JP6501090B1 - 人員配置決定装置、人員配置決定システムおよび人員配置決定プログラム - Google Patents

人員配置決定装置、人員配置決定システムおよび人員配置決定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数種類のタスクに対して人員を簡易かつ効率良く配置すること。
【解決手段】人員配置決定装置10は、取得した複数のタスクに対して各タスクに関連付けられているサービスを実行可能なクラスを仮に割り当て、それぞれが人員の1回の勤務期間を示し、時系列に並ぶ複数の勤務パターンについて、前後する他の勤務パターンと重複する重複期間および重複しない非重複期間とに区分し、区分された各重複期間および各非重複期間におけるタスクの実行に要する暫定最大人員数をそれぞれ決定する。人員配置決定装置10は、クラスのいずれかにおける暫定最大人員数が減少する場合には、仮のクラスの割り当てを変更し、各勤務パターンにおける確定人員数を設定し、取得した人員の属性のうち少なくとも勤務パターンおよび休日を用いて確定人員数に対して人員を割り当てる。
【選択図】図1

Description

本開示はタスクに対する人員配置を決定するための技術に関する。
訪問看護ステーションにおける訪問スケジュール管理における間接業務の負担軽減を図るための技術が提案されている(例えば、引用文献1)。
特開平9−134386号公報
しかしながら、先行技術においては、個々の看護担当者が効率よく在宅患者を訪問できるように訪問スケジュールを画定することは考えられているが、全看護担当者を対象として、対応が求められているタスクに対して人員を効率良く配置することについては検討されていない。また、タスクとして訪問看護に関する訪問スケジュールのみが考慮されており、例えば、訪問介護といった他のタスクとの連携を考慮した人員配置や非訪問型のタスクにおける人員配置は考慮されていない。
したがって、複数種類のタスクに対して人員を簡易かつ効率良く配置することが望まれている。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の態様として実現することが可能である。
第1の態様は、人員配置決定装置を提供する。第1の態様に係る人員配置決定装置は、少なくとも時間情報および要求されるサービスと関連付けられている複数のタスク、およびタスクを実行可能な複数の人員を属性と関連付けて格納する記憶部と、前記記憶部から取得した前記複数のタスクに対して各タスクに関連付けられている前記サービスを実行可能なクラスを仮に割り当てる仮クラス割り当て部と、それぞれが前記人員の1回の勤務期間を示し、時系列に並ぶ複数の勤務パターンについて、前後する他の勤務パターンと重複する重複期間および重複しない非重複期間とに区分し、前記区分された各重複期間および各非重複期間における前記タスクの実行に要する暫定最大人員数をそれぞれ決定する暫定最大人員決定部と、前記クラスのいずれかにおける前記暫定最大人員数が減少する場合には、前記仮のクラスの割り当てを変更する割り当て変更部と、各前記勤務パターンにおける確定人員数を設定する確定人員数設定部と、前記記憶部から取得した前記人員の前記属性のうち少なくとも勤務パターンおよび休日を用いて前記確定人員数に対して前記人員を割り当てる人員割り当て部と、を備える。
第1の態様に係る人員配置決定装置によれば、複数種類のタスクに対して人員を簡易かつ効率良く配置することができる。
第1の態様に係る人員配置決定装置において、前記割り当て変更部は、前記タスクが複数の前記クラスによって実行可能であり、前記クラスのいずれかにおける前記暫定最大人員数が減少する場合に、前記仮のクラスの割り当ての変更を行っても良い。この場合には、複数のタスクの実行に要する人員を低減させることができる。
第1の態様に係る人員配置決定装置において、前記確定人員数設定部は、一の重複期間の暫定最大人員数を前記一の重複期間を含む後の勤務パターンにおける非重複期間または他の重複期間における暫定最大人員数が満たす場合には、後の勤務パターンに割り当てて、各前記勤務パターンにおける確定人員数を設定しても良い。この場合には、各勤務パターンに対して適切な人員を設定することが可能となり、複数種類のタスクに対して人員を簡易かつ効率良く配置することができる。
第1の態様に係る人員配置決定装置において、前記複数のタスクには前記時間情報として時間帯が関連付けられており、前記仮クラス割り当て部は、さらに、前記時間帯が重複しないように、前記複数のタスクを、前記タスクの実行順序を規定する複数の実行列に割り当てても良い。この場合には、重複タスクを実行可能にすると共に、実行列を最小化することができる。
