JP2008102628A - 設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2008102628A
JP2008102628A JP2006283036A JP2006283036A JP2008102628A JP 2008102628 A JP2008102628 A JP 2008102628A JP 2006283036 A JP2006283036 A JP 2006283036A JP 2006283036 A JP2006283036 A JP 2006283036A JP 2008102628 A JP2008102628 A JP 2008102628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjacent
component
target
information
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006283036A
Other languages
English (en)
Inventor
Kumiko Kasuga
久美子 春日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006283036A priority Critical patent/JP2008102628A/ja
Publication of JP2008102628A publication Critical patent/JP2008102628A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Abstract


【課題】 動きを伴う部品間の設計検証のために、隣接する部品間の動きを定義するための情報を入力しなくても、部品間の隣接状態に基づいて、部品間の動きを推定し、その動きを定義することができる設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体を提供する。
【解決手段】 隣接部品検出部12は、RAM25に記憶されたアセンブリ情報に基づいて、対象部品に隣接する隣接部品を検出する。隣接面抽出部13は、検出された各隣接部品について、対象部品の面に隣接する面を隣接面として抽出する。関節設定部14は、対象部品の面およびその面の隣接面の形状ならびに位置および姿勢によって決まる関係に基づいて、対象部品が隣接部品に相対的に動く際の動きの種類と動く方向とを推定し、推定した動きの種類と動く方向とを設計検証のための定義情報として設定する。結果表示部15は、設定された動きの種類と方向とを出力装置27に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、計算機を利用して設計およびモデル作成を行う3次元CADシステムによって設計されたデータに基づいて設計検証を行うことができる設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
現在、製品設計においては、計算機支援設計装置(CAD(Computer Aided Design)
装置)が通常用いられ、製品の形状およびレイアウトが3次元の図形データおよび座標として定義される3次元CADデータが作成される。そしてコンピュータの性能向上に伴い、作成された3次元CADデータを利用して、実機の製作前にシミュレータを使って設計検証を行うことが一般的になってきている。
3次元CADデータを利用した設計検証としては、たとえばデジタル複合機もしくは自動車のように部品点数の多い製品の製品設計では、複数の部品から構成されるユニットまたはアセンブリと呼ばれる機能単位に設計が行われ、機能単位に設計されたデータを合体することによって、完成状態での部品どうしの重なりチェックが行われる。部品どうしの重なりは、干渉チェックとして3次元CADデータの性質を利用したデータの和、差、および積などの演算を行うことによって検出することができる。
近年、更なる設計時間短縮およびコスト削減をめざして、静止状態での完成品の検証に加えて、動く部品の動作時における不具合発見が必要になってきている。
コンピュータの性能向上によって演算速度が向上し、より多くの演算が高速で行えるようになったため、従来は時間がかかって利用することが困難であった可動部を動かした際の対象部品の軌跡などを、コンピュータ画面に表示することが可能になっている。
しかし、これら機構解析つまりシミュレーションを行うためには、解析に必要な解析条件として、可動部について各種設定が必要であり、従来からある解析システムの形状入力装置あるいは3次元CADシステムを使って入力した形状データを取り込んで動作解析するような装置は、可動部の設定が煩雑で作業に時間がかかる。
可動部についての設定を、簡単な操作でかつ視認性良くリンク機構の関節定義を行うことができる第1の従来の技術として、リンク機構関節データ演算装置がある。このリンク機構関節データ演算装置は、リンクおよび関節を有するリンク機構を構成する複数の部品の3次元形状を表わす形状データを入力する形状データ入力手段と、関節を種類別に3次元的にモデル化してなる複数種類の立体関節マークの中からいずれかの立体関節マークを選択して、選択した立体関節マークを、前記形状データ入力手段によって入力された部品どうしが結合される関節部分に、所定の位置および所定の姿勢に配置することによって、該部品どうしを結合する関節の種類、位置および姿勢を定義する関節定義用操作子つまり間接データを定義するための操作を行う手段と、前記形状データ入力手段によって入力された部品および前記立体関節マークを表示する表示手段と、前記立体関節マークが前記関節部分に配置されたことを受けて、該立体関節マークが配置された部品を含むリンク機構のリンクおよび関節の結合関係を表わすパラメータと該パラメータのパラメータ値とが記述された関節データを求める関節データ演算手段とを備える。
リンクおよび関節を有する複数種類のリンク機構モデルのそれぞれについて、順運動学の解析的解法、および各リンク機構モデルの有するリンクおよび関節をそのリンク機構モデルを駆動する駆動源としたときの逆運動学の解析的解法を、予め記憶しておく。解析を行う際に、GUI(Graphical User Interface)を用いて所望のリンク機構モデルを選択して被解析用リンク機構と対応づける。そして、立体関節マークを、その位置および姿勢を調整して関節部分に配置することによって、関節データの生成に必要なデータを入力し、さらに駆動量を入力して、予め記憶して置いた解析的解法を数値的に解いてその結果を表示するものである。関節の種類およびその動きが直感的に解り易く表示される画面を見ながら、簡単な操作で、リンク機構の関節データを生成するために必要となる関節に関するデータを入力することができる(たとえば特許文献1参照)。
第2の従来の技術として、拘束部品抽出プログラムがある。この拘束部品抽出プログラムは、装置として組み立てられた部品の集合から拘束関係にある部品の識別情報を抽出する3次元CADシステムの拘束部品抽出プログラムであって、指定された第1の部品に対して、その第1の部品に外接する外接球を生成する外接球生成手順と、前記外接球と干渉する第2の部品を検出する干渉部品検出手順と、前記第1の部品に対する前記第2の部品の組合せに対するそれぞれの形状データと組み立て位置とから指定された拘束関係を調べ、その拘束関係にある部品の識別情報を抽出する拘束部品抽出手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする拘束部品抽出プログラムである。
すなわち、指定された部品に外接する外接球を生成し、その外接球に干渉する部品を検出し、さらに指定された部品と検出された部品との間に拘束関係があるとき、その拘束関係を表す拘束情報を登録するものである。組み立て配置された部品を指定すると、その近辺の部品から拘束関係にある部品の識別情報を短時間で抽出し、それらの部品間の拘束情報を登録することができる(たとえば特許文献2参照)。
特許第3602518号公報 特開2006−190183号公報
