤ締め装置でカバー部が除去された様子を示す部分斜視図である。 本発明の他の実施例に係るワイヤ締め装置を示す断面図である。 本発明の他の実施例に係るワイヤ締め装置を示す断面図である。
本発明の最良の実施形態は、添付した図面を参照にして、以下でより詳しく説明する。
以下、添付した図面を参照にして、本発明の好ましい実施例に係るワイヤ締め装置を詳しく説明する。
図3aおよび図3bは本発明の一実施例に係るワイヤ締め装置の分解斜視図で、図4aおよび図4bは本発明の一実施例に係るワイヤ締め装置の断面図である。
図3a〜図4bに示すように、上記ワイヤ締め装置100は、底部110、リール部120、ハウジング部130、昇降ギア部140およびカバー部150を含む。ここにおいて、上記底部110は、一定以上の強度を有しながらも弾性のある素材である強化プラスチックなどの樹脂材質で備えられることが好ましい。
詳細に、上記底部110は、履き物のベロなどに密着支持されるように下面部がラウンド形状で備えられたベロ支持部112と、上記ベロ支持部112の中央部に突設された収容隔壁部115とを含む。また、上記収容隔壁部115の内部に収容溝113が形成されており、上記収容隔壁部115の一側には上記収容溝113と連通するように貫通形成された一対のワイヤ貫通孔111を備えることが好ましい。
一方、図3a〜図4aを参照すると、上記リール部120は、強化プラスチックなどの樹脂材質で備えられることが好ましく、上記収容溝113の内径未満の外径を有するように備えられて上記収容溝113に挿入され得る。
この際、上記リール部120の下面中央部に形成された突起収容溝124に、上記収容溝113の底面中央部に突設された回転支持突起113aが挿入されることにより、リール部120が回転支持突起113aを回転軸として正確に回転することができる。また、上記リール部120の縁面には、半径方向内側に陥没されたリング状ワイヤ巻取溝121が形成され、上記ワイヤ巻取溝121にはワイヤ固定ホール122が備えられる。
詳細に、ワイヤは、上記ワイヤ固定ホール122に据置された状態で両端部が収容隔壁部115のワイヤ貫通孔111を介して引き出されて履き物などの締め対象物に連結される。この際、上記リール部120が他方向(R、図3aの時計方向)に回転すると、上記ワイヤが上記ワイヤ巻取溝121に沿って巻き取られることができ、上記リール部120が一方向に回転すると、上記巻き取られたワイヤがワイヤ巻取溝121から繰り出されることができる。
もちろん、上記ワイヤが巻き取られて繰り出される方向は、以下説明する各構成部品の形状を反転することにより簡単に設計変更することができる。この際、上記底部110の収容溝113に上記リール部120が挿入され、ワイヤが上記リール部120に固定されると、上記収容溝113の上部にハウジング部130が結合される。
一方、上記ハウジング部130は、固定隔壁部130aと延長部130bとを含み、強化プラスチックなどの樹脂材質で備えることができる。ここにおいて、上記固定隔壁部130aは、上記底部110の収容隔壁部115の内径未満の外径を有し、上記リール部120の外径に対応する内径を有する円筒形状で備えられる。
また、上記固定隔壁部130aの下端部には、上記リール部120および上記収容隔壁部115の間の空間に挿入されるように下側に延長され、外面部に固定突起131aが突設された複数のフック翼部131が備えられる。
この際、上記収容隔壁部115の内面には、半径方向内側に固定段突部114が突設され、上記固定突起131aおよび上記固定段突部114は、上記フック翼部131の外面および上記収容溝113の内面との間の間隔に対応するように突設され得る。
これにより、上記フック翼部131が上記収容溝113の内部に挿入され、固定突起131aが固定段突部114の下端に係止され、上記固定隔壁部130aが上記収容溝113にフック結合され得る。
また、上記固定段突部114の下部両側には、上記固定突起131aの横方向の幅に対応する支持段突部114a、114bが形成され、上記固定段突部114の下部に係止された固定突起131aが固定される。これにより、上記ハウジング部130が遊動されないように上記底部110に結合され得る。
また、上記固定隔壁部130aの内周には、上記リール部120をカバーするように半径方向内側に延長された延長部130bが備えられる。ここにおいて、上記延長部130bは、上記底部110に固定された固定隔壁部130aで上記リール部120の上端部に対応する部分に突設されることが好ましい。これにより、上記リール部120の上面部が上記延長部130bの下端部に支持され、上記リール部120の上下遊動が最小化できる。
また、上記延長部130bの端部には、中空型支持管部135が備えられ、上記中空型支持管部135は、下端部が上記延長部130bに連結され、上端部が上記固定隔壁部130aの上端部に対応する高さに配置されるように備えられる。
また、上記延長部130bの上部には、弾性翼部133が備えられ、上記弾性翼部133は、放射状に備えられた各延長部130bに沿って複数備えられることが好ましい。この際、上記各弾性翼部133は、上記各延長部130bの上面に連結された一端部から他方向Rに延長された円弧形に備えられ、上記固定隔壁部130aの内周面と対向する他端部の外面にラチェット結合部133aが備えられる。
ここにおいて、上記ラチェット結合部133aは、他方向R側の端部が垂直面で備えられ、反時計方向側の端部が傾斜するように備えられた複数のギア歯で備えられることができる。
一方、図3a〜図3bを参照すると、上記昇降ギア部140は、側壁部141、144と弾性片142とを含み、強化プラスチックなどの樹脂材質で備えられることができる。この際、上記昇降ギア部140は、上記ハウジング部130の上部に結合される。