第1の態様に係る人員配置決定装置において、前記サービスは、訪問看護サービスおよび訪問介護サービスを含み、前記クラスは、前記訪問看護サービスおよび前記訪問介護サービスを実行可能な看護クラスおよび前記訪問介護サービスを実行可能な介護クラスを含み、前記勤務パターンは、日勤、遅番および夜勤を含み、前記確定人員数設定部は、前記夜勤における確定人員数を最初に設定し、前記実行列は、訪問順序を規定しても良い。この場合には、訪問看護サービスおよび訪問介護サービスにおける人員配置を簡易かつ効率良く実行することができる。
第1の態様に係る人員配置決定装置において、前記人員割り当て部は、前記タスクを受ける対象者と人員間の相性を用いて、前記割り当てた前記人員の割り当てを調整しても良い。この場合には、対象者と人員間の相性を考慮した人員配置を実行することができる。
第2の態様は、人員配置決定システムを提供する。第2の態様に係る人員配置決定システムは、第1の態様に係る人員配置決定装置と、前記人員配置決定装置と通信可能なクライアント装置であって、前記人員配置決定装置から前記人員の割り当て結果を受信する受信部と、前記受信した前記人員の割り当て結果を表示する表示部とを備える、クライアント装置と、を備えても良い。
第2の態様に係る人員配置決定システムによれば、複数種類のタスクに対して人員を簡易かつ効率良く配置することができる。
第3の態様は、人員配置決定プログラムを提供する。第3の態様に係る人員配置決定プログラムは、少なくとも時間情報および要求されるサービスと関連付けられている複数のタスク、およびタスクを実行可能な複数の人員を属性と関連付けて格納する記憶部から取得した前記複数のタスクに対して各タスクに関連付けられている前記サービスを実行可能なクラスを仮に割り当てるための機能と、それぞれが前記人員の1回の勤務期間を示し、時系列に並ぶ複数の勤務パターンについて、前後する他の勤務パターンと重複する重複期間および重複しない非重複期間とに区分し、前記区分された各重複期間および各非重複期間における前記タスクの実行に要する暫定最大人員数をそれぞれ決定するための機能と、前記クラスのいずれかにおける前記暫定最大人員数が減少する場合には、前記仮のクラスの割り当てを変更するための機能と、各前記勤務パターンにおける確定人員数を設定するための機能と、前記記憶部から取得した前記人員の前記属性のうち少なくとも勤務パターンおよび休日を用いて前記確定人員数に対して前記人員を割り当てるための機能と、をコンピュータによって実現させる。
第3の態様に係る人員配置決定プログラムによれば、複数種類のタスクに対して人員を簡易かつ効率良く配置することができる。なお、第3の態様に係る人員配置決定プログラムは、第1の態様に係る人員配置決定装置と同様にして種々の態様にて実現可能であり、また。人員配置決定プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能記録媒体としても実現可能である。
第1の実施形態に係る人員配置決定装置を含む人員配置決定システムの概略図である。 第1の実施形態に係る人員配置決定装置の機能的構成を示すブロック図である。 タスク格納部に格納されているタスク群の一例を概念的に示す説明図である。 人員属性格納部に格納されている属性群の一例を概念的に示す説明図である。 第1の実施形態に係る人員配置決定装置によって実行される人員配置決定処理における処理フローを示すフローチャートである。 取得された複数のタスクに仮のクラスを割り当てた状態を概念的に示す説明図である。 各勤務パターンを区分化した状態を概念的に示す説明図である。 クラスAが割り当てられていたタスクにクラスBが割り当てられた状態を概念的に示す説明図である。 各勤務パターンについて設定された確定人員数を示す説明図である。 各タスクについて人員が割り当てられた例を概念的に示す説明図である。 人員配置決定装置によって提供されるルート表の一例を示す説明図である。 人員配置決定装置によって提供されるシフト表の一例を示す説明図である。
本開示に係る人員配置決定装置、人員配置決定システムおよび人員配置決定プログラムについて、いくつかの実施形態に基づいて以下説明する。
第1の実施形態:
図1は第1の実施形態に係る人員配置決定装置10を含む人員配置決定システム100の概略図である。人員配置決定システム100は、人員配置決定装置10と、連係施設200とを含んでいる。人員配置決定装置10と連係施設200とは、ネットワーク40を介して通信戒能に接続されている。ネットワーク40としては、インターネットや広域イーサネット(イーサネットは登録商標)が用いられ得る。
人員配置決定装置10は、人員配置決定システム100の中枢を担うサーバコンピュータであり、後述する人員配置決定プログラムP1を実行することによって、連係施設200における人員の配置を決定する。人員配置決定装置10において決定された人員配置、すなわち、ルート(訪問順序、実行列)表またはシフト表は、連係施設200に対して送信される。
