JP6508723B2 - データステッチング装置、データステッチング方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1,2は、被検面を部分的に測定した形状データをつなぎ合わせて、被検面全体の形状データを計算する方法を開示している。
また、データステッチング(データ接続)は、形状の計測データのステッチングに限らず、複数の画像データのステッチングなど、様々なデータを対象に行われる。
一般的に、従来のデータステッチングに際しては、各データにおける接続領域の値が尤もらしくなるような中間点の値の生成が行われる。そして、その中間点を橋渡しとして、2つの異なるデータの接続が行われる。
前記複数のデータそれぞれを弾性体の形状のデータとみなし、前記複数のデータに対応する複数の弾性体それぞれに生じる弾性変形を求める処理部を備え、
前記弾性体の前記形状は、前記データが有する複数のデータ要素が示す値を結ぶ形状であり、
前記弾性変形は、前記複数のデータにおいてデータ要素の値が一致すべきデータ要素に対応した弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を互いに接続することで生じる弾性変形であり、
前記処理部は、前記弾性変形が生じた前記複数の弾性体の形状を示すデータを、前記複数のデータをステッチしたステッチングデータとして出力するデータステッチング装置である。接続される弾性体の部分同士の相対距離が完全にゼロになる場合のほか、相対距離がほぼゼロになる場合、すなわち、実質的にゼロとみなせる程度の相対距離にする場合を含む。
前記複数のデータ要素それぞれは、前記計測パス上の計測値を示すデータ要素であり、
前記複数の計測パスそれぞれは、前記複数の計測パスに含まれる他の計測パスとの交点を有し、
前記弾性体の前記形状は、前記形状計測データが有する複数のデータ要素が示す前記計測値を結ぶ線の形状であり、
前記弾性変形は、前記交点の計測値を示すデータ要素に対応した前記弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を接続することで生じる弾性変形であるのが好ましい。
前記複数のデータ要素それぞれは、画素であり、
前記複数の画像データの撮影範囲それぞれは、前記複数の画像データに含まれる他の画像データの撮影範囲との重複領域を有し、
前記弾性体の前記形状は、前記画像データが有する複数の画素が示す画素値を結ぶ面の形状であり、
前記弾性変形は、前記重複領域に含まれる画素に対応した前記弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を接続することで生じる弾性変形であるのが好ましい。
前記複数の観測データの観測範囲それぞれは、前記複数の観測データに含まれる他の観測データの観測範囲との重複領域を有するのが好ましい。
前記評価する処理は、前記弾性変形が生じた前記複数の弾性体全体に対する固有値解析の結果に基づいて行われるのが好ましい。
前記複数のデータそれぞれを弾性体の形状のデータとみなし、前記複数のデータに対応する複数の弾性体それぞれに生じる弾性変形を求める処理を前記コンピュータが実行すること、
前記弾性変形が生じた前記複数の弾性体の形状を示すデータを、前記複数のデータをステッチしたステッチングデータとして、前記コンピュータが出力すること、
を含み
前記弾性体の前記形状は、前記データが有する複数のデータ要素が示す値を結ぶ形状であり、
前記弾性変形は、前記複数のデータにおいてデータ要素の値が一致すべきデータ要素に対応した弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を互いに接続することで生じる弾性変形である。
それぞれが複数のデータ要素を有する複数のデータをステッチする処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記処理は、
前記複数のデータそれぞれを弾性体の形状のデータとみなし、前記複数のデータに対応する複数の弾性体それぞれに生じる弾性変形を求めることと、
前記弾性変形が生じた前記複数の弾性体の形状を示すデータを、前記複数のデータをステッチしたステッチングデータとして出力することと、
を含み、