詳細に、上記側壁部は、中央部が開口された円板形の胴体部の下面の外郭部に沿って下向き突設された第1側壁部141と、上記第1側壁部141と所定の間隔を形成するように突設された第2側壁部144とを含む。また、上記弾性片142は、上記胴体部の開口内周に複数に分割され、下側にラウンド状になるように延長されて備えられる。
この際、上記第1側壁部141および上記第2側壁部144の間の空間に沿って上記固定隔壁部130aの上端部が挿入されることができ、上記第2側壁部144は、上記固定隔壁部130aの内周および上記弾性翼部133の間に挿入されることができる。
ここにおいて、上記第2側壁部144の内周には、上記ラチェット結合部133aに一方向の回転が拘束されるラチェット型ギア144aが円周方向に沿って備えられる。この際、上記ラチェット型ギア144aは、上記ラチェット結合部133aと形合される複数のギア歯で備えられる。
すなわち、上記ラチェット結合部133aが弾性翼部133によって半径方向外側に弾発支持された状態で、上記ラチェット結合部133aおよび上記ラチェット型ギア144aの垂直端面が噛み合わされることにより、上記昇降ギア部140の一方向の回転が制限される。
この際、上記弾性翼部133の半径方向内側に弾発変形され、上記ラチェット型ギア144aが上記ラチェット結合部133aの傾斜面に沿ってスライドされることにより、上記昇降ギア部140が他方向Rに回転することができる。また、上記昇降ギア部140の上部には、カバー部150が結合され、上記昇降ギア部140は、上記カバー部150によって伝達された外力により昇降および回転することができる。
また、上記昇降ギア部140の第1側壁部141の内面には、上記固定隔壁部130aの外面に突設された係止突部132にフック結合される第1フック突起141aが突設される。詳細に、上記係止突部132は、第1側壁部141および第2側壁部144の間の空間に挿入される固定隔壁部130aの外周上端部に突設される。ここにおいて、上記係止突部132および上記第1フック突起141aは、上記第1側壁部141の内面および上記固定隔壁部130aの外面の間の間隔に対応するように突設されることが好ましい。
また、上記係止突部132は、上端部が半径方向外側に行くほど下向き傾斜するように備えられ、下端部が平坦に備えられており、上記第1フック突起141aは、下端部が半径方向内側に行くほど上向き傾斜するように備えられ、上端部が平坦に備えられる。
ここにおいて、上記固定隔壁部130aが上記第1側壁部141および上記第2側壁部144の間の空間に挿入されると、上記第1フック突起141aが上記係止突部132に係止され、上記昇降ギア部140および上記ハウジング部130がフック結合され得る。
この際、上記第1フック突起141aは、上記第1側壁部141の内周に円周方向に同一高さ範囲に沿って複数備えられ、上記第1側壁部141および上記固定隔壁部130aがフック結合された状態で他方向に回転することができる。
一方、上記カバー部150は、強化プラスチックなどの樹脂材質で備えられることが好ましく、上記昇降ギア部140の上部に結合される。この際、上記カバー部150の内部には、上記昇降ギア部140の体積に対応する空間部が形成され、上記カバー部150が上記昇降ギア部140の第1側壁部141および上面部を取り囲むように結合され得る。
また、上記カバー部150の下面中央部には、昇降突起部152が突設され、上記昇降突起部152は、上記弾性片142の半径方向内側の開口を介して、上記ハウジング部130の支持管部135内に挿入され得る。
この際、上記カバー部150の側壁部151には、内周下端に沿って第2フック突起151aが突設され、上記第1側壁部141は、上記第1フック突起141aの間の空間に対応する部分が上側に開口され、カバー係止溝141bが形成されることが好ましい。
ここにおいて、上記第2フック突起151aは、下端部が半径方向内側に行くほど上向き傾斜するように備えられ、上端部が平坦に備えられることが好ましい。また、上記第2フック突起151aが上記カバー係止溝141bに挿入および係止され、上記カバー部150および上記昇降ギア部140がフック結合され得る。
また、上記カバー係止溝141bの上端から上記第1側壁部141の上端までの間隔は、上記第2フック突起151aの上端から上記カバー部150の側壁部151の上端までの間隔に対応するように備えられることが好ましい。これにより、上記昇降ギア部140および上記カバー部150のフック結合時に、上記カバー部150の下面部および上記昇降ギア部140の上面部が相互密着されて一体として昇降することができる。
この際、上記カバー部150の下面部には、上記昇降突起部152の外郭部に複数のギア歯で備えられたギア組立部153が備えられ、上記昇降ギア部140の上面部には、上記ギア組立部153に形合される組立形合部143が備えられることが好ましい。
これにより、上記ギア組立部153および組立形合部143のギア結合により、上記昇降ギア部140および上記カバー部150の密着時に一体として回転することができる。
このように、上記底部110、ハウジング部130、昇降ギア部140、カバー部150などの構成部品が、隣接する2つの部品を上下方向に加圧する単純なフック結合過程の繰り返しを通じて組み立てられるため、製品の生産性を向上することができる。
さらに、別の固定手段が不必要になることにより、外力による操作時に固定手段として用いられた金属材部品による樹脂材部品の破損が根本的に予防され、製品の耐久性を向上することができる。また、上記昇降突起部152は、上記支持管部135の中空内径に対応する外径を有するように備えられ、上記支持管部135の内周に沿って案内されて昇降され得る。この際、上記昇降突起部152の下面部には、ギア形合部152aが備えられ、上記リール部120の上面部には、上記ギア形合部152aと形合される形状のギア結合部123が備えられる。
