JP6508859B1 - 排水路構造 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本開示の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1には、住居のシンク94に繋がった排水管90の排水路構造10が示されている。排水管90の途中には、トラップパイプ20が接続されている。なお、排水管90のうちトラップパイプ20より上流側の上流側パイプ91は、シンク94の底壁から下方に延びてクランク状に折れ曲がり、さらに下方に直線状に延びたところでトラップパイプ20と接続している。また、排水管90のうちトラップパイプ20より下流側の下流側パイプ92は、ジャバラになっていて、居住空間の外に繋がっている。
以下、本開示の第2実施形態を図6及び図7に基づいて説明する。本実施形態の排水路構造10Aでは、通気用弁38Aの構造が第1実施形態と異なっている。以下、詳細に説明する。なお、以降の図においては、上流側パイプ91及び下流側パイプ92は省略されている。
以下、本開示の第3実施形態を図8及び図9に基づいて説明する。本実施形態の排水路構造10Bでは、排水用弁32Bの構造が第1実施形態と異なっている。
以下、本開示の第4実施形態を図10及び図11に基づいて説明する。図10に示すように、本実施形態の排水路構造10Cでは、第2実施形態と同様に、トラップパイプ20の外側パイプ21が、上側の第1パイプ21Aと下側の第2パイプ21Bとから構成されている。本実施形態の張り出し部26では、内側面26Sは、上面26Uの内周端から下方に向かうにつれて第1パイプ21Aの内側へ傾斜していて、下面26Kは、水平に延びている。内側面26Sと下面26Kとの間には、内側下方へ突出した環状突出部26Dが形成されている。
以下、本開示の第5実施形態を図12及び図13に基づいて説明する。本実施形態の排水路構造10Dでは、内側パイプ46が外側パイプ21内に上下動可能に遊嵌されている。以下に詳細を説明する。
以下、本開示の第6実施形態を図14に基づいて説明する。第1〜5の実施形態では、排水路構造がシンク94に繋がる排水管90に備えられていたが、本実施形態では、洗濯機が配置される洗濯部屋の床面又は、床面に据え付けられた洗濯パンの底面(以下、「床面95」という)に開口した排水孔90Eに排水路構造10Eが備えられている。
本実施形態の排水路構造10Fは、図15に示されている。図15に示されたトラップパイプ20Fは、風呂場に形成された排水孔90Eに取り付けられている。トラップパイプ20Fは、上記第6実施形態のトラップパイプ20Eのホース支持部材53の代わりに、廃水をパイプ下部51に誘導する漏斗部材54を有している。
本実施形態の排水路構造10Gは、図16に示されている。図16に示されたトラップパイプ20は、第5実施形態と同様に、内側パイプ46Gが外側パイプ21内に上下動可能に遊嵌されている。そして、内側パイプ46Gの下端部に、弁体43が弾性部材42により付勢された、第3実施形態と同じ排水用弁32Bが備えられている。また、本実施形態では、トラップパイプ20に、張り出し部26の内周縁から垂下した延長パイプ55が備えられていて、この延長パイプ55の下端が、内側パイプ46G内に配されている。本実施形態では、弁体43を含む内側パイプ46Gの構造が、中心軸に対して対称となっている。
(1)上記第1実施形態では、外側パイプ21が一体となっていたが、図18に示すように、外側パイプ21が上側の第1パイプ21Aと下側の第2パイプ21Bとに分かれていてもよい。このとき、同図に示すように、内側パイプ30が上側の第1パイプ21Aと一体になっていてもよいし、下側の第2パイプ21Bと一体になっていてもよい。
20,20E,20F トラップパイプ
21 外側パイプ
21A 第1パイプ
21B 第2パイプ
26 張り出し部(対向部)
26D 環状突出部(規制部)
30,30X 内側パイプ
31,31X 筒部(内側通路部材)
32,32B,32C 排水用弁(メインバルブ)
32A 弁口(メインバルブ、メイン弁口)
34 排水用弁体(メインバルブ)
35,35X 連絡壁(支持壁)
35T テーパー部(傾斜部)
36,36X 貫通孔(サブバルブ、通気孔)
37 通気用弁体(サブ弁体)
38,38A,38D 通気用弁(サブバルブ)
40 中空ボール(サブバルブ、サブ弁体)
41 支持バー
42 弾性部材
43 弁体(メインバルブ、メイン弁体)
