JP6500454B2 - 携帯情報端末、プログラム及び情報提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯情報端末、プログラム及び情報提供システムに関する。
従来、地図上の領域を予め設定し、その領域内に携帯端末が入ったり、その領域から携帯端末が出たりして、領域の境界線を跨る移動をしたときに、その携帯端末がメールを送信する等、携帯端末に対して予め指定した動作を行わせるものがある。この機能は、「ジオフェンシング」とも呼ばれる。このような処理を行わせる方法として、移動する携帯端末の位置情報が、所定の場所の外側に移動したかどうかを判定するための方法が開示されている(例えば、特許文献1)。
特表2008−547340号公報
予め指定した動作が設定された領域が複数あるときに、それらの領域を全て登録することは、携帯端末のリソースから難しい。ユーザの位置によってそれらの領域位置の間隔が異なる場合もあり、一律に、領域を設定するための範囲を決められるものでもない。
本発明は、ユーザごとに設定を行うことが可能な携帯情報端末、プログラム及び情報提供システムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、携帯情報端末の現在位置情報と設定された監視領域情報とに基づき、この携帯情報端末が、監視領域の境界をこの携帯情報端末が跨ぐ移動を検出したことに応じて前記監視領域に対応付けられた処理を実行する、携帯情報端末であって、前記処理に関する処理情報と、前記処理の実行に関する領域である処理領域とを対応付けた処理領域情報を、複数記憶する処理領域情報記憶部と、この携帯情報端末の現在位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報取得部により取得された現在位置情報を含み、複数の前記処理領域のうちの一部である前記監視領域の対象範囲である広域領域を設定する広域領域設定部と、を備え、前記広域領域設定部は、前記処理領域情報記憶部に記憶された前記処理領域の配置に基づいて、少なくとも1つの前記処理領域を含むように前記広域領域を設定すること、を特徴とする携帯情報端末である。
第2の発明は、第1の発明の携帯情報端末において、前記広域領域設定部により設定された前記広域領域に含まれる前記処理領域を、前記監視領域に設定する監視領域設定部を備えること、を特徴とする携帯情報端末である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の携帯情報端末において、前記位置情報取得部により取得された現在位置情報によって、この携帯情報端末が前記広域領域設定部により設定された前記広域領域から領域外に移動したことを検出する移動検出部を備え、前記広域領域設定部は、前記移動検出部により領域外への移動を検出したことに応じて、前記広域領域を再設定すること、を特徴とする携帯情報端末である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの携帯情報端末において、前記広域領域設定部は、前記位置情報取得部により取得された現在位置情報に基づき、この携帯情報端末に直近の位置に配置された処理領域と、現在位置との間の距離に応じて、前記広域領域を設定すること、を特徴とする携帯情報端末である。
第5の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの携帯情報端末において、前記広域領域設定部は、前記位置情報取得部により取得された現在位置情報に基づき、この携帯情報端末から一定範囲内に配置された処理領域の数に応じて、前記広域領域を設定すること、を特徴とする携帯情報端末である。
第6の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの携帯情報端末において、前記広域領域設定部は、前記位置情報取得部により取得された現在位置情報に基づき、この携帯情報端末から近い位置に配置された処理領域同士の配置間隔に応じて、前記広域領域を設定すること、を特徴とする携帯情報端末である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの携帯情報端末としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
第8の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの携帯情報端末と、前記携帯情報端末に対して通信可能に接続されたサーバと、を備える情報提供システムであって、前記処理は、前記監視領域に対応した情報の出力であり、前記サーバは、複数の前記処理領域情報を記憶し、前記携帯情報端末は、前記サーバから複数の前記処理領域情報を受信する領域情報受信部を備え、前記携帯情報端末の前記処理領域情報記憶部には、前記領域情報受信部により受信された複数の処理領域情報が記憶されていること、を特徴とする情報提供システムである。
第9の発明は、第8の発明の情報提供システムにおいて、前記携帯情報端末の前記領域情報受信部は、前記広域領域設定部によって前記広域領域が設定される前に、前記サーバから複数の前記処理領域情報を受信すること、を特徴とする情報提供システムである。
本発明によれば、ユーザごとに設定を行うことが可能な携帯情報端末、プログラム及び情報提供システムを提供することができる。