前記弾性体の前記形状は、前記データが有する複数のデータ要素が示す値を結ぶ形状であり、
前記弾性変形は、前記複数のデータにおいてデータ要素の値が一致すべきデータ要素に対応した弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を互いに接続することで生じる弾性変形である。
さらに他の観点からみた本発明は、前記コンピュータプログラムを記録した記録媒体である。
また、データ取得部2は、設けられていなくてもよく、処理装置3が、処理装置3内の記憶部12又は外部の記憶装置に記憶された被ステッチングデータを取得して処理を行っても良い。
処理部11は、記憶部12に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、処理装置3の有する機能を発揮する。具体的には、図1に示すように、処理部11は、データ取得処理部11a、弾性率設定部(変形モデル生成部)11b、一致データポイント設定部11c、変形演算部11d、検出部11e、出力処理部11f、評価部11gとしての機能を発揮する。各機能部の詳細については後述する。
図2は、円形平板を計測装置2が測定する場合の複数の計測パスを示している。
直線パスは、円形平板上において6°おきに配置されており、個々の直線パスは、他の多数の直線パスと交わっている。円環パスは、円形平板の外周側に配置されており、全直線パスの径方向外側の先端部を繋ぐような円環状のパスとなっている。
なお、円形平板の中央部は測定範囲外とされているため、計測範囲は、ドーナツ状の領域となる。
図3(a)に示す第2計測パスは、前記xy平面上の座標(x21,y21)から座標(x2n,y2n)を結ぶ直線パスである。第2計測パスについての計測データは、図3(c)に示すように、座標(x21,y21)から座標(x2n,y2n)における複数(n個)の計測ポイント(サンプリングポイント)それぞれにおける計測対象厚さ方向位置(高さ;z方向位置)の測定結果をデータ要素として有するデータ列として構成される。
このように、計測データは、各データ要素がx,y,zという3次元の値を持つ3次元データのデータ列である。
このように、複数の計測データそれぞれは、誤差のために、相互に矛盾したデータとなっている。
しかし、この場合、交点近傍のみで値の不一致が解消されるにすぎず、全体的には交点付近を境界としてデータ値の不整合が残ることになる。つまり、データ接続領域における不整合が残ることになる。
計測データを弾性体とみなすことで、データステッチング(データ接続)問題は、弾性体接続問題に置き換わる。本実施形態では、弾性体接続問題を解くことにより、データ接続領域の不整合を解消する。
まず、処理装置11の処理部11のデータ取得処理部11aは、データ取得部2の計測を制御するデータ取得処理を行う。データ取得処理部11aは、計測装置2から同一の計測対象における複数の計測パスに対応した複数の計測データ(被ステッチングデータ)を受け付ける。
計測データは、前述のように3次元データであるため、弾性率が設定されることにより3次元の弾性体形状のデータとして取り扱うことができる。具体的には、複数の計測データが、多数の線状弾性体からなる弾性体集合として取り扱われる。弾性体集合に含まれる多数の線状弾性体それぞれは、xyz空間において、図4に示す形態で、個別に存在する。
なお、線状弾性体の太さは、数値上は与えても、データをステッチするために仮想的にはゼロとみなすことができる。
また、弾性率設定処理は、後述の変形演算処理(ステップS3)の開始前までに行われていればよく、後述の一致データポイント設定処理(ステップS2)の後に行われてもよい。
なお、本実施形態において、弾性率の絶対値の大きさは問題とならないため、弾性率の大きさは適宜設定すればよい。複数の計測データそれぞれに異なる弾性率を設定する場合、計測データの精度(データ信頼度;含まれる誤差の大きさ)に応じて、複数の計測データそれぞれに設定される弾性率を決定する(詳細は後述する)。
一致データポイントは、図2に示す計測パスにおける全ての交点に対応して設定される。
なお、一致データポイントは、一致データポイント設定部11cが自動的に設定してもよいし、ユーザ入力による一致データポイントの指定に基づいて、一致データポイント設定部11cが設定してもよい。
