JP6505567B2 - Icタグの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ICタグの製造方法に関する。
非接触型のICカードであるICタグが利用されている。ICタグには改ざん防止対策が求められる。改ざん防止対策としてICタグの一部に透明部を設けること、およびその製造方法については提案されていなかった。
特開2001−266104号公報
本発明が解決しようとする課題は、透明部を有するICタグの製造方法を提供することである。
実施形態のICタグの製造方法は、積層工程と、挿入工程と、プレス工程と、を持つ。積層工程では、ICチップおよびアンテナが実装された内部シートに含まれる複数のシートを積層する。挿入工程では、前記内部シートの外側に透明な一対のオーバーシートを配置するとともに、前記内部シートに形成された貫通孔に、前記一対のオーバーシートとは別体に形成された透明体を挿入する。プレス工程では、前記一対のオーバーシートを前記内部シートに向かって加圧および加熱する。
ICタグの平面図。 図1のII−II線における断面の部分拡大図。 第1の実施形態におけるICタグの製造方法の説明図。 第2の実施形態におけるICタグの製造方法の説明図。 第3の実施形態におけるICタグの製造方法の説明図。 第4の実施形態におけるICタグの製造方法の説明図。
以下、実施形態のICタグの製造方法を、図面を参照して説明する。以下の説明では、ICタグの厚さ方向をZ方向と呼び、ICタグの表面側を+Z側、裏面側を−Z側と呼ぶ場合がある。また、ICタグの厚さ方向の中央側を内側と呼び、その反対側を外側と呼ぶ。
図1は、ICタグの平面図である。ICタグ1は、ICチップ2と、アンテナ4とを備えている。アンテナ4は、ICタグの周縁部に沿って渦巻き状に形成されている。ICチップ2は、アンテナ4に近接して配置され、アンテナ4と接続されている。リーダー/ライターの磁界中にICタグ1をかざすと、リーダー/ライターはアンテナ4を介して、ICチップ2に書き込まれている情報を読み取る。
図2は、図1のII−II線における断面の部分拡大図である。ICタグ1は、インレットシート10および中間シート12(12b,12t)を含む内部シート18と、オーバーシート20(20b,20t)とを備えている。
インレットシート10は、ICタグ1の厚さ方向の中央部に配置されている。インレットシート10は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)や、PET−G(コポリエステル樹脂)、PC(ポリカーボネート)等の樹脂材料で形成されている。インレットシート10には、前述したICチップ2およびアンテナ4が実装されている。
中間シート12は、インレットシート10の外側に配置されている。中間シート12は、インレットシート10よりも厚肉に形成されている。これにより、インレットシート10に実装されたICチップ2およびアンテナ4が、中間シート12で覆われている。中間シート12は、例えばPETやPET−G等の樹脂材料で形成されている。インレットシート10と同様の材料で中間シート12を形成することにより、インレットシート10と中間シート12との密着性を確保できる。中間シート12は、不透明な(例えば白色の)材料で形成されている。これにより、中間シート12で覆われたICチップ2およびアンテナ4が、ICタグ1の外部から視認されるのを防止できる。また、中間シート12の外側面に印刷した文字や図柄等が見やすくなる。
オーバーシート20は、中間シート12の外側に配置されている。オーバーシート20は、例えばPETやPET−G等の樹脂材料で形成されている。中間シート12と同様の材料でオーバーシート20を形成することにより、中間シート12とオーバーシート20との密着性を確保できる。オーバーシート20は、透明な材料で形成されている。これにより、中間シート12の外側面に印刷した文字や図柄等を視認できる。なお文字や図柄等は、オーバーシートの内側面や外面側に印刷してもよい。
図1に示すように、ICタグ1には透明部50が設けられている。透明部50は、ICタグ1の裏面から表面にかけて(厚さ方向の全体に)可視光を透過させる部分である。透明部50は、平面視において例えば四角形や円形等に形成されている。透明部50は、図1では1箇所に設けられているが、複数箇所に設けられていてもよい。
図2に示すように、透明部50の内部には透明体25が配置されている。
透明体25は、例えばPETやPET−G等の樹脂材料で形成されている。インレットシート10、中間シート12およびオーバーシート20と同様の材料で透明体25を形成することにより、各シートと透明体25との密着性を確保できる。透明体25は、インレットシート10および中間シート12に形成された貫通孔15の内側に配置されている。透明体25の外側は、オーバーシート20で覆われている。
