JP6506019B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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本発明は、箱状の筐体内に無線通信モジュールを収納した無線通信装置に関する。
この種の無線通信装置はテレメトリングやテレマティクスやなどの分野で用いられている。典型的な例としては、自動販売機内に無線通信装置を設置し、自動販売機の主制御装置が自動販売機の販売データや電子マネーの決済情報などを管理サーバに送信する自動販売機管理システムが知られている。その他の例としては、駐車場の管理システム、水道の流量管理システムなどが挙げられる。
無線通信装置は、筐体内に無線通信モジュールと制御回路等が実装された回路基板を内蔵している(特許文献1参照)。この無線通信モジュールは、データ回線終端装置(Data Circuit-terminating Equipment)に相当する装置である。したがって、自動販売機の主制御装置などの利用機器に、無線通信モジュールを直接実装するようにしてもシステム構築は可能である。しかしながら、無線通信の規格・仕様は通信事業者やモジュールの種類毎に様々であるため、ある無線通信モジュールに適合するように利用機器を設計してしまうと、通信事業者・提供サービス・種類に変更等に対応することが困難であるという問題がある。なお、このような変更が生じる理由の1つとしては、無線通信の製品サイクルに比べてシステム全体の寿命等が短いことが挙げられる。一方、システムによっては無線通信に関して独自の機能や仕様が求められる場合がある。そこで、無線通信装置では、無線通信モジュールと制御回路とを内蔵し、該制御回路により通信事業者・提供サービス・種類等の相違を吸収したり、システム独自の機能を付加したりすることにより、コスト低減や利便性の充実を図っている。このように無線通信装置は、データ回線終端装置である無線通信モジュールを内蔵しているが、利用機器からみると無線通信装置全体で1つのデータ回線終端装置にみえるよう構成されている。
特開2006−198062号公報
特許文献1に記載の従来の無線通信装置では、それぞれ制御回路が実装された主回路基板と副回路基板とを備え、両者を通信可能に接続している。副回路基板には、無線通信モジュールが実装されており、副回路基板上の制御回路は該無線通信モジュールに適合するように構成されている。副回路基板上の制御回路は、制御プログラムが記憶された記憶部と、該記憶部に記憶されている制御プログラムを実行する演算処理部とを含む。ここで、制御プログラムの記憶部への書き込み作業は、主回路基板への組み付け前に行われる。一方、制御プログラム書き込み工程は副回路基板だけでなく主回路基板においても行う必要があるため作業コストが大きくなるという問題があった。また、従来の無線通信装置では、副回路基板の記憶部に記憶されている制御プログラムを更新する際には、主回路基板から副回路基板を取り外し、副回路基板上の記憶部の交換(ROM交換)を行うため、作業が繁雑になるだけでなく誤って異なる種類用のROMに換装するおそれもあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、出荷時の作業コストが低く且つ保守性が高い無線通信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、自動販売機内に設置されて使用される、該自動販売機の主制御装置と接続して該自動販売機に無線通信機能を提供する無線通信装置であって、相互に通信可能に接続された主回路基板及び副回路基板を備え、主回路基板は、第1制御プログラムが記憶された第1記憶部と、第1記憶部に記憶された第1制御プログラムを実行可能な第1演算処理部とを備え、副回路基板は、第2制御プログラムが記憶可能な第2記憶部と、第2記憶部に記憶された第2制御プログラムを実行可能な第2演算処理部とを備え、第1記憶部には第2制御プログラムが記憶され、第1制御プログラムは、第1記憶部に記憶されている第2制御プログラムを副回路基板に転送する制御プログラム管理手段を含むことを特徴とするものを提案する。
本発明では、副回路基板で用いられる第2制御プログラムを主回路基板から転送している。すなわち、第2制御プログラムの書き込み或いは書き換え処理は、主回路基板と副回路基板を接続した状態で実施可能である。これにより作業コストが低減するとともに保守性が向上したものとなる。
本発明の好適な態様の一例としては、第1記憶部には、副回路基板の種類に対応する複数の第2制御プログラムが記憶され、制御プログラム管理手段は、主回路基板に接続されている副回路基板の種類を検出し、該副回路基板の種類に対応する第2制御プログラムを第1記憶部から副回路基板に転送することを特徴とするものが挙げられる。本発明によれば、副回路基板の種類に適した第2制御プログラムを副回路基板の第2記憶部に書き込むことが可能となるとともに、誤って他の種類用の第2制御プログラムを副回路基板の第2記憶部に書き込むことを防止できる。
