JP6500555B2 - 干渉判定方法、干渉判定装置、およびコンピュータプログラム - Google Patents
干渉判定方法、干渉判定装置、およびコンピュータプログラム Download PDFInfo
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三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程とを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の全てにおいて、重ならないと判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定する、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上の少なくとも一点が含まれる場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上のいずれの点も含まれない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点のいずれも前記第1判定領域内にない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点の少なくとも一つが前記第1判定領域内にある場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれない場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれる場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法
が提供される。
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程とを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の全てにおいて、重ならないと判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定する、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上の少なくとも一点が含まれる場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上のいずれの点も含まれない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点のいずれも前記第1判定領域内にない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点の少なくとも一つが前記第1判定領域内にある場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれない場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法
が提供される。
本発明によれば、
三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれる場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法
が提供される。
三次元空間における複数の物体の干渉判定装置であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択部と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義部と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定部と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定部とを備え、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定部は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定部、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定部、および
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定部のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定部は、前記投影像判定部で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第1基準面判定部を少なくとも含み、
前記第1基準面判定部は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定部、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定部、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定部のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定部、前記第2部分判定部、および前記第3部分判定部の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
干渉判定装置
が提供される。
三次元空間における複数の物体の干渉判定装置であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択部と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義部と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定部と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定部とを備え、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定部は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定部、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定部、および
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定部を含み、
前記立体判定部は、前記投影像判定部で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第1基準面判定部を少なくとも含み、
前記第1基準面判定部は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定部、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定部、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定部のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定部、前記第2部分判定部、および前記第3部分判定部の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
干渉判定装置
が提供される。
三次元空間における複数の物体の干渉判定装置を実現するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択手段、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義手段、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定手段、および
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定手段として機能させ、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定手段は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定手段、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定手段、
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定手段のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定手段では、前記投影像判定手段で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第1基準面判定手段を少なくとも含み、