透明部50を有することで、ICタグ1の改ざんが困難になり、セキュリティを高めることができる。なお、ホログラムシールの貼付けや図柄の印刷などにより、透明部50に特殊表示を形成すれば、ICタグ1の改ざんがより困難になる。特殊表示は、透明体25の+Z側面Stおよび−Z側面Sb、並びにオーバーシート20の内側面および外側面のうち、少なくとも一つの面に形成すればよい。また、これらのうち複数の面に形成した特殊表示を組み合わせれば、ICタグ1の改ざんがさらに困難になる。
(第1の実施形態)
図3は、第1の実施形態におけるICタグの製造方法の説明図である。なお図3から図6は、図1のII−II線に相当する部分における断面の部分拡大図である。図3から図6では、製造方法の理解を容易にするため、各シートを分離して描いている。第1の実施形態におけるICタグの製造方法は、内部シート18の積層工程と、貫通孔15を形成する貫通孔形成工程と、透明体25の挿入工程と、オーバーシート20b,20tのプレス工程とを備える。
積層工程では、インレットシート10の外側に一対の中間シート12b,12tを配置して、内部シート18を準備する。
貫通孔形成工程では、内部シート18に貫通孔15を形成する。貫通孔15は、積層されたインレットシート10および一対の中間シート12b,12tに対して、一括して形成する。インレットシート10の第1貫通孔11の内形と、中間シート12の第2貫通孔13の内形とは、同等の大きさに形成する。
貫通孔形成工程を実施する代わりに、積層工程の前に、内部シート18に含まれる複数のシートのそれぞれにシート貫通孔を形成するシート貫通孔形成工程を実施してもよい。シート貫通孔形成工程では、インレットシート10への第1貫通孔11の形成と、中間シート12への第2貫通孔13の形成とを、個別に実施する。シート貫通孔形成工程の後の積層工程では、積層された複数のシートのシート貫通孔により、内部シート18の貫通孔15を形成する。
挿入工程では、まず内部シート18の−Z側に配置するオーバーシート20bに、透明体25を装着する。透明体25の外形は、貫通孔15の内形と同等に形成する。透明体25は、オーバーシート20bと別体に形成し、プレス加工(加圧および加熱)や接着等によりオーバーシート20bに装着する。なお、内部シート18の+Z側に配置するオーバーシート20tに透明体25を装着してもよい。
そして、内部シート18の−Z側にオーバーシート20bを配置しつつ、オーバーシート20bに装着された透明体25を貫通孔15に挿入する。また、内部シート18の+Z側にもオーバーシート20tを配置する。
プレス工程では、オーバーシート20b,20tを内部シート18に向かって加圧および加熱する。これにより、オーバーシート20b,20tと内部シート18との間が密着する。また、透明体25の周囲に配置されたオーバーシート20b,20tおよび内部シート18と、透明体25との間も密着する。なおプレス工程では、一対のオーバーシート20b,20tと、予め加圧および加熱されていない内部シート18とを、一括して加圧および加熱する。そのためプレス工程において、内部シート18に含まれるインレットシート10と中間シート12b,12tとの間も密着する。以上により、ICタグが形成される。
このように、第1の実施形態におけるICタグの製造方法は、内部シート18の貫通孔15に透明体25を挿入する挿入工程と、内部シート18の外側に配置された透明な一対のオーバーシート20b,20tを、内部シート18に向かって加圧および加熱するプレス工程と、を備える。これにより、貫通孔15に透明体25を挿入した場所に透明部50が形成されるので、透明部50を有するICタグを製造することができる。また、プレス工程では全体を一括してプレス加工するので、製造コストの上昇を抑制できる。さらに、貫通孔15に挿入された透明体25が周囲のシートに密着するので、信頼性に優れたICタグを提供できる。
第1の実施形態では、プレス工程において、一対のオーバーシート20b,20tと、予め加圧および加熱されていない内部シート18とを、一括して加圧および加熱した。これに対して、積層工程と挿入工程との間に、積層された内部シート18を加圧および加熱する内部シートプレス工程を実施してもよい。これにより、内部シート18に含まれる各シートが密着するので、内部シート18の取り扱いが容易になる。なお貫通孔形成工程は、内部シートプレス工程の前に実施してもよいし、内部シートプレス工程の前に実施してもよい。
第1の実施形態では、内部シート18(インレットシート10、中間シート12b,12t)およびオーバーシート20b,20tと同様の材料で透明体25を形成した。これに対して透明体25は、内部シート18に比べて、色、透明度、材質および硬さのうち少なくとも1つが異なっていてもよい。この場合には、ICタグ1の改ざんがより困難になる。