第1実施形態に係る情報提供システムの機能ブロック図である。 第1実施形態に係るデータサーバの処理領域情報テーブルの例を示す図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末の設定処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る携帯情報端末の記憶部の例を示す図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末での表示例を示す図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末での表示例を示す図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末の検出処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る携帯情報端末での表示例を示す図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末の再設定処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報提供システムの機能ブロック図である。 第2実施形態に係る携帯情報端末の設定処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報提供システムでの広域領域の設定例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1実施形態)
<情報提供システム100の全体構成>
図1は、第1実施形態に係る情報提供システム100の機能ブロック図である。
図2は、第1実施形態に係るデータサーバ4の処理領域情報テーブル46の例を示す図である。
図1に示す情報提供システム100は、携帯情報端末1と、データサーバ4(サーバ)とを備えている。
情報提供システム100では、ユーザが携行する携帯情報端末1によって、監視領域の対象範囲とする領域である広域領域を設定することができる。監視領域とは、ジオフェンスの機能によって、その領域の境界線(境界)を跨る移動をした携帯情報端末1に対して所定の動作を行わせるための領域をいう。つまり、監視領域とは、複数ある処理領域(後述する)の中で実際に跨いだ際に処理が実行される領域である。また、広域領域は、複数ある処理領域の中から監視領域を予め設定するための領域である。
そして、情報提供システム100では、携帯情報端末1を携行したユーザが監視領域の境界線を跨る移動をしたときには、携帯情報端末1が所定の動作を行う。
また、情報提供システム100では、携帯情報端末1を携行したユーザが広域領域の境界線を跨る移動をしたときには、携帯情報端末1が広域領域の再設定を行う。
以下の説明では、監視領域は、店舗を中心としたエリアとする。そして、情報提供システム100は、携帯情報端末1が監視領域内に移動したことを検出したときに、その店舗に対応付けられたクーポンを、携帯情報端末1に表示させるものとして説明する。
次に、各装置の構成について説明する。
<携帯情報端末1>
携帯情報端末1は、例えば、スマートフォンに代表されるコンピュータの機能を併せ持った携帯電話機等である。携帯情報端末1は、その他、タブレット端末であってもよい。
携帯情報端末1は、無線通信の基地局Bsと通信ネットワークNとを介して、データサーバ4との間で通信可能になっている。
なお、基地局Bsは、携帯情報端末1とデータサーバ4との間の通信をするための中継を行う。基地局Bsは、例えば、無線LAN(Local Area Network)の基地局や、通信事業者の携帯端末通信網用の基地局等である。
また、通信ネットワークNは、データサーバ4と基地局Bsとの間のネットワークであり、インターネット回線や携帯端末通信網等である。
携帯情報端末1は、制御部10と、記憶部20と、タッチパネルディスプレイ31(表示部)と、GPS(Global Positioning System)受信部32(位置情報取得部)と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部10は、携帯情報端末1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、位置情報受付部11と、領域情報受信部12と、地図情報生成部13と、地図情報出力部14と、広域設定受付部15と、広域領域設定部16と、監視領域設定部17と、移動検出部18とを備える。
位置情報受付部11は、GPS受信部32を介して携帯情報端末1の位置情報を受け付ける制御部である。
領域情報受信部12は、データサーバ4から処理領域情報(処理領域情報、監視領域情報)を受信する制御部である。処理領域情報は、処理に関する処理情報と、処理領域とが対応付けられたデータである。処理情報は、携帯情報端末1が実行する動作に関する情報であり、クーポンページの出力である。処理領域は、処理情報に対応する領域、つまり処理情報の処理を実行する領域に関する情報であり、領域名や、領域の位置情報である。受信した対象領域情報は、処理領域情報記憶部22に記憶される。
地図情報生成部13は、処理領域情報記憶部22に記憶された複数の処理領域を地図上に配置した領域配置地図情報を生成する制御部である。
