JP6503259B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムに関するものである。
無線通信システム、特に自営系と呼ばれる業務用の無線通信システムでは、無線回線制御装置と基地局間インタフェースのIP(Internet Protocol)化が進んでいる。
図1に示すような無線通信システムで、移動局間の通信を行うためには、基地局と無線回線制御装置を介したデジタル無線通信を利用する必要がある。
例えば防災無線システムは、有事の際のあらゆる場合を想定し、常に通信出来る必要がある。現行の防災無線システムでは、無線回線制御装置が停止や遮断された場合でも、基地局が折り返し状態となり同基地局のエリアに在圏する移動局同士で通信をすることが図2に示すように可能であるが、異なる基地局のエリアに在圏する移動局間で通信をすることが出来なかった。
先行技術文献としては、例えば、特許文献1に親局と複数の基地局及び移動局から構成される移動無線通信システムにおいて、移動局の位置に対応して、常に最適な基地局の選択を行う技術が開示されている。
特開平10−23500号公報
本発明の目的は、無線回線制御装置に障害が発生した場合や基地局と無線回線制御装置との回線接続に障害が発生した場合でも異なる基地局の通信エリアに在圏する端末局間で通信をすることである。
本発明の無線通信システムは、無線回線制御装置と複数の基地局と複数の端末局を備えた無線通信システムにおいて、前記複数の基地局は、互いに接続され、基地局折り返し運用中に自局傘下の端末局から呼接続要求を受信すると、他の基地局に対して呼接続のために必要な情報を含む呼設定電文を送信し、前記呼設定電文を他の基地局から受信すると、前記呼設定電文に基づいて呼接続処理を行うことを特徴としている。
なお、前記複数の基地局は、自局傘下の端末局から呼接続要求を受信すると、自局の通信エリア内に呼設定電文を送信し、自局傘下の他の端末局から応答がない場合に、他の基地局に対して前記呼設定電文を送信することが好ましい。
また、前記複数の基地局は、前記呼接続要求の通信種別に応じて、自局の通信エリア内への前記呼設定電文の送信処理、及び/又は、他基地局に対する前記呼設定電文の送信処理を行うことが好ましい。
さらに、前記複数の基地局は、前記無線回線制御装置との接続障害を検出すると、他の基地局と接続するためのポートを開放することが好ましい。
本発明によれば、無線回線制御装置に障害が発生した場合や基地局と無線回線制御装置との回線接続に障害が発生した場合でも異なる基地局の通信エリアに在圏する端末局間で通信をすることができる。
無線通信システムの構成例を示す図である。 無線通信システムの基地局折り返し時の構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係る無線通信システムを説明するための図である。 無線通信システムの基地局折り返し時の個別音声通信シーケンス図である。 本発明の一実施例である無線通信システムの無線回線制御装置が不稼働となった時の個別音声通信シーケンス図である。 本発明の一実施例である無線通信システムの無線回線制御装置が不稼働となった時のグループ音声通信シーケンス図である。 1つの基地局のみ無線回線制御装置がネットワーク障害になった場合の音声通信シーケンス図である。 2つの基地局のみ無線回線制御装置がネットワーク障害になった場合の音声通信シーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の無線通信システムの構成例を示す図である。
図1において、無線通信システムは例えば防災無線システムであり、無線回線制御装置110がネットワーク120を介してルータ部131,132,133,134に接続されている。ルータ部131は基地局141とはLAN(Local Area Network)等で接続され、基地局141は移動局(A)151−1,移動局(B)151−2と無線通信を行う。ルータ部132は基地局142とはLAN等で接続され、基地局142は移動局(C)152−1と無線通信を行う。ルータ部133は基地局143とはLAN等で接続され、基地局143は移動局(D)153−1と無線通信を行う。ルータ部134は基地局144とはLAN等で接続され、基地局144は移動局(E)154−1,移動局(F)154−2と無線通信を行う。
