JP6502745B2 - 画像形成装置及びその制御方法とプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法とプログラムに関するものである。
複数の用紙カセットを備える画像形成装置において、印刷に使用する用紙カセットを、用紙に紐づく用紙情報、即ち用紙のサイズ、名称、ID、形状などによって指定することが一般に実施されている。これによれば、指定された用紙情報に最も適する用紙を収容している用紙カセットを複数の用紙カセットの中から自動的に選択し、その選択した用紙カセットから給紙された用紙を用いて印刷することができる。
用紙カセットには様々な形状のものが存在し、用紙カセットに設定できる用紙のサイズ、形状、枚数等が互いに異なり、また用紙カセットが装着された位置に応じて、給紙に要する時間も互いに異なる。特許文献1には、印刷ジョブで指定された用紙情報に対応する用紙が装着された用紙カセットが複数存在する場合、最も用紙の搬送パスが短くなる用紙カセットを選択することが記載されている。
また、印刷ジョブで指定された用紙情報に適合する用紙を収容した用紙カセットがない場合、操作者は、印刷に適した用紙を用紙カセットにセットしないかぎり、その印刷ジョブを実行することができない。この場合、オペレータが、複数存在している用紙カセットの内、どの用紙カセットが用紙を設定するのに最も適しているかを判断するのが難しいため、最適な用紙カセットをオペレータに提示することが提案されている。
また特許文献2では、他の利用者が使用する予定の用紙を取り出してしまうことを防ぐために、給紙装置の予約を受け付けることができるようにし、予約されている用紙カセットを区別できるようにしている。
また特許文献3は、印刷履歴から使用頻度の低い用紙種が設定されている用紙カセットを特定し、その用紙カセットを、用紙を設定するのに適した用紙カセットとして表示することを記載している。
特開2010−117511号公報 特開2008−293381号公報 特開2008−304843号公報
印刷現場で使用する用紙カセットには様々な形状のものがあり、用紙カセットによっては、用紙を大量に収容できる反面、用紙を入れ替えるのが手間であったり、時間を要するものがある。上述の特許文献2や特許文献3に記載の方法では、このような用紙カセットを、用紙をセットする最も適した用紙カセットとして選んでしまう可能性があり、そのような場合は、用紙の装填や交換に時間を要し、生産性の低下を招くという課題がある。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決することにある。
本発明の特徴は、収容部への用紙の装填や用紙の交換などの操作性を考慮するとともに、収容部の種類を考慮して、用紙を装填するのに適した収容部をユーザに提示する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
シートを収容する複数の収容部を備える画像形成装置であって、
前記複数の収容部から、給紙元として使用する収容部を選択する第1の選択手段と、
前記第1の選択手段により選択された収容部から用紙を給紙する給紙手段と、
ジョブで指定された用紙を収容する収容部が前記複数の収容部にない場合に、前記複数の収容部から、用紙を装填する収容部を選択する第2の選択手段と、
前記第2の選択手段により選択された収容部を操作者に提示する提示手段と、を有し、前記複数の収容部に含まれる所定種類の収容部は、前記第2の選択手段による選択が行われる場合に、前記第1の選択手段による選択が行われる場合よりも低い優先度で選択されることを特徴とする。
本発明によれば、収容部への用紙の装填や用紙の交換などの操作性を考慮するとともに、収容部の種類を考慮して、用紙を装填するのに適した収容部をユーザに提示することができる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態1に係る画像処理装置の全体構成を説明するブロック図。 実施形態1に係る画像形成装置のソフトウェアモジュールを説明する機能ブロック図。 実施形態1に係る画像形成装置の操作部の表示部に表示される用紙要求画面の一例を示す図。 実施形態1に係る画像形成装置が印刷ジョブを受付けたときに、その印刷ジョブで使用するカセットを選択する処理を説明するフローチャート。 本発明の実施形態1において、図4のS412で実行される、操作者に用紙を装填するのに最適なカセットを提示する処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係る画像形成装置による推奨カセットの選択処理において、CPUがカセットの優先順位を変更する様子を説明する模式図。 実施形態2に係る画像形成装置による、図4のS412で実行される、操作者に用紙を装填するのに最適な推奨カセットを提示する処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係る画像形成装置による推奨カセットの選択処理において、CPUがカセットの優先順位を変更する様子を説明する模式図。 実施形態3に係る画像形成装置による、図4のS412で実行される、操作者に用紙を装填するのに最適なカセットを提示する処理を説明するフローチャート。 実施形態3に係る画像形成装置による推奨カセットの選択処理において、CPUがカセットの優先順位を変更する様子を説明する模式図。 実施形態4に係る画像形成装置による、図4のS412で実行される、操作者に用紙を装填するのに最適なカセットを提示する処理を説明するフローチャート。 実施形態4に係る画像形成装置による推奨カセットの選択処理において、CPUがカセットの優先順位を変更する様子を説明する模式図。 タンデムカセットの一例を説明する図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
本実施形態では、用紙カセット(以下、カセット)に用紙を装填する要求が発生すると、カセットからの用紙が給紙されるまでの時間に加え、用紙の交換や装填がしやすいカセットであるかどうかを判定する。そして、そうでないカセットの場合は、そのカセットを選択する優先度を下げる。実施形態1では、特に用紙の出し入れに手間のかかるタンデムカセットを用紙の入れ替えに適さないカセットとし、それを選択する優先度を低下させる場合を説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る画像処理装置の全体構成を説明するブロック図である。