従来の3次元CADシステムでは、リンク機構の動作確認にアセンブリ機能が使われており、部品間の相対位置および姿勢のパラメータを変更して、それらの部品の再配置を繰り返すことによって、動作確認が行なわれる。しかし、これらのシステムでは、パラメータの変更に時間がかかる。さらに、システムの利用者が部品間の相対位置および姿勢を、実際に動作する際の位置および姿勢に合わせるように配置していくことは、非常に困難である。
第1の従来の技術は、上記事情に鑑み、簡単な操作でかつ視認性良くリンク機構の関節定義を行なうことができるようにしたものである。しかしながら、リンク機構の関節データを生成するために必要となる関節に関するデータを入力する必要がある。部品点数の多いデジタル複写機などの製品開発段階においては、確認すべき動く部品の種類は単純な平行移動もしくは回転移動であるが、その数が膨大であることから部品単位の動きの定義に時間がかかり、小さな部品の場合、設定ミスが生じる恐れがある。第2の従来の技術は、指定された部品に外接する外接球を生成し、その外接球に干渉する部品を検出し、さらに指定された部品と検出された部品との間に拘束関係があるとき、その拘束関係を表す拘束情報を登録するものである。しかしながら、拘束関係を抽出した後、部品の動きを定義するための情報を入力する必要があり、拘束関係にある他の部品との配置関係から、動く方向と動きの種類とを決定する必要がある。すなわち、いずれの従来の技術も、動きを伴う部品間の設計検証たとえば干渉チェックを行うためには、部品の動きを定義するための何らかの情報を入力する必要があるという問題がある。
本発明の目的は、動きを伴う部品間の設計検証のために、隣接する部品間の動きを定義するための情報を入力しなくても、部品間の隣接状態に基づいて、部品間の動きを定義することができる設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体を提供することである。
本発明は、部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品を選択する選択手段と、
選択手段によって対象部品が選択されると、記憶手段に記憶されるアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品を、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品の中から検出する隣接部品検出手段と、
隣接部品検出手段によって検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面を抽出する隣接面抽出手段と、
対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向を推定し、推定した動きの種類および動く方向を、設計検証を行うための定義情報として設定する設定手段と、
設定手段によって設定された定義情報を表示する表示手段とを含むことを特徴とする設計検証装置である。
本発明に従えば、記憶手段によって、部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とが記憶され、選択手段によって、記憶手段に記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品が選択され、隣接部品検出手段によって、選択手段によって対象部品が選択されると、記憶手段に記憶されるアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品が、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品の中から検出され、隣接面抽出手段によって、隣接部品検出手段によって検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面が抽出され、設定手段によって、対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向が推定され、推定された動きの種類および動く方向が、設計検証を行うための定義情報として設定され、表示手段によって、設定手段によって設定された定義情報が表示されるので、動きを伴う部品間の設計検証のために、隣接する部品間の動きを定義するための情報を入力しなくても、部品間の隣接状態に基づいて、部品間の動きを定義することができる。
また本発明は、前記設定手段は、対象部品の外表面を形成する面およびその面に隣接する隣接面の形状が平面であると、動きの種類を平行移動と推定し、または対象部品の外表面を形成する面およびその面に隣接する隣接面の形状が円筒形であると、動きの種類を回転移動と推定することを特徴とする。
本発明に従えば、前記設定手段によって、対象部品の外表面を形成する面およびその面に隣接する隣接面の形状が平面であると、動きの種類が平行移動と推定され、または対象部品の外表面を形成する面およびその面に隣接する隣接面の形状が円筒形であると、動きの種類が回転移動と推定されるので、対象部品の外表面を形成する面およびその面の隣接面の形状ならびに位置および姿勢によって決まる関係から、動きの種類を特定し、動く方向も限定することができる。
また本発明は、前記予め定める検出条件は、対象部品を包含する予め定める包含球体または予め定める直方体に少なくとも一部が含まれる部品であることを特徴とする。
本発明に従えば、前記予め定める検出条件は、対象部品を包含する予め定める包含球体または予め定める直方体に少なくとも一部が含まれる部品であることであるので、2つの部品がお互いに近い距離にない部品つまり動きを拘束する関係にない部品を隣接部品の対象から除外することができる。さらに、単純な包含球体または直方体を用いているので、隣接部品を検出するのに要する計算時間を短縮することができる。
また本発明は、前記予め定める検出条件は、対象部品の動きを抑止するための部品ではないことを特徴とする。
本発明に従えば、前記予め定める検出条件は、対象部品の動きを抑止するための部品ではないことであるので、隣接しても検証部品と相対的な動きが発生しない部品を隣接部品から除外することができる。
また本発明は、コンピュータによって実行される設計検証方法であって、
部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを記憶する記憶工程と、
記憶工程で記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品を選択する選択工程と、
選択工程で対象部品が選択されると、記憶工程で記憶されたアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品を、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品の中から検出する隣接部品検出工程と、
隣接部品検出工程で検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面を抽出する隣接面抽出工程と、
対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向を推定し、推定した動きの種類および動く方向を、設計検証を行うための定義情報として設定する設定工程と、
設定工程で設定された定義情報を表示する表示工程とを含むことを特徴とする設計検証方法である。
本発明に従えば、コンピュータによって設計検証を実行するにあたって、記憶工程で、部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを記憶し、選択工程で、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品を選択し、隣接部品検出工程で、選択工程で対象部品が選択されると、記憶工程で記憶されたアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品を、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品の中から検出し、隣接面抽出工程で、隣接部品検出工程で検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面を抽出し、設定工程で、対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向を推定し、推定した動きの種類および動く方向を、設計検証を行うための定義情報として設定し、表示工程で、設定工程で設定された定義情報を表示するので、動きを伴う部品間の設計検証のために、隣接する部品間の動きを定義するための情報を入力しなくても、部品間の隣接状態に基づいて、部品間の動きを定義することができる。
