JP6511696B2 - 基地局、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

基地局、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、基地局、通信制御方法、及びプログラムに関する。
無線通信システムの通信規格であるLTE(Long Term Evolution)をさらに高度化した通信技術の通信規格としてLTE−A(Advanced)があり、その技術の1つにCA(Carrier Aggregation)機能がある。CAとは、「システム全体の通信リソースの利用効率の向上(基地局側の要求)」や「通信速度の向上(端末装置側の要求、ユーザの要求)」のために、端末装置と基地局との間で通信をする際に、複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行う技術である。CAに対応した端末装置が、CA対応エリアの基地局と通信をする際には、通信を開始した時点で、基地局から端末装置にCAの開始を要求する。
3GPP TS 36.306,Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); User Equipment (UE) radio access capabilities,3rd Generation Partnership Project,2011年6月24日,V10.2.0
しかしながら、基地局からのCA開始要求によってCAが開始されるため、基地局からCA開始要求があると端末装置側は強制的にCA接続となってしまう。そのため、例えば、1つの周波数帯域を用いた通信接続で十分な通信リソースが割り当てられている場合など、端末装置側にCAを使用するメリットがない場合でも、基地局からCA開始要求が来ると、端末装置は強制的にCAを行わなければならなかった。その結果、端末装置は、必要がないにもかかわらず複数の無線通信機能を同時に動作させられることとなり、本来消費しなくて済むはずの電力が無駄に消費してしまうことがあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無駄に複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行うことを抑制し、消費電力を抑えることができる基地局、通信制御方法、及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、同時に複数の周波数帯域を用いて複数の基地局と通信接続が可能な端末装置と通信する基地局であって、前記基地局は、前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさを示す端末リソース情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記端末リソース情報と、通信に使用する周波数帯域において通信に割り当て可能な通信リソースの大きさを示す情報とに基づいて、いくつの周波数帯域を同時に用いて通信接続を行うかを制御する制御部と、を備える基地局である。
また、本発明の一態様は、同時に複数の周波数帯域を用いて複数の基地局と通信接続が可能な端末装置と通信する基地局における通信制御方法であって、取得部が、前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさを示す端末リソース情報を取得する取得過程と、制御部が、前記取得部が取得した前記端末リソース情報と、通信に使用する周波数帯域において通信に割り当て可能な通信リソースの大きさを示す情報とに基づいて、いくつの周波数帯域を同時に用いて通信接続を行うかを制御する制御過程と、を含む通信制御方法である。
また、本発明の一態様は、同時に複数の周波数帯域を用いて複数の基地局と通信接続が可能な端末装置と通信する基地局としてのコンピュータに、前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさを示す端末リソース情報を取得する取得手順と、前記取得手順で取得した前記端末リソース情報と、通信に使用する周波数帯域において通信に割り当て可能な通信リソースの大きさを示す情報とに基づいて、いくつの周波数帯域を同時に用いて通信接続を行うかを制御する制御手順と、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、無駄に複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行うことを抑制し、消費電力を抑えることができる。
第1の実施形態による移動体通信システムの構成を示す概略ブロック図。 第1の実施形態による基地局の概略構成を示すブロック図。 第1の実施形態による端末装置の概略構成を示すブロック図。 第1の実施形態による通信制御処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態による移動体通信システム1の通信処理の一例を説明する図。 SCellの候補が2つある場合の通信処理の一例を説明する説明図。 第2の実施形態による通信制御処理の一例を示すフローチャート。 第3の実施形態による移動体通信システムの通信処理の一例を説明する図。 第4の実施形態による移動体通信システムの通信処理の一例を説明する図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態による移動体通信システム1の構成を示す概略ブロック図である。本実施形態による移動体通信システム1は、複数の基地局10と、複数の端末装置20(移動局装置、UE(User Equipment))とを含んで構成される。この図1では、一つの端末装置20と、当該端末装置20と通信可能な3つの基地局10を例として示しているが、図示する基地局10及び端末装置20以外にも複数の基地局10及び複数の端末装置20が存在する。端末装置20は、例えば多機能型携帯電話機(スマートフォンを含む)、タブレット端末装置等である。
