JP6511799B2 - 車両用ヘッドランプ装置 - Google Patents
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Description
また、光源と、この光源の光を前方に投光するプロジェクタレンズとを有するロービームランプが提供されている(特許文献2参照)。
前者の車両用ヘッドランプ装置に後者のプロジェクタレンズを組み合わせた場合、プロジェクタレンズの外周に沿って延在するダミーレンズを設けることで車両用ヘッドランプ装置の意匠性を高めることが考えられる。
したがって、プロジェクタレンズの外周に沿ってダミーレンズを設けた場合、光源からの光はダミーレンズも通過することから、上記距離Lを確保するためには、ロービームランプと、ターンランプとの距離をダミーレンズの大きさを考慮して離間させて配置しなくてはならない。
そのため、ダミーレンズを設けた場合、法規を満足するためには車両用ヘッドランプ装置の占有スペースが大型化してしまう不利がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、意匠性を高めると共に法規を満たしつつ占有スペースの小型化を図る上で有利な車両用ランプ装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、遮光部が占有するスペースを最小限にでき、車両用ヘッドランプ装置の占有スペースの小型化を図る上でより一層有利となる。
本発明によれば、外光が反射されることで遮光部によってダミーレンズの全周が輝くように視認され、車両用ヘッドランプ装置の意匠性をさらに高め高級感を与える上で有利となる。
図1〜図3の符号FRは車両前後方向の前方を示し、符号RRは車両前後方の後方を示し、符号INは車幅方向内側を示し、符号OUTは車幅方向外側を示す。また、符号UPは車両上方を示し、符号DOWNは車両下方を示す。
車両用ヘッドランプ装置10は、不図示の車体の外側の面を構成するアウタパネルに形成された開口に組み込まれる不図示のランプハウジングと、ランプハウジングに取着され開口を閉塞するアウタレンズ12と、アウタレンズ12で覆われたランプハウジング内に支持されるロービームランプ14と、ターンランプ16とを含んで構成され、ロービームランプ14とターンランプ16とは車幅方向に間隔をおいて並べられている。
ロービームランプ14は、アウタレンズ12の内側に配置された、光源18と、リフレクタ20と、プロジェクタレンズ22と、遮光板24と、エクステンション26と、ダミーレンズ28と、遮光部30とを備えている。これら光源18、リフレクタ20、プロジェクタレンズ22、遮光板24、エクステンション26、ダミーレンズ28はランプハウジングに支持されている。
リフレクタ20は、光源18の周囲に形成され、光源18からの光を反射して前方に導くものである。
プロジェクタレンズ22は、リフレクタ20の前方に配置され、光源18から照射された光、および、リフレクタ20で反射された光を前方に照射するものである。
遮光板24は、光源18の前方でプロジェクタレンズ22の後方に配置され、ロービームランプ14に要求される配光特性を満たすように光源18からの光およびリフレクタ20で反射された光の一部を遮光するように構成されている。
本実施の形態では、エクステンション26は、プロジェクタレンズ22の外周に沿って形成された第1のエクステンション26Aと、第1のエクステンション26Aとターンランプ16との間を仕切る第2のエクステンション26Bとを備えている。
第1、第2のエクステンション26A、26Bは、合成樹脂製であり、意匠性を確保するために、プロジェクタレンズ22に対向する面に光を反射するアルミ蒸着膜などの金属膜が形成され、あるいは、光を反射する光反射性塗料が塗布され、光が透過しないものとなっている。
ダミーレンズ28は、図3に示すように、プロジェクタレンズ22の外周部の前方に位置する環板状の前部2802と、前部2802の外周からプロジェクタレンズ22の外周およびリフレクタ20の前部の外周に沿って後方に延在する筒状の胴部2804を備えている。
ダミーレンズ28は、光透過性を有する合成樹脂材料で形成されており、車両前方からダミーレンズ28が輝いて見えることにより車両用ヘッドランプ装置10の意匠性が高められている。
本実施の形態では、図3に示すように、遮光部30は、プロジェクタレンズ22およびリフレクタ20に対向するダミーレンズ28の箇所に設けられている。詳細には、遮光部30は、前部2802の内面の全域および胴部2804の内面の全域に設けられた反射膜で形成されている。
このような反射膜として、光を反射するアルミ蒸着膜などの金属製の反射膜や、あるいは、光を反射する光反射性塗料が塗布された反射膜などが採用可能である。
