JP2024031794A - 紐用リール - Google Patents

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張博鈞
Po-Chun Chang
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    • A43C7/00Holding-devices for laces
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
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    • A43C11/165Fastenings secured by wire, bolts, or the like characterised by a spool, reel or pulley for winding up cables, laces or straps by rotation

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  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Abstract

【課題】紐用リールを提供する。【解決手段】紐用リールはベース、リール盤、紐およびキャップを備える。ベースは底面、円筒部、格納空間および回転軸を有する。リール盤は回転接続孔を有する。紐はリール盤に固定され、一部分がベースに露出する。キャップはリール盤に連結され、複数の歯部を有する。円筒部は一つ以上の歯部に対応する歯止めを有する。回転接続孔は回転軸に被さって配置される。キャップはベースに対して回転するとともにリール盤を連動させるか、押し下げ位置と引き上げ位置との間にベースに対して移動するとともにリール盤を連動させる。キャップが押し下げ位置または引き上げ位置に据えられる際、複数の歯部は歯止めに引っ掛かるか歯止めから解放される。リール盤は回転軸を中心に、単一方向に回転しながら紐を巻き取るか、紐を放出する。【選択図】図2

Description

本発明はリールに関し、詳しくは紐用リールに関するものである。
紐が付いている靴を履く時、靴の両側に紐を交差させて配列させ、紐の二つの先端部を結んで紐をしっかり縛れば靴のフィット感および履き心地を向上させることができる。
しかし、靴を着脱する際、紐を解いたり結んだりする動作は未就学児または高齢者にとって難しいことである。
また、工事現場の関係者または競輪などの競技選手または参加者には、激しい運動または外部の物体との間に生じた摩擦に伴って紐の二つの先端部が緩くなることが原因で事故の可能性が高まるため、休憩以外の時間は靴の紐をしっかり締めていなければならない。
しかし、休憩時間に足を十分に休ませるためには、しっかり締めた靴の紐を緩めなければならない。言い換えれば、それらの状況に応じるために靴の紐を締めたり緩めたりできる装置が必要である。
従来の紐用リールは、紐を締めたり緩めたりすることができるが、部品が多く構造が複雑であるため、組立作業が難しく、製品の生産性が低下するという問題がある。
また従来の紐用リールは、故障の時におけるメンテナンスおよび部品の交換が難しいため、製品のメンテナンス性が低いという問題がある。つまり、従来の紐用リールには改善の余地がある。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、構成部品および構造の簡易化を実現でき、メンテナンスおよび部品の交換が容易である紐用リールを提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る紐用リールは、ベース、リール盤、紐およびキャップを備える。ベースは底面、円筒部、格納空間および回転軸を有する。リール盤は回転接続孔を有する。紐はリール盤に固定され、一部分がベースに露出する。キャップはリール盤に連結され、複数の歯部を有する。ベースの円筒部は一つ以上の歯部に対応する歯止めを有する。リール盤の回転接続孔がベースの回転軸に嵌合する際、キャップはベースに対して回転するとともにリール盤を連動させるか、押し下げ位置と引き上げ位置との間にベースに対して移動するとともにリール盤を連動させる。キャップが押し下げ位置または引き上げ位置に据えられる際、複数の歯部は歯止めに引っ掛かるか歯止めから解放される。リール盤は回転軸を中心に、単一方向に回転しながら紐を巻き取るか、紐を放出する。