また、上記昇降突起部152は、上記昇降ギア部140および上記カバー部150が上記ハウジング部130に密着した下降状態で、上記リール部120の上面部に密着する長さで備えられることが好ましい。これにより、上記昇降ギア部140および上記カバー部150の下降時に上記ギア形合部152aと上記ギア結合部123が密着し、上記リール部120とカバー部150が一体として回転することができる。
すなわち、図4aを参照すると、下降された上記カバー部150が他方向R回転すると、上記カバー部150、上記昇降ギア部140、上記リール部120が一体として他方向R回転してリール部120にワイヤが巻き取られることができる。この際、上記カバー部150は、昇降ギア部140によって一方向の回転が拘束された状態であるため、リール部120の一方向の回転が制限されており、外力解除時にも巻き取られたワイヤが繰り出されることがない。
一方、図4a〜図4bを参照すると、上記第1フック突起141aの上端および上記係止突部132の下端の間は、フック結合時に上記昇降ギア部140の昇降間隔に対応して相互遊隔されるように備えられることが好ましい。
ここにおいて、上記昇降間隔は、ギア形合部152aがギア結合部123に密着する昇降ギア部140の位置からギア形合部152aおよびギア結合部123が分離される昇降ギア部140の位置の間の間隔を意味すると理解することが好ましい。
この際、遊隔という用語は、上記第1フック突起141aが上記係止突部132の上部に離脱せずに上記係止突部132の下部に位置した状態で上下方向に移動することができる状態を意味する。
このため、上記第1フック突起141aおよび上記係止突部132が形成された部分を除いた上記昇降ギア部140の第1側壁部141および上記ハウジング部130の固定隔壁部130aの間の重畳された高さが上記昇降間隔を超過するように備えられることが好ましい。
これにより、上記昇降ギア部140が上記底部110側に密着すると、上記第1フック突起141aの上端部と上記係止突部132の下端部との間に上記昇降間隔に対応する遊隔間隔が形成され得る。
一方、図4bを参照すると、上記昇降ギア部140および上記カバー部150は、上記第1フック突起141aおよび上記係止突部132の間の遊隔に対応して昇降することができる。
すなわち、上記第1フック突起141aの上端部が上記係止突部132の下端部から離隔された状態で、上記第1フック突起141aの上端部が上記係止突部132の下端部に密着する位置まで上記昇降ギア部140が上昇され得る。
この際、上記リール部120のギア結合部123および上記昇降突起部152のギア形合部152aが分離され、上記リール部120が上記カバー部150から独立して自由回転することができる。すなわち、上記リール部120が上記カバー部150によって一方向の回転が拘束された状態から自由回転ができる状態に変更され、リール部120に巻き取られたワイヤが繰り出されることができる。
ここにおいて、上記第1側壁部141は、上記固定隔壁部130aにフック結合され、上記カバー部150の側壁部151は、上記第1側壁部141を取り囲んで支持しながら上記昇降ギア部140にフック結合されることが好ましい。
これにより、上記カバー部150の側壁部151が上記第1フック突起141aの突設された第1側壁部141を半径方向内側に支持することができ、上記昇降ギア部140の昇降時に第1フック突起141aが係止突部132に安定的に係止され得る。
また、上記カバー部150の側壁部151は、上記第1フック突起141aの側部に備えられたカバー係止溝141bにフック結合されることが好ましい。これにより、カバー部150の側壁部151の高さを短縮して設計することができる。
一方、上記弾性片142は、上記支持管部135の外周に対向するように上記昇降ギア部140の中央部に備えられ、複数備えられてそれぞれの内面部が上記支持管部135の外周を取り囲むように備えられることが好ましい。
この際、上記弾性片142は、弾性力を有するようにラウンド状の連結部を介して上記昇降ギア部140の中央開口に連結され、内面部が上記支持管部135の外周に対向するように配置され、半径方向外側および内側に弾発変形され得る。
ここにおいて、上記各弾性片142の内面部下端には、半径方向内側にスライド突起部142aが突設される。この際、上記スライド突起部142aの上部は、半径方向内側に行くほど下向き傾斜するように備えられ、下部は、半径方向内側に行くほど上向き傾斜するように備えられる。すなわち、上記スライド突起部142aは、半径方向内側に行くほど上下方向の厚さが狭小化するように備えられ、上部および下部が連結される半径方向内側の端部がラウンド状に備えられる。
また、上記支持管部135の外周には、上記昇降ギア部140の昇降時に上記スライド突起部142aが弾発的に係止されるように仮固定突部134が突設される。
すなわち、上記スライド突起部142aは、上記弾性片142が半径方向外側に弾発変形され、上記仮固定突部134の上部から下部または下部から上部にスライド移動される。また、上記スライド突起部142aは、上記弾性片142が半径方向内側に弾発復元されることにより、上記仮固定突部134の上部に安着されるか、または上記仮固定突部134の下部に係止され得る。
ここにおいて、上記仮固定突部134は、上部が半径方向外側に行くほど下向き傾斜するように備えられ、下部が半径方向外側に行くほど上向き傾斜するように備えられており、半径方向外側に行くほど上下方向の幅が狭小化するように備えられることができる。この際、上記仮固定突部134および上記スライド突起部142aは、上記支持管部135の外周および上記弾性片142の内面部の間の間隔に対応するように突設されることが好ましい。
ここにおいて、上記弾性片142および上記支持管部135は、上記昇降ギア部140の昇降間隔に対応する重畳された高さを有するように備えられることが好ましい。
詳細に、上記昇降ギア部140が下降された状態で、上記スライド突起部142aは、上記仮固定突部134の下部に係止される。この際、上記スライド突起部142aは、上記弾性片142の弾性力によって半径方向内側に弾発支持され、上記仮固定突部134の下部に係止された状態を維持することができる。