したがって、このような反射膜からなる遮光部30を設けることで、プロジェクタレンズ22からダミーレンズ28を通してターンランプ16に向かう光源18の光を遮光すると共に、車両の前方から車両用ヘッドランプ装置10を見た場合、遮光部30によって外光が反射されることでダミーレンズ28全体の全周が輝くように視認され、車両用ヘッドランプ装置10の意匠性を高め高級感を与える上で有利となる。
ターンランプ16は、アウタレンズ12の内側に配置された不図示の発光部を有し、発光部はランプハウジングに支持されている。
発光部は、オレンジ色で発光する光源と、光源からの光を前方に反射するリフレクタを含んで構成され、あるいは、白色光で発光する光源と、光源からの光を前方に反射するリフレクタと、リフレクタの前方に配置された光透過性を有するオレンジ色のレンズとで構成されている。
本実施の形態によれば、プロジェクタレンズ22からダミーレンズ28を通してターンランプ16に向かう光源18の光と光源18の直射光を遮光する遮光部30を、ダミーレンズ28とプロジェクタレンズ22との間に設けた。
したがって、プロジェクタレンズ22の外周に位置するダミーレンズ28によって意匠性を上げることができる。
また、ターンランプ16に向かう光源18の光が遮光部30によって遮光されるため、ダミーレンズ28の大きさを考慮することなく、ロービームランプ14が発光する部分と、ターンランプ16が発光する部分との間の距離Lを法規で定められた距離(例えば40mm)以上確保することができる。
したがって、ダミーレンズ28を設けたにも拘わらず車両用ヘッドランプ装置10の占有スペースの小型化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、遮光部30は、プロジェクタレンズ22に対向するダミーレンズ28の箇所に設けられているため、遮光部30が占有するスペースを最小限にでき、したがって、車両用ヘッドランプ装置10の占有スペースの小型化を図る上でより一層有利となる。
さらに、実施の形態のように、遮光部30を、プロジェクタレンズ22に対向するダミーレンズ28の内周面の全周のみならず、リフレクタ20に対向するダミーレンズ28の内周面の全域に設けると、車両用ヘッドランプ装置10の意匠性を高める上でより有利となる。
12 アウタレンズ
14 ロービームランプ
16 ターンランプ
18 光源
22 プロジェクタレンズ
28 ダミーレンズ
30 遮光部
Claims (1)
- 光源の周囲に形成され光源から照射された光を反射して前方に導くリフレクタと、前記リフレクタの前方に配置され光源の光を前方に投光するプロジェクタレンズを有するロービームランプと、
前記ロービームランプの車幅方向の側部に配置されたターンランプと、
を備える車両用ヘッドランプ装置であって、
前記プロジェクタレンズから前記リフレクタの前部の外周に沿って延在する筒状のダミーレンズを設け、
前記プロジェクタレンズから前記ダミーレンズを通して前記ターンランプに向かう前記光源の光を遮光する遮光部を設け、
前記遮光部は、光を反射する反射膜で構成され、前記反射膜は、前記ダミーレンズの内周面の全周に設けられている、
ことを特徴とする車両用ヘッドランプ装置。
Priority Applications (1)
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JP2014260356A JP6511799B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | 車両用ヘッドランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014260356A JP6511799B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | 車両用ヘッドランプ装置 |
Publications (2)
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JP2016122511A JP2016122511A (ja) | 2016-07-07 |
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Family
ID=56329183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014260356A Active JP6511799B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | 車両用ヘッドランプ装置 |
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