JP6509716B2 - 行動計画立案・実行支援装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された旅行行程作成装置は、旅行行程が予定時間内に収まらない場合には、手動、半自動、又は自動で旅行行程の再構成を行うことを可能にすることが開示されている。
特許文献2に記載された旅行プラン作成装置において、実行時間調整部343は、横軸を時間軸とするタイムテーブルT上に表示される特定のボタンP1(イベントの実行時間帯の開始時刻)又はP2(イベントの実行時間帯の終了時刻)がユーザーによりドラッグされることにより実行時間長を調整し、それに基づいて移動時間設定部344は、イベント間を移動することが可能となる1又は2以上のルートを決定し、各ルートにおいて移動可能時間帯を設定することが開示されている。
特許文献3には、変化する交通状況に合わせた滞在可能時間が算出されることになり、しかも、滞在可能時間が変更されると変更情報が出力されることが開示されている。
しかしながら、移動手段の選択は、単に最短ルートによるのみならず、ユーザーが自分の嗜好の優先、時間、コスト、他の制約(同行者による制約、及び物理的条件等)による選択もあり得る。例えば、購入したばかりの車で行きたいとのユーザーの嗜好を優先したり、遠距離で航空便が現実的として航空便を優先したり、電車の便が良く乗車賃も安いとして電車を優先するという選択もあり得る。
例えば、時間経過の自らの移動する速さを用意された選択肢の中から選択すると、自動的にその移動速度(例えば時速30km/h)が設定されるものに過ぎず、その後の所要時間計算のための条件設定のテンプレートでしかなく、移動時間と移動手段と移動速度との関係が分かりにくい。
これにより、ユーザーは、当該移動速度が自身の希望する移動(例えば、不慣れな経路なので上限一杯の速度より10〜15%程度低い速度で運転したいとの希望)かどうかを確認することができる。
これにより、ユーザーは移動速度が遅いか、早いかの判断が目視で直感的に把握できる
そうすることで、ユーザーは、当該移動が実現可能か不可能かのチェックができ、実現不可能な移動を予定することが回避できる。例えば、車で法定速度を超える移動をすることはできない。
また、ユーザーは、移動の開始時刻や到着時刻の調整をすることにより、渋滞の列を回避した移動を予定することができる。例えば、任意の時間において、移動速度が移動速度制限情報を超えないように、前後への移動時間を拡げることができる。
本発明によれば、従来のナビゲーションシステムでは、地図上2次元で表現されていた移動を伴う行動の計画立案、予定の調整、実行支援のための行動計画立案を移動速度軸及び時間軸を取り入れた3次元の枠組みで表現することが可能となる。
こうすることで、各目的地間の移動の様子をわかりやすく可視化することができ、移動時間と移動手段と移動速度との関係を直感的に把握することを可能にするとともに、行動計画がユーザーの嗜好及び都合等、移動についての希望にかなっているかどうかの確認、及び移動手段が適切であるか否かの確認を直感的に把握することを可能となる。
以下、本発明の行動計画立案システムの好ましい一実施形態について、図1〜図12を参照しながら説明する。
本発明の好ましい一実施形態に係る行動計画立案システム100の機能構成について説明する。
ここで、FCDとは、プローブ機の搭載車両(以下「プローブカー」ともいう)から、一定の時間毎、一定の走行区間毎に送られてくる当該プローブカーの位置情報、交通情報、走行履歴、走行速度のデータ等を意味する。
行動計画立案システム100において、携帯機器2と、車載ナビゲーション装置3は、どちらか一方でも又は両方が存在する場合でも、どちらでも良い。本実施例では、携帯機器2を主に説明するが、車載ナビゲーション装置3も同様の構成となる。
ここで、「時空間行動図」とは、具体的には、空間(目的地)と、空間(目的地間)を移動する際の各目的地における到着時刻、滞在時間、出発時刻を表す時間と、目的地間を移動中の任意の時刻における移動速度と、を同時に表す図を指す。
ユーザー端末には前記携帯機器に加え、テレビジョンやモニターを含めることができ、大きな画面で操作することも可能である。
車両に搭載される車載ナビゲーション装置3はPND(Personal Digital/Data Assistance)を含む。
携帯機器2及び車載ナビゲーション装置3には、それぞれ行動計画立案/ナビゲーションの各プログラムがインストールされており、ユーザーの要求に基づき、行動計画の作成、実行、及び現在位置から目的地までのルート案内等のナビゲーションを行うことができる。
なお、行動計画立案/ナビゲーションの各プログラムは、予めインストールされていてもよい。また、行動計画立案/ナビゲーションの各プログラムは、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1との送受信時に必要に応じて適宜ダウンロードされてもよい。
FCDサーバシステム4は、収集したFCDに基づいて、過去の交通情報(例えば、道路リンク毎のある時間帯における走行車両数、走行所要時間、渋滞等の統計データ)、現在の交通情報(現在の、道路リンク毎の走行車両数、走行所要時間、渋滞情報、交通規制情報、天候情報等)、及び将来を予測した交通情報(将来の道路リンク毎の走行車両数、走行所要時間、渋滞情報、交通規制情報、天候情報等の予測情報)を算出して、これらの交通情報データを含む交通情報データベースを備える。
FCDサーバシステム4は、交通情報データベースに記憶した交通情報データをネットワーク7を介したデータ送信、又は情報を記憶した記憶媒体の送付により、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に提供する。
なお、交通情報センターシステム5は、1つのシステムに制限されるものではなく、交通情報を提供する任意の情報センターの提供するシステムを含むものとする。
また、公共交通機関情報センターシステム6は、1つのシステムに制限されるものではなく、交通機関情報を提供する任意の情報センターの提供するシステムを含むものとする。
図2に示すように、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1は、少なくとも、制御部10と、記憶部11と、通信部12と、とを備えている。
また、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1は、例えば表示部13及び入力部14を備えることができる。
また、制御部10は行動計画立案/ナビゲーションのための各プログラムを実行することによって、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に、所定のステップ(以下、「行動計画立案/ナビゲーション処理ステップ」と総称する)を実行させる。
詳細については、後述する。
