JP6510859B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気管にガスを供給する供給デバイスを備えた車両用制御装置に関する。
エンジンの吸気管にガスを供給する供給デバイスとして、排気管から吸気管に排出ガスを供給する排気再循環システムや、燃料タンクから吸気管に蒸発燃料ガスを供給するエバポパージシステム等がある(特許文献1参照)。これらの供給デバイスにおいては、吸気管圧力が十分に低下したとき、つまり吸気管圧力と大気圧との圧力差が十分に拡大したときに、吸気管に対して排出ガスや蒸発燃料ガス等が供給される。これにより、吸気管に対して排出ガスや蒸発燃料ガス等を円滑に供給することができる。
特開2009−220603号公報
ところで、エンジンの吸入空気量は走行状況に応じて増減するため、走行状況によっては吸気管圧力が十分に低下していないことも多い。このように、吸気管圧力は走行状況に左右されることから、排気再循環システム等の供給デバイスを適切に機能させることが困難となっていた。また、大気圧が低下する高地走行時においても、吸気管圧力と大気圧との圧力差を十分に拡大させることが困難であることから、排気再循環システム等の供給デバイスを適切に機能させることが困難となっていた。
本発明の目的は、供給デバイスを適切に機能させることにある。
本発明の車両用制御装置は、エンジンの吸気管にガスを供給する供給デバイスを備えた車両用制御装置であって、前記エンジンの目標トルクを設定する目標設定部と、前記吸気管内の吸気管圧力と、前記供給デバイスから要求される前記吸気管内の目標圧力と、の圧力差に基づいて、前記エンジンのトルク制限値を設定する制限値設定部と、前記トルク制限値に基づいて、前記目標トルクを制限する目標制限部と、を有し、前記制限値設定部は、前記吸気管圧力が前記目標圧力を上回って前記圧力差が拡大するほどに、前記トルク制限値を下げて設定する。
本発明によれば、吸気管内の吸気管圧力に基づいてエンジンのトルク制限値を設定し、トルク制限値に基づいて目標トルクを制限したので、吸気管圧力を下げることができる。これにより、供給デバイスを適切に機能させることができる。
本発明の一実施の形態である車両用制御装置を示す図である。 エンジンおよびその制御系の一例を示す図である。 エンジンコントローラの構成例を示すブロック図である。 制御用トルクと吸気管負圧との推移の一例を示す説明図である。 トルクガード制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。 トルクガード制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。 圧力差とガード増減値との関係を示す図である。 トルクガード制御の実行状況の一例を示すタイミングチャートである。 (a)〜(c)は、モータジェネレータの協調制御過程の一例を示す説明図である。 (a)〜(c)は、無段変速機の協調制御過程の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である車両用制御装置10を示す図である。図1に示すように、車両用制御装置10には、動力源としてエンジン11およびモータジェネレータ12を備えたパワーユニット13が設けられている。すなわち、パワーユニット13には、内燃機関であるエンジン11の他に、動力源として電動モータであるモータジェネレータ12が設けられている。パワーユニット13は無段変速機(変速機)14を有しており、無段変速機14はプライマリプーリ15およびセカンダリプーリ16を備えている。プライマリプーリ15の一方側には、入力クラッチ17およびトルクコンバータ18を介してエンジン11が連結されている。また、プライマリプーリ15の他方側には、モータジェネレータ12のロータ19が連結されている。さらに、セカンダリプーリ16には、出力クラッチ20、駆動輪出力軸21およびディファレンシャル機構22を介して駆動輪23が連結されている。