また本発明は、コンピュータを、
部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを記憶する記憶手段、
記憶手段に記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品を選択する選択手段、
選択手段によって対象部品が選択されると、記憶手段に記憶されるアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品を、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品の中から検出する隣接部品検出手段、
隣接部品検出手段によって検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面を抽出する隣接面抽出手段、
対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向を推定し、推定した動きの種類および動く方向を、設計検証を行うための定義情報として設定する設定手段、
ならびに設定手段によって設定された定義情報を表示する表示手段として機能させるためのプログラムである。
本発明に従えば、コンピュータを、部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを記憶する記憶手段、記憶手段に記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品を選択する選択手段、選択手段によって対象部品が選択されると、記憶手段に記憶されるアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品を、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品の中から検出する隣接部品検出手段、隣接部品検出手段によって検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面を抽出する隣接面抽出手段、対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向を推定し、推定した動きの種類および方向を、設計検証を行うための定義情報として設定する設定手段、ならびに設定手段によって設定された定義情報を表示する表示手段として機能させるためのプログラム、すなわち前記設計検証装置の各手段を機能させるためのプログラムとして提供することができる。
また本発明は、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明に従えば、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として提供することができる。
本発明によれば、動きを伴う部品間の設計検証のために、隣接する部品間の動きを定義するための情報を入力しなくても、部品間の隣接状態に基づいて、部品間の動きを定義することができる。したがって、複数の設計者によって、機能ユニットごとに設計される大規模アセンブリから成る製品の設計においても、すなわち部品数が多い設計においても、動作検証するための部品の動きを短時間で定義することができ、動作検証時間を短縮することができる。
また本発明によれば、対象部品の外表面を形成する面およびその面の隣接面の形状ならびに位置および姿勢によって決まる関係から、動きの種類を特定し、動く方向も限定することができるので、動きの種類を短時間で定義することができ、動作検証時間を短縮することができる。
また本発明によれば、2つの部品がお互いに近い距離にない部品つまり動きを拘束する関係にない部品を隣接部品の対象から除外することができ、さらに、単純な包含球体または直方体を用いることによって、隣接部品を検出するのに要する計算時間を短縮することができるので、動作検証時間を短縮することができる。
また本発明によれば、隣接しても検証部品と相対的な動きが発生しない部品を隣接部品から除外することができるので、隣接部品を検出するのに要する時間を短縮することができ、動作検証時間を短縮することができる。
また本発明によれば、動きを伴う部品間の設計検証のために、隣接する部品間の動きを定義するための情報を入力しなくても、部品間の隣接状態に基づいて、部品間の動きを定義することができる。したがって、本発明による設計検証方法を用いれば、複数の設計者によって、機能ユニットごとに設計される大規模アセンブリから成る製品の設計においても、すなわち部品数が多い設計においても、動作検証するための部品の動きを短時間で定義することができ、動作検証時間を短縮することができる。
また本発明によれば、コンピュータに前記設計検証装置の各手段を機能させるためのプログラムとして提供することができる。
また本発明によれば、コンピュータに前記設計検証装置の各手段を機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として提供することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である設計検証装置1の機能構成図である。設計検証装置1は、3次元CAD(Computer Aided Design)データを利用して、動きを伴う部品を含む部品間の干渉を検証する装置であり、部品形状情報記憶部11、隣接部品検出部12、隣接面抽出部13、関節設定部14、および結果表示部15を含む。設計検証方法は、設計検証装置1で処理される。
部品形状情報記憶部11は、部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを後述するRAM25に記憶する。部品形状情報は、寸法が与えられた部品の形状を表現するための頂点座標を表す頂点情報および面を表す面情報を含み、アセンブリ情報は、部品をグループ化するような親子関係、親子関係にある部品間の相対位置を示す位置情報、配置する際の部品ごとのローカル座標および配置座標を表す配置情報を含む。
隣接部品検出部12は、部品形状情報記憶部11によって記憶された部品情報およびアセンブリ情報に基づいて、設計検証の対象とする対象部品に隣接する隣接部品を検出する。具体的には、まず、部品形状情報記憶部11によって記憶された部品情報が示す部品の中から、設計検証の対象とする対象部品を選択する。対象部品の選択は、後述するデータ入力装置21によって指示される情報に基づいて行われる。対象部品が選択されると、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に、部品情報が示す部品を配置した場合に、対象部品を包含する包含球体、対象部品を包含する直方体、または対象部品の外周をオフセットした形状つまり対象部品の形状を予め定める偏差分大きくした形状と、干渉する部品があるか否かをチェックする。干渉する部品があると、その部品を隣接部品として検出する。すなわち、部品形状情報記憶部11によって記憶された部品形状情報が示す形状に基づいて、包含球体あるいは直方体などに少なくとも一部が含まれる部品を隣接部品として検出する。包含球体の大きさは、たとえばユーザが後述するデータ入力装置によって指定する変数であるが、指定を省略可能とするために、予めデフォルト値を定めて置いてもよい。たとえば対象部品を含む最小の球の大きさを基準に定め、中心がその最小の球と同じ位置にあり、かつ大きさがその最小の球の直径の1.2倍の直径の球をデフォルト値とする。直方体およびオフセットした形状の大きさについても同様に定める。