地図情報出力部14は、地図情報生成部13により生成された領域配置地図情報を、タッチパネルディスプレイ31に出力させる制御部である。
広域設定受付部15は、監視領域の対象範囲に関する設定操作を受け付ける制御部である。設定操作は、ユーザがタッチパネルディスプレイ31上で行う。
広域領域設定部16は、広域設定受付部15が受け付けた設定操作に応じて、監視領域の対象範囲に対応した広域領域を設定する制御部である。
監視領域設定部17は、広域領域設定部16により設定された広域領域に含まれる処理領域を、監視領域に設定する制御部である。また、監視領域設定部17は、広域領域設定部16により設定された広域領域に含まれる処理領域の領域数に応じて、位置情報受付部11が受け付けた位置情報に基づき、現在位置からの距離が近い処理領域を優先して監視領域に設定する。
移動検出部18は、位置情報受付部11が受け付けた位置情報によって、この携帯情報端末1が広域領域から領域外に移動したことを検出する制御部である。また、移動検出部18は、位置情報受付部11が受け付けた位置情報によって、この携帯情報端末1が監視領域内に移動したことを検出する。
なお、これらの詳細については、後述する。
記憶部20は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部20は、プログラム記憶部21と、処理領域情報記憶部22と、地図情報記憶部23と、広域領域設定記憶部24とを備える。
プログラム記憶部21は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラムを記憶する記憶部である。
プログラム記憶部21は、設定プログラム21aを備える。
設定プログラム21aは、広域領域及び監視領域を設定するためのプログラムである。設定プログラム21aは、例えば、通信ネットワークNを介してアプリ配信サーバ(図示せず)に接続して、アプリ配信サーバからダウンロードし、予め携帯情報端末1にインストールされているものとする。
処理領域情報記憶部22は、データサーバ4から受信した処理領域情報を記憶する記憶部である。
地図情報記憶部23は、地図情報を記憶する記憶部である。地図情報は、例えば、通信ネットワークNを介して地図配信サーバ(図示せず)に接続して、地図配信サーバからダウンロードし、予め携帯情報端末1にインストールされているものとする。
広域領域設定記憶部24は、広域領域設定部16により設定された広域領域に関する情報を記憶する記憶部である。
タッチパネルディスプレイ31は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、ユーザの指等によるタッチ入力を検出する入力部としての機能とを有する。
GPS受信部32は、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナ(図示せず)が受信した電波から、携帯情報端末1の位置を計測する。
通信インタフェース部39は、基地局Bs及び通信ネットワークNを介して、データサーバ4との通信を行うためのインタフェース部である。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、携帯情報端末1は、制御部10、記憶部20等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
<データサーバ4>
データサーバ4は、処理領域情報を一元管理し、携帯情報端末1に対して処理領域情報を提供するサーバである。
データサーバ4は、制御部40と、記憶部45と、通信インタフェース部49とを備える。
制御部40は、データサーバ4の全体を制御するCPUである。制御部40は、記憶部45に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
記憶部45は、制御部40が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部45は、処理領域情報テーブル46を記憶している。
処理領域情報テーブル46は、処理領域を管理するテーブルである。
ここで、処理領域情報テーブル46について、図2に基づき説明する。
処理領域情報テーブル46は、領域名と、処理領域中心と、処理領域半径と、処理情報とを対応付けて記憶している。領域名は、処理領域を特定する名前である。領域名は、例えば、商品を販売する商品販売会社(「○×ショップ」)の店舗名である。処理領域中心は、その店舗の位置情報を、緯度経度情報で示したものである。処理領域半径は、その領域の範囲を設定するものである。ここで、処理領域は、中心と半径とにより決定される円領域である。処理情報は、携帯情報端末1の動作に関する情報である。
図1に戻り、通信インタフェース部49は、通信ネットワークNを介して、携帯情報端末1との通信を行うためのインタフェース部である。
<情報提供システム100の処理>
次に、情報提供システム100での処理を説明する。
最初に、設定処理について説明する。
図3は、第1実施形態に係る携帯情報端末1の設定処理を示すフローチャートである。
図4は、第1実施形態に係る携帯情報端末1の記憶部20の例を示す図である。
図5及び図6は、第1実施形態に係る携帯情報端末1での表示例を示す図である。