本実施形態の変形演算部11dでは、有限要素法によって、弾性体の変形を求める。有限要素法は、一般に、構造解析などで用いられる数値解析手法であり、本実施形態では、弾性変形解析を行うために有限要素法を用いる。
梁要素及びシェル要素は有限要素法で用いられる要素である。したがって、要素分割は、有限要素法のソフトウェアに搭載された機能を用いて行うことができる。
本実施形態では、弾性体は線状であるため、図5Bに示すように、梁要素によって要素分割された弾性体変形モデルが生成される。弾性体変形モデルは、例えば、計測データの各データ要素間を、1又は複数の梁要素によって接続することによって構成することができる。
各画像データは、重複した撮影範囲(重複領域)を有する。重複領域に含まれる画素は、一致データポイント(一致データ要素)として設定される。重複領域において複数の弾性体変形モデルM1,M2が接続される。
この設定によって、弾性変形モデルによって示される複数の弾性体同士が一致データポイントの位置において接続される。一致データポイントに対応した位置(変位位置)において複数の弾性体を接続すると、各弾性体における一致データポイントに対応した位置(変位位置)が強制変位される。この強制変位によって、弾性変形モデルによって示される各弾性体が弾性変形する。
一致データポイントに対応した弾性体の位置(変位位置)の強制変位によって、弾性体変形モデルを構成する各有限要素(梁要素)それぞれに曲げが生じ、強制変位による弾性変形は弾性体全体に波及する。この結果、強制変位による弾性変形は、接続された弾性体集合体全体に波及する。変形演算部11dは、このような弾性変形の結果、弾性体集合体が自然にとる形状(弾性体の内部応力によるエネルギーの総和が最小になる形状)を、有限要素法による変形解析により求める。
変形解析の境界条件は、全データポイントに対して過拘束とならないように行う。すなわち、拘束点を任意に選択し、6自由度(本実施形態では、並進3自由度と回転3自由度)を拘束する。また誤差がゼロのデータポイントがあればそれらを拘束することも可能である。この場合は、過拘束でも構わない。
なお、複数の弾性体の任意のポイント同士を接続するように弾性変形させる設定の機能は、一般的な有限要素法のソフトウェアに搭載されており、当該設定は、かかる機能を利用することで行える。
そして、竹ひごを編んで得られた竹籠の形は、個々の竹ひご(弾性体)の形と弾性率がわかれば、有限要素法で求めることができる。
したがって、竹籠の形を求めるのと同様に、一致データポイントで接続した弾性体集合の形状を、弾性体形状データとして取り扱われる計測データとその弾性率に基づいて、有限要素法で求めることができる。
つまり、データのもつ全自由度における最小二乗法を実現し、より真値に近い結果を出力することができる。そして、計測データを弾性体とみなすことで、誤差による矛盾を有するデータを接続した場合であっても、その誤差による矛盾を、弾性変形によって、弾性体としての計測データ全体に配分することができ、接続領域における不整合を抑制することができる。
図3に示すように、第1計測パスの計測データ(図3(b))の一致データポイントのデータ値が(xa,ya,z1a)であり、第2計測パスの計測データ(図3(c))の一致データポイントのデータ値(xa,ya,z2a)である場合、各一致データポイント(各一致データ要素)のデータ値それぞれが、例えば、各一致データポイントのデータ値の中間値(xa,ya,(z1a+z2a)/2)になるように設定される。
この場合、第1計測パスの計測データ(図3(b))の一致データポイント(一致データ要素)のデータ値(xa,ya,z1a)が、中間値(xa,ya,(z1a+z2a)/2)の位置へ変位するように、弾性体とみなされた第1計測パス計測データが弾性変形し、第2計測パスの計測データ(図3(c))の一致データポイント(一致データ要素)のデータ値(xa,ya,z2a)が、中間値(xa,ya,(z1a+z2a)/2)の位置へ変位するように、弾性体とみなされた第2計測バス計測データが弾性変形する。
以上の処理により、データ値が一致すべき各一致データポイント(一致データ要素)のデータ値が一致(相対値がゼロ)し、各一致データポイントが接続されたことになる。