さらに、クリアランスチェックを行うことによって、もっとも近接している部品を隣接部品として検出してもよい。クリアランスチェックは、部品間のクリアランスが確保されているか否か、すなわち部品間の距離が適正な距離つまりクリアランス量以上離れているか否かをチェックするものである。具体的には、部品の面を表す面情報、稜線を表す稜線情報、および頂点を表す頂点情報に基づいて、2つの部品間の距離を求め、その距離がクリアランス量以上であるか否かをチェックし、その距離がクリアランス量未満であるとき、隣接部品として検出する。面情報、稜線情報、および頂点情報は、部品形状情報に含まれる情報である。クリアランス量は、たとえばユーザが後述するデータ入力装置によって指定する変数であるが、指定を省略可能とするために、予めデフォルト値を定めて置いてもよい。クリアランス量のデフォルト値は、たとえば1mmであるが、部品の大きさなどによってその値を変更することができる。
対象部品の動きを抑止するための部品、たとえば一時的なストッパとして部品を固定するための部品は、隣接部品を検出する際に対象から除外してもよい。具体的には、たとえばストッパなどの部品の属性を部品情報に含めて記憶しておき、その属性によって、対象部品の動きを抑止するための部品か否かを判定し、該当するものを除外する。
隣接面抽出部13は、隣接部品検出部12によって検出された隣接部品の外表面を形成する面(以下、単に「面」という)の中から、対象部品の各面に隣接する隣接面を抽出する。具体的には、まず、対象部品の各面を、平面、円筒面、またはその他の面に分類する。各隣接部品の各面についても、平面、円筒面、またはその他の面に分類する。
次に、平面については、基準座標原点とその点における法線ベクトルとを求める。基準座標原点は、平面の重心点である。対象部品の面のうち平面である各面について、各面の法線ベクトルの方向と反対方向の法線ベクトルであり、かつ2つの基準座標原点が予め定める距離以内である隣接面を、隣接部品の面のうち平面に分類された面の中から抽出する。製品設計において、可動部品と固定部品とが対向する2つの面は、まったく同一の位置で接する面ではなく、設計マージンあるいは公差と呼ばれる小さな隙間をあけることが通例である。したがって、隣接面として、基準座標原点が一致する面のみを抽出すると漏れが生じる。そこで予め定める距離、たとえば距離Dを可変にし、製品の大きさあるいは設計ルールによって距離Dを設定することによって隣接面を漏れなく抽出することができる。
円筒面については、隣接部品の面のうち円筒面に分類された面の中から、中心軸ベクトルが対象部品の円筒面の中心軸ベクトルと同じ円筒面であって、それぞれの円筒形の半径が予め定める距離内の円筒面を隣接面として抽出する。中心軸ベクトルは、円筒面の中心軸方向のベクトルである。中心軸ベクトルが同じとは、2つの中心軸ベクトルが同一線上にあることである。
関節設定部14は、対象部品の各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類と動く方向とを推定する。そして、推定した動きの種類と動く方向とを、動きを伴う部品について、設計検証を行うための定義情報として設定する。動きの種類は、平行移動、回転移動、およびその他の移動である。結果表示部15は、関節設定部14によって設定された定義情報つまり動きの種類および動きの方向を後述する出力装置27たとえば液晶ディスプレイに表示する。
図2は、図1に示した設計検証装置1のハードウエア構成図である。設計検証装置1は、たとえば情報処理装置によって構成され、データ入力装置21、入力インタフェース22、CPU(Central Processing Unit)23、記憶装置24、RAM(Random
Access Memory)25、出力インタフェース26、出力装置27、およびデータバス28を含む。
データ入力装置21は、たとえばキーボード、ポインティングデバイス、マウス、あるいはタッチパネルなどで構成され、ユーザが、たとえば部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報などの情報を入力するための入力装置である。データ入力装置21は、入力された情報を、入力インタフェース22を介して、CPU23に送る。入力インタフェース22は、データ入力装置21をデータバス28に接続する接続装置であり、データバス28を介して、データ入力装置21とCPU23との情報の送受信を可能とする。
CPU23は、たとえば中央処理装置などで構成され、記憶装置24に記憶されるプログラムを実行することによって、部品形状情報記憶部11、隣接部品検出部12、隣接面抽出部13、関節設定部14、および結果表示部15の機能を実現する。記憶装置24は、たとえばROM(Read Only Memory)、磁気ディスク装置、光ディスク装置、あるいは光磁気ディスク装置などによって構成され、CPU23によって実行されるプログラムおよびCPU23によって用いられるデータを記憶する。部品形状情報記憶部11、隣接部品検出部12、隣接面抽出部13、関節設定部14、および結果表示部15は、記憶装置24に記憶されるプログラムに実装されている機能である。
RAM25は、たとえば半導体メモリなどで構成されるメモリであり、部品情報を記憶するための部品形状情報メモリ領域、およびアセンブリ情報を記憶するためのアセンブリ情報メモリ領域を含む。部品形状情報メモリ領域は、CPU23が記憶装置24から読み出した部品情報を記憶する領域である。アセンブリ情報メモリ領域は、データ入力装置21によって入力された情報に基づいて、CPU23が設定したアセンブリ情報を記憶する領域である。
出力インタフェース26は、出力装置27をデータバス28に接続するための接続装置であり、データバス28を介して、出力装置27とCPU23との情報の送受信を可能とする。出力装置27は、たとえば液晶ディスプレイ、タッチパネル、あるいは印刷装置などによって構成される出力装置であり、CPU23から出力インタフェース26を介して送られてくる情報、たとえば干渉チェックの結果などの情報あるいは動く部品についての設計検証のための定義情報を表示する。データバス28は、各ハードウエア間で情報を送受信するためのデータバスである。
図3は、図1に示した設計検証装置1が行う評価の対象部品および隣接部品の一例を示す。図3は、対象部品501に対して検出された隣接部品502を示している。対象部品501および隣接部品502ともに、3次元の立体であるが、説明をわかりやすくするために、2次元で表現している。たとえば、3次元の立体を平面に投影した形状である。シンボル503は、隣接部品502に対して対象部品501が動く方向を示すための球形のシンボルである。シンボル503は、移動不可の方向にある側の半球が塗りつぶされ、塗りつぶされていない側の半球の方向に移動可能であることを示す。この場合、塗りつぶされた半球のうち、その半球を構成する円形の平面と平行な方向は移動可能である。
図4は、図3に示した対象部品の動きの推定方法を説明するための図である。図4(A)は、対象部品501を構成する面504と、隣接部品502を構成する面505との関係を示す。関節設定部14は、対象部品501を構成する面504と、隣接部品502を構成する面505との関係から、対象部品501は、隣接面である面505の方向つまり矢印512の方向へは移動不可であると判断する。このとき、シンボル506は、移動不可な方向つまり方向512の方向にある側の半球が塗りつぶされ、移動可能な方向をわかりやすく示している。図4(B)は、対象部品501を構成する面507と、隣接部品502を構成する面508との関係を示す。関節設定部14は、対象部品501を構成する面507と、隣接部品502を構成する面508との関係から、対象部品501は、隣接面である面508に向かう方向へは移動不可であると判断する。このとき、シンボル509は、左側の半球が塗りつぶされる。
図4(C)は、図4(A)に示したシンボル506と図4(B)に示したシンボル509とを合成したシンボル510を示す。シンボル510は、右上側の部分つまり球の四分の一の方向にのみ移動可能である。図4(D)は、図4(C)に示したシンボル510が示す移動可能範囲511を示す。すなわち、関節設定部14は、対象部品501が移動可能範囲511の方向に動くと推定する。