本実施形態の移動体通信システム1では、基地局10と端末装置20との間の通信方式として、例えばLTE−A方式を採用する。LTE−A方式では、セルをコンポーネントキャリアとみなし、端末装置20が、一つのセルと接続して通信を行うことができるとともに、複数のセルと同時にCA接続して通信を行うことができる。ここで、セルとは基地局10のことを指している。
なお、端末装置20がCA接続する際のセルは、基本となる一つのプライマリーセル(Primary Cell;PCell)と、追加される一つまたは複数のセカンダリーセル(Secondary Cell;SCell)とからなる。図1では、端末装置20がPCellとして接続する基地局10と、SCellの候補となる基地局10(候補1、候補2)とを示している。例えば、端末装置20は、CA接続しない場合にはPCellのみと無線通信を行い、CA接続する場合にはPCellとSCellと同時に無線通信を行う。なお、端末装置20は、CA接続する際のSCellは、図示するSCell(候補1)とSCell(候補2)のいずれか一方でもよいし、両方でもよい。また、CA接続する際のSCellには、図示しない他の一または複数のSCellが含まれてもよい。
PCell、SCell(候補1)、及びSCell(候補2)の周波数帯域は、同じバンド(Band、周波数帯域)(2GHz帯など)に属していてもよいし、異なるバンドに属していてもよい。なお、同じバンドに属している複数のセルを集めてCAを行うことを、イントラバンド キャリアアグリゲーション(intra-band carrier aggregation)とも呼ばれ、異なるバンドに属している複数のセルを集めてCAを行うことを、インターバンド キャリアアグリゲーション(inter-band carrier aggregation)とも呼ばれる。
なお、PCell及びSCell共に、基地局10から端末装置20への送信であるダウンリンクと、端末装置20から基地局10への送信であるアップリンクとの両方が実行されてもよいし、いずれかが実行されてもよい。また、本実施形態における移動体通信システム1は、例えばFDD(Frequency Division Duplex;周波数分割複信)方式であるが、TDD(Time Division Duplex;時分割複信)方式であってもよい。
(基地局の構成例)
図2は、本実施形態による基地局10の概略構成を示すブロック図である。基地局10は、通信部110と、制御部120とを備えている。通信部110は、送信部111と、受信部112とを備え、端末装置20と所定の周波数帯域を用いて無線通信を行う。例えば、PCell、SCell(候補1)、及びSCell(候補2)のそれぞれの基地局10の通信部110は、互いに異なるそれぞれの周波数帯域で、端末装置20と通信可能である。なお、PCell、SCell(候補1)、及びSCell(候補2)のそれぞれの基地局10の通信部110は、同じ周波数帯域で端末装置20と通信してもよい。
制御部120は、取得部121と、RB割当部122と、通信制御部123とを含んで構成される。取得部121は、制御部120が通信部110を介して端末装置20と通信開始した際に、端末装置20で通信に必要なRBの値(大きさ)を示す端末リソース情報を端末装置20から取得する。RB割当部122は、制御部120が通信部110を介して端末装置20と通信開始した際に、基地局10の一つの周波数帯域で端末装置20と通信する際に用いるRB(リソースブロック、通信リソース)を割り当てる。例えば、RB割当部122は、接続環境(電波環境、基地局10に接続されているユーザ数(端末装置数)、データトラフィックなど)に応じてRBを割り当てる。RBは常に最大で割り当てられるわけではなく、接続環境に応じて、逐次増減する。
通信制御部123は、取得部121が取得した端末リソース情報と、RB割当部122が一つの周波数帯域において通信に割り当てたRBの大きさとに基づいて、CA接続を行うか否かを制御する。例えば、通信制御部123は、端末装置20で通信に必要なRBの大きさを、一つの周波数帯域において割り当てられたか否かを判定する。そして、通信制御部123は、端末装置20で通信に必要なRBの大きさを、一つの周波数帯域において割り当てられなかったと判定した場合、CA接続の要求を端末装置20に出力する。例えば、通信制御部123は、CA接続の要求を示すCA接続要求を、通信部110を介して端末装置20に送信する。一方、通信制御部123は、端末装置20で通信に必要なRBの大きさを、一つのセルの周波数帯域において割り当てられたと判定した場合、CA接続要求を端末装置20に出力しない。
(端末装置の構成例)
図3は、本実施形態による端末装置20の概略構成を示すブロック図である。端末装置20は、表示部201と、操作受付部202と、端末通信部210と、端末制御部220とを含んで構成されている。