この設定処理は、ユーザによる設定プログラム21aを実行させる操作を、携帯情報端末1が受け付けることで開始する。
図3のステップS(以下、「S」という。)10において、携帯情報端末1の制御部10(位置情報受付部11)は、GPS受信部32から位置情報を受け付ける。受け付けた位置情報は、携帯情報端末1の現在位置を示すものである。
S11において、制御部10(領域情報受信部12)は、データサーバ4から処理領域情報をダウンロードして、処理領域情報記憶部22に記憶させる。ここで、データサーバ4は、処理領域情報テーブル46の全てのデータを送信しなくてもよい。具体的には、携帯情報端末1の制御部10が受け付けた位置情報をデータサーバ4に送信することで、データサーバ4は、位置情報に基づいて処理領域情報テーブル46から対象になる処理領域情報を抽出して送信してもよい。そのようにすることで、情報提供システム100は、例えば、現在位置が関東地方の場合に、北海道地方にある店舗に関する処理領域情報を送信せずにできるため、処理効率を高めることができる。
図4(A)は、データサーバ4から受信して記憶した処理領域情報記憶部22の例を示す。この処理領域情報記憶部22は、現在位置に近い店舗に関する処理領域情報を記憶している。
図3に戻り、S12において、制御部10(地図情報生成部13)は、領域配置地図情報を生成する。具体的には、制御部10は、地図情報記憶部23から現在位置を含む地図情報を抽出する。そして、制御部10は、処理領域情報記憶部22に記憶された処理領域を、抽出した地図情報に配置した領域配置地図情報を生成する。
S13において、制御部10(地図情報出力部14)は、生成した領域配置地図情報をタッチパネルディスプレイ31に表示させる。
図5は(A)は、タッチパネルディスプレイ31に表示された地図画面50(領域配置地図情報)を示す。地図画面50には、携帯情報端末1の現在位置51を示すアイコンが、その中心に配置されている。また、地図画面50には、5つの処理領域52(52a〜52e)が表示されている。
図3に戻り、S14において、制御部10(広域設定受付部15)は、広域領域の設定操作を受け付けたか否かを判断する。広域領域の設定操作を受け付けた場合(S14:YES)には、制御部10は、処理をS15に移す。他方、広域領域の設定操作を受け付けていない場合(S14:NO)には、制御部10は、広域領域の設定操作がされるのを待つ。
S15において、制御部10は、ユーザが行った設定操作による広域領域が、広域領域として適切であるか否かを判断する。広域領域として適切であるか否かは、例えば、設定された広域領域内に少なくとも1つの処理領域52を含むか否かによって判断する。設定された広域領域内に少なくとも1つの処理領域52を含む場合には、制御部10は、広域領域として適切であると判断する。また、制御部10は、設定された広域領域内に多数(例えば、30以上)の処理領域52が含まれるような場合には、広域領域として適切ではないと判断してもよい。広域領域として適切であると判断された場合(S15:YES)には、制御部10は、処理をS16に移す。他方、広域領域として適切ではないと判断された場合(S15:NO)には、制御部10は、処理をS16aに移す。
S16において、制御部10(広域領域設定部16,地図情報生成部13)は、広域領域を含む領域配置地図情報を生成する。
S17において、制御部10(地図情報出力部14)は、生成した領域配置地図情報をタッチパネルディスプレイ31に表示させる。
図5(B)は、ユーザPが広域領域の設定操作を行う例である。ユーザPの指がタッチパネルディスプレイ31をタッチして、その指がリリースされたことで、制御部10は、リリース位置53を境界線の作成位置にした広域領域の設定操作を受け付ける(S14)。
その後、制御部10は、設定操作による広域領域が広域領域として適切であると判断されたことに応じて(S15)、現在位置51を中心にリリース位置53までの距離を半径とした円周53aを含む地図画面50を生成する(S16)。
そして、制御部10は、図6(A)に示すメッセージ部54を含む地図画面50を、タッチパネルディスプレイ31に表示させる(S17)。
なお、ユーザPの指がタッチパネルディスプレイ31をタッチしている間は、その指の位置に応じて、円周53aを生成しつづけて表示してもよい。
これにより、携帯情報端末1は、広域領域の範囲を、ユーザPに対して視覚的に分かりやすく示すことができる。
図3に戻り、S16aにおいて、制御部10は、エラーメッセージ(図示せず)を、タッチパネルディスプレイ31に出力させる。エラーメッセージは、例えば、「広域領域が狭すぎます。再度タッチしてください。」等である。そして、制御部10は、円周53aを削除した地図画面50を再度生成して出力し(図5(A)参照)、処理をS14に移す。
S18において、制御部10は、ユーザによりメッセージ部54の「OK」ボタンが選択されたか否かを判断する。「OK」ボタンが選択された場合(S18:YES)には、制御部10は、処理をS19に移す。他方、「キャンセル」ボタンが選択された場合(S18:NO)には、制御部10は、円周53aを削除した地図画面50を再度生成して出力し(図5(A)参照)、処理をS14に移す。