上述した構造および特徴により、リール盤はキャップの作動によってベースに向かって押し下げ位置と引き上げ位置との間を移動したうえで紐を巻き取ったり、紐を放出したりすることができる。
即ち本発明に係る紐用リールは、従来の紐用リールが持つ紐を締めたり緩めたりする機能を果たすことができる。
また本発明に係る紐用リールは、部品および構造の簡易化が実現でき、メンテナンスおよび部品の交換が容易であるため、製品の生産性とメンテナンスの容易さを向上させることができる。
比較的好ましい形態の場合、リール盤の回転接続孔は、断面が円形の下方回転接続部位および断面が非円形の上方回転接続部位を有する。
下方回転接続部位は回転軸に被って回転可能に配置される。
上方回転接続部位は下方回転接続部位に繋がる。
キャップは下方に突出した駆動軸を有する。
駆動軸と上方回転接続部位とは形が相互に対応する。
駆動軸が上方回転接続部位に嵌合する際、キャップはベースに対して回転するとともにリール盤を連動させたり、押し下げ位置と引き上げ位置との間にベースに対して移動するとともにリール盤を連動させたりすることができる。
詳しく言えば、回転接続孔の下方回転接続部位は回転軸に被さって配置される。
駆動軸が回転接続孔の上方回転接続部位に嵌合する際、キャップはベースの回転軸に対して上下に移動したり回転したりしながら、リール盤を連動させることができる。
比較的好ましい形態の場合、キャップの駆動軸は皿穴を有する。紐用リールはさらに第一止めねじを備える。第一止めねじはヘッド部と、ヘッド部に連結されたねじ山部とを有する。第一止めねじが駆動軸の皿穴を貫通して回転軸に締め付けられる際、第一止めねじのヘッド部は皿穴に位置する。キャップが引き上げ位置に据えられる際、第一止めねじのヘッド部は皿穴の底面に当接することでキャップを最大の引き上げ位置に維持する。
比較的好ましい形態の場合、紐用リールはさらに第二止めねじを備える。第二止めねじはキャップとリール盤との間に締め付けられてキャップとリール盤をまとめて固定する。リール盤は連結固定孔を有する。キャップは駆動軸に間隔を置いて下方に突出した補助駆動軸を有する。補助駆動軸は連結固定孔に嵌合する。第二止めねじはヘッド部と、ヘッド部に連結されたねじ山部とを有する。第二止めねじのねじ山部は連結固定孔を貫通してキャップの補助駆動軸に締め付けられる。第二止めねじのヘッド部はリール盤に当接する。上述した構造特徴により、補助駆動軸と連結固定孔とが相互に嵌合すれば第二止めねじはキャップとリール盤をまとめて緊密に締結することができる。
比較的好ましい形態の場合、ベースの回転軸は外周面に第一環状溝および第二環状溝を有する。リール盤の回転接続孔は壁面に環状係止部を有する。キャップが押し下げ位置に据えられる際、環状係止部は第一環状溝に嵌まり込む。キャップが引き上げ位置に据えられる際、環状係止部は第二環状溝に嵌まり込む。つまり、キャップが押し下げ位置または引き上げ位置に据えられる際、環状係止部は第一環状溝または第二環状溝に嵌まり込むことで回転軸の固定位置にリール盤を移動させずロックすることができる。
比較的好ましい形態の場合、ベースの円筒部は相互に対応する第一穿孔および第二穿孔を有する。紐は第一端部、第二端部および紐本体を有する。紐本体は第一端部と第二端部との間に位置し、かつベースの円筒部の第一穿孔および第二穿孔を貫通してベースに露出する。
比較的好ましい形態の場合、ベースにおいて、一つ以上の歯止めは相互に対応する第一歯止めおよび第二歯止めから構成される。第一歯止めおよび第二歯止めは回転軸に向かって間隔を置いて配置される。キャップの歯部がベースの第一歯止めおよび第二歯止めに引っ掛かる際、キャップは回転軸に対して単一方向に回転しながらリール盤を連動させる。上述した構造特徴により、リール盤はベースの円筒部の第一穿孔および第二穿孔によって紐本体をベースの外部に放出したり、均等に巻き取ったりすることができる。
比較的好ましい形態の場合、リール盤は底面、頂面、中間部および巻き取り溝を有する。頂面は二つの穿孔を有する。中間部は頂面と底面との間を連結する。巻き取り溝は頂面、底面および中間部の間に形成される。紐の第一端部および第二端部はそれぞれリール盤の頂面の穿孔を貫通してリール盤に固定される。紐の紐本体は巻き取り溝に巻かれて収容される。上述した構造特徴により、紐の第一端部および第二端部をリール盤の頂面に固定し、紐の紐本体を巻き取り溝に巻き取るか、巻き取り溝から放出することができる。