前記第1基準面判定手段は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定手段、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定手段、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定手段のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定手段、前記第2部分判定手段、および前記第3部分判定手段の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
コンピュータプログラム
が提供される。
三次元空間における複数の物体の干渉判定装置を実現するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択手段、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義手段、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定手段、および
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定手段として機能させ、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定手段は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定手段、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定手段、
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定手段を含み、
前記立体判定手段では、前記投影像判定手段で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第1基準面判定手段を少なくとも含み、
前記第1基準面判定手段は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定手段、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定手段、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定手段のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定手段、前記第2部分判定手段、および前記第3部分判定手段の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
コンピュータプログラム
が提供される。
本実施形態に係る干渉判定方法は、三次元空間60における複数の物体50の干渉判定方法である。当該干渉判定方法は、選択工程S10、座標定義工程S20、投影像判定工程S30、および、立体判定工程S40を含む。選択工程S10では、複数の物体50から、第1対象物52および第2対象物54が選択される。座標定義工程S20では、第1対象物52および第2対象物54に対し、1つの直交座標系が定義される。投影像判定工程S30では、直交座標系の基準面に投影した、第1対象物52および第2対象物54の投影像が互いに重なるか否かが判定される。立体判定工程S40では、三次元空間60において第1対象物52と第2対象物54とが干渉するか否かが判定される。ここで、第1対象物52および第2対象物54は板状であり、直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなる。
干渉判定装置70は三次元空間60における複数の物体50の干渉判定装置である。干渉判定装置70は、選択部10、座標定義部20、投影像判定部30、および立体判定部40を備える。選択部10は、複数の物体50から、第1対象物52および第2対象物54を選択する(選択工程S10)。座標定義部20は、第1対象物52および第2対象物54に対し、1つの直交座標系を定義する(座標定義工程S20)。投影像判定部30は、直交座標系の基準面に投影した、第1対象物52および第2対象物54の投影像が互いに重なるか否かを判定する(投影像判定工程S30)。立体判定部40は、三次元空間60において、第1対象物52と第2対象物54とが干渉するか否かを判定する(立体判定工程S40)。具体的には、立体判定部40は、投影像判定部30で第1基準面、第2基準面、および第3基準面のうち少なくとも一つにおいて第1対象物52および第2対象物54の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、第1対象物52と第2対象物54とが干渉していない状態であると判定する。以下に、各工程の内容と共に詳細を説明する。
本実施形態に係る座標定義工程S20で定義する直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなる。座標定義工程S20では、第1対象物52の中心が原点と一致し、第1対象物52の主面とe3軸とが直交し、第2対象物54の主面の法線ベクトルのe2成分が0となるよう直交座標系が定義される。直交座標系をこのように定義することにより、判定に用いる条件を簡単な数式で表すことができ、計算量を低減することができる。
第1基準面判定工程S32について以下に説明する。本実施形態に係る第1基準面判定工程S32では、それぞれ第2対象物54の第1基準面における投影像に含まれる、第1投影領域、第2投影領域、および第3投影領域が定義され、各領域と第1対象物52の投影像とが重なるか否かが判定される。以下に詳細を説明する。
第1基準面判定工程S32は、第1部分判定工程S320、第2部分判定工程S322、および第3部分判定工程S324のうち少なくとも一つを含む。第1部分判定工程S320では、第1基準面において、第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像のうち第2対象物54の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かが判定される。第2部分判定工程S322では、第1基準面において、第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像のうち第2対象物54の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かが判定される。第3部分判定工程S324では、第1基準面において、第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像のうち第1投影領域にも第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かが判定される。第1部分判定工程S320、第2部分判定工程S322、および第3部分判定工程S324のうち少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、第1基準面において、第1対象物52および第2対象物54の投影像が互いに重なると判定される。一方、第1部分判定工程S320、第2部分判定工程S322、および第3部分判定工程S324の全てにおいて、第1対象物52および第2対象物54の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、第1基準面において、第1対象物52および第2対象物54の投影像が互いに重ならないと判定される。なお、e1e2e3座標系におけるe3軸正方向を上として、主面のうち、「上面」と「下面」とを区別する。
図8(a)は、第1基準面における第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像の例を示す模式図である。本図中、円520は、第1基準面における第1対象物52の投影像の輪郭を示す円である。楕円540は、第2対象物54の上面部分が投影された領域の輪郭を示す楕円である。第1部分判定工程S320では、第1基準面において、第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像のうち第2対象物54の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かが判定される。第1投影領域は、本図中、楕円540を輪郭とする領域である。