表示部201は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイを含んで構成され、端末装置20のメニュー画面や基地局10から受信した表示情報などを表示する。
操作受付部202は、ユーザによる操作入力を受け付け、受け付けた操作入力を示す操作入力信号を端末制御部220に出力する。操作受付部202は、操作デバイスとして、各種のボタンやキーなどの他、例えば表示部201と一体化されたタッチパネルなどを含んでもよい。
端末通信部210は、基地局10と無線で、例えば、LTE−A方式を用いて通信を実行する。端末通信部210は、例えばN個(Nは正の整数)の第1送信部211−1〜第N送信部211−Nと、N個の第1受信部212−1〜第N受信部212−Nとを備えている。なお、以降の説明において、第1送信部211−1〜第N送信部211−Nについて特に区別しない場合には、送信部211と記載する。また、第1受信部212−1〜第N受信部212−Nについて特に区別しない場合には受信部212と記載する。
第1送信部211−1〜第N送信部211−Nは、それぞれ異なる周波数帯域を使用して送信を実行する。第1受信部212−1〜第N受信部212−Nは、それぞれ異なる周波数帯域の受信を実行する。例えば、PCell及びSCellとCA接続して通信を行う際には、PCellの周波数帯域と、SCellの周波数帯域とのそれぞれに対応する複数の送信部211及び受信部212が使用される。
なお、第1送信部211−1〜第N送信部211−Nと第1受信部212−1〜第N受信部212−Nとにおいて共通化できる部位については共通化してよい。また、送信部211または受信部212が対応する周波数帯域において複数のセルを用いて送受信を行う場合には、送信部211または受信部212をセルごとに設けてもよい。
端末制御部220は、端末装置20で通信に必要なRBを算出し、算出したRBを示す端末リソース情報を、端末通信部210を介して基地局10へ送信する。また、端末制御部220は、基地局10から送信されたCA接続要求を端末通信部210を介して取得すると、取得したCA接続要求に応じてCA接続を実行する。
なお、端末装置20は、端末装置20で通信に必要なRBの大きさ等に応じて、基地局10に対してCA接続を要求するか否かを判定してもよい。例えば、端末制御部220は、CA接続を要求するか否かを判定して、CA接続を要求すると判定した場合、端末通信部210を介してCA接続要求を基地局10へ送信もよい。
次に、図4を参照して、本実施形態による通信制御処理の動作を説明する。
図4は、本実施形態による通信制御処理の一例を示すフローチャートである。
ここでは、基地局10から端末装置20へデータを送信(ダウンロード)する場合に、CA接続するか否かを制御する通信制御処理について説明するが、端末装置20から基地局10がデータを受信(アップロード)する場合にも、データの送信を受信に代えることで同様にCA接続するか否かを制御することができる。また、ここでは、図1に示すPCellの基地局10が、端末装置20と通信開始する際にCA接続をするか否かを制御する例を説明する。
(ステップS101)PCellの基地局10は、通信開始すると、端末装置20へ送信するデータがあるか否かを判定する。送信するデータがない場合には(ステップS101:NO)、PCellの基地局10は、通信を終了する。一方、送信するデータがある場合には(ステップS101:YES)、ステップS102の処理に進む。
(ステップS102)PCellの基地局10は、端末装置20から端末リソース情報を取得し、ステップS103の処理に進む。
(ステップS103)PCellの基地局10は、PCellの周波数帯域で端末装置20との通信に使用するRBを割り当てる。
(ステップS104)PCellの基地局10は、端末装置20から取得した端末リソース情報と、PCellの周波数帯域での通信に割り当てたRBの値とに基づいて、端末装置20で必要なRBをCA接続なしでも確保できているか否かを判定する。そして、PCellの基地局10は、端末装置20で必要なRBをCA接続なしでも確保できていると判定した場合(ステップS104:YES)、ステップS105の処理へ進む。一方、PCellの基地局10は、端末装置20で必要なRBをCA接続なしでは確保できないと判定した場合(ステップS104:NO)、ステップS106の処理へ進む。
(ステップS105)PCellの基地局10は、CA接続をする必要が無いため、CA接続要求を送信しない。なお、PCellの基地局10は、CA接続要求を端末装置20から取得した場合には、当該CA接続要求を拒否してもよい。そして、ステップS101の処理に戻る。
(ステップS106)PCellの基地局10は、CA接続なしではRBが不足しているため、CA接続要求を端末装置20へ送信する。なお、PCellの基地局10は、CA接続要求を端末装置20から取得した場合には、当該CA接続要求を許可してもよい。
(ステップS300)端末装置20は、PCellの基地局10、及びSCell(候補1)の基地局10とCA接続を行い、PCellの周波数帯域及びSCell(候補1)の周波数帯域を同時に用いて通信を行う。なお、CA接続が解除されると、ステップS101の処理に戻る。