これにより、上記昇降ギア部140が下降され、リール部120、カバー部150および昇降ギア部140が一体として回転する状態が安定的に維持され得る。すなわち、ユーザーによる直接の操作ではなく運動などによる振動ないし衝撃によって昇降ギア部140が上昇されるなどの誤作動が防止されるため、運動中に突然なワイヤの解きなどによる安全事故が予防され、製品の安全性を向上することができる。
この際、上記昇降ギア部140およびカバー部150が外力によって上昇されると、上記スライド突起部142aの上部傾斜面が上記仮固定突部134の下部傾斜面に沿ってスライドされ、上記スライド突起部142aが上記仮固定突部134を通過する。また、上記弾性片142の弾性復元力によって上記スライド突起部142aが半径方向内側に支持され、上記仮固定突部134の上部に安着され得る。
これにより、別の操作がなくてもワイヤを引いて解くことのできる上記昇降ギア部140の上昇状態が維持できるため、製品の使用の便宜性を向上することができる。
また、上記昇降ギア部140およびカバー部150が下方加圧されると、上記昇降突起部152および上記リール部120が結合された状態に簡単に転換することができる。
このように、上記弾性片142および上記スライド突起部142aが昇降ギア部140に一体として備えられるため、上記昇降ギア部140の昇降状態の維持のための構成部品(図2の59参照)数が減少され、製品の生産性および組立性を改善することができる。
一方、図5は、本発明の一実施例に係るワイヤ締め装置におけるハウジング部の変形例を示す平面図である。本変形例では、上記弾性翼部233に間隔維持部233bが備えられることを除いた基本的な構成は一実施例と同様であるため、同じ構成に対する具体的な説明は省略する。
図5に示すように、上記弾性翼部233の内面には、上記支持管部235の外周に向かって半径方向内側に突設された複数の間隔維持部233bが備えられることが好ましい。この際、上記間隔維持部233bは、上記各弾性翼部233から各延長部230bの間の空間の上部に対向配置された部分の内面に突設され、それぞれが円周方向に沿って相互離隔配置されるように備えられることが好ましい。
また、各間隔維持部233bは、端部から上記支持管部235の外周までの離隔間隔が延長部230bに隣接するほど減少され、ラチェット結合部233aに隣接するほど増加される大きさで突設される。これにより、上記間隔維持部233bが上記支持管部235の外周に接して上記弾性翼部233の過度な変形を予防することができ、上記弾性翼部233の過度な変形による弾性力の低下を防止することができる。
一方、図6は本発明の他の実施例に係るワイヤ締め装置の分解斜視図で、図7は本発明の他の実施例に係るワイヤ締め装置の分解側面図で、図8は本発明の他の実施例に係るワイヤ締め装置でカバー部が除去された様子を示す部分斜視図で、図9aおよび図9bは本発明の他の実施例に係るワイヤ締め装置を示す断面図である。
本他の実施例では、ハウジング部の底部の一体構造、昇降サポート軸部および回転拘束部によるリール部の締めおよび解き状態の転換を除いた基本的な構成は上述した一実施例と同様であるため、同じ構成に対する具体的な説明は省略する。
図6〜図9bに示すように、上記ワイヤ締め装置300は、ハウジング部310、リール部320、回転拘束部330および昇降サポート軸部360を含む。
ここにおいて、上記ハウジング部310には、ベロ支持部312が一体として備えられ、上記ハウジング部310の側壁部の内部に上記リール部320が収容され、ハウジング部310の側壁部の一側にワイヤLが貫通するワイヤ貫通孔313が形成される。
また、上記リール部320には、ワイヤLの巻取および固定のためワイヤ巻取溝321およびワイヤ固定ホール322が備えられる。
また、上記ハウジング部310の側壁部の上部内周にラチェットギア311が形成されており、上記回転拘束部330は、上記リール部320の上部に配置され、ラチェットギア311に一方向の回転が拘束される。
この際、上記回転拘束部330は、外力によって昇降されるが、下降時に上記リール部320と結合されて一体回転され、ワイヤLが巻き取られるようにリール部320に他方向(R、図6の時計方向)の回転力を伝達することができる。これとともに、上記下降された回転拘束部330が上記ラチェットギア311に一方向の回転が拘束されることにより、巻き取られたワイヤLが繰り出されないようにリール部320の一方向の回転が制限され得る。
また、上記回転拘束部330が外力によって上昇されると、上記リール部320と上記回転拘束部330が分離され、巻き取られたワイヤLが繰り出されるように上記リール部320が自由回転することができる。
ここにおいて、上記回転拘束部330は、1つの部材で備えられるものも可能であり、本実施例では、製造の便宜性および弾性支持力の向上のために、内部拘束部350および外部拘束部340を含む2つの部材で備えられるものを例として説明する。
詳細に、図6〜図7を参照すると、上記内部拘束部350は、リング胴体部350a、弾性翼部350bおよびラチェット結合部350cを含む。
ここにおいて、上記リング胴体部350aは、中央部に昇降支持ホール351が形成され、上記弾性翼部350bは、上記リング胴体部350aの外周から半径方向外側に突設され、一方向にラウンド状になるように延長される。
また、上記ラチェット結合部350cは、上記弾性翼部350bの端部に備えられるが、上記ラチェットギア311と接触する端部がラチェットギア311と形合される形状で備えられ、弾性翼部350bによって半径方向外側に弾発支持される。
これにより、上記ラチェット結合部350cおよびラチェットギア311の垂直端面が噛み合わされて内部拘束部350の一方向の回転が制限され、上記ラチェット結合部350cおよびラチェットギア311の傾斜面が相互スライドされて内部拘束部350が他方向に回転することができる。