連係施設200は、第1の施設20aと第2の施設20bとを含む。例えば、第1の施設20aは看護サービスを含む医療サービスを提供まする施設であり、第2の施設20bは介護サービスを提供する施設である。第1の施設20aおよび第2の施設20bはそれぞれ、施設内におけるサービスに留まらず、訪問型のサービスを提供する拠点として機能し得る。連係施設200は、例えば、同一の敷地内に隣接して配置されている、あるいは、同一の物理的施設に含まれる第1および第2の施設20a、20bを含む。施設には、この他に、飲食店、食料品店等が含まれても良い。連係施設200においては、第1の施設20aによって提供されるサービスと第2の施設20bによって提供されるサービスとは連携されている。例えば、第1の施設20aにて医療サービスを受けていた対象者が退院し、続けて第2の施設20bにて介護サービスを受けるという態様での連係や、第2の施設20bにて介護サービスを受けている対象者に対して第1の施設20aにおける医療スタッフ(人員)による医療サービスを提供するといった態様が含まれ得る。連係施設200においては、第1の施設20aにおける医療スタッフの勤務シフトと、第2の施設20bにおける介護スタッフの勤務シフトは、人員配置の効率化のために一括して設定される。
第1の施設20aは、例えば、外部ネットワーク接続装置21aと外部ネットワーク接続装置21aと無線通信によってデータを送受信可能な携帯情報端末PDとを備えている。第2の施設20bは、例えば、外部ネットワーク接続装置21bと外部ネットワーク接続装置21bと有線通信によってデータを送受信可能なパーソナルコンピュータPCとを備えている。外部ネットワーク接続装置21a、21bは、例えば、WANとLANとを中継するネットワーク接続装置としてのルーターであり、外部ネットワーク接続装置21aには無線LAN接続機能が備えられている。携帯情報端末PDおよびパーソナルコンピュータPCは、人員配置決定装置10との関係においてクライアント装置と呼ぶことができ、人員配置決定装置10から提供されてデータを用いて生成された画像、テキストを示す表示部DPを有している。
図2は本実施形態に係る人員配置決定装置10の機能的構成を示すブロック図である。図3は、タスク格納部に格納されているタスク群の一例を概念的に示す説明図である。図4は人員属性格納部に格納されている属性群の一例を概念的に示す説明図である。人員配置決定装置10は、中央処理装置(CPU)11、記憶装置12、送信・受信部13およびバス14を備えている。CPU11、記憶装置12および送信・受信部13はバス14を介して双方向通信可能に接続されている。記憶装置12は、人員配置を決定するための人員配置決定プログラムP1を不揮発的且つ読み出し専用に格納する記憶部であり、例えばROMと、CPU11による読み書きが可能なメモリ、例えばRAMとを含んでいる。記憶装置12にはさらに、図3に示すように人員配置の対象となる実行が求められている複数のタスクTAを格納するタスク格納部121、図4に示すように配置される人員の属性PRである人員属性を複数格納する人員属性格納部122を備えている。CPU11は記憶装置12に格納されている人員配置決定プログラムP1を読み書き可能なメモリに展開して実行することによって仮クラス割り当て部、暫定最大人員決定部、割り当て変更部、確定人員数設定部、および人員割り当て部として機能する。なお、CPU11は、単体のCPUであっても良く、各機能部を実現する複数のCPUを含んでいても良い。タスク格納部121に格納されるタスクは、例えば、人員配置を決定する時期である月末にクライアント装置から入力されることによって人員配置の決定を行う際には予め格納されている。人員属性格納部122に格納される属性は、例えば、人員が入社した際にクライアント装置から入力されることによって人員配置の決定を行う際には予め格納されている。
送信・受信部13は、ネットワーク40と接続されており、第1および第2の施設20a、20bにおけるクライアント装置PD、PCとの間でデータを送受信する。なお、送信・受信部13はデータ送信の際にデータを暗号化し、データ受信の際に暗号化されているデータを復号化しても良い。
図5は第1の実施形態に係る人員配置決定装置によって実行される人員配置決定処理における処理フローを示すフローチャートである。第1の実施形態では、訪問看護サービスおよび訪問介護サービスを例にとって説明する。訪問看護サービスおよび訪問介護サービスは、各地域に配置されている訪問サービス対応型の施設であっても良く、対象者の個人宅であっても良い。本フローチャートは、人員配置の決定を要する場合に、第1および第2の施設20a、20bにおけるクライアント装置PD、PCからの要求に応じて実行されても良く、あるいは、予め定められた時期、例えば、各月末の特定曜日、の到来をトリガとして人員配置決定装置10が実行しても良い。本フローチャートは、月単位の人員配置を決定するために実行されるが、以下に説明する各処理は、当該月内において週単位で繰り返し実行される。なお、最終週が次期月に跨がる場合には、当該月に属する日までが対象とされる。