車両用制御装置10には、パワーユニット13の作動状態を制御するため、複数の電子制御ユニットつまりコントローラ30〜32が設けられている。コントローラとして、エンジンコントローラ30、ミッションコントローラ31、モータコントローラ32が設けられている。エンジンコントローラ30は、補機33等に対して制御信号を出力し、エンジン11の作動状態を制御する。ミッションコントローラ31は、バルブボディ34に制御信号を出力し、無段変速機14やクラッチ17,20等の作動状態を制御する。そして、モータコントローラ32は、インバータ35に制御信号を出力し、モータジェネレータ12の作動状態を制御する。さらに、車両用制御装置10には、コントローラとして、各種コントローラ30〜32を統括するハイブリッドコントローラ36が設けられている。ハイブリッドコントローラ36は、運転手の操作状態や車両の走行状態に基づいて、エンジン11、モータジェネレータ12、無段変速機14等の作動状態を決定し、各コントローラ30〜32に制御信号を出力する。
これらのコントローラ30〜32,36は、CPU、ROM、RAM等によって構成されるマイクロコンピュータや、各種アクチュエータに対する制御電流を生成する駆動回路部等を有している。また、各コントローラ30〜32,36は、CANやLIN等の車載ネットワーク37を介して互いに接続されている。この車載ネットワーク37には、後述する各種センサから走行状態を示す各種パラメータが送信されている。
車両用制御装置10は、パワーユニット13の動作モードとして、モータ走行モードおよびパラレル走行モードを有している。モータ走行モードを実行する際には、入力クラッチ17が解放されて出力クラッチ20が締結される。モータ走行モードにおいては、エンジン11を停止させてモータジェネレータ12の動力のみが駆動輪23に伝達される。パラレル走行モードを実行する際には、入力クラッチ17および出力クラッチ20が締結される。パラレル走行モードにおいては、エンジン11およびモータジェネレータ12の動力が駆動輪23に伝達される。さらに、パラレル走行モードにおいて、モータジェネレータ12を空転させることにより、エンジン11の動力のみを駆動輪23に伝達しても良い。
[エンジンの制御系]
続いて、エンジン11の制御系について詳細に説明する。図2はエンジン11およびその制御系の一例を示す図である。図2に示すように、エンジン11は、図示しないクランク軸にコネクティングロッド40を介して連結されるピストン41と、ピストン41を収容するシリンダ42と、を有している。また、エンジン11のシリンダヘッド43には、燃焼室44に開口する吸気ポート45および排気ポート46が形成されている。シリンダヘッド43の吸気ポート45には吸気管47が接続されており、シリンダヘッド43の排気ポート46には排気管48が接続されている。
吸気管47には、吸入空気量を調整するスロットルボディ50が設けられている。スロットルボディ50は、吸気管47の開口面積を変化させるスロットルバルブ51を有している。スロットルバルブ51は、吸気管47の開口面積を最小にする全閉位置から、吸気管47の開口面積を最大にする全開位置まで、回動自在にスロットルボディ50に組み付けられている。スロットルバルブ51の作動位置を制御することにより、吸気管47の開口面積を自在に変化させることができ、吸気ポート45に流入する吸入空気量を制御することができる。また、スロットルボディ50は、スロットルバルブ51を回動させるアクチュエータとしてスロットルモータ52を備えている。なお、吸気管47には、エアクリーナ53が取り付けられている。
エンジン11には、供給デバイスとして、排気管48から吸気管47に排出ガス(ガス)を供給する排気再循環システム60(以下、EGRシステムと記載する。)が設けられている。EGRシステム60は、排気管48に接続される第1EGR配管61と、吸気管47に接続される第2EGR配管62と、第1EGR配管61および第2EGR配管62を接続するEGRバルブ63と、を有している。EGRバルブ63を開放側に制御することにより、排気管48からEGR配管61,62を経て吸気管47に案内される排出ガス量を増加させることができる。一方、EGRバルブ63を閉塞側に制御することにより、排気管48からEGR配管61,62を経て吸気管47に案内される排出ガス量を減少させることができる。なお、EGRとは、「Exhaust Gas Recirculation」である。