図5は、図1に示した設計検証装置1が行う評価の対象部品および隣接部品の他の例を示す。図5(A)は、対象部品602および隣接部品601の斜視図である。対象部品602に対して検出された隣接部品601示している。図5(B)は、対象部品602および隣接部品601を、円柱である隣接部品601の中心軸の方向から見た図である。図5(C)は、対象部品602および隣接部品601を、円柱である隣接部品601の中心軸線に直交する方向から見た図である。
図6は、図5に示した対象部品の動きの推定方法を説明するための図である。図6(A)は、対象部品602を構成する面604、および面604に隣接する隣接部品601を構成する隣接面603を示す。図6(B)は、面604および隣接面603がいずれも円筒面であるので、対象部品602は方向607には移動不可であるが、方向608には移動可能であることを示す。方向607は、円筒面の中心軸線に直交する方向で外側に向かう方向であり、方向608は、円筒面の中心軸を中心にして回転する方向である。対象部品602の隣接部品601に対する移動方向については、図7で補足する。
図6(C)は、円筒面の中心軸線に直交する方向で外側に向かう方向のうちの1つの方向に着目したとき、その方向に対象部品602が移動不可であることを示すシンボル605を示している。図6(D)は、円筒面の中心軸線に直交する方向で外側に向かう方向のうちすべての方向について、図6(C)と同様のシンボルを想定し、その想定したシンボルを合成したシンボル606を示す。シンボル606は、円筒面の中心軸線に直交する方向のいずれの方向にも、対象部品が移動不可であることを示している。この場合、塗りつぶされた半球のうち、半球を構成する円形の平面の方向は移動可能であるので、シンボル606は、円筒形の中心軸方向には移動可能であることを示しており、対象部品602は、隣接部品601に対して方向609の方向に移動可能である。すなわち、関節設定部14は、対象部品602は、方向608の回転移動および方向609の平行移動を行うと推定する。
図7は、図6に示した例の説明を補足するための図である。隣接部品601を構成する面が円筒面である場合について示している。図7(A)は、円筒面71を中心軸線と平行な直線で分割した状態を示している。円筒面71は、たとえば図6(A)に示した隣接部品601を構成する円筒面603である。この例では、円筒面71を8つに分割した例を示している。図7(B)は、円筒面71を分割した直線のうち、隣接する2つの直線で構成される平面72の法線ベクトル73を示す。法線ベクトル73は、平面72の重心点を基準座標原点とし、平面72に垂直な方向のベクトルである。図7(B)には、各平面についての法線ベクトル73が示されている。法線ベクトル73の方向が、図6(B)に示した方向607に対応する。対象部品を構成する面およびその面の隣接面が、円筒面であると、対象部品の移動可能な方向は、平行にスライドする方向たとえば図6(D)に示した方向609の方向、および円筒面の中心軸の回りに回転する方向たとえば図6(B)に示した方向608の方向である。図6(B)に示した方向607の方向には、移動不可である。
図8は、図1に示した設計検証装置1が処理する設計検証処理のフローチャートである。設計検証を行うための定義情報を設定する際に、ステップS1に移る。ステップS1では、部品形状情報記憶部11は、部品形状記憶処理を行う。部品形状情報記憶部11は、記憶装置24から部品情報を読み出し、部品情報をRAM25に含まれる部品形状情報メモリ領域に記憶し、データ入力装置21から入力されたアセンブリ情報をRAM25に含まれるアセンブリ情報メモリ領域に記憶する。部品情報は、部品を表す情報であり、製品を構成する部品の形状を表す部品形状情報を含む。部品形状情報は、部品の頂点座標を表す頂点情報、および部品を構成する面を表す面情報を含む。アセンブリ情報は、部品をグループ化したユニット間の親子関係つまり包含関係を表す情報、部品を配置したときの部品間の相対位置を表す位置情報、ならびに部品を配置する際の部品間のローカル座標および配置座標を表す配置情報を含む。
ステップS2では、隣接部品検出部12は、隣接部品検出処理を行う。隣接部品検出部12は、まず、少なくとも1つの対象部品を選択する。次に、部品形状情報記憶部11によってRAM25に記憶されたアセンブリ情報に基づいて、対象部品に隣接する隣接部品を検出する。具体的には、対象部品を包含する球体または直方体を形成し、形成した球体または直方体と干渉する部品があるか否かを、アセンブリ情報および部品形状情報に基づいてチェックする。干渉する部品があると、その部品を隣接部品として検出する。もしくは、RAM25に記憶される部品情報が示す各部品に対して、対象部品とのクリアランスチェックを行い、クリアランス量つまり部品間の距離の少ない部品を隣接部品として検出する。
ステップS3では、隣接面抽出部13は、隣接面抽出処理を行う。隣接面抽出部13は、隣接部品検出部12によって検出された各隣接部品について、隣接部品を構成する面のうち、対象部品の面に隣接する面を隣接面として抽出する。具体的には、まず、対象部品を構成する各面を、平面、円筒面、およびその他の面に分類し、それぞれの面の法線ベクトルを求める。円筒面の法線ベクトルは、たとえば図5に示した方向73のベクトルを法線ベクトルとする。次に、各隣接部品の面についても、平面、円筒面、およびその他の面に分類し、それぞれの面の法線ベクトルを求める。そして、対象部品の面の法線ベクトルと、隣接部品の面のうち、分類が同じ面の法線ベクトルとを比較し、2つの法線ベクトルが平行となる面のペアを抽出し、さらに抽出したペアの面のうち、対象部品の面に最も近接する面を隣接面として抽出する。
ステップS4では、関節設定部14は、関節設定処理を行う。関節設定部14は、対象部品の面およびその面の隣接面の形状ならびに位置および姿勢によって決まる関係に基づいて、対象部品が隣接部品に相対的に動く際の動きの種類と動く方向とを推定し、推定した動きの種類と動く方向とを、設計検証のための定義情報として設定する。動きの種類は、たとえば平行移動および回転移動があり、それぞれ図4(C)に示した紙面に垂直な方向および図6(B)に示した方向608の方向に動く。ステップS5では、結果表示部15は、結果表示処理を行う。結果表示部15は、関節設定部14によって設定された動きの種類と動く方向とを、出力装置27たとえば液晶ディスプレイに表示して、終了する。動きの種類と動く方向は、たとえば移動可能な方向を示すシンボルが対象部品に合成されることによって示される。
図9は、図8に示したフローチャートを詳細に示すフローチャートである。図9に示したフローチャートは、図8に示した設計検証処理のステップS2〜ステップS5を詳細に示すフローチャートである。図8に示したステップS1の後、ステップT1に移る。ステップT1に移る前に、部品情報およびアセンブリ情報がRAM25に記憶される。
ステップT1では、隣接部品検出部12は、対象部品を取り込む。たとえばデータ入力装置21によって選択された対象部品を示す対象部品情報を取り込む。ステップT2では、隣接部品検出部12は、RAM25に記憶されたアセンブリ情報に基づいて、取り込んだ対象部品情報が示す対象部品に隣接する隣接部品を検出する。ステップT3では、隣接面抽出部13は、ステップT2で検出された隣接部品の中から選択された1つの隣接部品について、RAM25に記憶された部品情報に含まれる部品形状情報から、対象部品および隣接部品の面情報を取り込む。ステップT4では、ステップT3で取り込んだ面情報に基づいて、選択された隣接部品を構成する面の中から、対象部品を構成する各面に隣接する隣接面を抽出する。