基地局141,142,143,144と移動局(A)151−1,(B)151−2,(C)152−1,(D)153−1,(E)154−1,(F)154−2の間の通信は、ARIB_STD_T79で規定された無線通信となっている。なお、本発明における端末局は移動局には限定されず、固定局も含まれてもよい。
次に、防災無線システムの基地局折り返し時の構成例について図2を用いて説明する。
図2は防災無線システムの基地局折り返し時の構成例を示す図である。
図2において、折り返し通信範囲261は基地局141の通信範囲であり、折り返し通信範囲262は基地局142の通信範囲であり、折り返し通信範囲263は基地局143の通信範囲であり、折り返し通信範囲264は基地局144の通信範囲である。
無線回線制御装置110が停止や遮断201された場合でも、基地局141に在圏する移動局(A)151−1と移動局(B)151−2、基地局144に在圏する移動局(E)154−1と移動局154−2は、基地局折り返し機能にて通信することが出来る。基地局142に在圏する移動局(C)152−1、基地局143に在圏する移動局(D)153−1は、同じ基地局エリアに在圏する他の移動局が存在しないため、通信することが出来ない。
なお、基地局141〜144は無線回線制御装置110との接続障害を検出する手段を備え、接続障害を検出すると後述の基地局折り返し通信を行う折り返し通信モードに移行する。接続障害の検出は既存の接続確認技術(TCPのコネクション管理、TCPのKEEP ALIVE)と独自インタフェースによる電文到達確認)に基づいて行う。接続障害を検出しないときは基地局141〜144は従来通り無線回線制御装置110の制御に基づいて動作する。
ここで、無線回線制御装置110との接続障害とは、無線回線制御装置110自体の停止、障害である場合や、基地局141〜144と無線回線接続装置110との回線(アプローチ回線やネットワーク120)の遮断、障害である場合を含む。
次に、本発明の一実施例に係る防災無線システムについて図3を用いて説明する。
図3は本発明の一実施例に係る防災無線システムを説明するための図である。
図3において、ルータ部131,132,133,134は、ネットワーク120の専用ポート311によって接続されている。
専用ポート311は、例えば、UDP(User Datagram Protocol)/IP(Internet Protocol)であり、UDPポートは縮退運用(基地局折り返し通信運用)の専用ポートである。
これにより、無線回線制御装置110が停止や遮断301された場合でも、基地局141,142,143,144の各基地局エリアに在圏する、例えば、移動局(A)151−1と移動局(F)154−2は、通信することが出来る。
次に、防災無線システムの基地局折り返し時の個別音声通信シーケンスについて図4を用いて説明する。
図4は防災無線システムの基地局折り返し時の個別音声通信シーケンス図である。
移動局(A)151−1から移動局(B)151−2に通信する場合について図4を用いて説明する。
移動局(A)151−1は、操作者(A)401から移動局(B)151−2の移動局番号の入力と発信操作(411)されると、基地局141に複信呼設定電文を送信する(412)。呼設定電文は呼接続のために必要な情報を含む呼接続要求の電文であって、少なくとも通信種別(個別通信、一斉通信、グループ通信等)、送信元移動局の識別情報、送信先移動局の識別情報(グループ通信の場合はグループ識別情報)が含まれている。
基地局141は、移動局(A)151−1に呼設定受付電文を返信する(413)。
(430)は、基地局141が移動局(A)151−1と移動局(B)151−2の双方の使用チャネル決定するために基地局141内部で実施される処理範囲を示している。
基地局141は、移動局(A)151−1の呼設定(431)、呼設定受付(432)、無線チャネル通知(433)の処理を行う。
基地局141は、通信エリア内の基地局141に所属する全ての移動局に通信形態電文を送信(414)し、移動局(B)151−2から通信可否を受信する(415)。通信形態電文は呼接続のための情報であり、移動局からの通信可否に応じて呼設定を行うための電文である。
基地局141は、通信可を送信してきた移動局(B)151−2の呼設定受付(435)、無線チャネル通知(436)を行う。
基地局141は、移動局(B)151−2に呼設定を送信する(415)。
移動局(B)151−2は、Ring鳴動(417)させて操作者402に通信可能を知らせ、基地局141に呼出を送信する(418)。
(440)は、基地局141が相手移動局の呼出の処理範囲を示している。