図8(a)中、楕円541は、第2対象物54の下面部分が投影された領域の輪郭を示す楕円である。第2部分判定工程S322では、第1基準面において、第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像のうち第2対象物54の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かが判定される。第2投影領域は、本図中、楕円541を輪郭とする領域である。
図9(a)は、第1基準面における第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像とを示す模式図であり、図8(a)に相当する。図9(a)中、破線で囲んだ領域543中には、第2対象物54の投影像の一部の領域であって、第1投影領域にも第2の投影領域にも含まれない領域が存在する。そのため、当該領域と、第1対象物52の投影像とが重ならないか否かを判定する必要がある。ここで、第1基準面において、第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像のうち第1投影領域にも第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域を定義し、第1対象物52の投影像と、第3投影領域とが重ならない場合に、第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像のうち第1投影領域にも第2投影領域にも含まれない領域とが重ならないと確かめることができる。
第2基準面判定工程S34について以下に説明する。
図10(a)は、第2基準面における第1対象物52の投影像と、第2対象物54の投影像の例を示す模式図であり、図10(b)は、第1判定領域を示す図である。
本実施形態に係る第2基準面判定工程S34では、第2基準面において、第1対象物52の投影像および第2対象物54の投影像を用いて定められる第1判定領域と、第2対象物54の投影像を用いて定められる判定対象線とが重なるか否かが判定されることにより、e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、第1対象物52および第2対象物54の投影像が互いに重なるか否かが判定される。以下に詳細を説明する。
第3基準面判定工程S36について以下に説明する。本実施形態に係る第1基準面判定工程S32では、e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、第1対象物52および第2対象物54の投影像が互いに重なるか否かが判定される。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定する、
干渉判定方法。
2. 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定する、
干渉判定方法。
3. 1.または2.に記載の干渉判定方法において、
前記座標定義工程では、前記第1対象物の中心が原点と一致し、前記第1対象物の主面とe 3 軸とが直交し、前記第2対象物の主面の法線ベクトルのe 2 成分が0となるよう前記直交座標系を定義し、
前記第1対象物および前記第2対象物は円板状である、
干渉判定方法。
4. 1.から3.のいずれか一つに記載の干渉判定方法において、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
干渉判定方法。
5. 1.から3.のいずれか一つに記載の干渉判定方法において、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程とを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の全てにおいて、重ならないと判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定する、
干渉判定方法。
6. 4.または5.に記載の干渉判定方法において、
前記第1部分判定工程を含む場合、前記第1部分判定工程では、下記の式(1)が成り立たない場合に、前記第1対象物の投影像と、前記第1投影領域とが、重ならないと判定し、
前記第2部分判定工程を含む場合、前記第2部分判定工程では、下記の式(2)が成り立たない場合に、前記第1対象物の投影像と、前記第2投影領域とが、重ならないと判定し、
前記第3部分判定工程を含む場合、前記第3部分判定工程では、下記の式(3)および式(4)の少なくとも一方が成り立たない場合に、前記第1対象物の投影像と、前記第3投影領域とが、重ならないと判定する干渉判定方法。
ただし、r p は前記第1対象物の半径であり、r c は前記第2対象物の半径であり、l c は前記第2対象物の厚みであり、座標(a,b,c)は前記直交座標系における前記第2対象物の中心座標であり、角度θは、前記第1対象物の主面の法線ベクトルと、前記第2対象物の主面の法線ベクトルとのなす角であり、θは0rad以上π/2rad以下である。
7. 1.から6.のいずれか一つに記載の干渉判定方法において、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上の少なくとも一点が含まれる場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法。
8. 1.から6.のいずれか一つに記載の干渉判定方法において、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上のいずれの点も含まれない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法。
9. 1.から6.のいずれか一つに記載の干渉判定方法において、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点のいずれも前記第1判定領域内にない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法。
10. 1.から6.のいずれか一つに記載の干渉判定方法において、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点の少なくとも一つが前記第1判定領域内にある場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法。
11. 9.または10.に記載の干渉判定方法において、
前記第2基準面判定工程は、
前記複数の判定対象点の前記第2基準面における座標をそれぞれ(e 2n ,e 3n )(n=1,2,・・・)としたとき、
下記の式(5)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(6)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(7)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(8)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(9)および式(10)のいずれもが成立するか否かを判定する工程、および
下記の式(11)および式(12)のいずれもが成立するか否かを判定する工程のうち少なくとも一つを含み、
前記式(5)が成立するか否かを判定する工程において成立すると判定された場合、
前記式(6)が成立するか否かを判定する工程において成立すると判定された場合、
前記式(7)が成立するか否かを判定する工程において成立すると判定された場合、
前記式(8)が成立するか否かを判定する工程において成立すると判定された場合、
前記式(9)および式(10)のいずれもが成立するか否かを判定する工程でいずれもが成立すると判定された場合、または
前記式(11)および式(12)のいずれもが成立するか否かを判定する工程でいずれもが成立すると判定された場合に、
前記判定対象点が前記第1判定領域内にあると判定する、
干渉判定方法。
ただし、r p は前記第1対象物の半径であり、l p は前記第1対象物の厚みであり、r c は前記第2対象物の半径であり、角度θは、前記第1対象物の主面の法線ベクトルと、前記第2対象物の主面の法線ベクトルとのなす角であり、θは0rad以上π/2rad以下である。
12. 9.または10.に記載の干渉判定方法において、
前記第2基準面判定工程は、
前記複数の判定対象点の前記第2基準面における座標をそれぞれ(e 2n ,e 3n )(n=1,2,・・・)としたとき、
下記の式(5)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(6)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(7)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(8)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(9)および式(10)のいずれもが成立するか否かを判定する工程、および