なお、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1は、ネットワーク7(又は接続インターフェース部)を介して、FCDサーバシステム4の交通情報データベース、交通情報センターシステム5、又は公共交通機関情報センターシステム6にアクセスしてデータを取得するように構成してもよい。
移動手段提供情報記憶部116には、例えばレンタカー、レンタサイクル等、個人やグループで移動する場合の移動手段を有料あるいは無料で使用するシステムあるいはサービスに関する移動手段提供情報が記憶されている。
ログイン処理部101は、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)からのログイン処理を実行して、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)と接続処理を行う。
現在位置情報管理部102は、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)の位置情報更新部202(又は302)から、送信される携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)の現在位置情報、現在時刻情報等を受信して、ユーザーID毎にユーザー情報記憶部111に保存して管理する。なお、ユーザーIDに換えて携帯機器ID又は車載ナビゲーション装置ID毎に管理するようにしてもよい。
目的地設定部103は、ユーザーにより携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力される、出発地、到着地及びユーザーの希望する移動先である目的地及びそこでの滞在時間に基づいて、目的地の一覧データを作成する。ここで、ユーザーにより目的地がN個選択されたとする。ここで、出発地及び到着地も便宜上希望する目的地の1つとして入力する。
以下、断らない限り、出発地を「0番目の目的地」、n番目の目的地(1≦n≦N)、到着地を「N+1番目の目的地」ともいう。また、n−1番目の目的地からn番目の目的地までの移動手段、及び移動時間をそれぞれ第n番目の移動手段、及び第n番目の移動時間ともいう(1≦n≦N+1)。
より具体的には、目的地設定部103は、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)を介して、出発地、目的地、及び到着地等を入力するための画面をユーザに対して表示する。その際、目的地設定部103は、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)を介して、入力されるユーザーの嗜好/条件等に基づいて、施設情報記憶部115に格納された施設情報データベースから、ユーザーの嗜好/条件等に該当するデータを検索することで、目的地候補一覧を生成し、生成した目的地候補一覧を携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)を介してユーザーに対して表示し、ユーザーに立ち寄りたい目的地を選択させるように構成するようにしてもよい。
その際、目的地設定部103は、ユーザが立ち寄りたい目的地(施設)を選択させるとともに、該施設での滞在時間を入力させるようにしてもよい。
目的地設定部103は、さらに、ユーザーにより携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力される、行動計画立案のための基準地、及び基準地の出発時刻又は到着時刻、あるいは優先したい目的地での到着時刻及び/又は出発時刻を設定する。ここで、基準地とは、行動計画において、ユーザーが優先する基準となる目的地、出発地、又は到着地をいう。例えば、ユーザーが買い物のための商店(目的地)を行動計画立案の際に優先する場合、当該商店(目的地)を基準地とする。また、出発地(又は出発時刻)を優先する場合、出発地を基準地とし、到着地(又は到着時刻)を優先する場合、到着地を基準地とする。
目的地設定部103は、さらに、ユーザーにより携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力される第n番目の移動手段を仮設定する。ここで、移動手段としては、例えば、車、オートバイ、自転車、徒歩、公共交通機関(バス、航空便、船便、鉄道便等)等が挙げられる。車、オートバイや自転車はタクシー等の賃走サービスやレンタル式のものを含む。 なお、目的地設定部103は、航空、船、鉄道等の移動手段が選択された場合、当該移動手段による出発時刻/到着時刻を優先するように設定してもよい。
なお、出発地から到着地までの移動手段が自動車の場合、目的地設定部103は、出発地(第0番目の目的地)から到着地(第N+1番目の目的地)までの移動手段を自動車として設定する。
また、目的地設定部103は、移動速度の上限値(下限値)を設定するようにしてもよい。なお、上限値の決定要素として、公共交通機関を利用する場合は、ダイヤによって設定される。また車両の場合は、法定速度、渋滞による巡航可能速度等により制限を受ける。また、目的地設定部103は、ユーザー嗜好(例えば、不慣れな交通条件、同乗者への配慮)により移動速度の上限値(下限値)をユーザーが設定するようにしてもよい。
目的地設定部103は、移動手段の選択時、例えば、航空、船、鉄道等の移動手段の種別(例えば、航空、船、鉄道等の公共交通機関)に基づいて、当該移動手段による移動の出発/到着時刻を優先して固定的に設定することができる。
また、目的地設定部103は、目的地におけるイベント等の制約(例えば、イベントの開始又は終了時刻が決まっている場合)、又は自己都合(目的地での滞在を優先したい場合等)により、当該目的地における移動の到着又は出発時刻を優先して固定的に設定することができる。
また、目的地設定部103は、後述するようにユーザーにより携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)を介してピンチ入力等による移動速度の調整入力がなされた場合に、行動計画全体(出発地の出発時刻、到着地の到着時刻)を変更可能とする「全体」又は直近の目的地における到着時刻/出発時刻を変更可能とする「部分(前後)」のいずれかを設定することができる。なお、この場合、優先して固定的に設定された出発時刻又は到着時刻については、ピンチ入力に伴う自動的な変更を行わないとすることが好ましい。
また、目的地設定指示部103は、ユーザからの指示により、給油リコメンド機能をオンに設定する。後述するように、給油リコメンド機能をオンに設定することで、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1(行動計画生成部104)は、行動計画データに含まれるルート上又は自宅付近に給油所がある場合、当該ルート上の立ち寄り先として行動計画データに含めることができる。そうすることで、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)は、ルート案内中に補給時期又は補給場所を表示させるようにすることができる。