基地局141は、移動局(A)151−1の呼出(441)と、相手移動局である移動局(B)151−2呼出(442)の処理を行う。
基地局141は、移動局(A)151−1に呼出を送信する(419)。
移動局(A)151−1は、RBT鳴動(420)させて操作者(A)401に呼出を知らせる。
移動局(B)151−2は、操作者402から応答操作(オフフック押下)を受けると、基地局141に応答を送信する(422)。
(450)は、基地局141が相手移動局からの応答の処理範囲を示している。
基地局141は、移動局(B)151−2からの応答(451)、応答通知(452)の処理を行う。
上述の処理により、移動局(A)151−1と移動局(B)151−2は個別通信中状態に遷移し(423)、個別通信が確立される。
次に、本発明の一実施例である防災無線システムの無線回線制御装置との接続障害時の個別音声通信シーケンスについて図5を用いて説明する。
図5は本発明の一実施例である防災無線システムの無線回線制御装置が不稼働等となった時の個別音声通信シーケンス図である。
移動局(A)151−1は、操作者(A)501から移動局(C)152−1の移動局番号の入力と発信操作(411)されると、基地局141に複信呼設定電文を送信する(512)。
基地局141は、移動局(A)151−1に呼設定受付電文を返信する(513)。
また、複信呼設定電文を受信した基地局141は、基地局141の通信エリア内の基地局141に所属する全ての移動局に対して通信形態電文を送信する(514)。
基地局141のエリアに在圏する移動局から応答が無かった場合、基地局141は、通信に使用する情報(スロット情報等)を確保し、ネットワーク120を介して、基地局142、基地局143、基地局144に対して呼設定電文を送信する(515)(516)(517)。
その際の送信先ソケットは、例えば、基地局142、基地局143、基地局144のIPアドレスの縮退運用用UDPポートである。
基地局141から呼設定電文を受信した基地局142、基地局143、基地局144は、自基地局エリアに対して通信形態電文の送信を行う。
(518)は、基地局143が自基地局エリアに対して通信形態電文の送信を行った場合である。
移動局(C)152−1は、基地局143に通信可否電文を送信する(519)。
基地局143は、移動局(C)152−1に呼設定電文を送信する(520)。
移動局(C)152−1はRing鳴動させて操作者(C)503に通信可能を知らせる(521)。
移動局(C)152−1は、基地局143に呼出電文を送信する(522)。
移動局(C)152−1から呼出電文が送信されてきた基地局143は、通信に使用する情報(スロット情報等)を確保し、基地局141に呼出電文を送信する(523)。
呼出電文を受信した基地局141は移動局(A)151−1に対して呼出電文を送信する(524)。このとき、移動局(A)151−1ではRBT(Ring Back Tone)が鳴動(525)して操作者(A)501に知らせる。
移動局(C)152−1が操作者(C)503の応答操作(オフフック押下)(526)を受けると、移動局(C)152−1は基地局143に応答電文を送信する(527)。
応答電文を受信した基地局143は基地局141に応答通知電文を送信し(523)、移動局(A)151−1と移動局(C)152−1は、個別通信中状態に遷移する(529)。
次に、本発明の一実施例である防災無線システムの無線回線制御装置が不稼働となった時のグループ音声通信シーケンスについて図6を用いて説明する。
図6は、本発明の一実施例である防災無線システムの無線回線制御装置の接続障害時のグループ音声通信シーケンス図である。
移動局(A)151−1は、操作者(A)601からグループ番号が入力され発信操作(611)が行われると、基地局141に単信呼設定電文を送信(612)する。
基地局141は、移動局(A)151−1に呼設定受付電文を返信する(613)。
また、単信呼設定電文を受信した基地局141は、通信に使用する情報(スロット情報等)を確保し、IPネットワークを介して、基地局142、基地局143、基地局144に対してグループ呼受付電文を送信する(614)(616)(618)。その際の送信先ソケットは、例えば、基地局142、基地局143、基地局144のIPアドレスの縮退運用用UDPポートである。
基地局142,143,144は、基地局141に対してグループ呼受付電文を返信する(615)(617)(619)。