CPU11は、記憶装置12のタスク格納部121から当該月の対象週において人員配置の対象となる1または複数のタスクを取得する(ステップS100)。図3に示すように、タスク格納部121に格納されている各タスクTAには要求されるサービスと当該サービスを実行する時間帯が時間情報として関連付けられている。要求されるサービスには、例えば、看護サービス、介護サービスが含まれ、更には、要求されるサービスのレベルや種類といった情報が関連付けられていても良い。各タスクTAにはさらに、タスクTAを実行すべき地理的情報、例えば、住所、施設名等が関連付けられていても良い。タスク格納部121には、異なる施設によって提供されるサービスに関連付けられているタスクTAも含まれており、対象となる1または複数のタスクTAは、例えば、各タスクTAに付されている施設を示す施設IDによって判別され得る。なお、対象週とは、本処理ルーチンの第1回目の実行時には第1週、第2回目の実行時以降、第2週〜第4週、場合によっては第5週を意味する。
CPU11は、取得した対象タスクに仮のクラスを割り当てる(ステップS110)。クラスの割り当ては、対象タスクに関連付けられている要求サービスを用いて実行され得る。本実施形態においてはクラスAとクラスBの2のクラスのいずれかが対象タスクに割り当てられる。クラスは、サービスを提供するために求められる職能や資格を意味し、例えば、看護クラスや介護クラスが含まれる。クラスAは、第2の施設20bに属する人員によって提供されるサービス、例えば、訪問介護サービスを実行可能なクラスであり、介護福祉士の資格を有していることや、介護実務の経験を有していることが求められる。クラスBは、第1の施設20aに属する人員によって提供されるサービス、例えば、訪問看護サービスを実行可能なクラスであり、看護師の資格を有していることが求められる。したがって、クラスBのサービスを実施できるスタッフはクラスAのサービスを実施することができる。なお、取得した対象タスクに仮のクラスを割り当てることは、取得した対象タスクを仮のクラスに分類することと同義である。
図6は取得された複数のタスクに仮のクラスを割り当てた状態を概念的に示す説明図である。図6においては、9つのタスクにクラスAに割り当てられ、6つのタスクにクラスBが割り当てられている。CPU11は、サービスを実行する時間帯が重複する場合には、各タスクを複数の実行列に割り振って、重複するタスクを実行可能にする。CPU11はまた、各タスクに関連付けられている要求サービスの実行場所を考慮して、すなわち、移動時間を考慮して、移動時間を最小限とし、また、移動時間に無理がないよう、各タスクが効率良く実行され得るように実行列に割り当てる。なお、実行列は、タスクの実行順序を規定し、ルート、すなわち、訪問順序とも呼ばれる。CPU11による複数列への割り振りにより、例えば、クラスAについては、第1ルートRA1、第2ルートRA2および第3ルートRA3が適用され、クラスBについては、第1ルートRB1、第2ルートRB2および第3ルートRB3が適用されている。図6の例では、3ルートとされているが、更なるタスクが存在する場合には、4ルート以上、タスク数が少ない場合には2ルート以下となり得る。図6中、時間は時間矢印方向に進み、両矢印は人員の1回の勤務期間を示す勤務パターンSFを示している。本実施形態において、勤務パターンSFは、日勤SF1、遅番SF2および夜勤SF3が含まれており、各勤務パターンSFは時系列に並ぶ。各勤務パターンは引き継ぎのための重複期間を有しているが、説明を簡単にするために夜勤SF3の終了時間と日勤SF1の開始時間との重複期間については記載を省略している。なお、勤務パターンSFは2つ以下であっても良く、4つ以上であっても良い。
CPU11は、複数のタスクに仮のクラスを割り当てた状態にて、各勤務パターンSFを更に短い時間区分に区分化する(ステップS120)。図7は各勤務パターンを区分化した状態を概念的に示す説明図である。区分化は具体的には、一の勤務パターンについて、前後する他の勤務パターンと重複する重複期間と重複しない非重複期間とに区分することによって実行される。図7の例では、区分は図の右端に破線両矢印で示されており、第1区分SP1、第2区分SP2、第3区分SP3、第4区分SP4および第5区分SP5に区分される。第1区分SP1、第3区分SP3および第5区分SP5は非重複期間であり、第2区分SP2および第4区分SP4は重複期間である。なお、区分化数は、勤務パターンSFの数によって変動し、4つ以下であっても6つ以上であっても良い。
CPU11は、各クラスについて、各区分SP1〜SP5における暫定最大人員を決定する(ステップS130)。本実施形態において暫定最大人員は、各区分におけるタスクを実行するために要する最小人数を意味し、一般的には重複タスク数と同一人数となる。図7に示す例では、クラスAの第1区分SP1には3人、第2区分SP2には2人、第3区分SP3には0人、第4区分SP4には3人、第5区分SP5には1人の暫定最大人員が決定される。同様に、クラスBの第1区分SP1には3人、第2区分SP2には1人、第3区分SP3には0人、第4区分SP4には1人、第5区分SP5には1人の暫定最大人員が決定される。