以上説明したように、本実施形態による基地局10は、同時に複数の周波数帯域を用いて端末装置20と通信接続(例えば、CA接続)が可能である。基地局10は、取得部121と、通信制御部123とを備えている。取得部121は、端末装置20が通信に必要とするRB(通信リソース)の大きさを示す端末リソース情報を取得する。通信制御部123は、取得部121が取得した端末リソース情報と、通信に使用する周波数帯域において通信に割り当て可能なRB(通信リソース)の大きさを示す情報とに基づいて、いくつの周波数帯域を同時に用いて通信接続を行うかを制御する。例えば、通信制御部123は、取得部121が取得した端末リソース情報と、通信に使用する周波数帯域において通信に割り当て可能なRB(通信リソース)の大きさを示す情報とに基づいて、CA接続(同時に複数の周波数帯域を用いた通信接続)を行うか否かを制御する。これにより、基地局10は、通信に必要なRBの大きさと割り当て可能なRBの大きさとに応じて、例えばCA接続を行うか否かを制御するので、無駄に複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行うことを抑制し、消費電力を抑えることができる。
例えば、基地局10の通信制御部123は、端末装置20が通信に必要とするRB(通信リソース)の大きさを、通信に使用する周波数帯域において割り当てられたか否かを判定し、該割り当てられなかったと判定した場合、より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続の要求(例えば、CA接続要求)を端末装置20に出力し、該割り当てられたと判定した場合、より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続の要求(例えば、CA接続要求)を端末装置20に出力しない。即ち、通信制御部123は、端末装置20が通信に必要とするRB(通信リソース)の大きさを、通信に使用する周波数帯域において割り当てられなかったと判定した場合のみ、より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続の要求(例えば、CA接続要求)を端末装置20に出力する。これにより、基地局10は、例えば一つの周波数帯域では通信に必要なRBを確保できないときのみCA接続を行うので、無駄に複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行うことを抑制し、消費電力を抑えることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、基地局10は、CA接続しても端末装置20で通信に必要なRBを十分に確保できない場合には、CA接続要求を端末装置20へ送信しない。即ち、基地局10は、CA接続をしても十分にRBを確保できない場合には、端末装置20で通信に必要なRBの確保をあきらめる。
図5は、本実施形態による移動体通信システム1の通信処理の一例を説明する説明図である。本実施形態による通信処理では、図示する(1)〜(3)の順に以下の処理が行われる。
(1)図示するように、PCellの基地局10は、SCellの候補となる基地局10に対して、十分なRBを割り当てられるか否かを問合せする。
(2)次に、SCellの候補となる基地局10は、PCellで割り当て可能なRBとSCellの候補で割り当て可能なRBとの合計で、十分なRBを割り当てられるか否かを判定し、判定結果をPCellの基地局10に送信する。
(3)PCellの基地局10は、SCellの候補となる基地局10から判定結果を取得すると、判定結果に応じてCA接続要求を端末装置20へ送信するか否かを制御する。例えば、PCellの基地局10は、十分なRBを割り当てられないという判定結果を取得した場合には、CA接続要求を端末装置20へ送信しない。なお、PCellの基地局10は、端末装置20からCA接続要求を取得した場合には、そのCA接続要求を拒否する。これにより、PCellの基地局10は、CA接続を行わないで、端末装置20と通信を行う。
なお、SCellの候補は、複数あってもよい。図6は、SCellの候補が2つある場合の通信処理の一例を説明する説明図である。図示するように、PCellの基地局10及びSCell(候補1)となる基地局10は、上述の(1)〜(3)の処理を行うとともに、PCellの基地局10及びSCell(候補2)となる基地局10も同様に、上述の(1)〜(3)の各処理と同様の(4)〜(6)の各処理を行う。例えば、PCellの基地局10は、十分なRBを割り当てられないという判定結果をSCell(候補1)及びSCell(候補2)の両方から取得した場合には、CA接続要求を端末装置20へ送信しない。なお、PCellの基地局10は、端末装置20からCA接続要求を取得した場合には、そのCA接続要求を拒否する。これにより、PCellの基地局10は、CA接続を行わないで、端末装置20と通信を行う。
次に、図7を参照して、本実施形態による通信制御処理の動作を説明する。
図7は、本実施形態による通信制御処理の一例を示すフローチャートである。
この図に示すステップS101〜S105、S300の処理は図4に示すステップS101〜S105、S300の処理と同様であり、その説明を適宜省略する。本実施形態では、図4のステップS106の処理に代えて、ステップS201〜S203の処理が行われる。