ステップT5では、関節設定部14は、動く方向を推定する。すなわち、ステップT3で取り込んだ面情報に基づいて、対象部品の面およびその面の隣接面の形状を求め、さらにアセンブリ情報に基づいて、これらの部品の位置および姿勢を求める。求めた形状ならびに位置および姿勢によって決まる関係から、選択された隣接部品に相対的に対象部品が動く方向を推定する。たとえば対象部品の面とその面の隣接面とが平面であれば、図4(C)に示した例のように、紙面に垂直な方向を、平行にスライドする方向と推定する。対象部品の面とその面の隣接面とが円筒面であれば、図6(B)に示した例のように、方向608を、中心軸周りに回転する方向と推定する。ステップT6では、関節設定部14は、動きの種類を推定する。動きの種類は、たとえば平行移動および回転移動がある。ステップT5で平行にスライドする方向と推定した場合は、平行移動であると推定し、ステップT5で中心軸周りに回転する方向と推定した場合は、回転移動であると推定する。推定した動きの種類および動く方向を、設計検証のための定義情報として設定する。
ステップT7では、すべての隣接部品について、動きの種類と動く方向を設定したか否かを判定する。すべての隣接部品について、動きの種類および動く方向を設定すると、ステップT8に進み、すべての隣接部品について、動きの種類および動く方向を設定していないと、ステップT3に戻り、次の隣接部品を選択して、動きの種類および動く方向を設定する。ステップT8では、結果表示して終了する。すなわち、ステップT6で設定した動きの種類および動く方向を、出力装置27たとえば液晶ディスプレイに表示して終了する。
図10は、図4(C)に示したシンボル510および図6(D)に示したシンボル606の3次元での斜視図である。図10(A)は、図4(C)に示したシンボル510の斜視図であり、図10(B)は、図6(D)に示したシンボル606の斜視図である。動きの種類および動く方向は、球、線分、および塗りつぶしを用いて、平行移動および/または回転移動として表現される。図10(A)に示したシンボル510の場合、対象部品は、方向513への平行移動が可能である。
図10(B)に示したシンボル606の場合、対象部品は、方向609への平行移動および方向608への回転移動が可能である。この場合、平行移動を優先するか、回転移動を優先するかを予め決めておいて、順次表示してもよい。たとえば、回転移動を優先する場合、最初の候補として回転移動つまり方向608を表示し、ユーザによって、回転でないことが指示されると、次の候補として平行移動つまり方向609を表示してもよい。あるいは、平行移動および回転移動を同時に表示して、ユーザが選択することができるようにしてもよい。この例では、平行移動の場合、両方向に移動可能であるが、片方に隣接部品があるときは、矢印は、片方向のみとする。さらに、隣接部品との間に距離があるときは移動範囲が限定されるので、矢印の長さによって、移動範囲を表してもよい。このように、動きの種類および動く方向をシンボルによって表示するので、視認性がよく、ユーザは、動きの種類と動く方向とを容易に把握することができる。
上述した実施の形態では、部品同士の干渉について説明したが、必ずしも部品に限定されるものではなく、アセンブリツリーつまり親子関係として、機能ごとにグループ化された部品のまとまりあるいはユニットと部品との干渉の検証を行ってもよい。たとえば、検証対象が複数の部品からなるユニットである場合には、ユニットに対して、包含する球体または直方体を作成し、干渉チェックを行い、隣接部品を検出する。または、ユニットに対してクリアランスチェックを行い、隣接部品を検出する。よって隣接部品は、対象ユニットと隣り合う1つ以上の部品が検出される。さらに、グループ化された部品のまとまり間あるいはユニット間での干渉の検証を行うことも可能である。
このように、記憶手段によって、部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とが記憶され、選択手段によって、記憶手段に記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品が選択され、隣接部品検出手段によって、選択手段によって対象部品が選択されると、記憶手段に記憶されるアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品が、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品の中から検出され、隣接面抽出手段によって、隣接部品検出手段によって検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面が抽出され、設定手段によって、対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向が推定され、推定された動きの種類および動く方向が、設計検証を行うための定義情報として設定され、表示手段によって、設定手段によって設定された定義情報が表示されるので、動きを伴う部品間の設計検証のために、隣接する部品間の動きを定義するための情報を入力しなくても、部品間の隣接状態に基づいて、部品間の動きを定義することができる。したがって、複数の設計者によって、機能ユニットごとに設計される大規模アセンブリから成る製品の設計においても、すなわち部品数が多い設計においても、動作検証するための部品の動きを短時間で定義することができ、動作検証時間を短縮することができる。
記憶手段は、たとえば部品形状情報記憶部11であり、選択手段は、たとえば隣接部品検出部12であり、隣接部品検出手段は、たとえば隣接部品検出部12であり、隣接面抽出手段は、たとえば隣接面抽出部13であり、設定手段は、たとえば関節設定部14であり、表示手段は、たとえば結果表示部15である。
さらに、前記設定手段によって、対象部品の外表面を形成する面およびその面に隣接する隣接面の形状が平面であると、動きの種類が平行移動と推定され、または対象部品の外表面を形成する面およびその面に隣接する隣接面の形状が円筒形であると、動きの種類が回転移動と推定されるので、対象部品の外表面を形成する面およびその面の隣接面の形状ならびに位置および姿勢によって決まる関係から、動きの種類を特定し、動く方向も限定することができる。したがって、動きの種類を短時間で定義することができ、動作検証時間を短縮することができる。
さらにまた、前記予め定める検出条件は、対象部品を包含する予め定める包含球体または予め定める直方体に少なくとも一部が含まれる部品であることであるので、2つの部品がお互いに近い距離にない部品つまり動きを拘束する関係にない部品を隣接部品の対象から除外することができる。さらに、単純な包含球体または直方体を用いているので、隣接部品を検出するのに要する計算時間を短縮することができる。したがって、動作検証時間を短縮することができる。
さらに、前記予め定める検出条件は、対象部品の動きを抑止するための部品ではないことであるので、隣接しても検証部品と相対的な動きが発生しない部品を隣接部品から除外することができる。したがって、隣接部品を検出するのに要する時間を短縮することができ、動作検証時間を短縮することができる。
さらにまた、コンピュータによって設計検証を実行するにあたって、記憶工程で、部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを記憶し、選択工程で、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品を選択し、隣接部品検出工程で、選択工程で対象部品が選択されると、記憶工程で記憶されたアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品を、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品の中から検出し、隣接面抽出工程で、隣接部品検出工程で検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面を抽出し、設定工程で、対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向を推定し、推定した動きの種類および動く方向を、設計検証を行うための定義情報として設定し、表示工程で、設定工程で設定された定義情報を表示するので、動きを伴う部品間の設計検証のために、隣接する部品間の動きを定義するための情報を入力しなくても、部品間の隣接状態に基づいて、部品間の動きを定義することができる。したがって、本発明による設計検証方法を用いれば、複数の設計者によって、機能ユニットごとに設計される大規模アセンブリから成る製品の設計においても、すなわち部品数が多い設計においても、動作検証するための部品の動きを短時間で定義することができ、動作検証時間を短縮することができる。