また、エンジン11には、供給デバイスとして、燃料タンク71からの蒸発燃料ガス(ガス)を吸気管47に供給する蒸発燃料処理システム70(以下、パージシステムと記載する。)が設けられている。パージシステム70は、燃料タンク71に接続される第1パージ配管72と、第1パージ配管72に接続されるキャニスタ73と、を有している。また、パージシステム70は、吸気管47に接続される第2パージ配管74と、第2パージ配管74に接続されるパージバルブ75と、を有している。さらに、パージシステム70は、キャニスタ73とパージバルブ75とを接続する第3パージ配管76を有している。キャニスタ73には活性炭が封入されており、燃料タンク71から放出される蒸発燃料ガスはキャニスタ73に対して一時的に蓄えられる。パージバルブ75を開放側に制御することにより、キャニスタ73からパージ配管76,74を経て吸気管47に蒸発燃料ガスを供給することができる。一方、パージバルブ75を閉塞側に制御することにより、吸気管47に対する蒸発燃料ガスの供給は遮断される。
スロットルボディ50、EGRシステム60およびパージシステム70等は、前述したエンジンコントローラ30によって制御される。エンジンコントローラ30には、ハイブリッドコントローラ36からエンジン11に対する目標トルクが入力される。そして、エンジンコントローラ30は、エンジン11に対する目標トルクに出力トルクを追従させるため、目標トルクに基づいてスロットルバルブ51を制御し、エンジン11の吸入空気量を調整する。ここで、目標トルクとは、エンジン11に対して出力が要求されるエンジントルクであり、要求トルクとも呼ばれている。また、出力トルクとは、エンジン11から実際に出力されるエンジントルクであり、実トルクとも呼ばれている。
エンジンコントローラ30には、スロットルバルブ51の作動位置つまりスロットル開度を検出するスロットルセンサ80、吸気管47を通過する吸入空気量を検出するエアフローセンサ81、吸気管47内の吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサ82、大気圧を検出する大気圧センサ83が接続されている。また、エンジンコントローラ30には、アクセルペダル84の操作量(以下、アクセル開度と記載する。)を検出するアクセルセンサ85、クランク軸の回転速度つまりエンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ86、車両の走行速度つまり車速を検出する車速センサ87等が接続されている。これらのセンサは、エンジンコントローラ30に対し、直接的に或いは車載ネットワーク37を介して間接的に接続されている。
[エンジンのトルク追従制御]
続いて、目標トルクに出力トルクを追従させるエンジン11のトルク追従制御について説明する。ここで、図3はエンジンコントローラ30の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、エンジンコントローラ30は、目標トルク制限部(目標制限部)90、目標空気量設定部91、フィードバック係数算出部92、および目標開口面積算出部93を有している。また、エンジンコントローラ30はトルクガード設定部(制限値設定部)94を有しており、このトルクガード設定部94は後述するトルクガード制御で用いられるトルクガード値(トルク制限値)TGDを設定する。
まず、車両全体を統括するハイブリッドコントローラ36は、アクセルセンサ85から入力されるアクセル開度Accや車速センサ87から入力される車速V等に基づいて、パワーユニット13に要求される総出力トルクを決定する。そして、ハイブリッドコントローラ36は、エンジン11に対する目標トルクTE1、モータジェネレータ12に対する目標トルクTM1、無段変速機14に対する目標変速比TR1等を決定する。すなわち、目標設定部として機能するハイブリッドコントローラ36は、決定された総出力トルクをパワーユニット13から出力するため、エンジン11、モータジェネレータ12および無段変速機14の制御目標を決定し、各コントローラに制御信号として出力する。例えば、ハイブリッドコントローラ36は、アクセル開度が増加する程に、目標トルクTE1,TM1を増加させ、目標変速比TR1を減速させる一方、アクセル開度が減少する程に、目標トルクTE1,TM1を減少させ、目標変速比TR1を増速させる。
このように、ハイブリッドコントローラ36から送信される目標トルクTE1は、エンジンコントローラ30の目標トルク制限部90によって受信される。目標トルク制限部90は、後述するトルクガード制御に基づいて、必要に応じて目標トルクTE1を制限し、或いは目標トルクTE1を維持し、スロットルバルブ51を制御するための制御用トルクTteを設定する。なお、目標トルクTE1を制限するトルクガード制御については後述する。次いで、目標空気量設定部91は、目標トルク制限部90から入力される制御用トルクTteに基づいて、吸入空気量の目標値である目標吸入空気量Tgnを設定する。目標空気量設定部91は、制御用トルクTteが増加する程に、設定する目標吸入空気量Tgnを増加させる一方、制御用トルクTteが減少する程に、設定する目標吸入空気量Tgnを減少させる。