基地局141からグループ呼受付電文を受信した基地局142、基地局143、基地局144と基地局141は、自基地局エリアに対してグループ呼設定と通信形態電文を送信する。
例えば、基地局144は、移動局(C)152−1にグループ呼設定電文(622)と通信形態電文(623)を送信する。
移動局(C)152−1は、操作者(C)603に対してグループ着信音を鳴動する(624)。
基地局141、基地局142、基地局143、基地局144に在圏かつグループ呼番号に該当するすべての移動局は、グループ通信中状態に遷移する(625)。
次に、1つの基地局のみ無線回線制御装置がネットワーク障害になった場合の音声通信シーケンスについて図7を用いて説明する。
図7は1つの基地局141のみ無線回線制御装置との接続障害が発生した場合の音声通信シーケンス図である。
移動局(A)151−1は、操作者(A)701から移動局(C)152−1の移動局番号が入力され、発信操作(711)が行われると、基地局141に複信呼設定電文を送信(712)する。
基地局141は、移動局(A)151−1に呼設定受付電文(713)と通信形態電文(714)を返信する。
移動局(A)151−1は、移動局(C)152−1が基地局141の通信エリアに在圏していれば通信可能である(715)。
複信呼設定電文を受信した基地局141は、基地局141のエリアに対して通信形態電文を送信する。
基地局141は、基地局141の通信エリアに在圏する移動局から応答が無かった場合、通信に使用する情報(スロット情報等)を確保し、IPネットワークを介して、基地局142、基地局143、基地局144に対して呼設定電文を送信する(716)(723)(729)。その際の送信先ソケットは、例えば、基地局142、基地局143、基地局144のIPアドレスの縮退運用用UDPポートである。
基地局142、基地局143、基地局144は、無線回線制御装置110とのコネクションが確立しているため、縮退運用用UDPポートは解放していない。
基地局141は、基地局142,143,144に対して呼設定電文を3回送信(716)(718),(722)(724)(726),(728)(730)(732)するが、応答通知が返ってこないため、個別通信は確立せずに、シーケンスが終了する。
次に、2つの基地局141、143のみ無線回線制御装置との接続障害が発生した場合の音声通信シーケンスについて図8を用いて説明する。
図8は2つの基地局のみ無線回線制御装置がネットワーク障害になった場合の音声通信シーケンス図である。図8は基地局141,143の2つのみがネットワーク障害になった場合を示している。
移動局(A)151−1は、操作者(A)801から移動局(C)152−1の移動局番号の入力と発信操作(811)が行われると、基地局141に複信呼設定電文を送信する(812)。
基地局141は、移動局(A)151−1に呼設定受付電文(813)と通信形態電文(814)を返信する。
複信呼設定電文を受信した基地局141は、基地局141の通信エリアに対して通信形態電文を送信する。
基地局141は、基地局141の通信エリアに在圏する移動局から応答が無かった場合、通信に使用する情報(スロット情報等)を確保し、IPネットワークを介して、基地局142、基地局143、基地局141に対して呼設定電文を送信する(815)(817)(818)。その際の送信先ソケットは、基地局142、基地局143、基地局144のIPアドレスの縮退運用用UDPポートである。
基地局142、基地局144は、無線回線制御装置110とのコネクションが確立しているため、縮退運用用UDPポートは解放していないが、基地局143は無線回線制御装置110とのコネクションが切断されているため、接続障害時には縮退運用用UDPポートを開放している。
基地局141から呼設定電文(817)を受信した基地局143は、自基地局の通信エリアに対して通信形態電文を行う(820)。
移動局(C)152−1から応答(821)が返ってきた基地局143は、通信に使用する情報(スロット情報等)を確保する
また、基地局143は、移動局(C)152−1に対して呼設定電文を送信する(822)。
移動局(C)152−1は、Ringを鳴動し、操作者(C)803に呼出電文が着信したことを知らせる(823)。
移動局(C)152−1は、操作者(C)803の操作により、呼出電文を基地局143に送信する(824)。
基地局143は、基地局141に呼出電文を送信する(825)。
呼出電文(825)を受信した基地局141は移動局(A)151−1に対して呼出電文を送信する(826)。