CPU11は、暫定最大人員を減少させることが可能であるか否かを判定する(ステップS140)。具体的には、CPU11は、複数のクラス間において、一のクラスにおけるタスクに他のクラスを割り当てることができるか否かを判定する。例えば、同一区分の複数のクラス間において時間帯が重ならないタスクが存在すると共に、再割り当てを行う一のタスクに関連付けられているサービスを他のクラスが実行可能である場合に、タスクを移動、すなわち、タスクに対するクラスの再割り当てが可能となる。
図8はクラスAが割り当てられていたタスクにクラスBが割り当てられた状態を概念的に示す説明図である。CPU11は、暫定最大人員を減少させることが可能であると判定すると(ステップS140:Yes)、仮のクラスの再割り当てを実行する(ステップS150)。本実施形態においては、クラスAは、訪問介護サービスを提供するクラスであるから、訪問看護サービスを提供サービスとするクラスBに属する人員によってクラスAの提供サービスを提供可能である。したがって、クラスAが仮に割り当てられたクラスAにおける第5区分のタスクTA(図7参照)には、クラスBが割り当てられクラスBにおける第5区分のタスクTB2となる。また、タスクTB2は、クラスBの第5区分SP5においてタスクが存在する第3ルートRB3に割り当てられる。なお、クラスBが提供する看護介護サービスは、訪問介護を提供サービスとするクラスAに属する人員によって提供てきないサービスである。この結果、クラスAの第5区分SP5における暫定最大人員数は0人となり、クラスBの第5区分SP5における暫定最大人員数は1人のままである。したがって、全体で1人の暫定最大人員数を減少させることができる。
CPU11は、暫定最大人員を減少させることが可能でないと判定すると(ステップS140:No)、各クラスにおける各区分の暫定最大人員数を変化させることなくステップS160に移行する。例えば、クラスBの第5区分のタスクTB1の時間帯が、クラスAの第5区分のタスクTA1と重複または一致する場合には、クラスBにおける暫定最大人員数が2人となり、クラスAにおいては1人削減できてもクラスBにおいては1人増加することになるので、暫定最大人員数は低減しない。
CPU11は、各クラスA、Bの各勤務パターンSF1〜SF3について確定人員数を設定する(ステップS160)。例えば、CPU11は、一の重複期間における暫定最大人員数を、当該一の重複期間を含む時間的に後の勤務パターンにおける非重複期間または他の重複期間における暫定最大人員数が満たす場合には後の勤務パターンに対して当該一の重複期間における暫定最大人員数を割り当てて、後の勤務パターンの確定人員数を設定する。より具体的には、本実施形態においては、夜勤SF3、すなわち、一般的に対象人員が少ない勤務パターンから人員数を確定していく。なお、任意の勤務パターンを優先して確定人員数が設定されても良い。例えば、遅番SF2の対象人員が少ない月といった要求条件が存在する場合には、遅番SF2における人員が優先的に確定されても良い。このように、条件の厳しい勤務パターンを優先して人員が確定されることによって、全体の人員確定を円滑にまた、各勤務パターンにおいて人員不足が発生することなく人員を確定させることが可能となる。
図9は各勤務パターンについて設定された確定人員数を示す説明図である。CPU11は、クラスAの夜勤SF3の確定人員数を0人に設定し、クラスBの夜勤SF3の確定人員数を1人に設定する。すなわち、ステップS140、S150にて、クラスAの第5区分SP5のタスクTAに対するクラスがクラスBに変更されているので、クラスAの夜勤SF3における確定人員数を0にすることができる。この結果、クラスAの第4区分SP4に対する3人の暫定最大人員数は、夜勤SF3に割り当てることはできず、遅番SF2に割り当てられ、クラスAの夜勤SF3の確定人員数は0人に設定される。一方、クラスBの第4区分SP4に対する1人の暫定最大人員数は、第5区分SP5における暫定最大人員数が1人であるから、夜勤SF3に割り当てることが可能となり、クラスBの夜勤SF3の確定人員数は1人に設定される。
次に、CPU11は、クラスAの遅番SF2の確定人員数を3人に設定し、クラスBの遅番SF2の確定人員数を0人に設定する。クラスAの遅番SF2は、日勤SF1と重複する一の重複期間である第2区分SP2、非重複の第3区分SP3および夜勤SF3と重複する他の重複期間である第4区分SP4を含む。クラスAの遅番SF2における暫定最大人員数は、他の重複期間である第4区分SP4における3人であり、日勤SF1と重複する一の重複期間である第2区分SP2における2人の暫定最大人員数より多く、暫定最大人員数を満たしている。したがって、クラスAの遅番SF2の確定人員数は3人に設定される。一方、クラスBの遅番SF2は、日勤SF1と重複する一の重複期間である第2区分SP2、非重複の第3区分SP3および夜勤SF3と重複する他の重複期間である第4区分SP4を含む。クラスBの遅番SF2における非重複期間および他の重複期間における暫定最大人員数は、第2区分SP2および第4区分SP4における1人であるが、第4区分SP4の1人については、夜勤SF3に割り当てられおり、実際には第4区分SP4は0人である。日勤SF1と重複する一の重複期間である第2区分SP2における3人の暫定最大人員数は、遅番SF2の非重複期間または他の重複期間における暫定最大人員数よりも多く、暫定最大人員数を満たしていない。したがって、第2区分SP2における暫定最大人員数3人をクラスBの遅番SF2に割り当てることはできず、クラスBの遅番SF2の確定人員数は0人に設定される。