また、上記ラチェット結合部350cの端部の下側には、上記ラチェットギア311と連続した形合面を成すように延長突起部353が突設される。また、上記ラチェット結合部350cで弾性翼部350bと連結される部分の側面部には、円形端面を有するように半径方向内側および外側にラウンド状に突出された回転結合面部354が備えられる。
一方、図7〜図8を参照すると、上記外部拘束部340は、上記ハウジング部310の上端縁に安着され、中央部に上記リング胴体部350aが安着される安着溝部341が形成される。また、上記安着溝部341の中央部に上記昇降支持ホール351と連通する対応ホール342が形成される。
ここにおいて、上記内部拘束部350は、上記リング胴体部350aが上記安着溝部341に挿入安着され、上記外部拘束部340と一体として上昇され得る。
また、上記安着溝部341の外郭には、上記弾性翼部350bが挿入されるように放射状かつラウンド状に延長されて上記ラチェット結合部350cに対応する下面部343aに貫通したギア連通溝343が形成される。
この際、上記延長突起部353が上記ギア連通溝343の貫通された下面部343aを通過して上記ラチェットギア311に噛み合うようになる。
また、上記ギア連通溝343で上記弾性翼部350bが挿入される部分と上記延長突起部353が挿入される部分とは、所定の余裕空間を有するように備えられ、上記ラチェット結合部350cが半径方向内側および外側に弾発移動することができる。
この際、上記ギア連通溝343で上記弾性翼部350bが挿入される部分および上記延長突起部353が挿入される部分との間を連結する部分343bは、上記回転結合面部354に形合される円形端面で備えられる。これにより、上記外部拘束部340および内部拘束部350が一体として回転可能でありながら、上記ラチェット結合部350cが上記回転結合面部354を中心として半径方向内側および外側に回転流動可能である。
また、上記ラチェット結合部350cの下面部には、上側に陥没された弾発支持溝部352が形成される。詳細に、上記弾発支持溝部352は、上記ラチェットギア311と接する部分の接線方向に沿って上記ラチェット結合部350cの半径方向内側の側面部に向かって開口されるように形成される。
この際、上記ギア連通溝343の一側には、上記ラチェット結合部350cが半径方向外側に弾発支持されるように上記外部拘束部340の内周から延長されて上記弾発支持溝部352の内側に挿入される補助弾性片345が備えられることが好ましい。これにより、上記弾性翼部350bの弾性の低下時にも補助弾性片345の弾性力によってラチェット結合部350cがラチェットギア311に安定的に噛み合うことができる。
一方、上記外部拘束部340の上部には、回転方向および上下方向に一体として作動するようにカバー部370が結合されることが好ましい。ここにおいて、上記カバー部370は、側壁部370aの内部に上記外部拘束部340が挿入されるように下部が開口された容器形状で備えられる。詳細に、上記カバー部370は、上面部370bに下向き突設された構造突起(図示せず)を介して上記外部拘束部340の外郭部の上面にフックないしは接着剤結合方式で結合され得る。
また、上記カバー部370の上面部370bに上記内部拘束部350の上面部が支持されるように複数の支持部372が下向き突設される。これにより、揺れや振動などの衝撃時に上記内部拘束部350が外部拘束部340から離脱することが防止され、カバー部370および内部拘束部350、外部拘束部340が一体として操作され得る。
一方、上記リール部320の上部および上記外部拘束部340の下部には、相互選択的に形合されて結合されるギア結合部329およびギア形合部349が形成されることが好ましい。詳細に、上記ギア結合部329は、上記リール部320の上面部に円周方向に沿って複数突設され、一方向の端部が垂直端面で備えられて他方向の端部が傾斜するように備えられたギア突起で備えられることができる。また、上記ギア形合部349は、上記外部拘束部340の下面部に円周方向に沿って複数突設され、一方向の端部が傾斜するように備えられて他方向の端部が垂直端面で備えられたギア突起で備えられることができる。
これにより、上記外部拘束部340の下降時に上記ギア結合部329および上記ギア形合部349が結合され、上記リール部320および上記外部拘束部340が一体として他方向に回転することができる。また、上記外部拘束部340が上記各ギア突起の高さ以上に上昇されると、上記ギア結合部329および上記ギア形合部349が分離され、上記リール部320が自由回転できる状態に転換される。
一方、図7〜図9aを参照すると、上記カバー部370は、側壁部370aが上記外部拘束部340の外径に対応する内径を有するように備えられ、上記外部拘束部340を取り囲むように結合される。詳細に、上記カバー部370の側壁部370aの下端内周には、上記ハウジング部310の外周に突設されたフック翼部314にフック結合されるように半径方向内側に係止突起371が突設されることが好ましい。
ここにおいて、上記カバー部370は、所定の強度を有しながらも弾性的な素材である金属や強化プラスチックなどで備えられ、上記係止突起371は、半径方向内側に行くほど上向き傾斜した形状で下部が傾斜して上部が平坦に備えられる。
また、上記フック翼部314は、上記ハウジング部310の外周上端に沿って突設され、上記フック翼部314の外径は、上記カバー部370の側壁部370aの内径に対応するように備えられることができる。この際、上記フック翼部314は、上記係止突起371の下部傾斜面と対向する上部がラウンド状に備えられて下部が平坦に備えられることが好ましい。これにより、上記係止突起371が上記フック翼部314およびハウジング部310の外面の間の段差に係止され、上記カバー部370および外部拘束部340がフック結合され得る。