比較的好ましい形態の場合、キャップは頂面および環状壁面を有する。環状壁面は頂面から下へ伸びて形成される。キャップの歯部は環状壁面の内側面に形成される。キャップが押し下げ位置に据えられる際、環状壁面はベースの円筒部の第一穿孔および第二穿孔を完全に遮蔽することができない。キャップが押し下げ位置に据えられる際、歯部と歯止めとを噛み合わせれば、キャップは回転軸に対して単一方向に回転しながらリール盤を連動させる。第一穿孔および第二穿孔からベースに露出した紐の紐本体をリール盤に巻き取ることができる。
本発明に係る紐用リールの詳細な構造、特徴、組み立てまたは使用方法について、以降に詳しく説明する。
また、以下の詳細な説明および本発明により提示された実施形態は、本発明を説明するための一例にすぎない。
本発明の一実施形態にか係る紐用リールを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る紐用リールを示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る紐用リールを別の角度から見た分解斜視図である。 図1中の4-4線に沿った断面図、即ちキャップが押し下げ位置に据えられたうえで複数の歯部が第一歯止めおよび第二歯止めに引っ掛かる状態を示す断面図である。 図1中の4-4線に沿った断面図、即ちキャップが引き上げ位置に据えられたうえで複数の歯部が第一歯止めおよび第二歯止めから解放された状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る紐用リールを図面に基づいて説明する。
なお、本明細書において、本発明およびその応用範囲は材料および形、配置方式および部品の数に関わる記載、技術用語および方向性用語に限定されるものではない。
上下、左右、頂部、底部、内側、外側などの方向性用語は通常使用する方向に基づいて表現される。
(一実施形態)
図1から図3を参照して説明すると、本発明の一実施形態に係る紐用リール1は、ベース10、リール盤20、紐30、キャップ40、キャップ50および二つの第二止めねじ60を備える。
ベース10は型で一体成型され、底面11、円筒部12、格納空間13および回転軸14を有する。
円筒部12は底面11から上に伸びて形成される。
格納空間13は底面11および円筒部12に囲まれて形成される。
回転軸14は底面11かつ格納空間13の中央から突起するように配置される。
詳しく言えば、本実施形態において、回転軸14は外周面に相互に対応する第一欠け口121および第二欠け口122を有する。
円筒部12は外周面に第一歯止め121aおよび第二歯止め122aを有する。
第一歯止め121aは第一欠け口121の右側から外部に突出して形成される。
第二歯止め122aは第二欠け口122の左側から外部から突出して形成される。
円筒部12はさらに相互に対応する第一穿孔123および第二穿孔124を有する。
第一歯止め121a、第二歯止め122a、第一穿孔123および第二穿孔124は回転軸14に向かうように円筒部12に間隔を置いて配置される。
図2から図4bに示すように、リール盤20は型で一体成型され、底面21、頂面22、中間部23および巻き取り溝24を有する。
中間部23は頂面22と底面21を連結する。
巻き取り溝24は底面21、頂面22および中間部23の間に形成される。
リール盤20はさらに二つの穿孔221、222、回転接続孔25および連結固定孔26を有する。
二つの穿孔221、222は頂面22に形成される。
回転接続孔25および連結固定孔26は底面21および頂面22を貫通する。
回転接続孔25は断面が円形の下方回転接続部位251および断面が方形の上方回転接続部位252を有する。
下方回転接続部251は開口部の壁面に環状係止部251aを有する。
上方回転接続部位252は下方回転接続部位251に繋がり、かつ頂面22から上に伸びて形成される。
連結固定孔26は皿穴261および連結固定部位262を有する。
皿穴261は凹んだ底面21の一部分からなる。
連結固定部位262は頂面22から上に伸びて形成される。
紐30は金属線から製作されるが、これに限定されない。
紐30は第一端部31、第二端部32および紐本体33を有する。紐本体33は第一端部31と第二端部32との間に位置する。
キャップ40は型で一体成型され、頂面41および環状壁面42を有する。