下記の式(11)および式(12)のいずれもが成立するか否かを判定する工程を含み、
前記式(5)が成立するか否かを判定する工程において成立しないと判定され、かつ、
前記式(6)が成立するか否かを判定する工程において成立しないと判定され、かつ、
前記式(7)が成立するか否かを判定する工程において成立しないと判定され、かつ、
前記式(8)が成立するか否かを判定する工程において成立しないと判定され、かつ、
前記式(9)および式(10)のいずれもが成立するか否かを判定する工程で少なくとも一方が成立しないと判定され、かつ、
前記式(11)および式(12)のいずれもが成立するか否かを判定する工程で少なくとも一方が成立しないと判定された場合に、
前記判定対象点が前記第1判定領域内にないと判定する、
干渉判定方法。
ただし、r p は前記第1対象物の半径であり、l p は前記第1対象物の厚みであり、r c は前記第2対象物の半径であり、角度θは、前記第1対象物の主面の法線ベクトルと、前記第2対象物の主面の法線ベクトルとのなす角であり、θは0rad以上π/2rad以下である。
13. 1.から12.のいずれか一つに記載の干渉判定方法において、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれない場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法。
14. 1.から12.のいずれか一つに記載の干渉判定方法において、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれる場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法。
15. 13.または14.に記載の干渉判定方法において、
前記第3基準面判定工程では、
前記第2判定領域を、当該領域の輪郭の隣接する2つの頂点と、前記第3基準面の原点とを結ぶ三角形からなる複数の分割領域に分割し、
前記複数の分割領域のうち少なくとも一つに、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の分割領域の少なくとも一つに当該中心点が含まれる場合に、当該中心点が前記第2判定領域内にあると判定する、
干渉判定方法。
16. 13.または14.に記載の干渉判定方法において、
前記第3基準面判定工程では、
前記第2判定領域を、当該領域の輪郭の隣接する2つの頂点と、前記第3基準面の原点とを結ぶ三角形からなる複数の分割領域に分割し、
前記複数の分割領域のそれぞれに、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の分割領域のいずれにも当該中心点が含まれない場合に、当該中心点が前記第2判定領域内にないと判定する、
干渉判定方法。
17. 15.または16.に記載の干渉判定方法において、
前記第2判定領域の頂点A m =(e 1m ,e 3m )(m=1〜8)はそれぞれ下記の式(13)から式(20)で表され、
前記第2対象物の投影像の中心点Pは(e 1 ,e 3 )=(a,c)で表され、
前記複数の分割領域は、前記第3基準面の原点Oを用いて、それぞれ三角形OA i A j (
(i,j)=(1,2),(2,3),(3,4),(4,5),(5,6),(6,7),(7,8),(8,1))で表され、
A i =(e 1i ,e 3i )およびA j =(e 1j ,e 3j )としたとき、下記の式(21)および式(22)で表されるαおよびβについて、下記の式(23)、式(24)、および式(25)の少なくともひとつが成り立たない場合に、各前記分割領域である三角形OA i A j 内に前記第2対象物の投影像の中心点が含まれないと判定する、
干渉判定方法。
ただし、r p は前記第1対象物の半径であり、l p は前記第1対象物の厚みであり、r c は前記第2対象物の半径であり、l c は前記第2対象物の厚みであり、角度θは、前記第1対象物の主面の法線ベクトルと、前記第2対象物の主面の法線ベクトルとのなす角であり、θは0rad以上π/2rad以下である。
18. 三次元空間における複数の物体の干渉判定装置であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択部と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義部と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定部と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定部とを備え、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定部は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定部、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定部、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定部のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定部は、前記投影像判定部で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定する、
干渉判定装置。
19. 三次元空間における複数の物体の干渉判定装置であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択部と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義部と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定部と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定部とを備え、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定部は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定部、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定部、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定部を含み、
前記立体判定部は、前記投影像判定部で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定する、
干渉判定装置。
20. 三次元空間における複数の物体の干渉判定装置を実現するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択手段、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義手段、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定手段、および
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定手段として機能させ、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定手段は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定手段、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定手段、
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定手段のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定手段では、前記投影像判定手段で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定する、
コンピュータプログラム。
21. 三次元空間における複数の物体の干渉判定装置を実現するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択手段、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義手段、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定手段、および