目的地設定部103は、さらに、設定された基準地を基準として、出発地から到着地までに至る各目的地の位置関係から順路を仮設定する。
なお、ユーザーが出発地から到着地までに至る各目的地の順路を携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力することで、目的地設定部103は、出発地から到着地までに至る各目的地の順路を仮設定するようにしてもよい。
行動計画生成部104は、目的地設定部103により設定された目的地設定データに基づいて、以下のように、各目的地間の経路と移動時間を算出する。
行動計画生成部104は、各目的地の座標情報に基づいて、ナビゲーション情報記憶部112に保存された地図情報及び交通情報記憶部113に保存された(又は、ネットワーク等を介してFCDサーバシステム4等にアクセスして取得した)過去、現在及び将来予測の交通情報を用いて、第(n−1)番目の目的地から第n番目の目的地までの最適なルートとなるルート(以下「第n番目のルート」という)及び移動時間を計算する。
ここで最適なルートとは、例えば最も到着時間が短くなる、距離が最も短かい、自動車、オートバイの場合においては例えば一般道路を優先する、有料道路を優先する、有料道路等の料金が安い、CO2排出量が少ない等、ユーザーの指定する条件を最も満たすルートのことである。
ユーザーの指定する条件は、予め行動計画生成部104が決定していてもよい。また、行動計画生成部104が、複数の条件を提示し、提示された条件の中から、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力されるユーザーの指示に基づいて設定しても良い。
また、行動計画生成部104は、第n番目のルート候補を複数算出し、これら複数のルート候補の中なら、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力されるユーザーの指示に基づいて、第n番目のルートを決定してもよい。
また、前述したように、行動計画生成部104は、給油リコメンド機能がオンに設定されている場合、行動計画データに含まれるルート上又は自宅付近に給油所がある場合、当該ルート上の立ち寄り先として、給油所を行動計画データに含めることができる。
また、移動手段毎に予め設定された標準の移動速度に基づいて、第n番目のルートに係る移動時間を算出するようにしてもよい。
移動手段が、公共交通機関(バス、航空便、船便、鉄道便等)の場合、行動計画生成部104は、公共交通機関情報記憶部114に格納された公共交通機関の時刻表及び/又は運行表等に基づいて、第n番目のルート(停留所間、駅間、飛行場間、港間)に係る移動時間を算出する。
なお、行動計画生成部104は、第(n−1)番目の目的地から公共交通機関の利用地点(停留所、駅、飛行場、港)までの移動時間、及び公共交通機関の利用地点(停留所、駅、飛行場、港)から第n番目の目的地までの移動時間については、予め設定された移動速度で算出するように構成することができる。
以上のように、行動計画生成部104は、各目的地間の経路と移動時間を算出し、目的地設定データに各目的地間の移動手段、経路(ルート)、移動時間、目的地における滞在時間、出発時刻/到着時刻等を追加して生成したデータ(以下「行動計画データ」という)をユーザー情報記憶部111にユーザー毎に記憶する。
行動計画更新部105は、ユーザーが移動行動を実行する前、又は移動行動の実行中において、後述する携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力される交通情報反映指示に基づいて、交通情報記憶部113から(又はFCDサーバシステム4、交通情報センターシステム5、公共交通機関情報センターシステム6にアクセスして)過去の交通情報、現在の交通情報、及び将来予測の交通情報に基づいて、行動計画データを適宜更新することができる。
例えば、行動計画更新部105は、行動計画における移動ルート上に、交通規制情報、渋滞情報等がある場合、交通規制情報、渋滞情報等に基づいて、移動速度の変更又はルート変更を行うことで、第(n+1)番目の目的地までのルート、移動時間を更新する。
この際、目的地設定部103により、移動の開始/終了時刻が優先的に固定的に設定されている場合、行動計画更新部105は、優先的に固定的に設定された移動の開始/終了時刻には、影響が及ばないように行動計画データを更新することが好ましい。
後述するように、ユーザーは、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)の表示部24に表示される時空間行動図を介して、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの移動速度を表す速度表示線/表示速度情報L1を変更することができる。
行動計画更新部105は、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から通信部を介して受信した、変更された表示速度線情報に基づいて、行動計画データを変更するように構成される。
前述したように、目的地設定部103により、移動の開始又は終了時刻が優先的に固定的に設定されている場合、行動計画更新部105は、優先的に固定的に設定された移動の開始/終了時刻には、影響が及ばないようにすることが好ましい。
なお、行動計画更新部103により、優先的に固定的に設定された移動の開始/終了時刻等に影響を及ぼし、当初にユーザーの設定した優先度が実現できなくなった場合には、ユーザーの指示により、目的地設定部103は目的地設定データを更新し、更新された目的地設定データに基づいて、計画データ生成部102は、新たな行動計画データを生成することが好ましい。
詳細については、後述する。
例えば、不慣れな経路の場合に、予め上限一杯の速度よりも10〜15%程度低い移動速度に調整することができる。
表示データ生成部106は、行動計画作成部104又は行動計画更新部105により生成又は更新された行動計画データを、後述する携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力される表示指示に基づいて、ルート地図、タイムテーブル、及び/又は時空間行動図を生成して、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)の表示部に表示する。
時空間行動図生成部1063は、行動計画データ及び記憶部に保存された地図情報に基づいて、時空間行動図を生成する。
図7に示すように、時空間行動図は、各n(1≦n≦N)に対して、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの移動時間帯の各時刻における移動速度を表す速度表示線/表示速度情報L1から構成される。より具体的には、速度表示線/表示速度情報L1は、時間軸と移動速度の大きさを表す座標軸(以下「移動速度座標軸」という)とから構成される2次元座標上に、時間軸上に沿って、出発地、第n番目の目的地(1≦n≦N)、及び到着地をそれぞれ表すアイコンを配置し、移動速度座標軸上に、当該時刻における移動速度をプロットした速度表示線/表示速度情報L1を図示したものである。