(ステップS201)PCellの基地局10は、端末装置20で必要なRBをCA接続なしでは確保できないと判定した場合(ステップS104:NO)、SCellの候補となる基地局10に対して、十分なRBを確保できるか否かを問合せする。上述したように、問合せるSCellの候補は、一つでも複数でもよい。そして、十分なRBを確保できると判定された場合(ステップS201:YES)にはステップS202の処理に進み、十分なRBを確保できないと判定された場合(ステップS201:NO)にはステップS203の処理に進む。
(ステップS202)PCellの基地局10は、CA接続要求を端末装置20へ送信する。なお、PCellの基地局10は、CA接続要求を端末装置20から取得した場合には、当該CA接続要求を許可してもよい。
(ステップS300)端末装置20は、PCellの基地局10と、SCell(候補1)の基地局10とCA接続を行い、PCellの周波数帯域とSCell(候補1)の周波数帯域と同時に用いて通信を行う。なお、CA接続が解除されると、ステップS101の処理に戻る。
(ステップS203)PCellの基地局10は、CA接続しても十分なRBを確保できないため、CA接続要求を送信しない。なお、PCellの基地局10は、CA接続要求を端末装置20から取得した場合には、当該CA接続要求を拒否してもよい。そして、ステップS101の処理に戻る。
以上説明したように、本実施形態の移動体通信システム1において、基地局10の通信制御部123は、端末装置20が通信に必要とする通信リソースの大きさを、より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続を行うことで割り当てられると判定した場合のみ、より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続の要求を端末装置20に出力する。例えば、通信制御部123は、CA接続(同時に複数の周波数帯域を用いた通信接続)を行っても割り当てられないと判定した場合、CA接続要求を端末装置20に出力しない。これにより、移動体通信システム1は、例えばCA接続を行っても通信に必要なRBを確保できないときにはCA接続を行わない(通信に必要なRBの確保をあきらめる)ので、無駄に複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行うことを抑制し、消費電力を抑えることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態では、CA接続中に、接続中の周波数帯域のうちのいずれかを使用しなくても、通信に必要なRBを確保できると基地局10が判断した場合に、基地局10はその周波数帯域についてCA接続を解除(通信接続を停止)する例を説明する。
図8は、本実施形態による移動体通信システム1の通信処理の一例を説明する説明図である。本実施形態による通信処理では、図示する(1)〜(3)の順に以下の処理が行われる。
(1)端末装置20は、PCellの基地局10とSCellの基地局10とのそれぞれの周波数帯域で同時に通信するCA接続中である。
(2)CA接続中において、PCellの基地局10は、SCellの周波数帯域を用いなくてもPCellの周波数帯域のみで、端末装置20で通信に必要なRBを確保できるか否かを判定する。
(3)PCellの基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBをPCellの周波数帯域のみで確保できると判定した場合、SCellの周波数帯域でのCA接続を解除する。これにより、PCellの基地局10は、CA接続を解除して端末装置20と通信を行う。
次に、本実施形態による通信制御処理の動作を説明する。
以下に説明するステップS301〜S305の通信制御処理は、CA接続中の処理であって、例えば図4及び図7のステップS300のCA接続処理に対応する。
(ステップS301)PCellの基地局10は、CA接続を開始すると、端末装置20へ送信するデータがあるか否かを判定する。送信するデータがない場合には(ステップS301:NO)、PCellの基地局10は、通信を終了する。一方、送信するデータがある場合には(ステップS301:YES)、CA接続による通信を行うとともに、ステップS302の処理に進む。
(ステップS302)PCellの基地局10は、端末装置20から端末リソース情報を取得し、ステップS303の処理に進む。
(ステップS303)PCellの基地局10は、現在の接続状況に応じてPCellの周波数帯域で端末装置20との通信に使用するRBを割り当てる。
(ステップS304)PCellの基地局10は、端末装置20から取得した端末リソース情報と、PCellの周波数帯域での通信に割り当てたRBの値とに基づいて、端末装置20で通信に必要なRBをPCellの周波数帯域のみで確保できているか否かを判定する。そして、PCellの基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBをPCellの周波数帯域のみで確保できていないと判定した場合(ステップS304:NO)、ステップS301の処理へ戻り、CA接続を継続する。一方、PCellの基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBをPCellの周波数帯域のみで確保できていると判定した場合(ステップS304:YES)、ステップS305の処理へ進む。