S19において、制御部10(監視領域設定部17)は、監視領域を設定する。ここで、制御部10は、広域領域に含まれる全ての処理領域を、監視領域にしてもよい。また、制御部10は、広域領域に含まれる全ての処理領域の数が多い場合には、ランダムで所定数(例えば、10個)の処理領域を選択し、選択された処理領域を、監視領域にしてもよい。
なお、広域領域に処理領域の一部が含まれる場合には、制御部10は、その処理領域を、監視領域にしてもよいし、しなくてもよい。
S20において、制御部10(広域領域設定部16)は、広域領域情報を、広域領域設定記憶部24に記憶させる。
図4(B)は、広域領域設定記憶部24の例を示す。
広域領域設定記憶部24は、広域領域中心と、広域領域半径と、監視領域とを記憶している。広域領域中心は、広域領域を設定したときの携帯情報端末1の現在位置を緯度経度情報で示したものである。広域領域半径は、図6(A)に示す地図画面50において、ユーザPの指がリリースしたリリース位置53と、現在位置51との距離である。監視領域は、設定された監視領域の領域名である。
図3に戻り、S21において、制御部10は、設定完了画面55をタッチパネルディスプレイ31に出力させる。図6(B)は、設定完了画面55の例である。その後、制御部10は、本処理を終了する。
次に、検出処理について説明する。上述した設定処理を行った携帯情報端末1は、電源が投入(ON)されている間、検出処理を行い続ける。
図7は、第1実施形態に係る携帯情報端末1の検出処理を示すフローチャートである。
図8は、第1実施形態に係る携帯情報端末1での表示例を示す図である。
図9は、第1実施形態に係る携帯情報端末1の再設定処理を示すフローチャートである。
図7のS30において、携帯情報端末1の制御部10(位置情報受付部11)は、GPS受信部32から位置情報を受け付ける。
S31において、制御部10(移動検出部18)は、受け付けた位置情報が示す現在位置によって、監視領域の領域内への移動を検出したか否かを判断する。具体的には、まず、制御部10は、広域領域設定記憶部24に記憶されている監視領域の範囲を、処理領域情報記憶部22を参照して把握する。そして、制御部10は、監視領域の範囲と、現在位置とを比較することで、監視領域の領域内に移動したか否かを判断できる。監視領域の領域内への移動を検出した場合(S31:YES)には、制御部10は、処理をS32に移す。他方、監視領域の領域内への移動を検出していない場合(S31:NO)には、制御部10は、処理をS33に移す。
S32において、制御部10は、対象になる監視領域に対応する処理を実行する。制御部10は、S31によって監視領域の領域内への移動を検出した場合に、その監視領域を把握している。よって、制御部10は、処理領域情報記憶部22を参照して、把握した監視領域に対応付けられている処理情報に基づき、処理を実行する。
図8は、クーポンが配信された場合の例を示す。携帯情報端末1のタッチパネルディスプレイ31には、クーポン画面56が表示される。クーポン画面56に表示されている店舗(この例では、「A店」)は、携帯情報端末1が監視領域の領域内に移動したその監視領域の中心にある店舗に対応する。
よって、ユーザが店舗の近くに移動した場合に、情報提供システム100は、ユーザの携帯情報端末1にその店舗に関する情報を出力することで、ユーザに店舗への来店を促すことができる。
図7に戻り、S33において、制御部10(移動検出部18)は、受け付けた位置情報が示す現在位置によって、広域領域の領域外への移動を検出したか否を判断する。具体的には、制御部10は、広域領域設定記憶部24に記憶されている広域領域の範囲を把握することで、広域領域の領域外に移動したか否を判断できる。広域領域の領域外への移動を検出した場合(S33:YES)には、制御部10は、処理をS34に移す。他方、広域領域の領域外への移動を検出していない場合(S33:NO)には、制御部10は、処理をS35に移す。
S34において、制御部10(広域領域設定部16)は、再設定処理を行う。
ここで、再設定処理について、図9に基づき説明する。再設定処理は、広域領域の再設定に関する処理である。
図9のS40において、制御部10は、受け付けた位置情報が示す現在位置を中心として、広域領域設定記憶部24に記憶されている半径の領域を、広域領域として設定する。
S41において、制御部10は、(監視領域設定部17)は、監視領域を設定する。ここでの監視領域の設定は、図3のS19と同じである。
S20において、制御部10(広域領域設定部16)は、広域領域情報を、広域領域設定記憶部24に記憶させる。具体的には、制御部10は、広域領域設定記憶部24の広域領域中心を、現在位置の緯度経度情報に更新し、広域領域設定記憶部24の監視領域を、新たに監視領域になった処理領域の領域名に更新する。その後、制御部10は、本処理を終了し、図7に戻る。
図7に戻り、S35において、制御部10は、携帯情報端末1の電源が切断(OFF)されたか否かを判断する。電源が切断された場合(S35:YES)には、制御部10は、本処理を終了する。他方、電源が切断されていない場合(S35:NO)には、制御部10は、処理をS30に移す。
このように、第1実施形態の情報提供システム100によれば、以下のような効果がある。
(1)携帯情報端末1は、複数の処理領域を地図上に配置した地図画面50を、タッチパネルディスプレイ31に表示させるので、ユーザに分かりやすい態様で、複数の処理領域を表示させることができる。