フィードバック係数算出部92には、エアフローセンサ81から実際の吸入空気量GNが入力され、目標空気量設定部91から目標吸入空気量Tgnが入力される。このフィードバック係数算出部92は、目標吸入空気量Tgnを吸入空気量GNで除算し、フィードバック係数αを算出する(α=Tgn/GN)。また、目標開口面積算出部93には、スロットルセンサ80から現在のスロットル開度TOが入力され、フィードバック係数算出部92からフィードバック係数αが入力される。目標開口面積算出部93は、スロットル開度TOから現在の吸気管47の開口面積OAを算出し、この開口面積OAにフィードバック係数αを乗算する。このように、目標開口面積算出部93は、吸気管47の開口面積の目標値である目標開口面積Toaを算出する(Toa=OA×α)。
また、エンジンコントローラ30は、スロットル制御部95を有している。スロットル制御部95は、目標開口面積Toaに基づき目標スロットル開度Ttoを設定し、目標スロットル開度Ttoをスロットルモータ52に送信する。そして、スロットルモータ52は、目標スロットル開度Ttoに基づきスロットルバルブ51の作動位置を制御し、吸気管47を通過する吸入空気量を目標吸入空気量Tgnに向けて増減させる。このように、スロットルボディ50を制御して吸入空気量を増減させることにより、目標吸入空気量Tgnに応じた出力トルクを得ることができ、制御用トルクTteに向けて出力トルクを制御することができる。
すなわち、エンジンコントローラ30は、制御用トルクTteに基づいてスロットルバルブ51を制御することにより、制御用トルクTteに出力トルクを追従させるトルク追従制御を実行している。このトルク追従制御とは、制御用トルクTteに応じて出力トルクを制御する所謂トルクデマンド制御である。なお、エンジンコントローラ30は、所定時間毎に入力される目標トルクTE1に基づき制御用の制御用トルクTteを設定し、この制御用トルクTteに基づき目標スロットル開度Ttoを更新する。
[制御用トルクTteと吸気管負圧Piとの関係]
続いて、制御用トルクTteと吸気管負圧Piとの関係について説明する。図4は制御用トルクTteと吸気管負圧Piとの推移の一例を示す説明図である。なお、吸気管負圧Piとは、大気圧を基準とするゲージ圧であり、吸気管圧力から大気圧を減算した圧力である。つまり、吸気管負圧Piは、ゲージ圧で示した吸気管圧力である。また、本明細書において、吸気管負圧Piが増加するということは、吸気管圧力が減少つまり下がることを意味しており、吸気管負圧Piが減少するということは、吸気管圧力が増加つまり上がることを意味している。
図4に矢印aで示すように、制御用トルクTteが増加する程に、吸気管負圧Piは減少している。一方、図4に矢印bで示すように、制御用トルクTteが減少する程に、吸気管負圧Piは増加している。すなわち、図4に矢印aで示すように、制御用トルクTteが増加する場合には、スロットルバルブ51を開き側に制御して目標吸入空気量Tgnを増加させることから、吸気管負圧Piが減少つまり吸気管圧力が上がることになる。一方、図4に矢印bで示すように、制御用トルクTteが減少する場合には、スロットルバルブ51を閉じ側に制御して目標吸入空気量Tgnを減少せることから、吸気管負圧Piが増加つまり吸気管圧力が下がることになる。
また、図4に示すように、吸気管47内の目標圧力として、所定の目標確保圧力Px(例えば、−60[mmHg])が設定されている。この目標確保圧力は、吸気管47に排出ガスを供給するEGRシステム60や、吸気管47に蒸発燃料ガスを供給するパージシステム70から要求される目標圧力である。排出ガスや蒸発燃料ガスは、大気圧によって吸気管47に押し込まれるため、吸気管負圧Piが減少している場合には、吸気管47に排出ガスや蒸発燃料ガスを供給することが困難になる。すなわち、図4に符号Xで示すように、吸気管負圧Piが目標確保圧力Pxよりも減少する領域では、EGRシステム60やパージシステム70を適切に作動させることが困難であった。そこで、エンジンコントローラ30は、EGRシステム60やパージシステム70から要求される吸気管負圧Piを確保するため、ハイブリッドコントローラ36から送信される目標トルクTE1を、必要に応じて制限するトルクガード制御を実行する。