次に、CPU11は、クラスAの日勤SF1の確定人員数を3人に設定し、クラスBの日勤SF1の確定人員数を3人に設定する。クラスAの日勤SF1は、遅番SF2と重複する一の重複期間である第2区分SP2および非重複の第1区分SP1を含む。クラスAの日勤SF1における暫定最大人員数は、非重複期間である第1区分SP1における3人であり、他の勤務パターンSFに割り当てることはできないので、クラスAの日勤SF1の確定人員数は3人に設定される。一方、クラスBの日勤SF1は、遅番SF2と重複する一の重複期間である第2区分SP2および非重複の第1区分SP1を含む。クラスBの日勤SF1における非重複期間および他の重複期間における暫定最大人員数は、非重複期間である第1区分SP1における3人であり、他の勤務パターンSFに割り当てることはできないので、クラスBの日勤SF1の確定人員数は3人に設定される。
なお、各勤務パターンSF1〜SF3における確定人員数の設定は、原則として既述のように、一の重複期間における暫定最大人員数が、当該一の重複期間を含む時間的に後の勤務パターンにおける非重複期間または他の重複期間における暫定最大人員数によって満たされる場合には後の勤務パターンに対して当該一の重複期間における暫定最大人員数を割り当てることによって、後の勤務パターンの確定人員数が設定される。但し、夜勤SF3における確定人員数は、日勤SF1と一の重複期間を有する場合であっても、当該一の重複期間における暫定最大人員数を考慮することなく、非重複期間における暫定最大人員数に基づいて設定される。すなわち、夜勤SF3における人員の確保は容易でなく、他の勤務パターンとの重複期間における暫定最大人員数に合わせて増員させることはできないからである。また、各勤務パターンSF1〜SF3における非重複期間における暫定最大人員数が重複期間における暫定最大人員数を超える場合には、当該非重複期間を含む勤務パターンSFの確定人員数は、当該非重複期間における暫定最大人員数に設定される。非重複期間における人員数は他の勤務パターンSFによって補うことはできないからである。
CPU11は、設定した確定人員数に人員を割り当てて(ステップS170)、当該月における全週に対する人員の割り当てが終わるまで本処理ルーチンを繰り返し(ステップS180:No)、全週における各タスクに対する人員の配置が完了すると(ステップS180:Yes)、本処理ルーチンを終了する。具体的には、CPU11は、人員属性格納部122に格納されている対象人員の属性を用いて各勤務パターンSF1〜SF3において設定された人員数に対して具体的な人員を割り当てる。図4に示すように、属性PRには、勤務パターン、勤務日、職能や資格といった属性情報が含まれている。例えば、CPU11は、人員の属性を用いて、各勤務パターンSF1〜SF3について、勤務パターン、希望休、労働基準法といった条件を用いて各勤務パターンSF1〜SF3に対して人員を割り当てる。この割り当ては、勤務パターンを単位とする割り当てであり、ルートRA1〜RA3、RB1〜RB3を問わない候補者人員の割り当てである。すなわち、直近で夜勤SF3を担当した者が引き続き夜勤SF3を担当とならないことや、有給休暇を申請している者が該当曜日の担当者に組み入れられないことが禁則条件とされて候補者人員が決定される。
図10は、各タスクについて人員が割り当てられた例を概念的に示す説明図である。CPU11は、続いて、各勤務パターンSF1〜SF3における各タスクに対して候補者人員から人員を割り当てる。例えば、CPU11は、看護・介護サービスを受ける対象者と人員が提供できるサービス(能力)とのマッチングや、対象者との相性等のタスク割当条件を用いて、各タスクに対して人員ST1〜ST10を割り当てる。CPU11は、タスク割当条件により各タスクに対して人員を割り当てられない場合には、候補者人員を補充して同様にタスクへの割り当てを再試行する。CPU11は、最後に、当該月における各人員の稼働率が勤務パターン毎に均等になるように調整し、各タスクに対する最終的な人員ST1〜ST10の配置が完了する。