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定手段として機能させ、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定手段は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定手段、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定手段、
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定手段を含み、
前記立体判定手段では、前記投影像判定手段で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定する、
コンピュータプログラム。
22. 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する工程と、
少なくとも1つの基準平面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する工程と、
前記投影像が互いに重なるか否かの判定結果に基づいて、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状である、
干渉判定方法。
20 座標定義部
30 投影像判定部
32 第1基準面判定部
34 第2基準面判定部
36 第3基準面判定部
40 立体判定部
50 物体
500 主面
52 第1対象物
520,521 円
523 図形
525 八角形
54 第2対象物
543,545,526,527 領域
540,541,542,544,546,547,548,549 楕円
522,524,550,551 四角形
60 三次元空間
70 干渉判定装置
80 判定対象点
82 判定対象線
820 上面中心投影点
840 下面中心投影点
Claims (27)
- 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程とを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の全てにおいて、重ならないと判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定する、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第1基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第1基準面判定工程は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定工程と、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定工程とを含み、
前記第1部分判定工程、前記第2部分判定工程、および前記第3部分判定工程の全てにおいて、重ならないと判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定する、
干渉判定方法。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の干渉判定方法において、
前記第1部分判定工程を含む場合、前記第1部分判定工程では、下記の式(1)が成り立たない場合に、前記第1対象物の投影像と、前記第1投影領域とが、重ならないと判定し、
前記第2部分判定工程を含む場合、前記第2部分判定工程では、下記の式(2)が成り立たない場合に、前記第1対象物の投影像と、前記第2投影領域とが、重ならないと判定し、
前記第3部分判定工程を含む場合、前記第3部分判定工程では、下記の式(3)および式(4)の少なくとも一方が成り立たない場合に、前記第1対象物の投影像と、前記第3投影領域とが、重ならないと判定する干渉判定方法。
ただし、rpは前記第1対象物の半径であり、rcは前記第2対象物の半径であり、lcは前記第2対象物の厚みであり、座標(a,b,c)は前記直交座標系における前記第2対象物の中心座標であり、角度θは、前記第1対象物の主面の法線ベクトルと、前記第2対象物の主面の法線ベクトルとのなす角であり、θは0rad以上π/2rad以下である。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上の少なくとも一点が含まれる場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上の少なくとも一点が含まれる場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上のいずれの点も含まれない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に、前記第2対象物の判定対象線上のいずれの点も含まれない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記判定対象線は、前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分である、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点のいずれも前記第1判定領域内にない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点のいずれも前記第1判定領域内にない場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点の少なくとも一つが前記第1判定領域内にある場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第2基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第2基準面判定工程では、
前記第2基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第1判定領域内に前記第2対象物の複数の判定対象点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の判定対象点の少なくとも一つが前記第1判定領域内にある場合に、前記第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第1判定領域は、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分と同一形状の楕円を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該楕円の中心が描く線を輪郭とする領域であり、
前記複数の判定対象点は、
前記第2基準面における前記第2対象物の投影像のうち、当該対象物の下面の中心の投影点に相当する下面中心投影点と、当該対象物の上面の中心の投影点に相当する上面中心投影点とを結ぶ線分上にある複数の点であり、
少なくとも前記下面中心投影点および前記上面中心投影点を含み、
互いに隣接する前記判定対象点間の距離は前記第1対象物の厚みよりも小さい、
干渉判定方法。 - 請求項10から13のいずれか一項に記載の干渉判定方法において、
前記第2基準面判定工程は、
前記複数の判定対象点の前記第2基準面における座標をそれぞれ(e2n,e3n)(n=1,2,・・・)としたとき、
下記の式(5)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(6)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(7)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(8)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(9)および式(10)のいずれもが成立するか否かを判定する工程、および
下記の式(11)および式(12)のいずれもが成立するか否かを判定する工程のうち少なくとも一つを含み、
前記式(5)が成立するか否かを判定する工程において成立すると判定された場合、
前記式(6)が成立するか否かを判定する工程において成立すると判定された場合、
前記式(7)が成立するか否かを判定する工程において成立すると判定された場合、
前記式(8)が成立するか否かを判定する工程において成立すると判定された場合、
前記式(9)および式(10)のいずれもが成立するか否かを判定する工程でいずれもが成立すると判定された場合、または