[トルクガード制御の実行手順]
続いて、トルクガード制御の実行手順について説明する。図5および図6はトルクガード制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。図5に示すように、ステップS10では、車両の制御モードが燃費優先モードであるか否かが判定される。エンジンコントローラ30は、例えばアクセル開度Accに基づいて、燃費優先モードであるか否かを判定する。エンジンコントローラ30は、アクセル開度Accが所定の閾値を下回る場合に、運転手が加速走行を要求していないと判断して燃費優先モードを選択する。一方、エンジンコントローラ30は、アクセル開度Accが所定の閾値を上回る場合に、運転手が加速走行を要求していると判断して出力優先モードを選択する。なお、燃費優先モードにおいては、エンジン11の燃費を向上させるため、EGRシステム60が積極的に活用されている。また、燃費優先モードにおいては、吸気管負圧Piを確保し易いことから、パージシステム70が積極的に活用されている。
ステップS10において、燃費優先モードであると判定された場合には、ステップS11に進み、エンジン運転中であるか否かが判定される。ステップS11において、エンジン運転中であると判定された場合には、ステップS12に進み、目標トルクTE1を制限するガード処理が実行される。このように、車両の制御モードが燃費優先モードであり、かつエンジン運転中である場合には、ステップS12に進み、目標トルクTE1を制限するガード処理が実行される。一方、ステップS10において、出力優先モードであると判定された場合や、ステップS11において、エンジン停止中やエンジン始動中であると判定された場合には、ステップS13に進み、ガード処理は停止される。
続いて、図6のフローチャートを用いてガード処理について説明する。図6に示すように、ステップS20では、吸気管負圧Piから目標確保圧力Pxを減算して圧力差ΔPが算出される。なお、目標確保圧力Pxについても、吸気管負圧Piと同様に、大気圧を基準とするゲージ圧である。次いで、ステップS21では、圧力差ΔPに基づいて、ガード増減値G1が算出される。ここで、図7は圧力差ΔPとガード増減値G1との関係を示す図である。図7に示すように、圧力差ΔPが正側に大きく算出される場合、つまり吸気管負圧Piが確保されずに不足する場合に、ガード増減値G1は負側に小さく算出される。一方、圧力差ΔPが負側に小さく算出される場合、つまり吸気管負圧Piが確保される場合に、ガード増減値G1は正側に大きく算出される。なお、吸気管負圧Piと目標確保圧力Pxとが一致し、圧力差ΔPが「0」として算出された場合には、ガード増減値G1は「0」として算出される。また、図7の拡大部分に示すように、圧力差ΔPが拡大する程に、ガード増減値G1の変化量は大きく設定されている(|Gb|>|Ga|)。
次いで、ステップS22では、吸気管負圧Piが、ガード有効領域に含まれるか否かが判定される。ここで、図4に黒塗りの矢印で示すように、ガード有効領域とは、所定圧力である第1負圧閾値PM1(例えば、−100[mmHg])や、所定圧力である第2負圧閾値PM2(例えば、−150[mmHg])よりも、吸気管負圧Piが減少する(絶対圧力が上昇する)領域である。また、図8に示すように、ガード有効領域にはヒステリシスが設定されている。すなわち、吸気管負圧Piが減少する過程においては、吸気管負圧Piが第1負圧閾値PM1を超えて減少すると、ガード有効領域に含まれる。一方、吸気管負圧Piが増加する過程においては、吸気管負圧Piが第2負圧閾値PM2を超えて増加するまで、ガード有効領域が維持されることになる。
ステップS22において、吸気管負圧Piが、ガード有効領域から外れると判定された場合、つまり吸気管負圧Piが、ガード無効領域に含まれると判定された場合には、ステップS23に進み、目標トルクTE1を制限するためのトルクガード値TGDが、所定の最大値Tmax(例えば、500Nm)に設定される。一方、ステップS22において、吸気管負圧Piが、ガード有効領域であると判定された場合には、ステップS24に進み、ガード無効領域からガード有効領域に移行した直後であるか否かが判定される。ステップS24において、ガード有効領域への移行直後であると判定された場合には、ステップS25に進み、トルクガード値TGDが、直近の制御用トルクTteに設定される。