図7に示すように、速度の大きい(=速い)移動手段ほど、速度表示線L1の山の高さが大きいことになる。こうすることで、時空間行動図により、移動速度の程度が目視で直感的に把握することが可能となる。
なお、航空、船、鉄道のように高速あるいは規定ダイヤに基づき移動する移動手段の場合には、スケールによらない出力(表示)を行うようにすることが好ましい。
あるいは、規定の発着時刻と乗降を含めた所要時間とから決定しても良い。
また、移動速度/時刻グラフにおいて、目的地滞在中の移動速度は、便宜上、一定の速度(例えば、ゼロ)とすることが好ましい。なお、図7において、各目的地滞在中における移動速度線は速度0を表すが、線分を見せるため便宜上軸線に接して示している。
また、時空間行動図生成部1063は、予め移動手段を識別する色、例えば、徒歩には緑色、自動車には赤色、自転車には黄色等を設定するように構成してもよい。また、速度表示線に対応付けて、徒歩、自動車、自転車等を表すアイコン等の識別情報を表示するように構成してもよい。そうすることで、ユーザーは、時空間行動図により、各移動時間帯における移動手段を容易に判別することが可能となる。
時空間行動図生成部1063は、図8に示すように、自動車が 実線で示す速度表示線/表示速度情報L1に沿って移動する場合に、時刻の当該自動車の所在予測地点における、走行車両の移動速度の上限値を破線等の線種、色や形状を変えて表す、各移動速度制限線/移動速度制限情報L2(渋滞予想線/渋滞予測情報等)を生成する。例えば、図8において、渋滞予想線L2´を破線、法定速度による速度制限線L2´´を1点鎖線で表す。(なお、図8においても図7と同様に、各目的地滞在中における移動速度線は速度0を表すが、線分を見せるため便宜上軸線に接して示している。)
走行車両の移動速度の上限値としては、渋滞時による移動速度の他に、法定速度、又は目的地設定部103により設定された移動速度の上限値(ユーザー都合)が挙げられる。以下、移動速度制限線/移動速度制限情報を、単に「渋滞予想線/渋滞予測情報等」ともいう。
より具体的には、時空間行動図生成部1063は、後述する携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力される、渋滞予想線/渋滞予測情報等生成指示にしたがって、各n(1≦n≦N)に対して、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの移動時間帯におけるルート情報、各時刻における現在位置予測、各時刻における移動速度を表す速度表示線/表示速度情報L1 、並びに記憶部11に保存されている現在の交通情報、及び将来予測の交通情報に基づいて、移動速度制限線/移動速度制限情報L2(以下「渋滞予想線/渋滞予測情報等」ともいう)を生成する。
時空間行動図において、例えば、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地への移動時間帯において、移動速度制限線L2 が速度表示線L1 よりも下側にある場合(図中の点X)、ユーザーは、計画した移動速度で移動できないことを意味する。
また、移動の開始時刻や到着時刻を調整することにより、渋滞の列を回避した移動を予定することができる。 その際、任意の時刻における渋滞(制限)の増減を参考にでき、計画の修正を時間的に早めるようにすべきか、遅らせるようにすべきかというように、破線で示す移動速度制限線/移動速度制限情報L2を参考にして、実行し易い修正案、全体や優先すべき計画・予定への影響の少ない修正案が図ることができる。
このように、移動時間と移動手段と移動速度との関係を直感的に把握することを可能にするとともに、行動計画がユーザーの嗜好及び都合等、移動についての希望にかなっているかどうかの確認、及び移動手段が適切であるか否かの確認を直感的に把握することを可能となる。
なお、ルート案内図、タイムテーブル、及び時空間行動図は、行動計画データに基づいていることから、行動計画データの更新に伴い、ルート案内図、タイムテーブル、及び時空間行動図は同時に更新される。
ルート配信部107は、通信部を介して、行動計画作成部又は行動計画更新部105により生成又は更新された行動計画データに含まれるルート情報を携帯機器2に配信(送信)する。
後述するように、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)は、ルート配信部107から配信されるルート情報に従ってルート案内をする。
より具体的には、ルート配信部107は、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地へ移動する際に、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から入力されるルート案内開始指示に基づいて、ルート情報を携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)に配信(送信)することが好ましい。
また、移動中に、時空間行動図に、移動速度制限線/移動速度制限情報を合わせて出力(表示)することで、移動速度等を調整した場合、変更されたルート情報がルート配信部107から配信される。
図3に示すように、携帯機器2は、少なくとも、制御部20と、記憶部21と、通信部22と、センサ部23と、表示部24と、入力部25とを備えている。
また、制御部20は行動計画立案/ナビゲーションの各プログラムを実行することによって、携帯機器2に、所定の手順(以下、「行動計画立案/ナビゲーション処理手順」と総称する)を実行させる。
詳細については、後述する。
記憶部21は、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1から送信/配信される、行動計画、ルート地図、タイムテーブル、時空間行動図、ルート情報等を記憶する。
また、GPS通信が不可能な場合、AGPS(Assisted Global Positioning System)通信を利用し、通信部22から取得される基地局情報によって携帯機器2の現在位置を算出することも可能である。
逆に、車載ナビゲーション装置3は、当該近距離無線部を介して、携帯機器2にデータ転送することで、車載ナビゲーション装置4の行動計画及びルート案内を携帯機器2により継続することができる。
接続処理部201は、ユーザーにより、行動計画立案/ナビゲーションプログラムが起動されると、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に対して、例えば、ユーザーID及びパスワードを用いてログイン処理を実行する。なお、接続処理部201は、行動計画立案/ナビゲーションプログラムが起動された場合、予め記憶部に保存されたユーザーID及び/又はパスワードを自動的に送信するように構成してもよい。また、ログイン処理時に、携帯機器IDを送信するように構成してもよい。そうすることで、ユーザーIDと携帯機器2とを対応付けることができる。