よって、ユーザは、地図画面50を見ながら、監視領域になりうる処理領域を含むように、広域である広域領域の設定操作をすることができる。そして、携帯情報端末1は、ユーザによる広域領域の設定操作を受け付けることで、広域領域を設定することができる。
このような、広域領域の設定を、ユーザごとに行うことができる。
(2)携帯情報端末1は、広域領域を、携帯情報端末1の現在位置を中心にした領域として設定できるので、現在位置に近い処理領域を、広域領域内に有するようにできる。
(3)携帯情報端末1は、広域領域が設定されたことに応じて、広域領域を配置した地図画面50を、再度を生成してタッチパネルディスプレイ31に表示させるので、ユーザに広域情報を視覚的に見せることができる。地図画面50には、複数の処理領域と、広域領域とが表示されるので、広域領域の設定範囲を、ユーザに分かりやすく見せることができる。
(4)携帯情報端末1は、複数の処理領域のうち広域領域に含まれるものを、監視領域に設定することができる。現在位置に近い監視領域を設定できるので、情報提供システム100では、監視領域に対応する処理を、携帯情報端末1に実行させやすくできる。
(5)携帯情報端末1は、この携帯情報端末1が広域領域から領域外に移動したことを検出した場合には、広域領域を再設定する。よって、携帯情報端末1の移動に応じて、広域領域を設定し、監視領域を新たに設定し直せばよく、効率よく監視領域を設定できる。
(6)携帯情報端末1は、広域領域を設定する前にデータサーバ4から処理領域情報を受信するので、データサーバ4に有する最新の処理領域情報を受信して処理領域情報記憶部22に記憶させることができる。
よって、携帯情報端末1にて処理領域情報記憶部22を管理することは不要である。そして、データサーバ4の処理領域情報テーブル46に処理領域情報を一元管理できる。店舗の新設や廃止等の店舗に関する情報や、クーポン情報の変更は、処理領域情報テーブル46をメンテナンスするだけでよく、処理領域情報のメンテナンスが容易にできる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、他の設定処理を行う形態について説明する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
<情報提供システム200>
図10は、第2実施形態に係る情報提供システム200の機能ブロック図である。
情報提供システム200は、携帯情報端末201と、データサーバ4とを備えている。
<携帯情報端末201>
携帯情報端末201は、制御部210と、記憶部220と、タッチパネルディスプレイ31と、GPS受信部32と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部210は、位置情報受付部11と、領域情報受信部12と、広域領域設定部216と、監視領域設定部17と、移動検出部18とを備える。
広域領域設定部216は、現在位置を含む広域領域を設定する制御部である。その際、広域領域設定部216は、処理領域の配置に基づいて、少なくとも1つの処理領域を含むように広域領域を設定する。
記憶部220が記憶しているプログラム記憶部21は、設定プログラム221aを記憶している。設定プログラム221aは、第2実施形態で説明する各種機能を実行するためのプログラムである。
<情報提供システム200の処理>
次に、情報提供システム200による設定処理を説明する。
図11は、第2実施形態に係る携帯情報端末201の設定処理を示すフローチャートである。
図12は、第2実施形態に係る情報提供システム200での広域領域の設定例を示す図である。
図11のS210及びS211は、図3(第1実施形態)のS10及びS11と同じである。
S212において、制御部210(広域領域設定部216)は、広域領域の設定範囲を決定する。
ここで、広域領域の設定範囲の決定方法について、図12に基づき説明する。
ここで説明する決定方法は、現在位置から直近にある処理領域と、現在位置との距離に応じて、広域領域を設定する範囲を決めるものである。
図12(A)及び(B)は、現在位置と処理領域とを概念的に示した図である。
図12(A)は、地図60に処理領域62(62a〜62e)が配置されており、処理領域62が現在位置61に近い位置にある例である。制御部210は、現在位置61に直近の処理領域62dの中心63aと、現在位置61との線分63bを生成する。次に、制御部210は、線分63bと等しい距離だけ離れた点63cを確定させる。そして、制御部210は、現在位置61を円の中心とし、現在位置61と点63cとの距離を半径とした円周65aを生成し、円周65aの内部領域を、広域領域に決定する。このようにして決定された広域領域は、比較的狭い領域になる。
他方、図12(B)は、地図60に処理領域62(62f,62g)が配置されており、処理領域62が現在位置61から離れた位置にある例である。この場合であっても、制御部210は、現在位置61に直近の処理領域62fの中心64aと、現在位置61との線分64bを生成する。次に、制御部210は、線分64bと等しい距離だけ離れた点64cを確定させる。そして、制御部210は、現在位置61を円の中心とし、現在位置61と点64cとの距離を半径とした円周65bを生成し、円周65bの内部領域を、広域領域に決定する。このようにして、決定された広域領域は、図12(A)と比較して広い領域になる。