また、ステップS24において、ガード有効領域への移行直後ではないと判定された場合には、ステップS26に進み、ガード増減値G1を用いて直近のトルクガード値TGDが更新される(TGD(n)=TGD(n−1)+G1)。すなわち、図7に示すように、圧力差ΔPが正側に算出されており、吸気管負圧Piが不足する状況においては、ガード増減値G1は負側に算出されるため、トルクガード値TGDが下げて更新される。一方、圧力差ΔPが負側に算出されており、吸気管負圧Piが充足する状況においては、ガード増減値G1は正側に算出されるため、トルクガード値TGDが上げて更新される。なお、圧力差ΔPが「0」であり、吸気管負圧Piと目標確保圧力Pxとが一致する状況においては、ガード増減値G1が「0」として算出されるため、トルクガード値TGDがそのまま維持されることになる。
このように、ステップS23,S25,S26において、トルクガード値TGDが設定されると、ステップS27に進み、トルクガード値TGDに基づいて目標トルクTE1が制限される。ステップS27においては、目標トルクTE1がトルクガード値TGDを上回る場合には、トルクガード値TGDが制御用トルクTteとして設定される。また、目標トルクTE1がトルクガード値TGDを下回る場合には、目標トルクTE1が制御用トルクTteとして設定される。このように、吸気管負圧Piが、ガード無効領域であると判定された場合には、トルクガード値TGDが大幅に引き上げられるため、目標トルクTE1がそのまま制御用トルクTteとして設定される。一方、吸気管負圧Piが、ガード有効領域であると判定された場合には、吸気管負圧Piに基づいてトルクガード値TGDが引き下げられるため、目標トルクTE1がトルクガード値TGDによって制限され、制御用トルクTteとして設定される。
[トルクガード制御の実行状況]
続いて、トルクガード制御の実行状況を示したタイミングチャートについて説明する。図8はトルクガード制御の実行状況の一例を示すタイミングチャートである。なお、図8においては、図面の理解を容易にするため、重なる線をずらして記載している。図8に符号A1で示すように、吸気管負圧Piが第1負圧閾値PM1を超えて減少すると、ガード無効領域からガード有効領域に切り替えられる。このように、吸気管負圧Piがガード有効領域に入ると、符号B1で示すように、トルクガード値TGDが、最大値Tmaxから直近の制御用トルクTteに引き下げられる。そして、符号C1で示すように、吸気管負圧Piと目標確保圧力Pxとの圧力差ΔPが負側に算出されると、ガード増減値G1によって直近のトルクガード値TGDが引き下げられて更新される。これにより、矢印αで示すように、大きな目標トルクTE1が指示されていたとしても、トルクガード値TGDによって目標トルクTE1が制限され、制御用トルクTteが下げられて設定される。
このように、制御用トルクTteを下げることにより、スロットルバルブ51を閉じ側に制御することができるため、矢印βで示すように、吸気管負圧Piを増加させることができる。すなわち、吸気管負圧Piが目標確保圧力Pxを超えて減少するような目標トルクTE1が指示された場合であっても、トルクガード値TGDによって目標トルクTE1を制限することにより、目標確保圧力Pxを維持するように吸気管負圧Piを制御することができる。また、吸気管負圧Piの確保が困難になる高地走行時においても、トルクガード値TGDによって目標トルクTE1を制限することにより、目標確保圧力Pxを維持するように吸気管負圧Piを制御することができる。これにより、EGRシステム60による排出ガスの供給機会や、パージシステム70による蒸発燃料ガスの供給機会を確保することができ、EGRシステム60やパージシステム70を適切に制御することができる。また、EGRシステム60による排出ガスの供給機会を確保することができるため、エンジン11の燃料消費量を抑制することが可能である。
続いて、図8に符号C2で示すように、吸気管負圧Piと目標確保圧力Pxとの圧力差ΔPが正側に算出されると、ガード増減値G1によって直近のトルクガード値TGDが引き上げられて更新される。これにより、トルクガード値TGDによる目標トルクTE1の制限が緩和され、制御用トルクTteが目標トルクTE1に近づけられる。そして、符号A2で示すように、吸気管負圧Piが第2負圧閾値PM2を超えて増加すると、ガード有効領域からガード無効領域に切り替えられる。このように、吸気管負圧Piがガード無効領域に入ると、符号B2で示すように、トルクガード値TGDが最大値Tmaxまで引き上げられる。このように、ガード無効領域においては、目標トルクTE1が指示されることのない値に、トルクガード値TGDが引き上げられることから、目標トルクTE1がそのまま制御用トルクTteとして設定されることになる。