位置情報更新部202は、例えば、携帯機器2から入力されるルート案内開始指示に基づいて、ユーザーID(又は携帯機器ID)、センサ部23により算出した携帯機器2の現在位置情報、及び計時部(図示せず)から取得した現在時刻情報等を定期的に行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信する。
位置情報更新部202は、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に対して、ログイン処理後、定期的にユーザーID(又は携帯機器ID)、携帯機器2の現在位置情報、及び計時部から取得した現在時刻情報等を行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信するようにしてもよい。
目的地設定指示部203は、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1(目的地設定部103)から送信される、行動計画立案のための基準地、及び基準地の出発時刻又は到着時刻、あるいは優先したい目的地での行動の開始時刻及び/又は終了時刻、出発地、目的地、到着地、各目的地の順路、移動手段、移動速度、出発時刻、到着時刻、移動の開始時刻/終了時刻の設定、移動時間制限の有無、移動速度調整時の変更可能対象等の目的地設定情報を設定するための案内画面を表示部24を介してユーザーに対して表示する。
目的地設定指示部203は、案内画面を介してユーザーにより入力された目的地指定情報を行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1(目的地設定部103)に送信する。また、目的地設定指示部203は、入力部25を介してユーザーから入力された目的地設定指示情報を通信部22を介して行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信する。
例えば、目的地設定指示部203は、表示部24に、例えば「給油リコメンド機能ON/OFF」ボタンを表示して、ユーザによる当該ボタンのタッチ操作により、通信部22を介して、給油リコメンド機能設定要求を、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信することができる。
なお、リコメンド機能ON/OFFボタンについては、後述する行動計画更新指示部205により表示して、ユーザによる当該ボタンのタッチ操作により、通信部22を介して、給油リコメンド機能設定要求を、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信するようにしてもよい。
行動計画生成指示部204は、表示部24に、目的地設定データを表示するとともに、例えば「行動計画作成」ボタンを表示して、ユーザによる当該ボタンのタッチ操作により、通信部22を介して、行動計画作成指示を、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信する。
なお、表示された目的地設定データをユーザーにより修正することができる。例えば、「目的地設定データ更新ボタン」を表示して、目的地設定データを編集可能にすることで、表示部24に表示された目的地設定データを編集することができる。
このように変更された目的地設定データは、行動計画作成部104に送信され、行動計画作成部104は、送信された目的地設定データに基づいて行動計画を生成するように構成することができる。
なお、表示部24の「行動計画作成」ボタンのタッチ操作の代わりに入力部25を介して、行動計画作成を指示することができる。
その際、行動計画生成指示部204は、各ルート毎にルート算出条件を選択させるか、又は全てのルートに対して共通の条件を選択させてもよい。
行動計画生成指示部204は、給油リコメンド機能がオンに設定されている場合、行動計画データに含まれるルート上又は自宅付近に給油所がある場合、当該ルート上の立ち寄り先として、給油所を行動計画データに含めることができる。
行動計画更新指示部205は、表示部24に例えば「交通情報反映指示」ボタンを表示してユーザによる当該ボタンのタッチ操作により、通信部22を介して、交通情報反映指示を、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信する。同様に、行動計画更新指示部205は、表示部24に例えば「給油リコメンド機能ON/OFF」ボタンを表示してユーザによる当該ボタンのタッチ操作により、通信部22を介して、給油リコメンド機能ON指示を、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信する。なお、入力部25を介して、交通情報反映又は給油リコメンド機能ONを指示するようにしてもよい。
また、後述するように、行動計画更新指示部205は、ユーザーにより時空間行動図を介して変更される表示速度線/表示速度情報を行動計画更新部105に送信する。
表示制御部206は、ルート地図表示制御部2061と、タイムテーブル表示制御部2062と、時空間行動図表示制御部2063と、を含んで構成される。
なお、前述したように、例えば、時空間行動図と、ルート地図と、タイムテーブルと、を同時に携帯機器2の表示部24に表示させるようにすることができる。その際、時空間行動図上の出発地、第n番目の目的地(1≦n≦N)、及び到着地をそれぞれ表すアイコンをルート地図上の地点に関連付けるように表現することができる。同様に、タイムテーブル上にも、出発地、第n番目の目的地(1≦n≦N)、及び到着地をそれぞれ表すアイコンを表示して、ルート地図上の地点に関連付けるように表現することができる。また、時空間行動図上の出発地、第n番目の目的地(1≦n≦N)、及び到着地をそれぞれ表すアイコンをタイムテーブル上の出発地、第n番目の目的地(1≦n≦N)、及び到着地をそれぞれ表すアイコンに関連付けるように表現することができる。
時空間行動図表示制御部2063は、表示部24に、例えば「渋滞予想線/渋滞予測情報等生成指示」ボタンを表示して、ユーザによる当該ボタンのタッチ操作により、通信部22を介して、渋滞予想線/渋滞予測情報等生成指示を、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信する。なお、入力部25を介して、渋滞予想線/渋滞予測情報等生成を指示することができる。
時空間行動図表示制御部2063は、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1から通信部22を介して受信した、時空間行動図生成部1063により生成された移動速度制限線/移動速度制限情報L2(渋滞予想線/渋滞予測情報等)を、図8に示すように時空間行動図に重ね合わせて表示する。