また、本発明の好適な態様の他の例としては、制御プログラム管理手段は、第2制御プログラムが第2記憶部に記憶されているか否かを検出し、第2記憶部に第2制御プログラムが記憶されていない場合に第2制御プログラムを第1記憶部から副回路基板に転送することを特徴とするものが挙げられる。本発明によれば、副回路基板の第2記憶部に第2制御プログラムが記憶されていないという事態を防止できる一方、副回路基板の第2記憶部に第2制御プログラムが既に記憶されている場合には書き込み処理を重複して実施することを防止できる。
また、本発明の好適な態様の他の例としては、制御プログラム管理手段は、第2記憶部に記憶されている第2制御プログラムのバージョンを検出し、該検出バージョンが第1記憶部に記憶されている第2制御プログラムのバージョンよりも古い場合に第2制御プログラムを第1記憶部から副回路基板に転送することを特徴とするものが挙げられる。本発明によれば、第2制御プログラムを最新のものに維持することができる。
以上詳述したように、本発明では、副回路基板で用いられる第2制御プログラムを主回路基板から転送している。すなわち、第2制御プログラムの書き込み或いは書き換え処理は、主回路基板と副回路基板を接続した状態で実施可能である。これにより作業コストが低減するとともに保守性が向上したものとなる。
無線通信装置のブロック図 主回路基板の記憶部の構成図 拡張回路基板の記憶部の構成図 副制御プログラムの書き換え処理を説明するシーケンスチャート
本発明の一実施の形態に係る無線通信装置について図面を参照して説明する。図1は無線通信装置のブロック図、図2は主回路基板の記憶部の構成図、図3は拡張回路基板の記憶部の構成図である。
本実施の形態に係る無線通信装置1は、筐体内に主回路基板100と副回路基板としての拡張回路基板200とを備えている。なお、本実施の形態に係る無線通信装置1は、拡張回路基板200を接続せず、主回路基板100のみで動作が可能である。一方、拡張回路基板200は、主回路基板100に対して所定の機能を拡張させることを目的としている。このため、本実施の形態では、主回路基板100と着脱自在に接続する副回路基板を拡張回路基板と呼ぶものとする。
主回路基板100は、制御部110と、シリアルポートインタフェイス121と、LAN(Local Area Network)インタフェイス122と、通信モジュール用インタフェイス123と、無線通信モジュール131と、基板間インタフェイス141と、アクセスポートインタフェイス151と、拡張回路基板用アクセスポート161とを備えている。
シリアルポートインタフェイス121は、無線通信装置1をデータ回線終端装置(Data Circuit-terminating Equipment)として機能させる際に、利用機器が接続される。LANインタフェイス122は、無線通信モジュール131により接続した無線通信網をWAN(Wide Area Network)側として、LANとWANを中継するルータ又はゲートウェイ装置として無線通信装置1を機能させる際に、LANに接続される。
通信モジュール用インタフェイス123は、無線通信モジュール131を接続するためのインタフェイスである。無線通信モジュール131は、データ回線終端装置に相当する装置であり、例えば、GSM(Global System for Mobile communications)網,W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)網,LTE(Long Term Evolution)網など広域無線データ通信網に接続可能な通信モジュールである。
基板間インタフェイス141は、副回路基板である拡張回路基板200との通信用インタフェイスである。基板間インタフェイス141としては、例えばシリアル・ペリフェラル・インタフェース(SPI)などが挙げられる。
アクセスポートインタフェイス151は、主回路基板100や、主回路基板100に実装された集積回路の検査・デバック・メンテナンスなどを主目的として、主回路基板100にアクセスするためのポートを有するインタフェイスである。アクセスポートインタフェイス151の規格としては、例えばJTAG(Joint Test Action Group)などが挙げられる。本実施の形態では、JTAGに準拠したアクセスポートインタフェイス151を用いた。なお、アクセスポートインタフェイス151で用いられるJTAGをはじめとする各種規格は、本来的には前述のようにテスト等を主目的としたものであるが、当該規格を拡張して接続機器との間で各種通信を行うことができるように実装することが可能である。