この画像形成装置は、画像形成装置全体の動作を制御するコントローラユニット(制御部)100、収容部109、原稿を読み取るスキャナ119、用紙(シート)に画像を印刷するプリンタエンジン120及び操作部121を有する。スキャナ119は、デバイスI/F(インターフェース)113、スキャナ画像処理部117を介して画像バス111に接続されている。またプリンタエンジン120は、デバイスI/F113、プリンタ画像処理部118を介して画像バス111に接続されている。収容部109、スキャナ119、プリンタエンジン120、操作部121はそれぞれコントローラユニット100に接続され、コントロールユニット100により制御される。ここで収容部109は、一つのカセット(収容部)を表すものでなく、複数のカセット(デッキや給紙装置を含む)を総称したものとして示されている。
コントローラユニット100はCPU101を有し、CPU101はシステムバス110を介してRAM102,ROM103,HDD104、画像バスI/F105、操作部I/F106、給紙制御部108、ネットワークI/F107と接続される。RAM102は、CPU101の作業領域を提供するためのメモリで、設定されたパラメータを一時記録するための設定値メモリと、画像データを一部記憶するための画像メモリとして使用される。ROM103はブートROMで、ブートプログラムを格納している。HDD104には、システムソフトウェア、パラメータ設定値履歴、画像データなどが格納される。CPU101は、ROM103に格納されたブートプログラムを実行して、HDD104にインストールされているプログラムをRAM102に展開する。そして、そのRAM102に展開されたプログラムを実行することにより、CPU101がコントローラユニット100としての機能を実現する。
操作部I/F106は、操作部121とコントローラユニット100との間でデータの入出力を制御するインタフェースである。操作部I/F106は、CPU101からの指示を受けて、表示する画像データを操作部121へ出力し、操作者が操作部121を介して入力した情報をCPU101へ伝達する。給紙制御部108は、CPU101からの指示に従って、収容部109に含まれる複数のカセットのそれぞれの種別などの情報や状態に関するデータをCPU101に送信する。またCPU101からの収容部109の状態変更指示に関するデータの伝送を行う。収容部109は、前述したように、印刷に使用する用紙(シート)を収容する複数のカセット(収容部)の総称で、この収容部109には、画像形成装置自体が備えているものの他、大型デッキやインサータなども含まれる。これら大型デッキやインサータなどは、ケーブルやネットワークなどを介して給紙制御部108に接続される。ネットワークI/F107は、LAN122と接続され、LAN122に対して情報の入出力を行う。画像バスI/F105は、システムバス110と高速の画像バス111とを接続し、それらの間でデータ構造を変換するバスブリッジである。
次に画像バス111に接続されている各部を説明する。RIP(ラスタイメージプロセッサ)112は、LAN122から受信したPDLコードをビットマップ画像に展開する。画像伸張部115は、HDD104に圧縮、符号化されて格納されている画像データを印刷する際、その画像データ復号する。こうして復号された画像データは、プリンタ画像処理部118により画像処理がなされた後、プリンタエンジン120に出力して印刷される。また画像圧縮部116は、RIP112やスキャナ画像処理部117で処理された画像データをHDD104へ格納する際に所定の圧縮方式で符号化する。デバイスI/F113は、スキャナ画像処理部117やプリンタ画像処理部118を介してスキャナ119やプリンタエンジン120を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換と、設定値、調整値、機器状態のデータの伝送を行う。スキャナ画像処理部117は、スキャナ119から入力した画像データに対して、補正、加工、像域分離、変倍、2値化処理などの処理を行う。スキャナ119は、不図示の自動原稿送り装置と圧板読取装置を有し、複数枚の原稿の両面の読み取りを行うことができる。また不図示の原稿カバーの開閉、原稿の有無、原稿サイズの検知を行うセンサを有している。これらセンサにより検知された情報やスキャナ119の状態情報は、スキャナ画像処理部117とデバイスI/F113を介してCPU101へ送信される。プリンタ画像処理部118は、印刷する画像データに対して、プリンタエンジン120に応じた補正、解像度変換などの処理や、画像の位置調整等の処理を行う。プリンタエンジン120は、印刷する用紙を格納するためのカセット(不図示)を少なくとも1つ以上保有する。カセットは、そこに収容された用紙のサイズを検知してプリンタエンジン120とプリンタ画像処理部118とデバイスI/F113を介してCPU101に通知する。また各カセットの用紙残量、カセットの開閉状態などの状態情報は、プリンタ画像処理部118とデバイスI/F113を介してCPU101へ送信される。
図2は、実施形態1に係る画像形成装置のソフトウェアモジュールを説明する機能ブロック図である。尚、図2に示す各ソフトウェアモジュールの機能は、主にCPU101がRAM102に展開したプログラムを実行することにより達成される。
ジョブコントロール処理201は、各ソフトウェアモジュールを投下、制御し、コピー、プリント、スキャン、UI処理などの画像形成装置内で発生するあらゆるジョブの制御を行う。UI処理202は、主に操作部121、操作部I/F106に係る制御を行う。UI処理202は、操作者が操作部121で行った操作内容をジョブコントロール処理201へ通知するとともに、ジョブコントロール処理201からの指示に基づいて、操作部121の表示部の表示内容を制御する。また操作部121に表示するための描画データの編集などを制御する。ネットワーク処理203は、主にネットワークI/F107を介して行われる外部との通信を制御するモジュールで、LAN122上の各機器との通信制御を行う。ネットワーク処理203は、LAN122上の各機器からの制御コマンドやデータを受信すると、その内容をジョブコントロール処理201へ通知する。またジョブコントロール処理201からの指示に基づき、LAN122上の各機器へ、制御コマンドやデータを送信する。RIP処理204は、ジョブコントロール処理201の指示に基づいて、PDL(ページ記述言語)を解釈(インタプリット)し、RIP112を制御してレンダリングすることでビットマップ画像データに展開する。