また、上記カバー部370の側壁部370aは、上記係止突起371および上記フック翼部314が上記回転拘束部330の昇降間隔に対応する遊隔間隔を有するように上下方向に拡張されることが好ましい。
ここにおいて、上記昇降間隔は、ギア形合部349がギア結合部329に密着する外部拘束部340の位置からギア形合部349およびギア結合部329が分離する外部拘束部340の位置の間の間隔を意味すると理解することが好ましい。
また、上記遊隔間隔は、上記係止突起371が上記フック翼部314の上部に離脱せずに上記フック翼部314の下部に位置した状態で上下方向に移動できる間隔を意味する。この際、上記カバー部370の側壁部370aの長さは、上記外部拘束部340の厚さおよびフック翼部314の厚さを考慮して設定することが好ましい。すなわち、上記カバー部370の側壁部370aは、カバー部370が下降して係止突起371の上面部および上記フック翼部314の下面部が最大離隔された状態で、間隔が上記昇降間隔と一致するように上下方向に拡張されることが好ましい。
これにより、上記係止突起371の上面部およびフック翼部314の下面部が離隔された状態で上記係止突起371の上面部とフック翼部314の下面部が接触するように上記カバー部370が上昇すると、リール部320が自由回転することができる。
また、上記ハウジング部310のフック翼部314の一側には、上記係止突起371の円周方向の幅に対応する間隔で離隔された一対のスリット溝316が形成されることが好ましい。
すなわち、上記カバー部370が半径方向内側に加圧されると、上記スリット溝316の間のフック翼部314が半径方向内側に弾発変形され、上記係止突起371がフック翼部314から分離され、部品の交換、修理などのメンテナンスが可能になる。
一方、上記昇降サポート軸部360は、軸胴体部360a、弾性片360bおよび加圧勾配突起部361を含み、一定以上の強度を有しながらも弾性的な金属ないし強化プラスチックなどの素材で備えられる。ここにおいて、上記軸胴体部360a、弾性片360b、加圧勾配突起部361は、一体として射出成形されることが好ましい。
詳細に、上記昇降サポート軸部360は、上記ハウジング部310の内部にリール部320、外部拘束部340、内部拘束部350が順次組み立てられた後、上記昇降支持ホール351を貫通して上記ハウジング部310の結合孔315に結合され得る。
ここにおいて、上記軸胴体部360aの下部は、弾性力を有するようにスリットによって分割された円筒形で備えられ、分割された下端部の外周に沿って半径方向外側に突設されたフック突起362が備えられることが好ましい。
また、上記ハウジング部310の底面には、上記軸胴体部360aの下部が貫通する結合孔315が形成される。すなわち、上記軸胴体部360aの下部が上記昇降支持ホール351、上記対応ホール342および上記リール部320の軸貫通ホール324を通過すると、上記フック突起362が上記結合孔315にフック結合され得る。
ここにおいて、上記結合孔315は、上記軸胴体部360aの下部外径に対応する内径を有するように備えることが好ましく、内周の一側に段差部315aが形成されるように下部内周が半径方向外側に拡管されて備えられることができる。
また、上記フック突起362は、上記結合孔315の狭管化した上部内径を超過する大きさで突設されることが好ましく、半径方向外側に行くほど上向き傾斜した形状で、下面部が傾斜するように備えられて上面部が平坦に備えられることができる。
この際、上記段差部315aの深さは、上記フック突起362の上下方向の高さに対応するように備えられ、上記フック突起362が上記段差部315aに係止されることによってハウジング部310の背面部の外観が改善され得る。
これにより、金属材質のボルトのような固定手段がなくても昇降サポート軸部360および上記ハウジング部310を簡単に組み立てることができる。また、過度に引くなどの誤操作時にも固定手段として用いられた金属部品によって発生可能な樹脂射出物の破損が防止されるため、製品の耐久性を向上することができる。
このように、あらゆる構成部品の組み立てが各部品に一体で射出成形された突起を介してワンタッチ式でフック結合されるため、製品の組立性を著しく改善することができる。
一方、上記軸胴体部360aの外径は、上記リール部320の軸貫通ホール324未満に備えられ、上記弾性片360bの外径は、上記リール部320の軸貫通ホール324を超過するように備えられることが好ましい。すなわち、上記弾性片360bの外面は、上記軸胴体部360aの外面から半径方向外側に突出された形態で、上記弾性片360bの外面と上記軸胴体部360aの外面との間に段差になった連結部分363が形成される。
この際、上記軸胴体部360aの高さは、上記ハウジング部310の底面から上記軸貫通ホール324の上端縁までの間隔に対応するように備えられ、上記段差になった連結部分363が上記軸貫通ホール324の上端縁に安着され得る。
これにより、上記昇降サポート軸部360の上下方向が防止され、上記ハウジング部310およびリール部320、上記昇降サポート軸部360が安定的に結合され得る。
一方、図9aおよび図9bを参照すると、上記弾性片360bは、上記軸胴体部360aの上端から複数のスリットによって分割されるように上向き延長されて上記昇降支持ホール351を貫通するように配置される。
この際、上記弾性片360bは、上記回転拘束部330の上昇時に上端部が上記昇降支持ホール351の上部で露出する長さで備えられることが好ましい。
また、上記弾性片360bは、上記スリットによって分割された円筒形状で備えられ、弾性支持力を有し、外力によって半径方向内側に締められ、外力の解除時に半径方向外側に復元移動することができる。ここにおいて、上記スリットは、垂直方向ないし傾斜した形状で備えられることができる。この際、上記弾性片360bの上部外面には、半径方向外側にラウンド状になるように突出された加圧勾配突起部361が備えられることが好ましい。