なお、演算の簡単化のため、データ値が一致すべき各一致データポイント(xa,ya,z1a),(xa,ya,z2a)のデータ値x,y,zのうち、ステッチングすべき方向(ステッチング方向(ここではz方向)の値z1a,z2aだけを変更する(z1a,z2aを(z1a+z2a)/2にする)ことで、データ値を一致させてもよい。この場合、元々一致している値xa,yaは、変更されないため、xy座標の演算を省略できる。
ただし、厳密には、ステッチング方向の値z1a,z2aが一致するように、それぞれの弾性体を弾性変形させると、それぞれの弾性体の各一致データポイントのxy座標値も元の値(xa,ya)からわずかにずれた値(xa’,ya’)になる。したがって、厳密な演算を行う場合には、各一致データポイントのデータ値を一致させた場合のxyz座標値は、(xa’,ya’,(z1a+z2a)/2)となるべきである。
しかし、xy座標におけるずれは、大変小さく、演算結果にほとんど影響を与えないため、xy座標値の演算を省略してもよい。すなわち、弾性体のxy座標値は、一致データポイントの接続前の値を使用し、z座標値についてのみ一致データポイントの接続後の値を使用してもよい。
ただし、計測データ(被ステッチングデータ)は、離散的なデータであるため、実際の計測対象の計測パス交点位置に完全に一致したデータ要素が存在しているとは限らない。高精度のデータステッチングが必要ない場合には、計測データに含まれるデータ要素のうち実際の計測パス交点位置の近傍のデータ要素を一致データポイントとして選択すればよいが、高精度のデータステッチングが求められる場合、より正確に一致データポイントを設定することが望まれる。
図6は、より正確な一致データポイント設定の仕方を示している。ここでは、図6(a)に示すように、第1計測パスの計測データの第1データ要素(x1i,y1i,z1i)と第2データ要素(x1(i+1),y1(i+1),z1(i+1))との間、及び第2計測パスの計測データの第3データ要素(x2j,y2j,z2j)と第4データ要素(x2(j+1),y2(j+1),z2(j+1))との間に、実際の計測パス交点(一致データポイント)が存在するものとする。
そして、一致データポイント設定部11cは、2つの補間関数が、図6(a)のxy平面において交差するxy座標の位置(xa,ya)を、xy座標における交点として決定する。
同様に、一致データポイント設定部11cは、第2計測パスの補間関数を用いて、交点xy座標(xa,ya)におけるzの値(=z2a)を求める。これにより、第2計測パスの補間関数上において、交点に対応する補間データ要素のxyz座標値=(xa,ya,z2a)が得られる。得られた補間データ要素(xa,ya,z2a)は、第2計測パスの計測データに加えられ、第2計測パスの計測データおける一致データポイントとして設定される。
以上の処理によって、より正確な一致データポイントの設定が行える。
処理部11の検出部11eは、変形後の弾性体の内部応力データに基づいて、誤差が相対的に大きいなどの不適切な計測データ(被ステッチングデータ)又は不適切に設定された一致データポイント(弾性体の不適切な接続)を検出する検出処理を実行する(ステップS4)。
したがって、測定装置2の測定精度が低い場合であっても、ステッチングによって精度の高い測定結果を得ることができる。
図8は、図4と同様に、処理部3による処理前の計測データである。処理前の計測データでは、図8の太い黒線で示す「存在するはずの凸部」の位置に凸部が存在していることを把握するのは困難である。
一方、処理部3による処理後のステッチングデータでは、図9に示すように、凸部に対応した形状が現われており、精度の良い測定結果が得られていることがわかる。
この図9からも、本実施形態のステッチング処理によって、高精度の測定結果が得られていることが確認できる。
これにより、精度の低い直線パスの計測データが、精度の高い円環パスの計測データに合せて変形するため、精度の高いステッチングデータが得られる。しかも、直線パスについては測定回数を少なくできるため、測定の高速化も図られる。
観測範囲の決め方の適切さを評価する処理は、互いに接続された複数の弾性体の集合に対する固有値解析によって行われる(ステップS11)。固有値の解析の結果得られた固有値(固有振動数など)が高いほど、観測範囲の決め方についてより高い評価が出力される(ステップS12)。