用紙管理処理205は、ジョブコントロール処理201の指示に基づいて、収容部109を制御して、収容部109の選択状態を変更したり、収容されている用紙のフィードを行う。また収容部109の状態を取得してジョブコントロール処理201へ通知する。画像編集処理206は、ジョブコントロール処理201の指示に基づいて、不図示の画像処理部を制御し、指定された画像データに対して画像処理を行う。画像編集処理206は、ジョブコントロール処理201より画像データ、画像属性(画像データのサイズ、カラーモード、解像度など)を受け付ける。そして不図示の画像処理部、画像伸張部115、画像圧縮部116を制御して、画像データに対して画像処理を施し、画像処理後の画像データをジョブコントロール処理201へ通知する。
スキャン処理207は、ジョブコントロール処理201の指示に基づいて、スキャナ119、及びスキャナ画像処理部117を制御して、スキャナ119に原稿の読み込みを指示する。そして原稿を読み取って得られた画像データに対してスキャナ画像処理部117による画像処理を指示する。またスキャナ画像処理部117とスキャナ119の状態情報を取得してジョブコントロール処理201へ通知する。プリント処理208は、ジョブコントロール処理201の指示に基づいて、不図示の画像処理部、プリンタ画像処理部118及びプリンタエンジン120を制御し、指定された画像データに基づく印刷処理を行う。プリント処理208は、ジョブコントロール処理201より、画像データ、画像属性(画像データのサイズ、カラーモード、解像度など)、レイアウト情報(オフセット、拡大縮小、面付けなど)及び用紙情報(サイズ、印刷方向)などの情報を受け付ける。そして、画像伸張部115、画像圧縮部116、不図示の画像処理部及びプリンタ画像処理部118を制御して、画像データに対して画像処理を施し、プリンタエンジン120を制御して用紙への印刷を指示する。またプリンタ画像処理部118とプリンタエンジン120の状態情報を取得して、ジョブコントロール処理201へ通知する。
図3は、実施形態1に係る画像形成装置の操作部121の表示部に表示される用紙要求画面300の一例を示す図である。
後述する推奨カセット選択処理によって、推奨カセットが選択されると、CPU101は操作部121に用紙要求画面300を表示する。この用紙要求画面300は、受け付けた印刷ジョブを実行するのに必要な用紙がカセットに装填されていない場合に表示される。この用紙要求画面300は、印刷ジョブを実行するのに必要な用紙の情報301、各カセットに設定されている用紙の情報、及び、その用紙を装填するのに最適なカセットを操作者に提示するための画面である。
プリントに必要な用紙情報301は、印刷ジョブで指定された用紙情報を示し、ここでは複数のカセットのいずれにも装填されていない用紙情報を表示している。ここで表示される情報には、用紙の名称、サイズ、特徴などの用紙を特定するための情報が含まれる。
カセット情報302は、収容部109に含まれるカセットの構成、及びそれぞれのカセットに設定されている用紙の情報、用紙の残量を表示している。ここで、推奨カセット選択処理によって選択された推奨カセット307は、他のカセットと識別可能に色を変えて表示されている。
デバイスイメージ303は、実施形態に係る画像形成装置において、各カセットがどこに装着されているかを明示している。ここでは、カセット情報302に表示されているカセットと対応付けられるように、カセットに番号付けをして表示している。またカセット308で示すように、カセット情報302の推奨カセット307に対応するカセットを、他のカセットと色を変えて識別可能に表示することで、操作者が推奨カセット307の位置を容易に把握できるようにしている。
中止ボタン304は、印刷ジョブの中止を指示する。中止ボタン304が押下されると印刷ジョブの実行を中止し、不図示の待機画面、或いはこの用紙要求画面300に遷移する前に表示されていた画面へ移行する。閉じるボタン305は、この用紙要求画面300を閉じるためのものである。閉じるボタン305が押下されると、不図示の待機画面、或いは、この用紙要求画面300へ遷移する前に表示されていた画面へ移行する。この用紙要求画面300は、操作部121を操作することで、再度表示することが可能である。OKボタン306は、印刷ジョブの再開を指示するボタンである。OKボタン306は、要求されている用紙がカセットに装填されると選択可能となる。OKボタン306が押下されると、この用紙要求画面300の表示中に停止している印刷ジョブの実行が再開される。
図4は、実施形態1に係る画像形成装置が印刷ジョブを受付けたときに、その印刷ジョブで使用するカセットを選択する処理を説明するフローチャートである。この処理を実行するプログラムはHDD104にインストールされており、実行時、RAM102に展開されて実行されることにより、この処理が達成される。
まずS401でCPU101は、受信した印刷ジョブで設定されている用紙設定を取得する。この用紙設定には、用紙の名称、用紙を特定するID、給紙元であるカセットを特定する情報などが含まれる。こうして用紙設定を取得するとS402に処理を進めCPU101は、その用紙設定に、給紙元となるカセットを指定する情報が含まれているかを判定し、その情報が含まれている場合はS403に処理を進め、そうでない場合はS404に処理を進める。S403でCPU101は、用紙設定で指定されているカセットを給紙元のカセットとして選択して、この処理を終了する。
S404でCPU101は、RAM102に格納されている収容部109の各カセットに設定されている用紙情報を取得してS405に進む。S405でCPU101は、予め定められたカセットを選択する優先順位に従って、最も優先順位の高いカセットを選択し、そのカセットに設定されている用紙情報を取得する。ここではカセットの優先順位は、用紙を収容できる枚数が多い、用紙の搬送パスが短い、操作性が良いなどの基準に基づいて、そのカセットを使用すると、より印刷効率が高まって生産性が向上すると想定されるものが上位に設定されている。次にS406に進みCPU101は、S405で用紙情報を取得した優先順位が最上位のカセットが、カセットの自動選択の対象となっているか否か判定する。ここでカセットの自動選択の対象とするか否かは、操作部121を使用して操作者が事前に設定できるものとする。ここでカセットの自動選択の対象となっていると判定した場合はS407に進み、そうでないときはS410に進む。S407でCPU101は、S405で選択したカセットに設定されている用紙情報が、印刷ジョブで指定された用紙情報と一致しているか否かを判定する。ここで一致していると判定するとS408に進み、一致していないと判定するとS410に進む。S408でCPU101は、S405で選択したカセットが、印刷ジョブで指定されている表紙或いは挿入紙の給紙元のカセットと一致しているか否かを判定し、一致していると判定するとS410に進むが、そうでないときはS409に進む。S409でCPU101は、S405で選択したカセットを、印刷に使用する用紙の給紙元として選択し、この処理を終了する。