また、移動の開始時刻や到着時刻を調整することにより、渋滞の列を回避した移動を予定することができる。
次に、ユーザーによる時空間行動図を介しての速度表示線/表示速度情報の変更について説明する。
より具体的には、時空間行動図表示制御部2063は、後述する、ユーザーによるピンチ入力等の情報を、行動計画更新指示部205に渡すことにより、行動計画更新指示部205は、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に対して行動計画更新指示を行う。
ユーザーは、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)の表示部24に表示される時空間行動図を介して、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの移動速度を表す速度表示線/表示速度情報を変更することができる。
図9に示すように、時空間行動図表示制御部2063は、表示部に表示された時空間行動図中の移動速度を表す速度表示線において、ユーザーにより、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの出発時刻から到着時刻までの速度表示線がピンチインされること(2本の指でそれぞれ画面上の速度表示線に触れて(図9におけるPiの部分)、その指と指との距離を縮める操作)に応答して、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの出発時刻から到着時刻までの速度表示線を狭める。
なお、この際、前述したように、目的地設定部103により、目的地における移動の開始又は終了時刻が優先的に固定的に設定とされている場合、時空間行動図表示制御部2063は、優先的に固定的に設定された移動の開始又は終了時刻には作用・影響が及ばないようにする。すなわち、時空間行動図表示制御部2063は、速度表示線/表示速度情報を固定されていない目的地の方向へずらすように作用させる。
例えば、第n番目の目的地の出発時刻を優先的に固定的に設定されている場合、第(n+1)番目の目的地の到着時刻を早めるように速度表示線/表示速度情報の表示を変更する。
なお、移動速度を速める場合、移動速度制限線/移動速度制限情報(渋滞予想線/渋滞予測情報等)を時空間行動図に重ね合わせて表示することで、移動速度制限線/移動速度制限情報を超えないように調整することができる。
図10に示すように時空間行動図表示制御部2063は、表示部に表示される速度表示線において、ユーザーにより、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの出発時刻から到着時刻までの移動速度を表す速度表示線がピンチアウトされること(2本の指でそれぞれ画面上の速度表示線に触れて(図10におけるPoの部分)、その指と指との距離を拡げる操作)に応答して、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの出発時刻から到着時刻までの速度表示線を拡げる。時空間行動図表示制御部2063は、速度表示線/表示速度情報を固定されていない目的地の方向へずらすように作用させる。この際、例えば、第n+1番目の目的地の到着時刻を優先的に固定的に設定されている場合、第n番目の目的地の出発時刻を早めるように速度表示線/表示速度情報の表示を変更する。
なお、渋滞等の理由により移動速度を遅くする場合においても、移動速度制限線/移動速度制限情報(渋滞予想線/渋滞予測情報等)を時空間行動図に重ね合わせて表示することで、移動速度制限線/移動速度制限情報を超えないように調整することができる。
また、移動手段が移動速度により選定されるように設定している場合、移動速度を遅くすることで、移動手段が自動的に変更(例えば自動車から徒歩に変更)されることがある。引続き自動車を維持したい場合、「自動車」に戻す設定ができる。
ピンチインに換えて、時空間行動図表示制御部2063は、ユーザーにより、表示部に表示される速度表示線に触れて上方向にドラッグされること(1本の指で画面上の速度表示線に触れて、そのまま上方向に移動させる操作)に応答して、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの出発時刻から到着時刻までの速度表示線を狭めることができる。
行動計画更新指示部205は、時空間行動図表示制御部2063によるピンチ入力等の情報に基づいて、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に対して行動計画更新指示を行う。そうすることで、第(n+1)番目の移動速度を速くすることができる。
移動速度を速める場合、移動速度制限線/移動速度制限情報(渋滞予想線/渋滞予測情報等)を時空間行動図に重ね合わせて表示することで、移動速度制限線/移動速度制限情報を超えないように調整することができる。
ピンチアウトに換えて、時空間行動図表示制御部2063は、ユーザーにより、表示部に表示される速度表示線に触れて下方向にドラッグされること(1本の指で画面上の速度表示線に触れて、そのまま下方向に移動させる操作)に応答して、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地までの出発時刻から到着時刻までの速度表示線を拡げることができる。
行動計画更新指示部205は、時空間行動図表示制御部2063によるピンチ入力等の情報に基づいて、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に対して行動計画更新指示を行う。そうすることで、第(n+1)番目の移動速度を遅くすることができる。
なお、渋滞等の理由により移動速度を遅くする場合においても、移動速度制限線/移動速度制限情報(渋滞予想線/渋滞予測情報等)を時空間行動図に重ね合わせて表示することで、移動速度制限線/移動速度制限情報を超えないように調整することができる。
例えば、第n番目の移動速度を遅くした場合に、時空間行動図表示制御部2063は、到着地への到着時刻を遅くずらすように、速度表示線/表示速度情報を変更することができる。
そうすることで、前述したように、行動計画更新部105は、携帯機器2(又は車載ナビゲーション装置3)から通信部12を介して受信した、第(n+1)番目の移動速度を速く又は遅くするように変更された速度表示線/表示速度情報に基づいて、行動計画データにおける第(n+1)番目の移動速度を速く又は遅くするように変更することができる。
時空間行動図表示制御部2063は、速度表示線/表示速度情報が渋滞予想線/渋滞予測情報等よりも上方に位置する場合、速度表示線/表示速度情報を渋滞予想線/渋滞予測情報等よりも下方に位置するように、速度表示線/表示速度情報を変更することができる。