人員配置決定装置10は、クライアント装置PC、PDからの要求に応じ、完了した人員の配置に基づいて、シフト表やルート表を出力することができる。図11は人員配置決定装置によって提供されるルート表の一例を示す説明図である。図12は人員配置決定装置によって提供されるシフト表の一例を示す説明図である。ルート表50には、各人員が訪問すべきタスクが時系列的(1〜4)に配置されており、各人員はルート表50に基づいて対象となる施設等を訪問する。なお、図11は説明のために1日分のルート表を例に取っているが、一週間、一ヶ月といった任意の期間に関するルートが記載されたルート表が提供され得る。シフト表52には、各人員の一ヶ月分の勤務パターン、休日等が記載されており、各人員はシフト表52に基づいて出勤する。なお、図12に示すシフト表52は説明のためのシフト表であり、具体的な勤務パターンや、曜日の記載は省略されている。
以上説明した第1の実施形態に係る人員配置決定装置10によれば、複数種類の各タスクの属性と人員の属性とを用いて、効率よく各タスクに対して人員を配置することができる。第1の実施形態に係る人員配置決定装置10によれば、勤務パターンSF1〜SF3よりも短い区分SP1〜SP5を用いて、各勤務パターンSF1〜SF3間の重複期間における暫定最大人員数をいずれか一方の勤務パターンSF1〜SF3に割り当てるので、各勤務パターンSF1〜SF3における確定人員数を効率よく決定することができる。この結果、各勤務パターンSF1〜SF3におけるルート数についても効率よく低減させることが可能となる。各勤務パターンSF1〜SF3間の重複期間における暫定最大人員数をいずれか一方の勤務パターンSF1〜SF3に割り当てるに際して、人員確保が容易でない勤務パターンSFから順に確定人員数を設定していくことによって、効率よくまた人員の不足を招くことなく各タスクに対して人員を配置することができる。
第1の実施形態に係る人員配置決定装置10によれば、予めタスクと人員の属性とを用意しておくことによって、簡易にルート表50やシフト表52を提供することができる。したがって、人員を雇用する各施設に人員配置に精通する人員を配置しなくても良く、訪問看護サービスや訪問介護サービスのフランチャイズ化を容易にすることができる。なお、第1の実施形態に係る人員配置決定装置10は、訪問看護サービスや訪問看護サービスに代えて、他の訪問型サービス、例えば、ルートセールスにおける人員配置の決定にも同様にして用いられ得る。この場合には、例えば、訪問先企業に要求されるサービスや製品・商品や、訪問すべき時間帯が属性としてタスクに関連付けられていれば良い。
その他の実施形態:
(1)第1の実施形態においては、訪問看護および訪問介護を例にとって人員配置決定装置10による人員配置が説明されているが、人員配置決定装置10は、非訪問型のサービスに関する人員配置の決定、すなわち、看護施設および介護施設における人員配置の決定や、教育施設、例えば、予備校や塾における各講義に対する人員配置の決定に用いられても良い。前者の場合には、各タスクの時間帯が重複することがあり、また、各人員のシフトを決定するという観点からは、訪問である点を除いて第1の実施形態と同様に利益を受けることができる。この場合、同一施設内におけるタスク列が実行列に該当し、各施設とルートとが同義となる。後者の場合には、講義等のサービスを受ける対象者は複数となり、対象者は1日に複数の講義を受けるといった相違はあるが、講義1コマをタスクに置き換えることによって、講師のシフトを効率よく決定することができる。この場合、同一または複数の施設における重複する複数の講義列が実行列に該当する。
(2)上記各実施形態においては、CPU11が人員配置決定プログラムP1を実行することによって、ソフトウェア的に人員配置決定装置が実現されているが、予めプログラムされた集積回路またはディスクリート回路によってハードウェア的に実現されても良い。
以上、実施形態、変形例に基づき本開示について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本開示の理解を容易にするためのものであり、本開示を限定するものではない。本開示は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本開示にはその等価物が含まれる。たとえば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…人員配置決定装置、11…CPU、12…記憶装置、13…送信・受信部、14…バス、20a…第1の施設、20b…第2の施設、21a…外部ネットワーク接続装置、21b…外部ネットワーク接続装置、40…ネットワーク、100…人員配置決定システム、121…タスク格納部、122…人員属性格納部、200…連係施設、P1…人員配置決定プログラム、PC…パーソナルコンピュータ、PD…クライアント装置、携帯情報端末、RA1…第1ルート、RA2…第2ルート、RA3…第3ルート、RB1…第1ルート、RB2…第2ルート、RB3…第3ルート、SF…勤務パターン、SF1…日勤、SF2…遅番、SF3…夜勤、SP1…第1区分、SP2…第2区分、SP3…第3区分、SP4…第4区分、SP5…第5区分、TA、TA1、TB1、TB2…タスク、DP…表示部