したがって、撮影範囲(観測範囲)の決め方の評価の際には、固有値に基づくデータ補正力だけでなく、必要となるデータ量も考慮した評価値を求めても良い。
また、計測パス(観察範囲)の設定の仕方によって、計測対象(観測対象)全体からみたデータ要素の密度が変化するため、評価値には、データ要素の密度も考慮してもよい。例えば、図12(a)(b)では、図12(a)は計測パスの数が多く、データ密度が高いのに対し、図12(b)(c)の順でデータ密度が低くなり、計測対象において計測されていない部分が増加することになる。したがって、データ重複の密度が高くなるほど、より高精度のデータとして評価することができる。
図14(a)において、
n=1〜N
N:ステッチングされるデータ(被ステッチングデータ)の数
m_n=1〜M_n
M_n:n番目のデータを構成するデータ要素の数
である。
図14(b)は、データ毎に、データ要素を線で結んだ線形状を示している。離散的な第1データに対応した弾性体の形状は、関数f1(x)によって表される。離散的な第2データに対応した弾性体の線形状は、関数f2(x)によって表される。以下、関数fn(x)は、n番目のデータを弾性体の形状とみなした場合における当該弾性体の形状を示す。
ただし、ここでは、数学的観点からの説明の便宜上、弾性体の形状は、図14(b)に示されるように滑らかな曲線でデータ要素を結んだ形状とする。
ここで、第1データの一致データポイントは、fi(x2_i)に設定され、第2データの一致データポイントは、fj(x2_j)に設定されるものとする。一致データポイントに対応する変位位置での2つの弾性体の接続は、数学的には、fi’(x2_i)=fj’(x2_j)となるように、fi(x2_i)とfj(x2_j)とを変位させることである。なお、fi’(x2_i)及びfj’(x2_j)は、それぞれ、fi(x2_i)及びfj(x2_j)の変位後の値を示す。
すなわち、一般化したステッチング条件は、次の式(1)のとおりである。
図16は、変形後の弾性体の形状に対応する関数fi’(x),fj’(x)を示している。関数fi’(x)は、2つの弾性体の接続に伴って変形した関数fi(x)を示している。関数fj’(x)は、2つの弾性体の接続に伴って変形した関数fj(x)を示している。
つまり、以下の式(3)(4)のとおりである。
ここで、上記ステッチング条件を満たすような関数fi(x),fj(x)の変形の仕方は、無数に存在する。したがって、変位関数ui(x),uj(x)も、無数に存在する。したがって、変位関数ui(x),uj(x)の最適化が必要である。
変位関数の最適化のため、本実施形態では、関数fi(x),fj(x)から関数fi’(x),fj’(x)への変形は、関数fi(x),fj(x)によって示される形状を持つ弾性体の弾性変形であると考える。互いに接続された複数の弾性体からな弾性体集合は、曲げによる弾性エネルギーが最小となる形状をとる。関数の変形が弾性変形であると考えることで、弾性変形を解析する手法によって、変位関数ui(x),uj(x)を最適化することができる。
曲げによる弾性エネルギーの最小化は、数学的に表すと、変位関数ui(x),uj(x)の曲率の積分値を最小化することと等価である。したがって、弾性変形の概念を導入した場合における変位関数の最適化は、例えば、以下の式(5)のように定式化される。
式(6)では、変位関数un(x)(n=1〜N)それぞれの二階微分値(曲率)に重みwnを乗じている。データの精度(信頼度)が高いほど、弾性率、すなわち重みwnを大きくする。これにより、高い精度を持つデータに対応した弾性体に対応する変位関数の曲率がより大きく評価される(弾性体が変形しにくい)ことになる。
また、有限要素法は、2次元以下のデータにも適用可能であるから、当然に、被ステッチングデータは2次元以下のデータであってもよい。
さらに、被ステッチングデータは、4次元以上のデータであってもよい。被ステッチングデータが4次元以上のデータである場合、被ステッチングデータを4次元以上の弾性体形状データとみなすとともに、有限要素法をデータの次元数に応じた次元に拡張したものを用いればよい。
つまり、被ステッチングデータは、任意のn次元(nは1以上の整数)のデータでよい。
2 データ取得部
3 処理装置
11 処理部
11a データ取得処理部
11b 弾性率設定部
11c 一致データポイント設定部
11d 変形演算部
11e 検出部