第1の実施形態では、挿入工程の以前に、オーバーシート20bに透明体25を装着したが、この装着は仮止めでも良い。仮止めした場合でも、後のプレス工程でオーバーシート20bと透明体25とを密着させることができる。仮止めすることで、小さな透明体25の取り扱いを容易化することができる。なお、オーバーシート20bに透明体25を装着することなく、透明体25を単独で貫通孔15に挿入してもよい。この場合でも、後のプレス工程でオーバーシート20bと透明体25とを密着させることができる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態におけるICタグの製造方法の説明図である。第2の実施形態では、透明体25をオーバーシート20bと一体に形成している点で、第1の実施形態と異なっている。第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の構成となる部分については、その詳細な説明を省略する。
挿入工程の以前に、内部シート18の−Z側に配置するオーバーシート20bのみに透明体25を一体形成する。具体的には、射出成型加工によりオーバーシート20bおよび透明体25を一体形成してもよいし、オーバーシート20bを型押し加工して透明体25を一体形成してもよい。なお、内部シート18の+Z側に配置するオーバーシート20tのみに透明体25を一体形成してもよい。
挿入工程では、内部シート18の−Z側にオーバーシート20bを配置しつつ、オーバーシート20bに一体形成された透明体25を貫通孔15に挿入する。
プレス工程では、オーバーシート20b,20tを内部シート18に向かって加圧および加熱する。これにより、オーバーシート20b,20tと内部シート18との間が密着する。また、透明体25の周囲に配置されたオーバーシート20tおよび内部シート18と、透明体25との間も密着する。
第2の実施形態におけるICタグの製造方法は、内部シート18の−Z側に配置するオーバーシート20bのみに透明体25が一体形成され、挿入工程では、オーバーシート20bを内部シート18の外側に配置しつつ、透明体25を貫通孔15に挿入する。これにより、貫通孔15に透明体25を挿入した場所に透明部50が形成されるので、透明部50を有するICタグを製造することができる。その他にも、第1実施形態と同様の効果が得られる。
これに加えて、透明体25がオーバーシート20bに一体形成されているので、部品の点数を削減することができる。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態におけるICタグの製造方法の説明図である。第3の実施形態では、透明体を2つに分けて、透明体25bをオーバーシート20bと一体に形成し、透明体25tをオーバーシート20tと一体に形成している点で、第1および第2の実施形態と異なっている。第3の実施形態において、第1または第2の実施形態と同様の構成となる部分については、その詳細な説明を省略する。
挿入工程の以前に、内部シート18の−Z側に配置するオーバーシート20bに透明体25bを一体形成し、内部シート18の+Z側に配置するオーバーシート20tに透明体25tを一体形成する。透明体25bおよび透明体25tの外形は、貫通孔15の内形をZ方向に分割した形状である。本実施形態の透明体25bおよび透明体25tは、貫通孔15の内形をZ方向に均等分割した形状であって、同等の外形に形成されている。なお、透明部50に特殊表示を形成する場合には、透明体25bと透明体25tとの合わせ面Scに形成することができる。
挿入工程では、内部シート18の−Z側にオーバーシート20bを配置しつつ、オーバーシート20bに一体形成された透明体25bを貫通孔15に挿入する。また、内部シート18の+Z側にオーバーシート20tを配置しつつ、オーバーシート20tに一体形成された透明体25tを貫通孔15に挿入する。
プレス工程では、オーバーシート20b,20tを内部シート18に向かって加圧および加熱する。これにより、オーバーシート20b,20tと内部シート18との間が密着するとともに、透明体25bと透明体25tとの間が密着する。また、透明体25b,25tの周囲に配置された内部シート18と、透明体25b,25tとの間も密着する。
第3の実施形態におけるICタグの製造方法は、一対のオーバーシート20b,20tのそれぞれに透明体25b,25tが一体形成され、挿入工程では、一対のオーバーシート20b,20tを内部シート18の外側に配置しつつ、透明体25b,25tを貫通孔15に挿入する。これにより、貫通孔15に透明体25b,25tを挿入した場所に透明部が形成されるので、透明部を有するICタグを製造することができる。その他にも、第1実施形態と同様の効果が得られる。