Claims (8)

  1. 人員配置決定装置であって、
    少なくとも時間情報および要求されるサービスと関連付けられている複数のタスク、およびタスクを実行可能な複数の人員を属性と関連付けて格納する記憶部と、
    前記記憶部から取得した前記複数のタスクに対して各タスクに関連付けられている前記サービスを実行可能なクラスを仮に割り当てる仮クラス割り当て部と、
    それぞれが前記人員の1回の勤務期間を示し、時系列に並ぶ複数の勤務パターンについて、前後する他の勤務パターンと重複する重複期間および重複しない非重複期間とに区分し、前記区分された各重複期間および各非重複期間における前記タスクの実行に要する暫定最大人員数をそれぞれ決定する暫定最大人員決定部と、
    前記クラスのいずれかにおける前記暫定最大人員数が減少する場合には、前記仮のクラスの割り当てを変更する割り当て変更部と、
    各前記勤務パターンにおける確定人員数を設定する確定人員数設定部と、
    前記記憶部から取得した前記人員の前記属性のうち少なくとも勤務パターンおよび休日を用いて前記確定人員数に対して前記人員を割り当てる人員割り当て部と、
    を備える、人員配置決定装置。
  2. 請求項1に記載の人員配置決定装置において、
    前記割り当て変更部は、前記タスクが複数の前記クラスによって実行可能であり、前記クラスのいずれかにおける前記暫定最大人員数が減少する場合に、前記仮のクラスの割り当ての変更を行う、人員配置決定装置。
  3. 請求項1または2に記載の人員配置決定装置において、
    前記確定人員数設定部は、一の重複期間の暫定最大人員数を前記一の重複期間を含む後の勤務パターンにおける非重複期間または他の重複期間における暫定最大人員数が満たす場合には、前記後の勤務パターンに割り当てて、各前記勤務パターンにおける確定人員数を設定する、人員配置決定装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の人員配置決定装置において、
    前記複数のタスクには前記時間情報として時間帯が関連付けられており、
    前記仮クラス割り当て部は、さらに、前記時間帯が重複しないように、前記複数のタスクを、前記タスクの実行順序を規定する複数の実行列に割り当てる、人員配置決定装置。
  5. 請求項4に記載の人員配置決定装置において、
    前記サービスは、訪問看護サービスおよび訪問介護サービスを含み、
    前記クラスは、前記訪問看護サービスおよび前記訪問介護サービスを実行可能な看護クラスおよび前記訪問介護サービスを実行可能な介護クラスを含み、
    前記勤務パターンは、日勤、遅番および夜勤を含み、前記確定人員数設定部は、前記夜勤における確定人員数を最初に設定し、
    前記実行列は、訪問順序を規定する、人員配置決定装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の人員配置決定装置において、
    前記人員割り当て部は、前記タスクを受ける対象者と人員間の相性を用いて、前記割り当てた前記人員の割り当てを調整する、人員配置決定装置。
  7. 人員配置決定システムであって、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の人員配置決定装置と、
    前記人員配置決定装置と通信可能なクライアント装置であって、
    前記人員配置決定装置から前記人員の割り当て結果を受信する受信部と、
    前記受信した前記人員の割り当て結果を表示する表示部とを備える、クライアント装置と、を備える人員配置決定システム。
  8. 人員配置決定プログラムであって、
    少なくとも時間情報および要求されるサービスと関連付けられている複数のタスク、およびタスクを実行可能な複数の人員を属性と関連付けて格納する記憶部から取得した前記複数のタスクに対して各タスクに関連付けられている前記サービスを実行可能なクラスを仮に割り当てるための機能と、
    それぞれが前記人員の1回の勤務期間を示し、時系列に並ぶ複数の勤務パターンについて、前後する他の勤務パターンと重複する重複期間および重複しない非重複期間とに区分し、前記区分された各重複期間および各非重複期間における前記タスクの実行に要する暫定最大人員数をそれぞれ決定するための機能と、
    前記クラスのいずれかにおける前記暫定最大人員数が減少する場合には、前記仮のクラスの割り当てを変更するための機能と、
    各前記勤務パターンにおける確定人員数を設定するための機能と、
    前記記憶部から取得した前記人員の前記属性のうち少なくとも勤務パターンおよび休日を用いて前記確定人員数に対して前記人員を割り当てるための機能と、
    をコンピュータによって実現させる人員配置決定プログラム。
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