前記式(11)および式(12)のいずれもが成立するか否かを判定する工程でいずれもが成立すると判定された場合に、
前記判定対象点が前記第1判定領域内にあると判定する、
干渉判定方法。
ただし、rpは前記第1対象物の半径であり、lpは前記第1対象物の厚みであり、rcは前記第2対象物の半径であり、角度θは、前記第1対象物の主面の法線ベクトルと、前記第2対象物の主面の法線ベクトルとのなす角であり、θは0rad以上π/2rad以下である。 - 請求項10から13のいずれか一項に記載の干渉判定方法において、
前記第2基準面判定工程は、
前記複数の判定対象点の前記第2基準面における座標をそれぞれ(e2n,e3n)(n=1,2,・・・)としたとき、
下記の式(5)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(6)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(7)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(8)が成立するか否かを判定する工程、
下記の式(9)および式(10)のいずれもが成立するか否かを判定する工程、および
下記の式(11)および式(12)のいずれもが成立するか否かを判定する工程を含み、
前記式(5)が成立するか否かを判定する工程において成立しないと判定され、かつ、
前記式(6)が成立するか否かを判定する工程において成立しないと判定され、かつ、
前記式(7)が成立するか否かを判定する工程において成立しないと判定され、かつ、
前記式(8)が成立するか否かを判定する工程において成立しないと判定され、かつ、
前記式(9)および式(10)のいずれもが成立するか否かを判定する工程で少なくとも一方が成立しないと判定され、かつ、
前記式(11)および式(12)のいずれもが成立するか否かを判定する工程で少なくとも一方が成立しないと判定された場合に、
前記判定対象点が前記第1判定領域内にないと判定する、
干渉判定方法。
ただし、rpは前記第1対象物の半径であり、lpは前記第1対象物の厚みであり、rcは前記第2対象物の半径であり、角度θは、前記第1対象物の主面の法線ベクトルと、前記第2対象物の主面の法線ベクトルとのなす角であり、θは0rad以上π/2rad以下である。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれない場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれない場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれる場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定方法であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択工程と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義工程と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定工程と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定工程とを含み、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe 1 軸、e 2 軸、およびe 3 軸からなり、
前記投影像判定工程は、
e 1 軸とe 2 軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定工程、
e 2 軸とe 3 軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定工程、および
e 3 軸とe 1 軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定工程を含み、
前記立体判定工程では、前記投影像判定工程で前記第1基準面、前記第2基準面、および前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第3基準面判定工程を少なくとも含み、
前記第3基準面判定工程では、
前記第3基準面において、前記第1対象物の投影像および前記第2対象物の投影像を用いて定められる第2判定領域内に、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
当該中心点が前記第2判定領域内に含まれる場合に、前記第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定し、
前記第2判定領域は、前記第2対象物の投影像と同一形状の四角形を、前記第1対象物の投影像に外接させて転がさずに動かしたとき、当該四角形の中心が描く線を輪郭とする領域である、
干渉判定方法。 - 請求項16から19のいずれか一項に記載の干渉判定方法において、
前記第3基準面判定工程では、
前記第2判定領域を、当該領域の輪郭の隣接する2つの頂点と、前記第3基準面の原点とを結ぶ三角形からなる複数の分割領域に分割し、
前記複数の分割領域のうち少なくとも一つに、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の分割領域の少なくとも一つに当該中心点が含まれる場合に、当該中心点が前記第2判定領域内にあると判定する、
干渉判定方法。 - 請求項16から19のいずれか一項に記載の干渉判定方法において、
前記第3基準面判定工程では、
前記第2判定領域を、当該領域の輪郭の隣接する2つの頂点と、前記第3基準面の原点とを結ぶ三角形からなる複数の分割領域に分割し、
前記複数の分割領域のそれぞれに、前記第2対象物の投影像の中心点が含まれるか否かを判定し、
前記複数の分割領域のいずれにも当該中心点が含まれない場合に、当該中心点が前記第2判定領域内にないと判定する、
干渉判定方法。 - 請求項20または21に記載の干渉判定方法において、
前記第2判定領域の頂点Am=(e1m,e3m)(m=1〜8)はそれぞれ下記の式(13)から式(20)で表され、
前記第2対象物の投影像の中心点Pは(e1,e3)=(a,c)で表され、
前記複数の分割領域は、前記第3基準面の原点Oを用いて、それぞれ三角形OAiAj(
(i,j)=(1,2),(2,3),(3,4),(4,5),(5,6),(6,7),(7,8),(8,1))で表され、
Ai=(e1i,e3i)およびAj=(e1j,e3j)としたとき、下記の式(21)および式(22)で表されるαおよびβについて、下記の式(23)、式(24)、および式(25)の少なくともひとつが成り立たない場合に、各前記分割領域である三角形OAiAj内に前記第2対象物の投影像の中心点が含まれないと判定する、
干渉判定方法。
ただし、rpは前記第1対象物の半径であり、lpは前記第1対象物の厚みであり、rcは前記第2対象物の半径であり、lcは前記第2対象物の厚みであり、角度θは、前記第1対象物の主面の法線ベクトルと、前記第2対象物の主面の法線ベクトルとのなす角であり、θは0rad以上π/2rad以下である。 - 請求項1から22のいずれか一項に記載の干渉判定方法において、
前記座標定義工程では、前記第1対象物の中心が原点と一致し、前記第1対象物の主面とe3軸とが直交し、前記第2対象物の主面の法線ベクトルのe2成分が0となるよう前記直交座標系を定義し、
前記第1対象物および前記第2対象物は円板状である、
干渉判定方法。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定装置であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択部と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義部と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定部と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定部とを備え、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定部は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定部、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定部、および
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定部のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定部は、前記投影像判定部で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第1基準面判定部を少なくとも含み、