拡張回路基板用アクセスポート161は、後述する拡張回路基板200のアクセスポートインタフェイスと接続するためのポートである。主回路基板100は、該拡張回路基板用アクセスポート161と拡張回路基板200のアクセスポートインタフェイスとを接続することにより、拡張回路基板200や、拡張回路基板200に実装された集積回路の検査・デバック・メンテナンスなどが可能となる。拡張回路基板用アクセスポート161の規格としては種々のものを用いることができるが、本実施の形態ではJTAGを用いた。
制御部110は、演算処理部111と、記憶部112とを備えている。記憶部112は、フラッシュROM(Read Only Memory)と呼ばれる電気的に書き換え可能な不揮発性記憶媒体からなる。記憶部112には、図2に示すように、主回路基板100用の制御プログラムである主制御プログラム180と、拡張回路基板200用の1つ以上の副制御プログラム191,192…が記憶されている。無線通信装置1は、演算処理部111が主制御プログラム180を実行することにより動作する。
主制御プログラム180は、通信制御プログラム181と、管理用プログラム182とを含む。通信制御プログラム181は、シリアルポートインタフェイス121に接続した又はLANインタフェイス122を介して接続した外部装置(利用機器)に対して各種通信機能等を提供する。より具体的には、通信制御プログラム181は、シリアルポートインタフェイス121に外部装置が接続されている場合には、該外部装置に対して無線通信装置1が1つのデータ回線終端装置としてみえるように動作する。この場合、通信制御プログラム181は、外部装置と無線通信モジュール131とのデータを中継したり、必要に応じてデータのアドレス変換をしたり、外部装置を代理して無線通信網への接続処理をしたりする。一方、LANインタフェイス122を利用する場合、通信制御プログラム181は無線通信網との接続処理をしたり、ゲートウェイやルータとしての処理をしたりする。
管理用プログラム182は、主回路基板100及び拡張回路基板200の機能を管理する。より具体的には、管理用プログラム182は、電源投入時やリセット動作時等に初期チェック動作を行ったり、主回路基板100の記憶部112に記憶されている通信制御プログラム181の書き換え処理をしたり、拡張回路基板200に記憶されている副制御プログラムの書き換え処理をしたりする。副制御プログラムの書き換え処理については後述する。
制御部110の記憶部112には、拡張回路基板200の種類に対応して複数の副制御プログラム191,192…が記憶されている。ここで、各副制御プログラム191,192…は、そのバージョン情報が含まれる。バージョン情報としては、日付情報であってもよい。複数の副制御プログラム191,192は、無線通信装置1の工場出荷時などに予め記憶部112に記憶しておいてもよいし、前述の管理用プログラム182により任意のタイミングで所定のサーバからダウンロードして記憶部112に記憶するようにしてもよい。
拡張回路基板200は、無線通信装置1に対して、主回路基板100だけでは実現できない種々の拡張機能を提供するものであり、その種類によって種々の形態が考えられる。例えば、Wi−Fi(登録商標)通信機能を提供するもの、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信機能を提供するもの、温度センサや湿度センサなどの各種センサ機能を提供するもの、その他の特殊なインタフェイスを提供するもの、これらの機能を組み合わせたものなどが挙げられる。本実施の形態では、Wi−Fi(登録商標)通信機能を提供するものを例にとって説明する。
拡張回路基板200は、少なくとも、制御部210と、基板間インタフェイス221と、アクセスポートインタフェイス222と、種類情報保持部223とを備えている。これらは拡張回路基板200の種類で共通である。一方、本実施の形態に係る拡張回路基板200は種類独自の構成として、Wi−Fi(登録商標)モジュール用インタフェイス231と、Wi−Fi(登録商標)モジュール232とを備えている。
基板間インタフェイス221は、主回路基板100との通信用インタフェイスであり、主回路基板100の基板間インタフェイス141と適合する。基板間インタフェイス221は、例えばシリアル・ペリフェラル・インタフェースなどが挙げられる。
アクセスポートインタフェイス222は、拡張回路基板200や、拡張回路基板200に実装された集積回路の検査・デバック・メンテナンスなどを主目的として、主回路基板200にアクセスするためのポートを有するインタフェイスである。該アクセスポートインタフェイス222は、主回路基板100の拡張回路基板用アクセスポート161と接続する。本実施の形態では、JTAGに準拠したアクセスポートインタフェイス222を用いた。