一方、S410でCPU101は、S404で取得した用紙情報に基づいて、他に使用可能なカセットがあるか否かを判定し、他に使用可能なカセットがあると判定するとS411に進む。S411でCPU101は、次に優先順位が高いカセットを選択し、そのカセットの用紙情報を取得してS406に進む。一方、S410で他に使用可能なカセットが無いと判定したときは、後述するS412の推奨カセットの選択処理に進む。S412では、印刷ジョブで使用する用紙が装填されているカセットが存在しないため、操作者に、印刷ジョブで使用される用紙を装填するように指示するが、その時、どのカセットに装填するかを操作者に指示する。即ち、用紙の装填がしやすく、かつ搬送パスが短い等により、操作者による作業効率が最も良いと思われるカセットを推奨カセットとして操作者に提示する。
図5は、本発明の実施形態1において、図4のS412で実行される、操作者に用紙を装填するのに最適なカセットを提示する処理を説明するフローチャートである。
まずS501でCPU101は、図4のS405と同様に、予め定められた優先順位に従って、最も優先順位の高いカセットを選択し、そのカセットに設定されている用紙情報を取得する。ここで優先順位は、前述のS405と同じものであり、生産性の高いカセットが上位に来るように特定の基準に基づいて定められた優先順位である。次にS502に進みCPU101は、S501で選択したカセットが、既にチェック済みかどうかを判定する。尚、推奨カセットの選択処理の開始時には、いずれのカセットもチェックされていない状態とする。ここで、そのカセットがチェック済みであると判定するとS507に進み、そうでないときはS503に進む。
S503でCPU101は、給紙制御部108を通して収容部109と通信し、S501で選択したカセットの種類に関する情報を取得する。ここで取得する情報は、カセットの種類を示す情報であってもよく、またカセットの名称やID、カセットが属する給紙装置の種類など、CPU101が保持する内容と組み合わせた、カセットの種類を特定できる情報であってもよい。こうして、S501で選択したカセットの種類を特定するとS504に進む。S504でCPU101は、そのカセットの種類が、複数の積載部を有するタンデムカセット(所定種類のカセット)かどうか判定する。この判定は、そのカセットが属する給紙装置の種類から判定してもよい。実施形態1では、用紙の交換がしにくいカセットとしてタンデムカセットを挙げたが、用紙の交換に手間のかかるカセットを示す特定の種類のカセットかどうかを判定しても良い。また用紙の交換がしにくいカセットは、単一の種類のカセットに限らず、複数種類のカセットを対象としても良い。S504でCPU101は、用紙の交換がしにくいタンデムカセットであると判定するとS505に進み、そうでない場合はS507に進む。S505でCPU101は、その選択したカセットをチェック済みとし、優先順位の最下位に移動して記憶してS506に進む。尚、S505で、より適したカセットが存在することが明らかである場合は、そのタンデムカセットは、優先順位を付ける対象のカセットから除外してもよい。S506でCPU101は、S411と同様に、次に優先順位が高いカセットを選択し、その選択したカセットの用紙情報を取得してS502に進む。
S507でCPU101は、印刷ジョブで指定された用紙が、その選択したカセットに収納できるか否か判定する。この判定は、印刷ジョブで指定された用紙サイズ、種別と、選択したカセットに設定できる用紙のサイズ、種別などの情報を参照して行われる。そして、その選択されたカセットに、印刷ジョブで指定された用紙が収容可能と判定するとS508に進み、収納可能でないと判定した場合はS511に進む。S508でCPU101は、その選択したカセットがカセットの自動選択の対象となっているかを判定し、カセットの自動選択の対象となっていると判定するとS509に進み、そうでないときはS511に進む。S509でCPU101は、S408と同様に、選択したカセットが、印刷ジョブで指定されている表紙、挿入紙の給紙元のカセットと一致しているか否かを判定し、そうであればS511に進み、一致していない場合はS510に進む。S510でCPU101は、選択したカセットを推奨カセットとして選択し、その推奨カセットを識別可能に、前述の図3を参照して説明した用紙要求画面300を操作部121に表示して、この処理を終了する。
一方、S511でCPU101は、他にカセットがあるか否かを判定し、他にカセットがある場合はS512に進み、S506と同様に、次に優先順位が高いカセットを選択し、その選択したカセットの用紙情報を取得してS502に進む。一方、他にカセットがない場合はS513に進み、CPU101は操作部121に、推奨カセットが見つからなかったことを示すエラー画面を表示して、この処理を終了する。
尚、上述の説明では、一度、カセットの優先順位をチェックし、推奨カセットがない場合に、S513でエラー画面を表示して処理を終了した。しかし、これ以外に、条件を緩めて再度チェックすることで、推奨カセットを探すようにしても良い。即ち、S511で他にカセットがなかった場合に、S501に戻って処理を行い、例えば、S509の判定処理をスキップする。そして、これでも推奨カセットが見つからない場合には、もう一度S501から処理を行い、このとき、例えばS508とS509のチェックをスキップする。こうすることによって、推奨カセットを選択する条件を緩めて、推奨カセットとなり得るカセットを探して操作者に提示することができる。尚、条件を緩めても推奨カセットが見つからない場合は、その印刷ジョブで指定された用紙は、カセットのいずれにも装填できない用紙であるため、S513に進んでエラー画面を表示する。
図6は、実施形態1に係る画像形成装置による推奨カセットの選択処理において、CPU101がカセットの優先順位を変更する様子を説明する模式図である。
図6(A)は、印刷ジョブで指定された用紙の情報を示し、ここでは用紙のサイズがA3、用紙のタイプが厚紙となっている。