(ステップS305)PCellの基地局10は、CA接続を解除し、PCellの周波数帯域のみで端末装置20と通信を行う(図4及び図7のステップS101の処理へ戻る)。
なお、上述した例では、PCellと1つのSCellによるCA接続から、該SCellの接続を解除する例を説明したが、PCellと複数のSCellによるCA接続から、一または複数のSCellの接続を解除してもよい。
例えば、端末装置20がPCell、SCell(A)、及びSCell(B)とCA接続中であったとすると、端末装置20で通信に必要なRBをPCellの周波数帯域のみで確保できるようになった場合、SCell(A)及びSCell(B)とのCA接続を解除して、PCellの基地局10と端末装置20とが通信を行ってもよい。また、端末装置20がPCell、SCell(A)、及びSCell(B)とCA接続中に、端末装置20で通信に必要なRBをPCellの周波数帯域とSCellの周波数帯域とで確保できるようになった場合、SCell(B)とのCA接続を解除して、PCellの基地局10とSCell(A)の基地局10と端末装置20とでCA接続による通信を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態による移動体通信システム1において、基地局10の通信制御部123は、CA接続中(同時に複数の周波数帯域を用いた通信接続中)に、CA接続中の一部の周波数帯域のみで必要なRB(通信リソース)が割り当てられると判定した場合、当該一部の周波数帯域以外の周波数帯域を用いた通信接続を解除する。これにより、基地局10は、CA接続中にRBの確保に必要のない周波数帯域を用いた通信接続を解除するので、無駄に複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行うことを抑制し、消費電力を抑えることができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態では、CA接続中に、必要なRBを確保できなくなったと基地局10が判断した場合に、基地局10がCA接続を解除する例を説明する。
図9は、本実施形態による移動体通信システム1の通信処理の一例を説明する説明図である。本実施形態による通信処理では、図示する(1)〜(3)の順に以下の処理が行われる。
(1)端末装置20は、PCellの基地局10とSCellの基地局10とのそれぞれの周波数帯域で同時に通信するCA接続中である。
(2)CA接続中において、PCellの基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBをPCellの周波数帯域とSCellの周波数帯域とで確保できているか否かを判定する。
(3)PCellの基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBをPCellの周波数帯域とSCellの周波数帯域とで確保できなくなったと判定した場合、SCellの周波数帯域でのCA接続を解除する。即ち、基地局10は、CA接続をしても十分にRBを確保できない場合には、端末装置20で通信に必要なRBの確保をあきらめる。これにより、PCellの基地局10は、CA接続を解除して端末装置20と通信を行う。
次に、本実施形態による通信制御処理の動作を説明する。
以下に説明するステップS311〜S315の通信制御処理は、CA接続中の処理であって、例えば図4及び図7のステップS300のCA接続処理に対応する。
(ステップS311)PCellの基地局10は、CA接続を開始すると、端末装置20へ送信するデータがあるか否かを判定する。送信するデータがない場合には(ステップS311:NO)、PCellの基地局10は、通信を終了する。一方、送信するデータがある場合には(ステップS311:YES)、CA接続による通信を行うとともに、ステップS312の処理に進む。
(ステップS312)PCellの基地局10は、端末装置20から端末リソース情報を取得し、ステップS313の処理に進む。
(ステップS313)PCellの基地局10は、現在の接続状況に応じてPCellの周波数帯域で端末装置20との通信に使用するRBを割り当てる。また、PCellの基地局10は、SCellの基地局10から、SCellの周波数帯域で割り当てられたRB(端末装置20との通信に使用するRB)の値を取得する。
(ステップS314)PCellの基地局10は、端末装置20から取得した端末リソース情報と、PCell及びSCellの周波数帯域での通信に割り当てたRBの値とに基づいて、端末装置20で通信に必要なRBを確保できなくなったか否かを判定する。そして、PCellの基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBを確保できていると判定した場合(ステップS314:NO)、ステップS311の処理へ戻り、CA接続を継続する。一方、PCellの基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBを確保できなくなったと判定した場合(ステップS314:NO)、ステップS315の処理へ進む。
(ステップS315)PCellの基地局10は、CA接続を解除し、PCellの周波数帯域のみで端末装置20と通信を行う(図4及び図7のステップS101の処理へ戻る)。
なお、上述した例では、端末装置20で通信に必要なRBを確保できなくなったか否かをPCellの基地局10が判定したが、SCellの基地局10が判定して判定結果をPCellの基地局10へ送信してもよい。