環状壁面42は頂面41から下へ伸びて形成される。
詳しく言えば、キャップ40はさらに駆動軸411および補助駆動軸412を有する。
駆動軸411および補助駆動軸412は相互に間隔を置いて頂面41から下に突起して形成される。
駆動軸411は皿穴411aを有する。皿穴411aは上から頂面41を貫通する。
環状壁面42は複数の歯部421を有する。
複数の歯部421はベース10の第一歯止め121aおよび第二歯止め122aに対応するように環状壁面42の内側面に環状に配置される。
以上は本発明の一実施形態に係る紐用リール1の構造について説明した。
以降には、紐用リール1の組立および使用方式について説明する。
図2から図4bに示すように、本実施形態において、リール盤20はベース10の格納空間13に格納される。
詳しく言えば、まずリール盤20の回転接続孔25の下方回転接続部位251とベース10の回転軸14とを相互に嵌合させる。
続いて、紐30の第一端部31および第二端部32をベース10の円筒部12の第一穿孔123および第二穿孔124に別々に差し込んだ後、リール盤20の頂面22の穿孔221、222から紐30の第一端部31および第二端部32を引き出す。
続いて、リール盤20の頂面22に紐30の第一端部31および第二端部32を結んで固定する。
このとき紐30の紐本体33はベース10の円筒部12の第一穿孔123、第二穿孔124を貫通して一部分がベース10に露出し、別の一部分がリール盤20の巻き取り溝24に格納される。
本実施形態において、紐30の第一端部31、第二端部312およびリール盤20の穿孔221、222の締結方式は上述に限定されず、面ファスナー、ボタンまた別の締結できる方式を使用してもよい。
ベース10の格納空間13にリール盤20を格納した後、キャップ40とリール盤20をまとめて固定すればよい。
詳しく言えば、キャップ40の駆動軸411とリール盤20回転接続孔25の上方回転接続部位252とは形が相互に対応する。
キャップ40の補助駆動軸412とリール盤20の連結固定孔26の連結固定部位262とは形が相互に対応する。
つまり、駆動軸411と上方回転接続部位252とを相互に嵌合させ、補助駆動軸412と連結固定部位262とを相互に嵌合させれば、リール盤20とキャップ40を結合させることができる。
ベース10、リール盤20、紐30およびキャップ40を組み立てた後、第一止めねじ50および第二止めねじ60でベース10、リール盤20およびキャップ40をまとめて固定する。
詳しく言えば、第一止めねじ50はヘッド部51と、ヘッド部51に連結されたねじ山部52とを有する。
第二止めねじ60はヘッド部61と、ヘッド部61に連結されたねじ山部62とを有する。第一止めねじ50がキャップ40の皿穴411aを貫通してベース10の回転軸14に締め付けられる際、第一止めねじ50のヘッド部51はキャップ40の皿穴411a内に位置する。
第二止めねじ60のねじ山部62はリール盤20の連結固定孔26を貫通してキャップ40の補助駆動軸412に締め付けられる。
第二止めねじ60のヘッド部61は連結固定孔26の皿穴261の底面に当接する。
つまり、同軸上のベース10、リール盤20およびキャップ40を第一止めねじ50で締結し、キャップ40およびリール盤20を第二止めねじ40でまとめて固定することができる。
紐用リール1の組立作業が完了した後、リール盤20はベース10の格納空間13に格納される。
キャップ40はベース10の回転軸14に向かってリール盤20を回転させたり、押し下げ位置P1(図4a参照)と引き上げ位置P2(図4b参照)の間にリール盤20を移動させたりすることができる。
詳しく言えば、キャップ40を押し下げ位置P1(図4a)まで押せば、キャップ40の歯部421はベース10の第一歯止め121aおよび第二歯止め122aに引っ掛かる。歯部421、第一歯止め121aおよび第二歯止め122aによってキャップ40は回転軸14に対してリール盤20を単一方向に旋転させることができる。
それに対し、リール盤20はキャップ40の作動に降下し、環状係止部251aを回転軸14の第一環状溝141に当接させる。
上述した構造および特徴により、キャップ40が回転すれば、巻き取り溝24に紐30を巻き取る方向に向かってリール盤20を回転させることができる。
歯部421が第一歯止め121aおよび第二歯止め122aに引っ掛かれば、キャップ40(即ちリール盤20)は逆方向に回転できず、巻き取り溝24内に紐30を巻き取って収容するため、巻き取り溝24から紐30を引き出すことができない。