図6(B)は、収容部109に含まれるカセットの機器構成を示す図である。ここでは、カセットの名称、種類、自動選択の対象とするか、印刷ジョブで要求されているA3厚紙の用紙を収容できるか、印刷ジョブの中で挿入紙の給紙元として指定されているか否かを示す情報を含んでいる。尚、ここでは、いずれのカセットにも、印刷ジョブが要求するA3厚紙の用紙情報が設定されていないものとする。
図6(C)〜図6(D)は、図5の処理において、CPU101がカセットの優先順位を変更する流れを示している。図6(C)は、図5の処理の開始時の優先順位を示す。ここでカセットの優先順位は、そのカセットに収容できる用紙の枚数や搬送パスの長さなどを考慮し、生産性の高いものから高順位に並べられている。この優先順位は、例えばROM103或いはHDD104に不揮発に記憶されている。
図6(D)は、図5のS505まで処理を進めたときのカセットの優先順位の一例を示す。ここではS501で優先順位が最上位にあったカセットであるカセットAを選択し、S502からS503に進み、S504で、そのカセットAはタンデムカセットと判定される。これによりS505に進み、そのカセットAの優先順位は最下位に移動されている。
図6(E)は、図5のS510まで処理を進めた時のカセットの優先順位を示す。まずS501で、図6(D)の状態で優先順位が最も高いカセットCが選択されて、その用紙情報が取得されるとS502からS507に進む。S507で印刷ジョブで使用する用紙を収容可能と判断されてS508に進む。ここで図6(B)より、カセットCの自動選択がオフであるためS511に進み、そのカセットCは推奨カセットの候補から外される。そして次に優先順位の高いカセットDが選択されるとS508からS509に進み、図6(B)より、そのカセットDは挿入紙の給紙元(挿入紙が「あり」)となっているためS511に進み、カセットDは推奨カセットの候補から外される。
次に優先順位の高いカセットEは、図6(B)より、A3厚紙を収容でき、かつ自動選択がオン、挿入紙の給紙元でもないためS510に進み、推奨カセットとして選択されることになる。従って、この場合は、カセットEが推奨カセットに選択される。
図13は、タンデムカセットの一例を説明する図である。
図13(A)は、左右2つの積載部を備えたタンデムカセットを含む給紙装置1300を表した模式図である。
カセット給紙口1301は、給紙装置1300に用紙を装填するための給紙口を示す。カセット給紙口1301からは、左右どちらの積載部1302,1303にも用紙を装填することが可能である。右積載部1302、左積載部1303はそれぞれ右側、左側の積載部に装填された用紙が積載される箇所を示す。用紙押し板1304は、右積載部1302に用紙がなくなった場合に、左積載部1303に積載されている用紙を右積載部1302に移動させる板である。用紙有無判定センサ1305,1306はそれぞれ右積載部1302、左積載部1303に用紙があるかどうかを判定するセンサである。残量検知センサ1307は、右積載部1302に積載されている用紙の量を検知するセンサである。最終紙検知センサ1308は、右積載部1302から最後の用紙が給紙されたことを検知するセンサである。用紙1309,1310は、それぞれ右積載部1302、左積載部1303に積載されている用紙を示す。
図13(B),(C)は、最終紙検知センサ1308が右積載部1302からの最後の用紙の給紙を検知し、用紙押し板1304が左積載部1303に積載されている用紙1309を右積載部1302に移動する様子を表した模式図である。用紙押し板1304は、図13(C)に示すように、右積載部1302まで用紙を移動すると、図13(A)で示した元の位置まで戻る。用紙押し板1304が元の位置まで戻ると、右積載部102から用紙の給紙が再開される。
以上説明したように実施形態1によれば、カセットの自動選択によって印刷ジョブで使用するカセットが選択できない場合、カセットの生産性に加えて、カセットへの用紙の装填のし易さを考慮し、その印刷ジョブで使用する推奨カセットを提示できる。これにより操作者は、用紙交換の手間や、用紙の搬送に要する時間が少なくなるカセットを容易に把握できるという効果がある。
[実施形態2]
前述の実施形態1では、カセットの種類がタンデムカセットであった場合に、一律に、そのカセットの優先順位を低下させていた。しかしながら、同じタンデムカセットの場合でも、積載部の数が多いほど、用紙を交換する手間は増える。そこで実施形態2では、タンデムカセットの積載部の数を考慮に入れて、その優先順位を選択する例を説明する。尚、実施形態2に係るカセットの自動選択処理は図4の場合と同じであるため、その説明を省略する。また、実施形態2に係る画像形成装置の構成は前述の実施形態1に係る画像形成装置と同じであるため、その説明を省略する。
図7は、実施形態2に係る画像形成装置による、図4のS412で実行される、操作者に用紙を装填するのに最適な推奨カセットを提示する処理を説明するフローチャートである。この処理を実行するプログラムはHDD104にインストールされており、実行時、RAM102に展開されて実行されることにより、この処理が達成される。
図7のS701,S702の処理は、図5のS501,S502と同じである。S703でCPU101は、給紙制御部108を通して収容部109と通信し、S701で選択したカセットの情報を取得する。ここで取得するカセットの情報には、少なくとも積載部の数を示す情報、或いはCPU101が保持する情報と組み合わせて積載部の数を特定できる情報が含まれている。ここで選択したカセットの積載部の数を特定するとS704に進む。
S704でCPU101は、S703で取得した積載部の数が1かどうか判定する。ここで積載部の数が1と判定するとS711に進み、1でない、即ち複数と判定した場合はS705に進む。S705でCPU101は、予め定められた優先順位に従って、最も優先順位の低いカセットを比較カセットとして選択し、そのカセットの用紙情報を取得する。この優先順位はS701で使用するものと同じものである。次にS706に進みCPU101は、比較カセットがチェック済みか否かを判定する。ここで比較カセットがチェック済みであると判定するとS707に進むが、チェック済みではないと判定するとS710に進む。S707でCPU101は、給紙制御部108を通して収容部109と通信し、比較カセットの情報を取得する。ここで取得する情報は、S703で取得した情報と同等のものである。そしてS708に進みCPU101は、S707で取得した比較カセットの積載部の数と、S701で選択したカセットの積載部の数とを比較する。この比較の結果、選択したカセットの積載部の数が、比較カセットの積載部の数以下であればS709に進み、そうでない場合S710に進む。S709でCPU101は、現在の比較カセットよりも1つ優先順位が上位であるカセットを、次の比較カセットとして選択し、その用紙情報を取得してS706に進む。