また、上述した例では、PCellと1つのSCellによるCA接続から、該SCellの接続を解除する例を説明したが、PCellと複数のSCellによるCA接続から、一または複数のSCellの接続を解除してもよい。例えば、端末装置20がPCell、SCell(A)、及びSCell(B)とCA接続中であったとすると、SCell(A)とSCell(B)とで十分なRBを確保できなくなった場合、SCell(A)とSCell(B)との接続を解除して、PCellの基地局10と端末装置20とが通信を行ってもよい。また、端末装置20がPCell、SCell(A)、及びSCell(B)とCA接続中に、SCell(B)で十分なRBを確保できなくなった場合には、SCell(B)の接続を解除して、PCell及びSCell(A)のそれぞれの基地局10と端末装置20とでCA接続による通信を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態による移動体通信システム1において、基地局10の通信制御部123は、CA接続中(同時に複数の周波数帯域を用いた通信接続中)に、端末装置20で通信に必要なRB(通信リソース)の大きさを割り当てられないと判定した場合、CA接続中の複数の周波数帯域のうちの一部の通信接続を解除する。これにより、基地局10は、CA接続中に、通信に必要なRBを確保できなくなった場合にはCA接続を解除する(通信に必要なRBの確保をあきらめる)ので、無駄に複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行うことを抑制し、消費電力を抑えることができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
本実施形態では、PCellの基地局10がCA接続要求を送信しない場合であっても、端末装置20からCA接続要求を取得した場合にはCA接続を行う。例えば、PCellの基地局10は、CA接続を行わなくても端末装置20で通信に必要なRBを確保できることによりCA接続要求を送信しない場合(第1の実施形態参照)、またはCA接続中にCA接続を行わなくても端末装置20で通信に必要なRBを確保できるようになったことによりCA接続を解除した場合(第3の実施形態参照)であっても、その後、端末装置20からCA接続要求を取得した場合にはCA接続を行う。例えば、端末装置20は。例えば、アプリケーションのダウンロードを開始したこと等により一定時間以上継続的に必要なRBが増大した場合に、接続中のPCellの基地局10に対してCA接続要求を送信する。
このように、本実施形態による移動体通信システム1において、基地局10は、一旦CA接続(同時に複数の周波数帯域を用いた通信接続)を行わないと判断した場合でも、端末装置20で必要なRB(通信リソース)が増大したときにはCA接続に移行するので、必要に応じて複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行うことができる。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
本実施形態では、PCellの基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBが所定の閾値未満の場合のみ、より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続の要求を端末装置20に出力する。即ち、基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBが所定の閾値以上の場合にはCA接続要求を送信しない。または、PCellの基地局10は、端末装置20で通信に必要なRBが所定の閾値以上の場合には、端末装置20からCA接続要求を取得しても拒否する。即ち、本実施形態では、端末装置20で通信に必要なRBが所定の閾値以上の場合にはRBの確保をあきらめる。ここで、所定の閾値は、CA接続したとしても確保できないRBの大きさであると判定するための閾値であって、移動体通信システム1の通信仕様に応じて任意に設定することができる。
このように、本実施形態による移動体通信システム1において、基地局10の通信制御部123は、端末装置20が通信に必要とするRB(通信リソース)の大きさが所定の閾値以上の場合、CA接続要求を端末装置20に出力しないので、無駄に複数の周波数帯域を同時に使用して通信を行うことを抑制し、消費電力を抑えることができる。
なお、上述した実施形態における基地局10または端末装置20の一部、例えば、制御部120または端末制御部220の機能をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、基地局10または端末装置20に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。例えば、上述の第1から第6の実施形態において説明した各構成は、任意に組み合わせることができる。
また、上記実施形態において、基地局10が、端末装置20から通信に必要なRB(通信リソース)の大きさを示す端末リソース情報を取得する例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、基地局10は、端末装置20が必要とするRB(通信リソース)の大きさを知っている場合には、上記端末リソース情報を端末装置20から取得しなくてもよい。ここで、端末装置20が必要とするRB(通信リソース)の大きさを知っている場合とは、例えば、基地局10が自律的に端末装置20に対してプッシュ配信を行う場合等である。