種類情報保持部223は、拡張回路基板200の種類情報を保持する手段である。種類情報保持部223の実装形態としては種々の形態が考えられる。例えば、不揮発性メモリに種類情報に対応するコードを記憶する形態や、ディップスイッチやロータリスイッチなどにより物理的に種類情報に対応するコードを記憶する形態などが挙げられる。主回路基板100は、種類情報保持部223に保持されている種類情報に対して、アクセスポートインタフェイス222を介して或いは基板間インタフェイス221を介してアクセス可能になっている。本実施の形態では、アクセスポートインタフェイス222を介して主回路基板に種類情報を送信可能になっている。
制御部210は、演算処理部211と、記憶部212とを備えている。記憶部212は、フラッシュROM(Read Only Memory)と呼ばれる電気的に書き換え可能な不揮発性記憶媒体からなる。記憶部212には、図3に示すように、拡張回路基板200用の制御プログラムである副制御プログラム241と、管理用プログラム242とが記憶されている。拡張回路基板200は、演算処理部211が副制御プログラム241を実行することにより主回路基板100に対して所定の拡張機能を提供するよう動作する。
副制御プログラム241は、自身の種類に応じて主回路基板100に対して所定の拡張機能を提供するよう設定されている。副制御プログラム241には、自身のバージョン情報が含まれる。
管理用プログラム242は、拡張回路基板200の機能を管理する。より具体的には、管理用プログラム242は、電源投入時やリセット動作時等に初期チェック動作を行ったり、主回路基板100と共働して副制御プログラム241の書き換え処理をしたりする。副制御プログラムの書き換え処理については後述する。
本実施の形態に係る無線通信装置1は、主回路基板100から拡張回路基板200に副制御プログラムを転送し、該副制御プログラムで拡張回路基板200の副制御プログラムを書き換えることを特徴としている。以下、副制御プログラムの書き換え処理について図4のシーケンスチャートを参照して説明する。
主回路基板100に拡張回路基板200が装着されると、主回路基板100の管理用プログラム182は、拡張回路基板用アクセスポート161及び副回路基板200のアクセスポートインタフェイス222を介して拡張回路基板200の種類情報を取得する(ステップS1)。ここで拡張回路基板200から主回路基板100への種類情報の送信処理は、拡張回路基板200の管理用プログラム242による処理でも副制御プログラム241による処理でもなく、拡張回路基板200による回路実装により処理されている点に留意されたい。
以降は、主回路基板100の管理用プログラム182と副回路基板200の管理用プログラム242との間で、基板間インタフェイス141及び基板間インタフェイス221を介した通信が行われる。
まず、主回路基板100の管理用プログラム182は、副回路基板200の管理用プログラム242に対して、副回路基板200の記憶部212に記憶されている副制御プログラム241のバージョン情報の送信を要求する(ステップS2)。副回路基板200の管理用プログラム242は、該要求に対して副制御プログラム241のバージョン情報を送信する(ステップS3)。ここで、副回路基板200の記憶部212に副制御プログラム241が記憶されていない場合、副回路基板200の管理用プログラム242は、バージョン情報に代えて「記憶無し」の旨を送信する(ステップS3)。
次に主回路基板100の管理用プログラム182は、副回路基板200の記憶部212に記憶されている副制御プログラム241の書き換え要否を判定する(ステップS4)。具体的には、主回路基板100の管理用プログラム182は、前記ステップS1で取得した種類情報に対応する副制御プログラム191,192…が記憶部112に記憶されているか判定し、記憶されている場合更に当該副制御プログラム191,192…のバージョン情報を取得し、前記ステップS3で取得したバージョン情報と比較する。副回路基板200の副制御プログラム241のバージョンが、記憶部112に記憶されている副制御プログラム191,192…のバージョンよりも古い場合には、「書き換え要」であると判定する。また、副回路基板200から「記憶無し」を受信した場合にも、「書き換え要(書き込み要)」であると判定する。
「書き換え要」である判定した場合、主回路基板100の管理用プログラム182は、記憶部212に記憶されている副制御プログラム191,192…のうち副回路基板200の種類に対応するものを副回路基板200の管理用プログラム242に送信する(ステップS5)。副回路基板200の管理用プログラム242は、副制御プログラム191,192…の受信(ダウンロード)に失敗した場合には、主回路基板100の管理用プログラム182に対して再送を要求する(ステップS6,S7)。次に、副回路基板200の管理用プログラム242は、受信した副制御プログラム191,192…を記憶部212に書き込む(ステップS8)。最後に、主回路基板100の管理用プログラム182は書き換えられた副制御プログラムに制御を移す。