S710でCPU101は、S701で選択したカセットをチェック済みとして記憶し、その優先順位を比較カセットの1つ下に移動してS701に進む。尚、このとき、より適したカセットが存在することが明らかな場合は、その選択したカセットを優先順位から除外してもよい。尚、S711〜S717の処理は図5のS507〜S513の処理と同じであるため、その説明を省略する。
ここでは、選択した優先順位の高いカセットの積載部の数が、より優先順位の低い比較カセットの積載部の数よりも少なければ、その選択した優先順位の高いカセットは推奨カセットになる可能性があるため、その処理を繰り返す。そして、比較カセットの積載部の数の方が少ないときは、その比較カセットの優先順位を、選択したカセットの優先順位よりも高くする。この処理を繰り返すことにより、積載部の数が最も少なく、且つ、印刷ジョブで使用する用紙が収容可能、自動選択がオン、挿入紙の供給元でないカセットが推奨カセットとして選択されることになる。
図8は、実施形態2に係る画像形成装置による推奨カセットの選択処理において、CPU101がカセットの優先順位を変更する様子を説明する模式図である。
図8(A)は、印刷ジョブで要求された用紙情報を示し、ここでは用紙のサイズがA3、用紙のタイプが厚紙となっている。
図8(B)は、実施形態2に係る画像形成装置の収容部109の機器構成を示しており、カセットの名称、積載部の数、自動選択の対象とするか、要求されているA3厚紙を収容できるか、ジョブで挿入紙の給紙元として指定されているかを示す情報を含む。この時点では、どこの給紙トレイにもA3厚紙が収容されていないものとする。
図8(C)〜(F)は、図7に示す推奨カセットの選択処理においてCPU101がカセットの優先順位を変更する流れを示している。図8(C)は、図7の処理の開始時の優先順位を示す。ここではカセットAが最も優先順位が高く、以下、カセットB〜カセットEの順になっている。この優先順位は、収容できる用紙の枚数や搬送パスの長さなどを考慮して、生産性の高いものから高順位に並べられている。
図8(D)は、図7のS710まで処理を進めたときの優先順位を示す。このとき、S701で、最も優先順位の高いカセットAを選択してS702からS703に進み、S704でカセットAは、図8(B)より、3つの積載部を持つと判定される。これによりS705に進み、優先順位が最下位のカセットEが比較トレイとして選択される。そしてS706〜S708で、比較カセット(カセットE)の積載部の数は1で、S701で選択したカセット(カセットA)の積載部の数よりも少ないためS710に進む。S710でCPU101は、カセットAを、カセットEの優先度の下に移動する。この状態を図8(D)に示す。
図8(E)は、同様の処理を、優先順位が最も高いカセットBに対して実行し、S710の処理に進んだときのカセットの優先順位を示す。即ち、図8(D)で優先順位が高いカセットBに対して前述の処理を実行し、S705で、優先順位が最も低いカセットAを比較カセットとして選択する。そしてS708で、比較カセット(カセットA)の積載部の数は3で、カセットBの積載部の数よりも多いのでS709に進む。S709でカセットAよりも一つ優先順位が高いカセットEを比較カセットとして選択する。そして同様に処理を進めて、S708で比較カセット(カセットE)の積載部の数は1で、カセットBの積載部の数よりも少ないS710に進み、図8(E)に示すように、カセットBをカセットEの優先度の下に移動する。
図8(F)は、更に前述の処理を繰り返して、S714の推奨カセットの選択まで処理を進めた状態である。S701で選択されたカセットC,D,Eはそれぞれ、S712,S711,S713からS715に進み、推奨カセットの候補から外れる。そしてS701で再び選択されたカセットBの場合は、S702からS711に進み、用紙を収容可能、自動選択オン、挿入紙の給紙元でないといった条件を満たし、S714で推奨カセットとして選択される。
以上説明したように実施形態2に係る画像形成装置によれば、それぞれ複数の積載部を備える複数のカセットが接続されている場合、カセットの用紙の入れ替え要求が発生すると、生産性の高いカセットを優先して選択する。このとき、積載部の数が多い給紙カセットの優先度を低下させ、積載部の数が最小である収容部を候補とすることにより、用紙の入れ替えの手間が少ないカセットを優先的に操作者に提示できる。
[実施形態3]
前述の実施形態1,2では、カセットの用紙の入れ替え要求が発生したときに、カセットの構造に基づき、用紙の入れ替えに手間がかかるカセットを選択する優先度を低下させて操作者に提示する例を説明した。しかし、カセットのサイズが大きい、或いは複数の積載部がある場合でも、カセットに残存している用紙の枚数が少なければ、他のカセットと比べて用紙の入れ替えが手間になるということはない。そこで実施形態3では、カセットの用紙残存量に応じて、カセットを選択するための優先順位を変更する例を説明する。尚、実施形態3に係るカセットの自動選択処理は図4の場合と同じであるため、その説明を省略する。また、実施形態3に係る画像形成装置の構成は前述の実施形態1に係る画像形成装置と同じであるため、その説明を省略する。
図9は、実施形態3に係る画像形成装置による、図4のS412で実行される、操作者に用紙を装填するのに最適なカセットを提示する処理を説明するフローチャートである。この処理を実行するプログラムはHDD104にインストールされており、実行時、RAM102に展開されて実行されることにより、この処理が達成される。図9のS901,S902の処理は、前述の図5のS501,S502と同じであるため、その説明を省略する。
S903でCPU101は、給紙制御部108を通して収容部109と通信し、S901で選択したカセットの情報を取得する。ここで取得するカセットの情報には、少なくともカセットに収容されている用紙の残量に関する情報が含まれている。実施形態3では、用紙の残量に関する情報に加えて、カセットの種類を取得している。
次にS904に進みCPU101は、カセットの種類が複数の積載部を有するタンデムカセットかどうか判定する。ここでタンデムカセットであると判定するとS905に進み、タンデムカセットでないと判定するとS908に進む。尚、このとき用紙残量のみで、推奨カセットかどうかを判定する場合はS904をスキップしてS905に進む。S905でCPU101は、タンデムカセットの複数の積載部に用紙が残っているか、或いは1つ以下のカセットに用紙が残っているかを判定する。ここで複数の積載部に用紙が残っていると判定するとS906に進み、1つ以下のカセットに残っていると判定したときはS908に進む。このS905では、単純に、残っている用紙の量が規定量以上かどうかを判定してもよい。そしてS906〜S914の処理は、それぞれ図5のS505〜S513と同じであるため、その説明を省略する。