前記第1基準面判定部は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定部、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定部、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定部のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定部、前記第2部分判定部、および前記第3部分判定部の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
干渉判定装置。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定装置であって、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択部と、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義部と、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定部と、
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定部とを備え、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定部は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定部、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定部、および
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定部を含み、
前記立体判定部は、前記投影像判定部で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第1基準面判定部を少なくとも含み、
前記第1基準面判定部は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定部、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定部、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定部のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定部、前記第2部分判定部、および前記第3部分判定部の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
干渉判定装置。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定装置を実現するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択手段、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義手段、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定手段、および
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定手段として機能させ、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定手段は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定手段、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定手段、
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定手段のうち少なくとも一つを含み、
前記立体判定手段では、前記投影像判定手段で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面のうち少なくとも一つにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重ならないと判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉していない状態であると判定し、
前記第1基準面判定手段を少なくとも含み、
前記第1基準面判定手段は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定手段、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定手段、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定手段のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定手段、前記第2部分判定手段、および前記第3部分判定手段の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
コンピュータプログラム。 - 三次元空間における複数の物体の干渉判定装置を実現するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
前記複数の物体から、第1対象物および第2対象物を選択する選択手段、
前記第1対象物および前記第2対象物に対し、1つの直交座標系を定義する座標定義手段、
前記直交座標系の基準面に投影した、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する投影像判定手段、および
前記三次元空間において前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉するか否かを判定する立体判定手段として機能させ、
前記第1対象物および前記第2対象物は板状であり、
前記直交座標系は、互いに直交するe1軸、e2軸、およびe3軸からなり、
前記投影像判定手段は、
e1軸とe2軸とからなる第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第1基準面判定手段、
e2軸とe3軸とからなる第2基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第2基準面判定手段、
e3軸とe1軸とからなる第3基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なるか否かを判定する第3基準面判定手段を含み、
前記立体判定手段では、前記投影像判定手段で前記第1基準面、前記第2基準面、前記第3基準面の全てにおいて前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定された場合に、前記第1対象物と前記第2対象物とが干渉している状態であると判定し、
前記第1基準面判定手段を少なくとも含み、
前記第1基準面判定手段は、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の上面の投影部分である第1投影領域とが、重なるか否かを判定する第1部分判定手段、
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち当該対象物の下面の投影部分である第2投影領域とが、重なるか否かを判定する第2部分判定手段、および
前記第1基準面において、前記第1対象物の投影像と、前記第2対象物の投影像のうち前記第1投影領域にも前記第2投影領域にも含まれない領域の全てを含む第3投影領域とが、重なるか否かを判定する第3部分判定手段のうち少なくとも一つを含み、
前記第1部分判定手段、前記第2部分判定手段、および前記第3部分判定手段の少なくとも一つにおいて、重なると判定された場合に、前記第1基準面において、前記第1対象物および前記第2対象物の投影像が互いに重なると判定する、
コンピュータプログラム。
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JP2015066833A JP6500555B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | 干渉判定方法、干渉判定装置、およびコンピュータプログラム |
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