言い換えれば、紐用リール1を靴に使用する際、キャップ40を押し下げ位置P1(図4a)まで押し、続いてキャップ40を回せば靴紐(即ち紐30)は強く締め付けられ、緩まないように維持される。
キャップ40が押し下げ位置P1に据えられる際、キャップ40の環状壁面42はベース10の円筒部12の第一穿孔123および第二穿孔124を完全に遮蔽することができないため、第一穿孔123および第二穿孔124からベース10に露出した紐30の紐本体33をリール盤20の巻き取り溝24内に巻き取って収容することができる。
キャップ40が引き上げ位置P2(図4b参照)に据えられる際、キャップ40の歯部421はベース10の第一歯止め121aおよび第二歯止め122aから解放される。
第一止めねじ50のヘッド部51は駆動軸411の皿穴411aの底面に当接することでキャップ40の引き上げ位置を限定する。
リール盤20はキャップ40の作動によって上昇し、リール盤20の環状係止部251aを回転軸14の第二環状溝142に当接させて固定する。
このとき歯部421は第一歯止め121aおよび第二歯止め122aから解放されるため、リール盤20の巻き取り溝24から紐30の紐本体33を引き出すことができる。
つまり、紐用リール1を使用した靴の紐を緩めることができる。
上述をまとめてみると、本発明に係る紐用リール1において、リール盤20がキャップ40とともに押し下げ位置P1まで降下し、回転軸14を中心にし、単一方向に回転すれば、紐30の紐本体33をリール盤20の巻き取り溝24内に巻き取ることができる。
リール盤20がキャップ40とともに引き上げ位置P2まで上昇すれば、リール盤20の巻き取り溝24から紐30の紐本体33を引き出すことができる。
上述した構造特徴により、紐30を強く締めたり緩めたりする機能を果たす、即ち本発明の目的を達成することができる。
また本発明に係る紐用リール1は部品および構造の簡易化が実現でき、メンテナンスおよび部品の交換が容易であるため、製品の生産性とメンテナンスの容易さを向上させることができる。
また本発明に係る紐用リール1は履物だけでなく、紐30を締めたり緩めたりすることが必要な物に適用できる。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1 紐用リール
10 ベース
11 底面
12 円筒部
121 第一欠け口
121a 第一歯止め
122 第二欠け口
122a 第二歯止め
123 第一穿孔
124 第二穿孔
13 格納空間
14 回転軸
141 第一環状溝
142 第二環状溝
20 リール盤
21 底面
22 頂面
221、222 穿孔
23 中間部
24 巻き取り溝
25 回転接続孔
251 下方回転接続部位
251a 環状係止部
252 下方回転接続部位
26 連結固定孔
261 皿穴
262 連結固定部位
30 紐
31 第一端部
32 第二端部
33 紐本体
40 キャップ
41 頂面
411 駆動軸
411a 皿穴
412 補助駆動軸
42 環状壁面
421 歯部
50 第一止めねじ
51 ヘッド部
52 ねじ山部
60 第二止めねじ
61 ヘッド部
62 ねじ山部
P1 押し下げ位置
P2 引き上げ位置

Claims (10)

  1. ベース、リール盤、紐およびキャップを備え、
    前記ベースは底面、円筒部、格納空間および回転軸を有し、前記円筒部は前記底面から上に伸びて形成され、一つ以上の歯止めを有し、前記格納空間は前記底面および前記円筒部から形成され、前記回転軸は前記底面かつ前記格納空間の中央から突起し、
    前記リール盤は回転接続孔を有し、前記回転軸接続孔は前記回転軸に嵌合するため、前記リール盤は前記格納空間に回転可能に格納され、前記回転軸を中心に上下に移動することができ、
    前記紐は前記リール盤に固定され、一部分が前記ベースに露出し、前記リール盤が前記ベースに対して回転する際、前記紐は前記リール盤に巻き取られるか、前記リール盤から放出され、
    前記キャップは前記リール盤に連結されることで前記リール盤を連動させ、複数の歯部を有し、複数の前記歯部は一つ以上の前記歯止めに対応し、
    前記キャップは押し下げ位置と引き上げ位置との間に前記ベースに対して移動するとともに前記リール盤を連動させ