ここにおいて、上記加圧勾配突起部361は、上記回転拘束部330の下降時に上記弾性片360bで上記昇降支持ホール351の内周に対面する部分から上記昇降支持ホール351の上部で露出された部分に沿って形成され得る。
この際、上記加圧勾配突起部361は、上記昇降支持ホール351の最小内径を超過するように最大突出高さが設定されることが好ましい。例えば、上記加圧勾配突起部361の下部は、上記昇降支持ホール351の内径未満で突出され、上記加圧勾配突起部361の上部は、上記昇降支持ホール351の内径を超過するように突出され得る。この際、上記加圧勾配突起部361の上部は、回転拘束部330が下降された状態で上記昇降支持ホール351の上部に配置される部分であると理解することが好ましい。
すなわち、上記加圧勾配突起部361は、上側に行くほど半径方向外側に傾斜した外面プロファイルを有することができ、上記弾性片360bの弾発締めおよび復元によって上記昇降支持ホール351が弾発支持され得る。
これにより、上記回転拘束部330の下降時に上記昇降支持ホール351の縁部が上記加圧勾配突起部361の傾斜した外面によって下側に弾発支持されることが可能で、上記回転拘束部330の下降状態が安定的に維持され得る。
この際、上記昇降支持ホール351の縁部は、上記昇降支持ホール351の最小内径部を意味する。例えば、上記昇降支持ホール351が一定の内径を有する円筒形である場合に、上記昇降支持ホール351の縁部は、上記加圧勾配突起部361の外面に直接接触することができる。また、上記昇降支持ホール351の内周に別の突出部351aが備えられた場合には、上記突出部351aの縁部が上記加圧勾配突起部361の外面に接触することができる。
また、上記カバー部370の上面部370bには、上記弾性片360bの内周に挿入されるように支持突起373が突設されることが好ましく、上記支持突起373は、上記弾性片360bの内径に対応する外径を有するように備えられる。
また、上記支持突起373の長さは、上記カバー部370の下降時に上記弾性片360bの内部に挿入され、上記カバー部370の上昇時に上記弾性片360bの外部に分離されるように設定することが好ましい。
これにより、上記カバー部370の下降時に支持突起373によって上記弾性片360bの収縮が防止され、上記弾性片360bおよび加圧勾配突起部361を介した上記回転拘束部330の下側方向支持力を改善することができる。
この際、上記カバー部370が上昇すると、上記支持突起373が上記弾性片360bから分離される。また、上記回転拘束部330の上昇につれて上記昇降支持ホール351の内周が上記加圧勾配突起部361の外面を加圧しながらスライド移動され、上記弾性片360bが半径方向内側に弾発的に締められることができる。これにより、上記リール部320が上記回転拘束部330から分離されて自由回転することができる。
また、上記回転拘束部330に加えられた上昇方向の外力が解除されると、弾性片360bの半径方向外側の弾性復元力によって上記加圧勾配突起部361の傾斜面に沿って上記昇降支持ホール351の上端縁が下降加圧される。これにより、上記回転拘束部330がリール部320と結合されるように再下降され得る。
一方、上記昇降支持ホール351の下端部内周には、半径方向内側に突設された固定突起部351aが備えられることがさらに好ましい。また、上記加圧勾配突起部361の外面には、上記固定突起部351aが弾発係止されるように半径方向内側に陥没された固定溝部361aが備えられることが好ましい。
ここにおいて、上記固定突起部351aの内側端面および上記固定溝部361aの陥没された面はラウンド状になるように備えられ、上記固定溝部361aは、上記回転拘束部330の上昇時に上記固定突起部351aの位置に対応するように形成される。
この際、上記固定突起部351aが上記固定溝部361aの内部に挿入されて上記回転拘束部330の上昇状態が維持され得る。また、上記カバー部370を下側に軽くタッチすると、上記固定突起部351aが固定溝部361aから離脱され、上記弾性片360bの弾発復元力によって上記回転拘束部330が下降され得る。
もちろん、上記回転拘束部330の上昇状態維持構造は、弾性片360bの長さを調節して、上記加圧勾配突起部361の上部に上側に行くほど半径方向内側に傾斜する勾配面を形成することで代替することができる。
例えば、上記加圧勾配突起部361は、下降された回転拘束部330の昇降支持ホール351の内部に対応する部分から上記昇降支持ホール351の上部で露出する部分が上側に行くほど半径方向外側に傾斜する外面を有するように突設され得る。
また、上記加圧勾配突起部361は、上昇した回転拘束部330の昇降支持ホール351の下端縁に対応する部分から傾斜方向が変化し、上側に行くほど半径方向内側に傾斜するように形成され得る。この際、傾斜方向が変化する上記加圧勾配突起部361の下部および上部の間の連結部は、ラウンド状になるように形成される。
これにより、上記加圧勾配突起部361は、上記回転拘束部330の下降時に昇降支持ホール351の上端縁を下側に弾発支持し、上記回転拘束部330の上昇時には昇降支持ホール351の下端縁を上側に弾発支持することができる。
もちろん、本発明に係るワイヤ締め装置100は、履き物のみに用いられるものに限定されず、その他紐を締める帽子、カバンなどのように、本発明の技術的思想が適用される他の装置への適用も、本発明の権利範囲に属するといえる。
以上説明したように、本発明は、上述した各実施例に限定されるものではなく、本発明の請求項で請求する範囲から逸脱せずに本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって変形実施されることは可能であり、このような変形実施は本発明の範囲に属する。
本発明は、ユーザーの身体サイズに合わせて締めるための紐ないしワイヤが適用された履き物、帽子、カバンなどの産業分野に有用に利用可能である。

Claims (9)

  1. 上面部に収容溝が形成された底部、