記憶工程は、たとえば部品形状記憶処理の工程であり、選択工程は、たとえば隣接部品検出処理の工程であり、隣接部品検出工程は、たとえば隣接部品検出処理の工程であり、隣接面抽出工程は、たとえば隣接面抽出処理の工程であり、設定工程は、たとえば関節設定処理の工程であり、表示工程は、たとえば結果表示処理の工程である。
設計検証装置1の記憶装置24に記憶されるプログラムは、コンピュータたとえばCPU23に、部品形状情報記憶部11、隣接部品検出部12、隣接面抽出部13、関節設定部14、および結果表示部15を機能させるためのプログラムである。このプログラムは、設計検証装置1の記憶装置24たとえばROM、磁気ディスク装置、光ディスク装置、あるいは光磁気ディスク装置などの記憶装置に記憶されているが、これらの記憶装置に限定されるものではなく、コンピュータで読取り可能な記録媒体あるいは他の装置に記録されていてもよい。
図11は、図1に示した設計検証装置1と記録媒体との関連を示す。設計検証装置1は、少なくとも媒体駆動装置32およびネットワーク接続装置34のうちのいずれか1つを含む。媒体駆動装置32は、記録媒体33に記録されたプログラムおよび/またはデータ31aを記憶装置24にロードする。記録媒体33は、たとえばハードディスク、メモリカード、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only
Memory)、光ディスク、あるいは光磁気ディスクなどの記録媒体であり、プログラムおよび/またはデータを記録する。設計検証装置1は、媒体駆動装置32を介して、記録媒体33に記録されたプログラムおよび/またはデータ31aを記憶装置24にロードし、ロードしたプログラムおよび/またはデータ31を用いて必要な処理を行う。
ネットワーク接続装置34は、ネットワークに接続されている情報処理装置35に記憶されたプログラムおよび/またはデータ31bを記憶装置24にロードする。ネットワーク接続装置34は、ネットワークに接続されている他の装置とも通信し、プログラムおよび/またはデータを送受信することもできる。設計検証装置1は、ネットワーク接続装置34を介して、情報処理装置35に記憶されたプログラムおよび/またはデータ31bを記憶装置24にロードし、ロードしたプログラムおよび/またはデータ31を用いて必要な処理を行う。
記録媒体33に記録されたプログラムあるいは情報処理装置35に記憶されたプログラムをロードするためのプログラムは、予め記憶装置24に記憶しておく。記録媒体33に記録されたプログラムあるいは情報処理装置35に記憶されたデータをロードするプログラムは、予め記憶装置24に記憶しておいてもよいし、記録媒体33あるいは情報処理装置35からロードされるプログラムに含めておいてもよい。
したがって、本発明は、コンピュータに、設計検証装置1の各手段、たとえば部品形状情報記憶部11、隣接部品検出部12、隣接面抽出部13、関節設定部14、および結果表示部15を機能させるためのプログラムとして提供することができる。さらに、コンピュータに設計検証装置1の各手段を機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても提供することができる。
本発明の実施の一形態である設計検証装置1の機能構成図である。 図1に示した設計検証装置1のハードウエア構成図である。 図1に示した設計検証装置1が行う評価の対象部品および隣接部品の一例を示す。 図3に示した対象部品の動きの推定方法を説明するための図である。 図1に示した設計検証装置1が行う評価の対象部品および隣接部品の他の例を示す。 図5に示した対象部品の動きの推定方法を説明するための図である。 図6に示した例の説明を補足するための図である。 図1に示した設計検証装置1が処理する設計検証処理のフローチャートである。 図8に示したフローチャートを詳細に示すフローチャートである。 図4(C)に示したシンボル510および図6(D)に示したシンボル606の3次元での斜視図である。 図1に示した設計検証装置1と記録媒体との関連を示す。
符号の説明
1 設計検証装置
11 部品形状情報記憶部
12 隣接部品検出部
13 隣接面抽出部
14 関節設定部
15 結果表示部
21 データ入力装置
22 入力インタフェース
23 CPU
24 記憶装置
25 RAM
26 出力インタフェース
27 出力装置
28 データバス
32 媒体駆動装置
33 記録媒体
34 ネットワーク接続装置
35 情報処理装置
501,602 対象部品
502,601 隣接部品
503,506,509,510,605,606 シンボル
504,604 対象部品の面
505,603 隣接面
511,607,608,609,73 動きの方向
71 円筒面
72 円筒面の分割平面

Claims (7)

  1. 部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを記憶する記憶手段と、
    記憶手段に記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品を選択する選択手段と、
    選択手段によって対象部品が選択されると、記憶手段に記憶されるアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品を、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品の中から検出する隣接部品検出手段と、
    隣接部品検出手段によって検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面を抽出する隣接面抽出手段と、
    対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向を推定し、推定した動きの種類および動く方向を、設計検証を行うための定義情報として設定する設定手段と、
    設定手段によって設定された定義情報を表示する表示手段とを含むことを特徴とする設計検証装置。
  2. 前記設定手段は、対象部品の外表面を形成する面およびその面に隣接する隣接面の形状が平面であると、動きの種類を平行移動と推定し、または対象部品の外表面を形成する面およびその面に隣接する隣接面の形状が円筒形であると、動きの種類を回転移動と推定することを特徴とする請求項1に記載の設計検証装置。
  3. 前記予め定める検出条件は、対象部品を包含する予め定める包含球体または予め定める直方体に少なくとも一部が含まれる部品であることを特徴とする請求項1に記載の設計検証装置。
  4. 前記予め定める検出条件は、対象部品の動きを抑止するための部品ではないことを特徴とする請求項1に記載の設計検証装置。
  5. コンピュータによって実行される設計検証方法であって、
    部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを記憶する記憶工程と、
    記憶工程で記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品を選択する選択工程と、
    選択工程で対象部品が選択されると、記憶工程で記憶されたアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品を、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品の中から検出する隣接部品検出工程と、
    隣接部品検出工程で検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面を抽出する隣接面抽出工程と、