図11に戻り、S213及びS214の処理は、図3(第1実施形態)のS19及びS20の処理と同じである。
次に、検出処理について説明する。
検出処理は、図7(第1実施形態)のS34における「再設定処理」が「設定処理」に代わる点を除き、図7の処理と同じである。
なお、「設定処理」は、図11で説明した処理である。
このように、第2実施形態の情報提供システム200によれば、以下のような効果がある。
(1)携帯情報端末201は、広域領域の設定を、処理領域の配置に基づいて、複数の処理領域を含むように、自動的に設定できる。
(2)携帯情報端末201は、携帯情報端末201と処理領域との距離が近ければ、広域領域の範囲を狭くし、両者の距離が遠ければ、広域領域の範囲を広くすることで、最適な広域領域の設定が可能にできる。
(3)携帯情報端末201は、複数の処理領域のうち広域領域に含まれるもののうち、現在位置に近いものを優先して監視領域にするので、監視領域の設定に数の制限があるような場合であっても、その範囲内で監視領域を設定することができる。
また、現在位置に近いものが監視領域に設定されるので、情報提供システム200では、監視領域に対応付けられた処理を、携帯情報端末201に実行させやすくできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)各実施形態では、携帯情報端末が監視領域の領域内に移動した場合には、その監視領域の中心にある店舗に関するクーポンを配信するものとして説明したが、これに限定されない。配信するものは、店舗までの案内図であってもよいし、店舗に関する情報が記載されたページを表示するようにしてもよい。なお、ユーザに店舗に向かわせる動機づけのような情報であることが望ましい。また、クーポンの配信方法は、ページの出力でもよいし、電子メールによる配信でもよい。
(2)各実施形態では、携帯情報端末が監視領域の領域内に移動した場合にクーポンのページを出力するものとして説明したが、その処理に加えて、その後、携帯情報端末が監視領域の領域外への移動を検出した場合には、携帯情報端末は、出力していたクーポンのページを閉じる処理を行ってもよい。
(3)各実施形態では、処理領域を円領域であるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、矩形領域であってもよい。その場合に、処理領域を、中心となる店舗の位置情報を通る対角線の2頂点の位置情報により特定してもよい。
(4)各実施形態では、広域領域に含まれる全ての処理領域の数が多い場合には、ランダムで選択された所定数の処理領域を、監視領域にするものを説明したが、これに限定されない。例えば、現在位置に近い方から所定数の処理領域を、監視領域にしてもよい。
(5)第1実施形態では、ユーザの指がタッチパネルディスプレイにタッチされ、その後リリースされたことによって、広域領域の範囲を指定するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、半径を入力する入力フィールドを設けて、その中にユーザが数値を入力するものであってもよい。いずれの方法であっても、画面から指定されたときには、広域領域の範囲を、地図上に表すようにすることで、ユーザに分かりやすいように示すことができる。
(6)第1実施形態では、携帯情報端末によって、広域領域の範囲を指定するものを説明したが、これに限定されない。例えば、各店舗を運営する商品販売会社の管理者によって、管理端末から行ってもよい。この場合でも、管理端末には、複数の処理領域を地図上に配置した領域配置地図情報を生成して表示させるので、管理者に分かりやすい態様で、複数の処理領域を表示させることができる。そして、管理者は、地図画面を見ながら、処理領域よりも広域である広域領域の設定操作をすることができる。
なお、商品販売の店舗に限定するものではない。
(7)第2実施形態では、携帯情報端末と、直近の処理領域との距離から広域領域の範囲を設定するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、携帯情報端末を中心に所定範囲に含まれる処理領域の数によって、広域領域の範囲を設定してもよい。この処理によって、一定範囲内の処理領域の数が多ければ、広域領域の範囲を狭くし、一定範囲内の処理領域の数が少なければ、広域領域の範囲を広くすることで、最適な広域領域の設定が可能である。
また、各処理領域の配置間隔によって、広域領域の範囲を設定してもよい。この処理によって、処理領域同士の配置間隔が狭ければ、広域領域の範囲を狭くし、処理領域同士の配置間隔が広ければ、広域領域の範囲を広くすることで、最適な広域領域の設定が可能である。
(8)各実施形態では、データサーバは、処理領域情報テーブルを格納するだけであり、携帯情報端末が、広域領域の設定前に、データサーバから処理領域情報を受信して記憶させるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、携帯情報端末は、データサーバの機能を有した一体の端末であってもよい。
また、携帯情報端末がデータサーバから処理領域情報を受信して記憶させるタイミングは、広域領域の設定前でなくても、定期的(例えば、1ヶ月ごと)であってもよい。
(9)各実施形態では、携帯情報端末がGPS受信部を備えることで、位置情報を取得するものとして説明したが、これに限定されない。携帯情報端末の位置情報が取得できれば、他の方法であってもよい。