このような場合、変更された速度表示線/表示速度情報をユーザーが了承した場合、時空間行動図表示制御部2063により変更された速度表示線/表示速度情報に基づいて、行動計画更新指示部205は、通信部22を介して、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信する。
なお、移動中に、時空間行動図に、移動速度制限線/移動速度制限情報を合わせて出力(表示)し、ピンチ調整等により、移動速度等を調整した場合、ルート配信部から配信される変更されたルート情報に従ってルート案内をする。
図4に示すように、車載ナビゲーション装置3は、少なくとも、制御部30と、記憶部31と、通信部32と、センサ部33と、表示部34と、入力部35とを備えている。
このため、制御部30は、携帯機器2と同様に、接続処理部301と、位置情報更新部302と、目的地設定指示部303と、行動計画生成指示部304と、行動計画更新指示部305と、表示制御部36と、ルート案内部307と、を備える。
なお、車載ナビゲーション装置3は、例えばNFC(Near Field Communication)と呼ばれる非接触通信による近距離無線部26を備えることができる。
車載ナビゲーション装置3は、運転者により車両のイグニッションスイッチがオン(エンジンを始動)にされることによって自動起動する。車載ナビゲーション装置3は、運転者により車両のイグニッションスイッチがオフ(エンジンを停止)にされるまで稼働する。
接続処理部301は、車載ナビゲーション装置3が自動起動されると、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に対して、例えば、車両を識別する識別番号(車両ID)及びパスワードを用いてログイン処理を実行し、センサ部33により算出した車両の現在位置情報、及び計時部(図示せず)から取得した現在時刻情報等を行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信するように構成される。
位置情報更新部102は、定期的に、車両ID、センサ部33により算出した車両の現在位置情報、及び計時部(図示せず)から取得した現在時刻情報等を行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1に送信する。なお、送信される情報として、センサ部33により算出した車両の進行方向を含むことができる。
前述したように、携帯機器2及び車載ナビゲーション装置3は、ともに近距離無線部、例えば、Bluetooth(登録商標)を備えている。したがって、携帯機器2と、車載ナビゲーション装置3とをペアリング設定することにより、携帯機器2で実行中のデータファイルを車載ナビゲーション装置3に転送することができる。
こうすることで、車載ナビゲーション装置3は、携帯機器2の行動計画及びルート案内を継続することができる。
また、逆に、車載ナビゲーション装置3は、当該近距離無線部を介して、携帯機器2とペアリング設定することにより、車載ナビゲーション装置3で実行中のデータファイルを携帯機器2に転送することができる。
こうすることで、携帯機器2は、車載ナビゲーション装置3の行動計画及びルート案内を継続することができる。
こうすることで、例えば、携帯機器2により行動計画を作成し、携帯機器2により作成/更新した行動計画を目的地に向けて出発するときに車載ナビゲーション装置3に引き継ぎ、自動車で移動中は、必要に応じて車載ナビゲーション装置3により行動計画を更新し、目的地に到着したときに、更新された行動計画を携帯機器2に引き継ぐことで、ユーザーの希望をより反映できる行動計画の調整及び実行支援が可能となる。
また、後述するように、携帯機器2又は車載ナビゲーション装置3に、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1の機能を備えるようにしてもよい。
以上、行動立案システム100の構成について説明した。続いて、行動立案システム100を利用して、ユーザーが行動計画を作成する際の動作の一例について説明する。
以下に、行動立案システム100により、行動計画を作成する際の動作の一例について図11を参照して説明する。
こうすることで、ユーザーは、表示された時空間行動図に基づいて、特に基準地の出発/到着時刻又は優先したい行動の開始時刻/終了時刻(目的地の到着時刻/出発時刻)がユーザーの希望に沿ったものであるか否かを判断することができる。
いずれかの時刻あるいは移動速度がユーザーの希望にそぐわない場合、前述したようにユーザーは、表示された時空間行動図にピンチ入力等により行動計画の修正を行うことができる。
こうすることで、ユーザーは、更新された時空間行動図に基づいて、移動速度がユーザーの希望に沿ったものであるか否かを判断することができる。なお、いずれかの時刻あるいは移動速度がユーザーの希望にそぐわない場合、前述したようにユーザーは、表示された時空間行動図にピンチ入力等により行動計画の修正を行うことができる。
こうすることで、ユーザーは、表示された時空間行動図に基づいて、基準地の出発/到着時刻又は優先したい行動の開始時刻/終了時刻(目的地の到着時刻/出発時刻)もユーザーの希望に沿ったものであるか否かを判断することができる。
速度表示線が渋滞予想線/渋滞予測情報等よりも上方にある場合、前述したようにユーザーは、表示された時空間行動図にピンチ入力等により行動計画の修正を行うことができる。
例えば、往復の移動手段に車を選択した場合で、目的地まで不慣れな交通状況が予想される場合、往路は速度を控えめにし、復路は標準的な速度とすることができる。
この場合、復路において渋滞が予想される場合、交差する渋滞予想線又は渋滞予測情報との相対関係により前後あるいは全体の計画を見直す必要が容易に理解でき、修正後の計画も容易に把握できる。
また、路線バスを選択した場合でかつ渋滞が予想される場合、前後のバス移動の移動速度は変更できないので、発着時刻や移動手段の選択等他の項目で前後あるいは全体の計画を見直す必要が容易に理解でき、修正後の計画も容易に把握できる。
例えば、昼食から目的地2への移動に渋滞増長の予測がある場合、昼食場所を目的地2の周辺に変更することができる。
以上、第1実施形態の行動計画立案システム100について説明した。第1実施形態においては、携帯機器2により行動計画立案システム100を実施したが、別の実施形態として、車載ナビゲーション装置3により行動計画立案システム100を実施することができる。
また、第1実施形態においては、携帯機器2が行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1にアクセスし、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1の備える制御部10の行動計画立案/ナビゲーション機能を利用したが、別の実施形態として、携帯機器2の制御部20が行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1の備える機能を備えるようにしてもよい。