    前記キャップが前記押し下げ位置に据えられる際、複数の前記歯部は一つ以上の前記歯止めに引っ掛かるため、前記キャップは前記回転軸を中心に、単一方向に回転するとともに前記リール盤を連動させることで前記紐を巻き取り、
    前記キャップが前記引き上げ位置に据えられる際、複数の前記歯部は一つ以上の前記歯止めから解放されるため、前記リール盤から前記紐を引き出すことができることを特徴とする紐用リール。
  2. 前記リール盤の前記回転接続孔は断面が円形の下方回転接続部位および断面が非円形の上方回転接続部位を有し、前記下方回転接続部位は前記回転軸に回転可能に被って配置され、前記上方回転接続部位は前記下方回転接続部位に繋がり、
    前記キャップは下方に突出した駆動軸を有し、前記駆動軸と前記上方回転接続部位とは形が相互に対応し、
    前記駆動軸が前記上方回転接続部位に嵌合する際、前記キャップは前記ベースに対して回転するとともに前記リール盤を連動させたり、前記押し下げ位置と前記引き上げ位置との間に前記ベースに対して移動するとともに前記リール盤を連動させたりできることを特徴とする請求項1に記載の紐用リール。
  3. さらに第一止めねじを備え、
    前記第一止めねじはヘッド部と、前記ヘッド部に連結されたねじ山部とを有し、
    前記キャップの前記駆動軸は皿穴を有し、
    前記第一止めねじが前記駆動軸の前記皿穴を貫通して前記回転軸に締め付けられる際、前記第一止めねじの前記ヘッド部は皿穴の中に位置し、
    前記キャップが前記引き上げ位置に据えられる際、前記第一止めねじの前記ヘッド部は前記皿穴の底面に当接することを特徴とする請求項2に記載の紐用リール。
  4. さらに第二止めねじを備え、
    前記第二止めねじは前記キャップと前記リール盤との間に締め付けられて前記キャップと前記リール盤をまとめて固定することを特徴とする請求項2に記載の紐用リール。
  5. 前記リール盤は連結固定孔を有し、
    前記キャップは前記駆動軸に間隔を置いたうえで下方に突出した補助駆動軸を有し、前記補助駆動軸は前記連結固定孔に嵌合し、
    前記第二止めねじはヘッド部と、ヘッド部に連結されたねじ山部とを有し、
    前記第二止めねじの前記ねじ山部は前記連結固定孔を貫通して前記キャップの前記補助駆動軸に締め付けられ、前記第二止めねじの前記ヘッド部は前記リール盤に当接することを特徴とする請求項4に記載の紐用リール。
  6. 前記ベースの前記回転軸は外周面に第一環状溝および第二環状溝を有し、
    前記リール盤の前記回転接続孔は壁面に環状係止部を有し、
    前記キャップが前記押し下げ位置に据えられる際、前記環状係止部は前記第一環状溝に嵌まり込み、
    前記キャップが前記引き上げ位置に据えられる際、前記環状係止部は前記第二環状溝に嵌まり込むことを特徴とする請求項1に記載の紐用リール。
  7. 前記ベースの円筒部は相互に対応する第一穿孔および第二穿孔を有し、
    前記紐は第一端部、第二端部および紐本体を有し、前記紐本体は前記第一端部と前記第二端部との間に位置し、かつ前記第一穿孔および前記第二穿孔を貫通することを特徴とする請求項1に記載の紐用リール。
  8. 前記ベースにおいて、一つ以上の前記歯止めは相互に対応する第一歯止めおよび第二歯止めから構成され、前記第一歯止め、前記第二歯止め、前記第一穿孔および前記第二穿孔は前記回転軸に向かって間隔を置いて前記円筒部に配置されることを特徴とする請求項7に記載の紐用リール。
  9. 前記リール盤は底面、頂面、中間部および巻き取り溝を有し、前記頂面は二つの穿孔を有し、前記中間部は前記頂面と前記底面との間に連結され、前記巻き取り溝は前記頂面、前記底面および前記中間部の間に形成され、
    前記紐の前記第一端部および前記第二端部はそれぞれ前記リール盤の前記頂面の前記穿孔を貫通して前記リール盤に固定され、前記紐の前記紐本体は前記巻き取り溝内に巻かれて収容されることを特徴とする請求項7に記載の紐用リール。
  10. 前記キャップは頂面および環状壁面を有し、前記環状壁面は前記頂面から下へ伸びて形成され、前記キャップの複数の前記歯部は前記環状壁面の内側面に形成され、
    前記キャップが前記押し下げ位置に据えられる際、前記環状壁面は前記ベースの前記円筒部の前記第一穿孔および前記第二穿孔を完全に遮蔽することができないことを特徴とする請求項7に記載の紐用リール。
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