このとき、移動局(A)151−1は、RBTを鳴動し、操作者(A)801に呼出電文が着信したことを知らせる。
移動局(C)152−1は、操作者(C)803の応答操作(オフフック押下)(828)により、応答電文を基地局143に送信する(829)。
応答電文(829)を受信した基地局143は、基地局141に応答通知電文を送信する(830)。
移動局(A)151−1と移動局(C)152−1は、個別通信中状態に遷移する(831)。
本発明の実施形態である無線通信システムは、無線回線制御装置が停止や遮断された場合でも異なる基地局の通信エリアに在圏する移動局間で通信をすることができる。
以上のように、本発明に係る無線通信システムの基地局は、無線回線制御装置または無線回線制御装置とのアプローチ回線の障害時に、傘下の移動局から個別通信要求を受信すると、自局から当該個別通信要求に対する呼接続処理を実施し、通信先の移動局からの応答が無ければ、専用ポートを用いて他の基地局に当該個別通信要求に対する呼接続処理を実施し、他の基地局傘下の移動局から応答があれば、呼接続を行い通信を確立する。
なお、自局傘下に対する呼接続処理と同時に他の基地局に対しても専用ポートを用いて呼接続処理を実施してもよい。
また、本発明に係る無線通信システムの基地局は、無線回線制御装置または無線回線制御装置とのアプローチ回線の障害時に、傘下の移動局からグループ通信要求を受信すると、自局とともに他の基地局に対して専用ポートを用いて当該グループ通信要求に対する呼接続処理を実施し、グループ通信対象の移動局からの応答に応じてグループ通信を確立する。
このように、基地局は呼接続要求の通信種別に応じて、自局傘下への呼接続処理(呼設定電文の送信処理)、及び/又は、他基地局に対する専用ポートを用いた呼接続処理を実施する。
以上本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された防災無線システムに限定されるものではなく、上記以外の無線システムに広く適用することができることは言うまでもない。
上述した実施形態では、複数の基地局141〜144は基地局折り返し運用の専用ポート311を備えて構成した。しかし、専用ポート311は基地局折り返し時専用のポートに限定されるものではなく、本発明におけるUDPポートは、少なくとも無線回線制御装置110との接続が正常な場合には開放せず、接続障害時に開放されるものであればよい。
基地局同士が呼設定電文の送受ができることによって、無線回線制御装置との接続が断となった基地局は該基地局装置に在圏する移動局から応答がない場合に他の基地局に対して呼設定電文を送信する用途にも適用できる。
110:無線回線制御装置、120:ネットワーク、131,132,133,134:ルータ部、141,142,142,144:基地局、151−1:移動局(A)、151−2:移動局(B)、152−1:移動局(C)、153−1:移動局(D)、154−1:移動局(E)、154−2:移動局(F)、311:専用ポート。

Claims (3)

  1. 無線回線制御装置と複数の基地局と複数の端末局を備えた無線通信システムにおいて、
    前記複数の基地局は、
    互いに接続され、
    基地局折り返し運用中に自局傘下の端末局から呼接続要求を受信すると、前記呼接続要求の通信種別に応じて、自局の通信エリア内への前記呼設定電文の送信処理、及び/又は、他の基地局に対して呼接続のために必要な情報を含む前記呼設定電文の送信処理を行い
    前記呼設定電文を他の基地局から受信すると、前記呼設定電文に基づいて呼接続処理を行う、
    ことを特徴とする、無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記複数の基地局は、自局傘下の端末局から呼接続要求を受信すると、自局の通信エリア内に呼設定電文を送信し、自局傘下の他の端末局から応答がない場合に、他の基地局に対して前記呼設定電文を送信することを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1〜のいずれか1項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記複数の基地局は、前記無線回線制御装置との接続障害を検出すると、他の基地局と接続するためのポートを開放することを特徴とする無線通信システム。
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