図10は、実施形態3に係る画像形成装置による推奨カセットの選択処理において、CPU101がカセットの優先順位を変更する様子を説明する模式図である。
図10(A)は、印刷ジョブで要求された用紙に関する情報を示し、ここでは用紙のサイズがA3、用紙のタイプが厚紙となっている。
図10(B)は、実施形態3に係る画像形成装置の収容部109の機器構成を示している。この機器構成は、カセットの名称、種類、用紙残量、自動選択の対象とするか、要求されているA3厚紙を収容できるか、印刷ジョブで挿入紙の給紙元として指定されているかを示す情報を含んでいる。このとき、どのカセットにもA3厚紙が装填されていないものとする。
図10(C)〜(F)は、図9の処理で、CPU101がカセットの優先順位を変更した例を示している。図10(C)は、図9の処理の開始時の各カセットの優先順位を示す。この優先順位は、収容できる用紙の枚数や搬送パスの長さなどを考慮した生産性の高いものから高順位になるように設定されている。
図10(D)は、図9のS907まで処理を進めたときの優先順位を示す。ここでは、先ずS901で優先順位が最上位のカセットAを選択してS902〜S904に進み、図10(B)を参照して、カセットAはタンデムカセットであると判定される。そしてS905に進み、図10(B)よりカセットAの左右の積載部に用紙が残っていると判定されてS906に進み、そのカセットAは、優先順位の最下位に移動される。この状態を図10(D)に示す。
図10(E)は、同様の処理をカセットB,Cに対して実行し、S913に進んだ時のカセットの優先順位を示す。カセットBの場合はタンデムカセットでないためS904からS908に進み、S909で自動選択がオフと判断されてS912,S913に進む。またカセットCの場合はタンデムカセットでないためS904からS908に進み、S910で挿入紙の供給元と判定されてS912,S913に進む。こうしてカセットB,Cはともに、推奨トレイの候補から外れる。
図10(F)は更に処理を進めて、カセットDについて同様の処理を行い、S911に進んだ状態である。詳しくは、S901でカセットDを選択し、S904でカセットDはタンデムカセットと判定されてS905に進む。S905でカセットDには、右側の積載部にだけ用紙が残っていると判定されてS908に進み、S908,S909でYES、S910でNOと判定されてS911まで進む。これによりカセットDが推奨トレイとして選択される。
以上説明したように実施形態3によれば、複数の給紙カセットが接続されている画像形成装置において、用紙の入れ替え要求が発生すると、生産性の高いカセットを優先的に選択し、更に用紙残量が多いカセットを選択する優先度を低下させる。こうして用紙の入れ替えの手間が少ないカセットを推奨カセットとして操作者に提示することができる。特に、複数の積載部を有するカセットが接続されている場合に、複数の積載部に用紙が残っているカセットを選択する優先順位を低下させることにより、用紙の残存が少ない、即ち、用紙の入れ替えの手間が少ないカセットを優先的に選択できる。
[実施形態4]
上述の実施形態1乃至3では、タンデムカセットが接続されている場合、積載部の数や用紙の残量に基づいて、カセットを選択する優先順位を変更した。しかし、タンデムカセットには複数の積載部を連結し、複数の積載部にまたがってラージサイズの用紙を載置できるものが存在する。このような使い方をしているタンデムカセットでは、用紙の入れ替えの手間は他のカセットと変わらない。そこで実施形態3では、タンデムカセットの使用状況に応じて、そのカセットを選択する優先順位を変更する例を説明する。尚、実施形態4に係るカセットの自動選択処理は図4の場合と同じであるため、その説明を省略する。また、実施形態4に係る画像形成装置の構成は前述の実施形態1に係る画像形成装置と同じであるため、その説明を省略する。
図11は、実施形態4に係る画像形成装置による、図4のS412で実行される、操作者に用紙を装填するのに最適なカセットを提示する処理を説明するフローチャートである。この処理を実行するプログラムはHDD104にインストールされており、実行時、RAM102に展開されて実行されることにより、この処理が達成される。S1101,S1102の処理は、前述の図5のS501,S502と同じである。
次にS1103に進みCPU101は、給紙制御部108を通して収容部109と通信し、S1101で選択したカセットの情報を取得する。ここで取得するカセットの情報には、カセットの種類、給紙装置の種類、積載部の数を特定できる情報と、タンデムカセットの場合に複数の積載部をまとめてラージサイズの用紙を置くカセットとして使用しているかを特定できる情報が含まれている。次にS1104に進みCPU101は、カセットの種類が複数の積載部を有するタンデムカセットかどうか判定する。この判定処理は、給紙装置の種類で判定してもよく、或いは図7のS704のように、カセットの積載部が複数あるか否かにより判定してもよい。S1104でCPU101は、そのカセットがタンデムカセットであると判定するとS1105に進み、そうでない場合にはステプS1108に進む。
S1105でCPU101は、そのカセットに置かれている用紙がラージサイズの用紙かどうか判定する。この判定処理では、複数の積載部をまとめて1つのカセットとして使用しているかどうかを判定できれば、他の基準で判定しても良い。S1105でラージサイズの用紙が置かれていると判定するとS1108に進み、そうでない場合はS1106に進む。S1108でCPU101は、その選択したカセットが印刷ジョブで使用する用紙を収容可能かどうかを判定する。そして収容可能と判定し、かつ自動選択がオン、挿入紙の供給元でないときはS1111に進み、選択したカセットを推奨カセットに選択する。尚、S1106〜S1114の処理は、それぞれ図5のS505〜S513の処理と同じであるため、その説明を省略する。
このように実施形態3では、複数の積載部を有するタンデムカセットであっても、複数の積載部をまとめて1つのカセットとして使用しているときは、そのカセットの用紙の入れ替えの手間は他のカセットと変わらないため、推奨カセットに選択できる。