これに加えて、透明体25b,25tを一体形成した一対のオーバーシート20b,20tが同一形状になるので、部品の種類を削減することができる。
第3の実施形態では、一対のオーバーシート20b,20tのそれぞれに透明体25b,25tを一体形成した。これに対して、一方のオーバーシート20bのみに透明体25bを一体形成し、他方のオーバーシート20tと透明体25tとは別体に形成して、後から他方のオーバーシート20tに透明体25tを装着してもよい。
(第4の実施形態)
図6は、第4の実施形態におけるICタグの製造方法の説明図である。図6(a)はプレス工程以前の状態であり、図6(b)はプレス工程中の状態であり、図6(c)はプレス工程後の状態である。第4の実施形態では、インレットシート10の第1貫通孔11の内形が、中間シート12b,12tの第2貫通孔13の内形より大きい点で、第1実施形態と相違している。第4の実施形態において、第1の実施形態と同様の構成となる部分については、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、積層工程の前に、内部シート18に含まれる複数のシートのそれぞれにシート貫通孔を形成するシート貫通孔形成工程を実施する。
すなわち図6(a)に示すように、中間シート12b,12tに第2貫通孔13を形成するとともに、インレットシート10に第1貫通孔11を形成する。インレットシート10の第1貫通孔11の内形は、中間シート12b,12tの第2貫通孔13の内形より大きく形成する。
積層工程では、インレットシート10の外側に一対の中間シート12b,12tを配置して、内部シート18を準備する。そして、積層されたインレットシート10の第1貫通孔11と、中間シート12b,12tの第2貫通孔13により、貫通孔15を形成する。
図6(b)に示すように、プレス工程では、オーバーシート20b,20tを内部シート18に向かって加圧および加熱する。これにより、中間シート12b,12tの第2貫通孔の周縁部14が、インレットシート10の第1貫通孔11の内側のスペースに流入する。中間シート12b,12tはインレットシート10より厚肉に形成されているので、中間シート12b,12tから多くの樹脂材料が小さなスペースに流入することになる。
そのため図6(c)に示すように、プレス工程後には、インレットシート10の第1貫通孔11の内側のスペースが、中間シート12b,12tの樹脂材料で充填される。
ところで、一般にインレットシート10は透明な材料で形成されている。そのため、インレットシート10に実装された物体6が透明部50の近くに配置されていると、ICタグの外部から透明部50およびインレットシート10を通して、物体6が視認されることになる。
第4の実施形態では、プレス工程において、中間シート12,12tの第2貫通孔13の周縁部14を、インレットシート10の第1貫通孔11の内側に流入させる。中間シート12,12tは不透明な材料で形成されているので、透明部50とインレットシート10との間が不透明な中間シート12,12tで遮断される。これにより、ICタグの外部から物体6が視認されるのを防止できる。
第4の実施形態では、プレス工程において、一対のオーバーシート20b,20tと、予め加圧および加熱されていない内部シート18とを、一括して加圧および加熱した。これに対して、積層工程と挿入工程との間に、積層された内部シート18を加圧および加熱する内部シートプレス工程を実施してもよい。この場合には、内部シートプレス工程において、中間シート12,12tの第2貫通孔13の周縁部14を、インレットシート10の第1貫通孔11の内側に流入させる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、内部シート18の貫通孔15に透明体25を挿入する挿入工程と、内部シート18の外側に配置された透明な一対のオーバーシート20b,20tを、内部シート18に向かって加圧および加熱するプレス工程と、を備える。これにより、貫通孔15に透明体25を挿入した場所に透明部50が形成されるので、透明部50を有するICタグを製造することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…ICタグ、2…ICチップ、4…アンテナ、10…インレットシート、11…第1貫通孔(インレットシート貫通孔)、12…中間シート、13…第2貫通孔(中間シート貫通孔)、14…周縁部、15…貫通孔、18…内部シート、20,20b,20t…オーバーシート、25,25b,25t…透明体。


Claims (10)

  1. ICチップおよびアンテナが実装された内部シートに含まれる複数のシートを積層する積層工程と、