このように本実施の形態に係る無線通信装置1によれば、拡張回路基板200で用いられる副制御プログラム241を主回路基板100から転送して書き込んでいるので、作業コストが低減するとともに保守性が向上したものとなる。また本実施の形態に係る無線通信装置1によれば、拡張回路基板200の副制御プログラム241が最新のものに維持されるので更に作業コストが低減するとともに保守性が向上したものとなる。さらに本実施の形態に係る無線通信装置1によれば、拡張回路基板200の種類に対応した副制御プログラム191,192…により書き換え処理が行われるので、誤って他の種類用の副制御プログラムに書き換えてしまう事故を未然に防止できる。
以上本発明の一実施の形態について詳述したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、主回路基板100と拡張回路基板200間の通信インタフェイスとしてSPIを用いるとともに、拡張回路基板200の種類情報の送信にはJTAGを用いたが、他の仕様を用いてもよい。
また、上記実施の形態では、拡張回路基板200の種類情報の送信にはJTAGを用いるとともに、その後の通信、特に副制御プログラムの送信はSPIを用いたが、JTAGのみを用いるようにしてもよい。この場合、拡張回路基板200の実装形態によっては、拡張回路基板200には副制御プログラムの書き換えのための管理用プログラム242は不要とすることもできる。
また、上記実施の形態では、主回路基板100に拡張回路基板200を装着しなくても動作可能としたが、両者を装着している状態でのみ動作可能にするよう構成してもよい。
また、上記実施の形態ではLAN接続機能を有する無線通信装置について説明したがLAN機能を省略してもよい。
1…無線通信装置、100…主回路基板、112…記憶部、141…基板間インタフェイス、161…拡張基板用アクセスポートインタフェイス、180…主制御プログラム、182…管理用プログラム、191,192…副制御プログラム、200…拡張回路基板、212…記憶部、221…基板間インタフェイス、222…アクセスポートインタフェイス、223…種類情報保持部、241…副制御プログラム、242…管理用プログラム

Claims (4)

  1. 自動販売機内に設置されて使用される、該自動販売機の主制御装置と接続して該自動販売機に無線通信機能を提供する無線通信装置であって、
    相互に通信可能に接続された主回路基板及び副回路基板を備え、
    主回路基板は、第1制御プログラムが記憶された第1記憶部と、第1記憶部に記憶された第1制御プログラムを実行可能な第1演算処理部とを備え、
    副回路基板は、第2制御プログラムが記憶可能な第2記憶部と、第2記憶部に記憶された第2制御プログラムを実行可能な第2演算処理部とを備え、
    第1記憶部には第2制御プログラムが記憶され、
    第1制御プログラムは、第1記憶部に記憶されている第2制御プログラムを副回路基板に転送する制御プログラム管理手段を含む
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 第1記憶部には、副回路基板の種類に対応する複数の第2制御プログラムが記憶され、
    制御プログラム管理手段は、主回路基板に接続されている副回路基板の種類を検出し、該副回路基板の種類に対応する第2制御プログラムを第1記憶部から副回路基板に転送する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 制御プログラム管理手段は、第2制御プログラムが第2記憶部に記憶されているか否かを検出し、第2記憶部に第2制御プログラムが記憶されていない場合に第2制御プログラムを第1記憶部から副回路基板に転送する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信装置。
  4. 制御プログラム管理手段は、第2記憶部に記憶されている第2制御プログラムのバージョンを検出し、該検出バージョンが第1記憶部に記憶されている第2制御プログラムのバージよりも古い場合に第2制御プログラムを第1記憶部から副回路基板に転送する
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の無線通信装置。
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