図12は、実施形態4に係る画像形成装置による推奨カセットの選択処理において、CPU101がカセットの優先順位を変更する様子を説明する模式図である。
図12(A)は、印刷ジョブで要求された用紙に関する情報である。ここでは用紙のサイズがA3、用紙のタイプが厚紙となっている。
図12(B)は、実施形態4に係る画像形成装置の収容部109の機器構成を示している。この機器構成は、カセットの名称、種類、用紙サイズ、自動選択の対象とするか、要求されているA3厚紙を収容できるか、ジョブで挿入紙の給紙元として指定されているかを示す情報を含む。この時点では、どこの給紙トレイにもA3厚紙が収容されていないものとする。
図12(C〜(E))は、推奨カセット選択処理においてCPU101が優先順位を変更する流れを示している。図12(C)は、図11の処理の開始時の、カセットの優先順位を示す。この優先順位は、収容できる用紙の枚数や搬送パスの長さなどを考慮した、生産性の高いカセットが高順位になるように並べられている。また、タンデムカセットにラージサイズの用紙が収容されている場合、そのタンデムカセットの積載部は1とし、スモールサイズの用紙が収容されている場合と、その優先順位を変えても良い。
図12(D)は、S1106まで処理を進めたときのカセットの優先順位を示す。詳しく説明する。まずS1101で優先順位が最上位のカセットAを選択してS1102からS1104に進み、図12(B)を参照して、そのカセットAはタンデムカセットであると判定される。次にS1105に進み、カセットAにはA4サイズの用紙が収容されていて、ラージサイズの用紙が収容されていないと判定される。このためS1106に進み、そのカセットAを、最下位の優先順位に移動する。これが図12(D)の状態である。
次に、優先順位が最上位のカセットCに対して同様の処理を実行すると、そのカセットCはタンデムカセットであるためS1105に進み、カセットCにはA3サイズの用紙が収容されていて、ラージサイズの用紙が収容されていると判定される。これによりS1108に進み、カセットCは用紙を収容可能、自動選択がオン、挿入紙の給紙元でないためS1111に進み、カセットCが推奨トレイとして選択される。
以上説明したように実施形態3によれば、複数の積載部を有するタンデムカセットであっても、複数の積載部をまとめてラージサイズの用紙を置くカセットとして使用している場合、そのカセットの優先順位を低下させないようにする。一方、複数の積載部を有するタンデムカセットであって、各積載部に小さいサイズの用紙が置かれている場合に、そのカセットを選択する優先順位を低下させる。これにより、タンデムカセットであっても、用紙の入れ替えの手間が他のカセットと変わらないときは、そのタンデムカセットを推奨カセットとして選択できるため、操作者が用紙の入れ替えの手間を軽減できるカセットを選択することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
100…コントロールユニット(制御部)、101…CPU、108…給紙制御部、109…収容部、121…操作部、201…ジョブコントロール処理、202…UI処理、205…用紙管理処理、300…用紙要求画面

Claims (10)

  1. シートを収容する複数の収容部を備える画像形成装置であって、
    前記複数の収容部から、給紙元として使用する収容部を選択する第1の選択手段と、
    前記第1の選択手段により選択された収容部から用紙を給紙する給紙手段と、
    ジョブで指定された用紙を収容する収容部が前記複数の収容部にない場合に、前記複数の収容部から、用紙を装填する収容部を選択する第2の選択手段と、
    前記第2の選択手段により選択された収容部を操作者に提示する提示手段と、を有し、
    前記複数の収容部に含まれる所定種類の収容部は、前記第2の選択手段による選択が行われる場合に、前記第1の選択手段による選択が行われる場合よりも低い優先度で選択されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の選択手段及び前記第2の選択手段は、更に、各収容部に収容されている用紙のサイズに基づいて収容部の選択を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の選択手段は、更に、前記所定種類の収容部に収容されている用紙の残量に基づいて収容部の選択を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定種類の収容部は、複数の積載部を有する収容部であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の選択手段は、更に、前記所定種類の収容部が有する積載部の数に基づいて収容部の選択を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の選択手段は、更に、前記所定種類の収容部に収容されている用紙が、当該収容部が有する複数の積載部にまたがって収容されているか否かに基づいて収容部の選択を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記提示手段は、前記第2の選択手段により選択された収容部の情報を、前記複数の収容部の他の収容部と識別可能に表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記提示手段は、前記第2の選択手段により選択された収容部の前記画像形成装置における位置を識別可能に、表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. シートを収容する複数の収容部を備える画像形成装置を制御する制御方法であって、
    前記複数の収容部から、給紙元として使用する収容部を選択する第1の選択工程と、
    前記第1の選択工程で選択された収容部から用紙を給紙する給紙工程と、
    ジョブで指定された用紙を収容する収容部が前記複数の収容部にない場合に、前記複数の収容部から、用紙を装填する収容部を選択する第2の選択工程と、
    前記第2の選択工程で選択された収容部を操作者に提示する提示工程と、を有し、
    前記複数の収容部に含まれる所定種類の収容部は、前記第2の選択工程で選択が行われる場合に、前記第1の選択工程で選択が行われる場合よりも低い優先度で選択されることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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