11f 出力処理部
11g 評価部
12 記憶部
13 入力部
14 出力部
Claims (19)
- それぞれが複数のデータ要素を有する複数のデータをステッチするためのデータステッチング装置であって、
前記複数のデータそれぞれを弾性体の形状のデータとみなし、前記複数のデータに対応する複数の弾性体それぞれに生じる弾性変形を求める処理部を備え、
前記データ要素は、サンプリングポイントを示す座標と、前記座標においてサンプリングされた値と、を含み、
前記弾性体の前記形状は、複数次元の空間において、前記データが有する複数のデータ要素が示す値を結ぶ形状であり、
前記複数次元の空間は、前記座標の座標軸方向と、サンプリングされた前記値の大きさに対応するステッチング方向と、を有し、
前記弾性変形は、前記複数のデータにおいてサンプリングされた前記値を含むデータ要素の値が一致すべきデータ要素に対応した弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を前記ステッチング方向に変位させて互いに接続することで前記複数の弾性体それぞれに波及して前記ステッチング方向へ生じる弾性変形を含み、
前記処理部は、前記弾性変形が生じた前記複数の弾性体の形状を示すデータを、前記複数のデータをステッチしたステッチングデータとして出力する
データステッチング装置。 - 前記処理部は、前記複数の弾性体それぞれの弾性率を設定するよう構成されている
請求項1記載のデータステッチング装置。 - 前記処理部は、複数の弾性体それぞれに異なる弾性率を設定可能である
請求項2記載のデータステッチング装置。 - 前記処理部は、前記複数のデータそれぞれの信頼度に基づいて、前記複数の弾性体それぞれの弾性率を決定するよう構成されている
請求項2又は3に記載のデータステッチング装置。 - 前記処理部は、前記複数のデータのうちの少なくとも一つのデータに、前記複数のデータ要素を補間する補間データ要素を加える処理を行うよう構成され、
前記複数のデータにおいてデータ要素の値が一致すべきデータ要素は、前記補間データ要素を含む
請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - 前記処理部は、前記弾性変形が生じた前記複数の弾性体の内部応力を求め、前記内部応力に基づいて、前記複数のデータのうち不適切なデータを検出するよう構成されている
請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - 前記処理部は、前記弾性変形が生じた前記複数の弾性体の内部応力を求め、前記内部応力に基づいて、前記複数の弾性体の不適切な接続を検出する
請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - 前記処理部は、前記複数のデータに基づいて生成された複数の弾性体変形モデルを用いた変形解析によって、前記弾性変形を求める
請求項1〜7のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - 前記複数の弾性体変形モデルそれぞれは、少なくとも曲げ変形可能な複数の要素を有して構成されている
請求項8に記載のデータステッチング装置。 - 前記要素は、梁要素を含む
請求項9記載のデータステッチング装置。 - 前記要素は、シェル要素を含む
請求項9記載のデータステッチング装置。 - 前記変形解析は、有限要素法によって行われる
請求項8〜11のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - 前記弾性変形は、少なくとも曲げ変形を含む
請求項1〜12のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - 前記複数のデータは、計測対象物の表面を複数の計測パスに沿って計測して得られた複数の形状計測データであり、
前記複数のデータ要素それぞれは、前記計測パス上の計測値を示すデータ要素であり、
前記複数の計測パスそれぞれは、前記複数の計測パスに含まれる他の計測パスとの交点を有し、
前記弾性体の前記形状は、前記形状計測データが有する複数のデータ要素が示す前記計測値を結ぶ線の形状であり、