    前記収容溝に回転可能に挿入され、回転時にワイヤが選択的に巻き取られるリール部、
    下端部が前記収容溝に固定される固定隔壁部と、前記リール部をカバーするように前記固定隔壁部の内周に沿って半径方向内側に延長され、中央部に中空型支持管部が形成された延長部と、前記延長部の上部に配置され、端部にラチェット結合部が形成された弾性翼部とを含むハウジング部、
    内周に前記ラチェット結合部に一方向の回転が拘束されるラチェット型ギアが突設され、外力によって昇降される昇降ギア部、および
    前記昇降ギア部の上部に結合されて一体として昇降および回転され、下面部に前記支持管部に沿って案内されて下降時に前記リール部の上面部に結合される昇降突起部が突設されたカバー部を含むワイヤ締め装置。
  2. 前記昇降ギア部には、前記支持管部の外周に対向するように配置され、内面部にスライド突起部が突設された複数の弾性片が備えられ、
    前記支持管部の外周には、前記昇降ギア部の昇降時に前記スライド突起部が弾発的に係止される仮固定突部が突設されることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ締め装置。
  3. 前記昇降ギア部の側壁部内面には、前記固定隔壁部の外面に突設された係止突部にフック結合される第1フック突起が突設され、
    前記第1フック突起の上端および前記係止突部の下端の間は、フック結合時に前記昇降ギア部の昇降間隔に対応して遊隔されるように備えられることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ締め装置。
  4. 前記昇降ギア部の側壁部は、前記固定隔壁部にフック結合され、
    前記カバー部の側壁部は、前記昇降ギア部の側壁部を取り囲み支持するように前記昇降ギア部の側壁部にフック結合され、
    前記カバー部の下面部には、前記昇降ギア部とギア結合されるギア組立部が備えられ、前記リール部の上面部には、前記昇降突起部と選択的にギア結合されるギア結合部が備えられることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ締め装置。
  5. 前記固定隔壁部の下端部には、前記収容溝の内周に突設された固定段突部にフック結合されるように外面部に固定突起が突設された複数のフック翼部が備えられ、
    前記弾性翼部の内面には、前記支持管部の外周に向かって半径方向内側に突設された間隔維持部が備えられることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ締め装置。
  6. 内周に円周方向に沿って一方向ラチェットギアが形成されたハウジング部、
    前記ハウジング部の内側に回転可能に挿入され、ワイヤが選択的に巻き取られるリール部、
    前記ラチェットギアに形合されて一方向の回転が拘束され、中央部に沿って上下方向に貫通した昇降支持ホールが形成され、下降時に前記リール部の上部に結合されて一体として回転するように外力によって昇降される回転拘束部、および
    前記ハウジング部の下部に結合される軸胴体部と、前記軸胴体部の上端から複数のスリットによって分割されるように上向き延長されて前記昇降支持ホールを貫通するように配置される弾性片と、前記弾性片の弾発締めおよび復元で前記昇降支持ホールが弾発支持されるように前記弾性片の外面に前記昇降支持ホールの内径を超過するように突出形成された加圧勾配突起部とを含む昇降サポート軸部を含み、
    前記回転拘束部の上部には、回転方向および上下方向に一体として作動するようにカバー部が結合され、
    前記カバー部の側壁部の下端内周には、前記ハウジング部の外周に突設されたフック翼部にフック結合される係止突起が突設され、前記側壁部は、前記係止突起および前記フック翼部が前記回転拘束部の昇降間隔に対応する遊隔間隔を有するように上下方向に拡張されることを特徴とするワイヤ締め装置。
  7. 前記回転拘束部は、
    中央部に前記昇降支持ホールが形成されたリング胴体部から半径方向外側に延長された弾性翼部の端部に沿って前記ラチェットギアに選択的に形合されて一方向の回転が拘束されるラチェット結合部が備えられる内部拘束部と、
    中央部に前記リング胴体部が安着され、前記昇降支持ホールと連通する対応ホールが形成される安着溝部が形成され、前記安着溝部の外郭に沿って前記弾性翼部が挿入されるように放射状でラウンド状になるように延長され、前記ラチェット結合部に対応する下面部が貫通されたギア連通溝が形成される外部拘束部とを含むことを特徴とする請求項6に記載のワイヤ締め装置。
  8. 前記リール部の上部および前記外部拘束部の下部には、相互選択的に形合されて結合されるギア結合部およびギア形合部が形成され、
    前記ラチェット結合部には、前記ラチェットギアと接する部分の接線方向に沿って側面部が開口するように下面部が上側に陥没されて形成された弾発支持溝部が備えられ、
    前記ギア連通溝の一側には、前記ラチェット結合部が半径方向外側に弾発支持されるように前記外部拘束部の内周から延長されて前記弾発支持溝部の内側に挿入される補助弾性片が備えられることを特徴とする請求項に記載のワイヤ締め装置。
  9. 前記ハウジング部の底面には、前記軸胴体部の下部が貫通される結合孔が形成され、前記軸胴体部の下部は、スリットによって分割された円筒形で備えられ、前記結合孔にフック結合されるように分割された下端部外周に沿って半径方向外側にフック突起が突設され、
    前記昇降支持ホールの下端部内周には、半径方向内側に突設された固定突起部が備えられ、前記加圧勾配突起部の外面には、前記固定突起部が弾発係止されるように半径方向内側に陥没された固定溝部が備えられることを特徴とする請求項6に記載のワイヤ締め装置。
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