[ガード処理に伴う協調制御]
続いて、トルクガード制御のガード処理に併せて実行される協調制御について説明する。前述したように、トルクガード制御においては、吸気管負圧Piを確保するため、制御用トルクTteを引き下げている。すなわち、エンジン11の出力トルクが引き下げられることから、運転手に違和感を与えてしまうおそれがある。そこで、ハイブリッドコントローラ36は、運転手に違和感を与えることのないように、トルクガード制御のガード処理に併せて、モータジェネレータ12の目標トルクTM1や、無段変速機14の目標変速比TR1を制御している。
図9(a)〜(c)はモータジェネレータ12の協調制御過程の一例を示す説明図である。図9(a)に示すように、ハイブリッドコントローラ36は、アクセル開度や車速等に基づいて、パワーユニット13に要求される総出力トルクTPUを決定する。そして、ハイブリッドコントローラ36は、パワーユニット13から総出力トルクTPUを出力させるため、エンジン11の目標トルクTE1、およびモータジェネレータ12の目標トルクTM1を設定して送信する。次いで、図9(b)に示すように、エンジンコントローラ30によってガード処理が実行されると、エンジンコントローラ30からハイブリッドコントローラ36に、トルクガード後の制御用トルクTteが送信される。
そして、ハイブリッドコントローラ36がガード処理後の制御用トルクTteを受信すると、図9(c)に示すように、ハイブリッドコントローラ36は、エンジン11の目標トルクTE2、およびモータジェネレータ12の目標トルクTM2を再設定して送信する。すなわち、エンジン11の目標トルクTE2が引き下げられ、モータジェネレータ12の目標トルクTM2が引き上げられる。これにより、トルクガード制御に伴うエンジントルクの低下を補うように、モータジェネレータ12のモータトルクが引き上げられる。このように、目標トルクTM2の再設定を行うことにより、トルクガード制御が実行された場合であっても、総出力トルクTPUが大きく減少することはなく、運転手の違和感を抑制することができる。
図10(a)〜(c)は無段変速機14の協調制御過程の一例を示す説明図である。図10(a)に示すように、ハイブリッドコントローラ36は、アクセル開度や車速等に基づいて、パワーユニット13に要求される総出力トルクTPUを決定する。そして、ハイブリッドコントローラ36は、パワーユニット13から総出力トルクTPUを出力させるため、エンジン11の目標トルクTE1、および無段変速機14の目標変速比TR1を設定して送信する。次いで、図10(b)に示すように、エンジンコントローラ30によってガード処理が実行されると、エンジンコントローラ30からハイブリッドコントローラ36に、トルクガード後の制御用トルクTteが送信される。
そして、ハイブリッドコントローラ36がガード処理後の制御用トルクTteを受信すると、図10(c)に示すように、ハイブリッドコントローラ36は、エンジン11の目標トルクTE2、および無段変速機14の目標変速比TR2を再設定して送信する。すなわち、エンジン11の目標トルクTE2が引き下げられ、無段変速機14の目標変速比が減速側(ロー側)に設定される。これにより、トルクガード制御に伴うエンジントルクの低下を補うように、無段変速機14によってエンジン回転数が引き上げられる。このように、目標変速比の再設定を行うことにより、トルクガード制御が実行された場合であっても、総出力トルクTPUが大きく減少することはなく、運転手の違和感を抑制することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の説明では、エンジン11とモータジェネレータ12とを備えたハイブリッド車両に対して、本発明の車両用制御装置10を適用しているが、これに限られることはなく、エンジン11を備えた車両であれば、如何なる車両に対して本発明の車両用制御装置を適用しても良い。また、前述の説明では、エンジンコントローラ30によって、ハイブリッドコントローラ36からの目標トルクTE1を直接的に制限しているが、これに限られることはない。例えば、目標空気量Tgnや目標開口面積Toa等を制限することにより、ハイブリッドコントローラ36から送信された目標トルクTE1を間接的に制限しても良い。