1,201 携帯情報端末
4 データサーバ
10,210 制御部
11 位置情報受付部
12 領域情報受信部
13 地図情報生成部
14 地図情報出力部
15 広域設定受付部
16,216 広域領域設定部
17 監視領域設定部
18 移動検出部
20,220 記憶部
21a,221a 設定プログラム
22 処理領域情報記憶部
23 地図情報記憶部
24 広域領域設定記憶部
31 タッチパネルディスプレイ
32 GPS受信部
46 処理領域情報テーブル
50 地図画面
51,61 現在位置
52,52a〜52e,62,62a〜62g 処理領域
53 リリース位置
54a,65a,65b 円周
100,200 情報提供システム
Bs 基地局
N 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 携帯情報端末の現在位置情報と設定された監視領域情報とに基づき、この携帯情報端末が、監視領域の境界をこの携帯情報端末が跨ぐ移動を検出したことに応じて前記監視領域に対応した情報の出力処理を実行する、携帯情報端末と、
    前記携帯情報端末に対して通信可能に接続されたサーバと、
    を備える情報提供システムであって、
    前記携帯情報端末は、
    前記出力処理に関する処理情報と、前記出力処理の実行に関する領域である処理領域とを対応付けた処理領域情報を、複数記憶する処理領域情報記憶部と、
    前記携帯情報端末の現在位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部により取得された現在位置情報を含み、複数の前記処理領域のうちの一部である前記監視領域の対象範囲である広域領域を設定する広域領域設定部と、
    を備え、
    前記サーバは、複数の前記処理領域情報を記憶し、
    前記携帯情報端末は、前記サーバから複数の前記処理領域情報を受信する領域情報受信部を備え、
    前記携帯情報端末の前記処理領域情報記憶部には、前記領域情報受信部により受信された複数の処理領域情報が記憶されており、
    前記携帯情報端末の前記領域情報受信部は、前記広域領域設定部によって前記広域領域が設定される前に、前記サーバから複数の前記処理領域情報を受信し、
    前記携帯情報端末の前記広域領域設定部は、前記処理領域情報記憶部に記憶された前記処理領域の配置に基づいて、少なくとも1つの前記処理領域を含むように前記広域領域を設定すること、
    を特徴とする情報提供システム。
  2. 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
    前記携帯情報端末は、前記広域領域設定部により設定された前記広域領域に含まれる前記処理領域を、前記監視領域に設定する監視領域設定部を備えること、
    を特徴とする情報提供システム
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報提供システムにおいて、
    前記携帯情報端末は、前記位置情報取得部により取得された現在位置情報によって、この携帯情報端末が前記広域領域設定部により設定された前記広域領域から領域外に移動したことを検出する移動検出部を備え、
    前記携帯情報端末の前記広域領域設定部は、前記移動検出部により領域外への移動を検出したことに応じて、前記広域領域を再設定すること、
    を特徴とする情報提供システム
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
    前記携帯情報端末の前記広域領域設定部は、前記位置情報取得部により取得された現在位置情報に基づき、この携帯情報端末に直近の位置に配置された処理領域と、現在位置との間の距離に応じて、前記広域領域を設定すること、
    を特徴とする情報提供システム
  5. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
    前記携帯情報端末の前記広域領域設定部は、前記位置情報取得部により取得された現在位置情報に基づき、この携帯情報端末から一定範囲内に配置された処理領域の数に応じて、前記広域領域を設定すること、
    を特徴とする情報提供システム
  6. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
    前記携帯情報端末の前記広域領域設定部は、前記位置情報取得部により取得された現在位置情報に基づき、この携帯情報端末から近い位置に配置された処理領域同士の配置間隔に応じて、前記広域領域を設定すること、
    を特徴とする情報提供システム
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の情報提供システムの前記携帯情報端末としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  8. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の情報提供システムが備える前記携帯情報端末。
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