例えば、携帯機器2が行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1の備える目的地設定部103、行動計画生成部104、行動計画更新部105、表示データ生成部106、ルート配信部107の機能の全て、又は一部を備えるようにしてもよい。
この場合、携帯機器2は、例えば、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1の備える、ナビゲーション情報記憶部112、交通情報記憶部113、公共交通機関情報記憶部114、施設情報記憶部115に記憶されているデータファイルの全て、又は一部を備えるようにしてもよい。また、携帯機器2が、行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム1の備える記憶部20のデータにアクセスするようにしてもよい。
また、第1実施形態に係るサーバシステムをナビゲーション用サーバ1と、FCDサーバシステム4と、交通情報センターシステム5と、公共交通機関情報センターシステム6と、から構成される分散システムとして実施したが、別の実施形態として、これらサーバシステムの備える各機能を、適宜複数のサーバに分散する、分散処理システムとしてもよい。また、クラウド上で仮想サーバ機能等を利用して、これらサーバシステムの備える各機能を実現してもよい。
(1)上記実施形態の行動計画立案システム100では、携帯機器2の表示制御部206は、表示部24に、時間軸と移動速度座標軸とから構成される2次元座標上に、時間軸上に沿って、出発地、第n番目の目的地(1≦n≦N)、及び到着地をそれぞれ表すアイコンを配置し、移動速度座標軸上に、当該時刻における移動速度をプロットした速度表示線/表示速度情報を図示する。
これにより、速度の大きい移動手段ほど、速度表示線の山の高さが大きいことになり、ユーザーは移動速度が遅いか、早いかの判断を目視で直感的に把握できる。こうすることで、ユーザーは、事前の計画立案時において、ユーザーの希望に沿った移動かどうかを確認することができる。
時空間行動図において、例えば、第n番目の目的地から第(n+1)番目の目的地への移動時間帯において、移動速度制限線L2が速度表示線L1よりも下側にある場合、ユーザーは、計画した移動速度で移動できないことを意味する。
このように、時空間行動図に、移動速度制限線/移動速度制限情報を合わせて出力(表示)することで、予測あるいは実行支援の精度を向上させることができる。すなわち、移動速度情報に移動速度制限情報を併せて出力(表示)することにいり、当該移動が予定どおりに実現可能か実現不可能かのチェックが可能となり、実現不可能な移動を予定することを回避することができる。
また、移動の開始時刻や到着時刻を調整することにより、渋滞の列を回避した移動を予定することができる。
ここで、記憶部11に保存されている、過去の交通情報、現在の交通情報、及び将来予測の交通情報とは、プローブカーから、一定の時間毎、一定の走行区間毎に送られてくる当該プローブカーの位置情報、交通情報、走行履歴、走行速度のデータ等のFCDを収集することで、算出されたものである。
このように、時空間行動図に表示される移動速度制限線/移動速度制限情報は、過去の自車及び他車の移動速度の蓄積情報、又は前記蓄積情報に基づいて算出される予測情報、直近又は現時点における自車に先行する直近又は現時点において走行している他車の移動情報に基づいて算出される予測情報に基づく。
これにより、移動に係る行動計画の実行時の精度を高めることができるため、ユーザーの満足度が向上する。
こうすることで、ユーザーの希望をより反映することのできる行動計画を作成することが可能となる。
1 行動計画立案/ナビゲーションサーバシステム
10 制御部
101 ログイン処理部
102 現在位置情報管理部
103 目的地設定部
104 行動計画生成部
105 行動計画更新部
106 表示データ生成部
1061 ルート地図生成部
1062 タイムテーブル生成部
1063 時空間行動図生成部
107 ルート配信部
11 記憶部
111 ユーザ情報記憶部
112 ナビゲーション情報記憶部
113 交通情報記憶部
114 公共交通機関情報記憶部
115 施設情報記憶部
116 移動手段提供情報記憶部
12 通信部
2 携帯機器
20 制御部
201 接続処理部
202 位置情報更新部
203 目的地設定指示部
204 行動計画生成指示部
205 行動計画更新指示部
206 表示制御部
2061 ルート地図表示制御部
2062 タイムテーブル表示制御部
2063 時空間行動図表示制御部
207 ルート案内部
21 記憶部
22 通信部
23 センサ部
24 表示部
25 入力部
26 近距離通信部
3 車載ナビゲーション装置
30 制御部
301 接続処理部
302 位置情報更新部
303 目的地設定指示部
304 行動計画生成指示部
305 行動計画更新指示部
306 表示制御部
3061 ルート地図表示制御部
3062 タイムテーブル表示制御部
3063 時空間行動図表示制御部
307 ルート案内部
31 記憶部
32 通信部
33 センサ部
34 表示部
35 入力部
36 近距離通信部
4 FCDサーバシステム
5 交通情報センターシステム
6 公共交通機関情報センターシステム
7 ネットワーク
Claims (4)
- ユーザーが立ち寄りを希望する目的地の滞在時間を含む、任意の時間内の移動を伴う行動計画情報及び/又は前記移動を伴う行動計画の実行支援情報を表示する電子機器であって、
前記電子機器は、
表示部と、
表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、前記表示部に時間座標軸を表示し、前記移動を伴う行動計画情報に基づいて、前記時間座標軸に沿って、各目的地とそれぞれの滞在時間を表示するとともに、前記行動計画情報に含まれる任意の移動について、任意の時間における前記移動の速度情報を同じ画面に表示することを特徴とする電子機器。 - 前記表示制御部は、
前記任意の時間における前記目的地間の移動の速度情報を修正するためのユーザーによる操作入力を受け付けることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。 - 前記表示制御部は、
前記各目的地のうち任意の目的地間の前記移動の速度情報を修正するためのユーザーによる操作入力を受け付けることを特徴とする、請求項2に記載の電子機器。 - 前記行動計画情報はさらに、前記各目的地における出発時刻と到着時刻とを、含み、
前記表示制御部は、前記移動の速度情報の修正入力がなされた場合に、固定的に設定された出発時刻又は到着時刻については、前記入力に伴う修正を行わないことを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載の電子機器。
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