前述の説明では、供給デバイスとして、EGRシステム60とパージシステム70とを搭載しているが、これに限られることはなく、EGRシステム60だけを搭載しても良く、パージシステム70だけを搭載しても良い。さらに、供給デバイスとしては、EGRシステム60やパージシステム70に限られることはなく、他のガスを吸気管47に供給する供給デバイスであっても良い。図9に示す例では、エンジン11のトルクガード制御に併せて、モータジェネレータ12の協調制御を実行している。また、図10に示す例では、エンジン11のトルクガード制御に併せて、無段変速機14の協調制御を実行している。これらの例に限られることはなく、エンジン11のトルクガード制御に併せて、モータジェネレータ12と無段変速機14との双方の協調制御を実行しても良いことはいうまでもない。
10 車両用制御装置
11 エンジン
12 モータジェネレータ(動力源)
14 無段変速機(変速機)
30 エンジンコントローラ
36 ハイブリッドコントローラ(目標設定部)
47 吸気管
51 スロットルバルブ
60 排気再循環システム(供給デバイス)
70 蒸発燃料処理システム(供給デバイス)
90 目標トルク制限部(目標制限部)
94 トルクガード設定部(制限値設定部)
95 スロットル制御部
TGD トルクガード値(トルク制限値)
TE1 目標トルク
Pi 吸気管負圧(吸気管圧力)
Px 目標確保圧力(目標圧力)
ΔP 圧力差

Claims (8)

  1. エンジンの吸気管にガスを供給する供給デバイスを備えた車両用制御装置であって、
    前記エンジンの目標トルクを設定する目標設定部と、
    前記吸気管内の吸気管圧力と、前記供給デバイスから要求される前記吸気管内の目標圧力と、の圧力差に基づいて、前記エンジンのトルク制限値を設定する制限値設定部と、
    前記トルク制限値に基づいて、前記目標トルクを制限する目標制限部と、
    を有し、
    前記制限値設定部は、前記吸気管圧力が前記目標圧力を上回って前記圧力差が拡大するほどに、前記トルク制限値を下げて設定する、
    車両用制御装置。
  2. 請求項1記載の車両用制御装置において、
    前記制限値設定部は、前記吸気管圧力が前記目標圧力を下回って前記圧力差が拡大するほどに、前記トルク制限値を上げて設定する、車両用制御装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用制御装置において、
    前記制限値設定部は、前記吸気管圧力が前記目標圧力よりも小さい所定圧力以上になった場合に、前記トルク制限値を前記吸気管圧力と前記目標圧力との圧力差に基づいて設定する、車両用制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用制御装置において、
    前記目標トルクに基づいて、前記吸気管のスロットルバルブを制御するスロットル制御部、を有し、
    前記スロットル制御部は、前記目標トルクが制限された場合に、前記スロットルバルブを閉じ側に制御して前記吸気管圧力を下げる、車両用制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用制御装置において、
    前記目標設定部は、前記目標トルクが制限された場合に、前記トルク制限値に基づき前記目標トルクを再設定する、車両用制御装置。
  6. 請求項5記載の車両用制御装置において、
    前記目標設定部は、前記目標トルクが再設定される場合に、前記エンジン以外の動力源の目標トルクを増加側に再設定する、車両用制御装置。
  7. 請求項5または6記載の車両用制御装置において、
    前記目標設定部は、前記目標トルクが再設定される場合に、変速機の目標変速比を減速側に再設定する、車両用制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用制御装置において、
    前記供給デバイスは、前記吸気管に排出ガスと蒸発燃料ガスとの少なくともいずれか一方を供給する、車両用制御装置。
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