また、上記実施形態では、LTE−AにおけるCA(キャリアアグリゲーション)を例にして説明したが、これに限られるものではなく、例えば、リンクアグリゲーション(LTE、WiFi(登録商標)、3Gなど異なるネットワークとのアグリゲーション)や、ヘテロジーニアスネットワーク環境(様々なネットワークが混在する環境)下などでも適用可能である。
1 移動体通信システム、10 基地局、20 端末装置、110 通信部、111 送信部、112 受信部、120 制御部、121 取得部、122 RB割当部、123 通信制御部、201 表示部、202 操作受付部、210 端末通信部、211 送信部、212 受信部、220 端末制御部

Claims (8)

  1. 同時に複数の周波数帯域を用いて複数の基地局と通信接続が可能な端末装置と通信する基地局であって、
    前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさを示す端末リソース情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記端末リソース情報と、通信に使用する周波数帯域において通信に割り当て可能な通信リソースの大きさを示す情報とに基づいて、いくつの周波数帯域を同時に用いて通信接続を行うかを制御する制御部と、
    を備える基地局。
  2. 前記制御部は、
    前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさを前記通信に使用する周波数帯域において割り当てられたか否かを判定し、該割り当てられなかったと判定した場合のみ、より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続の要求を前記端末装置に出力する、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記制御部は、
    前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさを前記より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続を行うことで割り当てられると判定した場合のみ、前記より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続の要求を前記端末装置に出力する、
    請求項2に記載の基地局。
  4. 前記制御部は、
    前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさが所定の閾値未満の場合のみ、前記より多くの周波数帯域を同時に用いた通信接続の要求を前記端末装置に出力する、
    請求項2または請求項3に記載の基地局。
  5. 前記制御部は、
    前記同時に複数の周波数帯域を用いた通信接続中に、通信接続中の一部の周波数帯域のみで必要な通信リソースが割り当てられると判定した場合、当該一部の周波数帯域以外の周波数帯域を用いた通信接続を解除する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の基地局。
  6. 前記制御部は、
    前記同時に複数の周波数帯域を用いた通信接続中に、前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさを割り当てられないと判定した場合、通信接続中の複数の周波数帯域のうちの一部の通信接続を解除する、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の基地局。
  7. 同時に複数の周波数帯域を用いて複数の基地局と通信接続が可能な端末装置と通信する基地局における通信制御方法であって、
    取得部が、前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさを示す端末リソース情報を取得する取得過程と、
    制御部が、前記取得部が取得した前記端末リソース情報と、通信に使用する周波数帯域において通信に割り当て可能な通信リソースの大きさを示す情報とに基づいて、いくつの周波数帯域を同時に用いて通信接続を行うかを制御する制御過程と、
    を含む通信制御方法。
  8. 同時に複数の周波数帯域を用いて複数の基地局と通信接続が可能な端末装置と通信する基地局としてのコンピュータに、
    前記端末装置が通信に必要とする通信リソースの大きさを示す端末リソース情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順で取得した前記端末リソース情報と、通信に使用する周波数帯域において通信に割り当て可能な通信リソースの大きさを示す情報とに基づいて、いくつの周波数帯域を同時に用いて通信接続を行うかを制御する制御手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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