前記弾性変形は、前記交点の計測値を示すデータ要素に対応した前記弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を接続することで生じる弾性変形である
請求項1〜13のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - 前記複数のデータは、画像データであり、
前記複数のデータ要素それぞれは、画素であり、
前記複数の画像データの撮影範囲それぞれは、前記複数の画像データに含まれる他の画像データの撮影範囲との重複領域を有し、
前記弾性体の前記形状は、前記画像データが有する複数の画素が示す画素値を結ぶ面の形状であり、
前記弾性変形は、前記重複領域に含まれる画素に対応した前記弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を接続することで生じる弾性変形である
請求項1〜13のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - 前記複数のデータは、観測装置によって観測対象物を観測して得られた複数の観測データであり、
前記複数の観測データの観測範囲それぞれは、前記複数の観測データに含まれる他の観測データの観測範囲との重複領域を有する
請求項1〜13のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - 前記処理部は、前記観測対象物の観測の仕方を評価する処理を行うよう構成され、
前記評価する処理は、前記複数の弾性体全体に対する固有値解析の結果に基づいて行われる
請求項1〜16のいずれか1項に記載のデータステッチング装置。 - それぞれが複数のデータ要素を有する複数のデータをステッチする処理をコンピュータが行う方法であって、
前記複数のデータそれぞれを弾性体の形状のデータとみなし、前記複数のデータに対応する複数の弾性体それぞれに生じる弾性変形を求める処理を前記コンピュータが実行すること、
前記弾性変形が生じた前記複数の弾性体の形状を示すデータを、前記複数のデータをステッチしたステッチングデータとして、前記コンピュータが出力すること、
を含み、
前記データ要素は、サンプリングポイントを示す座標と、前記座標においてサンプリングされた値と、を含み、
前記弾性体の前記形状は、複数次元の空間において、前記データが有する複数のデータ要素が示す値を結ぶ形状であり、
前記複数次元の空間は、前記座標の座標軸方向と、サンプリングされた前記値の大きさに対応するステッチング方向と、を有し、
前記弾性変形は、前記複数のデータにおいてサンプリングされた前記値を含むデータ要素の値が一致すべきデータ要素に対応した弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を前記ステッチング方向に変位させて互いに接続することで前記複数の弾性体それぞれに波及して前記ステッチング方向へ生じる弾性変形を含む
方法。 - それぞれが複数のデータ要素を有する複数のデータをステッチする処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記処理は、
前記複数のデータそれぞれを弾性体の形状のデータとみなし、前記複数のデータに対応する複数の弾性体それぞれに生じる弾性変形を求めることと、
前記弾性変形が生じた前記複数の弾性体の形状を示すデータを、前記複数のデータをステッチしたステッチングデータとして出力することと、
を含み、
前記データ要素は、サンプリングポイントを示す座標と、前記座標においてサンプリングされた値と、を含み、
前記弾性体の前記形状は、複数次元の空間において、前記データが有する複数のデータ要素が示す値を結ぶ形状であり、
前記複数次元の空間は、前記座標の座標軸方向と、サンプリングされた前記値の大きさに対応するステッチング方向と、を有し、
前記弾性変形は、前記複数のデータにおいてサンプリングされた前記値を含むデータ要素の値が一致すべきデータ要素に対応した弾性体の位置において、前記位置が一致するように前記複数の弾性体を前記ステッチング方向に変位させて互いに接続することで前記複数の弾性体それぞれに波及して前記ステッチング方向へ生じる弾性変形を含む
コンピュータプログラム。
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