    前記内部シートの外側に透明な一対のオーバーシートを配置するとともに、前記内部シートに形成された貫通孔に、前記一対のオーバーシートとは別体に形成された透明体を挿入する挿入工程と、
    前記一対のオーバーシートを前記内部シートに向かって加圧および加熱するプレス工程と、
    を備えたICタグの製造方法。
  2. ICチップおよびアンテナが実装された内部シートに含まれる複数のシートを積層する積層工程と、
    前記内部シートの外側に透明な一対のオーバーシートを配置するとともに、前記内部シートに形成された貫通孔に、前記一対のオーバーシートのうち一方のオーバーシートに一体形成された透明体を挿入する挿入工程と、
    前記一対のオーバーシートを前記内部シートに向かって加圧および加熱するプレス工程と、
    を備えたICタグの製造方法。
  3. ICチップおよびアンテナが実装された内部シートに含まれる複数のシートを積層する積層工程と、
    前記内部シートの外側に透明な一対のオーバーシートを配置するとともに、前記内部シートに形成された貫通孔に、前記一対のオーバーシートのそれぞれに一体形成された透明体を挿入する挿入工程と、
    前記一対のオーバーシートを前記内部シートに向かって加圧および加熱するプレス工程と、
    を備えたICタグの製造方法。
  4. 前記積層工程と前記挿入工程との間に、積層された前記内部シートを加圧および加熱する内部シートプレス工程を備える、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のICタグの製造方法。
  5. 前記プレス工程では、前記一対のオーバーシートと、予め加圧および加熱されていない前記内部シートとを、一括して加圧および加熱する、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のICタグの製造方法。
  6. 前記積層工程の前に、前記内部シートに含まれる前記複数のシートのそれぞれにシート貫通孔を形成するシート貫通孔形成工程を備え、
    前記積層工程では、積層された前記複数のシートの前記シート貫通孔により前記内部シートの前記貫通孔を形成する、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載のICタグの製造方法。
  7. 前記積層工程と前記挿入工程との間に、前記内部シートに前記貫通孔を形成する貫通孔形成工程を備える、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載のICタグの製造方法。
  8. 前記内部シートは、
    前記ICチップおよび前記アンテナが実装されたインレットシートと、
    前記インレットシートの外側に配置された不透明な一対の中間シートと、
    を備え、
    前記積層工程の前に、前記一対の中間シートに中間シート貫通孔を形成するとともに、前記インレットシートに前記中間シート貫通孔より内形の大きいインレットシート貫通孔を形成する、シート貫通孔形成工程を備え、
    前記プレス工程では、前記オーバーシートを前記内部シートに向かって加圧および加熱することで、前記中間シート貫通孔の周縁部を、前記インレットシート貫通孔の内側に流入させる、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のICタグの製造方法。
  9. 前記内部シートは、
    前記ICチップおよび前記アンテナが実装されたインレットシートと、
    前記インレットシートの外側に配置された不透明な一対の中間シートと、
    を備え、
    前記積層工程の前に、前記一対の中間シートに中間シート貫通孔を形成するとともに、前記インレットシートに前記中間シート貫通孔より内形の大きいインレットシート貫通孔を形成する、シート貫通孔形成工程を備え、
    前記積層工程と前記挿入工程との間に、積層された前記内部シートを加圧および加熱する内部シートプレス工程を備え、
    前記内部シートプレス工程では、積層された前記内部シートを加圧および加熱することで、前記中間シート貫通孔の周縁部を、前記インレットシート貫通孔の内側に流入させる、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のICタグの製造方法。
  10. 前記透明体は、前記内部シートと比べて、色、透明度、材質および硬さのうち少なくとも1つが異なっている、
    請求項1から請求項9の何れか1項に記載のICタグの製造方法。
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