    対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶工程で記憶された部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向を推定し、推定した動きの種類および動く方向を、設計検証を行うための定義情報として設定する設定工程と、
    設定工程で設定された定義情報を表示する表示工程とを含むことを特徴とする設計検証方法。
  6. コンピュータを、
    部品の形状を表す部品形状情報を含む部品情報と、部品を配置する位置および姿勢を表すアセンブリ情報とを記憶する記憶手段、
    記憶手段に記憶された部品情報が示す部品の中から設計検証の対象とする対象部品を選択する選択手段、
    選択手段によって対象部品が選択されると、記憶手段に記憶されるアセンブリ情報が示す位置および姿勢に部品を配置したときに、対象部品に隣接し、かつ予め定める検出条件に合致する隣接部品を、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品の中から検出する隣接部品検出手段、
    隣接部品検出手段によって検出された隣接部品の外表面を形成する各面の中から、対象部品の外表面を形成する各面に隣接する隣接面を抽出する隣接面抽出手段、
    対象部品の外表面を形成する各面とその各面に隣接する隣接面との関係であって、記憶手段に記憶される部品情報が示す部品が、アセンブリ情報が示す位置および姿勢に配置されたときに決まる関係に基づいて、隣接部品に相対的に対象部品が動く際の動きの種類および動く方向を推定し、推定した動きの種類および動く方向を、設計検証を行うための定義情報として設定する設定手段、
    ならびに設定手段によって設定された定義情報を表示する表示手段として機能させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2006283036A 2006-10-17 2006-10-17 設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体 Pending JP2008102628A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006283036A JP2008102628A (ja) 2006-10-17 2006-10-17 設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006283036A JP2008102628A (ja) 2006-10-17 2006-10-17 設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008102628A true JP2008102628A (ja) 2008-05-01

Family

ID=39436929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006283036A Pending JP2008102628A (ja) 2006-10-17 2006-10-17 設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008102628A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504890A (ja) * 2013-12-23 2017-02-09 ダッソー システムズ ソリッドワークス コーポレイション コンピュータ支援設計モデルの自動動作
JP2019050064A (ja) * 2016-07-29 2019-03-28 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504890A (ja) * 2013-12-23 2017-02-09 ダッソー システムズ ソリッドワークス コーポレイション コンピュータ支援設計モデルの自動動作
JP2019050064A (ja) * 2016-07-29 2019-03-28 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム
JP7152664B2 (ja) 2016-07-29 2022-10-13 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9305390B2 (en) System and method for mapping two-dimensional image data to a three-dimensional faceted model
US6812924B2 (en) Apparatus and method for obtaining shape data of analytic surface approximate expression
US8041549B2 (en) Analyzation apparatus and control method thereof
JP2007048004A (ja) 設計支援装置および設計支援方法
JP2008102628A (ja) 設計検証装置、方法、プログラムおよび記録媒体
US20140058708A1 (en) Computer-implemented method of simplifying a complex part in a geometric model
CN107590300B (zh) 最短路径确定方法和信息处理装置
US9223904B2 (en) Correction of topology interference for solid objects in a modeling environment
JP4438767B2 (ja) 設計支援装置、設計支援方法、およびプログラム
Setti et al. AR Tool—Augmented Reality Human-Machine Interface for Machining Setup and Maintenance
US11048834B2 (en) Information processing apparatus, design support method, and non-transitory computer-readable recording medium for recording design support program
JP4797530B2 (ja) 情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2011034505A (ja) 設計支援装置、及び、設計支援方法
JP2006190183A (ja) 拘束部品抽出プログラムおよび拘束部品抽出方法
US20140379111A1 (en) Designing A Folded Sheet Object
US10379620B2 (en) Finger model verification method and information processing apparatus
JP6597364B2 (ja) 熱パス算出プログラム、熱パス算出方法、および情報処理装置
JP6293293B2 (ja) マルチセンサ計測装置のルーティンを確立する方法
US11436789B2 (en) System for determining visually relevant design differences between 3D models
JP3816753B2 (ja) 干渉チェック装置及びプログラム
JP5122410B2 (ja) 設計検証表示装置、設計検証表示方法及び設計検証表示コンピュータプログラム
JP2004094750A (ja) 3次元形状処理装置、干渉モデル検出方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2019185177A (ja) 三次元物体の形状特定システム、方法及びプログラム
JP5974568B2 (ja) 算出装置、算出プログラムおよび算出方法
CN107636681A (zh) 绘图对象推断系统和方法