44A 弁口(メインバルブ、メイン弁口)
45 中空弁体(メインバルブ、メイン弁体)
46, 46G 内側パイプ(内側通路部材)
47 弁座部
48 環状隙間
49 環状弁体
90 排水管
Claims (11)
- 排水路の途中部分が常閉のメインバルブで通常は閉塞され、流下する廃水が前記メインバルブを開弁させて通過する排水路構造であって、
前記排水路の内面から張り出し、前記メインバルブを支持しかつ前記排水路を上流側と下流側とに区画する支持壁と、
前記支持壁を貫通する通気孔と、
前記通気孔を通常は閉塞し、下流側からの圧力によって開弁するサブバルブと、を備える排水路構造。 - 前記排水路の内面との間に隙間を空けて配され、内側を廃水が流下可能な内側通路部材を備え、
前記支持壁は、前記内側通路部材と前記排水路の内面との間を連絡し、
前記メインバルブは前記内側通路部材の下端部に配され、
前記サブバルブは前記支持壁に配されている請求項1に記載の排水路構造。 - 前記排水路及び前記内側通路部材は上下方向に延び、
前記支持壁は、下流側に向かうにつれて縮径したテーパー状をなして、前記内側通路部材の上端縁に接続している請求項2に記載の排水路構造。 - 前記サブバルブは、薄板状の可撓性部材からなるサブ弁体を、前記通気孔を覆うように前記支持壁に上流側から重ねてなる請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の排水路構造。
- 前記排水路及び前記内側通路部材は上下方向に延び、
前記通気孔は断面円形状をなし、
前記サブバルブは、最大径が前記通気孔の断面よりも大きい球状又は下向き円錐状のサブ弁体を前記支持壁の上方に配してなり、通常は前記サブ弁体が前記通気孔を閉塞し、下流側から圧力を受けると、前記サブ弁体が前記支持壁から浮かび、前記通気孔が開放される請求項2に記載の排水路構造。 - 前記支持壁における前記通気孔の開口縁部には、前記通気孔に向かうにつれて下方へ傾斜した傾斜部が形成されている請求項5に記載の排水路構造。
- 前記支持壁は、前記内側通路部材の外面の上端寄り位置に接続し
前記排水路に設けられ、前記支持壁に上方から対向し、前記内側通路部材の上端との間の隙間が前記サブ弁体の前記最大径よりも小さい対向部を有する請求項5又は6に記載の排水路構造。 - 上下方向に延びる排水路の途中部分が常閉のメインバルブで通常は閉塞され、流下する廃水が前記メインバルブを開弁させて通過する排水路構造であって、
前記排水路内に上下動可能に配され、内側を廃水が流下可能な内側通路部材と、
前記内側通路部材から側方に張り出す環状弁体が、前記排水路に形成された弁座部に上方から当接してなり、常には、前記内側通路部材と前記排水路の内面との間の環状隙間を閉塞し、下流側からの圧力によって前記環状弁体が前記弁座部から離間し、前記環状隙間が開放されるサブバルブと、を備え、
前記内側通路部材の下端部は下方へ膨出しながら縮径した水溜め部となっていて、
前記メインバルブは、前記水溜め部内に配された中空のメイン弁体が、通常は、前記水溜め部の下端部に形成されたメイン弁口を閉塞し、廃水が前記水溜め部に溜まると浮力により前記メイン弁体が浮いて前記メイン弁口から離間し、廃水が下流側へ流下することを許容する排水路構造。 - 前記排水路には、前記メイン弁口に上方から対向し、
前記メイン弁体の移動を規制する規制部を有する請求項8に記載の排水路構造。 - 上下方向に延びる排水路の途中部分が常閉のメインバルブで通常は閉塞され、流下する廃水が前記メインバルブを開弁させて通過する排水路構造であって、
前記排水路内に上下動可能に配され、内側を廃水が流下可能な内側通路部材と、
前記内側通路部材から側方に張り出す環状弁体が、前記排水路に形成された弁座部に上方から当接してなり、常には、前記内側通路部材と前記排水路の内面との間の環状隙間を閉塞し、下流側からの圧力によって前記環状弁体が前記弁座部から離間し、前記環状隙間が開放されるサブバルブと、を備え、
前記メインバルブは、前記内側通路部材の下端部に形成されたメイン弁口と、前記メイン弁口の下方に配されて、弾性部材により前記メイン弁口に下方から当接するように付勢され、排水を受けて前記メイン弁口を開放するメイン弁体と、を有する排水路構造。 - 前記内側通路部材及び前記メイン弁体の全体形状が中心軸に対して対称になっている請求項8乃至10の何れか1の請求項に記載の排水路構造。
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